JP2002000596A - X線ct装置搭載車 - Google Patents
X線ct装置搭載車Info
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Abstract
て、搭載したX線CT装置の動作を制御できるようにし
たX線CT装置搭載車を提供すること。 【解決手段】 X線CT装置搭載車100において、寝
台122が有する天板122aの架台121側へのスラ
イドストロークおよび、架台のチルト機構のチルト角度
を、CT室120の空間条件に応じて設定可能とした。
また、X線管の最大出力を電源装置131の電源容量に
応じて設定可能とした。これにより、異なる形式のX線
CT装置を設置した場合でも、架台や天板がCT室に干
渉することを防止し、電源装置が過負荷となることも防
止できる。
Description
したX線CT装置によって、災害被災地や山間部などの
過疎地において、画像診断を行うためのX線CT装置搭
載車に係り、特にCT室の空間条件あるいは電源容量に
応じて、搭載したX線CT装置の動作を制御できるよう
にしたX線CT装置搭載車に関する。
に、被検者を透過したX線量を計測し、得られた投影デ
ータをコンピュータを用いて画像再構成処理を施すこと
によって被検者の断層像を得るX線CT装置は、病気の
早期発見や適切な治療方針の決定などに威力を発揮して
いる。また、バス形式などの自走式車両にX線CT装置
を搭載したいわゆるX線CT装置搭載車を災害被災地へ
移動させて、現地で骨折の有無や内臓の損傷の状況など
の画像診断を行なったり、あるいは、山間部などの過疎
地における巡回診断や集団検診などにも活用されてい
る。特に近時、ヘリカル走査型のX線CT装置の出現に
よって、一呼吸の間に胸部領域の撮影が可能となったこ
とに伴ない、胸部疾患の早期発見のための集団検診用と
しても、ヘリカル走査型のX線CT装置を搭載したX線
CT装置搭載車の実現が強く望まれるようになった。
ては、実用新案登録第3027769号公報に開示され
たものが知られており、その概要を図8に示してある。
すなわち、大型バス形式の車両1の長さ方向中央部に、
X線CT装置の架台2aと寝台2bを搭載し、車両前部
の運転席18と架台2a、寝台2bとの間の空間に電源
装置3および高圧発生器4を設置し、さらに車両1の後
方にX線モニタ5や操作卓6を設けたものである。そし
て、車両1の後壁面に担架や車椅子に乗った被検者の出
入口12とリフト装置15を設け、さらに車両1の後方
側壁面にも自力で歩行できる被検者用の出入口13を設
けたものである。なお、その他のX線CT装置搭載車と
して、特開平6−154202号公報、特開平8−12
7282号公報などに開示されたものも知られている。
案登録第3027769号公報に開示されたものは、電
源装置3がX線CT装置の架台2a、寝台2bと同じ室
内に設置されているので、安全性に不安があるととも
に、検査中の被検者に騒音による不快感を与えるという
問題があった。また、特開平6−154202号公報に
開示されたものは、被検者を椅子に座らせた状態でX線
CT撮影を行うものであるため、重傷な被検者のX線C
T撮影には不向きだった。さらに、特開平8−1272
82号公報に開示されたものは、大型トレーラに搭載し
た産業用X線CT装置であり、道路事情などの問題もあ
って、山間部などの過疎地における巡回診断や集団検診
などに使用するものとしては不向きだった。そして、こ
れら従来のX線CT装置搭載車は、搭載するX線CT装
置に合わせてCT室などが設計されており、機種の更新
など異なる形式のX線CT装置と入替えることは困難で
あった。本発明は、このような従来の問題を解決するた
めになされたものである。
め、本発明は、前部に運転席を有する自走式車両の略中
間部に形成したX線CT装置の架台および寝台を設置し
たCT室と、このCT室の後方に形成した前記X線CT
装置の架台および寝台を操作したりデータを処理するコ
ンソールおよびCT画像を表示するためのモニタを含む
機器を設置したスタッフ室とを備えたX線CT装置搭載
車において、前記寝台には前記架台側へスライド可能な
天板を有するとともに、前記架台にはチルト機構を有
し、前記天板のスライドストロークおよび前記チルト機
構のチルト角度を、前記CT室の空間条件に応じて設定
