JP2002136032A - 車両用回転電機 - Google Patents

車両用回転電機

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JP2002136032A
JP2002136032A JP2000322578A JP2000322578A JP2002136032A JP 2002136032 A JP2002136032 A JP 2002136032A JP 2000322578 A JP2000322578 A JP 2000322578A JP 2000322578 A JP2000322578 A JP 2000322578A JP 2002136032 A JP2002136032 A JP 2002136032A
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vehicle
stator
frame
rotor
stay
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JP2000322578A
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English (en)
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Masao Ichikawa
雅雄 市川
Kazunobu Yamada
和順 山田
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重量増加等の不都合を伴わずにステー部から車
両への振動伝達を低減し、騒音の発生を抑制すること。 【解決手段】車両用交流発電機1は、回転子軸6と一体
に回転する回転子3と、この回転子3の外周に対向して
配された固定子4と、回転子軸6を回転自在に支持する
と共に内部に回転子3と固定子4を収容するフレーム2
1,22と、フレーム円筒部の外周部に設けられ車両へ
の被取り付け部となるステー部41,42と、フレーム
円筒部に設けられスタッドボルト34によりフレーム2
1,22内に固定子4を固定するボルト締付部36aと
を備える。そして、回転子軸6を中心としてステー部4
1とボルト締付部36aとの周方向の位置が一致するよ
う構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、オートバ
イ等の走行車両に搭載される車両用回転電機に関し、例
えば交流発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の静粛化の要求が高まり、車
両部品への低騒音化の要求が顕在化してきた。特に車両
用交流発電機においては、騒音発生原因の1つとして発
電機能上発生する磁気音の低減が急務となっている。な
お、磁気音は、電機子巻線に負荷電流が流れるときに発
生する特有のもので、電機子反作用によるエアギャップ
の磁束変化に基づきローレンツ力が回転子と固定子との
間に加振力として働き、固定子やフレーム等が振動する
ことによって発生することが知られている。
【0003】また、車外騒音低減の社会的要請や、車室
内静粛性向上による商品性向上の狙いから近年益々エン
ジン騒音が低下してきており、比較的高速で回転する補
機、とりわけ車両用交流発電機のファン騒音や、磁気的
騒音が耳につきやすい状況となってきた。
【0004】図5には、従来例としての車両用回転電機
の単体構造を示し、図6には、図5のB−B線断面を示
す。なお便宜上、図6には、回転子部分の構成を簡略し
て示す。
【0005】図5に示すように、車両用交流発電機70
は、回転軸71と一体に回転する回転子72と、この回
転子72の外周に対向して配された固定子73と、一対
のフレーム74,75と、フレーム74,75の一部に
設けられ車両への被取り付け部をなすステー部76,7
7とを備える。固定子73は、フレーム74,75内に
複数のスタッドボルト78により締め付け固定されてい
る。より詳しくは、図6に示すように、フレーム74に
は4箇所にボルト締付部79a〜79dが設けられてお
り、このボルト締付部79a〜79dに各々スタッドボ
ルト78が配されて固定子73が固定されるようになっ
ている。
【0006】なお、ステー部76,77は、車両側のマ
ウント位置に応じて位置決めされ、例えば図6に示すよ
うに、フレーム中心を挟んで相対向する2箇所に設けら
れる。また、ボルト締付部79a〜79dは、電圧調整
