JP2002154643A - 切出装置 - Google Patents

切出装置

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JP2002154643A JP2000348678A JP2000348678A JP2002154643A JP 2002154643 A JP2002154643 A JP 2002154643A JP 2000348678 A JP2000348678 A JP 2000348678A JP 2000348678 A JP2000348678 A JP 2000348678A JP 2002154643 A JP2002154643 A JP 2002154643A
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孝一郎 橋本
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克行 平福
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数列の物品1を列単位に同時に切り出し、
物品1の切出能力を向上させ、多品種の物品1の切り出
しに容易に対応できる切出装置57を提供する。 【解決手段】 複数の切出手段58を、それぞれ独立して
物品1を列単位に切出可能に並設する。切出手段58は、
クランプユニット59、クランプユニット59を物品1が複
数列に整列される整列位置35とこの整列位置35から切り
出した物品1を移載する移載位置56との間で移動させる
移動手段、およびクランプユニット59を物品1に対して
進退させる進退手段を有する。複数列の物品1を列単位
に同時に切り出し、物品1の切出能力を向上できるとと
もに、切出手段58の移動手段および進退手段の設定によ
って多品種の物品1の切り出しに容易に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数列に整列され
た物品を列単位に切り出す切出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ペットボトルなどのプラ
スチックボトル、ボトル缶、およびビンなどの各種の容
器を保管したり、輸送する場合、複数個の容器を複数列
に集合させた整列状態とし、この整列状態の容器をパレ
ット上に複数段に積み重ねている。そして、パレット上
に積み重ねられた容器を使用する際に、パレット上から
容器を1段ずつ降した後、切出装置を用いて複数列に整
列されている容器を列単位に1列ずつ切り出し、後工程
に搬送している。
【0003】切出装置は、例えば、特開平8−3451
6号公報に記載されているように、容器のネック部を着
脱可能にクランプするクランプユニットを有し、このク
ランプユニットを平行リンク機構により容器の整列位置
と移載位置とに鉛直面内で円弧状の軌跡を描くように往
復揺動させている。そして、第1のコンベヤで複数列に
整列された容器を整列位置に搬送し、クランプユニット
を整列位置に揺動させてクランプユニットの両側のクラ
ンプ体で1列の容器のネック部をクランプし、平行リン
ク機構によりクランプユニットを移載位置に向けて鉛直
面内で円弧状の軌跡を描くように揺動させて1列の容器
を整列位置から移動させるとともに移載位置の第2のコ
ンベヤ上に移載し、移載後にクランプユニットの両側の
クランプ体による1列の容器のクランプを解除し、第2
のコンベヤにより移載された1列の容器を搬出してお
り、クランプユニットの往復揺動によって複数列に整列
されている容器を順次1列ずつ切り出している。
【0004】この切出装置では、クランプユニットを平
行リンク機構によって鉛直面内で円弧状の軌跡を描くよ
うに移動させる構造であることから、整列位置の容器の
ネック部に対してクランプユニットを被せる際や移載位
置の容器のネック部からクランプユニットを外す際に、
容器のネック部との干渉を避けるためにクランプユニッ
トのクランプを両側に大きく逃しておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切出装置では、容器を1列ずつしか切り出さず、容器の
切出能力が低い問題がある。
【0006】また、クランプユニットを平行リンク機構
によって鉛直面内で円弧状の軌跡を描くように揺動させ
る構造であることから、整列位置の容器のネック部に対
してクランプユニットを被せる際や移載位置の容器のネ
ック部からクランプユニットを外す際に、容器のネック
部との干渉を避けるためにクランプユニットの両側のク
ランプ体を両側方に大きく逃す必要があるとともに、両
側のクランプ体を開閉する機構がさらに両側方に突出し
て両側方向に大形であるため、例えば、2つのクランプ
ユニットを並列に配置して用いようとしても、これらク
ランプユニット間のピッチが、整列位置に複数列に整列
された容器の列ピッチより大きく、2列の容器を1列ず
つ同時に切り出すことは構造的に困難であり、したがっ
て、容器を1列ずつしか切り出すことができず、容器の
切出能力が低い問題がある。
【0007】また、クランプユニットを揺動させて切り
出す構造では、移載位置に対して斜め方向から容器を移
載することになるため、クランプを解除した際に容器が
倒れやすい問題がある。容器の倒れを防ぐためには、移
載の際にクランプユニットの移動速度を遅くしたり、移
載した後に容器が安定するまで移載ユニットを停止させ
ておく必要があり、クランプユニットの移動効率が低下
し、容器の切出能力が低くなる問題がある。
【0008】また、クランプユニットを揺動させて切り
出す構造では、異なった大きさや種類の容器を処理する
場合に、平行リンク機構自体や整列位置と移載位置との
関係などを全体的に見なおす必要があり、多品種の容器
の切り出しに容易に対応できない問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、複数列の物品を列単位に同時に切り出し、物品の
切出能力を向上できるとともに、多品種の物品の切り出
しに容易に対応できる切出装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の切出装置
は、整列された複数の物品を着脱可能にクランプするク
ランプユニット、このクランプユニットを物品に対して
進退させる進退手段、およびこの進退手段を介してクラ
ンプユニットを物品が整列される整列位置とこの整列位
置から切り出した物品を移載する移載位置との間で移動
させる移動手段を有し、それぞれ独立して物品を列単位
に切出可能に並設される複数の切出手段を具備している
ものである。
