JP2002158384A - 増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システム - Google Patents
増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システムInfo
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- JP2002158384A JP2002158384A JP2001162633A JP2001162633A JP2002158384A JP 2002158384 A JP2002158384 A JP 2002158384A JP 2001162633 A JP2001162633 A JP 2001162633A JP 2001162633 A JP2001162633 A JP 2001162633A JP 2002158384 A JP2002158384 A JP 2002158384A
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Abstract
坦な利得スペクトルを有するとともに優れた偏波消光比
を有する増幅用光ファイバ等を提供する。 【解決手段】 この発明に係る増幅用光ファイバ(10)
は、互いに波長の異なる信号が伝搬する光伝搬領域に含
まれるコア領域(11)と、該コア領域(11)の外周に設けら
れたクラッド領域(12)と、該信号の偏波状態を保持する
偏波保持構造(13a,13b)を備える。また、当該増幅用光
ファイバ(10)は、石英ガラスを主成分とし、該コア領域
(11)を含む光伝搬領域の少なくとも一部には、Er元素
及び4wt%以上のAl元素が添加されている。
Description
信号を増幅するための増幅用光ファイバ、この増幅用光
ファイバを含む光ファイバ増幅器、この光ファイバ増幅
器を含む光送信器、及び、この光送信器を含む光通信シ
ステムに関するものである。
た増幅用光ファイバを介して、波長分割多重(WDM: Wav
elength Division Multiplexing)伝送において、互い
に波長の異なる複数チャネルの多重化信号(WDM信
号)を一括増幅する光学デバイスであって、光通信シス
テムにおける光送信器、中継器あるいは光受信器に設け
られる。一般的な増幅用光ファイバとしては、コア領域
にEr元素が添加された石英系光ファイバ(EDF:Er
bium-Doped Fiber)が知られている。増幅用光ファイバ
としてこのEDFが適用された光ファイバ増幅器(ED
FA:Erbium-DopedFiber Amplifier)は、波長980
nmあるいは波長1480nmの励起光を利用し、Cバ
ンド(波長帯域1530nm〜1560nm)あるいは
Lバンド(波長帯域1570nm〜1600nm)の信
号を増幅する。
波分散シフトErドープ光ファイバアンプ”、1996
年電子情報通信学会総合大会、C−330」や文献2
「井添、他、“980nm励起用偏波保持Er添加光フ
ァイバ”、2000年電子情報通信学会総合大会、C−
3−26」には、Cバンドの信号を増幅するEDFAが
記載されている。これら文献に記載されたEDFAは、
増幅用光ファイバとして伝搬する光の偏波状態を保持す
る偏波保持構造を備えたEDFが適用され、偏波状態を
変更することなくCバンドの信号を増幅する。文献1に
記載されたEDFのコア領域には、濃度244ppmの
エルビウム(Er)元素が添加されているだけでなく、
濃度600ppmのアルミニウム(Al)元素も添加さ
れている。また、文献2に記載されたEDFのコア領域
には、濃度1210wt.ppmのEr元素が添加され
ているだけでなく、濃度11600wt.ppmのAl
元素も添加されている。
増幅するEDFAは、例えば、複数チャネルのWDM信
号それぞれを互いに直交する2偏波状態のいずれかに設
定して出力する光送信器に設けられる。この場合、ED
FAは、光送信器内の分散補償器における伝送損失を補
償するために設けられ、所要利得が15dB程度と比較
的小さいのが一般的である。また、EDFAにおける利
得の波長依存性(利得偏差)があっても、各チャネルの
信号を出力する光源において出力レベルを調整すること
で、光送信器から出力されるWDM信号それぞれのレベ
ルが一定に調整されるので、必ずしも利得等化器は必要
がない。
うな従来技術を検討した結果、以下のような課題を発見
した。すなわち、上述のような光送信器において、光源
として一般的な分布帰還形レーザダイオード(DFB−
LD: Distributed Feedback Laser Diode)は、供給電
流値が調整されることで出力レベルが調整されるもの
の、これと同時に出力波長も変化する。高密度波長分割
多重(D−WDM: Dense Wavelength Division Multip
lexing)伝送では、一般に信号波長の1チャネル当たり
の許容変動幅は0.1nmであり、これに相当するDF
B−LDの出力レベルの調整可能幅は2dBである。
おいて、光送信器内に設置されるEDFAは利得偏差が
小さいこと(使用波長帯域において利得スペクトルの平
坦性が十分に確保されること)、好ましくは利得偏差が
2dB以下であることが要求される。この場合、EDF
Aに利得等化器を設けることが必要になる。しかしなが
ら、偏波保持機能を有する利得等化器は高価であって、
また、偏波消光比の劣化を招くという課題があった。
ためになされたのもであり、利得等化器を不要にすると
ともに、信号チャネル間の利得偏差が小さく(平坦な利
得スペクトル)かつ優れた偏波消光比を有する増幅用光
ファイバ(EDF)、該増幅用光ファイバを含む光ファ
イバ増幅器(EDFA)、該光ファイバ増幅器を含む光