装置や整流装置等の電気部品の位置や組み付け性を考慮
して、例えば90度毎に図示する4箇所に設けられる。
【0007】ここで、磁気音発生時におけるフレーム7
4の振動モードの一例を図6に示す。図6によれば、固
定子73及びフレーム74が一体となり、I,IIを対称
軸とする円環モード(2次モード)で振動することが分
かる。図に太実線で示すM1は任意の瞬間の振動モード
状態であり、太点線で示すM2はM1から位相が180
度進んだ状態である。何れの場合も、フレーム74のボ
ルト締付部79a〜79dが振動の節、ステー部76,
77が振動の腹となっている。つまり、フレーム74で
発生した振動の振幅が最大となる位置にステー部76,
77が配されている。そのため、車両用交流発電機70
から車両への振動伝達量が非常に大きくなり、磁気音が
発生する大きな要因となっている。
【0008】そこで従来より、フレームとステー部との
連結強度を向上させることによりステー部の振動が大き
くなることを防止し、騒音の発生を抑制することが検討
されている(例えば特開平8−70554号公報)。す
なわち、図7に示すように、ステー部77の脚部80,
81の側面と、フレーム74,75の円筒部外周及び側
壁部外周とを一体的に連結するように補強用リブ82,
83を設け、これにより、ステー部77の強度を向上す
るようにしていた。
【0009】しかしながら、上記図7の構成では、ステ
ー部77に補強用リブ82,83を設けることにより、
発電機全体の重量が増加し、小型軽量化が望まれている
現状のニーズに反するという問題点があった。更に、フ
レーム重量増加に伴いコスト上昇も招くことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の車両用回転電
機は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、重量増
加等の不都合を伴わずにステー部から車両への振動伝達
を低減し、騒音の発生を抑制することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
回転電機では、車両への被取り付け部となるステー部
と、固定用ボルトによりフレーム内に固定子を固定する
ボルト締付部とがフレームに設けられており、回転軸を
中心としてステー部とボルト締付部との周方向の位置が
少なくとも一箇所で一致するよう構成されている。本構
成によれば、振動モードの節となるボルト締付部の位置
がステー部と一致するために、ステー部も同時に振動モ
ードの節となる。従って、ステー部における振幅が低減
される。その結果、重量増加やコスト上昇等の不都合を
伴わずにステー部から車両への振動伝達が低減され、騒
音の発生を抑制することができる。
【0012】具体的には、請求項2〜4のように構成す
ると良く、何れの場合にも上記した優れた効果が得られ
る。すなわち、 ・請求項2に記載したように、複数のボルト締付部を等
角度ピッチで設け、このボルト締付部の位置にステー部
の少なくとも一つを一致させると良い。 ・請求項3に記載したように、複数のボルト締付部を不
等角度ピッチで設け、それにより、ボルト締付部の位置
をステー部の位置に一致させると良い。 ・請求項4に記載したように、全てのステー部の位置に
合わせてボルト締付部を配置すると良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の車両用回転電機
を車両用交流発電機に適用した実施の形態を図面に基づ
いて説明する。車両用交流発電機は、例えばエンジンに
搭載固定され、エンジンにより回転駆動される。
【0014】(第1の実施の形態)図1は、車両用交流
発電機の単体構造を示す縦断面図であり、図2は、図1
のA−A線断面図である。
【0015】交流発電機1において、ハウジング5はド
ライブフレーム21、リヤフレーム22及びリヤカバー
23により構成されている。ドライブフレーム21に
は、円筒部24及び側壁部25がアルミダイカストにて
一体成形されており、ドライブフレーム21の側壁部2
5には、回転子軸6の一端側(図の左端側)が軸受30
により回転自在に支持されている。また、円筒部24に
は、車両への取り付けを行うためのステー部41,42
が形成されている。円筒部24の内径部には、固定子4
の固定子鉄心15が圧入状態で固定保持されている。ま
た、固定子鉄心15は、複数個(本例では4個)のスタ
ッドボルト34により締め付け固定されている。
【0016】一方、リヤフレーム22には、円筒部31
及び側壁部32がアルミダイカストにて一体成形されて