【0011】そして、切出手段では、進退手段で整列位
置の物品に対してクランプユニットを進入させ、クラン
プユニットで物品を列単位にクランプし、進退手段でク
ランプユニットおよび物品を整列位置から退避させ、移
動手段でクランプユニットを移載位置に移動させ、進退
手段でクランプユニットおよび物品を移載位置に進入さ
せ、クランプユニットによるクランプを解除し、物品を
移載位置に移載する。この切出手段を複数用い、これら
複数の切出手段を、それぞれ独立して物品を列単位に切
出可能に並設することにより、複数列の物品を列単位に
同時に切り出せて、物品の切出能力が向上するととも
に、切出手段の移動手段および進退手段の設定によって
多品種の物品の切り出しに容易に対応可能とする。
【0012】請求項2記載の切出装置は、請求項1記載
の切出装置において、移載位置で物品を移載する際に複
数の切出手段が並列に並ぶピッチは、整列位置で物品を
切り出す際のピッチより広く、かつ各切出手段で切り出
された物品の列間を離反させるピッチに広げるものであ
る。
【0013】そして、移載位置で物品を移載する際に複
数の切出手段が並列に並ぶピッチを、整列位置で物品を
切り出す際のピッチより広く、かつ各切出手段で切り出
された物品の列間を離反させるピッチに広げることによ
り、例えば千鳥状に整列された物品でも列単位に分離し
た状態に切り出し可能とする。
【0014】請求項3記載の切出装置は、請求項1また
は2記載の切出装置において、クランプユニットは、物
品の列方向に沿って長尺に設けられるベース、このベー
スの長手方向に沿って移動されるスライダ、ベースの長
手方向に沿って設けられスライダを移動させるクランプ
駆動部、ベースの下側で互いに開閉されて物品を列単位
に着脱可能にクランプするクランプ体、およびスライダ
の移動に連動してクランプ体を互いに開閉させる連動機
構を有しているものである。
【0015】そして、クランプユニットが、物品の列方
向に沿って長尺なベースの長手方向に沿ってスライダお
よびクランプ駆動部を設けて、スライダの移動に連動す
る連動機構を介してクランプ体を互いに開閉させる構造
を採ることにより、クランプユニットの幅、つまり複数
の切出手段が並設される方向の幅が小形になり、切出手
段の並設ピッチが小さくなって整列ピッチの小さい物品
に対応可能とする。
【0016】請求項4記載の切出装置は、請求項3記載
の切出装置において、クランプ駆動部は、ベースの長手
方向に沿って回転自在に設けられるねじ軸、およびベー
スの長手方向に沿って配設されねじ軸を回転させるサー
ボモータを有しているものである。
【0017】そして、クランプ駆動部が、ベースの長手
方向に沿ってねじ軸およびこのねじ軸を回転させるサー
ボモータを有していることにより、クランプ駆動部の
幅、つまりクランプユニットの幅が小形になるととも
に、サーボモータによってクランプ体の開閉量を制御で
きて多品種の物品のクランプに容易に対応可能とする。
【0018】請求項5記載の切出装置は、請求項3また
は4記載の切出装置において、切出手段は、2つで、各
切出手段のクランプ体が他方の切出手段側に片寄った位
置に配設されているものである。
【0019】そして、切出手段が2つで、各切出手段の
クランプ体が他方の切出手段側に片寄った位置に配設さ
れていることにより、2つの切出手段のクランプ体のピ
ッチが小さくなり、整列ピッチの小さい物品に対応可能
とする。
【0020】請求項6記載の切出装置は、請求項1ない
し5いずれか記載の切出装置において、進退手段および
移動手段の駆動にサーボモータを用いるものである。
【0021】そして、進退手段および移動手段の駆動に
サーボモータを用いることにより、多品種の物品の切り
出しに容易に対応可能とする。
【0022】請求項7記載の切出装置は、請求項1ない
し6いずれか記載の切出装置において、物品は、容器本
体およびネック部を有する容器であり、クランプユニッ
トは、前記容器のネック部およびネック部の近傍の容器
本体の部分をクランプするものである。
【0023】そして、物品が容器本体およびネック部を
有する容器である場合、クランプユニットが容器のネッ
ク部およびネック部の近傍の容器本体の部分をクランプ
することにより、容器の移動時の振れを防止して安定さ
せ、移載時の容器の倒れを防止可能とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】図14に切出装置を適用したデパレタイザ
の構成図を示し、このデパレタイザで取り扱う物品は、
図10に示すように、例えば飲料用のペットボトルを含
むプラスチックボトルなどの容器1で、この容器1は、
有底の容器本体2、およびこの容器本体2の上部に設け
られて図示しないキャップで開閉される口部3を有し、
この口部3には周囲にリング状に突出するネック部4が
形成されている。
【0026】そして、デパレタイザでは、複数個の容器
1が複数列に集合された整列状態で図示しないパレット
上に積載されるとともに、図示しないセパレートシート
を交互に介して複数段に積載され実パレットの供給を受
け、パレット上から容器を1段ずつ段ばらしするととも
に列単位に1列ずつ切り出し、1列状態で後処理工程に
送り込むように構成されている。
【0027】デパレタイザは、図14に示すように、実
パレットを受け入れて段ばらし位置11に搬入する搬入コ
ンベヤ12、段ばらし位置11に搬入された実パレット上の
最上段のセパレートシートを取り除いてシートスタッカ
13に収容させるシート除去手段14、段ばらし位置11の実
パレット上の最上段の容器1を荷降し位置15に荷降しす
る荷降し手段16、全ての容器1およびセパレートシート
の荷降しが完了した後の空パレットを受け入れて収容す
る空パレットスタッカ17、荷降し位置15に荷降しされた
1段分の容器1を載せて搬送する供給コンベヤ18、供給
コンベヤ18から整列状態の容器1を受け入れて列単位に
1列ずつ切り出す切出機構19、および、切出機構19から
切り出される容器1を1列状態で後処理工程へ搬送する
1列搬送コンベヤ20を備えている。
【0028】また、図6および図7に切出機構19を示
し、この切出機構19には、供給コンベヤ18の搬送方向A
の下流側が進入配置されている。供給コンベヤ18は、コ
ンベヤフレーム25、およびこのコンベヤフレーム25に沿
って回動可能に張設される例えば無端状のベルトなどの
無端体26を有し、この無端体26上に荷降し位置15におい
て1段分の複数の容器1が載置され、無端体26の回動に
よって1段分の複数の容器1が整列状態を保ったまま搬
送方向Aの下流側の方向変換位置27に向けて搬送され
る。
【0029】また、切出機構19は、床面などに設置され
