JPH06335204A - 車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機Info
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- JPH06335204A JPH06335204A JP12001093A JP12001093A JPH06335204A JP H06335204 A JPH06335204 A JP H06335204A JP 12001093 A JP12001093 A JP 12001093A JP 12001093 A JP12001093 A JP 12001093A JP H06335204 A JPH06335204 A JP H06335204A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転子の磁極鉄心端に取付けた前、後のファ
ンによる騒音を低減する。 【構成】 前、後一対のファンの羽根の枚数が、偶数枚
のものと奇数枚のものとの組合せとし、風音のスペクト
ルの次数分散を図り、騒音を低減する。
ンによる騒音を低減する。 【構成】 前、後一対のファンの羽根の枚数が、偶数枚
のものと奇数枚のものとの組合せとし、風音のスペクト
ルの次数分散を図り、騒音を低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用交流発電機
(以下、単に交流発電機という)に関し、特に磁極鉄心
の両側面に取付けられたファンの風音の低減にかかわ
る。
(以下、単に交流発電機という)に関し、特に磁極鉄心
の両側面に取付けられたファンの風音の低減にかかわ
る。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、例えば実開平3−76
48号公報及び実開平3−26263号公報に記載され
た従来の交流発電機の縦断面図及び正面図、第6図(A),
(B) はそれぞれ前及び後ファンの正面図である。図にお
いて、1は固定子で、固定子鉄心2と、固定子コイル3
とを有する。4は回転子で、次のように構成されてい
る。5及び6は異極性の磁極鉄心で、双方の各6個の磁
極歯部5a及び6aが円周方向に交互に出されており、
磁極数は合せて12極である。7は双方の磁極鉄心5、
6間に保持された励磁コイル、8は磁極鉄心5、6を固
着した回転軸、9は回転軸8に絶縁スリーブを介し固定
された1対のスリップリングである。
48号公報及び実開平3−26263号公報に記載され
た従来の交流発電機の縦断面図及び正面図、第6図(A),
(B) はそれぞれ前及び後ファンの正面図である。図にお
いて、1は固定子で、固定子鉄心2と、固定子コイル3
とを有する。4は回転子で、次のように構成されてい
る。5及び6は異極性の磁極鉄心で、双方の各6個の磁
極歯部5a及び6aが円周方向に交互に出されており、
磁極数は合せて12極である。7は双方の磁極鉄心5、
6間に保持された励磁コイル、8は磁極鉄心5、6を固
着した回転軸、9は回転軸8に絶縁スリーブを介し固定
された1対のスリップリングである。
【0003】10及び11は磁極鉄心5及び6に固着さ
れた前ファン及び後ファンであり、前ファン10は図6
(A) に示すように放射方向に不等角度間隔に配設された
羽根12枚の10aを、後ファン11は図6(B) に示す
ように放射方向に不等角度間隔に配設された10枚の羽
根11aを有している。11cは羽根の裏面側に励磁コ
イル7の接続線を通すための突状部である。なお、図6
中の円弧状の矢印はファン10、11の回転方向を示す
ものである。
れた前ファン及び後ファンであり、前ファン10は図6
(A) に示すように放射方向に不等角度間隔に配設された
羽根12枚の10aを、後ファン11は図6(B) に示す
ように放射方向に不等角度間隔に配設された10枚の羽
根11aを有している。11cは羽根の裏面側に励磁コ
イル7の接続線を通すための突状部である。なお、図6
中の円弧状の矢印はファン10、11の回転方向を示す
ものである。
【0004】次に、12及び13は前ブラケット及び後
ブラケットで、締付けボルト14により固定子鉄心2に
結合されている。前ブラケット12は通風のため、図5
に示されるように端部に複数(この例では12個)の吸
気孔12aと、外周部に複数(この例では20個)の排
気孔12bとが設けられている。また、後ブラケット1
3には通風のため、同様に端部に複数の吸気孔13a
と、外周部に複数の排気孔13bとが設けられている。
回転軸8は軸受15及び16を介し、前ブラケット12
及び後ブラケット13に回転自在に支持されている。1
