JP2002111465A - 半導体スイッチング装置 - Google Patents

半導体スイッチング装置

Info

Publication number
JP2002111465A
JP2002111465A JP2000363644A JP2000363644A JP2002111465A JP 2002111465 A JP2002111465 A JP 2002111465A JP 2000363644 A JP2000363644 A JP 2000363644A JP 2000363644 A JP2000363644 A JP 2000363644A JP 2002111465 A JP2002111465 A JP 2002111465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fet
source
source potential
current
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000363644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3741949B2 (ja
Inventor
Shunzo Oshima
俊藏 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2000363644A priority Critical patent/JP3741949B2/ja
Priority to US09/908,973 priority patent/US6831821B2/en
Priority to DE60100831T priority patent/DE60100831T2/de
Priority to EP03011026A priority patent/EP1349251A3/en
Priority to CNB011384026A priority patent/CN1162970C/zh
Priority to EP01117632A priority patent/EP1176685B1/en
Priority to KR10-2001-0044508A priority patent/KR100423103B1/ko
Publication of JP2002111465A publication Critical patent/JP2002111465A/ja
Priority to HK02108170.3A priority patent/HK1047355A1/zh
Priority to KR1020030026335A priority patent/KR20030047923A/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP3741949B2 publication Critical patent/JP3741949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H1/00Details of emergency protective circuit arrangements
    • H02H1/04Arrangements for preventing response to transient abnormal conditions, e.g. to lightning or to short duration over voltage or oscillations; Damping the influence of DC component by short circuits in AC networks
    • H02H1/043Arrangements for preventing response to transient abnormal conditions, e.g. to lightning or to short duration over voltage or oscillations; Damping the influence of DC component by short circuits in AC networks to inrush currents
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/08Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
    • H02H3/087Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current for DC applications
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K2017/0806Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage against excessive temperature

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 突入電流が発生していても過電流の検出を
し、不完全短絡が発生した場合の異常電流に対して高速
応答する半導体スイッチング装置を提供する。 【解決手段】 マルチソースFETのメイン電界効果ト
ランジスタ(FET)とリファレンスFETのソース電
位の大小関係を比較する。メインFETのソース電位が
リファレンスFETのソース電位を上回っているときマ
ルチソースFETのゲートに駆動電圧を印可し反対のと
きマルチソースFETのゲートに駆動電圧を遮断する。
さらに、負荷側の電流が過渡的成分を含めて正常範囲に
あるときは、リファレンスFETのソース電位がメイン
FETのソース電位を上回らないようにリファレンスF
ETの電流を制御する回路をリファレンスFETのソー
スと接地間に設置する。このことで、メインFETに流
れる異常電流を検知して、異常電流発生時にはメインF
ETをオン/オフ制御して電流振動を生成し、この電流
振動により、メインFETを遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプ負荷やモー
タ負荷等の突入電流の発生する負荷を流れる電流のスイ
ッチングを行う半導体スイッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源供給制御装置に用いる半導体
スイッチング装置(電力用半導体装置)としては、自動
車においてバッテリからの電源を選択的に各負荷に供給
して、負荷への電力供給をサーマルFETにより制御す
る装置がある。電源供給制御装置は、出力電圧VBを供
給する電源VBにシャント抵抗の一端が接続され、その
他端にサーマルFETのドレイン端子が接続されてい
る。さらに、サーマルFETのソース端子には負荷が接
続されている。ここで、負荷としては、自動車のヘッド
ライトやパワーウィンドウの駆動モータ等々該当する。
電源供給制御装置は、さらに、シャント抵抗を流れる電
流を検出してハードウェア回路によりサーマルFETの
駆動を制御するドライバと、このドライバでモニタした
電流値に基づいてサーマルFETの駆動信号をオン/オ
フ制御するA/D変換器およびマイコン(CPU)とを
備えている。
【0003】半導体スイッチング装置の主デバイスとし
て動作するサーマルFETは、パワーデバイス(主FE
T)、抵抗、温度センサ、ラッチ回路および過熱遮断用
FETを内蔵しており、サーマルFETの接合温度が規
定以上の温度まで上昇した場合には、内蔵するゲート遮
断回路によってサーマルFETを強制的にオフ制御する
過熱遮断機能を備えている。つまり、パワーデバイス
(主FET)が規定以上の温度まで上昇したことが温度
センサによって検出された場合には、その旨の検出情報
がラッチ回路に保持され、ゲート遮断回路としての過熱
遮断用FETがオン動作となることによって、パワーデ
バイスを強制的にオフ制御する。
【0004】また、負荷としてランプ負荷を使用する場
合、ランプ負荷に電圧を印可すると定常的に使用してい
る場合の10倍前後の突入電流が発生する。従来は上記
方法に限らず電流を検出する際には、この突入電流をマ
スクして検出していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源供給制御装置にあっては、電流検出を行うため
に電力の供給経路に直列接続されるシャント抵抗を必要
とした構成であり、近年の負荷の大電流化により、シャ
ント抵抗の熱損失が無視できないという問題点がある。
【0006】また、上述の過熱遮断機能や過電流制御回
路は、負荷や配線にほぼ完全な短絡状態が発生して大電
流が流れる場合には機能するが、ある程度の短絡抵抗を
持つ不完全短絡などのレアショートを発生して小さい短
絡電流が流れた場合には機能せず、電流のモニタ回路を
介してマイコンにより異常電流を検出してサーマルFE
Tをオフ制御するしかなく、このような異常電流に対す
るマイコン制御による応答性が悪いという事情もあっ
た。
【0007】また、シャント抵抗やA/D変換器、マイ
コン等が必要であるため、大きな実装スペースが必要で
あり、またこれらの比較的高価な物品により装置コスト
が高くなってしまうという問題点もある。
【0008】ランプ負荷等で発生する突入電流をマスク
して検出していないため、過電流の検出が遅れて、スイ
ッチング装置や配線が過剰に発熱する場合があった。
【0009】本発明の目的は、突入電流が発生していて
も過電流の検出が可能で、熱損失が小さく、ある程度の
短絡抵抗を持つ不完全短絡などのレアショートが発生し
た場合の異常電流に対しても高速応答を可能な半導体ス
イッチング装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を達成するた
めの本発明の特徴は、メイン電界効果トランジスタ(F
ET)とリファレンスFETからなるマルチソースFE
Tと、これらメインFETのソース電位とリファレンス
FETのソース電位の大小関係を比較する電圧比較装置
と、メインFETのソース電位がリファレンスFETの
ソース電位を上回っているときマルチソースFETのゲ
ートに駆動電圧を印可し、メインFETのソース電位が
リファレンスFETのソース電位を下回っているときマ
ルチソースFETのゲートに駆動電圧を遮断するゲート
駆動回路とを備えた半導体スイッチング装置において、
負荷側の電流が過渡的成分を含めて正常範囲にあるとき
は、リファレンスFETのソース電位がメインFETの
ソース電位を上回らないようにリファレンスFETの電
流を制御する回路をリファレンスFETのソースと接地
間に設置した半導体スイッチング装置であることであ
る。このことにより、負荷側の電流に正常範囲を超えた
電流が流れると過渡的成分であるなしにかかわらず、そ
の電流遮断が可能であることである。
【0011】本発明の特徴は、メインFETのソース電
位とリファレンスFETのソース電位が等しい場合に、
メインFETを流れる電流をリファレンスFETを流れ
る電流で除した値をnとすると、負荷の定常状態におけ
る電流値をnで除した値より大きい電流を流す定常成分
用回路と、負荷の過渡状態の電流値をnで除した値より
大きい電流を流す過渡成分用回路をリファレンスFET
のソースと接地間に並列に配置したことにより一層効果
的である。このことにより、正常範囲の上限値を示す電
流を過渡的にリファレンスFETに流すことができる。
【0012】また、本発明の特徴は、リファレンス電流
の定常成分回路は固定抵抗または定電流回路で構成した
ことにより効果的である。固定抵抗を用いることで、容
易に定常成分回路を形成することができる。また、定電
流回路を用いることで、安定して定常電流を流すことが
できる。
【0013】本発明の特徴は、リファレンス電流の過渡
成分は第1の所定時間、一定電流値を通電し、その後コ
ンデンサに蓄積された電荷の放電特性で決まる時定数で
減少し、第2の所定時間内にほばゼロになるように設定
することにより効果的である。このことにより、正常範
囲の上限値を示す電流をばらつきを小さく安定して供給
することができる。
【0014】本発明の特徴は、リファレンス電流の定常
成分回路は半導体スイッチング装置がオン状態にあると
きは常時作動させ、メインFETのソース電位がリファ
レンスFETのソース電位を下回ったとき、リファレン
