JP2002017679A - 角膜細胞撮影装置 - Google Patents
角膜細胞撮影装置Info
- Publication number
- JP2002017679A JP2002017679A JP2000203181A JP2000203181A JP2002017679A JP 2002017679 A JP2002017679 A JP 2002017679A JP 2000203181 A JP2000203181 A JP 2000203181A JP 2000203181 A JP2000203181 A JP 2000203181A JP 2002017679 A JP2002017679 A JP 2002017679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eye
- light
- reflected light
- focus
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 60
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims abstract description 53
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 41
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 33
- 210000004087 cornea Anatomy 0.000 claims description 27
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 4
- 210000000981 epithelium Anatomy 0.000 abstract description 16
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 46
- 210000001508 eye Anatomy 0.000 description 46
- 210000002919 epithelial cell Anatomy 0.000 description 19
- 210000003560 epithelium corneal Anatomy 0.000 description 9
- 210000003038 endothelium Anatomy 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 210000005252 bulbus oculi Anatomy 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 2
- 229910052724 xenon Inorganic materials 0.000 description 2
- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 210000000170 cell membrane Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000002889 endothelial cell Anatomy 0.000 description 1
- 210000000871 endothelium corneal Anatomy 0.000 description 1
- 150000002632 lipids Chemical class 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
によって鮮明な上皮細胞の画像を得ることができる角膜
細胞撮影装置を提供すること。 【解決手段】 照明光によって被検眼Eの前眼部をその
斜め前方から照明するための照明光学系4と、上記照明
光の前眼部で反射された反射光を撮影するための撮影光
学系5と、合焦用照明光を被検眼にその斜め前方から照
射して合焦点における反射光を受光し、角膜各層の像を
識別することによって合焦位置を検出する第一合焦検出
手段とを備えており、この第一合焦検出手段が、被検眼
における合焦部位の像を検出する像検出センサ23と、
像検出センサ23の出力信号の周波数解析を行うことに
よって合焦位置を検出する演算器30とを有している。
Description
関する。さらに詳しくは、スペキュラー方式によって角
膜の細胞を観察、撮影するための角膜細胞撮影装置に関
する。スペキュラー方式の撮影装置とは、照明光を被検
眼の光軸に対して斜めから照射し、その角膜における鏡
面反射光を斜めから受光してこの像を観察、撮影するも
