JP2002019643A - 自動車の車体フロア側部構造 - Google Patents

自動車の車体フロア側部構造

Info

Publication number
JP2002019643A
JP2002019643A JP2000208207A JP2000208207A JP2002019643A JP 2002019643 A JP2002019643 A JP 2002019643A JP 2000208207 A JP2000208207 A JP 2000208207A JP 2000208207 A JP2000208207 A JP 2000208207A JP 2002019643 A JP2002019643 A JP 2002019643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
vehicle body
side sill
rear frame
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000208207A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Sakawa
洋一 酒勾
Tetsuya Shimada
鉄也 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000208207A priority Critical patent/JP2002019643A/ja
Publication of JP2002019643A publication Critical patent/JP2002019643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の車体構構造を大幅に変更することなく車
体剛性及び衝突荷重の分散伝達に優れた自動車の車体フ
ロア側部構造を提供する。 【解決手段】 車体フロア2の両側に左右のサイドシル
20が接合され、左右のサイドシル20間に閉断面形状
のクロスメンバ10が架設され、リヤフレーム30がサ
イドシル20に沿って車体前後方向に平行配置されて前
端をクロスメンバ10の後面部9に突き当てられて接合
すると共に、クロスメンバ10の断面内にクロスメンバ
10の後面部9を介在してリヤフレーム30の前端とサ
イドシル20とを連結するリンホース40を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体フロ
ア側部構造に関し、サイドシルとリヤフレームが偏倚し
て連結された自動車の車体フロア側部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車体フロアは、後部座
席載置部においてフロントフロアから一段高くしてリヤ
フロアが形成され、フロントフロア及びリヤフロアの両
側が前後方向に延在するサイドシルに結合され、リヤフ
ロアの下面に沿ってリヤフレームが前後方向に延在する
と共に、サイドシルの後端にリヤフレームの前端が連結
され、この連結部近傍において左右のサイドシルがクロ
スメンバによって連結されている。
【0003】しかし、車体レイアウトの制約から、サイ
ドシルとリヤフレームが直線状に結合されない場合には
結合部の剛性が低く、この連結部が車体前後方向の剛性
上の不連続部位となり、車体剛性及び円滑な衝突荷重の
分散伝達に影響を及ぼす要因となっていた。
【0004】一方、サイドシルとリヤフレームとクロス
メンバとの結合部の剛性を確保する対策として、特開平
7−165124号公報に開示され、かつ図8に要部断
面図を示し、図9に要部斜視図を示すように、フロント
フロア102の後縁に、リヤフロア103の前縁に形成
された垂下部103aを連続形成した車体フロア101
の両側にサイドシルのサイドシルインナ104を固着し
た車体フロア側部構造において、サイドシルインナ10
4に沿ってリヤフレーム106を取着し、垂下部103
aに沿ってクロスメンバ107を取着し、クロスメンバ
107の端部をリヤフレーム106を貫通させてサイド
シルインナ104に結合することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−165
124号公報によると、リヤフレーム106にクロスメ
ンバ107の断面形状に合わせた凹部106aを形成
し、凹部106aを貫通するクロスメンバ107の端部
をサイドシルインナ104に結合し、かつ凹部106a
とクロスメンバ107とを結合し、更にリヤフレーム1
06はクロスメンバ107より車体前方に延出させてフ
ロントフロア102及びサイドシルインナ104に結合
させることのよってサイドシルと、リヤフレームと、ク
ロスメンバとの結合部の剛性が確保される。
【0006】しかし、リヤフレーム106にクロスメン
バ107の断面形状に相応して凹部106aを形成し、
更にリヤフレーム106をクロスメンバ107の車体前
方に延出してフロントフロア106及びサイドシルイン
ナ104に結合することことから、従来の車体構造を大
幅に変更する必要があり製造コストの増大が懸念され
る。
【0007】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、従来の車体構構造を大幅に変更することなく車
体剛性及び衝突荷重の分散伝達に優れた自動車の車体フ
ロア側部構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車の車体フロア側部構造の発明は、車
体フロアの両側に左右のサイドシルが接合され、上記左
右のサイドシル間に車幅方向に延在する閉断面形状のク
ロスメンバが架設されると共に、上記車体フロアの下面
に車体前後方向に延在するリヤフレームが配設された自
動車の車体フロア側部構造において、上記リヤフレーム
は、上記サイドシルに沿って車体前後方向に平行配置さ
れて前端が上記クロスメンバの後面部に上記リヤフレー
ムの底面と上記後面部の下端が略一致するように突き当
てられて接合されると共に、上記サイドシルに接合され
たことを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によると、サイドシルに沿
って前後方向に延在するリヤフレームの前端がクロスメ
ンバの後面部にリヤフレームの底面と後面部の下端が略
一致するように突き当てられて接合されると共に、リヤ
フレームがサイドシルに接合されることから、クロスメ
ンバとサイドシルの後部とリヤフレームとの結合剛性が
確保されて車体剛性が向上し、特にサイドシルからリヤ
フレームに亘って車体前後方向に沿った剛性上の不連続
が回避される。
【0010】従って、前後方向からの衝撃荷重が作用し
た際、その衝撃荷重がリヤフレームとサイドシルとの間
で効率的に伝達されて車体全体に有効的に分散すること
ができる。しかも、従来の車体構造を大幅に変更する必
要がなく製造コストの増大を招くことなく車体剛性の向
上がもたらされる。
【0011】上記目的を達成する請求項2に記載の自動
車の車体フロア側部構造の発明は、車体フロアの両側に
左右のサイドシルが接合され、上記左右のサイドシル間
に車幅方向に延在する閉断面形状のクロスメンバが架設
されると共に、上記車体フロアの下面に車体前後方向に
延在するリヤフレームが配設された自動車の車体側部構
造において、上記サイドシルに沿って車体前後方向に平
行配置されて前端が上記クロスメンバの後面部に接合さ
れリヤフレームと、上記クロスメンバの断面内に配設さ
れると共に、該クロスメンバの後面部を介在して上記リ
ヤフレームの前端とサイドシルとを連結するリンホース
とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、サイドシルと平
行に延在するリヤフレームの前端がクロスメンバの後面
部に接合され、更にクロスメンバの断面内に配設された
リンホースによってクロスメンバの後面部を挟んでクロ
スメンバの前端とサイドシルとが結合されることから、
リヤフレームの前端とサイドシルとクロスメンバとの結
合部の結合剛性が確保されて車体の剛性が向上し、特に
サイドシルとリヤフレームとに亘る剛性上の不連続が回
避される。
【0013】従って、前後方向からの衝撃荷重が作用し
た際、その衝撃荷重がリヤフレームとサイドシルとの間
で効率的に伝達されて車体全体に有効的に分散すること
ができる。しかも、リンホースを追加する簡単な構造で
あり、従来の車体構造を大幅に変更する必要がなく製造
コストの増大を招くことなく車体剛性の向上がもたらさ
れる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2の車体フロア側部構造において、リヤフレームの
前端近傍にトレーリングリンク取付部が配設されたこと
を特徴とする。
【0015】請求項3の発明によると、剛性が確保され
たリヤフレームの前端近傍の部位にトレーリング取付部
を配すことによってトレーリングリンクの取付剛性、即
ちリヤサスペンションの取付剛性が向上して走行安定性
の向上がもたらされる。
【0016】
【発明に実施の形態】本発明による自動車の車体フロア
側部構造の実施の形態について図により説明する。
【0017】(第1実施の形態)図1乃至図5によって
第1実施の形態について説明する。なお、各図は車体左
側について示しているが、右側も実質的に対称であり、
図中矢印Fは車体前方方向、UPは上方、OUTは車幅
方向外方を示している。
【0018】図1は、自動車の要部を示す車体1の側面
図であり、図2は図1のI−I線断面図、図3は図2の
II−II線断面図、図4は要部を示す分解斜視図であ
る。
【0019】符号2は車体1の車体フロアであり、車体
フロア2は前端が車室とエンジンルームとを区画するト
ーボード(図示せず)の下端に連続して前後方向に延在
するフロントフロア3と、フロントフロア3の後端に連
続するリヤフロア4とによって形成されている。リヤフ
ロア4は、フロントフロア3から一段高く形成されて後