送信器及び該光送信器を含む光通信システムを提供する
ことを目的としている。
ファイバ、励起光が供給されることにより互いに波長の
異なる複数チャネルのWDM信号を一括増幅する石英系
光ファイバである。当該増幅用光ファイバは信号の偏波
状態を保持する偏波保持構造を有するとともに、該信号
が伝搬する光伝搬領域の少なくとも一部には、エルビウ
ム(Er)元素及び濃度4wt%以上のアルミニウム
(Al)元素が添加されている。また、この発明に係る
光ファイバ増幅器は、励起光が供給されることにより信
号を増幅する上記増幅用光ファイバ(この発明に係る増
幅用光ファイバ)と、この増幅用光ファイバに励起光を
供給する励起光光源を備える。上記励起光光源から上記
増幅用光ファイバに励起光(例えば波長1480nmあ
るいは980nm)が供給されると、この光増幅用光フ
ァイバに入射された信号(例えばCバンドあるいはLバ
ンド)は、偏波状態が保持されたまま増幅される。
れる増幅用光ファイバは、光伝搬領域に含まれるコア領
域の少なくとも一部に、Er元素及び濃度4wt%以上
のAl元素が添加されるとともに偏波保持構造を備えて
いるので、利得等化器を備えるまでもなく、利得スペク
トルの平坦化が可能になるとともに、優れた偏波消光比
が得られる。また、利得等化器を備える必要がないので
当該光ファイバ増幅器の製造コストの低減が実現され
る。
15μm以上のカットオフ波長を有するのが好ましい。
また、この発明に係る光ファイバ増幅器は、上記増幅用
光ファイバによりLバンドに含まれる波長の信号を増幅
するのが好ましい。この場合、増幅用光ファイバがコイ
ル状に巻かれて収納されたとしても、該増幅用光ファイ
バの曲げ損失は許容範囲内に納まる。このため、当該増
幅用光ファイバがLバンドの信号増幅に際して長尺にな
ったとしても当該光ファイバ増幅器の小型化が可能にな
るとともに曲げ損失の増大が効果的に抑制される。
おいて、波長1.60μm(1600nm)における偏
波消光比は、20dB以上、好ましくは25dB以上で
ある。
1偏波状態に設定され、かつ互いに波長の異なる複数チ
ャネルの信号を出力する第1光源システムと、それぞれ
が第1偏波状態と直交する第2偏波状態に設定され、か
つ第1光源システムから出力される信号とは異なる波長
の複数チャネルの信号を出力する第2光源システムを備
える。特に、当該光送信器から出力される信号チャネル
は、伝送路中において四光波混合等の非線形光学現象の
発現を効果的に抑制するため、短波長側から長波長側に
向かって偏波状態が交互に変わるよう、第1及び第2光
源システムの一方に順次割り当てられるのが好ましい。
当該光送信器は、上記第1及び第2光源システムから出
力された信号をそれらの偏波状態を保持した状態で合波
する合波器を備える。当該光送信器はさらに、上述のよ
うな構造を備えた光ファイバ増幅器を備え、該光ファイ
バ増幅器は、例えば、上述の上記第1及び第2光源シス
テムから出力された信号を一括して増幅する位置に配置
されてもよい。
ャネルごとあるいは数チャネルごとに波長分散を補償す
る構造(第1光源システムと合波器との間に分散補償フ
ァイバを配置)を備えてもよい。実際には、各チャネル
ごとに必要な分散補償量は異なるため、設置される分散
補償ファイバの長さも各信号チャネルごとに異なる。と
ころが、分散補償ファイバは伝送損失が大きいため、該
分散補償ファイバが配置された信号チャネルと配置され
ていない信号チャネル間で信号レベル差が増大してしま
う。そこで、当該光送信器は、上述の構造と同様な構造
を備えた1又はそれ以上の光ファイバ増幅器を、第1光
源システムと合波器との間に対応する信号チャネルごと
に配置された構造を備えてもよい。なお、第2光源シス
テムと合波器との間においても同様に、信号チャネル間
で信号レベルの均一化を可能にするため、上述の構造と
同様な構造を備えた1又はそれ以上の光ファイバ増幅器
が設けられてもよい。
ような構造の光送信器を備え、該光送信器から出力され
るWDM信号を伝送する。
それぞれは、上記第1及び第2光源システムのいずれか
から第1及び第2偏波状態のいずれかに設定された状態
で合波される。第1及び第2光源システムから出力され
てから合波されるまでの間、信号チャネルごとに行われ
る分散補償等に起因したチャネル間における信号レベル
のバラツキを改善するため、一部のチャネルの信号は光
ファイバ増幅器により増幅されて、光送信器より出力さ
れる。これにより、光送信器から出力される信号チャネ
ル間における信号レベルの均一化が可能になる。また、
光送信器における第1及び第2光源システムそれぞれか
ら出力されるWDM信号は、互いに直交する2偏波状態
の何れかの偏波状態に設定されているので、ファイバ伝
送路を伝搬する際における非線形光学現象が効果的に抑
制されるとともに、各WDM信号の波長間隔を狭めるこ
とが可能になる(信号伝送量の大容量化)。また、第1
及び第2光源システムのいずれかにおいて、一部のチャ
ネルの信号は、平坦な利得スペクトルを有するとともに
優れた偏波消光比を有する光ファイバ増幅器により増幅
されるので、信号チャネル間の利得バラツキが効果的に
低減されるので、この点においても各信号チャネル間の
波長間隔を狭めることができる(更なる信号伝送量の大
容量化)。
ァイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システ
ムの各実施例を、図1〜図9を用いて詳細に説明する。
なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
用光ファイバとして、EDF10の断面構造を示す図で
あり、図1(b)は、該EDF10の屈折率プロファイ
ルである。EDF10は、石英ガラスを主成分とし、所
定軸に沿って伸びたコア領域11と、該コア領域11を
取り囲むクラッド領域12とを備えるとともに、伝搬す
