JP2001237379A - 集積回路の試験回路及び試験方法 - Google Patents

集積回路の試験回路及び試験方法

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JP2001237379A
JP2001237379A JP2000048226A JP2000048226A JP2001237379A JP 2001237379 A JP2001237379 A JP 2001237379A JP 2000048226 A JP2000048226 A JP 2000048226A JP 2000048226 A JP2000048226 A JP 2000048226A JP 2001237379 A JP2001237379 A JP 2001237379A
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circuit
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flip
scan chain
test
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JP2000048226A
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English (en)
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Koichi Kandori
浩一 神鳥
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路の加速試験の際に内部回路を活
性化させる試験回路の規模が大きくならず、また集積回
路設計完了後でも試験を行う回路部の変更が容易な集積
回路の試験回路及び試験方法を提供する。 【解決手段】半導体集積回路の内部回路を試験するため
に複数のフリップフロップ9を直列に接続してなるスキ
ャンチェーン回路10の入力側から、疑似乱数データの
ビット数と同じ個数(図1では8個)のフリップフロッ
プに、信号帰還回路7a〜7cを接続して乱数発生回路
(LFSR)2を構成する。そして、乱数発生回路2で
疑似乱数データを生成して、スキャンチェーン回路10
に送信する。このように、スキャンチェーン回路10と
LFSR2の回路の共通部分であるフリップフロップを
共有化することで、回路の増加を最小限にすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャンチェーン
回路と、疑似乱数発生回路と、を内蔵した集積回路の試
験回路及び試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の信頼性試験には、出荷
前に不良品を検出して信頼性の高い製品を出荷するため
に、高温環境下において半導体集積回路の電源端子に定
格電圧よりも高い電圧を印加して、回路にストレスを与
える加速試験がある。半導体集積回路を加速試験する際
には、実際に半導体集積回路を動作させて、動作時特有
の故障モードを検出する試験であるダイナミック加速試
験が有効である。
【0003】一般的に、半導体集積回路のダイナミック
加速試験を行うためには、半導体集積回路の外部入力端
子から様々な論理信号を入力する必要がある。これらの
論理信号は、通常テストパターン発生器を用いて発生さ
せる。しかし、テストパターン発生器を備えた加速試験
装置は高価なため、半導体集積回路の試験コストを上昇
させてしまうという問題がある。
【0004】この問題を解決する手段として、半導体集
積回路の内部回路にテストパターン発生回路である疑似
乱数発生回路となる線形帰還シフトレジスタ(以下、L
FSRと称する。)を、予め組み込む方法がある。この
方法では、特にフルスキャン回路において、スキャン入
力部から疑似乱数を入力するだけで内部の回路を容易に
活性化することができる。そのため、LFSRを回路内
部に組み込む手法が有効とされている。
【0005】図7は、8ビットの疑似乱数を出力するL
FSRを組み込んだ半導体集積回路の試験回路の例を示
すブロック図である。集積回路61において、複数のス
キャンフリップフロップ69は、各々入力端子と出力端
子とを直列に接続されてスキャンチェーン回路70を構
成する。また、スキャンチェーン回路70を構成する各
スキャンフリップフロップ69の出力側には、内部回路
である組み合わせ論理回路71a〜71cが接続されて
いる。スキャンチェーン回路70の入力側であるスキャ
ンフリップフロップ69aの入力側には、マルチプレク
サ68が接続されている。このマルチプレクサ68に
は、LFSR62と、入力端子であるスキャンイン端子
63とが、接続されている。また、モード端子64から
所定の信号が入力されて、LFSR62とスキャンイン
端子63との接続の切り替えが行われる。