可能としたことを特徴とするものである。これにより、
所定の自走式車両に、異なる形式のX線CT装置を設置
した場合でも、架台や天板がCT室に干渉することを防
止することができる。
自走式車両の略中間部に形成したX線CT装置の架台お
よび寝台を設置したCT室と、このCT室と前記運転席
との間に形成した電源装置を設置した電源室と、前記C
T室の後方に形成した前記X線CT装置の架台および寝
台を操作したりデータを処理するコンソールおよびCT
画像を表示するためのモニタを含む機器を設置したスタ
ッフ室とを備えたX線CT装置搭載車において、前記X
線CT装置で発生するX線の最大出力を、前記電源室に
設置した電源装置の容量に応じて制限できるようにした
ことを特徴とするものである。具体的には、前記X線の
最大出力の制限は、X線管の管電流および/または管電
圧を制御することによって行われるものである。これに
より、容量不足のために電源が停止してコンピュータの
動作を異常にしたり、収集した貴重な画像データを消失
させるような不具合の発生を防止することができる。
搭載車の実施の形態について、図1ないし図8を参照し
て詳細に説明する。なお、これらの図において、同一部
分には同一符号を付して示してある。図1は、本発明に
係るX線CT装置搭載車の一実施の形態を説明するため
の全体レイアウトを示した平面図であり、図2は、同じ
く側面図である。なお、図1では、車両の天井部分を除
いて示してある。さて、本発明に係るX線CT装置搭載
車100は、例えば大型バス形式のような前部に運転席
110を有する自走式車両の略中間部にCT室120を
形成し、運転席110とCT室120との間に一部が2
層構造とした電源室130を形成し、CT室120の後
方にスタッフ室140を形成したものとなっている。ま
た、自走式車両の後壁部にスタッフ室140に通じるよ
うに被検者などの出入口150が形成されていて、スタ
ッフ室140は被検者の更衣室を兼用している。CT室
120は自走式車両内で最も広いスペースをもち、X線
CT装置の架台121および寝台122が床に固定され
て設置されているとともに、空調設備123や配電盤1
24などが設置されている。X線CT装置は通常、架台
121、寝台122とコンソール141とから構成され
ており、コンソール141は、後述するようにスタッフ
室140に設けられている。
た架台121と寝台122の一部を拡大して示してある
が、架台121の中央には撮影口となる貫通穴121a
が形成されており、寝台122の天板122aに載せら
れた被検者が、天板122aのスライドによって撮影口
121aへ送り込まれるようになっている。この天板1
22aの撮影口121a側へのスライドストロークは、
通常最大1800mm程度であるが、CT室120の空
間条件例えば、CT室120と電源室130とを仕切っ
ている仕切壁120aと、架台121との間の距離が十
分確保できないような場合には、スライドストロークを
例えば最大1600mmまでに制限するように、その間
の距離に応じて適宜制限できるようになっている。この
制限値の設定は、例えば寝台制御ファームウエアによっ
て、天板122aのスライド限界値を変更することによ
って行われるが、撮影操作時に、もし医療スタッフによ
って、誤まってスライドストロークが限界値以上に指示
された場合には、設定をし直すように警告が発せられ
る。これは、自走式車両の形式あるいはCT室120に
設置するX線CT装置の形式などによって、架台121
などの大きさが異なることが予想されるので、CT室1
20が小さい場合に、スライドする天板122aが仕切
壁120aと干渉しないようにするためである。
が、撮影口121aを挟んで対向するように、X線管と
X線検出器を取付けた回転部が設けられ、さらに回転部
を駆動する駆動部や架台121をチルトさせるチルト機
構、およびX線管へ供給する高電圧を発生する高電圧発
生器や、X線検出器で検出された信号を増幅する信号増
幅器などが収納されている。このチルト機構による架台
121のチルト角度も通常は+30度から−30度の範
囲であるが、CT室120の空間条件例えば、CT室1
20と電源室130とを仕切っている仕切壁120aと
架台121との間の距離、あるいはCT室120の床と
天井の間の高さ寸法が十分確保できないような場合に
は、チルト角度を例えば+20度から−20度の範囲と
