JP2002018596A - 溶接用裏当て - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】鋼構造物の、溶接継手において、ルート部に溶
接欠陥が生じることを防止しつつ、裏当てによる応力集
中を低減する溶接用裏当てを提供する。 【解決手段】垂直母材1に水平材3をT継手溶接にて溶
接するための板状の溶接用裏当て21であって、板状の
溶接用裏当て21にはガス抜け用の隙間31を有するこ
とを特徴とする。ここで、溶接用裏当て21は溶接ワイ
ヤー等の金属と同等の材質からなる。
接欠陥が生じることを防止しつつ、裏当てによる応力集
中を低減する溶接用裏当てを提供する。 【解決手段】垂直母材1に水平材3をT継手溶接にて溶
接するための板状の溶接用裏当て21であって、板状の
溶接用裏当て21にはガス抜け用の隙間31を有するこ
とを特徴とする。ここで、溶接用裏当て21は溶接ワイ
ヤー等の金属と同等の材質からなる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、鋼構造物における
突合せ継手溶接またはT継手溶接のガスシールドアーク
溶接法による片面溶接継手に使用する裏当てに関するも
のである。
突合せ継手溶接またはT継手溶接のガスシールドアーク
溶接法による片面溶接継手に使用する裏当てに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築鉄骨の柱梁接合部等の溶接
(例えば図1〜3)では、裏当て金12を使用するのが
一般的となっている。柱1と梁2の接合部では、梁ウエ
ブ4がボルトで柱1に接合され、フランジ3は溶接で柱
1に接合される。溶接が行われる、2部材の間には、開
先と呼ばれる溝が設けられ、溶接金属11がこの部位に
充填される。フランジ3の溶接時には、裏当て金12を
使用することにより、高電圧の溶接が可能となり、効率
を高めることができる。また、フランジ3の両側にはエ
ンドタブ14が設けられている。
(例えば図1〜3)では、裏当て金12を使用するのが
一般的となっている。柱1と梁2の接合部では、梁ウエ
ブ4がボルトで柱1に接合され、フランジ3は溶接で柱
1に接合される。溶接が行われる、2部材の間には、開
先と呼ばれる溝が設けられ、溶接金属11がこの部位に
充填される。フランジ3の溶接時には、裏当て金12を
使用することにより、高電圧の溶接が可能となり、効率
を高めることができる。また、フランジ3の両側にはエ
ンドタブ14が設けられている。
【0003】ところが、この裏当て金やエンドタブは溶
接時に表面付近が溶接金属に同化し、結果として溶接部
には応力集中の原因となる形状不連続部分が形成され
る。また、溶接開始直後の初層では、溶接時に発生する
ガスによるブローホール等の欠陥が発生しやすく、破断
の原因となる。
接時に表面付近が溶接金属に同化し、結果として溶接部
には応力集中の原因となる形状不連続部分が形成され
る。また、溶接開始直後の初層では、溶接時に発生する
ガスによるブローホール等の欠陥が発生しやすく、破断
の原因となる。
【0004】応力集中やスラグ巻込み等の欠陥を防止す
るための提案としては、例えば、特開平9−27199
2示す技術がある。この手法によれば、水平材と裏当て
金の間にスリットが形成されているので応力集中が緩和
される。また溶接時には該スリットへスラグが収納され
るのでスラグ巻込み等の欠陥を防止できる。しかし、垂
直材と裏当て金の部分には依然形状不連続部分が形成さ
れ、ルート部にはブローホール等の欠陥が発生する可能
性がある。
るための提案としては、例えば、特開平9−27199
2示す技術がある。この手法によれば、水平材と裏当て
金の間にスリットが形成されているので応力集中が緩和
される。また溶接時には該スリットへスラグが収納され
るのでスラグ巻込み等の欠陥を防止できる。しかし、垂
直材と裏当て金の部分には依然形状不連続部分が形成さ
れ、ルート部にはブローホール等の欠陥が発生する可能
性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】溶接部の応力集中の原
因となる形状不連続部分をなるべく少なくして、かつ、
溶接開始直後の初層溶接時に、ブローホール等の欠陥が
発生しずらいような、溶接用裏当てを提供することであ
る。
因となる形状不連続部分をなるべく少なくして、かつ、
溶接開始直後の初層溶接時に、ブローホール等の欠陥が
発生しずらいような、溶接用裏当てを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明(例えば図4,8,9)は、
垂直母材1または水平母材に水平材3を突合せ継手溶接
またはT継手溶接にて溶接するための板状の溶接用裏当
て21であって、板状の溶接用裏当て21にはガス抜け
用の隙間31を有することを特徴とする。ここで、溶接
用裏当て21は溶接ワイヤー等の金属と同等の材質から
なる。
め、請求項1に記載の発明(例えば図4,8,9)は、
垂直母材1または水平母材に水平材3を突合せ継手溶接
またはT継手溶接にて溶接するための板状の溶接用裏当
て21であって、板状の溶接用裏当て21にはガス抜け
用の隙間31を有することを特徴とする。ここで、溶接
用裏当て21は溶接ワイヤー等の金属と同等の材質から
なる。
【0007】この、請求項1の発明によれば、ガス抜け
用の隙間が設けられているためブローホール等の溶接欠
陥を抑制できる。また、板状の溶接用裏当ては滑らかに
垂直母材または水平母材と水平材を接合する溶接部の形
状となるため、形状不連続部分の存在による応力集中を
低減することができる。
用の隙間が設けられているためブローホール等の溶接欠
陥を抑制できる。また、板状の溶接用裏当ては滑らかに
垂直母材または水平母材と水平材を接合する溶接部の形
状となるため、形状不連続部分の存在による応力集中を
低減することができる。
【0008】請求項2に記載の発明(例えば図9〜1
4)は、板状の溶接用裏当てに設けられた隙間が、上面
から下面に行くに従い、しだいに狭まっていくことを特
徴とする請求項1に記載の溶接用裏当てである。
4)は、板状の溶接用裏当てに設けられた隙間が、上面
から下面に行くに従い、しだいに狭まっていくことを特
徴とする請求項1に記載の溶接用裏当てである。
【0009】この、請求項2の発明によれば、隙間は、
ガスの吹き付け元から吹き付け先に向かって、しだいに
狭まっていくため、気流の流れを円滑にできるととも
に、溶接ワイヤーが溶融した溶滴を、好適に受け止める
ことができる。
ガスの吹き付け元から吹き付け先に向かって、しだいに
狭まっていくため、気流の流れを円滑にできるととも
に、溶接ワイヤーが溶融した溶滴を、好適に受け止める
ことができる。
【0010】請求項3に記載の発明(例えば図6)は、
垂直母材1の側面に水平材3をT継手溶接にて溶接する
ためのビード状の溶接用裏当て16であって、当該水平
材の先端に滑らかに盛上がると共に、開先(溶接する2
部材の間に設ける溝)の面から連続した斜め面をなした
形状を有することを特徴とするビード状の溶接用裏当て
である。
垂直母材1の側面に水平材3をT継手溶接にて溶接する
ためのビード状の溶接用裏当て16であって、当該水平
材の先端に滑らかに盛上がると共に、開先(溶接する2
部材の間に設ける溝)の面から連続した斜め面をなした
形状を有することを特徴とするビード状の溶接用裏当て
である。
【0011】この、請求項3の発明によれば、梁フラン
ジの端部は滑らかに溶接金属と接して応力集中を低減で
きる。
ジの端部は滑らかに溶接金属と接して応力集中を低減で
きる。
【0012】請求項4に記載の発明(例えば図7)は、
垂直母材1の側面に水平材3をT継手溶接にて溶接する
ための溶接用裏当て17,18,21であって、第1の
ビード状の溶接用裏当て17は、水平材3の先端に滑ら
かに盛上がると共に、開先面から連続した斜め面をなし
た形状を有し、第2のビード状の溶接用裏当て18は、
垂直母材1側に凸状に形成され、第2のビード状の溶接
用裏当て18と第1のビード状の溶接用裏当て17の先
端部には隙間が設けられており、前記隙間にはガス抜け
用の隙間を有する板状の溶接用裏当て21が設けられて
いることを特徴とする溶接用裏当て構造である。
垂直母材1の側面に水平材3をT継手溶接にて溶接する
ための溶接用裏当て17,18,21であって、第1の
ビード状の溶接用裏当て17は、水平材3の先端に滑ら
かに盛上がると共に、開先面から連続した斜め面をなし
た形状を有し、第2のビード状の溶接用裏当て18は、
垂直母材1側に凸状に形成され、第2のビード状の溶接
用裏当て18と第1のビード状の溶接用裏当て17の先
端部には隙間が設けられており、前記隙間にはガス抜け