【0006】LFSR62は、8個のフリップフロップ
72の入力端子と出力端子とをそれぞれ直列に接続し、
排他的論理和ゲートであるEXORゲート67a〜67
cによって信号を帰還させる構成である。つまり、7段
目と8段目とのフリップフロップ72の出力側に、EX
ORゲート67cの入力端子がそれぞれ接続されてい
る。また、EXORゲート67bの入力端子は、一方は
EXORゲート67cの出力端子に接続され、他方は5
段目のフリップフロップ72の出力側に接続されてい
る。さらに、EXORゲート67aの入力端子は、一方
はEXORゲート67bの出力端子に接続され、他方は
3段目のフリップフロップ72の出力側に接続されてい
る。そして、EXORゲート67aの出力端子は、1段
目のフリップフロップ72の入力端子に接続されてい
る。
【0007】CLK端子65は、集積回路61が備える
全スキャンフリップフロップ69及び全フリップフロッ
プ72の図外のクロックピンに接続されている。
【0008】定格電圧よりも高い電圧を印加するバーン
インモード時には、スキャンチェーン回路70への入力
を切り替えるマルチプレクサ68によって、LFSR6
2の信号をスキャンチェーン回路70を利用して、各ス
キャンフリップフロップ69にセットするようにしたも
のである。つまり、CLK端子65からクロック信号を
入力することにより、LFSR62から疑似乱数データ
がスキャンチェーン回路70に入力され、スキャンチェ
ーン70に接続されているスキャンフリップフロップ6
9において、順番にシフト動作が行われる。
【0009】次に、図8は、複数のスキャンチェーンを
備えたマルチスキャン方式の回路にLFSRを組み込ん
だ例を示すブロック図である。集積回路81において、
複数のスキャンフリップフロップ89が直列に接続され
て構成された5つのスキャンチェーン回路95〜99を
備え、各スキャンチェーン回路の入力側にはマルチプレ
クサ88a〜88eを備えている。また、集積回路81
は、各スキャンチェーン回路に疑似乱数を入力するため
のLFSR82を備えている。
【0010】LFSR82は、1例として8ビットの疑
似乱数を発生し、8個のフリップフロップ92の入力端
子と出力端子とを、それぞれ直列に接続した構造であ
る。そして、7段目と8段目とのフリップフロップ92
の出力側にEXORゲート87cの入力端子がそれぞれ
接続されている。また、EXORゲート87bの入力端
子は、一方はEXORゲート87cの出力端子に接続さ
れ、他方は5段目のフリップフロップ92の出力側に接
続されている。さらに、EXORゲート87aの入力端
子は、一方はEXORゲート87bの出力端子に接続さ
れ、他方は3段目のフリップフロップ92の出力側に接
続されている。そして、EXORゲート87aの出力端
子は、1段目のフリップフロップ92の入力端子に接続
されている。
【0011】各マルチプレクサ88a〜88eは2つの
入力端子を備えている。そして、一方の入力端子は、そ
れぞれスキャンイン端子83a〜83eに接続されてい
る。また、他方の各入力端子は、LFSR82を構成す
る各フリップフロップ92の出力側に接続される。
【0012】即ち、マルチプレクサ88aの入力端子
は、LFSR82の8段目のフリップフロップ92の出
力側に接続されている。マルチプレクサ88bの入力端
子は、LFSR82の7段目のフリップフロップ92の
出力側に接続されている。マルチプレクサ88cの入力
端子は、LFSR82の6段目のフリップフロップ92
の出力側に接続されている。マルチプレクサ88dの入
力端子は、LFSR82の5段目のフリップフロップ9
2の出力側に接続されている。マルチプレクサ88eの
入力端子は、LFSR82の4段目のフリップフロップ
92の出力側に接続されている。
【0013】CLK端子85は、集積回路81が備える
全スキャンフリップフロップ89及び全フリップフロッ
プ82のクロックピンに接続されている。
【0014】定格電圧よりも高い電圧を印加するバーン
インモード時には、スキャンチェーン回路95〜99の
入力を切り替えるマルチプレクサ88a〜88eによっ
て、LFSR82の信号をスキャンチェーン回路95〜
99を利用して、各スキャンフリップフロップ89にセ
ットするようにしたものである。つまり、CLK端子8
5からクロック信号を入力することにより、LFSR8
2から疑似乱数データがスキャンチェーン回路95〜9
9に入力され、各スキャンチェーン回路に接続されてい
るスキャンフリップフロップ89において、順番にシフ
ト動作が行われる。
【0015】図7、8に示した構成では、疑似乱数発生
回路であるLFSRを構成するフリップフロップ(レジ
スタ)のビット数で、何種類のデータが発生できるかが
決まる。例えば、8ビットのレジスタ構成であれば、発
生するデータは“00000000”を除く255通り
である。LFSRのレジスタのビット数は多い程、より
多くの種類の疑似乱数を発生させることができる。この
