JP2002012702A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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Abstract
熱性に優れるゴム組成物を提供する。 【解決手段】 (i)ポリイソプレン系ゴム、(ii)
ポリブタジエン系ゴム、および(iii)1,3−ブタ
ジエン単位中の1,4−シス結合含量が40重量%以上
のポリブタジエン系ブロック(A)と、ポリイソプレン
系ブロック(B)とからなるブロック共重合体を配合し
てなり、ブロック共重合体(iii)の含有量が成分
(i)および(ii)の合計量100重量部に対して
0.5〜25重量部であるゴム組成物。
Description
関し、更に詳しくは、ポリイソプレン系ゴムとポリブタ
ジエン系ゴムとを主成分とするタイヤトレッドに好適な
ゴム組成物に関する。
ゴムに代表されるポリイソプレン系ゴムにポリブタジエ
ン系ゴムを混合することが、一般に行われている。ポリ
ブタジエンゴムを混合すると、天然ゴムを単独で用いる
場合に比較して耐摩耗性は向上するが、機械的強度が低
下する。そこで、機械的強度の改善を目的として、さら
にブロック共重合体を配合する方法が提案されている。
ci.,49(1993)及びRCT.66(199
3)には、n−ブチルリチウムを重合開始剤として製造
された、ブタジエン−イソプレンブロック共重合体を相
溶化剤として配合する方法が記載されている。このブロ
ック共重合体を配合したゴム組成物は、機械的強度及び
耐摩耗性に優れている。
は、スチレン含量0〜30重量%およびブタジエン含量
100〜70重量%で1,2−ビニル結合含量5〜40
%のブロックと、スチレン含量0〜30重量%およびブ
タジエン含量100〜70重量%で1,2−ビニル結合
含量が70%以上のブロックとからなるブロック共重合
体を含有するタイヤトレッド用ゴム組成物が記載されて
いる。このゴム組成物は、引裂き強さおよびアイススキ
ッド抵抗に優れている。
は、スチレン含量(St)35重量%以下およびブタジ
エン含量(Bd)65重量%以上で1,2−ビニル結合
含量(Vn)5〜80%でかつVn≦2St+30の関
係を満足するポリ(スチレン−ブタジエン)ブロックま
たは1,2−ビニル結合含量10%超30%以下のポリ
ブタジエンブロックと、1,4−シス結合含量が70重
量%以上のポリイソプレンブロックとからなるブロック
共重合体を含有するゴム組成物が記載されている。この
ゴム組成物は、グリップ性能、低燃費性能(低発熱
性)、低温での柔軟性が低下することなく、耐摩耗性に
優れている。
合していないものに比較して、機械的強度に優れ、また
耐摩耗性などにも優れているが、最近の技術の進展に伴
い、タイヤの材料として、より優れた機械的強度、耐疲
労性、耐摩耗性および低発熱性を有するものが求められ
ている。
的強度、耐疲労性、耐摩耗性および低発熱性に優れるゴ
ム組成物を提供することにある。
的を達成すべく鋭意検討の結果、相溶化剤として用いる
ブロック共重合体のブタジエンブロック中の1,4−シ
ス結合含量がゴム組成物における特性に大きく影響する
ことを見い出し、かかる知見に基づいて本発明を完成さ
せるに至った。かくして本発明によれば、(i)ポリイ
ソプレン系ゴム、(ii)ポリブタジエン系ゴム、およ
び(iii)1,3−ブタジエン単位中の1,4−シス
結合含量が40重量%以上のポリブタジエン系ブロック
(A)と、ポリイソプレン系ブロック(B)とからなる
ブロック共重合体を配合してなり、ブロック共重合体
(iii)の含有量が成分(i)および(ii)の合計
量100重量部に対して0.5〜25重量部であるゴム
組成物が提供される。
は、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)単
位を主成分とする重合体であり、天然ゴムであっても、
合成のポリイソプレン系ゴムであってもよい。この重合
体におけるイソプレン単位含量は、60重量%以上が好
ましく、90量%以上がより好ましく、100重量%が
特に好ましい。このイソプレン単位含量が低いと機械的
強度及び耐疲労性に劣る。
その他の単量体単位としては、1,3−ブタジエン、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン,2−クロロ−
1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−
ヘキサジエンなどのイソプレン以外の共役ジエン;スチ
レン、o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、エチルス
チレン、p−tert−ブチルスチレン、α−メチルス
チレン、α−メチル−p−メチルスチレン、o−クロル
スチレン、m−クロルスチレン、p−クロルスチレン、
p−ブロモスチレン、2−メチル−1,4−ジクロルス
チレン、2,4−ジブロモスチレン、ビニルナフタレン
などの芳香族ビニル;エチレン、プロピレン、1−ブテ
ンなどのオレフイン;シクロペンテン、2−ノルボルネ
ンなどの環状オレフイン;1,5−ヘキサジエン、1,
6−ヘプタジエン、1,7−オクタジエン、ジシクロペ
ンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネンなどの
非共役ジエン;メチルアクリレート、メチルメタクリレ
ートなどのアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エス
テル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミドなどの単量体からなる単量