用の隙間を有する板状の溶接用裏当て21が設けられて
いることを特徴とする溶接用裏当て構造である。
【0013】この、請求項4の発明によれば、第1と第
2のビード状の溶接用裏当てがあるため、梁フランジの
端部と柱は溶接金属を介して滑らかに接するため応力集
中を低減できる。また、ルート部は左右から窄んでいる
ため、ブローホール等の欠陥が発生しにくい。
2のビード状の溶接用裏当てがあるため、梁フランジの
端部と柱は溶接金属を介して滑らかに接するため応力集
中を低減できる。また、ルート部は左右から窄んでいる
ため、ブローホール等の欠陥が発生しにくい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る溶接用裏当て
の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1〜3に示すよう
に、従来の建築鉄骨の柱梁接合部等の溶接では、裏当て
金12を使用するのが一般的となっている。柱1と梁2
の接合部では、梁ウエブ4がボルトで柱1に接合され、
フランジ3は溶接で柱1に接合される。また、フランジ
3の両側にはエンドタブ14が設けられている。
に、従来の建築鉄骨の柱梁接合部等の溶接では、裏当て
金12を使用するのが一般的となっている。柱1と梁2
の接合部では、梁ウエブ4がボルトで柱1に接合され、
フランジ3は溶接で柱1に接合される。また、フランジ
3の両側にはエンドタブ14が設けられている。
【0016】本発明は、従来の溶接用裏当て金12に代
えて、図9に示す、ガス抜け用の隙間31を有する板状
の溶接用裏当て21を用いる。溶接時には溶接金属を大
気から遮蔽するために、ノズルからCO2ガス等(炭酸
ガスアーク溶接時)が上面から下面に向かって流れる。
隙間31は、上面から下面に行くに従い、しだいに狭ま
っていく形状をなしているため、気流の流れを円滑にで
きる。また、溶接ワイヤーは、アークの熱により溶融
し、溶滴となって溶接用裏当て21上の溶融池に落ち
る。隙間31は、先端が窄まっているため溶滴を好適に
受け止めることができる。
えて、図9に示す、ガス抜け用の隙間31を有する板状
の溶接用裏当て21を用いる。溶接時には溶接金属を大
気から遮蔽するために、ノズルからCO2ガス等(炭酸
ガスアーク溶接時)が上面から下面に向かって流れる。
隙間31は、上面から下面に行くに従い、しだいに狭ま
っていく形状をなしているため、気流の流れを円滑にで
きる。また、溶接ワイヤーは、アークの熱により溶融
し、溶滴となって溶接用裏当て21上の溶融池に落ち
る。隙間31は、先端が窄まっているため溶滴を好適に
受け止めることができる。
【0017】前記裏当て21は、図4に示すように柱の
垂直材1と梁フランジ3溶接部の裏側にあてがわれてい
る。梁2のウエブ4には、梁フランジ3を連続して溶接
するための切欠き状のスカラップ13が設けられてい
る。溶接時のアークの熱により溶かされた梁フランジ3
の一部は、アーク熱により溶かされた図示しない溶接ワ
イヤ−と融合し、溶接金属11となって接合すべき開先
を充填する。溶接金属11と梁フランジ3との境界には
ボンド部19が形成される。
垂直材1と梁フランジ3溶接部の裏側にあてがわれてい
る。梁2のウエブ4には、梁フランジ3を連続して溶接
するための切欠き状のスカラップ13が設けられてい
る。溶接時のアークの熱により溶かされた梁フランジ3
の一部は、アーク熱により溶かされた図示しない溶接ワ
イヤ−と融合し、溶接金属11となって接合すべき開先
を充填する。溶接金属11と梁フランジ3との境界には
ボンド部19が形成される。
【0018】また、図8の断面図に示すように、開先の
側面を覆うような形状の裏当て21aを用いて良い。こ
れによれば平面視、柱の垂直材1と梁フランジ3は溶接
金属11を介して滑らかに溶接されるため、応力集中が
低減される。また、裏当て21には、隙間が設けられて
いるため、溶接欠陥を低減できる。
側面を覆うような形状の裏当て21aを用いて良い。こ
れによれば平面視、柱の垂直材1と梁フランジ3は溶接
金属11を介して滑らかに溶接されるため、応力集中が
低減される。また、裏当て21には、隙間が設けられて
いるため、溶接欠陥を低減できる。
【0019】(第2の実施の形態)図5に示す第2の実
施の形態は、第1の実施の形態に加えて、柱1に溶接用
裏置きビード15が設けられている。これによれば、開
