JP2001338480A - ディスクカートリッジ及び記録再生装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及び記録再生装置

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JP2001338480A
JP2001338480A JP2000152612A JP2000152612A JP2001338480A JP 2001338480 A JP2001338480 A JP 2001338480A JP 2000152612 A JP2000152612 A JP 2000152612A JP 2000152612 A JP2000152612 A JP 2000152612A JP 2001338480 A JP2001338480 A JP 2001338480A
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disk
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recording medium
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JP2000152612A
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English (en)
Inventor
Masaki Mochizuki
聖樹 望月
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生装置での煩雑な操作を必要とせ
ず、使用中または使用済みのディスクを簡単に新規なデ
ィスクとして扱うことができる。 【解決手段】 データと、前記データの記録再生動作の
管理を行うための管理情報とが記録されたディスク状記
録媒体12を収納するディスクカートリッジ10であっ
て、前記ディスク状記録媒体12への情報信号の書き込
みを禁止することのできる誤記録防止用可動識別子1
と、前記誤記録防止用可動識別子1とは別に設けられ、
前記ディスク状記録媒体12を自動的に初期化すること
のできる全消去識別子2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内に書き換え
可能なディスク媒体が回転可能に収納されるディスクカ
ートリッジ及びこのディスクカートリッジ内のディスク
を記録再生するための記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクなど
の円盤状に形成されたディスクは、その保管時におい
て、記録及び/又は再生面の記録領域に対して塵や埃な
どが付着したり、傷などが生じたりすることを防止する
ために、ディスクカートリッジに回転自在に収納してい
る。このようにディスクカートリッジはディスクを保護
するために用いられているが、その一方で記録再生装置
へのディスクの装着を容易にしている。
【0003】このようなディスクカートリッジの本体に
は、ディスクに記録された情報信号を誤って消去しない
ように誤記録防止部材が設けられている。この誤記録防
止部材は、カートリッジ本体の後方コーナー近傍に設け
られている。そして、この誤記録防止部材は、誤記録検
出孔を閉塞する第1の位置にある場合には、記録再生装
置側の誤記録検出機構の進入を阻止し、ディスクに対す
る情報信号の書き込みを可能な状態とする。また、誤記
録防止部材は、誤記録検出孔を開蓋する第2の位置にあ
る場合には、記録再生装置の誤記録検出機構の進入を許
可し、情報信号の新たな書き込みを不能とする。
【0004】ところで、上述したディスクの中でも書き
換え可能なディスクでは、記録済みの領域や未記録領域
を管理する領域(ユーザーTOC領域)が設けられてい
る。このユーザーTOC領域は、記録、編集、消去など
の動作の終了毎又はディスクを記録再生装置から取り出
す時に、データ領域の内容に対応して書き換えられるよ
うになっている。
【0005】例えば、音楽を記録再生することが可能な
ディスクにおいて、ある楽曲の録音を行おうとする場合
には、記録再生装置がディスク上のユーザーTOC領域
からディスク上の未記録領域を探し出し、その未記録領
域に上述した楽曲のデータを記録している。また、この
ように記録された楽曲を再生する場合には、その楽曲が
記録されている領域をユーザーTOCから判別し、その
エリアにアクセスして再生を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、既に
