JP2002000896A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002000896A
JP2002000896A JP2000183015A JP2000183015A JP2002000896A JP 2002000896 A JP2002000896 A JP 2002000896A JP 2000183015 A JP2000183015 A JP 2000183015A JP 2000183015 A JP2000183015 A JP 2000183015A JP 2002000896 A JP2002000896 A JP 2002000896A
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Kunihiro Miyazaki
國廣 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機において、メイン制御装置から送出さ
れるコマンドデータの伝送経路における断線を的確に検
出して報知可能とすること。 【解決手段】 メイン制御装置90がメイン処理を1回
実行する毎にFF(16進)データまたは00(16
進)データが交互に各制御装置に送信されるので、例え
ばFF(16進)のはずがそうでなければ(例えば1ビ
ットが0なら)、伝送経路が断線していることが判る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】遊技機には、主に遊技の進行を司るメイ
ン制御装置とメイン制御装置からの指示を受けてそれぞ
れが担当する電気部品を制御するサブ制御装置とが備え
られるのが普通である。その場合、メイン制御装置から
サブ制御装置への指示はコマンドデータとして送られ、
そのコマンドデータの伝送にはフラットケーブルが使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コマンドデータの伝送
にフラットケーブルを使用する場合、例えば1本のライ
ンが断線していても正しいデータが送られないため、サ
ブ制御装置によって制御される電気部品がメイン制御装
置の指示通りに動作しないという問題がある。
【0004】この電気部品が例えば電飾用のランプ類で
あれば実害は無いか少ないが、当たり外れを表示する表
示装置であって当たり外れの表示が正しく行われないと
なると問題はきわめて大きい。しかしながら、従来の遊
技機のサブ制御装置にはフラットケーブルが断線してい
るか否かを判断する手段、特にフラットケーブルを構成
する複数のラインの内の1本だけが断線しているか否か
を判断する手段はなかった。このため上記のような不具
合を避けることができなかった。
【0005】なお、フラットケーブルを透明にすること
も考えられるが、その場合でも断線の検出は目視検査に
依らなければならないから、実際に断線を発見するのは
きわめて困難であった。また、遊技店には日常的にそう
した目視検査を行うゆとりはないのが現状である。
【0006】本発明は、メイン制御装置から送出される
コマンドデータの伝送経路における断線を的確に検出し
て報知可能とすることにより、上述のような不具合を回
避することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の遊技機は、当たり外
れを判定するメイン制御装置と、当たり外れを表示する
表示装置と、前記メイン制御装置からの指示を受けて前
記表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える遊
技機において、前記メイン制御装置から前記表示制御装
置へのパラレル伝送経路を構成するためのフラットケー
ブル、コネクタ及びヘッダの樹脂部分を全て透光性と
し、前記表示制御装置には、前記メイン制御装置から送
出される断線検出用データに基づいて前記パラレル伝送
経路の断線の有無を検出する断線検出手段と、該断線検
出手段によって前記断線が検出されたことを前記表示装
置に表示させる断線表示制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0008】この遊技機では、表示制御装置がパラレル
伝送経路の断線を検出し、断線していることを表示装置
に表示させるので、例えば開店前の遊技機の起動時に各
遊技機の表示装置(表示内容)を点検して、断線有りが
表示されている遊技機を稼働させない等の対策が可能に
なる。
【0009】また、稼働中に断線が発生した場合でも、
これが表示装置によって表示されるから、遊技店員等が
この表示に応じて遊技機を停止させることができる。遊
技者もその表示を見れば断線(遊技機の故障)を知るの
で、遊技機を停止させるに当たって無用なトラブルを防
止できる。
【0010】しかも、メイン制御装置から表示制御装置
へのパラレル伝送経路を構成するためのフラットケーブ
ル、コネクタ及びヘッダの樹脂部分を全て透光性として
あるので、断線箇所を的確に発見できる。この目視検査
は1台の遊技機(断線した遊技機)についてだけ行えば
よいので、作業量は少ない。
【0011】また、フラットケーブルの断線なのか、コ
ネクタまたはヘッダの端子の不良(例えば破損)なのか
が分かる。つまり、フラットケーブル、コネクタまたは
ヘッダのいずれを交換すればよいか分かるので、的確な
リペアが可能になる。なお、この説明で明らかなよう
に、本発明で言う断線にはコネクタ及びヘッダの不良も
含まれている。要すれば、パラレル伝送経路によって送
られる信号の一部が欠落してしまう状態である。
【0012】請求項2記載の遊技機は、請求項1記載の
遊技機において、前記断線検出手段は、前記パラレル伝
送経路の各ライン毎に断線の有無を検出し、前記断線表
示制御手段は、該断線検出手段によって前記断線が検出
されたラインを特定可能な情報を前記表示装置に表示さ
せることを特徴とする。
【0013】断線検出手段がパラレル伝送経路の各ライ
ン毎に断線の有無を検出し、断線表示制御手段は断線が