体単位が挙げられる。なかでも、1,3−ブタジエンお
よびスチレンが好ましく、1,3−ブタジエンがより好
ましい。これらの単量体単位は、ポリイソプレン系ゴム
(i)中にランダムに結合していることが好ましい。
単位中の1,4−シス結合含量は、50重量%以上が好
ましく、80量%以上がより好ましく、90重量%以上
が特に好ましい。この1,4−シス結合含量が低いと、
機械的強度および耐疲労性に劣る。
1+4,100℃)は、10〜200が好ましく、20
〜150がより好ましく、30〜120が特に好まし
い。このムーニー粘度が低いと機械的強度および低発熱
性に劣り、高いと加工性に劣る。
のである場合、チタンなどを触媒成分として含むチーグ
ラー系重合触媒、アルキルリチウム重合触媒またはおよ
びラジカル重合触媒を用いることによって製造し得る。
なかでも、イソプレン単位中の1,4−シス結合含量を
高くできることから、チタンを含むチーグラー系重合触
媒によって製造されるものが好ましい。
は、1,3−ブタジエン単位を主成分とする重合体であ
り、1,3−ブタジエン単位含量は、60重量%以上が
好ましく、90量%以上がより好ましく、100重量%
が特に好ましい。この1,3−ブタジエン単位含量が低
いと、耐摩耗性および低発熱性に劣る。
るその他の単量体単位としては、2−メチル−1,3−
ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン,
2−クロロ−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエンなどの1,3−ブタジエン以
外の共役ジエン;スチレン、o−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、m−メチルスチレン、2,4−ジメチ
ルスチレン、エチルスチレン、p−tert−ブチルス
チレン、α−メチルスチレン、α−メチル−p−メチル
スチレン、o−クロルスチレン、m−クロルスチレン、
p−クロルスチレン、p−ブロモスチレン、2−メチル
−1,4−ジクロルスチレン、2,4−ジブロモスチレ
ン、ビニルナフタレンなどの芳香族ビニル;エチレン、
プロピレン、1−ブテンなどのオレフイン;シクロペン
テン、2−ノルボルネンなどの環状オレフイン;1,5
−ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエン、1,7−オク
タジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2
−ノルボルネンなどの非共役ジエン;メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレートなどのアクリル酸エステルま
たはメタクリル酸エステル;アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミドなど
の単量体からなる単量体単位が挙げられる。なかでも、
2−メチル−1,3−ブタジエンおよびスチレンが好ま
しく、2−メチル−1,3−ブタジエンがより好まし
い。これらの単量体単位は、ポリブタジエン系ゴム(i
i)中でランダムに結合していることが好ましい。
ブタジエン単位中の1,4−シス結合含量は、50重量
%以上が好ましく、80量%以上がより好ましく、90
重量%以上が特に好ましい。この1,4−シス結合含量
が低いと、機械的強度および耐疲労性に劣る。
粘度(ML1+4,100℃)は、10〜150が好ま
しく、20〜120がより好ましく、30〜100が特
に好ましい。このムーニー粘度が低いと機械的強度およ
び低発熱性に劣り、高いと加工性に劣る。
ン、ニッケル、ネオジムなどを触媒成分として含むチー
グラー系重合触媒、アルキルリチウム重合触媒またはラ
ジカル重合触媒を用いることで製造し得る。なかでも、
1,3−ブタジエン単位中の1,4−シス結合含量を高
くできることから、チーグラー系重合触媒によって製造
することが好ましい。
は、1,3−ブタジエン単位中の1,4−シス結合含量
が40重量%以上のポリブタジエン系ブロック(A)
と、ポリイソプレン系ブロック(B)を、それぞれ少な
くともひとつ有するものである。
位含量は、60重量%以上が好ましく、90量%以上が
より好ましく、100重量%が特に好ましい。この1,
3−ブタジエン単位含量が低いと、機械的強度及び耐摩
耗性に劣る。また、ポリブタジエン系ブロック(A)と
ポリブタジエン系ゴム(ii)における1,3−ブタジ
エン単位含量はできるだけ同じ程度にすることが、機械
的強度の点で好ましく、その見地から、両者での1,3
−ブタジエン単位含量の差は10重量%以下、さらには
5重量%以下とするのが好ましい。
1,3−ブタジエン単位中の1,4−シス結合含量は4
0重量%以上、好ましくは60重量%以上、さらに好ま
しくは80重量%以上、特に好ましくは90重量%以上
である。この含量が低いと、機械的強度及び耐疲労性に
劣る。さらに、ポリブタジエン系ブロック(A)とポリ
ブタジエン系ゴム(ii)における1,3−ブタジエン
単位中の1,4−シス結合含量の差は、機械的強度の点
で、20重量%以下、さらには10重量%以下が好まし
い。
るその他の単量体単位としては、ポリブタジエン系ゴム
(ii)の場合と同じものが例示されるが、なかでも、
2−メチル−1,3−ブタジエンが好ましい。これらの
単量体単位は、ポリブタジエン系ブロック(A)中にラ
ンダムに結合していることが好ましい。
プレン単位含量は、60重量%以上が好ましく、90量
%以上がより好ましく、100重量%が特に好ましい。
このイソプレン単位含量が低いと、機械的強度及び耐疲
労性に劣る。また、ポリイソプレン系ブロック(B)と
ポリイソプレン系ゴム(i)におけるイソプレン単位含
量はできるだけ同じ程度にすることが、機械的強度の点
で好ましく、この見地から両者でのイソプレン単位含量
の差は10重量%以下、さらには5重量%以下とするの
が好ましい。
得るその他の単量体単位としては、ポリイソプレン系ゴ
ム(i)の場合と同じものが例示されるが、なかでも、
1,3−ブタジエンが好ましい。これらの単量体単位
は、ポリイソプレン系ブロック(B)中でランダムに結
合していることが好ましい。
イソプレン単位中の1,4−シス結合含量は60重量%
以上が好ましく、80重量%以上がより好ましく、85
重量%以上が特に好ましい。この1,4−シス結合含量
が低いと、機械的強度及び耐疲労性に劣る。また、ポリ
イソプレン系ブロック(B)とポリイソプレン系ゴム
(i)のイソプレン単位中の1,4−シス結合含量の差
は、機械的強度に優れる点で、30重量%以下、さらに
は20重量%以下が好ましい。
ジエン系ブロック(A)とポリイソプレン系ブロック
(B)をそれぞれ少なくともひとつ有していればよく、
少なくとも2つの反応部位を有するカップリング剤でカ
ップリングされたものであってもよい。具体例として
は、(A)−(B)、(A)−(B)−(A)、(B)
−(A)−(B)、(A)−(B)−(A)−(B)な
どのブロック共重合体が挙げられ、なかでも、ただひと
つのポリブタジエン系ブロック(A)とただひとつのポ
リイソプレン系ブロック(B)とを有する(A)−
(B)ブロック共重合体が好ましい。
述する方法によって、末端変性剤で変性したものであっ
てもよく、この手法によって極性基を導入することによ
って耐摩耗性および低発熱性がより改良される。
ソプレン系ブロック(B)との比率(重量比)は、
(A):(B)が10:90〜90:10であることが
好ましく、20:80〜80:20であることがより好
ましく、30:70〜70:30であることが特に好ま
しい。
ミエーション・クロマトグラフによって測定される重量
平均分子量(Mw)は、10,000〜2,000,0
00が好ましく、50,000〜1,500,000が
より好ましく、100,000〜1,000,000が
特に好ましい。この重量平均分子量が小さすぎても大き
すぎても耐摩耗性に劣る。また、重量平均分子量(M
w)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)は、
2.0以下が好ましく、1.7以下がより好ましく、
1.4以下が特に好ましい。この値が大きいと、機械的
強度及び耐疲労性に劣り、逆に1.1より小さいものは
製造が困難である。
(iii)は、例えば、特開2000−154221号
公報に記載された方法により製造することができる。重
合触媒は、(イ)下記一般式1で示されるシクロペンタ
ジエニル骨格を有する周期律表第4族遷移金属化合物と
(ロ)有機アルミニウムオキシ化合物とからなる。
は水素原子、ハロゲン、炭素数1〜12の炭化水素基、
炭素数1〜12の炭化水素オキシ基、または炭素数1〜
12の炭化水素基で置換されてもよいアミノ基であり、
互いに異なるものであってもよく、Xのいずれか一つと
シクロペンタジエン環構造が架橋基を介しまたは介さず
に結合することにより環状構造を形成していてもよく、
pは2または3であり、Qは有機基であり、シクロペン
タジエン環構造と結合して環状構造を形成していてもよ
く、Qが二つ以上の場合には互いに異なるものであって
もよく、mは0〜5の整数である。) すなわち、一般式1で表される遷移金属化合物は、ただ
一個のシクロペンタジエニル基、または、インデニル
基、フルオレニル基などの複数の融合した環状置換基を
配位子としてもつ、いわゆるハーフメタロセン化合物で
ある。また、周期律表第4族遷移金属(式中のM)は、
好ましくはチタン,ジルコニウムまたはハフニウム、よ
り好ましくはチタンである。
体的化合物としては、メチルシクロペンタジエニルチタ
ニウムトリクロライド、トリメチルシリルシクロペンタ
ジエニルチタニウムトリクロライド、t−ブチルシクロ
ペンタジエニルチタニウムトリクロライド、トリフェニ
ルメチルシクロペンタジエニルチタニウムトリクロライ
ド、アダマンチルシクロペンタジエニルチタニウムトリ
クロライド、(2−メトキシエチル)シクロペンタジエ
ニルチタニウムトリクロライド(MeOCH2CH2Cp
TiCl3)、[2−(t−ブトキシ)エチル]シクロ
ペンタジエニルチタニウムトリクロライド(t−BuO
CH2CH2CpTiCl2)、フェノキシエチルシクロ
ペンタジエニルチタニウムトリクロライド(PhOCH
2CH2CpTiCl3)、2−(2−メトキシエトキ
シ)エチルシクロペンタジエニルチタニウムトリクロラ
イド(MeOCH2CH2OCH2CH2CpTiC
l3)、メトキシカルボニルメチルシクロペンタジエニ
ルチタニウムトリクロライド(MeO(CO)CH2C
pTiCl3)、t−ブトキシカルボニルメチルシクロ
ペンタジエニルチタニウムトリクロライド(t−BuO
(CO)CH2CpTiCl3)、フェノキシカルボニル
メチルシクロペンタジエニルチタニウムトリクロライド
(PhO(CO)CH2CpTiCl3)、2−(N,N
−ジメチルアミノ)エチルシクロペンタジエニルチタニ
ウムトリクロライド(Me2NCH2CH2CpTiC
l3)、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルシクロ
ペンタジエニルチタニウムトリクロライド(Et2NC
H2CH2CpTiCl3)、2−(N,N−ジ−i−プ
ロピルアミノ)エチルシクロペンタジエニルチタニウム
トリクロライド(i−Pr2NCH2CH2CpTiC
l3)などが挙げられ、なかでもt−ブチルシクロペン
タジエニルチタニウムトリクロライドが好ましい。
体例としては、メチルアルミノキサン、エチルアルミノ
キサン、プロピルアルミノキサン、ブチルアルミノキサ
ン、クロロアルミノキサンなどが挙げられ、なかでもメ
チルアルミノキサンが好ましい。有機アルミニウムオキ
シ化合物(ロ)は、有機アルミニウム金属化合物と水と
を反応させて合成することができる。
えば、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウムなどの有機アルミニ
ウム化合物; ジメチルアルミニウムクロライド、ジエ
チルアルミニウムクロライド、セスキエチルアルミニウ
ムクロライド、エチルアルミニウムジクロライドなどの
有機アルミニウムハロゲン化物;ジエチルアルミニウム
ハイドライド、セスキエチルアルミニウムハイドライド
などの水素化有機アルミニウム化合物などが挙げられ
る。また、これらの混合物を使用することもできる。
2,12または13族金属からなる有機金属化合物
(ハ)を加えても良い。有機金属化合物(ハ)の具体例
として、例えば、メチルリチウム、ブチルリチウム、フ
ェニルリチウムなどの有機リチウム化合物;ジブチルマ
グネシウムなどの有機マグネシウム化合物;トリメチル
アルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチ
ルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオク
チルアルミニウムなどの有機アルミニウム化合物;エチ
ルマグネシウムクロライド、ブチルマグネシウムクロラ
イドなどの有機マグネシウムハロゲン化物;ジメチルア
ルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライ
ド、セスキエチルアルミニウムクロライド、エチルアル
ミニウムジクロライドなどの有機アルミニウムハロゲン
化物;ジエチルアルミニウムハイドライド、セスキエチ
ルアルミニウムハイドライドなどの水素化有機アルミニ
ウム化合物などが挙げられる。これらの中でもトリメチ
ルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウムなどの炭素数1〜5のアルキル基を有
するトリアルキルアルミニウム化合物が好ましく、トリ
メチルアルミニウムがより好ましい。
法)本発明において使用するブロック共重合体(ii
i)の製造方法は、少なくとも、ポリブタジエン系ブロ
ック(A)を形成する工程とポリイソプレン系ブロック
(B)を形成する工程とを有する。この順番はいずれを
先に行ってもよいが、ブロック(A)を形成する工程を
先に行うことが好ましい。その場合は、重合触媒の存在
下に、ブロック(A)を形成し得る単量体を重合し、そ
の後、ブロック(B)を形成し得る単量体を重合するこ
とによりブロック共重合体(iii)が製造できる。
れ、以下のように調製することが好ましい。有機アルミ
ニウムオキシ化合物(ロ)/遷移金属化合物(イ)のモ
ル比((ロ)はアルミニウム原子当量換算で計算す
る。)は、10〜10,000が好ましいく、50〜
5,000がより好ましく、100〜3,000が特に
好ましい。有機アルミニウムオキシ化合物(ロ)の使用
量が少なくても多くても、重合活性が低下する。さら
に、周期律表第1,2,12または13族金属からなる
有機金属化合物(ハ)を加える場合には、有機金属化合
物(ハ)/遷移金属化合物(イ)のモル比は0.1〜1
0,000が好ましく、1〜1,000がより好まし
い。
おける重合触媒の使用量は、単量体1モルに対する遷移
金属化合物(イ)のモル量で、好ましくは0.01〜5
0ミリモル、より好ましくは0.05〜10ミリモル、
特に好ましくは0.1〜5ミリモルである。重合触媒の
使用量が少ない場合は、重合活性が低下し、多い場合
は、得られる重合体の分子量が低下する。
おいて、遷移金属化合物(イ)と有機アルミニウムオキ
シ化合物(ロ)とはそれぞれ別々に単量体と接触させて
もよいが、下記の式α及び式βを満たす条件で予め接触
させた後に単量体と接触させることが好ましい。 式α:0≦T≦50 式β:0.5≦t≦2000exp(−0.0921
T)
ルミニウムオキシ化合物(ロ)との接触温度(T,℃)
は、好ましくは0〜50℃、より好ましくは10〜40
℃、さらに好ましくは15〜35℃である。この接触温
度が低い場合は、得られる重合体のMw/Mnが大きく
なり、高い場合は、重合活性が低下する。
ニウムオキシ化合物(ロ)との接触時間(t,分)は、 0.5≦t≦2000exp(−0.0921T) を満たす時間が好ましく、 1≦t≦1000exp(−0.0921T) を満たす時間がより好ましい。この接触時間が短い場合
は、得られる重合体のMw/Mnが大きくなり、長い場
合は、重合活性が低下する。
ムオキシ化合物(ロ)は、それぞれ、溶液又はスラリー
のいずれの状態のものでも使用可能であるが、より高い
重合活性を得るためには溶液状態のものが好ましい。溶
液又はスラリーとして調製するために用いる溶媒は、ブ
タン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シク
ロヘキサン、ミネラルオイル、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの炭化水素溶媒、または、クロロホルム、メ
チレンクロリド、ジクロロエタン、クロロベンゼン、2
−クロロトルエン、4−クロロトルエン、2、6−ジク
ロロトルエン、1、2、4−トリクロロベンゼン、2−
フルオロトルエン、4−フルオロトルエンなどのハロゲ
