JP2002109491A - Icカード及びその製造方法 - Google Patents
Icカード及びその製造方法Info
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- G06K19/07777—Antenna details the antenna being of the inductive type
- G06K19/07779—Antenna details the antenna being of the inductive type the inductive antenna being a coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気泡によるカード表面の膨らみをなくす。
【解決手段】 ICチップ及びアンテナ回路が実装され
た基板が、少なくとも一対のフィルムで挟み込まれてな
るICカードであって、上記一対のフィルムには、少な
くとも上記基板と対向する面に、脱気のための凹凸パタ
ーンが形成されている。
た基板が、少なくとも一対のフィルムで挟み込まれてな
るICカードであって、上記一対のフィルムには、少な
くとも上記基板と対向する面に、脱気のための凹凸パタ
ーンが形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード及びそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より個人を識別するIDカードとし
て、磁気あるいは光学的読み取りを行う方法がクレジッ
トカード等において広く用いられてきた。しかしなが
ら、技術の大衆化によってデータの改ざんや偽造カード
が出回るようになり、実際に偽造カードによって被害を
受ける人が増加するなど、個人情報の秘匿に関して社会
問題化している。このため、近年ではICチップを内臓
したICカードが情報容量の大きさや暗号化データを載
せられるという点から個人データを管理するものとして
注目を集めている。
て、磁気あるいは光学的読み取りを行う方法がクレジッ
トカード等において広く用いられてきた。しかしなが
ら、技術の大衆化によってデータの改ざんや偽造カード
が出回るようになり、実際に偽造カードによって被害を
受ける人が増加するなど、個人情報の秘匿に関して社会
問題化している。このため、近年ではICチップを内臓
したICカードが情報容量の大きさや暗号化データを載
せられるという点から個人データを管理するものとして
注目を集めている。
【0003】このICカードは、IC回路と外部データ
処理装置との情報交換のために、電気的かつ機械的に接
合するための接続端子を有していた。そのため、IC回
路内部の気密性の確保、静電気破壊対策、端子電極の電
気的接続不良、読み書き装置の機構が複雑、等々様々な
問題を有していた。また、ICカードを読み書き装置に
挿入または装着するという人による動作が結局は必要と
なり、利用分野によっては効率が悪く煩雑であるため、
手間が要らず携帯状態で使用できるような遠隔データ処
理装置との情報交換が可能な非接触ICカードの出現が
望まれていた。
処理装置との情報交換のために、電気的かつ機械的に接
合するための接続端子を有していた。そのため、IC回
路内部の気密性の確保、静電気破壊対策、端子電極の電
気的接続不良、読み書き装置の機構が複雑、等々様々な
問題を有していた。また、ICカードを読み書き装置に
挿入または装着するという人による動作が結局は必要と
なり、利用分野によっては効率が悪く煩雑であるため、
手間が要らず携帯状態で使用できるような遠隔データ処
理装置との情報交換が可能な非接触ICカードの出現が
望まれていた。
【0004】そこで、プラスチック製のカード基体の中
に電磁波を利用するためのアンテナとメモリや演算機能
を具備したICチップを備えている非接触ICカードが
開発された。これはリーダーライタからの外部電磁波に
よってカード内のアンテナに励起された誘導起電力でI
Cを駆動しようというものであり、バッテリー電源をカ
ード内部にもつ必要がなく、アクティビティに優れたカ
ードを提供することができる。
に電磁波を利用するためのアンテナとメモリや演算機能
を具備したICチップを備えている非接触ICカードが
開発された。これはリーダーライタからの外部電磁波に
よってカード内のアンテナに励起された誘導起電力でI
Cを駆動しようというものであり、バッテリー電源をカ
ード内部にもつ必要がなく、アクティビティに優れたカ
ードを提供することができる。
【0005】このように、可視認識表示機能を有しつ
つ、電子情報による機密管理されるICカードの必要性
がより高まっている。
つ、電子情報による機密管理されるICカードの必要性
がより高まっている。
【0006】そして、このようなICカード100は、
図26及び図27に示すように、ICチップが実装され
た基板101を、一対の外装材102a,102bで挟
み込み、例えば熱可塑性接着剤等によって接着、封止す
ることによって作製されている。
図26及び図27に示すように、ICチップが実装され
た基板101を、一対の外装材102a,102bで挟
み込み、例えば熱可塑性接着剤等によって接着、封止す
ることによって作製されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱可塑性接着剤による接着は、直接外装材102a,1
02bに塗布する方法で、脱気がコントロールできな
く、例えば図26に示すように、積層接着後の基板10
1と外装材102a,102bとの間に空気溜り103
が生じる。これが原因となり、図27に示すように、気
泡によるカード表面に膨らみ104が発生してしまう。
これは、カード品質上の重大な欠点である。
熱可塑性接着剤による接着は、直接外装材102a,1
02bに塗布する方法で、脱気がコントロールできな
く、例えば図26に示すように、積層接着後の基板10
1と外装材102a,102bとの間に空気溜り103
が生じる。これが原因となり、図27に示すように、気
泡によるカード表面に膨らみ104が発生してしまう。
これは、カード品質上の重大な欠点である。
【0008】このような気泡の発生をなくすために、従
来では、ICカードが18枚面付けされるいわゆる枚葉
サイズ(A3)シートのICカード構成部材の積層丁合
い工程後、およそ60秒〜120秒での丁合い品四方よ
りの脱気真空引きの工程があり、非常に生産性が悪かっ
た。また、積層丁合い品を真空引きで脱気しても一部に
空気溜りが残って熱プレス積層接着後カード表面に積層
構成部材間に残留した空気が起因でカード表面に気泡に
よる複数の膨らみが発生し、歩留りを20%〜50%に
低下させている。
来では、ICカードが18枚面付けされるいわゆる枚葉
サイズ(A3)シートのICカード構成部材の積層丁合
い工程後、およそ60秒〜120秒での丁合い品四方よ
りの脱気真空引きの工程があり、非常に生産性が悪かっ
た。また、積層丁合い品を真空引きで脱気しても一部に
空気溜りが残って熱プレス積層接着後カード表面に積層
構成部材間に残留した空気が起因でカード表面に気泡に
よる複数の膨らみが発生し、歩留りを20%〜50%に
低下させている。
【0009】これまで、アンテナ基板と、例えば樹脂シ
ートからなる外装材とを接着するために積層される接着
シート、熱可塑性接着剤又は熱可塑性樹脂シートは、一
般的な成膜装置で生産され、ほとんどが平滑性のフラッ
ト接着シートである。このフラットな接着シートを用い
ると積層構成部材間に空気溜りが生じる。特に、接着シ
ートが軟らかなシートであればあるほど、積層した場
合、シート部分が垂れ状態で積層されるため、垂れて積
層されたところに、複数の空気溜りができカード積層接
着後、複数の積層部材間の気泡がカード表面の部分膨ら
みになり不良品となる。
ートからなる外装材とを接着するために積層される接着
シート、熱可塑性接着剤又は熱可塑性樹脂シートは、一
般的な成膜装置で生産され、ほとんどが平滑性のフラッ
ト接着シートである。このフラットな接着シートを用い
ると積層構成部材間に空気溜りが生じる。特に、接着シ
ートが軟らかなシートであればあるほど、積層した場
合、シート部分が垂れ状態で積層されるため、垂れて積
層されたところに、複数の空気溜りができカード積層接
着後、複数の積層部材間の気泡がカード表面の部分膨ら
みになり不良品となる。
【0010】本発明は、上述したような従来の実情に鑑
みて提案されたものであり、気泡によるカード表面の膨
らみをなくしたICカード及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
みて提案されたものであり、気泡によるカード表面の膨
らみをなくしたICカード及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
ICチップ及びアンテナ回路が実装された基板が、少な
くとも一対のフィルムで挟み込まれてなるICカードで
あって、上記一対のフィルムには、少なくとも上記基板
と対向する面に、脱気のための凹凸パターンが形成され
ていることを特徴とする。
ICチップ及びアンテナ回路が実装された基板が、少な
くとも一対のフィルムで挟み込まれてなるICカードで
あって、上記一対のフィルムには、少なくとも上記基板
と対向する面に、脱気のための凹凸パターンが形成され
ていることを特徴とする。
【0012】上述したような本発明に係るICカードで
は、上記一対のフィルムには、少なくとも上記基板と対
向する面に、凹凸パターンが形成されているので、基板
とフィルムとの間に残留する空気がこの凹凸パターンに
よって外部に排出される。
は、上記一対のフィルムには、少なくとも上記基板と対
向する面に、凹凸パターンが形成されているので、基板
とフィルムとの間に残留する空気がこの凹凸パターンに
よって外部に排出される。
【0013】また、本発明に係るICカードの製造方法
は、ICチップ及びアンテナ回路が実装された基板が、
少なくとも一対のフィルムで挟み込まれてなるICカー
ドの製造方法であって、上記一対のフィルムの、少なく
とも上記基板と対向する面に、脱気のため凹凸パターン
を形成する凹凸パターン形成工程と、凹凸パターンが形
成された上記一対のフィルムで上記基板を挟み込んで封
止する封止工程とを有し、上記封止工程において、基板
とフィルムとの間に残存する空気が、フィルムに形成さ
れた凹凸パターンを通じて外部へ排出されることを特徴
とする。
は、ICチップ及びアンテナ回路が実装された基板が、
少なくとも一対のフィルムで挟み込まれてなるICカー
ドの製造方法であって、上記一対のフィルムの、少なく
とも上記基板と対向する面に、脱気のため凹凸パターン
を形成する凹凸パターン形成工程と、凹凸パターンが形
成された上記一対のフィルムで上記基板を挟み込んで封
止する封止工程とを有し、上記封止工程において、基板
とフィルムとの間に残存する空気が、フィルムに形成さ
れた凹凸パターンを通じて外部へ排出されることを特徴
とする。
【0014】上述したような本発明に係るICカードの
製造方法では、上記一対のフィルムの少なくとも上記基
板と対向する面に、凹凸パターンを形成しているので、
基板とフィルムとの間に残留する空気がこの凹凸パター
ンによって外部に排出される。
製造方法では、上記一対のフィルムの少なくとも上記基
板と対向する面に、凹凸パターンを形成しているので、
基板とフィルムとの間に残留する空気がこの凹凸パター
ンによって外部に排出される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0016】本発明に係るICカード1の一構成例を図
1及び図2に示す。このICカード1は、アンテナ基板
2が接着シート3a,3bを介して一対の外装材4a,
4bで挟み込まれてなる。
1及び図2に示す。このICカード1は、アンテナ基板
2が接着シート3a,3bを介して一対の外装材4a,
4bで挟み込まれてなる。
【0017】アンテナ基板2は、例えばPET(ポリエ
チレンテレフタレート)樹脂、ポリイミド樹脂等からな
るフィルム上に、コンデンサーと、アンテナ回路5とが
パターン形成されている。このアンテナ回路5は、例え
ばアルミニウム等からなる。このアンテナ基板2の厚み
は、例えば15μmである。
チレンテレフタレート)樹脂、ポリイミド樹脂等からな
るフィルム上に、コンデンサーと、アンテナ回路5とが
パターン形成されている。このアンテナ回路5は、例え
ばアルミニウム等からなる。このアンテナ基板2の厚み
は、例えば15μmである。
【0018】アンテナ基板2には、図3に示すようなハ
ーフサイズと、図4に示すようなフルサイズとの2つの
形状がある。ハーフサイズのアンテナ基板2は、アンテ
ナ基板作製時に必要アンテナ形状のハーフサイズで基板
を作製し、基板作製後に展開折り曲げでカードサイズの
アンテナ基板2にする。必要アンテナ形状のハーフサイ
ズで基板を作製することで、材料のコストダウンを図る
ことができる。一方、フルサイズのアンテナ基板2は、
カードサイズの基板フィルムの両面に個別のアンテナ回
路5を形成し、アンテナ特性を高めたものである。
ーフサイズと、図4に示すようなフルサイズとの2つの
形状がある。ハーフサイズのアンテナ基板2は、アンテ
ナ基板作製時に必要アンテナ形状のハーフサイズで基板
を作製し、基板作製後に展開折り曲げでカードサイズの
アンテナ基板2にする。必要アンテナ形状のハーフサイ
ズで基板を作製することで、材料のコストダウンを図る
ことができる。一方、フルサイズのアンテナ基板2は、
カードサイズの基板フィルムの両面に個別のアンテナ回
路5を形成し、アンテナ特性を高めたものである。
【0019】図1及び図2に示すICカード1では、フ
ルサイズのアンテナ基板2を用いている。そして、この
アンテナ基板2の所定位置に、ACF導電膜6を介して
ICチップ7が貼り付けられている。
ルサイズのアンテナ基板2を用いている。そして、この
アンテナ基板2の所定位置に、ACF導電膜6を介して
ICチップ7が貼り付けられている。
【0020】ACF導電膜6は、異方性導電膜に両面接
着層を有したものが用いられる。このACF導電膜6の
厚みは、例えば15μmである。ICチップ7は、平面
形状が例えば4.3mm×4.0mmの長方形状で、そ
の厚みが例えば175μmである。
着層を有したものが用いられる。このACF導電膜6の
厚みは、例えば15μmである。ICチップ7は、平面
形状が例えば4.3mm×4.0mmの長方形状で、そ
の厚みが例えば175μmである。
【0021】そして、アンテナ基板2上に貼り付けられ
たICチップ7は、その導通特性を保証するため、基板
の両面側から接着材8で封止されており、さらに、強化
板9によって補強保護されている。
たICチップ7は、その導通特性を保証するため、基板
の両面側から接着材8で封止されており、さらに、強化
板9によって補強保護されている。
【0022】接着材8は、例えばビスフェノール型エポ
キシ接着剤、フィラー含有接着剤、その他の封止材等か
らなる。この接着材8の厚みは、例えば70μmであ
る。強化板9は、例えばステンレス円板、セラミックス
円板、その他の補強材等からなる。この強化板9の厚み
は、例えば50μmである。
キシ接着剤、フィラー含有接着剤、その他の封止材等か
らなる。この接着材8の厚みは、例えば70μmであ
る。強化板9は、例えばステンレス円板、セラミックス
円板、その他の補強材等からなる。この強化板9の厚み
は、例えば50μmである。
【0023】接着シート3a,3bは、例えば熱可塑性
樹脂シート、熱可塑性接着剤、2液性エポキシ接着剤等
からなる。この接着シート3a,3bの厚みは、例えば
120μmである。ここで、具体的には後述するが、本
発明のICカード1では、接着シート3a,3bに脱気
のための凹凸がパターンが形成されている。
樹脂シート、熱可塑性接着剤、2液性エポキシ接着剤等
からなる。この接着シート3a,3bの厚みは、例えば
120μmである。ここで、具体的には後述するが、本
発明のICカード1では、接着シート3a,3bに脱気
のための凹凸がパターンが形成されている。
【0024】外装材4a,4bは、例えばPET−G、
ABS樹脂、塩化ビニル等からなる。この外装材4a,
4bの厚みは、例えば125μmである。印刷層10
は、例えば顔料インク透明ニス系トップコート材、感熱
ロイコ印刷層等からなる。この印刷層10の厚みは、例
えば2μmである。
ABS樹脂、塩化ビニル等からなる。この外装材4a,
4bの厚みは、例えば125μmである。印刷層10
は、例えば顔料インク透明ニス系トップコート材、感熱
ロイコ印刷層等からなる。この印刷層10の厚みは、例
えば2μmである。
【0025】このような構成を有するICカード1は、
上述したような外装材4a,4bと、接着シート3a,
3bと、ICチップ7が実装されたアンテナ基板2と、
接着シート3a,3bと、外装材4a,4bとを積層
し、熱プレスすることによって、これら構成部材が接着
されて作製される。
上述したような外装材4a,4bと、接着シート3a,
3bと、ICチップ7が実装されたアンテナ基板2と、
接着シート3a,3bと、外装材4a,4bとを積層
し、熱プレスすることによって、これら構成部材が接着
されて作製される。
【0026】このとき、積層された構成部材の間に入り
込んだ空気が抜けきらず、熱プレスによる接着後におい
ては、積層構成部材間に残留した空気による気泡が、カ
ード表面に複数の膨らみを発生させ、歩留りを低下させ
ている。
込んだ空気が抜けきらず、熱プレスによる接着後におい
ては、積層構成部材間に残留した空気による気泡が、カ
ード表面に複数の膨らみを発生させ、歩留りを低下させ
ている。
【0027】図5は、積層構成部材間の脱気が不完全
で、積層熱プレス工程で積層構成部材間に残留した空気
が溜まっている状態の図である。この状態で、例えば1
10℃〜200℃で熱プレスすると空気溜まり部が加圧
によって分散圧縮される。
で、積層熱プレス工程で積層構成部材間に残留した空気
が溜まっている状態の図である。この状態で、例えば1
10℃〜200℃で熱プレスすると空気溜まり部が加圧
によって分散圧縮される。
【0028】そして、その後の冷却過程で、空気が残留
せず構成部材が一体接着された部分と、分散圧縮された
空気が残留し構成部材が接着しなかった部分との冷却接
着性が大きく異なってしまう。そして、接着性が異なっ
た部分には、表面性の悪いヒケが発生し、ICカードで
最も必要とされるカード表面の必要な平滑性が得られな
い。
せず構成部材が一体接着された部分と、分散圧縮された
空気が残留し構成部材が接着しなかった部分との冷却接
着性が大きく異なってしまう。そして、接着性が異なっ
た部分には、表面性の悪いヒケが発生し、ICカードで
最も必要とされるカード表面の必要な平滑性が得られな
い。
【0029】特に、後掲する、カード大きさで8〜18
枚面付けのいわゆる枚葉サイズの構成部材シートを用い
て積層丁合いし、熱プレス接着を行う場合においては、
構成部材シートの積層面積が大きいため、積層された構
成部材間に空気が残留する確率が高くなる。
枚面付けのいわゆる枚葉サイズの構成部材シートを用い
て積層丁合いし、熱プレス接着を行う場合においては、
構成部材シートの積層面積が大きいため、積層された構
成部材間に空気が残留する確率が高くなる。
【0030】現状では、枚葉サイズの積層構成部材丁合
品においては、図6に示すような、真空槽51中に加圧
シリンダー52を有する特殊な真空プレス50を用い
て、積層構成部材間を5分〜30分間の真空引きで脱気
した後、真空下でヒーター53を備えたホットプレート
54によって熱プレスしている。積層構成部材間の空気
溜まりは、ICチップ7部が最大凸部になり、当該凸部
周辺に隙間に残留する空気は、上記の真空引きによって
も完全に除去することはできず、この隙間の空気溜まり
が加圧によって分散圧縮されて構成部材間に拡散する。
そして、この分散圧縮された空気は、熱プレス接着後
に、気泡となってカード表面に膨らみを発生させ、不良
品となる確率が高まる。
品においては、図6に示すような、真空槽51中に加圧
シリンダー52を有する特殊な真空プレス50を用い
て、積層構成部材間を5分〜30分間の真空引きで脱気
した後、真空下でヒーター53を備えたホットプレート
54によって熱プレスしている。積層構成部材間の空気
溜まりは、ICチップ7部が最大凸部になり、当該凸部
周辺に隙間に残留する空気は、上記の真空引きによって
も完全に除去することはできず、この隙間の空気溜まり
が加圧によって分散圧縮されて構成部材間に拡散する。
そして、この分散圧縮された空気は、熱プレス接着後
に、気泡となってカード表面に膨らみを発生させ、不良
品となる確率が高まる。
【0031】そこで、本発明では、ICカード構成部材
である接着シート3a,3bの両面に、凹凸パターンを
形成している。接着シート3a,3bの両面に凹凸パタ
ーンを形成することで、熱プレス時に、積層構成部材間
に残留した空気がこの凹凸パターンの凹部分を通って外
部へ排出される。これにより、熱プレス時に構成部材間
に残留する空気がなくなり、気泡によるカード表面の膨
らみのない平滑なICカード1を得ることができる。
である接着シート3a,3bの両面に、凹凸パターンを
形成している。接着シート3a,3bの両面に凹凸パタ
ーンを形成することで、熱プレス時に、積層構成部材間
に残留した空気がこの凹凸パターンの凹部分を通って外
部へ排出される。これにより、熱プレス時に構成部材間
に残留する空気がなくなり、気泡によるカード表面の膨
らみのない平滑なICカード1を得ることができる。
【0032】接着シート3a,3bに形成される凹凸パ
ターンとしては、当該接着シート3a,3b表面に形成
された、例えば図7に示すようないわゆる梨地模様が挙
げられる。接着シート3a,3b表面に梨地模様の凹凸
パターンを形成することで、構成部材積層間に残留した
空気がこの梨地模様の凹部分を通って外部へ排出され
る。
ターンとしては、当該接着シート3a,3b表面に形成
された、例えば図7に示すようないわゆる梨地模様が挙
げられる。接着シート3a,3b表面に梨地模様の凹凸
パターンを形成することで、構成部材積層間に残留した
空気がこの梨地模様の凹部分を通って外部へ排出され
る。
【0033】この他にも、接着シート3a,3b表面に
形成される凹凸パターンとしては、梨地模様の他に、例
えば、図8乃至図13に示すような地模様が挙げられ
る。図8は、テフロン繊維表面転写接着シート3a,3
b(日本エッチング(株)製、エッチング柄No.2、
No.6相当)である。図9は、テフロン繊維表面クロ
スパターン転写接着シート3a,3b(日本エッチング
(株)製、エッチング柄No.9、HN451相当)で
ある。図10は、ストライプエッチングパターン転写接
着シート3a,3b(日本エッチング(株)製、エッチ
ング柄No.7、No.9相当)である。図11は、折
れ線パターン表面転写接着シート3a,3b(日本エッ
チング(株)製、エッチング柄HN463相当)であ
る。
形成される凹凸パターンとしては、梨地模様の他に、例
えば、図8乃至図13に示すような地模様が挙げられ
る。図8は、テフロン繊維表面転写接着シート3a,3
b(日本エッチング(株)製、エッチング柄No.2、
No.6相当)である。図9は、テフロン繊維表面クロ
スパターン転写接着シート3a,3b(日本エッチング
(株)製、エッチング柄No.9、HN451相当)で
ある。図10は、ストライプエッチングパターン転写接
着シート3a,3b(日本エッチング(株)製、エッチ
ング柄No.7、No.9相当)である。図11は、折
れ線パターン表面転写接着シート3a,3b(日本エッ
チング(株)製、エッチング柄HN463相当)であ
る。
【0034】また、図12は、流線パターン表面転写接
着シート3a,3b(日本エッチング(株)製、エッチ
ング柄No.8相当)である。図12に示す流線パター
ンでは、ICチップ7に対応する部分において目模様が
細かくなっている。上述したように、ICチップ7の周
辺部には特に空気が残留しやすい。ICチップ7と対応
する部分のパターン目模様を細かいものとすることで、
ICチップ7周辺部に残留する空気を効率よく除去する
ことができる。また、図13に示すように、各種アンテ
ナ回路に準じたパターンを形成したアンテナ回路表面転
写シートとしてもよい。
着シート3a,3b(日本エッチング(株)製、エッチ
ング柄No.8相当)である。図12に示す流線パター
ンでは、ICチップ7に対応する部分において目模様が
細かくなっている。上述したように、ICチップ7の周
辺部には特に空気が残留しやすい。ICチップ7と対応
する部分のパターン目模様を細かいものとすることで、
ICチップ7周辺部に残留する空気を効率よく除去する
ことができる。また、図13に示すように、各種アンテ
ナ回路に準じたパターンを形成したアンテナ回路表面転
写シートとしてもよい。
【0035】さらに、この接着シート3a,3bには、
凹凸パターンとして、上述した梨地模様等の地模様に加
えてストライプ状の溝11が形成されていることが好ま
しい。接着シート3a,3bに凹凸パターンとしてスト
ライプ状の溝11が形成されていることで、脱気効率が
上がり、構成部材間に残留する空気をなくして、気泡に
よるカード表面の膨らみのない平滑なICカード1を得
ることができる。
凹凸パターンとして、上述した梨地模様等の地模様に加
えてストライプ状の溝11が形成されていることが好ま
しい。接着シート3a,3bに凹凸パターンとしてスト
ライプ状の溝11が形成されていることで、脱気効率が
上がり、構成部材間に残留する空気をなくして、気泡に
よるカード表面の膨らみのない平滑なICカード1を得
ることができる。
【0036】この溝11は、図14に示すように、例え
ば厚さが100μm〜300μmの接着シート3a,3
bに対して、幅(w)が20μm〜300μm、深さ
(d)が10μm〜50μmの溝11が1mm〜5mm
のピッチ(p)で形成されていることが好ましい。
ば厚さが100μm〜300μmの接着シート3a,3
bに対して、幅(w)が20μm〜300μm、深さ
(d)が10μm〜50μmの溝11が1mm〜5mm
のピッチ(p)で形成されていることが好ましい。
【0037】溝11の幅や深さが上記の範囲よりも小さ
い値だと、脱気を十分に行うことができず、構成部材間
に空気が残留してしまうおそれがある。また、溝11の
幅や深さが上記の範囲よりも大きい値だと、溝11を形
成した場合においても接着シート3a,3bの腰の強さ
