JP2002132702A - メモリ制御方式 - Google Patents

メモリ制御方式

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JP2002132702A
JP2002132702A JP2000330517A JP2000330517A JP2002132702A JP 2002132702 A JP2002132702 A JP 2002132702A JP 2000330517 A JP2000330517 A JP 2000330517A JP 2000330517 A JP2000330517 A JP 2000330517A JP 2002132702 A JP2002132702 A JP 2002132702A
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memory
control circuit
read
buffer
data
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JP2000330517A
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Kenichi Nagane
健一 長根
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチプロセッサシステムにおいて、プロセッ
サのメモリに対する書き込み処理と、メモリから読み出
し処理の両方において優先処理を可能にし且つ書き込み
処理時と読み出し処理時に使用するデータバッファの共
通化を図るメモリ制御方式を提供する。 【解決手段】メモリに対してメモリ・リード・サイクル
を起動するためのアクセスキューを保持するアクセスキ
ュー保持回路18と、そのときのバッファ番号を保持す
るバッファ番号保持回路19を設けることで、メモリ・
リード・サイクルのアクセスキューの消失を防ぎ、書き
込みおよび読み出し処理に共通化したデータバッファ1
3の空きバッファ番号を競合することなく参照できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリ制御方式、特
に複数のプロセッサを使用するマルチプロセッサシステ
ムにおけるメモリ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器および電子応用機器が高性能化
するに連れて、複数のプロセッサを使用するマルチプロ
セッサ装置(又はシステム)化して、複数のタスクを効
率良く且つ迅速に実行するようになっている。斯かるマ
ルチプロセッサ装置およびそのメモリ制御回路に関連す
る従来技術は、例えば特開平8−339353号公報の
「マルチプロセッサ装置」、特開平4−365150号
公報の「メモリアクセス制御方式」および特開平4−2
20834号公報の「ATMスイッチにおける優先制御
バッファの制御方式」等に開示されている。
【0003】マルチプロセッサシステムにおける従来の
メモリ制御回路は、優先処理を実現するために、上述し
た特開平4−220834号公報に開示されている如
く、唯一の番号(アドレス)が割り当てられた複数個の
データバッファを、優先順位別に設けたバッファ管理F
IFO(先入れ先出し)メモリと空きバッファ管理FI
FOを使用して制御する方式を採用するのが一般的であ
る。この先行技術は、図5に示す如く、複数のプロセッ
サ101、102、これらプロセッサとシステムバス1
00を介して接続されたメモリコントローラ103およ
びこのメモリコントローラに接続されたメモリ104に
より構成され、複数のプロセッサ101、102の読み
込み/書き込み処理のメモリアクセス時間を短縮し、マ
ルチプロセッサシステムの処理速度を向上させる技術を
開示している。
【0004】図6は、従来のマルチプロセッサシステム
におけるメモリ制御回路32とバス制御回路33との間
の詳細構成図を示す。即ち、メモリ制御回路32および
バス制御回路33間に、データバッファ31、41、書
き込み制御回路34、44、読み出し制御回路36、4
6、優先順別バッファ管理FIFO35、45および空
きバッファ管理FIFO38、48を有する。メモリに
対する書き込み処理、メモリからの読み出し処理のそれ
ぞれにおいて、優先処理を実現する。そこで、データバ