7は回転軸8に固定されたプーリであり、機関の回転が
ベルトを介し伝えられ、回転子4を回転させる。
ブラケットで、締付けボルト14により固定子鉄心2に
結合されている。前ブラケット12は通風のため、図5
に示されるように端部に複数(この例では12個)の吸
気孔12aと、外周部に複数(この例では20個)の排
気孔12bとが設けられている。また、後ブラケット1
3には通風のため、同様に端部に複数の吸気孔13a
と、外周部に複数の排気孔13bとが設けられている。
回転軸8は軸受15及び16を介し、前ブラケット12
及び後ブラケット13に回転自在に支持されている。1
7は回転軸8に固定されたプーリであり、機関の回転が
ベルトを介し伝えられ、回転子4を回転させる。
【0005】18は固定子コイル3に誘導された交流電
圧を直流電圧に整流して出力する整流器、19は整流器
出力電圧を検出し、励磁電流を制御し発電機の端子電圧
を所定値に調整する電圧調整器であり、後ブラケット1
3内に収容されている。20はブラシ保持器で、保持し
たブラシ21をスリップリング9に圧接させ励磁電流を
通じる。
圧を直流電圧に整流して出力する整流器、19は整流器
出力電圧を検出し、励磁電流を制御し発電機の端子電圧
を所定値に調整する電圧調整器であり、後ブラケット1
3内に収容されている。20はブラシ保持器で、保持し
たブラシ21をスリップリング9に圧接させ励磁電流を
通じる。
【0006】上記交流発電機において、励磁コイル7に
励磁電流が供給され回転子4が回転されると、固定子コ
イル3に交流電圧が誘導され電力が発生し、このとき固
定子コイル及び励磁コイルが発熱する。前、後ファン1
0、11の回転による通風で、固定子コイル3、回転子
4を冷却する。
励磁電流が供給され回転子4が回転されると、固定子コ
イル3に交流電圧が誘導され電力が発生し、このとき固
定子コイル及び励磁コイルが発熱する。前、後ファン1
0、11の回転による通風で、固定子コイル3、回転子
4を冷却する。
【0007】ファン10の回転による冷却風は、図4に
おいて矢印Aのように、前ブラケット12の吸気孔12
aから軸方向に吸入され、固定子1を冷却し排気孔12
bから径方向に排出される。ファン11の回転による冷
却風は、矢印Bのように、同様に後ブラケット13の吸
気孔13aから吸入され、整流器18、電圧調整器1
9、ブラシ保持器20、固定子1を冷却し、排気孔13
bから排出される。
おいて矢印Aのように、前ブラケット12の吸気孔12
aから軸方向に吸入され、固定子1を冷却し排気孔12
bから径方向に排出される。ファン11の回転による冷
却風は、矢印Bのように、同様に後ブラケット13の吸
気孔13aから吸入され、整流器18、電圧調整器1
9、ブラシ保持器20、固定子1を冷却し、排気孔13
bから排出される。
【0008】上記のような従来の交流発電機では、前フ
ァン10及び後ファン11の羽根を不等角度間隔にして
風音のスペクトルの次数の分散を図っているが、磁極数
が偶数(12極)に対し、前ファン10の羽根の枚数も
偶数(12枚)で、後ファン11の羽根の枚数も偶数
(10枚)であり、前、後両ファンによる風音のスペク
トルの次数成分が重なり、さらにこれに磁極による風音
のスペクトルの次数成分が重なり、風音が大きくなると
いう問題点があった。また、三相交流発電機の場合、固
定子鉄心2のスロット数は、12極のときは36、16
極では48であり(毎極毎相のスロット数1の場合)、
ファンの羽根の枚数が12枚のときは、この3次成分が
さらにこれに重なり風音が大となるという問題点があっ
た。
ァン10及び後ファン11の羽根を不等角度間隔にして
風音のスペクトルの次数の分散を図っているが、磁極数
が偶数(12極)に対し、前ファン10の羽根の枚数も
偶数(12枚)で、後ファン11の羽根の枚数も偶数
(10枚)であり、前、後両ファンによる風音のスペク
トルの次数成分が重なり、さらにこれに磁極による風音
のスペクトルの次数成分が重なり、風音が大きくなると
いう問題点があった。また、三相交流発電機の場合、固
定子鉄心2のスロット数は、12極のときは36、16
極では48であり(毎極毎相のスロット数1の場合)、
ファンの羽根の枚数が12枚のときは、この3次成分が
さらにこれに重なり風音が大となるという問題点があっ
た。
【0009】このような問題点を解決するためになされ
たものとして特願平3−296256号にて出願された
先願がある。この先願は、前、後両ファンによる風音の
スペクトルの次数成分に磁極による風音のスペクトルの
次数成分が重ならないようにして風音を低減しようとす
るものである。
たものとして特願平3−296256号にて出願された