データが記録されているディスクに対してデータを追加
記録する場合、記録再生装置はディスク上のユーザーT
OC領域からディスク上の未記録領域を探して記録を行
っているが、ユーザーがディスク上に記録されたデータ
を全て消去して新たにディスクのはじめからデータを記
録する場合、ユーザーTOCに対して編集作業を行いデ
ィスク上に記録済みの領域が存在しないように扱うこと
で実現可能であり、記録済みのデータを全て消去する必
要はない。
【0007】例えば、特開平7−65546号にはデー
タと、データの記録再生動作の管理を行う管理情報が記
録されたディスクに対して、管理情報すなわちユーザー
TOCを初期化する方法について記載されている。
【0008】しかしながら、このようなユーザーTOC
を用いた全消去作業は記録再生装置を操作することによ
って行っていた。つまり、ディスクそのものでは、その
ディスクの全領域を記録可能領域として使用するか(記
録済みの領域も含む)、そのディスクの未記録領域のみ
を記録可能領域として使用するのかを設定することが出
来なかった。また、ユーザーTOCを用いた全消去動作
はディスク全体を消去する場合に比べて簡略化が可能で
あるが、その設定はユーザーによって操作しなければな
らないという煩わしさがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、データと、前記データの記録再生動作の管理を
行うための管理情報とが記録されたディスク状記録媒体
を収納するディスクカートリッジであって、前記ディス
ク状記録媒体への情報信号の書き込みを禁止する誤記録
防止用可動識別子と、前記誤記録防止用可動識別子とは
別に設けられ、前記ディスク状記録媒体の自動初期化を
許可する全消去識別子とを有するディスクカートリッジ
を提供する。
【0010】また、データと、前記データの記録再生動
作の管理を行うための管理情報とが記録されたディスク
状記録媒体を収納するディスクカートリッジであって、
前記ディスク状記録媒体への情報信号の書き込みを禁止
する第一の位置と、前記ディスク状記録媒体への情報信
号の書き込みを許可する第二の位置と、前記ディスク状
記録媒体の自動初期化を許可する第三の位置との三つの
位置を移動可能に設けられた可動識別子を有することを
特徴とするディスクカートリッジを提供する。
【0011】更に、ディスクカートリッジに収納された
ディスク状記録媒体を記録再生する記録再生装置であっ
て、挿入された前記ディスクカートリッジに設けられた
識別子を検出する識別子判別手段と、前記識別子判別手
段によって前記ディスク状記録媒体が初期化可能である
と判別されたとき、前記ディスク状記録媒体の初期化を
指示するシステムコントローラと、前記システムコント
ローラーの指示によって前記ディスク状記録媒体を初期
化する初期化手段とを有する記録再生装置を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスクカー
トリッジ及び記録再生装置について図面を参照して説明
する。図1は本発明に係るディスクカートリッジに収納
されるディスク状記録媒体12のエリア構造を示す図で
ある。このディスク状記録媒体12の最内周にはリード
イン領域があり、続いてデータ領域、そして、最外周に
はリードアウト領域がある。リードイン領域はディスク
状記録媒体12が記録再生装置にセットされ、記録再生
動作が開始されるときに最初に読み出される領域で、デ
ィスク情報領域、ユーザーTOC領域、バッファゾーン
を含んでいる。また、データ領域はユーザーが所望のデ
ータを記録する領域であり、リードアウト領域はデータ
の最後に到達したことを示す領域で、シーク時や最終デ
ータの読み書き時にサーボはずれを起こさないように設
けられている。
【0013】次にリードイン領域について詳述する。上
述したリードイン領域のディスク情報領域には、ディス
ク状記録媒体12の記録再生に必要な記録パワーや記録
パルスに関する情報などディスク状記録媒体12に固有
の情報が工場出荷時に予め記録されている。ユーザーT
OC領域のユーザーTOCはユーザーが記録再生装置に
てデータを記録するときに、所定のタイミングで更新さ
れ、ディスク状記録媒体12に記録されたユーザーデー
タの概要を示すファイル名などの情報やユーザーデータ
の開始アドレス、ユーザーデータのファイルサイズ、デ
ィスク状記録媒体12の記録済み領域の容量などの情報
が書き込まれ、データの記録時には常にユーザーTOC
とデータ領域のデータとの整合性がとられる。
