JP2001195065A - 制御装置および制御方法 - Google Patents
制御装置および制御方法Info
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Abstract
支援または他装置の制御などを実行することを可能とす
る。 【解決手段】 コントローラ11は、外部のMIDIデ
ータ供給装置28から逐次供給されるMIDIデータに
示されるノートナンバーと、予め保持しているMIDI
データに記述されたキューフラグの付加されたノートナ
ンバーとを比較し、これらが一致した場合に、そのキュ
ーフラグ以降のタイミングで実行するMIDIデータに
したがった伴奏演奏などを制御する。
Description
る信号に応じて楽器の演奏や演奏支援、または他装置を
制御する制御装置および制御方法に関する。
奏者の演奏速度に応じて伴奏の進行を自動的に制御する
ものがあり、この伴奏進行では、キューノートといわれ
る特定の区切りのノートが演奏者によって押鍵されるま
で伴奏の進行を停止するといった制御を行うものがあ
る。これは、予め記憶された演奏データの所定の区切り
毎の音高に対してキューフラグを付加しておき、演奏者
によってこの音高に対応する鍵が押下された場合に、そ
のタイミング以降の演奏データによる伴奏の進行を行う
ものである。従って、演奏者によってキューフラグが付
加された音高に対する押鍵がなされない場合には、伴奏
の進行が停止し、演奏者によってその音高に対応する押
鍵がなされるまで待機する。一方、この音高に対する押
鍵がなされた場合には、それ以降の伴奏が再開されるこ
とになる。初心者が演奏する場合など、本来演奏される
べき速度に演奏が追従できないことがあるが、上記のよ
うなキューノートを用いた進行制御を行うことにより、
初心者の演奏速度に合わせた伴奏を実現することができ
る。
のキューノートを用いた進行制御では、その電子鍵盤楽
器の押鍵に応じて伴奏の進行具合が制御されるため、外
部の楽器で行われる演奏に対して、この電子鍵盤楽器に
よる伴奏の進行を制御するといったことはできなかっ
た。
ものであり、外部から入力される信号に応じて演奏、演
奏支援または他装置の制御などを実行することが可能な
制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
め、本発明の請求項1に記載の発明は、演奏データを記
憶した記憶手段と、前記演奏データに基づいて楽音を発
生する楽音発生手段と、外部から入力される信号を受信
し、該受信した信号に基づいて音高情報を出力する受信
手段と、前記受信手段から出力された音高情報と前記演
奏データとを比較し、該比較結果に応じて前記楽音発生
手段による楽音発生の進行を制御する制御手段とを具備
することを特徴とする。
に記載の発明において、前記記憶手段に記憶される演奏
データは、少なくとも主演奏データおよび伴奏演奏デー
タとからなり、前記楽音発生手段は、前記伴奏演奏デー
タに基づいて楽音を発生するものであり、前記制御手段
は、前記受信手段から出力された音高情報と前記主演奏
データとを比較し、該比較結果に応じて前記楽音発生手
段の進行を制御することを特徴とする。
に記載の発明において、前記記憶手段に記憶される演奏
データは、少なくとも主演奏データおよび制御データか
らなり、前記制御データに基づいて他装置を制御する他
装置制御手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記受
信手段から出力された音高情報と前記演奏データとを比
較し、該比較結果に応じて前記他装置制御手段による他
装置の制御の進行を制御するものであることを特徴とす
る。
に記載の発明において、前記受信手段は、マイクロホン
あるいはオーディオ機器から入力されるオーディオ信号
を受信して当該オーディオ信号の音高を検出し、該検出
された音高を示す音高情報を出力するものであることを
特徴とする。
に記載の発明において、前記受信手段は、外部から入力
される音高情報を受信して、該音高情報を出力するもの
であることを特徴とする。
に記載の発明において、前記制御手段は、予め前記演奏
データに記述された所定の区切りにおいては、該区切り
の演奏データに対応する音高情報が前記受信手段から出
力されるまで前記楽音発生手段による楽音発生の進行を
停止し、前記区切りの演奏データに対応する音高情報が
前記受信手段から出力された場合に前記楽音発生の進行
停止を解除するものであることを特徴とする。
も主演奏データおよび制御データからなる演奏データを
記憶した記憶手段と、前記制御データに基づいて他装置
を制御する他装置制御手段と、外部から入力される信号
を受信し、該受信した信号に基づいて音高情報を出力す
る受信手段と、前記受信手段から出力された音高情報と
前記演奏データとを比較し、該比較結果に応じて前記他
装置制御手段による他装置の制御の進行を制御する制御
手段とを具備することを特徴とする。
奏操作子と、該演奏操作子に応じた楽音を発生する演奏
装置において、演奏データにより特定される前記演奏操
作子を報知する制御を行う制御装置であって、演奏デー
タを記憶した記憶手段と、前記演奏データに基づいて前
記演奏操作子のいずれかを報知する報知手段と、外部か
ら入力される信号を受信し、該受信した信号に基づいて
音高情報を出力する受信手段と、前記受信手段から出力
された音高情報と前記演奏データとを比較し、該比較結
果に応じて前記報知手段による報知処理の進行を制御す
る制御手段とを具備することを特徴とする。
タに基づいて楽音発生を行う楽音発生装置の楽音発生の
進行を制御する方法であって、記憶された演奏データを
読み出す読出ステップと、外部から入力される信号を受
信し、該受信した信号に基づいて音高情報を出力する受
信ステップと、出力された音高情報と読み出した演奏デ
ータとを比較し、該比較結果に応じて前記楽音発生装置
による楽音発生の進行を制御する制御ステップとを具備
することを特徴とする。
9に記載の発明において、記憶された前記演奏データ
は、少なくとも主演奏データおよび伴奏演奏データとか
らなり、前記楽音発生装置は、前記伴奏演奏データに基
づいて楽音を発生するものであり、前記制御ステップ
は、前記受信ステップで出力された音高情報と前記主演
奏データとを比較し、該比較結果に応じて前記楽音発生
手段の進行を制御することを特徴とする。
9に記載の発明において、記憶された前記演奏データ
は、少なくとも主演奏データおよび制御データからな
り、前記制御データに基づいて他装置を制御する他装置
制御ステップをさらに具備し、前記制御ステップは、前
記受信ステップで出力された音高情報と前記演奏データ
とを比較し、該比較結果に応じて前記他装置制御手段に
よる他装置の制御の進行を制御するものであることを特
徴とする。
