JP2001237167A - 露光方法及びデバイス製造方法 - Google Patents
露光方法及びデバイス製造方法Info
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- JP2001237167A JP2001237167A JP2000046559A JP2000046559A JP2001237167A JP 2001237167 A JP2001237167 A JP 2001237167A JP 2000046559 A JP2000046559 A JP 2000046559A JP 2000046559 A JP2000046559 A JP 2000046559A JP 2001237167 A JP2001237167 A JP 2001237167A
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- substrate
- pattern
- wafer
- path
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板の多重露光等をする場合、レジストの性
質が変化する等の不具合が発生する前に速やかに複数回
の露光を完了し得るような露光方法を提供する。 【解決千段】 露光装置を構成する各種機器のうち、ア
ライメントステージ21A、ウエハ供給アーム21c、
露光ステージ11、ウエハ回収アーム21dの四つのユ
ニットを結び、ウエハが循環可能な搬送経路を想定す
る。ウエハ1ロットは、この搬送経路を構成するユニッ
ト数よりも一つ少ない枚数として定義される。そしてこ
のウエハ1ロットは、図8(a)から図8(f)に示す
ように、コータ/ディベロッパ装置(不図示)に接続す
る搬送ロボットから順次搬送経路内に供給され、これら
が搬送経路内を循環することによって、多重露光等の複
数回の露光作業を完了する。
質が変化する等の不具合が発生する前に速やかに複数回
の露光を完了し得るような露光方法を提供する。 【解決千段】 露光装置を構成する各種機器のうち、ア
ライメントステージ21A、ウエハ供給アーム21c、
露光ステージ11、ウエハ回収アーム21dの四つのユ
ニットを結び、ウエハが循環可能な搬送経路を想定す
る。ウエハ1ロットは、この搬送経路を構成するユニッ
ト数よりも一つ少ない枚数として定義される。そしてこ
のウエハ1ロットは、図8(a)から図8(f)に示す
ように、コータ/ディベロッパ装置(不図示)に接続す
る搬送ロボットから順次搬送経路内に供給され、これら
が搬送経路内を循環することによって、多重露光等の複
数回の露光作業を完了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置を用いて
半導体素子等を製造するための露光方法及びデバイス製
造方法に関するものである。
半導体素子等を製造するための露光方法及びデバイス製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示装置等を製造す
る際には、所望の回路パターン(デバイスパターン)を
形成したマスクの像を、投影光学系等を通して基板面
(半導体ウエハ面又は液晶ガラス基板面)上に転写する
フォトリソグラフィ工程が一般的なものとなっている。
このとき、上記基板面には適当な感光材(レジスト)が
塗布されており、光が届いた部分だけが感光することに
よって、回路パターンを基板面に一挙に得ることにな
る。
る際には、所望の回路パターン(デバイスパターン)を
形成したマスクの像を、投影光学系等を通して基板面
(半導体ウエハ面又は液晶ガラス基板面)上に転写する
フォトリソグラフィ工程が一般的なものとなっている。
このとき、上記基板面には適当な感光材(レジスト)が
塗布されており、光が届いた部分だけが感光することに
よって、回路パターンを基板面に一挙に得ることにな
る。
【0003】ところで、近年、半導体素子等の回路パタ
ーンは、より微細なものへとの要求が増しつつある。こ
れはつまり、より集積度を増した電子回路の構成に対す
る市場の需要が高まりつつあるためである。また、この
ような事情を背景として、回路パターンを、基板面に多
重露光するような方法が考案されている。これは、一つ
の基板(同一レジスト)上の各ショット領域に複数の回
路パターンをそれぞれ転写し、電子回路を微細化して一
つのチップにおける集積度をより高めようとする試みで
ある。このことによって、より小さな面積で高性能な電
子回路を提供することが可能となる。
ーンは、より微細なものへとの要求が増しつつある。こ
れはつまり、より集積度を増した電子回路の構成に対す
る市場の需要が高まりつつあるためである。また、この
ような事情を背景として、回路パターンを、基板面に多
重露光するような方法が考案されている。これは、一つ
の基板(同一レジスト)上の各ショット領域に複数の回
路パターンをそれぞれ転写し、電子回路を微細化して一
つのチップにおける集積度をより高めようとする試みで
ある。このことによって、より小さな面積で高性能な電
子回路を提供することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記多重露光
を実現するためには、いくつかの困難がある。まず、基
板面上の同一領域に転写すべき複数の回路パターンの位
置決めを極めて正確に行わなければならない。基板面上
での複数の回路パターンの重ね合わせ(アライメント)
精度が悪い状況では、階層されていく回路間の関係に歪
が生じるなどの不具合が発生し、結果、完成品の動作不
良を招くこと等が考えられるためである。
を実現するためには、いくつかの困難がある。まず、基
板面上の同一領域に転写すべき複数の回路パターンの位
置決めを極めて正確に行わなければならない。基板面上
での複数の回路パターンの重ね合わせ(アライメント)
精度が悪い状況では、階層されていく回路間の関係に歪
が生じるなどの不具合が発生し、結果、完成品の動作不
良を招くこと等が考えられるためである。
【0005】また、基板面上に塗布されるレジストの問
題もある。露光装置に用いられる光源には様々なものが
現在提供されているが、通常、その光源毎に最も適した
レジストが存在する。例えば代表的な光源であるKrF
エキシマレーザ(波長248nm)は現在広く利用され
ているが、この光源に関してももちろん最も感光性能等
が優れたレジストが開発され、利用されている。
題もある。露光装置に用いられる光源には様々なものが
現在提供されているが、通常、その光源毎に最も適した
レジストが存在する。例えば代表的な光源であるKrF
エキシマレーザ(波長248nm)は現在広く利用され
ているが、この光源に関してももちろん最も感光性能等
が優れたレジストが開発され、利用されている。
【0006】しかし、KrFエキシマレーザ対応のレジ
ストの中には、経時変化が著しいものがあることが知ら
れている。このことは、基板面への多重露光を実施する
際には一つの障害要因となる。すなわち、この場合、1
回目の露光を行った後に、次に実施する2回目の露光を
できる限り速やかに行わなければならない。さもなけれ
ば、レジストが劣化して正確な回路パターンの転写が保
障されなくなるためである。
ストの中には、経時変化が著しいものがあることが知ら
れている。このことは、基板面への多重露光を実施する
際には一つの障害要因となる。すなわち、この場合、1
回目の露光を行った後に、次に実施する2回目の露光を
できる限り速やかに行わなければならない。さもなけれ
ば、レジストが劣化して正確な回路パターンの転写が保
障されなくなるためである。
【0007】ところが、露光装置における基板面への転
写作業は、通常、基板25〜50枚程度のロット単位で
実施されるようになっている。これは、スループット向
上の観点から当然推奨されるべき措置ではあるが、この
ような方法(シーケンス)で多重露光を実施しようとす
る場合、ロットの最初の基板に対して1回目の露光を実
施してから、2回目の露光を実施するまでには、上記ロ
ットを構成する基板枚数分の1回目の処理が完了するま
で待機する必要がある。したがって、この間にレジスト
が劣化する可能性が大きく、好ましい方法とは言えるも
のではなくなる。
写作業は、通常、基板25〜50枚程度のロット単位で
実施されるようになっている。これは、スループット向
上の観点から当然推奨されるべき措置ではあるが、この
ような方法(シーケンス)で多重露光を実施しようとす
る場合、ロットの最初の基板に対して1回目の露光を実
施してから、2回目の露光を実施するまでには、上記ロ
ットを構成する基板枚数分の1回目の処理が完了するま
で待機する必要がある。したがって、この間にレジスト
が劣化する可能性が大きく、好ましい方法とは言えるも
のではなくなる。
【0008】上記のような事態を回避する対策として
は、例えば、露光ステージ近辺に、基板を一時格納する
バッファを別途設置する等が考えられる。しかし、この
場合、露光装置のハードウエアに関する少なからぬ変更
が必要であるとともに、当然コストも割高となってしま
い、最善の方法と言えるものではない。なお、基板上で
部分的に重なる複数の領域にそれぞれ回路パターンを転
写する、いわゆるスティッチング露光でも上記多重露光
と同様の問題が生じ得る。
は、例えば、露光ステージ近辺に、基板を一時格納する
バッファを別途設置する等が考えられる。しかし、この
場合、露光装置のハードウエアに関する少なからぬ変更
が必要であるとともに、当然コストも割高となってしま
い、最善の方法と言えるものではない。なお、基板上で
部分的に重なる複数の領域にそれぞれ回路パターンを転
写する、いわゆるスティッチング露光でも上記多重露光
と同様の問題が生じ得る。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、基板の多重露光等をする
場合、レジストの性質が変化する等の不具合が発生する
前に速やかに複数回の露光を完了し得るような露光方
法、及びこのような露光方法を用いたデバイス製造方法
を提供することにある。
で、その目的とするところは、基板の多重露光等をする
場合、レジストの性質が変化する等の不具合が発生する
前に速やかに複数回の露光を完了し得るような露光方
法、及びこのような露光方法を用いたデバイス製造方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために以下の手段をとった。すなわち、請求項
1記載の露光方法は、三以上からなるユニットを結ぶ搬
送経路を循環する基板があって、前記三以上のユニット
のうちの一つにおいてマスクのパターンを前記基板上に
転写する露光方法において、前記三以上のユニットのう
ちの所定のユニットに達した基板について所定の処理が
終了していると判断される場合には、前記搬送経路外に
前記基板を取り出すことを特徴とするものである。
解決するために以下の手段をとった。すなわち、請求項
1記載の露光方法は、三以上からなるユニットを結ぶ搬
送経路を循環する基板があって、前記三以上のユニット
のうちの一つにおいてマスクのパターンを前記基板上に
転写する露光方法において、前記三以上のユニットのう
ちの所定のユニットに達した基板について所定の処理が
終了していると判断される場合には、前記搬送経路外に
前記基板を取り出すことを特徴とするものである。
【0011】これによれば、基板は三以上からなるユニ
ットを結ぶ循環する搬送経路上にある。つまり、マスタ
パターンの転写は、搬送経路を循環することによって、
一基板に対し複数回行う等の作業を、基板を無用に移動
することなく実施することが可能となる。また、基板
が、前記三以上のユニットのうちの所定のユニットに達
し、かつ所定の処理が終了していると判断される場合に
は、当該基板は前記搬送経路外に取り出されることか
ら、その搬送経路には新たな基板を導入する余地が生ま
れることがわかる。
ットを結ぶ循環する搬送経路上にある。つまり、マスタ
パターンの転写は、搬送経路を循環することによって、
一基板に対し複数回行う等の作業を、基板を無用に移動