するように、CT室120の空間条件に応じて適宜設定
できるようになっている。これも寝台122の天板12
2aと同様に、CT室120に形式の異なる種々の架台
121を設置しても、CT室120の天井や仕切壁12
0aと干渉しないようにするためである。この設定も、
例えばチルト機構制御ファームウエアによって、チルト
機構の限界チルト角を変更することによって行われる。
なお、上記のような天板122aのスライドストローク
や架台121のチルト角の設定が適正か否かを判定しな
がら行う撮影手順については後述する。そして、架台1
21の表面はカバーで覆われており、このカバーは、フ
ロントカバー121b、サイドカバー121c、アッパ
ーカバー121d、バックカバー121eなどに分割さ
れていて、一般的なメインテナンスは、図2に示されて
いるように、フロントカバー121bを自走式車両の天
井側へ開いて、正面から内部の機器にアクセスすること
ができるように設計されている。
から突出するように、ハンドル121fが設けられてい
る。このハンドル121fは、チルト機構の固定または
固定を解除するためのものであって、X線CT装置搭載
車100の走行時に、振動などによってチルト機構に損
傷を与えないように、走行時には固定し、X線CT装置
搭載車100を所定位置に停止させて、X線CT装置を
稼動させる時にはその固定を解除するものである。な
お、X線CT装置搭載車100の走行開始あるいは、X
線CT装置の稼動開始に当たって、オペレータなどに誤
解を与えないように、ハンドル121fの操作状態すな
わち、チルト機構の固定/解除の状態を常時表示するよ
うに、表示器125がCT室120内の壁に安全装置の
一環として備えられている。また、寝台122は被検者
の乗り降りを容易にするために、天板122aを退避さ
せた状態で、床上35cm程度まで下降させることがで
きるとともに、所定の高さまで上昇しなければ天板12
2aがスライドできないように、インターロック回路が
設けられている。
源室130は、運転席110とCT室120との間に位
置し、一部が2層構造に形成されており、下層部に発電
機から成る電源装置131を設置し、上層部には電源装
置131を冷却するためのファンなどの空冷設備132
が設置されている。このように、電源室130を2層構
造に形成し、その下層部に重量物である電源装置131
を自走式車両の長手方向に直交する向きに配置したの
で、自走式車両のスペース効率が改善される。また、電
源室130を独立の室としたので、CT室120内の被
検者に、騒音による不快感を与えることが少なくなり、
安全性も向上される。そして、この電源室130からX
線CT装置の各構成機器へ必要な電源が供給されること
となるが、電源室130のスペースは限られており、電
源装置131として大型のものを設置することが困難で
あり、そのため、必ずしも十分な電源供給がされること
にはなっていない。よって、本発明のX線CT装置搭載
車100は、電源装置131の容量に応じて負荷を調整
することができるようになっているが、その手段につい
ては後述する。
るスタッフ室140について説明する。スタッフ室14
0は、X線CT装置を操作したり取得したCT画像を読
影したりするために、医師や技師などの医療スタッフが
主に使用する室である。そして、スタッフ室140に
は、X線CT装置のコンソール141、CT画像を表示
するモニタ142を始めとして、肺癌検診用のコンピュ
ータ支援診断システム(肺癌CAD)143a、通信シ
ステム143b、解析装置143cなどの各種の機器1
43が、スタッフ室140の一方の側壁面に沿って、換
言すれば、自走式車両の長手方向の側壁の一方の面に沿
って配列されている。図4は、スタッフ室140に設置
されたコンソール141部分を拡大して示したものであ
る。このコンソール141は、テーブル141a、テー
ブル141aの下に置かれた制御部141b、テーブル
141aの上に置かれたキーボード141c、マウス1
41dを有している。なお、テーブル141aの上に
は、モニタ142やその他の機器143のモニタなども
置かれている。そして、X線CT装置の各種設定操作例
えば、架台121内のX線管から曝射されるX線の条件
を設定するための管電圧、管電流の設定、撮影部位を撮
影口121aに位置させるための寝台天板122aのス