のである。
来、角膜上皮の細胞を鮮明に観察撮影する装置は知られ
ていない。これは、非接触式の撮影装置では角膜上皮に
合焦させることが困難だからである。一般的に、合焦は
角膜各層からの反射光を検出して行うものである。図9
に模式的に示すように上皮Uは角膜Cの表面に近接した
層であり、その表面には涙液層Tが存在する。合焦用の
照明光を被検眼に照射すると、涙液層Tからの反射光量
がきわめて多く、その次ぎに存在する上皮Uからの反射
光量は涙液層T表面のそれの約1/200程度である。
したがって、涙液層T表面への合焦は容易になされる
が、上皮Uの位置はその反射光量のピークがきわめて小
さいことから検出することが困難である。
の接触式の撮影装置では、被検眼に対物レンズたるコー
ンレンズを当接して撮影するため、角膜上皮の表面に形
成されている層(ムチン層、液層および脂質層を含む涙
液層)の像が混在したり、また、これらの層が損傷、破
壊された状態で撮影されてしまう。その結果、あるがま
まの上皮細胞が撮影できない。
胞を鮮明に観察撮影できない理由としては、被検眼の表
面に照射された照明光の反射光のうち、上皮細胞による
反射光を涙液層Tによる反射光と分離することができな
いため、上皮細胞を撮影することができない。涙液層T
による反射光と上皮細胞による反射光とを分離できない
理由は以下のとおりである。
ており、その表面側の涙液層Tは平均して10ミクロン
以下の厚さを有する。したがって、観察撮影用のスリッ
ト状照明光Lを被検眼の前眼部に対してその斜め前方か
ら照射した場合、上皮細胞による反射光Ruと涙液層T
による反射光Rtとがほとんどの範囲で重なり合ってし
まう。スリット光の幅を小さくすると光量が不足し、ま
た、撮影範囲の幅が小さくなってしまう。図中、符号I
で示すのは内皮であり、符号Jで示すのは角膜実質部で
ある。
れたものであり、とくに、被検眼に対して非接触であり
ながら上皮の位置を効果的且つ明確に検出することによ
って鮮明な上皮細胞の画像を得ることができる角膜細胞
撮影装置を提供することを目的としている。
置は、照明光によって被検眼の前眼部をその斜め前方か
ら照明するための照明光学系と、上記照明光の前眼部で
反射された反射光を撮影するための撮影光学系と、合焦
用照明光を被検眼にその斜め前方から照射して合焦点に
おける反射光を受光し、角膜各層の像を識別することに
よって合焦位置を検出する第一合焦検出手段とを備えて
いる。
観察対象部位への合焦、つまり、角膜細胞撮影装置の合
焦点を観察対象部位に一致させることを、単に角膜の各
層における反射光量を検出することによって行うのでは
ない。合焦点における角膜各層の組織像をパターンとし
て検出することにより、角膜各層のいかなる位置に合焦
しているかを検出できるものである。したがって、とく
に上皮のように、反射光量のきわめて少ないにもかかわ
らず、反射光量のきわめて多い涙液表面に近接した部位
にも、容易に合焦させることができる。
部位の像を検出する像検出センサと、該像検出センサの
出力信号について解析を行う演算器とから構成すること
ができる。
出力信号について周波数解析を行うことによって合焦位
置を検出するように構成されてなる角膜細胞撮影装置に
あっては、角膜における各層の部位を正確に認識するこ
とができるので、所望の部位に容易に合焦することがで
きる。
ンを記憶しており、上記像検出センサからの出力信号を
上記記憶している信号パターンと比較することによって
合焦位置を検出するように構成されてなる角膜細胞撮影
装置にあっても、角膜における各層の部位を正確に認識
することができるので、所望の部位に容易に合焦するこ
とができる。
によって被検眼の前眼部をその斜め前方から照明するた
めの照明光学系と、上記照明光の前眼部で反射された反
射光を撮影するための撮影光学系と、合焦用照明光を被
検眼にその斜め前方から照射して合焦点における反射光
を受光することによって合焦位置を検出する第二合焦検
出手段とを備えており、該第二合焦検出手段が、合焦点
を被検眼に向かって被検眼からの反射光量の第一のピー
ク位置を超えて所定距離前進させたうえで後退させるこ
とにより、観察必要部位を検出するように構成されてい
る。
撮影装置の合焦点を涙液層を通過させて所定距離前進さ
せた後、逆戻りさせることによって観察撮影が必要な部
位の反射光のピークを検出することが容易となる。なぜ
なら、涙液層は反射光量がきわめて多く、表面が平坦で
はない部分である。そして、このような部分における反
射光量の第一ピークに続いて、この第一ピークに近接し
た観察部位の反射光量のピークを検出するのは困難だか
らである。
照明光を被検眼に照射するための合焦用光源に加えて、
合焦用照明光量を増大するための補助光源を備え、この
補助光源が、合焦検出手段によって被検眼からの反射光
量の最初のピークである第一ピークが検出された直後に
発光を開始するように構成された角膜細胞撮影装置にあ
っては、反射光量がきわめて少ない角膜上皮からの反射
光のピークをも容易に検出することができる。
づいて本発明の角膜細胞撮影装置を説明する。
形態を示す斜視図である。図2は図1の角膜細胞撮影装
置の平面図である。図3は図1の角膜細胞撮影装置の背
面図(装置の後方から被検眼側を向いて見た図)であ
る。図4は図1の角膜細胞撮影装置におけるスリット板
の一例を示す背面図(スリット板の後方から被検眼側を
向いて見た図)である。図5は図1の角膜細胞撮影装置
における観察視野用のマスクの一例を示す背面図(マス
クの後方から被検眼側を向いて見た図)である。
くに角膜の上皮細胞の鮮明な像を観察、撮影するための
工夫がされた装置である。この角膜細胞撮影装置1は、
被検眼Eに向かって前進後退するZ方向、並びにZ方向
に垂直で且つ互いに垂直なX方向およびY方向に移動さ
せうる機枠(図示しない)上に配設された撮影系2を有
している。
斜め前方からスリット光によって照明するための照明光
学系4と、被検眼Eの前眼部表面で反射された上記スリ
ット光を撮影するための撮影光学系5と、被検眼Eの前
眼部に向けて撮影光軸位置合わせ(アライメント)のた
めのアライメント指標光を正面から照射し、且つその角
膜反射光を撮像するためのアライメント光学系6と、撮
影光学系5の合焦点を被撮影部位たる角膜内皮に一致さ
せるための合焦光学系7と、照明光学系4の光軸と撮影
光学系5の光軸とに交差する回転式のスリット板9とを
備えている。
のストロボ放電管(キセノン管)8を有している。スト
ロボ放電管8からの可視光を上記スリット板9に形成さ
れたスリット19を通過し、このスリット光が照明レン
ズ10によって被検眼Eの角膜に収束させられる。本実
施形態では照明光学系4の光路にその途中から後述の合
焦光学系の光路を同一にするため、光路途中にコールド
ミラー11が介装されている。このコールドミラー11
は可視光である照明光は反射し、赤外光である後述の合
焦検出用光を透過するものである。そして、図1中に符
号27で示すのは、角膜細胞の像を連続的に観察するた
めに、連続的に照明光を発光する連続観察用ランプであ
る。
テレビカメラ12を有している。被検眼Eの角膜で反射
された上記スリット光は撮影レンズ13、ミラー14お
よび結像レンズ15を通ったうえで上記テレビカメラ1
2に導かれる。本実施形態では撮影光学系5の光路がそ
の途中まで後述の合焦光学系7の光路と同一にされてい
る。この目的で光路を分岐するためのコールドミラー1
6が介装されている。このコールドミラー16は可視光
である照明光を反射し、赤外光である合焦検出用光を透
過するものである。
標光の光源としての発光ダイオード17およびテレビカ
メラ18を有している。この発光ダイオード17からの
近赤外光がハーフミラー22を介して被検眼Eの前眼部
にその正面から照射される。さらに、上記アライメント
指標光の被検眼Eの角膜における反射像たる輝点(プル
キンエ像)は、上記ハーフミラー22を透過してテレビ
カメラ18に送られる。このプルキンエ像に基づいて上
記機枠をXY方向に移動させることによって撮影光軸を
角膜頂点に一致させる。
回転させられ、回転中心3から同一半径の円周上に複数
個のスリット19が形成されたものである(図4参
照)。本実施形態では、一のスリット(以下、第一スリ
ットと呼ぶ)19aを通過した照明光は、被検眼Eの前
眼部で反射され、スリット板9の回転中心3を挟んで第
一スリット19aに対して180゜方向に位置する他の
スリット(以下、第二スリットと呼ぶ)19bを透過し
てテレビカメラ12に至るように、照明光学系4と撮影
光学系5とが配置されている。また、スリット板9の回
転によって第一スリット19aが移動するのに伴ってス
リット照明光は被検眼Eの前眼部上を移動する。そし
て、前眼部におけるスリット反射光も同様に移動する
が、この移動するスリット反射光の移動方向及び移動速
度に一致して第二スリット19bが移動している。この
ように同期して移動するスリット19a、19bをそれ
ぞれ照明光と反射光とが通過しうるように、リレーレン
ズ25やミラー14を含めた照明光学系4および撮影光
学系5の各光学機器の配置がなされている。また、両ス
リット19a、19bは同一幅に形成されているのが好
ましい。
検眼Eの角膜を走査することになる。したがって、きわ
めて狭い範囲を照明するスリット光であっても広い範囲
の角膜細胞を観察、撮影することができる。図4に示す
ようにスリット板9にスリット19を等間隔に形成した
範囲を回転中心3について点対称に形成しておくことに
より、きわめて短時間に上記走査が繰り返される。した