することなく実施することが可能となる。また、基板
が、前記三以上のユニットのうちの所定のユニットに達
し、かつ所定の処理が終了していると判断される場合に
は、当該基板は前記搬送経路外に取り出されることか
ら、その搬送経路には新たな基板を導入する余地が生ま
れることがわかる。
【0012】例えば、三以上のユニットのうち少なくと
も二つのユニットを占める基板がある場合には、1枚1
枚の基板は連続的にマスタパターン転写を受けることに
なり、作業が迅速化される。また、所定の処理が1枚の
基板に対し複数回の転写作業(すなわち多重露光又はス
ティッチング露光)を実施することであるとすれば、当
該多重露光を施された基板が順次前記搬送経路外へと取
り出され、そのことによって新たな基板を空いたユニッ
トへと導入することが可能となる。これらのことから、
複数枚の基板のそれぞれに対して多重露光(又はスティ
ッチング露光)を実施する作業が、全体的に迅速に行わ
れうることになる。
も二つのユニットを占める基板がある場合には、1枚1
枚の基板は連続的にマスタパターン転写を受けることに
なり、作業が迅速化される。また、所定の処理が1枚の
基板に対し複数回の転写作業(すなわち多重露光又はス
ティッチング露光)を実施することであるとすれば、当
該多重露光を施された基板が順次前記搬送経路外へと取
り出され、そのことによって新たな基板を空いたユニッ
トへと導入することが可能となる。これらのことから、
複数枚の基板のそれぞれに対して多重露光(又はスティ
ッチング露光)を実施する作業が、全体的に迅速に行わ
れうることになる。
【0013】また、請求項5記載の露光方法は、同一の
露光装置を用いて複数の基板にそれぞれ第1及び第2の
パターンを転写する露光方法において、前記露光装置内
で前記基板をその投入位置から第1経路に沿って露光処
理部に搬送し、前記露光処理部で前記第1パターンが転
写された基板を、外部搬出するための退出位置に搬送す
る第2経路の途中で前記第1経路に戻し、前記露光処理
部で前記基板に対する前記第2パターンの転写を実行す
ることを特徴とするものである。
露光装置を用いて複数の基板にそれぞれ第1及び第2の
パターンを転写する露光方法において、前記露光装置内
で前記基板をその投入位置から第1経路に沿って露光処
理部に搬送し、前記露光処理部で前記第1パターンが転
写された基板を、外部搬出するための退出位置に搬送す
る第2経路の途中で前記第1経路に戻し、前記露光処理
部で前記基板に対する前記第2パターンの転写を実行す
ることを特徴とするものである。
【0014】これによれば、投入位置を含む第1経路上
にある基板は、露光処理部にて第1パターンが転写され
た後、退出位置を含む第2経路に送られ、さらに、その
途中から再び第1経路へと戻される。すなわち、これら
第1経路及び第2経路は、上述した循環する搬送経路に
該当するものである。本請求項によれば、再び第1経路
に戻された基板は、後に第2パターンの転写が実施され
る。これが複数の基板に対して行われるから、つまり複
数のパターンに関する露光を連続的に実施することが可
能となる。
にある基板は、露光処理部にて第1パターンが転写され
た後、退出位置を含む第2経路に送られ、さらに、その
途中から再び第1経路へと戻される。すなわち、これら
第1経路及び第2経路は、上述した循環する搬送経路に
該当するものである。本請求項によれば、再び第1経路
に戻された基板は、後に第2パターンの転写が実施され
る。これが複数の基板に対して行われるから、つまり複
数のパターンに関する露光を連続的に実施することが可
能となる。
【0015】この複数のパターンに関する連続的な露光
に関するより具体的な実施は、例えば、ある基板に対し
て前記露光処理部における前記第1パターンの転写を実
施してから、前記第2経路から第1経路に再搬入するま
での間に、これとは別の基板に対して前記第1パターン
の転写を行うというような作業を行うものが想定され
る。また、基板の処理単位は、第1経路及び第2経路を
構成するユニットよりも少ない枚数、例えば(ユニット
数−1)枚を一単位、すなわち1ロットとして処理する
ことが可能である。
に関するより具体的な実施は、例えば、ある基板に対し
て前記露光処理部における前記第1パターンの転写を実
施してから、前記第2経路から第1経路に再搬入するま
での間に、これとは別の基板に対して前記第1パターン
の転写を行うというような作業を行うものが想定され
る。また、基板の処理単位は、第1経路及び第2経路を
構成するユニットよりも少ない枚数、例えば(ユニット
数−1)枚を一単位、すなわち1ロットとして処理する
ことが可能である。
【0016】加えて、前記第1経路上にはアライメント
ステーションが配置されていれば、前記露光処理部に基
板を搬入又は再搬入する際には、ある程度正確な位置決
めがなされていることが期待できる。
ステーションが配置されていれば、前記露光処理部に基
板を搬入又は再搬入する際には、ある程度正確な位置決
めがなされていることが期待できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて、図を参照して説明する。図1は本発明の露光方
法を適用するための露光装置の一例を示す平面図であ
る。また、図2は、図1に示すA−A断面の矢視図であ
る。露光装置は、図1、図2に示すように、互いに独立
の三つのチャンバからなっている。これらはそれぞれ,
露光装置本体10を収めた主チャンバ1、ウエハ(基
板)や交換用のレチクルを前記主チャンバ1に対して導
入・回収を行うための各機器類(ローダなど)を収めた
ローダ用チャンバ2、そして前記主チャンバ1、ローダ
用チャンバ2内の空調を行う装置を備えた空調装置用チ
ャンバ3という構成となっている。なお、ローダ用チャ
ンバ2は、図2に示すように、仕切り板2aにより上下
に二分割されており、その下方にウエハローダ系21、
上方にレチクルローダ系22が収められた構成となって
いる。
ついて、図を参照して説明する。図1は本発明の露光方
法を適用するための露光装置の一例を示す平面図であ
る。また、図2は、図1に示すA−A断面の矢視図であ
る。露光装置は、図1、図2に示すように、互いに独立
の三つのチャンバからなっている。これらはそれぞれ,
露光装置本体10を収めた主チャンバ1、ウエハ(基
板)や交換用のレチクルを前記主チャンバ1に対して導
入・回収を行うための各機器類(ローダなど)を収めた
ローダ用チャンバ2、そして前記主チャンバ1、ローダ
用チャンバ2内の空調を行う装置を備えた空調装置用チ
ャンバ3という構成となっている。なお、ローダ用チャ
ンバ2は、図2に示すように、仕切り板2aにより上下
に二分割されており、その下方にウエハローダ系21、
上方にレチクルローダ系22が収められた構成となって
いる。
【0018】上記主チャンバ1、ローダ用チャンバ2の
それぞれの内部は、空調装置31により適度な環境に保
たれるようになっている。この空調装置31は、各チャ
ンバ1、2に関する個別的な空調制御を実施するため
に、それぞれに対応した空調ユニット(不図示)を備え
たものとなっている。なお、ローダ用チャンバ2におい
ては、これがウエハローダ系21、レチクルローダ系2
2に分割されていることから、空調もこれら各系に対応
した形態で行われる。すなわち、空調装置31には、空
調ユニットが合計3台用意されている。そして、これら
各空調ユニットからは、温度制御された気体(空気な
ど)を上記各室(1、21、22)に送出又は回収する
ための配管32が備えられている。なお、空調ユニット
を1台として各チャンバで共用してもよいし、さらには
各チャンバの吹出口の手前に温調ユニットをそれぞれ設
けて、各チャンバに供給する気体の温度を独立に設定可
能としてもよい。
それぞれの内部は、空調装置31により適度な環境に保
たれるようになっている。この空調装置31は、各チャ
ンバ1、2に関する個別的な空調制御を実施するため
に、それぞれに対応した空調ユニット(不図示)を備え
たものとなっている。なお、ローダ用チャンバ2におい
ては、これがウエハローダ系21、レチクルローダ系2
2に分割されていることから、空調もこれら各系に対応
した形態で行われる。すなわち、空調装置31には、空
調ユニットが合計3台用意されている。そして、これら
各空調ユニットからは、温度制御された気体(空気な
ど)を上記各室(1、21、22)に送出又は回収する
ための配管32が備えられている。なお、空調ユニット
を1台として各チャンバで共用してもよいし、さらには
各チャンバの吹出口の手前に温調ユニットをそれぞれ設
けて、各チャンバに供給する気体の温度を独立に設定可
能としてもよい。
【0019】主チャンバ1には、その床面に防振パッド
1aを介して設置された防振台1bが備えられており、
露光装置本体10はその防振台1b上に設置されてい
る。露光装置本体10は、図2に示すように、露光ステ
ージ11、コラム12、その中段程に固定される投影光
学系13、レチクルステージ(又はレチクルホルダ)1
4が、順次積層されるような形態で概略構成されたもの
となっている。レチクルステージ14上方には、さら
に、光源、及び当該光源から発した露光用照明光をレチ
クルに導くための光学系(照明光学系など)が備えられ
ている。なお、光源及び光学系は、図1、図2には図示
されていない。また、本発明の露光処理部は露光装置本
体10に相当するが、装置本体10の全ての構成要素を
有している必要はなく、少なくとも露光ステージ11を
含んでいればよい。
1aを介して設置された防振台1bが備えられており、
露光装置本体10はその防振台1b上に設置されてい
る。露光装置本体10は、図2に示すように、露光ステ
ージ11、コラム12、その中段程に固定される投影光
学系13、レチクルステージ(又はレチクルホルダ)1
4が、順次積層されるような形態で概略構成されたもの
となっている。レチクルステージ14上方には、さら
に、光源、及び当該光源から発した露光用照明光をレチ
クルに導くための光学系(照明光学系など)が備えられ
ている。なお、光源及び光学系は、図1、図2には図示
されていない。また、本発明の露光処理部は露光装置本
体10に相当するが、装置本体10の全ての構成要素を
有している必要はなく、少なくとも露光ステージ11を
含んでいればよい。
【0020】露光ステージ11は、駆動源a1によりX
−Y方向に移動が可能とされており、このステージ11
がウエハを載置している際には、当該ウエハ面における
任意の位置(ショット領域)を投影光学系13の下に位
置させることができる。また、ウエハと投影光学系13
との両者に関した焦点合わせ作業等を実施する必要があ
るため、露光ステージ11は、上下方向の動作、すなわ
ちZ方向の動作も可能とされている。
−Y方向に移動が可能とされており、このステージ11
がウエハを載置している際には、当該ウエハ面における
任意の位置(ショット領域)を投影光学系13の下に位
置させることができる。また、ウエハと投影光学系13
との両者に関した焦点合わせ作業等を実施する必要があ
るため、露光ステージ11は、上下方向の動作、すなわ
ちZ方向の動作も可能とされている。
【0021】コラム12は、複数の光学素子から構成さ
れた投影光学系13を保持するための部材である。ま
た、投影光学系13は、レチクルを通過した露光用照明
光を透過させ、ウエハ上にレチクルのパターン像を形成
するための光学系である。さらに、レチクルステージ1
4は、所望のパターンが予め形成されたレチクルを載置
するためのステージである。レチクルは、これに露光用
照明光を照射することで、照明光が通過する部分と遮断
される部分を規定するものである。
れた投影光学系13を保持するための部材である。ま
た、投影光学系13は、レチクルを通過した露光用照明
光を透過させ、ウエハ上にレチクルのパターン像を形成
するための光学系である。さらに、レチクルステージ1
4は、所望のパターンが予め形成されたレチクルを載置
するためのステージである。レチクルは、これに露光用
照明光を照射することで、照明光が通過する部分と遮断
される部分を規定するものである。