る信号の偏波状態を保持する偏波保持構造を備える。
ては、例えば、"FIBER OPTIC TESTAND MEASUREMENT", H
EWLETT-PAKARD, PROFFESSIONAL BOOKS, pp.236 (Chapte
r 6)に示されたように、Panda型、Bow tie型、Oval cor
e型、あるいはElliptical stress member型が知られて
いるが、この実施例では、Panda型の偏波保持構造が適
用された増幅用光ファイバについて説明する。すなわ
ち、当該EDF10は、図1(a)に示されたように、
コア領域11を挟んで設けられた2つの応力付与領域1
3a、13bとを有する。コア領域11の外径D11は例
えば2.5μm〜4.0μm程度であり、応力付与領域
13a、13bそれぞれの外径D13は例えば30μm〜
35μm程度であり、EDF10の外径D10は125μ
mである。このEDF10は、石英ガラスを主成分とし
て、光伝搬領域に含まれるコア領域11の少なくとも一
部にはEr元素及び濃度4wt%以上のAl元素が添加
されている。また、クラッド領域12にはF元素が添加
されており、偏波保持構造を構成する応力付与領域13
a、13bそれぞれには硼素(B)元素が添加されてい
る。
13bそれぞれは、コア領域11及びクラッド領域12
と比較して熱膨張係数が大きいことから、EDF10製
造の際の光ファイバ母材線引後に収縮する。この収縮の
結果、応力付与領域13aと応力付与領域13bとを結
ぶ方向にコア領域11を引っ張る応力が残留する一方、
これに垂直な方向にコア領域11を圧縮する応力が残留
する。このように、光軸に垂直な2方向それぞれに互い
に異なる応力が応力付与領域13a、13bによりコア
領域11に対して加えられ、これにより複屈折が生じ
て、EDF10を伝搬する光の偏波状態が保持される。
すなわち、応力付与領域13a、13bは、EDF10
を伝搬する光の偏波状態を保持するよう機能する。
を高くすることと、Ge濃度を高くすることとは、当該
EDF10を製造する上で相反する要求である。そこ
で、当該EDF10では、Ge濃度を高くすることな
く、クラッド領域12に対するコア領域11の比屈折率
差を十分に確保するため、クラッド領域12にF元素が
添加されている。また、クラッド領域12と応力付与領
域13a、13bの外周との間は純石英ガラスで構成さ
れており、当該EDF10の安価な製造を可能にしてい
る。なお、クラッド領域12の対するコア領域11の比
屈折率差Δは、該コア領域11の屈折率をn1、該クラ
ッド領域12の屈折率をn2とするとき、以下の式: Δ=(n1 2−n2 2)/2n2 2≒(n1−n2)/n2 で与えられる。
たEDF10の光軸に直交する線Lに沿った屈折率プロ
ファイル150である。この屈折率プロファイル150
において、領域151は、上記コア領域11における線
L上の屈折率、領域152は、上記クラッド領域12に
おける線L上の屈折率、領域153は、上記応力付与領
域13a、13bにおける線L上の屈折率をそれぞれ示
す。
するEDF10では、伝搬光のエネルギーがコア領域1
1に集中するだけでなく、その一部は応力付与領域13
a、13bそれぞれにも集中する。したがって、応力付
与領域を有しない通常のEDFと比較して、当該EDF
10は、曲げ損失が大きくなる可能性がある。しかしな
がら、カットオフ波長を長くすることで(例えば、1.
15μm以上)、当該EDF10内を伝搬する光のエネ
ルギーをコア領域11へより集中させることができるた
め、当該EDF10の曲げ損失の増大が効果的に抑制さ
れる。
ァイバ(EDF10)の曲げ特性を示すグラフであり、
当該EDF10のカットオフ波長と曲げ損失との関係を
示している。なお、この曲げ損失の測定は、長さ5mの
EDF10を直径35mmにコイル状に巻き、該コイル
状に巻かれたEDF10に波長1600nmの測定光を
入射したときの該測定光の入力レベルと出力レベルの差
を検出することにより行われた。
波長が長いほど曲げ損失は小さくなる。したがって、当
該EDF10の曲げ損失が0.5dB以下であれば、E
DFA内に挿入される他の光部品の挿入損失と同程度で
あるから、0.5dB以下の曲げ損失は許容可能であ
る。このように、曲げ損失を許容範囲内に抑えるため、
当該EDF10のカットオフ波長は1.15μm以上で
あるのが好ましい。
幅する場合よりも、Lバンドの信号を増幅する場合の方
が長尺である必要がある。しかしながら、Lバンドの信
号増幅の場合であっても、当該EDF10のカットオフ
波長が1.15μm以上であれば、曲げ損失の増大が抑
制されるため、当該EDF10はコンパクトに収納され
得る。
較例に係るサンプルとして、3種類の増幅用光ファイバ
EDF−1〜EDF−3の諸元を示す表である。ここ
で、EDF−2及びEDF−3それぞれは、光伝搬領域
に含まれるコア領域全域にEr元素及び濃度4wt%以
上のAl元素が添加されている。また、EDF−3は、
1.15μm以上のカットオフ波長を有しており、その
曲げ損失は小さい。一方、EDF−1は、約1wt%の
Al元素がコア領域の一部(約1/2の領域)に添加さ
れており、比較のために用意されたサンプルである。な
お、EDF−1〜EDF−3はいずれもPanda型の偏波
保持構造を有する。
3.6μm、クラッド領域に対するコア領域の比屈折率
差が1.5%、カットオフ波長が1.25μm、Er及
びAlの添加領域がコア領域の1/2、波長1.55μ
mにおけるモードフィールド径(MFD)が4.8μ
m、Er濃度が約1600wt.ppm、Al濃度が約
1wt%、吸収条長積ピークが8.5dB/m、偏波ク
ロストークが波長1550nmで27dB、そして、サ
ンプル長が2mである。
m、クラッド領域に対するコア領域の比屈折率差が1.