がって、角膜細胞を動画として観察することも可能であ
る。このスリットはとくに等間隔に形成しなくてもよ
く、また、全周にわたって形成する必要もない。しか
し、複数個のスリット域を点対称に形成しておくことに
より、きわめて狭い範囲を照明するスリット光であって
も繰り返し走査することができる。その結果、照明光量
の少ないことによる問題を解消することができる。ま
た、スリット板9の回転方向は一方向のみでもよく、ま
た、所定ストロークで往復回転させてもよい。
0ミクロン以下)の表面における反射光と、角膜上皮に
おける反射光を完全に分離し得るほどに狭い幅のスリッ
ト照明光を用いることが可能となる。すなわち、スリッ
ト板9上のスリット19は0.05〜0.2ミリメート
ル程度の幅に形成しておき、このスリット19を通過し
たスリット照明光をレンズ系によって角膜上で約10ミ
クロンの幅のスリット照明光となるように縮小する。こ
の反射光をまた撮影光学系5のレンズ系によって拡大す
るのである。
撮影光学系5の光軸を中心として観察視野28aが開口
されたマスク28がスリット板9に近接して配設されて
いる。観察視野28aの大きさはとくに限定されない
が、像のぶれを防ぐためには、観察視野28aの幅をス
リット板9におけるスリット19の形成間隔とほぼ一致
させ、一時に一つの反射スリット光Rのみ通過し得るよ
うにすればよい。
れば、上皮からの反射光を角膜の他の層からの反射光と
効果的に分離することができ、鮮明な上皮細胞の像を得
ることができる。しかし、観察、撮影すべき上皮細胞に
うまく角膜細胞撮影装置1の合焦点を一致させることが
必要となる。本角膜細胞撮影装置1はかかる合焦機能を
自動的に奏する構成を有している。以下、合焦光学系7
を説明する。
センサ23を備えている。この合焦用ランプ21は赤外
光を発光する。合焦用ランプ21からスリット24を通
過した合焦検出用光は照明光学系4の光軸4aに沿って
被検眼Eに至り、前眼部で反射され、撮影光学系5の光
軸5aに沿って合焦用スリット33を通り、像検出セン
サ23に至って受光される。像検出センサ23には像検
出センサ23からの検出信号を画像処理(空間周波数領
域の解析)する演算器30が接続されている。図1中に
符号29で示すのは被検眼Eに固視させることによって
被検眼の向きを一定に保つための固視標光源である。符
号32は後述する補助光源(キセノンストロボ管)であ
る。
一合焦検出手段に該当する。
光軸5aとの交点(上記合焦点)が被検眼Eの撮影部位
にあるときに、像検出センサ23が合焦検出用光の反射
光を検知する。また、そのときにスリット19a、19
bをそれぞれ照明光と反射光とが通過する。すなわち、
撮影光学系5の焦点は上記合焦点に設定されており、両
スリット19a、19bは合焦点について相互に共役位
置にある。そして、撮影系2を図1、図2中のZ方向に
移動させることによって合焦点を被検眼Eの撮影部位に
位置合わせする。この位置合わせを合焦と呼ぶ。
サまたはエリアセンサが用いられる。ラインセンサまた
はエリアセンサを用いることにより、合焦点が一致した
角膜の部位(観察部位)の反射光量だけでなく、その観
察部位の組織の特徴が把握できる。図6(a)に示すよ
うに、ラインセンサ23aを合焦用スリット33の長手
方向に合わせて配置する。図6(a)は一例として、角
膜上皮Uの細胞の像を呈するスリット反射光を示してい
る。ラインセンサ23aは被検眼の角膜からの反射光を
光のコントラストによって細胞膜などの部分をあるピッ
チで受光する。そして、出力信号を演算器30に送る。
演算器30はこの出力信号の周波数解析を行う。すなわ
ち、ラインセンサの出力信号(ラインセンサの1ライン
に相当)に存在する光量ピークの個数やピッチを算出す
る。個数が多くピッチが小さいと小さい細胞であること
が判る。逆に、個数が少なくピッチが大きいと大きい細
胞であることが判る。このようにして、合焦点が角膜中
のいずれの層に一致しているかを判断することができ
る。
とえば内皮、上皮、実質部などの細胞の一般的空間周波
数が記憶されている。そして、上記演算器30はライン
センサ23aからの出力信号の形状を、記憶している典
型的な空間周波数領域とを比較する。すなわち、出力信
号(ラインセンサの1ラインに相当)における光量ピー
クの間隔、形状、高さ等から決まる形状と、内皮、上
皮、実質部などの典型的な形状とを比較する。全体的に
ほぼ等ピッチでピークが存在すれば層状に並んだ細胞で
あることが判り、内皮や上皮であることが判る。等ピッ
チではない場合には細胞が層状ではないため、実質部で
あることが判る。
エリアセンサ23bを用いた場合を示している。像セン
サ23が受光すべき角膜反射光はスリット光であるた
め、広い受光面を有するエリアセンサ23bを用いれ
ば、反射光を容易に捉えることができるので便利であ
る。また、画像から得られる出力信号を、上記の他の公
知の信号処理法を用いて検出することもできる。
点が角膜中のいずれの層に一致しているかを判断する。
そして、その表示を行う。
上皮にも装置を合焦させることができる。
下の第二合焦検出手段を設けてもよい。図1および図2
には便宜のため、第一合焦検出手段および第二合焦検出
手段を共に示している。しかし、いずれか一方の合焦検
出手段のみを備えてもよい。第二合焦検出手段は像検出
センサ23および演算器30に代えて、単に反射光量の
みを検出する受光素子、たとえばPSD31を備えてい
る。そして、PSD31を作動させながら撮影系2を図
1、図2中のZ方向に被検眼に向かって前進させる。こ
の場合、PSD31は図7に示すような反射光を検出す
る。図7は撮影系2の移動始点を0として横軸に前進距
離をとり、縦軸には検出された反射光量をとっている。
撮影系2を前進させたときにまず被検眼の涙液表面から
の大光量の反射光を検出する。これを第一ピークP1と
呼ぶ。ついでPSD31は涙液表面に近接した上皮細胞
からの反射光を受光する(第二ピークP2と呼ぶ)る。
さらに前進させると第三のピークP3である内皮細胞か
らの反射光を受光する。もちろん、PSD31はこれら
のピーク同士の間においても受光している。ここで、上
皮細胞からの反射光量は涙液表面からの反射光量の約1
/200であるため第二ピークP2の識別は困難であ
る。
ピークP1の立ち上がり時点F1を検出し、その時点F
1から所定距離Z1だけ前進してF2に至った後、PS
D31の作動を継続して撮影系2を後退させる。後退過
程において初めて検出する反射光量ピーク(第二ピーク
P2となる)の立ち上がり時点F3から所定距離Z2後
退した位置が上皮細胞位置(第二ピークP2)であると
判断できる。こうすることにより上皮細胞位置を検出す
る。なお、Z方向の進退距離はエンコーダなどの移動距
離検出手段を配設することによって設定および検出を行
う。たとえば、上記所定距離Z1は眼球のサンプリング
などによって、F2が角膜の実質部の中間部分となるよ
うに設定する。また、所定距離Z2については、第二ピ
ークP2の後ろからの立ち上がり点F3から上皮細胞位
置(第二ピークP2)までの寸法は被検眼によって異な
ることがあるため、眼球のサンプリングなどによって初
期設定しておき、上皮細胞位置が確定できないときは設
定値を変更しながら操作を繰り返すだけで上皮細胞位置
に合焦させることができる。
難であった角膜上皮に装置を合焦させることができる。
7には合焦用ランプ21とともに前述の補助光源32が
併設されている。この補助光源32は、涙液層の表面に
較べて反射光量が大幅に低下する角膜の各層の位置を検
出するために照明光量を増大するためのものである。す
なわち、合焦用ランプ21から赤外光を発光させながら
撮影系2を前進させ、涙液層の表面からの反射光を検出
した直後から補助光源32をも連続発光させながら前進
を維持する。この補助光源32のストロボ発光により、
図8に示すように上皮における反射光Ruの光量が増大
し(図8中、破線で示す)、この反射光量ピークP2を
検出しやすくなる。なお、補助光源32の発光は、撮影
系2の前進時において涙液層表面の反射光量のピークP
1を検出した直後から開始する。たとえば図8に示す時
点F4から発光を開始するのである。図8も撮影系2の
移動始点を0として横軸に前進距離をとり、縦軸には検
出された反射光量をとっている。
手段に対してはもとより、第二合焦検出手段にも併設す
ることができる。第二合焦検出手段に併設する場合、補
助光源32の発光は前述と同様に撮影系2の前進過程に
おいて涙液層表面の反射光量のピークP1を検出した直
後(図8におけるF4)から開始すればよい。もちろ
ん、撮影系2が後退を開始するF2点(図7)から発光
を開始してもよい。そして、上皮における反射光のピー
ク(図7の第二ピークP2)の後ろからの立ち上がり
(図7の点F2)および少なくとも上皮反射光を検出す
るまで補助光源32がストロボ発光を継続する。この補
助光源32の発光により、上皮における反射光のピーク
(第二ピークP2)を容易に検出することができる。
膜各層における従来検出が困難であった層の位置、とく
に角膜の上皮の位置を正確に検出することができる。
斜視図である。
一例を示す背面図である。
マスクの一例を示す背面図である。
第一合焦検出手段の一例を示す説明図あり、図6(b)
は第一合焦検出手段の他の例を示す説明図あり、いずれ
もたとえば上皮細胞の平面図と共に示している。
手段による反射光検出状況を示すグラフである。
による反射光検出状況を示す他のグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 照明光によって被検眼の前眼部をその斜
め前方から照明するための照明光学系と、 上記照明光の前眼部で反射された反射光を撮影するため
の撮影光学系と、 合焦用照明光を被検眼にその斜め前方から照射して合焦
点における反射光を受光し、角膜各層の像を識別するこ
とによって合焦位置を検出する第一合焦検出手段とを備
えてなる角膜細胞撮影装置。 - 【請求項2】 上記第一合焦検出手段が、被検眼におけ
る合焦部位の像を検出する像検出センサと、該像検出セ
ンサの出力信号について解析を行う演算器とを有してな
る請求項1記載の角膜細胞撮影装置。 - 【請求項3】 上記演算器が、像検出センサからの出力
信号の周波数解析を行うことによって合焦位置を検出す
るように構成されてなる請求項2記載の角膜細胞撮影装
置。 - 【請求項4】 上記演算器が、角膜の信号パターンを記
憶しており、上記像検出センサからの出力信号を上記記
憶している信号パターンと比較することによって合焦位
置を検出するように構成されてなる請求項2記載の角膜
細胞撮影装置。 - 【請求項5】 照明光によって被検眼の前眼部をその斜
め前方から照明するための照明光学系と、 上記照明光の前眼部で反射された反射光を撮影するため
の撮影光学系と、 合焦用照明光を被検眼にその斜め前方から照射して合焦
点における反射光を受光することによって合焦位置を検
出する第二合焦検出手段とを備えており、 該第二合焦検出手段が、合焦点を被検眼に向かって被検
眼からの反射光量の第一のピーク位置を超えて所定距離
前進させたうえで後退させることにより、観察必要部位
を検出するように構成されてなる角膜細胞撮影装置。 - 【請求項6】 上記合焦用照明光を被検眼に照射するた
めの合焦用光源に加えて、合焦用照明光量を増大するた
めの補助光源を備えており、 該補助光源が、合焦検出手段によって被検眼からの反射
光量の最初のピークである第一ピークが検出された直後
に発光を開始するように構成されてなる請求項1または
5記載の角膜細胞撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000203181A JP4460728B2 (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 角膜細胞撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000203181A JP4460728B2 (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 角膜細胞撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002017679A true JP2002017679A (ja) | 2002-01-22 |
| JP4460728B2 JP4460728B2 (ja) | 2010-05-12 |
Family
ID=18700617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000203181A Expired - Fee Related JP4460728B2 (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 角膜細胞撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4460728B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010126A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Konan Medical Inc | 角膜細胞連続観察装置 |
| JP2004236843A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Konan Medical Inc | 眼科用撮影装置 |
| US6946931B2 (en) * | 2001-12-21 | 2005-09-20 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave resonator and surface acoustic wave filter |
| JP2008054964A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Tomey Corporation | 角膜撮影装置 |
-
2000
- 2000-07-05 JP JP2000203181A patent/JP4460728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010126A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Konan Medical Inc | 角膜細胞連続観察装置 |
| US6946931B2 (en) * | 2001-12-21 | 2005-09-20 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave resonator and surface acoustic wave filter |
| JP2004236843A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Konan Medical Inc | 眼科用撮影装置 |
| JP2008054964A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Tomey Corporation | 角膜撮影装置 |
| US7572010B2 (en) | 2006-08-31 | 2009-08-11 | Tomey Corporation | Cornea imaging apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4460728B2 (ja) | 2010-05-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9743830B2 (en) | Fundus photography device | |
| EP2668893B1 (en) | Ophthalmologic photographing apparatus | |
| US9687143B2 (en) | Ophthalmic photography device, ophthalmic photography method, and ophthalmic photography program | |
| JPH11216117A (ja) | 前眼部撮影装置 | |
| JPH0716207A (ja) | 検眼装置 | |
| JP3499093B2 (ja) | 前眼部断面解析装置 | |
| JPH0833610A (ja) | 眼科撮影装置 | |
| JP4460728B2 (ja) | 角膜細胞撮影装置 | |
| JP2000135200A (ja) | 検眼装置 | |
| JP2020005672A (ja) | 眼底撮影装置 | |
| JP2003019116A (ja) | 眼科測定装置 | |
| JP2000197607A (ja) | 検眼装置 | |
| JP4495292B2 (ja) | 角膜細胞撮影装置 | |
| JP4880133B2 (ja) | 角膜細胞撮影装置 | |
| JP3929717B2 (ja) | 角膜顕微鏡装置 | |
| JP3779913B2 (ja) | 角膜細胞撮影装置 | |
| JP2019150425A (ja) | 眼底撮影装置 | |
| JP2831546B2 (ja) | 角膜撮影位置表示方法およびその装置 | |
| JP2002017678A (ja) | 角膜細胞撮影装置 | |
| JP4250245B2 (ja) | 眼底検査装置 | |
| JP3639658B2 (ja) | 眼科検査用光束偏向装置 | |
| JPH09149888A (ja) | 被検眼の眼軸方向の任意部位付近の複数部位の撮影方法とその装置 | |
| JP2003000549A (ja) | 前眼部撮影装置 | |
| JP2000033074A (ja) | 眼科検査装置 | |
| JP4729200B2 (ja) | 角膜細胞連続観察装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061219 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090710 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090821 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100209 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100215 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4460728 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |