JP2002136015A - 電動機 - Google Patents
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- JP2002136015A JP2002136015A JP2000323746A JP2000323746A JP2002136015A JP 2002136015 A JP2002136015 A JP 2002136015A JP 2000323746 A JP2000323746 A JP 2000323746A JP 2000323746 A JP2000323746 A JP 2000323746A JP 2002136015 A JP2002136015 A JP 2002136015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クランプ溝を有する多数の薄肉の磁性鋼板を
積層し、カシメクランプして鉄芯を構成したロータを有
する密閉形圧縮機等に使用する電動機において、電動機
の回転方向が何れの方向であっても同電動機の回転によ
り発生する磁気騒音を低減する様にしたものを提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 積層されて鉄芯となる磁性鋼板に設ける
クランプ溝は、中央の孔を起点として時計方向及び反時
計方向の両方向にロータと同心の円弧状の凹み部を有す
る形状に形成し、何れか一方向のクランプ溝によりカシ
メクランプした部分と、他方向のクランプ溝によりカシ
メクランプした部分とを積層してロータを形成すること
により、鉄芯の磁路に形成されるスキューを変え、ロー
タの回転方向が正逆いずれであっても、スキューが交互
に機能して磁気騒音を打ち消す様にした。
積層し、カシメクランプして鉄芯を構成したロータを有
する密閉形圧縮機等に使用する電動機において、電動機
の回転方向が何れの方向であっても同電動機の回転によ
り発生する磁気騒音を低減する様にしたものを提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 積層されて鉄芯となる磁性鋼板に設ける
クランプ溝は、中央の孔を起点として時計方向及び反時
計方向の両方向にロータと同心の円弧状の凹み部を有す
る形状に形成し、何れか一方向のクランプ溝によりカシ
メクランプした部分と、他方向のクランプ溝によりカシ
メクランプした部分とを積層してロータを形成すること
により、鉄芯の磁路に形成されるスキューを変え、ロー
タの回転方向が正逆いずれであっても、スキューが交互
に機能して磁気騒音を打ち消す様にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉形圧縮機等に使
用する電動機において、クランプ溝を有する多数の薄肉
の磁性鋼板を積層し、カシメクランプして鉄芯を構成し
たロータを有する電動機に関するものである。
用する電動機において、クランプ溝を有する多数の薄肉
の磁性鋼板を積層し、カシメクランプして鉄芯を構成し
たロータを有する電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉形圧縮機に使用する電動機の
概要について、図4乃至図7に基づいて説明する。
概要について、図4乃至図7に基づいて説明する。
【0003】図4は従来の密閉形圧縮機に使用する電動
機の概要を示し、(a)は(b)のA−A線に沿う縦断
面図、(b)は(a)のB−B線に沿う横断面図、図5
は図4中のロータの横断面、図6は図5のC−C線に沿
う縦断を示し、(a)はロータを構成する基本の薄肉の
磁性鋼板形状図、(b)は下端板の形状図、そして図7
は前記ロータの外観簡略図である。
機の概要を示し、(a)は(b)のA−A線に沿う縦断
面図、(b)は(a)のB−B線に沿う横断面図、図5
は図4中のロータの横断面、図6は図5のC−C線に沿
う縦断を示し、(a)はロータを構成する基本の薄肉の
磁性鋼板形状図、(b)は下端板の形状図、そして図7
は前記ロータの外観簡略図である。
【0004】10は電動機で、同電動機10はその外殻
を形成するステータ1と、同ステータ1の内部で回動可
能に嵌装されたロータ2により構成されている。
を形成するステータ1と、同ステータ1の内部で回動可
能に嵌装されたロータ2により構成されている。
【0005】ステータ1は薄肉の磁性鋼板を多数積層し
て円筒状コア3を形成し、同円筒状コア3に、その周方
向に所定の間隔を隔てて設けられた複数のスロット4を
通して、多数の電線5を巻き付けることによって構成さ
れている。
