JP2001198822A - 研削液供給装置 - Google Patents
研削液供給装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高速回転する砥石に対し、研削液を必要箇所に
必要量だけ供給するとともに、構成を有効に簡素化する
ことを可能にする。 【解決手段】ノズル手段32は、研削部位の形状に対応
して所定の形状を有する開口部42を有するノズル部材
34を備え、このノズル部材34の内部には、分離壁部
材44、46が配置される。分離壁部材44、46は、
ノズル部材34の一端34aから互いに異なる間隔に設
定されており、砥石の回転による風圧に影響されること
なく、研削液30を研削部位の必要箇所に必要量だけ供
給することができる。
必要量だけ供給するとともに、構成を有効に簡素化する
ことを可能にする。 【解決手段】ノズル手段32は、研削部位の形状に対応
して所定の形状を有する開口部42を有するノズル部材
34を備え、このノズル部材34の内部には、分離壁部
材44、46が配置される。分離壁部材44、46は、
ノズル部材34の一端34aから互いに異なる間隔に設
定されており、砥石の回転による風圧に影響されること
なく、研削液30を研削部位の必要箇所に必要量だけ供
給することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砥石を回転させて
ワークを研削する際、前記砥石による研削部位の上方か
ら研削液を供給するための研削液供給装置に関する。
ワークを研削する際、前記砥石による研削部位の上方か
ら研削液を供給するための研削液供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、回転する砥石を使用して種々のワ
ークに対して研削加工を施す研削加工装置が採用されて
いる。この種の研削加工装置では、回転する砥石による
ワークの研削点(研削部位)に研削液を供給するため
に、研削液供給装置が用いられている。研削液の冷却作
用により研削焼けや研削割れ等を防止するとともに、こ
の研削液による洗浄機能によって研削屑等の除去を円滑
に行うためである。
ークに対して研削加工を施す研削加工装置が採用されて
いる。この種の研削加工装置では、回転する砥石による
ワークの研削点(研削部位)に研削液を供給するため
に、研削液供給装置が用いられている。研削液の冷却作
用により研削焼けや研削割れ等を防止するとともに、こ
の研削液による洗浄機能によって研削屑等の除去を円滑
に行うためである。
【0003】その際、砥石による研削点に対して研削液
を正確に供給することが望まれているが、特に、砥石が
高速回転する際には、この砥石による風圧が発生して研
削液をノズルの幅方向にわたって均一に供給することが
できず、前記研削液が十分に供給されない部分が存在す
る場合がある。これにより、研削液不足によって研削焼
け等の不良が発生するおそれがある。
を正確に供給することが望まれているが、特に、砥石が
高速回転する際には、この砥石による風圧が発生して研
削液をノズルの幅方向にわたって均一に供給することが
できず、前記研削液が十分に供給されない部分が存在す
る場合がある。これにより、研削液不足によって研削焼
け等の不良が発生するおそれがある。
【0004】そこで、例えば、特開平6−320423
号公報に開示されているように、ノズル出口より研削液
の下流側に、砥石の円周面と平行乃至はほぼ平行な面を
有する研削液案内板を設けた研削液供給用巻き付けノズ
ルが知られている。
号公報に開示されているように、ノズル出口より研削液
の下流側に、砥石の円周面と平行乃至はほぼ平行な面を
有する研削液案内板を設けた研削液供給用巻き付けノズ
ルが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術に係るノズルは、アンギュラ研削盤に適した巻き付
けノズルであって、例えば、等速ジョイント用インナー
部材のように球面状研削面を有するワークに用いること
は、その構造上、極めて困難なものとなっている。これ
により、球面状研削面を有するワークの研削加工時に、
研削点に研削液を確実に供給することができないという
不具合がある。特に、球心位置が不均等な球面状研削面
では、研削液の供給不良によって焼き付けの他、砥石の
局部摩耗等が惹起されるという問題が指摘されている。
技術に係るノズルは、アンギュラ研削盤に適した巻き付
けノズルであって、例えば、等速ジョイント用インナー
部材のように球面状研削面を有するワークに用いること
は、その構造上、極めて困難なものとなっている。これ
により、球面状研削面を有するワークの研削加工時に、
研削点に研削液を確実に供給することができないという
不具合がある。特に、球心位置が不均等な球面状研削面
では、研削液の供給不良によって焼き付けの他、砥石の
