JP2001288024A - 酸成分を含有する陽イオン重合性接着剤組成物 - Google Patents
酸成分を含有する陽イオン重合性接着剤組成物Info
- Publication number
- JP2001288024A JP2001288024A JP2001061539A JP2001061539A JP2001288024A JP 2001288024 A JP2001288024 A JP 2001288024A JP 2001061539 A JP2001061539 A JP 2001061539A JP 2001061539 A JP2001061539 A JP 2001061539A JP 2001288024 A JP2001288024 A JP 2001288024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive composition
- hard tissue
- acid
- acid component
- initiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/04—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
- C08G65/06—Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
- C08G65/16—Cyclic ethers having four or more ring atoms
- C08G65/18—Oxetanes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/30—Compositions for temporarily or permanently fixing teeth or palates, e.g. primers for dental adhesives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L24/00—Surgical adhesives or cements; Adhesives for colostomy devices
- A61L24/0047—Composite materials, i.e. containing one material dispersed in a matrix of the same or different material
- A61L24/0073—Composite materials, i.e. containing one material dispersed in a matrix of the same or different material with a macromolecular matrix
- A61L24/0089—Composite materials, i.e. containing one material dispersed in a matrix of the same or different material with a macromolecular matrix containing inorganic fillers not covered by groups A61L24/0078 or A61L24/0084
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L24/00—Surgical adhesives or cements; Adhesives for colostomy devices
- A61L24/04—Surgical adhesives or cements; Adhesives for colostomy devices containing macromolecular materials
- A61L24/046—Surgical adhesives or cements; Adhesives for colostomy devices containing macromolecular materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/04—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
- C08G65/06—Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
- C08G65/08—Saturated oxiranes
- C08G65/10—Saturated oxiranes characterised by the catalysts used
- C08G65/105—Onium compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L63/00—Compositions of epoxy resins; Compositions of derivatives of epoxy resins
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S522/00—Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
- Y10S522/908—Dental utility
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Surgery (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 硬組織に対する接着性を有する陽イオン重合
性組成物の提供。 【解決手段】 硬組織に結合するための接着剤組成物に
おいて、(a) 陽イオン重合性成分、(b) 酸成
分、及び(c) 陽イオン重合を開始することができる
開始剤、を含み、然も、硬組織に結合することができる
接着剤組成物、歯科用回復材料、硬組織へ結合する方法
及びキット。詳しくは、硬組織が、歯のエナメル質、セ
メント質、象牙質、指の爪、足の爪、及び骨からなる群
から選択され、陽イオン重合性成分がエポキシ樹脂、ビ
ニルエーテル、オキセタン、スピロオルトカルボネー
ト、スピロオルトエステル、及びそれらの組合せからな
る群から選択され、酸成分が、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、マレイン酸2−(メタクリロイルオキシ)エチル
又は無水マレイン酸と、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEM
A)等のアクリレート誘導体との反応生成物、共重合体
であり、開始剤が光開始剤であり、ヨードニウム塩及び
可視光増感剤からなる。
性組成物の提供。 【解決手段】 硬組織に結合するための接着剤組成物に
おいて、(a) 陽イオン重合性成分、(b) 酸成
分、及び(c) 陽イオン重合を開始することができる
開始剤、を含み、然も、硬組織に結合することができる
接着剤組成物、歯科用回復材料、硬組織へ結合する方法
及びキット。詳しくは、硬組織が、歯のエナメル質、セ
メント質、象牙質、指の爪、足の爪、及び骨からなる群
から選択され、陽イオン重合性成分がエポキシ樹脂、ビ
ニルエーテル、オキセタン、スピロオルトカルボネー
ト、スピロオルトエステル、及びそれらの組合せからな
る群から選択され、酸成分が、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、マレイン酸2−(メタクリロイルオキシ)エチル
又は無水マレイン酸と、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEM
A)等のアクリレート誘導体との反応生成物、共重合体
であり、開始剤が光開始剤であり、ヨードニウム塩及び
可視光増感剤からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に組成物に関
し、詳しくは、陽イオン重合性成分、酸成分、及び陽イ
オン重合を開始することができる開始剤を含む重合性接
着剤組成物に関する。これらの組成物は、ポリオール及
び(又は)遊離ラジカル重合性成分を含んでいてもよ
い。本発明の重合性組成物は、硬組織(hard tissue)
へ結合することができる接着剤、及び陽イオン硬化性又
は硬化した回復材料として使用することを含め、種々の
用途に有用である。
し、詳しくは、陽イオン重合性成分、酸成分、及び陽イ
オン重合を開始することができる開始剤を含む重合性接
着剤組成物に関する。これらの組成物は、ポリオール及
び(又は)遊離ラジカル重合性成分を含んでいてもよ
い。本発明の重合性組成物は、硬組織(hard tissue)
へ結合することができる接着剤、及び陽イオン硬化性又
は硬化した回復材料として使用することを含め、種々の
用途に有用である。
【0002】
【従来の技術】複合体、シーラント(sealant)、及びセ
メントのような歯科用組成物は、一般にエナメル又は象
牙質を予め接着剤層、エッチング剤及び(又は)下塗り
剤で処理しない限り、歯のエナメル又は象牙質に充分接
着しない。典型的には、歯を酸性溶液でエッチングし、
場合によりその後に(メタ)アクリレート系前接着剤組
成物を適用し、それをレドックス、化学的又は光化学的
活性化遊離ラジカル開始剤を用いて重合し、接着剤層を
形成する。次に、典型的には、充填(メタ)アクリレー
ト系組成物である歯科用組成物を前記接着剤の上に置
き、遊離ラジカル開始剤系を用いて重合し、堅い耐摩耗
性物質を形成する。従って、その接着剤は、酸エッチン
グされた歯及び歯科用組成物の両方に結合する。
メントのような歯科用組成物は、一般にエナメル又は象
牙質を予め接着剤層、エッチング剤及び(又は)下塗り
剤で処理しない限り、歯のエナメル又は象牙質に充分接
着しない。典型的には、歯を酸性溶液でエッチングし、
場合によりその後に(メタ)アクリレート系前接着剤組
成物を適用し、それをレドックス、化学的又は光化学的
活性化遊離ラジカル開始剤を用いて重合し、接着剤層を
形成する。次に、典型的には、充填(メタ)アクリレー
ト系組成物である歯科用組成物を前記接着剤の上に置
き、遊離ラジカル開始剤系を用いて重合し、堅い耐摩耗
性物質を形成する。従って、その接着剤は、酸エッチン
グされた歯及び歯科用組成物の両方に結合する。
【0003】(メタ)アクリレート系歯科用組成物は、
重合により比較的大きな体積収縮度を示す。従って、陽
イオン硬化性組成物、及び陽イオン及び遊離ラジカルの
両方で硬化する成分を特徴とするハイブリッド組成物
が、代替物として示唆されてきた。典型的には、陽イオ
ン硬化性成分としてエポキシ樹脂を含有するそのような
組成物は、主に(メタ)アクリレートから作られた組成
物よりも少ない収縮を硬化時に示す。もしそのような陽
イオン硬化性成分を用いる場合には、そのような成分を
結合するのに用いられる前接着剤は、実質的数の陽イオ
ン硬化性基を有する。しかし、既に報告されている比較
的多量の陽イオン硬化性基を含む前接着剤組成物は、歯
のエナメル及び象牙質のような硬組織によく接着しな
い。なぜなら、硬組織はそのような材料の重合を妨げる
からである。
重合により比較的大きな体積収縮度を示す。従って、陽
イオン硬化性組成物、及び陽イオン及び遊離ラジカルの
両方で硬化する成分を特徴とするハイブリッド組成物
が、代替物として示唆されてきた。典型的には、陽イオ
ン硬化性成分としてエポキシ樹脂を含有するそのような
組成物は、主に(メタ)アクリレートから作られた組成
物よりも少ない収縮を硬化時に示す。もしそのような陽
イオン硬化性成分を用いる場合には、そのような成分を
結合するのに用いられる前接着剤は、実質的数の陽イオ
ン硬化性基を有する。しかし、既に報告されている比較
的多量の陽イオン硬化性基を含む前接着剤組成物は、歯
のエナメル及び象牙質のような硬組織によく接着しな
い。なぜなら、硬組織はそのような材料の重合を妨げる
からである。
【0004】ヨードニウム塩、可視光増感剤、及び電子
供与化合物からなる光開始剤系を含むエポキシド/ポリ
オール重合性組成物が、本発明者の一人と他の人による
米国特許第5,998,495号明細書(今後’495
特許として言及する)に開示されている。’495特許
は、更にそのエポキシド/ポリオール重合性組成物に他
の陽イオン重合性重合体を配合してもよいことを示唆し
ている。米国特許第6,025,406号明細書(今
後’406特許として言及する)には、ヨードニウム
塩、可視光増感剤、電子供与化合物からなる光開始剤系
を含むエポキシド重合性組成物が開示されている。
供与化合物からなる光開始剤系を含むエポキシド/ポリ
オール重合性組成物が、本発明者の一人と他の人による
米国特許第5,998,495号明細書(今後’495
特許として言及する)に開示されている。’495特許
は、更にそのエポキシド/ポリオール重合性組成物に他
の陽イオン重合性重合体を配合してもよいことを示唆し
ている。米国特許第6,025,406号明細書(今
後’406特許として言及する)には、ヨードニウム
塩、可視光増感剤、電子供与化合物からなる光開始剤系
を含むエポキシド重合性組成物が開示されている。
【0005】米国特許第5,980,253号明細書に
は、陽イオン活性官能基、遊離ラジカル活性官能基、及
び遊離ラジカル重合を開始することができる重合開始剤
を含む組成物を適用することにより硬組織を処理するこ
とが記載されている。しかし、その記載は、存在する陽
イオン活性官能基の量が、組成物1g当たり約0.00
75モル以下であることを特定化している。
は、陽イオン活性官能基、遊離ラジカル活性官能基、及
び遊離ラジカル重合を開始することができる重合開始剤
を含む組成物を適用することにより硬組織を処理するこ
とが記載されている。しかし、その記載は、存在する陽
イオン活性官能基の量が、組成物1g当たり約0.00
75モル以下であることを特定化している。
【0006】PCT出願No.PCT/US97/08
534は、重合性成分、酸活性化充填剤、親水性成分、
重合開始剤、及び酸からなる歯科用組成物を開示してい
る。PCT出願No.PCT/US96/16299
は、重合性成分、フッ化物遊離材料、親水性成分、重合
開始剤、及び酸からなる歯科用組成物を開示している。
534は、重合性成分、酸活性化充填剤、親水性成分、
重合開始剤、及び酸からなる歯科用組成物を開示してい
る。PCT出願No.PCT/US96/16299
は、重合性成分、フッ化物遊離材料、親水性成分、重合
開始剤、及び酸からなる歯科用組成物を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上で述べた重合性組成
物から得られた進歩にも拘わらず、硬組織に対する接着
性を有する陽イオン重合性組成物に対する必要性が依然
として存在する。更に、これらの接着剤組成物は、硬組
織の表面上で重合し、硬組織と強い結合を形成するのに
成功することができると同時に、それらは陽イオン活性
基を含む後で適用される組成物に結合するのにも成功す
べきである。
物から得られた進歩にも拘わらず、硬組織に対する接着
性を有する陽イオン重合性組成物に対する必要性が依然
として存在する。更に、これらの接着剤組成物は、硬組
織の表面上で重合し、硬組織と強い結合を形成するのに
成功することができると同時に、それらは陽イオン活性
基を含む後で適用される組成物に結合するのにも成功す
べきである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、陽イオン重合
性成分、酸成分、及び陽イオン重合を開始することがで
きる開始剤の混合物を含む接着剤組成物に関する。好ま
しくは、開始剤は、ヨードニウム塩、可視光増感剤、及
び電子供与化合物からなり、この場合開始剤は、2−ブ
タノン中、2.9×10-5モル/gのヘキサフルオロア
ンチモン酸ジフェニルヨードニウム及び1.5×10-5
モル/gのショウノウキノンの標準溶液中で、N, N−
ジメチルアニリンの光誘起電位に等しいか又はそれより
大きな光誘起電位を有する。この接着剤組成物は陽イオ
ン重合性であり、硬組織及び陽イオン硬化性又は硬化し
た回復材料に結合することができる。
性成分、酸成分、及び陽イオン重合を開始することがで
きる開始剤の混合物を含む接着剤組成物に関する。好ま
しくは、開始剤は、ヨードニウム塩、可視光増感剤、及
び電子供与化合物からなり、この場合開始剤は、2−ブ
タノン中、2.9×10-5モル/gのヘキサフルオロア
ンチモン酸ジフェニルヨードニウム及び1.5×10-5
モル/gのショウノウキノンの標準溶液中で、N, N−
ジメチルアニリンの光誘起電位に等しいか又はそれより
大きな光誘起電位を有する。この接着剤組成物は陽イオ
ン重合性であり、硬組織及び陽イオン硬化性又は硬化し
た回復材料に結合することができる。
【0009】本発明の付加的新規な特徴及び利点は、一
つには次の説明で記載され、一つには以下の記載を調べ
ることにより当業者には明らかになるか、又は本発明を
実施することにより分かるであろう。本発明の目的及び
利点は、特に特許請求の範囲に記載した組成物により実
現され、達成することができる。
つには次の説明で記載され、一つには以下の記載を調べ
ることにより当業者には明らかになるか、又は本発明を
実施することにより分かるであろう。本発明の目的及び
利点は、特に特許請求の範囲に記載した組成物により実
現され、達成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、陽イオン重合性成分、
酸成分、及び陽イオン重合を開始することができる開始
剤を含む接着剤組成物に関する。これらの成分は混合し
て接着剤組成物を形成する。これらの成分は混合せずに
販売し、その組成物を使用直前に形成することもでき
る。この組成物中の陽イオン重合性成分の一種類以上
を、その成分の重合を促進するのに充分な条件下で開始
剤と接触させると、組成物は重合した生成物になる。こ
の接着剤組成物は、反応性オレフィン部分(不飽和脂肪
族炭化水素官能基)を有する化合物、遊離ラジカル重合
性成分、ポリオール、又はそれらの組合せを含んでいて
もよい。
酸成分、及び陽イオン重合を開始することができる開始
剤を含む接着剤組成物に関する。これらの成分は混合し
て接着剤組成物を形成する。これらの成分は混合せずに
販売し、その組成物を使用直前に形成することもでき
る。この組成物中の陽イオン重合性成分の一種類以上
を、その成分の重合を促進するのに充分な条件下で開始
剤と接触させると、組成物は重合した生成物になる。こ
の接着剤組成物は、反応性オレフィン部分(不飽和脂肪
族炭化水素官能基)を有する化合物、遊離ラジカル重合
性成分、ポリオール、又はそれらの組合せを含んでいて
もよい。
【0011】どのような陽イオン重合性成分又はその組
合せでも、本発明の接着剤組成物で用いることができ
る。ここで用いる「陽イオン重合性成分」とは、陽イオ
ン活性官能基を有する化合物を指す。この陽イオン活性
官能基は、陽イオン重合を開始することができる開始剤
の存在下で活性化される化学的部分であり、従ってそれ
は陽イオン活性官能基を有する他の成分との反応に利用
することができる。陽イオン重合性成分の例には、エポ
キシ樹脂、ビニルエーテル、オキセタン、スピロオルト
カルボネート、スピロオルトエステル、及びそれらの組
合せが含まれるが、それらに限定されるものではない。
スピロオルトカルボネートはオルトカルボン酸のエステ
ルであり、一つの炭素原子に結合した四つの酸素原子を
有し、その炭素原子は二つの環構造に共通ものである。
合せでも、本発明の接着剤組成物で用いることができ
る。ここで用いる「陽イオン重合性成分」とは、陽イオ
ン活性官能基を有する化合物を指す。この陽イオン活性
官能基は、陽イオン重合を開始することができる開始剤
の存在下で活性化される化学的部分であり、従ってそれ
は陽イオン活性官能基を有する他の成分との反応に利用
することができる。陽イオン重合性成分の例には、エポ
キシ樹脂、ビニルエーテル、オキセタン、スピロオルト
カルボネート、スピロオルトエステル、及びそれらの組
合せが含まれるが、それらに限定されるものではない。
スピロオルトカルボネートはオルトカルボン酸のエステ
ルであり、一つの炭素原子に結合した四つの酸素原子を
有し、その炭素原子は二つの環構造に共通ものである。
【0012】エポキシはオキシラン環を有し、それは開
環により重合することができる。エポキシ樹脂には単量
体エポキシ化合物及び重合体型のエポキシドが含まれ、
脂肪族、脂環式、芳香族、又は複素環でもよい。エポキ
シ樹脂は、一般に平均して1分子当たり少なくとも一つ
の重合性エポキシ基、好ましくは1分子当たり少なくと
も約1.5、一層好ましくは少なくとも約2の重合性エ
ポキシ基を有する。重合体エポキシドには、末端エポキ
シ基を有する線状重合体(例えば、ポリオキシアルキレ
ングリコールのグリシジルエーテル)、骨格状オキシラ
ン単位を有する重合体(例えば、ポリブタジエンポリエ
ポキシド)、及び懸垂(pendent)エポキシ基を
有する重合体〔例えば、グリシジル(メタ)アクリレー
ト重合体又は共重合体〕が含まれる。エポキシドは、一
種類の化合物によって与えることもでき、或は1分子当
たり1、2、又はそれ以上のエポキシ基を有する化合物
の混合物でもよい。1分子当たりのエポキシ基の平均数
は、エポキシ含有材料中の全エポキシ基数を、存在する
エポキシ含有分子の全数で割ることにより決定する。
環により重合することができる。エポキシ樹脂には単量
体エポキシ化合物及び重合体型のエポキシドが含まれ、
脂肪族、脂環式、芳香族、又は複素環でもよい。エポキ
シ樹脂は、一般に平均して1分子当たり少なくとも一つ
の重合性エポキシ基、好ましくは1分子当たり少なくと
も約1.5、一層好ましくは少なくとも約2の重合性エ
ポキシ基を有する。重合体エポキシドには、末端エポキ
シ基を有する線状重合体(例えば、ポリオキシアルキレ
ングリコールのグリシジルエーテル)、骨格状オキシラ
ン単位を有する重合体(例えば、ポリブタジエンポリエ
ポキシド)、及び懸垂(pendent)エポキシ基を
有する重合体〔例えば、グリシジル(メタ)アクリレー
ト重合体又は共重合体〕が含まれる。エポキシドは、一
種類の化合物によって与えることもでき、或は1分子当
たり1、2、又はそれ以上のエポキシ基を有する化合物
の混合物でもよい。1分子当たりのエポキシ基の平均数
は、エポキシ含有材料中の全エポキシ基数を、存在する
エポキシ含有分子の全数で割ることにより決定する。
【0013】これらのエポキシ含有材料は、低分子量単
量体材料から高分子量重合体まで変化させることがで
き、それらの主鎖及び置換基の性質は著しく変化する。
例えば、主鎖はどのような型のものでもよく、その置換
基は、室温での陽イオン重合を実質的に妨害しないどの
ような基でもよい。許容できる置換基の例には、ハロゲ
ン、エステル基、エーテル、スルホネート基、シロキサ
ン基、ニトロ基、ホスフェート基等が含まれる。エポキ
シ含有材料の分子量は、約58〜約100,000以上
まで変化することができる。
量体材料から高分子量重合体まで変化させることがで
き、それらの主鎖及び置換基の性質は著しく変化する。
例えば、主鎖はどのような型のものでもよく、その置換
基は、室温での陽イオン重合を実質的に妨害しないどの
ような基でもよい。許容できる置換基の例には、ハロゲ
ン、エステル基、エーテル、スルホネート基、シロキサ
ン基、ニトロ基、ホスフェート基等が含まれる。エポキ
シ含有材料の分子量は、約58〜約100,000以上
まで変化することができる。
【0014】有用なエポキシ含有材料には、シクロヘキ
センオキシド基を有するもの、例えば、エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート、典型的な例として3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル−3,4 エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキシ−2−
メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−2−
メチルシクロヘキサンカルボキシレート、及びアジピン
酸ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル
メチル)が含まれる。この性質を持つ有用なエポキシド
の一層詳細なリストについては、米国特許第3,11
7,099号明細書を参照されたい。
センオキシド基を有するもの、例えば、エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート、典型的な例として3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル−3,4 エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキシ−2−
メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−2−
メチルシクロヘキサンカルボキシレート、及びアジピン
酸ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル
メチル)が含まれる。この性質を持つ有用なエポキシド
の一層詳細なリストについては、米国特許第3,11
7,099号明細書を参照されたい。
【0015】本発明の組成物に有用な更に別のエポキシ
含有材料には、グリシジルエーテル単量体が含まれる。
その例は、エピクロルヒドリンのような過剰のクロルヒ
ドリンと多価フェノールとの反応により得られた多価フ
ェノールのグリシジルエーテル〔例えば、2,2−ビス
−(2,3−エポキシプロポキシフェノール)−プロパ
ンのグリシジルエーテル〕である。この種のエポキシド
の更に別な例は、米国特許第3,018,262号明細
書及びリー(Lee)及びネビル(Neville)による「エポキシ
樹脂便覧」(Handbook of Epoxy Resins)(1967年、
ニューヨーク、McGraw-Hill出版社)に記載されてい
る。
含有材料には、グリシジルエーテル単量体が含まれる。
その例は、エピクロルヒドリンのような過剰のクロルヒ
ドリンと多価フェノールとの反応により得られた多価フ
ェノールのグリシジルエーテル〔例えば、2,2−ビス