て円筒状コア3を形成し、同円筒状コア3に、その周方
向に所定の間隔を隔てて設けられた複数のスロット4を
通して、多数の電線5を巻き付けることによって構成さ
れている。
【0006】なお、前記の様に円筒状コア3の周方向に
所定の間隔を隔てて複数のスロット4が形成される結
果、隣接する各スロット4の相互間には、ステータ1の
周方向に所定の間隔を隔てて複数のステータ歯7が形成
されることになる。
所定の間隔を隔てて複数のスロット4が形成される結
果、隣接する各スロット4の相互間には、ステータ1の
周方向に所定の間隔を隔てて複数のステータ歯7が形成
されることになる。
【0007】前記ステータ1に対してロータ2は、薄肉
の磁性鋼板を多数積層して鉄芯6を形成し、この鉄芯6
の上端に配置される上端板11から下端に配置される下
端板12に至るまで、各磁性鋼板をリベット13により
固着し、かつ、鉄芯6の中心に回転軸8が貫通固定され
た構成となっている。
の磁性鋼板を多数積層して鉄芯6を形成し、この鉄芯6
の上端に配置される上端板11から下端に配置される下
端板12に至るまで、各磁性鋼板をリベット13により
固着し、かつ、鉄芯6の中心に回転軸8が貫通固定され
た構成となっている。
【0008】そして前記鉄芯6は、半径方向に長孔形状
とし、周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数のスリ
ット6bにより隔絶して複数の磁路6aを形成している
薄肉の磁性鋼板を多数積層し、同スリット6bの内側に
は円周方向円弧状に形成したクランプ溝14を設け、同
クランプ溝14によりカシメクランプして固着形成され
ている。
とし、周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数のスリ
ット6bにより隔絶して複数の磁路6aを形成している
薄肉の磁性鋼板を多数積層し、同スリット6bの内側に
は円周方向円弧状に形成したクランプ溝14を設け、同
クランプ溝14によりカシメクランプして固着形成され
ている。
【0009】前記クランプ溝14について更に補足する
と、前記多数の磁性鋼板のうち、下端に配置される下端
板12を除く他のものを基本板18と名付け、同基本板
18には円弧の一端を先端として同先端に設けた孔15
を起点とし、一方向にロータ2と同心の円弧状の凹み部
16を有する形状の基本的なクランプ溝14aを形成
し、他方、前記下端板12には、前記基本板18におけ
ると同様の先端の孔15を起点とし、同じくロータ2と
同心の円弧状の貫通溝17を有する形状のクランプ溝1
4bを形成している。
と、前記多数の磁性鋼板のうち、下端に配置される下端
板12を除く他のものを基本板18と名付け、同基本板
18には円弧の一端を先端として同先端に設けた孔15
を起点とし、一方向にロータ2と同心の円弧状の凹み部
16を有する形状の基本的なクランプ溝14aを形成
し、他方、前記下端板12には、前記基本板18におけ
ると同様の先端の孔15を起点とし、同じくロータ2と
同心の円弧状の貫通溝17を有する形状のクランプ溝1
4bを形成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記の様に構成された
ロータ2においては、その鉄芯6を形成している複数の
薄肉の磁性鋼板は、個々の薄肉の磁性鋼板の円周方向に
設けた複数のクランプ溝14によりカシメクランプされ
ることになるが、前記したようにクランプ溝14は先端
の孔15を起点とし一方向にロータ2と同心の円弧を成
した凹み部16を有する形状となっているので、この磁
性鋼板を積層してカシメクランプしていくと、鉄芯6の
半径方向の各磁路6aには、凹み部16の積層配列形状
に起因して、図7に示す様に鉄芯6の上端部から下端部
に亙って一方向に捩じれたスキュー20が形成されるこ
とになる。
ロータ2においては、その鉄芯6を形成している複数の
薄肉の磁性鋼板は、個々の薄肉の磁性鋼板の円周方向に
設けた複数のクランプ溝14によりカシメクランプされ
ることになるが、前記したようにクランプ溝14は先端
の孔15を起点とし一方向にロータ2と同心の円弧を成
した凹み部16を有する形状となっているので、この磁
性鋼板を積層してカシメクランプしていくと、鉄芯6の
半径方向の各磁路6aには、凹み部16の積層配列形状
に起因して、図7に示す様に鉄芯6の上端部から下端部
に亙って一方向に捩じれたスキュー20が形成されるこ
とになる。
【0011】モータ等の回転方向に対する同モータの磁
路の傾きは、モータにおける磁気騒音を打ち消す作用が
あることから、前記ロータ2に形成されたスキュー20
