JP2001237646A - Fm復調装置及びfm復調方法 - Google Patents

Fm復調装置及びfm復調方法

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JP2001237646A
JP2001237646A JP2000043829A JP2000043829A JP2001237646A JP 2001237646 A JP2001237646 A JP 2001237646A JP 2000043829 A JP2000043829 A JP 2000043829A JP 2000043829 A JP2000043829 A JP 2000043829A JP 2001237646 A JP2001237646 A JP 2001237646A
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JP
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signal
demodulation
distortion component
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voltage
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Daisuke Miura
大介 三浦
Kazuhiro Nojima
一宏 野嶋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化や温度ドリフト等によって出力信号
の振幅が変化しないようにし、広い周波数帯域において
波形歪の少ない復調信号が出力できるようにする。 【解決手段】 復調部10から出力される復調信号か
ら、バンドパスフィルタ11によってある特定の歪成分
を抽出し、検波手段12によって、この歪成分の電圧レ
ベルを検出して判定電圧制御手段13に送信する。判定
電圧制御手段13は、歪成分の電圧レベルを最小となる
ようにHigh−Low判定電圧を制御し、この判定電
圧を復調部10に印加する。これによって、復調部10
に入力される正弦波の変調信号に対する判定電圧レベル
は、復調信号の歪成分を最小にするように一定値に制御
されるので、出力振幅は一定の値を保持し、復調信号の
周波数―出力電圧特性は、広い周波数範囲に亘って線形
性を維持する。よって、回路部品が温度ドリフトして
も、広い周波数範囲で復調信号の波形歪を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、歪成分を低減させ
て復調信号を出力する遅延検波型などのFM復調装置、
及びFM復調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の遅延検波型のFM復調器
の構成を示すブロック図の一例である。このFM変調器
は、入力されたFM変調信号を矩形波に変換する入力段
識別部22と、矩形波に変換された信号を増幅するアン
プ23と、アンプ23の出力信号の位相を遅らせる遅延
回路24と、アンプ23の出力信号と遅延回路24で遅
延された信号とのAND信号を出力するANDゲート2
5と、ANDゲート25の出力信号を積分するLPF2
6とによって構成されている。
【0003】図3は、図2のブロック図における各ブロ
ックごとの波形の推移であり、(a)は入力端21より
入力されるFM変調信号の波形、(b)は入力段識別部
22から出力される矩形波の波形、(c)はLPF26
から出力端27に出力される復調信号のスペクトルであ
る。
【0004】図2に示すFM復調器は、先ず、入力端1
より入力された図3(a)のような正弦波のFM変調信
号が、入力段識別部22において図3(b)のような矩
形波に変換される。さらに、矩形波に変換された信号
は、アンプ23で増幅された後に2つに分岐されて、一
方の信号はそのままANDゲート25に入力され、もう
一方の信号はNOTをとった後に、遅延回路24で位相
を遅らせてANDゲート25に入力される。そして、2
つの信号のANDをとった信号はLPF26により積分
されて、図3(c)のような電圧レベルの復調信号とな
って出力端27より出力される。
【0005】図4は、FM復調器内部における入力段識
別部の回路図の一例である。すなわち、図2におけるF
M復調器の入力段識別部22を、FETと抵抗による差
動増幅回路で構成した場合の回路図である。
【0006】従来の入力段識別部22は、図4に示す差
動増幅回路において、一方のFET41に図3(a)に
示すような正弦波の変調信号が入力された場合、他方の