【0022】露光用照明光としては、水銀ランプから発
生する輝線(例えばg線、i線)、KrFエキシマレー
ザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長1
93nm)、F2レーザ(波長157nm)、あるいは
YAGレーザや金属蒸気レーザあるいは半導体レーザな
どの高調波などが使用される。なお、本実施形態におけ
る露光装置は、上記各種光源のうちKrFエキシマレー
ザを光源として利用したものとなっている。
生する輝線(例えばg線、i線)、KrFエキシマレー
ザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長1
93nm)、F2レーザ(波長157nm)、あるいは
YAGレーザや金属蒸気レーザあるいは半導体レーザな
どの高調波などが使用される。なお、本実施形態におけ
る露光装置は、上記各種光源のうちKrFエキシマレー
ザを光源として利用したものとなっている。
【0023】また、露光装置本体10には、上記の他、
ウエハ上の各ショット領域に関する精緻な位置決めを行
うための光学機器等が備えられている。これは、例え
ば、投影光学系13とは別途に用意される位置検出光学
系(不図示)が例として挙げられ、これによってウエハ
上に形成されているアライメントマークを検出し、前記
駆動源a1によってウエハと投影光学系13との相対的
な位置関係の決定、すなわちショット領域の正確な位置
決めが露光前に実施されるようになっている。
ウエハ上の各ショット領域に関する精緻な位置決めを行
うための光学機器等が備えられている。これは、例え
ば、投影光学系13とは別途に用意される位置検出光学
系(不図示)が例として挙げられ、これによってウエハ
上に形成されているアライメントマークを検出し、前記
駆動源a1によってウエハと投影光学系13との相対的
な位置関係の決定、すなわちショット領域の正確な位置
決めが露光前に実施されるようになっている。
【0024】ローダ用チャンバ2は、上述したように、
仕切り板2aによって上方をウエハローダ系21、下方
をレチクルローダ系22が占める室に分割されている。
仕切り板2aによって上方をウエハローダ系21、下方
をレチクルローダ系22が占める室に分割されている。
【0025】まず、ウエハローダ系21に関して説明す
る。ウエハローダ系21は、露光装置外部(例えばコー
タ/ディベロッパ装置)からのウエハ搬入、同外部への
ウエハ搬出、また、主チャンバ1における露光装置本体
10(露光ステージ11)に対するウエハの供給・回収
(ロード・アンロード)を目的として設けられているも
のである。このウエハローダ系21は、図中X軸に沿っ
た方向に配設されている横軸スライダ21X、同様にY
軸方向に沿った縦軸スライダ21Y、横軸スライダ21
Xに付設された搬送ロボット21a、縦軸スライダ21
Yに付設された二つのウエハ供給回収アーム21c、2
1d、そしてアライメントステージ(アライメントステ
ーション)21Aにより概略構成されている。
る。ウエハローダ系21は、露光装置外部(例えばコー
タ/ディベロッパ装置)からのウエハ搬入、同外部への
ウエハ搬出、また、主チャンバ1における露光装置本体
10(露光ステージ11)に対するウエハの供給・回収
(ロード・アンロード)を目的として設けられているも
のである。このウエハローダ系21は、図中X軸に沿っ
た方向に配設されている横軸スライダ21X、同様にY
軸方向に沿った縦軸スライダ21Y、横軸スライダ21
Xに付設された搬送ロボット21a、縦軸スライダ21
Yに付設された二つのウエハ供給回収アーム21c、2
1d、そしてアライメントステージ(アライメントステ
ーション)21Aにより概略構成されている。
【0026】上記搬送ロボット21aは、図1に示すよ
うに、スカラー型のハンドリングロボットとなってお
り、横軸スライダ21Xに沿って移動可能なように設置
されている。図1では、搬送ロボット21aが位置P1
にある様子を示している。搬送ロボット21a自体は、
図3拡大図に示すように、X軸、Z軸それぞれに関する
並進移動部abX、abZ、θ軸、R軸それぞれに関す
る回転移動部abθ、abR、そしてハンド部abHと
で構成されている。なお、X軸移動とは横軸スライダ2
1Xに沿った動作、Z軸移動とはそれと垂直な方向への
動作を意味している。また、θ軸回転とは、Z軸を中心
とした回転動作、R軸回転とはθ軸移動部に対する回転
動作のことを意味している(図3矢印R参照)。
うに、スカラー型のハンドリングロボットとなってお
り、横軸スライダ21Xに沿って移動可能なように設置
されている。図1では、搬送ロボット21aが位置P1
にある様子を示している。搬送ロボット21a自体は、
図3拡大図に示すように、X軸、Z軸それぞれに関する
並進移動部abX、abZ、θ軸、R軸それぞれに関す
る回転移動部abθ、abR、そしてハンド部abHと
で構成されている。なお、X軸移動とは横軸スライダ2
1Xに沿った動作、Z軸移動とはそれと垂直な方向への
動作を意味している。また、θ軸回転とは、Z軸を中心
とした回転動作、R軸回転とはθ軸移動部に対する回転
動作のことを意味している(図3矢印R参照)。
【0027】これら横軸スライダ21X及び搬送ロボッ
ト21aは、コータ/ディベロッパ装置(以下C/D装
置と略す)と露光装置間におけるウエハ出し入れを行
う。C/D装置とは、ウエハに対してレジストを塗布す
るコータ、及び露光済みのウエハの現像を行うディベロ
ッパなどが備えられたもので、ローダ系チャンバ2の側
方に併設されている。すなわち、コータにおけるレジス
ト塗布処理が終了したウエハは露光装置内に導入され、
露光処理が終了したウエハはディベロッパに受け渡され
るようになっている。なお、その導入、受け渡しの具体
的な場所について、本発明は特に限定するものではない
が、本実施形態においては、搬送ロボット21aが、図
1に示す位置P1あるいはP2にあるときに行われるよ
うなっている。
ト21aは、コータ/ディベロッパ装置(以下C/D装
置と略す)と露光装置間におけるウエハ出し入れを行
う。C/D装置とは、ウエハに対してレジストを塗布す
るコータ、及び露光済みのウエハの現像を行うディベロ
ッパなどが備えられたもので、ローダ系チャンバ2の側
方に併設されている。すなわち、コータにおけるレジス
ト塗布処理が終了したウエハは露光装置内に導入され、
露光処理が終了したウエハはディベロッパに受け渡され
るようになっている。なお、その導入、受け渡しの具体
的な場所について、本発明は特に限定するものではない
が、本実施形態においては、搬送ロボット21aが、図
1に示す位置P1あるいはP2にあるときに行われるよ
うなっている。
【0028】上記ウエハ供給回収アーム21c、21d
は、一方がロードアーム、他方がアンロードアームとし
て用いられ、縦軸スライダ21Yに沿って移動可能なよ
うに設置されている。これらは、上述した搬送ロボット
21aからウエハを受け取り、露光装置本体10の露光
ステージ11に対するウエハの供給(ロード)及び回収
(アンロード)を行う。したがって、縦軸スライダ21
Yは、ローダ系チャンバ2、主チャンバ1を貫通するよ
うに設けられている。ただし、露光装置本体10に対す
るウエハ供給時には、搬送ロボット21aからウエハ供
給回収アーム21c、21dの一方(ロードアーム)へ
と渡される際に、アライメントステージ21Aを介する
ようになっている。
は、一方がロードアーム、他方がアンロードアームとし
て用いられ、縦軸スライダ21Yに沿って移動可能なよ
うに設置されている。これらは、上述した搬送ロボット
21aからウエハを受け取り、露光装置本体10の露光
ステージ11に対するウエハの供給(ロード)及び回収
(アンロード)を行う。したがって、縦軸スライダ21
Yは、ローダ系チャンバ2、主チャンバ1を貫通するよ
うに設けられている。ただし、露光装置本体10に対す
るウエハ供給時には、搬送ロボット21aからウエハ供
給回収アーム21c、21dの一方(ロードアーム)へ
と渡される際に、アライメントステージ21Aを介する
ようになっている。
【0029】アライメントステージ21Aは、ウエハ周
縁部に形成されているオリエンテーションフラット部
(又はノッチ部とも呼称される、以下OF部と略す)を
基準として、ウエハと前記露光ステージ11とが所定の
位置関係となるよう、当該ウエハを粗く位置決めするた
めのステージである。図4には、このアライメントステ
ージ21Aに係る部位を拡大した図を示して1おり、調
整台A1、ターンテーブルA2、OF部検出センサA3
(図2参照)等から概略構成されている。なお、これら
の他に、調整台A1側方に中心出しセンサA4が付設さ
れている。
縁部に形成されているオリエンテーションフラット部
(又はノッチ部とも呼称される、以下OF部と略す)を
基準として、ウエハと前記露光ステージ11とが所定の
位置関係となるよう、当該ウエハを粗く位置決めするた
めのステージである。図4には、このアライメントステ
ージ21Aに係る部位を拡大した図を示して1おり、調
整台A1、ターンテーブルA2、OF部検出センサA3
(図2参照)等から概略構成されている。なお、これら
の他に、調整台A1側方に中心出しセンサA4が付設さ
れている。
【0030】搬送ロボット21aから、アライメントス
テージ21Aへとウエハが供給される際には、当該ウエ
ハは中心出しセンサA4を通過する。中心出しセンサA
4は、図4におけるC−C断面の矢視図である図5に示
すように、投光部A41及び受光部A42からなってお
り、ウエハWはこの間を通過することになる。このよう
な構成から、ウエハW通過時には投光部A41から発せ
られた光が受光部A42で感知されなくなることがわか
る。また、ウエハWはほぼ円形であることから、上述し
たウエハW通過時に伴う光の遮断時間を計測することに
よって、当該ウエハWの中心位置を計算により割り出す
ことが可能となる。そして、このウエハWの中心位置
が、アライメントステージ21AのターンテーブルA2
における中心位置と合致するように、搬送ロボット21
aの姿勢(位置)が調整されてターンテーブルA2へと
ウエハWが供給されることになる。
テージ21Aへとウエハが供給される際には、当該ウエ
ハは中心出しセンサA4を通過する。中心出しセンサA
4は、図4におけるC−C断面の矢視図である図5に示
すように、投光部A41及び受光部A42からなってお
り、ウエハWはこの間を通過することになる。このよう
な構成から、ウエハW通過時には投光部A41から発せ
られた光が受光部A42で感知されなくなることがわか
る。また、ウエハWはほぼ円形であることから、上述し
たウエハW通過時に伴う光の遮断時間を計測することに
よって、当該ウエハWの中心位置を計算により割り出す
ことが可能となる。そして、このウエハWの中心位置
が、アライメントステージ21AのターンテーブルA2
における中心位置と合致するように、搬送ロボット21
aの姿勢(位置)が調整されてターンテーブルA2へと
ウエハWが供給されることになる。
【0031】アライメントステージ21Aでは、ターン
テーブルA2がウエハWを真空吸着した状態でZ軸方向
の軸を中心として回転する。アライメントステージ21
Aには、図2に示すように、投光部A31及び受光部A
32からなるOF部検出センサA3が備えられており、
ウエハWの周縁部がこれら投光部A31及び受光部A3
2の間に位置するようになっている。したがって、ウエ
ハWが回転したときには、そのOF部の場所を認識する
ことが可能となる。すなわち、投光部A31からの光が
通常の周縁部では遮光されるのに対し、OF部では遮光
されなくなることになるからである。このようにして、
ウエハWと露光ステージ11との相対的な位置関係が粗
く位置合わせされることになる。
テーブルA2がウエハWを真空吸着した状態でZ軸方向
の軸を中心として回転する。アライメントステージ21
Aには、図2に示すように、投光部A31及び受光部A
32からなるOF部検出センサA3が備えられており、
ウエハWの周縁部がこれら投光部A31及び受光部A3