は、電動機10の磁気騒音の低減に効果がある。
路の傾きは、モータにおける磁気騒音を打ち消す作用が
あることから、前記ロータ2に形成されたスキュー20
は、電動機10の磁気騒音の低減に効果がある。
【0012】しかしながら、前記したようにカシメクラ
ンプ用のクランプ溝14が一方向に円弧を成した形状と
なっているので、ロータ2に形成されたスキュー20方
向も一方向に限定され、同スキュー20は電動機10の
所定方向の回転に対して前記磁気騒音の低減に寄与する
ものの、回転方向が逆方向に変更されると前記磁気騒音
の低減効果がなくなるという問題があった。
ンプ用のクランプ溝14が一方向に円弧を成した形状と
なっているので、ロータ2に形成されたスキュー20方
向も一方向に限定され、同スキュー20は電動機10の
所定方向の回転に対して前記磁気騒音の低減に寄与する
ものの、回転方向が逆方向に変更されると前記磁気騒音
の低減効果がなくなるという問題があった。
【0013】本発明は、このような従来の電動機におけ
る問題点を解消し、電動機の回転方向が何れの方向であ
っても同電動機の回転により発生する磁気騒音を低減す
る様にした電動機を提供することを課題とするものであ
る。
る問題点を解消し、電動機の回転方向が何れの方向であ
っても同電動機の回転により発生する磁気騒音を低減す
る様にした電動機を提供することを課題とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
解決すべくなされたもので、半径方向に長孔形状とし、
周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数のスリットに
より隔絶して複数の磁路を形成し、前記スリットの内側
には円周方向に複数のクランプ溝が形成されている薄肉
の磁性鋼板を多数積層し、前記クランプ溝により前記薄
肉の磁性鋼板をカシメクランプして鉄芯を形成し、同鉄
芯の中心に回転軸を貫通固定したロータを有する電動機
において、前記クランプ溝は中央の孔を起点として時計
方向及び反時計方向の両方向にロータと同心の円弧状の
凹み部を有する形状に形成し、同時計方向又は反時計方
向の何れか一方のクランプ溝により所定枚数の磁性鋼板
を積層してカシメクランプした部分と、前記時計方向又
は反時計方向の他方のクランプ溝により所定枚数の磁性
鋼板を積層してカシメクランプした部分を互いに積層し
てロータを形成した電動機を提供するものである。
解決すべくなされたもので、半径方向に長孔形状とし、
周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数のスリットに
より隔絶して複数の磁路を形成し、前記スリットの内側
には円周方向に複数のクランプ溝が形成されている薄肉
の磁性鋼板を多数積層し、前記クランプ溝により前記薄
肉の磁性鋼板をカシメクランプして鉄芯を形成し、同鉄
芯の中心に回転軸を貫通固定したロータを有する電動機
において、前記クランプ溝は中央の孔を起点として時計
方向及び反時計方向の両方向にロータと同心の円弧状の
凹み部を有する形状に形成し、同時計方向又は反時計方
向の何れか一方のクランプ溝により所定枚数の磁性鋼板
を積層してカシメクランプした部分と、前記時計方向又
は反時計方向の他方のクランプ溝により所定枚数の磁性
鋼板を積層してカシメクランプした部分を互いに積層し
てロータを形成した電動機を提供するものである。
【0015】すなわち本発明によれば、多数の磁性鋼板
を積層し、カシメクランプして鉄芯を形成すべく各磁性
鋼板に形成するクランプ溝は、中央の孔を起点として時
計方向及び反時計方向の両方向にロータと同心の円弧状
の凹み部を有する形状に形成されており、かつ、所定枚
数の磁性鋼板を前記時計方向又は反時計方向の何れか一
方のクランプ溝によりカシメクランプした部分を形成
し、これに他方のクランプ溝によりカシメクランプした
部分を積層してロータを形成しているので、この様にカ
シメクランプを変更することに応じて、鉄芯の磁路に形
成されるスキューがその方向を反対方向に変更され、ロ
ータの回転方向が正転、逆転のいずれの方向であって
も、前記スキューが交互に機能して磁気騒音の打ち消し
を図る様にしたものである。
を積層し、カシメクランプして鉄芯を形成すべく各磁性
鋼板に形成するクランプ溝は、中央の孔を起点として時
計方向及び反時計方向の両方向にロータと同心の円弧状
の凹み部を有する形状に形成されており、かつ、所定枚
数の磁性鋼板を前記時計方向又は反時計方向の何れか一
方のクランプ溝によりカシメクランプした部分を形成
し、これに他方のクランプ溝によりカシメクランプした