検出されたラインを特定可能な情報を表示装置に表示さ
せるので、点検、修理する側は何番目のラインが断線し
ているか分かる。したがって、フラットケーブル、コネ
クタ及びヘッダの目視検査による断線箇所の発見はきわ
めて容易になる。
【0014】請求項3記載の遊技機は、請求項1または
2記載の遊技機において、前記断線検出用データは前記
表示装置とは別の電気部品を制御するサブ制御装置へも
前記パラレル伝送経路の一部を共用して入力され、前記
サブ制御装置には、前記断線検出手段と、該断線検出手
段によって前記断線が検出されたことを報知する断線報
知手段とを備えたことを特徴とするので、メイン制御装
置からサブ制御装置への信号伝送経路の断線も検出して
報知できる。
【0015】しかも、パラレル伝送経路の共用部分につ
いては表示制御装置とサブ制御装置とのダブルチェック
となるので、この部分の断線の検出は一層確実となる。
請求項4記載の遊技機は、請求項3記載の遊技機におい
て、前記サブ制御装置として、景品体等の遊技価値を遊
技者側に与えるための価値払出装置を制御する払出制御
装置、ランプ類を制御する電飾制御装置、ソレノイド等
のアクチュエータを制御するアクチュエータ制御装置、
遊技球の発射装置を制御する発射制御装置及び音声出力
を制御する音声制御装置のいずれか又は全てを備えたこ
とを特徴とする。これらはサブ制御装置の例示である
が、複数のサブ制御装置にて断線チェックすればパラレ
ル伝送経路の共用部分についての断線の検出はさらに確
実となる。
【0016】なお、遊技価値は遊技球やメダル等の景品
体に限るものではなく、例えば景品体数や得点のデータ
であってもよい。したがって、価値払出装置も有体物で
ある景品体を排出する装置、上記の得点等を記録した紙
片やメモリカードを交付する装置、得点等のデータを景
品交換カウンタのコンピュータに送信する装置等にでき
る。
【0017】また、1個のサブ制御装置が、例えば電飾
制御装置とアクチュエータ制御装置を兼ねるというよう
に、複数種類の制御対象を担当する構成も可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0019】
【実施例】図1に示すように、遊技機としてのパチンコ
機10には貸出受付装置111が付属している。パチン
コ機10の本体部分は、公知のパチンコ機と同様の外枠
12、前面枠13、ガラス枠14、上皿15、下皿1
6、発射ハンドル17等を備えている。ガラス枠14に
保持されたガラス板18の背後には遊技盤20が配され
ている。
【0020】遊技盤20の中央部には液晶表示装置22
が設置され、その下方に始動入賞装置23が設置されて
いる。始動入賞装置23はいわゆるチューリップ式であ
り、一対の羽根を左右に倒すことで入賞が容易な状態と
なる。始動入賞装置23の下方には大入賞装置24が設
置されている。大入賞装置24の中央部には入賞扉25
によって開閉される大入賞口26が設けられ、その左右
には一対の普通入賞口27が設けられている。また、大
入賞口26の下側には普通図柄表示部34aと、その左
右に2個ずつ配されたLEDによる普通図柄保留表示部
34bとが設けられている。
【0021】また、液晶表示装置22の上方と始動入賞
装置23の左右にも普通入賞口27が設けられている。
さらに、液晶表示装置22の左右にはゲート28が設け
られ、その上方にはランプ風車29が取り付けられてい
る。さらに、遊技盤20には一対のサイドランプ35、
窓入賞表示部36、球不足表示部37が設けられてい
る。なお、遊技盤20には、風車や障害釘なども取り付
けられているが、これらの図示と説明は省略する。
【0022】遊技盤20の下方に位置する上皿15は皿
扉30に取り付けられており、皿扉30には上皿15内
に開口する球口15aが設けられている。球口15aは
パチンコ機10の内部に通じており、本実施例の場合、
遊技球が貸球または賞球として排出される。同様に、下
皿16にも球口16aが開口しており、この球口16a
からは賞球及びファール球が排出される。また上皿15
の球抜ボタン15bを操作すれば、上皿15内にあった
遊技球を図示省略する通路を経て球口16aから下皿1
6に移動させることができる。
【0023】皿扉30には透光性のプラスチックに「下
皿の玉を抜いて下さい」と記載された満杯表示30aが
取り付けられている。この満杯表示30aにはLEDが
内蔵されていて、下皿16が満杯状態になると点灯表示
される。発射ハンドル17の中心部はタッチ表示部17
aとされている。ここも表面部分は透明なプラスチック
製で内部にはLEDが配されており、遊技者が発射ハン
ドル17に接触しているとタッチ表示部17aが点灯表
示される。
【0024】また、前面枠13の貸出受付装置111に
隣接する部分には貸出ボタン31a、返却ボタン31b
及び残高表示部31cを備える貸出操作パネル31が取
り付けられている。貸出操作パネル31は貸出受付装置
111にカードを差し込んで遊技球(貸球)を借り受け
る際に操作される。
【0025】前面枠13の貸出操作パネル31と反対側
の辺には確変表示部38が設置され、上辺には大当表示
部39が設置されている。貸出受付装置111はクレジ
ットカード用の挿入口112、プリペイドカード用の挿
入口113、硬貨投入口114及び硬貨返却口115を
備えており、クレジットカード、プリペイドカード及び
硬貨を受け付ける。また、故障やエラー等に際して遊技
者が操作する呼出ボタン116a、116bが備えられ
ており、呼出ボタン116aを押すと上の呼出ランプ1
17aが点灯し、呼出ボタン116bを押すと下の呼出
ランプ117bが点灯する。本実施例の場合、上の呼出
ボタン116aと呼出ランプ117aは硬貨受付部の故
障やエラーに、下の呼出ボタン116bと呼出ランプ1
17bはカード受付部の故障やエラーに対応する設定で
ある。
【0026】図2に示すように、前面枠13の背面には
主に遊技球を取り扱うための各種機構の集合体である裏
機構盤51が装着されている。裏機構盤51の上部には