おり、リヤフレーム22の側壁部32には、回転子軸6
の他端側(図の右端側)が軸受38により回転自在に支
持されている。また、円筒部31には、車両への取り付
けを行うためのステー部43が形成されている。
【0017】ドライブフレーム21の円筒部24とリヤ
フレーム22の円筒部31とは、複数個(本例では4
個)のスタッドボルト34やナット35等の締め付け具
により締め付け固定されている。詳しくは図2に示すよ
うに、ドライブフレーム21の円筒部24には、ボルト
締付部36a〜36dが等角度ピッチ90度で設けられ
ており、ボルト締付部36a〜36dにスタッドボルト
34が設置されて固定子4がドライブフレーム21に固
定されている。なお、ボルト締付部36a〜36dは、
各フレームの円筒部24,31から外方へ突出する凸状
を成しており、円筒部24,31の他の部分よりも高い
強度を有している。
【0018】回転子3には、複数の爪状磁極を有する磁
極鉄心3a,3bの他、界磁巻線7、プーリ11、冷却
ファン12a,12b、スリップリング13a,13b
が一体的に設けられている。固定子4は回転子3の外側
に配され、磁極鉄心3a,3b外周に極小空隙を空けて
配置される固定子鉄心15と、固定子鉄心15に巻装さ
れる固定子巻線16とを備える。そして、エンジンの運
転に伴い回転子3が回転すると回転磁界が発生し、固定
子4において前記回転磁界により起電力が発生する。更
に、リヤフレーム22とリヤカバー23との間には、ス
リップリング13a,13bの外周にそれぞれ摺接する
ブラシ14a,14b、及びこれらのブラシ14a,1
4bを収納するブラシホルダ44等が設けられている。
【0019】また、リヤフレーム22とリヤカバー23
との間には、整流装置45及びICレギュレータ46等
がネジ等の手段で組み付けられている。整流装置45
は、複数個のダイオード(図示せず)を集めたものであ
り、交流電流を直流電流に変換(整流)する。ICレギ
ュレータ46は、界磁巻線7とアース(図示せず)との
間に入れたトランジスタ等のスイッチング素子(図示せ
ず)をオン、オフすることにより界磁巻線7を流れる励
磁電流を制御して車両用交流発電機1の出力電圧を一定
にする。
【0020】上記構成の交流発電機1では、図2に示す
ように、車両側への被取り付け部を成すステー部41
と、ボルト締付部36a〜36dの一つ(図2では36
a)との周方向の位置が一致している。換言すれば、交
流発電機1の中心軸(回転子軸6)から径方向に延びる
同一線上にステー部41とボルト締付部36aとが並ん
で配されている。かかる場合、磁気音発生時におけるド
ライブフレーム21の振動モードは、図3に示す通りと
なる。
【0021】すなわち、固定子4及びドライブフレーム
21が一体となり、I,IIを対称軸とする円環モード
(2次モード)で振動する。図に太実線で示すM1は任
意の瞬間の振動モード状態であり、太点線で示すM2は
M1から位相が180度進んだ状態である。何れのモー
ドでもボルト締付部36a〜36d及びステー部41が
振動の節となっている。つまり、ドライブフレーム21
で発生した振動の振幅が最小となる位置にステー部41
が配されることになる。そのため、例えば前記図6の従
来構成と比較して、ステー部41から車両への振動伝達
量が非常に小さくなり、磁気音の発生を抑制することが
できる。
【0022】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。回転子軸6を中心としてステー
部とボルト締付部との周方向の位置(本例では、ステー
部41とボルト締付部36aとの位置)を一致させたの
で、ステー部の位置がボルト締付部と同様に振動モード
の節となり、ステー部における振幅が低減される。その
結果、重量増加やコスト上昇等の不都合を伴わずにステ
ー部から車両への振動伝達が低減され、騒音の発生を抑
制することができる。また、ステー部の強度も向上す
る。
【0023】また、従来技術である図5等と比較して、
ステー部41,42の設置形態(位置や形状)が何ら変
更されることなく所望の目的が達成されるので、車両側
マウント部の設計変更が強要される等の不都合が生じる
こともない。
【0024】(第2の実施の形態)次に、本発明におけ
る第2の実施の形態について、上述した第1の実施の形
態との相違点を中心に説明する。図4には、第2の実施
の形態における車両用交流発電機1を示し、これは前述
の図2に相当する断面図である。
【0025】図4では、前述の図2とは異なりボルト締
付部36a〜36dが不等角度ピッチで配されており、