部分を積層してロータを形成しているので、この様にカ
シメクランプを変更することに応じて、鉄芯の磁路に形
成されるスキューがその方向を反対方向に変更され、ロ
ータの回転方向が正転、逆転のいずれの方向であって
も、前記スキューが交互に機能して磁気騒音の打ち消し
を図る様にしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1乃至図3に基づいて説明する。
1乃至図3に基づいて説明する。
【0017】図 1は本実施の形態に係る密閉形圧縮機に
使用する電動機の主要部に当たるロータの横断面詳細
図、図2は図1のD−D線に沿う縦断面を示し、(a)
は基本の薄肉の磁性鋼板形状図、(b)は下端の薄肉の
磁性鋼板形状図、図3はロータの外観を簡略的に示し、
(a)及び(b)はそれぞれ磁性鋼板のカシメクランプ
を変えた状態の説明図である。
使用する電動機の主要部に当たるロータの横断面詳細
図、図2は図1のD−D線に沿う縦断面を示し、(a)
は基本の薄肉の磁性鋼板形状図、(b)は下端の薄肉の
磁性鋼板形状図、図3はロータの外観を簡略的に示し、
(a)及び(b)はそれぞれ磁性鋼板のカシメクランプ
を変えた状態の説明図である。
【0018】なお、本実施の形態の理解を容易にし、か
つ重複した説明を省略すべく、前記した従来の装置と対
応する部位については、従来の装置に付した符号を10
0代の符号として前記対応する部位を示している。
つ重複した説明を省略すべく、前記した従来の装置と対
応する部位については、従来の装置に付した符号を10
0代の符号として前記対応する部位を示している。
【0019】また、電動機を構成する2大要素であるス
テータとロータのうち、本実施の形態のステータは前記
した従来装置のものと全く同一につき、この部位につい
ては同従来装置の説明を全面的に援用し、重複する説明
を省略している。
テータとロータのうち、本実施の形態のステータは前記
した従来装置のものと全く同一につき、この部位につい
ては同従来装置の説明を全面的に援用し、重複する説明
を省略している。
【0020】すなわち、本実施の形態においては、電動
機の前記2大要素のうちロータ側に新規な工夫を加えた
ものであり、図1及び図2(a)及び(b)に示す様
に、ロータ102の鉄芯106を形成している薄肉の磁
性鋼板には、半径方向に長孔形状とし、周方向に所定の
間隔を隔てて複数のスリット106bを穿設し、同複数
のスリット106bにより隔絶して複数の磁路106a
を形成している。
機の前記2大要素のうちロータ側に新規な工夫を加えた
ものであり、図1及び図2(a)及び(b)に示す様
に、ロータ102の鉄芯106を形成している薄肉の磁
性鋼板には、半径方向に長孔形状とし、周方向に所定の
間隔を隔てて複数のスリット106bを穿設し、同複数
のスリット106bにより隔絶して複数の磁路106a
を形成している。
【0021】また、前記スリット106bの内周側に
は、円周方向に互いに所定間隔離れて複数(本実施の形
態では円周方向にそれぞれ90°間隔離れて合計4個)
のクランプ溝114が形成されている。
は、円周方向に互いに所定間隔離れて複数(本実施の形
態では円周方向にそれぞれ90°間隔離れて合計4個)
のクランプ溝114が形成されている。
【0022】そして前記クランプ溝114のうち、下端
板112を除く他の磁性鋼板である基本板118に設け
た基本のクランプ溝114aは、周方向中央の位置に孔
115を配置し、同孔115を起点として時計方向及び
反時計方向の両方向に向けて延びるロータ102と同心
の円弧状の凹み部116a及び116bが配置される形
状に形成されている。
板112を除く他の磁性鋼板である基本板118に設け
た基本のクランプ溝114aは、周方向中央の位置に孔
115を配置し、同孔115を起点として時計方向及び
反時計方向の両方向に向けて延びるロータ102と同心
の円弧状の凹み部116a及び116bが配置される形
状に形成されている。
【0023】また、前記磁性鋼板が積層されたとき、最
下端に位置することになる下端板112に設けたクラン
プ溝114aは、前記基本板118の孔115と同位置
でこれに対応する孔115を起点として、前記同様に時
計方向及び反時計方向の両方向に向けて延びるロータ1
02と同心の円弧状の貫通溝117a及び117bが配
置される形状に形成されている。
下端に位置することになる下端板112に設けたクラン
プ溝114aは、前記基本板118の孔115と同位置
でこれに対応する孔115を起点として、前記同様に時
計方向及び反時計方向の両方向に向けて延びるロータ1