賞球用及び貸球用の遊技球を貯留しておく球タンク52
が取り付けられており、その下方には球タンク52から
流出する遊技球を整列させながら誘導するタンクレール
53が配されている。タンクレール53の底部には遊技
球の荷重で作動する補給センサ53aが取り付けられて
おり、タンクレール53の下流側は中継樋54を介して
払出装置55に接続されている。中継樋54には、払出
装置55に流入する遊技球の有無を検出するための不足
球検出部54aが備わっている。
【0027】払出装置55には払出モータ55aと払出
モータ55aにて回転駆動されるスプロケット55bが
備わっており、中継樋54から流入してくる遊技球をス
プロケット55bの回転によって下方へと排出する。排
出された遊技球は払出個数検出56aと貸出個数検出5
6bを備える賞貸球切替装置56に流れ込む。
【0028】賞貸球切替装置56には流入した遊技球を
賞球路または貸球路に択一的に誘導する弁が備えられて
おり、賞球路に流入した遊技球は払出個数検出56aに
て検出された後に、貸球路に流入した遊技球は貸出個数
検出56bにて検出された後に賞貸球切替装置56から
排出される。
【0029】賞貸球切替装置56から排出された遊技球
は切替弁57aへと落下する。賞貸球切替装置56から
排出された遊技球を払出樋58または球抜樋59に択一
的に誘導する。切替弁57aは詳細の図示を省略する球
抜装置57の一部であり、パチンコ機10の使用中は切
替弁57aは遊技球を払出樋58に導く位置とされてお
り、払出樋58に流入した遊技球はまず球口15aから
上皿15に放出される。上皿15が満杯状態になると、
遊技球は上皿15へは向かわずに払出樋58の下流側へ
と誘導され球口16aから下皿16に放出される。払出
樋58の下流部には下皿16が満杯状態になったことを
検出するための満杯スイッチ60が取り付けられてい
る。
【0030】一方、切替弁57aを球抜樋59に誘導す
るポジションとして払出装置55を稼働させれば、払出
装置55から排出される遊技球は球抜樋59を通って、
その排出口59aから機外に排出される。裏機構盤51
には遊技盤20の背面を望ませる窓状の開口62が設け
られており、その内側には中継基板63が配されてい
る。この中継基板63と遊技盤20の間(中継基板63
で隠れる位置)には、動作制御装置70及び表示制御装
置120が配されている。中継基板63の下方には払出
制御装置80とメイン制御装置90が並んで配されてい
る。
【0031】また、裏機構盤51の右上隅には外部出力
装置150が取り付けられている。外部出力装置150
の外部接続端子150aにはホトカプラを構成するLE
Dが露呈しており、これにホトトランジスタを備えるコ
ネクタにて外部配線(図示は省略)が接続される。その
外部配線の一部はホールコンピュータに至り、一部は貸
出受付装置111の接続端子111aに接続される。こ
のヘッダ111aもLEDが露呈する構造である。外部
接続端子150aの内で貸出受付装置111と接続され
る部分が貸出受付接続端子150bとなっている。
【0032】前面枠13の右下隅には発射装置66が取
り付けられており、その上方には発射制御装置100が
配されている。また、発射制御装置100の左側には電
源制御装置110が配され、発射制御装置100に隠れ
る位置には音声制御装置130が配されている。
【0033】これら動作制御装置70、払出制御装置8
0、発射制御装置100及び音声制御装置130が、そ
れぞれ本発明のサブ制御装置に該当している。なお、動
作制御装置70は電飾制御装置とアクチュエータ制御装
置を兼ねている。そして、これら動作制御装置70、払
出制御装置80、メイン制御装置90、発射制御装置1
00、電源制御装置110、表示制御装置120及び音
声制御装置130は、メイン制御装置90を中心にして
互いにフラットケーブル104で接続されている。フラ
ットケーブル104の被覆は透明樹脂(例えば透明な塩
化ビニル樹脂)で、被覆を透してその心線が見えるし、
心線以外の部分ではフラットケーブル104を透して向
こう側を見ることができる。
【0034】メイン制御装置90は図3に示す構造のケ
ース101に収容されている。ケース101はカバー1
01aと底部101bとから構成されており、カバー1
01a及び底部101bは共に透明なプラスチック製で
ある。カバー101の一側面にはワンウェイビスを内蔵
した筒状のビス保持部102aが4個設けられ、底部1
01bには各ビス保持部102aに対応してビス螺合部
102bが設けられている。また、ビス保持部102a
及びビス螺合部102bが設けられた側面の隣となる側
面部分にはヒンジ部103が設けられていて、ヒンジ部
103によってカバー101aと底部101bとが連結
されている。
【0035】ケース101はメイン制御装置90(詳細
の図示は省略)を収容して、いずれかのビス保持部10
2aのワンウェイビスを相手方のビス螺合部102bに
螺合させることによって封止されている。ワンウェイビ
スを緩めることができないから、ケース101を開ける
ためにはビス保持部102aまたはビス螺合部102b
を切り取ったり破壊しなければならない。このように破
壊してケース101を開けた後に再びメイン制御装置9
0を収納する場合は、残り(正常な)のビス保持部10
2aのワンウェイビスを相手方のビス螺合部102bに
螺合させればよい。したがって、修理などの正当な開閉
を3回まで行うことができる。また、不正に開閉された
場合には、その開閉履歴と照合することで容易に発見で
きる。
【0036】メイン制御装置90の配線基板にはヘッダ
105、106、107が取り付けられており、それら
に対応してケーブル挿通口108a、108b、108
cが設けられている。メイン制御装置90に信号を入出
力するためのフラットケーブル104は、これらケーブ
ル挿通口108a、108b、108cを通ってケース
101内に達し、ヘッダ105、106、107に接続
されている。
【0037】フラットケーブル104とヘッダ105、
106、107との接続状態は図4に示すとおりであ