る本体フレーム31を有し、この本体フレーム31の内側に
は、一端に供給コンベヤ18の搬送方向Aの下流側が進入
配置され、本体フレーム31の一端側から他端側に沿っ
て、供給コンベヤ18の搬送方向Aと直交する搬送方向B
に容器1を載せて搬送する搬送手段としての整列コンベ
ヤ32が配設されている。整列コンベヤ32は、コンベヤフ
レーム33、およびこのコンベヤフレーム33に沿って回動
可能に張設される例えば無端状のベルトなどの無端体34
を有し、この無端体34上に供給コンベヤ18から移し替え
られる1段分の複数の容器1が載置され、無端体34の回
動によって複数の容器1が整列状態を保ったまま搬送方
向Bの下流側の整列位置35に向けて搬送される。整列コ
ンベヤ32で搬送方向Bに向けて搬送される容器1は、そ
の搬送方向Bに沿って複数列に配列されており、容器1
の周面形状が円形や六角形など四角形以外の場合には隣
接する列の容器1が搬送方向Bと交差する幅方向に半ピ
ッチずつずれて千鳥状に組み合った状態に整列されてい
る。
【0030】また、本体フレーム31には、供給コンベヤ
18上の方向変換位置27から整列コンベヤ32上に1段分の
複数の容器1を移し替える移し替え手段38が配設されて
いる。この移し替え手段38は、本体フレーム31に対して
供給コンベヤ18の方向変換位置27と整列コンベヤ32との
間で搬送方向Bに沿って移動する移動部39を有し、この
移動部39にはシリンダ40が配設され、このシリンダ40に
はシリンダ40の駆動によって昇降されるハンド41が取り
付けられている。ハンド41は、シリンダ40に支持される
ベース42を有し、このベース42の四方位置には1段分の
複数の容器1を保持するプレート43,44が配置され、互
いに対向するプレート43,44が開閉駆動される。そし
て、供給コンベヤ18上から整列コンベヤ32上に1段分の
複数の容器1を移し替えるときには、ハンド41が上方に
退避された状態で、供給コンベヤ18上の方向変換位置27
に1段分の複数の容器1が搬送され、ハンド41の下降に
よって四方のプレート43,44が1段分の複数の容器1の
四方の側方に進入され、四方のプレート43,44が閉じて
1段分の複数の容器1を保持し、移動部39が搬送方向B
に移動して、ハンド41とともに1段分の複数の容器1を
整列コンベヤ32上に移し替え、四方のプレート43,44が
開かれてハンド41が上昇される。
【0031】また、整列コンベヤ32には、整列コンベヤ
32で搬送される容器1を搬送方向Bの最前列を基準とし
て複数列に整列させる整列手段47が配設されている。こ
の整列手段47は、図8および図9に示すように、整列コ
ンベヤ32上で搬送方向Bの端部に配設されたストッパ4
8、整列コンベヤ32上で搬送方向Bの端部で搬送方向B
と交差する両側に配設された可動式のサイドガイド49を
有している。ストッパ48は、搬送方向Bの上流へ進出お
よび下流へ後退可能として、進出時に最前列の容器1を
所定の停止位置つまり整列位置35に停止させる。両側の
サイドガイド49は、整列コンベヤ32の内側へ進出および
外側に後退可能として、進出時に容器1の列方向を位置
決めする。各サイドガイド49の上流側には整列状態の容
器1を整列位置35に導く固定式のサイドガイド50が配設
されている。
【0032】整列手段47は、図10に示すように、スト
ッパ48およびサイドガイド49で整列位置35に整列された
容器1の整列状態を検知する検知手段51を有している。
この検知手段51は、最前列および2列目の容器1の整列
状態を検知するもので、整列コンベヤ32の両側に配設さ
れる投光器52aおよび受光器52bを有する光投受光式の光
センサが用いられ、各列の容器1の容器本体2の口部3
に連続して縮径する肩部の両側を検知光53が通過し、検
知光53の投光状態で正常に整列されたことが検知され、
検知光53の遮光状態で整列異常が生じていることが検知
される。そして、検知手段51で整列異常が検知された場
合には、ストッパ48およびサイドガイド49をそれぞれ後
退させた後に整列コンベヤ32による容器1の搬送方向B
への搬送動作とともにストッパ48およびサイドガイド49
をそれぞれ前進させて再整列させる機能を有している。
【0033】また、図6および図7に示すように、本体
フレーム31には、整列コンベヤ32の整列位置35に整列さ
れる最前列から複数列分の容器1、本実施の形態では2
列の容器1を切り出して、整列コンベヤ32の下流側の端
部に隣接した移載位置56に移載する切出装置57が配設さ
れている。この切出装置57は、それぞれ独立して容器1
を1列ずつ切出可能に搬送方向Bに沿って並設される2
つの切出手段としての切出ユニット58を有している。各
切出ユニット58は、1列の容器1を着脱可能にクランプ
するクランプユニット59、このクランプユニット59を整
列位置35と移載位置56との間で移動させる移動手段60、
およびクランプユニット59を容器1に対して進退つまり
昇降させる進退手段61を有している。
【0034】各切出ユニット58の移動手段60は、本体フ
レーム31上で搬送方向Bと交差する両側に搬送方向Bに
沿って配設されたガイド台64に対して移動可能としてお
り、図3および図7に示すように、これら両側のガイド
台64間に沿って搬送方向Bに移動する架台65を有してい
る。各ガイド台64内にはねじ軸66が回転自在に配設さ
れ、各ガイド台64の端部には各ねじ軸66を回転駆動する
サーボモータ67が配設されている。各サーボモータ67の
駆動軸にはタイミングプーリ68が取り付けられ、ねじ軸
66にはタイミングプーリ69が取り付けられ、これらタイ
ミングプーリ68,69に回転駆動力を伝達するタイミング
ベルト70が張設されている。そして、一方のねじ軸66に
は図示しない螺合部材を介して一方の切出ユニット58の
架台65に連結され、他方のねじ軸66には図示しない螺合
部材を介して他方の切出ユニット58の架台65に連結さ
れ、各サーボモータ67の駆動で各切出ユニット58が独立
して移動可能としている。
【0035】各切出ユニット58の進退手段61は、各架台
65の互いに対向する面に鉛直方向に沿って取り付けられ
たガイド部73を有し、このガイド部73に対して鉛直方向
に昇降可能に昇降部74が取り付けられ、この昇降部74の
下部にクランプユニット59が取り付けられている。ガイ
ド部73内には鉛直方向に沿って図示しないねじ軸が配設
され、ガイド部73の上部にねじ軸を回転駆動するサーボ
モータ75が配設されている。
【0036】各ガイド台64と各架台65との間には切出ユ
ニット58に給電するケーブルを収容した可撓性を有する
カバー78が配設され、各架台65と昇降部74との間にはク