02と同心の円弧状の貫通溝117a及び117bが配
置される形状に形成されている。
【0024】すなわち、本実施の形態においては、各薄
肉の磁性鋼板中、基本板118では、中央の孔115を
起点として時計方向及び反時計方向の両方向にロータ1
02と同心の円弧状の凹み部116a及び116bを有
するクランプ溝114aが、そして下端板112には中
央の孔115を起点として前記同様時計方向及び反時計
方向の両方向に、ロータ102と同心の円弧状の貫通溝
117a及び117bを有するクランプ溝114bが形
成されている。
肉の磁性鋼板中、基本板118では、中央の孔115を
起点として時計方向及び反時計方向の両方向にロータ1
02と同心の円弧状の凹み部116a及び116bを有
するクランプ溝114aが、そして下端板112には中
央の孔115を起点として前記同様時計方向及び反時計
方向の両方向に、ロータ102と同心の円弧状の貫通溝
117a及び117bを有するクランプ溝114bが形
成されている。
【0025】従って本実施の形態では、前記薄肉の磁性
鋼板を積層する際に、下端部から中間部までをクランプ
溝114aの孔115から反時計方向の凹み部116b
側、及びクランプ溝114bの貫通溝117b側により
カシメクランプした部分を構成し、中間部から上端部ま
でをクランプ溝114aの孔115から時計方向の凹み
部116a側でカシメクランプした部分を構成し、この
両部分を積層することにより、図3(a)に示すように
ロータ102には時計方向及び反時計方向の両方向のス
キュー120aが形成され、電動機の正転、逆転の何れ
の回転方向に対しても磁気騒音の低減に対応出来る利点
がある。
鋼板を積層する際に、下端部から中間部までをクランプ
溝114aの孔115から反時計方向の凹み部116b
側、及びクランプ溝114bの貫通溝117b側により
カシメクランプした部分を構成し、中間部から上端部ま
でをクランプ溝114aの孔115から時計方向の凹み
部116a側でカシメクランプした部分を構成し、この
両部分を積層することにより、図3(a)に示すように
ロータ102には時計方向及び反時計方向の両方向のス
キュー120aが形成され、電動機の正転、逆転の何れ
の回転方向に対しても磁気騒音の低減に対応出来る利点
がある。
【0026】また、前記カシメクランプを上半、下半の
2区分するだけでなく、薄肉の磁性鋼板を積層する過程
で、カシメクランプするクランプ溝114aの孔115
から時計方向の凹み部116a又は反時計方向の凹み部
116bに適当な間隔で交互に切換えることによって、
図3(b)に示すように、ロータ102に形成するスキ
ュー120bの方向を途中で適当に変更することが可能
になり、前記同様に電動機の正転、逆転の何れの回転方
向に対しても磁気騒音の低減に対応出来る利点がある。
2区分するだけでなく、薄肉の磁性鋼板を積層する過程
で、カシメクランプするクランプ溝114aの孔115
から時計方向の凹み部116a又は反時計方向の凹み部
116bに適当な間隔で交互に切換えることによって、
図3(b)に示すように、ロータ102に形成するスキ
ュー120bの方向を途中で適当に変更することが可能
になり、前記同様に電動機の正転、逆転の何れの回転方
向に対しても磁気騒音の低減に対応出来る利点がある。
【0027】以上、本発明を図示の実施の形態について
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明によれば、半径方向に長孔
形状とし、周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数の
スリットにより隔絶して複数の磁路を形成し、前記スリ
ットの内側には円周方向に複数のクランプ溝が形成され
ている薄肉の磁性鋼板を多数積層し、前記クランプ溝に
より前記薄肉の磁性鋼板をカシメクランプして鉄芯を形
成し、同鉄芯の中心に回転軸を貫通固定したロータを有
する電動機において、前記クランプ溝は中央の孔を起点
として時計方向及び反時計方向の両方向にロータと同心
の円弧状の凹み部を有する形状に形成し、同時計方向又
は反時計方向の何れか一方のクランプ溝により所定枚数
の磁性鋼板を積層してカシメクランプした部分と、前記
時計方向又は反時計方向の他方のクランプ溝により所定
枚数の磁性鋼板を積層してカシメクランプした部分を互
いに積層してロータを形成した電動機を構成しているの
で、多数の磁性鋼板を積層し、カシメクランプして鉄芯
を形成すべく各磁性鋼板に形成するクランプ溝は、中央
の孔を起点として時計方向及び反時計方向の両方向にロ
ータと同心の円弧状の凹み部を有する形状に形成されて