【0014】ところで、ユーザーTOCは、データ領域
のデータの存在を示す情報なので、あるデータを消去し
たい場合、データ領域のデータそのものを消去せずにユ
ーザーTOC領域の消去したいデータに関連する情報を
消去すれば、そのデータの存在を示す情報がユーザーT
OC領域から無くなり、記録再生装置から見ると、その
データが無くなったように見える。これを利用して、ユ
ーザーTOC領域だけを操作することによってディスク
状記録媒体12上のデータの高速消去動作が可能とな
る。この場合、実際にはディスク状記録媒体12のデー
タ領域にはデータが残っているが、記録再生装置はディ
スク状記録媒体12上のデータ領域にユーザーTOCに
て消去された情報に関連するデータが存在しないものと
判断する。そして、このディスク状記録媒体12に新し
いデータを記録するときにはそのデータを前述したよう
な見かけ上存在しないデータに上書きしていくので、実
質的にはディスク状記録媒体12上のデータ領域のデー
タが消去され、その空き領域が増加したといえる。
【0015】図2は、本発明に係るディスクカートリッ
ジの第一実施例を示す図である。ディスクカートリッジ
10には前述したディスク状記録媒体12が回転自在に
収納されており、ディスクカートリッジ10が記録再生
装置に挿入されていないときにディスク状記媒体12を
保護するシャッター11が設けられている。そして、デ
ィスクカートリッジ10の図中下方左側には第一の可動
識別子1が、ディスクカートリッジ10の図中下方右側
には第二の可動識別子2が設けられている。
【0016】第一の可動識別子1は従来のフロッピー
(登録商標)ディスクやミニディスクなどにも使用され
ているもので、第一の可動識別子1が図中上側にある場
合にはディスクカートリッジ10に収納されたディスク
状記録媒体12への記録を可能とし、第一の可動識別子
1が図中下側にある場合にはディスクカートリッジ10
に収納されたディスク状記録媒体12への記録を不可と
する。このとき、記録再生装置では第一の可動識別子の
位置を検出して記録動作を行うべきかどうかを判別す
る。
【0017】第二の可動識別子2はディスクカートリッ
ジ10に収納されたディスク状記録媒体12のデータを
全消去状態にするか否かを示すものであり、第二の可動
識別子2が図中上側にある場合は作用せず、図中下側に
ある場合は、このディスクカートリッジ10を記録再生
装置に挿入した後、あるいはディスクカートリッジ10
を記録再生装置に挿入して最初に記録動作を行うときに
先立って、ディスクカートリッジ10に収納されたディ
スク状記録媒体12に記録されている全データを消去す
る。
【0018】このとき、実際にディスク状記録媒体12
上のデータ領域にあるデータを消去しても良いが、ユー
ザーTOC領域を初期化することで全データの存在を消
去すると動作が高速となり望ましい。以後、本発明の実
施例中では、全消去動作とはユーザーTOC領域を初期
化することを指す。
【0019】図3は本発明に係るディスクカートリッジ
10の第二実施例を示す図である。本実施例では、第一
実施例と異なり、第一の可動識別子1と第二の可動識別
子2とを一つの可動識別子100で兼用することであ
る。具体的には、可動識別子100が図中下側の第一の
位置にあるときにはディスク状記録媒体12への記録を
不可とし、可動識別子100が図中真ん中の第二の位置
にあるときにはディスク状記録媒体12への記録を可能
とする。また、可動識別子100が図中上側の第三の位
置にあるときにはディスク状記録媒体12のデータを全
消去する。なお、それぞれの位置で可動識別子100が
容易に動かないようにするために突起状のストッパが設
けてある。
【0020】図4は本発明の第二実施例のディスクカー
トリッジ10とディスクカートリッジ10に収納された
ディスク状記録媒体12を記録再生する記録再生装置の
要部を示す図である。ディスクカートリッジ10を記録
再生装置に挿入すると識別子判別手段5はディスクカー
トリッジ10に設けられた可動識別子100の状態を検
出し、図示しないシャッター開閉機構がディスクカート
リッジに設けられたシャッター11をスライドさせて、
記録再生装置の光学ヘッド7からの光スポットがディス
ク状記録媒体12上に到達するように、ディスク状記録
媒体12の表面を露出させる。また、スピンドルモータ
6がディスク状記録媒体12を回転させるために、ディ
スク状記録媒体12の中心孔がスピンドルモータ6に直
結した支持部にセットされる。なお、ここではディスク
カートリッジ10を第二実施例に記載のものとしたが、
第一実施例に記載のディスクカートリッジでも良いこと