1%、カットオフ波長が0.95μm、Er及びAlの
添加領域がコア領域全域、波長1.55μmにおけるモ
ードフィールド径(MFD)が7.0μm、Er濃度が
約1500wt.ppm、Al濃度が5wt%、吸収条
長積ピークが7.1dB/m、偏波クロストークが波長
1625nmで34dB、そして、サンプル長が20m
である。
4.0μm、クラッド領域に対するコア領域の比屈折率
差が1.1%、カットオフ波長が1.31μm、Er及
びAlの添加領域がコア領域全域、波長1.55μmに
おけるモードフィールド径(MFD)が6.0μm、E
r濃度が1000wt.ppm、Al濃度が4wt%、
吸収条長積ピークが14.3dB/m、偏波クロストー
クが波長1620nmで32.9dB、そして、サンプ
ル長が20mである。
プルEDF−1〜EDF−3それぞれについて、反転分
布と相対利得偏差との関係を示すグラフである。なお、
図4において、グラフG410は、サンプルEDF−1
についての測定結果、グラフG420は、サンプルED
F−2についての測定結果、そして、グラフG430
は、サンプルEDF−3についての測定結果をそれぞれ
示す。また、相対利得偏差とは、1535nm〜156
0nmの波長帯域における利得偏差(dB)を最小利得
(dB)で除した値である。利得偏差とは、上記波長帯
域における利得スペクトルの最大利得と最小利得との差
である。波長帯域1535nm〜1560nmは、10
0GHz間隔で32チャネルの信号をWDM伝送するた
めに必要な帯域である。
に、Al濃度が高いほど、如何なる反転分布の状態であ
っても、相対利得偏差は小さくなる。すなわち、この発
明に係る増幅用光ファイバに含まれるサンプルEDF−
2及びEDF−3それぞれは、比較例としてのサンプル
EDF−1と比べて利得偏差が小さい。
ついて説明する。図5は、この発明に係る光ファイバ増
幅器(EDFA100)の構造を示す図である。このE
DFA100は、入力コネクタ21から出力コネクタ2
2へ向けて順に配置された、分岐カプラ31、光アイソ
レータ41、WDMカプラ51、偏波保持構造を有する
上述のEDF10、WDMカプラ51、光アイソレータ
42及び分岐カプラ32を備える。また、分岐カプラ3
1には受光部61が光学的に接続され、分岐カプラ32
には受光部62が光学的に接続され、そして、WDMカ
プラ51、52には分岐カプラ80を介して励起光源7
0が光学的に接続されている。さらに、当該EDFA1
00は、励起光源70から出力される励起光パワーを制
御するための制御部90を備える。
力された光(信号を含む)のうち一部のパワーを受光部
61へ向けて分岐するとともに、残りを光アイソレータ
41へ向けて出力する。光アイソレータ41は、分岐カ
プラ31からWDMカプラ51へ向かう順方向に光を通
過させるが、逆方向には光を通過させない光学デバイス
であって、偏波無依存型結晶を含む。WDMカプラ51
は、光アイソレータ41から到達した信号をEDF10
へ向けて出力するとともに、分岐カプラ80から到達し
た励起光もEDF10へ向けて出力する。
した信号を光アイソレータ42へ向けて出力するととも
に、分岐カプラ80から到達した励起光をEDF10へ
向けて出力する。光アイソレータ42は、WDMカプラ
52から分岐カプラ32へ向かう順方向に光を通過させ
るが、逆方向には光を通過させない光学デバイスであっ
て、偏波無依存型結晶を含む。分岐カプラ32は、光ア
イソレータ42から到達した光(信号を含む)のうち一
部を受光部62へ向けて分岐するとともに、残りを出力
コネクタ22へ向けて出力する。
た信号のパワーを検出し、そのパワーに応じた信号(入
力レベル信号)を出力する。受光部62は、分岐カプラ
32から到達した信号のパワーを検出し、そのパワーに
応じた信号(出力レベル信号)を出力する。制御部90
は、受光部61から出力された入力レベル信号及び受光
部62から出力された出力レベル信号を入力し、これら
入力情報に基づいて、励起光源70から出力される励起
光のパワーを制御する。分岐カプラ80は、励起光源7
0から出力された励起光を2分岐する。分岐された一方
の励起光はWDMカプラ51へ向けて出力され、他方の
励起光はWDMカプラ52へ向けて出力される。
うに動作する。励起光源70から出力された励起光は、
分岐カプラ70により2分岐された後、分岐された各励
起光がWDMカプラ51、52を経てEDF10へ供給
される(双方向励起)。入力コネクタ21を介して入力
された信号は、分岐カプラ31、光アイソレータ41及
びWDMカプラ51を順に通過しEDF10に到達す
る。EDF10に到達した信号はEDF10において増
幅される。EDF10において増幅された信号は、さら
に、WDMカプラ51、光アイソレータ42及び分岐カ
プラ32を順に通過して、出力コネクタ22を介して当
該EDFA100外部に出力される。
た光の一部は分岐カプラ31により分岐されて受光部6
1に到達する。受光部61は到達した信号を受光し、該
信号のパワーに相当する入力レベル信号を出力する。ま
た、出力コネクタ22を介して出力されるべき光の一部
は分岐カプラ32により分岐されて受光部62に到達す
る。受光部62は到達した信号を受光し、該信号のパワ
ーに相当する出力レベル信号を出力する。そして、制御