ランプユニット59に給電するケーブルを収容した可撓性
を有するカバー79が配設されている。
【0037】各切出ユニット58のクランプユニット59
は、図4および図5に示すように、容器1の列方向に沿
って長尺の板状に形成されたベース82を有し、このベー
ス82上に複数の取付部材83を介して取付板84が取り付け
られ、この取付板84が進退手段61の昇降部74に取り付け
られている。
【0038】ベース82の上面には長手方向と交差する方
向に沿って複数のガイドレール85,86が配設され、これ
ら各ガイドレール85,86に沿って各スライド部材87,88
がスライド自在に係合され、これら各スライド部材87,
88に支持部材89,90が取り付けられ、これら支持部材8
9,90によって容器1を着脱可能にクランプするクラン
プ体としての対のクランププレート91,92が支持されて
いる。
【0039】各支持部材89,90は、スライド部材87,88
に取り付けられる連結部93,94、およびベース82の側方
において連結部93,94から垂下されてクランププレート
91,92が取り付けられるクランププレート取付部95,96
を有している。各クランプユニット59の互いに隣接する
側の一方の支持部材89は、連結部93およびクランププレ
ート取付部95で断面略L字形に形成され、また、各クラ
ンプユニット59の互いに隣接する側とは反対側の他方の
支持部材90は、クランププレート取付部96の先端がベー
ス82の下側を通じて一方の支持部材89側に接近する断面
略L字形に形成されていて、連結部94およびクランププ
レート取付部96で断面略コ字形に形成されている。した
がって、ベース82の下側において対のクランププレート
91,92が互いに対向配置されるとともに、ベース82の中
心より隣接する他方のクランプユニット59側に片寄った
位置に配設されており、両クランプユニット59のクラン
ププレート91,92の中心間のピッチを整列コンベヤ32上
で複数列に整列される容器1の整列ピッチに一致させる
ことができる。
【0040】クランププレート91,92の対向面には、容
器1の口部3、ネック部4およびネック部4の近傍の容
器本体2の部分を一体的にクランプ可能とし、例えばゴ
ムやウレタンなどの弾性を有する材質で形成された当接
部材97が取り付けられている。各クランププレート91,
92は、各支持部材89,90に対してボルト98によって着脱
可能に取り付けられている。
【0041】ベース82上には、ベース82の長手方向に沿
って移動するスライダ99が配設されている。このスライ
ダ99は、長手方向の両端のスライド板100およびこれら
スライド板100間に跨って連結する連結部材101を有し、
各スライド板100の位置に対応してベース82上にガイド
レール102がベース82の長手方向に沿って配設され、こ
れら各ガイドレール102に沿ってスライド自在に係合す
るスライド部材103がスライド板100に取り付けられてい
る。
【0042】ベース82上には、スライダ99を移動させる
クランプ駆動部104がベース82の長手方向に沿って配設
されている。このクランプ駆動部104はサーボモータ105
を有し、このサーボモータ105は、ベース82と取付板84
との間に取り付けられる固定部材106により、サーボモ
ータ105の軸方向がベース82の長手方向に沿うように支
持されている。サーボモータ105の駆動軸にはベース82
に取り付けられる軸受107によりベース82の長手方向に
沿って回転自在に配設されるねじ軸108が連結され、ね
じ軸108には螺合部材109が螺合され、この螺合部材109
がスライダ99の連結部材101に連結されている。
【0043】スライダ99と各支持部材89,90との間に
は、スライダ99の移動に連動してクランププレート91,
92を互いに連動して開閉させる連動機構110が配設され
ている。この連動機構110は、スライダ99上に対のレバ
ー111,112の一端が軸113によって回動可能に軸支さ
れ、これら各レバー111,112の他端が各支持部材89,90
の連結部93,94に軸114,115によって回動可能に連結さ
れている。
【0044】また、図11および図12に示すように、
整列コンベヤ32の搬送方向Bの端部に隣接する移載位置
56には、切出装置57で切り出された2列の容器1を1列
ずつ受け取る複数列、本実施の形態では2列の受取レー
ン118が配設されている。これら受取レーン118は、整列
コンベヤ32上で整列された容器1の整列ピッチより広
く、2列の容器1が離反するピッチで配列され、容器1
の列方向に沿って長尺で切出装置57の各クランプユニッ
ト59で切り出される1列分の容器1を載せる載置部119
を有し、この載置部119の両側に載置部119に載置された
容器1の下部両側を位置決めガイドするレーンガイド12
0,121が配設されている。これら載置部119およびレー
ンガイド120,121は、複数の支持部122上に配設され、
これら支持部122は高さ調整される枠体123上に配設され
ている。
【0045】各支持部122上には受取レーン118の長手方
向と交差するレーン幅方向に沿ってガイドレール124が
配設され、これらガイドレール124に沿ってスライド可
能とするスライド部材125を介して各受取レーン118のレ
ーンガイド120,121がレーン幅方向に移動可能、つまり
開閉可能に取り付けられている。両側のレーンガイド12
0,121には複数の開閉連動機構126が連結され、これら
開閉連動機構126により両側のレーンガイド120,121が
受取レーン118の中心に対して互いの開閉移動が連動さ
れる。各受取レーン118の一側のレーンガイド120同士、
および他側のレーンガイド121同士は、それぞれ連結部1
20a,121aで互いに連結され、両受取レーン118のレーン
ガイド120,121の開閉移動が連動される。支持部122間
にはサーボモータを駆動源とするレーンガイド駆動部12
7が配設され、このレーンガイド駆動部127によりレーン
幅方向に移動される移動部128にガイドレーン121が連結
されている。したがって、レーンガイド駆動部127の駆
動により、レーンガイド121および開閉連動機構126を介
して、両側のレーンガイド120,121が受取レーン118の
中心に対して互いの開閉移動が連動される。
【0046】受取レーン118の側部に隣接して、受取レ
ーン118に沿って搬送方向Cに容器1を払い出す払出手
段131が配設されている。払出手段131は、受取レーン11
8の長手方向の両端位置に対応して軸方向を鉛直方向に
向けて回転可能に配設されたスプロケット132、および
これら両端のスプロケット132間に張設されたチェーン1
33を有し、両端のスプロケット132間にはチェーン133を
受取レーン118と平行にガイドするチェーンガイド134が
配設されている。一方のスプロケット132にはサーボモ
ータ135からの駆動力が伝達され、チェーン133が図11
(a)の時計回り方向で受取レーン118に臨む側が搬送方向
Cに移動するように回動される。チェーン133には、対
称的な2箇所に押動体136が取り付けられ、この押動体1
36はリンク137を介して回動方向に対して常に垂直に臨
むように支えられている。押動体136には各受取レーン1
18内の容器1に当接して押動する例えばゴムやウレタン
などの材質の押動部138が取り付けられている。そし
て、押動体136は、受取レーン118のレーンガイド120,1
21の上方域を搬送方向Cに沿って移動可能とし、一方の
押動体136が受取レーン118の搬送方向Cの下流端にある
位置を待機位置とし、1回の払出動作で半回転するよう
に構成されている。
【0047】各受取レーン118の送出方向Cの下流側に
は載置部119上から容器1の底部が乗り移って送出方向
Cに搬送する各送出機構141が配設されている。これら
各送出機構141は、複数のローラ142およびこれらローラ
142間に張設されたベルト143を有し、ベルト143の容器
1を載せる部分の下側がガイド板144によって支えられ
てベルト143の下降が規制されている。各送出機構141の
1つのローラ142には同軸にプーリ145が取り付けられ、
このプーリ145とモータ146の駆動軸に取り付けられたプ
ーリ147との間に伝達ベルト148が張設されており、モー
タ146の駆動によって、ベルト143が図11(b)の反時計
回り方向で容器1を搬送方向Cに搬送する方向に回動さ
れる。
【0048】また、図13に示すように、各受取レーン
118の送出方向Cの下流側には各受取レーン118から払い
出される容器1を1列ずつ受け入れて搬送方向Cに沿っ
て搬送する搬送レーン151が配設されている。これら各
搬送レーン151は、容器1のネック部4の下側を支えて
容器1を吊り下げ状態で移動可能に支持する両側のネッ
クガイド152、および容器本体2の両側をガイドする両
側のサイドガイド153を有し、これらネックガイド152お
よびサイドガイド153がエアコンベヤ154の本体155に取
り付けられている。本体155の上部には本体155の内部空
間に空気を送り込むファン装置156が配設され、ネック
ガイド152の両側に沿って本体155の内部空間に送り込ま
れた空気を搬送方向Cへ向けて吹き出す図示しない複数
のノズルが配設されている。これら複数のノズルから吹
き出される空気が、搬送レーン151内の容器1に吹き付
けられ、容器1が搬送方向Cに搬送される。
【0049】また、搬送レーン151の下流側には各搬送
レーン151から送り出される容器1を1列ずつ送り出す
送出手段159が配設されている。この送出手段159は、各
搬送レーン151から送り出される容器1を1列ずつ受け
入れて搬送する1列の送出レーン160を有し、この送出
レーン160は、容器1のネック部4の下側を支えて容器
1を吊り下げ状態で移動可能に支持する両側のネックガ
イド161、および容器本体2の両側をガイドする両側の
サイドガイド162を有し、これらネックガイド161および
サイドガイド162がエアコンベヤ163の本体164に取り付
けられている。本体164の上部には本体164の内部空間に
空気を送り込むファン装置165が配設され、ネックガイ
ド161の両側に沿って本体164の内部空間に送り込まれた
空気を搬送方向Cへ向けて吹き出す図示しない複数のノ
ズルが配設されている。これら複数のノズルから吹き出
される空気が、送出レーン160内の容器1に吹き付けら
れ、容器1が搬送方向Cに搬送されて1列送出コンベヤ
20に送り出される。
【0050】本体164の搬送方向Cの下流側の端部には
軸方向を鉛直方向に向けた支軸166が突設され、この支
軸166が本体フレーム31側のフレーム部167の軸受部168
に回動可能に軸支されている。本体164の略中間部上面
には略L字形のブラケット169を介してスライド部材170
が取り付けられ、このスライド部材170がフレーム部167
上に軸受部168を支点として円弧状に配設されたガイド
レール171にスライド自在に係合されている。そして、
本体164は、図示しない切換手段により、送出レーン160
の搬送方向Cの上流側の端部が一方の搬送レーン151の
端部に臨んで容器1を受け入れる位置と、他方の搬送レ
ーン151の端部に臨んで容器1を受け入れる位置とに切
換揺動される。送出レーン160の搬送方向Cの上流側の
端部には、送出レーン160の端部が臨んでいない搬送レ
ーン151の端部を閉鎖して容器1の飛び出しを防止する
ストッパ172が取り付けられている。
【0051】次に、切出機構19を備えたパレタイザ全体
の動作を説明する。
【0052】搬入コンベヤ12に受け入れた実パレットを
段ばらし位置11に搬送し、シート除去手段14でセパレー
トシートを除去してシートスタッカ13に収容し、荷降し
手段16で最上段の1段分の複数の容器1を供給コンベヤ
18の荷降し位置15に降し、供給コンベヤ18で1段分の複
数の容器1を搬送方向Aの方向変換位置27に搬送する。
【0053】切出機構19では、供給コンベヤ18の方向変
換位置27に搬送されて停止された1段分の複数の容器1
を、移し替え手段38により搬送方向Bに移動させて整列
コンベヤ32上に移し替える。整列コンベヤ32では移し替
えられた1段分の複数の容器1を搬送方向Bの下流側の
整列位置35に向けて搬送し、整列コンベヤ32の下流側に
まだ切り出されない容器1が残っている場合にはその容
器1に移し替えられた容器1を合流させて一体に整列さ
せる。整列コンベヤ32上の整列位置35では、整列手段47
により最前列の容器1を基準として複数列に容器1を整
列させる。
【0054】切出機構19では、切出装置57により、整列
位置35に整列された最前列および2列目の容器1を1列
ずつ切り出すとともに各受取レーン118に移載する。払
出手段131により各受取レーン118内の2列の容器1を各
搬送レーン151に払い出し、これら各搬送レーン151によ
り搬送方向Cに搬送する。送出手段159の送出レーン160
を一方の搬送レーン151に臨ませてその搬送レーン151か
ら容器1を受け入れて1列搬送コンベヤ20に送り出し、
送出レーン160を他方の搬送レーン151に臨ませてその搬
送レーン151から容器1を受け入れて1列搬送コンベヤ2
0に送り出す。
【0055】このように、整列コンベヤ32上で整列手段
47により整列された2列分の容器1を切り出すとともに
1列ずつ切り離して1列搬送コンベヤ20に順次送り出す
ことができる。
【0056】次に、整列手段47による整列動作について
説明する。
【0057】まず、容器1の整列が正常な場合について
説明する。図8(a)に示すように、ストッパ48が搬送方
向Bの上流側に前進し、サイドガイド49が閉じた状態
で、最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
この整列状態において、図10(a)(b)に示すように、最
前列および2列目の容器1の整列状態を検知する検知手
段51の検知光53が投光状態となれば、正常に整列された
ことが検知され、切出装置57による切出動作を許容す
る。
【0058】図8(b)に示すように、最前列および2列
目の容器1が切出装置57で切り出される際に、ストッパ
48を搬送方向Bの下流側に後退させ、また、切り出した
後は、図8(c)に示すように、ストッパ48を前進させる
とともに整列コンベヤ32で容器1を搬送方向Bに送り、
最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
【0059】また、容器1の整列が異常な場合について
説明する。図9(a)に示すように、ストッパ48が搬送方
向Bの上流側に前進し、サイドガイド49が閉じた状態
で、最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
この整列状態において、図10(c)(d)に示すように、最
前列および2列目の容器1の整列状態を検知する検知手
段51の検知光53のいずれか一方でも遮光状態となれば、
整列異常が生じていることが検知され、切出装置57によ
る切出動作を禁止するとともに再整列動作を実行する。
【0060】再整列動作では、図9(b)に示すように、
ストッパ48を搬送方向Bの下流側に後退させるととも
に、サイドガイド49を開き、一旦整列を解除した後、図
9(c)に示すように、ストッパ48を前進させるととも
に、サイドガイド49を閉じ、かつ、整列コンベヤ32で容
器1を搬送方向Bに送り、最前列の容器1を基準として
整列させる。再整列動作をした後にも、検知手段51で整
列異常が検知されれば、同様の再整列動作を繰り返し、
正常に整列されるまで数回繰り返す。通常、再整列動作
を数回繰り返すことにより、少なくとも最前列および2
列目の容器1は正常に整列される場合が多い。
【0061】次に、切出装置57による切出動作を図1お
よび図2を参照して説明する。
【0062】図1(a)に示すように、各クランプユニッ
ト59のクランププレート91,92を、整列コンベヤ32の整
列位置35にある最前列および2列目の容器1の上方に移
動させ、両クランプユニット59のクランププレート91,
92の中心間のピッチを容器1の整列ピッチに合わせる。
【0063】図1(b)に示すように、各クランプユニッ
ト59を下降させ、各クランプユニット59のクランププレ
ート91,92を各列の容器1のネック部4付近の両側まで
進入させる。
【0064】図1(c)に示すように、各クランプユニッ
ト59のクランププレート91,92を閉じ、容器1のネック
部4をクランプする。このとき、容器1の口部3、ネッ
ク部4およびネック部4の近傍の容器本体2の部分を一
体的にクランプする。
【0065】図1(d)に示すように、ストッパ48を搬送
方向Bの下流側に後退させ、各クランプユニット59を上
昇させ、これらクランプユニット59とともに容器1を1
列ずつ一括して切り出す。各クランプユニット59は、上
昇させながら搬送方向Bに移動させる。
【0066】図2(e)に示すように、両クランプユニッ
ト59のクランププレート91,92の中心間のピッチを両受
取レーン118のピッチに合わせ、各クランプユニット59
にクランプされている各列の容器1を各受取レーン118
の上方に移動させる。
【0067】図2(f)に示すように、各クランプユニッ
ト59を下降させ、各列の容器1の下部を各受取レーン11
8内に進入させて載置部119に載置する。このとき、各受
取レーン118の両側のレーンガイド120,121は開かれて
おり、容器1の下部を確実に各受取レーン118内に進入
させることができる。
【0068】図2(g)に示すように、各受取レーン118の
両側のレーンガイド120,121を閉じて容器1の下部両側
を保持し、各クランプユニット59のクランププレート9
1,92を開いて容器1のクランプを解除する。
【0069】図2(h)に示すように、各クランプユニッ
ト59を上昇させ、払出手段131で各受取レーン118の容器
1を下流側の搬送レーン151に一括して払い出す。
【0070】図1(a)に示すように、各クランプユニッ
ト59を整列位置35の上方へ移動させ、次の切出動作に移
る。
【0071】また、図15および図16に示すように、
切出装置57の切出ユニット58はそれぞれ独立して動作可
能であるため、搬送方向Bの下流側の一方の切出ユニッ
ト58のみを切出動作させ、他方の切出ユニット58は整列
位置35の上方に退避させて停止させておくことができ
る。これにより、例えば、容器1の種類などに応じて2
列同時に容器1を切り出せない場合や、後処理工程での
状況などに応じて容器1の切出量を調整する場合などに
対応できる。
【0072】以上のように、切出装置57の複数のクラン
プユニット59により、整列手段47で整列される最前列か
ら複数列分の容器1を1列ずつクランプし、整列コンベ
ヤ32上から切り出して複数列の受取レーン118に1列ず
つ受け渡し、これら受取レーン118から払い出される容
器1を1列ずつ送り出すので、容器1の切出能力が高
く、容器1を1列ずつ確実に切り出すことができるとと
もに、1列ずつの処理であるために多品種の容器1の切
り出しに容易に対応できる。
【0073】さらに、切出装置57がそれぞれ独立して動
作する複数のクランプユニット59のうち、容器1の切出
列数に応じて動作させるクランプユニット59を切換可能
とするので、多品種の容器1の切り出しに容易に対応で
きる。
【0074】さらに、検知手段51により整列手段47での
容器1の整列異常が検知された場合、ストッパ48および
サイドガイド49をそれぞれ後退させた後に、整列コンベ
ヤ32による容器1の搬送方向Bへの搬送動作とともにス
トッパ48およびサイドガイド49をそれぞれ前進させて再
整列させるので、容器1の整列に乱れがあっても正常に
整列させることができる。
【0075】さらに、各受取レーン118では、切出装置5
7のクランプユニット59で切り出される1列分の容器1
を載せる載置部119の両側に配置されるレーンガイド12
0,121が、載置部119への容器1の移載時に互いに拡開