おり、かつ、所定枚数の磁性鋼板を前記時計方向又は反
時計方向の何れか一方のクランプ溝によりカシメクラン
プした部分を形成し、これに他方のクランプ溝によりカ
シメクランプした部分を積層してロータを形成したこと
により、このカシメクランプの変更に応じて鉄芯の磁路
に形成されるスキューがその方向を反対方向に変更さ
れ、ロータの回転方向が正転、逆転のいずれの方向であ
っても、前記スキューが交互に機能して磁気騒音を打ち
消し、同磁気騒音を確実、かつ効果的に低減する様にし
た好適な電動機を得ることが出来たものである。
形状とし、周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数の
スリットにより隔絶して複数の磁路を形成し、前記スリ
ットの内側には円周方向に複数のクランプ溝が形成され
ている薄肉の磁性鋼板を多数積層し、前記クランプ溝に
より前記薄肉の磁性鋼板をカシメクランプして鉄芯を形
成し、同鉄芯の中心に回転軸を貫通固定したロータを有
する電動機において、前記クランプ溝は中央の孔を起点
として時計方向及び反時計方向の両方向にロータと同心
の円弧状の凹み部を有する形状に形成し、同時計方向又
は反時計方向の何れか一方のクランプ溝により所定枚数
の磁性鋼板を積層してカシメクランプした部分と、前記
時計方向又は反時計方向の他方のクランプ溝により所定
枚数の磁性鋼板を積層してカシメクランプした部分を互
いに積層してロータを形成した電動機を構成しているの
で、多数の磁性鋼板を積層し、カシメクランプして鉄芯
を形成すべく各磁性鋼板に形成するクランプ溝は、中央
の孔を起点として時計方向及び反時計方向の両方向にロ
ータと同心の円弧状の凹み部を有する形状に形成されて
おり、かつ、所定枚数の磁性鋼板を前記時計方向又は反
時計方向の何れか一方のクランプ溝によりカシメクラン
プした部分を形成し、これに他方のクランプ溝によりカ
シメクランプした部分を積層してロータを形成したこと
により、このカシメクランプの変更に応じて鉄芯の磁路
に形成されるスキューがその方向を反対方向に変更さ
れ、ロータの回転方向が正転、逆転のいずれの方向であ
っても、前記スキューが交互に機能して磁気騒音を打ち
消し、同磁気騒音を確実、かつ効果的に低減する様にし
た好適な電動機を得ることが出来たものである。
【図1】本発明の実施の一形態に係る密閉形圧縮機に使
用する電動機の主要部に当たるロータの横断面詳細図で
ある。
用する電動機の主要部に当たるロータの横断面詳細図で
ある。
【図2】図1のD−D線に沿う縦断面を示し、(a)は
基本の薄肉の磁性鋼板形状図、(b)は下端の薄肉の磁
性鋼板形状図である。
基本の薄肉の磁性鋼板形状図、(b)は下端の薄肉の磁
性鋼板形状図である。
【図3】ロータの外観を簡略的に示し、(a)及び
(b)はそれぞれ磁性鋼板のカシメクランプを変えた状
態の説明図である。
(b)はそれぞれ磁性鋼板のカシメクランプを変えた状
態の説明図である。
【図4】従来の密閉形圧縮機に使用する電動機の概要を
示し、(a)は(b)のA−A線に沿う縦断面図、
(b)は(a)のB−B線に沿う横断面図である。
示し、(a)は(b)のA−A線に沿う縦断面図、
(b)は(a)のB−B線に沿う横断面図である。
【図5】図4中のロータの横断面である。
【図6】図5のC−C線に沿う縦断を示し、(a)はロ
ータを構成する基本の薄肉の磁性鋼板形状図、(b)は
下端板の形状図である。
ータを構成する基本の薄肉の磁性鋼板形状図、(b)は
下端板の形状図である。
【図7】ロータの外観簡略図である。
1 ステータ 2 ロータ 3 円筒状コア 4 スロット 5 電線 6 鉄芯 6a 磁路 6b スリット 7 ステータ歯 8 回転軸 10 電動機 11 上端板 12 下端板 13 リベット 14 クランプ溝 14a クランプ溝 14b クランプ溝 15 孔 16 凹み部 17 貫通溝 18 基本板 20 スキュー 102 ロータ 106 鉄芯 106a 磁路 106b スリット 114 クランプ溝 114a クランプ溝 114b クランプ溝 115 孔 116a 凹み部 116b 凹み部 117a 貫通溝 117b 貫通溝 118 基本板 120a スキュー 120b スキュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA04 AB01 AB07 AC06 AC08 AE08 5H615 AA01 BB01 BB05 PP02 PP06 PP07 SS03 SS05
Claims (1)
- 【請求項1】 半径方向に長孔形状とし、周方向に所定
の間隔を隔てて穿設した複数のスリットにより隔絶して
複数の磁路を形成し、前記スリットの内側には円周方向
に複数のクランプ溝が形成されている薄肉の磁性鋼板を
多数積層し、前記クランプ溝により前記薄肉の磁性鋼板
をカシメクランプして鉄芯を形成し、同鉄芯の中心に回
転軸を貫通固定したロータを有する電動機において、前
記クランプ溝は中央の孔を起点として時計方向及び反時
計方向の両方向にロータと同心の円弧状の凹み部を有す
る形状に形成し、同時計方向又は反時計方向の何れか一
方のクランプ溝により所定枚数の磁性鋼板を積層してカ
シメクランプした部分と、前記時計方向又は反時計方向
の他方のクランプ溝により所定枚数の磁性鋼板を積層し
てカシメクランプした部分を互いに積層してロータを形
成したことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323746A JP2002136015A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323746A JP2002136015A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002136015A true JP2002136015A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18801378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000323746A Withdrawn JP2002136015A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002136015A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006230189A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-31 | Hitachi Ltd | 回転電機 |
| US7352101B2 (en) | 2003-04-23 | 2008-04-01 | Mitsui High-Tec, Inc. | Skew shape variable laminated iron core and method of manufacturing the same |
| WO2018116738A1 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 株式会社デンソー | 回転電機の回転子、及び回転電機 |
| CN108496292A (zh) * | 2016-01-14 | 2018-09-04 | Lg伊诺特有限公司 | 转子板、转子、马达和包括该马达的车辆 |
| CN110289715A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-09-27 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种低转动惯量的转子及具有其的电机 |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000323746A patent/JP2002136015A/ja not_active Withdrawn
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| US11159066B2 (en) | 2016-12-20 | 2021-10-26 | Denso Corporation | Rotary electric machine and rotor mounted therein |
| CN110289715A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-09-27 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种低转动惯量的转子及具有其的电机 |
| CN110289715B (zh) * | 2019-06-11 | 2023-11-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种低转动惯量的转子及具有其的电机 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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