JP2002012183A - エアボート - Google Patents

エアボート

Info

Publication number
JP2002012183A
JP2002012183A JP2000194729A JP2000194729A JP2002012183A JP 2002012183 A JP2002012183 A JP 2002012183A JP 2000194729 A JP2000194729 A JP 2000194729A JP 2000194729 A JP2000194729 A JP 2000194729A JP 2002012183 A JP2002012183 A JP 2002012183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
keel
mat
air mat
keels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000194729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002012183A5 (ja
JP4669107B2 (ja
Inventor
Masao Furuno
雅夫 古野
Hideaki Okamura
英明 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP2000194729A priority Critical patent/JP4669107B2/ja
Publication of JP2002012183A publication Critical patent/JP2002012183A/ja
Publication of JP2002012183A5 publication Critical patent/JP2002012183A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669107B2 publication Critical patent/JP4669107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性に優れると共に、乗り心地が良好で、
更に船体の剛性が高く、保針性、旋回性、凌波性、加速
性等の操縦性に優れたエアボートを提供する。 【解決手段】 船体の舳先から船尾にかけて平面U字形
に形成された気胴体2と、該気胴体2に取り付けられた船
底シート3と、エアマット製床板4とを有するエアボート
1であって、複数のエアキール6,7,8を船底シート3とエ
アマット製床板4との間に介在するように設け、複数の
エアキールのうち少なくとも1つ以上(7,8)をエアマット
製床板4に固着して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保針性、旋回性、
凌波性、加速性などの操縦性に優れ、持ち運び性、及び
乗り心地などの良好なエアーボートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、エアボートには、木板、合
板、金属板等の板材から成る底板が設けられており、ボ
ートの剛性はこの底板により保たれていた。エアボート
は本来、使用しない場合は空気を抜いてコンパクトに折
り畳むことができるため、運搬に便利であるのが大きな
特徴である。従って、板材で構成された底板は、エアボ
ートの折り畳みの便宜上、一枚板形状ではなく、複数の
板状体から形成して分割、あるいは折り畳み可能に形成
するのが一般的であった。
【0003】また、走行性を向上させるために、床板に
木板等の硬い素材を使用し、かつエアキールを1本設け
たエアボートが開発された。しかしエアキールの上に乗
っていない部分は、波の衝撃がほとんど直接床板に伝わ
り、乗り心地の劣るものであった。
【0004】そこで、波の衝撃を吸収し、クッション性
を向上させるため、木板等の硬い床板の下に3本のエア
キールを設けたエアボートが開発された(実開昭59-1409
87号公報参照)。
【0005】ところが上記の床板は、収納時にはそれら
を分割または折り畳む必要があり、手間のかかるもので
あった。また木板、合板、金属板などは重量が嵩み、持
ち運びに不便であった。さらに、板材は硬質であるた
め、クッション性に乏しく、良好な乗り心地が得られに
くいと言う問題もあった。
【0006】近年、上記問題を解決するために、エアボ
ートを軽量化して運搬し易くする目的で、底板としてエ
アマットのような軽量な材料が用いられるようになって
いる。また、エアマットからなる底板を用いたエアボー
トにおいて、硬質船底を有するボートと同等の保針性、
旋回性、凌波性、加速性等の操縦性を得るために、例え
ば実開昭62-145791号公報に記載の如く、エアマット製
底板と船底シートとの間に気胴状のエアキールを1つ設
けたものが公知である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアマットを
底板として用いたエアボートは、前記段落番号(0003)に