先願がある。この先願は、前、後両ファンによる風音の
スペクトルの次数成分に磁極による風音のスペクトルの
次数成分が重ならないようにして風音を低減しようとす
るものである。
【0010】図7は、この改良された従来の交流発電機
のファンの組合せを示すものであり、ファン以外の全般
的な構成は図4、図5に示された従来のものと同様であ
るが、ファンの羽根の枚数を改良し風音を低減してい
る。図7(A) 及び(B) はそれぞれ前ファン及び後ファン
の正面図である。図7(A) において、30は磁極鉄心5
の端部に固着される前ファンで、羽根30aが11枚折
曲げにより放射方向に不等角度間隔に設けられている。
プレスにより図7(B) に示される後ファン(後述)と同
様に補強リブが設けられているが図では省略している。
図7(B) において、31は磁極鉄心6の端部に固着され
る後ファンで、羽根31aが13枚折曲げにより設けら
れている。31bはプレスによる補強リブ、31cは裏
面側に励磁コイル7への接続線を通すための突状部であ
る。この従来例においても、磁極鉄心5、6により、1
2個の磁極、つまり6対の磁極対が形成されている。
のファンの組合せを示すものであり、ファン以外の全般
的な構成は図4、図5に示された従来のものと同様であ
るが、ファンの羽根の枚数を改良し風音を低減してい
る。図7(A) 及び(B) はそれぞれ前ファン及び後ファン
の正面図である。図7(A) において、30は磁極鉄心5
の端部に固着される前ファンで、羽根30aが11枚折
曲げにより放射方向に不等角度間隔に設けられている。
プレスにより図7(B) に示される後ファン(後述)と同
様に補強リブが設けられているが図では省略している。
図7(B) において、31は磁極鉄心6の端部に固着され
る後ファンで、羽根31aが13枚折曲げにより設けら
れている。31bはプレスによる補強リブ、31cは裏
面側に励磁コイル7への接続線を通すための突状部であ
る。この従来例においても、磁極鉄心5、6により、1
2個の磁極、つまり6対の磁極対が形成されている。
【0011】このように、前ファン30と後ファン31
とは、羽根の枚数が11枚と13枚で、ともに奇数でか
つ互いに異なる枚数にされ、さらに回転子の磁極数12
極とも異なる数にされている。これにより、ファン30
と31とによる風音のスペクトルの次数成分と磁極鉄心
5、6による風音のスペクトルの次数成分とが重ならな
いようにして、風音の低減を図るものである。
とは、羽根の枚数が11枚と13枚で、ともに奇数でか
つ互いに異なる枚数にされ、さらに回転子の磁極数12
極とも異なる数にされている。これにより、ファン30
と31とによる風音のスペクトルの次数成分と磁極鉄心
5、6による風音のスペクトルの次数成分とが重ならな
いようにして、風音の低減を図るものである。
【0012】さらに図示を省略しているが、前、後ブラ
ケットの吸気孔(図4、図5の吸気孔12a、13a参
照)の数を各々14個、4個とし、各ファン30、31
の羽根の枚数と異ならせている。
ケットの吸気孔(図4、図5の吸気孔12a、13a参
照)の数を各々14個、4個とし、各ファン30、31
の羽根の枚数と異ならせている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような改良され
た従来の交流発電機においては、磁極数(偶数個、例え
ば12極、以下同様)、前ファンの羽根枚数(11
枚)、後ファンの羽根枚数(13枚)として相互に数を
異ならせて騒音の低減を図るものであるが、発明者は、
さらに種々の実験、検討を重ねた結果、なお次のような
問題点があることを発見した。即ち、ファンによる風音
のスペクトルは、11枚羽根の前ファンの回転数に対す
る9、11、13、15次成分と13枚羽根の後ファン
による11、13、15次成分とが重なりあって、特に
11、13、15次成分のものが高くなることを見いだ
した。
た従来の交流発電機においては、磁極数(偶数個、例え
ば12極、以下同様)、前ファンの羽根枚数(11
枚)、後ファンの羽根枚数(13枚)として相互に数を
異ならせて騒音の低減を図るものであるが、発明者は、
さらに種々の実験、検討を重ねた結果、なお次のような
問題点があることを発見した。即ち、ファンによる風音
のスペクトルは、11枚羽根の前ファンの回転数に対す
る9、11、13、15次成分と13枚羽根の後ファン
による11、13、15次成分とが重なりあって、特に
11、13、15次成分のものが高くなることを見いだ
した。
【0014】図8に、この11枚と13枚羽根のファン
による風音のスペクトルを、発電機(ファン)の回転数