−(2,3−エポキシプロポキシフェノール)−プロパ
ンのグリシジルエーテル〕である。この種のエポキシド
の更に別な例は、米国特許第3,018,262号明細
書及びリー(Lee)及びネビル(Neville)による「エポキシ
樹脂便覧」(Handbook of Epoxy Resins)(1967年、
ニューヨーク、McGraw-Hill出版社)に記載されてい
る。
【0016】本発明で用いることができる沢山の市販エ
ポキシ樹脂がある。特に容易に入手することができるエ
ポキシドには、オクタデシレンオキシド、エピクロルヒ
ドリン、スチレンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキ
シド、グリシドール、グリシジルメタクリレート、ビス
フェノールAのジグリシジルエーテル〔例えば、シェル
・ケミカル社から商標名エポン(Epon)828、エポン8
25、エポン1004及びエポン1010、及びダウ・
ケミカル社から商標名DER−333、DER−332
及びDER−334として入手できるもの〕、ビニルシ
クロヘキセンジオキシド(例えば、ユニオン・カーバイ
ド社からの商標名ERL−4206)、カルボン酸3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキセン〔例えば、ユニオン・カーバイド社から
の商標名ERL−4221、又は商標名シラキュアー(C
YRACURE)UVR6110、又はUVR6105〕、カル
ボン酸3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメ
チル−3,4−エポキシ−6−メチル−シクロヘキセン
(例えば、ユニオン・カーバイド社からのERL−42
01)、アジピン酸ビス(3,4−エポキシ−6−メチ
ルシクロヘキシルメチル)(例えば、ユニオン・カーバ
イド社からのERL−4289)、ビス(2,3−エポ
キシシクロペンチル)エーテル(例えば、ユニオン・カ
ーバイド社からのERL−0400)、ポリプロピレン
グリコールから変性された脂肪族エポキシ(例えば、ユ
ニオン・カーバイド社からのERL−4050及びER
L−4052)、ジペンテンジオキシド(例えば、ユニ
オン・カーバイド社からのERL−4269)、エポキ
シド化ポリブタジエン〔例えば、FMC社からの商標名
オキシロン(Oxiron)2001〕、エポキシ官能基を有す
るシリコーン樹脂、難燃剤エポキシ樹脂(例えば、ダウ
・ケミカル社から入手できる臭素化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂であるDER−580)、フェノールホルム
アルデヒドノボラックの1,4−ブタンジオールグリシ
ジルエーテル(ダウ・ケミカル社からの商標名DEN−
431及びDEN−438)、レゾルシノールジグリシ
ジルエーテル〔コパーズ社(Koppers Co. Inc.)からの商
標名コポキサイト(Kopoxite)〕、アジピン酸ビス(3,
4−エポキシシクロヘキシル)(例えば、ユニオン・カ
ーバイド社からのERL−4299、又は商標名TVR
−6128)、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル
−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン
−メタジオキサン(例えば、ユニオン・カーバイド社か
らのERL−4234)、ビニルシクロヘキセンモノオ
キシド1,2−エポキシヘキサデカン(例えば、ユニオ
ン・カーバイド社からのUVR−6216)、アルキル
C8−C10グリシジルエーテルのようなアルキルグリシ
ジルエーテル〔シェル・ケミカル社からの商標名ヘロキ
シ(HELOXY)変性剤7〕、アルキルC12−C14グリシジル
エーテル(例えば、シェル・ケミカル社からヘロキシ変
性剤8)、ブチルグリシジルエーテル(例えば、シェル
・ケミカル社からのヘロキシ変性剤61)、クレシルグ
リシジルエーテル(例えば、シェル・ケミカル社からの
ヘロキシ変性剤62)、p−t−ブチルフェニルグリシ
ジルエーテル(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロ
キシ変性剤65)、1,4−ブタンジオールのグリシジ
ルエーテルのような多官能性グリシジルエーテル(例え
ば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤67)、
ネオペンチルグリコールのジグリシジルエーテル(例え
ば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤68)、
シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル
(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤1
07)、トリメチロールエタントリグリシジルエーテル
(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤4
4)、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル
(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤4
8)、脂肪族ポリオールのポリグリシジルエーテル(例
えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤8
4)、ポリグリコールジエポキシド(例えば、シェル・
ケミカル社からのヘロキシ変性剤32)、ビスフェノー
ルFのジグリシジルエーテル〔例えば、チバ・ガイギー
社からの商標名アラルダイト(Araldite)GY−28
1〕、及び9,9−ビス[4−(2,3−エポキシプロ
ポキシ−フェニル]フルオレノン(例えば、シェル・ケ
ミカル社からのエポン1079)が含まれる。
ポキシ樹脂がある。特に容易に入手することができるエ
ポキシドには、オクタデシレンオキシド、エピクロルヒ
ドリン、スチレンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキ
シド、グリシドール、グリシジルメタクリレート、ビス
フェノールAのジグリシジルエーテル〔例えば、シェル
・ケミカル社から商標名エポン(Epon)828、エポン8
25、エポン1004及びエポン1010、及びダウ・
ケミカル社から商標名DER−333、DER−332
及びDER−334として入手できるもの〕、ビニルシ
クロヘキセンジオキシド(例えば、ユニオン・カーバイ
ド社からの商標名ERL−4206)、カルボン酸3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキセン〔例えば、ユニオン・カーバイド社から
の商標名ERL−4221、又は商標名シラキュアー(C
YRACURE)UVR6110、又はUVR6105〕、カル
ボン酸3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメ
チル−3,4−エポキシ−6−メチル−シクロヘキセン
(例えば、ユニオン・カーバイド社からのERL−42
01)、アジピン酸ビス(3,4−エポキシ−6−メチ
ルシクロヘキシルメチル)(例えば、ユニオン・カーバ
イド社からのERL−4289)、ビス(2,3−エポ
キシシクロペンチル)エーテル(例えば、ユニオン・カ
ーバイド社からのERL−0400)、ポリプロピレン
グリコールから変性された脂肪族エポキシ(例えば、ユ
ニオン・カーバイド社からのERL−4050及びER
L−4052)、ジペンテンジオキシド(例えば、ユニ
オン・カーバイド社からのERL−4269)、エポキ
シド化ポリブタジエン〔例えば、FMC社からの商標名
オキシロン(Oxiron)2001〕、エポキシ官能基を有す
るシリコーン樹脂、難燃剤エポキシ樹脂(例えば、ダウ
・ケミカル社から入手できる臭素化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂であるDER−580)、フェノールホルム
アルデヒドノボラックの1,4−ブタンジオールグリシ
ジルエーテル(ダウ・ケミカル社からの商標名DEN−
431及びDEN−438)、レゾルシノールジグリシ
ジルエーテル〔コパーズ社(Koppers Co. Inc.)からの商
標名コポキサイト(Kopoxite)〕、アジピン酸ビス(3,
4−エポキシシクロヘキシル)(例えば、ユニオン・カ
ーバイド社からのERL−4299、又は商標名TVR
−6128)、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル
−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン
−メタジオキサン(例えば、ユニオン・カーバイド社か
らのERL−4234)、ビニルシクロヘキセンモノオ
キシド1,2−エポキシヘキサデカン(例えば、ユニオ
ン・カーバイド社からのUVR−6216)、アルキル
C8−C10グリシジルエーテルのようなアルキルグリシ
ジルエーテル〔シェル・ケミカル社からの商標名ヘロキ
シ(HELOXY)変性剤7〕、アルキルC12−C14グリシジル
エーテル(例えば、シェル・ケミカル社からヘロキシ変
性剤8)、ブチルグリシジルエーテル(例えば、シェル
・ケミカル社からのヘロキシ変性剤61)、クレシルグ
リシジルエーテル(例えば、シェル・ケミカル社からの
ヘロキシ変性剤62)、p−t−ブチルフェニルグリシ
ジルエーテル(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロ
キシ変性剤65)、1,4−ブタンジオールのグリシジ
ルエーテルのような多官能性グリシジルエーテル(例え
ば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤67)、
ネオペンチルグリコールのジグリシジルエーテル(例え
ば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤68)、
シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテル
(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤1
07)、トリメチロールエタントリグリシジルエーテル
(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤4
4)、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル
(例えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤4
8)、脂肪族ポリオールのポリグリシジルエーテル(例
えば、シェル・ケミカル社からのヘロキシ変性剤8
4)、ポリグリコールジエポキシド(例えば、シェル・
ケミカル社からのヘロキシ変性剤32)、ビスフェノー
ルFのジグリシジルエーテル〔例えば、チバ・ガイギー
社からの商標名アラルダイト(Araldite)GY−28
1〕、及び9,9−ビス[4−(2,3−エポキシプロ
ポキシ−フェニル]フルオレノン(例えば、シェル・ケ
ミカル社からのエポン1079)が含まれる。
【0017】更に別のエポキシ樹脂には、アクリル酸エ
ステル又はグリシドール、例えば、グリシジルアクリレ
ート及びグリシジルメタクリレートと、一種類以上の共
重合可能なビニル化合物との共重合体が含まれる。その
ような共重合体の例は、1:1スチレングリシジルメタ
クリレート、1:1メチルメタクリレート・グリシジル
アクリレート、及び62.5:24:13.5メチルメ
タクリレート・エチルアクリレート・グリシジルメタク
リレートである。
ステル又はグリシドール、例えば、グリシジルアクリレ
ート及びグリシジルメタクリレートと、一種類以上の共
重合可能なビニル化合物との共重合体が含まれる。その
ような共重合体の例は、1:1スチレングリシジルメタ
クリレート、1:1メチルメタクリレート・グリシジル
アクリレート、及び62.5:24:13.5メチルメ
タクリレート・エチルアクリレート・グリシジルメタク
リレートである。
【0018】他の有用なエポキシ樹脂もよく知られてお
り、エピクロルヒドリンのようなエポキシド;アルキレ
ンオキシド、例えば、プロピレンオキシド、スチレンオ
キシド、及び(又は)ブタジエンオキシド;及びグリシ
ド酸エチルのようなグリシジルエステルが含まれる。
り、エピクロルヒドリンのようなエポキシド;アルキレ
ンオキシド、例えば、プロピレンオキシド、スチレンオ
キシド、及び(又は)ブタジエンオキシド;及びグリシ
ド酸エチルのようなグリシジルエステルが含まれる。
【0019】エポキシ樹脂の重合体は、場合により室温
で陽イオン重合を実質的に妨害しない他の官能基を含ん
でいてもよい。種々のエポキシ含有材料の混合物も考慮
されている。そのような混合物の例には、低分子量(2
00未満)、中間分子量(約200〜10,000)及
び高分子量(約10,000より大)のようなエポキシ
含有化合物の二種類以上の重量平均分子量分布物が含ま
れる。別のものとして、又は付加的に、エポキシ樹脂
は、脂肪族及び芳香族のような異なった化学的性質を持
つか、又は極性及び非極性のような異なった官能性を有
するエポキシ含有材料の混合物を含んでいてもよい。
で陽イオン重合を実質的に妨害しない他の官能基を含ん
でいてもよい。種々のエポキシ含有材料の混合物も考慮
されている。そのような混合物の例には、低分子量(2
00未満)、中間分子量(約200〜10,000)及
び高分子量(約10,000より大)のようなエポキシ
含有化合物の二種類以上の重量平均分子量分布物が含ま
れる。別のものとして、又は付加的に、エポキシ樹脂
は、脂肪族及び芳香族のような異なった化学的性質を持
つか、又は極性及び非極性のような異なった官能性を有
するエポキシ含有材料の混合物を含んでいてもよい。
【0020】陽イオン重合性樹脂として用いるのに好ま
しいエポキシ樹脂には、商標名アラルダイトGY281
としてチバ・ガイギー社から得られるビスフェノールF
のジグリシジルエーテル;商標名エポン825としてシ
ェル・ケミカル社から得られるビスフェノールAのジグ
リシジルエーテル;商標名シラキュアーUVR6105
としてユニオン・カーバイド社から得られるカルボン酸
3′,4′−エポキシシクロヘキサンメチル−3,4−
エポキシシクロヘキサン;商標名ヘロキシ48としてシ
ェル・ケミカル社から得られるトリメチロールプロパン
トリグリシジルエーテル;商標名RD2としてチバ・ガ
イギー社から得られるブタンジオールジグリシジルエー
テル;及び商標名ERL4299としてユニオン・カー
バイド社から得られるアジピン酸ビス(3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル)が含まれる。硬化した接着剤
組成物に物理的強度及び一体性を与えるのに好ましいエ
ポキシ樹脂は、ジエポキシド単量体から製造される。
しいエポキシ樹脂には、商標名アラルダイトGY281
としてチバ・ガイギー社から得られるビスフェノールF
のジグリシジルエーテル;商標名エポン825としてシ
ェル・ケミカル社から得られるビスフェノールAのジグ
リシジルエーテル;商標名シラキュアーUVR6105
としてユニオン・カーバイド社から得られるカルボン酸
3′,4′−エポキシシクロヘキサンメチル−3,4−
エポキシシクロヘキサン;商標名ヘロキシ48としてシ
ェル・ケミカル社から得られるトリメチロールプロパン
トリグリシジルエーテル;商標名RD2としてチバ・ガ
イギー社から得られるブタンジオールジグリシジルエー
テル;及び商標名ERL4299としてユニオン・カー
バイド社から得られるアジピン酸ビス(3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル)が含まれる。硬化した接着剤
組成物に物理的強度及び一体性を与えるのに好ましいエ
ポキシ樹脂は、ジエポキシド単量体から製造される。
【0021】陽イオン重合性樹脂として用いることがで
きるビニルエーテルには、トリ(エチレングリコール)
ジビニルエーテル(TEGDVE)、グリシジルビニル
エーテル(GVE)、ブタンジオールビニルエーテル
(BDVE)、ジ(エチレングリコール)ジビニルエー
テル(DEGDVE)、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールジビニルエーテル(CHDMDVE)、4−(1
−プロペニルオキシメチル)−1,3−ジオキソラン−
2−オン(POMDO)、2−クロロエチルビニルエー
テル(CEVE)、又は2−エチルヘキシルビニルエー
テル(EHVE)、エチルビニルエーテル(EVE)、
n−プロピルビニルエーテル(NPVE)、イソプロピ
ルビニルエーテル(IPVE)、n−ブチルビニルエー
テル(NBVE)、イソブチルビニルエーテル(IBV
E)、オクタデシルビニルエーテル(ODVE)、シク
ロヘキシルビニルエーテル(CVE)、ブタンジオール
ジビニルエーテル(BDDVE)、ヒドロキシブチルビ
ニルエーテル(HBVE)、シクロヘキサンジメタノー
ルモノビニルエーテル(CHMVE)、t−ブチルビニ
ルエーテル(TBVE)、t−アミルビニルエーテル
(TAVE)、ドデシルビニルエーテル(DDVE)、
エチレングリコールジビニルエーテル(EGDVE)、
エチレングリコールモノビニルエーテル(EGMV
E)、ヘキサンジオールジビニルエーテル(HDDV
E)、ヘキサンジオールモノビニルエーテル(HDMV
E)、ジエチレングリコールモノビニルエーテル(MV
E−2)、トリエチレングリコールメチルビニルエーテ
ル(MTGVE)、テトラエチレングリコールジビニル
エーテル(DVE−4)、トリメチロールプロパントリ
ビニルエーテル(TMPTVE)、アミノプロピルビニ
ルエーテル(APVE)、ポリテトラヒドロフランジビ
ニルエーテル(PTHFDVE)、プルリオール−E2
00ジビニルエーテル(PEG200−DVE)、n−
ブチルビニルエーテル(n−BVE)、4−ヒドロキシ
ブチルビニルエーテル(HBVE)、エチレングリコー
ルブチルビニルエーテル(EGBVE)、2−ジエチル
アミノエチルビニルエーテル(DEAEVE)、ジプロ
ピレングリコールジビニルエーテル(DPGDVE)、
オクタデシルビニルエーテル(ODVE)、ビニルエー
テル末端芳香族エステル単量体、ビニルエーテル末端脂
肪族エステル単量体、ビニルエーテル末端脂肪族ウレタ
ンオリゴマー、及びビニルエーテル末端芳香族ウレタン
オリゴマーが含まれるが、それらに限定されるものでは
ない。
きるビニルエーテルには、トリ(エチレングリコール)
ジビニルエーテル(TEGDVE)、グリシジルビニル
エーテル(GVE)、ブタンジオールビニルエーテル
(BDVE)、ジ(エチレングリコール)ジビニルエー
テル(DEGDVE)、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールジビニルエーテル(CHDMDVE)、4−(1
−プロペニルオキシメチル)−1,3−ジオキソラン−
2−オン(POMDO)、2−クロロエチルビニルエー
テル(CEVE)、又は2−エチルヘキシルビニルエー
テル(EHVE)、エチルビニルエーテル(EVE)、
n−プロピルビニルエーテル(NPVE)、イソプロピ
ルビニルエーテル(IPVE)、n−ブチルビニルエー
テル(NBVE)、イソブチルビニルエーテル(IBV
E)、オクタデシルビニルエーテル(ODVE)、シク
ロヘキシルビニルエーテル(CVE)、ブタンジオール
ジビニルエーテル(BDDVE)、ヒドロキシブチルビ
ニルエーテル(HBVE)、シクロヘキサンジメタノー
ルモノビニルエーテル(CHMVE)、t−ブチルビニ
ルエーテル(TBVE)、t−アミルビニルエーテル
(TAVE)、ドデシルビニルエーテル(DDVE)、
エチレングリコールジビニルエーテル(EGDVE)、
エチレングリコールモノビニルエーテル(EGMV
E)、ヘキサンジオールジビニルエーテル(HDDV
E)、ヘキサンジオールモノビニルエーテル(HDMV
E)、ジエチレングリコールモノビニルエーテル(MV
E−2)、トリエチレングリコールメチルビニルエーテ
ル(MTGVE)、テトラエチレングリコールジビニル
エーテル(DVE−4)、トリメチロールプロパントリ
ビニルエーテル(TMPTVE)、アミノプロピルビニ
ルエーテル(APVE)、ポリテトラヒドロフランジビ
ニルエーテル(PTHFDVE)、プルリオール−E2
00ジビニルエーテル(PEG200−DVE)、n−
ブチルビニルエーテル(n−BVE)、4−ヒドロキシ
ブチルビニルエーテル(HBVE)、エチレングリコー
ルブチルビニルエーテル(EGBVE)、2−ジエチル
アミノエチルビニルエーテル(DEAEVE)、ジプロ
ピレングリコールジビニルエーテル(DPGDVE)、
オクタデシルビニルエーテル(ODVE)、ビニルエー
テル末端芳香族エステル単量体、ビニルエーテル末端脂
肪族エステル単量体、ビニルエーテル末端脂肪族ウレタ
ンオリゴマー、及びビニルエーテル末端芳香族ウレタン
オリゴマーが含まれるが、それらに限定されるものでは
ない。
【0022】本発明の接着剤組成物を製造するのに用い
られる酸成分は、酸又は酸発性(acidogenic)官能基を有
する化合物であり、それも接着性を有する。酸発性基
は、酸を発性することができる基であり、例えば、酸無
水物又は酸ハロゲン化物である。本発明の接着剤組成物
を製造するのに、四つの種類の酸成分又はその組合せの
いずれでも用いることができる。酸成分は、反応性オレ
フィン部分も有する化合物であるのが好ましい。
られる酸成分は、酸又は酸発性(acidogenic)官能基を有
する化合物であり、それも接着性を有する。酸発性基
は、酸を発性することができる基であり、例えば、酸無
水物又は酸ハロゲン化物である。本発明の接着剤組成物
を製造するのに、四つの種類の酸成分又はその組合せの
いずれでも用いることができる。酸成分は、反応性オレ
フィン部分も有する化合物であるのが好ましい。
【0023】第一の種類の酸成分は、無水マレイン酸及
びその開環誘導体であり、その誘導体は少なくとも一つ
の酸又は酸発性官能基を有する。下に示すような、次の
構造は、無水マレイン酸とアルコール又は第一級又は第
二級アミンとの、エステル又はアミドを形成する反応生
成物から得られた開環誘導体を示している:
びその開環誘導体であり、その誘導体は少なくとも一つ
の酸又は酸発性官能基を有する。下に示すような、次の
構造は、無水マレイン酸とアルコール又は第一級又は第
二級アミンとの、エステル又はアミドを形成する反応生
成物から得られた開環誘導体を示している:
【0024】
【0025】式中、R1、R2、R3、及びR4は、独立
に、脂肪族又は芳香族ラジカルから選択される。R1、
R2、R3、又はR4の塩基性度が増大するに従って、酸
成分として上に示した反応生成物の一つを用いた陽イオ
ン重合の速度は低下する。陽イオン重合の速度を低下す
る酸成分の置換基を選択して反応速度を調節することが
できる。しかし、重合反応を停止する程塩基性の置換基
を選択することは回避すべきである。R1、R2、R3、
又はR4が脂肪族又は芳香族ラジカルであるならば、そ
れは遊離ラジカル重合可能な基を有する有機ラジカルで
あるのが好ましい。遊離ラジカル重合性基は、(メタ)
アクリレートであるのが最も好ましい。この種類で適当
な成分の例は、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン
酸2−(メタクリロイルオキシ)エチル(MAEM)、
及び無水マレイン酸と2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEM
A)、2−及び3−ヒドロキシプロピルアクリレート及
びメタクリレート、1,3−及び2,3−ジヒドロキシ
プロピルアクリレート及びメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル−1,3−ジアクリレート及びジメタクリ
レート、3−ヒドロキシプロピル−1,2ジアクリレー
ト及びジメチルアクリレート、ペンタエリトリトールジ
アクリレート及びジメタクリレート、2−アミノエチル
アクリレート、2−アミノエチルメタクリレート、2−
及び3−アミノプロピルアクリレート及びメタクリレー
ト、1,3−及び2,3−ジアミノプロピルアクリレー
ト及びメタクリレート、2−アミノプロピル−1,3−
ジアクリレート及びジメタクリレート、3−アミノプロ
ピル−1,2ジアクリレート及びジメチルアクリレート
との反応生成物である。これらの反応生成物は上に示し
た化合物の構造を有する。
に、脂肪族又は芳香族ラジカルから選択される。R1、
R2、R3、又はR4の塩基性度が増大するに従って、酸
成分として上に示した反応生成物の一つを用いた陽イオ
ン重合の速度は低下する。陽イオン重合の速度を低下す
る酸成分の置換基を選択して反応速度を調節することが
できる。しかし、重合反応を停止する程塩基性の置換基
を選択することは回避すべきである。R1、R2、R3、
又はR4が脂肪族又は芳香族ラジカルであるならば、そ
れは遊離ラジカル重合可能な基を有する有機ラジカルで
あるのが好ましい。遊離ラジカル重合性基は、(メタ)
アクリレートであるのが最も好ましい。この種類で適当
な成分の例は、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン
酸2−(メタクリロイルオキシ)エチル(MAEM)、
及び無水マレイン酸と2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEM
A)、2−及び3−ヒドロキシプロピルアクリレート及
びメタクリレート、1,3−及び2,3−ジヒドロキシ
プロピルアクリレート及びメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル−1,3−ジアクリレート及びジメタクリ
レート、3−ヒドロキシプロピル−1,2ジアクリレー
ト及びジメチルアクリレート、ペンタエリトリトールジ
アクリレート及びジメタクリレート、2−アミノエチル
アクリレート、2−アミノエチルメタクリレート、2−
及び3−アミノプロピルアクリレート及びメタクリレー