(剛性)が低下してしまう。したがって、溝11の幅や
深さを上記の範囲とすることで、積層構成部材間の空気
を十分に脱気することができとともに、溝11を形成し
た場合においても接着シート3a,3bの腰の強さ(剛
性)をできるだけ維持することができる。また、転写に
よる接着シート3a,3bへの溝11形成時のハンドリ
ング性においても容易なものとなる。
い値だと、脱気を十分に行うことができず、構成部材間
に空気が残留してしまうおそれがある。また、溝11の
幅や深さが上記の範囲よりも大きい値だと、溝11を形
成した場合においても接着シート3a,3bの腰の強さ
(剛性)が低下してしまう。したがって、溝11の幅や
深さを上記の範囲とすることで、積層構成部材間の空気
を十分に脱気することができとともに、溝11を形成し
た場合においても接着シート3a,3bの腰の強さ(剛
性)をできるだけ維持することができる。また、転写に
よる接着シート3a,3bへの溝11形成時のハンドリ
ング性においても容易なものとなる。
【0038】特に、溝11の深さについては、10μm
よりも浅いと、構成部材を積層して熱プレスした際に、
溝11が潰れてしまうおそれがある。溝11が潰れてし
まうと、脱気のための隙間がなくなり、積層構成部材間
に残留する空気を十分に脱気することができない。溝1
1の深さを10μm〜50μmの範囲とすることで、構
成部材を積層して熱プレスした際においても溝11が完
全に潰れてしまうことがなく、脱気のための隙間を確保
することができる。
よりも浅いと、構成部材を積層して熱プレスした際に、
溝11が潰れてしまうおそれがある。溝11が潰れてし
まうと、脱気のための隙間がなくなり、積層構成部材間
に残留する空気を十分に脱気することができない。溝1
1の深さを10μm〜50μmの範囲とすることで、構
成部材を積層して熱プレスした際においても溝11が完
全に潰れてしまうことがなく、脱気のための隙間を確保
することができる。
【0039】また、この溝11は、アンテナ基板2上に
形成されているアンテナ回路5の配線と略直行するよう
に形成することが好ましい。アンテナ回路5の配線と略
直行するように溝11を形成することで、脱気を効率よ
く行うことができる。なお、図4に示すように、アンテ
ナ回路5は、略長方形状のアンテナ基板2の外形にほぼ
沿うようにして形成されている。そこで、このICカー
ド1では、アンテナ基板2の長辺に沿って形成されたア
ンテナ回路5と、アンテナ基板2の短辺に沿って形成さ
れたアンテナ回路5とのうち長い方、すなわちアンテナ
基板2の長辺に沿って形成されたアンテナ回路5と、接
着シート3a,3bに形成された溝11とが略直交する
ように、溝11を形成している。
形成されているアンテナ回路5の配線と略直行するよう
に形成することが好ましい。アンテナ回路5の配線と略
直行するように溝11を形成することで、脱気を効率よ
く行うことができる。なお、図4に示すように、アンテ
ナ回路5は、略長方形状のアンテナ基板2の外形にほぼ
沿うようにして形成されている。そこで、このICカー
ド1では、アンテナ基板2の長辺に沿って形成されたア
ンテナ回路5と、アンテナ基板2の短辺に沿って形成さ
れたアンテナ回路5とのうち長い方、すなわちアンテナ
基板2の長辺に沿って形成されたアンテナ回路5と、接
着シート3a,3bに形成された溝11とが略直交する
ように、溝11を形成している。
【0040】さらに、図14に示すように、接着シート
3a,3bの両面で溝11を互い違いにずらして形成す
ることが好ましい。接着シート3a,3bの両面で溝1
1をずらして形成することにより、溝11の深さを深く
することができ、脱気効果が向上する。
3a,3bの両面で溝11を互い違いにずらして形成す
ることが好ましい。接着シート3a,3bの両面で溝1
1をずらして形成することにより、溝11の深さを深く
することができ、脱気効果が向上する。
【0041】さらに、図15に示すように、この溝11
を全て同じ深さとするのではなく、溝11に傾斜をつけ
て、カード中心側では溝深さを浅くし、外側に向かうに
つれて溝深さを深くすることも有効である。溝11に傾
斜をつけることで、積層構成部材の熱プレスの際に、構
成部材間に残存する空気は、中心部から外側に向かって
徐々に、すなわち溝11の傾斜に沿って外部に排出、除
去される。このとき、空気は溝11の傾斜に沿って外部
に排出されるので、内側に残存する空気を導きやすくな
り、残存空気の除去を効果的に行うことができる。
を全て同じ深さとするのではなく、溝11に傾斜をつけ
て、カード中心側では溝深さを浅くし、外側に向かうに
つれて溝深さを深くすることも有効である。溝11に傾
斜をつけることで、積層構成部材の熱プレスの際に、構
成部材間に残存する空気は、中心部から外側に向かって
徐々に、すなわち溝11の傾斜に沿って外部に排出、除
去される。このとき、空気は溝11の傾斜に沿って外部
に排出されるので、内側に残存する空気を導きやすくな
り、残存空気の除去を効果的に行うことができる。
【0042】なお、このような傾斜溝11の頂点、すな
わち、溝深さが最も浅い部分は、必ずしもカード中心部
とは限らない。効率よい脱気を行うためには、アンテナ
基板2上へのICチップ7やアンテナ回路5の配置等の
特性デザインに対し、溝11の傾斜形状を必要に応じて
適宜変更することも可能である。
わち、溝深さが最も浅い部分は、必ずしもカード中心部
とは限らない。効率よい脱気を行うためには、アンテナ
基板2上へのICチップ7やアンテナ回路5の配置等の
特性デザインに対し、溝11の傾斜形状を必要に応じて
適宜変更することも可能である。
【0043】以上、説明してきたように、接着シート3
a,3bに地模様又は溝11の凹凸パターンを形成する
ことによって、積層された構成部材間に残存する空気を
逃がすことができる。これにより、構成部材を熱プレス
により接着した後において、残存空気による気泡の発生
を防いで、当該気泡によってカード表面に現れる膨らみ
を無くすことができ、表面性に優れたICカード1を得
ることができる。
a,3bに地模様又は溝11の凹凸パターンを形成する
ことによって、積層された構成部材間に残存する空気を
逃がすことができる。これにより、構成部材を熱プレス
により接着した後において、残存空気による気泡の発生
を防いで、当該気泡によってカード表面に現れる膨らみ
を無くすことができ、表面性に優れたICカード1を得
ることができる。
【0044】しかしながら、積層された構成部材間にお
いて、アンテナ基板2上に実装されて凸となっているI
Cチップ7の周辺部分は、最も空気が残存しやすいとこ
ろである。ICチップ7の周辺部分に残存する空気は、
上述したような接着シート3a,3bに形成された地模
様又は溝11だけでは完全に除去することができない。
いて、アンテナ基板2上に実装されて凸となっているI
Cチップ7の周辺部分は、最も空気が残存しやすいとこ
ろである。ICチップ7の周辺部分に残存する空気は、
上述したような接着シート3a,3bに形成された地模
様又は溝11だけでは完全に除去することができない。
【0045】そこで、本発明では、図16及び図17に
示すように、上述したような地模様又は溝11に加え
て、接着シート3a,3bのICチップ7と対応する部
分に凹み12を形成することが好ましい。ICチップ7
と対応する接着シート3a,3bの部分に凹み12を形
成することで、最も除去しにくい、ICチップ7の周辺
部分に残存する空気を除去することができる。これによ
り、積層された構成部材間に残存する空気をほぼ完全に
逃がすことができ、構成部材を熱プレスにより接着した
後において、残存空気による気泡によってカード表面に
現れる膨らみをほぼ完全に無くすことができ、表面性に
優れたICカード1を得ることができる。
示すように、上述したような地模様又は溝11に加え
て、接着シート3a,3bのICチップ7と対応する部
分に凹み12を形成することが好ましい。ICチップ7
と対応する接着シート3a,3bの部分に凹み12を形
成することで、最も除去しにくい、ICチップ7の周辺
部分に残存する空気を除去することができる。これによ
り、積層された構成部材間に残存する空気をほぼ完全に
逃がすことができ、構成部材を熱プレスにより接着した
後において、残存空気による気泡によってカード表面に
現れる膨らみをほぼ完全に無くすことができ、表面性に
優れたICカード1を得ることができる。
【0046】なお、このICチップ7部の凹み12は、
上述した、ICチップ7の周辺部分に残存する空気の除
去という目的を達成するために、溝11によって外部と
接続されていることが必要である。
上述した、ICチップ7の周辺部分に残存する空気の除
去という目的を達成するために、溝11によって外部と
接続されていることが必要である。
【0047】また、ICチップ7部の凹み12の形状と
しては、例えば図18に示すように、略中心部が盛り上