記載したような剛性のある床板特有の問題は解決できた
ものの、金属板や合板製の底板を用いた従来のエアーボ
ートと比較して、ボートとしての剛性が劣るという問題
があった。そのため本出願人は、例えば特開2000-25684
号公報に記載のように、エアキールの最大径部に相当す
る位置に補強板を設けて剛性を改良したエアボートを提
案している。この補強板としては、硬質で剛性のある材
料として、具体的には金属板、木板、プラスチック板、
ガラス繊維で補強したFRP板などが用いられていた。
【0008】上記の補強板を設けたエアーボートは、あ
る程度ボートの剛性を改良することができたが、補強板
が木製や金属製であるため、重く嵩張るという問題が生
じてしまう。また、このエアボートは、補強板が設けら
れている部分のみの幅方向の剛性は向上するものの、補
強板の設けられていない部分や、長手方向の剛性はあま
り改善されない。特に全長が長い大型のボートでは、こ
の欠点が顕著に発生し、波によってボート全体が前後方
向にうねるという問題が生じてしまうことが判った。
【0009】本発明は上記欠点を解決しようとするもの
であり、携帯性に優れると共に、乗り心地が良好で、更
に船体の剛性が高く、保針性、旋回性、凌波性、加速性
等の操縦性に優れたエアボートを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)気胴体
と、気胴体に取り付けられた船底シートと、エアマット
製床板と、船底シートとエアマット製床板との間に介在
する複数のエアキールとからなり、エアキールの少なく
とも1つがエアマットに固着されていることを特徴とす
るエアボート、(2)エアマットに固着されたエアキール
が、エアマットから取り外し可能に取り付けられている
上記(1)記載のエアボート、(3)エアマットと該エアマッ
トに固着されているエアキールの内部が連通している上
記(1)または(2)記載のエアボート、(4)複数のエアキー
ルが、エアマットに固着されず且つボートの幅方向中心
に位置する主エアキールと、該主エアキールの左右に位
置しエアマットに固着された副エアキールとから構成さ
れている上記(1)〜(3)のいずれか記載のエアボート、
(5)船体後部にトランサム板を有し、該トランサム板の
下辺がキールの数と同じ数の凸部が形成された形状を有
する(1)〜(4)のいずれか記載のエアボート、(6)気胴体
と、気胴体に取り付けられた船底シートと、エアマット
製床板と、船底シートとエアマット製床板との間に介在
する主キールと副キールからなり、主キールはエアキー
ルであり、副キールはエアキールではなく、少なくとも
副キールの1つがエアマットに固着されていることを特
徴とするエアボート、(7)船体後部にトランサム板を有
し、該トランサム板の下辺がキールの数と同じ数の凸部
が形成された形状を有する上記(6)記載のエアボート、
を要旨とする。
【0011】なお、上記(6)に記載したエアキールでは
ないキールとは、例えばゴムや合成樹脂又は金属等から
なるパイプや略円柱形状、略三角柱形状等のものであ
り、給排気によりキールの形状が変わらないものを言
う。このエアキールではないキールは、エアマットから
取り外せないように固着しても良いが、エアマットに対
して着脱自在に取り付けて、エアマットから取り外し可
能に固着しても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を詳細
に説明する。図1及び図2に示すように本発明のエアボー
ト1は、船体の舳先から船尾にかけて平面U字形に形成さ
れた気胴体2と、該気胴体2に取り付けられた船底シート
3と、エアマット製床板4と、船底シート3とエアマット
製床板4との間に介在する複数のエアキール(6,7,8)とか
らなり、船尾にはトランサム板5が設けられている。
【0013】図1及び図2に示す態様のエアボートでは、
エアキールは、船体幅方向の中央に船体の前後方向に沿
って全体的に流線型に形成された気胴である1つの主エ
アキール6と、該エアキール6の左右に位置しエアマット
に固着された2つの副エアキール7、8との合計3つ設けら
れている。
【0014】主エアキール6には先端部分の中央上面に
口栓9が設けられ、エアマット製床板4の該当部分に貫通
孔10が設けられている。主エアキール6は図8に示すよう
に、エアマット製床板4と船底シート3の間に位置し、エ
アマット製床板4及び口栓9を引き出して内部に空気を注
入可能に取り付けられている。主エアキール6は後端が
トランサム板5に接合されて一体化されているが、エア
マット製床板4及び船底シート3には固着されていない。
【0015】図3は図1及び図2に示すエアボートのエア
マット製床板の裏面側を示すものである。図1及び図2に
示す態様のエアボートにおいて、2つの副エアキール7,8
は図3に示すようにエアマット製床板4の裏面側に固着さ
れている。また、副エアキール7,8とエアマット製床板4
の内部は連通部71と81により連通しており、内部の空気
が互いに流通するように形成されている。また、主エア
キール6はエアマット製床板4に固着していない。なお本
発明でいう固着とは、エアボートの通常の使用に於いて