局部摩耗等が惹起されるという問題が指摘されている。
【0006】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、高速回転する砥石に対して研削液を確実に供給する
とともに、種々の形状の異なるワークの研削不良を確実
に阻止し、かつ構成を簡素化することが可能な研削液供
給装置を提供することを目的とする。
り、高速回転する砥石に対して研削液を確実に供給する
とともに、種々の形状の異なるワークの研削不良を確実
に阻止し、かつ構成を簡素化することが可能な研削液供
給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る研削液供給
装置では、ノズル手段が砥石による研削部位の形状に対
応して所定の開口形状に設定されるノズル本体を備え、
このノズル本体の内部には、研削液供給路に連通する一
端側から供給される研削液の流量を分割して前記研削部
位に向かって導出するための複数の分離壁部材が配置さ
れている。複数の分離壁部材は、研削液供給路に連通す
るノズル本体の一端側から互いに異なる間隔に設定され
ており、前記ノズル本体の内部には、分離壁部材によっ
てそれぞれの流量が設定された複数の通路が構成され
る。
装置では、ノズル手段が砥石による研削部位の形状に対
応して所定の開口形状に設定されるノズル本体を備え、
このノズル本体の内部には、研削液供給路に連通する一
端側から供給される研削液の流量を分割して前記研削部
位に向かって導出するための複数の分離壁部材が配置さ
れている。複数の分離壁部材は、研削液供給路に連通す
るノズル本体の一端側から互いに異なる間隔に設定され
ており、前記ノズル本体の内部には、分離壁部材によっ
てそれぞれの流量が設定された複数の通路が構成され
る。
【0008】これにより、研削部位の必要箇所に向かっ
て必要量の研削液を確実に供給することができ、特に、
高速回転される砥石の研削部位に対し風圧等による影響
を回避して研削液を確実に供給し、研削焼けや研削割れ
等の発生を有効に阻止することが可能になる。しかも、
ノズル本体の内部に複数の分離壁部材を設けるだけでよ
く、研削液供給装置全体の構成が有効に簡素化される。
て必要量の研削液を確実に供給することができ、特に、
高速回転される砥石の研削部位に対し風圧等による影響
を回避して研削液を確実に供給し、研削焼けや研削割れ
等の発生を有効に阻止することが可能になる。しかも、
ノズル本体の内部に複数の分離壁部材を設けるだけでよ
く、研削液供給装置全体の構成が有効に簡素化される。
【0009】また、複数の分離壁部材は、それぞれの両
端間における互いの離間間隔が変更して構成されてい
る。このため、例えば、球面状研削面を加工する際に、
球心が均等あるいは不均等のいずれであっても、研削液
を所望の研削部位に向かって確実に供給し、研削不良を
可及的に阻止することができる。
端間における互いの離間間隔が変更して構成されてい
る。このため、例えば、球面状研削面を加工する際に、
球心が均等あるいは不均等のいずれであっても、研削液
を所望の研削部位に向かって確実に供給し、研削不良を
可及的に阻止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る研削液供給装置10を組み込む研削機12の概略
斜視説明図である。
に係る研削液供給装置10を組み込む研削機12の概略
斜視説明図である。
【0011】この研削機12は、モータ14の駆動軸1
6に軸着される砥石18を備え、この砥石18によりワ
ーク20の研削加工が行われる。図2に示すように、こ
のワーク20は、例えば、球状加工面22を設けてお
り、この球状加工面22が砥石18により研削される。
砥石18は、略円盤状に構成され、その外周部24に
は、球状加工面22に対応する凹状砥石面26が設けら
れている。
6に軸着される砥石18を備え、この砥石18によりワ
ーク20の研削加工が行われる。図2に示すように、こ
のワーク20は、例えば、球状加工面22を設けてお
り、この球状加工面22が砥石18により研削される。
砥石18は、略円盤状に構成され、その外周部24に
は、球状加工面22に対応する凹状砥石面26が設けら
れている。
【0012】研削液供給装置10は、図1および図3に
示すように、回転する砥石18によるワーク20の研削
部位(研削点)28の上方から研削液30を供給するノ
ズル手段32を備える。ノズル手段32は、ノズル部材
34を備えるとともに、このノズル部材34の一端34
aに研削液供給路である供給管体36に連通する供給口
37が設けられ、前記供給管体36は、ポンプ38を介
してタンク40に配設される。このタンク40内には、
所定量の研削液30が貯留されている。
示すように、回転する砥石18によるワーク20の研削
部位(研削点)28の上方から研削液30を供給するノ
ズル手段32を備える。ノズル手段32は、ノズル部材