がった円錐形状とすることが好ましい。ICチップ7部
の凹み12を略中心部が盛り上がった円錐形状とするこ
とで、積層構成部材の熱プレスの際に、ICチップ7周
辺部に残存する空気は、凹み12の中心部から外側に向
かって徐々に、すなわち円錐部分の傾斜に沿って外部に
排出、除去される。
しては、例えば図18に示すように、略中心部が盛り上
がった円錐形状とすることが好ましい。ICチップ7部
の凹み12を略中心部が盛り上がった円錐形状とするこ
とで、積層構成部材の熱プレスの際に、ICチップ7周
辺部に残存する空気は、凹み12の中心部から外側に向
かって徐々に、すなわち円錐部分の傾斜に沿って外部に
排出、除去される。
【0048】凹み12の大きさは、ICチップ7の大き
さにもよるが、例えば底面外形における深さを50μm
〜150μm程度の範囲とし、円錐頂点部における凹み
12深さを0〜50μm程度の範囲とする。
さにもよるが、例えば底面外形における深さを50μm
〜150μm程度の範囲とし、円錐頂点部における凹み
12深さを0〜50μm程度の範囲とする。
【0049】なお、凹み12の形状は、図18に示した
ような円錐に限られるものではなく、四角錐、三角錐の
ような錐体形状をもつものであればよい。また、錐体の
頂点部の位置についても、凹み12部分の中心部に限ら
れるものではなく、凹み12形状範囲内で中心以外の任
意の点でもよい。
ような円錐に限られるものではなく、四角錐、三角錐の
ような錐体形状をもつものであればよい。また、錐体の
頂点部の位置についても、凹み12部分の中心部に限ら
れるものではなく、凹み12形状範囲内で中心以外の任
意の点でもよい。
【0050】さらに、図19に示すように、凹み12部
分の残留空気を外部へ排出するための溝11に傾斜をつ
けることもできる。溝11に傾斜をつけることで、凹み
12部分に残留する空気は、当該溝11の傾斜に沿って
外部に排出されるので、凹み12部分に残存する空気を
外部へと導きやすくなり、残存空気の除去を効果的に行
うことができる。
分の残留空気を外部へ排出するための溝11に傾斜をつ
けることもできる。溝11に傾斜をつけることで、凹み
12部分に残留する空気は、当該溝11の傾斜に沿って
外部に排出されるので、凹み12部分に残存する空気を
外部へと導きやすくなり、残存空気の除去を効果的に行
うことができる。
【0051】以上、説明したように、本発明に係るIC
カード1では、ICチップ7と対応する接着シート3
a,3bの部分に凹み12を形成することで、これまで
最も除去しにくかった、ICチップ7の周辺部分に残存
する空気をほぼ完全に除去することができる。これによ
り、積層された構成部材間に残存する空気をほぼ完全に
逃がすことができ、構成部材を熱プレスにより接着した
後において、残存空気による気泡によってカード表面に
現れる膨らみをほぼ完全に無くすことができ、表面性に
優れたICカード1を得ることができる。
カード1では、ICチップ7と対応する接着シート3
a,3bの部分に凹み12を形成することで、これまで
最も除去しにくかった、ICチップ7の周辺部分に残存
する空気をほぼ完全に除去することができる。これによ
り、積層された構成部材間に残存する空気をほぼ完全に
逃がすことができ、構成部材を熱プレスにより接着した
後において、残存空気による気泡によってカード表面に
現れる膨らみをほぼ完全に無くすことができ、表面性に
優れたICカード1を得ることができる。
【0052】そして、このようなICカードは、図20
に示すような熱プレス装置を用いて以下のようにして製
造される。
に示すような熱プレス装置を用いて以下のようにして製
造される。
【0053】まず、凹凸パターンを転写形成しようとす
る枚葉サイズの接着シート材3を、アッパープレート2
0aとロアプレート20bとから構成される凹凸パター
ン転写プレート20の間に挿入してセットする。この接
着シート材3は、例えば熱可塑性接着剤(ホットメル
ト)又は熱可塑性樹脂等からなる。また、アッパープレ
ート20a及びロアプレート20bの、接着シート材3
と対向する側には、接着シート材3に形成しようとする
所望の凹凸パターンに応じた凹凸パターンが形成されて
いる。また、ロアプレート20bの少なくとも2方に
は、接着シート材3の所望とする厚さと略等しい厚みの
メタルテープかららるGap突き当て部21が形成され
ており、接着シート材3は、このGap突き当て部21
に合わせた位置にセットされる。そして、接着シート材
3が挿入された凹凸パターン転写プレート20は、プレ
ートガイド22にしたがって熱プレス部23の所望の位
置にセットされる。
る枚葉サイズの接着シート材3を、アッパープレート2
0aとロアプレート20bとから構成される凹凸パター
ン転写プレート20の間に挿入してセットする。この接
着シート材3は、例えば熱可塑性接着剤(ホットメル
ト)又は熱可塑性樹脂等からなる。また、アッパープレ
ート20a及びロアプレート20bの、接着シート材3
と対向する側には、接着シート材3に形成しようとする
所望の凹凸パターンに応じた凹凸パターンが形成されて
いる。また、ロアプレート20bの少なくとも2方に
は、接着シート材3の所望とする厚さと略等しい厚みの
メタルテープかららるGap突き当て部21が形成され
ており、接着シート材3は、このGap突き当て部21
に合わせた位置にセットされる。そして、接着シート材
3が挿入された凹凸パターン転写プレート20は、プレ
ートガイド22にしたがって熱プレス部23の所望の位
置にセットされる。
【0054】熱プレス部23に凹凸パターン転写プレー
ト20がセットされたら、次に、熱プレス部23にある
作動スタートボタンを押すことで、熱プレスプレート2
4が下降し、加圧シリンダー25によって接着シート材
3と凹凸パターン転写プレート20とが全面で加圧接触
する。なお、この熱プレスプレート24は、予め制御ボ
ックス26で設定された熱プレス温度にコントロールさ
れている。熱プレス温度と加圧力とが凹凸パターン転写
プレート20に伝わり、熱プレスによって所望の凹凸パ
ターンが接着シート材3に転写される。
ト20がセットされたら、次に、熱プレス部23にある
作動スタートボタンを押すことで、熱プレスプレート2
4が下降し、加圧シリンダー25によって接着シート材
3と凹凸パターン転写プレート20とが全面で加圧接触
する。なお、この熱プレスプレート24は、予め制御ボ
ックス26で設定された熱プレス温度にコントロールさ
れている。熱プレス温度と加圧力とが凹凸パターン転写
プレート20に伝わり、熱プレスによって所望の凹凸パ
ターンが接着シート材3に転写される。
【0055】このとき、押し付けられた凹凸パターン転
写プレート20では、ロアプレート20bに形成された
ギャップ突き当て部21にアッパープレート20aが突
き当てられる。接着シート材3は、このロアプレート2
0bとアッパープレート20aとの間で押し延ばされ
て、必要とする厚みの接着シート材3となる。
写プレート20では、ロアプレート20bに形成された
ギャップ突き当て部21にアッパープレート20aが突
き当てられる。接着シート材3は、このロアプレート2
0bとアッパープレート20aとの間で押し延ばされ
て、必要とする厚みの接着シート材3となる。
【0056】このアッパープレート20aとロアプレー
ト20bとの突き当てによる方法によると、従来のプレ
ート用ロットガイド方式のプレス方式と比較すると、構
造がシンプルで、熱伝導、温度サイクルでの精度影響が
少なく均一な厚みの凹凸パターン転写シートを作ること
ができる。
ト20bとの突き当てによる方法によると、従来のプレ
ート用ロットガイド方式のプレス方式と比較すると、構
造がシンプルで、熱伝導、温度サイクルでの精度影響が
少なく均一な厚みの凹凸パターン転写シートを作ること
ができる。
【0057】次に、熱プレスされた凹凸パターン転写プ
レート20は、プレートガイド22によって冷却部27
にスライド搬送される。冷却部27に搬送された凹凸パ
ターン転写プレート20は、シリンダ28によって冷却
プレート29で上下から挟まれ、冷却プレート29の全
面と接触することにより急冷される。この冷却プレート
29は、制御ボックス30及び冷却器31によって所定
の温度に冷却されている。
レート20は、プレートガイド22によって冷却部27
にスライド搬送される。冷却部27に搬送された凹凸パ
ターン転写プレート20は、シリンダ28によって冷却
プレート29で上下から挟まれ、冷却プレート29の全
面と接触することにより急冷される。この冷却プレート
29は、制御ボックス30及び冷却器31によって所定
の温度に冷却されている。
【0058】急冷された凹凸パターン転写プレート20
を開くと、接着シート材3が所望の厚さとなるととも
に、所望の凹凸パターンが転写形成されて接着シート3
a,3bが得られる。
を開くと、接着シート材3が所望の厚さとなるととも
に、所望の凹凸パターンが転写形成されて接着シート3
a,3bが得られる。
【0059】図21に、凹凸パターンとしてストライプ
状の溝が形成された枚葉サイズの接着シート3a,3b
の一例を示す。図21では、1枚の枚葉サイズ接着シー
ト3a,3bに、3×6=18枚分のカードパターン3
cが形成されており、それぞれのカードパターン3cに
対応して独立した凹凸パターンが形成されている。ここ
では、凹凸パターンとして、表面に形成された地模様及
びストライプ状の溝11と、ICチップに対応する部分
に凹み12とが形成されている。凹凸パターンは、カー
ド打ち抜き寸法より3mm〜5mm程度大きな範囲で形
成されており、カード打ち抜き位置に合致する寸法ピッ
チで形成されている。
状の溝が形成された枚葉サイズの接着シート3a,3b
の一例を示す。図21では、1枚の枚葉サイズ接着シー
ト3a,3bに、3×6=18枚分のカードパターン3
cが形成されており、それぞれのカードパターン3cに
対応して独立した凹凸パターンが形成されている。ここ
では、凹凸パターンとして、表面に形成された地模様及
びストライプ状の溝11と、ICチップに対応する部分
に凹み12とが形成されている。凹凸パターンは、カー
ド打ち抜き寸法より3mm〜5mm程度大きな範囲で形
成されており、カード打ち抜き位置に合致する寸法ピッ
チで形成されている。
【0060】また、図22に示すように、それぞれのカ
ードパターン3cは、凸状態で形成されており、それぞ
れのカードパターンに、凹凸パターンとしての溝11
が、熱プレスにおける圧縮接着高さよりも低い厚さとな
えるように形成されている。また、カードパターン3p
の四方には、脱気のため空気通路3dが確保されてい
る。
ードパターン3cは、凸状態で形成されており、それぞ
れのカードパターンに、凹凸パターンとしての溝11
が、熱プレスにおける圧縮接着高さよりも低い厚さとな
えるように形成されている。また、カードパターン3p
の四方には、脱気のため空気通路3dが確保されてい
る。
【0061】以上のようにして、凹凸パターンが転写さ
れた枚葉サイズの接着シート3a,3bが得られる。
れた枚葉サイズの接着シート3a,3bが得られる。
【0062】次に、図23に示すように、接着シート3
a,3bと同様に18枚分のカードパターンでアンテナ
回路5等が形成され、ICチップが実装された、枚葉サ
イズのアンテナ基板2を、枚葉サイズの接着シート3a
と接着シート3aとで両側から丁合いし挟み込む。さら
に、接着シート3a,3bの外側を、枚葉サイズの外装
シート4aと外装シート4bとで丁合いし挟み込む。こ
れを積層構成部材とする。
a,3bと同様に18枚分のカードパターンでアンテナ
回路5等が形成され、ICチップが実装された、枚葉サ
イズのアンテナ基板2を、枚葉サイズの接着シート3a
と接着シート3aとで両側から丁合いし挟み込む。さら
に、接着シート3a,3bの外側を、枚葉サイズの外装
シート4aと外装シート4bとで丁合いし挟み込む。こ
れを積層構成部材とする。
【0063】次に、図24に示すように、この積層構成
部材を積層接着プレート32の所望の位置にセットす
る。積層接着プレート32にセットされた積層構成部材
は、予熱部33で例えば120℃に予熱される。予熱が
完了した後、積層接着プレート32は熱プレス部23の
真下にセットされる。
部材を積層接着プレート32の所望の位置にセットす
る。積層接着プレート32にセットされた積層構成部材
は、予熱部33で例えば120℃に予熱される。予熱が
完了した後、積層接着プレート32は熱プレス部23の
真下にセットされる。
【0064】すると熱プレスプレート24が下降し、積
層接着プレート32の上下面に全面接触するように配さ
れる。なお、この熱プレスプレート24は、設定された
熱プレス温度に予めコントロールされている。そして、
熱プレスプレート24は、積層接着プレート32を加圧
することによって積層構成部材を加圧し、この熱プレス
によって積層接着が行われる。
層接着プレート32の上下面に全面接触するように配さ
れる。なお、この熱プレスプレート24は、設定された
熱プレス温度に予めコントロールされている。そして、
熱プレスプレート24は、積層接着プレート32を加圧
することによって積層構成部材を加圧し、この熱プレス
によって積層接着が行われる。
【0065】このとき、構成部材間に残存する空気は、
接着シート材3に形成された凹凸パターンによって外部
に排出、除去される。なお、熱プレス工程の直前に、積
層構成部材間を2秒〜10秒間の範囲で真空引きするこ
とで、脱気効果をより高めることができる。
接着シート材3に形成された凹凸パターンによって外部
に排出、除去される。なお、熱プレス工程の直前に、積
層構成部材間を2秒〜10秒間の範囲で真空引きするこ
とで、脱気効果をより高めることができる。
【0066】熱プレス部23で積層接着が完了した積層
接着プレート32は、冷却部27に搬送され、冷却プレ
ート29で上下から挟まれ、冷却プレート29の全面と
接触することにより急冷される。
接着プレート32は、冷却部27に搬送され、冷却プレ
ート29で上下から挟まれ、冷却プレート29の全面と
接触することにより急冷される。
【0067】積層接着完了のカード積層接着完了品は、
カード外形打ち抜き金型でカード1枚形状に打ち抜くこ
とにより、ICカード1が完成する。
カード外形打ち抜き金型でカード1枚形状に打ち抜くこ
とにより、ICカード1が完成する。
【0068】このように、接着シート材3に凹凸パター
ンを形成することで、熱プレスの際に、積層構成部材間
に残存する空気をほぼ完全に逃がすことができ、構成部
材を熱プレスにより接着した後において、残存空気によ
る気泡によってカード表面に現れる膨らみをほぼ完全に
無くすことができ、表面性に優れたICカード1を得る
ことができる。
ンを形成することで、熱プレスの際に、積層構成部材間
に残存する空気をほぼ完全に逃がすことができ、構成部
材を熱プレスにより接着した後において、残存空気によ
る気泡によってカード表面に現れる膨らみをほぼ完全に
無くすことができ、表面性に優れたICカード1を得る
ことができる。
【0069】なお、上述した実施の形態では、枚葉サイ
ズの構成部材を用いてICカードを製造する場合を例に
挙げて説明したが、以下に示すように、フープ状の構成
部材を用い、図25に示すような装置によってICカー
ド1を製造することも可能である。
ズの構成部材を用いてICカードを製造する場合を例に
挙げて説明したが、以下に示すように、フープ状の構成
部材を用い、図25に示すような装置によってICカー
ド1を製造することも可能である。
【0070】まず、送りローラ40によって、フープ状
のアンテナ基板2は、フープ状の接着シート3a,3b
によって挟み込まれる。このアンテナ基板2及び接着シ
ート3a,3bは、予備加熱部41に送られる。その
際、接着シート3a,3bの外側に配されるフープ状の
外装材4a,4bも、同駆動のスプロケットローラ42
によって予備加熱部41に同調送りされて、接着シート
の外側に配されて積層構成部材とされる。この積層構成
部材は、予備加熱部41で加熱され、予備軟化される。
のアンテナ基板2は、フープ状の接着シート3a,3b
によって挟み込まれる。このアンテナ基板2及び接着シ
ート3a,3bは、予備加熱部41に送られる。その
際、接着シート3a,3bの外側に配されるフープ状の
外装材4a,4bも、同駆動のスプロケットローラ42
によって予備加熱部41に同調送りされて、接着シート
の外側に配されて積層構成部材とされる。この積層構成
部材は、予備加熱部41で加熱され、予備軟化される。
【0071】次に、予備加熱部41で予備軟化されたフ
ープ状の積層構成部材は、ニップローラ43による熱プ
レスによって積層接着され、所望の厚みのカード積層接
着完了品が得られる。なお、このニップローラ43は、
例えば油等の液体熱媒体によって所定の設定温度に保た
れている。そして、得られたカード積層接着完了品は、
送りスプロケットローラ44にて図示しないカード外形
打ち抜き金型に送られ、当該カード外形打ち抜き金型で
カード1枚形状に打ち抜くことにより、ICカード1が
完成する。
ープ状の積層構成部材は、ニップローラ43による熱プ
レスによって積層接着され、所望の厚みのカード積層接
着完了品が得られる。なお、このニップローラ43は、
例えば油等の液体熱媒体によって所定の設定温度に保た
れている。そして、得られたカード積層接着完了品は、
送りスプロケットローラ44にて図示しないカード外形
打ち抜き金型に送られ、当該カード外形打ち抜き金型で
カード1枚形状に打ち抜くことにより、ICカード1が
完成する。
【0072】このように、フープ状の構成部材を用いた
場合であっても、接着シート材3に凹凸パターンを形成
することで、熱プレスの際に、積層構成部材間に残存す
る空気をほぼ完全に逃がすことができ、構成部材を熱プ
レスにより接着した後において、残存空気による気泡に
よってカード表面に現れる膨らみをほぼ完全に無くすこ
とができ、表面性に優れたICカード1を得ることがで
きる。
場合であっても、接着シート材3に凹凸パターンを形成
することで、熱プレスの際に、積層構成部材間に残存す
る空気をほぼ完全に逃がすことができ、構成部材を熱プ
レスにより接着した後において、残存空気による気泡に
よってカード表面に現れる膨らみをほぼ完全に無くすこ
とができ、表面性に優れたICカード1を得ることがで
きる。
【0073】
【発明の効果】本発明では、接着シートに凹凸パターン
を形成することで、熱プレスの際に、積層構成部材間に
残存する空気をほぼ完全に逃がすことができ、構成部材
を熱プレスにより接着した後において、残存空気による
気泡によってカード表面に現れる膨らみをほぼ完全に無
くすことができる。これにより、本発明では、表面性に
優れたICカードを得ることができる。
を形成することで、熱プレスの際に、積層構成部材間に
残存する空気をほぼ完全に逃がすことができ、構成部材
を熱プレスにより接着した後において、残存空気による
気泡によってカード表面に現れる膨らみをほぼ完全に無
くすことができる。これにより、本発明では、表面性に
優れたICカードを得ることができる。
【0074】また、本発明では、接着シートをカード積
層構成部材の接着に用いることで、構成部材丁合い積層
後に長時間(5分〜30分)要していた積層間真空が不
要、あるいは2秒〜10秒間に短縮することができる。
また、これまで特殊取り扱いが必要だった接着シート
を、一般の構成部材としてハンドリングでき、これまで
の部品組立て方式で組立てられるので、設備の簡素化、
生産タクト短縮が見込まれる。これにより、生産性が向
上するほか、不良品の発生が無くなり歩留りが向上す
る。
層構成部材の接着に用いることで、構成部材丁合い積層
後に長時間(5分〜30分)要していた積層間真空が不
要、あるいは2秒〜10秒間に短縮することができる。
また、これまで特殊取り扱いが必要だった接着シート
を、一般の構成部材としてハンドリングでき、これまで
の部品組立て方式で組立てられるので、設備の簡素化、
生産タクト短縮が見込まれる。これにより、生産性が向
上するほか、不良品の発生が無くなり歩留りが向上す
る。
【0075】さらに本発明では、ICカードの複雑特殊
なアンテナ回路に応じた凹凸パターンを有する接着シー
トが製作されるため、ICカード重要特性のアンテナ特
性を損なわないアンテナ回路設計ができる。
なアンテナ回路に応じた凹凸パターンを有する接着シー
トが製作されるため、ICカード重要特性のアンテナ特
性を損なわないアンテナ回路設計ができる。
【図1】本発明に係るICカードの一構成例を示す積層
展開図である。
展開図である。
【図2】本発明に係るICカードの一構成例を示す一部
積層展開図である。
積層展開図である。
【図3】ハーフサイズのアンテナ基板の例を示す斜視図
である。
である。
【図4】フルサイズのアンテナ基板の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】積層構成部材間に空気が残留している状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】積層構成部材間に残留する空気を真空引きして
いる様子を示す図である。
いる様子を示す図である。
【図7】接着シート表面に形成される凹凸パターンの一
構成例を示す斜視図である。
構成例を示す斜視図である。
【図8】接着シート表面に形成される凹凸パターンの一
構成例を示す斜視図である。
構成例を示す斜視図である。
【図9】接着シート表面に形成される凹凸パターンの一
構成例を示す斜視図である。
構成例を示す斜視図である。
【図10】接着シート表面に形成される凹凸パターンの
一構成例を示す斜視図である。
一構成例を示す斜視図である。
【図11】接着シート表面に形成される凹凸パターンの
一構成例を示す斜視図である。
一構成例を示す斜視図である。
【図12】接着シート表面に形成される凹凸パターンの
一構成例を示す斜視図である。
一構成例を示す斜視図である。
【図13】接着シート表面に形成される凹凸パターンの
一構成例を示す斜視図である。
一構成例を示す斜視図である。
【図14】接着シート表面に溝が形成されている状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図15】図14中、X1−X2線における断面図であ
る。
る。
【図16】接着シートに凹み部が形成されている状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図17】接着シートに凹み部が形成されている状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図18】図16中、X3−X4線における断面図であ
る。
る。
【図19】図17中、X5−X6線における断面図であ
る。
る。
【図20】接着シートに凹凸パターンを形成する熱プレ
ス装置の一例を示す図である。
ス装置の一例を示す図である。
【図21】凹凸パターンが形成された接着シートの様子
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図22】図21中、X7−X8における断面図である。
【図23】枚葉サイズの構成部材が積層された状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図24】積層構成部材を接着する熱プレス装置の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図25】積層構成部材を接着する熱プレス装置の他の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図26】従来のICカードにおいて、積層構成部材間
に空気溜まりが発生した状態を示す断面図である。
に空気溜まりが発生した状態を示す断面図である。
【図27】従来のICカードにおいて、カード表面に膨
らみが発生した状態を示す斜視図である。
らみが発生した状態を示す斜視図である。
1 ICカード、 2 アンテナ基板、 3a,3b
接着シート、 4a,4b 外装材、 5 アンテナ回
路、 6 ACF導電膜、 7 ICチップ、8 接着
材、 9 強化板、 10 溝、 11 凹み
接着シート、 4a,4b 外装材、 5 アンテナ回
路、 6 ACF導電膜、 7 ICチップ、8 接着
材、 9 強化板、 10 溝、 11 凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小幡 享子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 工藤 孝夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA07 MA12 MA14 MA19 MB08 NA08 NA09 RA04 RA08 RA12 5B035 AA07 BA04 BA05 BB09 BC00 CA01 CA23
Claims (18)
- 【請求項1】 ICチップ及びアンテナ回路が実装され
た基板が、少なくとも一対のフィルムで挟み込まれてな
るICカードであって、 上記一対のフィルムには、少なくとも上記基板と対向す
る面に、脱気のための凹凸パターンが形成されているこ
とを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 上記基板は、一対の接着フィルムを介し
て一対の外装フィルムによって挟み込まれてなり、 上記フィルムとして、上記接着フィルムの両面に凹凸パ
ターンが形成されていることを特徴とする請求項1記載
のICカード。 - 【請求項3】 上記凹凸パターンは、上記アンテナ回路
と略直交するように形成されていることを特徴とする請
求項1記載のICカード。 - 【請求項4】 上記凹凸パターンは、上記フィルムの表
面に形成された地模様であることを特徴とする請求項1
記載のICカード。 - 【請求項5】 上記凹凸パターンは、ストライプ状に形
成された溝であることを特徴とする請求項1記載のIC
カード。 - 【請求項6】 上記溝は、上記フィルムの両面に形成さ
れ、両面で互い違いとなるように形成されていることを
特徴とする請求項5記載のICカード。 - 【請求項7】 上記溝は、内側から外側に向かって次第
に深さが深くなるように、傾斜を有して形成されている
ことを特徴とする請求項5記載のICカード。 - 【請求項8】 上記フィルムの、上記ICチップと対応
する部分に、凹みが形成されていることを特徴とする請
求項1記載のICカード。 - 【請求項9】 上記凹みは、内側から外側に向かって次
第に深さが深くなるように、錐体状に形成されているこ
とを特徴とする請求項8記載のICカード。 - 【請求項10】 ICチップ及びアンテナ回路が実装さ
れた基板が、少なくとも一対のフィルムで挟み込まれて
なるICカードの製造方法であって、 上記一対のフィルムの、少なくとも上記基板と対向する
面に、脱気のため凹凸パターンを形成する凹凸パターン
形成工程と、 凹凸パターンが形成された上記一対のフィルムで上記基
板を挟み込んで封止する封止工程とを有し、 上記封止工程において、基板とフィルムとの間に残存す
る空気が、フィルムに形成された凹凸パターンを通じて
外部へ排出されることを特徴とするICカードの製造方
法。 - 【請求項11】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記フィルムとして一対の接着フィルムの両面に凹凸パ
ターンを形成し、 上記封止工程において、上記基板を、凹凸パターンが両
面に形成された一対の接着フィルムを介して、一対の外
装フィルムで挟み込んで封止することを特徴とする請求
項10記載のICカードの製造方法。 - 【請求項12】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記凹凸パターンを、上記アンテナ回路と略直交するよ
うに形成することを特徴とする請求項10記載のICカ
ードの製造方法。 - 【請求項13】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記凹凸パターンは、上記フィルムの表面に形成された
地模様であることを特徴とする請求項10記載のICカ
ードの製造方法。 - 【請求項14】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記凹凸パターンは、ストライプ状に形成された溝であ
ることを特徴とする請求項10記載のICカードの製造
方法。 - 【請求項15】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記溝を、上記フィルムの両面に形成され、両面で互い
違いとなるように形成することを特徴とする請求項14
記載のICカードの製造方法。 - 【請求項16】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記溝を、内側から外側に向かって次第に深さが深くな
るように、傾斜を有して形成することを特徴とする請求
項14記載のICカードの製造方法。 - 【請求項17】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記フィルムの上記ICチップと対応する部分に、凹み
を形成することを特徴とする請求項10記載のICカー
ドの製造方法。 - 【請求項18】 上記凹凸パターン形成工程において、
上記凹みを、内側から外側に向かって次第に深さが深く
なるように、錐体状に形成することを特徴とする請求項
17記載のICカードの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000301404A JP2002109491A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | Icカード及びその製造方法 |
| EP01122014A EP1195715A3 (en) | 2000-09-29 | 2001-09-13 | Non-contacting type IC card and method for fabricating the same |
| SG200105619A SG125057A1 (en) | 2000-09-29 | 2001-09-13 | Non-contacting type ic card and method for fabricating the same |
| US09/961,880 US6522549B2 (en) | 2000-09-29 | 2001-09-24 | Non-contacting type IC card and method for fabricating the same |
| CN01141223.2A CN1345012A (zh) | 2000-09-29 | 2001-09-28 | 非接触式ic卡及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000301404A JP2002109491A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | Icカード及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002109491A true JP2002109491A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18782943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000301404A Withdrawn JP2002109491A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | Icカード及びその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6522549B2 (ja) |
| EP (1) | EP1195715A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002109491A (ja) |
| CN (1) | CN1345012A (ja) |
| SG (1) | SG125057A1 (ja) |
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| CN109524509A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-26 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 膜片切口密封装置 |
| US10739012B2 (en) | 2016-09-08 | 2020-08-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Home appliance |
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| FI112287B (fi) * | 2000-03-31 | 2003-11-14 | Rafsec Oy | Menetelmä tuoteanturin muodostamiseksi ja tuoteanturi |
| FI111881B (fi) * | 2000-06-06 | 2003-09-30 | Rafsec Oy | Älykorttiraina ja menetelmä sen valmistamiseksi |
| FI112121B (fi) * | 2000-12-11 | 2003-10-31 | Rafsec Oy | Älytarraraina, menetelmä sen valmistamiseksi, menetelmä kantorainan valmistamiseksi ja älytarrarainan älytarran rakenneosa |
| FI111039B (fi) * | 2001-04-06 | 2003-05-15 | Rafsec Oy | Älykorttiraina ja menetelmä sen valmistamiseksi |
| FI112550B (fi) * | 2001-05-31 | 2003-12-15 | Rafsec Oy | Älytarra ja älytarraraina |
| FI117331B (fi) * | 2001-07-04 | 2006-09-15 | Rafsec Oy | Menetelmä ruiskuvaletun tuotteen valmistamiseksi |
| JP3811047B2 (ja) * | 2001-10-19 | 2006-08-16 | 日精樹脂工業株式会社 | Icカードの製造装置及び製造方法 |
| FI119401B (fi) * | 2001-12-21 | 2008-10-31 | Upm Raflatac Oy | Älytarraraina ja menetelmä sen valmistamiseksi |
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