エアマット製床板4からエアキールが外れない程度に一
体化していることを意味する。
【0016】本発明エアボートにおいて気胴体2は、従
来のエアボートと同様に、伸びが小さく気密性を有する
可撓性シート材が好ましく用いられ、例えば、ゴム引
布、ビニルターポリン、ビニルレザーなどにより形成さ
れる。
【0017】船底シート3は、従来のエアボートに用い
られているものと同様に、ゴム引布、ビニルターポリ
ン、ビニルレザー等により形成される。また通常、船底
シート3は気胴体2の底部周縁に接着される。
【0018】エアマット製床板4は、2枚の気密性を有す
る可撓性シート或いは基布を重ね合わせ、その少なくと
も周縁を接着剤による接着や、高周波融着等によって接
合し、膨らみを規制する為の吊り布を必要に応じて設
け、内部を気密構造としたもの等が使用できる。エアマ
ット製床板を構成する可撓性シート材としては、内部の
空気圧を上げたときに充分な剛性を有するものとなるよ
うに、伸びが小さいものが用いられる。このようなシー
ト材としては、例えばゴム引布、ビニルターポリン、ビ
ニルレザーシート、等が挙げられる。また基布の材料と
しては、織布の表面にゴム、樹脂等をコーティングした
り、またはゴム、樹脂シートなどを貼着した気密性を有
する積層体が挙げられる。
【0019】エアマット製床板4は図4に示すように、相
対する上織布41と下織布42を多数の連結糸43により適宜
の間隔を空けて連結された3次元構造布を使用し、上織
布41と下織布の42外表面側には、樹脂、ゴムなどのコー
ティングを施したり、樹脂、ゴムシートなどを貼り付け
たりして防水層46、47を形成し、気密状の積層体として
形成された上基布48,下基布49を用い、上織布41と下織
布42の周縁結合部をサイドシール材44等により気密加工
し、適宜箇所にエアー封入口45を設けて、内部にエアー
を封入可能に形成されたエアマットを用いることが好ま
しい。尚、図4には示していないが、エアー封入口45に
は口栓が設けられる。
【0020】この3次元構造布を用いたエアマット製床
板4は、上織布41と下織布42とが多数の連結糸43により
連結されているため剛性に優れるものであり、またエア
マット製床板の上下面に吊布による凹溝を形成すること
なく、ほぼ平坦に形成でき、かつエアマット本来のクッ
ション性を損なわないので、乗り心地が良いといった特
徴がある。
【0021】また3次元構造布は、あらかじめ上織布と
下織布とが一定長の多数の連結糸によって連結されたダ
ブルウォール織物を使用してもよく、または別体の上織
布と下織布に対して、後から連結糸を縫い込むように縫
製したものでも良い。
【0022】上記サイドシール材44としては例えば各基
布の防水層と同様の素材から成るシート、ターポリン、
防水性のあるレザー引き等が用いられる。そして図4に
示すように上基布48、下基布49の周縁部に、サイドシー
ル材44は高周波ウェルダ装置、熱風溶接機、ホットプレ
ート溶接機等の装置で、エアマット製床板4の内部が密
封されるように接着される。
【0023】図4に示すエアマット製床板4は、周縁部が
開口した状態で上基布48と下基布49の端部をサイドシー
ル材44に接合して内部が気密状態となるように形成して
いるが、例えばサイドシール材を使用せずに上織布と下
織布とを縫製などで接合した後、表面に防水層を形成す
るなどによって、上基布と下基布の周縁部同士を直接接
合して密封するようにしても良く、或いは図5に示すよ
うに、更に上基布48と下基布49の周縁部の周囲にサイド
シール材44を設けるようにしても良い。
【0024】本発明において、主エアキール6及び副エ
アキール7,8等のエアキールは、気密性を有するシート
材を用いて形成される。上記シート材としては、気胴体
2と同様に伸びが小さく気密性を有する可撓性シート材
が好ましく用いられる。このような可撓性シート材とし
ては、例えばゴム引布、ビニルターポリン、ビニルレザ
ー等が挙げられる。
【0025】エアキールの形状は、主エアキール、副エ
アキールのいずれも保針性、旋回性、凌波性、加速性等
の操縦性に適した形状であればよく、通常、長尺のチュ
ーブが用いられる。また主エアキール6は、図1に示すよ
うに、船首部から気胴体の反り上がり開始部にかけて漸
次径が増大し、気胴体の反り上がり開始部sにおいて最
大径となり、気胴体の反り上がり開始部から船尾にかけ
て漸次、径が減少するような形状に形成するのが好まし
い。また、副エアキールは主エアキールに準じた形状に
形成されるが、通常は主エアキールよりも小さく形成さ
れる。
【0026】副エアキール7,8は、エアマット製床板4に
固着して一体に取り付けられている。本発明では、少な
くとも複数のエアキールの1つがエアマット製床板に取
り付けられていればよいが、図1に示す様に主エアキー
ルをエアマット製床板に固着せず、副エアキールをエア
マットに固着するように形成するのが好ましい。
【0027】エアキールをエアマット製床板に固着する
場合、エアマット製床板からエアキールを取り外せない
ように一体化してもよいが、エアマット製床板から任意
に取り外せるように着脱自在に取り付けてもいずれでも
よい。また、エアキールを着脱自在に取り付ける場合、