9に記載の発明において、前記受信ステップは、マイク
ロホンあるいはオーディオ機器から入力されるオーディ
オ信号を受信して当該オーディオ信号の音高を検出し、
該検出された音高を示す音高情報を出力するものである
ことを特徴とする。
9に記載の発明において、前記受信ステップは、外部か
ら入力される音高情報を受信して、該音高情報を出力す
るものであることを特徴とする。
9に記載の発明において、前記制御ステップは、予め前
記演奏データに記述された所定の区切りにおいては、該
区切りの演奏データに対応する音高情報が前記受信ステ
ップで出力されるまで前記楽音発生装置による楽音発生
の進行を停止し、前記区切りの演奏データに対応する音
高情報が前記受信ステップで出力された場合に前記楽音
発生の進行停止を解除するものであることを特徴とす
る。
の制御の進行を処理する制御方法であって、少なくとも
主演奏データおよび制御データからなる演奏データを読
み出す読出ステップと、外部から入力される信号を受信
し、該受信した信号に基づいて音高情報を出力する受信
ステップと、前記受信ステップで出力された音高情報と
前記演奏データとを比較し、該比較結果に応じて他装置
の制御の進行を制御する制御ステップとを具備すること
を特徴とする。
演奏操作子と、該演奏操作子に応じた楽音を発生する演
奏装置において、演奏データにより特定される前記演奏
操作子を報知する制御を行う制御方法であって、演奏デ
ータを読み出す読出ステップと、外部から入力される信
号を受信し、該受信した信号に基づいて音高情報を出力
する受信ステップと、前記受信ステップで出力された音
高情報と前記演奏データとを比較し、該比較結果に応じ
て前記演奏データにより特定される前記演奏操作子を報
知する報知処理の進行を制御する制御ステップとを具備
することを特徴とする。
本実施形態では、演奏を行うためのピアノ100、ピア
ノ100とMIDI(Musical Instrument Digital Int
erface)ケーブル111で接続された制御装置200、
制御装置200の制御に基づいて演奏に各種効果を付与
する効果装置300、およびピアノ100とMIDIケ
ーブル111で接続されたMIDIデータ供給装置28
を備えて構成されている。ピアノ100は、後に詳しく
説明するようにMIDI信号を出力することができるよ
うに構成されており、制御装置200は、ピアノ100
における演奏に同期して送信されるMIDI信号に基づ
いて制御装置300を制御できるように構成されてい
る。また、MIDIデータ供給装置28は、後に詳しく
説明するようにMIDI信号を生成して出力することが
できるように構成されており、MIDIデータ供給装置
28の生成したMIDIデータをMIDIケーブル11
1を介してピアノ100に供給することができるように
なっている。本実施形態では、効果装置300として
は、照明装置301、ディスプレイ302、およびサウ
ンドシステム303が制御装置200に接続されてお
り、制御装置200は、照明装置301のオン/オフや
移動、ディスプレイ302への静止画や動画の表示、サ
ウンドシステム303への効果音(例えば、CDに記録
されたオーディオ音)の出力などを制御する。
00の外観構成を示す図であり、図3は、ピアノ100
の主要部内部の構成を示す図である。ピアノ100は、
鍵1の運動をハンマ2に伝達するアクションメカニズム
3と、ハンマ2によって打撃される弦4と、鍵1を駆動
するソレノイド5と、弦4の振動を止めるためのダンパ
6とを備えており、これらの構成は一般的な自動ピアノ
と同様である。また、このピアノ100には、通常のア
コースティックピアノと同様にバックチェック7が設け
られており、打弦後のハンマ2がハンマーアクション機
構に戻ったときのハンマ2の暴れを防止する。他にも、
このピアノ100は、通常のアコースティックピアノに
搭載される機構と同様のものを備えている。さらに、こ
のピアノ100には、ハンマ2の打弦を阻止する不図示
のストッパが設けられており、このストッパは、演奏者
の指示あるいは操作に応じて、打弦を阻止する位置と打
弦を許容する位置との間で電気的あるいは機械的に移動
可能になされている。
11、サーボコントローラ12、電子楽音発生部25、
キーセンサ26、MIDIインターフェイス110、デ
ィスクドライブ120、およびディスプレイ130を備
えている。コントローラ11は、CPU(中央処理装
置)、ROM(リードオンリーメモリ)およびRAM
(ランダムアクセスメモリ)などを有しており、ピアノ
100の各部を制御するものである。サーボコントロー
ラ12は、速度指示値Vrに応じた励磁電流をソレノイ
ド5に供給するとともに、ソレノイド5から供給される
フィードバック信号としての出力速度Vyと速度指示値
Vrを比較し、両者が一致するようにサーボ制御を行う
ものであり、速度指示値Vrは、各時刻における鍵1の
位置に対応した速度を示す値としてコントローラ11か
ら適宜出力される。電子楽音発生部25は、コントロー
ラ11の制御に基づいて電子的な楽音を発生するもので
あり、音源やスピーカ等から構成されている。キーセン
サ26は、各鍵1の下面側に設けられ、対応する鍵1の
動作を検出するセンサであり、各鍵1の状態を示す信号
を検出してコントローラ11に出力する。コントローラ
11は、これらのキーセンサ26から供給される信号に
基づいて電子楽音発生部25に制御信号を供給する。こ
れにより、鍵1の動作に応じた楽音を電子的に発生させ
ることができるようになっている。また、コントローラ
11は、MIDIデータ供給装置28から供給されるM
IDIデータに基づいて、後に詳しく説明するように制
御装置200に対して各種効果制御を指示するMIDI
信号を送信するとともに、ソレノイド5や電子楽音発生
部25を制御して楽音発生制御を行う。なお、MIDI
インターフェース110は、MIDIデータ供給装置2
8や制御装置200以外の外部電子楽器との間でMID
Iデータを送受信することが可能である。
−ROMやCD−ROMなどの外部記録媒体に記録され
たデータを読み出す装置であり、本実施形態では、演奏
データをコントローラ11に供給するために用いられ
る。ディスプレイ130は、タッチパネル付きの液晶デ
ィスプレイであって、譜面立ての横に上下左右に回動可
能に支持されており、コントローラ11は、表示内容の
制御やパネル状態の検出を行うことができるように構成
されている。本実施形態では、ディスプレイ130は、
ピアノ100の演奏状態などを表示したり、各種設定を
行うためのパネルとして用いられる。
200の構成を示す図である。この図に示すように制御
装置200は、各部を制御する制御部201、MIDI
インターフェイス202、設定テーブル203、照明デ
ータベース211、画像データベース212、音響デー