る。ここではヘッダ105で代表させる。図4(a)に
示すヘッダ105はロングロックレバー105aを有し
ており、フラットケーブル104側のコネクタ109に
はフラットケーブル104の端部を折り返して保持する
アジャスタ109aが付属している。
【0038】一方、図4(b)に示すヘッダ105はシ
ョートロックレバー105bを有しており、フラットケ
ーブル104側のコネクタ109にはアジャスタは付属
していない。何れの例でもヘッダ105の樹脂部分(コ
ンタクト105d及びヘッダピン以外)は全て透明樹脂
製であり、ヘッダ105を透してメイン制御装置90の
配線基板90aの表面すなわち配線パターンを見ること
ができる。
【0039】また、コネクタ109も金属製のコンタク
ト以外は透明樹脂製であり、アジャスタ109aも透明
樹脂製である。したがって、ヘッダ105にコネクタ1
09を嵌着した状態でもコネクタ109或いはヘッダ1
05を透して、それらの内部を見ることができる。この
ときフラットケーブル104が邪魔になることもない。
【0040】図示と説明は省略するが、動作制御装置7
0、払出制御装置80、発射制御装置100、電源制御
装置110、表示制御装置120及び音声制御装置13
0も、メイン制御装置90と同様に透明なケースに収容
されており、それぞれのヘッダも上述のヘッダ105と
同様に透明樹脂製で、各フラットケーブル104のコネ
クタもコネクタ109と同様の透明樹脂製である。した
がって、これらの制御装置においても、ヘッダを透して
配線基板の表面を見ることができ、ヘッダ及びコネクタ
の内部をみることができる。
【0041】このパチンコ機10の電気系の概要は図5
に示すとおりで、上述の動作制御装置70、払出制御装
置80、メイン制御装置90、発射制御装置100、電
源制御装置110、表示制御装置120及び音声制御装
置130によって制御部が構成されている。なお、表示
制御装置120は動作制御装置70に隠れ、音声制御装
置130は発射制御装置100に隠れるために、図2に
は示されていない。
【0042】メイン制御装置90は、周知のCPU、R
OM、RAM、乱数カウンタ、入出力回路等を備えるコ
ンピュータである。このメイン制御装置90には、満杯
スイッチ60、始動入賞装置23に内蔵されて入賞球を
検出する特定始動検出部23a、ゲート28に内蔵され
て通過球を検出する普通始動検出部28a、各普通入賞
口27に備えられてそれぞれの入賞球を検出する普通入
賞検出部27a、大入賞装置24に内蔵されて大入賞口
26への入賞球を検出する入賞球検出24a、大入賞口
26の内部に設けられている特定領域を通過する遊技球
を検出する特定球検出24b、不足球検出54a、払出
個数検出56a、貸球個数検出56b、前面枠13が開
放されると信号レベルが変化する前面枠開放検出13
a、ガラス枠14が開放されると信号レベルが変化する
金枠開放検出14a、発射装置66によって発射された
遊技球を検出する発射球検出66aが接続されており、
メイン制御装置90はこれらからの検出信号等を取得で
きる。
【0043】メイン制御装置90には、動作制御装置7
0、払出制御装置80、発射制御装置100、表示制御
装置120及び音声制御装置130が接続されており、
メイン制御装置90はこれらに対してコマンドを送信
し、各制御装置がそのコマンドに応じた制御処理を行う
ことでパチンコ機10の各部が制御される。また、電源
制御装置110は各制御装置に供給する電力を制御す
る。また、補助電源110aにより停電時等にメイン制
御装置90及び払出制御装置80をバックアップする。
【0044】なお、メイン制御装置90から各制御装置
への実際の信号伝送経路は図6に示すとおり、メイン制
御装置90→発射制御装置100→音声制御装置130
→払出制御装置80→動作制御装置70→図柄表示装置
120の順である。メイン制御装置90から他の制御装
置(動作制御装置70、払出制御装置80、発射制御装
置100、表示制御装置120及び音声制御装置13
0)へのコマンドの送信は一方的であり、割込コマンド
送信方法により、またレベル送信方法としてリセット割
込される毎に更新処理をする。なお、他の制御装置間で
は相互通信が可能である。
【0045】表示制御装置120は、周知のCPU、R
OM、RAM、入出力回路等を備えるコンピュータであ
り、メイン制御装置90から送られてくるコマンドに応
じて液晶表示装置22の表示を制御するものである。液
晶表示装置22は、枠体装飾表示部22a、LCD照明
電源部22b、LCDパネル22c及び図柄制御部22
dからなり、図柄制御部22dが表示制御装置120か
らの指示に応じてLCDパネル22cを駆動し、またL
CD照明電源部22bによるバックライトの点灯、消灯
を制御することでLCDパネル22cに画像を表示す
る。枠体装飾表示部22aのランプ類の点滅は表示制御
装置120が直接制御する。
【0046】動作制御装置70は、周知のCPU、RO
M、RAM、入出力回路等を備えるコンピュータであ
り、メイン制御装置90から送られてくるコマンドに応
じてソレノイドやランプ類を制御する。動作制御装置7
0には、普通図柄保留表示部34b、普通図柄表示部3
4a、大入賞口26の入賞扉25を開閉するための入賞
扉ソレノイド24c、大入賞口26の内部に設置されて
いる入賞装置ランプ26c、特定領域を開閉するための
特定制御ソレノイド24d、始動入賞装置23を開閉す
るための電動役物ソレノイド23b、普通入賞口27に
付属する普通入賞口ランプ27b、始動入賞装置23に
付属する特定始動口ランプ23c、ランプ風車29に内
蔵の風車ランプ29a、サイドランプ35、窓入賞表示
部36、球不足表示部37、確変表示部38、大当表示
部39、外部出力装置150及び満杯表示30aが接続
されている。
【0047】発射制御装置100は発射装置66の動作
を制御するもので、周知のCPU、ROM、RAM、入
出力回路等を備えるコンピュータである。発射制御装置
100には発射装置66の稼働を一時的に停止させるた