先形状は左右から窄まったものとなるため、溶接金属近
傍の応力集中を低減できる。
施の形態は、第1の実施の形態に加えて、柱1に溶接用
裏置きビード15が設けられている。これによれば、開
先形状は左右から窄まったものとなるため、溶接金属近
傍の応力集中を低減できる。
【0020】(第3の実施の形態)図6に示す第3の実
施の形態は、第1の実施の形態に加えて、ビード状の裏
当て16を梁フランジ3に設けたものである。ビード状
の裏当て16は、梁フランジ3の先端に滑らかに盛上が
ると共に、開先面から連続した斜め面をなした形状をを
なしている。これによれば、梁フランジ3と溶接金属1
1は滑らかに接するため応力集中を低減できる。
施の形態は、第1の実施の形態に加えて、ビード状の裏
当て16を梁フランジ3に設けたものである。ビード状
の裏当て16は、梁フランジ3の先端に滑らかに盛上が
ると共に、開先面から連続した斜め面をなした形状をを
なしている。これによれば、梁フランジ3と溶接金属1
1は滑らかに接するため応力集中を低減できる。
【0021】(第4の実施の形態)図7に示す第4の実
施の形態は、第3の実施の形態に加えて、柱1に第2の
ビード状の溶接用裏当て18が設けられている。これに
よれば、左側の第2のビード状の溶接用裏当て18と右
側の第1のビード状の溶接用裏当て17により、開先形
状は窄まったものとなるため、溶接金属近傍の応力集中
を低減できるとともに、溶滴の母材への移行が円滑に行
われる。
施の形態は、第3の実施の形態に加えて、柱1に第2の
ビード状の溶接用裏当て18が設けられている。これに
よれば、左側の第2のビード状の溶接用裏当て18と右
側の第1のビード状の溶接用裏当て17により、開先形
状は窄まったものとなるため、溶接金属近傍の応力集中
を低減できるとともに、溶滴の母材への移行が円滑に行
われる。
【0022】図10〜14は、ガス抜け用の隙間32〜
36を有する、溶接用裏当て22〜26の変形例であ
る。ビード状の溶接用裏当て16は、図15に示すよう
に、梁フランジ4に凸形のビード16,16aを溶接
し、その後に開先加工により先端部3a,16aを切断
して製作することができる。その他タブを当てて溶接し
て製作して良い。
36を有する、溶接用裏当て22〜26の変形例であ
る。ビード状の溶接用裏当て16は、図15に示すよう
に、梁フランジ4に凸形のビード16,16aを溶接
し、その後に開先加工により先端部3a,16aを切断
して製作することができる。その他タブを当てて溶接し
て製作して良い。
【0023】なお、本発明の溶接用裏当ては上記の実施
形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において、種々の改良ならびに設計の変更を行って
も良い。例えば、溶接用裏置きビード15やビード状の
溶接用裏当て16等は、図示の形状に限らず、三角形や
扇形として良い。また実施例の4において、左右のビー
ド状の溶接用裏当て17,18との隙間が1mm程度で
ある場合は、裏当て21は用いなくても良い。また、裏
当て21の裏面には、アルミニウム等のより融点の高い
材料を張り合わせるか、或いは溶滴を保持できる程度の
剛性を有する耐火性材料をコーティングしても良い。ま
た、アルミニウム等のより融点の高い材料、或いは溶滴
を保持できる程度の剛性を有する耐火性材料を単独で用
いても良い。また、図8の、裏当て21と裏当て21a
は一体として成形して良い。ビード状の溶接用裏当て等
も適宜側面に設けてよい。また、図14の隙間36は、
開先ルート部の隙間にまたがるような、長いものとして
も良い。
形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において、種々の改良ならびに設計の変更を行って
も良い。例えば、溶接用裏置きビード15やビード状の
溶接用裏当て16等は、図示の形状に限らず、三角形や
扇形として良い。また実施例の4において、左右のビー
ド状の溶接用裏当て17,18との隙間が1mm程度で
ある場合は、裏当て21は用いなくても良い。また、裏
当て21の裏面には、アルミニウム等のより融点の高い
材料を張り合わせるか、或いは溶滴を保持できる程度の
剛性を有する耐火性材料をコーティングしても良い。ま
た、アルミニウム等のより融点の高い材料、或いは溶滴
を保持できる程度の剛性を有する耐火性材料を単独で用
いても良い。また、図8の、裏当て21と裏当て21a
は一体として成形して良い。ビード状の溶接用裏当て等
も適宜側面に設けてよい。また、図14の隙間36は、
開先ルート部の隙間にまたがるような、長いものとして
も良い。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ガス抜け用の
隙間が設けられているためブローホール等の溶接欠陥を
抑制できる。また、板状の溶接用裏当ては滑らかに垂直
母材または水平母材と水平材を接合する溶接部の形状と
なるため、形状不連続部分の存在による応力集中を低減
することができる。
隙間が設けられているためブローホール等の溶接欠陥を
抑制できる。また、板状の溶接用裏当ては滑らかに垂直
母材または水平母材と水平材を接合する溶接部の形状と
なるため、形状不連続部分の存在による応力集中を低減
することができる。
【0025】請求項2の発明によれば、隙間は、ガスの
吹き付け元から吹き付け先に向かって、しだいに狭まっ
ていくため、気流の流れを円滑にできるとともに、溶接
ワイヤーが溶融した溶滴を、好適に受け止めることがで
きる。
吹き付け元から吹き付け先に向かって、しだいに狭まっ
ていくため、気流の流れを円滑にできるとともに、溶接
ワイヤーが溶融した溶滴を、好適に受け止めることがで
きる。
【0026】請求項3の発明によれば、梁フランジの端
部は滑らかに溶接金属と接して応力集中を低減できる。
部は滑らかに溶接金属と接して応力集中を低減できる。
【0027】請求項4の発明によれば、第1と第2のビ
ード状の溶接用裏当てがあるため、梁フランジの端部と
柱は溶接金属を介して滑らかにと接するため応力集中を
低減できる。また、ルート部は左右から窄んでいるた
め、ブローホール等の欠陥が発生しにくい。
ード状の溶接用裏当てがあるため、梁フランジの端部と
柱は溶接金属を介して滑らかにと接するため応力集中を
低減できる。また、ルート部は左右から窄んでいるた
め、ブローホール等の欠陥が発生しにくい。
【図1】従来の裏当てを用いた柱梁接合部の一例を示す
縦側面図である。
縦側面図である。
【図2】同、柱梁接合部の一例を示す平断面図である。
【図3】同、柱梁接合部の一例を示すA部縦側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の、溶接用裏当ての一例を示す縦側面図
である(実施例1)。
である(実施例1)。
【図5】同、溶接用裏当ての他の一例を示す縦側面図で
ある(実施例2)。
ある(実施例2)。
【図6】同、溶接用裏当てのさらに他の一例を示す縦側
面図である(実施例3)。
面図である(実施例3)。
【図7】同、溶接用裏当てのさらに他の一例を示す縦側
面図である(実施例4)。
面図である(実施例4)。
【図8】本発明の、溶接用裏当てを側面に取付けた平断
面図である。
面図である。
【図9】本発明の、溶接用裏当ての変形例の斜視図であ
る。
る。
【図10】本発明の、溶接用裏当ての他の変形例の斜視
図である。
図である。
【図11】本発明の、溶接用裏当てのさらに他の変形例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図12】本発明の、溶接用裏当てのさらに他の変形例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図13】本発明の、溶接用裏当てのさらに他の変形例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図14】本発明の、溶接用裏当てのさらに他の変形例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図15】本発明の、ビード状の溶接用裏当ての製造方
法を示す断面図である。
法を示す断面図である。
1 柱 2 梁 3 梁フランジ 4 梁ウエブ 11 溶接金属 12 従来の裏当て 13 スカラップ 14 エンドタブ 15 裏置きビード 16 ビード状の裏当て 17 第1のビード状裏当て 18 第2のビード状裏当て 19 ボンド部 21〜26 隙間を有する裏当て 31〜36 隙間
Claims (4)
- 【請求項1】 垂直母材または水平母材に水平材を突合
せ継手溶接またはT継手溶接にて溶接するための板状の
溶接用裏当てであって、板状の溶接用裏当てにはガス抜
け用の隙間を有することを特徴とする溶接用裏当て。 - 【請求項2】 前記隙間は、上面から下面に行くに従
い、しだいに狭まっていくことを特徴とする請求項1に
記載の溶接用裏当て。 - 【請求項3】 垂直母材の側面に水平材をT継手溶接に
て溶接するためのビード状の溶接用裏当てであって、当
該水平材の先端に滑らかに盛上がると共に、開先面から
連続した斜め面をなした形状を有することを特徴とする
ビード状の溶接用裏当て。 - 【請求項4】 垂直母材の側面に水平材をT継手溶接に
て溶接するための溶接用裏当てであって、第1のビード
状の溶接用裏当ては、水平材の先端に滑らかに盛上がる
と共に、開先面から連続した斜め面をなした形状を有
し、第2のビード状の溶接用裏当ては、垂直母材側に凸
状に形成され、第2のビード状の溶接用裏当と第1のビ
ード状の溶接用裏当ての先端部には隙間が設けられてお
り、前記隙間にはガス抜け用の隙間を有する板状の溶接
用裏当てが設けられていることを特徴とする溶接用裏当
て構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000206620A JP2002018596A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 溶接用裏当て |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000206620A JP2002018596A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 溶接用裏当て |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002018596A true JP2002018596A (ja) | 2002-01-22 |
Family
ID=18703511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000206620A Pending JP2002018596A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 溶接用裏当て |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002018596A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005144519A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 溶接用裏当金及び溶接方法 |
| JP2006511814A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-04-06 | コンパニー・ゼネラル・デ・マティリエ・ニュクレール | 密閉コンテナを製造する方法並びに当該密閉コンテナ及びその構成要素 |
| JP2015027695A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 株式会社神戸製鋼所 | 柱梁溶接継手およびその製造方法 |
| CN106216809A (zh) * | 2016-09-20 | 2016-12-14 | 上海电气核电设备有限公司 | 一种用于封头内壁堆焊的辅助装置及堆焊方法 |
| JP2020023785A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | 日本製鉄株式会社 | スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000206620A patent/JP2002018596A/ja active Pending
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| JP7195081B2 (ja) | 2018-08-06 | 2022-12-23 | 日本製鉄株式会社 | スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 |
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