するとともに移載後に縮閉して容器1の両側をガイドす
るので、容器1を容易かつ確実に受け取ることができる
とともに容器1の1列状態での払い出しを確実にガイド
できる。
【0076】さらに、切出装置57の各クランプユニット
59が1列分の容器1のネック部4をクランプするので、
整列状態にある複数の容器1を複数のクランプユニット
59で容易にクランプして切り出すことができる。
【0077】さらに、各受取レーン118から払い出され
る容器1を受け入れて搬送する複数列の搬送レーン15
1、およびこれら搬送レーン151から容器1を1列ずつ送
り出す送出手段159が、容器1のネック部4を介して吊
り下げ支持した状態で搬送するので、容器1が倒れるこ
とがなく、高速で搬送処理でき、払出能力を向上でき
る。
【0078】また、切出ユニット58が、クランプユニッ
ト59、このクランプユニット59を容器1が複数列に整列
される整列位置35とこの整列位置35から切り出した容器
1を移載する移載位置56との間で移動させる移動手段6
0、およびクランプユニット59を容器1に対して進退さ
せる進退手段61を有し、この切出ユニット58を複数用
い、これら複数の切出ユニット58を、それぞれ独立して
容器1を1列ずつ切出可能に並設したので、複数列の容
器1を1列ずつ同時に切り出すことができて、容器1の
切出能力を向上できるとともに、切出ユニット58の移動
手段60および進退手段61の設定によって多品種の容器1
の切り出しに容易に対応できる。
【0079】さらに、移載位置56で容器1を移載する際
に複数の切出ユニット58が並列に並ぶピッチを、整列位
置35で容器1を切り出す際のピッチより広く、かつ各切
出ユニット58で切り出された容器1の列間を離反させる
ピッチに広げるので、千鳥状に整列された容器1でも列
単位に分離した状態に切り出すことができる。
【0080】さらに、クランプユニット59が、容器1の
列方向に沿って長尺なベース82、このベース82の長手方
向に沿って移動されるスライダ99、ベース82の長手方向
に沿って設けられスライダ99を移動させるクランプ駆動
部104、ベース82の下側で互いに開閉されて容器1を着
脱可能にクランプするクランププレート91,92、および
スライダ99の移動に連動してクランププレート91,92を
互いに開閉させる連動機構110を有しているので、クラ
ンプユニット59の幅、つまり複数の切出ユニット58が並
設される方向の幅を小形にでき、切出ユニット58の並設
ピッチが小さくなって整列ピッチの小さい容器1に対応
できる。
【0081】さらに、クランプ駆動部104が、ベース82
の長手方向に沿って回転自在に設けられるねじ軸108、
およびベース82の長手方向に沿って配設されねじ軸108
を回転させるサーボモータ105を有しているので、クラ
ンプ駆動部104の幅、つまりクランプユニット59の幅を
小形にできるとともに、サーボモータ105によってクラ
ンププレート91,92の開閉量を制御できて多品種の容器
1のクランプに容易に対応できる。
【0082】さらに、切出ユニット58が2つで、各切出
ユニット58のクランププレート91,92が他方の切出ユニ
ット58側に片寄った位置に配設されているので、2つの
切出ユニット58のクランププレート91,92のピッチを小
さくでき、整列ピッチの小さい容器1に対応できる。
【0083】さらに、移動手段60および進退手段61の駆
動にサーボモータ67,75を用いるので、多品種の容器1
の切り出しに容易に対応できる。
【0084】さらに、容器本体2およびネック部4を有
する容器1である場合、クランプユニット59が容器1の
ネック部4およびネック部4の近傍の容器本体2の部分
をクランプするので、容器1の移動時の振れを防止して
安定させることができ、移載時の容器1の倒れを防止で
きる。
【0085】なお、上述した実施の形態では、2つの切
出ユニット58を並設し、2列または1列の容器1を切り
出したが、3つ以上の切出ユニット58を並設し、3列以
上の容器1を同時に切り出すようにしてもよく、より切
出効率を向上できる。
【0086】また、上述した実施の形態では、物品とし
てペットボトルなどの容器を示したが、これに限られる
ものではなく、ボトル缶やビンなどの容器、あるいは容
器以外の物品でもよく、これらの物品の形状などに応じ
て各構成を対応させることにより、同様の作用効果が得
られる。
【0087】また、切出装置は、デパレタイザの切出機
構に限らず、他の切出機構にも適用でき、同様の作用効
果が得られる。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の切出装置によれば、切出
手段が、クランプユニット、このクランプユニットを物
品が複数列に整列される整列位置とこの整列位置から切
り出した物品を移載する移載位置との間で移動させる移
動手段、およびクランプユニットを物品に対して進退さ
せる進退手段を有し、この切出手段を複数用い、これら
複数の切出手段を、それぞれ独立して物品を列単位に切
出可能に並設したので、複数列の物品を列単位に同時に
切り出すことができて、物品の切出能力を向上できると
ともに、切出手段の移動手段および進退手段の設定によ
って多品種の物品の切り出しに容易に対応できる。
【0089】請求項2記載の切出装置によれば、請求項
1記載の切出装置の効果に加えて、移載位置で物品を移
載する際に複数の切出手段が並列に並ぶピッチを、整列
位置で物品を切り出す際のピッチより広く、かつ各切出
手段で切り出された物品の列間を離反させるピッチに広
げるので、例えば千鳥状に整列された物品でも列単位に
分離した状態に切り出すことができる。
【0090】請求項3記載の切出装置によれば、請求項
1または2記載の切出装置の効果に加えて、クランプユ
ニットが、物品の列方向に沿って長尺なベース、このベ
ースの長手方向に沿って移動されるスライダ、ベースの
長手方向に沿って設けられスライダを移動させるクラン
プ駆動部、ベースの下側で互いに開閉されて物品を着脱
可能にクランプするクランプ体、およびスライダの移動
に連動してクランプ体を互いに開閉させる連動機構を有
しているので、クランプユニットの幅、つまり複数の切
出手段が並設される方向の幅を小形にでき、切出手段の
並設ピッチが小さくなって整列ピッチの小さい物品に対
応できる。
【0091】請求項4記載の切出装置によれば、請求項
3記載の切出装置の効果に加えて、クランプ駆動部が、
ベースの長手方向に沿って回転自在に設けられるねじ
軸、およびベースの長手方向に沿って配設されねじ軸を
回転させるサーボモータを有しているので、クランプ駆
動部の幅、つまりクランプユニットの幅を小形にできる
とともに、サーボモータによってクランプ体の開閉量を
制御できて多品種の物品のクランプに容易に対応でき
る。
【0092】請求項5記載の切出装置によれば、請求項
3または4記載の切出装置の効果に加えて、切出手段が
2つで、各切出手段のクランプ体が他方の切出手段側に
片寄った位置に配設されているので、2つの切出手段の
クランプ体のピッチを小さくでき、整列ピッチの小さい
物品に対応できる。
【0093】請求項6記載の切出装置によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の切出装置の効果に加えて、進
退手段および移動手段の駆動にサーボモータを用いるの
で、多品種の物品の切り出しに容易に対応できる。
【0094】請求項7記載の切出装置によれば、請求項
1ないし6いずれか記載の切出装置の効果に加えて、物
品が容器本体およびネック部を有する容器である場合、
クランプユニットが容器のネック部およびネック部の近
傍の容器本体の部分をクランプするので、容器の移動時
の振れを防止して安定させることができ、移載時の容器
の倒れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、切出装置による
切出動作を(a)〜(d)の順に説明する説明図である。
【図2】同上図1に続いて切出装置による切出動作を
(e)〜(h)の順に説明する説明図である。
【図3】同上切出装置の切出手段の移動手段を示し、
(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図である。
【図4】同上切出手段のクランプユニットを示し、(a)
は平面図、(b)は断面図である。
【図5】同上クランプユニットの断面図である。
【図6】同上切出装置を適用した切出機構を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
【図7】同上切出機構の側面図である。
【図8】同上切出機構の整列手段を示し、整列が正常な
場合の整列動作を(a)〜(b)の順に説明する説明図であ
る。
【図9】同上切出機構の整列手段を示し、整列が異常な
場合の整列動作を(a)〜(b)の順に説明する説明図であ
る。
【図10】同上切出機構の検知手段を示し、(a)は整列
が正常な場合の平面図、(b)は整列が正常な場合の正面
図、(c)は整列が異常な場合の平面図、(d)は整列が異常
な場合の正面図である。
【図11】同上切出機構の受取レーンおよび払出手段を
示し、(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図であ
る。
【図12】同上受取レーンおよび払出手段の一部を省略
した側面図である。
【図13】同上切出機構の搬送レーンおよび送出手段を
示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図14】同上切出機構を適用したデパレタイザの概略
平面図である。
【図15】同上切出装置による1列ずつの切出動作を
(a)〜(d)の順に説明する説明図である。
【図16】同上図15に続いて切出装置による1列ずつ
の切出動作を(e)〜(h)の順に説明する説明図である。
【符号の説明】
1 物品としての容器 2 容器本体 4 ネック部 35 整列位置 56 移載位置 57 切出装置 58 切出手段としての切出ユニット 59 クランプユニット 60 移動手段 61 進退手段 67,75 サーボモータ 82 ベース 91,92 クランプ体としてのクランププレート 99 スライダ 104 クランプ駆動部 105 サーボモータ 108 ねじ軸 110 連動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 誠樹 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 Fターム(参考) 3F072 AA07 KA01 KA02 KD01 KD11 KD27 KE18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整列された複数の物品を着脱可能にクラ
    ンプするクランプユニット、このクランプユニットを物
    品に対して進退させる進退手段、およびこの進退手段を
    介してクランプユニットを物品が整列される整列位置と
    この整列位置から切り出した物品を移載する移載位置と
    の間で移動させる移動手段を有し、それぞれ独立して物
    品を列単位に切出可能に並設される複数の切出手段を具
    備していることを特徴とする切出装置。
  2. 【請求項2】 移載位置で物品を移載する際に複数の切
    出手段が並列に並ぶピッチは、整列位置で物品を切り出
    す際のピッチより広く、かつ各切出手段で切り出された
    物品の列間を離反させるピッチに広げることを特徴とす
    る請求項1記載の切出装置。
  3. 【請求項3】 クランプユニットは、物品の列方向に沿
    って長尺に設けられるベース、このベースの長手方向に
    沿って移動されるスライダ、ベースの長手方向に沿って
    設けられスライダを移動させるクランプ駆動部、ベース
    の下側で互いに開閉されて物品を列単位に着脱可能にク
    ランプするクランプ体、およびスライダの移動に連動し
    てクランプ体を互いに開閉させる連動機構を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の切出装置。
  4. 【請求項4】 クランプ駆動部は、ベースの長手方向に
    沿って回転自在に設けられるねじ軸、およびベースの長
    手方向に沿って配設されねじ軸を回転させるサーボモー
    タを有していることを特徴とする請求項3記載の切出装
    置。
  5. 【請求項5】 切出手段は、2つで、各切出手段のクラ
    ンプ体が他方の切出手段側に片寄った位置に配設されて
    いることを特徴とする請求項3または4記載の切出装
    置。
  6. 【請求項6】 進退手段および移動手段の駆動にサーボ
    モータを用いることを特徴とする請求項1ないし5いず
    れか記載の切出装置。
  7. 【請求項7】 物品は、容器本体およびネック部を有す
    る容器であり、 クランプユニットは、前記容器のネック部およびネック
    部の近傍の容器本体の部分をクランプすることを特徴と
    する請求項1ないし6いずれか記載の切出装置。
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