めの発射停止ボタン66b、発射ハンドル17に設けら
れているタッチプレート66c、発射装置66のカムが
定点にあるか否かを検出するための定点停止検出66d
からの信号が入力され、これらの信号とメイン制御装置
90から送られてくるコマンドとに応じて発射装置66
の動作、発射装置66に遊技球を送り出す球送装置66
eの動作及びタッチ表示部17aの点灯を制御する。
【0048】なお、本実施例の場合、発射装置66の駆
動源となるモータはステッピングモータが使用されてお
り、その基準パルスはメイン制御装置90から発射制御
装置100に送られ、発射制御装置100はこの基準パ
ルスを用いてステッピングモータを制御する。このた
め、例えば発射制御装置100のクリスタル発振子を不
正に交換して単位時間当たりの発射個数(現状の法規で
は毎分100発未満と規定されている。)を多くするこ
とは(遊技店の売り上げを増加しようとする行為は)防
止される。
【0049】払出制御装置80は、周知のCPU、RO
M、RAM、入出力回路等を備えるコンピュータであ
り、メイン制御装置90から送られてくるコマンドに応
じて賞球の排出を制御し、また貸出ボタン31aからの
信号に応じて貸球の排出と残高表示部31cを制御す
る。この貸出ボタン31aによる貸球の排出制御に必要
であるので、貸出受付接続端子150bにより貸出受付
装置111との通信が行われる。また、払出制御装置8
0には補給センサ53aの信号も入力され、球タンク5
2が空になると補給要求端子52aから補給設備に補給
要求信号を送って遊技球を補給させる。
【0050】音声制御装置130は、メイン制御装置9
0から送られてくるコマンドに応じて音声出力用の信号
を生成し、それによってスピーカ130aから音声を出
させる。このパチンコ機10の一つの特徴は、メイン制
御装置90から他の制御装置(動作制御装置70、払出
制御装置80、発射制御装置100、表示制御装置12
0及び音声制御装置130)へコマンドデータを送信す
るための回路構成にある。
【0051】伝送経路の概要は図4に示すとおり、例え
ばヘッダ105、コネクタ109、フラットケーブル1
04によって構成されている。コマンドデータを送受信
するための回路構成につき、メイン制御装置90と表示
制御装置120とで代表させて説明する。図7に示すよ
うに、メイン制御装置90にはDラッチ91が8個(す
なわち8ビット分)封入されたIC1(本実施例ではS
NLS74273N相当品を使用)、同じくPNPトラ
ンジスタアレイでオープンコレクタのインバータ92を
8個(8ビット分)備えるIC2が設けられている。各
Dラッチ91のデータ端子Dにはデータバス93の1本
が接続され、クロック端子CLKにはアドレス生成回路
94からのアドレス信号が、リセット端子Rにはアドレ
ス生成回路94からのリセット信号が入力される。出力
端子Q−はインバータ92に入力端子に接続されてい
る。インバータ92の出力端子は、図4に例示する構成
にて表示制御装置120に接続される。
【0052】表示制御装置120側では、発光ダイオー
ドとホトトランジスタとによるホトカプラ121を8個
有するIC3が設けられており、インバータ92の出力
端子につながるラインは抵抗R1を介して発光ダイオー
ドの正極に接続されている。また、発光ダイオードの負
極はフラットケーブル104等を介してメイン制御装置
90側でアースされている。ホトトランジスタのコレク
タは3ステートバッファ122(この3ステートバッフ
ァ122も8個がIC4に封入されている。)の入力端
子に接続されている。3ステートバッファ122の出力
端子Dは表示制御装置120のデータバス123の1本
に接続され、クロック端子CLKにはアドレス生成回路
124からのアドレス信号が入力される。さらに、3ス
テートバッファ122の入力端子は、スイッチングダイ
オードSD及びコンデンサC1を介して図示省略するC
PUの割込要求端子IRQに接続されている。割込要求
端子IRQは、コンデンサC1とスイッチングダイオー
ドSDとの間に結ばれた抵抗R2にてプルアップされて
いる。
【0053】なお、図7に示すのは1ビット分であり
(データバス93、123、アドレス生成回路94、1
24は別として。)、同様の構成が8ビット分備わって
いる。また、図示は省略しているが、フラットケーブル
104がノイズを拾いやすいために、この対策として入
出力ともローパスフィルタとハイパスフィルタを備えて
ローインピーダンスにしている。
【0054】メイン制御装置90が例えばコマンドデー
タを送出する場合、図7(b)に示すように、まずアド
レス生成回路94によりアドレス信号をDラッチ91の
クロック端子CLKに入力する。続いてデータバス93
からのデータ(図7(b)の例ではハイレベル)がデー
タ端子Dに入力され、アドレス信号のオフによって出力
端子Q−がローレベルにラッチされる。するとインバー
タ92の出力端子がハイレベルとなるので、ホトカプラ
121の発光ダイオードが点灯しホトトランジスタがオ
ンになるから、割込要求端子IRQはスイッチングダイ
オードSDを通してローレベルに変化する。このレベル
変化は、図7(c)に示すようにコンデンサC1により
微分されて瞬間的なものになる。本実施例の場合、表示
制御装置120のCPUは、割込要求端子IRQがロー
レベルになるとアドレス生成回路124にアドレス信号
を生成させて3ステートバッファ122のクロック端子
CLKに入力させるので、そのときの3ステートバッフ
ァ122の出力端子Dのレベル(この例ではハイレベ
ル)がデータバス123からCPUに取り込まれる。
【0055】なお図7(a)に示すとおり、8ビット分
のスイッチングダイオードSDは並列されていて、いず
れもコンデンサC1を介して割込要求端子IRQに接続
されているので、8ビットの内のどれか1ビットがハイ
レベルとなれば割込要求端子IRQが上述のとおりロー
レベルに変化する。よって、この割込要求端子IRQの
ローレベルに変化に応じて、CPUが8個の3ステート
バッファ122のクロック端子CLKに一斉にアドレス