2の間に位置するようになっている。したがって、ウエ
ハWが回転したときには、そのOF部の場所を認識する
ことが可能となる。すなわち、投光部A31からの光が
通常の周縁部では遮光されるのに対し、OF部では遮光
されなくなることになるからである。このようにして、
ウエハWと露光ステージ11との相対的な位置関係が粗
く位置合わせされることになる。
【0032】ウエハローダ系21には、今まで説明した
機器類の他に、保管棚21S、仮置き棚21Q等が設置
されている。保管棚21Sは、露光待機中のウエハ、あ
るいは露光終了済みのウエハを保管しておく棚である。
これは、図6の保管棚21Sの側面図に示すように、箱
体SB内部に水平に張られた複数の載置台S1、…、Sn
から構成されたものとなっている。また、箱体SBの前
後方向は吹き抜けとされている。ウエハWは前記複数の
載置台S1、…、Sn上に置かれていくことになるが、こ
の操作は、箱体SB内に、搬送ロボット21aのハンド
部abHが挿入されることによって実現される。むろ
ん、載置台S1、…、Snからのウエハ取り出し時も同様
である。
機器類の他に、保管棚21S、仮置き棚21Q等が設置
されている。保管棚21Sは、露光待機中のウエハ、あ
るいは露光終了済みのウエハを保管しておく棚である。
これは、図6の保管棚21Sの側面図に示すように、箱
体SB内部に水平に張られた複数の載置台S1、…、Sn
から構成されたものとなっている。また、箱体SBの前
後方向は吹き抜けとされている。ウエハWは前記複数の
載置台S1、…、Sn上に置かれていくことになるが、こ
の操作は、箱体SB内に、搬送ロボット21aのハンド
部abHが挿入されることによって実現される。むろ
ん、載置台S1、…、Snからのウエハ取り出し時も同様
である。
【0033】また、図1に示すように、ローダ系チャン
バ2の一内側面には、箱体SBの前後方向の吹き抜け部
を通過するような光を発する投光部SPが、そして、こ
の投光部SPに対応するように保管棚21S背面と向か
いあうチャンバ2の他内側面には受光部SCが、それぞ
れ備えられている。これら投光部SP及び受光部SC
は、載置台S1、…、Sn上にウエハがあるか否かの判断
をすることを可能とする。すなわち、光が遮られていれ
ばウエハは保管されており、逆の場合にはウエハが保管
されていないと判断することができる。
バ2の一内側面には、箱体SBの前後方向の吹き抜け部
を通過するような光を発する投光部SPが、そして、こ
の投光部SPに対応するように保管棚21S背面と向か
いあうチャンバ2の他内側面には受光部SCが、それぞ
れ備えられている。これら投光部SP及び受光部SC
は、載置台S1、…、Sn上にウエハがあるか否かの判断
をすることを可能とする。すなわち、光が遮られていれ
ばウエハは保管されており、逆の場合にはウエハが保管
されていないと判断することができる。
【0034】なお、上で説明した搬送ロボット21aに
おけるハンド部abH、ウエハ供給回収アーム21c、
21d、ターンテーブルA2、載置台S1、…、Sn等、
ウエハと直接接触する部分は、表面構造の緻密な導電性
セラミックス材によりコーティングするか、あるいは、
その全体を同材により形成しておくものとする。これ
は、ウエハに対する塵埃等の付着を防ぐための措置であ
る。
おけるハンド部abH、ウエハ供給回収アーム21c、
21d、ターンテーブルA2、載置台S1、…、Sn等、
ウエハと直接接触する部分は、表面構造の緻密な導電性
セラミックス材によりコーティングするか、あるいは、
その全体を同材により形成しておくものとする。これ
は、ウエハに対する塵埃等の付着を防ぐための措置であ
る。
【0035】次に、レチクルローダ系22に関する説明
を行う。図2に示すように、レチクルローダ系22は、
上述してきたウエハローダ系21の上方に位置してい
る。レチクルローダ系22は、搬送スライダ22Y、当
該搬送スライダ22Yに沿って摺動自在な二つのレチク
ル供給回収アーム22a、22bを備えている。また、
搬送スライダ22Yの近傍には、ハンドリングロボット
22R、レチクル保管棚22Sが設けられている。
を行う。図2に示すように、レチクルローダ系22は、
上述してきたウエハローダ系21の上方に位置してい
る。レチクルローダ系22は、搬送スライダ22Y、当
該搬送スライダ22Yに沿って摺動自在な二つのレチク
ル供給回収アーム22a、22bを備えている。また、
搬送スライダ22Yの近傍には、ハンドリングロボット
22R、レチクル保管棚22Sが設けられている。
【0036】搬送スライダ22Y及びレチクル供給回収
アーム22a、22bは、露光装置本体10のレチクル
ステージ14に対してレチクルの供給・回収を行う。し
たがって、搬送スライダ22Yは、上記したウエハロー
ダ系21における縦スライダ21Yと同様に、ローダ用
チャンバ2、主チャンバ1を貫通するように設けられて
いる。ただし、貫通部位はウエハローダ系21の縦軸ス
ライダ21Yが下方に位置しているのに対し、レチクル
ローダ系22の搬送スライダ22Yはその上方に位置す
ることになる。
アーム22a、22bは、露光装置本体10のレチクル
ステージ14に対してレチクルの供給・回収を行う。し
たがって、搬送スライダ22Yは、上記したウエハロー
ダ系21における縦スライダ21Yと同様に、ローダ用
チャンバ2、主チャンバ1を貫通するように設けられて
いる。ただし、貫通部位はウエハローダ系21の縦軸ス
ライダ21Yが下方に位置しているのに対し、レチクル
ローダ系22の搬送スライダ22Yはその上方に位置す
ることになる。
【0037】ハンドリングロボット22Rは、レチクル
をレチクル保管棚22Sから取り出して、上記レチクル
供給回収アーム22a、22bに受け渡す。また、その
逆の動作を行う。ハンドリングロボット22Rは、スカ
ラー型のそれとなっており、その概要は、図3にて説明
したウエハローダ系21の搬送ロボット21aとほぼ同
様なものとなっている。すなわち、Z軸並進移動部、θ
軸回転部、R軸回転部、そしてハンド部を、それぞれ備
えたものとなっている。ただし、ハンドリングロボット
22Rには、X軸に関する並進移動部は備えられていな
い。
をレチクル保管棚22Sから取り出して、上記レチクル
供給回収アーム22a、22bに受け渡す。また、その
逆の動作を行う。ハンドリングロボット22Rは、スカ
ラー型のそれとなっており、その概要は、図3にて説明
したウエハローダ系21の搬送ロボット21aとほぼ同
様なものとなっている。すなわち、Z軸並進移動部、θ
軸回転部、R軸回転部、そしてハンド部を、それぞれ備
えたものとなっている。ただし、ハンドリングロボット
22Rには、X軸に関する並進移動部は備えられていな
い。
【0038】また、レチクル保管棚22Sは、交換用の
レチクルを複数保管しておくための棚である。つまり、
複数の焼き付けパターンを用意しておくことが可能であ
って、これは、後に詳述するウエハ多重露光を実施する
際に使用される。いま簡単にその様子を述べれば、多重
露光時には、その露光回数ごとにレチクル保管棚22S
から順次レチクルが取り出され、前記ハンドリングロボ
ット22R、搬送系(22Y、22a、22b)を介す
ることで、レチクルステージ14におけるレチクルの交
換が行われることになる。
レチクルを複数保管しておくための棚である。つまり、
複数の焼き付けパターンを用意しておくことが可能であ
って、これは、後に詳述するウエハ多重露光を実施する
際に使用される。いま簡単にその様子を述べれば、多重
露光時には、その露光回数ごとにレチクル保管棚22S
から順次レチクルが取り出され、前記ハンドリングロボ
ット22R、搬送系(22Y、22a、22b)を介す
ることで、レチクルステージ14におけるレチクルの交
換が行われることになる。
【0039】最後に、この露光装置においては、露光装
置本体10に係る動作、ウエハローダ系21、レチクル
ローダ系22に係る動作等、露光装置全体の動作が干渉
することなく、円滑な実行を保証するような制御系(不
図示)が備えられている。すなわち、露光装置を構成す
る各種機器を操作するには、この制御系にアクセスする
ことになる。
置本体10に係る動作、ウエハローダ系21、レチクル
ローダ系22に係る動作等、露光装置全体の動作が干渉
することなく、円滑な実行を保証するような制御系(不
図示)が備えられている。すなわち、露光装置を構成す
る各種機器を操作するには、この制御系にアクセスする
ことになる。
【0040】以上説明した露光装置において、ウエハに
対する露光作業を実施する際には、まず、ウエハローダ
系21の搬送ロボット21aがC/D装置(コータ)か
らウエハを受け入れ、当該ウエハを持したまま搬送ロボ
ット21aが横軸スライダ21Xに沿って移動し、アラ
イメントステージ21Aにウエハを載置する。そして、
アライメントステージ21Aにて、粗く位置決めされた
ウエハは、ウエハ供給回収アーム21c又は21dによ
って、縦軸スライダ21Yに沿って露光ステージ11上
に搬送されることになる。露光作業が終了したならば、
今度は今述べた逆の操作がなされ、ウエハはC/D装置
〈ディベロッパ)へと渡されることになる。ただし、こ
のときアライメントステージ21Aを介することはな
い。
対する露光作業を実施する際には、まず、ウエハローダ
系21の搬送ロボット21aがC/D装置(コータ)か
らウエハを受け入れ、当該ウエハを持したまま搬送ロボ
ット21aが横軸スライダ21Xに沿って移動し、アラ
イメントステージ21Aにウエハを載置する。そして、
アライメントステージ21Aにて、粗く位置決めされた
ウエハは、ウエハ供給回収アーム21c又は21dによ
って、縦軸スライダ21Yに沿って露光ステージ11上
に搬送されることになる。露光作業が終了したならば、
今度は今述べた逆の操作がなされ、ウエハはC/D装置
〈ディベロッパ)へと渡されることになる。ただし、こ
のときアライメントステージ21Aを介することはな
い。
【0041】ここで、いま多重露光を実施する場合を考
えたときに、本実施形態においては、C/D装置(ディ
ベロッパ)に対してウエハを搬出する最後の過程を省い
て、再びアライメントステージ21Aへとウエハを供給
するような操作、及び同一ウエハに対して再び露光を行
うときにはレチクルを従前のものとは交換しておくよう
な操作を実施する。これを図示すれば、図7のようなも
のとなる。すなわち、「搬送ロボット」を振り出しとし
て、「アライメントステージJ(投入位置)、「ウエハ
供給(回収)アーム」、「露光ステージ」の三つを結ぶ
供給経路(第1経路)と、「露光ステージ」から「ウエ
ハ(供給)回収アーム」(退出位置)の二つを結ぶ回収
経路(第2経路)との二つの経路を仮定したときに、回
収経路における「ウエハ(供給)回収アーム」から供給
経路における「アライメントステージ」へとウエハを搬
送する一つの閉じた経路を考えることができ、これはす
なわち、ウエハが循環する搬送経路を想定することを意
味する。
えたときに、本実施形態においては、C/D装置(ディ
ベロッパ)に対してウエハを搬出する最後の過程を省い
て、再びアライメントステージ21Aへとウエハを供給
するような操作、及び同一ウエハに対して再び露光を行
うときにはレチクルを従前のものとは交換しておくよう
な操作を実施する。これを図示すれば、図7のようなも
のとなる。すなわち、「搬送ロボット」を振り出しとし
て、「アライメントステージJ(投入位置)、「ウエハ
供給(回収)アーム」、「露光ステージ」の三つを結ぶ
供給経路(第1経路)と、「露光ステージ」から「ウエ
ハ(供給)回収アーム」(退出位置)の二つを結ぶ回収
経路(第2経路)との二つの経路を仮定したときに、回
収経路における「ウエハ(供給)回収アーム」から供給
経路における「アライメントステージ」へとウエハを搬
送する一つの閉じた経路を考えることができ、これはす
なわち、ウエハが循環する搬送経路を想定することを意
味する。
【0042】また、この図7において、「搬送ロボッ
ト」、「露光ステージ」等の各機器群は一つ一つの独立
したユニットと見なせば、前記搬送経路はこれら各機器