ッファ31、41は、nビット(n=1、2、
3、...)のデータをm個(m=1、2、3、..、
以下m個をmワードと記述する)蓄えられるデータバッ
ファを1組としたk組(k=1、2、3、...)で構
成される。1組のデータバッファは、それぞれ唯一の番
号が割り当てられていて、それぞれに独立して書き込み
/読み出し処理を行うことができる。
【0005】次に、図7および図8は、図6の回路にお
けるメモリ・ライトアクセス時のタイミングチャートを
示す。図6乃至図8を参照してプロセッサの書き込み処
理に対するバッファ制御動作を説明する。図6におい
て、プロセッサからの書き込み処理を受けたバス制御回
路33は、書き込み制御回路34に対してバスアクセス
信号およびアクセスキューを出力する。ここで、アクセ
スキューは、アクセス種類(ライト/リード)、アクセ
スを発行したプロセッサ種別およびアクセスするメモリ
のアドレスを示す多ビットの情報である。書き込み制御
回路34は、バスアクセス信号が有効になっていると
き、アクセスキューよりアクセスを発行したプロセッサ
の種別を判別し、その優先順に従って優先順別バッファ
管理FIFO35に対して書き込み信号を発行する。ま
た、書き込み制御回路34は、バスアクセス信号が有効
になっているとき、空きバッファ管理FIFO38の先
頭に格納されているデータバッファ番号n(n=1、
2、3、...)およびアクセスキューを優先順別バッ
ファ管理FIFO35に対して出力する。
【0006】以上の動作が、図7に示すクロック2で行
われる。図7は、高優先度(以下、Hクラスと記す)の
プロセッサから書き込み処理が行われた場合の例であ
る。この後、書き込み制御回路34は、データバッファ
31に対しデータバッファ選択信号としてデータバッフ
ァ番号nを出力し、同時にデータバッファ書き込み信号
を出力する。また、優先順別バッファ管理FIFO35
には、アクセスキューおよびデータバッファ番号n(n
=1、2、3、...)が格納されている。以上の動作
が、図7におけるクロック3での動作となる。この後、
データバッファ選択信号によって示されたデータバッフ
ァ番号nに該当するデータバッファn(n=1、2、
3、...)にプロセッサからの書き込みデータが格納
される。以上のように、プロセッサからの書き込みデー
タをデータバッファ31に格納し、優先順別バッファ管
理FIFO35にデータバッファ番号およびアクセスキ
ューが格納されると、メモリに対してメモリ・アクセス
・サイクルが起動され、メモリにデータが書き込まれ
る。図8は、この一連の動作のタイミングチャートであ
る。
【0007】図6において、優先順別バッファ管理FI
FO35にアクセスキューが格納されると、読み出し制
御回路36は、アクセスキューからメモリアクセス・ア
ドレス、ライト・リード判別信号、メモリアクセス・リ
クエスト信号を生成してメモリ制御回路32に対して出
力する。また、読み出し制御回路36は、データバッフ
ァ31に対して読み出し選択信号としてバッファ番号n
(n=1、2、3、...)を出力する。以上が、図8
におけるクロック2での動作となる。その後、メモリ制
御回路37は、メモリアクセス・リクエスト信号を受け
てリクエスト受付け信号を読み出し制御回路36に対し
て出力する。この動作が、図8におけるクロック3での
動作である。リクエスト受付け信号を受けた読み出し制
御回路36は、データバッファ31とメモリ制御回路3
2に対してデータ出力信号を出力し、読み出し選択信号
により選択されたデータバッファn(n=1、2、
3、...)からはライト・データが出力される。以上
が、図8におけるクロック4〜6での動作である。この
後、読み出し制御回路36は、データバッファn(n=
1、2、3、...)から全てのワードを読み出した
ら、優先順別バッファ管理FIFO35に対してシフト
信号を出力して、次のアクセスキューの読み出しに備え
る。これが、図8におけるクロック7の動作となる。
【0008】この後、読み出し制御回路36は、空きバ
ッファ管理FIFO38に対してバッファ番号n(n=
1、2、3、...)と空きバッファ管理FIFO書き
込み信号を出力して、空きバッファ管理FIFO38の
最後にバッファ番号n(n=1、2、3、...)を格
納する。これが、図8におけるクロック8、9の動作と
なる。ここで、読み出し制御回路36は、優先順別バッ