信号を入力させることで、8ビット分の信号を一斉に入
力できる。したがって、CPUは定期的にメイン制御装
置90からのデータの入力状況をウォッチする必要がな
く、その分だけCPUの処理量が低減され、他の処理を
こなすことができる。
【0056】メイン制御装置90がデータの出力を終了
するときには、図7(b)に示すように、アドレス生成
回路94によるリセット信号をDラッチ91のリセット
端子Rに入力する。すると、出力端子Q−のラッチが解
除されてハイレベルに復帰するので、インバータ92の
出力端子がローレベルとなる。
【0057】これにより、ホトカプラ121の発光ダイ
オードが消灯しホトトランジスタがオフになる。この
際、割込要求端子IRQに逆起電圧が生じるが、割込要
求端子IRQ内部のダイオードにより吸収されて、IR
Q信号が受付けられることはない。
【0058】次に、メイン制御装置90が実行する処理
と他の制御装置がメイン制御装置90からデータを受信
する際の処理(表示制御装置120に代表させる。)に
ついて説明する。まず、図8を参照してメイン制御装置
90(正確には、そのCPU)がタイマー割込毎に実行
するメイン処理について説明する。
【0059】メイン制御装置90は、タイマー割込にて
メイン処理を開始すると、割込設定により所定のアドレ
スからプログラムを開始する(S301)。次に電源投
入による起動か否かをRAMの所定のアドレスのデータ
により判断し(S302)、電源投入であれば各種の初
期値を設定する(S303)。S302の判断に使用す
るデータもこの処理で設定される。
【0060】S303に続いてまたはS302で否定判
断のときは、前回00(16進)データを出力したか否
かを判断する(S304)。肯定判断なら(S304:
YES)FF(16進)データを出力し(S305)、
その出力をクリアする(S306)。否定判断なら(S
304:NO)、00(16進)データを出力し(S3
07)、その出力をクリアする(S308)。つまり、
FF(16進)データと00(16進)データが交互に
出力される。
【0061】S306またはS308の処理の後、図3
に示す特定始動検出部23aなどのスイッチやセンサ類
からの信号入力を検出し(S320)、例えば特定始動
検出部23aによる入賞球の検出に応じての特別図柄の
当たり外れ、普通始動検出部28aによる通過球の検出
に応じての普通図柄の当たり外れの判定やS312で入
力した信号に基づく各種の判定を行う(S321)。
【0062】続いて、S321における判定に基づいて
他の制御装置にコマンドデータを送出する処理が行われ
る。本実施例の場合、表示制御装置120に宛てての特
別図柄データ及び動作制御装置70に宛てての普通図柄
データの出力(S322)、その出力のクリア(S32
3)、動作制御装置70に宛ててのランプデータの出力
(S324)、その出力のクリア(S325)、払出制
御装置80に宛てての払出データの出力(S326)、
その出力のクリア(S327)、発射制御装置100に
宛てての発射データの出力(S328)、その出力のク
リア(S329)、音声制御装置130に宛てての音声
データの出力(S330)、その出力のクリア(S33
1)の順序で行われる。なお、これらのコマンドデータ
は共通の伝送経路を通るので、宛先となる制御装置以外
の制御装置にも受信される。
【0063】ただし、いずれも16進データで10〜5
Fの80個が表示制御装置120用、60〜8Fの48
個が動作制御装置70用、90〜AFの32個が払出制
御装置80用、B0〜BFの16個が発射制御装置10
0用、C0〜EFの48個が音声制御装置130用、0
1〜0FとF0〜FEが緊急用(各制御装置間の連絡
用)に設定されており、各制御装置は自分宛のコマンド
データか否かの判別が可能で、自分宛でなければこれに
従っての処理を行わない。
【0064】次に、各種カウンタ(例えばS313での
当たり外れの判定に用いるカウンタ等)の更新を繰り返
しながらタイマー割込を待つ(S350)。タイマー割
込の周期は一定であるが、S301から開始してS32
9に至るまでの処理時間は一定とはならない。このため
S329の処理回数も一定ではなくなるから、各種カウ
ンタの周期性を避けることができる。
【0065】このように、メイン制御装置90がメイン
処理を1回実行する毎にFF(16進)データまたは0
0(16進)データが交互に各制御装置に送信される。
各制御装置では、このデータに基づいて伝送経路が正常
か否かを判定する。その処理は図9に示すとおりであ
り、図7を参照して説明したIRQ信号に起因する割込
処理として実行される。それぞれの制御装置例えば表示
制御装置120は、IRQ信号によって割込処理を開始
すると、まずデータを取得する(S401)。そして、
そのデータがFF(16進)であるか(S402)、0
0(16進)であるかを判断する(S403)。FF
(16進)データまたは00(16進)データであれ
ば、伝送経路は正常である(断線は発生していない)こ
とが確認できる。また、これらは実体的な処理のコマン
ドでもないから、そのまま本割込処理を終了する。
【0066】取得したデータがFF(16進)でなく
(S402:NO)、00(16進)でもなければ(S
403:NO)、そのデータが前回に取得したデータと
同じであるか否かを判断する(S404)。同じデータ
であればこれをRAMのデータ作業領域に保存して(S
405)、エラーフラグを設定する(S406)。
【0067】図8のメイン制御装置90の処理の説明で
明らかなように、特別図柄データ、普通図柄データ、ラ
ンプデータ、払出データ、発射データ、音声データの順
序で送出される上、データの使用範囲が表示制御装置1
20用、動作制御装置70用、払出制御装置80用、発
射制御装置100用、音声制御装置130用及び緊急用
に設定されているので、正常であれば前回と同じデータ
の送出はあり得ない。したがって、前回と同じデータが
受信されている場合には、これをデータ作業領域に保存
して(S405)、エラーフラグを設定する(S40
6)のである。
【0068】前回とは異なるデータであれば(S40
4:NO)、自分宛のデータであるか否か(例えば表示
制御装置120の場合には16進データで10〜5Fの
いずれかまたは緊急用のデータであるか否か)を判断し
(S407)、自分宛ならデータ作業領域に保存する
(S408)。
【0069】この割込処理においてエラーフラグが設定
された場合(S406)、次にFF(16進)データが
送られてくるはずのときにどれか1ビット(あるいは複
数ビット)がローレベルのままなら、そのビットに対応
するラインが断線していることが判る。FF(16進)
及び00(16進)のデータが断線検出用データに該当
し、図9の割込処理が断線検出手段に該当する。
【0070】これに基づいて、表示制御装置120の場
合は液晶表示装置22に例えば「何番目が断線」の文字
を表示させ、音声制御装置130の場合は同様の内容を
音声出力する。また、動作制御装置70、払出制御装置
80、発射制御装置100は、それぞれに備えられてい
る7セグメントLEDのエラー表示器70a、80a、
100aにて断線しているラインを特定可能な表示を行
う。表示制御装置120が液晶表示装置22に断線を表
示させる点が断線表示制御手段に該当する。また、音声
制御装置130の音声出力及びエラー表示器70a、8
0a、100aによる表示が断線報知手段に該当する。
【0071】このように、表示制御装置120、動作制
御装置70、払出制御装置80、発射制御装置100及
び音声制御装置130が、それぞれメイン制御装置90
からのパラレル伝送経路の断線を検出し、断線している
ことを液晶表示装置22に表示させたり(表示制御装置
120)、音声で出力したり(音声制御装置130)、
またエラー表示器70a、80a、100aにて表示す
るので、例えば開店前の起動時に液晶表示装置22等の
表示や音声出力により、断線有りが報知されているパチ
ンコ機10を稼働させない等の対策が可能になる。
【0072】また、稼働中に断線が発生した場合でも、
これが例えば液晶表示装置22によって表示されるか
ら、遊技店員等がこの表示に応じてパチンコ機10を停
止させることができる。遊技者もその表示を見れば断線
(遊技機の故障)を知るので、パチンコ機10を停止さ
せるに当たって無用なトラブルを防止できる。
【0073】しかも、メイン制御装置90から表示制御
装置120等へのパラレル伝送経路を構成するためのフ
ラットケーブル、コネクタ及びヘッダの樹脂部分を全て
透光性としてあるので、断線箇所を的確に発見できる。
この目視検査は1台のパチンコ機10(断線したパチン
コ機10)についてだけ行えばよいので、作業量は少な
い。
【0074】また、フラットケーブルの断線なのか、コ
ネクタまたはヘッダの端子の不良(例えば破損)なのか
が分かる。つまり、フラットケーブル、コネクタまたは
ヘッダのいずれを交換すればよいか分かるので、的確な
リペアが可能になる。さらにパラレル伝送経路の各ライ
ン毎に断線の有無を検出し、断線が検出されたラインを
特定可能な情報を液晶表示装置22に表示するなどで通
報するので、点検、修理する側は何番目のラインが断線
しているか分かる。したがって、フラットケーブル、コ
ネクタ及びヘッダの目視検査による断線箇所の発見はき
わめて容易になる。
【0075】しかも、パラレル伝送経路の共用部分につ
いては表示制御装置120とサブ制御装置に該当する動
作制御装置70、払出制御装置80、発射制御装置10
0及び音声制御装置130とのダブルチェックとなるの
で、この部分の断線の検出は一層確実となる。 (変形例1)上記の例では、メイン制御装置90がメイ
ン処理を1回実行する毎にFF(16進)データまたは
00(16進)データが交互に各制御装置に送信される
構成であるが、これだと各制御装置がデータを受信する
毎にFF(16進)データまたは00(16進)データ
の判別処理を行わねばならないので、本来の処理が遅れ
るおそれがある。
【0076】そこで、図10に例示する構成を採用する
こともできる。なお、図10の例ではS301〜30
3、S320〜331及びS350の処理は図8のもの
と同じである。この例では、S303に続いてまたはS
302で否定判断のときは、検索フラグが設定されてい
るか否かを判断する(S310)。なお、検索フラグは
S303の初期値設定において設定されている。
【0077】検索フラグが設定されていれば(S31
0:YES)、00フラグが設定されているか否かを判
断する(S311)。00フラグが設定されていなけれ
ば(S311:NO)、FF(16進)データを出力し
(S312)、その出力をクリアし(S313)、00
フラグを設定する(S314)。
【0078】00フラグが設定されていれば(S31
1:YES)、00(16進)データを出力し(S31
5)、その出力をクリアし(S316)、00フラグを
解除する(S317)。その後、S320〜331を実
行してから、上記のように送信したデータが前回と比べ
て変化しているか否かを判断し(S341)、データに
変化がなければ(S341:NO)検索フラグを設定す
る(S342)。データに変化があれば(S341:Y
ES)、各出力フラグを解除し(S343)、検索フラ
グが設定されていれば(S344:YES)これも解除
する(S345)。
【0079】S342またはS345の後或いはS34
4で否定判断のときはS350に進んで各種カウンタの
更新を繰り返しながらタイマー割込を待つ。このよう
に、検索フラグが設定されていると、メイン処理が1回
行われる毎にFF(16進)または00(16進)が交
互に各制御装置に送信される。各制御装置では、このデ
ータに基づいて伝送経路が正常か否かを判定する。その
処理は図9に準ずる。ただし、データに変化がある場合
には(S341:YES)、検索フラグが解除されてし
まうので(S345)、次回処理でFF(16進)また
は00(16進)が出力されることはない。よって、各
制御装置ではFF(16進)データまたは00(16