34を備えるとともに、このノズル部材34の一端34
aに研削液供給路である供給管体36に連通する供給口
37が設けられ、前記供給管体36は、ポンプ38を介
してタンク40に配設される。このタンク40内には、
所定量の研削液30が貯留されている。
【0013】ノズル部材34は、他端34bを研削部位
28に向かって開口するとともに、この研削部位28の
形状に対応して所定の開口形状、すなわち、一部円筒面
形状に設定される開口部42を有する。ノズル部材34
は、全体として半円筒形状に構成されており、このノズ
ル部材34の内部である開口部42には、一端34a側
から供給される研削液30の流量を分割して他端34b
側から研削部位28に向かって導出するための、例え
ば、2つの分離壁部材44、46が配置される。
28に向かって開口するとともに、この研削部位28の
形状に対応して所定の開口形状、すなわち、一部円筒面
形状に設定される開口部42を有する。ノズル部材34
は、全体として半円筒形状に構成されており、このノズ
ル部材34の内部である開口部42には、一端34a側
から供給される研削液30の流量を分割して他端34b
側から研削部位28に向かって導出するための、例え
ば、2つの分離壁部材44、46が配置される。
【0014】図3および図4に示すように、分離壁部材
44、46は、ノズル部材34内に、例えば、ボルト4
8あるいは接着剤を介して所定の位置にかつ所定の角度
姿勢で固定される。分離壁部材44、46は、研削部位
28に対して砥石18の幅方向にわたり所定量の研削液
を供給するために、取り付け位置および取り付け角度が
設定されている。
44、46は、ノズル部材34内に、例えば、ボルト4
8あるいは接着剤を介して所定の位置にかつ所定の角度
姿勢で固定される。分離壁部材44、46は、研削部位
28に対して砥石18の幅方向にわたり所定量の研削液
を供給するために、取り付け位置および取り付け角度が
設定されている。
【0015】第1の実施形態では、図2に示すように、
ワーク20の球状加工面22は、中心からそれぞれ左右
に距離S1ずつ均等に振り分けられており、分離壁部材
44、46は、互いに対称の傾きを有してノズル部材3
4内に配置される。回転する砥石18による風圧の影響
を除去するために、分離壁部材44、46は、ノズル部
材34の一端34aから互いに異なる間隔H1、H2
(H1>H2)となるように設定されている(図3参
照)。
ワーク20の球状加工面22は、中心からそれぞれ左右
に距離S1ずつ均等に振り分けられており、分離壁部材
44、46は、互いに対称の傾きを有してノズル部材3
4内に配置される。回転する砥石18による風圧の影響
を除去するために、分離壁部材44、46は、ノズル部
材34の一端34aから互いに異なる間隔H1、H2
(H1>H2)となるように設定されている(図3参
照)。
【0016】ノズル部材34の開口部42には、分離壁
部材44、46を介して第1乃至第3分岐流路50a〜
50cが形成される。第1乃至第3分岐流路50a〜5
0cの各開口端部の幅寸法は、それぞれL1、L2およ
びL3に設定されており、例えば、L1≧L3>L2の
関係を有している。
部材44、46を介して第1乃至第3分岐流路50a〜
50cが形成される。第1乃至第3分岐流路50a〜5
0cの各開口端部の幅寸法は、それぞれL1、L2およ
びL3に設定されており、例えば、L1≧L3>L2の
関係を有している。
【0017】このように構成される研削液供給装置10
の動作について、これを組み込む研削機12との関連
で、以下に説明する。
の動作について、これを組み込む研削機12との関連
で、以下に説明する。
【0018】まず、図1に示すように、研削液供給装置
10を構成するポンプ38が駆動され、タンク40内に
貯留されている研削液30は、供給管体36を介してノ
ズル手段32に送られる。このノズル手段32では、図
3に示すように、供給管体36からノズル部材34の開
口部42に研削液30が導入され、この研削液30は、
第1乃至第3分岐流路50a〜50cを介してノズル部
材34の他端34bから砥石18とワーク20の研削部
位28に供給される。一方、砥石18は、モータ14を
介して回転駆動されており、この砥石18の凹状砥石面
26によりワーク20の球状加工面22に研削加工が施
される。
10を構成するポンプ38が駆動され、タンク40内に
貯留されている研削液30は、供給管体36を介してノ
ズル手段32に送られる。このノズル手段32では、図
3に示すように、供給管体36からノズル部材34の開
口部42に研削液30が導入され、この研削液30は、
第1乃至第3分岐流路50a〜50cを介してノズル部
材34の他端34bから砥石18とワーク20の研削部
位28に供給される。一方、砥石18は、モータ14を
介して回転駆動されており、この砥石18の凹状砥石面
26によりワーク20の球状加工面22に研削加工が施
される。
【0019】この場合、第1の実施形態では、砥石18
が高速回転される際に、この砥石18の研削部位28に
対してノズル部材34の幅方向にわたり研削液30を必
要箇所にかつ必要量だけ供給することができる。すなわ
ち、図5に示すように、分離壁部材44、46を設けな
い従来のノズル部材2では、このノズル部材2から供給
される研削液30は、砥石18の高速回転によって生じ
る風圧の作用下に、矢印A方向に向かうに従って流量が
減少してしまう。このため、研削部位28には研削液3
0が偏って供給され、砥石18に研削焼け等が発生する
おそれがある。
が高速回転される際に、この砥石18の研削部位28に
対してノズル部材34の幅方向にわたり研削液30を必
要箇所にかつ必要量だけ供給することができる。すなわ
ち、図5に示すように、分離壁部材44、46を設けな
い従来のノズル部材2では、このノズル部材2から供給
される研削液30は、砥石18の高速回転によって生じ
る風圧の作用下に、矢印A方向に向かうに従って流量が
減少してしまう。このため、研削部位28には研削液3
0が偏って供給され、砥石18に研削焼け等が発生する
おそれがある。
【0020】これに対して、本発明の第1の実施形態で
は、図3に示すように、研削液30の流量が減少し易い
第1分岐流路50a側の流量を増加させ、前記研削液3
0がワーク20の幅方向全域にわたって十分に供給され
るように、分離壁部材44、46をノズル部材34の一
端34aから互いに異なる間隔H1、H2の位置に設定
している。さらに、ワーク20の幅方向中央部への研削
液30の流量を設定するために、分離壁部材44、46
の傾斜角度を調整している。
は、図3に示すように、研削液30の流量が減少し易い
第1分岐流路50a側の流量を増加させ、前記研削液3
0がワーク20の幅方向全域にわたって十分に供給され
るように、分離壁部材44、46をノズル部材34の一
端34aから互いに異なる間隔H1、H2の位置に設定
している。さらに、ワーク20の幅方向中央部への研削
液30の流量を設定するために、分離壁部材44、46
の傾斜角度を調整している。
【0021】これにより、第1の実施形態では、高速回
転する砥石18の幅方向に対して研削部位28の必要箇
所に必要量の研削液30を容易かつ確実に供給すること
ができ、焼き付けや破損等を有効に阻止して良好な研削
作業が効率的に遂行されるという効果が得られる。しか
も、ノズル部材34の開口部42に分離壁部材44、4
6を配置するだけでよく、研削液供給装置10全体の構
成が有効に簡素化され、経済的であるという利点があ
る。
転する砥石18の幅方向に対して研削部位28の必要箇
所に必要量の研削液30を容易かつ確実に供給すること
ができ、焼き付けや破損等を有効に阻止して良好な研削
作業が効率的に遂行されるという効果が得られる。しか
も、ノズル部材34の開口部42に分離壁部材44、4
6を配置するだけでよく、研削液供給装置10全体の構
成が有効に簡素化され、経済的であるという利点があ
る。
【0022】図6は、本発明の第2の実施形態に係る研
削液供給装置60を構成するノズル手段62の概略縦断
面説明図である。なお、上述した第1の実施形態に係る
研削液供給装置10と同一の構成要素には同一の参照符
号を付して、その詳細な説明は省略する。
削液供給装置60を構成するノズル手段62の概略縦断
面説明図である。なお、上述した第1の実施形態に係る
研削液供給装置10と同一の構成要素には同一の参照符
号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0023】このノズル手段62は、図7に示すような
砥石64を用いてワーク66を加工する際に使用され
る。ワーク66は、球状加工面68が球心位置から左右
に異なる距離S2、S3を有して不均等に振り分けられ
ており、凹状砥石面70は、前記球状加工面68に対応
する形状に設定されている。
砥石64を用いてワーク66を加工する際に使用され
る。ワーク66は、球状加工面68が球心位置から左右
に異なる距離S2、S3を有して不均等に振り分けられ
ており、凹状砥石面70は、前記球状加工面68に対応
する形状に設定されている。
【0024】図6に示すように、ノズル手段62では、
分離壁部材44が分離壁部材46よりも大きく傾斜して
配置されるとともに、前記分離壁部材44、46は、一
端34aから互いに異なる間隔H1、H2にそれぞれ設
定されている。第1乃至第3分岐流路50a〜50c
は、各開口端部の幅寸法がそれぞれL1′、L2′およ
びL3′に設定され、前記第1分岐流路50a側の研削
液30の流量が、前記第3分岐流量50c側の流量より
も大きくなるように構成されている。
分離壁部材44が分離壁部材46よりも大きく傾斜して
配置されるとともに、前記分離壁部材44、46は、一
端34aから互いに異なる間隔H1、H2にそれぞれ設
定されている。第1乃至第3分岐流路50a〜50c
は、各開口端部の幅寸法がそれぞれL1′、L2′およ
びL3′に設定され、前記第1分岐流路50a側の研削
液30の流量が、前記第3分岐流量50c側の流量より
も大きくなるように構成されている。
【0025】このように構成されるノズル手段62で
は、ワーク66の幅広な距離S2側に対応する第1分岐
流路50aから導出される研削液30の流量が、幅狭な
距離S3側に対応する第3分岐流路50cから吐出され
る前記研削液30の流量よりも大きくなるように設定さ
れている。このため、球心位置が不均等に振り分けられ
た球状加工面68の幅方向全体にわたり、研削液30を
所望の箇所にかつ所望量だけ確実に供給することができ
る。さらに、第2分岐流路50bの開口端部の幅寸法L
2′を種々設定することにより、球状加工面68の幅方
向中央部への研削液30の供給量を任意に設定すること
が可能となる。
は、ワーク66の幅広な距離S2側に対応する第1分岐
流路50aから導出される研削液30の流量が、幅狭な
距離S3側に対応する第3分岐流路50cから吐出され
る前記研削液30の流量よりも大きくなるように設定さ
れている。このため、球心位置が不均等に振り分けられ
た球状加工面68の幅方向全体にわたり、研削液30を
所望の箇所にかつ所望量だけ確実に供給することができ
る。さらに、第2分岐流路50bの開口端部の幅寸法L
2′を種々設定することにより、球状加工面68の幅方
向中央部への研削液30の供給量を任意に設定すること
が可能となる。
【0026】これにより、第2の実施形態では、ワーク
66の球状加工面68を効率的に研削することができる
とともに、研削焼け等の不良を有効に阻止することが可
能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
66の球状加工面68を効率的に研削することができる
とともに、研削焼け等の不良を有効に阻止することが可
能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0027】なお、第1および第2の実施形態では、略
半円筒状のノズル部材34を用いているが、砥石18の
研削部位28の形状によっては、図8に示すノズル手段
80を使用してもよい。この第3の実施形態に係るノズ
ル手段80は、略矩形状のノズル部材82を備えてお
り、このノズル部材82の開口部84に分離壁部材4
4、46が配置されている。ノズル部材82には、矩形
状の開口部84が設けられ、この開口部84から第1乃
至第3分岐流路50a〜50cを介して研削液30が供
給されるように構成されている。
半円筒状のノズル部材34を用いているが、砥石18の
研削部位28の形状によっては、図8に示すノズル手段
80を使用してもよい。この第3の実施形態に係るノズ
ル手段80は、略矩形状のノズル部材82を備えてお
り、このノズル部材82の開口部84に分離壁部材4
4、46が配置されている。ノズル部材82には、矩形
状の開口部84が設けられ、この開口部84から第1乃
至第3分岐流路50a〜50cを介して研削液30が供
給されるように構成されている。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る研削液供給装置では、研削
部位の形状に対応するノズル本体の内部に複数の分離壁
部材が配置されるとともに、複数の前記分離壁部材は、
研削液供給路に連通する前記ノズル本体の一端から互い
に異なる間隔に設定されており、特に、砥石が高速回転
する際に発生する風圧による研削液の偏りを有効に阻止
することが可能になる。これにより、研削部位の必要箇
所に必要量の研削液を確実に供給することができ、研削
焼け等の不良が生じることを有効に阻止するとともに、
構成の簡素化を図ることが可能になる。
部位の形状に対応するノズル本体の内部に複数の分離壁
部材が配置されるとともに、複数の前記分離壁部材は、
研削液供給路に連通する前記ノズル本体の一端から互い
に異なる間隔に設定されており、特に、砥石が高速回転
する際に発生する風圧による研削液の偏りを有効に阻止
することが可能になる。これにより、研削部位の必要箇
所に必要量の研削液を確実に供給することができ、研削
焼け等の不良が生じることを有効に阻止するとともに、
構成の簡素化を図ることが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る研削液供給装置
および研削機の概略斜視説明図である。
および研削機の概略斜視説明図である。
【図2】砥石およびワークの一部平面説明図である。
【図3】前記研削液供給装置を構成するノズル手段の断
面説明図である。
面説明図である。
【図4】前記ノズル手段の底面図である。
【図5】従来のノズル部材の動作説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る研削液供給装置
を構成するノズル手段の一部断面説明図である。
を構成するノズル手段の一部断面説明図である。
【図7】前記ノズル手段が適応される砥石およびワーク
の一部平面説明図である。
の一部平面説明図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る研削液供給装置
を構成するノズル手段の斜視説明図である。
を構成するノズル手段の斜視説明図である。
10、60…研削液供給装置 12…研削機 18、64…砥石 20、66…ワーク 22、68…球状加工面 26、70…凹状砥
石面 28…研削部位 30…研削液 32、62、80…ノズル手段 34、82…ノズル
部材 34a…一端 34b…他端 42、84…開口部 44、46…分離壁
部材 50a〜50c…分岐流路
石面 28…研削部位 30…研削液 32、62、80…ノズル手段 34、82…ノズル
部材 34a…一端 34b…他端 42、84…開口部 44、46…分離壁
部材 50a〜50c…分岐流路
Claims (2)
- 【請求項1】砥石を回転させてワークを研削する際、前
記砥石による研削部位の上方から研削液を供給するノズ
ル手段を備え、 前記ノズル手段は、一端側を研削液供給路に連通し、他
端側を前記研削部位に向かって開口するとともに、該研
削部位の形状に対応して所定の開口形状に設定されるノ
ズル本体と、 前記ノズル本体の内部に配置され、前記一端側から供給
される前記研削液の流量を分割して前記他端側から前記
研削部位に向かって導出するための複数の分離壁部材
と、 を備え、 複数の前記分離壁部材は、前記研削液供給路に連通する
前記ノズル本体の一端から互いに異なる間隔に設定され
ることを特徴とする研削液供給装置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、複数の前記
分離壁部材は、それぞれの両端間における互いの離間間
隔を変更して構成されることを特徴とする研削液供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009116A JP2001198822A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | 研削液供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009116A JP2001198822A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | 研削液供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001198822A true JP2001198822A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18537304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000009116A Pending JP2001198822A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | 研削液供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001198822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011067876A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Corp | 加工装置 |
| US9579771B2 (en) | 2013-12-02 | 2017-02-28 | Apple Inc. | Flood coolant to through spindle coolant conversion |
-
2000
- 2000-01-18 JP JP2000009116A patent/JP2001198822A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2011067876A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Corp | 加工装置 |
| US9579771B2 (en) | 2013-12-02 | 2017-02-28 | Apple Inc. | Flood coolant to through spindle coolant conversion |
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