JP2002128043A - パルプモールド成形体の押圧装置 - Google Patents
パルプモールド成形体の押圧装置Info
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Abstract
中子の位置決めを正確に行うことができる、パルプモー
ルド成形体の押圧装置を提供すること。 【解決手段】 パルプモールド法により抄造された中空
の成形体の内部で拡縮自在な袋状の弾性中子2を膨出さ
せて該成形体の内面を押圧するパルプモールド成形体の
押圧装置である。弾性中子2の開口部20を狭持し且つ
その開口状態を保持する保持具3と、保持具3の装着部
を具備する装置本体4とを備えており、装置本体4は、
その装着部において保持具3を位置決めする位置決め手
段5を有している。
Description
により抄造された成形体をその内側より中子を膨出させ
て押圧するパルプモールド成形体の押圧装置に関する。
パルプモールド成形体を製造するに際しては、成形体の
脱水・乾燥時に成形体内に拡縮自在な袋状の弾性中子を
挿入し該成形体内で該弾性中子を膨出させて該成形体の
内面を押圧するパルプモールド成形体の押圧装置(以
下、単に押圧装置ともいう。)を用いる場合がある。従
来の押圧装置では、前記中子の開口部にフランジ部を設
けておき、該フランジ部を装置本体の装着部に固定され
た位置決めリング内に直接押し当てておき、該位置決め
リングにリング状の押さえ板をはめ込んで該フランジ部
を押さえ板で押さえつけ、該押さえ板をネジで装置本体
に固定し、中子のフランジ部を装置本体と押さえ板との
間に狭持して固定していた。
取り付ける場合や、中子を装置本体に対し下方から取り
付ける場合には、その取り付け、取り外しの作業に手間
がかかっていた。また、中子の位置決めの微調整が困難
であり、正確な位置決めを行うことができなかった。
取り外しを容易に行え、且つ中子の位置決めを正確に行
うことができる、パルプモールド成形体の押圧装置を提
供することにある。
ド法により抄造された中空の成形体内に拡縮自在な袋状
の弾性中子を挿入し該成形体内で該弾性中子を膨出させ
て該成形体の内面を押圧するパルプモールド成形体の押
圧装置であって、前記弾性中子の開口部を狭持し且つそ
の開口状態を保持する保持具と、該保持具の装着部を具
備する装置本体とを備えており、該装置本体は、その装
着部において前記保持具を位置決めする位置決め手段を
有しているパルプモールド成形体の押圧装置を提供する
ことにより前記目的を達成したものである。
体の押圧装置を、その好ましい実施形態に基づき図面を
参照しながら説明する。
示したものである。同図において、符号1は、押圧装置
を示している。同図に示すように、押圧装置1は、パル
プモールド法により抄造された中空の成形体(図示せ
ず)内に拡縮自在な袋状の弾性中子2を挿入し該成形体
内で弾性中子2を膨出させて該成形体の内面を押圧する
装置であり、弾性中子2の開口部20を狭持し且つその
開口状態を保持する保持具3と、保持具3の装着部を具
備する装置本体4とを備えており、装置本体4は、その
装着部において保持具3を位置決めする位置決め手段5
を有している。
発弾性及び伸縮性等に優れたウレタン、フッ素系ゴム、
シリコーン系ゴム又はエラストマー等の材料から形成さ
れている。また、伸縮性を有する布等にこれらの材料を
コーティングして形成することもできる。弾性中子2の
開口部20にはフランジ21が設けられており、また、
その底部内面には上方に向けて突出する水平断面形状が
略正方形の突出部22が設けられている。弾性中子2の
膨出部23の形状は、押圧する成形体の内面形状に併せ
て適宜設定することができるが、後述のように捻回され
ていない状態での形状は、型の内面形状と略同形状であ
るか又はそれよりも大きいことが、弾性中子2の拡張倍
率を小さくでき、その耐久性を向上させ得ることから好
ましい。
をそのフランジ部21において狭持する2つの狭持部材
30,31を主体として構成されており、狭持部材3
0,31は、ネジ32によって固定されている。狭持部
材30は、弾性中子2のフランジ部21を上面側から狭
持するリング状の部材である。狭持部材30は、弾性中
子2の開口部20に挿入される凸部30a及び当該フラ
ンジ部21の上面が当接する凹部30bを有しており、
凸部30aの下面中央部には、後述のコアパイプ60が
回転可能なクリアランスを有する孔30cが形成されて
いる。また、凸部30aの内部は、コアパイプ60と後
述の駆動軸61との連結部の収容スペースとなってい
る。狭持部材30の外周面には、後述のボールプランジ
ャ50のボールが係合されるV字断面形状の係合溝又は
深さ方向に縮径する穴30dが形成されている。狭持部
材31は、弾性中子2のフランジ部21をその下面側か
ら狭持する部材である。なお、狭持部材31と弾性中子
2との間には筒状の緩衝部材33が配設されており、狭
持部材31の角部が弾性中子2の膨出部23に繰り返し
接触したときの消耗を抑え得るようになしてある。
着する装着部は、前記狭持部材30の外径に略対応した
位置決めリング40がフレーム41に固定されて設けら
れている。フレーム41には、孔42が形成されてお
り、後述の駆動軸61がベアリング(図示せず)を介し
て挿設できるようになっている。また、装置本体4は、
前記弾性中子2の成形体への出し入れ方向にフレーム4
1を平行移動させる駆動手段(図示せず)及び後述の流
体の入出経路に通じ、流体を出し入れするコンプレッサ
ー、吸引ポンプ等の流体供給・排出手段(図示せず)を
備えている。
周部において係止して装置本体4からの離脱を規制する
と共に保持具3を位置決めする複数のボールプランジャ
50を備えている。ボールプランジャ50は、有底シリ
ンダー内にコイルバネ(図示せず)が配設されるととも
に該バネの先端部にボールが配設されたものである。該
シリンダーの外周面には雄ねじが形成されており、底部
(後部)には、レンチ穴が形成されている。そして該ボ
ールを対象物に当接させた際に、該シリンダーのねじ込
み位置によって該バネの弾性力に基づく押圧力で該ボー
ルを該対象物に押圧できるように構成されたものであ
る。位置決め手段5は、装置本体4のフレーム41に固
定された位置決めリング40とともに構成されている。
位置決めリング40には、その外周面から内周面に向け
て貫通するネジ孔40aが等間隔をおいて放射状に複数
形成されており、これらのネジ孔40aに、前記ボール
プランジャ50がそれぞれ螺着されている。そして、前
記レンチ穴にレンチをはめ込んでこれらボールプランジ
ャ50のねじ込み位置を適宜微調整することによって、
狭持部材30を図中の水平面内で移動させ、保持具3を
装置本体4に対して精度よく位置決めできるようになっ
ている。
性中子2を捻回させる捻回手段6を備えている。捻回手
段6は、弾性中子2内に挿設された中空のコアパイプ6
0と、コアパイプ60をその軸周りに正逆回転させる駆
動軸61と、駆動軸61に駆動力を伝達する駆動手段
(図示せず)とを備えている。コアパイプ60は、その
断面が略正方形状に形成されており、その下端部には弾
性中子2の前記突出部22が挿嵌されている。コアパイ
プ60には、後述の流体が出入りする孔60aが多数形
成されている。駆動軸61は、内部が中空に形成されて
おり、その下端部の外周には前記凸部30aの内面に接
して後述の流体の漏れを防ぐシールドパッキン61aが
配設されている。駆動軸61は、ベアリング(図示せ
ず)を介して前記フレーム41の孔42内に挿設されて
いる。前記駆動手段により駆動軸61に駆動力が伝達さ
れると、駆動軸61及びコアパイプ60が共に回転す
る。そして、これらの回転に伴って弾性中子2の膨出部
も連動して回転するが、弾性中子2のフランジ部21は
狭持部材30,31によって固定されているので、所定
の回転角度以上に回転すると当該弾性中子2が次第にコ
アパイプ60の周りに捻回される。このように弾性中子
2の膨出部23がコアパイプ60の周りに捻回されるこ
とで、弾性中子2の水平断面形状を小さくすることがで
き、成形体がその口頸部の細いボトル状のものであって
も弾性中子2の出し入れ時に当該口頸部内面に触れるこ
となく出し入れが可能となるほか、高速での操業が可能
となる。
びに前記駆動軸61内部は、前記弾性中子2内に流体を
出し入れするための流体経路を形成しており、この流体
経路は、前記装置本体4に備えている流体供給・排出手
段に通じている。前述のようにコアパイプ60には、多
数の孔60aが形成されており、これらの孔60aを通
じて弾性中子2内を均一に加圧、減圧することができる
ようになっている。特に、弾性中子2内を減圧する場合
には、仮に一つの孔が塞がった場合でも他の孔から排出
できるため、膨出部23の捻回をスムーズに行え且つ捻
回状態をより小さくすることができる。弾性中子2を膨
張させるために用いられる流体には、圧縮空気(加熱空
気)、油(加熱油)、その他各種の液が用いられる。該
流体の供給圧力は、0.01〜5MPa、特に0.1〜
3MPaとすることが好ましい。
体4に取り付ける場合には、前記狭持部材30を、その
凸部30aを上方に向けて載置し、凸部30aに弾性中
子2の開口部20をはめ込む。そして、緩衝部材33及
び狭持部材31を装着し、ネジ32で堅締して弾性中子
2のフランジ部21を狭持部材30、31間に挟み込
む。そして、狭持部材30の凸部30aの孔30cにコ
アパイプ60を通し、狭持部材30を位置決めリング4
0内にはめ込む。この際、予めボールプランジャ50の
ボールの先端部を位置決めリング4の内周面からわずか
に突出させておくことが好ましい。狭持部材30のはめ
込み初期は前記ボールプランジャ50のボールが狭持部
材30の外周面に押圧されて後退し、前記溝又は穴30
dが該ボールの深さに達すると該ボールがバネの弾性力
で復帰して溝又は穴30dに係合し、狭持部材31が装
置本体4のフレーム41に仮固定される。このようにし
て仮固定を行うことで、図1に示すように弾性中子2を
下方から装置本体4に取り付ける場合や、弾性中子2を
装置本体に水平に取り付ける場合であっても、取り付け
作業を容易に行うことができる。そして、仮固定を行っ
た後、ボールプランジャ50のねじ込み位置を微調整す
ることによって、狭持部材30を水平面内で移動させ、
保持具3を装置本体4に対して精度よく位置決めして固
定する。弾性中子2を装置本体4から取り外すときに
は、ボールプランジャ50のボールが狭持部材30の外
周面に押圧されて後退することで、狭持部材30が装置
本体4から取り外される。その後、狭持部材30から弾
性体中子2を取り外す。
子2をその開口状態で保持具3で保持しておき、保持具
3を装置本体4に装着できるので、弾性中子2の取り付
け方向によらず、容易に取り付け、取り外しを行うこと
ができる。また、装着部の位置決めリング50にボール
プランジャ5を備えているため、弾性中子2を装置本体
4に装着してからその位置決めをさらに正確に且つ容易
に行うことができる。更に、一度位置決めを行えば、次
に装着する場合、容易に位置決めを再現することができ
る。また、予備の弾性中子及び保持具を複数用意し、弾
性中子を予め保持具に取り付けておくことで、更に取り
付け取り外しをスムーズに行うことができる。
は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができ
る。本発明のパルプモールド成形体の押圧装置は、前記
実施形態の押圧装置1におけるように、弾性中子2の開
口部20を保持具3で保持し、コアパイプ60に下端部
を弾性中子2の突起22を挿嵌させて固定することによ
り、弾性中子2をコアパイプ60のまわり捻回できるよ
うにすることが好ましいが、例えば、弾性中子2内を減
圧吸引する場合には、当該吸引力により弾性中子2の底
部をコアパイプ60の下端部にて吸引して固定し、当該
弾性中子をコアパイプ60のまわり捻回できるようにし
てもよい。
は、パルプモールド法により抄造された成形体(パルプ
積層体)の脱水時、乾燥時のいずれにも用いることがで
きる。また、本発明のパルプモールド成形体の押圧装置
は、上述のように口頸部の細いボトル状の成形体に特に
効果的に用いることができるが、弾性中子の膨出部の形
態を適宜変更することで、広い開口部を有する箱形のカ
ートン状成形体、置物等の他の形態の成形体にも用いる
ことができることはいうまでもない。
しを容易に行え、且つ中子の位置決めを正確に行うこと
ができる。
実施形態を示す要部概略断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 パルプモールド法により抄造された中空
の成形体内に拡縮自在な袋状の弾性中子を挿入し該成形
体内で該弾性中子を膨出させて該成形体の内面を押圧す
るパルプモールド成形体の押圧装置であって、前記弾性
中子の開口部を狭持し且つその開口状態を保持する保持
具と、該保持具の装着部を具備する装置本体とを備えて
おり、該装置本体は、その装着部において前記保持具を
位置決めする位置決め手段を有しているパルプモールド
成形体の押圧装置。 - 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記保持具をその
外周部において係止して前記装置本体からの離脱を規制
すると共に該保持具を位置決めする複数のボールプラン
ジャを備えている請求項1記載のパルプモールド成形体
の押圧装置。 - 【請求項3】 前記弾性中子を連動させて該弾性中子を
捻回させる捻回手段を備えている請求項1又は2記載の
パルプモールド成形体の押圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000329451A JP3824481B2 (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | パルプモールド成形体の押圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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| JP3824481B2 JP3824481B2 (ja) | 2006-09-20 |
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ID=18806116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000329451A Expired - Lifetime JP3824481B2 (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | パルプモールド成形体の押圧装置 |
Country Status (1)
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111593613A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-08-28 | 永发(河南)模塑科技发展有限公司 | 一种纸塑整体瓶子的吸塑模具及其吸塑工艺 |
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-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000329451A patent/JP3824481B2/ja not_active Expired - Lifetime
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