JP2002024966A - 在宅安否遠隔確認システム - Google Patents

在宅安否遠隔確認システム

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JP2002024966A
JP2002024966A JP2000204089A JP2000204089A JP2002024966A JP 2002024966 A JP2002024966 A JP 2002024966A JP 2000204089 A JP2000204089 A JP 2000204089A JP 2000204089 A JP2000204089 A JP 2000204089A JP 2002024966 A JP2002024966 A JP 2002024966A
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Hiroyuki Iwashita
裕之 岩下
Yoshinori Nishimoto
吉範 西本
Hirotomo Suyama
博友 須山
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在宅での安否を確認される高齢者にとって、
監視されているという心理的圧迫を与えない在宅安否遠
隔確認システムを提供する。 【解決手段】 住宅の各所に設置した、人体の存在を検
知する複数の隠蔽型センサと、この隠蔽型センサの人体
検知信号を伝送するための宅内通信媒体と、この宅内通
信媒体を通して取得した人体検知信号に基づいて住宅に
居住する人の安否判断を第一の安否判断手段によって判
断し、その結果を宅外へ公衆回線を通じて通信可能な宅
外通信手段を備える宅内管理装置と、から在宅安否遠隔
確認システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅安否遠隔確認
システム、特に独居高齢者の住宅内での行動を確認し
て、離れて暮らしている家族に安心感を与えるとともに
病気や生活上の事故などの異常を迅速に通報することが
できる、在宅安否遠隔確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高齢者が家族と遠く離れて一人で
暮らす場合が多くある。例えば、高齢者の親と一緒に暮
らしていた長男家族において、長男が転勤で遠隔地に転
勤になったが親は長年住み慣れた場所を離れたくなく一
人で住むことを選択するような場合である。
【0003】このような場合、長男家族は高齢者の親の
安否が心配となり電話で連絡を取って直接安否の確認を
するが、電話では親が外出中などで電話に出られないよ
うなこともあり十分な確認手段ではなかった。
【0004】今後、小子化と核家族化が進むにつれてこ
のような状況はさらに増加するものと思われる。
【0005】このような状況に対して従来、高齢者の住
宅内での生活状況を遠隔から確認できるシステムが知ら
れている。
【0006】例えば、高齢者の住宅内に複数個の人体検
知センサを設置し、この人体検知センサによって検知さ
れた生活行動データを外部から家族が確認できるという
システムがある。
【0007】従来、このようなシステムにおける人体検
知手段としては、光電センサや超音波センサ等を利用し
てセンサの検知エリア内における人の存在を検知すると
いう方法が使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
在宅安否遠隔確認システムにおいては、人体検知センサ
の設置方法に配慮がなされたものはなかった。
【0009】例えば、人体検知手段として使用される光
電センサはセンサ面から放射された赤外線が人体に反射
し、センサ面に入射したこの反射波の大きさを測定する
ことによって人体の存在を検出するものであるが、セン
サ面と人体の間を赤外線が透過しない壁などで遮ること
ができないため、被監視者に対してセンサ面を露出した
状態になる。
【0010】在宅安否遠隔確認システムでは住宅内の各
所に人体検知センサを設置するため、住宅に住んでいる
高齢者にとっては、センサ面が露出しているために家の
中どこに行っても誰かから監視されているという心理的
圧迫を受ける恐れがある。
【0011】たとえ被監視者である高齢者が在宅安否遠
隔確認のシステムをよく理解しており、プライバシーが
守られていると納得していても、毎日宅内の至る所でセ
ンサを目にすることによる深層心理への影響は計り知る
ことができない。
【0012】また、できるだけ被監視者の目に付きにく
いところに設置しようとすると、そうすることによって
逆に人体を検知し難くなってしまうという矛盾も生じて
しまう。
【0013】このように、一人暮らしの高齢者の安否を
気遣うシステムが、逆に高齢者に対して精神的な悪影響
を与えかねないという課題があった。
【0014】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、在宅での安否を確認され
る高齢者にとって、監視されているという心理的圧迫を
与えない在宅安否遠隔確認システムを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項第1項記載の発明は、住宅の
各所に設置した人体の存在を検知する複数の隠蔽型セン
サと、この隠蔽型センサの人体検知信号を伝送するため
の宅内通信媒体と、この宅内通信媒体を通して取得した
人体検知信号に基づいて住宅に居住する人の安否判断を
第一の安否判断手段によって判断し、その結果を宅外へ
公衆回線を通じて通信可能な宅外通信手段を備える宅内
管理装置と、から構成される在宅安否遠隔確認システム
を提供する。
【0016】本発明によれば、人体検知センサを隠蔽型
としてセンサ面を被監視者から隠蔽することにより、監
視されているという心理的圧迫を監視者に与えない在宅
安否遠隔確認システムが実現できる。
【0017】請求項第2項記載の発明は、人体検知セン
サが極超短波を送信するマイクロ波センサであることを
特徴とする。
【0018】本発明によれば、マイクロ波は金属以外の
遮蔽物を透過することができるので隠蔽型センサが実現
でき、人体検知センサを被監視者の目の届かない場所に
設置することが可能となる。
【0019】請求項第3項記載の発明は、マイクロ波セ
ンサは、人体検知のための電波を送信する手段と、該送
信手段によって送信された電波の反射波を受信する手段
と、該受信手段で受信した信号の周波数と該送信手段に
よって送信された信号の周波数との差分を求めてその差
分に応じた信号を生成する手段により構成されることを
特徴とする。
【0020】本発明によれば、人体検知用のマイクロ波
センサをマイクロ波のドップラ効果を利用して動いてい
るものを正確に検知できる。さらに反射率や雰囲気温度
等の影響も無視できる。
【0021】請求項第4項記載の発明は、人体検知セン
サの送信手段の周波数が、2.45GHz〜12GHz
であることを特徴とする。
【0022】本発明によれば、送信装置の周波数を2.
45GHz以上に設定することにより、人体の動作を検
出するためのドップラ信号の抽出が可能になる。言い換
えれば、それ以下であれば正確なドップラ信号が得られ
ないためである。また12GHz以下に設定することに
より、空気中の水蒸気や埃等に影響されて信号自体が減
衰しづらくなり、結果として正確な検知が実現できる。
【0023】請求項第5項記載の発明は、人体検知セン
サからの人体検知信号を宅内管理装置へ送信する通信媒
体が、電灯線もしくは無線であることを特徴とする。
【0024】本発明によれば、通信媒体として電灯線も
しくは無線を使用することにより、人体検知センサと宅
内管理装置間に専用の通信線を設置する必要がなくな
り、既設の住宅への設置がより簡単となる。
【0025】請求項第6項記載の発明は、前記宅内管理
装置が家庭内ネットワークと情報通信可能に接続されて
おり、前記家庭内ネットワークに接続されている家庭内
機器端末の制御情報を取得することができることを特徴
とする。
【0026】本発明によれば、家庭内ネットワークに接
続された家庭内機器端末の情報を取得可能となり、人体
検知センサ以外に家庭内機器の制御情報を安否確認判定
に使用することができる。
【0027】請求項第7項記載の発明は、前記家庭内機
器端末の制御情報に基づいて住宅内の人の安否判断をす
る第二の安否判断手段を備え、前記第一の安否判断手段
と第二の安否判断手段を用いて総合的に住宅内の人の安
否を判断することを特徴とする。
【0028】本発明によれば、人体検知センサのみでな
くもともと家庭内に設置されている家庭内機器端末の情
報を加えることにより住宅内での人の生活情報がより増
え、それらに基づいて総合的に判断することにより結果
的に正確な安否判断ができる。
【0029】請求項第8項記載の発明は、宅内管理装置
が洗浄便座装置の着座センサの情報を取得できることを
特徴とする。
【0030】本発明によれば、人体検知情報を洗浄便座
装置の着座センサの情報で代用できるため、トイレ空間
への人体検知センサの設置が不要となる。
【0031】請求項第9項記載の発明は、家庭内機器端
末の制御情報が、人によって操作された家庭内機器端末
の外部入力情報であることを特徴とする。
【0032】本発明によれば、人が直接操作した外部入
力の情報に基づくので、宅内の人の存在情報がより正確
になる。
【0033】請求項第10項記載の発明は、隠蔽型セン
サの人体検知信号に基づいて人体の宅内外の出入りを検
知する出入り検知手段を備えることを特徴とする。
【0034】本発明によれば、外出時に手動で外出中の
設定をするなどの必要がないので簡単で確実に外出中設
定ができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
により添付図面を参照して説明する。
【0036】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
全体図であり、例えば一人暮らしの高齢者の住宅を示し
ている。ここで、高齢者を人体1で表し、住居は例とし
て、寝室9、居間10、台所11、トイレ12、玄関1
3、玄関表口14から構成されている。
【0037】これら寝室9、居間10、台所11、トイ
レ12、玄関13、玄関表口14の各所の天井裏には、
それぞれ隠蔽型人体検知センサ2、3、4、5、6、7
が天井の部材に遮られた状態で設置されている。なお、
これらの人体検知センサは必ずしも天井裏に設置する必
要はなく、壁の側面裏や家具の裏など金属以外の部材で
遮られていてセンサ面が露出していなければ住宅の至る
所に設置可能である。
【0038】また、住居内には宅内管理装置8が設置さ
れており、この宅内管理装置は公衆回線17に接続され
ている。
【0039】図2は、本発明の第1の実施の形態を示す
隠蔽型人体検知センサ2、3、4、5、6、7の構成図
であり、例としてマイクロ波センサの構成を示してい
る。隠蔽型人体検知センサ2、3、4、5、6、7は、
センサ送信部22、センサ受信部21、センサ信号生成
手段19、人体検知判断手段20、人体検知信号送信手
段18から構成される。
【0040】センサ送信部22からは、例えば10.5
25MHzの周波数の送信波15が放射される。この周
波数は他に2.45GHz〜12GHzであれば正確な
検知を実現しやすい。
【0041】また、センサ受信部21は、センサ送信部
22で放射された送信波15が物体に反射した反射波1
6を受信する。
【0042】センサ信号生成手段19では、センサ送信
部22の送信周波数10.525MHzとセンサ受信部
21の受信周波数を入力する。そしてこれらの周波数の
差分を求めて差分に応じた信号を生成する。
【0043】人体検知判断手段20において、センサ信
号生成手段19で生成された信号に基づいて人体の検
知、非検知を判断し、人体検知信号送信手段18にて人
体の検知、非検知結果を送信する。ここで送信される信
号は人体の検知信号の他に、複数の人体検知センサから
ある人体検知センサを特定できるセンサ判別信号を含
む。これによって住宅内のどこの場所に設置しているセ
ンサから送信された信号であるかを判別することができ
る。
【0044】図3は本発明の第1の実施の形態の宅内管
理装置8の構成を示す。宅内管理装置8は、人体検知信
号受信手段23、行動データ記憶手段24、タイマ2
5、安否判断手段26、宅外通信手段27から構成され
る。
【0045】人体検知信号受信手段23において、隠蔽
型人体検知センサ2、3、4、5、6、7の人体検知信
号送信手段18から送信された人体検知信号、すなわち
所定のエリアに人体が存在するかしないかの情報を受信
する。
【0046】ここで人体検知信号送信手段18と人体検
知信号受信手段23の間の通信媒体34は専用線を利用
してもよいが、無線や電灯線を利用すると既設の住宅に
システムを後付けする場合など設置性に優れる。
【0047】人体検知信号受信手段23で受信した人体
検知信号は行動データ記憶手段により記憶される。ここ
で、記憶される人体検知信号は、前述したセンサ判別信
号に基づいた人体検知センサの場所情報、およびタイマ
25の計測時間に基づいた時計情報が付加される。
【0048】これにより、いつどこで人体の存在を検知
したかを知ることができる。例えば、昨日の12時から
13時の間に居間に設置してある人体検知センサで人体
の存在が3回検知されたが、今日の12時から13時の
間は居間の人体検知センサでは人体の検知はなかった、
等である。
【0049】安否判断手段26において、行動データ記
憶手段に記憶された情報に基づいて、住宅に暮らしてい
る高齢者の安否の判断を行う。安否判断手段26にて行
った安否情報は、宅外通信手段27により公衆回線を通
じて宅外から確認可能であるとともに宅外に通報するこ
ともできる。
【0050】以下、前構成を備えた本発明の動作を説明
する。
【0051】図1において、住宅の各所に設置してある
隠蔽型人体検知センサ2、3、4、5、6、7から送信
波15が定常的に放射されている。これらの人体検知セ
ンサは隠蔽されているので、住宅に暮らしている高齢者
(人体1)が住宅の中を動き回って生活している間も人
体検知センサの存在を気にすることがない。
【0052】ここで例えば台所11に高齢者がいないと
き、隠蔽型人体検知センサ4から放射された送信波15
の一部は、住宅内の床や家具などの静止物体に反射され
る。この反射波を人体検知センサで受信するが、静止物
体からの反射なので反射波の周波数は送信波の周波数と
同じである。隠蔽型人体検知センサ4はこれら送信波と
受信波の周波数の差分に基づいて人体非検知の信号をセ
ンサ判別信号を付加して宅内管理装置8へ無線で送信す
る。宅内管理装置8は、現在の時間帯は台所に高齢者は
いないと記憶する。
【0053】また、高齢者が寝室9から居間10に入っ
てきたとき、居間10に設置してある隠蔽型センサ3か
ら送信された送信波15は人体1(高齢者)の動体によ
り反射される。隠蔽型人体検知センサ3は人体1からの
反射波16を受信するが、動体からの反射なので反射波
の周波数は送信波の周波数に対して変化する。隠蔽型人
体検知センサ3はこれら送信波と受信波の周波数の差分
に基づいて人体検知の信号をセンサ判別信号を付加して
宅内管理装置8へ無線で送信する。宅内管理装置8は、
現在の時間帯は居間に高齢者がいると記憶する。
【0054】このように宅内管理装置8は、現在を含め
た過去の住宅内各所の人体検知、非検知情報を記憶する
ことができる。
【0055】高齢者が健康であって通常の生活行動を行
うことが可能であれば、例えば昼間は台所で炊事をした
り、トイレで用をたしたりするので住宅内の各所で人体
検知センサが人体を検知することが予想される。
【0056】したがって宅内管理装置8は、昼間に住宅
内の各所で人体1の検知をしている場合、高齢者は健康
であると判断する。高齢者の家族は公衆回線17を通し
て遠隔からこの高齢者が健康であるという情報を得て安
心することができる。
【0057】一方、高齢者が例えば病気になって体力が
低下した場合住宅内を動き回ることが少なくなり住宅内
での人体検知回数、範囲が少なくなるであろう。さらに
寝室9で寝たきりになった場合、殆ど寝室9に設置して
ある隠蔽型人体検知センサ2でしか人体の検知がされな
いことになる。また例えば高齢者がトイレ12で倒れて
そのまま死亡した場合は、住宅内各所での人体の検知が
ない状態となることが予想される。
【0058】この様な場合、宅内管理装置8は高齢者が
異常状態であると判断する。そして高齢者の家族に公衆
回線17を通して異常状態を通報する。逆に、家族はこ
のような通報がない間は高齢者の親は元気であると安心
することができる。
【0059】ところで、高齢者が外出した場合住宅内の
各人体検知センサは人体の存在を検知しなくなる。高齢
者がすぐに帰宅すれば問題ないが、旅行など長時間の外
出の場合、住宅内での人体の動きが長時間ないため異常
事態であると誤判定してしまう恐れがある。
【0060】このような誤判定をしないように隠蔽型人
体検知センサ6と7で人体の宅内外の出入りを検知する
出入り検知手段を構成し、高齢者の外出と在宅の判断を
行うことができる。
【0061】即ち、隠蔽型人体検知センサ6の人体検知
開始後、所定時間内に隠蔽型人体検知センサ7が人体検
知を開始すれば人体が玄関13から玄関表口14へ移動
したため高齢者が外出したと判断し、逆に隠蔽型人体検
知センサ7の人体検知開始後、所定時間内に隠蔽型人体
検知センサ6が人体検知を開始すれば人体が玄関表口1
4から玄関13へ移動したため高齢者が帰宅したと判断
する。
【0062】これにより宅内管理装置8は高齢者の外出
と在宅の認識が可能となり、外出中に長時間住宅内で人
体の検知がなくても異常とはせず、誤判定することがな
くなる。
【0063】また、来客や玄関表口で動物などを検知し
たことによる外出の誤認識を防ぐため、外出判断後、所
定時間内に住宅内での人体の検知があった場合外出判断
を取り消すなどとするとより外出判断の正確度が増す。
【0064】次に、本発明の第2の実施の形態により添
付図面を参照して説明する。
【0065】図4は、本発明の第2の実施の形態を示す
全体図であり、基本的に第1の実施例の形態を示す図1
と構成は同じであるが、図1に対して図4は、家庭内ネ
ットワーク28が追加されており、トイレ12に設置さ
れる隠蔽型人体検知センサ5は削除されている。
【0066】家庭内ネットワーク28は宅内管理装置8
と家庭内の機器端末が情報通信可能に接続される。図4
では宅内管理装置の他に例として給湯機29、テレビ3
0、キッチン31、レンジフード32、洗浄機能付便座
33が接続されている状態を示す。
【0067】これらの家庭内ネットワークに接続されて
いる機器端末間において任意の機器端末の状態情報や制
御情報の通信が可能となっている。
【0068】家庭内ネットワーク28の通信媒体は例と
して図4では電灯線を示しているが、このほかに無線や
専用線を使用することもできる。
【0069】隠蔽型人体検知センサ2、3、4、6、7
の構成は、第1の実施の形態の隠蔽型人体検知センサの
構成を示す図2と同様である。
【0070】図5は本発明の第2の実施の形態の宅内管
理装置8の構成を示す。図5は基本的に本発明の第1の
実施の形態の宅内管理装置8を示す図3と構成は同じで
あるが、ネットワーク通信手段35が追加されている。
ここで、隠蔽型人体検知センサとの通信媒体または通信
プロトコルを家庭内ネットワークの通信と共通化すれ
ば、ネットワーク通信手段34を人体検知信号受信手段
23と一部または全てについて共通化できる。
【0071】また、ネットワーク通信手段35により、
宅内管理装置8が給湯機29、テレビ30、キッチン3
1、レンジフード32、洗浄機能付便座33との情報を
通信可能となる。
【0072】これら給湯機29、テレビ30、キッチン
31、レンジフード32、洗浄機能付便座33から取得
したそれぞれの機器の制御情報は行動データ記憶手段に
より記憶される。ここで、記憶される制御情報は、機器
種別情報、およびタイマ25の計測時間に基づいた時計
情報が付加される。これにより、いつどの家庭内機器端
末が動作をしたかを知ることができる。例えば、昨日の
18時から19時の間に台所11に設置してあるレンジ
フード3の換気扇が動作した、または過去2日間トイレ
12に設置してある洗浄機能付便座33の着座センサが
オンしなかった、等である。
【0073】以下、前構成を備えた本発明の動作を説明
する。
【0074】図4において、住宅内の各所に隠蔽して設
置してある、隠蔽型人体検知センサ23、4、6、7
(5を除く)の人体検知情報を宅内管理装置8へ送信し
て高齢者の安否の判断をするという動作は、前述した本
発明の第1の形態の動作と同様である。
【0075】本発明の第2の形態に係る動作ではさら
に、家庭内ネットワーク28を通して家庭内ネットワー
ク28に接続されている家庭内機器端末の制御情報を宅
内管理システムが取得することができる。
【0076】例えば、20時から21時の間に給湯機2
9が運転を行った、18時から19時の間にテレビ30
がオンした、19時から20時の間にレンジフードの換
気扇がオンした、8時から9時の間に洗浄機能付便座3
3の着座センサがオンした、等である。これにより宅内
管理システム8は、それぞれの時間帯に高齢者が、キッ
チン31で水栓を開けたために給湯機29が運転を始め
た、居間でテレビを見るためにテレビのスイッチをオン
した、キッチン31で炊事をするときにレンジフードを
オンした、トイレ12で用をたすため洗浄機能付便座3
3に腰掛けたので着座センサがオンした、等と認識し記
憶する。
【0077】高齢者が健康であって通常の生活行動を行
うことが可能であれば、上記の家庭内機器端末が頻繁に
オンされることが予想される。逆に高齢者に病気等の異
常がおこればオンされる回数が減ってくるものと思われ
る。したがって、家庭内機器端末の運転オンなどの制御
情報に基づいて高齢者の安否判断をすることができる。
【0078】宅内管理装置8は、隠蔽型人体検知センサ
からの人体検知情報に家庭内機器端末の制御情報を加え
て総合的に高齢者の安否判断を行う。
【0079】これにより、人体検知センサのみによる安
否判断よりも判断の正確性が増す。例えば、高齢者が居
間10に来たにもかかわらず隠蔽型人体検知センサ3が
何らかの理由で検知しなかった場合でも、テレビ30が
オンすれば居間に来たことが予想できる。また、隠蔽型
人体検知センサ3が人体を検知してかつ、テレビ30が
オンすれば、居間に来たことの確実性がさらに増す。
【0080】ここで、高齢者が居間に来た等という判断
は、家庭内機器端末(ここではテレビ30)の本来の機
能の操作に基づいて行われるため、高齢者にとって機器
を操作するという行為が監視されているという意識を持
たず、結果として心理的圧迫を受けることがない。
【0081】また、家庭内機器端末の制御データを利用
することによって隠蔽型人体検知センサの数を少なくす
ることができる。
【0082】例えば、トイレ12に入室した場合、洗浄
機能付便座33を使用することがほぼ予想されるため、
洗浄機能付便座に搭載されている着座センサのオンオフ
信号によりトイレ12に設置するべき隠蔽型人体検知セン
サの人体検知のオンオフを代用することができる。また
この着座センサは、たとえ着座センサのセンサ面が露出
していても便座を使用する高齢者は、このセンサは洗浄
機能付便座本来の機能を果たすために設けられているの
だという認識があるため特別に監視されているという心
理的圧迫を受けることはない。これにより、トイレに設
置すべき隠蔽型人体検知センサを削除することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す全体図であ
る。
【図2】 本発明の隠蔽型人体検知センサを示す構成図
である。
【図3】 本発明の第1の形態の宅内管理装置示す構成
図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示す全体図であ
る。
【図5】 本発明の第2の形態の宅内管理装置示す構成
図である。
【符号の説明】
1…人体、2、3、4、5、6、7…隠蔽型人体検知セ
ンサ、8…宅内管理装置、9…寝室、10…居間、11
…台所、12…トイレ、13…玄関、14…玄関表口、
15…送信波、16…反射波、17…公衆回線、18…
人体検知信号送信手段、19…センサ信号生成手段、2
0…人体検知判断手段、21…センサ受信部、22…セ
ンサ送信部、23…人体検知信号受信手段、24…行動
データ記憶手段、25…タイマ、26…安否判断手段、
27…宅外通信手段、28…家庭内ネットワーク、29
…給湯機、30…テレビ、31…キッチン、32…レン
ジフード、33…洗浄機能付便座、34…通信媒体、ネ
ットワーク通信手段35
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 BB09 BB12 BB18 BB65 BB74 DD03 DD49 EE05 EE08 EE18 FF04 5K048 AA15 BA31 DC07 5K101 KK14 KK19 LL01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の各所に設置した人体の存在を検知
    する複数の隠蔽型センサと、この隠蔽型センサの人体検
    知信号を伝送するための宅内通信媒体と、この宅内通信
    媒体を通して取得した人体検知信号に基づいて住宅に居
    住する人の安否判断を第一の安否判断手段によって判断
    し、その結果を宅外へ公衆回線を通じて通信可能な宅外
    通信手段を備える宅内管理装置と、から構成される在宅
    安否遠隔確認システム。
  2. 【請求項2】 前記隠蔽型センサは、人体を検知するた
    めのマイクロ波を送信するセンサ送信手段を備えたマイ
    クロ波センサであることを特徴とする、請求項第1項記
    載の在宅安否遠隔確認システム。
  3. 【請求項3】 前記マイクロ波センサは、外部から電波
    として伝送された信号を受信するセンサ受信手段と、前
    記センサ送信手段の送信信号と前記センサ受信信号の周
    波数の差分を求めてその差分に応じた信号を生成するセ
    ンサ信号生成手段と、前記センサ信号生成手段の信号に
    基づいて人体の検知を判断する人体検知判断手段を備え
    ることを特徴とする、請求項第2項記載の在宅安否遠隔
    確認システム。
  4. 【請求項4】 前記センサ送信手段の周波数が、2.4
    5GHz〜12GHzであることを特徴とする、請求項
    第2項乃至3記載の在宅安否遠隔確認システム。
  5. 【請求項5】 前記宅内通信媒体は、電灯線もしくは無
    線であることを特徴とする、請求項第1項乃至4記載の
    在宅安否遠隔確認システム。
  6. 【請求項6】 前記宅内管理装置は、家庭内ネットワー
    クと情報通信可能に接続されており、該家庭内ネットワ
    ークに接続されている、ひとつまたは複数個の家庭内機
    器端末の制御情報を取得することができることを特徴と
    する、請求項第1項乃至5記載の在宅安否遠隔確認シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記宅内管理装置は、前記家庭内機器端
    末の制御情報に基づいて住宅内の人の安否判断をする第
    二の安否判断手段を備え、前記第一の安否判断手段と第
    二の安否判断手段を用いて総合的に住宅内の人の安否を
    判断することを特徴とする、請求項第6記載の在宅安否
    遠隔確認システム。
  8. 【請求項8】 前記家庭内機器端末の制御情報とは、洗
    浄便座装置の着座センサの情報であることを特徴とす
    る、請求項第7記載の在宅安否遠隔確認システム。
  9. 【請求項9】 前記家庭内機器端末の制御情報とは、人
    によって操作された家庭内機器端末の外部入力情報であ
    ることを特徴とする、請求項第6項または第8項記載の
    在宅安否遠隔確認システム。
  10. 【請求項10】 前記宅内管理装置は、前記隠蔽型セン
    サの人体検知信号に基づいて人体の宅内外の出入りを検
    知する出入り検知手段を備えることを特徴とする、請求
    項第1項乃至10記載の在宅安否遠隔確認システム。
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