エアキールとエアマット製床板は、両者がそれぞれ独立
した気密構造に形成しても良いし、内部を連通した構造
として内部の空気を流通可能に形成しても良い。
【0028】エアマット製床板とエアキールを両者が独
立した気密構造を有するように構成した場合には、両者
の接合部などからエアーの漏れる虞がなく気密性の点で
有利であるが、それぞれエアーを別々に封入したり抜い
たりする必要があるために、取り扱いの作業性に劣る。
これに対し、エアキールとエアマット製床板を連通可能
に形成した場合には、組立或いは分解する際に一方の側
から空気を封入したり抜いたりできるため、取り扱いの
作業性に優れる利点がある。
【0029】エアキールをエアマット製床板から取り外
し不可能に固着する場合は、エアキールやエアマット製
床板の材質に応じて、各種の接合手段を用いることがで
きる。例えば、接着剤を用いて接合する方法等が挙げら
れる。
【0030】また、エアキールをエアマット製床板から
取り外し可能に固着する方法として以下の方法が挙げら
れる。図9に示すように、複数のベルト部材19をエアマ
ット製床板4の下面側の適宜箇所に設けて、エアキール7
または8を着脱自在に固着できる。この場合のベルト部
材19の数は3カ所に限るものではない。また、エアマッ
ト製床板4または/及びエアキール7,8の所定の箇所にベ
ルベットファスナー、スナップ、釦等の取り付け具を設
け、それによって着脱自在に取り付けても良い。なお、
エアキールの取り付けは上記手段に限定されるものでは
なく、要するにエアキールが確実にエアマット製床板に
固着され、エアボートの使用の際に移動する不都合が生
じなければ、どのような手段でも良い。
【0031】またエアキールとエアマット製床板の内部
を連通させる場合には、連通部を気密構造としたジョイ
ント結合を用いる。例えば、エアキールとエアマット製
床板を連通させて、両者を取り外し不可能に形成する場
合のジョイント構造として、図6に示す如き、中央に開
口部14が設けられた2枚のドーナツ状シート11a,11bの内
周側を縫製し一体化してなる縫製部12を有する接合部材
13を用いる方法がある。
【0032】図7に示すように、接合部材13の一方のド
ーナツ状のシート11aを、該シートの開口部14がエアマ
ット製床板4の連通部15と合わさるように接合し、他方
のドーナツ状のシート11bを副エアキール7または8の連
通部(図3の連通部71,81に相当する)に接合する。接合部
材11は縫製部12の外周側は自由に動くため、エアキール
に空気が注入された場合に気胴状に形成されても接合部
材13の外周側が拡開して追従する。また接合部分の気密
性を保つために、図7に示すようにエアキールの内面側
とエアマット製床板の連接部15の周囲に、気密シート16
を接合する。
【0033】エアボートにおいて、気胴体、エアマット
製床板、エアキールには空気封入口が設けられ、それぞ
れ口栓9が設けられている。口栓は例えば図10に示すよ
うに、逆流防止弁20を備えた中キャップ21と該中キャッ
プ21の先端を塞ぎ着脱自在に形成された外キャップ22と
が口栓ベース23に着脱自在に形成され、該口栓ベースが
ゴムベース24に接着一体化されてなる。また、口栓9に
は、外キャップ22と中キャップ21とを保持し、ワッシャ
ー26とゴムベース24との間に介装されるパッキン27を一
体に形成したキャップ固定部材25が設けられている。中
キャップ21と口栓ベース23の間にはOリング28が介装さ
れ、外キャップ22には内面にパッキン29が設けられてい
る。
【0034】上記口栓9を用いて例えばエアキールに空
気を注入する場合、外キャップ22のみを外して注入する
と、内部の空気は逆流防止弁20で保持される。また使用
後に折り畳む際には、逆流防止弁20の付いた中キャップ
21を外すことで、エアキール内の空気が排出される。口
栓9に設けられたキャップ固定部材25は、外キャップ23
と中キャップ21とを保持することができキャップを取り
外した場合に、キャップの紛失を防止できる。
【0035】本発明エアボートにおいてトランサム板5
は、図12に示すように、主エアキールが位置する中央部
分51と、気胴底部が位置する両端部分52a,52bの間の副
エアキールが位置する部分53,54が、底方向に突出する
凸部を有するように形成することが好ましい。このよう
に形成することで、エアボートを組み立てた際にエアキ
ールの部分の底布が底方向に突出する。
【0036】エアボートの後部のトランサム板5に船外
機のスクリューを取り付けて走行させると、エアボート
は船首が上がり船尾が下がった状態になり、トランサム
板5の下辺は水中に没する。またこの場合、船底シート3
は、周囲が気胴2の底部及びトランサム板5の下辺に固定
されているとともに、船底シート3とエアマット製床板4
との間に位置し前後方向に亘ったエアキール6,7,8の存
在する部分が、底方向に突出する。この船底シート3
は、エアボートが走行状態になると船底下方からの水圧
で除々にエアマット製床板方向に持ち上げられた状態と
なる。その結果副エアキール7,8と左右の気胴2,2の間、
及び主エアキール6と副エアキール7,8との間の船底シー