FET42に入力された予め固定されているHigh−
Low判定電圧と比較される。そして、FET41の変
調信号の電位がFET42の判定電圧よりも高いときに
はHighレベルの信号を出力し、低いときにはLow
レベルの信号を出力するように差動増幅され、結果とし
て、図3(b)に示すような矩形波の出力信号が差動増
幅回路(すなわち入力段識別部22)より出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FM復調器においては、周囲温度変化や温度ドリフトな
どによるFET及び抵抗などの特性変化によって、FE
T41とFET42の閾値及び抵抗43と抵抗44の特
性にばらつきが生じることがある。このため、High
−Low判定電圧にずれが生じ、良好なレベル判定が出
来なくなることがある。
【0008】図5は、復調手段における復調器への入力
信号に対する、Hogh−Low判定電圧と出力振幅と
の関係を示す説明図である。すなわち、この図は、図4
の差動増幅回路において、FET41に正弦波の入力信
号(変調信号)が印加されたとき、FET42の判定電
圧レベルが変化した場合の出力信号の振幅の変化を示し
ている。
【0009】例えば、図4の差動増幅回路が温度変化し
たとき、図5に示すように、High−Low判定電圧
が判定電圧Aから判定電圧Bに変化した場合、出力振幅
Aは出力振幅Bのように変化する。すなわち、判定電圧
Bによる出力電圧の振幅は、判定電圧Aによる出力電圧
の振幅より小さくなる。このように振幅が小さくなった
場合には、復調器の出力信号の高周波帯域における線形
性が悪くなり、結果的に復調信号の歪が大きくなる。
【0010】図6は、FM復調器における復調器出力の
振幅の違いによる、周波数と復調器の出力電圧の関係を
示す特性図である。すなわち、この図は、図5に示すよ
うに出力振幅が変化した場合の、帯域周波数と復調器の
出力電圧との関係を示す特性図である。
【0011】図6に示すように、低周波帯域では、出力
振幅Aの場合も出力振幅Bの場合も、周波数と出力電圧
との関係は良好なリニアリティ特性を示しているが、高
周波帯域では、出力振幅Bのように振幅が小さくなる
と、そのリニアリティ特性は悪くなってくる。このよう
に、温度変化などによって出力振幅が小さくなると、高
い線形性が保持できなくなり、結果的に、復調器の出力
信号の歪の劣化につながる。
【0012】特に、入力信号の振幅が小さい状態で差動
増幅器を駆動するような場合は、温度変化などによる線
形性の変化が顕著に現れるので、復調器の出力信号の歪
の劣化も著しい。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、温度変化や温度ドリフトなど
によって出力信号の振幅が変化しないようにし、もっ
て、広い周波数帯域において波形歪の少ない復調信号を
出力できるFM復調装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のFM復調装置は、変調信号を入力して所
定のレベルの復調信号を出力する復調手段を備えたFM
復調装置であって、復調手段から出力される復調信号の
うち、特定の歪成分を抽出するバンドパスフィルタと、
抽出された歪成分の電圧レベルを検出する検波手段と、
検波手段から歪成分に相当する電圧レベルを受信して、
復調信号に含まれる歪成分が最小となるように、復調手
段に印加するHigh−Low判定電圧を制御する判定
電圧制御手段とを備え、復調手段は、常に、一定且つ最
小の歪成分を含む復調信号を出力するように構成したこ
とを特徴とする。
【0015】このような構成により、バンドパスフィル
タが復調信号からある特定の歪成分を抽出し、検波手段
が特定の歪成分の電圧レベルを検出して判定電圧制御手
段に送信する。すると、判定電圧制御手段が、この電圧
レベルに基づいて、復調信号に含まれる歪成分が最小と
なるように、復調手段に構成された復調信号生成回路、
例えば、差動増幅回路の判定電圧を制御する。
【0016】これによって、差動増幅回路などの部品が
温度変化などによって特性変化しても、変調入力信号に
対する判定電圧、すなわち閾値電圧は一定となるので、
結果的に、復調信号の歪成分は常に最小値になってい
る。
【0017】また、本発明に係るFM復調方法は、変調
信号を入力して所定のレベルの復調信号を出力するFM
復調の方法であって、出力する復調信号から特定の歪成
分を抽出する手順と、抽出された歪成分の電圧レベルを
検出する手順と、歪成分に相当する電圧レベルを受信し
て、復調信号に含まれる歪成分が最小となるように、変
調信号に対応して印加するHigh−Low判定電圧を
制御する手順と、変調信号と制御されたHigh−Lo
w判定電圧とに基づいて、復調信号を生成する手順とを
含み、入力された変調信号から、常に、一定且つ最小の
歪成分を含む復調信号を出力することを特徴とするFM
復調方法である。
【0018】すなわち、このようなFM変調の方法によ
って、復調された信号の歪成分が最小となるように、復
調器のHigh−Low判定電圧を制御するので、周囲
温度変化や温度ドリフトなどによって、復調器を構成す
る回路部品に特性のばらつきが生じても、復調信号の歪
劣化を防ぐことができる。よって、環境変化によって変
動しない安定した復調信号を出力することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
けるFM復調装置の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態におけるF
M復調装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、このFM復調装置は、変調信号を入力して復調信号
に変換する復調部10と、復調部10から出力された復
調信号より特定の歪成分を抽出するためのバンドパスフ
ィルタ11と、バンドパスフィルタ11によって抽出さ
れた歪成分の電圧レベルを検出する検波手段12と、検
波手段12が検出した電圧レベルに基づいて最適なHi
gh−Low判定電圧を決定し、復調部10に印加する
High−Low判定電圧を制御する判定電圧制御手段
13とによって構成されている。
【0021】次に、図1を用いて、本発明におけるFM
復調装置の動作について説明するが、波形図及び特性図
などついては、前述の従来技術で用いた図面を適宜使用
する。
【0022】すなわち、この実施の形態の場合、ある特
定の正弦波の変調信号が復調器10に入力され、Hig
h−Low判定電圧に基づいて矩形波を生成するための
回路は図4の差動増幅回路を用い、判定電圧レベルと出
力振幅との関係は図5を用い、さらに、復調器10の周
波数と復調信号の出力電圧のと関係は図6の特性図を用
いて説明する。
【0023】図1において、復調器10により出力され
た復調信号は、図示しない受信機などへ送信されるが、
2分岐された一部の復調信号は、バンドパスフィルタ1
1によってある特性の歪成分(たとえば、パイロット信
号の高調波信号など)として抽出される。そして、抽出
された歪成分は検波手段13により検波され、そこで検
波された歪成分の電圧レベルは判定電圧制御手段13に
送信される。
【0024】判定電圧制御手段13においては、復調部
10に印加するHigh−Low判定電圧を変化させな
がら、検波手段12より得られた歪成分が最小となる点
を見つけ、High−Low判定電圧を制御する。
【0025】さらに詳しく説明すると、復調部10に
は、例えば、図4に示すような差動増幅回路が構成され
ており、一方のFET41に、図3(a)に示すような
正弦波の変調信号が入力され、他方のFET42には、
判定電圧制御手段13からHigh−Low判定電圧が
入力される。
【0026】そして、正弦波の変調信号は、予め固定さ
れているHigh−Low判定電圧と比較され、FET
41の変調信号の電位がFET42の判定電圧よりも高
いときにはHighレベルの信号を出力し、低いときに
はLowレベルの信号を出力するように差動増幅され、
結果として、図3(b)に示すような矩形波の出力信号
が差動増幅回路より出力される。
【0027】さらに、復調部10の内部には、矩形波の
出力信号を積分する積分回路が構成されており、この積
分回路によって図3(c)のような復調信号が生成され
て復調部10より出力される。
【0028】そして、バンドパスフィルタ11が、図3
(c)のような復調信号より、パイロット信号の高調波
信号などのような、ある特性の歪成分を抽出する。さら
に、抽出された歪成分は検波手段13により検波され、
そこで検波された歪成分の電圧レベルは判定電圧制御手
段13に送信される。
【0029】そして、判定電圧制御手段13では、検出
された歪成分の電圧レベルに基づいて、復調部10に印
加するHigh−Low判定電圧を変化させながら、検
波手段12より得られた歪成分の電圧レベルが最小とな
る点を見つけてHigh−Low判定電圧を制御し、こ
のHigh−Low判定電圧を、復調部10の内部に構
成されている差動増幅回路のFET42に入力する。
【0030】すなわち、復調信号の歪成分を検出して、
この歪成分が最小になるようにHigh−Low判定電
圧を制御するようなフィードバック系を構成している。
【0031】これによって、図4に示す差動増幅回路の
FET41、42や抵抗43,44などの部品が、周囲
温度の変化や温度ドリフトなどによって特性変化を起こ
しても、図5の判定電圧レベルは、常に歪成分が最小と
なるように制御される。すなわち、判定電圧は判定電圧
Aの付近に固定されるため、出力信号の振幅は常に出力
振幅Aの値を保持されている。
【0032】この結果、復調部10の出力における復調
信号の周波数一出力電圧は、図6の出力振幅Aのように
広い周波数範囲において線形性を保っているので、復調
信号の歪劣化は抑えられ、FM復調装置は安定した復調
信号を出力することができる。
【0033】従来の復調器においては温度変化などによ
り、図4の差動増幅回路のFET41、42や抵抗4
3、44などの部品の特性にばらつきが生じた場合に
は、図5のように、予め調整されている判定電圧Aがド
リフトして、例えば、判定電圧Bのように変化してしま
い、出力振幅Aが出力振幅Bのように小さくなってしま
う。このため、出力信号の周波数一出力電圧は、図6の
出力振幅Bのように、高周波になると線形性が保持でき
なくなり、この周波数帯域においては復調信号の歪劣化
が生じる。
【0034】しかし、図1に示す本発明のようにFM復
調装置を構成にすることにより、温度変化などによっ
て、図4の差動増幅回路のFET41、42や抵抗4
3、44などの回路部品が特性変化しても、図5の判定
電圧は歪成分を最小にするように制御されるので、結果
的には、判定電圧レベルは予め設定した一定の判定電圧
Aに固定されるため、出力信号の振幅は常に出力振幅A
を保持している。これによって、復調信号の歪劣化は抑
えられて、安定した復調信号を出力することが可能とな
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、復調さ
れた信号の歪成分が最小となるように、復調器のHig
h−Low判定電圧を制御するので、周囲温度変化や温
度ドリフトなどによって、復調器を構成する回路部品に
特性のばらつきが生じても、復調信号の歪劣化を防ぐこ
とができる。よって、環境変化によって変動しない、安
定した復調信号を出力することのできるFM復調装置お
よびFM復調方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるFM復調装置の
構成を示すブロック図
【図2】従来の遅延検波型のFM復調器の構成を示すブ
ロック図
【図3】図1又は図2のブロック図における各ブロック
ごとの波形の推移であり、(a)は復調器に入力される
FM変調信号の波形、(b)は復調器の内部で生成され
る矩形波の波形、(c)は復調器から出力される復調信
号のスペクトル
【図4】FM復調器内部における入力段識別部の回路図
【図5】復調手段における復調器への入力信号に対す
る、Hogh−Low判定電圧と出力振幅との関係を示
す説明図
【図6】FM変調器における復調器出力の振幅の違いに
よる、周波数と復調器の出力電圧の関係を示す特性図
【符号の説明】
10 復調部 11 バンドパスフィルタ 12 検波手段 13 判定電圧制御手段 21 変調信号入力端 22 入力段識別部 23 アンプ 24 遅延回路 25 ANDゲート 26 LPF 27 復調信号出力端 41,42 FET 43,43 抵抗 45 定電流源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調信号を入力して所定のレベルの復調
    信号を出力する復調手段を備えたFM復調装置であっ
    て、 前記復調手段から出力される復調信号のうち、特定の歪
    成分を抽出するバンドパスフィルタと、 抽出された歪成分の電圧レベルを検出する検波手段と、 前記検波手段から歪成分に相当する電圧レベルを受信し
    て、復調信号に含まれる歪成分が最小となるように、前
    記復調手段に印加するHigh−Low判定電圧を制御
    する判定電圧制御手段とを備え、 前記復調手段は、常に、一定且つ最小の歪成分を含む復
    調信号を出力することを特徴とするFM復調装置。
  2. 【請求項2】 変調信号を入力して所定のレベルの復調
    信号を出力するFM復調方法であって、 出力する復調信号から、特定の歪成分を抽出する手順
    と、 抽出された歪成分の電圧レベルを検出する手順と、 歪成分に相当する電圧レベルを受信して、復調信号に含
    まれる歪成分が最小となるように、変調信号に対応して
    印加するHigh−Low判定電圧を制御する手順と、 変調信号と制御されたHigh−Low判定電圧とに基
    づいて、復調信号を生成する手順とを含み、 入力された変調信号から、常に、一定且つ最小の歪成分
    を含む復調信号を出力することを特徴とするFM復調方
    法。
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