ト、1,3−及び2,3−ジアミノプロピルアクリレー
ト及びメタクリレート、2−アミノプロピル−1,3−
ジアクリレート及びジメタクリレート、3−アミノプロ
ピル−1,2ジアクリレート及びジメチルアクリレート
との反応生成物である。これらの反応生成物は上に示し
た化合物の構造を有する。
【0026】第二の種類の酸成分は、次の式の重合体ポ
リカルボン酸である:
リカルボン酸である:
【0027】
【0028】式中、各Rは、独立に、H、CH3、又は
CH2CO2Hから選択され、nは、酸が、向上した接着
性を与えるのに充分なように接着剤組成物の他の成分に
少なくとも部分的に可溶性である限り、どのような整数
でもよい。この第二の種類の酸成分には、上に記載した
ポリカルボン酸及び遊離ラジカル重合性基を有する共重
合体も含まれる。酸は、約10,000より小さな数平
均分子量を有するのが好ましい。一層好ましくは、数平
均分子量は約5,000より小さい。更に一層好ましく
は、数平均分子量は約3,000より小さい。この種類
の適当な成分の例は、アクリル酸(AA)、メタクリル
酸、及びイタコン酸(IA)の単独重合体及び共重合体
である。ポリ(アクリル酸)を用いるならば、それは約
2,500の分子量を有するのが好ましい。
CH2CO2Hから選択され、nは、酸が、向上した接着
性を与えるのに充分なように接着剤組成物の他の成分に
少なくとも部分的に可溶性である限り、どのような整数
でもよい。この第二の種類の酸成分には、上に記載した
ポリカルボン酸及び遊離ラジカル重合性基を有する共重
合体も含まれる。酸は、約10,000より小さな数平
均分子量を有するのが好ましい。一層好ましくは、数平
均分子量は約5,000より小さい。更に一層好ましく
は、数平均分子量は約3,000より小さい。この種類
の適当な成分の例は、アクリル酸(AA)、メタクリル
酸、及びイタコン酸(IA)の単独重合体及び共重合体
である。ポリ(アクリル酸)を用いるならば、それは約
2,500の分子量を有するのが好ましい。
【0029】第三の種類の酸成分は、次の式の化合物で
ある:
ある:
【0030】
【0031】式中、化合物(1)の各R1、R2、及びR
3及び化合物(2)のR4は、陽イオン重合を妨害しない
どような脂肪族又は芳香族ラジカルから独立に選択され
てもよい。化合物(1)の置換基、R1、R2、及びR3
の少なくとも二つは、遊離ラジカル重合可能な基のよう
な少なくとも一つの重合性基を夫々持たなければならな
い。化合物(1)の置換基の一つは水素にすることがで
きる。化合物(2)のR 4は、少なくとも二つの重合性
基を持たなければならず、R1、R2、及び(又は)R3
は、(メタ)アクリロイル置換ポリカルボン酸でもよ
い。この第三の範疇に入る酸の例は、少なくとも二つの
エチレン系官能基で官能性になっている酒石酸又はクエ
ン酸である。例えば、クエン酸はアクリロイル又はメタ
クリロイル官能基で置換することによりエチレン系官能
性にすることができる。これらの重合性基は、直接酸含
有化合物に結合するか、又は場合により結合基によって
結合してもよい。好ましい結合基には、置換又は非置換
アルキル、アルコキシアルキル、アリール、アリールオ
キシアルキル、アルコキシアリール、アラルキル、アル
カリール基が含まれる。特に好ましい結合基はエステル
官能性を有し、特に最も好ましい結合基はアミド官能性
を有する。最も好ましいラジカルは、アルキル又はジア
ルキルアミノエチル(メタ)アクリレート又はヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレートである。これらは、酸基
及び1分子当たり二つの不飽和基を有する化合物であ
る。この種類の適当な酸成分の例は、2−〔{N−[2
−(2−メチルプロペ−2−エノイルオキシ)エチル]
カルバモイルオキシ}メチル〕−3−[N−(2−プロ
ペ−2−エノイルオキシエチル)カルバモイルオキシ]
プロパン酸(PDMA)である。
3及び化合物(2)のR4は、陽イオン重合を妨害しない
どような脂肪族又は芳香族ラジカルから独立に選択され
てもよい。化合物(1)の置換基、R1、R2、及びR3
の少なくとも二つは、遊離ラジカル重合可能な基のよう
な少なくとも一つの重合性基を夫々持たなければならな
い。化合物(1)の置換基の一つは水素にすることがで
きる。化合物(2)のR 4は、少なくとも二つの重合性
基を持たなければならず、R1、R2、及び(又は)R3
は、(メタ)アクリロイル置換ポリカルボン酸でもよ
い。この第三の範疇に入る酸の例は、少なくとも二つの
エチレン系官能基で官能性になっている酒石酸又はクエ
ン酸である。例えば、クエン酸はアクリロイル又はメタ
クリロイル官能基で置換することによりエチレン系官能
性にすることができる。これらの重合性基は、直接酸含
有化合物に結合するか、又は場合により結合基によって
結合してもよい。好ましい結合基には、置換又は非置換
アルキル、アルコキシアルキル、アリール、アリールオ
キシアルキル、アルコキシアリール、アラルキル、アル
カリール基が含まれる。特に好ましい結合基はエステル
官能性を有し、特に最も好ましい結合基はアミド官能性
を有する。最も好ましいラジカルは、アルキル又はジア
ルキルアミノエチル(メタ)アクリレート又はヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレートである。これらは、酸基
及び1分子当たり二つの不飽和基を有する化合物であ
る。この種類の適当な酸成分の例は、2−〔{N−[2
−(2−メチルプロペ−2−エノイルオキシ)エチル]
カルバモイルオキシ}メチル〕−3−[N−(2−プロ
ペ−2−エノイルオキシエチル)カルバモイルオキシ]
プロパン酸(PDMA)である。
【0032】第四の種類の酸成分は、次の式の化合物で
ある:
ある:
【0033】
【0034】式中、Rは、2〜4個の炭素原子を有する
アルキル基、又は5〜6個の炭素原子を有するシクロア
ルキル基であり、各Mは、独立に、水素、金属イオン、
テトラアルキルアンモニウム塩のような錯体有機陽イオ
ン、及びアルキル基から選択され、各nは、1〜4から
独立に選択された整数である。もしMが金属陽イオンで
あるならば、それはナトリウム又はカリウムであるのが
好ましい。この種類の適当な化合物の例は、エチレンジ
アミン四酢酸(EDTA)及びそのモノ−、ジ−、及び
トリ−塩である。
アルキル基、又は5〜6個の炭素原子を有するシクロア
ルキル基であり、各Mは、独立に、水素、金属イオン、
テトラアルキルアンモニウム塩のような錯体有機陽イオ
ン、及びアルキル基から選択され、各nは、1〜4から
独立に選択された整数である。もしMが金属陽イオンで
あるならば、それはナトリウム又はカリウムであるのが
好ましい。この種類の適当な化合物の例は、エチレンジ
アミン四酢酸(EDTA)及びそのモノ−、ジ−、及び
トリ−塩である。
【0035】最も好ましくは、酸成分は、マレイン酸モ
ノ−2−(メタクリロイルオキシ)エチル、無水マレイ
ン酸、2−〔{N−[2−(2−メチルプロペ−2−エ
ノイルオキシ)エチル]カルバモイルオキシ}メチル〕
−3−[N−(2−プロペ−2−エノイルオキシエチ
ル)カルバモイルオキシ]プロパン酸(PDMA)、ポ
リ(アクリル酸)、エチレンジアミン四酢酸、及び(又
は)エチレンジアミン四酢酸のモノ−、ジ−、及びトリ
塩である。最も好ましくは、ポリ(アクリル酸)は、約
2000の分子量を有する。これらの好ましい酸成分の
幾つかの構造を下に示す:
ノ−2−(メタクリロイルオキシ)エチル、無水マレイ
ン酸、2−〔{N−[2−(2−メチルプロペ−2−エ
ノイルオキシ)エチル]カルバモイルオキシ}メチル〕
−3−[N−(2−プロペ−2−エノイルオキシエチ
ル)カルバモイルオキシ]プロパン酸(PDMA)、ポ
リ(アクリル酸)、エチレンジアミン四酢酸、及び(又
は)エチレンジアミン四酢酸のモノ−、ジ−、及びトリ
塩である。最も好ましくは、ポリ(アクリル酸)は、約
2000の分子量を有する。これらの好ましい酸成分の
幾つかの構造を下に示す:
【0036】 マレイン酸モノ−2−(メタクリロイルオキシ)エチル
【0037】 無水マレイン酸
【0038】 PDMA
【0039】 ポリ(アクリル酸)
【0040】陽イオン開始剤を、本発明の組成物に用い
なければならない。場合により遊離ラジカル重合可能な
成分が組成物中に含まれている場合、遊離ラジカル開始
剤も用いることができる。本発明の接着剤組成物は、光
硬化又は化学的に硬化することができる。光硬化性にす
るため、本発明の組成物に工業的に入手することができ
る広い範囲の種類の陽イオン開始剤、例えば、光活性陽
イオン性核、光活性陽イオン性部分、及び光活性陽イオ
ン性有機化合物を用いることができる。HCl、HB
r、HI、C6H5SO3H、HSbF6、HAsF6、H
BF4、又はルイス酸、例えば金属ハロゲン化物塩のよ
うな陽イオン開始剤を、化学的硬化のために用いること
ができる。本発明の接着剤組成物は、光硬化されるのが
好ましい。一層好ましくは、本発明の接着剤組成物に用
いられる開始剤は、ジアリールヨードニウム塩を含有す
る。開始剤がジアリールヨードニウム塩だけを含む場
合、接着剤はUV光で硬化しなければならない。開始剤
は、接着剤組成物を可視光を用いて硬化することができ
るように、光増感剤も含むのが好ましい。
なければならない。場合により遊離ラジカル重合可能な
成分が組成物中に含まれている場合、遊離ラジカル開始
剤も用いることができる。本発明の接着剤組成物は、光
硬化又は化学的に硬化することができる。光硬化性にす
るため、本発明の組成物に工業的に入手することができ
る広い範囲の種類の陽イオン開始剤、例えば、光活性陽
イオン性核、光活性陽イオン性部分、及び光活性陽イオ
ン性有機化合物を用いることができる。HCl、HB
r、HI、C6H5SO3H、HSbF6、HAsF6、H
BF4、又はルイス酸、例えば金属ハロゲン化物塩のよ
うな陽イオン開始剤を、化学的硬化のために用いること
ができる。本発明の接着剤組成物は、光硬化されるのが
好ましい。一層好ましくは、本発明の接着剤組成物に用
いられる開始剤は、ジアリールヨードニウム塩を含有す
る。開始剤がジアリールヨードニウム塩だけを含む場
合、接着剤はUV光で硬化しなければならない。開始剤
は、接着剤組成物を可視光を用いて硬化することができ
るように、光増感剤も含むのが好ましい。
【0041】本発明の重合性組成物を形成するのに用い
られる開始剤は、ジアリールヨードニウム塩、増感剤、
及び電子供与化合物を含む三成分系であるのが最も好ま
しい。この系は、陽イオン及び遊離ラジカル開始剤とし
ての機能を果たすことができる。この三成分系光開始剤
は、室温及び標準圧力の条件下で充分な陽イオン重合を
可能にし、種々の光重合性組成物と共にそれを用いるこ
とを可能にする。この三成分系開始剤を使用することに
より、ジアリールヨードニウム塩及び光増感剤だけを含
む系と比較して、本発明の組成物が粘着しないゲル又は
固体まで硬化するのに必要な時間を実質的に短縮するこ
とができる。ゲル化時間のこの短縮は、或る場合には樹
脂組成物が粘着性のないゲル又は固体まで硬化するのに
必要な時間の約30〜70%の減少になることがある。
更に或る組成物は、電子供与体が存在しないと一緒に重
合しなくなる。
られる開始剤は、ジアリールヨードニウム塩、増感剤、
及び電子供与化合物を含む三成分系であるのが最も好ま
しい。この系は、陽イオン及び遊離ラジカル開始剤とし
ての機能を果たすことができる。この三成分系光開始剤
は、室温及び標準圧力の条件下で充分な陽イオン重合を
可能にし、種々の光重合性組成物と共にそれを用いるこ
とを可能にする。この三成分系開始剤を使用することに
より、ジアリールヨードニウム塩及び光増感剤だけを含
む系と比較して、本発明の組成物が粘着しないゲル又は
固体まで硬化するのに必要な時間を実質的に短縮するこ
とができる。ゲル化時間のこの短縮は、或る場合には樹
脂組成物が粘着性のないゲル又は固体まで硬化するのに
必要な時間の約30〜70%の減少になることがある。
更に或る組成物は、電子供与体が存在しないと一緒に重
合しなくなる。
【0042】好ましい三成分系光開始剤の第一の成分
は、ヨードニウム塩(PI)、即ちジアリールヨードニ
ウム塩である。ヨードニウム塩は、組成物を製造するの
に用いた単量体に溶解すべきであり、好ましくは保存安
定性をもち、そのことは、好ましい光開始剤系の第二及
び第三成分である増感剤及び電子供与体化合物の存在下
でその中に溶解された場合、自然に重合を促進しないこ
とを意味する。従って、特定のヨードニウム塩の選択
は、選択された特定の単量体、増感剤、及び供与体にあ
る程度依存する。適当なヨードニウム塩は、米国特許第
3,729,313号、第3,741,769号、第
3,808,006号、第4,250,053号、及び
第4,394,403号明細書に記載されている。ヨー
ドニウム塩は、Cl-、Br-、I-、又はC6H5SO3 -
のような陰イオンを含有する簡単な塩でもよく、或はS
bF5OH-、又はAsF6 -のようなアンチモン酸イオ
ン、砒酸イオン、燐酸イオン、又は硼酸イオンを含む金
属錯体塩でもよい。ヨードニウム塩の混合物も、もし望
むならば、用いることができる。
は、ヨードニウム塩(PI)、即ちジアリールヨードニ
ウム塩である。ヨードニウム塩は、組成物を製造するの
に用いた単量体に溶解すべきであり、好ましくは保存安
定性をもち、そのことは、好ましい光開始剤系の第二及
び第三成分である増感剤及び電子供与体化合物の存在下
でその中に溶解された場合、自然に重合を促進しないこ
とを意味する。従って、特定のヨードニウム塩の選択
は、選択された特定の単量体、増感剤、及び供与体にあ
る程度依存する。適当なヨードニウム塩は、米国特許第
3,729,313号、第3,741,769号、第
3,808,006号、第4,250,053号、及び
第4,394,403号明細書に記載されている。ヨー
ドニウム塩は、Cl-、Br-、I-、又はC6H5SO3 -
のような陰イオンを含有する簡単な塩でもよく、或はS
bF5OH-、又はAsF6 -のようなアンチモン酸イオ
ン、砒酸イオン、燐酸イオン、又は硼酸イオンを含む金
属錯体塩でもよい。ヨードニウム塩の混合物も、もし望
むならば、用いることができる。
【0043】下に示す構造の芳香族ヨードニウム錯体塩
を、三成分系光開始剤の成分の一つとして用いてもよ
い:
を、三成分系光開始剤の成分の一つとして用いてもよ
い:
【0044】
【0045】式中、Ar1及びAr2は、4〜20個の炭
素原子を有する芳香族基であり、フェニル、チエニル、
フラニル、及びピラゾリル基からなる群から選択され、
Zは、酸素;硫黄;
素原子を有する芳香族基であり、フェニル、チエニル、
フラニル、及びピラゾリル基からなる群から選択され、
Zは、酸素;硫黄;
【0046】
【0047】〔式中、Rは、アリール(フェニルのよう
な6〜20個の炭素原子を有する)、又はアシル(アセ
チル、ベンゾイル等のような2〜20個の炭素原子を有
する);炭素・炭素結合;又は
な6〜20個の炭素原子を有する)、又はアシル(アセ
チル、ベンゾイル等のような2〜20個の炭素原子を有
する);炭素・炭素結合;又は
【0048】
【0049】{式中、R1及びR2は、水素、1〜4個の
炭素原子を有するアルキル基、及び2〜4個の炭素原子
を有するアルケニルラジカルから選択される。}であ
る。〕からなる群から選択され、nは0又は1であり、
そしてXは、テトラフルオロ硼酸イオン、ヘキサフルオ
ロ燐酸イオン、ヘキサフルオロ砒酸イオン、及びヘキサ
フルオロアンチモン酸イオンからなる群から選択された
ハロゲン含有錯体陰イオンである。
炭素原子を有するアルキル基、及び2〜4個の炭素原子
を有するアルケニルラジカルから選択される。}であ
る。〕からなる群から選択され、nは0又は1であり、
そしてXは、テトラフルオロ硼酸イオン、ヘキサフルオ
ロ燐酸イオン、ヘキサフルオロ砒酸イオン、及びヘキサ
フルオロアンチモン酸イオンからなる群から選択された
ハロゲン含有錯体陰イオンである。
【0050】芳香族ヨードニウム陽イオンは安定であ
り、よく知られており、当分野で認識されている。例え
ば、米国特許第3,565,906号、第3,712,
920号、第3,759,989号、及び第3,76
3,187号明細書;F.ベリンゲル(Beringer)その他
による「ジアリールヨードニウム塩IX」(Diaryliodoniu
mSalts IX)、J. Am. Chem. Soc., 81, 342-51 (1959)、
及びF.ベリンゲルその他による「ジアリールヨードニ
ウム塩XXIII」(Diaryliodonium Salts XXIII)、J. Che
m. Soc., 442-51 (1964);F.ベリンゲルその他、「複
素環沃素を含有するヨードニウム塩」(Iodonium Salts
Containing Heterocyclic Iodine)、J.Org. Chem., 30,
1141-8 (1965);J.クリベロ(Crivello)その他、「ト
リアリールスルホニウム塩を用いた光開始陽イオン重
合」(Photoinitiated Cationic Polymerization with T
riarylsulfonium Salts)、J. Polymer Science, 17, 97
7 (1979)を参照されたい。
り、よく知られており、当分野で認識されている。例え
ば、米国特許第3,565,906号、第3,712,
920号、第3,759,989号、及び第3,76
3,187号明細書;F.ベリンゲル(Beringer)その他
による「ジアリールヨードニウム塩IX」(Diaryliodoniu
mSalts IX)、J. Am. Chem. Soc., 81, 342-51 (1959)、
及びF.ベリンゲルその他による「ジアリールヨードニ
ウム塩XXIII」(Diaryliodonium Salts XXIII)、J. Che
m. Soc., 442-51 (1964);F.ベリンゲルその他、「複
素環沃素を含有するヨードニウム塩」(Iodonium Salts
Containing Heterocyclic Iodine)、J.Org. Chem., 30,
1141-8 (1965);J.クリベロ(Crivello)その他、「ト
リアリールスルホニウム塩を用いた光開始陽イオン重
合」(Photoinitiated Cationic Polymerization with T
riarylsulfonium Salts)、J. Polymer Science, 17, 97
7 (1979)を参照されたい。
【0051】代表的なAr1及びAr2基は、フェニル、
チエニル、フラニル、及びピラゾリル基から選択された
4〜20個の炭素原子を有する芳香族基である。これら
の芳香族基は、場合により一つ以上の融合ベンゾ環(例
えば、ナフチル等;ベンゾチエニル;ジベンゾチエニ
ル;ベンゾフラニル;ジベンゾフラニル等)を持ってい
てもよい。そのような芳香族基は、もし望むならば、本
質的にエポキシド及びヒドロキシと反応しない一つ以上
の次の非塩基性基によって置換されていてもよい:ハロ
ゲン、ニトロ、N−アリールアニリノ基、エステル基
(例えば、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル
のようなアルコキシカルボニル、フェノキシカルボニ
ル)、スルホエステル基(例えば、メトキシスルホニル
及びブトキシスルホニルのようなアルコキシルスルホニ
ル、フェノキシスルホニル等)、アミド基(例えば、ア
セトアミド、ブチルアミド、エチルスルホンアミド
等)、カルバミル基(例えば、カルバミル、N−アルキ
ルカルバミル、N−フェニルカルバミル等)、スルファ
ミル基(例えば、スルファミル、N−アルキルスルファ
ミル、N,N−ジアルキルスルファミル、N−フェニル
スルファミル等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、
エトキシ、ブトキシ等)、アリール基(例えば、フェニ
ル)、アルキル基(例えば、メチル、エチル、ブチル等
)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ)、アル
キルスルホニル(例えば、メチルスルホニル、エチルス
ルホニル等)、アリールスルホニル基(例えば、フェニ
ルスルホニル基)、ペルフルオロアルキル基(例えば、
トリフルオロメチル、ペルフルオロエチル等)、及びペ
ルフルオロアルキルスルホニル基(例えば、トリフルオ
ロメチルスルホニル、ペルフルオロブチルスルホニル
等)。
チエニル、フラニル、及びピラゾリル基から選択された
4〜20個の炭素原子を有する芳香族基である。これら
の芳香族基は、場合により一つ以上の融合ベンゾ環(例
えば、ナフチル等;ベンゾチエニル;ジベンゾチエニ
ル;ベンゾフラニル;ジベンゾフラニル等)を持ってい
てもよい。そのような芳香族基は、もし望むならば、本
質的にエポキシド及びヒドロキシと反応しない一つ以上
の次の非塩基性基によって置換されていてもよい:ハロ
ゲン、ニトロ、N−アリールアニリノ基、エステル基
(例えば、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル
のようなアルコキシカルボニル、フェノキシカルボニ
ル)、スルホエステル基(例えば、メトキシスルホニル
及びブトキシスルホニルのようなアルコキシルスルホニ
ル、フェノキシスルホニル等)、アミド基(例えば、ア
セトアミド、ブチルアミド、エチルスルホンアミド
等)、カルバミル基(例えば、カルバミル、N−アルキ
ルカルバミル、N−フェニルカルバミル等)、スルファ
ミル基(例えば、スルファミル、N−アルキルスルファ
ミル、N,N−ジアルキルスルファミル、N−フェニル
スルファミル等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、
エトキシ、ブトキシ等)、アリール基(例えば、フェニ
ル)、アルキル基(例えば、メチル、エチル、ブチル等
)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ)、アル
キルスルホニル(例えば、メチルスルホニル、エチルス
ルホニル等)、アリールスルホニル基(例えば、フェニ
ルスルホニル基)、ペルフルオロアルキル基(例えば、
トリフルオロメチル、ペルフルオロエチル等)、及びペ
ルフルオロアルキルスルホニル基(例えば、トリフルオ
ロメチルスルホニル、ペルフルオロブチルスルホニル
等)。
【0052】有用な芳香族ヨードニウム錯体塩光開始剤
の例には次のものが含まれる:テトラフルオロ硼酸ジフ
ェニルヨードニウム;テトラフルオロ硼酸ジ(4−メチ
ルフェニル)ヨードニウム;テトラフルオロ硼酸フェニ
ル−4−メチルフェニルヨードニウム;テトラフルオロ
硼酸ジ(4−ヘプチルフェニル)ヨードニウム;ヘキサ
フルオロ燐酸ジ(3−ニトロフェニル)ヨードニウム;
ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−クロロフェニル)ヨードニ
ウム;テトラフルオロ硼酸ジ(ナフチル)ヨードニウ
ム;テトラフルオロ硼酸ジ(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジフェニル
ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−メチルフェ
ニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ砒酸ジフェニルヨ
ードニウム;テトラフルオロ硼酸ジ(4−フェノキシフ
ェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸フェニル−
2−チエニルヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸3,5
−ジメチルピラゾリル−4−フェニルヨードニウム;ヘ
キサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム;テ
トラフルオロ硼酸2,2′−ジフェニルヨードニウム;
ヘキサフルオロ燐酸ジ(2,4−ジクロロフェニル)ヨ
ードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−ブロモフェニ
ル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−メトキ
シフェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(3
−カルボキシフェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ
燐酸ジ(3−メトキシカルボニルフェニル)ヨードニウ
ム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(3−メトキシスルホニルフ
ェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−ア
セタミドフェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸
ジ(2−ベンゾチエニル)ヨードニウム;GEシリコー
ンズ(GE Silicones)から得られるヘキサフルオロアンチ
モン酸(4−オクチルオキシフェニル)フェニルヨード
ニウム(OPTA)、479−2092C;ヘキサフル
オロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム(DPISb
F6);サートマー・サー・キヤット(Sartomer SarCat)
から得られるヘキサフルオロアンチモン酸[4−(2−
ヒドロキシテトラデシルオキシフェニル)]フェニルヨ
ードニウム(CD−1012);及びローディア社(Rho
dia, Inc.,)から得られるテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)硼酸(I−)[4−(1−メチルエチル)フ
ェニル](4−メチルフェニル)ヨードニウム、ロード
ルシル(Rhodorsil)光開始剤2074(RHO207
4)。
の例には次のものが含まれる:テトラフルオロ硼酸ジフ
ェニルヨードニウム;テトラフルオロ硼酸ジ(4−メチ
ルフェニル)ヨードニウム;テトラフルオロ硼酸フェニ
ル−4−メチルフェニルヨードニウム;テトラフルオロ