ライドストロークの設定、撮影枚数の設定などは、医療
スタッフがキーボード141cやマウス141dを使用
して制御部141bへ指示を入力することにより行われ
る。このとき、制御部141bでは、入力された管電
圧、管電流に基づき、負荷が電源装置131の容量の範
囲内か否かを判断し、負荷が電源容量を越えると判断さ
れる場合には、警報を発するなどしてX線の曝射を保留
するようにする。この場合、医療スタッフが設定を変更
することにより、X線の曝射条件が電源容量の範囲内と
判断されると正常にX線が曝射され、CTデータが収集
される。
搭載車100は、搭載している発電機などの電源装置1
31によって、X線CT装置をはじめとして関連設備の
電力を賄っており、その容量には限度がある。例えば、
電源装置131の電源容量が75KVAしか得られないと
き、X線CT装置搭載車100に搭載されている空調設
備123やその他の関連設備に15KVA程度必要なの
で、X線CT装置へ供給できる容量は60KVAとなる。
しかし、X線CT装置のためだけにでも75KVA程度は
ほしいところであるが、これが確保できないため、X線
CT装置の中で最も電力を必要とするX線曝射時のX線
管の管電圧または管電流を制限することによって、電源
容量がオーバーしないようにしている。この制御は、X
線の曝射条件(管電圧、管電流)を設定したときに、そ
の設定値から所用電力量を演算し、これを電源装置13
1の電源容量(正しくは、関連設備などで必要とする電
力を差し引いた許容電力量)と比較して行っている。よ
って、通常のX線CT装置の最大出力条件でX線を曝射
すると、過負荷状態となるおそれがあり、その状態を繰
り返すと電源装置131の故障の原因となったり、電源
が停止してコンピュータの動作を異常にしたり、収集し
た貴重な画像データを消失させるおそれがあるが、上記
のような制御を実施することにより、このような不都合
を解消することができる。
ストロークや架台121のチルト角の設定が、適正か否
かを判定しながら行う撮影手順をフローチャートに示す
と、図5のようになる。すなわち、X線CT装置による
個々の撮影操作に際して、医療スタッフはキーボード1
41cなどを操作して、先ず撮影部位に応じてステップ
1(ST1)として、天板122aのスライドストロー
クを設定する。すると、ST2において、設定されたス
トロークが予め定めた設定範囲内かどうかを判定し、設
定範囲を超えていると判定されたときは、ST3へ進ん
で設定のし直しが必要である旨の警告を発し、この警告
に従って医療スタッフはST1へ戻って、改めて天板1
22aのスライドストロークを設定する。一方、ST2
において、設定範囲内であると判定されればST4へ進
んで天板122aを駆動する。続いて、ST5へ進み、
架台121のチルト角を設定する。すると、ST5にお
いて、設定されたチルト角が予め定めた設定範囲内かど
うかを判定し、設定範囲を超えていると判定されたとき
は、ST6へ進んで設定のし直しが必要である旨の警告
を発し、この警告に従って医療スタッフはST5へ戻っ
て、改めてチルト角を設定する。そして、ST7におい
て、設定範囲内であると判定されればST8へ進んでチ
ルト機構を駆動し、機構上の設定操作を終了する。
流)の設定が適正か否かを判定しながら行う撮影手順を
フローチャートに示すと、図6のようになる。X線の曝
射条件は、撮影部位や被検者の年齢、肥満の状況などに
応じて設定されるが、ステップ11(ST11)におい
て設定したX線管の管電圧、管電流の条件が電源装置1
31の電源容量の範囲内か否かを、ST12において判
定し、電源容量を超えると判定されたときは、ST13
へ進んで設定のし直しが必要である旨の警告を発し、こ
の警告に従って医療スタッフはST11へ戻って、改め
て管電圧、管電流を設定する。そして、ST12におい
て、電源容量内であると判定されればST14へ進んで
X線の曝射を許可するところで、モニタ142は図4に
示すように、テーブル141a上に水平方向に対して回
転自在となるように固定されている首振り部144に、
2本のバンド144a、144bによって一体となるよ
うに固定されている。従って、モニタ142は首振り部
144とともに、テーブル141a上を水平方向に所定
範囲内で自由に向きを変えことができる。よって、走行
時の振動などに耐えられるように保護しながら、使用時
の操作性を向上することができる。
スタッフ室140側に居る医療スタッフとがコミュニケ
ーションをとるためのマイク141eが、テーブル14
1a上に固定されている。なおマウス141dは、非使
用時には、図示のようにモニタ142の側面に固着され
ているマウスポケット141fに収納されるようになっ
ている。さらに、図4には、キーボード141cが、首
振り部144とテーブル141aとに介装させた固定バ
ンド144cによって固定された様子が示されている。
これは、X線CT装置搭載車100の走行時の様子を示
したものであって、X線CT装置の稼動時には、固定バ
ンド144cは外されている。なお、固定バンド144
cは、略V字状に形成した弾性を有しており、X線CT
装置搭載車100の走行時に、キーボード141cのみ
ならずモニタ142も首振り部144とともに固定し
て、走行時の振動などに耐えられるように保護すること
ができる。従来、X線CT装置搭載車100の走行時に
は、キーボード141cやマウス141dなどをコネク
タから外して保護ケースなどに収納し、X線CT装置の
稼動時に再度接続するようにしていたためその作業が煩
わしかったが、固定バンド144cによる固定とマウス
ポケット141fへの収納により、この煩わしさから開
放されるとともに、保護ケースを置くための場所も不要
となり、スペースを有効に活用することができる。な
お、図示したモニタ142とキーボード141cだけで
なく、その他の機器143用のモニタも、同様にテーブ
ル141a上に載置される首振り部に取付けられ、その
キーボードも固定バンドによって固定されるものである
が、図4にはこれらの図示を省略した。
御部141bはその底部が、スタッフ室140の床に防
振ゴムを介して固定した2本のガイド板145に嵌め合
わされるようにして固定される。図示は省略したが、ガ
イド板145の上面にはローラが設けられており、制御
部141bの底部に取付られているスロープの付いたベ
ース板を、ローラ上を滑らせて矢印方向へ移動させる
と、所定位置で嵌め合わされて固定されるようになって
いる。なお、メインテナンス時などには、制御部141
bの片側を持ち上げるようにして、図4の左側(矢印の
反対側)へ引き出せば、制御部141bの底部にキャス
タが設けられているので、容易にテーブル141aの左
側スペースへ移動させることができる。このように、ガ
イド板145は、制御部141bの底部からはみ出すこ
となく制御部141bを固定することができるので、ス
タッフ室140内の省スペース化に寄与できる。
フ室140のコンソール141を始めとして各種の機器
143の配列されている面とは逆の側壁側に、更衣用の
空間146が形成されている。そして、この更衣用の空
間146と壁面に沿って配列されている機器143との
間を、必要に応じて仕切ることができるように、カーテ
ン147のような可動式の遮蔽体を備え、更衣用の空間
146には、固定した椅子146aが設置されている。
このように、スタッフ室140には一方の側壁面に沿っ
てコンソール141、モニタ142、各種機器143を
一列に配列し、医療スタッフは、壁面側を向いてモニタ
142や各種機器143の画面を見ながら作業を行うこ
とができるので、スタッフ室140内の空間を広く利用
することができる。よって、スタッフ室140を必要に
応じて更衣室146と兼用することもできる。このと
き、カーテン147によって更衣室146とモニタ14
2や各種機器143とが遮られるので、診断画像が他の
被検者に見られるおそれがなくなり、被検者のプライバ
シーを保護することができる。なお、出入口150は、
自走式車両の後壁部にスタッフ室140の中央部に通じ
るように形成されており、出入口150には非使用時に
車体内に収納されるステップ151が設けられている。
台122とコンソール141とを接続するケーブルや電
源供給ケーブルなどの敷設手段としてのピットについて
説明する。図7は、CT室120とスタッフ室140と
の床下に設置したピットの配置図であり、斜線を施した
部分がピット160である。このピット160は、電源
室130からCT室120へ仕切り壁120aの下を通
り、仕切り壁120aに沿って形成され、架台121の
下を通るように屈曲し、自走式車両の後輪位置を避ける
ように寝台122に沿って直進し、さらに屈曲して配電
盤124の設置位置に達している。さらに、CT室12
0とスタッフ室140との仕切り壁120bの下を通
り、屈曲してスタッフ室140側の仕切り壁120bに
沿って、コンソール141に達するように形成されてい
る。なお、ピット160は、信号ケーブル用と電源ケー
ブル用とに仕切られており、架台121、寝台122、
コンソール141間の信号の授受のための信号ケーブル
は、ピット160内の信号ケーブル側に収納されてい
る。また、電源装置131からの電源ケーブルは、ピッ
ト160内の電源ケーブル側を通して一旦配電盤124
へ入り、配電盤124から改めてピット160の電源ケ
ーブル側を通して、架台121、寝台122、空調設備
123、コンソール141や各種の機器143などへと
給電されるようになっている。このように、自走式車両
の床下にピットを設置し、ここに信号ケーブルや電源ケ
ーブルを収納して、X線CT装置を構成する機器間を相
互に接続するようにしたことにより、床や壁に突出する
部分をなくすことができるので、作業性、居住性、操作
性、サービス性などを向上させることができる。よっ
て、従来のX線CT装置搭載車1のように、床や壁に配
線用のピットが突出して取付けられていたため、空間的
な広がりを制約して医療スタッフの作業に支障を与えた
り、各種機器の設置に制限を与えたりする不具合が解消
できる。
ば、天板のスライドストロークおよび架台のチルト機構
のチルト角度を、前記CT室の空間条件に応じて設定可
能としたので、例えばX線CT装置の機種更新などに伴
ない、既設の自走式車両に、異なる形式のX線CT装置
を設置した場合でも、架台や天板がCT室に干渉するこ
とを防止することができる。また、X線CT装置で発生
するX線の最大出力を、前記電源室に設置した電源装置
の容量に応じて制限できるようにしたので、容量不足の
ために電源が停止してコンピュータの動作を異常にした
り、収集した貴重な画像データを消失させる不具合の発
生を防止することのできるX線CT装置搭載車が提供さ
れる。
施の形態を説明するための全体レイアウトを示した平面
図である。
台と寝台の一部を拡大して示した斜視図である。
コンソール部分を拡大して示した斜視図である。
設定が適正か否かを判定しながら行う撮影手順を説明し
たフローチャートである。
がら行う撮影手順を説明したフローチャートである。
配置図である。
した平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前部に運転席を有する自走式車両の略中
間部に形成したX線CT装置の架台および寝台を設置し
たCT室と、このCT室の後方に形成した前記X線CT
装置の架台および寝台を操作したりデータを処理するコ
ンソールおよびCT画像を表示するためのモニタを含む
機器を設置したスタッフ室とを備えたX線CT装置搭載
車において、前記寝台には前記架台側へスライド可能な
天板を有するとともに、前記架台にはチルト機構を有
し、前記天板のスライドストロークおよび前記チルト機
構のチルト角度を、前記CT室の空間条件に応じて設定
可能としたことを特徴とするX線CT装置搭載車。 - 【請求項2】 前部に運転席を有する自走式車両の略中
間部に形成したX線CT装置の架台および寝台を設置し
たCT室と、このCT室と前記運転席との間に形成した
電源装置を設置した電源室と、前記CT室の後方に形成
した前記X線CT装置の架台および寝台を操作したりデ
ータを処理するコンソールおよびCT画像を表示するた
めのモニタを含む機器を設置したスタッフ室とを備えた
X線CT装置搭載車において、前記X線CT装置で発生
するX線の最大出力を、前記電源室に設置した電源装置
の容量に応じて制限できるようにしたことを特徴とする
X線CT装置搭載車。 - 【請求項3】 前記X線の最大出力の制限は、X線管の
管電流および/または管電圧を制御するものであること
を特徴とする請求項2に記載のX線CT装置搭載車。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000182564A JP4585090B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | X線ct装置搭載車 |
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