トは、上方に持ち上げられ凹面状となり、エアキール6,
7,8の部分は凸面状となる。そして、トランサム板5の下
辺もこの船底シート3の形状に対応した凸部を有する形
状に形成されているので、水流はトランサム板の下端部
分に留まることなく滑らかに後方に流れる。その結果、
キールとしての効果がより大きくなり走行性能が向上す
る。
【0037】図1に示すエアボート1を組み立てる場合、
まず船底シート3に空気の入っていない状態の主エアキ
ール6をセットした後、左右の気胴体2,2の間に副エアキ
ール7,8が取り付けられたエアマット製床板4を張り渡
し、気胴体2に空気を封入する。次いで、エアマット製
底板4に設けられた貫通穴9から主エアキール6の口栓9を
引き出し、この口栓9から主エアキール6内に空気を封入
して組立が完了する。
【0038】本発明のエアボートにおいて複数のエアキ
ールは、エアボートの進行方向の前後に亘って長尺の細
長いチューブとして形成され、水中に位置するエアボー
トの船底においては、水圧により当該部分の船底シート
3が底方向に突出する。そして複数のキールが存在する
ために、この突出が複数条現出し、ボートの船底におい
て側面からの力を受けた場合にキールの効果は増大し、
旋回性、保身性などが向上する。特に、全長の長いエア
ボートの場合に発生しやすい船体前後方向に対して生じ
るうねりを効果的に防止できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明エアボート
は、気胴体と、気胴体に取り付けられた船底シートと、
エアマット製床板と、船底シートとエアマット製床板と
の間に介在する複数のエアキールとからなり、エアキー
ルの少なくとも1つがエアマットに固着されている構成
を採用したことにより、波によってボート全体が前後方
向にうねることを防止して、携帯性に優れると共に、乗
り心地が良好で、更に船体の剛性が高く、保針性、旋回
性、凌波性、加速性等の操縦性に優れたエアボートが得
られる。
【0040】エアマットに固着されたエアキールをエア
マットから取り外し可能に形成した場合には、エアキー
ルを補修したりすることが容易に行える。
【0041】またエアマットとエアキールの内部を連通
して形成した場合には、どちらか一方に口栓を設け、一
方から空気を注入したり排出したりすることができるの
で、作業が容易に行える利点がある。
【0042】またトランサム板の形状を、下辺がキール
の数と同じ数の凸部を有するように形成した場合、キー
ルの効果が増大し旋回性、保針性などの性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明エアボートの1例を示す平面図であ
る。
【図2】 図1に示すエアボートのA-A線切断面の端面図
である。
【図3】 図1に示すエアボートにおける、副エアキー
ルが固着されたエアマット製床板を裏面側から見た斜視
図である。
【図4】 エアマット製床板の1例を示す断面図であ
る。
【図5】 エアマット製床板の他の例を示し、周縁部の
断面図である。
【図6】 エアキールとエアマット製床板を連通構造と
する場合のジョイント部分の接合部材の1例を示す斜視
図である。
【図7】 エアキールをエアマット製床板に連通可能に
取り付けた状態を示す説明図である。
【図8】 主エアキールの取り付け状態を示す説明図で
ある。
【図9】 エアキールをエアマットに固着する手段の1
例を示す説明図である。
【図10】 口栓の1例を示す断面図である。
【図11】 トランサム板の1例の外観を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 エアボート 2 気胴体 3 船底シート 4 エアマット製床板 5 トランサム板 6 主エアキール 7 副エアキール 8 副エアキール 9 口栓 10 貫通孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気胴体と、気胴体に取り付けられた船底
    シートと、エアマット製床板と、船底シートとエアマッ
    ト製床板との間に介在する複数のエアキールとからな
    り、エアキールの少なくとも1つがエアマットに固着さ
    れていることを特徴とするエアボート。
  2. 【請求項2】 エアマットに固着されたエアキールが、
    エアマットから取り外し可能に取り付けられている請求
    項1記載のエアボート。
  3. 【請求項3】 エアマットと該エアマットに固着されて
    いるエアキールの内部が連通している請求項1または2記
    載のエアボート。
  4. 【請求項4】 複数のエアキールが、エアマットに固着
    されず且つボートの幅方向中心に位置する主エアキール
    と、該主エアキールの左右に位置しエアマットに固着さ
    れた副エアキールとから構成されている請求項1〜3のい
    ずれか記載のエアボート。
  5. 【請求項5】 船体後部にトランサム板を有し、該トラ
    ンサム板の下辺がキールの数と同じ数の凸部が形成され
    た形状を有する請求項1〜4のいずれか記載のエアボー
    ト。
  6. 【請求項6】 気胴体と、気胴体に取り付けられた船底
    シートと、エアマット製床板と、船底シートとエアマッ
    ト製床板との間に介在する主キールと副キールからな
    り、主キールはエアキールであり、副キールはエアキー
    ルではなく、少なくとも副キールの1つがエアマットに
    固着されていることを特徴とするエアボート。
  7. 【請求項7】 船体後部にトランサム板を有し、該トラ
    ンサム板の下辺がキールの数と同じ数の凸部が形成され
    た形状を有する請求項6記載のエアボート。
JP2000194729A 2000-06-28 2000-06-28 エアボート Expired - Fee Related JP4669107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194729A JP4669107B2 (ja) 2000-06-28 2000-06-28 エアボート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194729A JP4669107B2 (ja) 2000-06-28 2000-06-28 エアボート

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002012183A true JP2002012183A (ja) 2002-01-15
JP2002012183A5 JP2002012183A5 (ja) 2007-07-26
JP4669107B2 JP4669107B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=18693506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000194729A Expired - Fee Related JP4669107B2 (ja) 2000-06-28 2000-06-28 エアボート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4669107B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006216A1 (ja) * 2004-07-09 2006-01-19 Ngc Corporation 体操用緩衝マット
JP2014518179A (ja) * 2011-06-30 2014-07-28 アレックス アール. ケイ アンド フランシス ケイ トラスト 折り畳み可能ボートのための折り重ね式船尾板
JP2014141221A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Joycraft Kk インフレータブルボート
US9278730B2 (en) 2009-12-30 2016-03-08 Alex R. Kaye and Frances Kaye Trust Brace for folding transom
EP3456621A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-20 Out-Trade GmbH Faltbares wasserfahrzeug
JP7572016B2 (ja) 2019-10-01 2024-10-23 芦森工業株式会社 膨張部材
WO2025164459A1 (ja) * 2024-01-29 2025-08-07 ジョイクラフト株式会社 エアボート及びエアボートの製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101980575B1 (ko) * 2017-07-03 2019-05-21 주식회사 진성인더스터리 에어 매트 제조방법 및 이의 방법에 의해 제조된 에어매트

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939677Y1 (ja) * 1969-02-07 1974-10-31
JPS5045892U (ja) * 1973-08-22 1975-05-08
JPS59140987U (ja) * 1983-03-10 1984-09-20 アキレス株式会社 エア−ボ−ト
JPS60213592A (ja) * 1984-03-16 1985-10-25 メツツエラー、カウチユク、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング ゴムボ−ト
JPH01147794U (ja) * 1988-03-26 1989-10-12
JP2000025684A (ja) * 1998-07-09 2000-01-25 Achilles Corp エアーボート

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939677Y1 (ja) * 1969-02-07 1974-10-31
JPS5045892U (ja) * 1973-08-22 1975-05-08
