JP2001237650A - 利得可変型増幅器 - Google Patents
利得可変型増幅器Info
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- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 claims description 2
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲温度の変化による利得可変時の増幅利得
の変動がなく、安定した増幅利得特性を得る。 【解決手段】 周囲温度が変化して第1及び第2の信号
減衰用FET2,3のいわゆるチャンネル抵抗の変化に
よる動作状態の変化が生じても、ゲート側に設けられた
ダイオード4の温度特性によりその動作状態の変化が補
償され、その結果、周囲温度の変化による信号増幅用F
ET1の動作状態の変化が第1及び第2の信号減衰用F
ET2,3の動作により補償され、利得可変時の増幅利
得の温度変化が抑圧され、安定した動作を得ることがで
きるものとなっている。
の変動がなく、安定した増幅利得特性を得る。 【解決手段】 周囲温度が変化して第1及び第2の信号
減衰用FET2,3のいわゆるチャンネル抵抗の変化に
よる動作状態の変化が生じても、ゲート側に設けられた
ダイオード4の温度特性によりその動作状態の変化が補
償され、その結果、周囲温度の変化による信号増幅用F
ET1の動作状態の変化が第1及び第2の信号減衰用F
ET2,3の動作により補償され、利得可変時の増幅利
得の温度変化が抑圧され、安定した動作を得ることがで
きるものとなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利得可変型の増幅
器に係り、特に、移動体通信機器等において用いられる
高周波増幅を行う利得可変型増幅器における温度特性の
改善を図ったものに関する。
器に係り、特に、移動体通信機器等において用いられる
高周波増幅を行う利得可変型増幅器における温度特性の
改善を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の増幅器としては、例え
ば、特開平7−38352号公報に開示されたようなも
のが公知・周知となっている。図3には、上記公報に開
示された増幅器の回路構成が示されており、以下、同図
を参照しつつこの増幅器について説明する。この増幅器
は、信号増幅用MESFET(Metal Semiconductor Fie
ld EffectTransistor)31と、この信号増幅用MESF
ET31の増幅利得を制御するための信号減衰用MES
FET32とを有してなり、信号増幅用MESFET3
1のゲートには、入力信号Vinが入力用結合コンデンサ
33を介して印加されるようになっているものである。
また、この信号増幅用MESFET31のゲートには、
信号減衰用MESFET32のドレインが接続されてお
り、この信号減衰用MESFET32のソースは、バイ
パスコンデンサ34を介してアースに接続される一方、
ゲートは、ゲート抵抗器35を介してアースに接続され
たものとなっている。さらに、信号減衰用MESFET
32のドレインとソースとの間には、バイアス抵抗器3
6が接続されており、信号減衰用MESFET32のソ
ースには、利得制御電圧Vcontが印加されるようになっ
ている。そして、信号増幅用MESFET31の増幅利
得は、利得制御電圧Vcontに応じた信号減衰用MESF
ET32の動作によって可変されるようになっている。
ば、特開平7−38352号公報に開示されたようなも
のが公知・周知となっている。図3には、上記公報に開
示された増幅器の回路構成が示されており、以下、同図
を参照しつつこの増幅器について説明する。この増幅器
は、信号増幅用MESFET(Metal Semiconductor Fie
ld EffectTransistor)31と、この信号増幅用MESF
ET31の増幅利得を制御するための信号減衰用MES
FET32とを有してなり、信号増幅用MESFET3
1のゲートには、入力信号Vinが入力用結合コンデンサ
33を介して印加されるようになっているものである。
また、この信号増幅用MESFET31のゲートには、
信号減衰用MESFET32のドレインが接続されてお
り、この信号減衰用MESFET32のソースは、バイ
パスコンデンサ34を介してアースに接続される一方、
ゲートは、ゲート抵抗器35を介してアースに接続され
たものとなっている。さらに、信号減衰用MESFET
32のドレインとソースとの間には、バイアス抵抗器3
6が接続されており、信号減衰用MESFET32のソ
ースには、利得制御電圧Vcontが印加されるようになっ
ている。そして、信号増幅用MESFET31の増幅利
得は、利得制御電圧Vcontに応じた信号減衰用MESF
ET32の動作によって可変されるようになっている。
【0003】すなわち、例えば、信号増幅用MESFE
T31及び信号減衰用MESFET32のピンチオフ電
圧をVp、信号増幅用MESFET31のソース電位を
Vsとして、利得制御電圧Vcontの大きさとの関係によ
る利得変化について説明すれば、次述するようなもので
ある。まず、入力信号が大きい場合、利得制御電圧Vco
ntが次のような条件を満たすようにバイアス設定する。
T31及び信号減衰用MESFET32のピンチオフ電
圧をVp、信号増幅用MESFET31のソース電位を
Vsとして、利得制御電圧Vcontの大きさとの関係によ
る利得変化について説明すれば、次述するようなもので
ある。まず、入力信号が大きい場合、利得制御電圧Vco
ntが次のような条件を満たすようにバイアス設定する。
【0004】 Vcont≦−Vp、かつ、Vcont−Vs=Vp
【0005】かかる条件の下では、信号減衰用MESF
ET がオン状態となり、入力信号がアース側へ流通さ
れることとなり、そのため、信号増幅用MESFET3
1に入力される信号が減衰されることになり、信号増幅
用MESFET31は、ピンチオフ電圧Vp付近で動作
するために利得の低下が生ずるものとなる。一方、入力
信号が小さい場合には、下記するようにバイアス設定を
行う。
ET がオン状態となり、入力信号がアース側へ流通さ
れることとなり、そのため、信号増幅用MESFET3
1に入力される信号が減衰されることになり、信号増幅
用MESFET31は、ピンチオフ電圧Vp付近で動作
するために利得の低下が生ずるものとなる。一方、入力
信号が小さい場合には、下記するようにバイアス設定を
行う。
【0006】 Vcont≧−Vp、かつ、Vcont−Vs>Vp
【0007】かかるバイアス設定により、信号減衰用M
ESFET32はオフ状態となる。このため、信号増幅
用MESFET31への入力信号は減衰されず、信号増
幅用MESFET31は適切な動作点にバイアスされる
こととなるため、通常の増幅器と変わらない動作状態と
なる。このように、図3に示された増幅器は、利得制御
電圧Vcontを適宜調整することで、増幅利得が可変でき
るものとなっている。
ESFET32はオフ状態となる。このため、信号増幅
用MESFET31への入力信号は減衰されず、信号増
幅用MESFET31は適切な動作点にバイアスされる
こととなるため、通常の増幅器と変わらない動作状態と
なる。このように、図3に示された増幅器は、利得制御
電圧Vcontを適宜調整することで、増幅利得が可変でき
るものとなっている。
【0008】ところで、MESFETは、その周囲温度
が低温となるといわゆるチャンネル抵抗が低下するた
め、先の信号増幅用MESFET31においては、相互
コンダクタンスが増加して、増幅利得が増えることとな
る。一方、信号減衰用MESFET32について見れ
ば、減衰量の温度変動は一定ではなく、利得制御電圧の
大きさによって、変わり得るものである。例えば、利得
制御電圧を印加して、信号減衰用MESFET32のい
わゆるチャンネルを完全なオン状態又はオフ状態にした
場合、ゲート・ドレイン間電圧V GD及びゲート・ソー
ス間電圧VGSの温度変化が生じてもこのことによるチ
ャンネル状態は変化しないため、結局、周囲温度が低下
するとチャンネル抵抗が低下し、信号減衰用MESFE
T32による入力信号に対する減衰量が増すこととなる
ため、信号増幅用MESFET31におけるチャンネル
抵抗の低下に伴う増幅利得の変化が補償されることとな
る。
が低温となるといわゆるチャンネル抵抗が低下するた
め、先の信号増幅用MESFET31においては、相互
コンダクタンスが増加して、増幅利得が増えることとな
る。一方、信号減衰用MESFET32について見れ
ば、減衰量の温度変動は一定ではなく、利得制御電圧の
大きさによって、変わり得るものである。例えば、利得
制御電圧を印加して、信号減衰用MESFET32のい
わゆるチャンネルを完全なオン状態又はオフ状態にした
場合、ゲート・ドレイン間電圧V GD及びゲート・ソー
ス間電圧VGSの温度変化が生じてもこのことによるチ
ャンネル状態は変化しないため、結局、周囲温度が低下
するとチャンネル抵抗が低下し、信号減衰用MESFE
T32による入力信号に対する減衰量が増すこととなる
ため、信号増幅用MESFET31におけるチャンネル
抵抗の低下に伴う増幅利得の変化が補償されることとな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利得制
御電圧を、信号減衰用MESFET32のチャンネル状
態がオンからオフへ移行するいわば変曲点に設定した場
合において、周囲温度が低温となった場合、チャンネル
抵抗の低下による信号減衰用MESFET32における
減衰量の増加よりも、低温でのゲート・ドレイン間電圧
VGD及びゲート・ソース間電圧VGSの温度変化、す
なわち具体的には、ゲート・ドレイン間電圧VGD及び
ゲート・ソース間電圧VGSの上昇による減衰量の低下
の方が支配的となる。したがって、上述したような従来
の増幅器においては、周囲温度が変化した場合におい
て、利得制御電圧が特に、0.6乃至1.2vの範囲で
は、例えば、図4に一例が示されたように、増幅利得は
温度によって大きく変動するものとなり、安定した増幅
特性が得られないという問題があった。なお、図4にお
いては、−40℃における温度特性が、正方形を所定の
間隔で付した実線により、25℃における温度特性が、
点線により、85℃における温度特性が、実線によりそ
れぞれ表されている。本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたもので、利得可変時の増幅利得の周囲温度の変化に
伴う変動がなく、安定した増幅利得特性を得ることので
きる利得可変型増幅器を提供するものである。
御電圧を、信号減衰用MESFET32のチャンネル状
態がオンからオフへ移行するいわば変曲点に設定した場
合において、周囲温度が低温となった場合、チャンネル
抵抗の低下による信号減衰用MESFET32における
減衰量の増加よりも、低温でのゲート・ドレイン間電圧
VGD及びゲート・ソース間電圧VGSの温度変化、す
なわち具体的には、ゲート・ドレイン間電圧VGD及び
ゲート・ソース間電圧VGSの上昇による減衰量の低下
の方が支配的となる。したがって、上述したような従来
の増幅器においては、周囲温度が変化した場合におい
て、利得制御電圧が特に、0.6乃至1.2vの範囲で
は、例えば、図4に一例が示されたように、増幅利得は
温度によって大きく変動するものとなり、安定した増幅
特性が得られないという問題があった。なお、図4にお
いては、−40℃における温度特性が、正方形を所定の
間隔で付した実線により、25℃における温度特性が、
点線により、85℃における温度特性が、実線によりそ
れぞれ表されている。本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたもので、利得可変時の増幅利得の周囲温度の変化に
伴う変動がなく、安定した増幅利得特性を得ることので
きる利得可変型増幅器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記発明の目的を達成す
るため、本発明に係る利得可変型増幅器は、外部から印
加される入力信号を増幅する信号増幅用FETと、外部
から印加される利得制御電圧に応じて前記入力信号に対
して減衰を与えるよう設けられた第1及び第2の信号減
衰用FETとを具備してなる利得可変型増幅器であっ
て、前記信号増幅用FETのゲートには、第1及び第2
の入力カップリングコンデンサが接続され、これら第1
及び第2の入力カップリングコンデンサを介して前記入
力信号が印加され、前記第1及び第2の入力カップリン
グコンデンサの相互の接続点とアースとの間には、前記
相互の接続点側から順に前記第1及び第2の信号減衰用
FETとバイパスコンデンサが直列接続され、前記第1
の信号減衰用FETのドレインと前記第2の信号減衰用
FETのソースは、それぞれバイアス抵抗器を介して前
記利得制御電圧が印加され、前記第1及び第2の信号減
衰用FETのゲートは、それぞれゲート入力抵抗器を介
して共にダイオードのアノードに接続され、当該ダイオ
ードのカソードはアースに接続される一方、前記信号増
幅用FETのドレインから増幅信号が得られるよう構成
されてなるものである。
るため、本発明に係る利得可変型増幅器は、外部から印
加される入力信号を増幅する信号増幅用FETと、外部
から印加される利得制御電圧に応じて前記入力信号に対
して減衰を与えるよう設けられた第1及び第2の信号減
衰用FETとを具備してなる利得可変型増幅器であっ
て、前記信号増幅用FETのゲートには、第1及び第2
の入力カップリングコンデンサが接続され、これら第1
及び第2の入力カップリングコンデンサを介して前記入
力信号が印加され、前記第1及び第2の入力カップリン
グコンデンサの相互の接続点とアースとの間には、前記
相互の接続点側から順に前記第1及び第2の信号減衰用
FETとバイパスコンデンサが直列接続され、前記第1
の信号減衰用FETのドレインと前記第2の信号減衰用
FETのソースは、それぞれバイアス抵抗器を介して前
記利得制御電圧が印加され、前記第1及び第2の信号減
衰用FETのゲートは、それぞれゲート入力抵抗器を介
して共にダイオードのアノードに接続され、当該ダイオ
ードのカソードはアースに接続される一方、前記信号増
幅用FETのドレインから増幅信号が得られるよう構成
されてなるものである。
【0011】かかる構成においては、第1及び第2の信
号減衰用FETのゲート側にダイオードを接続すること
で、周囲温度の変化に伴う第1及び第2の信号減衰用F
ETによる減衰動作の変動が信号増幅用FETの周囲温
度による利得変動を補償するため、周囲温度の変化によ
る利得変動の少ない利得可変型増幅器を提供することが
できることとなるものである。
号減衰用FETのゲート側にダイオードを接続すること
で、周囲温度の変化に伴う第1及び第2の信号減衰用F
ETによる減衰動作の変動が信号増幅用FETの周囲温
度による利得変動を補償するため、周囲温度の変化によ
る利得変動の少ない利得可変型増幅器を提供することが
できることとなるものである。
【0012】特に、上記構成において、前記第1及び第
2の信号減衰用FETとバイパスコンデンサの直列接続
部分は、具体的には、第1の信号減衰用FETのドレイ
ンは、第1及び第2の入力カップリングコンデンサの相
互の接続点に、前記第1の信号減衰用FETのソース
は、前記第2の信号減衰用FETのドレインに、前記第
2の信号減衰用FETのソースは、前記バイパスコンデ
ンサを介してアースに接続されてなるものが好適であ
る。
2の信号減衰用FETとバイパスコンデンサの直列接続
部分は、具体的には、第1の信号減衰用FETのドレイ
ンは、第1及び第2の入力カップリングコンデンサの相
互の接続点に、前記第1の信号減衰用FETのソース
は、前記第2の信号減衰用FETのドレインに、前記第
2の信号減衰用FETのソースは、前記バイパスコンデ
ンサを介してアースに接続されてなるものが好適であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃び図2を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、この発明の実施の形態における利
得可変型増幅器の回路構成について、図1を参照しつつ
説明する。この利得可変型増幅器は、信号増幅用FET
(Field Effect Transistor)1と、第1及び第2の信号
減衰用FET2,3とを主たる構成要素としてなり、外
部から印加される入力信号Vinが、信号増幅用FET1
により増幅を受けて出力される一方、第1及び第2の信
号減衰用FET2,3により信号増幅用FET1の増幅
利得が制御されるよう構成されてなるものである(詳細
な動作については後述)。
て、図1乃び図2を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、この発明の実施の形態における利
得可変型増幅器の回路構成について、図1を参照しつつ
説明する。この利得可変型増幅器は、信号増幅用FET
(Field Effect Transistor)1と、第1及び第2の信号
減衰用FET2,3とを主たる構成要素としてなり、外
部から印加される入力信号Vinが、信号増幅用FET1
により増幅を受けて出力される一方、第1及び第2の信
号減衰用FET2,3により信号増幅用FET1の増幅
利得が制御されるよう構成されてなるものである(詳細
な動作については後述)。
【0014】信号増幅用FET1は、例えば、MESF
ET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)
が好適であり、そのゲートには、信号印加端子22に外
部から印加される入力信号Vinが、この信号印加端子2
2とゲートの間に直列接続されて設けられた入力整合回
路20、第1及び第2の入力カップリングコンデンサ1
3,14を介して印加されるようになっていると共に、
ゲートとアースとの間には、ゲートアース用抵抗器5が
接続されている。なお、この発明の実施の形態におい
て、信号増幅用FET1は、nチャンネル・ディプレッ
ション型のMESFETである。また、信号増幅用FE
T1のドレインは、チョークコイル18を介してドレイ
ン電圧端子25に接続されると共に、出力整合回路21
の入力段に接続されており、出力整合回路21の出力段
は、出力カップリングコンデンサ15を介して信号出力
端子23に接続されている。さらに、信号増幅用FET
1のソースとアースとの間には、ソース側からソース用
コイル19及び自己バイアス抵抗器6が直列接続される
と共に、ソース用コイル19と自己バイアス抵抗器6の
相互の接続点とアースとの間には、ソース用コンデンサ
16が接続されている。
ET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)
が好適であり、そのゲートには、信号印加端子22に外
部から印加される入力信号Vinが、この信号印加端子2
2とゲートの間に直列接続されて設けられた入力整合回
路20、第1及び第2の入力カップリングコンデンサ1
3,14を介して印加されるようになっていると共に、
ゲートとアースとの間には、ゲートアース用抵抗器5が
接続されている。なお、この発明の実施の形態におい
て、信号増幅用FET1は、nチャンネル・ディプレッ
ション型のMESFETである。また、信号増幅用FE
T1のドレインは、チョークコイル18を介してドレイ
ン電圧端子25に接続されると共に、出力整合回路21
の入力段に接続されており、出力整合回路21の出力段
は、出力カップリングコンデンサ15を介して信号出力
端子23に接続されている。さらに、信号増幅用FET
1のソースとアースとの間には、ソース側からソース用
コイル19及び自己バイアス抵抗器6が直列接続される
と共に、ソース用コイル19と自己バイアス抵抗器6の
相互の接続点とアースとの間には、ソース用コンデンサ
16が接続されている。
【0015】一方、第1及び第2の信号減衰用FET
2,3も、例えば信号増幅用FET1の場合と同様に、
MESFETを用いるのが好適であり、特に、この構成
例においては、nチャンネル・デプレッション型のいわ
ゆるデュアルゲートを有してなるMESFETを用いた
ものとなっている。これら第1及び第2の信号減衰用F
ET2,3は、第1及び第2の入力カップリングコンデ
ンサ13,14の相互の接続点とアースとの間に、バイ
パスコンデンサ17と共に直列接続されたものとなって
いる。なお、以下の説明においては、信号増幅用FET
1,第1及び第2の信号減衰用下FET2,3のいずれ
もMESFETが用いられたものとする。すなわち、第
1の信号減衰用FET2は、そのドレインが、第1及び
第2の入力カップリングコンデンサ13,14の相互の
接続点に接続される一方、ソースは、第2の信号減衰用
FET3のドレインと接続され、この第2の信号減衰用
FET3のソースとアースとの間にバイパスコンデンサ
17が接続されている。また、第1の信号減衰用FET
2のドレインは、第1のバイアス抵抗器7を介して、第
2の信号減衰用FET3のソースは、第2のバイアス抵
抗器8を介して、共に利得制御電圧端子24に接続され
ており、外部からの利得制御電圧Vcontがそれぞれ印加
されるようになっている。
2,3も、例えば信号増幅用FET1の場合と同様に、
MESFETを用いるのが好適であり、特に、この構成
例においては、nチャンネル・デプレッション型のいわ
ゆるデュアルゲートを有してなるMESFETを用いた
ものとなっている。これら第1及び第2の信号減衰用F
ET2,3は、第1及び第2の入力カップリングコンデ
ンサ13,14の相互の接続点とアースとの間に、バイ
パスコンデンサ17と共に直列接続されたものとなって
いる。なお、以下の説明においては、信号増幅用FET
1,第1及び第2の信号減衰用下FET2,3のいずれ
もMESFETが用いられたものとする。すなわち、第
1の信号減衰用FET2は、そのドレインが、第1及び
第2の入力カップリングコンデンサ13,14の相互の
接続点に接続される一方、ソースは、第2の信号減衰用
FET3のドレインと接続され、この第2の信号減衰用
FET3のソースとアースとの間にバイパスコンデンサ
17が接続されている。また、第1の信号減衰用FET
2のドレインは、第1のバイアス抵抗器7を介して、第
2の信号減衰用FET3のソースは、第2のバイアス抵
抗器8を介して、共に利得制御電圧端子24に接続され
ており、外部からの利得制御電圧Vcontがそれぞれ印加
されるようになっている。
【0016】さらに、第1の信号減衰用FET2の2つ
のゲートは、第1及び第2のゲート入力抵抗器9,10
をそれぞれ介して、また、第2の信号減衰用FET3の
2つのゲートは、第3及び第4のゲート入力抵抗器1
1,12をそれぞれ介して、共にダイオード4のアノー
ドに接続されており、このダイオード4のカソードはア
ースに接続されたものとなっている。
のゲートは、第1及び第2のゲート入力抵抗器9,10
をそれぞれ介して、また、第2の信号減衰用FET3の
2つのゲートは、第3及び第4のゲート入力抵抗器1
1,12をそれぞれ介して、共にダイオード4のアノー
ドに接続されており、このダイオード4のカソードはア
ースに接続されたものとなっている。
【0017】次に、上記構成における動作について説明
する。まず、信号印加端子22に印加された入力信号V
inは、入力整合回路20、第1及び第2の入力カップリ
ングコンデンサ13,14を介して信号増幅用FET1
のゲートに入力され、この信号増幅用FET1によって
増幅されて、出力整合回路21及び出力カップリングコ
ンデンサ15を介して信号出力端子23から出力される
ようになっている。ここで、信号増幅用FET1におけ
る増幅利得は、利得制御電圧端子24に印加された利得
制御電圧に応じた第1及び第2の信号減衰用FET2,
3による入力信号に対する減衰動作によって制御される
ようになっている。すなわち、まず、利得制御電圧Vco
ntが利得制御電圧端子24に印加されると、第1及び第
2の信号減衰用FET2,3のゲート・ドレイン間電圧
VGD及びゲート・ソース間電圧VGSは、ダイオード
4によりレベルシフトされるため、それぞれの電圧値は
下がるが、MESFETの場合、そのゲートには微少な
電流しか流れないため、実際にレベルシフトされる電圧
値は僅かなものとなる。
する。まず、信号印加端子22に印加された入力信号V
inは、入力整合回路20、第1及び第2の入力カップリ
ングコンデンサ13,14を介して信号増幅用FET1
のゲートに入力され、この信号増幅用FET1によって
増幅されて、出力整合回路21及び出力カップリングコ
ンデンサ15を介して信号出力端子23から出力される
ようになっている。ここで、信号増幅用FET1におけ
る増幅利得は、利得制御電圧端子24に印加された利得
制御電圧に応じた第1及び第2の信号減衰用FET2,
3による入力信号に対する減衰動作によって制御される
ようになっている。すなわち、まず、利得制御電圧Vco
ntが利得制御電圧端子24に印加されると、第1及び第
2の信号減衰用FET2,3のゲート・ドレイン間電圧
VGD及びゲート・ソース間電圧VGSは、ダイオード
4によりレベルシフトされるため、それぞれの電圧値は
下がるが、MESFETの場合、そのゲートには微少な
電流しか流れないため、実際にレベルシフトされる電圧
値は僅かなものとなる。
【0018】かかる状態において、この利得可変型増幅
器の周囲温度が変化し、その状況の中で利得制御電圧を
変えて利得を調整しようとした場合において、例えば周
囲温度が比較的低温となった際に、一般にダイオード4
の順方向電圧は、常温時に比して上昇するため、MES
FETを用いた第1及び第2の信号減衰用FET2,3
のゲート・ドレイン間電圧VGD及びゲート・ソース間
電圧VGSは、常温時に比して低下することとなる。そ
のため、第1及び第2の信号減衰用FET2,3を介し
ての入力信号のアース側への流れ込み量が常温時に比し
て増加するため、信号増幅用FET1における増幅利得
が引き下げられることになる。一方、逆に周囲温度が高
温の場合には、ダイオード4の順方向電圧は低下するた
め、MESFETを用いた第1及び第2の信号減衰用F
ET2,3のゲート・ドレイン間電圧VGD及びゲート
・ソース間電圧VGSは、常温時に比して高くなり、第
1及び第2の信号減衰用FET2,3を介しての入力信
号のアース側への流れ込み量が常温時に比して減少する
ため、信号増幅用FET1における増幅利得が引き上げ
られることになる。
器の周囲温度が変化し、その状況の中で利得制御電圧を
変えて利得を調整しようとした場合において、例えば周
囲温度が比較的低温となった際に、一般にダイオード4
の順方向電圧は、常温時に比して上昇するため、MES
FETを用いた第1及び第2の信号減衰用FET2,3
のゲート・ドレイン間電圧VGD及びゲート・ソース間
電圧VGSは、常温時に比して低下することとなる。そ
のため、第1及び第2の信号減衰用FET2,3を介し
ての入力信号のアース側への流れ込み量が常温時に比し
て増加するため、信号増幅用FET1における増幅利得
が引き下げられることになる。一方、逆に周囲温度が高
温の場合には、ダイオード4の順方向電圧は低下するた
め、MESFETを用いた第1及び第2の信号減衰用F
ET2,3のゲート・ドレイン間電圧VGD及びゲート
・ソース間電圧VGSは、常温時に比して高くなり、第
1及び第2の信号減衰用FET2,3を介しての入力信
号のアース側への流れ込み量が常温時に比して減少する
ため、信号増幅用FET1における増幅利得が引き上げ
られることになる。
【0019】図2には、利得制御電圧の変化に対する利
得変化の温度特性例が示されており、この温度特性例に
ついて説明すれば、まず、この温度特性例は、周囲温度
が−40℃、25℃及び85℃での利得変化を示すもの
で、−40℃における温度特性は、正方形を所定の間隔
で付した実線により、25℃における温度特性は、点線
により、85℃における温度特性は、実線によりそれぞ
れ表されている。この温度特性例では、特に、利得が比
較的大きく変動する利得制御電圧が大凡0.6乃至1.2
vの範囲において、従来は、温度により利得が異なって
いた(図4参照)のに対して、いずれの周囲温度におい
ても利得は殆ど差がないものとなっており、周囲温度の
変化による利得変動が抑圧された利得可変型増幅器が実
現されたものとなっていることが確認できる。
得変化の温度特性例が示されており、この温度特性例に
ついて説明すれば、まず、この温度特性例は、周囲温度
が−40℃、25℃及び85℃での利得変化を示すもの
で、−40℃における温度特性は、正方形を所定の間隔
で付した実線により、25℃における温度特性は、点線
により、85℃における温度特性は、実線によりそれぞ
れ表されている。この温度特性例では、特に、利得が比
較的大きく変動する利得制御電圧が大凡0.6乃至1.2
vの範囲において、従来は、温度により利得が異なって
いた(図4参照)のに対して、いずれの周囲温度におい
ても利得は殆ど差がないものとなっており、周囲温度の
変化による利得変動が抑圧された利得可変型増幅器が実
現されたものとなっていることが確認できる。
【0020】なお、上述した構成例においては、信号増
幅用FET1,第1及び第2の信号減衰用FET2,3
に、MESFETを用いるものとして説明したが、必ず
しもMESFETである必要はなく、例えばJFET(J
unction Field Effect Transistor)や、GaAsFET
であってもよいものである。
幅用FET1,第1及び第2の信号減衰用FET2,3
に、MESFETを用いるものとして説明したが、必ず
しもMESFETである必要はなく、例えばJFET(J
unction Field Effect Transistor)や、GaAsFET
であってもよいものである。
【0021】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
周囲温度の変化による信号増幅用FETの増幅利得の変
化を、周囲温度の変化による信号減衰用FETの減衰動
作の変化によって補償できるように構成することによ
り、周囲温度の変化による利得変動の少ない利得可変型
増幅器を提供することができるという効果を奏するもの
である。
周囲温度の変化による信号増幅用FETの増幅利得の変
化を、周囲温度の変化による信号減衰用FETの減衰動
作の変化によって補償できるように構成することによ
り、周囲温度の変化による利得変動の少ない利得可変型
増幅器を提供することができるという効果を奏するもの
である。
【図1】本発明の実施の形態における利得可変型増幅器
の回路構成例を示す回路図である。
の回路構成例を示す回路図である。
【図2】図1に示された利得可変型増幅器の周囲温度の
変化に対する利得変化を示す特性線図である。
変化に対する利得変化を示す特性線図である。
【図3】従来の利得可変型増幅器の一回路構成例を示す
回路図である。
回路図である。
【図4】図3に示された利得可変型増幅器の周囲温度の
変化に対する利得変化を示す特性線図である。
変化に対する利得変化を示す特性線図である。
1…信号増幅用FET 2…第1の信号減衰用FET 3…第2の信号減衰用FET 4…ダイオード 7…第1のバイアス抵抗器 8…第2のバイアス抵抗器
Claims (5)
- 【請求項1】 外部から印加される入力信号を増幅する
信号増幅用FETと、外部から印加される利得制御電圧
に応じて前記入力信号に対して減衰を与えるよう設けら
れた第1及び第2の信号減衰用FETとを具備してなる
利得可変型増幅器であって、 前記信号増幅用FETのゲートには、第1及び第2の入
力カップリングコンデンサが接続され、これら第1及び
第2の入力カップリングコンデンサを介して前記入力信
号が印加され、 前記第1及び第2の入力カップリングコンデンサの相互
の接続点とアースとの間には、前記相互の接続点側から
順に前記第1及び第2の信号減衰用FETとバイパスコ
ンデンサが直列接続され、 前記第1の信号減衰用FETのドレインと前記第2の信
号減衰用FETのソースは、それぞれバイアス抵抗器を
介して前記利得制御電圧が印加され、 前記第1及び第2の信号減衰用FETのゲートは、それ
ぞれゲート入力抵抗器を介して共にダイオードのアノー
ドに接続され、当該ダイオードのカソードはアースに接
続される一方、 前記信号増幅用FETのドレインから増幅信号が得られ
るよう構成されてなることを特徴とする利得可変型増幅
器。 - 【請求項2】 第1及び第2の信号減衰用FETは、デ
ュアルゲートFETであることを特徴とする請求項1記
載の利得可変型増幅器。 - 【請求項3】 信号増幅用FETと第1及び第2の信号
減衰用FETは、MESFETであることを特徴とする
請求項1又は請求項2記載の利得可変型増幅器。 - 【請求項4】 信号増幅用FETと第1及び第2の信号
減衰用FETは、JFETであることを特徴とする請求
項1の利得可変型増幅器。 - 【請求項5】 信号増幅用FETと第1及び第2の信号
減衰用FETは、GaAsFETであることを特徴とす
る請求項1の利得可変型増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045340A JP2001237650A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 利得可変型増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045340A JP2001237650A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 利得可変型増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001237650A true JP2001237650A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18567942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000045340A Pending JP2001237650A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 利得可変型増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001237650A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6967528B2 (en) | 2002-12-12 | 2005-11-22 | New Japan Radio Co., Ltd. | Variable gain amplifier |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000045340A patent/JP2001237650A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6967528B2 (en) | 2002-12-12 | 2005-11-22 | New Japan Radio Co., Ltd. | Variable gain amplifier |
| KR100816217B1 (ko) | 2002-12-12 | 2008-03-24 | 신니혼무센 가부시키가이샤 | 이득 가변형 증폭기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060928 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090210 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090707 |