データを用いて半導体集積回路の試験を行う場合、より
多くの種類のデータを使用する方が、半導体集積回路内
部の活性化率は高くなり、加速試験による信頼性も高く
なる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図7に
示したスキャンチェーン回路を内蔵した半導体集積回路
61の加速試験の際に、集積回路内部を活性化させるた
めにLFSRを予め集積回路内部に組み込むと、テスト
パターン発生器を備えた加速試験装置を使用しなくても
よくなる。しかしながら、この構成ではLFSRの分だ
け回路が増加してしまうという問題がある。
【0017】また、集積回路の信頼性を向上させるため
には、LFSRのレジスト段数を増やしてより多くのデ
ータを入力する必要がある。しかしながら、LFSRの
レジスタの段数を増やせば、回路規模がさらに増加し
て、コストアップにつながってしまう。
【0018】さらに、図8に示した複数のスキャンチェ
ーンを備えた集積回路81のように、大規模回路にスキ
ャンチェーン回路を内蔵する半導体集積回路の場合、テ
ストパターン長を短くするために、複数のスキャンチェ
ーンを使用して並列にスキャン動作ができるようにする
マルチスキャン方式が実施される場合が多い。この場
合、加速試験用のLFSRを複数個回路に設ける方法
や、1つのLFSRからマルチプレクサを介して各スキ
ャンチェーンへ疑似乱数を送信する方法がある。しかし
ながら、いずれの方法においても試験回路が増加すると
いう欠点がある。また上記の方法において、マルチスキ
ャン用の活性化回路は集積回路の設計時に組み込む必要
があり、集積回路の生産時には、活性化させたい回路部
を変更することができないという欠点がある。
【0019】加えて、LFSRは始動時にレジスタ内に
初期値を設定するために、加速試験装置において外部か
ら初期回路用の端子を設け、加速試験開始時に初期化用
の信号を入力する必要がある。そのため、加速試験用の
バーンインボードの構成が複雑になる。また、加速試験
の手順も1作業分増えるといった欠点がある。
【0020】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的は、半導体集積回路の加速試験の際
に内部回路を活性化させる試験回路の規模が大きくなら
ず、また、集積回路設計完了後でも試験を行う回路部の
変更が容易な集積回路の試験回路及び試験方法を提供す
ることである。
【0021】
【問題を解決するための手段】(1) 内部回路を試験する
ために複数のフリップフロップを直列に接続してなるス
キャンチェーン回路と、疑似乱数データを生成して該ス
キャンチェーン回路に送信する乱数発生回路と、を備え
た集積回路の試験回路において、該乱数発生回路は、該
スキャンチェーン回路の入力側から疑似乱数データのビ
ット数と同じ個数のフリップフロップに信号帰還回路を
接続して構成したことを特徴とする。
【0022】この構成においては、内部回路を試験する
ために複数のフリップフロップを直列に接続してなるス
キャンチェーン回路の入力側から疑似乱数データのビッ
ト数と同じ個数のフリップフロップに信号帰還回路を接
続して乱数発生回路を構成し、疑似乱数データを生成し
てスキャンチェーン回路に送信する。したがって、スキ
ャンチェーン回路とLFSRの回路の共通部分であるフ
リップフロップを共有化することにより、回路の増加を
最小限にすることができる。また、LFSRのレジスタ
のビット数を増やしても、回路の増加にはほとんど影響
しないという特徴もある。
【0023】(2) 内部回路を試験するために複数のフリ
ップフロップを直列に接続してなる複数のスキャンチェ
ーン回路と、該スキャンチェーン回路に疑似乱数データ
を送信する乱数発生回路と、を備えた集積回路の試験回
路において、該乱数発生回路は、1つの該スキャンチェ
ーン回路の入力側から疑似乱数データのビット数と同じ
個数のフリップフロップに信号帰還回路を接続して構成
したことを特徴とする。
【0024】この構成においては、内部回路を試験する
ために複数のフリップフロップを直列に接続してなる複
数のスキャンチェーン回路のうち、1つの回路の入力側
から疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリップフ
ロップに信号帰還回路を接続して乱数発生回路を構成す
る。したがって、スキャンチェーン回路とLFSRの回
路の共通部分であるフリップフロップを共有化すること
により、回路の増加を最小限にすることができる。
【0025】(3) 前記乱数発生回路が動作を停止する
と、動作を再開させる復帰信号を前記乱数発生回路へ出
力する復帰回路を備えたことを特徴とする。
【0026】この構成においては、集積回路の試験回路
は、乱数発生回路が動作を停止した際に復帰信号を出力
する復帰回路を備えている。したがって、乱数発生回路
が動作不能になって停止した際に、復帰回路から復帰信
号が出力されるので、乱数発生回路の初期化処理を行わ
なくてもよくなる。
【0027】(4) 複数のフリップフロップを直列に接続
してなるスキャンチェーン回路に疑似乱数データを入力
して内部回路を試験する集積回路の試験方法において、
該スキャンチェーン回路の入力側から疑似乱数データの
ビット数と同じ個数のフリップフロップに信号帰還回路
を接続して乱数発生回路を構成し、該乱数発生回路に初
期値を入力して疑似乱数データを発生させ、スキャンチ
ェーン回路に入力することを特徴とする。
【0028】この構成においては、複数のフリップフロ
ップを直列に集積してなるスキャンチェーン回路の入力
側から疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリップ
フロップに信号帰還回路を接続して乱数発生回路を構成
し、この乱数発生回路に初期値を入力して疑似乱数デー
タを発生させて、スキャンチェーン回路に入力する。し
たがって、集積回路の試験回路規模を大きくすることな
く、初期値を入力することで容易に集積回路の試験を行
うことができる。
【0029】(5) 疑似乱数データを複数のフリップフロ
ップを直列に接続してなる複数のスキャンチェーン回路
に入力して内部回路を試験する集積回路の試験方法にお
いて、複数のスキャンチェーン回路における1回路の入
力側から疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリッ
プフロップに信号帰還回路を接続して疑似乱数データを
発生させ、該信号帰還回路を接続したスキャンチェーン
回路の出力側に他のスキャンチェーン回路の入力端子と
出力端子とを各々直列に接続した回路を接続して、疑似
乱数データを複数のスキャンチェーン回路に入力するこ
とを特徴とする。
【0030】この構成においては、複数のフリップフロ
ップを直列に接続してなるスキャンチェーン回路のうち
1回路の入力側から疑似乱数データのビット数と同じ個
数のフリップフロップに信号帰還回路を接続して疑似乱
数データを発生させ、この信号帰還回路を接続したスキ
ャンチェーン回路の出力側に他のスキャンチェーン回路
の入力端子と出力端子とを各々直列に接続した回路を接
続して、スキャン回路の試験を行う。したがって、スキ
ャンチェーン回路の1回路を疑似乱数発生回路として使
用し、他の複数のスキャン回路を試験することができる
ので、試験回路の規模を最小限に抑えて試験を行うこと
ができる。
【0031】(6) (3) の構成において、前記復帰回路
は、NOR論理ゲートの入力端子を前記スキャンチェー
ン回路を構成する複数のフリップフロップの出力側に接
続し、前記信号帰還回路の出力端子と該NOR論理ゲー
トの出力端子とを、OR論理ゲートに接続して成るもの
とすることができる。
【0032】この構成においては、乱数発生回路が動作
を停止した際に復帰信号を発生する復帰回路は、NOR
論理ゲートの入力端子をスキャンチェーン回路を構成す
る複数のフリップフロップの出力側に接続し、信号帰還
回路の出力端子と該NOR論理ゲートの出力端子とをO
R論理ゲートに接続して構成される。したがって、乱数
発生回路はレジストの値がすべて0になった時だけ動作
不能となる性質があり、この状態から脱出するためにN
OR論理ゲートとOR論理ゲートとを使用することで、
確実に動作不能状態から復帰することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る集積回路
の試験回路の構成について、図1〜図6を用いて説明す
る。図1は、本発明の第1実施形態に係る集積回路の試
験回路のブロック図である。集積回路1は、複数のスキ
ャンフリップフロップ9を接続したスキャンチェーン回
路10を備える。スキャンチェーン回路10を構成する
各スキャンフリップフロップ9の出力側は、組み合わせ
論理回路11a〜11cに接続されている。また、スキ
ャンチェーン回路10の入力側であるスキャンフリップ
フロップ9aの入力側には、マルチプレクサ8が接続さ
れている。マルチプレクサ8には、スキャンイン端子3
と、EXORゲート7の出力端子と、モード端子4と
が、接続されている。また、モード端子4から所定の信
号を入力すると、スキャンイン端子3とLFSR2との
接続を切り替えることができる。
【0034】本実施形態においては、疑似乱数を発生さ
せるための構成として、疑似乱数のビット数と同じ個数
の連続して接続されたスキャンフリップフロップ9を、
シフトレジストとして使用してLFSR2を構成する。
図1においては、LFSR2によって8ビットの疑似乱
数データを発生させる。
【0035】LFSR2を構成するスキャンフリップフ
ロップ9には、図7と同様に3個の排他的論理和ゲート
であるEXORゲート7a〜7cが、各スキャンフリッ
プフロップ9の出力側に接続されて信号帰還回路が構成
される。つまり、LFSR2を構成する7段目と8段目
とのスキャンフリップフロップ9の出力側にEXORゲ