進)データの判別処理を行う必要がなく、本来の処理に
集中できる。 (変形例2)或いは図11に例示するように、メイン制
御装置90は、メイン処理における割込設定(S30
1)の次に電源投入による起動と判断した場合に(S3
02:YES)、初期値の設定(S303)に続いて、
他の制御装置(動作制御装置70、払出制御装置80、
発射制御装置100、表示制御装置120及び音声制御
装置130)の初期設定などの完了を待って(S36
1)、FF(16進)データを他の制御装置に送信して
から(S362)、通常の制御処理(例えば図8に示す
S320〜350の処理)を行う構成とできる。
【0080】この場合、他の制御装置(動作制御装置7
0、払出制御装置80、発射制御装置100、表示制御
装置120及び音声制御装置130)は、図12に示す
ように、割込アドレスの設定(S501)の次に電源投
入による起動か否かを判断し(S502)、電源投入で
あれば(S502:YES)、初期値の設定を行ってか
ら(S503)メイン制御装置90からのデータを取得
する(S504)。そして、そのデータがFF(16
進)であるか否かを判断し(S505)、FF(16
進)でなければ前述したとおりどこかに断線などが発生
しているわけだから、それぞれエラー処理として前述と
同様に断線表示制御手段または断線報知手段としての処
理を実行する(S506)。また、FF(16進)デー
タであれば(S505:YES)、断線などは発生して
いないからそれぞれの制御装置の通常の制御処理(S5
07)を実行する。
【0081】この変形例2の場合、電源投入による起動
時に1回だけ断線の有無をチェックするので稼働中に断
線などが発生した場合には検出できないが、起動直後に
1回だけ断線検出を実行し通常の稼働中は行わないので
メイン制御装置90及び他の制御装置の負担が軽く、構
成が簡単で済むというメリットがある。
【0082】以上、実施例及び変形例に従って、本発明
の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図。
【図2】 実施例のパチンコ機の背面図。
【図3】 実施例のパチンコ機で使用している制御装置
のケースの斜視図。
【図4】 実施例のパチンコ機におけるフラットケーブ
ル、コネクタ及びヘッダの接続関係の説明図。
【図5】 実施例のパチンコ機の電気系のブロック図。
【図6】 実施例のパチンコ機におけるコマンドデータ
の伝送経路の説明図。
【図7】 実施例のパチンコ機のメイン制御装置から他
の制御装置へのコマンドデータの送信の説明図。
【図8】 実施例のパチンコ機のメイン制御装置が実行
するメイン処理のフローチャート。
【図9】 実施例のパチンコ機の他の制御装置がメイン
制御装置からのデータを取得する際に実行する割込処理
のフローチャート。
【図10】 図8のメイン処理の変形例1のフローチャ
ート。
【図11】 図8のメイン処理の変形例2のフローチャ
ート。
【図12】 図11のメイン処理(変形例2)に対応し
て他の制御装置が行う処理のフローチャート。
【符号の説明】
10 パチンコ機 20 遊技盤 22 液晶表示装置 23 始動入賞装置 24 大入賞装置 26 大入賞口 55 払出装置 66 発射装置 70 動作制御装置(サブ制御装置、電飾制御装置、
アクチュエータ制御装置) 80 払出制御装置(サブ制御装置) 90 メイン制御装置 90a 配線基板 100 発射制御装置(サブ制御装置) 104 フラットケーブル 105 ヘッダ 109 コネクタ 110 電源制御装置 111 貸出受付装置 120 表示制御装置 130 音声制御装置(サブ制御装置) 150 外部出力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当たり外れを判定するメイン制御装置
    と、当たり外れを表示する表示装置と、前記メイン制御
    装置からの指示を受けて前記表示装置の動作を制御する
    表示制御装置とを備える遊技機において、 前記メイン制御装置から前記表示制御装置へのパラレル
    伝送経路を構成するためのフラットケーブル、コネクタ
    及びヘッダの樹脂部分を全て透光性とし、 前記表示制御装置には、前記メイン制御装置から送出さ
    れる断線検出用データに基づいて前記パラレル伝送経路
    の断線の有無を検出する断線検出手段と、該断線検出手
    段によって前記断線が検出されたことを前記表示装置に
    表示させる断線表示制御手段とを備えたことを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技機において、 前記断線検出手段は、前記パラレル伝送経路の各ライン
    毎に断線の有無を検出し、 前記断線表示制御手段は、該断線検出手段によって前記
    断線が検出されたラインを特定可能な情報を前記表示装
    置に表示させることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の遊技機におい
    て、 前記断線検出用データは前記表示装置とは別の電気部品
    を制御するサブ制御装置へも前記パラレル伝送経路の一
    部を共用して入力され、 前記サブ制御装置には、前記断線検出手段と、該断線検
    出手段によって前記断線が検出されたことを報知する断
    線報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の遊技機において、 前記サブ制御装置として、景品体等の遊技価値を遊技者
    側に与えるための価値払出装置を制御する払出制御装
    置、ランプ類を制御する電飾制御装置、ソレノイド等の
    アクチュエータを制御するアクチュエータ制御装置、遊
    技球の発射装置を制御する発射制御装置及び音声出力を
    制御する音声制御装置のいずれか又は全てを備えたこと
    を特徴とする遊技機。
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