部座席載置部となるリヤフロア部5の前縁に沿って折曲
形成された垂下部6の下端に形成された前端フランジ6
aがフロントフロア3の後端に接合される。
【0020】符号7はリヤフロア4と協働して車幅方向
に延在する閉断面形状のクロスメンバ10を形成するク
ロスメンバ形成パネル、20は車体側部に沿って前後方
向に延在するサイドシル、30はリヤフロア部5の下面
に沿って前後方向に延在するリヤフレーム、40はクロ
スメンバ10内に配設されてリヤフロア4とクロスメン
バ形成パネル7とサイドシル20とリヤフレーム30と
を結合するリンホースであり、図4のA部拡大図である
図5によって順を追って説明する。
【0021】クロスメンバ形成パネル7は、底面部8及
び底面部8の後端に折曲形成された後面部9によって形
成された車幅方向に延在する断面略L字状で、底面部8
の前縁に沿ってリヤフロア4に形成された前端フランジ
6aに重なる前端フランジ8aが、後面部9の上縁に沿
ってリヤフロア部5の下面に重なる上端フランジ9a
が、また底面部8及び後面部9の側端に連続して後述す
るサイドシルインナ21の内面部22に重なる側端フラ
ンジ7aが各々形成されている。
【0022】サイドシル20は、サイドシルインナ21
とサイドシルアウタ25によって形成され、サイドシル
インナ21は内面部22及び内面部22の上端及び下端
に沿って各々外方に折曲形成された上面部23と下面部
24によって形成された前後方向に延在する断面略コ字
状で上面部23及び下面部24の端部に沿って上方フラ
ンジ23a及び下方フランジ24aが折曲形成されてい
る。
【0023】一方、サイドシルアウタ25は、外面部2
6及び外面部26の上端及び下端に沿って各々内方に折
曲形成された上面部27と下面部28によって形成され
た前後方向に延在する断面略コ字状乃至C字状で、上面
部27及び下面部28の端部に沿ってサイドシルインナ
21の上方フランジ23a及び下方フランジ24aに各
々重なる上方フランジ27a及び下方フランジ28aが
折曲形成されている。
【0024】リヤフレーム30は、底面部31及び底面
部31の両端に沿って折曲形成された内側面部32と外
側面部33を備えたサイドシルインナ21と平行に前後
方向に連続する断面略コ字状で、内側面部32の上端に
沿ってリヤフロア部5の下面に重なる内側上端フランジ
32aが形成され、外側面部33の上端に沿ってサイド
シルインナ21の上面部23に重なる外側上端フランジ
33aが形成され、更に底面部31の前端にクロスメン
バ形成パネル7の底面部8の下面に重なる前端下部フラ
ンジ31bが形成され、内側面部32の前端にクロスメ
ンバ形成パネル7の後面部9に突き当てられて重なる前
端フランジ32bが形成されている。
【0025】リヤフレーム30内の前端近傍に略矩形の
底面部36及び底面部36の周囲に側壁37が折曲形成
されて上方が開放されたボックス形状のトレーリングリ
ンク取付部35が嵌合すると共に、底面部36がリヤフ
レーム30の底面部31に接合され、かつ側壁37が内
側面部32及び外側面部33に接合されている。なお底
面部36にはリヤサスペンションのトレーリングリンク
(図示せず)を取付支持するためのナット38が設けら
れている。
【0026】リンホース40は、クロスメンバ形成パネ
ル7の底面部8、後面部9、リヤフロア部5の下面及び
サイドシルインナ21の内面部22に沿って各々下端、
後端、上端、前端が延在する略四角形で前端から後端に
移行するに従って車体内方に変移する板状の基部41
と、基部41の上端に折曲形成されて後端がクロスメン
バ形成パネル7の後面部9の上端にに沿って延在すると
共に外側端がサイドシルインナ21の上面部23の内方
端に沿って延在する略三角形の上面部42を有してい
る。
【0027】基部41の下端には、クロスメンバ形成パ
ネル7の底面部8に重なる下端フランジ41aが、後端
には後面部9を介してリヤフレーム30の内側面部32
に形成された前端フランジ32bに重なる後端フランジ
41bが、前端にはサイドシルインナ21の内面部22
に重なる前端フランジ41cが各々折曲形成されてい
る。
【0028】上面部42の後端及び側端に各々クロスメ
ンバ形成パネル7の上端フランジ9aに重なる後端上部
フランジ42a、サイドシルインナ21の上面部23に
重なる側部フランジ42bが形成されている。
【0029】このように形成された各部材の組み立て
は、例えば予めリヤフレーム30の前端近傍にボックス
形状のトレーリングリンク取付部35が結合され、クロ
スメンバ形成パネル7の後面部9にリヤフレーム30の
内側面部32に形成された前端フランジ32bを当接す
ると共に前端下部フランジ31bを底面部8に接合し、
かつトレーリングリンク取付部35の側壁37を後面部
9に接合してリヤフレーム30とクロスメンバ形成パネ
ル7とを一体化し、リヤフレーム30の外側面部33に
形成された外側上端フランジ33aをサイドシルインナ
21の上面部23に接合すると共に、クロスメンバ形成
パネル7の側端フランジ7aをサイドシルインナ21の
内面部22に接合してリヤフレーム30とクロスメンバ
形成パネル7とサイドシルインナ21とを一体化させ
る。
【0030】リンホース40の上面部42に形成された
後端上部フランジ42a及び側部フランジ42bを各々
クロスメンバ形成パネル7の上端フランジ9a及びサイ
ドシルインナ21の上面部23に接合し、かつ基部41
に形成された後端フランジ41bとクロスメンバ形成パ
ネル7の後面部9とリヤフレーム30の前端フランジ3
2bとを共に接合し、前端フランジ41c及び下端フラ
ンジ41aを各々サイドシルインナ21の内面部22及
びクロスメンバ形成パネル7の底面部8に接合してリン
ホース40を取り付ける。
【0031】更に、リヤフロア4の前端フランジ6aを
クロスメンバ形成パネル7の前端フランジ8aに重ねて
リヤフロア部5をクロスメンバ形成パネル7の上端フラ
ンジ9a、リヤフレーム30の内側上端フランジ32a
及び外側上端フランジ33a上に重ね、クロスメンバ形
成パネル7とリヤフロア4の各前端フランジ8aと6a
を接合すると共に上端フランジ9aとフロア部5を接合
してクロスメンバ形成パネル7とリヤフロア4の垂下部
6とリヤフロア部5の前部によって車幅方向に延在する
閉断面形状のクロスメンバ10を形成し、かつ互いに重
なり合うリヤフロア部5とリヤフレーム30の内側上端
フランジ32aを接合すると共に、サイドシルインナ2
1の上面部23と外側上端フランジ33aとリヤフロア
部5の端縁を共に接合する。
【0032】また、サイドシルインナ21の上方フラン
ジ23a及び下方フランジ24aにサイドシルアウタ2
5の上方フランジ27a及び下方フランジ28aを重
ね、互いに重なる上方フランジ23aと27a及び下方
フランジ24aと28aを接合してサイドシルインナ2
1とサイドシルアウタ25によって車体前後方向に延在
する閉断面形状のサイドシル20を形成する。
【0033】このように形成された自動車の車体フロア
側部構造によると、リヤフレーム30の前端がクロスメ
ンバ形成パネル7とリヤフロア4の前部によって左右の
サイドシル20を結合する閉断面形状のクロスメンバ1
0に結合され、リヤフレーム30とサイドシル20が略
平行でかつ互いに接合されることからクロスメンバ10
とサイドシル20の後部とリヤフレーム30の前端との
結合部の結合剛性が確保される。
【0034】更にクロスメンバ10の断面内にリンホー
ス40が配設され、下縁がクロスメンバ形成パネル7の
底面部8に接合に結合され、かつ上縁がサイドシルイン
ナ21の上面部22及びクロスメンバ形成パネル7の後
面部9の上縁に結合された三角形の上面部42によって
支持されて剛性強度が確保されたリンホース40の基部
41によってリヤフレーム30の前端とサイドシルイン
ナ21の内面部22とが連結されてサイドシル20とリ
ヤフレーム30とクロスメンバ10との結合部の結合剛
性が更に確保され、かつリンホース40によってクロス
メンバ10が補剛されることと相俟って車体剛性が確保
され、特にサイドシル20からリヤフレーム30に亘っ
て剛性上の不連続が回避される。
【0035】従って、前後方向からの衝撃荷重、例えば
図2に示すようにリヤフレーム30の後端に後方から衝
撃荷重Pが作用した際、その衝撃荷重Pがリヤフレーム
30の前部範囲と直接接合されたサイドシル20に直接
的に伝達される一方、リンホース40を介してサイドシ
ル20に伝達されると共に、クロスメンバ10から左右
のサイドシル20に有効的に分散伝達されてサイドシル
20とリヤフレーム30の結合部分の変形が回避されて
衝撃荷重Pを車体全体に有効的に分散することができ
る。
【0036】また、リヤフレーム30の前端近傍の剛性
が確保された部位にトレーリング取付部35を配すこと
によってトレーリングリンクの取付剛性、即ちリヤサス
ペンションの取付剛性が向上して走行安定性の向上がも
たらされる。
【0037】しかも、比較的形状の簡単なリンホース4
0をクロスメンバ10の断面内に配設する簡単な構成で
あり、従来の車体構造を大幅に変更する必要がなく製造
コストの増大を招くことなく車体剛性の向上がもたらさ
れる。
【0038】(第2実施の形態)図6によって本発明の
第2実施の形態について説明する。なお、図6は上記第
1実施の形態における図5に対応する分解斜視図であ
り、対応する部分に同一符号を付することで該部の詳細
な説明を省略し、異なる部分を主に説明する。
【0039】リンホース50は、クロスメンバ形成パネ
ル7の底面部8、後面部9、及びサイドシルインナ21
の内面部22に沿って各々下端、後端、前端が延在する
略四角形で前端から後端に移行するに従って車体内方に
変移する板状の基部51と、基部51の上端に折曲形成
されて後端がクロスメンバ形成パネル7の後面部9及び
側端がサイドシルインナ21の内面部22に沿って延在
する略三角形の上面部52を有している。
【0040】基部51の下端には、クロスメンバ形成パ
ネル7の底面部8に重なる下端フランジ51aが、後端
には後面部9を介してリヤフレーム30の内側面部32
に形成された前端フランジ32bに重なる後端フランジ
51bが、前端にはサイドシルインナ21の内面部22
に重なる前端フランジ51cが各々折曲形成され、上面
部52の後端及び側端に各々クロスメンバ形成パネル7
の後面部9に重なる後部フランジ52a、サイドシルイ
ンナ21の内面部22に重なる側部フランジ52bが折
曲形成されている。
【0041】リンホース50の基部51に形成された下
端フランジ51aをクロスメンバ形成パネル7の底面部
8に接合し、後端フランジ51bとクロスメンバ形成パ
ネル7の後面部9とリヤフレーム30の前端フランジ3
2bを共に接合すると共に上面部52に形成された後端
フランジ52aを後面部9の接合し、更に基部51に形
成された側端フランジ51c及び上面部52に形成され
た側部フランジ52bがサイドシルインナ21の内面部
22に接合される。
【0042】本実施の形態によると、上面部52がクロ
スメンバ形成パネル7の後面部9とサイドシルインナ2
1の内面部22との角部に嵌合するように架設されて上
面部52に折曲形成された後部フランジ52a及び側部
フランジ52bが後面部9及び内面部22に接合される
ことから、上記第1実施の形態に加え、更にクロスメン
バ10とサイドシル20とリヤフレーム30との結合部
の結合剛性が向上し、車体剛性が確保され、かつサイド
シル20とリヤフレーム30との剛性上の不連続がより
確実に回避されて、前後方向からの衝撃荷重をより有効
に車体全体に有効的に分散することができる。
【0043】(第3実施の形態)図7によって本発明の
第3実施の形態について説明する。なお、図7は上記第
1実施の形態における図5に対応する分解斜視図であ
り、対応する部分に同一符号を付することで該部の詳細
な説明を省略し、異なる部分を主に説明する。
【0044】本実施の形態におけるリンホース60は、
クロスメンバ形成パネル7の底面部8の後端及び側端に
沿って後端及び側端が延在する三角形状の基部61と、
基部61の後端及び側端に折曲形成されると共に互いに
連続する略矩形の後面部62と側面部63を有してい
る。
【0045】後面部62はクロスメンバ形成パネル7の
後面部9に重なり、かつその端縁は後面部9を介してリ
ヤフレーム30の内側面部32に形成された前端フラン
ジ32bに重なると共に、側面部63がサイドシルイン
ナ21の内側面22に重なるように形成されている。
【0046】そして、基部61及び後面部62を各々ク
ロスメンバ形成パネル7の底面部8及び後面部9に接合
し、特に後面部62の端縁はクロスメンバ形成パネル7
の後面部9と共にリヤフレーム30の前端フランジ32
bに接合してクロスメンバ形成パネル7に取り付けら
れ、側面部63がサイドシルインナ21の内面部22に
接合される。
【0047】本実施例によると、上記第1実施の形態に
加え、リンホース60の形状の簡素化が得られ、かつ予
めクロスメンバ形成パネル7の取り付けることが可能に
なり、組み立て作業の簡素化がもたらされる。
【0048】本発明は上記各実施の形態に限定されるこ
となくリンホースの形状を適宜変更する等、発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明した本発明の車体フロア側部構
造によると、サイドシルに沿って前後方向に延在するリ
ヤフレームの前端がクロスメンバの後面部にリヤフレー
ムの底面部とクロスメンバの後面部の下端が略一致する
ように突き当てられて接合されると共に、リヤフレーム
がサイドシルに接合されることから、クロスメンバとサ
イドシルの後部とリヤフレームとの結合剛性が確保され
て車体剛性が向上し、特にサイドシルからリヤフレーム
に亘って剛性上の不連続が回避される。
【0050】また、サイドシルと平行に延在するリヤフ
レームの前端がクロスメンバの後面部に接合され、更に
クロスメンバの断面内に配設されたリンホースによって
クロスメンバの後面部を挟んでリヤフレームの前端とサ
イドシルとが結合することによって、リヤフレームの前
端とサイドシルとクロスメンバとの結合部の結合剛性が
確保されて車体の剛性が向上し、特にサイドシルとリヤ
フレームとに亘る剛性上の不連続が回避されて、前後方
向からの衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷重がリヤフ
レームとサイドシルとの間で効率的に伝達されて車体全
体に有効的に分散することができる。しかも、リンホー
スを追加する簡単な構造によって従来の車体構造を大幅
に変更する必要がなく車体剛性の向上がもたらされる。
【0051】更に、リヤフレームの前端近傍の剛性が確
保された部位にトレーリングリンク取付部を配すことに
よってトレーリングリンクの取付剛性、即ちリヤサスペ
ンションの取付剛性が向上して走行安定性の向上がもた
らされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車の車体フロア側部構造の第
1実施の形態の要部を示す車体の側面図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】図2のII−II線断面図である。
【図4】要部を示す分解斜視図である。
【図5】図4のA部拡大図である。
【図6】本発明による自動車の車体フロア側部構造の第
2実施の形態の要部を示す分解斜視図である。
【図7】本発明による自動車の車体フロア側部構造の第
3実施の形態の要部を示す分解斜視図である。
【図8】従来の車体側部構造を示す要部断面図である。
【図9】同じく、従来の車体側部構造を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
1 車体 2 車体フロア 4 リヤフロア 5 リヤフロア部 6 垂下部 7 クロスメンバ 8 底面部 9 後面部 10 クロスメンバ 20 サイドシル 21 サイドシルインナ 25 サイドシルアウタ 30 リヤフレーム 35 トレーリング取付部 40 リンホース 41 基部 42 上面部 50 リンホース 51 基部 52 上面部 60 リンホース 61 基部 62 後面部 63 側面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フロアの両側に左右のサイドシルが
    接合され、上記左右のサイドシル間に車幅方向に延在す
    る閉断面形状のクロスメンバが架設されると共に、上記
    車体フロアの下面に車体前後方向に延在するリヤフレー
    ムが配設された自動車の車体フロア側部構造において、 上記リヤフレームは、 上記サイドシルに沿って車体前後方向に平行配置されて
    前端が上記クロスメンバの後面部に上記リヤフレームの
    底面と上記後面部の下端が略一致するように突き当てら
    れて接合されると共に、上記サイドシルに接合されたこ
    とを特徴とする自動車の車体フロア側部構造。
  2. 【請求項2】 車体フロアの両側に左右のサイドシルが
    接合され、上記左右のサイドシル間に車幅方向に延在す
    る閉断面形状のクロスメンバが架設されると共に、上記
    車体フロアの下面に車体前後方向に延在するリヤフレー
    ムが配設された自動車の車体側部構造において、 上記サイドシルに沿って車体前後方向に平行配置されて
    前端が上記クロスメンバの後面部に接合されリヤフレー
    ムと、 上記クロスメンバの断面内に配設されると共に、該クロ
    スメンバの後面部を介在して上記リヤフレームの前端と
    サイドシルとを連結するリンホースとを備えたことを特
    徴とする自動車の車体フロア側部構造。
  3. 【請求項3】 リヤフレームの前端近傍にトレーリング
    リンク取付部が配設されたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の車体フロア側部構造。
JP2000208207A 2000-07-10 2000-07-10 自動車の車体フロア側部構造 Pending JP2002019643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208207A JP2002019643A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 自動車の車体フロア側部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208207A JP2002019643A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 自動車の車体フロア側部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002019643A true JP2002019643A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18704830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000208207A Pending JP2002019643A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 自動車の車体フロア側部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002019643A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516902A (ja) * 2003-12-31 2007-06-28 ルノー・エス・アー・エス 自動車の機械的部品をサイドメンバへ取り付けるための補強部品付きの構造
JP2007230423A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Nissan Motor Co Ltd 車体のメンバ結合構造
CN102001362A (zh) * 2009-08-27 2011-04-06 本田技研工业株式会社 车身构造
WO2013054563A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 スズキ株式会社 車体のフロア補強構造
JP2015093610A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 スズキ株式会社 車両のフロア構造
CN108528532A (zh) * 2017-03-03 2018-09-14 丰田自动车株式会社 车辆后部构造

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516902A (ja) * 2003-12-31 2007-06-28 ルノー・エス・アー・エス 自動車の機械的部品をサイドメンバへ取り付けるための補強部品付きの構造
JP2007230423A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Nissan Motor Co Ltd 車体のメンバ結合構造
CN102001362A (zh) * 2009-08-27 2011-04-06 本田技研工业株式会社 车身构造
WO2013054563A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 スズキ株式会社 車体のフロア補強構造
CN103648894A (zh) * 2011-10-11 2014-03-19 铃木株式会社 车体的地板增强结构
RU2546358C1 (ru) * 2011-10-11 2015-04-10 Сузуки Мотор Корпорейшн Конструкция для усиления пола кузова транспортного средства
US9174683B2 (en) 2011-10-11 2015-11-03 Suzuki Motor Corporation Floor reinforcement structure for vehicle body
CN103648894B (zh) * 2011-10-11 2016-09-14 铃木株式会社 车体的地板增强结构
JP2015093610A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 スズキ株式会社 車両のフロア構造
CN108528532A (zh) * 2017-03-03 2018-09-14 丰田自动车株式会社 车辆后部构造
US10518809B2 (en) 2017-03-03 2019-12-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle rear structure
CN108528532B (zh) * 2017-03-03 2020-08-11 丰田自动车株式会社 车辆后部构造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6881404B2 (ja) 下部車体構造
JP4010169B2 (ja) 車体構造
US20140159433A1 (en) Vehicle body lateral structure
JP4032702B2 (ja) 車両の後部車体構造
CN110606133B (zh) 下部车体构造
KR20070075335A (ko) 차체 후방부 구조
JP2000229581A (ja) サスペンション取付部構造
JP3194261B2 (ja) 自動車のフロア側部構造
JP2017144946A (ja) 車体構造
JP2007083908A (ja) 車体下部構造
JPH10244963A (ja) 自動車の後部車体構造
JP2002019643A (ja) 自動車の車体フロア側部構造
JP2002154459A (ja) 自動車の下部車体構造
JP2003104237A (ja) 車両の前部車体構造
JP4133723B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2019006234A (ja) 自動車の冷却機器取付構造
JP2002154461A (ja) 自動車の後部構造
JP7221328B2 (ja) 車体下部構造
JP2002362420A (ja) 自動車の車体後部構造
JPH11192977A (ja) 自動車の車体フレーム補強構造
JP4036430B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP7196219B2 (ja) 車体構造
JP4290144B2 (ja) 車体構造
JP3912007B2 (ja) 自動車の車体前部構造
CN111434571B (zh) 车体下部构造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302