はもちろんである。
【0021】次に、図5は、本発明に係る記録再生装置
の一実施例を示すブロック図である。ディスクカートリ
ッジ10に収納されたディスク状記録媒体12を回転さ
せるためのスピンドルモータ6と、ディスク状記録媒体
12上に光ビームスポットを照射するために半導体レー
ザーや対物レンズ、或いは光ビームスポットからの反射
光を検出するための光検出器などを含む光学ヘッド7
と、この光学ヘッド7からの検出信号を演算、増幅する
RFアンプ9と、RFアンプからの電気信号を再生信
号、サーボ信号、アドレス信号など用途に応じて処理す
る信号処理部13と、信号処理部13と外部との信号の
入出力を行うインターフェース部14と、光学ヘッド7
の半導体レーザーの駆動を行うLDドライバ15と、光
学ヘッド7をディスク状記録媒体12の半径方向に移動
させるスレッド16と、スピンドルモータ6、スレッド
16、及び光学ヘッド7の対物レンズ駆動部の動作を制
御するサーボ回路8と、記録再生装置の全体の動作を制
御するシステムコントローラ17と、この記録再生装置
に挿入されたディスクカートリッジの可動識別子の状態
を判別する識別子判別手段5とを備えている。
【0022】そして、図6は本発明に係る記録再生装置
の動作を示すフローチャートである。第一実施例におけ
る第2の可動識別子2又は第二実施例における可動識別
子100(以下全消去識別子という)が全消去(初期
化)の位置にあるディスクカートリッジ10が記録再生
装置に挿入されると、識別子判別手段5が全消去識別子
の状態を検出する(ステップS1)。次に全消去識別子
の状態が全消去状態であるか否かを調べる(ステップS
2)。
【0023】このとき全消去状態ではない(ステップS
2でN方向)ときには通常の記録再生処理が可能とな
る。一方、全消去状態であるとき(ステップS2でY方
向)ときには全データを消去するか否かを問う「全デー
タを消去しますか」といったメッセージが表示される
(ステップS3)。
【0024】これに対して、リモートコントロール装置
や音声などの入力によって全データを消去する操作が行
われるか否かを調べる(ステップS4)。
【0025】全データを消去しても良いという操作が行
われると(ステップS4でY方向)、ディスク状記録媒
体12のユーザーTOCが初期化されて全消去が行われ
る。一方、全データを消去してはいけないという操作が
行われると(ステップS4でN方向)、全消去を中止す
る旨を示す「全消去を中止してよろしいですか」といっ
たメッセージが表示され(ステップS5)、全消去を中
止するか否かを調べる(ステップS6)。
【0026】このとき、全消去を中止するという操作が
行われた場合(ステップS6のY方向)、通常の記録再
生処理が可能となる。一方、全消去を中止するという操
作が拒否された場合(ステップS6のN方向)、ステッ
プS3へ戻り再度処理が繰り返される。
【0027】このように、ディスクカートリッジ10の
全消去識別子を所定の位置にセットするだけで、ディス
ク状記録媒体12を記録再生装置にセットしたとき自動
的にディスク状記録媒体12の初期化が行われる。
【0028】なお、上述した記録再生装置では全消去を
行う際にユーザーに対して確認のためのメッセージを表
示するため誤って全消去識別子を全消去の状態にセット
したディスクカートリッジを記録再生装置に挿入してし
まっても誤消去を防止することができる。また、上述し
た確認のメッセージの代わりに音声やLEDの点灯など
で代用しても良いことはもちろんである。
【0029】図7は本発明に係る記録再生装置の別の動
作例を示すフローチャートである。第一実施例における
第2の可動識別子2又は第二実施例における可動識別子
100(以下全消去識別子という)が全消去(初期化)
の位置にあるディスクカートリッジ10が記録再生装置
に挿入されると、識別子判別手段5が全消去識別子の状
態を検出する(ステップS11)。次に全消去識別子の
状態が全消去状態であるか否かを調べる(ステップS1
2)。
【0030】このとき全消去状態ではない(ステップS
12でN方向)ときには通常の記録再生が可能となる。
なお、第一実施例の場合は記録可能/記録不可能を示す
第一の可動識別子1の状態に応じて通常の記録再生処理
が可能となる。
【0031】一方、全消去識別子が全消去状態であると
き(ステップS12でY方向)には新しい記録動作に先
立って全消去動作を行うための全消去待機状態となる
(ステップS13)。このとき、システムコントローラ
17はディスクカートリッジ10を記録再生装置に挿入
してから一度も記録動作を行っていないか、或いは記録