ート7cの入力端子が接続されている。また、EXOR
ゲート7bの入力端子は、一方はEXORゲート7cの
出力端子に接続され、他方は5段目のスキャンフリップ
フロップ9の出力側に接続されている。さらに、EXO
Rゲート7aの入力端子は、一方はEXORゲート7b
の出力端子に接続され、他方は3段目のスキャンフリッ
プフロップ9の出力側に接続されている。そして、EX
ORゲート7aの出力端子は、マルチプレクサ8の入力
端子に接続されている。
【0036】また、CLK端子5は、集積回路1が備え
る全スキャンフリップフロップ9の図外のクロックピン
に接続されている。そして、CLK端子5からクロック
信号を入力することにより、スキャンチェーン回路10
に接続されているスキャンフリップフロップ9において
順番にデータがシフトしていく。
【0037】通常のスキャンテストの際はモード端子4
から信号を入力して、マルチプレクサ8を介してスキャ
ン入力端子3からデータを入力する。そして、CLK端
子5からクロック信号を入力して、データをシフト動作
でスキャンフリップフロップ9にセットしていく。
【0038】また、加速試験の際は、モード端子4から
信号を入力してマルチプレクサ8をLFSR2のEXO
Rゲート7の接続側に切り替え、LFSR2で発生した
疑似乱数データを使用する。ここで、集積回路1内のす
べてのスキャンフリップフロップ9は、スキャンチェー
ン回路10に接続されているので、疑似乱数回路である
LFSR2に作られたデータが順次伝搬されていく。そ
のため、すべてのスキャンフリップフロップ9のデータ
が、疑似乱数によって変化することにより、スキャンフ
リップフロップ9に接続されている組み合わせ論理回路
11a〜11cは、様々な動作を行う。そのため、集積
回路1の内部回路全体が活性化されて、加速試験を効果
的に実施することができる。
【0039】次に、図1の回路において、加速試験を行
う手順について図5を用いて説明する。図5は、半導体
集積回路1の加速試験の手順を示すフローチャートであ
る。まず、集積回路1の図外の電源端子に電圧を供給す
る(s1)。そして、モード端子4から所定の信号を入
力してマルチプレクサ8を切り替えて、スキャンイン端
子3から信号を受け付けるようにする(s2)。また、
スキャンイン端子3からLFSR2を初期化するための
初期値を入力する(s3)。
【0040】次に、LFSR2が発生する疑似乱数デー
タを受け付けるように、モード端子4から信号を入力し
て、マルチプレクサ8の接続を切り替える(s4)。そ
して、高温環境下において、集積回路1を所定時間動作
させる(s5)。所定時間経過後、集積回路の動作を停
止させる。そして、テスタで集積回路1の良否判定を行
う。つまり、ストレスを加えたことによって、集積回路
が破壊されていないかどうかをテストし、良品となった
集積回路を出荷するようにする。
【0041】次に、本発明の第2実施形態に係る集積回
路の試験回路において、マルチスキャン方式のテスト回
路を備えた集積回路に適用する場合について説明する。
図2は、本発明の第2実施形態に係る複数のスキャンチ
ェーンを備えた集積回路の試験回路を示すブロック図で
ある。集積回路21は、複数のスキャンフリップフロッ
プ29が直列に接続されて構成された5つのスキャンチ
ェーン回路35〜39を備える。スキャンチェーン回路
35の入力側におけるスキャンフリップフリップ29a
の入力側には、マルチプレクサ28が接続されている。
集積回路21においては、8ビットの疑似乱数データを
発生させるために、スキャンチェーン回路35の1段目
のフリップフリップ29aから8段目までのフリップフ
リップ29と、この8個のフリップフリップの間に接続
された信号帰還回路である3個の排他的論理和ゲートE
XORゲート27a〜27cと、によってLFSR22
が構成される。つまり、LFSR22を構成する7段目
と8段目とのスキャンフリップフロップ29の出力側に
EXORゲート27cの入力端子が接続されている。ま
た、EXORゲート27bの入力端子は、一方はEXO
Rゲート27cの出力端子に接続され、他方は5段目の
スキャンフリップフロップ29の出力側に接続されてい
る。さらに、EXORゲート27aの入力端子は、一方
はEXORゲート27bの出力端子に接続され、他方は
3段目のスキャンフリップフロップ29の出力側に接続
されている。そして、EXORゲート27aの出力端子
は、マルチプレクサ28の入力端子に接続されている。
また、マルチプレクサ28の他方の入力端子は、スキャ
ンイン端子23aに接続されている。さらに、モード端
子24にマルチプレクサ28の切替信号端子が接続され
ている。
【0042】スキャンチェーン回路35の出力側は、ス
キャンアウト端子26aに接続されている。また、スキ
ャンチェーン回路36〜39の入力端子は、それぞれス
キャンイン端子23b〜23eに接続されている。さら
に、スキャンチェーン回路36〜39の出力側は、それ