群を円環状に結ぶものと定義できる。ところで、ウエハ
の露光処理は、スループット向上を目的として複数枚の
ウエハを1ロットとし、これを一単位として処理するの
が一般的な方法である。そこで、今述べた搬送経路にお
いて1ロットのウエハを循環させることを考える場合
は、搬送経路を構成するユニット数よりも少ない枚数の
ウエハを各ユニットに保持させることとすれば、それが
実現可能であることがわかる。つまり、図7において
は、ウエハが3枚以下であるような場合には、当該ウエ
ハを各ユニット間で循環させることが可能となる。本実
施形態においては、この循環可能なウエハ枚数を1ロッ
トと定義する。
ト」、「露光ステージ」等の各機器群は一つ一つの独立
したユニットと見なせば、前記搬送経路はこれら各機器
群を円環状に結ぶものと定義できる。ところで、ウエハ
の露光処理は、スループット向上を目的として複数枚の
ウエハを1ロットとし、これを一単位として処理するの
が一般的な方法である。そこで、今述べた搬送経路にお
いて1ロットのウエハを循環させることを考える場合
は、搬送経路を構成するユニット数よりも少ない枚数の
ウエハを各ユニットに保持させることとすれば、それが
実現可能であることがわかる。つまり、図7において
は、ウエハが3枚以下であるような場合には、当該ウエ
ハを各ユニット間で循環させることが可能となる。本実
施形態においては、この循環可能なウエハ枚数を1ロッ
トと定義する。
【0043】上記搬送経路、及びウエハ1ロットの循環
搬送の想定のもとに、上記露光装置を用いたウエハの多
重露光作業は例えば以下のような方法により執り行われ
る。なお、ここでいう多重露光とは、同一のウエハに異
なる二つのパターンを転写する二重露光を想定したもの
とする。また、ウエハ供給回収アーム21c、21d
は、横軸スライダ21Xに遠いものをウエハ供給アーム
(ロードアーム)21c、近いものをウエハ回収アーム
(アンロードアーム)21dとして使用する。そして、
循環する搬送経路を構成するユニットを、アライメント
ステージ21A、ウエハ供給アーム21c、露光ステー
ジ11、ウエハ回収アーム21dの4ユニットとし、1
ロットのウエハ枚数を3枚とする。
搬送の想定のもとに、上記露光装置を用いたウエハの多
重露光作業は例えば以下のような方法により執り行われ
る。なお、ここでいう多重露光とは、同一のウエハに異
なる二つのパターンを転写する二重露光を想定したもの
とする。また、ウエハ供給回収アーム21c、21d
は、横軸スライダ21Xに遠いものをウエハ供給アーム
(ロードアーム)21c、近いものをウエハ回収アーム
(アンロードアーム)21dとして使用する。そして、
循環する搬送経路を構成するユニットを、アライメント
ステージ21A、ウエハ供給アーム21c、露光ステー
ジ11、ウエハ回収アーム21dの4ユニットとし、1
ロットのウエハ枚数を3枚とする。
【0044】まず、C/D装置にてウエハ面にレジスト
(感光剤)を塗布する。このレジスト塗布は1ロット単
位で行われる。したがって、いまの場合では、ウエハ3
枚に対してレジスト塗布が実施されることになる。そし
て、このレジスト塗布が終了したならば、ウエハローダ
系21の搬送ロボット21aがこれらのウエハを露光装
置内に順次搬入することになる。
(感光剤)を塗布する。このレジスト塗布は1ロット単
位で行われる。したがって、いまの場合では、ウエハ3
枚に対してレジスト塗布が実施されることになる。そし
て、このレジスト塗布が終了したならば、ウエハローダ
系21の搬送ロボット21aがこれらのウエハを露光装
置内に順次搬入することになる。
【0045】搬送ロボット21aは、上記1ロットのウ
エハの中から1枚目のウエハW1を、図8(a)に示す
ように露光装置内に搬入し、これをアライメントステー
ジ21Aへと搬送する。アライメントステージ21Aに
最初の1枚のウエハが載置されたならば、搬送ロボット
21aは空き状態となる。したがって、搬送ロボット2
1aは、図8(b)に示すように、先の1ロットのウエ
ハから2枚目のウエハW2を露光装置内に搬入する作業
に向かう。
エハの中から1枚目のウエハW1を、図8(a)に示す
ように露光装置内に搬入し、これをアライメントステー
ジ21Aへと搬送する。アライメントステージ21Aに
最初の1枚のウエハが載置されたならば、搬送ロボット
21aは空き状態となる。したがって、搬送ロボット2
1aは、図8(b)に示すように、先の1ロットのウエ
ハから2枚目のウエハW2を露光装置内に搬入する作業
に向かう。
【0046】やがて、アライメントステージ21Aにて
粗く位置決めされた1枚目のウエハW1は、その位置を
保ったままウエハ供給アーム21cに渡される。この時
点で、空き状態となったアライメントステージ21Aに
は、図8(c)に示すように、上述した2枚目のウエハ
W2が導入されるとともに、これに伴って空き状態とな
る搬送ロボット21aは3枚目のウエハW3を露光装置
内に搬入する。
粗く位置決めされた1枚目のウエハW1は、その位置を
保ったままウエハ供給アーム21cに渡される。この時
点で、空き状態となったアライメントステージ21Aに
は、図8(c)に示すように、上述した2枚目のウエハ
W2が導入されるとともに、これに伴って空き状態とな
る搬送ロボット21aは3枚目のウエハW3を露光装置
内に搬入する。
【0047】これで1ロット全てのウエハが導入された
ことになり、1枚目のウエハW1は次に露光ステージ1
1へと渡されることになる。露光ステージ11に達した
ウエハに対しては、ウエハ上のショット領域に関したよ
り精緻な位置決め作業が実施された後に、第1パターン
の形成されたレチクルを用いて、転写作業、すなわち露
光作業が実施される。そして、この露光作業が終了した
ならば、図8(d)に示すように、ウエハ回収アーム2
1dがそのウエハを受け取るとともに、ウエハ供給アー
ム21cが、アライメントステージ21A上にある2枚
目のウエハW2を露光ステージ11へと搬送する。これ
と並行して、搬送ロボット21a上にある3枚目のウエ
ハW3は、アライメントステージ21A、ウエハ供給ア
ーム21cへと順に送られることになる。
ことになり、1枚目のウエハW1は次に露光ステージ1
1へと渡されることになる。露光ステージ11に達した
ウエハに対しては、ウエハ上のショット領域に関したよ
り精緻な位置決め作業が実施された後に、第1パターン
の形成されたレチクルを用いて、転写作業、すなわち露
光作業が実施される。そして、この露光作業が終了した
ならば、図8(d)に示すように、ウエハ回収アーム2
1dがそのウエハを受け取るとともに、ウエハ供給アー
ム21cが、アライメントステージ21A上にある2枚
目のウエハW2を露光ステージ11へと搬送する。これ
と並行して、搬送ロボット21a上にある3枚目のウエ
ハW3は、アライメントステージ21A、ウエハ供給ア
ーム21cへと順に送られることになる。
【0048】2枚目のウエハW2に対する第1パターン
を用いた露光作業が終了した時点において、1枚目のウ
エハW1は、図8(e)に示すように、ウエハ回収アー
ム21dからアライメントステージ21Aへと戻され
る。すなわち、この時点で、回収経路から供給経路への
ウエハ受け渡しが行われ、1枚目のウエハW1は再び露
光ステージ11への供給経路に乗ることになる。そし
て、3枚目のウエハW3に対する第1パターンの転写作
業が終了した時点においては、当該第1パターンに係る
レチクルは、レチクルローダ系22によりレチクルステ
ージ14から回収されてレチクル保管棚22Sへと戻さ
れ、今度は第2パターンが形成されたレチクルをレチク
ルステージ14へと供給する。
を用いた露光作業が終了した時点において、1枚目のウ
エハW1は、図8(e)に示すように、ウエハ回収アー
ム21dからアライメントステージ21Aへと戻され
る。すなわち、この時点で、回収経路から供給経路への
ウエハ受け渡しが行われ、1枚目のウエハW1は再び露
光ステージ11への供給経路に乗ることになる。そし
て、3枚目のウエハW3に対する第1パターンの転写作
業が終了した時点においては、当該第1パターンに係る
レチクルは、レチクルローダ系22によりレチクルステ
ージ14から回収されてレチクル保管棚22Sへと戻さ
れ、今度は第2パターンが形成されたレチクルをレチク
ルステージ14へと供給する。
【0049】このような操作を続けると、2枚目のウエ
ハW2に対する第2パタニンの露光作業が終了した時点
で、最初に導入された1枚目のウエハW1は、図8
(f)に示すように、搬送ロボット21aへと返される
ことになる。つまり、1枚目のウエハW1は所定の処理
が完了したものと見なされ、循環する搬送経路から外れ
てC/D装置(ディベロッパ)ヘとウエハを搬出する経
路に乗ることになる。なお、このとき搬送経路には空き
が一つ生じることになるから、2枚目、3枚目のウエハ
W2、W3に対する露光作業を継続するのと並行して、
次のロットの1枚目のウエハを導入する。
ハW2に対する第2パタニンの露光作業が終了した時点
で、最初に導入された1枚目のウエハW1は、図8
(f)に示すように、搬送ロボット21aへと返される
ことになる。つまり、1枚目のウエハW1は所定の処理
が完了したものと見なされ、循環する搬送経路から外れ
てC/D装置(ディベロッパ)ヘとウエハを搬出する経
路に乗ることになる。なお、このとき搬送経路には空き
が一つ生じることになるから、2枚目、3枚目のウエハ
W2、W3に対する露光作業を継続するのと並行して、
次のロットの1枚目のウエハを導入する。
【0050】以下同様にして2枚目、3枚目のウエハW
2、W3も搬送経路外に取り出されたならば、続いて、
次のロットを構成するウエハに対して、上述したのと同
様な露光過程、すなわち図8(a)〜(f)に類似の露
光過程が繰り返されることになる。ただしこのとき、第
1ロットに関する処理が終了した時点において、レチク
ルステージ14上にある第2パターンが形成されたレチ
クルは、そのままの状態とし、第1パターンのものに交
換することをしない。つまり、第2ロットに関する処理
においては、第2パターンの転写を1回目の露光作業と
して行い、続いて第1パターンの転写を2回目の露光作
業として行うことになる。このような措置は、以下続く
ロットにおいても同様に実施する。すなわち、各ロット
毎において、第1パターンから第2パターンなる順序で
二重露光される場合と、第2パターンから第1パターン
なる順序で二重露光される場合との、二つの場合が交互
に現れることになる。
2、W3も搬送経路外に取り出されたならば、続いて、
次のロットを構成するウエハに対して、上述したのと同
様な露光過程、すなわち図8(a)〜(f)に類似の露
光過程が繰り返されることになる。ただしこのとき、第
1ロットに関する処理が終了した時点において、レチク
ルステージ14上にある第2パターンが形成されたレチ
クルは、そのままの状態とし、第1パターンのものに交
換することをしない。つまり、第2ロットに関する処理
においては、第2パターンの転写を1回目の露光作業と
して行い、続いて第1パターンの転写を2回目の露光作
業として行うことになる。このような措置は、以下続く
ロットにおいても同様に実施する。すなわち、各ロット
毎において、第1パターンから第2パターンなる順序で
二重露光される場合と、第2パターンから第1パターン
なる順序で二重露光される場合との、二つの場合が交互
に現れることになる。
【0051】以上説明したように、本実施形態における
露光方法においては、レジスト塗布がなされた複数枚
(1ロット)のウエハが、露光装置を構成する各ユニッ
ト間を結ぶ搬送経路上を循環することによって、ウエハ
に関して無駄な動き(例えば露光待機等)が生じること
がなく、異なるパターンを用いた多重露光を迅速に完了
することができる。このことは、経時劣化の著しいレジ
ストに対して露光作業を実施しなければならない場合等
は特に有効である。
露光方法においては、レジスト塗布がなされた複数枚
(1ロット)のウエハが、露光装置を構成する各ユニッ
ト間を結ぶ搬送経路上を循環することによって、ウエハ
に関して無駄な動き(例えば露光待機等)が生じること
がなく、異なるパターンを用いた多重露光を迅速に完了
することができる。このことは、経時劣化の著しいレジ
ストに対して露光作業を実施しなければならない場合等
は特に有効である。
【0052】また、最初のロットから次のロットへと作
業を移行するに際して、レチクルを交換することなし
に、当該ロット間のパターン転写順序を変更する上記方
法は、無用なレチクル交換を回避しているという意味
で、スループット向上に大きく寄与することになる。ち
なみに、パターン転写順序の変更は品質に影響を及ぼす
ものではない。さらに、搬送経路上にはアライメントス
テージ21Aが構成要素として配されており、露光ステ
ージ11に送られる前には必ず当該アライメントステー
ジ21Aを通過するようになされていたから、露光ステ
ージにおける精密な位置決めは速やかに完了することが
できるとともに、露光作業を常に正確に実施することが
できる。
業を移行するに際して、レチクルを交換することなし
に、当該ロット間のパターン転写順序を変更する上記方
法は、無用なレチクル交換を回避しているという意味
で、スループット向上に大きく寄与することになる。ち
なみに、パターン転写順序の変更は品質に影響を及ぼす
ものではない。さらに、搬送経路上にはアライメントス
テージ21Aが構成要素として配されており、露光ステ
ージ11に送られる前には必ず当該アライメントステー
ジ21Aを通過するようになされていたから、露光ステ
ージにおける精密な位置決めは速やかに完了することが
できるとともに、露光作業を常に正確に実施することが
できる。
【0053】加えて、このような露光方法は、上記説明
から明らかなように、露光装置に関するハードウェアの
変更を全く必要としていない。よって、前記制御系にお
けるソフトウェアを変更するのみで実施可能であって、
安価に実現することができる。
から明らかなように、露光装置に関するハードウェアの
変更を全く必要としていない。よって、前記制御系にお
けるソフトウェアを変更するのみで実施可能であって、
安価に実現することができる。
【0054】なお、上記した露光方法においては、異な
るパターンを二組使用する二重露光について説明した
が、本発明はこのことに限定されるものではない。すな
わち、三重以上の露光を同一基板に対して行う場合に
も、上記方法はそのまま準用できることは明らかであ
る。また、各ロット毎におけるパターン転写順序に関す
る記述に関しても同様である。例えば、いま四重露光を
実施する場合を考えれば、最初のロットに関して、第1
〜第4パターンという順序で転写されたならば、次のロ
ットに関する最初の露光は、第4パターンを用いて転写
が実施されることになる。
るパターンを二組使用する二重露光について説明した
が、本発明はこのことに限定されるものではない。すな
わち、三重以上の露光を同一基板に対して行う場合に
も、上記方法はそのまま準用できることは明らかであ
る。また、各ロット毎におけるパターン転写順序に関す
る記述に関しても同様である。例えば、いま四重露光を
実施する場合を考えれば、最初のロットに関して、第1
〜第4パターンという順序で転写されたならば、次のロ
ットに関する最初の露光は、第4パターンを用いて転写
が実施されることになる。
【0055】また、本発明は、上記したような「アライ
メントステージ21A」、「ウエハ供給アーム21
c」、「露光ステージ11」、「ウエハ回収アーム21
d」から構成された搬送経路という実施形態に限定され
るものではない。例えば、図1において、横軸スライダ
21Xに沿って移動可能な、搬送ロボット21aとは別
の搬送ロボット21b(図1では不図示)を設けるもの
とし、図9に示すような6つのユニットにより構成され
た搬送経路を想定してもよい。すなわち、図9では、先
の実施形態における4つのユニットの他に、「搬送ロボ
ット21a」、「搬送ロボット21b」を新たに加えた
ものを搬送経路としたものとなっている。
メントステージ21A」、「ウエハ供給アーム21
c」、「露光ステージ11」、「ウエハ回収アーム21
d」から構成された搬送経路という実施形態に限定され
るものではない。例えば、図1において、横軸スライダ
21Xに沿って移動可能な、搬送ロボット21aとは別
の搬送ロボット21b(図1では不図示)を設けるもの
とし、図9に示すような6つのユニットにより構成され
た搬送経路を想定してもよい。すなわち、図9では、先
の実施形態における4つのユニットの他に、「搬送ロボ
ット21a」、「搬送ロボット21b」を新たに加えた
ものを搬送経路としたものとなっている。
【0056】この場合においては、供給経路は「アライ
メントステージ21A」、「ウエハ供給アーム21
c」、「露光ステージ11」と先の実施形態と変化はな
いが、回収経路は「露光ステージ11」、「ウエハ回収
アーム21d」、「搬送ロボット21a」、「搬送ロボ
ット21b」となる。そして、この最後の「搬送ロボッ
ト21b」から供給経路における「アライメントステー
ジ21A」へとウエハを搬送する経路を結ぶことで、循
環する搬送経路が想定されることになる。このような搬
送経路によっても、多重露光の方法そのものは、上述し
たものを全く同様に準用することができるのは明らかで
ある。特に、この例の場合は、搬送経路上に供給可能な
ウエハ枚数はユニット数6−1で5枚となることがわか
り、先の実施形態に比して処理能力が向上することとな
る。
メントステージ21A」、「ウエハ供給アーム21
c」、「露光ステージ11」と先の実施形態と変化はな
いが、回収経路は「露光ステージ11」、「ウエハ回収
アーム21d」、「搬送ロボット21a」、「搬送ロボ
ット21b」となる。そして、この最後の「搬送ロボッ
ト21b」から供給経路における「アライメントステー
ジ21A」へとウエハを搬送する経路を結ぶことで、循
環する搬送経路が想定されることになる。このような搬
送経路によっても、多重露光の方法そのものは、上述し
たものを全く同様に準用することができるのは明らかで
ある。特に、この例の場合は、搬送経路上に供給可能な
ウエハ枚数はユニット数6−1で5枚となることがわか
り、先の実施形態に比して処理能力が向上することとな
る。
【0057】さらに、この他図1で説明した保管棚21
S、仮置き棚21Q等を利用すれば、さらにユニット数
の多い搬送経路を想定することが可能であり、これに伴
って処理能力も漸次向上していくことがわかる。このと
き、保管棚21Sに保管されるウエハの有無を確認する
ための投光部SP及び受光部SCを補助的に利用すれ
ば、露光作業の効率的な作業を実施することができる。
S、仮置き棚21Q等を利用すれば、さらにユニット数
の多い搬送経路を想定することが可能であり、これに伴
って処理能力も漸次向上していくことがわかる。このと
き、保管棚21Sに保管されるウエハの有無を確認する
ための投光部SP及び受光部SCを補助的に利用すれ
ば、露光作業の効率的な作業を実施することができる。
【0058】もっと言えば、本発明は、図1、図2に示
す露光装置の構成に限定されるものではないから、その
他の構成要素を加えた搬送経路に対しても、本発明は適
用可能である。例えば、図10に示すような周縁露光装
置50がアライメントステージ21Aに付設された露光
装置があるが、この周縁露光装置50がアライメントス
テージ21Aとは独立に設けられているような露光装置
である場合においては、当該周縁露光装置50を搬送経
路の構成ユニットとしてカウントしてもよい。ちなみ
に、周縁露光装置50とは、ウエハ周縁部のレジストを
別途感光させることで、ウエハからの発塵を防止するた
めに設けられる装置である。これは、少なくとも回転テ
ーブル51と、露光用照明光を導く光学系52とから構
成されているものである。露光用照明光は前記露光装置
本体10の光源から一部分岐するなどして導けばよい。
ウエハWは前記回転テーブル51上に載置されて回転
し、その周縁部に前記光学系52から露光用照明光を照
射することで周縁部のレジストが感光することになる。
す露光装置の構成に限定されるものではないから、その
他の構成要素を加えた搬送経路に対しても、本発明は適
用可能である。例えば、図10に示すような周縁露光装
置50がアライメントステージ21Aに付設された露光
装置があるが、この周縁露光装置50がアライメントス
テージ21Aとは独立に設けられているような露光装置
である場合においては、当該周縁露光装置50を搬送経
路の構成ユニットとしてカウントしてもよい。ちなみ
に、周縁露光装置50とは、ウエハ周縁部のレジストを
別途感光させることで、ウエハからの発塵を防止するた
めに設けられる装置である。これは、少なくとも回転テ
ーブル51と、露光用照明光を導く光学系52とから構
成されているものである。露光用照明光は前記露光装置
本体10の光源から一部分岐するなどして導けばよい。
ウエハWは前記回転テーブル51上に載置されて回転
し、その周縁部に前記光学系52から露光用照明光を照
射することで周縁部のレジストが感光することになる。
【0059】要は、どのような構成の露光装置に関して
も、本発明の露光方法は、搬送経路を構成するユニット
を適当に選択すれば、適用可能なものである。ただし、
搬送経路を構成するユニット数を増加すればするほど処
理能力が向上することにはなるが、経時変化の著しいレ
ジストを塗布しなければならない場合等は、1回目の露
光作業から2回目のそれまでに長い間隔をおいてしまっ
てはいけない。このことに関しては、十分な注意を払う
必要がある。
も、本発明の露光方法は、搬送経路を構成するユニット
を適当に選択すれば、適用可能なものである。ただし、
搬送経路を構成するユニット数を増加すればするほど処
理能力が向上することにはなるが、経時変化の著しいレ
ジストを塗布しなければならない場合等は、1回目の露
光作業から2回目のそれまでに長い間隔をおいてしまっ
てはいけない。このことに関しては、十分な注意を払う
必要がある。
【0060】なお、前述の各実施形態では多重露光を前
提としてその露光動作(シーケンス)を説明したが、本
発明は多重露光以外、例えばスティッチング露光などに
全く同様に適用することができる。スティッチング露光
では、基板上で周辺部が部分的に重なる複数の領域にそ
れぞれパターンを転写して大面積の回路パターンを得る
ものであり、その複数の領域の一部で転写すべきパター
ンを異ならせることがある。例えば、第1パターンと第
2パターンとでスティッチング露光を行う場合、第1基
板上の複数のショット領域の半分に対して第lパターン
を転写した後、同一ロット内の残りの基板、即ち第2〜
第n基板(n=(ユニット数−1))に対してそれぞれ
第1パターンを転写する。次に、レチクルを交換すると
ともに、第1基板を露光ステージ11に載置して残りの
ショット領域にそれぞれ第2パターンを転写し、同様に
第2〜第n基板に対してそれぞれ第2パターンを転写す
る。従って、スティッチング露光でも多重露光と全く同
様の効果を得ることができる。
提としてその露光動作(シーケンス)を説明したが、本
発明は多重露光以外、例えばスティッチング露光などに
全く同様に適用することができる。スティッチング露光
では、基板上で周辺部が部分的に重なる複数の領域にそ
れぞれパターンを転写して大面積の回路パターンを得る
ものであり、その複数の領域の一部で転写すべきパター
ンを異ならせることがある。例えば、第1パターンと第
2パターンとでスティッチング露光を行う場合、第1基
板上の複数のショット領域の半分に対して第lパターン
を転写した後、同一ロット内の残りの基板、即ち第2〜
第n基板(n=(ユニット数−1))に対してそれぞれ
第1パターンを転写する。次に、レチクルを交換すると
ともに、第1基板を露光ステージ11に載置して残りの
ショット領域にそれぞれ第2パターンを転写し、同様に
第2〜第n基板に対してそれぞれ第2パターンを転写す
る。従って、スティッチング露光でも多重露光と全く同
様の効果を得ることができる。
【0061】また、基板上の多数のショット領域にそれ
ぞれパターンを転写するとき、その多数のショット領域
を複数のブロックに分け、プロツク毎に異なるパターン
を転写することがある。この場合にも本発明を適用する
ことができ、前述した多重露光やスティッチング露光と
全く同様の効果を得ることが可能である。
ぞれパターンを転写するとき、その多数のショット領域
を複数のブロックに分け、プロツク毎に異なるパターン
を転写することがある。この場合にも本発明を適用する
ことができ、前述した多重露光やスティッチング露光と
全く同様の効果を得ることが可能である。
【0062】なお、前述の各実施形態で基板上の複数の
ショット領域にそれぞれ同一のパターン(例えば、前述
の多重露光では第1パターン又は第2パターン)を転写
するとき、ステップ・アンド・リピート方式とステップ
・アンド・スキャン方式のいずれを用いても構わない。
また、多重露光やスティッチング露光などで用いる複数
のパターンは同一のレチクルに形成してもよいし、ある
いは互いに異なるレチクルに形成してもよい。
ショット領域にそれぞれ同一のパターン(例えば、前述
の多重露光では第1パターン又は第2パターン)を転写
するとき、ステップ・アンド・リピート方式とステップ
・アンド・スキャン方式のいずれを用いても構わない。
また、多重露光やスティッチング露光などで用いる複数
のパターンは同一のレチクルに形成してもよいし、ある
いは互いに異なるレチクルに形成してもよい。
【0063】さらに、露光用照明光は遠紫外域、又は真
空紫外域などに限られるものではなく、レーザプラズマ
光源、又はSORから発生する波長5〜50nm程度の
軟X線領域、例えば波長13.4nm、又は11.5n
mのEUV(Extreme Ultra Violet)光、硬X線、電子線
やイオンビームなどの荷電粒子線を露光用照明光として
用いる露光装置、あるいはプロキシミティ方式の露光装
置などに対しても本発明を適用して同様の効果を得るこ
とが可能である。また、本発明は半導体デバイスなどの
電子デバイスの製造に用いる露光装置だけでなく、撮像
素子(CCDなど)、薄膜磁気へッド、ディスプレイ装
置、マイクロマシン、及ぴレチクル(マスク)などの製
造に用いる露光装置に対しても適用することができる。
空紫外域などに限られるものではなく、レーザプラズマ
光源、又はSORから発生する波長5〜50nm程度の
軟X線領域、例えば波長13.4nm、又は11.5n
mのEUV(Extreme Ultra Violet)光、硬X線、電子線
やイオンビームなどの荷電粒子線を露光用照明光として
用いる露光装置、あるいはプロキシミティ方式の露光装
置などに対しても本発明を適用して同様の効果を得るこ
とが可能である。また、本発明は半導体デバイスなどの
電子デバイスの製造に用いる露光装置だけでなく、撮像
素子(CCDなど)、薄膜磁気へッド、ディスプレイ装
置、マイクロマシン、及ぴレチクル(マスク)などの製
造に用いる露光装置に対しても適用することができる。
【0064】ところで、半導体デバイスなどは、デバイ
スの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップ
に基づいたレチクルを製作するステップ、シリコン材料
からウエハを製作するステップ、図8に示したシーケン
スに従ってレチクルのパターンをウエハに転写するステ
ップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボ
ンディング工程、パッケージ工程を含む)、及び検査ス
ナッブ等を経て製造される。
スの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップ
に基づいたレチクルを製作するステップ、シリコン材料
からウエハを製作するステップ、図8に示したシーケン
スに従ってレチクルのパターンをウエハに転写するステ
ップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボ
ンディング工程、パッケージ工程を含む)、及び検査ス
ナッブ等を経て製造される。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の露
光方法によれば、三以上のユニットを結ぶ搬送経路を基
板が循環することから、マスクパターンの転写を同一基
板に対して複数回実施する場合等、所定の処理を実施す
る作業において、当該基板の動きには無駄がなく速やか
に当該作業を完了することができる。また、基板が所定
ユニットに達し、かつ上記所定の処理が終了していると
判断される場合には、当該基板は前記搬送経路外に取り
出されることから、その搬送経路には新たな基板を導入
することが可能となり、露光作業全体からみてスループ
ット向上を図ることができる。
光方法によれば、三以上のユニットを結ぶ搬送経路を基
板が循環することから、マスクパターンの転写を同一基
板に対して複数回実施する場合等、所定の処理を実施す
る作業において、当該基板の動きには無駄がなく速やか
に当該作業を完了することができる。また、基板が所定
ユニットに達し、かつ上記所定の処理が終了していると
判断される場合には、当該基板は前記搬送経路外に取り
出されることから、その搬送経路には新たな基板を導入
することが可能となり、露光作業全体からみてスループ
ット向上を図ることができる。
【0066】また、請求項2記載の露光方法によれば、
前記三以上のユニットの少なくとも二つ以上のユニット
に前記基板が供給されることから、当該二つ以上のユニ
ットを占める基板が連続して露光されうることになり、
作業効率を高めることが可能となる。
前記三以上のユニットの少なくとも二つ以上のユニット
に前記基板が供給されることから、当該二つ以上のユニ
ットを占める基板が連続して露光されうることになり、
作業効率を高めることが可能となる。
【0067】また、請求項3記載の露光方法によれば、
前記所定の処理が多重露光であることから、前記した効
果をより有効に生かすことが可能となる。すなわち、基
板は多重露光開始から終了まで、無駄な動きをすること
なく搬送経路を循環しながらすべての所定の作業が実施
されるから、当該作業を全体的に速やかに完了すること
ができる。このことは、経時変化の著しいレジストを利
用する場合などにおいて、特に効果が大きいことは実施
形態で説明したとおりである。
前記所定の処理が多重露光であることから、前記した効
果をより有効に生かすことが可能となる。すなわち、基
板は多重露光開始から終了まで、無駄な動きをすること
なく搬送経路を循環しながらすべての所定の作業が実施
されるから、当該作業を全体的に速やかに完了すること
ができる。このことは、経時変化の著しいレジストを利
用する場合などにおいて、特に効果が大きいことは実施
形態で説明したとおりである。
【0068】また、請求項4記載の露光方法は、前記多
重露光を実施する際において、最初の基板に関する多重
露光が完了した時点で使用されていたパターンを、次に
供給される基板に対して露光作業を実施するときには交
換しないことから、パターン交換にかかる手間を省くこ
ととなって、スループットの向上が図れる。
重露光を実施する際において、最初の基板に関する多重
露光が完了した時点で使用されていたパターンを、次に
供給される基板に対して露光作業を実施するときには交
換しないことから、パターン交換にかかる手間を省くこ
ととなって、スループットの向上が図れる。
【0069】また、請求項5記載の露光方法によれば、
第1パターンの転写を受けた基板は、退出位置を含む第
2経路の途中から、投入位置を含む第1経路に戻され
る。そして、この第1経路に戻された基板は後に第2パ
ターンの転写が実施される。したがって、複数のパター
ンに関する露光作業を連続的に実施することが可能とな
ることを示唆し、当該露光作業を迅速に完了することが
できる。
第1パターンの転写を受けた基板は、退出位置を含む第
2経路の途中から、投入位置を含む第1経路に戻され
る。そして、この第1経路に戻された基板は後に第2パ
ターンの転写が実施される。したがって、複数のパター
ンに関する露光作業を連続的に実施することが可能とな
ることを示唆し、当該露光作業を迅速に完了することが
できる。
【0070】また、請求項6記載の露光方法によれば、
ある基板に対して、前記第1パターンを転写してから、
前記第2経路より第1経路に再搬入するまでの間に、こ
れとは別の基板に対して前記第1パターンの転写を行う
ため、第1及び第2経路には複数の基板が供給されてい
ることとなり、前記複数のパターンに関する露光作業
は、複数の基板に対して一挙に実施することができ、こ
の作業を迅速化し、かつその効率を高めることができ
る。
ある基板に対して、前記第1パターンを転写してから、
前記第2経路より第1経路に再搬入するまでの間に、こ
れとは別の基板に対して前記第1パターンの転写を行う
ため、第1及び第2経路には複数の基板が供給されてい
ることとなり、前記複数のパターンに関する露光作業
は、複数の基板に対して一挙に実施することができ、こ
の作業を迅速化し、かつその効率を高めることができ
る。
【0071】また、請求項7記載の露光方法によれば、
前記基板の1ロットの枚数を、前記露光処理部に再搬入
する経路上で前記基板を保持可能な少なくとも3つのユ
ニットの数よりも少ない枚数となるよう定義しているこ
とから、第1、第2経路を基板が循環することが可能と
なって、前記複数のパターンに関する露光作業を滞りな
く実施することができる。
前記基板の1ロットの枚数を、前記露光処理部に再搬入
する経路上で前記基板を保持可能な少なくとも3つのユ
ニットの数よりも少ない枚数となるよう定義しているこ
とから、第1、第2経路を基板が循環することが可能と
なって、前記複数のパターンに関する露光作業を滞りな
く実施することができる。
【0072】また、請求項8記載の露光方法によれば、
前記1ロットの基板枚数は、前記少なくとも3つのユニ
ットの数よりもlつ少ないことから、前記第1、第2経
路を循環可能な最大限の基板が処理されることになり、
前記作業の効率をより高めることができる。
前記1ロットの基板枚数は、前記少なくとも3つのユニ
ットの数よりもlつ少ないことから、前記第1、第2経
路を循環可能な最大限の基板が処理されることになり、
前記作業の効率をより高めることができる。
【0073】また、請求項9記載の露光方法によれば、
1つのロットの基板処理終了後、次ロットの基板を転写
する作業は、第2パターンを第1パターンに切り替える
ことなく開始するため、ロット単位毎の露光作業におい
て、パターン交換の手間を省くことが可能となり、作業
をさらに迅速に実施することができる。
1つのロットの基板処理終了後、次ロットの基板を転写
する作業は、第2パターンを第1パターンに切り替える
ことなく開始するため、ロット単位毎の露光作業におい
て、パターン交換の手間を省くことが可能となり、作業
をさらに迅速に実施することができる。
【0074】また、請求項10記載の露光方法によれ
ば、第1経路上にアライメントステーションが配置され
ており、前記第2経路から第1経路に戻される基板は当
該アライメントステーションを経て露光処理部に再搬入
されることから、露光処理部において受け入れる基板
は、ある程度正確な位置決めがなされたものとなってい
る。したがって、露光処理部で実施する、より精緻な位
置決めを迅速に完了することができるとともに、正確な
転写作業を期待することができる。また、このことは第
1、第2経路上にある全ての基板に対していえることで
あるから、作業全体の迅速化と正確性の向上を図ること
ができる。
ば、第1経路上にアライメントステーションが配置され
ており、前記第2経路から第1経路に戻される基板は当
該アライメントステーションを経て露光処理部に再搬入
されることから、露光処理部において受け入れる基板
は、ある程度正確な位置決めがなされたものとなってい
る。したがって、露光処理部で実施する、より精緻な位
置決めを迅速に完了することができるとともに、正確な
転写作業を期待することができる。また、このことは第
1、第2経路上にある全ての基板に対していえることで
あるから、作業全体の迅速化と正確性の向上を図ること
ができる。
【0075】また、請求項11記載の露光方法によれ
ば、基板を多重露光するため、前記各効果を多重露光と
いうもっとも適した露光方式において、最大限享受する
ことができる。
ば、基板を多重露光するため、前記各効果を多重露光と
いうもっとも適した露光方式において、最大限享受する
ことができる。
【図1】 露光装置を示す平面図である。
【図2】 図1に示す露光装置のA−A断面の矢視図で
ある。
ある。
【図3】 図1、図2における露光装置に備えられた搬
送ロボットを拡大して示した平面図である。
送ロボットを拡大して示した平面図である。
【図4】 図l、図2における露光装置に備えられたア
ライメントステージに係る部位を拡大して示した平面図
である。
ライメントステージに係る部位を拡大して示した平面図
である。
【図5】 図4に示すアライメントステージに付設され
ている中心出しセンサを示した正面図である。
ている中心出しセンサを示した正面図である。
【図6】 図1、図2における露光装置に備えられた保
管棚を拡大して示した側面図である。
管棚を拡大して示した側面図である。
【図7】 図1、図2に示す露光装置における、ウエハ
の循環搬送経路を模式的に示した説明図である。
の循環搬送経路を模式的に示した説明図である。
【図8】 図1、図2に示す露光装置を用いた、本実施
形態における露光方法を図示した説明図である。
形態における露光方法を図示した説明図である。
【図9】 図7に示す搬送経路とは別形態となるものを
模式的に示した説明図である。
模式的に示した説明図である。
【図10】 周縁露光装置を示した側面図である。
11 露光ステージ 21A アライメントステージ(アライメントステーシ
ョン) 21a、21b 搬送ロボット(ユニット) 21c、21d ウエハ供給回収アーム(ユニット) 21S 保管棚 21Q 仮置き棚 50 周縁露光装置 W、W1、W2、W3 ウエハ〈基板)
ョン) 21a、21b 搬送ロボット(ユニット) 21c、21d ウエハ供給回収アーム(ユニット) 21S 保管棚 21Q 仮置き棚 50 周縁露光装置 W、W1、W2、W3 ウエハ〈基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 H01L 21/30 514D 514A Fターム(参考) 5F031 CA02 CA07 DA17 FA01 FA04 FA07 FA12 FA13 FA14 FA15 GA45 GA47 GA48 GA49 HA13 HA59 JA05 JA14 JA15 JA17 JA22 JA28 JA29 JA32 JA34 JA35 JA38 KA06 KA07 KA08 KA10 KA11 KA13 KA14 MA03 MA06 MA13 MA24 MA26 MA27 PA03 5F046 AA13 BA04 CA04 CD01 CD03 CD05
Claims (12)
- 【請求項1】 三以上からなるユニットを結ぶ搬送経路
を循環する基板があって、前記三以上のユニットのうち
の一つにおいてマスクのパターンを前記基板上に転写す
る露光方法において、 前記三以上のユニットのうちの所定のユニットに達した
基板について所定の処理が終了していると判断される場
合には、前記搬送経路外に前記基板を取り出すことを特
徴とする露光方法。 - 【請求項2】 前記三以上のユニットの少なくとも二つ
のユニットに前記基板が供給されることを特徴とする請
求項1記載の露光方法。 - 【請求項3】 前記所定の処理とは、前記マスクのパタ
ーンを交換しつつ、前記基板一枚に対して複数回の前記
転写を実施することである請求項1又は2記載の露光方
法。 - 【請求項4】 前記搬送経路途上にある前記基板に対し
て前記所定の処理が完了し、当該基板が前記搬送経路外
に取り出された後に、 続いて供給される基板に関する前記転写は、それまで用
いられていた前記マスクのパターンを交換せずに用いて
実施されることを特徴とする請求項3記載の露光方法。 - 【請求項5】 同一の露光装置を用いて複数の基板にそ
れぞれ第1及び第2のパターンを転写する露光方法にお
いて、 前記露光装置内で前記基板をその投入位置から第1経路
に沿って露光処理部に搬送し、前記露光処理部で前記第
1パターンが転写された基板を、外部搬出するための退
出位置に搬送する第2経路の途中で前記第1経路に戻
し、前記露光処理部で前記基板に対する前記第2パター
ンの転写を実行することを特徴とする露光方法。 - 【請求項6】 前記露光処理部で前記第1パターンが転
写された基板を、前記第2経路の途中で前記第1経路に
戻して前記露光処理部に再搬入する間に、少なくとも1
枚の基板に前記第1パタ一ンを転写することを特徴とす
る請求項5記載の露光方法。 - 【請求項7】 前記第1パターンが転写された基板を前
記露光処理部に再搬入する経路上で前記基板を保持可能
な少なくとも3つのユニットの数よりも少ない枚数の基
板を1ロットとし、該ロット毎に前記第1及び第2パタ
ーンの転写を行うことを特徴とする請求項5記載の露光
方法。 - 【請求項8】 前記1ロットの基板枚数は、前記少なく
とも3つのユニットの数よりも1つ少ないことを特徴と
する請求項7記載の露光方法。 - 【請求項9】 前記第1パターンが転写された1つのロ
ットの基板に前記第2パターンを転写した後、前記第2
パターンを前記第1パターンに切り換えることなく次ロ
ットの基板に前記第2パターンを転写することを特徴と
する請求項7又は8記載の露光方法。 - 【請求項10】 前記基板の位置情報を検出するアライ
メントステーションが前記第1経路上に配置され、前記
第2経路から前記第1経路に戻される基板は、前記アラ
イメントステーションを経て前記露光処理部に再搬入さ
れることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載の
露光方法。 - 【請求項11】 前記露光処理部は、前記第1及び第2
パターンを用いて前記基板を多重露光することを特徴と
する請求項5〜10のいずれかに記載の露光方法。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一項に記載
の露光方法を用いて、感光基板上にデバイスパターンを
転写する工程を含むことを特徴とするデバイス製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000046559A JP2001237167A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 露光方法及びデバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000046559A JP2001237167A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 露光方法及びデバイス製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001237167A true JP2001237167A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18568950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000046559A Withdrawn JP2001237167A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 露光方法及びデバイス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001237167A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005026649A (ja) * | 2002-12-10 | 2005-01-27 | Nikon Corp | 露光方法及び露光装置、デバイス製造方法 |
| JP2009060099A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-19 | Asml Netherlands Bv | リソグラフィ装置及びデバイス製造方法 |
| JP2011119442A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Canon Inc | 基板搬送装置、それを用いた露光装置、及びデバイスの製造方法 |
| JP2013120788A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 露光装置および露光方法 |
| JP2021170112A (ja) * | 2018-01-09 | 2021-10-28 | バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド | 様々なグレーチングを有する回折光学素子を形成するためのシステムおよび方法 |
| CN118818909A (zh) * | 2023-04-18 | 2024-10-22 | 株式会社斯库林集团 | 基板处理装置及基板处理方法 |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000046559A patent/JP2001237167A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005026649A (ja) * | 2002-12-10 | 2005-01-27 | Nikon Corp | 露光方法及び露光装置、デバイス製造方法 |
| JP2009060099A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-19 | Asml Netherlands Bv | リソグラフィ装置及びデバイス製造方法 |
| US8896809B2 (en) | 2007-08-15 | 2014-11-25 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
| JP2011119442A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Canon Inc | 基板搬送装置、それを用いた露光装置、及びデバイスの製造方法 |
| JP2013120788A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 露光装置および露光方法 |
| US9513567B2 (en) | 2011-12-06 | 2016-12-06 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Exposure apparatus and exposure method |
| JP2021170112A (ja) * | 2018-01-09 | 2021-10-28 | バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド | 様々なグレーチングを有する回折光学素子を形成するためのシステムおよび方法 |
| JP7121462B2 (ja) | 2018-01-09 | 2022-08-18 | バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド | 様々なグレーチングを有する回折光学素子を形成するためのシステムおよび方法 |
| CN118818909A (zh) * | 2023-04-18 | 2024-10-22 | 株式会社斯库林集团 | 基板处理装置及基板处理方法 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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