動作を実行済みかを記憶しておく。
【0032】次に記録再生装置が記録モードであるか否
かを調べる(ステップS14)。記録モードでないとき
には、定期的にステップS14を繰り返し、記録モード
であると判断されたときには、次にディスクカートリッ
ジ10が記録再生装置に挿入された後、一度も記録動作
が行われていないかを調べ(ステップS15)、記録動
作が行われた場合は(ステップS15のN方向)、通常
の記録動作と同様にディスク状記録媒体12上のデータ
領域の空き領域に記録を開始する。
【0033】一方、ディスクカートリッジ10を挿入し
てから一度も記録動作が行われていない場合には、次の
動作を経て記録動作を開始する前にディスク状記録媒体
12上のユーザーTOC領域を初期化する。
【0034】まず、全データを消去するか否かを問う
「全データを消去しますか」といったメッセージが表示
される(ステップSS16)。
【0035】これに対して、リモートコントロール装置
や音声などの入力によって全データを消去する操作が行
われるか否かを調べる(ステップS17)。
【0036】全データを消去しても良いという操作が行
われると(ステップS17でY方向)、ディスク状記録
媒体12のユーザーTOCが初期化されて全消去が行わ
れ(ステップS18)、ディスク状記録媒体12上のデ
ータ領域の先頭から記録開始される。一方、全データを
消去してはいけないという操作が行われると(ステップ
S17でN方向)、ディスク状記録媒体12上のデータ
領域の空き領域に記録を行う旨を示す「空き領域に記録
します。続行しますか」といったメッセージが表示され
(ステップS19)、空き領域への記録を行うか否かを
調べる(ステップS20)。
【0037】このとき、空き領域への記録を中止すると
いう操作が行われた場合(ステップS20のN方向)、
記録動作は中止される。一方、空き領域への記録を行う
という操作が行われた場合(ステップS20のY方
向)、データ領域の空き領域に記録が開始される。
【0038】このようにディスクカートリッジ10に設
けられた全消去識別子を全消去の位置にセットした場合
でも、ディスクカートリッジ10内に収納されたディス
ク状記録媒体12のデータ領域に記録済みのデータを再
生する場合には問題なく動作し、ディスクカートリッジ
10を記録再生装置に挿入した後、最初の記録動作を行
うときに限ってディスク状記録媒体の初期化が行われる
ようにすることができる。
【0039】図8は本発明に係る記録再生装置の更に別
の動作例を示すフローチャートである。第一実施例にお
ける第2の可動識別子2又は第二実施例における可動識
別子100(以下全消去識別子という)が全消去(初期
化)の位置にあるディスクカートリッジ10が記録再生
装置に挿入されると、識別子判別手段5が全消去識別子
の状態を検出する(ステップS21)。次に全消去識別
子の状態が全消去状態であるか否かを調べる(ステップ
S22)。
【0040】このとき全消去状態ではない(ステップS
22でN方向)ときには通常の記録再生が可能となる。
なお、第一実施例の場合は記録可能/記録不可能を示す
第一の可動識別子1の状態に応じて通常の記録再生処理
が可能となる。
【0041】一方、全消去識別子が全消去状態であると
き(ステップS22でY方向)には、ディスクカートリ
ッジ10が記録再生装置に挿入された後、一度も記録動
作が行われていないかを調べ(ステップS23)、記録
動作が行われていない場合は(ステップS23のN方
向)通常の記録再生処理を行う。
【0042】一方、記録動作が行われた場合は(ステッ
プS23のY方向)、新しい記録動作に先立って全消去
動作を行うための全消去待機状態となる(ステップS2
4)。このとき、システムコントローラ17はディスク
カートリッジ10を記録再生装置に挿入してから一度も
記録動作を行っていないか、或いは記録動作を実行済み
かを記憶しておく。
【0043】次に記録再生装置が記録モードであるか否
かを調べる(ステップS25)。記録モードでないとき
には、定期的にステップS25を繰り返し、記録モード
であると判断されたときには、全データを消去するか否
かを問う「全データを消去します。続行しますか」とい
ったメッセージが表示される(ステップS26)。
【0044】これに対して、リモートコントロール装置
や音声などの入力によって全データを消去する操作が行
われるか否かを調べる(ステップS27)。
【0045】全データを消去しても良いという操作が行
われると(ステップS12でY方向)、ディスク状記録
媒体12のユーザーTOCが初期化されて全消去が行わ
れ(ステップS28)、ディスク状記録媒体12上のデ
ータ領域の先頭から記録開始される。一方、全データを
消去してはいけないという操作が行われると(ステップ
S27でN方向)、ディスク状記録媒体12上のデータ
領域の空き領域に記録を行う旨を示す「空き領域に記録
します。続行しますか」といったメッセージが表示され
(ステップS29)、空き領域への記録を行うか否かを
調べる(ステップS30)。
【0046】このとき、空き領域への記録を中止すると
いう操作が行われた場合(ステップS30のN方向)、
記録動作は中止される。一方、空き領域への記録を行う
という操作が行われた場合(ステップS30のY方
向)、データ領域の空き領域に記録が開始される。
【0047】図8に示した実施例と図7に示した実施例
との違いは、図8の実施例では、ディスクカートリッジ
10を記録再生装置に挿入した後、一度も記録動作をお
こなっていないか、或いは記録動作実行済みかの判断を
記録モードが指示される前に行っていることである。こ
の場合は一度記録動作が行われた後は全消去待機状態に
なることはなく、システムコントローラ17にとって動
作の切り分けが容易となる。
【0048】また、図7の実施例と図8の実施例とを組
み合わせて、ディスクカートリッジ10を挿入後、一度
も記録動作を行っていないか、或いは記録動作実行済み
かの判断を、記録モードの指示が行われる前に行ってお
き、更に記録モードが指示されたときにも行うようにし
ても良い。
【0049】ところで、全消去識別子を図2に示すよう
な第二の可動識別子2に割り当て、その他に記録可能/
記録不可能を示す第一の可動識別子1を設けた場合、二
つの可動識別子1,2の状態から誘導される記録再生装
置の動作に優先順位を付けることが可能である。
【0050】図9には、第一実施例に示すような記録可
能/不可能を示す第一の可動識別子1と全消去可能/不
可能を示す第二の可動識別子とが別々に設けられている
場合の記録再生装置の動作を示すフローチャートの一部
を示す図である。図9のフローチャートを図7及び図8
中の、の間に挿入することで対応可能である。記録
可能/記録不可能を示す第一の可動識別子1が記録不可
能状態であるかを調べ(ステップS31)、記録不可能
である場合にはこれを優先して第二の可動識別子2の状
態が全消去の状態であっても無視するという動作を行
う。ユーザーにとって記録不可能の状態に設定したディ
スク状記録媒体12上のデータは大切なものである場合
が多いので、再生のみを許可して全消去はもちろん記録
も行わせないようにすることは、動作の簡略化とデータ
の保護の点で有効である。
【0051】以上、詳述したように、全消去判別用の可
動識別子を設け、これを設定することで記録再生装置に
ディスクカートリッジ10を挿入したときに、ディスク
状記録媒体上のデータを初期化することができ、より簡
便にディスクを扱うことが可能となる。しかしながら、
全消去動作はせっかく記録したデータが全て無くなって
しまうことから細心の注意を払う必要がある。
【0052】そこで、全消去可動識別子が全消去の状態
で設定されていることを視覚的にわかりやすく訴える手
段を持たせることで、誤って全消去可動識別子を全消去
状態に設定したまま記録再生装置に挿入してデータを誤
って消去してしまうということを防止することができ
る。図10に本発明に係る全消去可動識別子を視覚的に
表す実施例を示す。図10(a)は、全消去可動識別子
が初期化をしないという設定となっている状態である。
この状態では全消去可動識別子がない側は穴あき状態に
なっており、記録再生装置の識別子判別手段5は、この
穴あき部分の有無で全消去可動氏の状態を判別してい
る。一方、図10(b)では全消去可動識別子が図10
(a)とは逆の、初期化を行う位置となっている。この
状態では穴あき部分は全消去可動識別子で覆われてい
る。それと同時に可動識別子と反対の側には図のように
警告表示が現れ、ユーザーにこの状態でディスクカート
リッジ10を記録再生装置に挿入すると初期化が行われ
ることを、視覚的に訴えるようになっている。これによ
り、誤って全消去可動識別子が全消去状態に設定された
ままで記録再生装置に挿入されることを未然に防ぐこと
ができる。
【0053】この警告表示はカートリッジの色とははっ
きりと区別できるよう、色彩的に明確に異なるようにす
ると、より間違いを減らすことができる。
【0054】このように、全消去識別子が全消去状態に
設定されていることを視覚的に訴える手段を持つこと
で、誤って全消去識別子を全消去状態に設定したまま記
録再生装置に挿入し、データを誤消去することを防止す
ることができるという効果を奏する。
【0055】また、初期化動作を行う前に、記録再生装
置が備える表示部分または記録再生装置が接続されてい
るディスプレイ機器に、初期化を行う旨のメッセージを
表示して、ユーザーの確認を促すようにすると、誤って
ディスクカートリッジを初期化状態に設定した場合でも
誤消去を防止することができるという効果を奏する。
【0056】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係るデ
ィスクカートリッジ及び記録再生装置によれば、ディス
クカートリッジに収納されたディスク状記録媒体を初期
化するか否かをディスクカートリッジによって設定可能
とし、このように初期化状態に設定されたカートリッジ
を記録再生装置に挿入すると自動的に初期化を行うこと
ができるので、記録再生装置での煩雑な操作を必要とせ
ず、使用中または使用済みのディスクを簡単に新規なデ
ィスクとして扱うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジに収納され
るディスク状記録媒体のエリア構造を示す図である。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジの第一実施
例を示す図である。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジの第二実施
例を示す図である。
【図4】本発明に係る記録再生装置の要部を示す図であ
る。
【図5】本発明に係る記録再生装置を示す図である。
【図6】本発明に係る記録再生装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明に係る記録再生装置の別の動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明に係る記録再生装置の更に別の動作を示
すフローチャートである。
【図9】本発明に係る第一実施例の二つの可動識別子が
ある場合の記録再生装置の動作を示すフローチャートの
一部である。
【図10】本発明に係るディスクカートリッジの全消去
識別子の外観図である。
【符号の説明】
1 第一の可動識別子 2 第二の可動識別子 5 識別子判別手段 6 スピンドルモータ 7 光学ヘッド 8 サーボ回路 9 RFアンプ 10 ディスクカートリッジ 11 シャッター 12 ディスク状記録媒体 13 信号処理部 14 インターフェース 15 LDドライバ 16 スレッド 17 システムコントローラ 100 可動識別子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データと、前記データの記録再生動作の管
    理を行うための管理情報とが記録されたディスク状記録
    媒体を収納するディスクカートリッジであって、 前記ディスク状記録媒体への情報信号の書き込みを禁止
    する誤記録防止用可動識別子と、 前記誤記録防止用可動識別子とは別に設けられ、前記デ
    ィスク状記録媒体の自動初期化を許可する全消去識別子
    と、を有するディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】データと、前記データの記録再生動作の管
    理を行うための管理情報とが記録されたディスク状記録
    媒体を収納するディスクカートリッジであって、 前記ディスク状記録媒体への情報信号の書き込みを禁止
    する第一の位置と、 前記ディスク状記録媒体への情報信号の書き込みを許可
    する第二の位置と、 前記ディスク状記録媒体の自動初期化を許可する第三の
    位置と、の三つの位置を移動可能に設けられた可動識別
    子を有することを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】ディスクカートリッジに収納されたディス
    ク状記録媒体を記録再生する記録再生装置であって、 挿入された前記ディスクカートリッジに設けられた識別
    子を検出する識別子判別手段と、 前記識別子判別手段によって前記ディスク状記録媒体が
    初期化可能であると判別されたとき、前記ディスク状記
    録媒体の初期化を指示するシステムコントローラと、前
    記システムコントローラーの指示によって前記ディスク
    状記録媒体を初期化する初期化手段と、を有する記録再
    生装置。
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