JP2002154384A - 内装トリムの合わせ部構造 - Google Patents

内装トリムの合わせ部構造

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JP2002154384A
JP2002154384A JP2000356985A JP2000356985A JP2002154384A JP 2002154384 A JP2002154384 A JP 2002154384A JP 2000356985 A JP2000356985 A JP 2000356985A JP 2000356985 A JP2000356985 A JP 2000356985A JP 2002154384 A JP2002154384 A JP 2002154384A
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JP
Japan
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trim
wall surface
seat belt
present
interior trim
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JP2000356985A
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Akira Kobayashi
章 小林
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スライド型を用いずに成形可能で
あり、内装トリムを構成するロアートリムの組付け性を
向上させ、アッパートリムによって剛性向上とシートベ
ルトの規制を確実に行うことが可能な内装トリムの合わ
せ部構造を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、ロアートリム6との合わせ部
に位置するアッパートリム5に、一対の突出部12が間
隔を置いて設けられているピラートリム2の合わせ部構
造において、突出部12は、ロアートリム6の内側で車
幅方向へ向かって突出すると共に、アッパートリム5の
下端部よりも下方へ向かって突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のピラーな
どの室内側を覆う内装トリムの合わせ部構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すような自動車のセンターピラ
ー51は、インナーパネル52およびアウターパネル5
3を互いに接合して閉断面に形成されており、その室内
側は、合成樹脂製の内装トリムであるピラートリム54
によって覆われている。このピラートリム54は、通
常、図6〜図8に示す如く、アッパートリム55とロア
ートリム56の上下2部品で構成されており、両トリム
55,56の合わせ部は、図示しないサイドドアのベル
トライン付近に位置している。そして、これらアッパー
トリム55とロアートリム56との合わせ部には、セン
ターピラー51とロアートリム56との間を通ってきた
シートベルト57をアッパートリム55の表面(室内側
面)側に配置するためのベルト取出口58がロアートリ
ム56側に設けられている。
【0003】ところで、上記ロアートリム56の中に
は、ドア開口部のオープニングトリム59を抱え込む構
造となっているものがある。この場合、ロアートリム5
6の抱え込み部56aは、前後両端部を互いに向き合う
方向に屈曲させた湾曲形状に形成されており、スライド
型を使用して成形加工が行われている。このため、ロア
ートリム56の抱え込み部56aには、満足な補強リブ
を設けることが難しく、ロアートリム56の上端部は非
常に剛性が低下しやすい構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような理由から、
上述したピラートリム54の合わせ部構造では、可能な
対策としてロアートリム56の板厚を上げたり、あるい
は補強リブを無理して設けることが行われている。しか
し、この対策は、当然にコスト高および重量増大を招く
ことになる。一方、ロアートリム56を組付ける場合
は、図6の鎖線で示す如く、前後両端の抱え込み部56
aを外側に開いてオープニングトリム59に咬み込ませ
る必要があるので、剛性を上げすぎると組付け作業が面
倒になるという問題を有している。また、シートベルト
57を装着する際、少し無理にシートベルト57を車両
前方(図8の矢印X方向)に引き出すと、ベルト取出口
58とアッパートリム55との間にシートベルト57が
入り込んでしまい、シートベルト57の摺動性が損なわ
れるおそれがあった。この防止対策としては、図9に示
す如く、取付ビス60を用いてセンターピラー51のイ
ンナーパネル52の上面にベルト規制ブラケット61を
取付け、該ブラケット61内にシートベルト57を挿通
させることにより動きを規制している。しかしこの対策
では、部品点数が増えることから、コスト高を招くこと
になる。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、スライド型を用いずに成形
可能であり、内装トリムを構成するロアートリムの組付
け性を向上させ、アッパートリムによって剛性向上とシ
ートベルトの規制を確実に行うことが可能な内装トリム
の合わせ部構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、ロアートリム
との合わせ部に位置するアッパートリムに、一対の突出
部が間隔を置いて設けられている内装トリムの合わせ部
構造において、前記突出部は、前記ロアートリムの内側
で車幅方向へ向かって突出すると共に、前記アッパート
リムの下端部よりも下方へ向かって突出している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1〜図5は、本発明に係る内装トリムの
合わせ部構造の実施形態を示している。図における自動
車の室内側には、車体の内面を覆う各種の内装トリムが
設けられており、そのうち、フロントサイドドアの後縁
に沿って配置されるセンターピラー1は、合成樹脂製の
ピラートリム2によって覆われている。このようなセン
ターピラー1は、室内側のインナーパネル3と、室外側
のアウターパネル4との端縁部を互いに接合して組付け
ることにより閉断面構造となっている。なお、図1にお
いて、矢印X方向は車両前方を示している。
【0009】上記ピラートリム2は、図1〜図3に示す
如く、センターピラー1の室内側上部を覆うアッパート
リム5と、センターピラー1の室内側下部を覆うロアー
トリム6の上下2部品で構成されている。アッパートリ
ム5は、スクリュー等の結合手段を用いてセンターピラ
ー1側に固定されており、アッパートリム5の下端部に
ロアートリム6の上端部が車幅方向内側から重ねられて
いる。ロアートリム6の前後両端部は、互いに向き合う
方向に屈曲した湾曲形状に形成されており、センターピ
ラー1およびドア開口部7のオープニングトリム8を抱
え込むように取付けられている。そして、アッパートリ
ム5とロアートリム6との合わせ部は、図示しないサイ
ドドアのベルトライン付近に位置している。
【0010】また、アッパートリム5とロアートリム6
との合わせ部には、センターピラー1とロアートリム6
との間を通ってきたシートベルト9をアッパートリム5
の表面(室内側面)側に配置するためのベルト取出口1
0がロアートリム6側に設けられている。このため、セ
ンターピラー1の下部には、ロアートリム6によって覆
われるシートベルト巻取用のリトラクター(図示せず)
が設けられており、該リトラクターから上方に延出する
シートベルト9は、アッパートリム5の上部付近に設け
られたアンカー金具11に案内されながら、着座シート
(図示せず)側に導かれるように構成されている。
【0011】一方、上記ロアートリム6との合わせ部に
位置するアッパートリム5の室内側正面には、図2〜図
5に示す如く、これに連続して前後一対の突出部12が
一体に設けられており、これら突出部12は、挿入する
シートベルト9と対応した間隔で配置されている。しか
も、突出部12は、ロアートリム6の内側で車幅方向へ
向かって突出していると共に、アッパートリム5の下端
部よりも下方へ向かって突出して設けられている。すな
わち、本実施形態の突出部12は、ピラートリム2の補
強とシートベルト9の移動規制を兼備すべくアッパート
リム5側に設けられたものであり、ロアートリム6側に
は、組付け性を重視して剛性を上げる構造が設けられて
いない。
【0012】そして、上記突出部12のシートベルト9
の挿入部側には、それぞれ平坦面形状の縦壁面12aが
対向して設けられている。この縦壁面12aは、シート
ベルト9の動きを規制するものであり、摺動するシート
ベルト9の両端部が接触しても、当該シートベルト9が
損傷を受けないようになっている。また、突出部12の
先端には、縦壁面12aと連続して一体に形成した前壁
面12bが設けられている。この前壁面12bは、シー
トベルト9の移動規制の役割を果たすためにも、ロアー
トリム6とほとんど隙間Sが無い状態で当該ロアートリ
ム6の内面に沿って配置されており、前壁面12bに
は、図3および図4中の矢印F方向から押されたロアー
トリム6の上端部の内面が当接するようになっている。
さらに、突出部12には、縦壁面12aおよび前壁面1
2bと連続して一体に形成した上壁面12cが設けられ
ており、該上壁面12cによって突出部12およびアッ
パートリム5の下端部の剛性向上が図られている。
【0013】本発明の実施形態に係るピラートリム2の
合わせ部構造では、アッパートリム5側がその下端部に
設けた前後一対の突出部12によってピラートリム2の
補強とシートベルト9の移動規制を行い、ロアートリム
6側が組付け性を重視して剛性をあまり上げずに設定し
ているため、ロアートリム6に補強リブを設けたり、あ
るいはロアートリム6の板厚を上げたりする必要が無く
なり、ロアートリム6を非常に単純な形状とすることが
できる。したがって、本実施形態の合わせ部構造では、
ロアートリム6を容易に撓めることが可能になるため、
組付け性が良くなる。しかも、本実施形態のロアートリ
ム6には、リブや板厚の変化が無いために単純な型構造
で済み、ロアートリム6は、コスト的にも外観的にも有
利な部品となる。
【0014】また、本発明の実施形態の合わせ部構造で
は、突出部12がロアートリム6の上端部で隠れるアッ
パートリム5の下端部に設けられているため、外観上の
問題になることは無く、当該突出部12の厚みや形状な
どは機能上満足するまで自由に設定することができる。
しかも、本実施形態の突出部12は、アッパートリム5
の下端部よりも下方へ向かって突出して設けられている
ため、その成形にスライド型を使用せずに済み、成形型
の費用を削減させることができる。さらに、図3および
図4で示す矢印F方向の荷重がロアートリム6の上端部
付近に掛かった場合には、アッパートリム5の突出部1
2が変形しやすく、エネルギー吸収を容易に行うことが
できる。
【0015】さらに、本発明の実施形態の合わせ部構造
では、突出部12のシートベルト9の挿入部側に縦壁面
12aが設けられているため、突出部12の間に挿入さ
れたシートベルト9の動きを縦壁面12aによって円滑
に規制でき、縦壁面12aに接触するシートベルト9の
両端部が傷つくことも無い。また、本実施形態の突出部
12に先端には、縦壁面12aと連続して前壁面12b
が設けられているため、ロアートリム6が押された時、
当該ロアートリム6の内面が前壁面12bに当接するた
め、ロアートリム6の変形を防止することができる。し
かも、本実施形態の突出部12には、縦壁面12aおよ
び前壁面12bと連続して上壁面12cが設けられてい
るため、突出部12自体およびアッパートリム5の下端
部の剛性を向上させることができる。
【0016】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。例えば、本発明の合わせ部構造は、ピ
ラートリム2以外の他の内装トリムにも適用することが
できる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る内装トリムの
合わせ部構造は、ロアートリムとの合わせ部に位置する
アッパートリムに、一対の突出部が間隔を置いて設けら
れているものにおいて、前記突出部は、前記ロアートリ
ムの内側で車幅方向へ向かって突出すると共に、前記ア
ッパートリムの下端部よりも下方へ向かって突出してい
るので、スライド型を用いずに成形可能となり、型構造
の単純化によって成形型の費用を削減することができ、
また、ロアートリムの組付け性を向上させると共に、ブ
ラケットを使用せずにアッパートリム側の突出部によっ
て内装トリムの剛性向上とシートベルトの規制を確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る合わせ部構造が適用さ
れた自動車のピラートリム付近を示す斜視図である。
【図2】図1におけるピラートリムを構成するアッパー
トリムの下端部付近を示す斜視図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】図2におけるC−C線断面図である。
【図6】従来の構造が適用されたピラートリムの合わせ
部付近を示す断面図である。
【図7】従来のピラートリムを構成するアッパートリム
とロアートリムとが組付けられる前の状態を示す斜視図
である。
【図8】従来のピラートリムの合わせ部において、ベル
ト取出口とアッパートリムとの間にシートベルトが入り
込んだ状態を示す斜視図である。
【図9】従来のセンターピラーにベルト規制ブラケット
を取付ける前の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 センターピラー 2 ピラートリム(内装トリム) 3 インナーパネル 4 アウターパネル 5 アッパートリム 6 ロアートリム 7 ドア開口部 8 オープニングトリム 9 シートベルト 10 ベルト取出口 12 突出部 12a 縦壁面 12b 前壁面 12c 上壁面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアートリムとの合わせ部に位置するア
    ッパートリムに、一対の突出部が間隔を置いて設けられ
    ている内装トリムの合わせ部構造において、前記突出部
    は、前記ロアートリムの内側で車幅方向へ向かって突出
    すると共に、前記アッパートリムの下端部よりも下方へ
    向かって突出していることを特徴とする内装トリムの合
    わせ部構造。
  2. 【請求項2】 前記突出部は、挿入するシートベルトと
    対応した間隔に配置され、前記シートベルトの挿入部側
    には、縦壁面が対向して設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の内装トリムの合わせ部構造。
  3. 【請求項3】 前記突出部の先端には、前記縦壁面と連
    続して一体に形成した前壁面が設けられ、該前壁面は、
    前記ロアートリムの内面に沿って配置されていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の内装トリムの合わ
    せ部構造。
  4. 【請求項4】 前記突出部には、前記縦壁面および前壁
    面と連続して一体に形成した上壁面が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内装ト
    リムの合わせ部構造。
JP2000356985A 2000-11-24 2000-11-24 内装トリムの合わせ部構造 Pending JP2002154384A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014024356A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Suzuki Motor Corp 車両のピラー内装構造
JP2016052856A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 トヨタ紡織株式会社 フロントピラーガーニッシュ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014024356A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Suzuki Motor Corp 車両のピラー内装構造
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