硼酸ジ(4−ヘプチルフェニル)ヨードニウム;ヘキサ
フルオロ燐酸ジ(3−ニトロフェニル)ヨードニウム;
ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−クロロフェニル)ヨードニ
ウム;テトラフルオロ硼酸ジ(ナフチル)ヨードニウ
ム;テトラフルオロ硼酸ジ(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジフェニル
ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−メチルフェ
ニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ砒酸ジフェニルヨ
ードニウム;テトラフルオロ硼酸ジ(4−フェノキシフ
ェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸フェニル−
2−チエニルヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸3,5
−ジメチルピラゾリル−4−フェニルヨードニウム;ヘ
キサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム;テ
トラフルオロ硼酸2,2′−ジフェニルヨードニウム;
ヘキサフルオロ燐酸ジ(2,4−ジクロロフェニル)ヨ
ードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−ブロモフェニ
ル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−メトキ
シフェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(3
−カルボキシフェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ
燐酸ジ(3−メトキシカルボニルフェニル)ヨードニウ
ム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(3−メトキシスルホニルフ
ェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸ジ(4−ア
セタミドフェニル)ヨードニウム;ヘキサフルオロ燐酸
ジ(2−ベンゾチエニル)ヨードニウム;GEシリコー
ンズ(GE Silicones)から得られるヘキサフルオロアンチ
モン酸(4−オクチルオキシフェニル)フェニルヨード
ニウム(OPTA)、479−2092C;ヘキサフル
オロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム(DPISb
F6);サートマー・サー・キヤット(Sartomer SarCat)
から得られるヘキサフルオロアンチモン酸[4−(2−
ヒドロキシテトラデシルオキシフェニル)]フェニルヨ
ードニウム(CD−1012);及びローディア社(Rho
dia, Inc.,)から得られるテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)硼酸(I−)[4−(1−メチルエチル)フ
ェニル](4−メチルフェニル)ヨードニウム、ロード
ルシル(Rhodorsil)光開始剤2074(RHO207
4)。
【0053】本発明の組成物に用いるのに適した芳香族
ヨードニウム錯体塩の中で、好ましい塩の中には、ヘキ
サフルオロ燐酸ジアリールヨードニウム及びヘキサフル
オロアンチモン酸ジアリールヨードニウムがある。その
ような塩の特別な例は、ヘキサフルオロアンチモン酸
(4−オクチルオキシフェニル)フェニルヨードニウム
(OPIA)、ヘキサフルオロアンチモン酸[4−(2
−ヒドロキシテトラデシルオキシフェニル)]フェニル
ヨードニウム、及びテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)硼酸(1−)[4−(1−メチルエチル)フェニ
ル](4−メチルフェニル)ヨードニウムである。これ
らの塩は、一般に、他の錯体イオンの芳香族ヨードニウ
ム塩よりも熱的に安定で、一層早く反応を促進し、不活
性有機溶媒内に一層よく溶解するので、好ましい。
ヨードニウム錯体塩の中で、好ましい塩の中には、ヘキ
サフルオロ燐酸ジアリールヨードニウム及びヘキサフル
オロアンチモン酸ジアリールヨードニウムがある。その
ような塩の特別な例は、ヘキサフルオロアンチモン酸
(4−オクチルオキシフェニル)フェニルヨードニウム
(OPIA)、ヘキサフルオロアンチモン酸[4−(2
−ヒドロキシテトラデシルオキシフェニル)]フェニル
ヨードニウム、及びテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)硼酸(1−)[4−(1−メチルエチル)フェニ
ル](4−メチルフェニル)ヨードニウムである。これ
らの塩は、一般に、他の錯体イオンの芳香族ヨードニウ
ム塩よりも熱的に安定で、一層早く反応を促進し、不活
性有機溶媒内に一層よく溶解するので、好ましい。
【0054】好ましい三成分系光開始剤中の第二成分
は、光増感剤(PS)である。可視光線を用いて室温で
重合を開始することができるように、光開始剤を可視ス
ペクトルに対し増感することが望ましい。増感剤は、光
重合性組成物に溶解し、陽イオン硬化過程を実質的に妨
害する官能基を持たず、約300〜約1000nmの波
長範囲内で光を吸収することができるべきである。
は、光増感剤(PS)である。可視光線を用いて室温で
重合を開始することができるように、光開始剤を可視ス
ペクトルに対し増感することが望ましい。増感剤は、光
重合性組成物に溶解し、陽イオン硬化過程を実質的に妨
害する官能基を持たず、約300〜約1000nmの波
長範囲内で光を吸収することができるべきである。
【0055】増感剤は、一つには保存安定性を考慮して
選択する。従って、特定の増感剤の選択は、或る程度、
選択された特定の接着剤組成物、ヨードニウム塩、及び
電子供与体に依存する。
選択する。従って、特定の増感剤の選択は、或る程度、
選択された特定の接着剤組成物、ヨードニウム塩、及び
電子供与体に依存する。
【0056】適当な増感剤には、次の範疇に入る一種類
以上の化合物が含まれる:ケトン、クマリン染料(例え
ば、ケトクマリン)、キサンテン染料、アクリジン染
料、チアゾール染料、チアジン染料、オキサジン染料、
アジン染料、アミノケトン染料、ポルフィリン、芳香族
多環式炭化水素、p−置換アミノスチリルケトン化合
物、アミノトリアリールメタン、メロシアニン、スクエ
アリリウム染料、ピリジニウム染料。ケトン(モノケト
ン又はα−ケトン)、ケトクマリン、アミノアリールケ
トン、p−置換アミノスチリルケトン化合物は好ましい
増感剤である。ディープ硬化(deep cure)(例えば、高
度に充填された組成物の硬化)を必要とする用途に対し
ては、光重合に望ましい照射波長で、好ましくは約10
00 Iモル -1cm-1より小さく、一層好ましくは約1
00 Iモル-1cm-1より小さい消衰(extinction)係
数を有する増感剤を用いるか、又は別法として、開始剤
は光露出で吸収性の減少を示すべきである。α−ジケト
ン(α−ジカルボニル化合物)の多くは、この性質を有
する種類の増感剤の一例であり、特に歯科用に好まし
い。
以上の化合物が含まれる:ケトン、クマリン染料(例え
ば、ケトクマリン)、キサンテン染料、アクリジン染
料、チアゾール染料、チアジン染料、オキサジン染料、
アジン染料、アミノケトン染料、ポルフィリン、芳香族
多環式炭化水素、p−置換アミノスチリルケトン化合
物、アミノトリアリールメタン、メロシアニン、スクエ
アリリウム染料、ピリジニウム染料。ケトン(モノケト
ン又はα−ケトン)、ケトクマリン、アミノアリールケ
トン、p−置換アミノスチリルケトン化合物は好ましい
増感剤である。ディープ硬化(deep cure)(例えば、高
度に充填された組成物の硬化)を必要とする用途に対し
ては、光重合に望ましい照射波長で、好ましくは約10
00 Iモル -1cm-1より小さく、一層好ましくは約1
00 Iモル-1cm-1より小さい消衰(extinction)係
数を有する増感剤を用いるか、又は別法として、開始剤
は光露出で吸収性の減少を示すべきである。α−ジケト
ン(α−ジカルボニル化合物)の多くは、この性質を有
する種類の増感剤の一例であり、特に歯科用に好まし
い。
【0057】例としてケトン増感剤の好ましい種類は次
の式を有する: ACO(X)bB 〔式中、XはCO又はCR1R2(ここでR1及びR2は同
じか又は異なり、水素、アルキル、アルカリール、又は
アラルキルにすることができる)であり、bは0又は1
であり、A及びBは同じか又は異なり、置換されていて
もよく(一つ以上の非妨害性置換基を有する)、又は置
換されていないアリール、アルキル、アルカリール、又
はアラルキル基であるか、又はA及びBが一緒になって
環式構造を形成し、それは置換又は非置換脂環式、芳香
族、ヘテロ芳香族、又は縮合芳香族環にすることができ
る〕。
の式を有する: ACO(X)bB 〔式中、XはCO又はCR1R2(ここでR1及びR2は同
じか又は異なり、水素、アルキル、アルカリール、又は
アラルキルにすることができる)であり、bは0又は1
であり、A及びBは同じか又は異なり、置換されていて
もよく(一つ以上の非妨害性置換基を有する)、又は置
換されていないアリール、アルキル、アルカリール、又
はアラルキル基であるか、又はA及びBが一緒になって
環式構造を形成し、それは置換又は非置換脂環式、芳香
族、ヘテロ芳香族、又は縮合芳香族環にすることができ
る〕。
【0058】上記式の適当なケトンには、モノケトン
(b=0)、例えば、2,2−、4,4−、又は2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノン、ジ−2−ピリジルケト
ン、ジ−2−フラニルケトン、ジ−2−チオフェニルケ
トン、ベンゾイン、フルオレノン、カルコン、ミヒラー
ケトン、2−フルオロ−9−フルオレノン、2−クロロ
チオキサントン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、1
−又は2−アセトナフトン、9−アセチルアントラセ
ン、2−、3−又は9−アセチルフェナントレン、4−
アセチルビフェニル、プロピオフェノン、n−ブチロフ
ェノン、バレロフェノン、2−、3−又は4−アセチル
ピリジン、3−アセチルクマリン等が含まれる。適当な
ジケトンには、アラルキルジケトン、例えば、アントラ
キノン、フェナントレンキノン、o−及びp−ジアセチ
ルベンゼン、1,3−、1,4−、1,5−、1,6
−、1,7−及び1,8−ジアセチルナフタレン、1,
5−、1,8−及び9,10−ジアセチルアントラセン
等が含まれる。適当なα−ジケトン(b=1及びX=C
O)には、2,3−ブタンジオン、2,3−ペンタンジ
オン、2,3−ヘキサンジオン、3,4−ヘキサンジオ
ン、2,3−ヘプタンジオン、3,4−ヘプタンジオ
ン、2,3−オクタンジオン、4,5−オクタンジオ
ン、ベンジル、2,2′−、3,3′−及び4,4′−
ジヒドロキシルベンジル、フリル、ジ−3,3′−イン
ドリルエタンジオン、2,3−ボルナンジオン(ショウ
ノウキノン)、ビアセチル、1,2−シクロヘキサンジ
オン、1,2−ナフタキノン、アセナフタキノン等が含
まれる。
(b=0)、例えば、2,2−、4,4−、又は2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノン、ジ−2−ピリジルケト
ン、ジ−2−フラニルケトン、ジ−2−チオフェニルケ
トン、ベンゾイン、フルオレノン、カルコン、ミヒラー
ケトン、2−フルオロ−9−フルオレノン、2−クロロ
チオキサントン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、1
−又は2−アセトナフトン、9−アセチルアントラセ
ン、2−、3−又は9−アセチルフェナントレン、4−
アセチルビフェニル、プロピオフェノン、n−ブチロフ
ェノン、バレロフェノン、2−、3−又は4−アセチル
ピリジン、3−アセチルクマリン等が含まれる。適当な
ジケトンには、アラルキルジケトン、例えば、アントラ
キノン、フェナントレンキノン、o−及びp−ジアセチ
ルベンゼン、1,3−、1,4−、1,5−、1,6
−、1,7−及び1,8−ジアセチルナフタレン、1,
5−、1,8−及び9,10−ジアセチルアントラセン
等が含まれる。適当なα−ジケトン(b=1及びX=C
O)には、2,3−ブタンジオン、2,3−ペンタンジ
オン、2,3−ヘキサンジオン、3,4−ヘキサンジオ
ン、2,3−ヘプタンジオン、3,4−ヘプタンジオ
ン、2,3−オクタンジオン、4,5−オクタンジオ
ン、ベンジル、2,2′−、3,3′−及び4,4′−
ジヒドロキシルベンジル、フリル、ジ−3,3′−イン
ドリルエタンジオン、2,3−ボルナンジオン(ショウ
ノウキノン)、ビアセチル、1,2−シクロヘキサンジ
オン、1,2−ナフタキノン、アセナフタキノン等が含
まれる。
【0059】特に好ましい可視光線増感剤の例には、
(+/−)ショウノウキノン(CQ)、97%、アルド
リッチ12,489−3;2−クロロチオキサンテン−
9−オン、アルドリッチC7,240−4;グリオキサ
ル;ビアセチル;3,3,6,6−テトラメチルシクロ
ヘキサンジオン;3,3,7,7−テトラメチル−1,
2−シクロヘプタンジオン;3,3,8,8−テトラメ
チル−1,2−シクロオクタンジオン;3,3,18,
18−テトラメチル−1,2−シクロオクタデカンジオ
ン;ジピバロイル;ベンジル;フリル;ヒドロキシベン
ジル;2,3−ブタンジオン;2,3−ペンタンジオ
ン;2,3−ヘキサンジオン;3,4−ヘキサンジオ
ン;2,3−ヘプタンジオン;3,4−ヘプタンジオ
ン;2,3−オクタンジオン;4,5−オクタンジオ
ン;及び1,2−シクロヘキサンジオンが含まれる。光
増感剤は(+/−)ショウノウキノンであるのが最も好
ましい。
(+/−)ショウノウキノン(CQ)、97%、アルド
リッチ12,489−3;2−クロロチオキサンテン−
9−オン、アルドリッチC7,240−4;グリオキサ
ル;ビアセチル;3,3,6,6−テトラメチルシクロ
ヘキサンジオン;3,3,7,7−テトラメチル−1,
2−シクロヘプタンジオン;3,3,8,8−テトラメ
チル−1,2−シクロオクタンジオン;3,3,18,
18−テトラメチル−1,2−シクロオクタデカンジオ
ン;ジピバロイル;ベンジル;フリル;ヒドロキシベン
ジル;2,3−ブタンジオン;2,3−ペンタンジオ
ン;2,3−ヘキサンジオン;3,4−ヘキサンジオ
ン;2,3−ヘプタンジオン;3,4−ヘプタンジオ
ン;2,3−オクタンジオン;4,5−オクタンジオ
ン;及び1,2−シクロヘキサンジオンが含まれる。光
増感剤は(+/−)ショウノウキノンであるのが最も好
ましい。
【0060】好ましい光開始剤系の第三成分は、一種類
以上の電子供与体化合物(ED)である。これらの電子
供与体化合物は反応促進剤として働き、接着剤組成物の
光重合速度を加速する。電子供与体化合物(一種又は多
種)は、下に記載する条件を満たし、重合性組成物に溶
解すべきである。供与体も、他の因子、例えば、保存安
定性及び選択される重合可能材料、ヨードニウム塩及び
増感剤の性質を考慮に入れて選択することができる。本
発明の系で有用な種類の供与体化合物は、パラゾット(P
alazzotto)その他による米国特許第5,545,676
号明細書に記載されている供与体のあるものから選択し
てもよい。パラゾットその他により記載された条件を満
たす、可能な供与体化合物を、次に下に記載する方法の
一方又は両方を用いて試験し、それらが本発明の接着剤
組成物に有用な供与体になるか否かを決定しなければな
らない。
以上の電子供与体化合物(ED)である。これらの電子
供与体化合物は反応促進剤として働き、接着剤組成物の
光重合速度を加速する。電子供与体化合物(一種又は多
種)は、下に記載する条件を満たし、重合性組成物に溶
解すべきである。供与体も、他の因子、例えば、保存安
定性及び選択される重合可能材料、ヨードニウム塩及び
増感剤の性質を考慮に入れて選択することができる。本
発明の系で有用な種類の供与体化合物は、パラゾット(P
alazzotto)その他による米国特許第5,545,676
号明細書に記載されている供与体のあるものから選択し
てもよい。パラゾットその他により記載された条件を満
たす、可能な供与体化合物を、次に下に記載する方法の
一方又は両方を用いて試験し、それらが本発明の接着剤
組成物に有用な供与体になるか否かを決定しなければな
らない。
【0061】供与体は、アルキル芳香族ポリエーテル又
はアルキル、アリールアミノ化合物であるのが典型的で
あり、場合によりアリール基は一つ以上の電子吸引基に
より置換されている。適当な電子吸引基の例には、カル
ボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、アルデヒド、ス
ルホン酸、スルホネート、及びニトリル基が含まれる。
はアルキル、アリールアミノ化合物であるのが典型的で
あり、場合によりアリール基は一つ以上の電子吸引基に
より置換されている。適当な電子吸引基の例には、カル
ボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、アルデヒド、ス
ルホン酸、スルホネート、及びニトリル基が含まれる。
【0062】本発明の組成物中の電子供与体として用い
るための化合物の適合性は、その化合物を含む試料光開
始剤系の光誘起電位を測定することにより決定すること
ができる。光誘起電位は、次のやり方で計測することが
できる。2−ブタノン中、2.9×10-5モル/gのヘ
キサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム及び
1.5×10-5モル/gのショウノウキノン(CQ)の
標準溶液を調製する。次にpH電極を溶液中に浸漬し、
pHメーターを0mVに合わせる。2.9×10-5モル
/gの濃度の化合物を用いて、標準溶液とその化合物の
試験溶液を調製する。この試験溶液を約200〜400
mW/cm2の強度を有する約400〜500nmの波
長の青色光を用いて約1mmの距離から約5〜10秒間
照射する。次に標準溶液に対するmVを、試験溶液中に
pH電極を浸漬し、そのpHメーターのmVの読みを取
ることにより決定する。有用な供与体は、標準溶液に対
し少なくとも50mVの読みを与える化合物である。m
Vの読みが大きい程一般に活性度が大きいことを示す。
るための化合物の適合性は、その化合物を含む試料光開
始剤系の光誘起電位を測定することにより決定すること
ができる。光誘起電位は、次のやり方で計測することが
できる。2−ブタノン中、2.9×10-5モル/gのヘ
キサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム及び
1.5×10-5モル/gのショウノウキノン(CQ)の
標準溶液を調製する。次にpH電極を溶液中に浸漬し、
pHメーターを0mVに合わせる。2.9×10-5モル
/gの濃度の化合物を用いて、標準溶液とその化合物の
試験溶液を調製する。この試験溶液を約200〜400
mW/cm2の強度を有する約400〜500nmの波
長の青色光を用いて約1mmの距離から約5〜10秒間
照射する。次に標準溶液に対するmVを、試験溶液中に
pH電極を浸漬し、そのpHメーターのmVの読みを取
ることにより決定する。有用な供与体は、標準溶液に対
し少なくとも50mVの読みを与える化合物である。m
Vの読みが大きい程一般に活性度が大きいことを示す。
【0063】或る場合には、上記方法の結果に関して或
る不確実性が存在することがある。これは、用いた機
器、その手順を行う仕方、或は他の因子から生ずる問題
又は不確実性によるものであり、或は特定の化合物の適
合性を証明しようとしてもよい。第二の試験は、上記手
順に従って得られた結果を証明するために行い、そのよ
うな不確実性を解決することができる。
る不確実性が存在することがある。これは、用いた機
器、その手順を行う仕方、或は他の因子から生ずる問題
又は不確実性によるものであり、或は特定の化合物の適
合性を証明しようとしてもよい。第二の試験は、上記手
順に従って得られた結果を証明するために行い、そのよ
うな不確実性を解決することができる。
【0064】第二の方法は、N,N−ジメチルアニリン
を含む系に比較して、前記化合物を含む開始剤系の光誘
起電位の計測を含む。この方法のため、2−ブタノンに
入れた2.9×10-5モル/gのヘキサフルオロアンチ
モン酸ジフェニルヨードニウム、1.5×10-5モル/
gのショウノウキノン(CQ)、及び2.9×10-5モ
ル/gのN,N−ジメチルアニリンの標準溶液を調製す
る。次にpH電極を溶液中に浸漬し、pHメーターを0
mVに合わせる。200〜400mW/cm2の強度を
有する約400〜500nmの波長の青色光を用いて約
1mmの距離から歯科硬化用光のような焦点を合わせた
光源を用いて約5〜10秒間照射する。光に露出した
後、溶液の電位を、照射標準溶液中にpH電極を浸漬
し、pHメーターを用いて電位をmVで読むことにより
測定する。次に2−ブタノン中に2.9×10-5モル/
gのヘキサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウ
ム、1.5×10-5モル/gのショウノウキノン、及び
2.9×10-5モル/gの化合物を入れたものを用いて
試験溶液を調製する。標準溶液について記載したのと同
じ方法を用いて、試験溶液を照射し、光誘起電位を測定
する。もし試験溶液が、N,N−ジメチルアニリン含有
標準溶液のものと同じか又はそれより大きい光誘起電位
を持つならば、その化合物は有用な供与体である。
を含む系に比較して、前記化合物を含む開始剤系の光誘
起電位の計測を含む。この方法のため、2−ブタノンに
入れた2.9×10-5モル/gのヘキサフルオロアンチ
モン酸ジフェニルヨードニウム、1.5×10-5モル/
gのショウノウキノン(CQ)、及び2.9×10-5モ
ル/gのN,N−ジメチルアニリンの標準溶液を調製す
る。次にpH電極を溶液中に浸漬し、pHメーターを0
mVに合わせる。200〜400mW/cm2の強度を
有する約400〜500nmの波長の青色光を用いて約
1mmの距離から歯科硬化用光のような焦点を合わせた
光源を用いて約5〜10秒間照射する。光に露出した
後、溶液の電位を、照射標準溶液中にpH電極を浸漬
し、pHメーターを用いて電位をmVで読むことにより
測定する。次に2−ブタノン中に2.9×10-5モル/
gのヘキサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウ
ム、1.5×10-5モル/gのショウノウキノン、及び
2.9×10-5モル/gの化合物を入れたものを用いて
試験溶液を調製する。標準溶液について記載したのと同
じ方法を用いて、試験溶液を照射し、光誘起電位を測定
する。もし試験溶液が、N,N−ジメチルアニリン含有
標準溶液のものと同じか又はそれより大きい光誘起電位
を持つならば、その化合物は有用な供与体である。
【0065】アルキル、アリールアミン供与体化合物の
好ましい群は、次の構造式で示される:
好ましい群は、次の構造式で示される:
【0066】
【0067】式中、各R1は、独立に、H;一つ以上の
ハロゲン、−CN、−OH、−SH、C1-18アルコキ
シ、C1-18アルキルチオ、C3-18シクロアルキル、アリ
ール、COOH、COOC1-18アルキル、(C1-18アル
キル)0-1−CO−C1-18アルキル、SO3R2により場
合により置換されたC1-18アルキル;一つ以上の電子吸
引基により場合により置換されたアリール;であり、或
はR1基は一緒になって環を形成していてもよく、ここ
でR2は、H;一つ以上のハロゲン、−CN、−OH、
−SH、C1-18アルコキシ、C1-18アルキルチオ、C
3-18シクロアルキル、アリール、COOH、COOC
1-18アルキル、(C1-18アルキル)0-1−CO−C1-18
アルキル、又はSO3Hにより場合により置換されたC
1-18アルキル;であり、そしてArは、一つ以上の電子
吸引基により場合により置換されたアリールである。適
当な電子吸引基には−COOH、−COOR2、−SO3
R2、−CN、−CO−C1-18アルキル、及びC(O)
H基が含まれる。
ハロゲン、−CN、−OH、−SH、C1-18アルコキ
シ、C1-18アルキルチオ、C3-18シクロアルキル、アリ
ール、COOH、COOC1-18アルキル、(C1-18アル
キル)0-1−CO−C1-18アルキル、SO3R2により場
合により置換されたC1-18アルキル;一つ以上の電子吸
引基により場合により置換されたアリール;であり、或
はR1基は一緒になって環を形成していてもよく、ここ
でR2は、H;一つ以上のハロゲン、−CN、−OH、
−SH、C1-18アルコキシ、C1-18アルキルチオ、C
3-18シクロアルキル、アリール、COOH、COOC
1-18アルキル、(C1-18アルキル)0-1−CO−C1-18
アルキル、又はSO3Hにより場合により置換されたC
1-18アルキル;であり、そしてArは、一つ以上の電子
吸引基により場合により置換されたアリールである。適
当な電子吸引基には−COOH、−COOR2、−SO3
R2、−CN、−CO−C1-18アルキル、及びC(O)
H基が含まれる。
【0068】アリールアルキルポリエーテルの好ましい
群は、次の構造式を有する:
群は、次の構造式を有する:
【0069】
【0070】式中、n=1〜3、各R3は、独立に、H
又はC1-18アルキルであり、そのアルキルは場合により
一つ以上のハロゲン、−CN、−OH、−SH、C1-18
アルコキシ、C1-18アルキルチオ、C3-18シクロアルキ
ル、アリール、置換アリール、−COOH、−COOC
1-18アルキル、−(C1-18アルキル)0-1−COH、−
(C1-18アルキル)0-1−CO−C1-18アルキル、−C
O−C1-18アルキル、−C(O)H、又は−C2-18アル
ケニル基により置換されており、各R4は、C1-1 8アル
キルにすることができ、そのアルキルは場合により一つ
以上のハロゲン、−CN、−OH、−SH、C1-18アル
コキシ、C1-18アルキルチオ、C3-18シクロアルキル、
アリール、置換アリール、−COOH、−COOC1-18
アルキル、−(C1-18アルキル)0-1−COH、−(C
1-18アルキル)0-1−CO−C1-18アルキル、−CO−
C1-18アルキル、−C(O)H、又は−C2-18アルケニ
ル基により置換されている。
又はC1-18アルキルであり、そのアルキルは場合により
一つ以上のハロゲン、−CN、−OH、−SH、C1-18
アルコキシ、C1-18アルキルチオ、C3-18シクロアルキ
ル、アリール、置換アリール、−COOH、−COOC
1-18アルキル、−(C1-18アルキル)0-1−COH、−
(C1-18アルキル)0-1−CO−C1-18アルキル、−C
O−C1-18アルキル、−C(O)H、又は−C2-18アル
ケニル基により置換されており、各R4は、C1-1 8アル
キルにすることができ、そのアルキルは場合により一つ
以上のハロゲン、−CN、−OH、−SH、C1-18アル
コキシ、C1-18アルキルチオ、C3-18シクロアルキル、
アリール、置換アリール、−COOH、−COOC1-18
アルキル、−(C1-18アルキル)0-1−COH、−(C
1-18アルキル)0-1−CO−C1-18アルキル、−CO−
C1-18アルキル、−C(O)H、又は−C2-18アルケニ
ル基により置換されている。
【0071】上記式の各々において、アルキル基は直鎖
又は分岐鎖にすることができ、シクロアルキル基は3〜
6の環炭素原子を有するのが好ましいが、特定した数ま
での炭素原子をもつ付加的アルキル置換基を持っていて
もよい。アリール基はカルボ環式又は複素環式アリール
でもよいが、好ましくはカルボ環式であり、一層好まし
くはフェニル環である。
又は分岐鎖にすることができ、シクロアルキル基は3〜
6の環炭素原子を有するのが好ましいが、特定した数ま
での炭素原子をもつ付加的アルキル置換基を持っていて
もよい。アリール基はカルボ環式又は複素環式アリール
でもよいが、好ましくはカルボ環式であり、一層好まし
くはフェニル環である。
【0072】好ましい供与体化合物には、4,4′−ビ
ス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン(BDEAB)、
90+%、アクロス(Acros)17081−0250;4
−ジメチルアミノ安息香酸(4−DMABA);p−ジ
メチルアミノ安息香酸エチル(EDMAB)、99+
%、アクロス11840−1000;3−ジメチルアミ
ノ安息香酸(3−DMABA);4−ジメチルアミノベ
ンゾイン(DMAB);4−ジメチルアミノベンズアル
デヒド(DMABAL);1,2,4−トリメトキシベ
ンゼン(TMB);及びN−フェニルグリシン(NP
G)が含まれるが、それらに限定されるものではない。
ス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン(BDEAB)、
90+%、アクロス(Acros)17081−0250;4
−ジメチルアミノ安息香酸(4−DMABA);p−ジ
メチルアミノ安息香酸エチル(EDMAB)、99+
%、アクロス11840−1000;3−ジメチルアミ
ノ安息香酸(3−DMABA);4−ジメチルアミノベ
ンゾイン(DMAB);4−ジメチルアミノベンズアル
デヒド(DMABAL);1,2,4−トリメトキシベ
ンゼン(TMB);及びN−フェニルグリシン(NP
G)が含まれるが、それらに限定されるものではない。
【0073】三成分系光開始剤の化合物は、樹脂系の硬
化を開始するか、又は硬化速度を増大するのに有効な量
で与えられる。用いられる供与体の量は臨界的にするこ
とができることが見出されており、特に供与体がアミン
の場合にはそうである。供与体が余りにも多過ぎると、
硬化性に有害になることがある。増感剤は、全組成物の
樹脂化合物に基づき、約0.05〜5重量%で存在する
のが好ましい。一層好ましくは、増感剤は約0.10〜
1.0重量%で存在する。同様に、ヨードニウム開始剤
は、好ましくは約0.05〜10.0重量%、一層好ま
しくは約0.10〜5.0重量%、最も好ましくは約
0.50〜4.0重量%で存在する。同様に、供与体は
約0.01〜5.0重量%で存在するのが好ましい。
化を開始するか、又は硬化速度を増大するのに有効な量
で与えられる。用いられる供与体の量は臨界的にするこ
とができることが見出されており、特に供与体がアミン
の場合にはそうである。供与体が余りにも多過ぎると、
硬化性に有害になることがある。増感剤は、全組成物の
樹脂化合物に基づき、約0.05〜5重量%で存在する
のが好ましい。一層好ましくは、増感剤は約0.10〜
1.0重量%で存在する。同様に、ヨードニウム開始剤
は、好ましくは約0.05〜10.0重量%、一層好ま
しくは約0.10〜5.0重量%、最も好ましくは約
0.50〜4.0重量%で存在する。同様に、供与体は
約0.01〜5.0重量%で存在するのが好ましい。
【0074】陽イオン重合のための別の光開始剤系は、
米国特許第4,985,340号明細書に記載されてい
るものから選択された本質的に金属ハロゲン化物又は金
属アルキル官能基を持たない有機金属錯体陽イオンを使
用することを含み、この記載は参考のためここに入れて
あり、それは次の式を有する: [(L1)(L2)M]+q 式中、Mは、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、R
u、Os、Co、Rh、Ir、Pd、Pt及びNi、好
ましくはCr、Mo、W、Mn、Fe、Ru、Co、P
d、及びNiからなる群から選択された金属を表し、最
も好ましくはMn及びFeを表し;L1は、1又は2環
式ポリ不飽和リガンドを表し、それは、置換及び非置換
シクロペンタジエニル、シクロヘキサジエニル、及びシ
クロヘプタトリエニル、シクロヘプタトリエン、シクロ
オクタテトラエン、複素環式化合物、及び置換又は非置
換アレーン化合物及び2〜4個の縮合環を有する化合物
から選択された芳香族化合物、及び重合体単位、例え
ば、ポリスチレン、ポリ(スチレン−co−ブタジエ
ン)、ポリ(スチレン−co−メチルメタクリレー
ト)、ポリ(a−メチルスチレン)、等のフェニル基;
ポリ(ビニルシクロペンタジエン)のシクロペンタジエ
ン基;ポリ(ビニルピリジル)等のピリジル基で、夫々
Mの価電子殻に3〜8個の電子を与えることができるも
の;からなる群から選択された同じか又は異なるリガン
ドにすることができ;L2は、0であるか、又は偶数の
電子に寄与する1〜3個の非陰イオン性リガンドを表
し、それは、一酸化炭素、ケトン、オレフィン、エーテ
ル、ニトロソニウム、ホスフィン、ホスファイト、及び
関連する砒素及びアンチモンの誘導体、有機ニトリル、
アミン、アルキン、イソニトリル、二窒素、からなる群
から選択された同じか又は異なるリガンドにすることが
でき、但しMに寄与する全電荷は錯体に+qの真の残留
電荷を与える結果になるものとし;qは1又は2の値を
有する整数であり、錯体陽イオンの残留電荷である。
米国特許第4,985,340号明細書に記載されてい
るものから選択された本質的に金属ハロゲン化物又は金
属アルキル官能基を持たない有機金属錯体陽イオンを使
用することを含み、この記載は参考のためここに入れて
あり、それは次の式を有する: [(L1)(L2)M]+q 式中、Mは、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、R
u、Os、Co、Rh、Ir、Pd、Pt及びNi、好
ましくはCr、Mo、W、Mn、Fe、Ru、Co、P
d、及びNiからなる群から選択された金属を表し、最
も好ましくはMn及びFeを表し;L1は、1又は2環
式ポリ不飽和リガンドを表し、それは、置換及び非置換
シクロペンタジエニル、シクロヘキサジエニル、及びシ
クロヘプタトリエニル、シクロヘプタトリエン、シクロ
オクタテトラエン、複素環式化合物、及び置換又は非置
換アレーン化合物及び2〜4個の縮合環を有する化合物
から選択された芳香族化合物、及び重合体単位、例え
ば、ポリスチレン、ポリ(スチレン−co−ブタジエ
ン)、ポリ(スチレン−co−メチルメタクリレー
ト)、ポリ(a−メチルスチレン)、等のフェニル基;
ポリ(ビニルシクロペンタジエン)のシクロペンタジエ
ン基;ポリ(ビニルピリジル)等のピリジル基で、夫々
Mの価電子殻に3〜8個の電子を与えることができるも
の;からなる群から選択された同じか又は異なるリガン
ドにすることができ;L2は、0であるか、又は偶数の
電子に寄与する1〜3個の非陰イオン性リガンドを表
し、それは、一酸化炭素、ケトン、オレフィン、エーテ
ル、ニトロソニウム、ホスフィン、ホスファイト、及び
関連する砒素及びアンチモンの誘導体、有機ニトリル、
アミン、アルキン、イソニトリル、二窒素、からなる群
から選択された同じか又は異なるリガンドにすることが
でき、但しMに寄与する全電荷は錯体に+qの真の残留
電荷を与える結果になるものとし;qは1又は2の値を
有する整数であり、錯体陽イオンの残留電荷である。
【0075】有機金属塩は、当分野で知られており、例
えば、EPO No.094,914及び米国特許第
5,089,536号、第4,868,288号、及び
第5,073,476号明細書に記載されているように
調製することができる。これらの記載は参考のためここ
に入れてある。
えば、EPO No.094,914及び米国特許第
5,089,536号、第4,868,288号、及び
第5,073,476号明細書に記載されているように
調製することができる。これらの記載は参考のためここ
に入れてある。
【0076】好ましい陽イオンの例には次のものが含ま
れる:ビス(η5−シクロペンタジエニル)鉄(1
+)、ビス(η5−メチルシクロペンタジエニル)鉄
(1+)、(η5−シクロペンタジエニル)(η5−メチ
ルシクロペンタジエニル)鉄(1+)、及びビス(η5
−トリメチルシリルシクロペンタジエニル)鉄(1
+);ビス(η6−キシレン)鉄(2+)、ビス(η6−
メシチレン)鉄(2+)、ビス(η6−ジュレン)鉄
(2+)、ビス(η6−ペンタメチルベンゼン)鉄(2
+)、及びビス(η6−ドデシルベンゼン)鉄(2
+);(η5−シクロペンタジエニル)(η6−キシレ
ン)鉄(1+)、一般に(CpFeXy)(1+)とし
て省略する、(η5−シクロペンタジエニル)(η6−ト
ルエン)鉄(1+)、(η5−シクロペンタジエニル)
(η6−メシチレン)鉄(1+)、(η5−シクロペンタ
ジエニル)(η6−ピレン)鉄(1+)、(η5−シクロ
ペンタジエニル)(η6−ナフタレン)鉄(1+)、及
び(η5−シクロペンタジエニル)(η6−ドデシルフェ
ニル)鉄(1+)。
れる:ビス(η5−シクロペンタジエニル)鉄(1
+)、ビス(η5−メチルシクロペンタジエニル)鉄
(1+)、(η5−シクロペンタジエニル)(η5−メチ
ルシクロペンタジエニル)鉄(1+)、及びビス(η5
−トリメチルシリルシクロペンタジエニル)鉄(1
+);ビス(η6−キシレン)鉄(2+)、ビス(η6−
メシチレン)鉄(2+)、ビス(η6−ジュレン)鉄
(2+)、ビス(η6−ペンタメチルベンゼン)鉄(2
+)、及びビス(η6−ドデシルベンゼン)鉄(2
+);(η5−シクロペンタジエニル)(η6−キシレ
ン)鉄(1+)、一般に(CpFeXy)(1+)とし
て省略する、(η5−シクロペンタジエニル)(η6−ト
ルエン)鉄(1+)、(η5−シクロペンタジエニル)
(η6−メシチレン)鉄(1+)、(η5−シクロペンタ
ジエニル)(η6−ピレン)鉄(1+)、(η5−シクロ
ペンタジエニル)(η6−ナフタレン)鉄(1+)、及
び(η5−シクロペンタジエニル)(η6−ドデシルフェ
ニル)鉄(1+)。
【0077】更に、本発明の組成物中の遊離ラジカル重
合性材料の光重合のために、種々の可視又は近IR光開
始剤を使用してもよい。本発明で有用な遊離ラジカル開
始剤、例えば、400nmより大きく1200nmまで
の波長範囲で光化学的に活性になるものには、上で述べ
た三成分系開始剤及び欧州特許出願No.173567
に記載されているような種類のアシルホスフィンオキシ
ドが含まれる。アシルホスフィンオキシドと組合せて第
三級アミン還元剤を用いてもよい。本発明で有用な第三
級アミンの例には、4−(N,N−ジメチルアミノ)安
息香酸エチル及びメタクリル酸N,N−ジメチルアミノ
エチルが含まれる。開始剤は、存在するエチレン系不飽
和化合物の重量に基づき、約0.1〜約5重量%のアシ
ルホスフィンオキシド+存在するエチレン系不飽和化合
物の重量に基づき約0.1〜約5重量%の第三級アミン
のように、触媒として有効な量で用いる。
合性材料の光重合のために、種々の可視又は近IR光開
始剤を使用してもよい。本発明で有用な遊離ラジカル開
始剤、例えば、400nmより大きく1200nmまで
の波長範囲で光化学的に活性になるものには、上で述べ
た三成分系開始剤及び欧州特許出願No.173567
に記載されているような種類のアシルホスフィンオキシ
ドが含まれる。アシルホスフィンオキシドと組合せて第
三級アミン還元剤を用いてもよい。本発明で有用な第三
級アミンの例には、4−(N,N−ジメチルアミノ)安
息香酸エチル及びメタクリル酸N,N−ジメチルアミノ
エチルが含まれる。開始剤は、存在するエチレン系不飽
和化合物の重量に基づき、約0.1〜約5重量%のアシ
ルホスフィンオキシド+存在するエチレン系不飽和化合
物の重量に基づき約0.1〜約5重量%の第三級アミン
のように、触媒として有効な量で用いる。
【0078】400nmより大きく、1200nmまで
の波長で照射した時、遊離ラジカルを開始することがで
きる市販ホスフィンオキシド光開始剤には、重量で2
5:75混合物のビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキ
シド及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン〔イルガキュアー(IRGACURE)(商標
名)1700、チバ・スペシャルティー・ケミカルズ(C
iba Specialty Chemicals)〕、2−ベンジル−2−
(N,N−ジメチルアミノ)−1−(4−モルホリノフ
ェニル)−1−ブタノン(イルガキュアー369、チバ
・スペシャルティー・ケミカルズ)、ビス(η5−2,
4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−
ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)フェニ
ル)チタン(イルガキュアー784DC、チバ・スペシ
ャルティー・ケミカルズ)、重量で1:1混合物のビス
(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフ
ィンオキシド及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニルプロパン−1−オン〔ダロキュア(DAROCUR)(商
標名)4265、チバ・スペシャルティー・ケミカル
ズ〕、及びエチル−2,4,6−トリメチルベンジルフ
ェニルホスフィネート〔ルシリン(LUCIRIN)(商標名)
LR8893X、BASF社ノースカロライナ州シャー
ロット〕が含まれる。本発明の組成物に含まれる遊離ラ
ジカル重合性材料を重合するのに、ビスフェノールAグ
リシジルメタクリレート(BisGMA)及びトリブチ
ル酸化硼素(TBBO)のような開始剤を用いるのが好
ましい。
の波長で照射した時、遊離ラジカルを開始することがで
きる市販ホスフィンオキシド光開始剤には、重量で2
5:75混合物のビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキ
シド及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン〔イルガキュアー(IRGACURE)(商標
名)1700、チバ・スペシャルティー・ケミカルズ(C
iba Specialty Chemicals)〕、2−ベンジル−2−
(N,N−ジメチルアミノ)−1−(4−モルホリノフ
ェニル)−1−ブタノン(イルガキュアー369、チバ
・スペシャルティー・ケミカルズ)、ビス(η5−2,
4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−
ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)フェニ
ル)チタン(イルガキュアー784DC、チバ・スペシ
ャルティー・ケミカルズ)、重量で1:1混合物のビス
(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフ
ィンオキシド及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニルプロパン−1−オン〔ダロキュア(DAROCUR)(商
標名)4265、チバ・スペシャルティー・ケミカル
ズ〕、及びエチル−2,4,6−トリメチルベンジルフ
ェニルホスフィネート〔ルシリン(LUCIRIN)(商標名)
LR8893X、BASF社ノースカロライナ州シャー
ロット〕が含まれる。本発明の組成物に含まれる遊離ラ
ジカル重合性材料を重合するのに、ビスフェノールAグ
リシジルメタクリレート(BisGMA)及びトリブチ
ル酸化硼素(TBBO)のような開始剤を用いるのが好
ましい。
【0079】本発明で有用な遊離ラジカル開始剤、例え
ば、400nmより大きく、1200nmまでの波長範
囲で光化学的に活性になるものには、硼酸陰イオン及び
相補的陽イオン性染料からなる種類のイオン性染料・対
イオン錯体開始剤が含まれる。これらの光開始剤で有用
な硼酸陰イオンは、一般に次の式を有する: R1R2R3R4B- 式中、R1、R2、R3、及びR4は、独立に、アルキル、
アリール、アルカリール、アリル、アラルキル、アルケ
ニル、アルキニル、脂環式、及び飽和又は不飽和複素環
基にすることができる。R2、R3、及びR4はアリール
基であるのが好ましく、一層好ましくはフェニル基であ
り、R1は好ましくはアルキル基、一層好ましくは第二
級アルキル基である。
ば、400nmより大きく、1200nmまでの波長範
囲で光化学的に活性になるものには、硼酸陰イオン及び
相補的陽イオン性染料からなる種類のイオン性染料・対
イオン錯体開始剤が含まれる。これらの光開始剤で有用
な硼酸陰イオンは、一般に次の式を有する: R1R2R3R4B- 式中、R1、R2、R3、及びR4は、独立に、アルキル、
アリール、アルカリール、アリル、アラルキル、アルケ
ニル、アルキニル、脂環式、及び飽和又は不飽和複素環
基にすることができる。R2、R3、及びR4はアリール
基であるのが好ましく、一層好ましくはフェニル基であ
り、R1は好ましくはアルキル基、一層好ましくは第二
級アルキル基である。
【0080】陽イオン性対イオンは、陽イオン性染料、
第四級アンモニウム基、遷移金属配位錯体等にすること
ができる。対イオンとして有用な陽イオン性染料は、陽
イオン性メチン、ポリメチン、トリアリールメチン、イ
ンドリン、チアジン、キサンテン、オキサジン、又はア
クリジン染料にすることができる。一層特別には、染料
は、陽イオン性シアニン、カルボシアニン、ヘミシアニ
ン、ローダミン及びアゾメチン染料である。有用な陽イ
オン性染料の特別な例には、メチレンブルー、サフラニ
ンO、及びマラカイトグリーンが含まれる。対イオンと
して有用な第四級アンモニウム基は、トリメチルセチル
アンモニウム、セチルピリジニウム、及びテトラメチル
アンモニウムにすることができる。他の親有機陽イオン
には、ピリジニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム
が含まれる。用いることができる感光性遷移金属配位錯
体にはコバルト、ルテニウム、オスミウム、亜鉛、鉄、
及びイリジウムと、ピリジン、2,2′−ビピリジン、
4,4′−ジメチル−2,2′−ビピリジン、1,10
−フェナントロリン、3,4,7,8−テトラメチルフ
ェナントロリン、2,4,6−トリ(2−ピリジル−s
−トリアジン)及び関連するリガンドのようなリガンド
との錯体が含まれる。
第四級アンモニウム基、遷移金属配位錯体等にすること
ができる。対イオンとして有用な陽イオン性染料は、陽
イオン性メチン、ポリメチン、トリアリールメチン、イ
ンドリン、チアジン、キサンテン、オキサジン、又はア
クリジン染料にすることができる。一層特別には、染料
は、陽イオン性シアニン、カルボシアニン、ヘミシアニ
ン、ローダミン及びアゾメチン染料である。有用な陽イ
オン性染料の特別な例には、メチレンブルー、サフラニ
ンO、及びマラカイトグリーンが含まれる。対イオンと
して有用な第四級アンモニウム基は、トリメチルセチル
アンモニウム、セチルピリジニウム、及びテトラメチル
アンモニウムにすることができる。他の親有機陽イオン
には、ピリジニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム
が含まれる。用いることができる感光性遷移金属配位錯
体にはコバルト、ルテニウム、オスミウム、亜鉛、鉄、
及びイリジウムと、ピリジン、2,2′−ビピリジン、
4,4′−ジメチル−2,2′−ビピリジン、1,10
−フェナントロリン、3,4,7,8−テトラメチルフ
ェナントロリン、2,4,6−トリ(2−ピリジル−s
−トリアジン)及び関連するリガンドのようなリガンド
との錯体が含まれる。
【0081】前に論じたように、任意的成分として本発
明の接着剤組成物にポリオールを添加してもよい。添加
することができるポリオールには、ポリ(テトラヒドロ
フラン)(PTHF)(好ましくは、平均M=約25
0、アルドリッチ34、526−1)及び商標名トーン
(Tone)301としてユニオン・カーバイドから得られる
2−オキセパノン〔2−エチル−2−(ヒドロキシメチ
ル)−1,3−プロパンジオールとの重合体〕が含まれ
るが、それらに限定されるものではない。配合物の光硬
化中、ゲル状態を延長するための好ましいポリオール
は、ポリ(テトラヒドロフラン)である。
明の接着剤組成物にポリオールを添加してもよい。添加
することができるポリオールには、ポリ(テトラヒドロ
フラン)(PTHF)(好ましくは、平均M=約25
0、アルドリッチ34、526−1)及び商標名トーン
(Tone)301としてユニオン・カーバイドから得られる
2−オキセパノン〔2−エチル−2−(ヒドロキシメチ
ル)−1,3−プロパンジオールとの重合体〕が含まれ
るが、それらに限定されるものではない。配合物の光硬
化中、ゲル状態を延長するための好ましいポリオール
は、ポリ(テトラヒドロフラン)である。
【0082】場合により、接着剤組成物を配合するのに
用いるエポキシ樹脂又は他の陽イオン重合性樹脂の代わ
りに又はそれに加えて、エポキシ/ポリオール混合物を
接着剤組成物に添加してもよい。添加することができる
エポキシ/ポリオール混合物には、混合物4216−
G:42%GY281及び42%UVR−6105及び
16%PTHF、混合物4216−E:42%エポン8
25及び42%UVR6105及び16%PTHF、混
合物4804−G:48%GY281及び48%UVR
6105及び4%PTHF、混合物4804−E:48
%エポン825及び48%UVR6105及び4%PT
HF、混合物5000−G:50%UVR6105及び
50%GY281、混合物5000−E:50%UVR
6105及び50%エポン825が含まれるが、それら
に限定されるものではない。
用いるエポキシ樹脂又は他の陽イオン重合性樹脂の代わ
りに又はそれに加えて、エポキシ/ポリオール混合物を
接着剤組成物に添加してもよい。添加することができる
エポキシ/ポリオール混合物には、混合物4216−
G:42%GY281及び42%UVR−6105及び
16%PTHF、混合物4216−E:42%エポン8
25及び42%UVR6105及び16%PTHF、混
合物4804−G:48%GY281及び48%UVR
6105及び4%PTHF、混合物4804−E:48
%エポン825及び48%UVR6105及び4%PT
HF、混合物5000−G:50%UVR6105及び
50%GY281、混合物5000−E:50%UVR
6105及び50%エポン825が含まれるが、それら
に限定されるものではない。
【0083】同じく前に論じたように、遊離ラジカル重
合性成分を接着剤組成物に添加してもよい。これは、遊
離ラジカル活性官能基を有する材料である。遊離ラジカ
ル活性官能基とは、遊離ラジカル重合を開始することが
できる開始剤の存在下で活性化される化学部分を指し、
従ってそれは遊離ラジカル活性官能基を有する他の化合
物との反応に対しても利用することができる。遊離ラジ
カル重合性成分は、一つ以上のエチレン系不飽和基を有
する単量体、オリゴマー、及び重合体から作ることがで
きる。適当な材料は、少なくとも一つのエチレン系不飽
和結合を有し、付加重合を受けることができる。
合性成分を接着剤組成物に添加してもよい。これは、遊
離ラジカル活性官能基を有する材料である。遊離ラジカ
ル活性官能基とは、遊離ラジカル重合を開始することが
できる開始剤の存在下で活性化される化学部分を指し、
従ってそれは遊離ラジカル活性官能基を有する他の化合
物との反応に対しても利用することができる。遊離ラジ
カル重合性成分は、一つ以上のエチレン系不飽和基を有
する単量体、オリゴマー、及び重合体から作ることがで
きる。適当な材料は、少なくとも一つのエチレン系不飽
和結合を有し、付加重合を受けることができる。
【0084】適当な遊離ラジカル重合性単量体は、少な
くとも一つのエチレン系不飽和結合を有し、オリゴマー
又は重合体でもよく、付加重合を受けることができる。
そのような単量体には、モノ−、ジ−、又はポリ−アク
リレート及びメタクリレート、例えば、メチルアクリレ
ート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレー
ト、ステアリルアクリレート、アリルアクリレート、グ
リセロールジアクリレート、グリセロールトリアクリレ
ート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、1,3−プロパンジオールジアクリレ
ート、1,3−プロパンジオールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、1,2,4−
ブタントリオールトリメタクリレート、1,4−シクロ
ヘキサンジオールジアクリレート、ペンタエリトリトー
ルトリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアク
リレート、ペンタエリトリトールテトラメタクリレー
ト、ソルビトールヘキサアクリレート、ビス[1−(2
−アクリルオキシ)]−p−エトキシフェニルジメチル
メタン、ビス[1−(3−アクリルオキシ−2−ヒドロ
キシ)]−p−プロポキシフェニルジメチルメタン、ト
リス(ヒドロキシエチルイソシアヌレート)トリメタク
リレート;分子量200〜500のポリエチレングリコ
ールのビス−アクリレート及びビス−メタクリレート、
引用してここに取込む米国特許第4,652,274号
明細書に記載されているようなアクリル化単量体、及び
引用してここに取込む米国特許第4,642,126号
明細書に記載されているようなアクリル化オリゴマーの
共重合性混合物;不飽和アミド、例えば、メチレンビス
−アクリルアミド、メチレンビス−メタクリルアミド、
1,6−ヘキサメチレンビス−アクリルアミド、ジエチ
レントリアミントリス−アクリルアミド、及びβ−メタ
クリルアミノエチルメタクリレート;及びビニル化合
物、例えば、スチレン、フタル酸ジアリル、コハク酸ジ
ビニル、アジピン酸ジビニル、及びフタル酸ジビニルが
含まれる。もし望むならば、二種類以上の単量体の混合
物を用いることができる。好ましくは、用いられる遊離
ラジカル重合性材料は、モノ−、ジ−、又はポリ−アク
リレート及びメタクリレート、例えば、メチルアクリレ
ート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート、2−イソシアナトエチルメタ
クリレート、リモネンオキシド、イソプロピルメタクリ
レート、n−ヘキシルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、アリルアクリレート、グリセロールジアクリレ
ート、グリセロールトリアクリレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、1,
3−プロパンジオールジアクリレート、1,3−プロパ
ンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリ
メタクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ソルビトールヘキサ
アクリレート、ビス[1−(2−アクリルオキシ)]−
p−エトキシフェニルジメチルメタン、ビス[1−(3
−アクリルオキシ−2−ヒドロキシ)]−p−プロポキ
シフェニルジメチルメタン、及びトリヒドロキシエチル
−イソシアヌレートトリメタクリレート;分子量200
〜500のポリエチレングリコールのビス−アクリレー
ト及びビス−メタクリレート、米国特許第4,652,
274号明細書に記載されているようなアクリル化単量
体、及び米国特許第4,642,126号明細書に記載
されているようなアクリル化オリゴマーの共重合性混合
物;及びビニル化合物、例えば、スチレン、フタル酸ジ
アリル、コハク酸ジビニル、アジピン酸ジビニル、及び
フタル酸ジビニルが含まれる。もし望むならば、これら
の遊離ラジカル重合性材料の二種類以上の混合物を用い
ることができる。
くとも一つのエチレン系不飽和結合を有し、オリゴマー
又は重合体でもよく、付加重合を受けることができる。
そのような単量体には、モノ−、ジ−、又はポリ−アク
リレート及びメタクリレート、例えば、メチルアクリレ
ート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレー
ト、ステアリルアクリレート、アリルアクリレート、グ
リセロールジアクリレート、グリセロールトリアクリレ
ート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、1,3−プロパンジオールジアクリレ
ート、1,3−プロパンジオールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、1,2,4−
ブタントリオールトリメタクリレート、1,4−シクロ
ヘキサンジオールジアクリレート、ペンタエリトリトー
ルトリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアク
リレート、ペンタエリトリトールテトラメタクリレー
ト、ソルビトールヘキサアクリレート、ビス[1−(2
−アクリルオキシ)]−p−エトキシフェニルジメチル
メタン、ビス[1−(3−アクリルオキシ−2−ヒドロ
キシ)]−p−プロポキシフェニルジメチルメタン、ト
リス(ヒドロキシエチルイソシアヌレート)トリメタク
リレート;分子量200〜500のポリエチレングリコ
ールのビス−アクリレート及びビス−メタクリレート、
引用してここに取込む米国特許第4,652,274号
明細書に記載されているようなアクリル化単量体、及び
引用してここに取込む米国特許第4,642,126号
明細書に記載されているようなアクリル化オリゴマーの
共重合性混合物;不飽和アミド、例えば、メチレンビス
−アクリルアミド、メチレンビス−メタクリルアミド、
1,6−ヘキサメチレンビス−アクリルアミド、ジエチ
レントリアミントリス−アクリルアミド、及びβ−メタ
クリルアミノエチルメタクリレート;及びビニル化合
物、例えば、スチレン、フタル酸ジアリル、コハク酸ジ
ビニル、アジピン酸ジビニル、及びフタル酸ジビニルが
含まれる。もし望むならば、二種類以上の単量体の混合
物を用いることができる。好ましくは、用いられる遊離
ラジカル重合性材料は、モノ−、ジ−、又はポリ−アク
リレート及びメタクリレート、例えば、メチルアクリレ
ート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート、2−イソシアナトエチルメタ
クリレート、リモネンオキシド、イソプロピルメタクリ
レート、n−ヘキシルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、アリルアクリレート、グリセロールジアクリレ
ート、グリセロールトリアクリレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、1,
3−プロパンジオールジアクリレート、1,3−プロパ
ンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリ
メタクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ソルビトールヘキサ
アクリレート、ビス[1−(2−アクリルオキシ)]−
p−エトキシフェニルジメチルメタン、ビス[1−(3
−アクリルオキシ−2−ヒドロキシ)]−p−プロポキ
シフェニルジメチルメタン、及びトリヒドロキシエチル
−イソシアヌレートトリメタクリレート;分子量200
〜500のポリエチレングリコールのビス−アクリレー
ト及びビス−メタクリレート、米国特許第4,652,
274号明細書に記載されているようなアクリル化単量
体、及び米国特許第4,642,126号明細書に記載
されているようなアクリル化オリゴマーの共重合性混合
物;及びビニル化合物、例えば、スチレン、フタル酸ジ
アリル、コハク酸ジビニル、アジピン酸ジビニル、及び
フタル酸ジビニルが含まれる。もし望むならば、これら
の遊離ラジカル重合性材料の二種類以上の混合物を用い
ることができる。
【0085】同じく前に論じたように、接着剤配合物中
に反応性オレフィン部分を有する化合物を含有させても
よい。この反応性オレフィン部分は、酸成分に位置して
いてもよく、或は別の化合物になっていてもよい。上に
列挙した好ましい酸成分の幾つかは、そこに反応性オレ
フィン部分を含んでいる。
に反応性オレフィン部分を有する化合物を含有させても
よい。この反応性オレフィン部分は、酸成分に位置して
いてもよく、或は別の化合物になっていてもよい。上に
列挙した好ましい酸成分の幾つかは、そこに反応性オレ
フィン部分を含んでいる。
【0086】更に、この組成物は、上で論じた官能基の
幾つかを同じ分子中に一緒に含有する多官能性化合物を
含んでいてもよい。例えば、化合物は同じ分子中に陽イ
オン及び遊離ラジカル重合性基を含んでいてもよい。こ
の組成物は、上で論じた成分の各々の組合せを含有して
いてもよい。
幾つかを同じ分子中に一緒に含有する多官能性化合物を
含んでいてもよい。例えば、化合物は同じ分子中に陽イ
オン及び遊離ラジカル重合性基を含んでいてもよい。こ
の組成物は、上で論じた成分の各々の組合せを含有して
いてもよい。
【0087】本発明の接着剤組成物は、10〜99重量
%の陽イオン重合性成分、約0.1〜30重量%の酸成
分、及び約0.1〜10重量%の陽イオン重合を開始す
ることができる開始剤を含有するのがよい。本願全体に
亙って成分の%は、別に注意しない限り、全て重量%で
ある。それは、約90%まで(up to)の任意的遊離ラジ
カル重合性成分、約20%までのポリオール、及びオレ
フィン部分含有酸成分とは別のオレフィン部分含有化合
物約90%まで含有していてもよい。好ましくは、接着
剤組成物は、約75%の陽イオン重合性成分、約20%
の酸成分、及び約5%の陽イオン重合を開始することが
できる開始剤を含有する。
%の陽イオン重合性成分、約0.1〜30重量%の酸成
分、及び約0.1〜10重量%の陽イオン重合を開始す
ることができる開始剤を含有するのがよい。本願全体に
亙って成分の%は、別に注意しない限り、全て重量%で
ある。それは、約90%まで(up to)の任意的遊離ラジ
カル重合性成分、約20%までのポリオール、及びオレ
フィン部分含有酸成分とは別のオレフィン部分含有化合
物約90%まで含有していてもよい。好ましくは、接着
剤組成物は、約75%の陽イオン重合性成分、約20%
の酸成分、及び約5%の陽イオン重合を開始することが
できる開始剤を含有する。
【0088】本発明の接着剤組成物の好ましい配合物に
は、例4、7、11、14、18、22、24、26、
30、32、34、36、38、40、41、42、4
4、46、49、52及び54に列挙されているものが
含まれる。本発明の接着剤組成物は、例24、49、5
2又は54に記載されている配合物であるのが最も好ま
しい。下に記載する成分の%は、配合物中の開始剤の量
は考慮に入れていない。これらの最も好ましい配合物の
第一は、45.6%のエポン825、45.6%のUV
R6105、3.8%のpTHF、及び5.0%の無水
マレイン酸を含有する。これらの最も好ましい配合物の
第二は、38.4%のエポン825、38.4%のUV
R6105、3.2%のpTHF、及び20.0%のM
AEMを含有する。これらの最も好ましい配合物の第三
は、26.88%のエポン825、26.88%のUV
R6105、2.24%のpTHF、24.0%のHE
MA、及び20.0%のMAEMを含有する。これらの
最も好ましい配合物の第四は、38.4%のUVR61
05、38.4%のGY281、3.2%のヘロキシ(H
eloxy)48、及び20.0%のMAEMを含有する。
は、例4、7、11、14、18、22、24、26、
30、32、34、36、38、40、41、42、4
4、46、49、52及び54に列挙されているものが
含まれる。本発明の接着剤組成物は、例24、49、5
2又は54に記載されている配合物であるのが最も好ま
しい。下に記載する成分の%は、配合物中の開始剤の量
は考慮に入れていない。これらの最も好ましい配合物の
第一は、45.6%のエポン825、45.6%のUV
R6105、3.8%のpTHF、及び5.0%の無水
マレイン酸を含有する。これらの最も好ましい配合物の
第二は、38.4%のエポン825、38.4%のUV
R6105、3.2%のpTHF、及び20.0%のM
AEMを含有する。これらの最も好ましい配合物の第三
は、26.88%のエポン825、26.88%のUV
R6105、2.24%のpTHF、24.0%のHE
MA、及び20.0%のMAEMを含有する。これらの
最も好ましい配合物の第四は、38.4%のUVR61
05、38.4%のGY281、3.2%のヘロキシ(H
eloxy)48、及び20.0%のMAEMを含有する。
【0089】本発明の接着剤組成物は、どのような硬組
織にでも接着することができる。それは、特に象牙質及
びエナメル質の基質に陽イオン重合性歯科用回復材料を
接着結合するための歯科用配合物に有用である。更に、
それは歯科用金属、セラミクス及び複合体に結合するこ
とができる。それは、歯の構造体のひび割れ及び亀裂を
密封するための歯科用材料及び陽イオン硬化性歯回復材
料としても有用である。この接着剤は陽イオン開始接着
剤であり、それは陽イオン光開始歯科用回復剤系と相容
性があり、歯基質に歯科用回復剤を結合することができ
る。それは、少なくとも約10kg/cm2の硬組織結
合強度を有するのが好ましい。
織にでも接着することができる。それは、特に象牙質及
びエナメル質の基質に陽イオン重合性歯科用回復材料を
接着結合するための歯科用配合物に有用である。更に、
それは歯科用金属、セラミクス及び複合体に結合するこ
とができる。それは、歯の構造体のひび割れ及び亀裂を
密封するための歯科用材料及び陽イオン硬化性歯回復材
料としても有用である。この接着剤は陽イオン開始接着
剤であり、それは陽イオン光開始歯科用回復剤系と相容
性があり、歯基質に歯科用回復剤を結合することができ
る。それは、少なくとも約10kg/cm2の硬組織結
合強度を有するのが好ましい。
【0090】本発明の接着剤組成物は、硬組織表面に比
較的薄い層の形で適用する。硬組織表面の例には、歯
(その構成部分はエナメル質、象牙質、及びセメント
質)、骨、指の爪、及び足の爪が含まれる。接着剤組成
物を適用する前に、硬組織表面を予め処理し、或は下塗
りし、硬組織表面への接着をよくするようにしてもよい
(例えば、酸エッチング、下塗り剤及び(又は)接着促
進剤を使用する)。
較的薄い層の形で適用する。硬組織表面の例には、歯
(その構成部分はエナメル質、象牙質、及びセメント
質)、骨、指の爪、及び足の爪が含まれる。接着剤組成
物を適用する前に、硬組織表面を予め処理し、或は下塗
りし、硬組織表面への接着をよくするようにしてもよい
(例えば、酸エッチング、下塗り剤及び(又は)接着促
進剤を使用する)。
【0091】硬組織表面に適用した後、接着剤組成物を
重合して硬組織表面上に接着剤層を形成するのが好まし
い。硬組織へ接着した硬化組成物を形成するのに充分な
重合条件に接着剤組成物を曝すことにより重合を行う。
重合は、放射線源、好ましくは可視光源に接着剤組成物
を露出することにより行うのが好ましい。適当な可視光
源には、ミネソタ州セントポールの3M社から市販され
ている歯科硬化用光ビシラックス(Visilux)(商標名)
が含まれる。そのような光は、400〜500nmの波
長で約200〜700mW/cm2の強度を有する。
重合して硬組織表面上に接着剤層を形成するのが好まし
い。硬組織へ接着した硬化組成物を形成するのに充分な
重合条件に接着剤組成物を曝すことにより重合を行う。
重合は、放射線源、好ましくは可視光源に接着剤組成物
を露出することにより行うのが好ましい。適当な可視光
源には、ミネソタ州セントポールの3M社から市販され
ている歯科硬化用光ビシラックス(Visilux)(商標名)
が含まれる。そのような光は、400〜500nmの波
長で約200〜700mW/cm2の強度を有する。
【0092】重合して硬化接着剤を形成した後、第二組
成物をその接着剤に適用してもよい。それら接着剤組成
物は、歯科用組成物を結合するのに特に有用であり、特
に歯科用組成物がエポキシ基又はビニルエーテル基のよ
うな陽イオン活性官能基を含有する場合に有用である。
歯科用組成物は充填されていてもいなくてもよく、直接
美的回復材料(例えば、前及び後の回復剤)、プロテー
ゼ、シーラント、ベニヤ、虫歯裏装、歯冠及び橋義歯セ
メント、人口歯冠、人口歯、義歯等のような歯科用材料
が含まれる。陽イオン活性官能基を含有する歯科用組成
物の場合には、歯科用組成物は、本発明の結合用接着剤
組成物に適用した後、陽イオン性機構により重合する。
成物をその接着剤に適用してもよい。それら接着剤組成
物は、歯科用組成物を結合するのに特に有用であり、特
に歯科用組成物がエポキシ基又はビニルエーテル基のよ
うな陽イオン活性官能基を含有する場合に有用である。
歯科用組成物は充填されていてもいなくてもよく、直接
美的回復材料(例えば、前及び後の回復剤)、プロテー
ゼ、シーラント、ベニヤ、虫歯裏装、歯冠及び橋義歯セ
メント、人口歯冠、人口歯、義歯等のような歯科用材料
が含まれる。陽イオン活性官能基を含有する歯科用組成
物の場合には、歯科用組成物は、本発明の結合用接着剤
組成物に適用した後、陽イオン性機構により重合する。
【0093】本発明の別の態様として、接着剤組成物を
硬組織に適用する前に、付加的酸成分を硬組織に適用す
る。酸成分は、非希釈液体として、又は濃厚な溶液とし
て、又はアセトン、エタノール、又はHEMAのような
溶媒を用いて適用することができる。更に別の態様とし
て、先ず基質に酸成分を適用し、次に陽イオン重合性成
分及び対応する開始剤を適用し、次にそれらの層を硬化
することにより基質上に接着剤組成物を形成する。
硬組織に適用する前に、付加的酸成分を硬組織に適用す
る。酸成分は、非希釈液体として、又は濃厚な溶液とし
て、又はアセトン、エタノール、又はHEMAのような
溶媒を用いて適用することができる。更に別の態様とし
て、先ず基質に酸成分を適用し、次に陽イオン重合性成
分及び対応する開始剤を適用し、次にそれらの層を硬化
することにより基質上に接着剤組成物を形成する。
【0094】ここで用いる用語「複合体(composite)」
とは、充填した歯科用材料を指す。ここで用いる用語
「回復剤(restorative)」とは、それを歯に隣接して配
置した後、重合される複合体を指す。ここで用いる用語
「プロステーゼ(prosthesis)」とは、歯に隣接して配置
する前に、その最終用途(例えば、歯冠、橋、ベニヤ、
インレー、アンレー等として)のために成形し、重合さ
れる複合体を指す。ここで用いる用語「シーラント」と
は、歯に隣接して配置した後、重合される軽く充填した
複合体、又は非充填歯科用材料を指す。「重合性」と
は、例えば陽イオン又は陽イオン及び遊離ラジカル混合
反応機構により歯科用材料を硬化又は固化することを指
す。
とは、充填した歯科用材料を指す。ここで用いる用語
「回復剤(restorative)」とは、それを歯に隣接して配
置した後、重合される複合体を指す。ここで用いる用語
「プロステーゼ(prosthesis)」とは、歯に隣接して配置
する前に、その最終用途(例えば、歯冠、橋、ベニヤ、
インレー、アンレー等として)のために成形し、重合さ
れる複合体を指す。ここで用いる用語「シーラント」と
は、歯に隣接して配置した後、重合される軽く充填した
複合体、又は非充填歯科用材料を指す。「重合性」と
は、例えば陽イオン又は陽イオン及び遊離ラジカル混合
反応機構により歯科用材料を硬化又は固化することを指
す。
【0095】本発明の接着剤組成物の利点は、酸成分を
含まない対応する配合物に比較して、向上した複合体・
歯基質結合レベルを示すことである。本発明の組成物
は、陽イオンに富む又は陽イオン的に純粋な系でさえ
も、固体物質へ硬化することができることである。この
組成物は、歯の表面の界面で陽イオン硬化することがで
きる。本発明の接着剤組成物に用いた酸成分は、硬組織
との物理化学的相互作用を受けることにより、歯基質へ
の陽イオン性回復剤の結合を促進する。本発明の接着剤
組成物は、硬組織表面上で重合して硬組織に結合するこ
とに成功すると同時に、陽イオン活性基を含む組成物に
結合することにも成功することができる。本発明の一つ
の態様として、接着剤組成物を硬組織に適用し、重合条
件に露出した後、陽イオン活性官能基及び陽イオン重合
を開始することができる重合開始剤を含む第二重合性組
成物を適用し、それを重合条件に曝して硬組織へ接着し
た硬化組成物を形成する。
含まない対応する配合物に比較して、向上した複合体・
歯基質結合レベルを示すことである。本発明の組成物
は、陽イオンに富む又は陽イオン的に純粋な系でさえ
も、固体物質へ硬化することができることである。この
組成物は、歯の表面の界面で陽イオン硬化することがで
きる。本発明の接着剤組成物に用いた酸成分は、硬組織
との物理化学的相互作用を受けることにより、歯基質へ
の陽イオン性回復剤の結合を促進する。本発明の接着剤
組成物は、硬組織表面上で重合して硬組織に結合するこ
とに成功すると同時に、陽イオン活性基を含む組成物に
結合することにも成功することができる。本発明の一つ
の態様として、接着剤組成物を硬組織に適用し、重合条
件に露出した後、陽イオン活性官能基及び陽イオン重合
を開始することができる重合開始剤を含む第二重合性組
成物を適用し、それを重合条件に曝して硬組織へ接着し
た硬化組成物を形成する。
【0096】本発明の別の態様は、陽イオン重合性成
分、酸成分、上で述べた三成分系開始剤のような陽イオ
ン重合を開始することができる開始剤、及び歯科用回復
材料の全重量に基づき約10〜90重量%の量の、陽イ
オン重合を実質的に妨害しない歯科用充填剤からなる歯
科用回復材料にある。
分、酸成分、上で述べた三成分系開始剤のような陽イオ
ン重合を開始することができる開始剤、及び歯科用回復
材料の全重量に基づき約10〜90重量%の量の、陽イ
オン重合を実質的に妨害しない歯科用充填剤からなる歯
科用回復材料にある。
【0097】本発明の更に別な態様は、本発明の接着剤
組成物及び硬組織へ前記接着剤組成物を適用するための
説明書からなるキットにある。そのキットは、接着剤に
結合することができる歯科用材料も含むのが好ましい。
歯科用材料は、歯科用金属、セラミック、複合体、又は
歯科用回復材料で、陽イオン重合性成分、酸成分、陽イ
オン重合を開始することができる開始剤、及び歯科用回
復材料の全重量に基づき約10〜90重量%の量の、陽
イオン重合を実質的に妨害しない歯科用充填剤の混合物
からなる歯科用回復材料であるのが好ましい。キット
は、更にエッチング剤、下塗り剤、接着促進剤、及びそ
れらの組合せからなる群から選択された一種類以上の前
処理材料を含んでいてもよい。
組成物及び硬組織へ前記接着剤組成物を適用するための
説明書からなるキットにある。そのキットは、接着剤に
結合することができる歯科用材料も含むのが好ましい。
歯科用材料は、歯科用金属、セラミック、複合体、又は
歯科用回復材料で、陽イオン重合性成分、酸成分、陽イ
オン重合を開始することができる開始剤、及び歯科用回
復材料の全重量に基づき約10〜90重量%の量の、陽
イオン重合を実質的に妨害しない歯科用充填剤の混合物
からなる歯科用回復材料であるのが好ましい。キット
は、更にエッチング剤、下塗り剤、接着促進剤、及びそ
れらの組合せからなる群から選択された一種類以上の前
処理材料を含んでいてもよい。
【0098】次の例は、本発明の接着剤組成物の性質を
示す。これらの例で論ずる成分の%は、配合物中の開始
剤の量を考慮に入れていない。これらの例は例示として
解釈されるべきであり、限定する意味に解釈すべきでは
ない。別に示さない限り、全ての部及び%は重量によ
り、全ての分子量は重量平均分子量である。
示す。これらの例で論ずる成分の%は、配合物中の開始
剤の量を考慮に入れていない。これらの例は例示として
解釈されるべきであり、限定する意味に解釈すべきでは
ない。別に示さない限り、全ての部及び%は重量によ
り、全ての分子量は重量平均分子量である。
【0099】
【実施例】試験Aを用いた例 異なった酸成分を含む接着剤配合物を調製し、光硬化
し、評価した。それらを研磨、エッチングした象牙質及
びエナメル質の基質に適用し、試験A、硬化、結合及び
界面試験を用いて評価した。
し、評価した。それらを研磨、エッチングした象牙質及
びエナメル質の基質に適用し、試験A、硬化、結合及び
界面試験を用いて評価した。
【0100】試験Aの技術は、切断した臼歯試験試料を
用いた次の11の工程からなっていた:(1)研磨及び
エッチング;(2)濯ぎ及び吸取り紙による乾燥;
(3)前処理剤(一種又は多種)を、使用する場合には
適用;(4)接着剤適用;(5)2mmの所から60秒
間照射;(6)10分間放置;(7)歯科用エクスプロ
ーラーを用いて評価;(8)硬化速度=0.1又は2;
(9)接着剤/基質結合の品質等級=0、1、又は2;
(10)接着剤/基質界面の品質等級=0、1、又は
2;(11)全接着剤性能=工程8、9及び10につい
ての等級の合計。
用いた次の11の工程からなっていた:(1)研磨及び
エッチング;(2)濯ぎ及び吸取り紙による乾燥;
(3)前処理剤(一種又は多種)を、使用する場合には
適用;(4)接着剤適用;(5)2mmの所から60秒
間照射;(6)10分間放置;(7)歯科用エクスプロ
ーラーを用いて評価;(8)硬化速度=0.1又は2;
(9)接着剤/基質結合の品質等級=0、1、又は2;
(10)接着剤/基質界面の品質等級=0、1、又は
2;(11)全接着剤性能=工程8、9及び10につい
ての等級の合計。
【0101】試験A等級付け方式を次の表に要約する。
【0102】
【0103】試験Aは主観的試験であり、従って、良好
な硬化及び接着特性を与える可能性が最も高い成分を決
定するための予備的スクリーニング試験として最も有用
である。試験Aからのデーターの全体的傾向は、酸成分
の添加が組成物の硬化及び接着性に役立ち、データーが
この傾向を示さない特別な場合があることを示してい
る。これは、試験の定性的性質、従って、結果の多様性
の増大、人間の象牙質及びエナメル質の構造及び組成が
人によって異なり、歯の場所によって異なる事実、及び
光開始剤系が未だ最良の硬化及び結合のために最適にさ
れていないと言う事実によって説明することができる。
な硬化及び接着特性を与える可能性が最も高い成分を決
定するための予備的スクリーニング試験として最も有用
である。試験Aからのデーターの全体的傾向は、酸成分
の添加が組成物の硬化及び接着性に役立ち、データーが
この傾向を示さない特別な場合があることを示してい
る。これは、試験の定性的性質、従って、結果の多様性
の増大、人間の象牙質及びエナメル質の構造及び組成が
人によって異なり、歯の場所によって異なる事実、及び
光開始剤系が未だ最良の硬化及び結合のために最適にさ
れていないと言う事実によって説明することができる。
【0104】研磨及びエッチングした象牙質基質に対す
る七つの接着剤(例No.1〜7)の試験A性能等級を
表Iに示す。エポキシ/マレエート配合物(例No.
3、4、5、及び7)は、一般にマレエートの無いエポ
キシ配合物(例No.1及び6;夫々全等級1及び2)
よりも良い性能(全等級3〜5)を示している。例1及
び6は酸成分を含まず、従って本発明の配合物ではない
が、比較のため試験した。例1は、例2〜5に対する比
較のためであり、例6は例7に対する比較のためであ
る。例2〜5及び7のマレエートは、配合物の酸成分で
ある。例2〜5の試験結果は、酸成分が接着に充分な量
で存在しなければならないことを示している。
る七つの接着剤(例No.1〜7)の試験A性能等級を
表Iに示す。エポキシ/マレエート配合物(例No.
3、4、5、及び7)は、一般にマレエートの無いエポ
キシ配合物(例No.1及び6;夫々全等級1及び2)
よりも良い性能(全等級3〜5)を示している。例1及
び6は酸成分を含まず、従って本発明の配合物ではない
が、比較のため試験した。例1は、例2〜5に対する比
較のためであり、例6は例7に対する比較のためであ
る。例2〜5及び7のマレエートは、配合物の酸成分で
ある。例2〜5の試験結果は、酸成分が接着に充分な量
で存在しなければならないことを示している。
【0105】研磨及びエッチングした象牙質及びエナメ
ル質に対する七つの接着剤組成物(例No.8〜14)
の試験A性能等級を表IIに示す。マレエートを含む例
(例No.9、11、13、及び14)は、マレエート
を含まない例8、10、及び12(夫々象牙質について
全等級2、2、及び0)よりも良い全等級(夫々象牙質
について5、6、5、及び6)を持っていた。エナメル
質についての結果は様々であり、劇的なものではない。
例No.12、13、及び14は、エポキシ/ポリオー
ル混合物4804Eに加えてHEMAを含んでいた。例
8、10、及び12は、酸成分を含まず、従って本発明
の配合物ではないが、比較のため試験した。例8は、例
9に対する比較のためであり、例10は例11に対する
比較のためであり、例12は例13〜14に対する比較
のためである。例9、11、及び13〜14のマレエー
トは、配合物の酸成分である。
ル質に対する七つの接着剤組成物(例No.8〜14)
の試験A性能等級を表IIに示す。マレエートを含む例
(例No.9、11、13、及び14)は、マレエート
を含まない例8、10、及び12(夫々象牙質について
全等級2、2、及び0)よりも良い全等級(夫々象牙質
について5、6、5、及び6)を持っていた。エナメル
質についての結果は様々であり、劇的なものではない。
例No.12、13、及び14は、エポキシ/ポリオー
ル混合物4804Eに加えてHEMAを含んでいた。例
8、10、及び12は、酸成分を含まず、従って本発明
の配合物ではないが、比較のため試験した。例8は、例
9に対する比較のためであり、例10は例11に対する
比較のためであり、例12は例13〜14に対する比較
のためである。例9、11、及び13〜14のマレエー
トは、配合物の酸成分である。
【0106】研磨及びエッチングした象牙質基質に対す
る八つの接着剤組成物(例No.15〜22)の試験A
性能等級を表IIIに示す。これらの配合物はポリオール
を含んでいなかった。マレエートは、ヘロキシ48を用
いたエポキシ混合物を含む配合物(例17と18;21
と22を比較)について全等級を改善した(3から5又
は6)。例15、17、19、及び21は、酸成分を含
まず、従って本発明の配合物ではないが、比較のため試
験した。例15は、例16に対する比較のためであり、
例17は例18に対する比較のためであり、例19は例
20に対する比較のためであり、例21は例22に対す
る比較のためである。例16、18、20、及び22の
マレエートは、配合物の酸成分である。
る八つの接着剤組成物(例No.15〜22)の試験A
性能等級を表IIIに示す。これらの配合物はポリオール
を含んでいなかった。マレエートは、ヘロキシ48を用
いたエポキシ混合物を含む配合物(例17と18;21
と22を比較)について全等級を改善した(3から5又
は6)。例15、17、19、及び21は、酸成分を含
まず、従って本発明の配合物ではないが、比較のため試
験した。例15は、例16に対する比較のためであり、
例17は例18に対する比較のためであり、例19は例
20に対する比較のためであり、例21は例22に対す
る比較のためである。例16、18、20、及び22の
マレエートは、配合物の酸成分である。
【0107】例1〜7 *例1〜7の接着剤組成物は、全て3.0%のCD10
12、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMABを
含んでいた。
12、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMABを
含んでいた。
【0108】例8〜14 *例8〜14の接着剤組成物は、全て3.0%のCD1
012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMAB
を含んでいた。
012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMAB
を含んでいた。
【0109】例15〜22 *例15〜22の接着剤組成物は、全て3.0%のCD
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
【0110】例23〜30 研磨/エッチングした象牙質及びエナメル質に対する八
つの接着剤組成物(例No.23〜30)の試験A性能
等級を表IVに示す。象牙質については、無水マレイン酸
を含有する例(No.24、26、27、28)は、無
水マレイン酸を含まない夫々の混合物(No.23及び
25)と比較して優れた全等級を示し、5%の無水マレ
イン酸を含む例(No.24及び26)は、夫々最高の
全等級6及び5を持っていた。PDMAを含有する例N
o.30は、PDMAを含まない例No.29(全等級
=2)よりも著しく高い全等級(6)を持っていた。一
般に同じ傾向がエナメル質に対しても認められた。
つの接着剤組成物(例No.23〜30)の試験A性能
等級を表IVに示す。象牙質については、無水マレイン酸
を含有する例(No.24、26、27、28)は、無
水マレイン酸を含まない夫々の混合物(No.23及び
25)と比較して優れた全等級を示し、5%の無水マレ
イン酸を含む例(No.24及び26)は、夫々最高の
全等級6及び5を持っていた。PDMAを含有する例N
o.30は、PDMAを含まない例No.29(全等級
=2)よりも著しく高い全等級(6)を持っていた。一
般に同じ傾向がエナメル質に対しても認められた。
【0111】例23、25、及び29は、酸成分を含ま
ず、従って本発明の配合物ではないが、比較のため試験
した。例23は、例24に対する比較のためであり、例
25は例26〜28に対する比較のためであり、例29
は例30に対する比較のためである。例24及び26〜
28の無水マレイン酸は、それらの配合物の酸成分であ
り、例30のPDMAはこの配合物の酸成分である。
ず、従って本発明の配合物ではないが、比較のため試験
した。例23は、例24に対する比較のためであり、例
25は例26〜28に対する比較のためであり、例29
は例30に対する比較のためである。例24及び26〜
28の無水マレイン酸は、それらの配合物の酸成分であ
り、例30のPDMAはこの配合物の酸成分である。
【0112】 *例23〜30の接着剤組成物は、全て3.0%のCD
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
【0113】例31〜41 研磨/エッチングした象牙質及びエナメル質に対する1
1の接着剤/前処理系(例No.31〜41)の試験A
性能等級を表Vに示す。前処理「a」を用いた系(例N
o.31〜38)については、無水マレイン酸を含む接
着剤配合物(例No.32、33、及び38)は、酸成
分を含まない夫々の接着剤配合物(例No.31及び3
7)よりも高い全等級を持っていた。マレエートを含む
接着剤配合物(例34及び36)は、酸成分を含まない
各配合物(例No.31)よりも高い全等級を持ってい
た。更に、PDMAを含有する接着剤配合物(例35及
び36)は、酸成分を含まない各配合物(例31)より
も高い全等級を持っていた。例No.32(20%の無
水マレイン酸)は、5重量%の無水マレイン酸を含む例
33(3)よりも高い全等級(6)を持っていた。同じ
傾向はエナメル質に対しても認められた。前処理(b)
を用いた系については、例No.40(無水マレイン酸
含有)及び41(マレエート含有)は、酸成分を含まな
い例No.39よりも象牙質及びエナメル質の両方に対
し一層高い全等級(6)を持っていた。
1の接着剤/前処理系(例No.31〜41)の試験A
性能等級を表Vに示す。前処理「a」を用いた系(例N
o.31〜38)については、無水マレイン酸を含む接
着剤配合物(例No.32、33、及び38)は、酸成
分を含まない夫々の接着剤配合物(例No.31及び3
7)よりも高い全等級を持っていた。マレエートを含む
接着剤配合物(例34及び36)は、酸成分を含まない
各配合物(例No.31)よりも高い全等級を持ってい
た。更に、PDMAを含有する接着剤配合物(例35及
び36)は、酸成分を含まない各配合物(例31)より
も高い全等級を持っていた。例No.32(20%の無
水マレイン酸)は、5重量%の無水マレイン酸を含む例
33(3)よりも高い全等級(6)を持っていた。同じ
傾向はエナメル質に対しても認められた。前処理(b)
を用いた系については、例No.40(無水マレイン酸
含有)及び41(マレエート含有)は、酸成分を含まな
い例No.39よりも象牙質及びエナメル質の両方に対
し一層高い全等級(6)を持っていた。
【0114】例31、37、及び39は、酸成分を含ま
ず、従って本発明の配合物ではないが、比較のため試験
した。例31は、例32〜36に対する比較のためであ
り、例37は例38に対する比較のためであり、例39
は例40〜41に対する比較のためである。例32〜3
3、38、及び40の無水マレイン酸は、それらの配合
物の酸成分である。例34及び41のマレエートは、そ
れらの配合物の酸成分である。例35〜36のPDMA
はそれらの配合物の酸成分である。
ず、従って本発明の配合物ではないが、比較のため試験
した。例31は、例32〜36に対する比較のためであ
り、例37は例38に対する比較のためであり、例39
は例40〜41に対する比較のためである。例32〜3
3、38、及び40の無水マレイン酸は、それらの配合
物の酸成分である。例34及び41のマレエートは、そ
れらの配合物の酸成分である。例35〜36のPDMA
はそれらの配合物の酸成分である。
【0115】試験V:試験A−硬化、結合、界面試験−
研磨及びエッチング、及び 前処理:(a)3Mから入手できる多目的スコッチボン
ド(Scotch Bond Multi-Purpose)(登録商標名)(SBM
P)活性化剤/下塗り剤; (b)SBMP活性化剤 (選択された添加剤含有接着剤配合物) *例31〜41の接着剤組成物は、全て3.0%のCD
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
研磨及びエッチング、及び 前処理:(a)3Mから入手できる多目的スコッチボン
ド(Scotch Bond Multi-Purpose)(登録商標名)(SBM
P)活性化剤/下塗り剤; (b)SBMP活性化剤 (選択された添加剤含有接着剤配合物) *例31〜41の接着剤組成物は、全て3.0%のCD
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
【0116】例42〜47 更に試験Aを用いた試験を、酸成分としてEDTAを用
いて行なった。例45は、酸成分を含まない配合物を示
している。例43及び47は、用いられたマレイン酸エ
チル酸成分を示している。例42、44、及び46は最
も高い等級を持ち、これらの例の組成物は、酸成分とし
てEDTA及びマレイン酸エチルを含んでいた。
いて行なった。例45は、酸成分を含まない配合物を示
している。例43及び47は、用いられたマレイン酸エ
チル酸成分を示している。例42、44、及び46は最
も高い等級を持ち、これらの例の組成物は、酸成分とし
てEDTA及びマレイン酸エチルを含んでいた。
【0117】 *例54〜59の接着剤組成物は、全て3.0%のCD
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
1012、2.0%のCQ、及び0.05%のEDMA
Bを含んでいた。
【0118】試験Bを用いた例 この例は、(a)複合体対複合体、(b)複合体対象牙
基質、及び(c)複合体対エナメル基質を結合するため
に実験的接着剤配合物を用いて行なった試験B、剪断結
合強度試験の結果を示す。
基質、及び(c)複合体対エナメル基質を結合するため
に実験的接着剤配合物を用いて行なった試験B、剪断結
合強度試験の結果を示す。
【0119】試験B、剪断結合強度試験で用いた複合体
は、16.5重量%の陽イオン重合性樹脂及び83.5
重量%のシラン処理充填剤からなっていた。特に、その
樹脂は、41.47重量%のアラルダイトGY281エ
ポキシ単量体(チバ・ガイギー社)、41.47重量%
のシラキュアーUVR6105エポキシ単量体(ユニオ
ン・カーバイド社)、15.21重量%のポリテトラヒ
ドロフラン(M.W.250)(アルドリッチ・ケミカ
ル社)、0.50重量%のショウノウキノン(イースト
マン・コダック社)、1.25重量%のサルキャットC
D1012(サルトマー社)、及び0.10重量%の4
−ジメチルアミノ安息香酸エチル(アルドリッチ)を含
んでいた。充填剤は、96:4重量比の石英(平均粒径
約5μ)及びキャブ・オ・シル(Cab-O-Sil)M5ヒュー
ムドシリカ〔キャボット社(CabotCorp.)〕からなってい
た。充填剤は、5重量%のグリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン〔ユナイテッド・ケミカル・テクノロジー
ズ(United Chemical Technologies)からのG6720〕
で処理したシランであった。
は、16.5重量%の陽イオン重合性樹脂及び83.5
重量%のシラン処理充填剤からなっていた。特に、その
樹脂は、41.47重量%のアラルダイトGY281エ
ポキシ単量体(チバ・ガイギー社)、41.47重量%
のシラキュアーUVR6105エポキシ単量体(ユニオ
ン・カーバイド社)、15.21重量%のポリテトラヒ
ドロフラン(M.W.250)(アルドリッチ・ケミカ
ル社)、0.50重量%のショウノウキノン(イースト
マン・コダック社)、1.25重量%のサルキャットC
D1012(サルトマー社)、及び0.10重量%の4
−ジメチルアミノ安息香酸エチル(アルドリッチ)を含
んでいた。充填剤は、96:4重量比の石英(平均粒径
約5μ)及びキャブ・オ・シル(Cab-O-Sil)M5ヒュー
ムドシリカ〔キャボット社(CabotCorp.)〕からなってい
た。充填剤は、5重量%のグリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン〔ユナイテッド・ケミカル・テクノロジー
ズ(United Chemical Technologies)からのG6720〕
で処理したシランであった。
【0120】複合体対複合体:エポキシに基づく歯科用
複合体を、透明アクリル成形型の7mm×2.5mm円
筒状空洞中に入れた。その型を僅かに振動させて複合体
の表面を滑らかにした。接着剤配合物の薄い層を適用
し、ビシラクス(Visilux)(登録商標名)歯科用光銃
(3Mから入手できる)で2mmの所から60秒間照射
した。接着剤被覆基質の中心に、可撓性円形型(内径
3.1mm)を適用し、エポキシを基にした複合体を2
回に分けて充填した。1回毎に60秒間照射した。型を
逆にし、透明型の11mm厚の底を通して複合体を照射
した。試料を37℃で24時間保存した後、複合体対歯
基質試験について下に記載するように、剪断結合強度試
験にかけた。
複合体を、透明アクリル成形型の7mm×2.5mm円
筒状空洞中に入れた。その型を僅かに振動させて複合体
の表面を滑らかにした。接着剤配合物の薄い層を適用
し、ビシラクス(Visilux)(登録商標名)歯科用光銃
(3Mから入手できる)で2mmの所から60秒間照射
した。接着剤被覆基質の中心に、可撓性円形型(内径
3.1mm)を適用し、エポキシを基にした複合体を2
回に分けて充填した。1回毎に60秒間照射した。型を
逆にし、透明型の11mm厚の底を通して複合体を照射
した。試料を37℃で24時間保存した後、複合体対歯
基質試験について下に記載するように、剪断結合強度試
験にかけた。
【0121】複合体対象牙質又はエナメル質:剪断結合
強度決定のための試験手順は次の通りであった。この試
験で用いた歯は、目に見える物理的欠陥のない人間の非
萌出第三臼歯であった。象牙基質を調整するため、歯を
メタクリレートブロックに取付け、低速ダイヤモンドカ
ッターを用いて長軸に対し直角に歯冠を通って切断し、
象牙質表面を露出した。次に歯基質を320グリットの
カーボランダム紙で研磨し、水で濯ぎ、紙で吸い取って
乾燥した。エナメル基質を調製するため、歯を長手方向
に切断して半分ずつにした。歯冠エナメル質の適当な部
分を選択し、320グリット紙で研磨して表面を平らに
した。次に歯をメタクリレートブロックに適当に取付け
た。それら基質を38%燐酸水溶液で15秒間エッチン
グし、水で濯ぎ、空気シリンジで乾燥した。接着剤を全
試験表面に充分適用し、2mmの所から歯科用ランプで
60秒間照射した。5分後、直径3.5mmのテフロン
(登録商標)型を表面に適用し、その中にエポキシを基
にした歯科用複合体材料を入れ、約4mmの高さの複合
体ボタンを作り上げるまで約1.5mmずつ歯科用光銃
で硬化した。次にその歯を、体温37℃で24時間脱イ
オン水中に保存した後、結合強度試験を行なった。結合
強度測定は、1125型インストロン試験機を用いて行
なった。埋められた歯はメタクリレートブロックを掴む
ことにより保持し、0.5mm/分のクロスヘッド速度
で、ノミ型装置により荷重を適用した。結合領域を境界
とする試料を破壊するのに必要な最大荷重を剪断結合強
度として記録した。
強度決定のための試験手順は次の通りであった。この試
験で用いた歯は、目に見える物理的欠陥のない人間の非
萌出第三臼歯であった。象牙基質を調整するため、歯を
メタクリレートブロックに取付け、低速ダイヤモンドカ
ッターを用いて長軸に対し直角に歯冠を通って切断し、
象牙質表面を露出した。次に歯基質を320グリットの
カーボランダム紙で研磨し、水で濯ぎ、紙で吸い取って
乾燥した。エナメル基質を調製するため、歯を長手方向
に切断して半分ずつにした。歯冠エナメル質の適当な部
分を選択し、320グリット紙で研磨して表面を平らに
した。次に歯をメタクリレートブロックに適当に取付け
た。それら基質を38%燐酸水溶液で15秒間エッチン
グし、水で濯ぎ、空気シリンジで乾燥した。接着剤を全
試験表面に充分適用し、2mmの所から歯科用ランプで
60秒間照射した。5分後、直径3.5mmのテフロン
(登録商標)型を表面に適用し、その中にエポキシを基
にした歯科用複合体材料を入れ、約4mmの高さの複合
体ボタンを作り上げるまで約1.5mmずつ歯科用光銃
で硬化した。次にその歯を、体温37℃で24時間脱イ
オン水中に保存した後、結合強度試験を行なった。結合
強度測定は、1125型インストロン試験機を用いて行
なった。埋められた歯はメタクリレートブロックを掴む
ことにより保持し、0.5mm/分のクロスヘッド速度
で、ノミ型装置により荷重を適用した。結合領域を境界
とする試料を破壊するのに必要な最大荷重を剪断結合強
度として記録した。
【0122】例48〜59 12の接着剤組成物(例No.48〜59)についての
試験B、剪断結合強度性能測定値を表面VIIに与える。
例48〜50について、酸成分を含有する配合物(N
o.49、マレエート、又はNo.50、無水マレイン
酸)は、夫々34.7kg/cm2及び8.7kg/c
m2の象牙質に対する測定可能な剪断結合強度を持って
いたのに対し酸成分を含まない例(No.48)は、測
定可能な結合強度を示さなかった。エナメル質について
は、No.48の結合強度(5.4kg/cm2)は、
配合物にマレエートを添加することにより15倍以上増
大した〔例No.49;78.4(kg/cm2)〕。
例No.51のHEMAを含有する接着剤の象牙質に対
する結合強度(0.31kg/cm2)は、20%のマ
レエートを添加することにより著しく改良された(1
2.3kg/cm2;例No.52)。例53〜55に
ついては、酸成分を含み、ポリオールを含まない配合物
(No.54、マレエート、又はNo.55、無水マレ
イン酸)は、夫々43.9kg/cm2及び1.8kg
/cm2の象牙質に対する測定可能な剪断結合強度を持
っていたのに対し、酸成分を含まない例(No.53)
は、測定可能な結合強度を示さなかった。エナメルにつ
いて、マレエート添加剤を含まない配合物(例No.5
3)は、9.3kg/cm2の剪断結合強度値を持って
いたのに対し、マレエートを含む配合物(例No.5
4)は、104.4kg/cm2の測定剪断結合強度を
もち、10倍増大していた。酸成分PDMAを含有する
配合物も、PDMAを含まない例No.56に比較し
て、測定可能な結合強度(1.4kg/cm2、No.
57)を与える結果になった。エナメルについて、ポリ
(アクリル酸)を含有する例No.59は、酸成分を含
まない例No.58に比較して、著しく改良された結合
強度、即ち、8.0kg/cm2に対し42.9kg/
cm2を持っていた。選択された例についての複合体対
複合体結合強度の結果は、実験的エポキシ系複合体との
結合を形成する接着剤の能力を実証している。
試験B、剪断結合強度性能測定値を表面VIIに与える。
例48〜50について、酸成分を含有する配合物(N
o.49、マレエート、又はNo.50、無水マレイン
酸)は、夫々34.7kg/cm2及び8.7kg/c
m2の象牙質に対する測定可能な剪断結合強度を持って
いたのに対し酸成分を含まない例(No.48)は、測
定可能な結合強度を示さなかった。エナメル質について
は、No.48の結合強度(5.4kg/cm2)は、
配合物にマレエートを添加することにより15倍以上増
大した〔例No.49;78.4(kg/cm2)〕。
例No.51のHEMAを含有する接着剤の象牙質に対
する結合強度(0.31kg/cm2)は、20%のマ
レエートを添加することにより著しく改良された(1
2.3kg/cm2;例No.52)。例53〜55に
ついては、酸成分を含み、ポリオールを含まない配合物
(No.54、マレエート、又はNo.55、無水マレ
イン酸)は、夫々43.9kg/cm2及び1.8kg
/cm2の象牙質に対する測定可能な剪断結合強度を持
っていたのに対し、酸成分を含まない例(No.53)
は、測定可能な結合強度を示さなかった。エナメルにつ
いて、マレエート添加剤を含まない配合物(例No.5
3)は、9.3kg/cm2の剪断結合強度値を持って
いたのに対し、マレエートを含む配合物(例No.5
4)は、104.4kg/cm2の測定剪断結合強度を
もち、10倍増大していた。酸成分PDMAを含有する
配合物も、PDMAを含まない例No.56に比較し
て、測定可能な結合強度(1.4kg/cm2、No.
57)を与える結果になった。エナメルについて、ポリ
(アクリル酸)を含有する例No.59は、酸成分を含
まない例No.58に比較して、著しく改良された結合
強度、即ち、8.0kg/cm2に対し42.9kg/
cm2を持っていた。選択された例についての複合体対
複合体結合強度の結果は、実験的エポキシ系複合体との
結合を形成する接着剤の能力を実証している。
【0123】例48、51、53、56、及び58は、
酸成分を含まず、従って本発明の配合物ではないが、比
較のため試験した。例48は、例49〜50に対する比
較のためであり、例51は例52に対する比較のためで
あり、例53は例54〜55に対する比較のためであ
り、例56は例57に対する比較のためであり、例58
は例59に対する比較のためである。例49、52、及
び54のマレエートは、それらの配合物の酸成分であ
る。例50及び55の無水マレイン酸は、それらの配合
物の酸成分である。例57のPDMAはその配合物の酸
成分である。例59のポリ(アクリル酸)はその配合物
の酸成分である。
酸成分を含まず、従って本発明の配合物ではないが、比
較のため試験した。例48は、例49〜50に対する比
較のためであり、例51は例52に対する比較のためで
あり、例53は例54〜55に対する比較のためであ
り、例56は例57に対する比較のためであり、例58
は例59に対する比較のためである。例49、52、及
び54のマレエートは、それらの配合物の酸成分であ
る。例50及び55の無水マレイン酸は、それらの配合
物の酸成分である。例57のPDMAはその配合物の酸
成分である。例59のポリ(アクリル酸)はその配合物
の酸成分である。
【0124】 *全ての歯基質は、37重量%の燐酸でエッチングし、
然る後、試験した;nt=試験せず。MPaへの換算式:
(kg/cm2)/9.7972=MPa。 **例42〜53の接着剤組成物は、指示された場合を
除き、全て3.0%のCD1012、2.0%のCQ、
及び0.05%のEDMABを含んでいた。
然る後、試験した;nt=試験せず。MPaへの換算式:
(kg/cm2)/9.7972=MPa。 **例42〜53の接着剤組成物は、指示された場合を
除き、全て3.0%のCD1012、2.0%のCQ、
及び0.05%のEDMABを含んでいた。
【0125】上で述べたことから、本発明は、上で記載
した最終目的を、本組成物に固有の明白な他の利点と共
に全て達成するのに充分適合するものであることは分か
るであろう。或る特徴及び従属的組合せも利用すること
ができ、他の特徴及び従属的組合せに言及しなくても用
いることができることは分かるであろう。このことは特
許請求の範囲によって考慮されているものであり、その
中に入るものである。本発明の範囲から離れることな
く、多くの本発明の態様を構成することができるので、
ここに記載した全ての事柄は例示として解釈され、限定
的な意味を持つものではないことを理解すべきである。
した最終目的を、本組成物に固有の明白な他の利点と共
に全て達成するのに充分適合するものであることは分か
るであろう。或る特徴及び従属的組合せも利用すること
ができ、他の特徴及び従属的組合せに言及しなくても用
いることができることは分かるであろう。このことは特
許請求の範囲によって考慮されているものであり、その
中に入るものである。本発明の範囲から離れることな
く、多くの本発明の態様を構成することができるので、
ここに記載した全ての事柄は例示として解釈され、限定
的な意味を持つものではないことを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セシル シー、チャッペロウ アメリカ合衆国 カンサス、リーウッド、 チャロキー レーン 12305 (72)発明者 チャールズ エス、ピンジノー アメリカ合衆国 ミズーリ、カンサス シ ティ、 チェストナット サークル 8741、アパートメント ナンバー203 (72)発明者 デビッド ジェイ、エイック アメリカ合衆国 ミズーリ、グラドストー ン、 ザ ウッズランズ 21 (72)発明者 ジェームズ コード アメリカ合衆国 ミズーリ、カンサス シ ティ、 ブルックサイド ブールバード 5836 (72)発明者 ジョエル ディ、オクスマン アメリカ合衆国 ミネソタ、セントルイス パーク、 モンターリイ パークウェイ 2839 (72)発明者 シャロン エム、ロッジ アメリカ合衆国 ミネソタ、スティルウォ ーター、 ノアレル アベニュー ノース 730
Claims (38)
- 【請求項1】 硬組織に結合するための接着剤組成物に
おいて、(a) 陽イオン重合性成分、(b) 酸成
分、及び(c) 陽イオン重合を開始することができる
開始剤、を含み、然も、硬組織に結合することができる
接着剤組成物。 - 【請求項2】 開始剤が光開始剤である、請求項1に記
載の接着剤組成物。 - 【請求項3】 光開始剤が、ヨードニウム塩及び可視光
増感剤からなる光開始剤配合物である、請求項2に記載
の接着剤組成物。 - 【請求項4】 配合物が更に電子供与体を含み、開始剤
配合物が、2−ブタノン中、2.9×10-5モル/gの
ヘキサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム及
び1.5×10-5モル/gのショウノウキノンの標準溶
液中で、N,N−ジメチルアニリンの光誘起電位に等し
いか又はそれより大きな光誘起電位を有する、請求項3
に記載の接着剤組成物。 - 【請求項5】 開始剤が、化学的硬化性開始剤である、
請求項1に記載の接着剤組成物。 - 【請求項6】 化学的硬化性開始剤が、HCl、HB
r、HI、C6H5SO 3H、HSbF6、HAsF6、H
BF4、及びルイス酸からなる群から選択される、請求
項5に記載の接着剤組成物。 - 【請求項7】 酸成分が、 無水マレイン酸;次の構造(2)、(3)、又は(4)
の少なくとも一つの酸、又は酸発性官能基を有する無水
マレイン酸開環誘導体: (式中、各R1、R2、R3、及びR4は、独立に脂肪族又
は芳香族ラジカルから選択される。); 式: (式中、各Rは、独立にH、CH3、又はCH2CO2H
から選択され、nは整数である。)の重合体ポリカルボ
ン酸、及び前記重合体ポリカルボン酸が接着剤組成物の
他の成分に少なくとも部分的に溶解する場合、前記ポリ
カルボン酸を含有する共重合体; 式: (式中、R1、R2、及びR3の少なくとも二つは、独立
に、少なくとも一つの重合可能な基を有する脂肪族又は
芳香族ラジカルから選択される。)を有し、然も、得ら
れた化合物が陽イオン重合を妨害しない化合物; 式: (式中、R4は、少なくとも二つの重合可能な基を有す
る脂肪族又は芳香族ラジカル。)を有し、然も、得られ
た化合物が陽イオン重合を妨害しない化合物; 式: (式中、Rは、2〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、又は5〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基
であり、各Mは、独立に、水素、金属イオン、錯体有機
陽イオン、及びアルキル基から選択され、各nは独立に
1〜4から選択された整数である。)の化合物;及びそ
れらの組合せからなる群から選択されている、請求項1
に記載の接着剤組成物。 - 【請求項8】 酸成分が、約10,000より小さい数
平均分子量を有する重合体ポリカルボン酸からなる、請
求項7に記載の接着剤組成物。 - 【請求項9】 酸成分が、マレイン酸;無水マレイン
酸;マレイン酸2−(メタクリロイルオキシ)エチル;
無水マレイン酸と、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEM
A)、2−及び3−ヒドロキシプロピルアクリレート及
びメタクリレート、1,3−及び2,3−ジヒドロキシ
プロピルアクリレート及びメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル−1,3−ジアクリレート及びジメタクリ
レート、3−ヒドロキシプロピル−1,2ジアクリレー
ト及びジメチルアクリレート、ペンタエリスリトールジ
アクリレート及びジメタクリレート、2−アミノエチル
アクリレート、2−アミノエチルメタクリレート、2−
及び3−アミノプロピルアクリレート及びメタクリレー
ト、1,3−及び2,3−ジアミノプロピルアクリレー
ト及びメタクリレート、2−アミノプロピル−1,3−
ジアクリレート及びジメタクリレート、3−アミノプロ
ピル−1,2ジアクリレート及びジメチルアクリレート
との反応生成物;ポリ(アクリル酸)、ポリメタクリル
酸、及びポリ(イタコン酸)の単独重合体及び共重合
体;2−〔{N−[2−(2−メチルプロペ−2−エノ
イルオキシ)エチル]カルバモイルオキシ}メチル〕−
3−[N−(2−プロペ−2−エノイルオキシエチル)
カルバモイルオキシ]プロパン酸(PDMA);エチレ
ンジアミン四酢酸(EDTA);及びEDTAのモノ
−、ジ−、及びトリ−塩からなる群から選択されてい
る、請求項7に記載の接着剤組成物。 - 【請求項10】 酸成分が、少なくとも一つの反応性オ
レフィン部分を有する、請求項1に記載の接着剤組成
物。 - 【請求項11】 遊離ラジカル重合性成分をさらに含有
する、請求項1に記載の接着剤組成物。 - 【請求項12】 遊離ラジカル重合を開始することがで
きる遊離ラジカル開始剤を更に含有する、請求項11に
記載の接着剤組成物。 - 【請求項13】 ポリオールを更に含有する、請求項1
に記載の接着剤組成物。 - 【請求項14】 ポリオールを更に含有する、請求項1
1に記載の接着剤組成物。 - 【請求項15】 陽イオン重合性成分がエポキシ樹脂、
ビニルエーテル、オキセタン、スピロオルトカルボネー
ト、スピロオルトエステル、及びそれらの組合せからな
る群から選択される、請求項1に記載の接着剤組成物。 - 【請求項16】 硬組織が、エナメル質、セメント質、
象牙質、指の爪、足の爪、及び骨からなる群から選択さ
れる、請求項1に記載の接着剤組成物。 - 【請求項17】 接着剤組成物が、更に、歯科用金属、
セラミクス、及び複合回復剤からなる群から選択された
材料に結合することができる、請求項1に記載の接着剤
組成物。 - 【請求項18】 少なくとも約10kg/cm2の硬組
織への結合強度を有する、請求項1に記載の接着剤組成
物。 - 【請求項19】 約10〜99重量%の陽イオン重合性
成分、約0.1〜30重量%の酸成分、及び約0.1〜
10重量%の開始剤の混合物からなる、請求項1に記載
の接着剤組成物。 - 【請求項20】 硬質組織へ結合するための接着剤組成
物において、 (a) エポキシド、 (b) 反応性オレフィン部分を有する酸成分、及び (c) 陽イオン重合を開始することができる光開始
剤、からなり、然も、硬組織へ結合することができる接
着剤組成物。 - 【請求項21】 ビスフェノールAのジグリシジルエー
テル、カルボン酸3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−3,4−エポキシシクロヘキセン、ポリ(テトラヒ
ドロフラン)、及びマレイン酸(メタクリロイルオキ
シ)エチルからなる、請求項20に記載の接着剤組成
物。 - 【請求項22】 カルボン酸3,4−エポキシシクロヘ
キシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキセン、ビス
フェノールFのジグリシジルエーテル、トリメチロール
プロパントリグリシジルエーテル、及びマレイン酸(メ
タクリロイルオキシ)エチルからなる、請求項20に記
載の接着剤組成物。 - 【請求項23】 (a) 陽イオン重合性成分、 (b) 酸成分、 (c) 陽イオン重合を開始することができる開始剤、
及び (d) 陽イオン重合を実質的に妨害しない歯科用充填
剤、の混合物を含む、歯科用回復材料。 - 【請求項24】 硬組織へ結合する方法において、 (a) 陽イオン重合性成分、酸成分、及び陽イオン重
合を開始することができる開始剤の混合物を含む接着剤
組成物を前記硬組織へ適用し、そして (b) 前記接着剤組成物を重合条件に露出して、前記
硬組織に接着した硬化組成物を形成する、ことを含む結
合方法。 - 【請求項25】 露出工程が光硬化又は化学的硬化を含
む、請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 露出工程が、接着剤組成物を可視光で
照射することからなる、請求項25に記載の方法。 - 【請求項27】 更に、組成物を適用する前に、エッチ
ング剤、下塗り剤、接着促進剤、及びそれらの組合せか
らなる群から選択された薬剤で硬組織を処理することを
含む、請求項24に記載の方法。 - 【請求項28】 更に、接着剤組成物を硬組織に適用す
る前に、前記硬組織へ酸成分を適用することを含む、請
求項24に記載の方法。 - 【請求項29】 更に、 陽イオン活性官能基及び陽イオン重合を開始することが
できる重合開始剤を有する第二重合性組成物を適用し、
そして前記第二組成物を重合条件に露出し、前記硬組織
に接着した硬化組成物を形成する、ことを含む、請求項
24に記載の方法。 - 【請求項30】 更に、接着剤組成物を硬組織へ適用す
る前に、前記硬組織へ酸成分を適用することを含む、請
求項29に記載の方法。 - 【請求項31】 硬組織へ結合する方法において、 (a) 前記硬組織へ酸成分を適用して第一層を形成
し、 (b) 次に陽イオン重合性成分及び陽イオン開始剤混
合物を前記硬組織へ適用して第二層を形成し、そして (c) 前記第一及び第二層を重合条件に露出して、前
記硬組織に接着した硬化組成物を形成する、ことを含む
結合方法。 - 【請求項32】 陽イオン重合性成分、酸成分、及び陽
イオン重合を開始することができる開始剤の混合物を含
む接着剤組成物で、然も、重合条件への露出で硬組織に
結合することができる接着剤を形成する接着剤組成物、
及び前記接着剤組成物の硬組織への適用についての説明
書、を含むキット。 - 【請求項33】 接着剤に結合することができる歯科用
材料を更に有する、請求項32に記載のキット。 - 【請求項34】 歯科用材料が、歯科用金属、セラミク
ス、複合体、及び歯科用回復材料で、陽イオン重合性成
分、酸成分、重合を開始することができる開始剤、及び
前記歯科用回復材料の全重合に基づき約10〜90重量
%の量の、陽イオン重合を実質的に妨害しない歯科用充
填剤の混合物からなる歯科用回復材料からなる群から選
択される、請求項33に記載のキット。 - 【請求項35】 更に、エッチング剤、下塗り剤、接着
促進剤、及びそれらの組合せからなる群から選択された
前処理材料を有する、請求項34に記載のキット。 - 【請求項36】 更に、陽イオン活性官能基、及び陽イ
オン重合を開始することができる重合開始剤を有する第
二重合性組成物を有し、然も、前記第二組成物が、重合
条件への露出で硬組織へ接着した硬化組成物を形成す
る、請求項32に記載のキット。 - 【請求項37】 硬組織、及び前記硬組織に接着した接
着剤組成物からなり、然も、前記組成物が、陽イオン重
合性成分、酸成分、及び陽イオン重合を開始することが
できる開始剤の混合物を含む、材料。 - 【請求項38】 硬組織が、エナメル質、セメント質、
象牙質、指の爪、足の爪、及び骨からなる群から選択さ
れる、請求項37に記載の構成体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/519,532 US6610759B1 (en) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | Cationically polymerizable adhesive composition containing an acidic component and methods and materials employing same |
| US519532 | 2000-03-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001288024A true JP2001288024A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=24068709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001061539A Pending JP2001288024A (ja) | 2000-03-06 | 2001-03-06 | 酸成分を含有する陽イオン重合性接着剤組成物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6610759B1 (ja) |
| EP (1) | EP1133971B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001288024A (ja) |
| CA (1) | CA2339403A1 (ja) |
| DE (1) | DE60115307D1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100540069C (zh) * | 2006-12-22 | 2009-09-16 | 暨南大学 | 生物可降解活性医用组织粘合剂及其制备方法 |
| JP2012530152A (ja) * | 2009-06-11 | 2012-11-29 | ペントロン クリニカル テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 多重重合機構を利用した硬化性エポキシ含有組成物 |
Families Citing this family (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10017188B4 (de) * | 2000-04-07 | 2008-02-14 | 3M Espe Ag | Zweikomponentige Dentalmassen mit niedriger Abbindetemperatur und deren Verwendung |
| DE10018918C2 (de) * | 2000-04-17 | 2002-07-18 | 3M Espe Ag | Katalysatorkomponente |
| WO2002020677A1 (en) * | 2000-09-05 | 2002-03-14 | John Lyndon Garnett | Radiation polymerisable compositions having accelerated cure |
| JP4030422B2 (ja) * | 2002-12-18 | 2008-01-09 | 株式会社トクヤマ | 光重合開始剤組成物および光重合組成物 |
| US20060194920A1 (en) * | 2003-04-01 | 2006-08-31 | Capote Miguel A | Thermally conductive adhesive composition and process for device attachment |
| US7888411B2 (en) * | 2003-04-01 | 2011-02-15 | Creative Electron, Inc. | Thermally conductive adhesive composition and process for device attachment |
| US7262228B2 (en) * | 2003-11-21 | 2007-08-28 | Curators Of The University Of Missouri | Photoinitiator systems with anthracene-based electron donors for curing cationically polymerizable resins |
| US20050159521A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-21 | Brown Donald A. | Reversible adhesive |
| WO2005074862A1 (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Sun Medical Co., Ltd. | エナメル質接着性組成物 |
| US7365106B2 (en) * | 2004-04-27 | 2008-04-29 | Tokuyama Corporation | Cationically curable composition for dental use |
| US20060172230A1 (en) * | 2005-02-02 | 2006-08-03 | Dsm Ip Assets B.V. | Method and composition for reducing waste in photo-imaging applications |
| JP4693434B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2011-06-01 | 株式会社トクヤマ | 歯科用粘膜調整材 |
| DE602006010127D1 (de) * | 2005-03-18 | 2009-12-17 | Tokuyama Corp | Härtbare Zusammensetzung |
| US7365104B2 (en) * | 2005-03-31 | 2008-04-29 | Eastman Kodak Company | Light curable articles containing azinium salts |
| DE602008002613D1 (de) * | 2007-03-08 | 2010-11-04 | Tokuyama Dental Corp | Behälter |
| EP2428199A1 (en) | 2010-09-09 | 2012-03-14 | 3M Innovative Properties Company | Curable composition, process of production and use thereof |
| US8816211B2 (en) * | 2011-02-14 | 2014-08-26 | Eastman Kodak Company | Articles with photocurable and photocured compositions |
| CN103087640A (zh) * | 2011-11-08 | 2013-05-08 | 汉高股份有限公司 | 双固化粘合剂组合物及其用途以及粘合基底的方法 |
| FR3000069B1 (fr) | 2012-12-21 | 2015-02-06 | Bluestar Silicones France | Procede d'hydrosilylation d'un siloxane photocatalyse par un compose polyoxometallate |
| FR3000068B1 (fr) | 2012-12-21 | 2015-02-06 | Bluestar Silicones France | Procede d'hydrosilylation photocatalyse par un compose polyoxometallate |
| US10604659B2 (en) | 2015-06-08 | 2020-03-31 | Dsm Ip Assets B.V. | Liquid, hybrid UV/VIS radiation curable resin compositions for additive fabrication |
| KR102698770B1 (ko) * | 2015-06-08 | 2024-08-23 | 스트래터시스,인코포레이티드 | 부가적 제조용 액체 하이브리드 자외선/가시광선 복사선-경화성 수지 조성물 |
| KR102663364B1 (ko) | 2015-10-01 | 2024-05-08 | 스트래터시스,인코포레이티드 | 적층식 제조용 액체 하이브리드 uv/가시광 복사선-경화성 수지 조성물 |
| CA3022348C (en) * | 2016-05-19 | 2024-02-20 | Sicpa Holding Sa | Adhesives for assembling components of inert material |
| US10004673B1 (en) | 2017-02-08 | 2018-06-26 | L'oreal | Hair treatment composition comprising Michael addition product and methods for treating hair |
| TWI672351B (zh) | 2018-08-21 | 2019-09-21 | 財團法人工業技術研究院 | 感光膠組合物、感光導電膠組合物及包含感光導電膠組合物之電子裝置 |
Family Cites Families (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4387215A (en) | 1973-03-30 | 1983-06-07 | Bailey William J | Polycyclic ring-opened polymers |
| US4308118A (en) | 1979-06-29 | 1981-12-29 | General Electric Company | Deep section curable epoxy resin putty |
| US4528386A (en) | 1979-07-03 | 1985-07-09 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Synthesis of 2,4,8,10-tetroxaspiro[5.5]undecane |
| US4368314A (en) | 1980-08-29 | 1983-01-11 | Toagoesi Chemical Industry Co., Ltd. | Curable composition comprising spiro-orthoester compound |
| US4656294A (en) | 1983-07-15 | 1987-04-07 | Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. | Polyglycidyl ethers and a process for producing the same |
| US4876323A (en) | 1984-02-27 | 1989-10-24 | Midwest Research Institute | α-substituted acrylic acid esters, their polymers and method of synthesizing same |
| JPS6160689A (ja) | 1984-09-03 | 1986-03-28 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | スピロオルソカ−ボネ−トの製造法 |
| JPS6164726A (ja) | 1984-09-07 | 1986-04-03 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 電子または電気部品製造用硬化性樹脂組成物 |
| DE3502106A1 (de) | 1985-01-23 | 1986-07-24 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von cyclischen, aliphatischen orthokohlensaeureestern sowie neue cyclische orthokohlensaeureester |
| US5276068A (en) | 1985-03-29 | 1994-01-04 | Jeneric/Pentron, Inc. | Dental resin materials |
| US5194365A (en) | 1985-06-19 | 1993-03-16 | Ciba-Geigy Corporation | Method for forming images |
| US4719149A (en) | 1986-02-28 | 1988-01-12 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method for priming hard tissue |
| US4738899A (en) | 1986-07-08 | 1988-04-19 | Claire Bluestein | Transparent abrasion-resistant flexible polymeric coating |
| EP0295209A3 (de) | 1987-06-10 | 1990-01-24 | Ciba-Geigy Ag | Orthokohlensäureester |
| US4988607A (en) | 1989-05-30 | 1991-01-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | High speed photopolymerizable element with initiator in a topcoat |
| US5236812A (en) | 1989-12-29 | 1993-08-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Solid imaging method and apparatus |
| EP0503896B1 (en) | 1991-03-12 | 1999-01-07 | Kuraray Co., Ltd. | Spiroorthocarbonate compound and polymers obtained therefrom |
| DE4133494C2 (de) | 1991-10-09 | 1996-03-28 | Fraunhofer Ges Forschung | Dentalharzmasse, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
| US5362889A (en) | 1992-03-06 | 1994-11-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Monomers for double ring-opening polymerization with expansion |
| JP3085497B2 (ja) | 1993-05-25 | 2000-09-11 | キヤノン株式会社 | ピラン誘導体、光増感剤、感光性樹脂組成物及びこの組成物を用いたホログラム記録媒体 |
| US5556896A (en) | 1993-07-01 | 1996-09-17 | The Curators Of The University Of Missouri | Polymeric compositions and composites prepared from spiroortho-carbonates and epoxy monomers |
| EP0751124B1 (en) | 1994-03-09 | 2000-12-13 | Nippon Soda Co., Ltd. | Sulfonium salt compound and polymerization initiator |
| US5631307A (en) | 1994-06-28 | 1997-05-20 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Photopolymerization initiator composition and photopolymerizable composition |
| WO1996013538A2 (en) | 1994-10-31 | 1996-05-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Visible-light curable epoxy system with enhanced depth of cure |
| US6126922A (en) * | 1995-11-17 | 2000-10-03 | 3M Innovative Properties Company | Fluorid-releasing compositions and compositions with improved rheology |
| DE69628455T2 (de) | 1995-11-17 | 2004-05-06 | Minnesota Mining And Mfg. Co., Saint Paul | Fluorid freisetzende zusammensetzungen |
| US5808108A (en) | 1997-01-15 | 1998-09-15 | Chappelow; Cecil C. | Polymeric compositions and composites prepared from spiroorthocarbonates and epoxy monomers |
| US6025406A (en) | 1997-04-11 | 2000-02-15 | 3M Innovative Properties Company | Ternary photoinitiator system for curing of epoxy resins |
| US5998495A (en) | 1997-04-11 | 1999-12-07 | 3M Innovative Properties Company | Ternary photoinitiator system for curing of epoxy/polyol resin compositions |
| US5980253A (en) | 1998-01-12 | 1999-11-09 | 3M Innovative Properties Company | Process for treating hard tissues |
-
2000
- 2000-03-06 US US09/519,532 patent/US6610759B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-03-02 DE DE60115307T patent/DE60115307D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-02 EP EP01301922A patent/EP1133971B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-05 CA CA002339403A patent/CA2339403A1/en not_active Abandoned
- 2001-03-06 JP JP2001061539A patent/JP2001288024A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100540069C (zh) * | 2006-12-22 | 2009-09-16 | 暨南大学 | 生物可降解活性医用组织粘合剂及其制备方法 |
| JP2012530152A (ja) * | 2009-06-11 | 2012-11-29 | ペントロン クリニカル テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 多重重合機構を利用した硬化性エポキシ含有組成物 |
| JP2015057493A (ja) * | 2009-06-11 | 2015-03-26 | ペントロン クリニカル テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 多重重合機構を利用した硬化性エポキシ含有組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6610759B1 (en) | 2003-08-26 |
| DE60115307D1 (de) | 2006-01-05 |
| EP1133971B1 (en) | 2005-11-30 |
| EP1133971A1 (en) | 2001-09-19 |
| CA2339403A1 (en) | 2001-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1133971B1 (en) | Cationically polymerizable adhesive composition | |
| CN1102846C (zh) | 可光聚合的牙用组合物 | |
| US6025406A (en) | Ternary photoinitiator system for curing of epoxy resins | |
| CN100491409C (zh) | 用于可阳离子聚合树脂的三元光敏引发剂体系 | |
| JP4979387B2 (ja) | カチオン重合可能な樹脂を硬化させるための、アントラセンベースの電子供与体を含む光開始剤系 | |
| EP2285339B1 (en) | Initiator system containing a diarylakylamine derivative, hardenable composition and use thereof | |
| EP0974078B1 (en) | Ternary photoinitiator system for curing of epoxy/polyol resin compositions | |
| JP2002500172A (ja) | 硬質組織の処理方法 | |
| CN102112095A (zh) | 具有连邻亚苯衍生物的引发剂体系、其制备方法和用途 |