部90では、これら入力レベル信号及び出力レベル信号
に基づいて、EDFA100における利得が一定に維持
されるよう、励起光源70から出力される励起光のパワ
ーを制御する。
以下のとおりである。EDFA100の設計利得は13
dBである。EDF10は、図3中に示されたEDF−
3であって、長さが30m、吸収条長積ピークが430
dBであり、直径40mmでコイル状に巻かれて収納さ
れている。励起光源70は、波長1480nmのレーザ
光を励起光として出力するDFB−LDである。WDM
カプラ51、52それぞれは、1480nm波長帯及び
1580nm波長帯それぞれの光を合分波するフィルタ
型カプラである。このEDFA100において増幅され
る信号の波長帯域はLバンドである。また、入力コネク
タ21からEDF10に到るまでの信号の損失は1.1
dBであり、EDF10から出力コネクタ22に到るま
での信号の損失は1.3dBである。
のパワーが一定になるように励起光源70から出力され
る励起光のパワーを制御する場合、分岐カプラ31及び
受光部61は不要である。また、EDF10に対してW
DMカプラ51側から励起光が供給される場合(前方励
起)、WDMカプラ52及び分岐カプラ80は不要であ
る。逆に、EDF10に対してWDMカプラ52側から
励起光が供給される場合(後方励起)、WDMカプラ5
1及び分岐カプラ80は不要である。
(EDFA100)の利得特性及び雑音指数特性の波長
依存性を示すグラフである。なお、グラフG610は、
利得特性の波長依存性、グラフG620は、雑音指数特
性の波長依存性をそれぞれ示し、これらの測定条件は、
入力コネクタ21から入力される信号のパワーが+2d
Bm、出力コネクタ22から出力される信号のパワーが
+15dBmであった(このとき、励起光源70から出
力される励起光のパワーは95mW)。このグラフから
分かるように、1572nm〜1602nmの波長帯域
において、利得偏差は0.5dB以下であり、雑音指数
は6dB以下である。
増幅器(EDFA100)の偏波消光比の温度依存性を
示すグラフである(波長1600nmでの測定結果)。
このグラフから分かるように、温度範囲0℃〜60℃に
おいて偏波消光比は19.5dB〜20.5dBであ
る。
00は、増幅用光ファイバとして、光伝搬領域に含まれ
るコア領域11にEr元素及び濃度4wt%以上のAl
元素が添加されるとともに、偏波保持構造を有するED
F10が適用されているので、利得等化器を備えるまで
もなく、信号チャネル間の利得偏差が小さく(平坦な利
得スペクトル)かつ優れた偏波消光比を有する。また、
このEDFA100は、利得等化器を備える必要がない
ので低コストで製造可能である。さらに、このEDFA
100は、1.15μm以上のカットオフ波長を有する
EDF10が適用されることにより、小型化が可能にな
る。すなわち、EDF10がコイル状に巻かれて収納さ
れた場合であっても該EDF10の曲げ損失は許容範囲
内に納まり、また、Lバンドの信号を増幅する場合にE
DF10が長尺となっても、当該EDF10の曲げ損失
の増大は効果的に抑制される。
含む光通信システムについて説明する。図8は、この発
明に係る光送信器2及びそれを含む光通信システム1に
おける第1実施例の構造を示す図である。この光通信シ
ステム1は、光送信器2と光受信器3とが光ファイバ伝
送路4により光学的に接続されている。なお、光ファイ
バ伝送路4上には中継器が配置されていてもよい。光送
信器2は、2N個(Nは正の整数)の光源2101〜2
102N、2N個の偏波制御器2201〜2202N、合波
器231、232、偏波合成器240及び上述のような
構造を備えたEDFA100を備えている。光受信器3
は、分波器310及び2N個の受信部3211〜321
2Nを備えている。
意の整数)は、波長λkの信号を出力する。波長λ1〜λ
2NはLバンドに属し、これらの波長の大小関係は λ1<
λ2<…<λ2n-1<λ2n<…<λ2N である。各光源21
0nとしてはDFB−LDが好ましい。各偏波制御器2
20kは、光源210kから出力された信号を直線偏光と
して出力する。合波器231は、偏波制御器2201、
2203、…、2202n-1、…、2202N-1それぞれか
ら出力された信号を合波して偏波合成器240へ出力す
る。合波器232は、偏波制御器2202、2204、
…、2202n、…、2202Nそれぞれから出力された信
号を合波して偏波合成器240へ出力する。
2Nをそれぞれ出力する光源2101〜2102Nを、出力
する信号波長の短い方から順にナンバリングして、奇数
番目の光源2101、2103、…、2102n-1、…、2
102N-1と偏波制御器2201、2203、…、220
2n-1、…、2202N-1から構成される第1光源システム
2aと、偶数番目の光源2102、2104、…、210
2n、…、2102Nと偏波制御器2202、2204、…、
2202n、…、2202Nから構成される第2光源システ
ム2bとに分け、これら第1及び第2光源システム2
a、2b間で出力される信号の偏波状態が互いに直交す
るよう設計されている。したがって、合波器231から
出力されて偏波合成器240へ到達する信号(λ1、