ボルト締付部36a〜36dのうち、2つをステー部4
1,42の位置に一致させて配している。すなわち、図
4の構成では、図の上側のステー部41の位置に合わせ
てボルト締付部36aを設け、図の下側のステー部42
の位置に合わせてボルト締付部36cを設けている。こ
の場合、ステー部41,42に合わせてボルト締付部3
6a,36cを配置することを優先し、他のボルト締付
部36b,36dを任意に配置するため、各ボルト締付
部36a〜36dがなす角度α、β、γ、θは必ずしも
等しくならない。
【0026】上記図4の構成にあっても、上記第1の実
施の形態(図2の構成)と同様に、ステー部の位置が振
動モードの節となり、ステー部における振幅が低減され
る。その結果、重量増加やコスト上昇等の不都合を伴わ
ずにステー部から車両への振動伝達が低減され、騒音の
発生を抑制することができる。また、本実施の形態で
は、全てのステー部の位置に合わせて各ボルト締付部を
配置しているので、より一層確実に所望の効果が達せら
れる。
【0027】なお、上記実施の形態では、ステー部を2
箇所に、ボルト締付部を4箇所にそれぞれ設けたが、そ
れらの設置個数は任意でよい。何れにしても、回転軸を
中心としてステー部とボルト締付部との周方向の位置が
少なくとも一箇所で一致することにより、所望の効果が
達せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態における車両用交流発電機の
単体構造を示す縦断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】磁気音発生時におけるフレーム部の振動モード
を示す図。
【図4】第2の実施の形態による車両用交流発電機の要
部断面図。
【図5】従来例としての車両用交流発電機の単体構造を
示す縦断面図。
【図6】磁気音発生時におけるフレーム部の振動モード
を示す図。
【図7】従来例としての車両用交流発電機の単体構造を
示す縦断面図。
【符号の説明】
1…車両用交流発電機、3…回転子、4…固定子、6…
回転子軸(回転軸)、21…ドライブフレーム、22…
リヤフレーム、34…スタッドボルト(固定用ボル
ト)、36a〜36d…ボルト締付部、41,42…ス
テー部。
フロントページの続き (72)発明者 山田 和順 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 5H002 AA04 AB04 AC03 5H605 AA04 AA05 BB04 CC01 CC03 EB10 EC01 FF01 GG06 5H619 AA10 BB02 BB06 BB17 PP01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と一体に回転する回転子と、この回
    転子の外周に対向して配された固定子と、回転軸を回転
    自在に支持すると共に内部に回転子と固定子を収容する
    フレームと、フレームの一部に設けられ車両への被取り
    付け部となるステー部と、フレームに設けられ固定用ボ
    ルトによりフレーム内に固定子を固定するボルト締付部
    とを備え、回転子と固定子との相対運動によって発電す
    る車両用回転電機において、 回転軸を中心としてステー部とボルト締付部との周方向
    の位置が少なくとも一箇所で一致していることを特徴と
    する車両用回転電機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用回転電機におい
    て、複数のボルト締付部を等角度ピッチで設けたことを
    特徴とする車両用回転電機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の車両用回転電機におい
    て、複数のボルト締付部を不等角度ピッチで設けたこと
    を特徴とする車両用回転電機。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の車両用回転電機におい
    て、全てのステー部の位置に合わせてボルト締付部を配
    置したことを特徴とする車両用回転電機。
JP2000322578A 2000-10-23 2000-10-23 車両用回転電機 Withdrawn JP2002136032A (ja)

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Effective date: 20080108