をパラメータにして示すもので、例えば曲線Uは発電機
の回転数が14000〔rpm〕のときのスペクトルを
示し、図中の曲線の極大値部に記した数字は各々6、
7、…11、13、15次成分等である。発電機の回転
数を変化させると図示の如く変化し、回転数が1600
0〔rpm〕のときには曲線Vの如きスペクトルを示
し、いずれの場合においても、両ファンによる11、1
3、15次成分が重なって、高いパワーレベルを示して
いる。なお、図8において、6次、12次成分は回転子
の磁極歯部5a,6a(各6個)、この歯部で形成され
る溝部(磁極数に対応)(12個)によるものである。
このために、充分に騒音を低減することができない場合
があるという問題点があった。
による風音のスペクトルを、発電機(ファン)の回転数
をパラメータにして示すもので、例えば曲線Uは発電機
の回転数が14000〔rpm〕のときのスペクトルを
示し、図中の曲線の極大値部に記した数字は各々6、
7、…11、13、15次成分等である。発電機の回転
数を変化させると図示の如く変化し、回転数が1600
0〔rpm〕のときには曲線Vの如きスペクトルを示
し、いずれの場合においても、両ファンによる11、1
3、15次成分が重なって、高いパワーレベルを示して
いる。なお、図8において、6次、12次成分は回転子
の磁極歯部5a,6a(各6個)、この歯部で形成され
る溝部(磁極数に対応)(12個)によるものである。
このために、充分に騒音を低減することができない場合
があるという問題点があった。
【0015】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、風音のスペクトルの11、1
3、15次成分が重なり合わず、効果的に騒音が低減で
きる交流発電機を得ることを目的とする。さらに、ファ
ンの羽根による風音のスペクトルのパワーレベルの高い
成分に前、後ブラケットに設けた空気の吸気孔による風
音のスペクトルのパワーレベルの高い成分が重ならない
ようにして一層騒音が低減できる交流発電機を得ること
を目的とする。
ためになされたもので、風音のスペクトルの11、1
3、15次成分が重なり合わず、効果的に騒音が低減で
きる交流発電機を得ることを目的とする。さらに、ファ
ンの羽根による風音のスペクトルのパワーレベルの高い
成分に前、後ブラケットに設けた空気の吸気孔による風
音のスペクトルのパワーレベルの高い成分が重ならない
ようにして一層騒音が低減できる交流発電機を得ること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる交流発
電機は、前、後の1対のファンの一方の羽根の枚数を偶
数枚とし、他方の羽根の枚数を奇数枚としたものであ
る。さらに、上記各ファンに対応する各ブラケットに設
けられた吸気孔の数を各々のファンの羽根の枚数とは異
なる数にしたものである。
電機は、前、後の1対のファンの一方の羽根の枚数を偶
数枚とし、他方の羽根の枚数を奇数枚としたものであ
る。さらに、上記各ファンに対応する各ブラケットに設
けられた吸気孔の数を各々のファンの羽根の枚数とは異
なる数にしたものである。
【0017】
【作用】この発明においては、一対のファンの一方の羽
根によって発生する風音のスペクトルの次数成分と他方
の羽根によって発生する風音のスペクトルの次数成分と
が重ならないので、風音のスペクトルの次数成分が分散
され、風音を効果的に低減できる。また、各ファンに対
応する各ブラケットに設けられた吸気孔の数を各ファン
の羽根の枚数とはそれぞれ異なった数にしているので、
吸気孔による風音のスペクトルのパワーレベルの高い次
数成分がファンの羽根による次数成分と重ならないの
で、さらに風音を低減できる。
根によって発生する風音のスペクトルの次数成分と他方
の羽根によって発生する風音のスペクトルの次数成分と
が重ならないので、風音のスペクトルの次数成分が分散
され、風音を効果的に低減できる。また、各ファンに対
応する各ブラケットに設けられた吸気孔の数を各ファン
の羽根の枚数とはそれぞれ異なった数にしているので、
吸気孔による風音のスペクトルのパワーレベルの高い次
数成分がファンの羽根による次数成分と重ならないの
で、さらに風音を低減できる。
【0018】
【実施例】実施例1.この発明による交流発電機の全般
的な構成は、上記図4、図5に示された従来のものと同
様であるが、ファンの羽根の枚数と吸気孔の数とを改良
し風音を低減している。図1は、この発明による交流発
電機の前ファンと後ファンとの組合せ例を示すもので、
(A) は前ファンの正面図、(B) は後ファンの正面図であ
る。図1(A) において、32は磁極鉄心5の端部に固着
される前ファンで、羽根32aが10枚、折曲げにより
図示の如く設けられている。図示を省略しているが、プ
レスにより図1(B) に示される後ファン31と同様に補
強リブが設けられている。また、回転子は磁極数が12
極とされているが図示は省略する。図(B) における後フ
ァン31は、図7(B) に示された従来の後ファン31と
同様のものである。
的な構成は、上記図4、図5に示された従来のものと同
様であるが、ファンの羽根の枚数と吸気孔の数とを改良
し風音を低減している。図1は、この発明による交流発
電機の前ファンと後ファンとの組合せ例を示すもので、
(A) は前ファンの正面図、(B) は後ファンの正面図であ
る。図1(A) において、32は磁極鉄心5の端部に固着
される前ファンで、羽根32aが10枚、折曲げにより
図示の如く設けられている。図示を省略しているが、プ
レスにより図1(B) に示される後ファン31と同様に補
強リブが設けられている。また、回転子は磁極数が12
極とされているが図示は省略する。図(B) における後フ
ァン31は、図7(B) に示された従来の後ファン31と
同様のものである。
【0019】また、図示を省略しているが前ブラケット
の吸気孔の数は図5に示された吸気孔12aと同様の形
状を有するが、扇状部の角度を若干狭くして前ファン3
2の羽根の枚数(10枚)と異なる奇数の17個とし、
後ブラケットの吸気孔の数を4個とし、後ファン31の
羽根枚数(13枚)と異なる偶数にし、かつ回転子の磁
極歯部(図1の例では12個)による風音のスペクトル
の6、12次成分とも直接重ならないようにしている。
の吸気孔の数は図5に示された吸気孔12aと同様の形
状を有するが、扇状部の角度を若干狭くして前ファン3
2の羽根の枚数(10枚)と異なる奇数の17個とし、
後ブラケットの吸気孔の数を4個とし、後ファン31の
羽根枚数(13枚)と異なる偶数にし、かつ回転子の磁
極歯部(図1の例では12個)による風音のスペクトル
の6、12次成分とも直接重ならないようにしている。
【0020】これにより、ファン32と31とは風音の
スペクトルの次数成分が重ならず、また、磁極鉄心5、
6による風音のスペクトルのパワーレベルの高い次数成
分とも重ならず、風音が低減される。さらに、吸気孔の
数を対応する各ファンの羽根枚数とそれぞれ異ならし
め、パワーレベルの高い次数のもの同志が重なることを
防止している。
スペクトルの次数成分が重ならず、また、磁極鉄心5、
6による風音のスペクトルのパワーレベルの高い次数成
分とも重ならず、風音が低減される。さらに、吸気孔の
数を対応する各ファンの羽根枚数とそれぞれ異ならし
め、パワーレベルの高い次数のもの同志が重なることを
防止している。
【0021】図3は、図1の実施例における風音のスペ
クトルを示す特性図であり、曲線Xは発電機の回転数が
14000〔rpm〕のときのスペクトルを、曲線Yは
発電機の回転数が16000〔rpm〕のときのスペク
トルを示し、上述したような理由により次数成分が分散
され、全体のパワーレベルが低くなっていることが分か
る。
クトルを示す特性図であり、曲線Xは発電機の回転数が
14000〔rpm〕のときのスペクトルを、曲線Yは
発電機の回転数が16000〔rpm〕のときのスペク
トルを示し、上述したような理由により次数成分が分散
され、全体のパワーレベルが低くなっていることが分か
る。
【0022】実施例2.図2はこの発明の他の実施例を
示すものであり、図4に示された交流発電機の構成と
は、次の点を除いて図4に示されたもの同様である。す
なわち、後ブラケット23の外部にスリップリング9、
整流器18、電圧調整器19及びブラシ保持器20が配
置されていることと10枚羽根の後ファン11に代えて
13枚羽根の後ファン31が用いられていることが異な
るだけである。
示すものであり、図4に示された交流発電機の構成と
は、次の点を除いて図4に示されたもの同様である。す
なわち、後ブラケット23の外部にスリップリング9、
整流器18、電圧調整器19及びブラシ保持器20が配
置されていることと10枚羽根の後ファン11に代えて
13枚羽根の後ファン31が用いられていることが異な
るだけである。
【0023】後ブラシ23には、端部に複数の吸気孔2
3aと、外周部に複数の排気孔23bとが図4に示され
た交流発電機と同様に設けられている。24は後ブラケ
ット23の外端に取付けられ電圧調整器19、ブラシ保
持器20等を覆うカバーで、端面に複数の吸気孔24a
が設けられている。後ファン31の回転による冷却風
は、矢印Cのように、カバー24の吸気孔24aから吸
気され、後ブラケット23の吸気孔23aを通り、機内
