JP2002004802A - 回転翼のシュラウド - Google Patents

回転翼のシュラウド

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JP2002004802A
JP2002004802A JP2000185744A JP2000185744A JP2002004802A JP 2002004802 A JP2002004802 A JP 2002004802A JP 2000185744 A JP2000185744 A JP 2000185744A JP 2000185744 A JP2000185744 A JP 2000185744A JP 2002004802 A JP2002004802 A JP 2002004802A
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shroud
face
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rotor
rotation
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JP2000185744A
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Masaaki Shibata
昌明 柴田
Toyoaki Furukawa
豊秋 古川
Seiji Saburi
誠司 佐部利
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転翼の回転速度が高くなるにしたがい、シ
ュラウドの端面同士の接触をより強固にして剛性を大き
くし、これにより固有振動数を上昇させて共振点を運転
回転数範囲で減少させることができる回転翼のシュラウ
ドを提供すること。 【解決手段】 相隣るシュラウド1のうち、一方のシュ
ラウド1が第1の端面3aとこの第1の端面3aから屈
曲する第2の端面3bを有し、また他方のシュラウド1
が第1の端面3aに対向する第1の端面4aと第2の端
面3bに対向する第2の端面4bを有し、第1の端面3
a,4a同士のすき間G1を低速回転で接触する大きさ
とし、また第2の端面3b,4b同士のすき間G2を高
速回転で接触する大きさとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービンなどの回
転翼のシュラウドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】タービンなどの回転翼の外周部には、剛
性を確保しまた減衰特性を改善するなどのためにシュラ
ウドが突設される。回転停止時には、相隣るシュラウド
の端面同士は小さなすき間を有して離間しているが、高
速回転時には回転翼の捩り変形によりこのすき間はなく
なり、相隣るシュラウドの端面同士は互いに接触する。
このように回転翼の捩り変形によりすべてのシュラウド
を一円周上で接触させて一体的に連成することにより、
回転翼の剛性を確保し、減衰特性を改善するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種回転翼は固有振
動数を有しており、キャンベル線図で求められるいくつ
かの共振点で共振を発生する。共振が発生すると動翼に
過大な負荷・応力が発生するなどの悪影響のため、この
種回転翼は運転回転数範囲では共振点が極力減少するよ
うに設計することが望ましい。
【0004】運転回転数範囲で共振点を減少させるため
には、シュラウドの端面同士をしっかり接触させて全体
の剛性をより大きくする必要がある。またこの場合、回
転数が高くなるほど、剛性をより大きくすることが望ま
しい。
【0005】そこで本発明は、回転翼の回転速度が高く
なるにしたがい、シュラウドの端面同士の接触を徐々に
強固にして剛性を大きくし、これにより固有振動数を上
昇させて共振点を運転回転数範囲で減少させることがで
きる回転翼のシュラウドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、回転翼の外周部に突設されるシュラウドにおいて、
相隣るシュラウドの互いに対向する端面を回転速度が上
昇する程接触面積が大きくなる形状としたものである。
【0007】また請求項2に記載の発明は、好ましく
は、前記相隣るシュラウドのうち、一方のシュラウドが
第1の端面とこの第1の端面から屈曲する第2の端面を
有し、また他方のシュラウドが前記第1の端面に対向す
る第1の端面と前記第2の端面に対向する第2の端面を
有し、前記第1の端面同士のすき間を低速回転で接触す
る形状とし、また前記第2の端面同士のすき間を高速回
転で接触する形状としたものである。
【0008】上記構成において、回転翼の回転停止時に
は、相隣るシュラウドの端面同士は互いに小さなすき間
を有して離間しているが、中速回転になると回転翼の捩
り変形によりかなりの面積で接触し、更に高速回転にな
ると更に接触面積は大きくなる。このように回転速度が
高くなるにしたがい、接触面積は次第に増大して全体の
剛性も増大する。
【0009】請求項3に記載の発明は、回転翼の外周部
に突設されるシュラウドにおいて、回転時に互いに接触
するシュラウドの先端部に弾性付与部を形成したもので
ある。
【0010】上記構成において、回転翼の回転速度が増
大すると、回転翼の捩り変形により相隣るシュラウドの
先端部同士は互いに接触し、また回転速度が低下すると
シュラウドの先端部同士は離間するが、シュラウドの先
端部には弾性付与部を形成しているので、回転速度の変
化にともなってシュラウドの先端部は変形しやすくな
り、したがってシュラウドの端面同士はしっかり接触す
る。請求項4に記載の発明は、回転翼の外周部に突設さ
れるシュラウドにおいて、回転時に互いに接触するシュ
ラウドの先端部にスリット部を形成したものである。上
記構成において、回転翼の回転速度が増大すると、回転
翼の捩り変形により相隣るシュラウドの先端部同士は互
いに接触し、また回転速度が低下するとシュラウドの先
端部同士は離間するが、シュラウドの先端部にはスリッ
ト部を形成しているので、定格回転時にシュラウドの先
端部がしっかり接触して、接触摩擦により回転翼の振動
を減衰する。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明に
係る実施の形態1におけるシュラウドの正面図、図2は
同シュラウドの接触部分の拡大正面図である。
【0012】図1において、正面形状が略長片状のシュ
ラウド1は、回転翼である動翼2の外周部に突設されて
いる。シュラウド1は、直線状若しくは略直線状の動翼
2の外周部の両側部に第1の突部3と第2の突部4を突
設して成っている。動翼2が回転すると、シュラウド1
には矢印A方向の捩り力が作用し、同方向に捩れる。
【0013】図1および図2(a)において、第1の突
部3は、動翼2の長手方向と略直交する第1の端面3a
と、第1の端面3aから隣接するシュラウド1側へ緩や
かに屈曲する第2の端面3bと、第2の端面3bから鋭
角的に屈曲する第3の端面3cと、第3の端面3cから
シュラウド1の端部へ緩やかに屈曲する第4の端面3d
を有している。
【0014】第2の突部4は、上記第1の端面3aに対
向する第1の端面4aと、これから緩やかに屈曲して上
記第2の端面3bに対向する第2の端面4bと、第1の
端面4aから動翼2の他端部へ伸びる第3の端面4cを
有している。
【0015】この回転翼のシュラウド1は上記構造より
成り、次に図2を参照して説明する。図2(a)は回転
停止状態を示している。この状態で、第1の端面3aと
第1の端面4aは小さなすき間G1をおいて対向してい
る。また第2の端面3bと第2の端面4bは、すき間G
1よりも大きなすき間G2をおいて対向している。
【0016】図2(b)は中速回転状態を示している。
この状態で、動翼2の捩り変形のために、第1の端面3
aと第1の端面4aが接触している。また第2の端面3
bと第2の端面4bのすき間はG2からG2’へ小さく
なっている。また図2(c)は高速回転状態を示してい
る。この状態で動翼2の捩り変形は更に大きくなり、第
1の端面3aと第1の端面4aはより強く接触するとと
もに、第2の端面3bと第2の端面4bも接触してい
る。
【0017】このように、中速回転から高速回転へ移行
し、これにともなって動翼2の捩り変形が大きくなるこ
とにより、すき間G1とすき間G2は次第にせばまって
第1の突部3の端面と第2の突部4の端面の接触面積は
徐々に大きくなる。このように接触面積が大きくなるに
したがい、それだけ第1の突部3と第2の突部4はしっ
かり連成・結合されて剛性が増大し、また固有振動数も
上昇し、また減衰特性も改善される。
【0018】シュラウドの形状は上記実施の形態に限定
されないのであって、要は、回転速度が上昇する程接触
面積が大きくなるようにして、剛性をより十分に確保す
るようにすればよいものである。
【0019】(実施の形態2)図3は、本発明に係る実
施の形態2におけるシュラウドの正面図、図4は同シュ
ラウドの接触部分の拡大正面図である。
【0020】図3において、正面形状が略長片状のシュ
ラウド11は、回転翼である動翼12の外周部に突設さ
れている。シュラウド11は、直線状若しくは略直線状
の動翼12の先端部の両側部に対称に同形状の突部13
を突設して成っている。突部13の先端部13aは自由
端部になっており、先端部13aの中央にはスリット状
の割り溝14が形成されている。この割り溝14によ
り、先端部13aには弾性が確保され、また剛性が低下
して変形しやすくなっている。また先端部13aを自由
端部にすることによって、若干の首振り自在な弾性が付
与されている。なお上記実施の形態1や実施の形態2の
シュラウド1,11は、一般に、鋼材などの金属により
形成される。
【0021】上記構成において、回転翼の回転停止時に
は、図4(a)に示すように、相隣るシュラウド11の
先端部13a同士は小さなすき間Gを有して離間してい
るが、回転時には動翼12の捩り変形により先端部13
a同士は図4(b)に示すように互いに強く押圧して接