ン化炭化水素溶媒である。これらの溶媒は、2種以上を
混合して用いてもよい。これらのうち、芳香族炭化水
素、ハロゲン化芳香族炭化水素が好ましい。
おいて採用できる重合方法は、特に限定されないが、塊
状重合法、不活性溶媒中での溶液重合法及びスラリー重
合法、並びに、気相攪拌槽及び気相流動床を使用した気
相重合法などが挙げられる。これらの方法の中では、分
子量分布を狭くできる点で、溶液重合法が好ましい。ま
た、回分式重合法、連続式重合法ともに採用できる。
定されないが、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、シクロヘキサン、ミネラルオイル、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素溶媒、また
は、クロロホルム、メチレンクロリド、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、2−クロロトルエン、4−クロロ
トルエン、2、6−ジクロロトルエン、1、2、4−ト
リクロロベンゼン、2−フルオロトルエン、4−フルオ
ロトルエンなどのハロゲン化炭化水素溶媒である。これ
らの溶媒は、2種以上を混合して用いてもよい。これら
のうち、芳香族炭化水素溶媒およびハロゲン化芳香族炭
化水素溶媒が好ましい。
おける重合温度は、特に限定されないが、好ましくは−
100℃から+100℃、より好ましくは−60℃から
30℃、特に好ましくは−40℃から−5℃である。こ
の重合温度が高いと、得られる重合体のMw/Mnが大
きくなる。また、−100℃以下のような極低温での重
合反応は、製造コストの点からは好ましくない。重合時
間は1分〜50時間程度、重合圧力は1〜30kg/c
m2程度である。
おいて、重合体の分子量を調節するために、連鎖移動剤
を添加することができる。連鎖移動剤としては、1,4
−シスポリブタジエンゴムの製造において従来から使用
されるものが同様に使用でき、その具体例として、1,
2−ブタジエンなどのアレン類、シクロオクタジエンな
どの環状ジエン類及び水素などが挙げられる。
反応の停止の前に、触媒金属を分子末端に有するリビン
グ重合体と反応可能な試薬を重合系に添加し、該リビン
グ重合体と反応させることができる。通常、単官能性の
試薬を末端変性剤と呼び、多官能性の試薬をカップリン
グ剤と呼ぶ。末端変性剤の場合は、それがリビング重合
体末端に結合した構造を形成し、カップリング剤の場合
は、2つ以上のリビング重合体が結合した構造を形成す
る。それらは、併用することもできる。
が、例えば、エチレンオキサイド、スチレンオキサイド
などのエポキシ化合物;フェニルイソシアネート、ブチ
ルイソシアネートなどのイソシアネート化合物;4,
4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4,
4’−ビス(ジフェニルアミノ)ベンゾフェノンなどの
N−置換アミノケトン類;4−ジメチルアミノベンズア
ルデヒド、4−ジフェニルアミノベンズアルデヒドなど
のN−置換ベンズアルデヒド類;N,N−ジエチルアセ
トアミド、N,N−ジメチルアミノアセトアミドなどの
カルボン酸アミド類;N−メチル−2−ピロリドン、N
−フェニル−2−ピロリドンなどのN−置換ピロリドン
類;などが挙げられる。末端変性剤の場合、リビング重
合体末端に結合する際に構造変化を起こし、さらに他の
リビング重合体末端と反応して、あたかもカップリング
剤のように作用する場合も有り得る。
いが、例えば、四塩化ケイ素、四臭化ケイ素、トリクロ
ロメチルシラン、ヘキサクロロジシランなどの少なくと
も2つのハロゲン原子を含有するハロゲン化ケイ素化合
物;テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、メ
チルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン
などの炭素数1〜8のアルコキシ基を2つ以上含有する
有機ケイ素化合物;四塩化錫、四臭化錫、ジメチル錫ジ
クロリドなどの少なくとも2つのハロゲン原子を含有す
るハロゲン化錫化合物;などが挙げられる。
(iii)には、重合体の取出し時や貯蔵時の劣化を防
止するために、老化防止剤を適当量添加してもよい。老
化防止剤としては、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−
イソブチルフェノールなどのフェノール系老化防止剤;
ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジ
プロピオネートなどのイオウ系老化防止剤;トリス(ノ
ニルフェニル)フォスファイト、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)フォスファイトなどのリン系老化
防止剤;フェニル−α−ナフチルアミン、p−イソプロ
ポキシジフェニルアミンなどのアミン系老化防止剤;な
どが挙げられる。これらの老化防止剤は、2種以上を混
合して使用してもよい。
重合系に重合停止剤を添加することによって行われる。
重合停止剤としては、例えば、水;メタノール、エタノ
ール、プロパノール、ブタノール、イソブタノールなど
のアルコール類;塩酸などの無機酸;クエン酸、バーサ
チック酸、ドデシルベンゼンスルホン酸などの有機酸な
どが挙げられる。また、これらの重合停止剤は2種類以
上の混合物として使用してもよい。
は、常法に従えばよく、スチームストリッピング法、貧
溶媒中で重合体を析出する方法などを用いることができ
る。
ブタジエン系ゴム(ii)の合計量100重量部に対し
て、前記のブロック共重合体(iii)を0.5〜25
重量部、好ましくは1〜20重量部、特に好ましくは3
〜10重量部配合する。ブロック共重合体(iii)の
含有量が低すぎると本発明の効果が発現せず、高すぎる
と機械的強度及び低発熱性に劣る。
エン系ゴム(ii)の使用比率は、両者の合計量100
重量部に対して、(i)の量が、通常10〜90重量
部、好ましくは30〜85重量部、より好ましくは50
〜80重量部である。この量が少ないと機械的強度及び
耐疲労性が低下し、高いと耐摩耗性が低下する。
なわない限り、成分(i)〜(iii)以外のその他の
ゴムを配合することができる。その他のゴムとしては、
スチレン−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−
ブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴムなどの共役ジ
エン系ゴム;エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレ
ン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、ブチルゴム、アク
リルゴム、エチレン−アクリル共重合ゴム、クロロスル
ホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレンなどのオレフ
ィン系ゴム;エピクロロヒドリンゴム、シリコンゴムな
どが挙げられる。中でもスチレン−ブタジエン共重合ゴ
ム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、クロロ
プレンゴムなどの共役ジエン系ゴムが好ましく、スチレ
ン−ブタジエン共重合ゴムがより好ましい。その他のゴ
ムを配合する場合には、その配合量は、成分(i)およ
び(ii)の合計量100重量部に対して、通常70重
量部以下であり、好ましくは50重量部以下、より好ま
しくは30重量部以下である。
やシリカのような補強材および必要に応じてその他の配
合剤を含有することができる。カーボンブラックとして
は、例えば、ファーネスブラック、アセチレンブラッ
ク、サーマルブラック、チャンネルブラック、グラファ
イトなどを用いることができ、特にファーネスブラック
が好ましく、その具体例としては、SAF、ISAF、
ISAF−HS、ISAF−LS、IISAF−HS、
HAF、HAF−HS、HAF−LS、FEFなどの種
々のグレードのものが挙げられる。これらのカーボンブ
ラックは、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合
わせて用いることができる。
2SA)の下限は、好ましくは5〜200m2/g、より
好ましくは50〜150m2/g、特に好ましくは80
〜130m2/gである。窒素吸着比表面積がこの範囲
であると、機械的強度および耐摩耗性に優れるので好適
である。
下限は、好ましくは5〜300ml/100g、より好
ましくは50〜200ml/100g、特に好ましくは
80〜160ml/100gである。DBP吸着量がこ
の範囲であると、機械的強度および耐摩耗性に優れるの
で好適である。
5−230290号公報に開示されているセチルトリメ
チルアンモニウムブロマイドの吸着(CTAB)比表面
積が110〜170m2/gであり、24,000ps
iの圧力で4回繰り返し圧縮を加えた後のDBP(24
M4DBP)吸油量が110〜130ml/100gで
あるハイストラクチャーカーボンブラックは、耐摩耗性
に優れるのでより好適に用いられる。
カーボン、湿式法ホワイトカーボン、コロイダルシリ
カ、及び特開昭62−62838号公報に開示されてい
る沈降シリカなどが好ましく用いられ、これらの中でも
含水ケイ酸を主成分とする湿式法ホワイトカーボンが特
に好ましく用いられる。これらのシリカは、それぞれ単
独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。
を含有する場合は、シランカップリング剤を添加する
と、低発熱性および耐摩耗性がさらに改善される。シラ
ンカップリング剤は、特に限定はないが、例えば、ビニ
ルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−(β−アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)テトラス
ルフィド、ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピ
ル)ジスルフィドなどや、特開平6−248116号公
報に記載されるγ−トリメトキシシリルプロピルジメチ
ルチオカルバミルテトラスルフィド、γ−トリメトキシ
シリルプロピルベンゾチアジルテトラスルフィドなどの
テトラスルフィド類などを挙げることができる。混練時
のスコーチを避けられるので、シランカップリング剤
は、一分子中に含有される硫黄が4個以下のものが好ま
しい。
れ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用するこ
とができる。シリカ100重量部に対するシランカップ
リング剤の配合量の下限は、好ましくは0.1〜30重
量部、より好ましくは1〜20重量部、特に好ましくは
2〜10重量部である。
下限は、好ましくは50〜400m2/g、より好まし
くは100〜220m2/g、特に好ましくは120〜
190m2/gである。この範囲である場合に、機械的
強度、耐摩耗性および低発熱性などに優れるので、好適
である。なお、窒素吸着比表面積は、ASTMD303
7−81に準じBET法で測定される値である。
の配合量は好ましくは10〜200重量部、より好まし
くは20〜150重量部、特に好ましくは30〜100
重量部である。
を併用する場合の混合割合は、用途や目的に応じて適宜
選択されるが、シリカ:カーボンブラックの重量比で、
10:90〜99:1が好ましく、30:70〜95:
5がより好ましく、40:60〜90:10が特に好ま
しい。
に、常法に従って、架橋剤、架橋促進剤、架橋活性化
剤、老化防止剤、活性剤、プロセスオイル、可塑剤、滑
剤、充填剤などの補強材以外の配合剤をそれぞれ必要量
含量することができる。
硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄などの
硫黄;一塩化硫黄、二塩化硫黄などのハロゲン化硫黄;
ジクミルパーオキシド、ジターシャリブチルパーオキシ
ドなどの有機過酸化物;p−キノンジオキシム、p,
p’−ジベンゾイルキノンジオキシムなどのキノンジオ
キシム;トリエチレンテトラミン、ヘキサメチレンジア
ミンカルバメート、4,4’−メチレンビス−o−クロ
ロアニリンなどの有機多価アミン化合物;メチロール基
をもったアルキルフェノール樹脂;などが挙げられ、こ
れらの中でも、硫黄が好ましく、粉末硫黄が特に好まし
い。これらの架橋剤は、それぞれ単独で、あるいは2種
以上を組み合わせて用いられる。全ゴム成分100重量
部に対して、架橋剤の配合量は、通常0.1〜15重量
部、好ましくは0.3〜10重量部である。
−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−t−ブ
チル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オ
キシエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミ
ド、N−オキシエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフ
ェンアミド、N,N’−ジイソプロピル−2−ベンゾチ
アゾールスルフェンアミドなどのスルフェンアミド系架
橋促進剤;ジフェニルグアニジン、ジオルトトリルグア
ニジン、オルトトリルビグアニジンなどのグアニジン系
架橋促進剤;ジエチルチオウレアなどのチオウレア系架
橋促進剤;2−メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾ
チアジルジスルフィド、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル亜鉛塩などのチアゾール系架橋促進剤;テトラメチル
チウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスル
フィドなどのチウラム系架橋促進剤;ジメチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウム、ジエチルジチオカルバミン酸亜
鉛などのジチオカルバミン酸系架橋促進剤;イソプロピ
ルキサントゲン酸ナトリウム、イソプロピルキサントゲ
ン酸亜鉛、ブチルキサントゲン酸亜鉛などのキサントゲ
ン酸系架橋促進剤;などの架橋促進剤が挙げられる。こ
れらの架橋促進剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以
上を組み合わせて用いられるが、スルフェンアミド系架
橋促進剤を含むものが特に好ましい。全ゴム成分100
重量部に対して、架橋促進剤の配合量は、通常0.1〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。
ン酸などの高級脂肪酸や酸化亜鉛などを用いることがで
きる。酸化亜鉛としては、表面活性の高い粒度5μm以
下のものを用いるのが好ましく、粒度が0.05〜0.
2μmの活性亜鉛華や0.3〜1μmの亜鉛華などを挙
げることができる。また、酸化亜鉛は、アミン系の分散
剤や湿潤剤で表面処理されていてもよい。これらの架橋
活性化剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を併用
して用いることができる。架橋活性化剤の配合割合は、
その種類により適宜選択される。例えば、高級脂肪酸
は、全ゴム成分100重量部に対して、好ましくは0.
1〜10重量部、より好ましくは0.5〜5重量部の割
合で使用され、酸化亜鉛は、好ましくは0.1〜10重
量部、より好ましくは0.5〜5重量部の割合で使用さ
れる。
ポリエチレングリコール、シリコーンオイルなどの活性
剤;炭酸カルシウム、タルク、クレーなどの充填剤;ワ
ックスなどを配合してしても良い。
分を混練することにより得ることができる。例えば、ゴ
ム成分と所望の配合剤を80〜200℃、好ましくは1
40〜180℃で混合し、100℃以下、好ましくは8
0℃以下まで冷却したのちに、その混合物に架橋剤と架
橋促進剤を0.5〜30分程度混合することによりゴム
組成物を得ることができる。
いる。架橋方法は、特に限定されず、架橋物の形状、大
きさなどに応じて選択すればよい。金型中に架橋性ゴム
組成物を充填して加熱することにより成形と同時に架橋
してもよく、予め成形しておいた未架橋ゴム組成物を加
熱して架橋してもよい。架橋温度は、通常、120〜2
00℃、好ましくは140〜200℃、架橋時間は、通
常、1〜120分程度である。
物は、例えば、タイヤ、ケーブル被覆剤、ホース、トラ
ンスミッションベルト、コンベアベルト、ロールカバ
ー、靴底、シール用リングおよび防振ゴムなどの構成部
品として使用でき、特にタイヤトレッド用に好適に使用
できる。
明する。なお、特に断りのないかぎり、部および%は重
量基準である。 (実施例1)ブロック共重合体(I)の製造 特開2000−154221号公報に記載された方法に
従い、t−ブチルシクロペンタジエニルトリクロロチタ
ン(t−BuCpTiCl3)を合成した。メチルアル
ミノキサン(東ソー・アクゾ社製、PMAO−S)20
0mmolのトルエン溶液に、t−BuCpTiCl3
0.2mmolのトルエン溶液を滴下し、25℃にて5
分間エージングした。密封型耐圧ガラスフラスコに、窒
素雰囲気下で、トルエン639gとブタジエン18.0
gを仕込み、−15℃に冷却した。このアンプルに上記
のエージングした触媒を添加して−15℃にて4時間重
合させ、分析用に重合溶液18.2gをサンプリングし
た後、−25℃に急冷して恒温とした。この重合溶液に
イソプレン30.7gを添加して、重合させ、4時間後
にメタノールを添加して重合反応を停止した。この重合
溶液、および、上記サンプリング溶液について、酸性メ
タノールへの投入による重合体の析出、トルエンへの溶
解、遠心分離による灰分除去、酸性メタノールへの投入
による重合体の析出、乾燥を行ってブロック共重合体
(I)を得た。
カラムとして東ソー社製G7000、G5000、G4
000を3本連結したものを、検出器として示差屈折率
検出器(RI)を用いた。
R装置を用い、試料の重クロロホルム溶液について室温
にて測定した。重合体中のブタジエン部のミクロ構造
は、1H−NMR分析により1,4−結合(5.4−
5.6ppm)と1,2−結合(5.0−5.1pp
m)の比を求め、13C−NMR分析からシスとトラン
ス(32.7ppm)の比を求めることによって決定し
た。重合体中のイソプレン部のミクロ構造は、13C−
NMRスペクトル中のメチル炭素シグナル(シス:2
3.3ppm,トランス:15.9ppm,3,4:1
8.6ppm,1,2:13.1ppm)の強度比から
決定した。重合および分析の結果を表1に示す。
ける収率は100%である。得られたブタジエンブロッ
ク部のシス含量は92%、分子量分布は1.11であっ
た。最終的に得られたブロック共重合(I)の分子量分
布は1.25と狭く、1H−NMRスペクトルから算出
したイソプレン含量は52%である。また、13C−N
MRスペクトルから算出したイソプレン単位中の1,4
−シス結合含量は85%である。
R1220:日本ゼオン(株)製造)26部、ブロック
共重合体(I)4部、カーボンブラック(シースト6:
東海カーボン(株)製造)50部、酸化亜鉛3部、ステ
アリン酸1部および老化防止剤(サントフレックス1
3:モンサント社製造)1部をバンバリーミキサーで1
00℃5分間混練し、次いで、得られた混練物、硫黄2
部および架橋促進剤(サントキュアNS:モンサント社
製造)1.5部を50℃のオープンロール機で4分間混
練してゴム組成物を得た。得られたゴム組成物を160
℃で12分間プレス加硫することにより、加硫ゴム試験
片を調製し、以下の特性値を測定した。結果を表2に示
す。
よる。 (2)耐疲労性試験:JIS K 6260による。比
較例1を100とする指数で示す。数値が大きいほど耐
疲労性に優れる。 (3)耐摩耗性試験:JIS K 6264によるピコ
摩耗試験機を用いて測定した。比較例1を100とする
指数で示す。。 数値が大きいほど耐摩耗性に優れる。 (4)低発熱性試験:レオメトリックス社製RDA−I
Iを用い、0.5%ねじれ、20Hz、0℃と60℃の
tanδを測定し、 tanδ(0℃)/ tanδ(6
0℃)の値を求めた。この数値が大きいと低発熱性に優
れる。比較例1を100とする指数で示し、数値が大き
いほど低発熱性に優れる。
始剤として用い、溶液重合法により、表1に示す特性を
もつポリ(ブタジエン−スチレン)ブロックとポリイソ
プレンブロックとからなるブロック共重合体(II)を
製造した。このブロック共重合体(II)をブロック共
重合体(I)に代えて用いた以外は、実施例1と同様に
ゴム組成物を調製した。結果を表2に示す。
始剤として用い、溶液重合法により、表1に示す特性を
もつポリブタジエンブロックとポリイソプレンブロック
とからなるブロック共重合体(III)を製造した。こ
のブロック共重合体(III)をブロック共重合体
(I)に代えて用いた以外は、実施例1と同様にゴム組
成物を調製した。結果を表2に示す。
ブロック共重合体を混合せずに、ポリブタジエン(BR
1220:日本ゼオン(株)製造)を26重量部から3
0重量部へ変量した以外は、実施例1と同様に実施し
た。結果を表2に示す。
ン単位中の1,4−シス結合含量が高いポリブタジエン
ブロックと、ポリイソプレンブロックとからなるブロッ
ク共重合体(I)を含むゴム組成物は、機械的強度、耐
疲労性、耐摩耗性および低発熱性に優れている。
性、耐摩耗性および低発熱性に優れるゴム組成物が提供
される。
Claims (1)
- 【請求項1】 (i)ポリイソプレン系ゴム、(ii)
ポリブタジエン系ゴム、および(iii)1,3−ブタ
ジエン単位中の1,4−シス結合含量が40重量%以上
のポリブタジエン系ブロック(A)と、ポリイソプレン
系ブロック(B)とからなるブロック共重合体を配合し
てなり、ブロック共重合体(iii)の含有量が成分
(i)および(ii)の合計量100重量部に対して
0.5〜25重量部であるゴム組成物。
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| JP2000199953A JP2002012702A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | ゴム組成物 |
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