ス電流の過渡成分回路をスタートさせ、その後の第2の
所要時間内はメインFETのソース電位がリファレンス
FETのソース電位を下回っても、リファレンス電流の
過渡的成分回路をスタートさせないことにより効果的で
ある。このことにより、まず異常電流を検出してから、
最終的に電流を遮断するか否かが決まるまでの時間とし
て、第2の所要時間を確保することができる。
【0015】本発明の特徴は、定常成分用回路のみまた
は定常成分用回路及び過渡成分用回路が動作している場
合にメインFETのソース電位がリファレンスFETの
ソース電位を下回ったとき過渡成分用回路を再スタート
させ、再スタート後第3の所定時間内に過渡成分用回路
が更に再々スタートするという事象が所定の回数繰り返
されたらメインFETを遮断することにより一層効果的
である。第3の所定時間は異常電流を検出した回数をカ
ウントしながら、最後に検出したときからはじまる次に
発生する異常電流を検出可能な時間として設定してい
る。すなわち第3の所定時間内に異常電流が検出されれ
ば回数は積算されるが、第3の所定時間が過ぎても異常
電流が検出されなければ、それまでの検出回数はキャン
セルされるようにしている。これは連続的に発生する異
常電流のみを検出対象にするためである。このことなし
に、第2の所定時間内は過渡成分のスタートを禁止して
しまうと、複数負荷の上流に本装置をヒューズの役目で
使用したときに問題が生じる。すなわち、第1の負荷が
オンすることにより過渡成分がスタートして、この後、
過渡成分の電流が減少してきたとき、第2の負荷が第2
の所定時間内にスタートするとリファレンスの過渡成分
は小さくなっているので、メインFETのソース電位が
レファレンスFETのソース電位を下回ることが起こり
うる。そして、レファレンス過渡成分のスタートが禁止
されているので、その時点でメインFETは遮断してし
まう。第2の所定時間以下の時間差で2つの負荷がオン
したとき問題が生じるので、この解決策として効果的で
ある。
【0016】本発明の特徴は、メインFETのソース電
位がリファレンスFETのソース電位を下回り、メイン
FETおよびリファレンスFETがオフ状態に遷移した
とき、メインFETのソース電位の代わりにそれより低
い第1の電位を用いてリファレンスFETのソース電位
と比較し、リファレンスFETのソース電位が第1の電
位を下回ったら、メインFETおよびリファレンスFE
Tをオン状態に遷移させ、リファレンスFETのソース
電位が上昇して、第1の電位より大きい第2の電位に達
するまではメインFETのソース電位とリファレンスF
ETのソース電位の大小関係に関係なく、オン状態を維
持し、レファレンスFETのソース電圧が第2の電位を
上回ったら、メインFETのソース電位とリファレンス
FETのソース電位を比較して、前者が後者を下回った
らメインFETおよびリファレンスFETをオフ状態に
遷移させることにより、メインFETのソース電位がリ
ファレンスFETのソース電位を下回る限り、オン/オ
フ動作を継続することにより効果的である。
【0017】本発明の特徴は、メインFETおよびリフ
ァレンスFETがオン/オフ動作を所定の回数繰り返し
たら、FETを遮断する場合に第1の所定時間内にオン
/オフ動作したときのFET遮断に至るまでの回数をそ
の後の第2の所定時間内にオン/オフ動作したときFE
T遮断に至るまでの回数より短くしたことにより一層効
果的である。
【0018】本発明の特徴は、メインFETとリファレ
ンスFETからなるマルチソースFETと、このメイン
FETのソース電位とこのリファレンスFETのソース
電位の大小関係を比較する電圧比較装置と、メインFE
Tのソース電位がリファレンスFETのソース電位を上
回っているときマルチソースFETのゲートに駆動電圧
を印加しメインFETのソース電位がリファレンスFE
Tのソース電位を下回っているときマルチソースFET
のゲートへの駆動電圧を遮断するゲート駆動回路とを備
えた半導体スイッチング装置において、メインFETの
ソース電位とリファレンスFETのソース電位が等しい
場合にメインFETを流れる電流をリファレンスFET
を流れる電流で除した値をnとすると負荷が正常範囲に
あるときの定常状態における電流値をnで除した値より
大きい電流を流す定常成分用回路と、前記負荷が正常範
囲にあるときの過渡状態の電流値をnで除した値より大
きい電流を第4の所定時間だけ通電する過渡成分用回路
とを前期リファレンスFETのソースと前記接地間に並
列に配置し、前記負荷を流れる電流が急増して前記メイ
ンFETのソース電位がリファレンスFETのソース電
位を下回ったとき、前記過渡成分をスタートさせるよう
に構成し、前記過渡成分回路がスタート後、第3の所定
時間内に前記過渡成分回路が再スタートするという事象
が所定の回数繰り返されたら前記マルチソースFETを
遮断する半導体スイッチング装置であってもよい。ここ
で、過渡成分電流は一定電流であっても良いし、負荷電
流の過渡的成分に類似した波形の電流であっても良い。
第4の所定時間経過後、レファレンスFETの過渡成分
電流が無くなり、定常成分のみとなるが、このときま
だ、負荷側に過渡成分電流が流れていても良い。このこ
とにより、そのときはレファレンスの過渡成分が再スタ
ートするので、FETは遮断されることはない。第4の
所定時間が負荷側の過渡成分継続時間より短い場合は、
レファレンス側の過渡成分回路が複数回スタートするこ
とになるが、FET遮断に至る過渡成分スタート回数を
これより大きく設定しておけば、正常負荷の過渡電流成
分でFETが遮断することはなく、異常発生時のみFE
Tを遮断する保護機能を実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態と実施例において本発明に係る半導体スイッ
チング装置を説明する。以下の図面の記載において、同
一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付してい
る。
【0020】図1は、本発明の実施形態に係る電流振動
型遮断機能付き半導体スイッチング装置のブロック図で
ある。
【0021】この半導体スイッチング装置1は、出力電
圧VBを供給する電源VBと負荷10との間に接続され
て動作する。回路1では、主デバイス(パワーデバイ
ス)としてマルチソース・電界効果トランジスタ(FE
T)Tr5を用いている。なお、マルチソースFET
(Tr5)は過熱遮断回路9を近傍に配置しているが、
後述の説明から理解できるように、一定の場合は過熱遮
断回路9は必須ではない。マルチソースFET(Tr
5)は、メインFET(QA)とリファレンスFET
(QB)とを有し、QAとQBのゲート電極は接続さ
れ、互いのドレイン電極も接続され電源VBに接続され
る。QAのソース電極は負荷10と比較器CMP1の
“+”入力端子に接続され、QBのソース電極は比較器
CMP1の“−”入力端子に接続される。
【0022】このマルチソースFET(Tr5)として
は、例えば、DMOS構造、VMOS構造、或いはUM
OS構造のパワーMOSFETや、FETに代えてこれ
らと類似な構造のMOSSITが使用可能である。ま
た、ESTやMCT等のMOS複合型デバイスやIGB
T等の他の絶縁ゲート型パワーデバイスが使用可能であ
る。更に、常にゲートを逆バイアスで使うのであれば、
接合型FET、接合型SITやSIサイリスタ等も使用
可能である。このTr5はnチャネル型でもpチャネル
型でもかまわない。
【0023】半導体スイッチング装置1は、マルチソー
スFET(Tr5)と、QAとQBのソース電極の電圧
を比較する比較手段(CMP1)と、この比較手段(C
MP1)の出力に応じて、Tr5のゲート電極に制御電
圧を供給するドライバー8とを少なくとも具備してい
る。
【0024】このQAは、例えば、複数個のユニットセ
ル(単位セル)が並列接続されたマルチ・チャネル構造
のパワーデバイスを採用すればよい。そして、このQA
に並列接続されるように、QBがQAに隣接する位置に
配置されている。QBがQAと同一プロセスで隣接位置
に配置されているので、温度ドリフトやロット間の不均
一性の影響による互いの電気的特性のバラツキを除去で
きる。QBの電流容量がQAの電流容量よりも小さくな
るように、QBを構成する並列接続のユニットセル数を
調整している。例えば、QBのユニットセル数1に対し
て、QAのユニットセル数を1000となるように構成
することにより、QBとQAのチャネル幅Wの比を1:
1000としている。この比は、QAのソース電位とQ
Bのソース電位が等しい場合に、QBを流れる電流とQ
Aを流れる電流の比に等しくなる。このようにQBを流
れる電流を小さくできる。
【0025】また、過熱遮断回路9に接続するダイオー
ドは温度センサとして機能する。このダイオードはQB
及びQAの上部に形成された層間絶縁膜の上部に堆積さ
れたポリシリコン薄膜等で形成され、複数のダイオード
が直列接続されている。QAの温度が上昇するにつれて
複数個直列接続されたダイオードの両端の電圧降下によ
り過熱を検出する。
【0026】電流振動型遮断機能付き半導体スイッチン
グ装置1は、より具体的には、Tr5と比較器CMP1
と過熱遮断回路9の他にも、CMP1の“+”入力端子
の電圧(ダミー電圧)を制御するダミー電圧発生回路2
と、CMP1の出力信号のHからLへの立ち下がりの回
数を数えるパルスカウンタ4と、カウンタ4のカウント
時間を規定するタイマ3と、カウンタ4で所定の回数を
数えた後に出力される遮断信号を保持する遮断信号保持
回路5と、スイッチSW1のオン信号である外部入力信
号のチャタリングを防止するチャタリング防止回路6
と、コレクタ側が電位VPに接続されたソーストランジ
スタと、エミッタ側が接地電位(GND)に接続された
シンクトランジスタとを直列接続して備え、スイッチS
W1のオン/オフ切換えによる切換え信号等に基づき、
ソーストランジスタおよびシンクトランジスタをオン・
オフ制御して、Tr5のゲート電極に制御信号を出力す
るドライバ8と、電位VPにまで昇圧するチャージポン
プ7と、ランプ負荷に発生する突入電流が過電流か否か
判定するためのリファレンス電流の過渡的電流成分を発
生させる過渡的電流成分発生回路11とを有している。
そして、スイッチング装置1は、同一半導体基板(半導
体チップ)上にモノリシックに搭載されている。抵抗R
6とコンデンサーC1は、チップの外部に外付けされ
る。外付けにすることでそれぞれの抵抗値と容量値の変
更が容易になり、リファレンス電流の波形を突入電流の
波形に対してトレースさせることができる。
【0027】(第1の実施の形態)電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置1は、より具体的には、図
2に示すような回路で構成されている。
【0028】ダミー電圧発生回路2は、抵抗R1、R
2、R4と、ダイオードD1、D2とで構成できる。な
お、抵抗R1等に添えられた数字は単位がΩの抵抗値を
表している。同様にコンデンサーC1に添えられた数字
は単位がFの容量値を表している。タイマ3では、入力
端子1にスタートの信号が入ると20m秒と200m秒
を計る2つのタイマが同時にスタートする。出力端子2
では、スタートから20m秒を計り終えるまでHレベル
を出力する。出力端子3では、スタートから200m秒
を計り終えるまでHレベルを出力する。これは、インバ
ータINV1によって200msタイマの出力が反転し
てAND3の入力端子に入力されているからである。カ
ウンタ4では、リセット端子に信号が入るとカウントは
クリアされる。CMP1に接続される入力端子に入力さ
れるHからLへの信号の回数を数え、回数が8回の時に
8パルスの出力端子からHレベルを出力する。また、回
数が32回の時に32パルスの出力端子からHレベルを
出力する。遮断信号保持回路5はDフリップフロップ1
2を有している。端子DはHレベルに接続され、端子T
にOR回路からHレベルが入力されるとそのHレベルが
消えても、リセット端子にリセット信号が入力されるま
で、出力端子からはHレベルが出力され続ける。過渡的
電流成分発生回路11は、トランジスタTr1乃至4
と、抵抗R7乃至10と、コンデンサーC1とで構成で
きる。更に半導体チップの外部には、スイッチSW1が
あり更にSW2を備えている場合もある。そして、この
電流振動型遮断機能付きスイッチング・デバイスは、ユ
ーザ等がスイッチSW1とSW2をオンさせることによ
り機能する。電源VBの出力電圧VBは、例えば12.