触する。
【0022】このようにして、シュラウド11の先端部
13a同士は接触と離間を繰り返すが、先端部13aに
は割り溝14により弾性が付与されているので、回転速
度の変化に応じて先端部13aは変形しやすい。したが
って回転速度が速くなるにしたがい、先端部13aは十
分に変形して先端部13a同士は互いに弾性的にぴった
り接合して接触し、強固な一体状態と十分な剛性を維持
する。
【0023】(実施の形態3)図5は、本発明に係る実
施の形態3におけるシュラウドの接触部分の拡大正面図
である。
【0024】本形態3では、弾性付与部として突部13
の先端部13aに小孔15を形成している。他の構成は
実施の形態2と同じである。したがってこの実施の形態
3も、実施の形態2と同様の作用効果が得られる。また
実施の形態2,3などに示す割り溝や小孔などの弾性付
与部は、実施の形態1の第1の突部3や第2の突部4の
先端部に形成してもよいものであり、このようにすれば
第1の突部3と第2の突部4の接触性や連成・結合性は
更に良くなる。
【0025】(実施の形態4)図6は、本発明に係る実
施の形態4におけるシュラウドの接触部分の拡大正面図
である。本形態4では、スリット部として突部13の先
端部13aに溝幅が数10μ〜約100μのスリット16を
刻設している。他の構成は実施の形態3と同じである。
したがってこの実施の形態4も、実施の形態3と同様の
作用効果が得られる。また実施の形態4に示すスリット
16は、実施の形態1の第1の突部3や第2の突部4の
先端部に形成してもよいものであり、このようにすれば
第1の突部3と第2の突部4の接触性や連成・結合性は
更に良くなる。
【発明の効果】以上説明したように請求項1および2に
記載の発明によれば、回転速度が上昇する程接触面積は
大きくなるので、剛性はより十分に確保され、減衰特性
を向上できる。
【0026】また請求項3,4に記載の発明によれば、
シュラウドの先端部は回転速度に応じて変形しやすくな
っているので、先端部同士を強固に一体化させて十分な
剛性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1におけるシュラウド
の正面図
【図2】本発明に係る実施の形態1におけるシュラウド
の接触部分の拡大正面図
【図3】本発明に係る実施の形態2におけるシュラウド
の正面図
【図4】本発明に係る実施の形態2におけるシュラウド
の接触部分の拡大正面図
【図5】本発明に係る実施の形態3におけるシュラウド
の接触部分の拡大正面図
【図6】本発明に係る実施の形態4におけるシュラウド
の接触部分の拡大正面図
【符号の説明】
1,11 シュラウド 2,12 動翼(回転翼) 3 第1の突部 3a,4a 第1の端面 3b,4b 第2の端面 4 第2の突部 13 突部 14 割り溝(弾性付与部) 15 小孔(弾性付与部) 16 スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転翼の外周部に突設されるシュラウド
    において、相隣るシュラウドの互いに対向する端面を回
    転速度が上昇する程接触面積が大きくなる形状としたこ
    とを特徴とする回転翼のシュラウド。
  2. 【請求項2】 前記相隣るシュラウドのうち、一方のシ
    ュラウドが第1の端面とこの第1の端面から屈曲する第
    2の端面を有し、また他方のシュラウドが前記第1の端
    面に対向する第1の端面と前記第2の端面に対向する第
    2の端面を有し、前記第1の端面同士のすき間を低速回
    転で接触する形状とし、また前記第2の端面同士のすき
    間を高速回転で接触する形状としたことを特徴とする請
    求項1記載の回転翼のシュラウド。
  3. 【請求項3】 回転翼の外周部に突設されるシュラウド
    において、回転時に互いに接触するシュラウドの先端部
    に弾性付与部を形成したことを特徴とする回転翼のシュ
    ラウド。
  4. 【請求項4】 回転翼の外周部に突設されるシュラウド
    において、回転時に互いに接触するシュラウドの先端部
    にスリット部を形成したことを特徴とする回転翼のシュ
    ラウド。
JP2000185744A 2000-06-21 2000-06-21 回転翼のシュラウド Withdrawn JP2002004802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015163766A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 三菱日立パワーシステムズ株式会社 動翼及び回転機械
KR101874243B1 (ko) * 2017-03-31 2018-07-03 두산중공업 주식회사 버킷의 진동감쇠구조와 이를 포함하는 버킷 및 터보머신

Cited By (3)

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Effective date: 20070904