JPS59140987U (ja) * 1983-03-10 1984-09-20 アキレス株式会社 エア−ボ−ト
JPS60213592A (ja) * 1984-03-16 1985-10-25 メツツエラー、カウチユク、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング ゴムボ−ト
JPH01147794U (ja) * 1988-03-26 1989-10-12
JP2000025684A (ja) * 1998-07-09 2000-01-25 Achilles Corp エアーボート

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006216A1 (ja) * 2004-07-09 2006-01-19 Ngc Corporation 体操用緩衝マット
US9061734B2 (en) 2009-12-30 2015-06-23 Alex R. Kaye and Frances Raye Trust Collapsible boat with a folding transom
US9278730B2 (en) 2009-12-30 2016-03-08 Alex R. Kaye and Frances Kaye Trust Brace for folding transom
JP2014518179A (ja) * 2011-06-30 2014-07-28 アレックス アール. ケイ アンド フランシス ケイ トラスト 折り畳み可能ボートのための折り重ね式船尾板
JP2016040167A (ja) * 2011-06-30 2016-03-24 アレックス アール. ケイ アンドフランシス ケイ トラスト 折り畳み可能ボートのための折り重ね式船尾板
JP2014141221A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Joycraft Kk インフレータブルボート
EP3456621A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-20 Out-Trade GmbH Faltbares wasserfahrzeug
JP7572016B2 (ja) 2019-10-01 2024-10-23 芦森工業株式会社 膨張部材
WO2025164459A1 (ja) * 2024-01-29 2025-08-07 ジョイクラフト株式会社 エアボート及びエアボートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4669107B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9694875B2 (en) Inflatable hull and buoyant vehicle, in particular a dinghy
US4462331A (en) Inflatable bottom construction for inflatable boat
JP5577143B2 (ja) エアフロアおよびその製造方法
US8438986B2 (en) Hybrid inflatable kayak
JP2002012183A (ja) エアボート
US5522338A (en) Rib, rigid-hull inflatable boat
KR101470471B1 (ko) 공기 튜브가 선체와 분리 가능한 고속단정
JP4965120B2 (ja) エアボート
JP4713498B2 (ja) 組立型ボート
US4998494A (en) Device for enhancing the buoyancy of sailboards and the like
CN210681055U (zh) 充气独木舟
US5299522A (en) Inflatable acoustic buffer for boat hulls
JP2000025684A (ja) エアーボート
US7314018B2 (en) Collapsible boat hull
CN103482015A (zh) 简易折叠船
US20240116604A1 (en) Collapsible watercraft
KR101523465B1 (ko) 휴대용 접이식 보트
JP6783625B2 (ja) 硬質部を有するスタンドアップパドルサーフボード
JP4811918B2 (ja) エアボート
JP2002347692A (ja) ボート
JPH0120237Y2 (ja)
US20260077838A1 (en) Collapsible watercraft
JPH0958571A (ja) エアーボート用底板
CN114537582B (zh) 一种附加防水裙充气船的生产工艺
JP2002096792A (ja) エアボート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4669107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees