JP2001199251A - 作業車の原動部冷却構造 - Google Patents
作業車の原動部冷却構造Info
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- JP2001199251A JP2001199251A JP2000010602A JP2000010602A JP2001199251A JP 2001199251 A JP2001199251 A JP 2001199251A JP 2000010602 A JP2000010602 A JP 2000010602A JP 2000010602 A JP2000010602 A JP 2000010602A JP 2001199251 A JP2001199251 A JP 2001199251A
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- JP
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- engine
- cooling
- cooling fan
- continuously variable
- cooling air
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- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡単かつ合理的な改良で、走行機体に
出力軸が左右向きになる姿勢で搭載されたエンジンや、
その前後いずれか一方に配設される静油圧式無段変速装
置の冷却を効果的に行えるようにする。 【解決手段】 第1冷却ファン41を備えたエンジン2
3,50をその出力軸23a,50aが左右向きになる
姿勢で走行機体1に搭載し、前記出力軸23a,50a
にベルト式伝動機構25を介して伝動連結される静油圧
式無段変速装置24の入力軸24aに第2冷却ファン4
8を装着し、前記第1冷却ファン41による冷却風の流
動方向と前記第2冷却ファン48による冷却風の流動方
向とを一致させた。
出力軸が左右向きになる姿勢で搭載されたエンジンや、
その前後いずれか一方に配設される静油圧式無段変速装
置の冷却を効果的に行えるようにする。 【解決手段】 第1冷却ファン41を備えたエンジン2
3,50をその出力軸23a,50aが左右向きになる
姿勢で走行機体1に搭載し、前記出力軸23a,50a
にベルト式伝動機構25を介して伝動連結される静油圧
式無段変速装置24の入力軸24aに第2冷却ファン4
8を装着し、前記第1冷却ファン41による冷却風の流
動方向と前記第2冷却ファン48による冷却風の流動方
向とを一致させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンをその出
力軸が左右向きになる姿勢で走行機体に搭載してある作
業車の原動部冷却構造に関する。
力軸が左右向きになる姿勢で走行機体に搭載してある作
業車の原動部冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような作業車の原動部冷却
構造としては、例えば特開平9−300985号公報な
どで開示されているように、エンジンに備えた冷却ファ
ンの作動によって発生する冷却風で原動部の冷却を行う
ようにしていた。
構造としては、例えば特開平9−300985号公報な
どで開示されているように、エンジンに備えた冷却ファ
ンの作動によって発生する冷却風で原動部の冷却を行う
ようにしていた。
【0003】ちなみに、エンジンをその出力軸が左右向
きになる姿勢で走行機体に搭載すると、エンジンとその
出力で駆動される冷却ファンとを左右に並べることがで
きるようになり、それによって、エンジンをその出力軸
が前後向きになる姿勢で走行機体に搭載してエンジンと
冷却ファンとを前後に並べる場合に比較して、原動部の
前後長さ並びに機体の全長を短くすることができるよう
になり、もって、原動部を搭乗運転部の前方に設ける場
合における搭乗運転部からの前方の見通しを良くするこ
とができて作業性の向上を図れる、あるいは、機体旋回
時に要する旋回スペース(圃場では枕地)を小さくでき
る、といった利点を有するようになる。
きになる姿勢で走行機体に搭載すると、エンジンとその
出力で駆動される冷却ファンとを左右に並べることがで
きるようになり、それによって、エンジンをその出力軸
が前後向きになる姿勢で走行機体に搭載してエンジンと
冷却ファンとを前後に並べる場合に比較して、原動部の
前後長さ並びに機体の全長を短くすることができるよう
になり、もって、原動部を搭乗運転部の前方に設ける場
合における搭乗運転部からの前方の見通しを良くするこ
とができて作業性の向上を図れる、あるいは、機体旋回
時に要する旋回スペース(圃場では枕地)を小さくでき
る、といった利点を有するようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作業車には
静油圧式無段変速装置を備えるものがあるが、静油圧式
無段変速装置は、原動部での配置スペースの点からエン
ジンの前後いずれか一方に配設されるようになる。その
ため、エンジンをその出力軸が左右向きになる姿勢で走
行機体に搭載し、かつ、静油圧式無段変速装置を備える
作業車において、上記従来技術の原動部冷却構造を採用
すると、冷却ファンの横一側方に位置するエンジンに
は、その冷却ファンの作動で発生する冷却風を十分に供
給することができる反面、エンジンの前後いずれか一方
に配設される静油圧式無段変速装置には冷却風が供給さ
れ難くなることから、エンジンの冷却は好適に行えるも
のの、静油圧式無段変速装置の加熱を抑制することが困
難になっていた。
静油圧式無段変速装置を備えるものがあるが、静油圧式
無段変速装置は、原動部での配置スペースの点からエン
ジンの前後いずれか一方に配設されるようになる。その
ため、エンジンをその出力軸が左右向きになる姿勢で走
行機体に搭載し、かつ、静油圧式無段変速装置を備える
作業車において、上記従来技術の原動部冷却構造を採用
すると、冷却ファンの横一側方に位置するエンジンに
は、その冷却ファンの作動で発生する冷却風を十分に供
給することができる反面、エンジンの前後いずれか一方
に配設される静油圧式無段変速装置には冷却風が供給さ
れ難くなることから、エンジンの冷却は好適に行えるも
のの、静油圧式無段変速装置の加熱を抑制することが困
難になっていた。
【0005】本発明の目的は、比較的簡単かつ合理的な
改良で、走行機体に出力軸が左右向きになる姿勢で搭載
されたエンジンや、その前後いずれか一方に配設される
静油圧式無段変速装置の冷却を効果的に行えるようにす
ることにある。
改良で、走行機体に出力軸が左右向きになる姿勢で搭載
されたエンジンや、その前後いずれか一方に配設される
静油圧式無段変速装置の冷却を効果的に行えるようにす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、第
1冷却ファンを備えたエンジンをその出力軸が左右向き
になる姿勢で走行機体に搭載し、前記出力軸にベルト式
伝動機構を介して伝動連結される静油圧式無段変速装置
の入力軸に第2冷却ファンを装着し、前記第1冷却ファ
ンによる冷却風の流動方向と前記第2冷却ファンによる
冷却風の流動方向とを一致させた。
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、第
1冷却ファンを備えたエンジンをその出力軸が左右向き
になる姿勢で走行機体に搭載し、前記出力軸にベルト式
伝動機構を介して伝動連結される静油圧式無段変速装置
の入力軸に第2冷却ファンを装着し、前記第1冷却ファ
ンによる冷却風の流動方向と前記第2冷却ファンによる
冷却風の流動方向とを一致させた。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、エンジンには、その横一側方に備えられる第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風が供給されるようにな
り、又、エンジンの前後いずれか一方に配設されるよう
になる静油圧式無段変速装置には、その入力軸に装着さ
れた第2冷却ファンの作動で発生する冷却風が供給され
るようになる。
と、エンジンには、その横一側方に備えられる第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風が供給されるようにな
り、又、エンジンの前後いずれか一方に配設されるよう
になる静油圧式無段変速装置には、その入力軸に装着さ
れた第2冷却ファンの作動で発生する冷却風が供給され
るようになる。
【0008】しかも、第1冷却ファンによる冷却風の流
動方向と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させたことによって、それらの冷却風の流動方向を互
いに向かい合う方向に設定した場合に生じる、互いの冷
却風がそれぞれの流動を打ち消し合うことによってエン
ジンや静油圧式無段変速装置の熱を奪った後の冷却排風
がエンジンルーム内などに隠り易くなる、といった不都
合を解消することができる上に、エンジン側の第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風の流動によって、静油圧
式無段変速装置冷却後の冷却排風を機外に吐き出し易く
することができるようになり、逆に、静油圧式無段変速
装置側の第2冷却ファンの作動で発生する冷却風の流動
によって、エンジン冷却後の冷却排風を機外に吐き出し
易くすることができるようになる。
動方向と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させたことによって、それらの冷却風の流動方向を互
いに向かい合う方向に設定した場合に生じる、互いの冷
却風がそれぞれの流動を打ち消し合うことによってエン
ジンや静油圧式無段変速装置の熱を奪った後の冷却排風
がエンジンルーム内などに隠り易くなる、といった不都
合を解消することができる上に、エンジン側の第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風の流動によって、静油圧
式無段変速装置冷却後の冷却排風を機外に吐き出し易く
することができるようになり、逆に、静油圧式無段変速
装置側の第2冷却ファンの作動で発生する冷却風の流動
によって、エンジン冷却後の冷却排風を機外に吐き出し
易くすることができるようになる。
【0009】〔効果〕従って、本来よりエンジンに備え
られている第1冷却ファンに加えて静油圧式無段変速装
置の入力軸に第2冷却ファンを装着するだけの比較的簡
単な改良で、エンジンや静油圧式無段変速装置への冷却
風の供給を十分に行えるようになり、更に、第1冷却フ
ァンによる冷却風の流動方向と第2冷却ファンによる冷
却風の流動方向とを一致させるといった合理的な改良
で、第1冷却ファンによる冷却風と第2冷却ファンによ
る冷却風の相乗効果で冷却排風の機外への吐き出しを効
率良く行えることから、エンジンや静油圧式無段変速装
置の冷却を効果的に行えるようになった。
られている第1冷却ファンに加えて静油圧式無段変速装
置の入力軸に第2冷却ファンを装着するだけの比較的簡
単な改良で、エンジンや静油圧式無段変速装置への冷却
風の供給を十分に行えるようになり、更に、第1冷却フ
ァンによる冷却風の流動方向と第2冷却ファンによる冷
却風の流動方向とを一致させるといった合理的な改良
で、第1冷却ファンによる冷却風と第2冷却ファンによ
る冷却風の相乗効果で冷却排風の機外への吐き出しを効
率良く行えることから、エンジンや静油圧式無段変速装
置の冷却を効果的に行えるようになった。
【0010】〔構成〕上記目的を達成するため、本発明
のうちの請求項2記載の発明では、出力軸が左右向きに
なる姿勢で走行機体に搭載されるエンジンと、その横一
側方に配置されるラジエータとの間に第1冷却ファンを
配設し、前記出力軸にベルト式伝動機構を介して伝動連
結される静油圧式無段変速装置の入力軸に第2冷却ファ
ンを装着し、前記第1冷却ファンによる冷却風の流動方
向と前記第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させるとともに、前記エンジンから前記静油圧式無段
変速装置側を通るように延設された排気管と前記静油圧
式無段変速装置との間に遮蔽板を設けた。
のうちの請求項2記載の発明では、出力軸が左右向きに
なる姿勢で走行機体に搭載されるエンジンと、その横一
側方に配置されるラジエータとの間に第1冷却ファンを
配設し、前記出力軸にベルト式伝動機構を介して伝動連
結される静油圧式無段変速装置の入力軸に第2冷却ファ
ンを装着し、前記第1冷却ファンによる冷却風の流動方
向と前記第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させるとともに、前記エンジンから前記静油圧式無段
変速装置側を通るように延設された排気管と前記静油圧
式無段変速装置との間に遮蔽板を設けた。
【0011】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、エンジン、ラジエータ、及び排気管には、エンジン
とラジエータとの間に配設される第1冷却ファンの作動
で発生する冷却風が供給されるようになり、又、エンジ
ンの前後いずれか一方に配設されるようになる静油圧式
無段変速装置には、その入力軸に装着された第2冷却フ
ァンの作動で発生する冷却風が供給されるようになる。
と、エンジン、ラジエータ、及び排気管には、エンジン
とラジエータとの間に配設される第1冷却ファンの作動
で発生する冷却風が供給されるようになり、又、エンジ
ンの前後いずれか一方に配設されるようになる静油圧式
無段変速装置には、その入力軸に装着された第2冷却フ
ァンの作動で発生する冷却風が供給されるようになる。
【0012】しかも、第1冷却ファンによる冷却風の流
動方向と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させたことによって、それらの冷却風の流動方向を互
いに向かい合う方向に設定した場合に生じる、互いの冷
却風がそれぞれの流動を打ち消し合うことによってエン
ジンや静油圧式無段変速装置などの熱を奪った後の冷却
排風がエンジンルーム内などに隠り易くなる、といった
不都合を解消することができる上に、エンジン側の第1
冷却ファンの作動で発生する冷却風の流動によって、静
油圧式無段変速装置を冷却した後の冷却排風を機外に吐
き出し易くすることができるようになり、逆に、静油圧
式無段変速装置側の第2冷却ファンの作動で発生する冷
却風の流動によって、エンジンなどを冷却した後の冷却
排風を機外に吐き出し易くすることができるようにな
る。
動方向と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させたことによって、それらの冷却風の流動方向を互
いに向かい合う方向に設定した場合に生じる、互いの冷
却風がそれぞれの流動を打ち消し合うことによってエン
ジンや静油圧式無段変速装置などの熱を奪った後の冷却
排風がエンジンルーム内などに隠り易くなる、といった
不都合を解消することができる上に、エンジン側の第1
冷却ファンの作動で発生する冷却風の流動によって、静
油圧式無段変速装置を冷却した後の冷却排風を機外に吐
き出し易くすることができるようになり、逆に、静油圧
式無段変速装置側の第2冷却ファンの作動で発生する冷
却風の流動によって、エンジンなどを冷却した後の冷却
排風を機外に吐き出し易くすることができるようにな
る。
【0013】その上、排気管と静油圧式無段変速装置と
の間に遮蔽板を設けたことによって、排気管の熱を奪う
ことによってかなり熱くなった冷却風を静油圧式無段変
速装置側に流動させる不都合なく機外に吐き出させるこ
とができるようになる。
の間に遮蔽板を設けたことによって、排気管の熱を奪う
ことによってかなり熱くなった冷却風を静油圧式無段変
速装置側に流動させる不都合なく機外に吐き出させるこ
とができるようになる。
【0014】〔効果〕従って、本来よりエンジンとラジ
エータの間に配設されている第1冷却ファンに加えて静
油圧式無段変速装置の入力軸に第2冷却ファンを装着
し、かつ、排気管と静油圧式無段変速装置との間に遮蔽
板を設けるといった比較的簡単な改良で、エンジンや静
油圧式無段変速装置などへの冷却風の供給を十分に行え
るとともに、排気管の熱を奪ってかなり熱くなった冷却
風が静油圧式無段変速装置側に流動することに起因した
静油圧式無段変速装置に対する冷却能力の低下を防止で
き、更に、第1冷却ファンによる冷却風の流動方向と第
2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させると
いった合理的な改良で、第1冷却ファンによる冷却風と
第2冷却ファンによる冷却風の相乗効果で冷却排風の機
外への吐き出しを効率良く行えるようになることから、
エンジンや静油圧式無段変速装置などの冷却を効果的に
行えるようになった。
エータの間に配設されている第1冷却ファンに加えて静
油圧式無段変速装置の入力軸に第2冷却ファンを装着
し、かつ、排気管と静油圧式無段変速装置との間に遮蔽
板を設けるといった比較的簡単な改良で、エンジンや静
油圧式無段変速装置などへの冷却風の供給を十分に行え
るとともに、排気管の熱を奪ってかなり熱くなった冷却
風が静油圧式無段変速装置側に流動することに起因した
静油圧式無段変速装置に対する冷却能力の低下を防止で
き、更に、第1冷却ファンによる冷却風の流動方向と第
2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させると
いった合理的な改良で、第1冷却ファンによる冷却風と
第2冷却ファンによる冷却風の相乗効果で冷却排風の機
外への吐き出しを効率良く行えるようになることから、
エンジンや静油圧式無段変速装置などの冷却を効果的に
行えるようになった。
【0015】〔構成〕上記目的を達成するため、本発明
のうちの請求項3記載の発明では、第1冷却ファンを備
えたエンジンをその出力軸が左右向きになる姿勢で走行
機体に搭載し、前記出力軸にベルト式伝動機構を介して
伝動連結される静油圧式無段変速装置の入力軸に第2冷
却ファンを装着し、前記静油圧式無段変速装置の前記エ
ンジンを挟んだ反対側に、前記第1冷却ファンによる冷
却風をシリンダヘッドに回り込ませる導風板を配備し、
前記第1冷却ファンによる冷却風の流動方向と前記第2
冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させるとと
もに、前記エンジンと静油圧式無段変速装置との間に遮
蔽板を設けた。
のうちの請求項3記載の発明では、第1冷却ファンを備
えたエンジンをその出力軸が左右向きになる姿勢で走行
機体に搭載し、前記出力軸にベルト式伝動機構を介して
伝動連結される静油圧式無段変速装置の入力軸に第2冷
却ファンを装着し、前記静油圧式無段変速装置の前記エ
ンジンを挟んだ反対側に、前記第1冷却ファンによる冷
却風をシリンダヘッドに回り込ませる導風板を配備し、
前記第1冷却ファンによる冷却風の流動方向と前記第2
冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させるとと
もに、前記エンジンと静油圧式無段変速装置との間に遮
蔽板を設けた。
【0016】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、エンジンには、その横一側方に備えられる第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風が供給されるようにな
り、又、エンジンの前後いずれか一方に配設されるよう
になる静油圧式無段変速装置には、その入力軸に装着さ
れた第2冷却ファンの作動で発生する冷却風が供給され
るようになる。
と、エンジンには、その横一側方に備えられる第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風が供給されるようにな
り、又、エンジンの前後いずれか一方に配設されるよう
になる静油圧式無段変速装置には、その入力軸に装着さ
れた第2冷却ファンの作動で発生する冷却風が供給され
るようになる。
【0017】しかも、第1冷却ファンによる冷却風の流
動方向と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させたことによって、それらの冷却風の流動方向を互
いに向かい合う方向に設定した場合に生じる、互いの冷
却風がそれぞれの流動を打ち消し合うことによってエン
ジンや静油圧式無段変速装置の熱を奪った後の冷却排風
がエンジンルーム内などに隠り易くなる、といった不都
合を解消することができる上に、エンジン側の第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風の流動によって、静油圧
式無段変速装置冷却後の冷却排風を機外に吐き出し易く
することができるようになり、逆に、静油圧式無段変速
装置側の第2冷却ファンの作動で発生する冷却風の流動
によって、エンジン冷却後の冷却排風を機外に吐き出し
易くすることができるようになる。
動方向と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一
致させたことによって、それらの冷却風の流動方向を互
いに向かい合う方向に設定した場合に生じる、互いの冷
却風がそれぞれの流動を打ち消し合うことによってエン
ジンや静油圧式無段変速装置の熱を奪った後の冷却排風
がエンジンルーム内などに隠り易くなる、といった不都
合を解消することができる上に、エンジン側の第1冷却
ファンの作動で発生する冷却風の流動によって、静油圧
式無段変速装置冷却後の冷却排風を機外に吐き出し易く
することができるようになり、逆に、静油圧式無段変速
装置側の第2冷却ファンの作動で発生する冷却風の流動
によって、エンジン冷却後の冷却排風を機外に吐き出し
易くすることができるようになる。
【0018】その上、静油圧式無段変速装置のエンジン
を挟んだ反対側に配備した導風板によって、第1冷却フ
ァンの作動によって発生する冷却風をシリンダヘッドに
回り込ませる状態で供給できることから、冷却風による
エンジンの冷却を好適に行えるようになり、更に、エン
ジンと静油圧式無段変速装置との間に設けた遮蔽板によ
って、シリンダヘッドの熱を奪うことによって熱くなっ
た冷却風を静油圧式無段変速装置側に流動させる不都合
なく機外に吐き出させることができるようになる。
を挟んだ反対側に配備した導風板によって、第1冷却フ
ァンの作動によって発生する冷却風をシリンダヘッドに
回り込ませる状態で供給できることから、冷却風による
エンジンの冷却を好適に行えるようになり、更に、エン
ジンと静油圧式無段変速装置との間に設けた遮蔽板によ
って、シリンダヘッドの熱を奪うことによって熱くなっ
た冷却風を静油圧式無段変速装置側に流動させる不都合
なく機外に吐き出させることができるようになる。
【0019】〔効果〕従って、本来よりエンジンに備え
られている第1冷却ファンに加えて静油圧式無段変速装
置の入力軸に第2冷却ファンを装着し、かつ、静油圧式
無段変速装置のエンジンを挟んだ反対側に導風板を配備
するとともに、エンジンと静油圧式無段変速装置との間
に遮蔽板を設けるといった比較的簡単な改良で、エンジ
ンや静油圧式無段変速装置への冷却風の供給を十分に行
えるとともに、シリンダヘッドの熱を奪って熱くなった
冷却風が静油圧式無段変速装置側に流動することに起因
した静油圧式無段変速装置に対する冷却能力の低下を防
止でき、更に、第1冷却ファンによる冷却風の流動方向
と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させ
るといった合理的な改良で、第1冷却ファンによる冷却
風と第2冷却ファンによる冷却風の相乗効果で冷却排風
の機外への吐き出しを効率良く行えるようになることか
ら、エンジンや静油圧式無段変速装置の冷却を効果的に
行えるようになった。
られている第1冷却ファンに加えて静油圧式無段変速装
置の入力軸に第2冷却ファンを装着し、かつ、静油圧式
無段変速装置のエンジンを挟んだ反対側に導風板を配備
するとともに、エンジンと静油圧式無段変速装置との間
に遮蔽板を設けるといった比較的簡単な改良で、エンジ
ンや静油圧式無段変速装置への冷却風の供給を十分に行
えるとともに、シリンダヘッドの熱を奪って熱くなった
冷却風が静油圧式無段変速装置側に流動することに起因
した静油圧式無段変速装置に対する冷却能力の低下を防
止でき、更に、第1冷却ファンによる冷却風の流動方向
と第2冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させ
るといった合理的な改良で、第1冷却ファンによる冷却
風と第2冷却ファンによる冷却風の相乗効果で冷却排風
の機外への吐き出しを効率良く行えるようになることか
ら、エンジンや静油圧式無段変速装置の冷却を効果的に
行えるようになった。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1には作業車
の一例である乗用型田植機の全体側面が、図2にはその
全体平面が示されており、この田植機は、乗用型に構成
された走行機体1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇
降揺動するリンク機構3を介して苗植付装置4を昇降自
在に連結し、かつ、施肥装置5を搭載することによって
構成されている。
の一例である乗用型田植機の全体側面が、図2にはその
全体平面が示されており、この田植機は、乗用型に構成
された走行機体1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇
降揺動するリンク機構3を介して苗植付装置4を昇降自
在に連結し、かつ、施肥装置5を搭載することによって
構成されている。
【0021】走行機体1は、その前部に配設される原動
部6、その後部に形成される搭乗運転部7、及び、原動
部6からの走行用動力で駆動される左右一対の前輪8と
後輪9、などによって構成されている。
部6、その後部に形成される搭乗運転部7、及び、原動
部6からの走行用動力で駆動される左右一対の前輪8と
後輪9、などによって構成されている。
【0022】苗植付装置4は、原動部6からの作業用動
力が伝達されるフィードケース10、フィードケース1
0からの分配動力で左右方向に所定ストロークで往復移
動する苗載台11、フィードケース10からの分配動力
で苗載台11に載置された苗を所定量ずつ取り出して圃
場に植え付ける複数の植付機構12、及び、各植付機構
12による苗植え付け箇所を前もって整地する複数の整
地フロート13、などによって構成されている。
力が伝達されるフィードケース10、フィードケース1
0からの分配動力で左右方向に所定ストロークで往復移
動する苗載台11、フィードケース10からの分配動力
で苗載台11に載置された苗を所定量ずつ取り出して圃
場に植え付ける複数の植付機構12、及び、各植付機構
12による苗植え付け箇所を前もって整地する複数の整
地フロート13、などによって構成されている。
【0023】施肥装置5は、肥料を貯留するホッパ1
4、原動部6からの作業用動力でホッパ14内の肥料を
植え付け条ごとに所定量ずつ繰り出す複数の繰出機構1
5、繰り出された肥料を圧送するための気流を発生させ
る電動ファン16、圧送される肥料を案内する複数の案
内ホース17、及び、案内された肥料を圃場に埋没させ
る複数の作溝器18、などによって構成されている。
4、原動部6からの作業用動力でホッパ14内の肥料を
植え付け条ごとに所定量ずつ繰り出す複数の繰出機構1
5、繰り出された肥料を圧送するための気流を発生させ
る電動ファン16、圧送される肥料を案内する複数の案
内ホース17、及び、案内された肥料を圃場に埋没させ
る複数の作溝器18、などによって構成されている。
【0024】図1及び図3〜6に示すように、原動部6
は、左右一対の主フレーム19の前端に連結されたミッ
ションケース20、ミッションケース20から前方に向
けて延設された前部フレーム21に防振ゴム22を介し
て支持された水冷式のエンジン23、ミッションケース
20の左側部に連結された静油圧式無段変速装置24、
及び、エンジン23の出力軸23aと静油圧式無段変速
装置24の入力軸24aとを連動連結するベルト式伝動
機構25、などによって構成されている。
は、左右一対の主フレーム19の前端に連結されたミッ
ションケース20、ミッションケース20から前方に向
けて延設された前部フレーム21に防振ゴム22を介し
て支持された水冷式のエンジン23、ミッションケース
20の左側部に連結された静油圧式無段変速装置24、
及び、エンジン23の出力軸23aと静油圧式無段変速
装置24の入力軸24aとを連動連結するベルト式伝動
機構25、などによって構成されている。
【0025】ミッションケース20の上部には、左右の
前輪8を操向操作するステアリングホイール26のステ
アリング軸26aに連動する油圧式パワーステアリング
用のトルクジェネレータ27が配備され、トルクジェネ
レータ27の上面には支持枠28が連結され、支持枠2
8にはステアリングホイール26を支持するハンドルポ
スト29が立設され、ハンドルポスト29には連結具3
0を介して操縦パネル31が連結されている。支持枠2
8には、略U字状の支持部材32がその両端部を左右の
前上方に向けて延出する状態となるように連結されてお
り、この支持部材32の左右の延出端に、エンジン23
の上方に配設される燃料タンク33と、原動部6の上部
を後方側から覆う後部ボンネット34とがボルト連結さ
れるとともに、原動部6の上部を前方側から覆う前部ボ
ンネット35が上下方向に開閉揺動可能に支持されてい
る。そして、操縦パネル31、後部ボンネット34、及
び、前部ボンネット35によって、原動部6や燃料タン
ク33を収容するエンジンルーム36が形成されてい
る。
前輪8を操向操作するステアリングホイール26のステ
アリング軸26aに連動する油圧式パワーステアリング
用のトルクジェネレータ27が配備され、トルクジェネ
レータ27の上面には支持枠28が連結され、支持枠2
8にはステアリングホイール26を支持するハンドルポ
スト29が立設され、ハンドルポスト29には連結具3
0を介して操縦パネル31が連結されている。支持枠2
8には、略U字状の支持部材32がその両端部を左右の
前上方に向けて延出する状態となるように連結されてお
り、この支持部材32の左右の延出端に、エンジン23
の上方に配設される燃料タンク33と、原動部6の上部
を後方側から覆う後部ボンネット34とがボルト連結さ
れるとともに、原動部6の上部を前方側から覆う前部ボ
ンネット35が上下方向に開閉揺動可能に支持されてい
る。そして、操縦パネル31、後部ボンネット34、及
び、前部ボンネット35によって、原動部6や燃料タン
ク33を収容するエンジンルーム36が形成されてい
る。
【0026】図1及び図2に示すように、搭乗運転部7
は、ステアリングホイール26、ステアリングホイール
26の後方に配設された運転座席37、及び、左右の主
フレーム19に支持された搭乗ステップ38、などによ
って構成されている。搭乗ステップ38からは、機体前
方からの乗降を可能にする左右一対の乗降ステップ39
が前方に向けて延設されている。
は、ステアリングホイール26、ステアリングホイール
26の後方に配設された運転座席37、及び、左右の主
フレーム19に支持された搭乗ステップ38、などによ
って構成されている。搭乗ステップ38からは、機体前
方からの乗降を可能にする左右一対の乗降ステップ39
が前方に向けて延設されている。
【0027】図3〜6に示すように、原動部6におい
て、エンジン23はその出力軸23aが左右向きになる
姿勢で搭載されており、その右側方にはラジエータ40
がエンジン23に対向する状態で立設され、エンジン2
3とラジエータ40との間にエンジン23からの動力で
駆動される第1冷却ファン41が配設されている。つま
り、エンジン23をその出力軸23aが左右向きになる
姿勢で搭載したことによって、エンジン23、ラジエー
タ40、及び第1冷却ファン41を、エンジンルーム3
6内において左右に並べた状態で配備できるようになっ
ており、これによって、それらを前後に並べる場合に比
較して原動部6の前後長さを短くすることができること
から、搭乗運転部7からの前方の見通しを良くすること
ができて作業性の向上を図れるとともに、機体の全長を
短くすることができて圃場での機体旋回時に要する枕地
スペースを小さくできる利点を有するようになってい
る。
て、エンジン23はその出力軸23aが左右向きになる
姿勢で搭載されており、その右側方にはラジエータ40
がエンジン23に対向する状態で立設され、エンジン2
3とラジエータ40との間にエンジン23からの動力で
駆動される第1冷却ファン41が配設されている。つま
り、エンジン23をその出力軸23aが左右向きになる
姿勢で搭載したことによって、エンジン23、ラジエー
タ40、及び第1冷却ファン41を、エンジンルーム3
6内において左右に並べた状態で配備できるようになっ
ており、これによって、それらを前後に並べる場合に比
較して原動部6の前後長さを短くすることができること
から、搭乗運転部7からの前方の見通しを良くすること
ができて作業性の向上を図れるとともに、機体の全長を
短くすることができて圃場での機体旋回時に要する枕地
スペースを小さくできる利点を有するようになってい
る。
【0028】エンジン23の前部には気化器42及びエ
アクリーナ43が、エンジン23の後部には排気マニホ
ールド44が配備されている。排気マニホールド44に
は、エンジン23の後側である静油圧式無段変速装置2
4側を通る排気管45を介して、エンジン23の左下方
に前後向きに配設されたマフラ46が接続されており、
マフラ46は、機体の左先端部から左外側下方に向けて
排気するようになっている。
アクリーナ43が、エンジン23の後部には排気マニホ
ールド44が配備されている。排気マニホールド44に
は、エンジン23の後側である静油圧式無段変速装置2
4側を通る排気管45を介して、エンジン23の左下方
に前後向きに配設されたマフラ46が接続されており、
マフラ46は、機体の左先端部から左外側下方に向けて
排気するようになっている。
【0029】第1冷却ファン41は、エンジン23から
の動力で駆動されることによって、外気を、冷却風とし
て前部ボンネット35の右側面に形成された複数の第1
吸気口35aからエンジンルーム36内に取り入れてラ
ジエータ40やエンジン23などに向けて流動させた
後、冷却排風として前部ボンネット35の左側面に形成
された複数の排気口35bや機体の左下側部から機外へ
吐き出させるようになっている。又、第1冷却ファン4
1の作動で発生する冷却風の一部は、排気マニホールド
44を上方から覆う導風板47によって、排気マニホー
ルド44の周囲に案内されるとともに排気管45に沿っ
て左下方のマフラ46に向けて導かれるようになってい
る。つまり、第1冷却ファン41の作動により発生する
冷却風によって、エンジン23や、その周辺に配備され
るラジエータ40、排気マニホールド44、排気管4
5、並びにマフラ46、などを冷却できるようになって
いる。
の動力で駆動されることによって、外気を、冷却風とし
て前部ボンネット35の右側面に形成された複数の第1
吸気口35aからエンジンルーム36内に取り入れてラ
ジエータ40やエンジン23などに向けて流動させた
後、冷却排風として前部ボンネット35の左側面に形成
された複数の排気口35bや機体の左下側部から機外へ
吐き出させるようになっている。又、第1冷却ファン4
1の作動で発生する冷却風の一部は、排気マニホールド
44を上方から覆う導風板47によって、排気マニホー
ルド44の周囲に案内されるとともに排気管45に沿っ
て左下方のマフラ46に向けて導かれるようになってい
る。つまり、第1冷却ファン41の作動により発生する
冷却風によって、エンジン23や、その周辺に配備され
るラジエータ40、排気マニホールド44、排気管4
5、並びにマフラ46、などを冷却できるようになって
いる。
【0030】静油圧式無段変速装置24の入力軸24a
には、その入力軸24aと一体回転するように第2冷却
ファン48が装着されている。第2冷却ファン48は、
ベルト式伝動機構25を介して伝達されるエンジン23
からの動力で駆動されることによって、外気を、冷却風
として後部ボンネット34の右側面に形成された複数の
第2吸気口34aからエンジンルーム36内に取り入れ
て静油圧式無段変速装置24などに向けて流動させた
後、冷却排風として機体の左下側部から機外へ吐き出さ
せるようになっている。つまり、第2冷却ファン48の
作動により発生する冷却風によって静油圧式無段変速装
置24を冷却できるようになっている。又、静油圧式無
段変速装置24とエンジン23側の排気マニホールド4
4及び排気管45との間には、支持枠28に支持連結さ
れた遮蔽板49が設けられており、この遮蔽板49によ
って、排気マニホールド44や排気管45の熱を奪うこ
とによってかなり熱くなった冷却風が静油圧式無段変速
装置24側に流動することに起因した静油圧式無段変速
装置24に対する冷却能力の低下を防止できるようにな
っている。
には、その入力軸24aと一体回転するように第2冷却
ファン48が装着されている。第2冷却ファン48は、
ベルト式伝動機構25を介して伝達されるエンジン23
からの動力で駆動されることによって、外気を、冷却風
として後部ボンネット34の右側面に形成された複数の
第2吸気口34aからエンジンルーム36内に取り入れ
て静油圧式無段変速装置24などに向けて流動させた
後、冷却排風として機体の左下側部から機外へ吐き出さ
せるようになっている。つまり、第2冷却ファン48の
作動により発生する冷却風によって静油圧式無段変速装
置24を冷却できるようになっている。又、静油圧式無
段変速装置24とエンジン23側の排気マニホールド4
4及び排気管45との間には、支持枠28に支持連結さ
れた遮蔽板49が設けられており、この遮蔽板49によ
って、排気マニホールド44や排気管45の熱を奪うこ
とによってかなり熱くなった冷却風が静油圧式無段変速
装置24側に流動することに起因した静油圧式無段変速
装置24に対する冷却能力の低下を防止できるようにな
っている。
【0031】そして、以上の構成から、第1冷却ファン
41による冷却風の流動方向と第2冷却ファン48によ
る冷却風の流動方向とが一致するようになっており、こ
れによって、エンジン23側の第1冷却ファン41の作
動による冷却風の流動で、第2冷却ファン48の作動に
より静油圧式無段変速装置24を冷却した後の冷却排風
の機体左下側部からの機外への吐き出しを促進させるこ
とができるようになり、逆に、静油圧式無段変速装置2
4側の第2冷却ファン48の作動による冷却風の流動
で、第1冷却ファン41の作動によりエンジン23など
を冷却した後の冷却排風の各排気口35bや機体左下側
部からの機外への吐き出しを促進させることができるよ
うになり、その結果、エンジン23や静油圧式無段変速
装置24などの熱を奪った後の冷却排風がエンジンルー
ム36内や機体下部に隠ることに起因した冷却効率の低
下を大幅に抑制できることから、エンジン23や静油圧
式無段変速装置24などの冷却を効果的に行えるように
なっている。
41による冷却風の流動方向と第2冷却ファン48によ
る冷却風の流動方向とが一致するようになっており、こ
れによって、エンジン23側の第1冷却ファン41の作
動による冷却風の流動で、第2冷却ファン48の作動に
より静油圧式無段変速装置24を冷却した後の冷却排風
の機体左下側部からの機外への吐き出しを促進させるこ
とができるようになり、逆に、静油圧式無段変速装置2
4側の第2冷却ファン48の作動による冷却風の流動
で、第1冷却ファン41の作動によりエンジン23など
を冷却した後の冷却排風の各排気口35bや機体左下側
部からの機外への吐き出しを促進させることができるよ
うになり、その結果、エンジン23や静油圧式無段変速
装置24などの熱を奪った後の冷却排風がエンジンルー
ム36内や機体下部に隠ることに起因した冷却効率の低
下を大幅に抑制できることから、エンジン23や静油圧
式無段変速装置24などの冷却を効果的に行えるように
なっている。
【0032】〔第2実施形態〕尚、第2実施形態は、上
記第1実施形態と原動部6の構成が異なることから、以
下、原動部6の構成についてのみ説明する。
記第1実施形態と原動部6の構成が異なることから、以
下、原動部6の構成についてのみ説明する。
【0033】図7及び図8に示すように、原動部6は、
左右一対の主フレーム19(図1参照)の前端に連結さ
れたミッションケース20、ミッションケース20から
前方に向けて延設された前部フレーム21に防振ゴム2
2を介して支持された空冷式のエンジン50、ミッショ
ンケース20の左側部に連結された静油圧式無段変速装
置24、及び、エンジン50の出力軸50aと静油圧式
無段変速装置24の入力軸24aとを連動連結するベル
ト式伝動機構25、などによって構成されている。
左右一対の主フレーム19(図1参照)の前端に連結さ
れたミッションケース20、ミッションケース20から
前方に向けて延設された前部フレーム21に防振ゴム2
2を介して支持された空冷式のエンジン50、ミッショ
ンケース20の左側部に連結された静油圧式無段変速装
置24、及び、エンジン50の出力軸50aと静油圧式
無段変速装置24の入力軸24aとを連動連結するベル
ト式伝動機構25、などによって構成されている。
【0034】ミッションケース20の上部には、左右の
前輪8を操向操作するステアリングホイール26のステ
アリング軸26aに連動する油圧式パワーステアリング
用のトルクジェネレータ27が配備され、トルクジェネ
レータ27の上面には支持枠28が連結され、支持枠2
8にはステアリングホイール26を支持するハンドルポ
スト29が立設され、ハンドルポスト29には連結具3
0を介して操縦パネル31が連結されている。支持枠2
8には、略U字状の支持部材32がその両端部を左右の
前上方に向けて延出する状態となるように連結されてお
り、この支持部材32の左右の延出端に、エンジン23
の上方に配設される燃料タンク33と、原動部6の上部
を後方側から覆う後部ボンネット34とがボルト連結さ
れるとともに、原動部6の上部を前方側から覆う前部ボ
ンネット35が上下方向に開閉揺動可能に支持されてい
る。そして、操縦パネル31、後部ボンネット34、及
び、前部ボンネット35によって、原動部6や燃料タン
ク33を収容するエンジンルーム36が形成されてい
る。
前輪8を操向操作するステアリングホイール26のステ
アリング軸26aに連動する油圧式パワーステアリング
用のトルクジェネレータ27が配備され、トルクジェネ
レータ27の上面には支持枠28が連結され、支持枠2
8にはステアリングホイール26を支持するハンドルポ
スト29が立設され、ハンドルポスト29には連結具3
0を介して操縦パネル31が連結されている。支持枠2
8には、略U字状の支持部材32がその両端部を左右の
前上方に向けて延出する状態となるように連結されてお
り、この支持部材32の左右の延出端に、エンジン23
の上方に配設される燃料タンク33と、原動部6の上部
を後方側から覆う後部ボンネット34とがボルト連結さ
れるとともに、原動部6の上部を前方側から覆う前部ボ
ンネット35が上下方向に開閉揺動可能に支持されてい
る。そして、操縦パネル31、後部ボンネット34、及
び、前部ボンネット35によって、原動部6や燃料タン
ク33を収容するエンジンルーム36が形成されてい
る。
【0035】原動部6において、エンジン50はその出
力軸50aが左右向きになる姿勢で搭載されており、そ
の右側部には、エンジン23からの動力で駆動される第
1冷却ファン41が配備されている。つまり、エンジン
50をその出力軸50aが左右向きになる姿勢で搭載し
たことによって、エンジン50と第1冷却ファン41と
を、エンジンルーム36内において左右に並べた状態で
配備できるようになっており、これによって、それらを
前後に並べる場合に比較して原動部6の前後長さを短く
することができることから、搭乗運転部7からの前方の
見通しを良くすることができて作業性の向上を図れると
ともに、機体の全長を短くすることができて圃場での機
体旋回時に要する枕地スペースを小さくできる利点を有
するようになっている。
力軸50aが左右向きになる姿勢で搭載されており、そ
の右側部には、エンジン23からの動力で駆動される第
1冷却ファン41が配備されている。つまり、エンジン
50をその出力軸50aが左右向きになる姿勢で搭載し
たことによって、エンジン50と第1冷却ファン41と
を、エンジンルーム36内において左右に並べた状態で
配備できるようになっており、これによって、それらを
前後に並べる場合に比較して原動部6の前後長さを短く
することができることから、搭乗運転部7からの前方の
見通しを良くすることができて作業性の向上を図れると
ともに、機体の全長を短くすることができて圃場での機
体旋回時に要する枕地スペースを小さくできる利点を有
するようになっている。
【0036】エンジン50の後部には気化器51及びエ
アクリーナ52が配備されている。エンジン50におけ
るシリンダヘッド50Aの左側部には、左下方に向けて
延出する排気管53が接続されており、その延出端に
は、エンジン50の左下方に前後向きに配設されたマフ
ラ54が接続されており、マフラ54は、ベルト式伝動
機構25の後部左側方箇所から左外側下方に向けて排気
するようになっている。
アクリーナ52が配備されている。エンジン50におけ
るシリンダヘッド50Aの左側部には、左下方に向けて
延出する排気管53が接続されており、その延出端に
は、エンジン50の左下方に前後向きに配設されたマフ
ラ54が接続されており、マフラ54は、ベルト式伝動
機構25の後部左側方箇所から左外側下方に向けて排気
するようになっている。
【0037】第1冷却ファン41は、エンジン50から
の動力で駆動されることによって、外気を、冷却風とし
て前部ボンネット35の右側面に形成された複数の第1
吸気口35aからエンジンルーム36内に取り入れてエ
ンジン50などに向けて流動させた後、冷却排風として
前部ボンネット35の左側面に形成された複数の排気口
35bや機体の左下側部から機外へ吐き出させるように
なっている。又、第1冷却ファン41の作動で発生する
冷却風の一部は、静油圧式無段変速装置24のエンジン
50を挟んだ反対側の位置となるエンジン50の前部側
にシリンダヘッド50Aを前方から覆うように装備され
た導風板55によって、シリンダヘッド50Aの周囲に
回り込む状態に導かれるとともに、排気管53の上部を
外囲する排気管カバー56によって排気管53の周囲に
案内されるようになっている。つまり、第1冷却ファン
41の作動により発生する冷却風によって、エンジン5
0や、その周辺に配備される排気管53などを冷却でき
るようになっている。
の動力で駆動されることによって、外気を、冷却風とし
て前部ボンネット35の右側面に形成された複数の第1
吸気口35aからエンジンルーム36内に取り入れてエ
ンジン50などに向けて流動させた後、冷却排風として
前部ボンネット35の左側面に形成された複数の排気口
35bや機体の左下側部から機外へ吐き出させるように
なっている。又、第1冷却ファン41の作動で発生する
冷却風の一部は、静油圧式無段変速装置24のエンジン
50を挟んだ反対側の位置となるエンジン50の前部側
にシリンダヘッド50Aを前方から覆うように装備され
た導風板55によって、シリンダヘッド50Aの周囲に
回り込む状態に導かれるとともに、排気管53の上部を
外囲する排気管カバー56によって排気管53の周囲に
案内されるようになっている。つまり、第1冷却ファン
41の作動により発生する冷却風によって、エンジン5
0や、その周辺に配備される排気管53などを冷却でき
るようになっている。
【0038】静油圧式無段変速装置24の入力軸24a
には、その入力軸24aと一体回転するように第2冷却
ファン48が装着されている。第2冷却ファン48は、
ベルト式伝動機構25を介して伝達されるエンジン50
からの動力で駆動されることによって、外気を、冷却風
として後部ボンネット34の右側面に形成された複数の
第2吸気口34aからエンジンルーム36内に取り入れ
て静油圧式無段変速装置24などに向けて流動させた
後、冷却排風として機体の左下側部から機外へ吐き出さ
せるようになっている。つまり、第2冷却ファン48の
作動により発生する冷却風によって静油圧式無段変速装
置24を冷却できるようになっている。又、静油圧式無
段変速装置24とエンジン50との間には遮蔽板57が
設けられており、この遮蔽板57によって、シリンダヘ
ッド50Aの熱を奪うことによってかなり熱くなった冷
却風が、導風板55の案内作用によって静油圧式無段変
速装置24側に流動することに起因した静油圧式無段変
速装置24に対する冷却能力の低下を防止できるように
なっている。
には、その入力軸24aと一体回転するように第2冷却
ファン48が装着されている。第2冷却ファン48は、
ベルト式伝動機構25を介して伝達されるエンジン50
からの動力で駆動されることによって、外気を、冷却風
として後部ボンネット34の右側面に形成された複数の
第2吸気口34aからエンジンルーム36内に取り入れ
て静油圧式無段変速装置24などに向けて流動させた
後、冷却排風として機体の左下側部から機外へ吐き出さ
せるようになっている。つまり、第2冷却ファン48の
作動により発生する冷却風によって静油圧式無段変速装
置24を冷却できるようになっている。又、静油圧式無
段変速装置24とエンジン50との間には遮蔽板57が
設けられており、この遮蔽板57によって、シリンダヘ
ッド50Aの熱を奪うことによってかなり熱くなった冷
却風が、導風板55の案内作用によって静油圧式無段変
速装置24側に流動することに起因した静油圧式無段変
速装置24に対する冷却能力の低下を防止できるように
なっている。
【0039】そして、以上の構成から、第1冷却ファン
41による冷却風の流動方向と第2冷却ファン48によ
る冷却風の流動方向とが一致するようになっており、こ
れによって、エンジン50側の第1冷却ファン41の作
動による冷却風の流動で、第2冷却ファン48の作動に
より静油圧式無段変速装置24を冷却した後の冷却排風
の機体左下側部からの機外への吐き出しを促進させるこ
とができるようになり、逆に、静油圧式無段変速装置2
4側の第2冷却ファン48の作動による冷却風の流動
で、第1冷却ファン41の作動によりエンジン50など
を冷却した後の冷却排風の各排気口35bや機体左下側
部からの機外への吐き出しを促進させることができるよ
うになり、その結果、エンジン50や静油圧式無段変速
装置24などの熱を奪った後の冷却排風がエンジンルー
ム36内や機体下部に隠ることに起因した冷却効率の低
下を大幅に抑制できることから、エンジン50や静油圧
式無段変速装置24などの冷却を効果的に行えるように
なっている。
41による冷却風の流動方向と第2冷却ファン48によ
る冷却風の流動方向とが一致するようになっており、こ
れによって、エンジン50側の第1冷却ファン41の作
動による冷却風の流動で、第2冷却ファン48の作動に
より静油圧式無段変速装置24を冷却した後の冷却排風
の機体左下側部からの機外への吐き出しを促進させるこ
とができるようになり、逆に、静油圧式無段変速装置2
4側の第2冷却ファン48の作動による冷却風の流動
で、第1冷却ファン41の作動によりエンジン50など
を冷却した後の冷却排風の各排気口35bや機体左下側
部からの機外への吐き出しを促進させることができるよ
うになり、その結果、エンジン50や静油圧式無段変速
装置24などの熱を奪った後の冷却排風がエンジンルー
ム36内や機体下部に隠ることに起因した冷却効率の低
下を大幅に抑制できることから、エンジン50や静油圧
式無段変速装置24などの冷却を効果的に行えるように
なっている。
【0040】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 作業車としては、トラクタや草刈機などであっても
よく、又、原動部6が機体後部に配設されたものであっ
てもよい。 原動部6としては、エンジン23,50の左側部に
第1冷却ファン41が配備されたものであってもよい。 静油圧式無段変速装置24の入力軸24aに第2冷
却ファン48とともに装着されるベルト式伝動機構25
の出力プーリに通気口を形成して冷却風の流動を促進さ
せるようにしてもよい。
を列記する。 作業車としては、トラクタや草刈機などであっても
よく、又、原動部6が機体後部に配設されたものであっ
てもよい。 原動部6としては、エンジン23,50の左側部に
第1冷却ファン41が配備されたものであってもよい。 静油圧式無段変速装置24の入力軸24aに第2冷
却ファン48とともに装着されるベルト式伝動機構25
の出力プーリに通気口を形成して冷却風の流動を促進さ
せるようにしてもよい。
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】乗用型田植機の全体平面図
【図3】第1実施形態での原動部冷却構造を示す原動部
の縦断側面図
の縦断側面図
【図4】第1実施形態での原動部冷却構造を示す原動部
の横断平面図
の横断平面図
【図5】第1実施形態での原動部冷却構造を示す原動部
の縦断正面図
の縦断正面図
【図6】第1実施形態での原動部冷却構造を示す原動部
の縦断背面図
の縦断背面図
【図7】第2実施形態での原動部冷却構造を示す原動部
の縦断側面図
の縦断側面図
【図8】第2実施形態での原動部冷却構造を示す原動部
の横断平面図
の横断平面図
1 走行機体 23 エンジン 23a 出力軸 24 静油圧式無段変速装置 24a 入力軸 25 ベルト式伝動機構 40 ラジエータ 41 第1冷却ファン 45 排気管 48 第2冷却ファン 49 遮蔽板 50 エンジン 50a 出力軸 50A シリンダヘッド 55 導風板 57 遮蔽板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 猛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山下 眞 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 松木 直樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 清水 孝式 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 3D035 BA02 CA19 CA25 3D038 AA05 AB06 AC12 3D039 AA03 AA20 AA23 AB14 AC21 AC33 AD11 AD22 AD26 AD54
Claims (3)
- 【請求項1】 第1冷却ファンを備えたエンジンをその
出力軸が左右向きになる姿勢で走行機体に搭載し、前記
出力軸にベルト式伝動機構を介して伝動連結される静油
圧式無段変速装置の入力軸に第2冷却ファンを装着し、
前記第1冷却ファンによる冷却風の流動方向と前記第2
冷却ファンによる冷却風の流動方向とを一致させてある
作業車の原動部冷却構造。 - 【請求項2】 出力軸が左右向きになる姿勢で走行機体
に搭載されるエンジンと、その横一側方に配置されるラ
ジエータとの間に第1冷却ファンを配設し、前記出力軸
にベルト式伝動機構を介して伝動連結される静油圧式無
段変速装置の入力軸に第2冷却ファンを装着し、前記第
1冷却ファンによる冷却風の流動方向と前記第2冷却フ
ァンによる冷却風の流動方向とを一致させるとともに、
前記エンジンから前記静油圧式無段変速装置側を通るよ
うに延設された排気管と前記静油圧式無段変速装置との
間に遮蔽板を設けてある作業車の原動部冷却構造。 - 【請求項3】 第1冷却ファンを備えたエンジンをその
出力軸が左右向きになる姿勢で走行機体に搭載し、前記
出力軸にベルト式伝動機構を介して伝動連結される静油
圧式無段変速装置の入力軸に第2冷却ファンを装着し、
前記静油圧式無段変速装置の前記エンジンを挟んだ反対
側に、前記第1冷却ファンによる冷却風をシリンダヘッ
ドに回り込ませる導風板を配備し、前記第1冷却ファン
による冷却風の流動方向と前記第2冷却ファンによる冷
却風の流動方向とを一致させるとともに、前記エンジン
と静油圧式無段変速装置との間に遮蔽板を設けてある作
業車の原動部冷却構造。
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|---|---|---|---|
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| Date | Code | Title | Description |
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