を冷却して排気孔23bから排出される。
3aと、外周部に複数の排気孔23bとが図4に示され
た交流発電機と同様に設けられている。24は後ブラケ
ット23の外端に取付けられ電圧調整器19、ブラシ保
持器20等を覆うカバーで、端面に複数の吸気孔24a
が設けられている。後ファン31の回転による冷却風
は、矢印Cのように、カバー24の吸気孔24aから吸
気され、後ブラケット23の吸気孔23aを通り、機内
を冷却して排気孔23bから排出される。
【0024】なお、図1の実施例における10枚羽根の
前ファン32の羽根の形状を変えて、例えば図6(B) に
示された10枚羽根のファン11を用いても同様の効果
を奏するし、後ファン31の羽根を他の形状を有する1
3枚羽根のファンとしても良いことはいうまでもない。
また、前、後ファンの羽根の枚数を図1の実施例とは逆
にして前ファンが13枚、後ファンが10枚のものとし
ても良い。さらに、一対のファンの羽根の枚数の組合せ
は、この発明の目的を損なわない範囲で任意に組合せり
ことができる。
前ファン32の羽根の形状を変えて、例えば図6(B) に
示された10枚羽根のファン11を用いても同様の効果
を奏するし、後ファン31の羽根を他の形状を有する1
3枚羽根のファンとしても良いことはいうまでもない。
また、前、後ファンの羽根の枚数を図1の実施例とは逆
にして前ファンが13枚、後ファンが10枚のものとし
ても良い。さらに、一対のファンの羽根の枚数の組合せ
は、この発明の目的を損なわない範囲で任意に組合せり
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、前、
後1対のファンの羽根の枚数が偶数枚のものと奇数枚の
ものとの組合せとしたので、風音のスペクトルの次数成
分が効果的に分散され、騒音が低減される。さらに、ブ
ラケットの吸気孔の数を対応するファンの羽根の枚数と
異なる数とすることにより、吸気孔に対する風音のスペ
クトルのパワーレベルの高い次数成分が両ファンによる
風音のスペクトルの次数成分と重ならず、風音のスペク
トルの次数成分が分散され、一層騒音が低減される。
後1対のファンの羽根の枚数が偶数枚のものと奇数枚の
ものとの組合せとしたので、風音のスペクトルの次数成
分が効果的に分散され、騒音が低減される。さらに、ブ
ラケットの吸気孔の数を対応するファンの羽根の枚数と
異なる数とすることにより、吸気孔に対する風音のスペ
クトルのパワーレベルの高い次数成分が両ファンによる
風音のスペクトルの次数成分と重ならず、風音のスペク
トルの次数成分が分散され、一層騒音が低減される。
【図1】この発明による交流発電機の実施例1における
前ファンと後ファンの組合せを示すもので、(A) 図は前
ファンの正面図、(B) 図は後ファンの正面図である。
前ファンと後ファンの組合せを示すもので、(A) 図は前
ファンの正面図、(B) 図は後ファンの正面図である。
【図2】図1の実施例1における風音のスペクトルを示
す特性図である。
す特性図である。
【図3】この発明の実施例2を示す交流発電機の縦断面
図である。
図である。
【図4】従来の交流発電機の縦断面図である。
【図5】図4の従来の交流発電機の正面図である。
【図6】従来の交流発電機の前ファンと後ファンの組合
せを示すもので、(A) 図は前ファンの正面図、(B) 図は
後ファンの正面図である。
せを示すもので、(A) 図は前ファンの正面図、(B) 図は
後ファンの正面図である。
【図7】改良された従来の交流発電機の前ファンと後フ
ァンの組合せを示すもので、(A) 図は前ファンの正面
図、(B) 図は後ファンの正面図である。
ァンの組合せを示すもので、(A) 図は前ファンの正面
図、(B) 図は後ファンの正面図である。
【図8】図7の他の従来例における風音のスペクトルを
示す特性図である。
示す特性図である。
1 固定子 4 回転子 5、6 磁極鉄心 7 励磁コイル 8 回転軸 10 前ファン 10a 羽根(10枚) 12 前ブラケット 12a 吸気孔 12b 排気孔 13 後ブラケット 13a 吸気孔 13b 排気孔 15,16 軸受 31 後ファン 31a 羽根(13枚) 32 前ファン 32a 羽根(10枚)
Claims (2)
- 【請求項1】 電機子コイルが装着された固定子、側面
部に設けられた複数の吸気孔と外周部に設けられた複数
の排気孔とを有し上記固定子の両側にそれぞれ設けられ
た前ブラケットと後ブラケット、円周面上に複数の磁極
を有し上記前ブラケットと上記後ブラケットに回転自在
に支持された回転軸に固定されるとともに励磁コイルを
保持した磁極鉄心を設けた円筒状の回転子、及び放射方
向に不等角度間隔に配設された複数枚の羽根を有し上記
磁極鉄心の側面にそれぞれ取付けられた一対の前ファン
と後ファンを備え、上記回転子とともに回転する上記各
ファンにより機内を通風冷却するようにされた車両用交
流発電機において、 上記一対のファンの一方の羽根の枚数を偶数枚とし他方
の羽根の枚数を奇数枚としたことを特徴とする車両用交
流発電機。 - 【請求項2】 電機子コイルが装着された固定子、側面
部に設けられた複数の吸気孔と外周部に設けられた複数
の排気孔とを有し上記固定子の両側にそれぞれ設けられ
た前ブラケットと後ブラケット、円周面上に複数の磁極
を有し上記前ブラケットと上記後ブラケットに回転自在
に支持された回転軸に固定されるとともに励磁コイルを
保持した磁極鉄心を設けた円筒状の回転子、及び放射方
向に不等角度間隔に配設された複数枚の羽根を有し上記
磁極鉄心の側面にそれぞれ取付けられた一対の前ファン
と後ファンを備え、上記回転子とともに回転する上記各
ファンにより機内を通風冷却するようにされた車両用交
流発電機において、 上記一対のファンの一方の羽根の枚数を10枚とし他方
の羽根の枚数を13枚とするとともに上記各ブラケット
の吸気孔の数を対応する上記各ファンの羽根の枚数と異
なる数にそれぞれしたことを特徴とする車両用交流発電
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12001093A JPH06335204A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 車両用交流発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12001093A JPH06335204A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 車両用交流発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06335204A true JPH06335204A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14775674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12001093A Pending JPH06335204A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 車両用交流発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06335204A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010095029A (ko) * | 2000-03-30 | 2001-11-03 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 차량용 교류발전기 |
| US6617717B2 (en) | 2000-09-21 | 2003-09-09 | Denso Corporation | Alternator |
| JP2019515637A (ja) * | 2016-05-13 | 2019-06-06 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | ロータおよびこれを含むモータ |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP12001093A patent/JPH06335204A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010095029A (ko) * | 2000-03-30 | 2001-11-03 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 차량용 교류발전기 |
| US6617717B2 (en) | 2000-09-21 | 2003-09-09 | Denso Corporation | Alternator |
| JP2019515637A (ja) * | 2016-05-13 | 2019-06-06 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | ロータおよびこれを含むモータ |
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