ぞれスキャンアウト端子26b〜26eに接続されてい
る。加えて、スキャンチェーン回路35〜39には、そ
れぞれ組み合わせ論理回路31a〜31eが接続されて
いる。
【0043】集積回路21の加速試験を行う際には、加
速試験用のバーンインボード上の配線によって、スキャ
ンチェーン回路の各入力端子と各出力端子とをそれぞれ
接続させる。つまり、スキャンチェーン回路35のスキ
ャンアウト端子26aと、スキャンチェーン回路36の
スキャンイン端子23bと、を配線40aで接続する。
また、スキャンチェーン回路36のスキャンアウト端子
26bと、スキャンチェーン回路37のスキャンイン端
子23cと、を配線40bで接続する。さらに、スキャ
ンチェーン回路37のスキャンアウト端子26cと、ス
キャンチェーン回路38のスキャンイン端子23dと、
を配線40cで接続する。加えて、スキャンチェーン回
路38のスキャンアウト端子26dと、スキャンチェー
ン回路39のスキャンイン端子23eと、を配線40d
で接続する。このように接続することで、スキャンチェ
ーン回路35に設けたLFSR22で発生した疑似乱数
データは、スキャンチェーン回路35〜39まで伝搬
し、集積回路21の組み合わせ論理回路31a〜31e
を全て動作させることができる。
【0044】ところで、集積回路において加速試験時に
試験を行わなくてよいスキャンチェーン回路を有する場
合がある。また、設計時には集積回路に設けたスキャン
チェーン回路を加速試験時に試験する予定であったが、
生産時になって試験を行う必要がなくなる場合がある。
このような場合に、試験を行う必要のあるスキャンチェ
ーン回路の出力端子と入力端子とを接続して乱数発生回
路からの疑似乱数データを入力することにより、加速試
験に制限をつけることができる。
【0045】図3は、集積回路21においてスキャンチ
ェーン回路37及び38の試験を行わない場合の接続状
態を示すブロック図である。図3に示した集積回路21
においては、スキャンチェーン回路35のスキャンアウ
ト端子26aと、スキャンチェーン回路36のスキャン
イン端子23bと、を配線40aで接続する。また、ス
キャンチェーン回路36のスキャンアウト端子26b
と、スキャンチェーン回路39のスキャンイン端子23
eと、を配線40eで接続する。この際に、スキャンチ
ェーン回路37、38のスキャンイン端子23b及び2
3cは、オープン状態になるのを防ぐために接地してお
く。このように、一部のスキャンチェーンのみを接続す
ることにより、加速試験において集積回路の一部のみを
動作させることが可能である。
【0046】次に、本発明の第3実施形態に係る集積回
路の試験回路について図4を用いて説明する。図4は、
復帰回路を備えた乱数発生回路を示すブロック図であ
る。LFSR42を構成するスキャンフリップフロップ
49には、LFSR2やLFSR22と同様に信号帰還
回路である3個の排他的論理和ゲートEXORゲート4
7a〜47cが各スキャンフリップフロップ49の出力
側に接続されている。
【0047】即ち、LFSR42を構成する7段目と8
段目とのスキャンフリップフロップ49の出力側にEX
ORゲート47cの入力端子が接続されている。また、
EXORゲート47bの入力端子は、一方はEXORゲ
ート47cの出力端子に接続され、他方は5段目のスキ
ャンフリップフロップ49の出力側に接続されている。
さらに、EXORゲート47aの入力端子は、一方はE
XORゲート47bの出力端子に接続され、他方は3段
目のスキャンフリップフロップ49の出力側に接続され
ている。
【0048】また、CLK端子45は、集積回路41が
備える全スキャンフリップフロップ49の図外のクロッ
クピンに接続されている。そして、CLK端子45から
クロック信号を入力することにより、スキャンチェーン
回路50に接続されているスキャンフリップフロップ4
9において順番にデータがシフトしていく。
【0049】本実施形態では、EXORゲート47aの
出力端子は、マルチプレクサ48の入力端子に接続され
たORゲート53の一方の入力端子に接続されている。
また、8ビットの疑似乱数データを発生するLFSR4
2を構成する8個のスキャンフリップフリップ49及び
49aの各出力側に、論理和の否定回路であるNORゲ
ート52の入力端子が接続されている。そして、NOR
ゲート52の出力端子は、論理和回路であるORゲート
53の他方の入力端子に接続される。このように、NO
Rゲート52とORゲート53とを使用して、LFSR
の復帰回路を構成することができる。
【0050】LFSR42においては、すべてのレジス
タが0となった時に動作不能となる。しかし、復帰回路
を設けることで、レジスタ(スキャンフリップフロップ
49・49a)の出力が全て0となった際に、NORゲ
ート52の出力は1となる。そのため、ORゲート53
及びマルチプレクサ48を介してフリップフリップ49
aに1を入力をすることとなる。したがって、LFSR
42は一度動作し始めると、その後はレジスタの内容が
全て0になることはなく、永久に疑似乱数データを発生
し続ける。
【0051】また、集積回路1のLFSR2や集積回路
21のLFSR22に、このLFSR42が備えた復帰
回路を設けることによって、集積回路1のLFSR2や
集積回路21のLFSR22においても、一度動作し始
めると、永久に疑似乱数データを発生し続けることとな
る。そのため、LFSRの起動時に初期値を入力する必
要がなくなる。
【0052】次に、集積回路41の加速試験の手順を図
6を用いて説明する。図6は、集積回路41の加速試験
の際の手順を示すフローチャートである。前記のように
集積回路41のLFSR42においては復帰回路を備え
ているため、集積回路41に電源を投入する際にLFS
R42に初期値を入力する必要はない。
【0053】集積回路41の加速試験を行う際には、集
積回路41の図外の電源端子に、電源を供給する(s
7)。そして、モード端子44に所定の信号を入力し
て、マルチプレクサ48がORゲート53の出力を受け
付けるようにする。そして、高温環境下において集積回
路41を所定時間動作させる(s9)。所定時間経過
後、集積回路41の電源端子に供給した電源を停止す
る。そして、集積回路41をテスタに接続して良否判定
を行い(s10)、ストレスを加えたことによって破壊
されていないかどうかを検査して、良品となった集積回
路を出荷する。
【0054】このように、集積回路41においてはLF
SR42の初期化を必要としない。また、LFSR42
から発生した疑似乱数データを使用するモードだけでよ
い。そのため、モード端子44を加速試験用のバーンイ
ンボード上で配線により固定しておけばよいので、実際
にはs8のステップも不要となる。
【0055】なお、本発明の実施形態において、LFS
Rを8ビットの疑似乱数データを発生させるための構成
を示したが、この構成に限るものではない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0057】(1) 内部回路を試験するために複数のフリ
ップフロップを直列に接続してなるスキャンチェーン回
路の入力側から疑似乱数データのビット数と同じ個数の
フリップフロップに信号帰還回路を接続して乱数発生回
路を構成し、疑似乱数データを生成してスキャンチェー
ン回路に送信するので、スキャンチェーン回路とLFS
Rの回路の共通部分であるフリップフロップを共有化す
ることにより、回路の増加を最小限にすることができ
る。また、回路の増加にはほとんど影響せずに、LFS
Rのレジスタのビット数を増やすことができる。
【0058】(2) 内部回路を試験するために複数のフリ
ップフロップを直列に接続してなる複数のスキャンチェ
ーン回路のうち、1つの回路の入力側から疑似乱数デー
タのビット数と同じ個数のフリップフロップに信号帰還
回路を接続して乱数発生回路を構成するので、スキャン
チェーン回路とLFSRの回路の共通部分であるフリッ
プフロップを共有化することにより、回路の増加を最小
限にすることができる。
【0059】(3) 集積回路の試験回路は、乱数発生回路
が動作を停止した際に復帰信号を出力する復帰回路を備
えているため、乱数発生回路が動作不能になって停止し
た際に、復帰回路から復帰信号が出力されるので、乱数
発生回路の初期化処理を行わずに乱数発生回路を動作さ
せることができる。
【0060】(4) 複数のフリップフロップを直列に集積
してなるスキャンチェーン回路の入力側から疑似乱数デ
ータのビット数と同じ個数のフリップフロップに信号帰
還回路を接続して乱数発生回路を構成し、この乱数発生
回路に初期値を入力して疑似乱数データを発生させて、
スキャンチェーン回路に入力するので、集積回路の試験
回路規模を大きくすることなく、初期値を入力すること
で容易に集積回路の試験を行うことができる。
【0061】(5) 複数のフリップフロップを直列に接続
してなるスキャンチェーン回路のうち1回路の入力側か
ら疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリップフロ
ップに信号帰還回路を接続して疑似乱数データを発生さ
せ、この信号帰還回路を接続したスキャンチェーン回路
の出力側に他のスキャンチェーン回路の入力端子と出力
端子とを各々直列に接続した回路を接続して、スキャン
回路の試験を行うので、スキャンチェーン回路の1回路
を疑似乱数発生回路として使用し、他の複数のスキャン
回路を試験することができるので、試験回路の規模を最
小限に抑えて試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る集積回路の試験回
路のブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る複数のスキャンチ
ェーンを備えた集積回路の試験回路を示すブロック図で
ある。
【図3】集積回路21においてスキャンチェーン回路1
7及び18の試験を行わない場合の接続状態を示すブロ
ック図である。
【図4】復帰回路を備えた乱数発生回路を示すブロック
図である。
【図5】半導体集積回路1の加速試験の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】集積41の加速試験の際の手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】8ビットの疑似乱数を出力するLFSRを組み
込んだ半導体集積回路の試験回路の例を示すブロック図
ある。
【図8】複数のスキャンチェーンを備えたマルチスキャ
ン方式の回路にLFSRを組み込んだ例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
2−乱数発生回路(LFSR) 7a〜7c−信号帰還回路 9−フリップフロップ 10−スキャンチェーン回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2G032 AA00 AB03 AB05 AG01 AG10 AK16 5F038 DT08 DT10 5F064 BB04 BB18 BB19 BB31 DD07 DD32 HH10 HH12 5J049 AA07 AA18 AA21 CA05 9A001 BB05 EE02 FZ05 KK54 LL05 LZ06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路を試験するために複数のフリッ
    プフロップを直列に接続してなるスキャンチェーン回路
    と、疑似乱数データを生成して該スキャンチェーン回路
    に送信する乱数発生回路と、を備えた集積回路の試験回
    路において、 該乱数発生回路は、該スキャンチェーン回路の入力側か
    ら疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリップフロ
    ップに信号帰還回路を接続して構成したことを特徴とす
    る集積回路の試験回路。
  2. 【請求項2】 内部回路を試験するために複数のフリッ
    プフロップを直列に接続してなる複数のスキャンチェー
    ン回路と、該スキャンチェーン回路に疑似乱数データを
    送信する乱数発生回路と、を備えた集積回路の試験回路
    において、 該乱数発生回路は、1つの該スキャンチェーン回路の入
    力側から疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリッ
    プフロップに信号帰還回路を接続して構成したことを特
    徴とする集積回路の試験回路。
  3. 【請求項3】 前記乱数発生回路が動作を停止すると、
    動作を再開させる復帰信号を前記乱数発生回路へ出力す
    る復帰回路を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の集積回路の試験回路。
  4. 【請求項4】 複数のフリップフロップを直列に接続し
    てなるスキャンチェーン回路に疑似乱数データを入力し
    て内部回路を試験する集積回路の試験方法において、 該スキャンチェーン回路の入力側から疑似乱数データの
    ビット数と同じ個数のフリップフロップに信号帰還回路
    を接続して乱数発生回路を構成し、該乱数発生回路に初
    期値を入力して疑似乱数データを発生させ、スキャンチ
    ェーン回路に入力することを特徴とする集積回路の試験
    方法。
  5. 【請求項5】 疑似乱数データを複数のフリップフロッ
    プを直列に接続してなる複数のスキャンチェーン回路に
    入力して内部回路を試験する集積回路の試験方法におい
    て、 複数のスキャンチェーン回路における1回路の入力側か
    ら疑似乱数データのビット数と同じ個数のフリップフロ
    ップに信号帰還回路を接続して疑似乱数データを発生さ
    せ、該信号帰還回路を接続したスキャンチェーン回路の
    出力側に他のスキャンチェーン回路の入力端子と出力端
    子とを各々直列に接続した回路を接続して、疑似乱数デ
    ータを複数のスキャンチェーン回路に入力することを特
    徴とする集積回路の試験方法。
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JP2009204578A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Nec Electronics Corp 半導体装置およびバーンインテスト装置
CN103138748A (zh) * 2013-01-29 2013-06-05 东南大学 基于线性反馈移位寄存器的n比特计数器及控制方法

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