JP2002119599A - マーカー付きカテーテルおよびその製造方法 - Google Patents

マーカー付きカテーテルおよびその製造方法

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JP2002119599A
JP2002119599A JP2000318321A JP2000318321A JP2002119599A JP 2002119599 A JP2002119599 A JP 2002119599A JP 2000318321 A JP2000318321 A JP 2000318321A JP 2000318321 A JP2000318321 A JP 2000318321A JP 2002119599 A JP2002119599 A JP 2002119599A
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倫弘 池ヶ谷
Tadakazu Kato
忠和 加藤
Hideo Mifune
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カテーテルにあっては、体内への挿入長の確
認のためのカラーマーカー、あるいはカテーテル先端部
の位置確認用X線不透過マーカーの取付けにおいてマー
カー取付け部の太さを他部と同一外径にする方法が各種
試みられているが、適切な方法がなかった。 【解決手段】 カテーテル1のマーカー6、7を着色材
あるいはX線不透過材を含み、マーカー取付け部の樹脂
と溶融可能な材料により形成し、マーカー6、7をマー
カー取付け部に融着し、その後に加熱延伸加工すること
によりマーカー6、7をマーカー取付け部に段差なく取
付けることができる。また、マーカー6、7とマーカー
取付け部とは一体的に混融しているため、耐久性に優れ
且つマーカー取付け部の機械的強度の低下を来さず、安
全性を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用カテーテル
に関わり、体内にカテーテルを挿入した場合のカテーテ
ルの挿入長の確認のためのシャフト部の外表面への着色
マーカーの取付け、あるいはカテーテルの先端部位のX
線造影による確認のためのX線不透過マーカーの取付け
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、狭窄した動脈の血管形成術で
は、中空のシャフトの先端部にバルーンを取り付けたバ
ルーン式拡張カテーテルが使用されている。このバルー
ン式拡張カテーテルを施術のため血管内に挿入するが、
カテーテルシャフトの血管内への挿入長を確認するため
カテーテル手元部には、その外表面の位置確認用のカラ
ーマーカーが施されている。また、バルーン部の血管内
挿入位置の確認には、カテーテルの先端に取付けられた
バルーンの内部のガイドワイヤー挿通用のインナーチュ
ーブ表面にX線不透過金属よりなる位置確認用マーカー
が取付けられている。
【0003】この場合、位置確認用のマーカーとシャフ
トとの境界部に段差が生じないように円滑な連続面を形
成し、段差に起因する損傷をバルーンに与えないように
する必要がある。このような点を考慮したものに特開平
8−289934号公報(A)、特開平10−3143
12号公報(B)に記載された医療用バルーンカテーテ
ルがある。
【0004】前記(A)によれば、バルーンカテーテル
のインナーチューブへのマーカーの取付け方法として下
記の方法を開示している。 (イ)マーカーの取付け部の外径を予め小さく切削加工
し、その位置に筒状のマーカーを挿入している。 (ロ)X線不透過材をマーカー取付け部に、蒸着または
スパッタリングにより外表面に取り付けている。次に前
記(B)によれば、 (ハ)カテーテルの手元部へカラーマーカーを、印刷ま
たは着色熱収縮チューブで取り付け、その外表面を樹脂
で全面被覆している。
【0005】前記(A)においては、マーカー取付け部
のインナーチューブの肉厚は、切削により薄くなってお
り、この外表面にX線不透過材を被せたり、蒸着あるい
はスパッタリングする方法であり、インナーチューブと
X線不透過材とは物理的に完全に分離した構造になって
いるか、あるいは蒸着やスパッタリングによるもので
も、形成される粒子膜は、微視的には固体表面に金属微
粒子が機械的にかみ合った状態で付着し、X線不透過材
とインナーシャフトとの間には明確な境界が生じる。ま
た、前記(B)においては、カテーテルシャフトの手元
部に着色マーカーを取付ける際、シャフトのマーカー取
付け部に着色マーカー層を形成した後のマーカーの脱落
をなくし、且つマーカーからの溶出物の発生の無いよう
に、さらにマーカー部のひっかかりの無いようにマーカ
ー部を含めたシャフト外周面に被覆層を設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、上述の
(A)または(B)による医療用バルーンカテーテルで
は下記のような不都合が生じる虞がある。(A)におい
ては、バルーン内のインナーチューブに対するマーカー
取付け部の肉厚が薄くなり強度が低下する。また、使用
時のシャフトの曲げや伸び等により、マーカー自体が剥
離する。(B)においては、カテーテルシャフトの手元
部のマーカーの取付けにおいては、被覆層によりマーカ
ー部の端部は平滑にできるが、マーカー取付け部の外径
は他部に比べて太くなる。
【0007】本発明は、これらの事情を背景になされた
もので、マーカー取付け部とマーカーとは面一に形成さ
れ、また、マーカーはマーカー取付け部に融着し、マー
カー部と他部との外径を同一にすることができるととも
に、耐久性に優れ、且つマーカーの取付け部の機械的強
度の低下を来すことがなく、安全なマーカー付きカテー
テルおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、所定
の位置に着色材あるいはX線不透過材からなる位置確認
用のマーカーを備えたカテーテルにおいて、このマーカ
ーを前記着色材あるいは前記X線不透過材を含み、且つ
マーカー取付け部の樹脂と一体的に溶融可能な材料によ
り形成し、前記マーカーを前記マーカー取付け部に加熱
融着後、さらにこの部位近辺を加熱延伸加工することに
より、外径、肉厚を他部と同一にしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2によれば、前記マーカーおよび前
記マーカー取付け部は、ポリアミド、ポリアミドエラス
トマー、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエステル
エラストマー、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネート、あるいはポリイミド等の高分
子から形成され、前記マーカーの着色材は、カーボンブ
ラック、酸化チタン、フタロシアニンブルー、フタロシ
アニングリーン、あるいはキナクリドンレッド等により
形成され、前記X線不透過材の前記マーカーは、白金、
イリジウム等のX線不透過材から形成されていることを
特徴とする。
【0010】請求項3によれば、前記マーカーは、融着
に先立って、前記マーカー取付け部の外表面に被せられ
るべく筒状をなしていることを特徴とする。
【0011】請求項4によれば、前記マーカーは、融着
に先立って、前記マーカー取付け部の外表面に螺旋状に
巻回されていることを特徴とする。
【0012】請求項5によれば、前記マーカーは、粉末
状であり融着に先立って、前記マーカー取付け部の外表
面に塗布されていることを特徴とする。
【0013】請求項6によれば、所定の位置に着色材あ
るいはX線不透過材から形成された位置確認用のマーカ
ーを設ける工程において、このマーカーを前記着色材あ
るいは前記X線不透過材を含み、且つマーカー取付け部
の樹脂と一体的に融着可能な材料により形成し、前記マ
ーカーと前記マーカー取付け部とを融着後加熱延伸加工
することを特徴とする。
【0014】請求項7によれば、前記マーカーおよび前
記マーカー取付け部は、ポリアミド、ポリアミドエラス
トマー、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエステル
エラストマー、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネート、あるいはポリイミド等の高分
子から形成され、前記マーカーの着色材としては、カー
ボンブラック、酸化チタン、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、あるいはキナクリドンレッド等
により形成され、前記マーカーのX線不透過材として
は、白金、イリジウム等から形成されていることを特徴
とする。
【0015】請求項8によれば、前記マーカーは、融着
に先立って、前記マーカー取付け部の外表面に被せられ
るべく筒状をなしていることを特徴とする。
【0016】請求項9によれば、前記マーカーは、融着
に先立って、前記マーカー取付け部の外表面に螺旋状に
巻回されていることを特徴とする。
【0017】請求項10によれば、前記マーカーは、粉
末状であり融着に先立って、前記マーカー取付け部の外
表面に塗布されていることを特徴とする。
【0018】請求項11によれば、マーカー取付け部の
チューブを切断し、この切断箇所に着色材、あるいはX
線不透過材を混入させた請求項2に記載した材料により
作製した所定長さのマーカーチューブを前記マーカー取
付け部の切断端面間に挿み込み、両端面を融着後、この
チューブを加熱延伸加工したマーカー取付け部よりなる
ことを特徴とする。
【0019】本発明では、マーカー取付け部の樹脂とマ
ーカーとが一体的に溶融可能な材料により形成され、マ
ーカーとマーカー取付け部とを融着後、加熱延伸加工す
る。このため、マーカーはマーカー取付け部と融着され
ており、マーカーの取付けによる凹凸が生じず、表面が
面一で滑らかなマーカー取付け部が形成される。
【0020】マーカーの取付け部における機械強度につ
いては、マーカー取付け部を予め切削等により削る場
合、この取付け部における引張強度は、その断面積に関
係するため、切削した分だけ低下する。マーカー取付け
チューブの断面積A1 、引張強度W1 、マーカー取付け
部における断面積A2 および引張強度W2 との間には下
記の関係がある。 W1 /A1 = W2 /A2 (A1 >A2 ) ∴ W1
>W2
【0021】また、耐圧は、チューブの内径および肉厚
に関係するため、切削によりマーカー取付け部の肉厚が
小さくなった分だけ低下する。チューブの内径r1 、肉
厚t 1 、耐圧P1 、マーカー取付け部における内径
2 、肉厚t2 、耐圧P2 との間には下記の関係があ
る。 P1 ・r1 /t1 = P2 ・r2 /t2 (r1
2 、t1 >t2 )∴ P1 >P2
【0022】本発明のマーカー取付け部における機械強
度を調べるにあたって、マーカー取付け部の材料および
溶融材料として12−ナイロン(ダイセルヒュルス社ダ
イアミドL1940)を採用し、マーカーの着色材とし
て酸化チタンを選択した。
【0023】この材料を使用しながら、試験チューブと
して外径1.05mmφ、内径0.86mmφを押し出
し成形し、このマーカー取付け部に着色材を混合した肉
厚0.05mmで、長さ2mmの円筒マーカー部材を挿
入融着し、加熱延伸加工し、外径0.90mmφ、内径
0.77mmφの試験用チューブを作製した。マーカー
取付け前のチューブの降伏荷重は平均で1084gfに
対し、マーカー取付け後のチューブの降伏荷重は平均で
1202gf(10.9%増加)であった。
【0024】耐圧試験では、マーカー取付け前の試験用
チューブの平均値が266.8ATM・mm/mmに対
し、本発明によるマーカー取付け後の試験用チューブの
平均値は254.3ATM・mm/mmであり、耐圧試
験強度はマーカー取付け前後で略同等レベルの特性を維
持している。
【0025】
【発明の作用および効果】本発明により、マーカーはマ
ーカー取付け部に一体的に混融して取り付けられるの
で、マーカーがマーカー取付け部より不用意に剥離する
ことはない。
【0026】また、マーカー取付け部にはマーカー融着
後延伸加工しているため、マーカー取付け部の外径はチ
ューブの他部と外径が同等となり、段差のないマーカー
取付けチューブが形成される。さらに、延伸加工を施し
たことにより、マーカー取付け部の靱性が向上し、耐
圧、引張、曲げ、捩じれ等の機械強度が向上し、安全性
を確保することができる。
【0027】これらの段差のないマーカー取付けチュー
ブは、屈曲した血管内に対する抵抗感の少ない挿入性
と、忠実な追随性とにより、良好な操作性を確保するこ
とができる。例えば、PTCAバルーンカテーテルにお
いて、血管内でのX線による位置確認として使用する場
合は、インナーシャフトに取り付けられたマーカーは外
径が平滑であるため、バルーンを折り畳んだ時に外径を
小さくでき、また、バルーンにも傷を付けない。さら
に、折曲した血管に対し追随性が良くなる。血管以外の
体内で使用すカテーテルについても同様に、折曲に対す
る追随性が良く、挿入もスムーズに行える。着色マーカ
ーについては、PTCAバルーンカテーテルの場合、マ
ーカー取付け部の外径が平滑なため、デバイスの止血ア
ダプターを通過する時も、スムーズに挿入できる。ま
た、止血アダプターの閉塞を十分に行える。
【0028】
【発明の実施の形態】次に各図を参照して本発明の各実
施例を説明する。図1は、本発明の第一実施例におい
て、コネクター2を有するマーカー付きバルーンカテー
テル1を示す。図1の(a)において、4はシャフト部
で、この手元側に血管中(デバイス内または体内)への
カテーテルの挿入長を目視するためのカラーマーカー6
が取付けられる。7はX線不透過マーカーで、これは図
1の(b)に示すように、カテーテル先端部に取り付け
られたバルーン部3の内部を貫通するインナーチューブ
5にバルーン部3の位置確認をX線により行うために設
けられている。このバルーンカテーテル1は、血管狭窄
部の拡張治療または血管狭窄部のステント留置に用いら
れるもので、血管への挿入時には、バルーン部3は折り
畳まれて血管に挿入し易くしている。このバルーン部3
を血管狭窄治療部に挿入設置後、シャフト部4の手元側
から生理食塩水を送り込みバルーン部3を拡張する。
【0029】図1に示す位置確認用のマーカー6、7
は、図4に示す製法に基づいてマーカー取付け部9に熱
溶融によりマーカー6、7を取り付けた後に加熱延伸加
工される。マーカー6、7の外径寸法は、マーカー取付
け部9の他部の外径寸法と同一となるように形成され
る。
【0030】この場合、マーカー取付け部9は、ポリア
ミド、ポリアミドエラストマー、ポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリエステルエラストマー、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ある
いはポリイミド等の高分子から形成されている。
【0031】また、シャフト部4のカラーマーカー6の
着色材は、カーボンブラック、酸化チタン、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン、あるいはキナク
リドンレッド等をマーカー取付け部9と同種の樹脂に混
合したものが使用される。
【0032】また、バルーンカテーテル1内のインナー
チューブ5へのX線不透過マーカー7は、白金あるいは
イリジウム等のX線不透過金属の粉末をマーカー取付け
部9と同種の樹脂に混合したものが使用される。
【0033】このようなマーカー付きバルーンカテーテ
ル1を製造するにあたっては、マーカー6の着色材、あ
るいはマーカー7のX線不透過材をマーカー取付け部9
と溶融可能な材料(重量比にして例えば15〜40%)
と混練し、図2、図3および図8に示すように筒状、あ
るいは図6に示すように糸状に形成して使用する。
【0034】(1)そして、マーカー6、7をマーカー
取付け部9に取り付けるには、筒状のマーカー6に縦割
状あるいは螺旋状の切り口6a、7a(図2、図3で
は、いずれか一方のみを示す)を設け、これらマーカー
6、7を切り口6a、7aから図4の(a)のようにマ
ーカー取付け部9の外表面の所定位置に嵌め込む。
【0035】(2)ついで、図4の(b)に示すよう
に、マーカー取付け部9にマーカー6を覆うように熱収
縮チューブ10を外挿する。
【0036】(3)図4の(b)に示すように、熱収縮
チューブ10により被覆された部分を加熱ヒータ11に
より加熱し、熱収縮チューブ10を通してマーカー6を
マーカー取付け部9に圧着させるとともに、マーカー6
を溶融させてマーカー取付け部9に融着させる。
【0037】(4)この後、熱収縮チューブ10をマー
カー6から剥離し、マーカー6を融着したチューブ9A
には、芯金8を挿入した状態で、加熱したダイス(図示
せず)を介して一定速度で引き抜くことにより、延伸加
工を施す(図4の(c)参照)。
【0038】(5)しかる後に、マーカー取付け部9の
全体をアニーリングし、延伸加工による歪みを除去す
る。
【0039】図6は本発明の第二実施例を示す。この実
施例では、位置確認用のマーカーとして着色材またはX
線不透過材を混入したマーカー取付け部9と同種の溶融
可能な樹脂よりなる糸状材を外表面に巻回し、第一実施
例と同様にマーカー6、7を取り付ける。
【0040】図7は本発明の第三実施例を示す。この実
施例では、着色材またはX線不透過材を混入したマーカ
ー取付け部9と同種の溶融可能な樹脂材混合粉末をマー
カー取付け部9の外表面に塗布している。この場合は、
第一実施例の筒状のマーカー6、7の代わりに、粉末状
のマーカー材を適用する。
【0041】図8の(a)、(b)は本発明の第四実施
例を示す。同図において、マーカー取付け部9を有する
チューブ9Aを切断し、この切断箇所に着色材またはX
線不透過材をマーカー取付け部9と同種材の樹脂に混入
したチューブ6A、7Aを作製し、この樹脂チューブ6
A、7Aに芯金8を通した状態で、樹脂チューブ6A、
7Aの両端面をチューブ9Aの切断面に融着し、融着後
に加熱延伸加した。
【0042】また、マーカーの取付けは、図1のマーカ
ー付きバルーンカテーテル1に限定したものではなく、
バルーンカテーテルの他にサーモダイリューションカテ
ーテル等に適用しても良い。また、X線による位置確認
用マーカーの取り付けは、バルーン内インナーチューブ
の他、マイクロカテーテル先端シャフト部に施しても良
い。
【0043】また、本発明の具体的な実施にあたって
は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第一実施例において、マーカ
ー付きバルーンカテーテルの正面図であり、(b)はマ
ーカー付きバルーンカテーテルの先端部の拡大断面図で
ある。
【図2】筒状のマーカーを示す斜視図である。
【図3】他の筒状のマーカーを示す斜視図である。
【図4】(a)はマーカーをマーカー取付け部に融着す
る手順で、(b)は融着後に加熱延伸する手順で、
(c)は形成後のマーカー取付け部を示す概略図であ
る。
【図5】(a)はマーカーをマーカー取付け部に融着
後、加熱延伸加工したマーカー取付け部の断面図で、
(b)はその部分的拡大断面図である。
【図6】本発明の第二実施例において、糸状のマーカー
を巻回し、融着後に加熱延伸加工するマーカー取付け部
の概略図である。
【図7】本発明の第三実施例において、溶融可能な樹脂
材混合粉末を塗布し、融着後に加熱延伸加工するマーカ
ー取付け部の概略図である。
【図8】本発明の第四実施例において、(a)はマーカ
ー取付け部を切断し、その切断箇所に着色材またはX線
不透過材を混入し、融着後に加熱延伸加工するマーカー
取付け部の斜視図で、(b)はその縦断面図である。
【符号の説明】
1 マーカー付きバルーンカテーテル 2 コネクター 3 バルーン部 4 シャフト部 5 バルーン用のインナーチューブ 6 カラーマーカー 7 X線不透過マーカー 8 芯金 9 マーカー取付け部 10 熱収縮チューブ 11 加熱ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三舩 英雄 名古屋市守山区脇田町1703番地 朝日イン テック株式会社内 Fターム(参考) 4C081 AC10 BB09 CA021 CA161 CA231 CB011 CC01 EA03 EA06 EA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の位置に着色材あるいはX線不透過
    材からなる位置確認用のマーカーを備えたカテーテルに
    おいて、 このマーカーを前記着色材あるいは前記X線不透過材を
    含み、且つマーカー取付け部の樹脂と一体的に溶融可能
    な材料により形成し、前記マーカーを前記マーカー取付
    け部に加熱融着後、さらにこの部位近辺を加熱延伸加工
    することにより、外径、肉厚を他部と同一にしたことを
    特徴とするマーカー付きカテーテル。
  2. 【請求項2】 前記マーカーおよび前記マーカー取付け
    部は、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリプロ
    ピレン、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポ
    リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
    ネート、あるいはポリイミド等の高分子から形成され、
    前記マーカーの着色材は、カーボンブラック、酸化チタ
    ン、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、
    あるいはキナクリドンレッド等により形成され、前記X
    線不透過材の前記マーカーは、白金、イリジウム等のX
    線不透過材から形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のマーカー付きカテーテル。
  3. 【請求項3】 前記マーカーは、融着に先立って、前記
    マーカー取付け部の外表面に被せられるべく筒状をなし
    ていることを特徴とする請求項1および請求項2に記載
    のマーカー付きカテーテル。
  4. 【請求項4】 前記マーカーは、融着に先立って、前記
    マーカー取付け部の外表面に螺旋状に巻回されているこ
    とを特徴とする請求項1および請求項2に記載のマーカ
    ー付きカテーテル。
  5. 【請求項5】 前記マーカーは、粉末状であり融着に先
    立って、前記マーカー取付け部の外表面に塗布されてい
    ることを特徴とする請求項1および請求項2に記載のマ
    ーカー付きカテーテル。
  6. 【請求項6】 所定の位置に着色材あるいはX線不透過
    材から形成された位置確認用のマーカーを設ける工程に
    おいて、 このマーカーを前記着色材あるいは前記X線不透過材を
    含み、且つマーカー取付け部の樹脂と一体的に融着可能
    な材料により形成し、前記マーカーと前記マーカー取付
    け部とを融着後加熱延伸加工することを特徴とするマー
    カー付きカテーテルの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記マーカーおよび前記マーカー取付け
    部は、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリプロ
    ピレン、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポ
    リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
    ネート、あるいはポリイミド等の高分子から形成され、
    前記マーカーの着色材としては、カーボンブラック、酸
    化チタン、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
    ーン、あるいはキナクリドンレッド等により形成され、
    前記マーカーのX線不透過材としては、白金、イリジウ
    ム等から形成されていることを特徴とする請求項6に記
    載のマーカー付きカテーテルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記マーカーは、融着に先立って、前記
    マーカー取付け部の外表面に被せられるべく筒状をなし
    ていることを特徴とする請求項6および請求項7に記載
    のマーカー付きカテーテルの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記マーカーは、融着に先立って、前記
    マーカー取付け部の外表面に螺旋状に巻回されているこ
    とを特徴とする請求項6および請求項7に記載のマーカ
    ー付きカテーテルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記マーカーは、粉末状であり融着に
    先立って、前記マーカー取付け部の外表面に塗布されて
    いることを特徴とする請求項6および請求項7に記載の
    マーカー付きカテーテルの製造方法。
  11. 【請求項11】 マーカー取付け部のチューブを切断
    し、この切断箇所に着色材、あるいはX線不透過材を混
    入させた請求項2に記載した材料により作製した所定長
    さのマーカーチューブを前記マーカー取付け部の切断端
    面間に挿み込み、両端面を融着後、このチューブを加熱
    延伸加工したマーカー取付け部よりなることを特徴とす
    るマーカー付きカテーテルの製造方法。
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