タベース213、照明装置制御部221、ディスプレイ
制御部222、サウンドシステム制御部223を備えて
いる。設定テーブル203には、後に例を図示するよう
に、MIDI信号の内容と効果装置300の制御内容と
の対応が記憶されている。本実施形態では、制御内容は
制御装置300の種類毎に詳細な制御内容を記述したフ
ァイルをデータベースとして記憶しており、照明データ
ベース211は照明装置301の制御内容を記憶したも
のであり、画像データベース212はディスプレイ30
2に表示する静止画や動画の制御内容を記憶したもので
あり、音響データベース213はサウンドシステム30
3におけるオーディオ出力の制御内容を記憶したもので
ある。また、照明装置制御部221、ディスプレイ制御
部222、およびサウンドシステム制御部223は、受
信したMIDI信号の内容に基づいて特定されたファイ
ルの記述内容に従って、各々接続された効果装置を制御
するものである。
次に、コントローラ11のMIDIインターフェイス1
10にMIDIデータを供給するMIDIデータ供給装
置28について説明する。MIDIデータ供給装置28
は、逐次MIDIデータを生成し、コントローラ11に
送出する。このようなMIDIデータ供給装置28とし
ては、演奏者等による演奏操作子の操作状態に応じてM
IDIデータを生成する各種のMIDI楽器を用いるこ
とができる。
鳴き声などの音声からMIDIデータを生成するもので
あってもよい。同図に示すように、この装置は、マイク
ロホンにより生成された音声に対応するオーディオ信号
やオーディオ機器から入力されるオーディオ信号をA/
D変換するA/D変換部41と、A/D変換部41によ
ってデジタル化された音声データのピッチを検出するピ
ッチ検出部43と、ピッチ検出部43によって検出され
たピッチに基づいてMIDIデータを生成するMIDI
データ生成部42とを備えている。この構成の下、人の
歌声などに応じたオーディオ信号が入力されると、その
歌声に応じて逐次MIDIデータが生成される。また、
この装置を用いることにより、アコースティック楽器の
発生する楽音に対応するオーディオ信号をマイクロホン
で入力してMIDIデータを生成し、このMIDIデー
タをコントローラ11に供給するといったことも可能で
ある。
行うためのデータ構成について説明する。本実施形態で
は、演奏の進行を記述した演奏データに基づいて同期制
御を行うものとし、演奏データはMIDIフォーマット
で記述されている。図6は演奏データの一部を示した図
である。MIDIデータは、イベントデータと、これら
の時間間隔を示すタイミングデータと、エンドデータと
からなるシーケンスデータで構成され、ディスクドライ
ブ120から供給される。
ノートオフイベント、ノートナンバ、およびベロシティ
を示すデータを有している。なお、ノートオンおよびノ
ートオフ以外のイベントについては、本実施形態では説
明を省略する。また、MIDIデータでは最大16系統
の楽器をコントロールすることができるようになってお
り、このためノートイベントデータとして最大16系統
のデータを記述することができる。本実施形態では、各
系統毎にシーケンスデータが作成されており、各シーケ
ンスはTr0〜Tr15までのトラック名で特定される
ようになっている。
ンイベントのベロシティを示す部分には、キューフラグ
という識別子が記述されるようになっている(図6に示
した「Cf」参照)。つまり、コントローラ11は、M
IDIデータの所定の系統のノートオンイベントのベロ
シティを示す部分を参照することにより、このノート
(音高)がキューフラグに特定されるものであるか否か
を判別することができるようになっている。なお、キュ
ーフラグであることを記述するための情報は、上記のよ
うにベロシティの部分に書き込む以外にも、他の部分に
書き込むようにしてもよい。
て、ピアノ100における演奏と制御装置200におい
て行う効果装置300の制御を同期させる。より具体的
には、上述した各系統に、演奏のメロディラインを示す
主演奏トラックと、演奏の伴奏音高列等を示す伴奏トラ
ックと、ピアノ100の外部に接続されている機器の制
御内容を示す外部制御トラックとを割り当て、主演奏ト
ラックに含まれるノートオンイベントに一定の区切り毎
にキューフラグを付しておく。そして、キューフラグが
付された主演奏トラックのノートオンイベントの実行タ
イミングを、MIDIデータ供給装置28から供給され
るMIDIデータに基づいて制御することによって、あ
わせて外部制御トラックのイベントデータの実行タイミ
ングも制御するとともに、伴奏トラックのイベントデー
タに基づく電子楽音発生部25による伴奏の電子的な演
奏を制御する。これにより、予め他の楽器の演奏や歌唱
者の歌声等の進行にあわせて制御内容を記述しておくこ
とができるので、制御スイッチを操作する手間が省け
る。
るように、コントローラ11が行う制御内容を各トラッ
ク毎に割り当てたテーブルが、コントローラ11内のR
AMに記憶させる。この内容は、例えば演奏データに含
まれている。コントローラ11は、所定のタイミングに
おいて実行すべきイベントデータが含まれるトラック番
号に基づいて異なる制御を行えるようになっており、図
7に示す例では、トラックTr0には主演奏のイベント
データが記述されており、このイベントデータに基づい
てソレノイド5を制御するように設定されている。ま
た、トラックTr1には伴奏演奏のイベントデータが記
述されており、このイベントデータに基づいて電子楽音
発生部25を制御するように設定されている。さらに、
トラックTr2のイベントデータに基づいて外部の装置
を制御するように設定されている。ここでのソレノイド
5の駆動は、ハンマ2が弦4を打撃しない程度に鍵1を
駆動する、いわゆる鍵1を半押し状態とすることによ
り、演奏者に対して押下すべき鍵を報知するものとす
る。なお、鍵1を半押し状態とする演奏ガイドは行わな
いようにしてもよいし、各鍵毎に設けたLEDによる点
灯表示などによって演奏ガイドを行うようにしてもよ
い。これにより、トラックTr0のデータに基づいて主
演奏部分の演奏指示を行い、トラックTr1のデータに
基づいて伴奏の電子楽音による演奏を行い、トラックT
r1のデータに基づいて外部に接続した効果装置300
を用いた効果付与を行うことができるようになる。
DI信号の内容と、制御装置200における制御内容と
の対応を例示した図であり、この内容は、先に説明した
ように、制御装置200の設定テーブルに記憶されてい
る。本実施形態では、外部装置に対する制御内容を示す
MIDIデータにはノートオンイベントを用いるものと
している。制御装置200は、ノートオンデータに含ま
れるノートナンバに基づいて制御内容を選択すればよ
い。また、先にも説明したように、各制御装置300の
詳細な制御内容を記述したファイルはデータベースとし