λ3、…、λ2n-1、…、λ2N-1)の偏波面と、合波器2
32から出力されて偏波合成器240へ到達する信号
(λ2、λ4、…、λ2n、…、λ2N)の偏波面とは、互い
に直交している。
力された信号(λ1、λ3、…、λ2n -1、…、λ2N-1)
と、合波器232から出力された信号(λ2、λ4、…、
λ2n、…、λ2N)とを合波し、これら合波された2Nチ
ャネルの信号をEDFA100へ出力する。偏波合成器
240からの出力の時点でも、信号(λ1、λ3、…、λ
2n-1、…、λ2N-1)の偏波面と信号(λ2、λ4、…、λ
2n、…、λ2N)の偏波面とは互いに直交している。ED
FA100は、偏波合成器240から出力された各チャ
ネルの信号(λ1〜λ2N)を一括増幅して光ファイバ伝
送路4へ送出する。
搬してきた2Nチャネルの信号を波長毎に分波する。ま
た、受信部320kそれぞれは、分波器310により分
波された、対応する波長λkの信号を受信する。
以下のように動作する。光送信器2では、光源210k
から出力された波長λkの信号は偏波制御器220kによ
り直線偏光となる。そして、第1光源システム2aに含
まれる偏波制御器2201、2203、…、2202n-1、
…、2202N-1それぞれから出力された信号(λ1、
λ3、…、λ2n-1、…、λ2N-1)は合波器231により
合波される。一方、第2光源システム2bに含まれる偏
波制御器2202、2204、…、2202n、…、220
2Nそれぞれから出力された信号(λ2、λ4、…、λ2n、
…、λ2N)は合波器232により合波される。さらに、
これら2Nチャネルの信号(λ1〜λ2N)は、偏波合成
器240により合波されて、EDFA100に入力され
る。EDFA100に入力された2Nチャネルの信号の
うち、Nチャネルの信号(λ1、λ3、…、λ2n-1、…、
λ2N-1)の偏波面と他のNチャネルの信号(λ2、λ4、
…、λ2n、…、λ2N)の偏波面とは互いに直交してい
る。そして、これらの2Nチャネルの信号は、EDFA
100により偏波状態が保持されたまま増幅され、光フ
ァイバ伝送路4へ送出される。光受信器3では、光ファ
イバ伝送路4を介して到達した2Nチャネルの信号が分
波器310により波長毎に分波される。そして、これら
分波された波長λkの信号がそれぞれ対応して用意され
た受信部320kにより受信される。
ステム1及び光送信器2では、2Nチャネルが短波長側
から長波長側に向かって交互に直交する偏波状態に設定
された状態で、これらNチャネルの信号が光ファイバ伝
送路4を介して光送信器2から光受信器3へ伝送され
る。したがって、これらのNチャネルの信号が光ファイ
バ伝送路4を伝搬する際における四光波混合や相互位相
変調などの非線形光学現象が効果的に抑制され、また、
各信号チャネル間の波長間隔を狭めることができるの
で、信号伝送量の大容量化が可能になる。また、2Nチ
ャネルの信号は、利得偏差が小さくかつ優れた偏波消光
比を有するEDFA100により増幅されるので、この
点でも、各信号チャネル間の波長間隔を狭めることがで
き、更なる信号伝送量の大容量化が実現される。
器2内に分散補償器(例えば分散補償ファイバ)を設
け、この分散補償器により光ファイバ伝送路4の波長分
散を補償してもよく、この分散補償器における信号の損
失をEDFA100が補償するよう構成されてもよい。
また、EDFAは、光受信器3内に設けてもよいし、光
送信器2と光受信器3との間に配置される中継器内に設
けてもよい。光受信器3内あるいは中継器内に設けられ
るEDFAは、信号の偏波状態が保持されていれば上述
のような構造を備えたEDFA100が適用されるのが
好ましいが、光ファイバ伝送路4を伝搬することにより
各チャネルの信号が無偏波状態となっていれば通常のE
DFAであってもよい。
例は、光送信器2内に分散補償器として分散補償ファイ
バが1又は複数の信号チャネルごとに設けられており、
これら各信号チャネル間における信号レベルを均一化、
すなわち利得スペクトルの平坦化を可能にするよう、上
述の構造を有する1又はそれ以上のEDFA100を備
える。なお、EDFA100は、信号チャネル間の利得
偏差が小さいので、いずれの信号チャネルにも適用可能
である。
における第2実施例の構造として、主に光送信器2の構
造を示す図である。この第2実施例に係る光通信システ
ム1は、上述の第1実施例と同様に、光送信器2と光受
信器3とが光ファイバ伝送路4により光学的に接続され
た構造を備える。なお、光ファイバ伝送路4上には中継
器が配置されていてもよい。光送信器2は、2N個(N
は正の整数)の光源2101〜2102N、2N個の偏波
制御器2201〜2202N、合波器231、232、偏
波合成器240及び上述のような構造を備えたEDFA
100を備えている。なお、光送信器2から出力される
信号チャネルは、短波長側から長波長側に向かって偏波
状態が交互に変わるよう、第1及び第2光源システム2
a、2bの一方に順次割り当てられている。また、この
第2実施例において、光受信器3の構成は、上述の第1
実施例の場合と同様である。
意の整数)は、波長λkの信号を出力する。波長λ1〜λ
2NはLバンドに属し、これらの波長の大小関係は λ1<
λ2<…<λ2n-1<λ2n<…<λ2N である。各光源21
0nとしてはDFB−LDが好ましい。各偏波制御器2
20kは、光源210kから出力された信号を直線偏光と
して出力する。合波器231は、偏波制御器2201、
2203、…、2202n-1、…、2202N-1それぞれか
ら出力された信号を合波して偏波合成器240へ出力す
る。合波器232は、偏波制御器2202、2204、
…、2202n、…、2202Nそれぞれから出力された信
号を合波して偏波合成器240へ出力する。
2Nをそれぞれ出力する光源2101〜2102Nを、出力
する信号波長の短い方から順にナンバリングして、奇数
番目の光源2101、2103、…、2102n-1、…、2
102N-1と偏波制御器2201、2203、…、220
2n-1、…、2202N-1から構成される第1光源システム
2aと、偶数番目の光源2102、2104、…、210
2n、…、2102Nと偏波制御器2202、2204、…、
2202n、…、2202Nから構成される第2光源システ
ム2bとに分け、これら第1及び第2光源システム2
a、2b間で出力される信号の偏波状態が互いに直交す
るよう設計されている。したがって、合波器231から
出力されて偏波合成器240へ到達する信号(λ1、
λ3、…、λ2n-1、…、λ2N-1)の偏波面と、合波器2
32から出力されて偏波合成器240へ到達する信号
(λ2、λ4、…、λ2n、…、λ2N)の偏波面とは、互い
に直交している。
に、第2光源システム2bと合波器232との間に、複
数チャネルごとに波長分散を行うため、カプラ250と
分散補償器としての分散補償ファイバ270が配置され
ている。さらに、この第2実施例では、上述のEDFA
100や可変減衰器260が設けられ、各信号チャネル
間における信号レベルの均一化を図られている。なお、
以上の説明は第2光源システム2bに関するものである
が、第1光源システム2a側も同様の構造を有する。し
たがって、合波器231からそれぞれ出力される信号は
各信号チャネル間で信号レベルが均一化されており、合
波器232からそれぞれ出力される信号も、各信号チャ
ネル間で信号レベルが均一化されている。
力された信号(λ1、λ3、…、λ2n -1、…、λ2N-1)
と、合波器232から出力された信号(λ2、λ4、…、
λ2n、…、λ2N)とを合波し、これら合波された2Nチ
ャネルの信号を光ファイバ伝送路4へ出力する。偏波合
成器240からの出力の時点でも、信号(λ1、λ3、
…、λ2n-1、…、λ2N-1)の偏波面と信号(λ2、λ4、
…、λ2n、…、λ2N)の偏波面とは互いに直交してい
る。
以下のように動作する。光送信器2では、光源210k
から出力された波長λkの信号は偏波制御器220kによ
り直線偏光となる。そして、第1光源システム2aに含
まれる偏波制御器2201、2203、…、2202n-1、
…、2202N-1それぞれから出力された信号(λ1、
λ3、…、λ2n-1、…、λ2N-1)は、EDFA100や
可変減衰器260により信号チャネル間で信号レベルが
均一化された後、各合波器231により合波される。一
方、第2光源システム2bに含まれる偏波制御器220
2、2204、…、2202n、…、2202Nそれぞれから
出力された信号(λ2、λ4、…、λ2n、…、λ2N)も、
EDFA100や可変減衰器260により信号チャネル
間で信号レベルが均一化された後、合波器232により
合波される。さらに、これら2Nチャネルの信号(λ1
〜λ2N)は、偏波合成器240により合波されて、光フ
ァイバ伝送路4へ出力される。
ム1において、光受信器3側の動作は、上述の第1実施
例と同様である。
ァイバは、伝搬する信号の偏波状態を保持するための偏
波保持構造を備えるとともに、光伝搬領域に含まれるコ
ア領域にEr元素及び濃度4wt%以上のAl元素が添
加さた構造を備える。これにより、偏波状態が保持され
たままの信号増幅が可能になり、利得等化器を備えるま
でもなく、平坦な利得スペクトルが得られるとともに、
優れた偏波消光比が得られる。また、この光ファイバ増
幅器は、利得等化器を備える必要がないので製造コスト
を安価に抑えられる。
カットオフ波長は1.15μm以上であるのが好まし
く、それを含む光ファイバ増幅器は、Lバンドに含まれ
る波長の信号を増幅するのが好ましい。この場合、増幅
用光ファイバがコイル状に巻かれた状態で収納されて
も、該増幅用光ファイバの曲げ損失は許容範囲内に納ま
る。これにより、Lバンドの信号を増幅する場合のよう
に当該増幅用光ファイバが長尺であっても、その曲げ損
失の増大は効果的に抑制され、増幅用光ファイバをコン
パクトに収納することを可能にする。
を含む光通信システムによれば、互いに波長の異なる複
数チャネルのWDM信号それぞれは、短波長側から長波
長側に向かって各信号チャネルの偏波状態が交互に変わ
るよう設定されて光源システムから出力される。このよ
うに、該WDM信号は、短波長側から長波長側に向かっ
て順にその偏波面が交互に直交するよう設定されている
ので、該WDM信号が光ファイバ伝送路を伝搬する際に
おける非線形光学現象が効果的に抑制でき、信号チャネ
ル間の波長間隔を狭めることができ、信号伝送量の大容
量化が可能になる。また、該WDM信号は、平坦な利得
スペクトルを有するとともに優れた偏波消光比を有する
光ファイバ増幅器により増幅されるので、この点でも、
信号チャネル間の波長間隔を狭めることができ、更なる
信号伝送量の大容量化が可能になる。
(a)と、その屈折率プロファイル(b)を示す図であ
る
示すグラフである。
サンプル及び比較例に係るサンプルについて、それらの
諸元を示す表である。
分布と相対利得偏差との関係を示すグラフである。
図である。
の利得特性及び雑音指数特性の波長依存性を示すグラフ
である。
の偏波消光比の温度依存性を示すグラフである。
る光送信器を含む)における第1実施形態の構造を示す
図である。
施形態の構造の一部(主に光送信器の構造)を示す図で
ある。
ステム、2b…第2光源システム、3…光受信器、4…
光ファイバ伝送路、10…光増幅用ファイバ(ED
F)、11…コア領域、12…クラッド領域、13a、
13b…応力付与領域、21…入力コネクタ、22…出
力コネクタ、31、32…分岐カプラ、41、42…光
アイソレータ、51、52…WDMカプラ、61、61
…受光部、70…励起光源、80…分岐カプラ、90…
制御部、100…光ファイバ増幅器(EDFA)、21
0…光源、220…偏波制御器、231、232…合波
器、240…偏波合成器、310…分波器、320…受
信部。
Claims (10)
- 【請求項1】 励起光が供給されることにより信号を増
幅する石英系の増幅用光ファイバであって、 前記信号が伝搬する領域であって、その少なくとも一部
にエルビウム及び濃度4wt%以上のアルミニウムが添
加された光伝搬領域と、 前記信号の偏波状態を保持する偏波保持構造とを備えた
増幅用光ファイバ。 - 【請求項2】 1.15μm以上のカットオフ波長を有
することを特徴とする請求項1記載の増幅用光ファイ
バ。 - 【請求項3】 請求項1記載の増幅用光ファイバと、 前記増幅用光ファイバに所定波長の励起光を供給する励
起光光源とを備えた光ファイバ増幅器。 - 【請求項4】 1570nm〜1600nmの波長帯域
に含まれる所定波長の信号を増幅することを特徴とする
請求項3記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項5】 波長1.60μmにおいて、20dB以
上の偏波消光比を有することを特徴とする請求項3記載
の光ファイバ増幅器。 - 【請求項6】 波長1.60μmにおいて、25dB以
上の偏波消光比を有することを特徴とする請求項3記載
の光ファイバ増幅器。 - 【請求項7】 それぞれが第1偏波状態に設定され、か
つ互いに異なる波長の複数チャネルの信号を出力する第
1光源システムと、 それぞれが前記第1偏波状態と直交する第2偏波状態に
設定され、かつ前記第1光源システムから出力される信
号の波長とは異なる波長の複数チャネルの信号を出力す
る第2光源システムと、 前記第1及び第2光源システムから出力された信号を増
幅する、請求項3記載の光ファイバ増幅器とを備えた光
送信器。 - 【請求項8】 それぞれが第1偏波状態に設定され、か
つ互いに異なる波長の複数チャネルの信号を出力する第
1光源システムと、 それぞれが前記第1偏波状態と直交する第2偏波状態に
設定され、かつ前記第1光源システムから出力される信
号の波長とは異なる波長の複数チャネルの信号を出力す
る第2光源システムと、 前記第1光源システムから出力された第1偏波状態の信
号と、前記第2光源システムから出力された第2偏波状
態の信号とを合波する合波器と、 少なくとも前記第1光源システムと前記合波器との間で
あって、該第1光源システムから出力される信号のうち
対応するチャネルの信号を増幅するよう配置された、請
求項3記載の光ファイバ増幅器と同じ構造を有する1又
はそれ以上の光増幅器とを備えた光送信器。 - 【請求項9】 出力信号チャネルは、短波長側から長波
長側に向かって偏波状態が交互に変わるよう、前記第1
及び第2光源システムの一方に順次割り当てられること
を特徴とする請求項7又は8記載の光送信器。 - 【請求項10】 請求項7又は8記載の光送信器を含む
光通信システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001162633A JP2002158384A (ja) | 2000-09-07 | 2001-05-30 | 増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000271983 | 2000-09-07 | ||
| JP2000-271983 | 2000-09-07 | ||
| JP2001162633A JP2002158384A (ja) | 2000-09-07 | 2001-05-30 | 増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2001162633A Pending JP2002158384A (ja) | 2000-09-07 | 2001-05-30 | 増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システム |
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