ファ管理FIFO35からアクセスキューを読み出す際
には、優先順位を考慮してHクラスのFIFOから読み
出しを行う。従って、低優先度(Lクラス)のプロセッ
サの処理が優先順別バッファ管理FIFO35に格納さ
れていても、後から発生したHクラスのプロセッサの処
理が優先的に行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来技術により構成した図6に示す如きメモリ制御回路で
は、メモリからのリードデータをプロセッサに返却する
際に、優先処理を行うためにはプロセッサ種別の情報を
含んだアクセスキューが消失しているため、優先処理が
行えないという問題がある。一方、図9は、プロセッサ
からの読み出し処理が連続した場合の読み出し制御回路
36、メモリ・インタフェース信号のタイミングチャー
トである。図9のクロック1において、アクセスキュー
0、バッファ番号nが優先順別バッファ管理FIFO3
5に格納されると、読み出し制御回路36はメモリアク
セス・リクエスト信号をメモリ制御回路32に対して出
力する。メモリアクセス・リクエスト信号を受けたメモ
リ制御回路32は、クロック3でリクエスト受付け信号
を読み出し制御回路36に対して出力し、これと同時に
読み出し制御回路36は優先順別バッファ管理FIFO
35に対してシフト信号を出力し、次のアクセスキュー
1に対応したメモリアクセス・リクエスト信号をメモリ
制御回路32に対して出力する。
【0010】一方、クロック2でリクエスト受付け信号
を出力したメモリ制御回路32は、クロック4からメモ
リ・リード・サイクルを起動してメモリからデータの読
み出しを行う。最初のメモリ・リード・サイクルを行っ
ている間、メモリ制御回路32は、読み出し制御回路3
6から出力されているメモリアクセス・リクエスト信号
に対して応答せず、メモリ・リード・サイクルが終了し
た時点で、次のリクエスト受付け信号を出力する。これ
が、クロック8における動作である。また、クロック8
は、最初のメモリ・リード・サイクルに対するデータが
メモリから出力されるタイミングでもあり、このデータ
をメモリ制御回路32は、クロック10でリード・デー
タ確定信号と共に出力する。以上のようにプロセッサか
らの読み出し処理が連続した場合には、最初のメモリ・
リード・データがメモリ制御回路32から出力されデー
タバッファ31に格納できるタイミングの時には、既に
アクセスキューが失われているので、プロセッサ種別の
判別を行えず優先処理が行えなくなっている。ここで、
最初のアクセスキューを消失させないように優先順別バ
ッファ管理FIFO35に対する出力信号を、クロック
10まで待たせた場合には、次のメモリ・リード・サイ
クルの起動が遅くなり、処理能力が低下する。
【0011】更に、従来技術は単に2重化した構成にな
っているので、データバッファまでも2重化する必要が
あり、回路規模が増大するという問題もある。図10
は、図6の2重化されているデータバッファ31、41
と空きバッファ管理FIFO38、48の共通化を行っ
た回路構成図である。メモリ制御回路32およびバス制
御回路33間に、共通データバッファ71、優先バッフ
ァ管理FIFO72、73および共通空きバッファ管理
FIFO74に加えて、書き込み制御回路34、44お
よび読み出し制御回路36、46を有する。ここで、デ
ータバッファ71が、プロセッサからの書き込みデータ
とメモリからの読み出しデータを格納する共通データバ
ッファである。但し、上述したアクセスキューが消失し
てしまうという問題が解決されているものと仮定した場
合の構成図である。
【0012】データバッファは、それぞれ独立して書き
込み/読み出し処理が行えるので、容易に共通化を計る
ことができる。しかし、空きバッファ管理FIFOを共
通化して空きバッファ管理FIFO74とした場合に
は、プロセッサからの処理に対するアクセスキューを優
先順別バッファ管理FIFO72に格納するタイミング
と、メモリ・リード・データに対するアクセスキューを
優先順別バッファ管理FIFO73に格納するタイミン
グが競合する可能性があり、空きバッファ管理FIFO
74の先頭のデータを同時に参照することになってしま
うという問題がある。図11は、プロセッサの処理に対
する図10に示すメモリ制御回路32の動作を単純化し
たタイミングチャートである。網掛け部がプロセッサの
読み出し処理、丸印がプロセッサの書き込み処理を示
す。図11では、クロック8において、空きバッファ管
理FIFO74の先頭データを参照するタイミングが競
合していることが分かる。この競合タイミングが発生し
た場合には、何れか一方の処理を1クロック期間待機さ
せることで問題の回避が考えられる。しかし、優先的に
行われるべき処理が、例え1クロック期間であっても待
機させられ処理能力が僅かなりとも低下することは避け
たい。
【0013】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、データバッフ
ァの2重化をすることなく、メモリに対する書き込み処
理と、メモリから読み出したデータの処理との両方にお
いて、優先処理を可能にするメモリ制御方式を提供する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ制御方式
は、複数のプロセッサ、メモリコントローラおよびメモ
リを備え、バス制御回路およびメモリ制御回路間に配置
され、メモリに対するプロセッサの書き込み処理および
読み出し処理の際に使用するデータバッファを有するマ
ルチプロセッサシステムにおけるメモリ制御方式であっ
て、データバッファを書き込み処理および読み出し処理
に共通化し、メモリに対してメモリ・リード・サイクル
を起動する際のアクセスキューを保持するアクセスキュ
ー保持回路と、メモリに対してメモリ・リード・サイク
ルを起動する際のデータバッファのバッファ番号を保持
するバッファ番号保持回路を備える。
【0015】また、本発明のメモリ制御方式の好適実施
形態によると、バス制御回路およびメモリ制御回路間
に、上述したデータバッファが接続され、第1書き込み
制御回路、第1優先順別バッファ管理FIFOおよび第
2読み出し制御回路が直列接続され、更に第2読み出し
制御回路、第2優先順別バッファ管理FIFOおよび第
2書き込み制御回路が直列接続され、アクセスキュー保
持回路およびバッファ番号保持回路は、第1読み出し制
御回路および第2書き込み制御回路間に接続される。ア
クセスキュー保持回路およびバッファ番号保持回路に
は、メモリ制御回路からリクエスト受付信号が入力され
る。第1および第2読み出し制御回路から書き込み信号
およびバッファ番号が入力され、先頭データを第1書き
込み制御回路に出力する空きバッファ管理FIFOを備
える。第1および第2優先順別バッファ管理FIFO
は、それぞれ高優先度(Hクラス)および低優先度(L
クラス)を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるメモリ制御方
式の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0017】先ず、図1は、本発明によるメモリ制御方
式の好適実施形態の構成を示すブロック図である。この
メモリ制御方式は、バス制御回路11およびメモリ制御
回路20間に、データバッファ13、書き込み制御回路
12A、12B、読み出し制御回路17A、17B、優
先順別バッファ管理FIFO14、15、空きバッファ
管理FIFO16、アクセスキュー保持回路18および
バッファ番号保持回路19を有する。
【0018】データバッファ13は、バス制御回路11
およびメモリ制御回路20間に接続されている。また、
書き込み制御回路12A、優先順別バッファ管理FIF
O14および読み出し制御回路17Aは、バス制御回路
11およびメモリ制御回路18間に直列接続されてい
る。一方、書き込み制御回路12B、優先順別バッファ
管理FIFO15および読み出し制御回路17Bは、メ
モリ制御回路18およびバス制御回路11間に直列接続
されている。空きバッファ管理FIFO16は、読み出
し制御回路17A、17Bから書き込み信号およびバッ
ファ番号を受けると共に書き込み制御回路12Aからシ
フト信号を受け、書き込み制御回路12Aに先頭データ
を出力する。書き込み制御回路12A、12Bは、デー
タバッファ13に書き込み信号およびバッファ選択信号
を出力する。また、読み出し制御回路17A、17B
は、データバッファ13にバッファ選択信号およびデー
タ確定信号を出力する。アクセスキュー保持回路18お
よびバッファ番号保持回路19は、読み出し制御回路1
7Aおよび書き込み制御回路12B間に接続されてい