5Vで、チャージポンプ7の出力電圧VPは、例えばV
B+10Vである。QBのソース電極にはいわゆる基準
抵抗Rrの定常成分RrcとなるR6が接続されてい
る。基準抵抗Rrcの抵抗値は、QBとQAのチャネル
幅Wの比に応じて選定すればよい。例えば、上述したよ
うに、QBとQAのチャネル幅Wの比を1:1000と
した場合は、負荷の抵抗値の1/1000を超える値と
なるように設定しておけばよい。この基準抵抗Rrcの
設定により、QAに正常動作の負荷電流を超える過電流
が流れたときと同じドレイン−ソース間電圧VDSをQ
Bに発生させることができる。
【0029】半導体スイッチング装置1は、メイン電界
効果トランジスタ(FET:QA)とリファレンスFE
T(QB)からなるマルチソースFETのTr5と、Q
Aのソース電位VSAとQBのソース電位VSBの大小
関係を比較する電圧比較装置CMP1と、QAのソース
電位VSAがQBのソース電位VSBを上回っていると
きTr5のゲートに駆動電圧を印加し、QAのソース電
位VSAがQBのソース電位VSBを下回っているとき
Tr5のゲートへの駆動電圧を遮断するゲート駆動回路
となるドライバ8とを備えている。そして、負荷10側
の電流IDが過渡的成分を含めて正常範囲にあるとき
は、QBのソース電位VSBがQAのソース電位VSA
を上回らないようにQBの電流Irefを制御する過渡
的電流成分発生回路をQBのソースと接地間に設置して
いる。
【0030】この過渡的電流成分発生回路は、QAのソ
ース電位VSAとQBのソース電位VSBが等しい場合
に電流IDを電流Irefで除した値をnとすると、負
荷10の定常状態における電流IDの値をnで除した値
より大きい電流を流す定常成分(Irefc)用回路
と、負荷10の過渡状態の電流IDの値をnで除した値
より大きい電流を流す過渡成分(Ireft)用回路と
を、QBのソースと接地間に並列に配置してなる。
【0031】次に、本発明の実施形態に係る電流振動型
遮断機能付き半導体スイッチング装置1の動作について
説明する。VSA=VSBであれば、ID(QAのドレ
イン電流)=n×Iref、RL×n=Rrとなる。こ
こで、VSAはQAのソース電位、VSBはQBのソー
ス電位、IDはQAのドレイン電流、nはカレント・セ
ンシング・レシオ、IrefはQBのドレイン電流、R
LはQAとGND間に接続する負荷の抵抗(値)、Rr
はQBとGND間に接続するReferenceの抵抗(値)で
ある。
【0032】従って、VSA>VSBであれば、ID<
n×Iref、RL×n>Rrとなり、VSA<VSB
であれば、ID>n×Iref、RL×n<Rrとな
る。このためIrefまたはRrを基準値として設定し
ておけば、負荷側電流値または負荷抵抗値が基準値に比
べて大きいか小さいかをVSAとVSBの大小関係で判
定することが出来る。
【0033】IrefまたはRrを過電流または過負荷
に相当する値に設定しておけば、VSB<VSAであれ
ば、正常状態、VSB>VSAであれば過電流または過
負荷状態と判定できる。過電流または過負荷状態と判定
したときはQA,QBをオフする。すなわち、ゲート直
列抵抗を介してQA,QBのゲートに印加していたチャ
ージポンプ電圧Vpを遮断し、ゲート直列抵抗を介して
QA,QBのゲートを接地する。
【0034】なお、負荷電流IDまたは負荷抵抗RLは
一般に一定値ではない。スイッチオン直後の突入電流の
ように過渡的に発生する成分とその後の安定した状態に
おける定常的な成分とからなる。基準電流Irefまた
は基準抵抗Rrも負荷側に合わせて過渡的な成分と定常
的な成分を合成した値に設定する。すなわち、Iref
またはRrは一定ではなく、その値を時間的に変化させ
る。すなわち、(a)負荷側が正常なときに発生するI
DまたはRLの値に対してID<n×IrefまたはR
L×n>Rrとなるように設定し、(b)その差は極力
小さくなるように設定する。
【0035】IrefまたはRrの定常成分(Iref
c,Rrc)は抵抗R6で設定する。もし、負荷電流の
定常成分が電源電圧に依存しない場合にはIrefの定
常電流成分IrefcはR6のような抵抗ではなく、定
電流回路を用いて設定する。
【0036】一方、過渡的成分は図2のTr1〜Tr
4、R7〜R10、およびコンデンサC1で設定する。
過渡的成分の設定を開始するタイミングは次の2通りが
ある。(c)入力信号SW1による入力信号に同期して
過渡的成分の設定を開始するタイミングと、(d)入力
信号SW1に関係なく、負荷変動により過渡的成分の設
定を開始するタイミングである。
【0037】(c)は容易に理解できるから、ここでは
(d)について説明する。(d)ではQAの下流(負荷
側)にSW2が必要になる。SW1がオンし、SW2が
オフしているとする。この状態ではQA,QBはオンし
ているが、SW2がオフしているため負荷電流は流れな
い。一方IrefcはR6を介して常に流れるから、I
ref×n>ID(=0)となり、VSA>VSBとな
って、CMP1の出力はHになる。タイマおよびカウン
タは入力立ち下がりで動作するようになっているので、
この状態ではタイマおよびカウンタは動作しない。タイ
マは入力が立ち下がると作動開始し、20ms間Hレベ
ルになる出力と200ms間Hレベルになる2つの出力
を持つ。タイマは一旦作動すると200ms出力、IN
V1、AND3により200ms間は入力を受け付けな
いようになっている。タイマ20ms出力がLであると
Tr2、Tr3(PMOS)はオフになり、コンデンサ
C1の電荷はTr4のベース電流により放電され、Tr
1のゲート電位はゼロ電位となり、Tr1はオフにな
り、IrefはR6を流れる電流Irefcのみとな
る。この状態でSW2がオンするとメインFETQAを
通して負荷電流が流れる。この負荷電流がIrefc×
nより大きくなるとVSA<VSBとなり、CMP1の
出力はHレベルからLレベルになる。タイマおよびカウ
ンタが動作し、タイマの20ms出力がHレベルにな
る。Tr2がオンし、次にTr3がオンすると、R9を
介して電流が流れ、C1がほぼ電源電圧VB近くまで充
電される。そして、Tr1のゲート電圧が電源電圧近く
まで持ち上げられ、R7にIrefの過渡的成分Ire
ftが流れる。その大きさは式1で表される。
【0038】 Ireft=(VB−Vth)/R7 …式1 ここで、VthはTr1のスレッショルド電圧である。
タイマの20ms出力がHの間は、Tr2、Tr3はオ
ン状態を維持し、上記式1で表される一定のIreft
とIrefcが流れる。このとき、Iref×n=(I
reft+Irefc)×n>ID(過渡成分を含む)
となるようにIreftを設定しておくとVSB<VS
Aとなる。タイマ20ms出力がLになるとTr2、T
r3がオフし、コンデンサC1の電荷はNPNトランジ
スタTr4のベース電流となって放電する。放電時定数
はTr4の電流増幅率をhfe4=200とすると式2
で表される。
【0039】Tr1ゲート電位の減少時定数=C1×R
8×hfe4 =0.1×10−6×3×10×200=60ms …式2 Tr1のゲート電位の減少に連れて、Ireftは減少
する。Ireftがほぼゼロまで減少する間はタイマに
再入力するのを禁止する必要があり、図2ではそのため
に200msのタイマを設けている。定常成分用回路は
固定抵抗R6で構成しているが、これに限らず定電流回
路であってもよい。
【0040】一方、過渡成分Ireftは、20msタ
イマがオン状態を維持する第1の所定時間、式1で表さ
れる一定電流値を示し、その後ソース電位VSBがソー
ス電位VSAを上回らない範囲で減少し、200msタ
イマがオン状態を維持する第2の所定時間内にほばゼロ
になるように設定されている。
【0041】定常成分用回路は、Tr5がオン状態すな
わち半導体スイッチング装置1がオン状態にあるときは
常時作動し定常成分Irefcを流し続ける。
【0042】VSAがVSBを下回ったとき、過渡成分
用回路をスタートさせ、過渡成分Ireftを流す。そ
の後の200msタイマがオン状態を維持する第2の所
要時間内は、VSAがVSBを下回っても、過渡的成分
回路を再スタートさせない。
【0043】次に、ダミー電圧回路2も含めた装置1の
動作について説明する。抵抗R1〜R4、ダイオードD
1、D2からなる回路がダミー電圧発生回路である。Q
Aが完全にオンしているときはVSAが電源電圧VB近
くまで上昇し、ゲート駆動回路のドライバー出力もVp
まで上昇しているので、D1、D2が逆バイアスされ、
ダミー電圧回路は周囲の回路から切り離されるので、何
の影響も与えない。しかし、一旦CMP1の出力がLに
なり、ゲートドライバーがAND2によりオフになると
R4はドライバーのシンクトランジスタを介してGND
に接地されるため、電源電圧VB→R1→B点→D1→
A点→D2→R4→ドライバーシンクトランジスタ→G
NDの経路で電流が流れ、A点の電位は低下する。この
とき、R3を通しての電流の出入りは無いという条件の
下で、A点の電位を計算する。R1からR2に至る回路
について式3で表せ、R1からB点とA点と経てR4に
至る回路について式4で表せる。
【0044】 10K(I1+I2)+24K×I2=12.5(V) …式3 10K(I1+I2)+3.3K×I1+0.6×2=12.5(V) …式4 式3と式4より、I1=0.736AとI2=0.15
1Aと求まる。これより、A点の電位は式5のように求
まる。一方、I1=0のときB点の電位は式6のように
求まる。
【0045】 (A点の電位)=3.03V …式5 (B点の電位:I1=0)=8.82V …式6 図1の回路ではA点の電位は抵抗R3を通って出入りす
る電流があるので式5の値とは異なるが、抵抗R3を流
れる電流がゼロ、すなわちA点の電位=VSAのときは
3.03Vとなる。A点の電位がVSAより小さいとき
は式7となる。
【0046】 A点電位=VSA−(R3電圧降下) …式7 すなわち、一旦QAがオフすると、CMP1の+入力端
子にはVSAより低い電位が入力される。そのため、V
SAが少しくらい変動しても、その変動幅がR3電圧降
下より小さければCMP1は安定してLを維持すること
になる。QAがオフを続けるとVSAはGNDに向かっ
て低下し、QAのゲート電位も低下する。QBのゲート
はQAのゲートに直結しているので、VSAの低下につ
れて、VSBも低下する。VSAの低下に連れてA点の
電位は若干低下するが、その低下量は僅かである。
【0047】一方、VSBはVSAの低下に連動して低
下し続ける。CMP1の+端子電圧にはA点の電位が供
給され、−端子にはVSBの電位が供給されるので、や
がてCMP1+端子電位>CMP1−端子電位となり、
CMP1の出力はL→Hに反転する。この反転は負荷側
の状態に関係なく、すなわちVSA<VSBであっても
発生する。これにより、ゲートドライバーは再びオンと
なり、QA,QBがオンし、VSAおよびVSBは上昇
に転じる。ゲートドライバー出力が0V→Vpに上昇す
るのでD2が逆バイアスされ、A点の電位はVSAの上
昇に連れて上昇する。そのときA点の電位>VSAの関
係にある。この状態はA点の電位がB点電位(電源電圧
VBをR1とR2で分圧した電位)になるまで続く。こ
のときのB点の電位は電源電圧VBをR1とR2で分圧
した電圧となり、式6の8.82Vとなる。
【0048】以上をまとめればダミー電圧回路はVSB
が式5で表されるダミー電圧L以下になると強制的にQ
A、QBをオンさせ、VSBが式6で表されるダミー電
圧H以上になるまでは負荷側の状態に無関係にQA、Q
Bのオンを維持するという役割を果たす。VSBが式6
の値を上回るとVSAとVSBの大小関係でQA,QB
のオン/オフは決定される。
【0049】なお、過渡的成分(IreftまたはRr
t)の設定を開始するタイミングを(d)の方法で行う
と本スイッチングデバイスをヒューズの代わりに使用す
ることが可能になる。ヒューズの代わりに使用する場合
はSW1がオン状態にセットされ、負荷のオン/オフは
SW2で制御され、そのオン/オフ信号は本スイッチン
グデバイスに入力されない。負荷電流の変化で過渡的成
分の設定を開始する必要があるが、(d)の方式はこの
要件を満足する。また、通常のスイッチングデバイスと
してSW1で本デバイスをオン/オフするような使用方
法であっても、過渡的成分の設定開始を問題なく実施で
きる。
【0050】一方、タイマの20ms出力がHになり、
Ireftが設定され、VSA>VSBとなると、一旦
オフしたQA、QBがダミー電圧により再度オンされた
後は負荷側回路が正常であれば、別な言い方をすれば配
線ショート等が発生していなければ、QA,QBはオン
を続ける。
【0051】ダミー電圧発生回路2においては、VSA
がVSBを下回り、QAおよびQBがオフ状態に遷移し
たとき、VSAの代わりにそれより低いダミー電圧Lレ
ベルとなる5式のA点電位を用いてVSBと比較し、V
SBがダミー電圧Lレベルを下回ったら、QAおよびQ