て記憶されており、各ファイルには、図8に例示するよ
うにそれぞれファイル名が付されて特定できるようにな
っている。設定テーブルは、ノートナンバとファイル名
とを1対1に対応させたデータ構成となっている。な
お、図8においては、ノートナンバ0〜127を照明、
画像、音響の3種類の制御内容に対応させているが、照
明、画像、音響のイベントデータを各種類毎に異なるト
ラックに割り当てるようにすれば、各種類のイベントデ
ータを分別できるため、128個のノートナンバを各種
類の制御に各々用いることができ、制御を多様化でき
る。
を備える本実施形態の動作について、同期制御動作の概
要説明した後、ピアノ100および制御装置200の詳
細な動作についてそれぞれ説明する。
奏トラックおよび外部制御トラックのデータの内容例を
楽譜として表示した図である。以下の説明においては、
タイミングの特定について、「イベント時刻」および
「ポインタ時刻」2種類の時刻を用いる。「イベント時
刻」とは、上述したタイミングデータの累積によって特
定される時刻であり、演奏データに含まれる各イベント
データを実行すべき時刻を示す。例えば、図9に示す具
体例では、コントローラ11の分解能=2(1/8分音
符を基本単位)とした場合の各音符の演奏時刻を「イベ
ント時刻」の時系列に示している。この例によれば、キ
ューフラグの付されたノートオンイベントは、イベント
時刻t8およびt16において演奏されることになる。
このイベント時刻によって示されるタイミングは、演奏
データに含まれる16のトラックTr0〜Tr15共通
の時刻であり、これにより、各トラックに含まれるイベ
ントデータの同期をとることができるようになってい
る。
ータを実行している時刻、すなわち現在演奏中の時刻を
示しているものである。キューフラグを用いない通常の
MIDIデータに基づく演奏であれば、ポインタ時刻は
テンポによって規定される一定の時間間隔で進行してい
くが、本実施形態のようにキューフラグを用いて演奏進
行の待ち受けを行う場合には、必ずしも一定の時間間隔
で進行するとは限らない。なお、以下の説明において
は、イベント時刻およびポインタ時刻の他に、「キュー
フラグ時刻」を用いる場合があるが、これはイベント時
刻のうちの、特にキューフラグが付されたノートオンイ
ベントを実行すべき時刻を示すものである。また、図9
中の「経過時間」は、キューフラグに対応する受信イベ
ントの待ち受け状態になってからの経過時間を示して
る。なお、本実施形態における「キューフラグに対応す
る受信イベント」とは、キューフラグが付されたノート
イオンイベントに含まれるノートナンバに対応したノー
トオンイベントデータをMIDIデータ供給装置28か
ら受信した場合をいう。
状態は、キューフラグ時刻を前後する所定時間継続する
ものとしている。これは、MIDIデータ供給装置28
から歌唱者の歌声や他の楽器の演奏音等に基づいたMI
DIデータが供給される場合を考慮したものであり、演
奏データが示すキューフラグ時刻よりも、早くあるいは
遅くMIDIデータ供給装置28からキューフラグに示
される音高のノートオンイベントを受信しても、効果付
与タイミングおよび伴奏進行タイミングを歌唱者の歌声
や他の楽器の演奏に同期させるためである。より具体的
には、キューフラグに対応する受信の待ち受け時間(図
9中の「経過時間」)においては、ポインタ時刻の進行
をいったん停止し、キューフラグに対応した受信イベン
トがあったときにキューフラグ時刻からポインタ時刻の
進行を開始する。なお、受信イベントの待ち受け状態が
開始してから所定時間が経過しても受信イベントがなか
った場合には、誤動作等の理由で受信イベントが検出さ
れなかった場合や、他の楽器の演奏者や歌唱者が効果付
与を行わないことを意図した場合であって、演奏者の演
奏動作自体は進行している場合があるので、待ち受け状
態は解除して、未実行のイベントデータに対応するイベ
ント時刻からポインタ時刻の進行を開始する。
うために、コントローラ11において実行する処理にお
いて必要なデータを一時的に記憶しておくバッファ(受
信バッファ、イベントバッファ、キューフラグバッフ
ァ)がピアノ100のコントローラ11のRAMに設け
られる。図10は、各種バッファの内容例を示す図であ
り、(1)は受信バッファの内容例を示し、(2)はイ
ベントバッファの内容例を示し、(3)はキューフラグ
バッファの内容例を示している。
28から供給されるノートオンイベントを記憶するバッ
ファである。コントローラ11には、MIDIデータ供
給装置28からノートオンイベントデータを受信した場
合、この受信バッファにそのノートナンバを書き込むよ
うになっている。イベントバッファは、次に実行すべき
イベントデータを予めディスクドライブにセットされた
ディスクから読み出して記憶するバッファであり、図1
0(2)に示すように、当該イベントデータのトラック
番号、イベント、ノートナンバ、およびイベント時刻を
対応付けて記憶するようになっている。キューフラグバ
ッファは、キューフラグの内容を記憶するバッファであ
り、図10(3)に示すように、キューフラグが付され
たノートオンイベントのノートナンバ、キュー実行待ち
状態になってからの経過時間、およびキューフラグ時刻
を対応付けて記憶するようになっている。これらのバッ
ファを用いた詳細な処理について、次にフローチャート
を参照しながら説明する。
ャートは、ピアノ100のコントローラ11が、内部の
メモリに記憶されたプログラムに従って実行する処理の
メインルーチンである。この図に示す処理は、例えば上
述したディスプレイ130のタッチパネルの操作などに
よって演奏開始が指示された時に開始する。コントロー
ラ11は、この図に示す処理を開始すると、まず各種設
定などの初期化処理を行う(S100)。ここでは、例
えば上述した各種バッファの初期化や、ポインタ時刻の
初期化などを行う。初期化が終了すると、コントローラ
11は、後にそれぞれ詳しく説明する受信処理(S20
0)、演奏データ読出処理(S300)、およびイベン
ト実行処理(S400)を演奏終了まで循環させる。な
お、循環は、イベント時刻系列における基本単位の時間
毎に1循環するものとする。
ーチャートは、受信処理(図11:S200)のサブル
ーチンを示したものである。受信処理は、MIDIデー
タ供給装置28から供給されるMIDIデータを受信す
るルーチンであり、コントローラ11は、まずMIDI
インターフェイス110から供給されるMIDIデータ
をMIDIインターフェイス110から受信する(S2
01)。そして、受信したMIDIデータがノートオン
イベントであるか否かを判定し(S202)、ノートオ
ンイベントであると判定した場合には(S202;YE
S)、図10(1)に示すように、このノートオンイベ
ントに示されるノートナンバを受信バッファに書き込ん
で(S203)、処理をメインルーチンに戻す。
ノートオンイベントではないと判定した場合には(S2
02;NO)、次にノートオフイベントであるか否かを
判定し(S204)、ノートオフイベントであると判定
した場合には(S204;YES)、そのノートオフイ
ベントに示されるノートナンバを受信バッファから消去
して(S205)、処理をメインルーチンに戻す。ステ
ップS204の判定において、ノートオフイベントでは
ないと判定した場合には(S204;NO)、ノートオ
ンおよびノートオフ以外のMIDIデータが受信された
場合であり、そのまま処理をメインルーチンに戻す。こ
の処理を繰り返し行うことによって、コントローラ11
は、外部のMIDIデータ供給装置28から供給される
ノートオンイベント、例えばMIDIデータ供給装置2
8が歌唱者の歌声や他の楽器の演奏音をMIDIデータ
に変換している場合にはその歌声や演奏の音高を受信バ
ッファに記憶されたデータによって認識することができ
る。
に示すフローチャートは、演奏データ読出処理(図1
1:S300)のサブルーチンを示したものである。演
奏データ読出処理は、演奏データ中のMIDIシーケン
スから次に実行すべきイベントデータを予め読み出し
て、図9(2)に示したイベントバッファに記憶してお
く処理である。なお、イベントデータを読み出すための
読出タイマは、各トラック毎に設けられている。
Tr0から読み出しを開始する(S301)。読み出し
を開始すると、読出タイマが示す値が0であるか否か、
すなわち、このトラックのイベントデータの読み出しタ
イミングであるか否かを判定する(S302)。なお、
読出タイマにセットされる値は、後に説明するように、
次のイベントデータを読み出すまでの時間を示してお
り、ルーチンが1循環する毎に1づつデクリメントされ
ることによって、時間の経過を示すものである。ステッ
プS302の判定において、イベントデータの読み出し
タイミングであると判定した場合は(S302;YE
S)、次に実行すべきイベントデータを読み出して(S
303)、そのイベントデータを実行すべきイベント時
刻をタイミングデータに基づいて算出する(S30
4)。そして、図10(2)に示すように、トラック番
号、イベントの種類、ノートナンバ、およびイベント時
刻をイベントバッファに書き込んで(S305)、次に
イベントデータを読み出すまでの時間を読出タイマにセ
ットする(S306)。ここでセットする時間は、イベ
ント時刻よりも所定時間前になるような時間にしてお
く。これによって、予めイベントデータを読み出してお
くことができるようになり、キューフラグに対応する受
信イベントの待ち受けもキューフラグ時刻よりも前から
開始することが可能となる。
ントデータにキューフラグが付されているか否かを判定
し(S307)、キューフラグがふされていると判定し
た場合には(S307;YES)、図10(3)に示す
ように、キューフラグの付されたノートオンイベントの
ノートナンバをキューフラグバッファに書き込む(S3
08)。このとき、あわあせてステップS304で算出
したイベント時刻をキューフラグ時刻としてセットす
る。なお、この時点ではキューフラグを書き込んでから
時間の経過がないので、経過時間は0とする。
した後、あるいはステップS307の判定において、キ
ューフラグが付されていないと判定した場合は(S30
7;NO)、全トラックのMIDIデータについて読出
処理を実行したか否かを判定し(S309;NO)、ま
だ読出処理を行っていないトラックが残っていると判定
した場合は(S309;NO)、処理対象を次のトラッ
クに変更して(S310)、ステップS302の読出タ
イマ値の判定に移行させる。ところで、このステップS
302の判定において、読出タイマ値が0ではない、す
なわちイベントデータを読み出すタイミングではないと
判定した場合は(S302;NO)、読出タイマ値を1
デクリメントした後(S311)、全トラックについて
処理を終了したか否かの判定を行う(S309)。そし
て、ステップS309の判定において全トラックについ
て処理を終了したと判定すると(S309;YES)、
演奏データ読出処理を終了してメインルーチンに戻る。
示すフローチャートは、イベント実行処理(図11:S
400)のサブルーチンを示したものである。イベント
実行処理は、イベントバッファに記憶されたイベントデ
ータを実行するための処理であり、キューフラグに対応
した受信イベントの待ち受けも、このルーチンで行うも
のである。コントローラ11は、キューフラグバッファ
にデータが記憶されているか否かをまず判定し(S40
1)、キューフラグバッファにデータが記憶されてい
る、すなわち、キューフラグに対応した受信イベントの
待ち受け状態であると判定した場合は(S401;YE
S)、キューフラグバッファに記憶されているノートナ
ンバと受信バッファに記憶されているノートナンバが一
致するか否かを判定する(S402)。ここで、両者が
一致すると判定した場合は(S402;YES)、キュ
ーフラグの付されたノートオンイベントと同じノートナ
ンバのノートオンイベントデータをMIDIデータ供給
装置28から受信したと判断できるので、先に説明した
ように、待ち受け状態を解除すべく、ポインタ時刻をキ
ューフラグ時刻にセットする(S403)。
キューフラグバッファに記憶されているノートナンバと
受信バッファに記憶されているノートナンバが一致しな
いと判定した場合は(S402;NO)、キューフラグ
の付されたノートオンイベントと同じノートナンバのノ
ートオンイベントデータがMIDIデータ供給装置28
から供給されていないと判断できるので、キューフラグ
バッファ中の経過時間(図10(3)参照)を1インク
リメントする(S404)。そして、経過時間値が、待
ち受け許容時間としての所定値以上になったか否かを判
定し(S405)、所定値未満、すなわち、経過時間が
いまだ許容時間内であると判定した場合には(S40
5;NO)、キューフラグに対応した受信イベントの待
ち受け状態を継続すべく、イベント実行処理を終了して
メインルーチンに戻る。一方、経過時間値が所定値以上
になったと判定した場合には(S405;YES)、待
ち受け状態を解除すべく、次に実行すべきイベントデー
タのイベント時刻をポインタ時刻にセットする(S40
6)。ステップS403あるいはステップS406にお
いて、待ち受け状態を解除するポイント時刻のセットを
行った後、キューフラグバッファのデータを削除する
(S407)。
て、キューフラグバッファにはデータが記憶されていな
いと判定した場合は(S401;NO)、受信イベント
の待ち受け状態ではないので、通常の演奏としてポイン
タ時刻を進行させるべく、ポインタ時刻を1インクリメ
ントする(S410)。
410において今回処理すべきポインタ時刻をセットす
ると、コントローラ11は、イベントバッファを参照し
てこのポインタ時刻に対応したイベントを実行する(S
408)。先に図7を参照しながら説明したように、実
行すべきイベントデータが含まれていたトラック番号毎
にコントローラ11が行う制御内容が対応付けられてい
る。図7に示す例では、実行すべきイベントデータがト
ラックTr0のデータであればこのノートナンバに対応
した鍵1のソレノイド5を制御して主演奏の演奏指示を
行い、トラックTr1のデータであればこのノートナン
バに対応した音高の楽音を電子楽音発生装置25に発生
させ伴奏演奏を行い、トラックTr3のデータであれば
このノートナンバを含むノートオンメッセージをMID
I信号として制御装置200に送信する。このような、
各トラックに対応したイベントデータに基づく制御を実
行した後(S408)、コントローラ11は、実行した
イベントデータをイベントバッファから削除して(S4
09)、イベント実行処理を終了する。
に、制御装置200の詳細動作について、図15に示す
フローチャートを参照しながら説明する。制御装置20
0の制御部201は、例えば、パネル操作やピアノ10
0から送信されるデータなどに基づいて図15に示す処
理を開始すると、初期化処理を行った後(Sb1)、ピ
アノ100からのMIDI信号受信待ち状態とする(S
b2)。ステップSb2においてMIDI信号を受信し
たと判定した場合は(Sb2;YES)、図8に例示し
たような設定テーブル203を参照して、受信したノー
トナンバに対応する制御データをデータベースから検索
する(Sb3)。そして、検索された制御データに基づ
いて効果装置300を制御して(Sb4)、ピアノ20
0における演奏が終了したか否かを判定する(Sb
5)。ステップSb5の判定において、演奏が終了して
いないと判定した場合は(Sb5;NO)、処理をステ
ップSb2のMIDI信号受信待ちに戻し、演奏が終了
したと判定した場合は(Sb5;YES)、処理を終了
する。
は、演奏者に対する演奏支援や伴奏の自動演奏などの音
楽データの時間進行にあわせて、演奏に付与する各種効
果の内容を予め演奏データに記述しておくことができる
ので、演奏者は複数の効果付与制御操作を演奏動作とは
別に行う必要がなくなる。また、演奏データにはキュー
フラグが付されており、キューフラグに対応するイベン
トがMIDIデータ供給装置28から供給されるまで演
奏データに基づいた処理の実行を停止することができ
る。このため、例えば、MIDIデータ供給装置28が
入力される歌唱者の歌声や他の楽器の演奏音をMIDI
データに変換するものであれば、歌唱者の歌や他の楽器
の演奏が演奏データに記述されたタイミングよりも前後
した場合であっても、上記歌や演奏にあわせて行うべき
伴奏の自動演奏や主演奏の演奏指示、さらには付与すべ
き効果の制御も一時停止状態になっているので、他の楽
器の演奏動作もしくは歌唱者の歌などと本ピアノ100
による伴奏や主演奏の演奏指示や他の各種装置による効
果制御が同期するようになる。
に限らず、以下に示すような各種の変形が可能である。
て、効果装置である照明装置、ディスプレイ、サウンド
システムなどを例としてあげたが、これらに限らず、例
えば、空調装置、送風装置や、香り発生装置など、ピア
ノ100が楽器として備える通常の機能以外のもので制
御可能なものであればどのような装置でもかまわない。
また、各効果装置で付与する効果についても、予め記憶
したデータによる制御が行えればどのようなものでもよ
く、記憶しておくデータの形式もどのようなものでもか
まわない。例えば、動画であればMPEG(Moving Pic
ture Experts Group)などをもちいればよいし、オーデ
ィオであればADPCM(Adaptive Differential Puls
e Code Modulation)形式のデータでもよいし、MID
Iデータに基づいて音源で楽音を生成するようにしても
かまわない。なお、本発明は、上記実施形態のようなピ
アノを制御する装置にかぎらず、キーボードやオルガン
のような他の鍵楽器を制御するものであってもよいし、
演奏データに基づいて楽音を発生する装置を有するもの
であればよい。
を一つの制御装置で制御しているが、各効果装置毎に制
御装置を設けて、楽器側でMIDI信号の送信先を制御
するようにしてもかまわない。あるいは、制御装置を楽
器側に設ける構成にしてもよい。上記実施形態では、キ
ューフラグをノートオンイベントに含めたデータ構成と
しているが、これに限らず、外部から入力される音高を
示す情報と対応付けることができればどのような記述の
したかでもよく、例えばキューフラグのみを記述したト
ラックを設けてもよい。なお、演奏データに記述された
所定の区切りを示すデータとして、上記実施形態ではキ
ューフラグを用いているが、これに限らず他の識別子を
用いるようにしてもかまわない。例えば小節線を示すデ
ータを含めた場合は小節線データを用いてもよいし、カ
ラオケデータのようにさび区間の開始を示すマークなど
を記述しているような場合には、このようなマークを用
いてもかまわない。あるいは、識別子を用いずに、所定
の時間条件や何音符毎などといった他の情報を演奏デー
タのヘッダなどに記述しておいてもかまわない。
ァに記憶されている場合には、該キューフラグのノート
ナンバに対応する受信イベントを検出するまでポインタ
時刻の進行を停止することによって、MIDIデータ供
給装置28から供給されるMIDIデータと主演奏デー
タとを比較し、該比較結果に応じて主演奏データ、伴奏
データおよび制御データの進行を制御しているが、進行
の停止に限らず、例えば、進行速度を徐々に遅くするよ
うにしてもよい。また、上記実施形態では、楽器の演奏
動作と主演奏データとを比較する際には、主演奏データ
の進行と制御データの進行とを同一のポインタ時刻を用
いて一致させているが、主演奏データの進行のみを停止
し、伴奏データや制御データの進行は少し先まで進ませ
てから停止するようにしてもよいし、伴奏データや制御
データの進行速度を徐々に遅くするようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、キューフラグに対応する受信
イベントの待ち受け状態になってから所定時間が経過し
た場合は、待ち受け状態を解除するものとして説明して
いるが、受信イベントを検出するまで待ち続けるように
してもかまわない。また、上記実施形態では、キューフ
ラグ時刻よりも早いタイミングから受信イベントの待ち
受けを行うものとし、キューフラグ時刻よりも前に受信
イベントを検出した場合には効果付与タイミングや伴奏
演奏タイミングも前倒しとなる例を用いて説明している
が、これに限らず、効果付与タイミングを前倒ししない
ようにしてもよい。このような場合は、ポイント時刻が
キューフラグ時刻と一致した時点で、所定時間前以内に
受信イベントを検出していた場合には、そのままポイン
タ時刻を進行させ、受信イベントを検出していなかった
場合は、受信イベントを検出するまで待ち続けるように
すればよい。
て、上記実施形態ではノートオンイベントを用いて、そ
のイベントに含まれるノートナンバと制御内容とを対応
付けているが、例えばエクスクルーシブなどの他のメッ
セージを用いてもよいし、ベロシティなど他のパラメー
タと制御内容を対応付けるようにしてもかまわない。な
お、演奏データを記述するデータ形式および、楽器から
制御装置への制御信号の送信形式についても、上記実施
形態のようなMIDIに限らず、他の形式のものをもち
いてもかまわないのはもちろんである。また、上記実施
形態では、各種制御を行うためのプログラムは予めコン
トローラ11および制御部201に記憶されているもの
として説明したが、例えば、ディスクドライブ120に
セットされたディスクから読み出したり、インストール
できるようにしてもよい。プログラムや演奏データをコ
ントローラ11や制御部201に供給する手段について
も、ディスクからの読み込みに限らず、通信インターフ
ェイスを設けて、通信回線によって供給できるようにし
てもかまわない。
0の楽音発生等を制御する演奏データとして、主演奏ト
ラックに加え、伴奏トラックを有するMIDIデータを
用いて主演奏の演奏指示および伴奏の電子楽音による演
奏を行っていたが、主演奏トラックのみが記述されたM
IDIデータを用いるようにしてもよい。この場合に
も、上記実施形態と同様に主演奏トラックにキューフラ
グを記述しておき、キューフラグが付された音高と同じ
音高のMIDIデータをMIDIデータ供給装置28か
ら受信した場合にのみ、その主演奏トラックに記述され
たMIDIデータに応じた電子楽音による主演奏を行う
ようにし、同じ音高のMIDIデータを受信しない場合
には主演奏トラックに基づく演奏を停止するようにして
もよい。この構成の下、MIDIデータ供給装置28が
歌唱者の歌をMIDIデータに変換するものである場合
には、歌唱されるメロディーの進行に追従したメロディ
ー音の発生が可能となる。
ックの記述内容に基づいてソレノイド5によって鍵1を
半押し状態とすることにより、演奏支援を行うようにし
ていたが、ソレノイド5によって鍵1を動作させて打弦
による機械的発音を行うようにしてもよい。また、主演
奏トラックは伴奏トラックの進行タイミングを制御する
ためだけに用いるようにし、上記実施形態のように主演
奏トラックのイベントデータに応じたソレノイド5の制
御を行わないようにしてもよい。また、上述した実施形
態では、伴奏トラックに基づく演奏を電子楽音発生部2
5が行うようにしていたが、伴奏トラックに基づく演奏
をソレノイド5による機械的発音によって行うようにし
てもよい。この際、主演奏トラックに基づく演奏を電子
楽音発生部25が行うようにしてもよい。また、上述し
た実施形態では、主演奏トラックにキューフラグを記述
するようにしていたが、伴奏トラックにキューフラグを
記述するようにしてもよい。この場合、例えば他の楽器
による伴奏演奏音をMIDIデータ供給装置28でMI
DIデータに変換してピアノ100に供給するようにす
ればよい。
IDIデータを供給することにより、コントローラ11
に音高を示す情報をコントローラ11が受信するように
なっていたが、外部から供給する信号は、コントローラ
11が音高を示す情報を取得することができる信号であ
ればよく、オーディオ信号などであってもよい。例えば
CDプレーヤやDVDプレーヤなどのオーディオ機器か
らオーディオ信号を受信し、このオーディオ信号から音
高を検出する(例えば、図5に示すMIDIデータ供給
装置28の構成をピアノ100内部に設ける)ようにし
てもよい。この場合、ピアノ100にマイクロホンもし
くはオーディオ信号入力端子を設けるようにすればよ
い。また、上述した実施形態では、外部から入力される
信号に応じて、演奏、演奏支援または他の装置の制御な
どを実行したが、このような制御モードに加え、鍵1の
演奏操作により発生されたMIDIデータに応じて演
奏、演奏支援または他装置の制御などを実行する制御モ
ードを設け、演奏者がこれらのモードを任意に選択でき
るようにしてもよい。これにより、外部から入力される
信号による制御と、自機の演奏による制御とを共通の構
成で実現できるため、簡易な構成で多彩な制御が可能と
なる。なお、後者の制御モードの場合には、キーセンサ
26から供給される信号に基づいて、図12に示す処理
と同様の処理を行うようにすればよい。
外部から入力される信号に応じて演奏、演奏支援または
他装置の制御などを実行することが可能となる。
ク図である。
ある。
内容の対応を示す図である。
る。
ある(メインルーチン)。
ある(押鍵処理)。
ある(演奏データ読出処理)。
ある(イベント実行処理)。
である。
クションメカニズム、4……弦、5……ソレノイド、6
……ダンパ6、11……コントローラ、12……サーボ
コントローラ、25……電子楽音発生装置、26……キ
ーセンサ、28……MIDIデータ供給装置、110…
…MIDIインターフェイス、111……MIDIケー
ブル、120……ディスクドライブ、130……ディス
プレイ、200……制御装置、300……効果装置。
Claims (16)
- 【請求項1】 演奏データを記憶した記憶手段と、 前記演奏データに基づいて楽音を発生する楽音発生手段
と、 外部から入力される信号を受信し、該受信した信号に基
づいて音高情報を出力する受信手段と、 前記受信手段から出力された音高情報と前記演奏データ
とを比較し、該比較結果に応じて前記楽音発生手段によ
る楽音発生の進行を制御する制御手段とを具備すること
を特徴とする制御装置。 - 【請求項2】 前記記憶手段に記憶される演奏データ
は、少なくとも主演奏データおよび伴奏演奏データとか
らなり、 前記楽音発生手段は、前記伴奏演奏データに基づいて楽
音を発生するものであり、 前記制御手段は、前記受信手段から出力された音高情報
と前記主演奏データとを比較し、該比較結果に応じて前
記楽音発生手段の進行を制御することを特徴とする請求
項1に記載の制御装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段に記憶される演奏データ
は、少なくとも主演奏データおよび制御データからな
り、 前記制御データに基づいて他装置を制御する他装置制御
手段をさらに具備し、 前記制御手段は、前記受信手段から出力された音高情報
と前記演奏データとを比較し、該比較結果に応じて前記
他装置制御手段による他装置の制御の進行を制御するも
のであることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 【請求項4】 前記受信手段は、マイクロホンあるいは
オーディオ機器から入力されるオーディオ信号を受信し
て当該オーディオ信号の音高を検出し、該検出された音
高を示す音高情報を出力するものであることを特徴とす
る請求項1に記載の制御装置。 - 【請求項5】 前記受信手段は、外部楽器から入力され
る音高情報を受信して、該音高情報を出力するものであ
ることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、予め前記演奏データに
記述された所定の区切りにおいては、該区切りの演奏デ
ータに対応する音高情報が前記受信手段から出力される
まで前記楽音発生手段による楽音発生の進行を停止し、
前記区切りの演奏データに対応する音高情報が前記受信
手段から出力された場合に前記楽音発生の進行停止を解
除するものであることを特徴とする請求項1に記載の制
御装置。 - 【請求項7】 少なくとも主演奏データおよび制御デー
タからなる演奏データを記憶した記憶手段と、 前記制御データに基づいて他装置を制御する他装置制御
手段と、 外部から入力される信号を受信し、該受信した信号に基
づいて音高情報を出力する受信手段と、 前記受信手段から出力された音高情報と前記演奏データ
とを比較し、該比較結果に応じて前記他装置制御手段に
よる他装置の制御の進行を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする制御装置。 - 【請求項8】 複数の演奏操作子と、該演奏操作子に応
じた楽音を発生する演奏装置において、演奏データによ
り特定される前記演奏操作子を報知する制御を行う制御
装置であって、 演奏データを記憶した記憶手段と、 前記演奏データに基づいて前記演奏操作子のいずれかを
報知する報知手段と、外部から入力される信号を受信
し、該受信した信号に基づいて音高情報を出力する受信
手段と、 前記受信手段から出力された音高情報と前記演奏データ
とを比較し、該比較結果に応じて前記報知手段による報
知処理の進行を制御する制御手段とを具備することを特
徴とする制御装置。 - 【請求項9】 演奏データに基づいて楽音発生を行う楽
音発生装置の楽音発生の進行を制御する方法であって、 記憶された演奏データを読み出す読出ステップと、 外部から入力される信号を受信し、該受信した信号に基
づいて音高情報を出力する受信ステップと、 出力された音高情報と読み出した演奏データとを比較
し、該比較結果に応じて前記楽音発生装置による楽音発
生の進行を制御する制御ステップとを具備することを特
徴とする制御方法。 - 【請求項10】 記憶された前記演奏データは、少なく
とも主演奏データおよび伴奏演奏データとからなり、 前記楽音発生装置は、前記伴奏演奏データに基づいて楽
音を発生するものであり、 前記制御ステップは、前記受信ステップで出力された音
高情報と前記主演奏データとを比較し、該比較結果に応
じて前記楽音発生手段の進行を制御することを特徴とす
る請求項9に記載の制御方法。 - 【請求項11】 記憶された前記演奏データは、少なく
とも主演奏データおよび制御データからなり、 前記制御データに基づいて他装置を制御する他装置制御
ステップをさらに具備し、 前記制御ステップは、前記受信ステップで出力された音
高情報と前記演奏データとを比較し、該比較結果に応じ
て前記他装置制御ステップによる他装置の制御の進行を
制御するものであることを特徴とする請求項9に記載の
制御方法。 - 【請求項12】 前記受信ステップは、マイクロホンあ
るいはオーディオ機器から入力されるオーディオ信号を
受信して当該オーディオ信号の音高を検出し、該検出さ
れた音高を示す音高情報を出力するものであることを特
徴とする請求項9に記載の制御方法。 - 【請求項13】 前記受信ステップは、外部から入力さ
れる音高情報を受信して、該音高情報を出力するもので
あることを特徴とする請求項9に記載の制御方法。 - 【請求項14】 前記制御ステップは、予め前記演奏デ
ータに記述された所定の区切りにおいては、該区切りの
演奏データに対応する音高情報が前記受信ステップで出
力されるまで前記楽音発生装置による楽音発生の進行を
停止し、前記区切りの演奏データに対応する音高情報が
前記受信ステップで出力された場合に前記楽音発生の進
行停止を解除するものであることを特徴とする請求項9
に記載の制御方法。 - 【請求項15】 他装置の制御の進行を処理する制御方
法であって、 少なくとも主演奏データおよび制御データからなる演奏
データを読み出す読出ステップと、 外部から入力される信号を受信し、該受信した信号に基
づいて音高情報を出力する受信ステップと、 前記受信ステップで出力された音高情報と前記演奏デー
タとを比較し、該比較結果に応じて他装置の制御の進行
を制御する制御ステップとを具備することを特徴とする
制御方法。 - 【請求項16】 複数の演奏操作子と、該演奏操作子に
応じた楽音を発生する演奏装置において、演奏データに
より特定される前記演奏操作子を報知する制御を行う制
御方法であって、 演奏データを読み出す読出ステップと、 外部から入力される信号を受信し、該受信した信号に基
づいて音高情報を出力する受信ステップと、 前記受信ステップで出力された音高情報と前記演奏デー
タとを比較し、該比較結果に応じて前記演奏データによ
り特定される前記演奏操作子を報知する報知処理の進行
を制御する制御ステップとを具備することを特徴とする
制御方法。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP2000003953A JP4228494B2 (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 制御装置および制御方法 |
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| DE60134596T DE60134596D1 (de) | 2000-01-12 | 2001-01-10 | Elektronischer Synchronisator und Verfahren zur Synchronisation von zusätzlichem Gerät mit einem Musikinstrument |
| EP01100594A EP1130572B1 (en) | 2000-01-12 | 2001-01-10 | Electronic synchronizer and method for synchronising auxiliary equipment with musical instrument |
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