る。
【0019】本発明のメモリ制御方式は、プロセッサか
らのアクセスおよびメモリ・リード・データの両方に対
して優先処理可能なデータバッファ制御回路を有する。
この優先処理可能なデータバッファ制御回路は、プロセ
ッサからのバスアクセス信号を、バス制御回路11を介
して書き込み制御回路12Aに入力する。また、書き込
み制御回路12Aは、空きバッファ管理FIFO16の
先頭に格納されているバッファ番号を参照して、プロセ
ッサからの書き込みデータをデータバッファ13のバッ
ファ番号n(n=1、2、3、...)のデータバッフ
ァに格納する。
【0020】このとき、プロセッサからのアクセスが読
み出し処理であった場合には、データバッファ13には
何も格納されない。また、同時に書き込み制御回路12
Aは、優先順別に設けられた優先順別バッファ管理FI
FO14にプロセッサからのアクセスに対応したアクセ
スキューとバッファ番号を格納する。優先順別バッファ
管理FIFO14の先頭のアクセスキューとバッファ番
号は、読み出し制御回路17Aに入力される。読み出し
制御回路17Aは、メモリ制御回路20に対してメモリ
・アクセス・リクエスト信号を出力する。この出力は、
メモリ制御回路20で処理され、メモリに対してメモリ
・アクセス・サイクルが起動される。メモリ制御回路2
0は、メモリに対してメモリ・リード・サイクルを起動
した場合には、メモリから読み出したデータをデータバ
ッファ13に入力し、リード・データ確定信号を書き込
み制御回路12Bに出力する。
【0021】本発明によるメモリ制御方式は、上述の如
く、アクセスキュー保持回路18およびバッファ番号保
持回路19を有する。このアクセスキュー保持回路18
およびバッファ番号保持回路19は、メモリ制御回路2
0がメモリ・リード・サイクルを起動したときのアクセ
スキューおよびバッファ番号を書き込み制御回路12B
に出力している。書き込み制御回路12Bは、このバッ
ファ番号を参照してメモリ・リード・データをデータバ
ッファ13のバッファ番号n(n=1、2、
3、...)のデータバッファに格納する。また、同時
に書き込み制御回路12Bは、優先順別に設けられた優
先順別バッファ管理FIFO15に、アクセスキューお
よびバッファ番号を格納する。
【0022】優先順別バッファ管理FIFO15に格納
されたバッファ番号は、読み出し制御回路17Bに出力
される。読み出し制御回路17Bは、優先順に従って処
理を行う。読み出し制御回路17Bは、優先順に従って
読み出したバッファ番号をデータバッファ13に出力し
て、そのバッファ番号に対応するデータバッファからメ
モリ・リード・データの読み出しを行う。これと同時
に、読み出し制御回路17Bは、バス制御回路11に対
してデータ確定信号を出力し、データバッファ13から
出力されるデータの引取りを促す。その後、データバッ
ファ13からの読み出し処理が終了すると、読み出し制
御回路17Bは、空きバッファ管理FIFO16の最後
にバッファ番号を格納する。尚、図1中のバス制御回路
11およびメモリ制御回路20は、当業者に周知であ
り、また本発明とは直接関係ないので、その詳細は省略
する。
【0023】以下、図1に示す本発明によるメモリ制御
方式の好適実施形態の動作を説明する。先ず、プロセッ
サからの読み出し処理におけるメモリ制御回路18のバ
ッファ制御動作を、図2のタイミングチャートを参照し
て説明する。図2において、(a)はクロック、(b)
はアクセスキュー、(c)はバスアクセス信号、(d)
は空きバッファ管理FIFO16の先頭、(e)はHク
ラス書き込み信号、(f)はLクラス書き込み信号、
(g)は優先順別バッファ管理FIFO14の入力デー
タ、(h)は書き込み制御回路12Aから空きバッファ
管理FIFO16へのシフト信号および(i)は優先順
別バッファ管理FIFO14の先頭である。
【0024】プロセッサからの読み出し処理は、バス制
御回路11を介し、クロック2においてアクセスキュー
およびバスアクセス信号として書き込み制御回路12A
に入力される。このとき、書き込み制御回路12Aは、
空きバッファ管理FIFO16の先頭に格納されている
データバッファ13のバッファ番号n(n=1、2、
3、...)を読み出し、アクセスキューおよびバッフ
ァ番号nを優先順別バッファ管理FIFO14に対して
出力する。これと同時に、書き込み制御回路12Aは、
アクセスキューよりプロセッサ種別を判別し、それに対
応した優先順別バッファ管理FIFO14の書き込み信
号を出力する。
【0025】図2(a)に示すクロック2は、Hクラス
のプロセッサからの処理があった場合の例である。更
に、書き込み制御回路12Aは、空きバッファ管理FI
FO14にシフト信号を出力して(図2(h)参照)、
次の処理に対する準備を行う。以上の一連の動作を経
て、クロック3において、優先順別バッファ管理FIF
O14の先頭にアクセスキューおよびバッファ番号n
(n=1、2、3、...)が格納される。図2の場合
には、優先順別バッファ管理FIFO14のHクラス側
に格納されることになる。
【0026】一方、メモリに対する読み出し動作を、図
3のタイミングチャートを参照して説明する。図3にお
いて、(a)はクロック、(b)は優先順別バッファ管
理FIFO14の出力データ、(c)はメモリアクセス
・アドレス、(d)はライト・リード判定信号、(e)
はメモリアクセス・リクエスト信号、(f)はリクエス
ト受け付け信号、(g)はバッファ番号保持回路19の
出力信号、(h)はアクセスキュー保持回路18の出力
信号、(i)はHクラス書き込み信号、(j)はLクラ
ス書き込み信号、(k)はデータバッファ選択信号、
(l)はデータバッファ書き込み信号、(m)は優先順
別バッファ管理FIFO15の出力信号、(n)はデー
タ終了信号、(o)はリード・データ確定信号、(p)
はメモリリード・データ、(q)はメモリ・インタフェ
ースの制御データおよび(r)はメモリインタフェース
のデータバスである。ここで、優先順別バッファ管理F
IFO14にアクセスキューおよびバッファ番号が格納
されると、読み出し制御回路17Aは、優先順位に対応
した読み出し処理を行う。図3のクロック2において、
読み出し制御回路17Aは、優先順別バッファ管理FI
FO14から入力されるアクセスキュー0よりメモリア
クセス・アドレス(図3(c)参照)、メモリアクセス
・リクエスト信号(図3(e)参照)およびライト・リ
ード判別信号(図3(d)参照)を生成してメモリ制御
回路20に出力する。
【0027】図3は、メモリからの読み出し動作のタイ
ミングチャートであるので、ライト・リード判別信号
(図3(d)参照)は0のままである。読み出し制御回
路17Aからメモリアクセス・リクエスト信号を受けた
メモリ制御回路20は、クロック3でリクエスト受け付
け信号(図3(f)参照)を読み出し、制御回路17
A、アクセスキュー保持回路18およびバッファ番号保
持回路19に出力し、クロック5からメモリに対してメ
モリ・リード・サイクルを起動する。クロック5から起
動されたメモリ・リード・サイクルに対するメモリのデ
ータ出力は、クロック9から開始される。このときのメ
モリ出力データをメモリ制御回路20は、クロック11
以後、メモリリード・データをデータバッファ13に出
力し、同時に書き込み制御回路17Bにリード・データ
確定信号(図3(o)参照)を出力する。このとき、リ
ード・データ確定信号を受けた書き込み制御回路17B
は、バッファ番号保持回路19が示すバッファ番号をデ
ータバッファ選択信号(図3(k)参照)としてデータ
バッファ13に出力する。また同時に、書き込み制御回
路17Bは、データバッファ13にデータバッファ書き
込み信号(図3(l)参照)を出力する。このようにし
て、メモリリード・データをデータバッファ13に格納
する。この後、メモリ制御回路20は、データバッファ
13にメモリリード・データ(図3(p)参照)を全て
出力したことを示すデータ終了信号(図3(n)参照)
を書き込み制御回路12Bに出力する。
【0028】図3は、4ワードのメモリ・リード・サイ
クルが起動された場合の例である。図3(a)に示すク
ロック14でデータ終了信号を出力している。データ終
了信号を受けた書き込み制御回路12Bは、アクセスキ
ュー保持回路18が示すアクセスキューより優先順位を
判別して優先順別バッファ管理FIFO15に書き込み
信号を出力する。この例は、図3(i)に示す如く、H
クラスのプロセッサからの読み出し処理が行われた場合
であり、クロック14にてHクラス書き込み信号が出力
されている。この書き込み信号でバッファ番号保持回路
に19に保持されているバッファ番号が、優先順別バッ
ファ管理FIFO15に格納される。
【0029】その後、バス制御回路11に対するメモリ
・リード・データの入力は、図4のタイミングチャート
に示す如く実行される。図4中、(a)はクロック、
(b)は優先順別バッファ管理FIFO15の出力デー
タ、(c)は読み出し選択信号、(d)はデータ確定信
号、(e)はデータ読み出し終了信号、(f)は空きバ
ッファ管理FIFO16の入力データおよび(g)は空
きバッファ管理FIFO16への書き込み信号を示す。
優先順別バッファ管理FIFO15にアクセスキューお
よびバッファ番号が格納されると、読み出し制御回路1
7Bは優先順位に対応した読み出し処理を行う。図4の
クロック2において読み出し制御回路17Bは、優先順
別バッファ管理FIFO15から入力されたアクセスキ
ューよりデータ確定信号をバス制御回路11およびデー
タバッファ13に入力する。このとき、読み出し制御回
路17Bは、読み出し選択信号として優先順別バッファ
管理FIFO15の出力データであるバッファ番号をデ
ータバッファ13に入力する。上述した一連の動作によ
り、データバッファ13は、読み出し選択信号が示すバ
ッファ番号に該当するデータバッファからメモリ・リー
ド・データをバス制御回路11に出力する。この後、読
み出し制御回路17Bは、データバッファ11から全て
のメモリ・リード・データを読み出したことを示す読み
出し終了信号をバス制御回路11に出力する。
【0030】図4は、4ワードのメモリ・リード・デー
タを読み出した場合の例であり、クロック5にて読み出
し終了信号が出力されている。このとき、読み出し制御
回路17Bは、空きバッファ管理FIFO16に書き込
み信号を出力し、空きバッファ管理FIFO16の最後
にバッファ番号を格納する。図4のクロック5、クロッ
ク6が、この動作を示す。
【0031】このように、読み出し制御回路17Aがメ
モリ制御回路20にメモリ・リードのリクエスト信号を
出力したときのアクセスキューは、アクセスキュー保持
回路18に保持されているので、メモリ制御回路20が
メモリ・リード・データを出力したとき、アクセスキュ
ーが消失することはない。従って、メモリ・リード・デ
ータに関してもプロセッサ種別の判別が可能になり優先
処理が実施できる。
【0032】また、読み出し制御回路17Aがメモリ制
御回路20にメモリ・リードのリクエスト信号を出力し
たときのバッファ番号は、バッファ番号保持回路19に
保持されているので、メモリ・リード・データに対する
アクセスキューを優先順別バッファ管理FIFO15に
格納するとき、空きバッファ管理FIFO16を参照す
る必要がない。従って、プロセッサからの処理に対する
アクセスキューを優先順別バッファ管理FIFO14に
格納するタイミングと、メモリ・リード・データに対す
るアクセスキューを、優先順別バッファ管理FIFO1
5に格納するタイミングの競合がなくなり、何れか一方
の処理を待機させ1クロック期間の処理能力低下を招く
ことなくデータバッファの共通化が可能である。
【0033】以上、本発明によるメモリ制御方式の好適
実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる
実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明
を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱すること
なく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であるこ
と、当業者には容易に理解できよう。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
メモリ制御方式によれば、メモリ・リード・サイクルを
起動するためのアクセスキューを保持するアクセスキュ
ー保持回路とその時のバッファ番号を保持するバッファ
番号保持回路を設け、アクセスキューの消失を防ぐこと
により、メモリ・リード・データにおいても優先処理を
実現する。また、空きバッファ管理FIFOにおける競
合動作を解消して、データバッファの共通化を実現した
メモリ制御方式が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリ制御方式の好適実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すメモリ制御方式のバッファ制御動作
を示すタイミングチャートである。
【図3】図1に示すメモリ制御方式の読み出し動作を示
すタイミングチャートである。
【図4】図1において、バス制御回路へのメモリ・リー
ド・データの入力動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】従来のマルチプロセッサシステムのブロック図
である。
【図6】従来のメモリ制御方式の構成を示すブロック図
である。
【図7】図6に示す従来技術の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図8】図6に示す従来技術の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図9】図6に示す従来技術の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図10】従来技術によるデータバッファを共通化する
場合の構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示す従来技術の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
11 バス制御回路 12A、12B 書き込み制御回路 13 データバッファ 14 第1優先順別バッファ管理FIFO 15 第2優先順別バッファ管理FIFO 16 空きバッファ管理FIFO 17A、17B 読み出し制御回路 18 アクセスキュー保持回路 19 バッファ番号保持回路 20 メモリ制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサ、メモリコントローラお
    よびメモリを備え、バス制御回路およびメモリ制御回路
    間に配置され、前記メモリに対する前記プロセッサの書
    き込み処理および読み出し処理の際に使用するデータバ
    ッファを有するマルチプロセッサシステムにおけるメモ
    リ制御方式において、 前記データバッファを前記書き込み処理および読み出し
    処理に共通化し、前記メモリに対してメモリ・リード・
    サイクルを起動する際のアクセスキューを保持するアク
    セスキュー保持回路と、前記メモリに対してメモリ・リ
    ード・サイクルを起動する際の前記データバッファのバ
    ッファ番号を保持するバッファ番号保持回路を備えるこ
    とを特徴とするメモリ制御方式。
  2. 【請求項2】前記バス制御回路および前記メモリ制御回
    路間に、前記データバッファが接続され、第1書き込み
    制御回路、第1優先順別バッファ管理FIFOおよび第
    1読み出し制御回路が直列接続され、更に第2読み出し
    制御回路、第2優先順別バッファ管理FIFOおよび第
    2書き込み制御回路が直列接続され、前記アクセスキュ
    ー保持回路および前記バッファ番号保持回路は、前記第
    1読み出し制御回路および前記第2書き込み制御回路間
    に接続されることを特徴とする請求項1に記載のメモリ
    制御方式。
  3. 【請求項3】前記アクセスキュー保持回路および前記バ
    ッファ番号保持回路には、前記メモリ制御回路からリク
    エスト受付信号が入力されることを特徴とする請求項2
    に記載のメモリ制御方式。
  4. 【請求項4】前記第1および第2読み出し制御回路から
    書き込み信号およびバッファ番号が入力され、先頭デー
    タを前記第1書き込み制御回路に出力する空きバッファ
    管理FIFOを備えることを特徴とする請求項2又は3
    に記載のメモリ制御方式。
  5. 【請求項5】前記第1および第2優先順別バッファ管理
    FIFOは、それぞれ高優先度(Hクラス)および低優
    先度(Lクラス)を備えることを特徴とする請求項2、
    3又は4に記載のメモリ制御方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510989A (ja) * 2003-11-06 2007-04-26 インテル・コーポレーション 動的キャッシングエンジン命令

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