Bをオン状態に遷移させる。
【0052】VSBが上昇して、ダミー電圧Lレベルよ
り大きいダミー電圧Hレベルとなる6式のB点電位に達
するまではVSAとVSBの大小関係に関係なく、QA
およびQBをオン状態を維持し、VSBがダミー電圧H
レベルを上回ったら、VSAとVSBを比較して、VS
Aが小さいとQAおよびQBをオフ状態に遷移させる。
【0053】これらのことにより、VSAがVSBを下
回る限り、オン/オフ動作を継続する。
【0054】QAおよびQBがオン/オフ動作を所定の
回数繰り返したら、マルチソースFET Tr5を遮断
する。遮断には、2つの場合があり、20msタイマの
第1の所定時間内に8回オン/オフ動作した場合と、2
00msタイマの第2の所定時間内に32回オン/オフ
動作した場合である。
【0055】タイマーの20ms出力がHになっている
間に過電流状態Iref×n<ID、または過負荷状態
Rr>RL×nとなった場合はCMP1がオン/オフを
8回繰り返した時点でQA、QBを遮断する。また、タ
イマーの20ms出力がLで、200ms出力がHの間
に過電流または過負荷状態になった場合はCMP1がオ
ン/オフを32回繰り返した時点でQA,QBを遮断す
る。前者はデッドショートのような状態で、この場合は
オン/オフ動作によるQAの発熱が大きいので、出来る
だけ短時間に遮断する。後者の場合は過電流値が前者に
比べて小さく、QAの発熱は少なくなるので、十分に確
認することを優先させて、32回としている。しかし、
より好ましくは32回を8回程度まで減少させ8回程度
に統一することである。
【0056】
【実施例1】実施例1では、正常なランプ負荷を使用し
た場合の本発明に係るスイッチング装置1の動作につい
て説明する。ランプは、遮断機能が働くことなく、点灯
し、そして、点灯し続ける場合である。ランプ負荷10
には21Wのバルブ2灯を並列に接続したものを用い
た。図3は、バルブ点灯時のスイッチング回路の信号波
形を示すグラフである。横軸は時間で1目盛りが50m
秒である。縦軸には、Tr5のメインFET(QA)の
ソース電位(VSA)と、タイマ3のスタートから20
0m秒を計り終えるまで出力端子3で出力される200
m秒のタイマ出力とを表す電圧と、QAのドレイン電流
IDと、Tr5のリファレンスFET(QB)のドレイ
ン電流Irefとを示している。縦軸の単位は、グラフ
中のVSA、ID、Irefそれぞれの右側に示してい
る。VSAの縦軸は、(2V/div、6V)と表さ
れ、1目盛りが2Vで、全8目盛り中の4目盛り目の電
圧が6Vである。同様にIDとn×Irefの縦軸は、
(10A/div、30V)と表され、1目盛りが10
Aで、全8目盛り中の4目盛り目の電流が30Aであ
る。以下のグラフでも縦軸は同様な表記法で表してい
る。
【0057】タイマ出力は、時間軸1目盛り目でオン
し、オンから180m秒後にオフしている。IDは、タ
イマ出力のオンと同時に流れ始める。流れはじめの電流
値は30Aに達するが、その後減少し、タイマ出力がオ
フになる前までには4Aで一定値になる。IDがランプ
負荷を流れる電流で、電流の流れはじめからランプは点
灯する。電流値が4Aの時はランプが正常に連続点灯し
ている。この電流4AがIDの定常成分であり、電流を
流し始めた時の電流4Aを超える電流値から電流4A分
を引いた分が過渡成分である。n×Irefは、タイマ
出力がオンになる前から定常成分n×Irefcの5A
が流れている。そして、タイマ出力のオンと同時に過渡
成分n×Ireftが流れ始める。この流れはじめの電
流値は40Aに達するが、その後減少し、タイマ出力が
オフになる前までには過渡成分n×Ireftは無くな
り定常成分n×Irefcの5Aのみの一定値になる。
IDの電流値はどの時間においてもn×Irefより小
さくなっている。このことにより、VSAはVSBより
どの時間においても大きくなり過剰電流が発生していな
いと判断できる。VSAは、タイマ出力のオンと同時に
電圧が高くなり、ランプ負荷10に12Vを超える電圧
が印可される。n×Iref>IDなのでFETはオン
を続ける。
【0058】図4におけるVSA、ID、n×Iref
の波形は、図3のそれらと同じ波形である。20msタ
イマとの関係を示しており、横軸の時間軸を5倍に拡大
している。これより、20msタイマの信号がオンして
からオフするまでn×Irefは40A程度の値に固定
されており、オフした後に減少することがわかる。
【0059】図5におけるVSA、ID、n×Iref
の波形も、図3及び図4のそれらと同じ波形である。ス
イッチSW1をオンにする際に発生するSW1等による
ドライバ8の入力信号のオン信号との関係を示してお
り、図4の横軸の時間軸をさらに100倍に拡大してい
る。これより、チャージポンプの立ち上がり遅れによっ
て、SW1入力信号のオンからID等の立ち上がりまで
に約80μ秒の遅れがある。
【0060】図6におけるVSA、ID、n×Ire
f、ゲート駆動信号の波形は、図5のそれらと同じ波形
である。図5のVSA、ID、n×Irefの波形の立
ち上がりの時間を図5の10倍に拡大している。これよ
り、時間3目盛り半過ぎでIDがn×Irefより大き
くなっている。この逆転により、ゲート駆動信号はオフ
し、増加していたVSAは減少に転じる。そして、VS
Aが減少してダミー電圧のLレベル以下になると、入力
信号は再びオンし、VSA、ID、n×Irefも上昇
する。
【0061】
【実施例2】実施例2では、正常なランプ負荷を点灯し
ているときに、さらにランプ負荷を追加して過負荷の状
態が発生した場合の本発明に係るスイッチング装置1の
動作について説明する。ランプが点灯しているところ
に、さらに別のランプを点灯させようとすると、遮断機
能が働き、ランプがすべて消灯される。最初から点灯し
ているランプ負荷には21Wのバルブ2灯を並列に接続
したものを用いた。過負荷用の追加するランプ負荷には
21Wのバルブ1灯を使用し点灯している2灯に並列接
続した。図7は、バルブ点灯時に過負荷を追加し遮断さ
れるまでのスイッチング回路の信号波形を示すグラフで
ある。横軸は時間で1目盛りが20m秒である。縦軸に
は、VSAと、ドライバ8への入力信号と、IDと、n
×Irefとを示している。n×Irefが立ち下がっ
てきたとき、n×Iref<IDとなり、QAが遮断し
ている。
【0062】図8におけるVSA、ID、n×Ire
f、入力信号の波形は、図7のそれらと同じ波形であ
る。図7のVSA、ID、n×Irefの波形の立ち上
がりの時間を図7の2000倍に拡大している。それぞ
れの波形は図6と同様に推移する。時間4目盛り半過ぎ
でIDがn×Irefより大きくなっている。この逆転
により、ゲート駆動信号はオフし、VSAは減少し始め
る。そして、VSAが減少してダミー電圧のLレベル以
下になると、ゲート駆動信号は再びオンし、VSA、I
D、n×Irefも上昇する。このことにより追加した
1灯を含め3灯が点灯する。
【0063】図9におけるVSA、ID、n×Ire
f、入力信号の波形は、図7のそれらと同じ波形であ
る。図7のVSA、ID、n×Irefの波形の立ち下
がり遮断される時間を図7の400倍に拡大している。
時間4分の1目盛り手前でIDがn×Irefよりわず
かに大きくなっている。この逆転により、入力信号はオ
フし、VSAは減少する。この減少をパルスカウンタ4
はカウントする。VSAが減少してダミー電圧のLレベ
ル以下になると、入力信号は再びオンし、VSA、I
D、n×Irefも上昇する。VSAが増加してダミー
電圧のHレベル以上になると、入力信号は再びオフし、
VSA、ID、n×Irefも減少する。このように波
形は振動し、VSAが32回目に減少するときに入力信
号はオフに固定され、VSAとIDは出力しなくなる。
このことにより追加した1灯を含め3灯が消灯する。過
電流発生から電流遮断までに要した時間は450μ秒で
あった。
【0064】図10におけるVSA、入力信号の波形
は、図9のそれらと同じ波形である。図9のVSA、入
力信号の波形の立ち下がり遮断される時間を図9の5倍
に拡大している。A点の電圧はダミー電圧である。A点
の電圧は、7Vから8V前後のHレベルと、3Vから4
V前後のLレベルを有していることが分かる。VSAは
LレベルからHレベルへ、HレベルからLレベルへと振
動する。
【0065】
【実施例3】実施例3では、過負荷となるランプ負荷を
使用した場合の本発明に係るスイッチング装置1の動作
について説明する。ランプは、遮断機能が働いて点灯し
ない。ランプ負荷10には21Wのバルブ3灯を並列に
接続したものを用いた。装置1においては2灯では過負
荷ではなく3灯で過負荷になるようにn×Irefを設
定している。図11は、ドライバの入力信号オンから、
遮断されるまでのスイッチング回路の信号波形を示すグ
ラフである。横軸は時間で1目盛りが100μ秒であ
る。縦軸には、VSAと、入力信号と、IDと、n×I
refとを示している。8回オン/オフを繰り返した時
点でQAが遮断されている。1回毎に、IDとn×Ir
efが大きくなる過程で、n×Irefより小さかった
IDが、35A付近でn×Irefより大きくなってい
る。この反転により、VSAは増加から減少に転じてい
る。VSAが減少してダミー電圧のLレベル以下になる
と入力信号はオンし、VSAは再び増加する。このよう
にしてVSAは振動する。
【0066】(第2の実施の形態)電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置1は、図12に示すような
回路で構成することもできる。
【0067】ダミー電圧発生回路2と、タイマ3と、D
フリップフロップ12は、図2の第1の実施の形態と同
じである。パルスカウンタ4が図2とは異なり、4パル
スカウンタ14を用いる。リセット端子に信号が入ると
カウントはクリアされる。CMP1に接続される入力端
子に入力されるHからLへの信号の回数を数え、回数が
4回の時に出力端子からHレベルを出力する。過渡的電
流成分発生回路11は、抵抗R8の抵抗値が、3KΩか
ら1KΩに変更している。
【0068】第2の実施の形態に係る半導体スイッチン
グ装置1は、QAとQBからなるマルチソースFETで
あるTr5と、QAのソース電位VSAとQBのソース
電位VSBの大小関係を比較する電圧比較装置CMP1
と、VSAがVSBを上回っているときTr5のゲート
に駆動電圧を印加し、VSAがVSBを下回っていると
きTr5のゲートへの駆動電圧を遮断するゲート駆動回
路8とを備えている。
【0069】さらに、半導体スイッチング装置1は、V
SAとVSBが等しい場合にQAを流れる電流IDをQ
Bを流れる電流Irefで除した値をnとすると、負荷
10が正常範囲にあるときの定常状態における電流ID
の値をnで除した値より大きい電流Irefcを流す定
常成分(Irefc)用回路と、負荷10が正常範囲に
あるときの過渡状態の電流の値をnで除した値より大き
い電流Ireftを第4の所定時間だけ通電する過渡成
分(Ireft)用回路とをリファレンスFET(Q
B)のソースと接地間に並列に配置している。負荷10
を流れる電流が急増してメインFETのソース電位VS
AがリファレンスFETのソース電位VSBを下回った
とき、過渡成分Ireftをスタートさせるように構成
する。過渡成分用回路がスタート後、第3の所定時間内
に過渡成分回路が再スタートするという事象が所定の回
数繰り返されたらマルチソースFET(Tr5)を遮断
する。
【0070】定常成分用回路のみ、または、定常成分用
回路及び過渡成分用回路が動作している場合に、VSA
がVSBを下回ったとき、CMP1は反転パルスを出力
し、タイマ3は再スタートする。この再スタートにより
20msタイマが再度オン状態に維持されるので、過渡
成分用回路が再スタートする。
【0071】この再スタート後、再スタートした200
msタイマがオン状態を維持する時間内に過渡成分用回
路が更に再々スタートするという事象が所定の4回繰り
返されたらQAを遮断する。すなわち、200msタイ
マがオン状態を維持する時間内にタイマ3を再スタート
させるCMP1の反転パルスは、連続パルスとみなされ
る。
【0072】次に、本発明の第2の実施の形態に係る電
流振動型遮断機能付き半導体スイッチング装置1の動作
について説明する。VSAとVSBの大小を判定するこ
とと、Iref等の設定と、ダミー電圧回路の動作は、
第1の実施の形態と同じである。ただ、抵抗R8等を変
更しているので、タイマ20ms出力がLになるとTr
2、Tr3がオフし、コンデンサC1の電荷はNPNト
ランジスタTr4のベース電流となって放電する放電時
定数が異なる。放電時定数はTr4の電流増幅率をhf
e4=257とすると式2で表される。
【0073】 Tr1ゲート電位の減少時定数=C1×R8×hfe4 =0.1×10−6×1×10×257=25.7ms …式8 Tr1のゲート電位の減少に連れて、Ireftは減少
する。200msタイマの出力は4パルスカウンタ14
のリセット端子に接続され、200msタイマの出力が
Hレベルになると4パルスカウンタ14は動作し、Lレ
ベルになると4パルスカウンタ14はリセットされる。
【0074】一方、タイマの20ms出力がHになり、
Ireftが設定され、VSA>VSBとなると、一旦
オフしたQA、QBがダミー電圧により再度オンされた
後は負荷側回路が正常であれば、別な言い方をすれば配
線ショート等が発生していなければ、QA,QBはオン
を続ける。
【0075】タイマーの20ms出力がHになっている
間に過電流状態Iref×n<ID、または過負荷状態
Rr>RL×nとなった場合は、CMP1がオン/オフ
を4回繰り返した時点でQA、QBを遮断する。これ
は、デッドショートのような状態で、この場合はオン/
オフ動作によるQAの発熱が大きいので、出来るだけ短
時間で遮断する必要がある。
【0076】また、20msタイマの出力がLで、過電
流または過負荷状態になった場合はCMP1の出力がH
→Lに変化するので、20msタイマの出力がHになっ
て、Irefの過渡成分Ireftが再スタートする。
同時に200msタイマの出力もHになる。従って最初
の過渡成分がスタートしてから200ms以内に過渡成
分が再スタートすると4パルスカウンタはリセットされ
ることなく、CMP1出力の立ち下がり回数を積算す
る。図13の(a)(b)に示すように、連続パルスと
みなされる200ms以内の間隔で過渡成分の再スター
トが4回連続すると、4パルスカウンタはオーバーフロ
ーし、QA、QBは遮断される。200msタイマの出
力はCMP1出力の立ち下がり回数を「連続」と定義す
るために用いられている。
【0077】このように、マルチソースFET Tr5
を遮断する前に過渡成分を4回まで再スタートさせる方
法は次の効果がある。
【0078】(1)過渡成分Ireftが短すぎて、負
荷側の正常過渡成分がまだ残っているときにゼロにな
り、Iref×n<IDとなった場合でも、過渡成分を
再スタートさせることにより、FETの誤遮断を回避で
きる。負荷が正常であれば過渡成分Ireftを4回再
スタートさせるまでには、負荷側過渡成分はゼロにな
る。
【0079】(2)図13(c)に示すように、複数の
負荷を短い間隔をおいてスタートさせた場合でも、それ
ぞれの負荷が正常であれば、誤遮断することなしにスイ
ッチオンできる。すなわち、4パルスカウンタ方式では
3個の負荷まで対応可能である。負荷が増えた場合は、
カウンタの設定値を増やすことで対応できる。
【0080】(3)スイッチオン時にチャタリングが発
生した場合でも、(2)と同様に誤動作を回避できる。
【0081】(4)異常の度合いにより、遮断までの時
間が変わる。すなわち、デッドショート時は、4パルス
カウンタでは100μ秒〜150μ秒で遮断する。ま
た、軽過負荷では時間間隔を開けて、4回再確認し40
0m秒〜600m秒で遮断する。デッドショートの場合
は誤判断する可能性が少なく、かつ、速く遮断すること
は配線保護、素子の保護に有効である。また、異常の度
合いが軽微の場合は誤判断の可能性が高いので、時間間
隔を長くして再判断することは誤判断回避のためには有
効である。異常度合いが軽微の場合は配線の発熱、素子
の発熱が少ないので、遮断時間が長くすることによる問
題はない。過電流保護、過負荷保護としては理にかなっ
た方式と言える。なお、異常度合いが軽微の場合は、図
13の(a)(b)に示すように、電流IDの大きさが
大きいほど、負荷10オンからFET遮断までの時間を
短くすることができる。
【0082】(5)間欠的な過負荷、過電流の検出が可
能である。200msタイマの出力では、200ms以
内の間欠的異常しか検出できないが、200msを長く
することにより、長い間欠的異常にも対応できる。但
し、タイマの出力を長くすることは、定性的には誤作動
の機会が増えることになるので、むやみに長くすること
は好ましくない。
【0083】
【実施例4】実施例4では、正常なランプ負荷を使用し
た場合の第2の実施の形態に係るスイッチング装置1の
動作について説明する。実施例1と同様に、ランプは、
遮断機能が働くことなく、点灯し、そして、点灯し続け
る場合である。ランプ負荷10には21Wのバルブ2灯
を並列に接続したものを用いた。
【0084】図14は、バルブ点灯時のスイッチング回
路の信号波形を示すグラフである。横軸は時間で1目盛
りが10m秒である。縦軸には、Tr5のメインFET
(QA)のソース電位(VSA)と、タイマ3のスター
トから20m秒を計り終えるまで出力端子2で出力され
る20m秒のタイマ出力とを表す電圧と、QAのドレイ
ン電流IDと、Tr5のリファレンスFET(QB)の
ドレイン電流n×Irefとを示している。縦軸の単位
は、グラフ中のVSA、ID、Irefそれぞれの右側
に示している。VSAの縦軸は、(2V/div、6
V)と表され、1目盛りが2Vで、全8目盛り中の4目
盛り目の電圧が6Vである。同様にIDとn×Iref
の縦軸は、(10A/div、30V)と表され、1目
盛りが10Aで、全8目盛り中の4目盛り目の電流が3
0Aである。以下のグラフでも縦軸は同様な表記法で表
している。
【0085】タイマ出力は、時間軸1目盛り目でオン
し、オンから18m秒後にオフしている。IDは、タイ
マ出力のオンと同時に流れ始める。流れはじめの電流値
は30Aに達するが、その後減少し、タイマ出力がオフ
になるときには8Aまで低下する。IDがランプ負荷を
流れる電流で、電流の流れはじめからランプは点灯す
る。電流値がさらに低下し4Aの時にランプは正常な連
続点灯することになる。この電流4AがIDの定常成分
であり、電流を流し始めた時の電流4Aを超える電流値
から電流4A分を引いた分が過渡成分である。n×Ir
efは、タイマ出力がオンになる前から定常成分n×I
refcの5Aが流れている。そして、タイマ出力のオ
ンと同時に過渡成分n×Ireftが流れ始める。この
流れはじめの電流値は40Aに達する。20msタイマ
の信号がオンしてからオフするまでn×Irefは40
A程度の値に固定されており、オフした後に減少するこ
とがわかる。IDの電流値はどの時間においてもn×I
refより小さくなっている。このことにより、VSA
はVSBよりどの時間においても大きくなり過剰電流が
発生していないと判断できる。VSAは、タイマ出力の
オンと同時に電圧が高くなり、ランプ負荷10に12V
を超える電圧が印可される。n×Iref>IDなので
FETはオンを続ける。
【0086】図15におけるVSA、ID、n×Ire
fの波形も、図14のそれらと同じ波形である。スイッ
チSW1をオンにする際に発生するSW1等によるドラ
イバ8の入力信号のオン信号との関係を示しており、図
14の横軸の時間軸を100倍に拡大している。チャー
ジポンプ7の立ち上がり遅れによって、SW1入力信号
のオンからID等の立ち上がりまでに約80μ秒の遅れ
がある。
【0087】図16におけるVSA、ID、n×Ire
fは、図15のそれらと同じ波形である。図15のVS
A、ID、n×Irefの波形の立ち上がりの時間を図
15の10倍に拡大している。これより、時間3目盛り
半過ぎでIDがn×Irefより大きくなっている。こ
の逆転により、ゲート駆動信号はオフし、増加していた
VSAは減少に転じる。そして、VSAが減少してダミ
ー電圧のLレベル以下になると、入力信号は再びオン
し、VSA、ID、n×Irefも上昇する。
【0088】図17におけるVSA、ID、n×Ire
fの波形は、図14のそれらと同じ波形である。200
msタイマとの関係を示しており、横軸の時間軸を5分
の1に縮小している。これより、タイマ出力は、時間軸
1目盛り目でオンし、オンから180m秒後にオフして
いる。IDは、タイマ出力のオンと同時に流れ始める。
流れはじめの電流値は30Aに達するが、その後減少
し、タイマ出力がオフになる前までには4Aで一定値に
なる。n×Irefは、タイマ出力がオンになる前から
定常成分n×Irefcの5Aが流れている。そして、
タイマ出力のオンと同時に過渡成分n×Ireftが流
れ始める。この流れはじめの電流値は40Aに達する
が、その後減少し、タイマ出力がオフになる前までには
過渡成分n×Ireftは無くなり定常成分n×Ire
fcの5Aのみの一定値になる。
【0089】
【実施例5】実施例5では、QAと負荷10の間の配線
をデッドショートさせた場合の本発明の第2の実施の形
態に係るスイッチング装置1の動作について説明する。
【0090】図18は、QAと負荷10の間の配線をデ
ッドショートさせた状態でスイッチSW1をオンしたと
きの波形である。
【0091】ショートした状態で流れるIDは、Ire
fを超えるので、一旦オンしたQAとQBがオフする。
CMP1の+入力端子にはVSAより低い電位が入力さ
れる。そのため、VSAが少しくらい変動しても、その
変動幅がR3電圧降下より小さければCMP1は安定し
てダミー電圧Lレベル(式5のA点電位、図18中のA
点)を維持することになる。QAがオフを続けるとVS
AはGNDに向かって低下し、QAのゲート電位も低下
する。QBのゲートはQAのゲートに直結しているの
で、VSAの低下につれて、VSBも低下する。VSA
の低下に連れてA点の電位は若干低下するが、その低下
量は僅かである。CMP1の+端子電圧にはA点の電位
が供給され、−端子にはVSBの電位が供給されるの
で、やがてCMP1+端子電位>CMP1−端子電位と
なり、CMP1の出力はL→Hに反転する。ゲートドラ
イバー8は再びオンとなり、QA、QBがオンし、VS
AおよびVSBは上昇に転じる。ゲートドライバー8の
出力が0V→Vpに上昇するのでD2が逆バイアスさ
れ、A点の電位はVSAの上昇に連れて上昇する。その
ときA点の電位>VSAの関係にある。A点の電位は式
6のB点電位(ダミー電圧Hレベル、図18中のB点)
まで上昇する。QBのオンによりVSBも上昇しダミー
電圧H以上になると、CMP1の出力はH→Lに反転す
る。パルスカウンタ14は1カウント目をカウントす
る。ゲートドライバー8は再びオフとなり、QA、QB
がオフする。QA、QBのオン/オフは繰り返され、そ
の度毎にカウンタ14はカウント数を増やす。4カウン
ト目にカウンタ14から信号が出力され、ゲートドライ
バー8は再びオフとなり、QA、QBがオフする。ショ
ート発生から電流遮断までに要した時間は110μ秒で
あった。
【0092】図19は、負荷10には21Wのバルブ2
灯を並列に接続したものを用い、2灯点灯時にQAと負
荷10の間の配線をデッドショートさせた場合の波形で
ある。図18と同様のQA、QBのオン/オフが繰り返
されている。ショート発生から電流遮断までに要した時
間は130μ秒であった。
【0093】
【実施例6】実施例6では、過負荷となるランプ負荷を
使用した場合の第2の実施の形態に係るスイッチング装
置1の動作について説明する。ランプは、遮断機能が働
いて点灯しない。ランプ負荷10には21Wのバルブ3
灯を並列に接続したものを用いた。装置1においては2
灯では過負荷ではなく3灯で過負荷になるようにn×I
refを設定している。図20は、ドライバの入力信号
オンから、遮断されるまでのスイッチング回路の信号波
形を示すグラフである。横軸は時間で1目盛りが20μ
秒である。縦軸には、VSAと、ゲート駆動信号と、I
Dと、n×Irefとを示している。4回オン/オフを
繰り返した時点でマルチソースFETTr5が遮断され
ている。1回毎に、IDとn×Irefが大きくなる過
程で、n×Irefより小さかったIDが、35A付近
でn×Irefより大きくなっている。この反転によ
り、ゲート駆動信号はオフし、VSAは増加から減少に
転じている。VSAが減少してダミー電圧のLレベル以
下になると入力信号はオンし、VSAは再び増加する。
このようにしてVSAは振動する。VSAの振動をCM
P1を介して4パルスカウンタ14がカウントする。こ
のカウントが4カウント目のとき、カウンタ14はオン
信号を出力し、ドライバ8の入力信号はオフする。この
4カウント目のときタイマ3もオンしIrefが流れ
る。このことにより、IDがn×Irefより小さい状
態に回復する。この回復により再度VSAとIDがオン
することはない。負荷10の3灯は消灯する。スイッチ
オンからから電流遮断までに要した時間は185μ秒で
あった。
【0094】
【実施例7】実施例7では、正常なランプ負荷を点灯し
ているときに、さらにランプ負荷を追加して過負荷の状
態が発生した場合の本発明に係るスイッチング装置1の
動作について説明する。ランプが点灯しているところ
に、さらに別のランプを点灯させようとすると、遮断機
能が働き、ランプがすべて消灯される。最初から点灯し
ているランプ負荷には21Wのバルブ2灯を並列に接続
したものを用いた。過負荷用の追加するランプ負荷には
21Wのバルブ1灯を使用し点灯している2灯に並列接
続した。図21は、バルブ点灯時に過負荷を追加し遮断
されるまでのスイッチング回路の信号波形を示すグラフ
である。横軸は時間で1目盛りが50m秒である。縦軸
には、VSAと、ドライバ8への入力信号と、IDと、
n×Irefとを示している。図13(a)の中過負
荷、または、図13(b)の小過負荷の場合に相当して
いる。過電流発生から電流遮断までに要した時間は42
0m秒であった。
【0095】図22におけるVSA、ID、n×Ire
f、入力信号の波形は、図21のそれらと同じ波形であ
る。図21のVSA、ID、n×Irefの波形の立ち
上がりの時間を図21の5000倍に拡大している。そ
れぞれの波形は図8と同様に推移する。時間4目盛り半
過ぎでIDがn×Irefより大きくなっている。この
逆転により、ゲート駆動信号はオフし、VSAは減少し
始める。そして、VSAが減少してダミー電圧のLレベ
ル以下になると、ゲート駆動信号は再びオンし、VS
A、ID、n×Irefも上昇する。このことにより追
加した1灯を含め3灯が点灯する。
【0096】図23におけるVSA、ID、n×Ire
f、入力信号の波形は、図21のそれらと同じ波形であ
る。図21のVSA、ID、n×Irefの波形の立ち
下がり遮断される時間を図21の5000倍に拡大して
いる。IDがn×Irefよりわずかに大きくなること
により、入力信号はオフし、VSAは減少する。この減
少を4パルスカウンタ14はカウントする。このカウン
トは4カウント目であるので、カウンタ14はオン信号
を出力し、ドライバ8の入力信号はオフする。この4カ
ウント目のときタイマ3もオンしIrefが流れる。こ
のことにより、IDがn×Irefより小さい状態に回
復する。この回復により再度VSAとIDがオンするこ
とはない。追加した1灯を含め3灯が消灯する。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
突入電流の発生していても過電流の検出が可能で、熱損
失が小さく、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡など
のレアショートが発生した場合の異常電流に対しても高
速応答を可能な半導体スイッチング装置を提供できる。
【0098】また、本発明によれば、リファレンス回路
が定常成分と過渡成分からなるので、負荷側に発生する
過渡現象(過渡成分)に対しても正常状態として取り扱
ってオン/オフ動作を行わない。このため、ランプの点
灯遅れ等の問題も無くなり、かつ、素子の発熱を減らす
ことができる。
【0099】本発明によれば、リファレンス回路の過渡
的成分を負荷側の変化に応じてスタートさせることが出
来るので、ヒューズ機能の代替が可能である。
【0100】本発明によれば、電流振動の制御に2つの
レベルのダミー電圧を用いているので、マルチソースF
ETのゲート駆動回路の遅れ要素が必要なくなり、オン
/オフ動作が安定し、かつ、オン/オフ動作の特性をコ
ントロールし易くなる。
【0101】本発明によれば、リファレンスに過渡的成
分を組み込んだので、過渡的成分の大きさによって異常
発生時の遮断時間を変えることが可能となった。具体的
には、過渡的成分が大きいときに異常が発生した場合、
または発生している場合は短時間で遮断する方法を取る
ことができる。このため、デッドショート時の電流制限
が不充分の場合でも、遮断までの時間を短くすることに
より、配線の保護が可能になり、かつ、素子の発熱を抑
えることが出来て、特別な電流制限回路を設ける必要が
無い。これにより制御回路が簡素化されるので、素子の
チップ面積を縮小することや、FETと制御回路を1チ
ップ上に集積することが可能になり、コストが低減でき
る。
【0102】さらに、本発明によれば、パルスカウンタ
により、制御手段(制御ステップ)による半導体スイッ
チのオン/オフ制御回数をカウントし、この制御回数が
所定回数に達したときに半導体スイッチをオフ制御する
こととしたので、不完全短絡でも半導体スイッチの遮断
を任意に設定した時間まで速めることができ、高速応答
を実現できる。
【0103】特に半導体スイッチのオン/オフ制御をモ
ノリシックに集積化した場合はマイコンも不要であるた
め、チップ面積を縮小できるとともに、装置コストを大
幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の回路構成図である。
【図3】本発明の実施例1(負荷の正常な使用)に係る
電流振動型遮断機能付き半導体スイッチング装置の信号
波形図(その1)である。200msタイマの信号に対
するVSA、n×Iref、IDの波形を表示してい
る。
【図4】本発明の実施例1に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の信号波形図(その2)であ
る。20msタイマの信号に対するVSA、n×Ire
f、IDの波形を表示している。
【図5】本発明の実施例1に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の信号波形図(その3)であ
る。スイッチSW1がオンしたときのVSA、n×Ir
ef、IDの波形を表示している。
【図6】本発明の実施例1に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の信号波形図(その4)であ
る。図5に比べ時間軸を10倍拡大して表示している。
【図7】本発明の実施例2(負荷の正常な使用中に過負
荷状態に移行した場合)に係る電流振動型遮断機能付き
半導体スイッチング装置の信号波形図(その1)であ
る。
【図8】本発明の実施例2に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の信号波形図(その2)であ
る。図7のスイッチSW1がオンしたときを、図7に比
べ時間軸を2000倍拡大して表示している。
【図9】本発明の実施例2に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の信号波形図(その3)であ
る。図7の遮断機能が働いたときを、図7に比べ時間軸
を400倍拡大して表示している。
【図10】本発明の実施例2に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図(その4)で
ある。A点の電圧(ダミー電圧)とVSAの波形につい
て、図9の遮断機能が働いたときを、図9に比べ時間軸
をさらに5倍拡大して表示している。
【図11】本発明の実施例3(負荷の使用開始から過負
荷状態である場合)に係る電流振動型遮断機能付き半導
体スイッチング装置の信号波形図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る電流振動型遮
断機能付き半導体スイッチング装置の回路構成図であ
る。
【図13】本発明の第2の実施形態に係る電流振動型遮
断機能付き半導体スイッチング装置の連続4パルスカウ
ント方式によるFETの遮断を説明するための図であ
る。
【図14】本発明の実施例4(負荷の正常な使用)に係
る電流振動型遮断機能付き半導体スイッチング装置の信
号波形図(その1)である。20msタイマの信号に対
するVSA、n×Iref、IDの波形を表示してい
る。
【図15】本発明の実施例4に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図(その2)で
ある。スイッチSW1がオンしたときのVSA、n×I
ref、IDの波形を表示している。
【図16】本発明の実施例4に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図(その3)で
ある。図15に比べ時間軸を10倍拡大して表示してい
る。
【図17】本発明の実施例4に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図(その4)で
ある。200msタイマの信号に対するVSA、n×I
ref、IDの波形を表示している。
【図18】本発明の実施例5(負荷の使用開始からデッ
ドショート状態である場合)に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図である。
【図19】本発明の実施例5の変形例(負荷の正常な使
用中にデッドショート状態に移行した場合)に係る電流
振動型遮断機能付き半導体スイッチング装置の信号波形
図である。
【図20】本発明の実施例6(負荷の使用開始から過負
荷状態である場合)に係る電流振動型遮断機能付き半導
体スイッチング装置の信号波形図である。
【図21】本発明の実施例7(負荷の正常な使用中に過
負荷状態に移行した場合)に係る電流振動型遮断機能付
き半導体スイッチング装置の信号波形図(その1)であ
る。
【図22】本発明の実施例7に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図(その2)で
ある。図21のスイッチSW1がオンしたときを、図2
10に比べ時間軸を5000倍拡大して表示している。
【図23】本発明の実施例7に係る電流振動型遮断機能
付き半導体スイッチング装置の信号波形図(その3)で
ある。図21の遮断機能が働いたときを、図21に比べ
時間軸を5000倍拡大して表示している。
【符号の説明】
1 電流振動型遮断機能付き半導体スイッチング装置 2 ダミー電圧発生回路 3 タイマ 4、14 パルスカウンタ 5 遮断信号保持回路 6 チャタリング防止回路 7 チャージポンプ 8 ドライバー 9 過熱遮断回路 10 負荷 11 過渡的電流成分発生回路 12 D−フリップフロップ回路 Tr1乃至5 トランジスタ D1、D2 ダイオード R1乃至10 抵抗 SW1、SW2 スイッチ C1 コンデンサー CMP1 比較回路 AND1乃至4 AND回路 OR1 OR回路 INV1 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G004 AA04 AB02 BA03 BA04 DA04 DC01 DC12 EA01 5J055 AX15 AX34 AX38 AX64 BX16 CX20 CX22 CX28 DX09 DX22 DX31 EX06 EX07 EX08 EX31 EY01 EY03 EY12 EY21 EY26 EZ10 EZ34 EZ43 EZ57 FX04 FX12 FX38 GX01 GX02 GX05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインFETとリファレンスFETから
    なるマルチソースFETと、 前記メインFETのソース電位と前記リファレンスFE
    Tのソース電位の大小関係を比較する電圧比較装置と、 前記メインFETのソース電位が前記リファレンスFE
    Tのソース電位を上回っているとき前記マルチソースF
    ETのゲートに駆動電圧を印加し、前記メインFETの
    ソース電位が前記リファレンスFETのソース電位を下
    回っているとき前記マルチソースFETのゲートへの駆
    動電圧を遮断するゲート駆動回路とを備えた半導体スイ
    ッチング装置において、 負荷側の電流が過渡的成分を含めて正常範囲にあるとき
    は、前記リファレンスFETのソース電位が前記メイン
    FETのソース電位を上回らないように前記リファレン
    スFETの電流を制御する回路を前記リファレンスFE
    Tのソースと接地間に設置したことを特徴とする半導体
    スイッチング装置。
  2. 【請求項2】 前記メインFETのソース電位と前記リ
    ファレンスFETのソース電位が等しい場合に、前記メ
    インFETを流れる電流を前記リファレンスFETを流
    れる電流で除した値をnとすると、 前記負荷の定常状態における電流値をnで除した値より
    大きい電流を流す定常成分用回路と、前記負荷の過渡状
    態の電流値をnで除した値より大きい電流を流す過渡成
    分用回路を前記リファレンスFETのソースと前記接地
    間に並列に配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    半導体スイッチング装置。
  3. 【請求項3】 前記定常成分用回路は固定抵抗または定
    電流回路で構成したことを特徴とする請求項2に記載の
    半導体スイッチング装置。
  4. 【請求項4】 前記リファレンスFETを流れる電流の
    過渡成分は、第1の所定時間、一定電流値で通電し、そ
    の後リファレンスFETのソース電位がメインFETの
    ソース電位を上回らない範囲で減少し、第2の所定時間
    内にほばゼロになるように設定することを特徴とする請
    求項2に記載の半導体スイッチング装置。
  5. 【請求項5】 前記定常成分用回路は前記半導体スイッ
    チング装置がオン状態にあるときは常時作動させ、前記
    メインFETのソース電位が前記リファレンスFETの
    ソース電位を下回ったとき、前記リファレンスFETを
    流れる電流の過渡成分用回路をスタートさせ、その後の
    前記第2の所定時間内はメインFETのソース電位がリ
    ファレンスFETのソース電位を下回っても、リファレ
    ンス電流の過渡的成分回路をスタートさせないことを特
    徴とする請求項4に記載の半導体スイッチング装置。
  6. 【請求項6】 前記メインFETのソース電位が前記リ
    ファレンスFETのソース電位を下回り、前記メインF
    ETおよび前記リファレンスFETがオフ状態に遷移し
    たとき、前記メインFETのソース電位の代わりにそれ
    より低い第1の電位を用いて前記リファレンスFETの
    ソース電位と比較し、前記リファレンスFETのソース
    電位が前記第1の電位を下回ったら、前記メインFET
    および前記リファレンスFETをオン状態に遷移させ、
    前記リファレンスFETのソース電位が上昇して、前記
    第1の電位より大きい第2の電位に達するまでは前記メ
    インFETのソース電位と前記リファレンスFETのソ
    ース電位の大小関係に関係なく、オン状態を維持し、前
    記レファレンスFETのソース電圧が前記第2の電位を
    上回ったら、前記メインFETのソース電位と前記リフ
    ァレンスFETのソース電位を比較して、前記メインF
    ETのソース電位が小さいと前記メインFETおよび前
    記リファレンスFETをオフ状態に遷移させることによ
    り、前記メインFETのソース電位が前記リファレンス
    FETのソース電位を下回る限り、オン/オフ動作を継
    続することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つ
    に記載の半導体スイッチング装置。
  7. 【請求項7】 前期マルチソースFETがオン/オフ動
    作を所定の回数繰り返したら、マルチソースFETを遮
    断する場合に、前期第1の所定時間内にオン/オフ動作
    して遮断に至るまでの回数を、前期第2の所定時間内に
    オン/オフ動作して遮断に至るまでの回数より少なくし
    たことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記
    載の半導体スイッチング装置。
  8. 【請求項8】 前記定常成分用回路のみ、または、前記
    定常成分用回路及び過渡成分用回路が動作している場合
    に、前記メインFETのソース電位が前記リファレンス
    FETのソース電位を下回ったとき、前記過渡成分用回
    路を再スタートさせ、 前記再スタート後、第3の所定時間内に前記過渡成分用
    回路が更に再々スタートするという事象が所定の回数繰
    り返されたら前記マルチソースFETを遮断することを
    特徴とする請求項4に記載の半導体スイッチング装置。
  9. 【請求項9】 メインFETとリファレンスFETから
    なるマルチソースFETと、 前記メインFETのソース電位と前記リファレンスFE
    Tのソース電位の大小関係を比較する電圧比較装置と、 前記メインFETのソース電位が前記リファレンスFE
    Tのソース電位を上回っているとき前記マルチソースF
    ETのゲートに駆動電圧を印加し、前記メインFETの
    ソース電位が前記リファレンスFETのソース電位を下
    回っているとき前記マルチソースFETのゲートへの駆
    動電圧を遮断するゲート駆動回路とを備えた半導体スイ
    ッチング装置において、 前記メインFETのソース電位と前記リファレンスFE
    Tのソース電位が等しい場合に、前記メインFETを流
    れる電流を前記リファレンスFETを流れる電流で除し
    た値をnとすると、負荷が正常範囲にあるときの定常状
    態における電流値をnで除した値より大きい電流を流す
    定常成分用回路と、前記負荷が正常範囲にあるときの過
    渡状態の電流値をnで除した値より大きい電流を第4の
    所定時間だけ通電する過渡成分用回路とを前期リファレ
    ンスFETのソースと前記接地間に並列に配置し、前記
    負荷を流れる電流が急増して前記メインFETのソース
    電位がリファレンスFETのソース電位を下回ったと
    き、前記過渡成分をスタートさせるように構成し、前記
    過渡成分回路がスタート後、第3の所定時間内に前記過
    渡成分回路が再スタートするという事象が所定の回数繰
    り返されたら前記マルチソースFETを遮断することを
    特徴とする半導体スイッチング装置。
JP2000363644A 2000-07-24 2000-11-29 半導体スイッチング装置 Expired - Fee Related JP3741949B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363644A JP3741949B2 (ja) 2000-07-24 2000-11-29 半導体スイッチング装置
US09/908,973 US6831821B2 (en) 2000-07-24 2001-07-20 Semiconductor switching device with function for vibrating current, thereby shutting down over-current
EP03011026A EP1349251A3 (en) 2000-07-24 2001-07-24 Semiconductor switching device with a multi-source power FET having a sense current path allowing a predetermined number of reconnection attemps before shutdown
CNB011384026A CN1162970C (zh) 2000-07-24 2001-07-24 半导体开关器件及过电流切断方法
DE60100831T DE60100831T2 (de) 2000-07-24 2001-07-24 Halbleiterschalter mit einem Multi-Source-LeistungsFET mit Messstrompfad, bei dem eine bestimmte Anzahl an Einschaltversuchen vor dem endgültigen Ausschalten zulässig ist
EP01117632A EP1176685B1 (en) 2000-07-24 2001-07-24 Semiconductor switching device with a multi-source power FET having a sense current path allowing a predetermined number of reconnection attemps before shutdown
KR10-2001-0044508A KR100423103B1 (ko) 2000-07-24 2001-07-24 전류를 진동시켜 과잉 전류를 차단하는 기능을 갖는반도체 스위칭 디바이스
HK02108170.3A HK1047355A1 (zh) 2000-07-24 2002-11-12 具有振動電流以便切斷過電流功能的半導體開關器件
KR1020030026335A KR20030047923A (ko) 2000-07-24 2003-04-25 전류를 진동시켜 과잉 전류를 차단하는 기능을 갖는반도체 스위칭 디바이스

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000222982 2000-07-24
JP2000-222982 2000-07-24
JP2000363644A JP3741949B2 (ja) 2000-07-24 2000-11-29 半導体スイッチング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002111465A true JP2002111465A (ja) 2002-04-12
JP3741949B2 JP3741949B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=26596585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000363644A Expired - Fee Related JP3741949B2 (ja) 2000-07-24 2000-11-29 半導体スイッチング装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6831821B2 (ja)
EP (2) EP1176685B1 (ja)
JP (1) JP3741949B2 (ja)
KR (2) KR100423103B1 (ja)
CN (1) CN1162970C (ja)
DE (1) DE60100831T2 (ja)
HK (1) HK1047355A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059646A1 (ja) * 2004-11-30 2006-06-08 Autonetworks Technologies, Ltd. 電力供給制御装置
JP2007174490A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電力供給制御装置
JP2007252081A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Omron Corp 回路保護装置およびその短絡電流遮断方法
KR100817957B1 (ko) * 2005-02-21 2008-03-31 야자키 소교 가부시키가이샤 과전류 검출장치

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3990218B2 (ja) * 2002-07-12 2007-10-10 矢崎総業株式会社 半導体素子の保護装置
US7116294B2 (en) * 2003-02-07 2006-10-03 Whelen Engineering Company, Inc. LED driver circuits
JP2004336907A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Denso Corp インバータシステム
US7064946B2 (en) * 2003-12-18 2006-06-20 International Rectifier Corporation Electronic fuse
JP4508888B2 (ja) * 2005-01-21 2010-07-21 国産電機株式会社 エンジン駆動電源装置
US20070045658A1 (en) * 2005-09-01 2007-03-01 Lear Corporation System and method to provide power to a motor
JP4701052B2 (ja) * 2005-09-21 2011-06-15 矢崎総業株式会社 過電流検出装置
JP4810943B2 (ja) * 2005-09-21 2011-11-09 富士電機株式会社 過電流検出回路及び電圧比較回路
JP4570173B2 (ja) * 2006-06-01 2010-10-27 株式会社オートネットワーク技術研究所 電力供給制御装置
JP5177986B2 (ja) * 2006-10-04 2013-04-10 ローム株式会社 負荷駆動装置及びこれを用いた電気機器
DE102008010624A1 (de) * 2008-02-22 2009-08-27 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Schalteinheit
EP2131497B1 (de) * 2008-06-04 2012-05-02 Eberspächer Controls GmbH & Co. KG Halbleiterschalter mit Kurzschlussabschaltung
JP5351793B2 (ja) * 2010-02-05 2013-11-27 矢崎総業株式会社 過電流保護装置及び過電流保護システム
TWI429160B (zh) * 2010-12-24 2014-03-01 Hanergy Technologies Inc 保護電路及其保護方法
JP5952060B2 (ja) * 2012-04-05 2016-07-13 矢崎総業株式会社 発熱保護回路及び発熱保護方法
CN104272594B (zh) * 2012-05-01 2018-04-27 大岛俊蔵 过电流保护电源装置
KR101353102B1 (ko) * 2012-07-25 2014-01-17 삼성전기주식회사 모터 구동 과전류 검출회로, 헤드룸 전압 손실없는 모터구동회로 및 모터구동회로의 과전류 검출 방법
EP2712084B1 (en) * 2012-09-20 2019-11-06 Infineon Technologies AG Semiconductor device including short-circuit protection with a variable threshold
KR101974024B1 (ko) * 2012-11-26 2019-05-02 온세미컨덕터코리아 주식회사 저전압 차단 회로, 이를 포함하는 스위치 제어 회로 및 전력 공급 장치
CN107888056B (zh) * 2013-07-10 2020-04-17 株式会社电装 驱动控制装置
KR101463965B1 (ko) * 2014-03-25 2014-12-15 태성전장주식회사 반도체를 이용한 대전류 스위칭 장치
JP6596948B2 (ja) * 2015-06-10 2019-10-30 富士電機株式会社 半導体装置
KR102262578B1 (ko) * 2015-07-21 2021-06-09 현대자동차주식회사 전자식 스위치 모니터링 장치 및 그 방법
CN105375211B (zh) * 2015-12-01 2018-01-30 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种震动保护电路及插座
JP6635439B2 (ja) 2016-02-05 2020-01-29 大島俊蔵 電源装置
US11228306B2 (en) 2017-07-27 2022-01-18 Diodes Incorporated Power switch over-power protection
TWI692927B (zh) * 2019-05-03 2020-05-01 台達電子工業股份有限公司 電力電路以及驅動電路
DE102023105111B4 (de) * 2023-03-01 2026-03-26 Lisa Dräxlmaier GmbH Halbleitersicherung mit detektionsschaltung zum erkennen einer drift der gateschwellspannung
US20250309632A1 (en) * 2024-03-28 2025-10-02 Texas Instruments Incorporated Short circuit protection with temperature compensation

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5018041A (en) 1989-06-16 1991-05-21 National Semiconductor Corp. Circuit for internal current limiting in a fast high side power switch
JPH0526912A (ja) * 1991-03-14 1993-02-05 Fuji Electric Co Ltd 過電流検出回路
JPH06244693A (ja) * 1992-03-03 1994-09-02 Nec Corp Mos電界効果トランジスタスイッチ回路
JPH06113441A (ja) * 1992-09-25 1994-04-22 Nec Kansai Ltd 電流検出回路
JP2999887B2 (ja) * 1992-10-09 2000-01-17 三菱電機株式会社 Igbtの過電流保護回路及び半導体集積回路装置
JP3084982B2 (ja) * 1992-11-25 2000-09-04 富士電機株式会社 半導体装置
JPH07146722A (ja) * 1993-10-01 1995-06-06 Fuji Electric Co Ltd トランジスタ用過電流保護装置
US5400206A (en) * 1993-07-27 1995-03-21 Honeywell Inc. Short circuit and overload protection circuit which allows a predetermined number of reconnection attempts
US5748428A (en) * 1995-07-28 1998-05-05 United Technologies Automotive, Inc. Pulse width modulation and protection circuit
US5926610A (en) * 1995-11-15 1999-07-20 Sony Corporation Video data processing method, video data processing apparatus and video data recording and reproducing apparatus
EP0789458B1 (en) * 1996-02-09 2001-08-22 Co.Ri.M.Me. Consorzio Per La Ricerca Sulla Microelettronica Nel Mezzogiorno Circuit with overload current protection for power transistors
US5796278A (en) * 1996-04-26 1998-08-18 Delco Electronics Corporaiton Circuitry for controlling load current
US6147470A (en) * 1996-09-13 2000-11-14 Hitachi, Ltd. Device for controlling induction motor and method of controlling the same
JP3442942B2 (ja) * 1996-10-08 2003-09-02 シャープ株式会社 直流安定化電源回路の出力ドライブ回路
JP3206724B2 (ja) * 1996-10-23 2001-09-10 矢崎総業株式会社 電源供給装置及びコネクタの接続不良検出方法
JP3568722B2 (ja) 1997-01-13 2004-09-22 日野自動車株式会社 過電流遮断回路
US6023178A (en) * 1997-04-09 2000-02-08 Yokogawa Electric Corporation Pulse width control IC circuit and switching power supply unit
JP3225887B2 (ja) * 1997-05-16 2001-11-05 日本電気株式会社 半導体集積回路装置
JPH11305852A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Nesutaa:Kk 電力調整装置
JP3656412B2 (ja) * 1998-07-03 2005-06-08 株式会社日立製作所 車両用電力制御装置
JP3706515B2 (ja) * 1998-12-28 2005-10-12 矢崎総業株式会社 電源供給制御装置および電源供給制御方法
JP3808265B2 (ja) * 1999-02-12 2006-08-09 矢崎総業株式会社 電源供給制御装置及び電源供給制御方法
JP2000299922A (ja) * 1999-02-12 2000-10-24 Yazaki Corp 電源供給制御装置および電源供給制御方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059646A1 (ja) * 2004-11-30 2006-06-08 Autonetworks Technologies, Ltd. 電力供給制御装置
US7701686B2 (en) 2004-11-30 2010-04-20 Autonetworks Technologies, Ltd. Power supply controller
KR100817957B1 (ko) * 2005-02-21 2008-03-31 야자키 소교 가부시키가이샤 과전류 검출장치
US7443645B2 (en) 2005-02-21 2008-10-28 Yazaki Corporation Overcurrent detecting device
JP2007174490A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電力供給制御装置
JP2007252081A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Omron Corp 回路保護装置およびその短絡電流遮断方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE60100831T2 (de) 2004-07-15
EP1176685A1 (en) 2002-01-30
EP1176685B1 (en) 2003-09-24
CN1162970C (zh) 2004-08-18
KR100423103B1 (ko) 2004-03-16
KR20030047923A (ko) 2003-06-18
EP1349251A3 (en) 2006-09-13
CN1349307A (zh) 2002-05-15
DE60100831D1 (de) 2003-10-30
EP1349251A2 (en) 2003-10-01
US6831821B2 (en) 2004-12-14
KR20020008801A (ko) 2002-01-31
US20020012216A1 (en) 2002-01-31
JP3741949B2 (ja) 2006-02-01
HK1047355A1 (zh) 2003-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3741949B2 (ja) 半導体スイッチング装置
US6967519B2 (en) Drive circuit for a power semiconductor device
JP4773822B2 (ja) 電力供給制御装置
US10476496B2 (en) Drive circuit and power module including the same
JP5889723B2 (ja) 半導体装置
US8598859B2 (en) Power supply controller
JP4579292B2 (ja) 電力供給制御装置及びその閾値変更方法
JP4570173B2 (ja) 電力供給制御装置
US7847702B2 (en) Power supply controller
JP3637848B2 (ja) 負荷駆動回路
EP1122871B1 (en) Power supply control device and method
JP5133648B2 (ja) 電圧制御形スイッチングデバイスのゲート駆動装置
US11658652B2 (en) Semiconductor device
JP3986041B2 (ja) 電源供給制御装置
JP3589392B2 (ja) 過電流検出回路及び過電流検出・保護回路
JP2000235424A (ja) カレントミラー回路、電流センサ及びこれを具備したスイッチング回路並びにスイッチングデバイス
JP2001320264A (ja) 電源供給制御装置
JP2000298152A (ja) 故障検出装置
JP2001160746A (ja) 半導体スイッチング装置
JP2000193692A (ja) 過電流検出回路及び過電流検出・保護回路
JP2000299923A (ja) 過電流動作点を自動変更できる電流振動型遮断機能付きスイッチング回路
JPH09182448A (ja) インバータ制御装置の過電流保護回路
JP2000236692A (ja) 扇風機
JP2000299165A (ja) 保護装置付きコンセント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3741949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees