JP2002165676A - クッション材およびこのクッション材を備えた車椅子 - Google Patents
クッション材およびこのクッション材を備えた車椅子Info
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の体重の上下幅が大きくなっても、底
上げ感及び底付き感がなく心地よい使用感を与えること
ができるクッション材を提供する。 【解決手段】 クッション材20は使用者の体重を最も
設ける個所を着座部21とし、この着座部21を上から
順に第1のクッション体22、第2のクッション体23
及び第3のクッション体24を積層することで構成し、
このクッション材20をカバー25内に収めている。そ
して、第1のクッション体22は第2のクッション体2
3よりも硬度は低く厚さは着座部における第2のクッシ
ョン体23の厚さよりも厚くされ、前記第3のクッショ
ン体24は第2のクッション体23よりも硬度は高く厚
さは着座部における第2のクッション体23の厚さより
も薄くされている。
上げ感及び底付き感がなく心地よい使用感を与えること
ができるクッション材を提供する。 【解決手段】 クッション材20は使用者の体重を最も
設ける個所を着座部21とし、この着座部21を上から
順に第1のクッション体22、第2のクッション体23
及び第3のクッション体24を積層することで構成し、
このクッション材20をカバー25内に収めている。そ
して、第1のクッション体22は第2のクッション体2
3よりも硬度は低く厚さは着座部における第2のクッシ
ョン体23の厚さよりも厚くされ、前記第3のクッショ
ン体24は第2のクッション体23よりも硬度は高く厚
さは着座部における第2のクッション体23の厚さより
も薄くされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡ウレタンなどの
材料を用いたクッション材とこのクッション材をシート
として適用した車椅子に関する。
材料を用いたクッション材とこのクッション材をシート
として適用した車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】椅子やマットに用いるクッション材とし
て特開2000-37265号公報に開示されるものが
知られている。このクッション材は図8に示すように、
凹凸付形された表皮材と裏面材の間に常温で弾性を有す
る熱可塑性材料を充填したクッション部を製作し、一
方、ウレタンフォームからなるベース材に凹部を設け、
この凹部に前記クッション部を嵌め込むようにしてい
る。
て特開2000-37265号公報に開示されるものが
知られている。このクッション材は図8に示すように、
凹凸付形された表皮材と裏面材の間に常温で弾性を有す
る熱可塑性材料を充填したクッション部を製作し、一
方、ウレタンフォームからなるベース材に凹部を設け、
この凹部に前記クッション部を嵌め込むようにしてい
る。
【0003】上述した先行技術は、使用者の体重が作用
する部分に熱可塑性材料を充填したクッション部を設け
ることで、荷重が作用したときの変形を緩和し、一方向
からの荷重を他方向に分散せしめ、快適なクッション感
を得るようにしたものである。
する部分に熱可塑性材料を充填したクッション部を設け
ることで、荷重が作用したときの変形を緩和し、一方向
からの荷重を他方向に分散せしめ、快適なクッション感
を得るようにしたものである。
【0004】そして、上記のように、クッション材とし
て異なる硬度のものを重ねることで、使用者の体重に幅
広く適用し得るクッション材を得ることができる。即
ち、体重が軽い使用者が座ったときには柔らかい(低硬
度)部分の撓み量が適正値となり、体重が重い使用者が
座ったときには硬い(高硬度)部分の撓み量が適正値と
なり、その結果適用範囲が広がる。
て異なる硬度のものを重ねることで、使用者の体重に幅
広く適用し得るクッション材を得ることができる。即
ち、体重が軽い使用者が座ったときには柔らかい(低硬
度)部分の撓み量が適正値となり、体重が重い使用者が
座ったときには硬い(高硬度)部分の撓み量が適正値と
なり、その結果適用範囲が広がる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、更に使
用者の体重に幅広く適用し得るクッション材が望まれ
る。特に車椅子にあっては、シートの厚みが厚くなる
と、相対的にアームレストが低くなり、ホイールの操作
性にも支障を来たす。そこで、車椅子用のシートとして
用いるクッション材としては厚みが50mm程度に制限
される。このように、制限された厚み範囲で、例えば体
重が40kg以下の使用者から、体重が80kgを超え
る使用者まで、底上げ感(浮いた感じ)や底付き感(沈
んだ感じ)のない座り心地のよいクッション材を提供す
ることは従来では為し得ていない。
用者の体重に幅広く適用し得るクッション材が望まれ
る。特に車椅子にあっては、シートの厚みが厚くなる
と、相対的にアームレストが低くなり、ホイールの操作
性にも支障を来たす。そこで、車椅子用のシートとして
用いるクッション材としては厚みが50mm程度に制限
される。このように、制限された厚み範囲で、例えば体
重が40kg以下の使用者から、体重が80kgを超え
る使用者まで、底上げ感(浮いた感じ)や底付き感(沈
んだ感じ)のない座り心地のよいクッション材を提供す
ることは従来では為し得ていない。
【0006】また、特開2000-37265号公報に
開示されるものでも、クッション部の交換は可能である
が、単にクッション部をベース材の凹部に嵌め込んでい
るだけであるので、使用者が動いたりするとはずれやす
く、更にクッション部とベース材との境界部において硬
度が急激に変わるため、使用者は違和感を感じてしま
う。
開示されるものでも、クッション部の交換は可能である
が、単にクッション部をベース材の凹部に嵌め込んでい
るだけであるので、使用者が動いたりするとはずれやす
く、更にクッション部とベース材との境界部において硬
度が急激に変わるため、使用者は違和感を感じてしま
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明はクッション材の一部に、使用者の体重を集中的
に受け止める着座部を設け、この着座部の構造として、
第1のクッション体、第2のクッション体及び第3のク
ッション体を上から順に厚さ方向に積層した3層構造と
し、前記第1のクッション体は第2のクッション体より
も硬度は低く、厚さは着座部における第2のクッション
体の厚さよりも厚くし、第3のクッション体は第2のク
ッション体よりも硬度は高く、厚さは着座部における第
2のクッション体の厚さよりも薄くした。
本発明はクッション材の一部に、使用者の体重を集中的
に受け止める着座部を設け、この着座部の構造として、
第1のクッション体、第2のクッション体及び第3のク
ッション体を上から順に厚さ方向に積層した3層構造と
し、前記第1のクッション体は第2のクッション体より
も硬度は低く、厚さは着座部における第2のクッション
体の厚さよりも厚くし、第3のクッション体は第2のク
ッション体よりも硬度は高く、厚さは着座部における第
2のクッション体の厚さよりも薄くした。
【0008】上記の構成とすることで、クッション材の
全体の厚みを一定範囲内に抑えつつ、使用者の体重許容
範囲を大きくすることができる。
全体の厚みを一定範囲内に抑えつつ、使用者の体重許容
範囲を大きくすることができる。
【0009】なお、前記3層構造は着座部の基本的な構
造を規定したものであり、例えば、第1のクッション体
と第2のクッション体との間、或いは第2のクッション
体と第3のクッション体との間に別の層が介在するもの
も本発明の範囲内である。
造を規定したものであり、例えば、第1のクッション体
と第2のクッション体との間、或いは第2のクッション
体と第3のクッション体との間に別の層が介在するもの
も本発明の範囲内である。
【0010】また、前記各クッション体の好ましい硬さ
としては以下の通りである。先ず、第2のクッション体
の硬度は、25%圧縮荷重で0.3〜3.0N/c
m2、前記第1のクッション体の硬度は、25%圧縮荷
重で0.05〜2.5N/cm2、前記第3のクッショ
ン体の硬度は、25%圧縮荷重で0.5〜70N/cm
2である。
としては以下の通りである。先ず、第2のクッション体
の硬度は、25%圧縮荷重で0.3〜3.0N/c
m2、前記第1のクッション体の硬度は、25%圧縮荷
重で0.05〜2.5N/cm2、前記第3のクッショ
ン体の硬度は、25%圧縮荷重で0.5〜70N/cm
2である。
【0011】また、各クッション体の材質としては、前
記第2のクッション体及び第1のクッション体は発泡ウ
レタンからなり、第3のクッション体はポリスチレン系
樹脂とブチルゴムからなる板状ゲル、或いはシリコン系
やオレフィン系の粘弾性を有する板状ゲルが挙げられ
る。
記第2のクッション体及び第1のクッション体は発泡ウ
レタンからなり、第3のクッション体はポリスチレン系
樹脂とブチルゴムからなる板状ゲル、或いはシリコン系
やオレフィン系の粘弾性を有する板状ゲルが挙げられ
る。
【0012】また、第2のクッション体の上面に側面視
で台形状をなす凹部を方向に亘って形成し、この凹部に
側面視で台形状をなす第1のクッション体を嵌め込むよ
うにすれば、簡単に着脱できるとともに、着座した状態
で使用者が前後に動いても外れにくい構造となる。ま
た、斯かる形状とすることで着座部の端部において徐々
に第1のクッション体の厚みが変化するため、硬さの変
化が連続的になり、従来の材料を複合したクッションで
感じていた材料の境界における感触の違和感を生じな
い。
で台形状をなす凹部を方向に亘って形成し、この凹部に
側面視で台形状をなす第1のクッション体を嵌め込むよ
うにすれば、簡単に着脱できるとともに、着座した状態
で使用者が前後に動いても外れにくい構造となる。ま
た、斯かる形状とすることで着座部の端部において徐々
に第1のクッション体の厚みが変化するため、硬さの変
化が連続的になり、従来の材料を複合したクッションで
感じていた材料の境界における感触の違和感を生じな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るクッショ
ン材を適用した車椅子の全体斜視図、図2は同クッショ
ン材の一部を切欠して示した平面図、図3は同クッショ
ン材の断面図、 図4は同クッション材の分解図、図5
は使用状態を説明した図である。
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るクッショ
ン材を適用した車椅子の全体斜視図、図2は同クッショ
ン材の一部を切欠して示した平面図、図3は同クッショ
ン材の断面図、 図4は同クッション材の分解図、図5
は使用状態を説明した図である。
【0014】先ず、車椅子の概略構成を説明すると、軽
量アルミパイプ材からなるフレームは前後方向に略水平
に配置され前端が斜め下方に伸びる左右のシートパイプ
1と、シートパイプ1の後端から斜め後上方に伸びる左
右のバックパイプ2と、シートパイプ1の下方でシート
パイプ2と平行に配置される左右のロアパイプ3と、こ
れら左右のパイプメンバーの間の適宜箇所間に架設され
るクロスパイプ4とからなる。
量アルミパイプ材からなるフレームは前後方向に略水平
に配置され前端が斜め下方に伸びる左右のシートパイプ
1と、シートパイプ1の後端から斜め後上方に伸びる左
右のバックパイプ2と、シートパイプ1の下方でシート
パイプ2と平行に配置される左右のロアパイプ3と、こ
れら左右のパイプメンバーの間の適宜箇所間に架設され
るクロスパイプ4とからなる。
【0015】前記シートパイプ1とバックパイプ2との
間にはアームレスト5が設けられている。このアームレ
スト5はシートパイプ1に対し着脱可能とされ、アーム
レスト5を外した状態で乗り降りする。
間にはアームレスト5が設けられている。このアームレ
スト5はシートパイプ1に対し着脱可能とされ、アーム
レスト5を外した状態で乗り降りする。
【0016】前記シートパイプ1の前端には下方から小
径パイプ6が挿入されるとともに所定位置で固定可能と
され、この小径パイプ6にはフートレスト7が取り付け
られ、前記左右のロアパイプ3の前部にはキャスター機
能を備えた小径の前輪8が取り付けられ、更にロアパイ
プ3の後部には大径の後輪9が支持され、この後輪9の
外側には使用者が自らの力で後輪9を回転させるための
ホイール10が固着されている。
径パイプ6が挿入されるとともに所定位置で固定可能と
され、この小径パイプ6にはフートレスト7が取り付け
られ、前記左右のロアパイプ3の前部にはキャスター機
能を備えた小径の前輪8が取り付けられ、更にロアパイ
プ3の後部には大径の後輪9が支持され、この後輪9の
外側には使用者が自らの力で後輪9を回転させるための
ホイール10が固着されている。
【0017】そして、左右のシートパイプ1,1間に架
設されたクロスプレート11上に本発明のクッション材
20がシートとして載置されている。クッション材20
は使用者の体重を最も受ける個所を着座部21とし、こ
の着座部21を上から順に第1のクッション体22、第
2のクッション体23及び第3のクッション体24を積
層することで構成し、このクッション材20をカバー2
5内に収めている。
設されたクロスプレート11上に本発明のクッション材
20がシートとして載置されている。クッション材20
は使用者の体重を最も受ける個所を着座部21とし、こ
の着座部21を上から順に第1のクッション体22、第
2のクッション体23及び第3のクッション体24を積
層することで構成し、このクッション材20をカバー2
5内に収めている。
【0018】前記第2のクッション体23の上面には側
面視で台形状をなす凹部26が幅方向に亘って形成さ
れ、この凹部26内に側面視で台形状をなす第1のクッ
ション22体が着脱自在に取り付けられる。また、第2
のクッション体23の下面にも凹部27が形成され、こ
の凹部27内に第3のクッション体24が嵌め込まれて
いる。
面視で台形状をなす凹部26が幅方向に亘って形成さ
れ、この凹部26内に側面視で台形状をなす第1のクッ
ション22体が着脱自在に取り付けられる。また、第2
のクッション体23の下面にも凹部27が形成され、こ
の凹部27内に第3のクッション体24が嵌め込まれて
いる。
【0019】上記したように、第1のクッション22と
第2のクッション体23との境界部を斜めにすること
で、着座部の硬度の変化が連続的になり、違和感がなく
なる。更に、凹部26の両端が第2のクッション体23
の側面に開口するようにすることで、凹部26の形成が
簡単に行え、また第1のクッション体22の着脱も容易
になり、更に前後方向にズレにくくなる。なお、第1の
クッション22および第3のクッション体24の凹部2
6、27への取り付けには貼着剤や接着剤を使用してい
ないので、健康上、環境上も有利であるが、貼着剤や接
着剤を用いて固定してもよい。
第2のクッション体23との境界部を斜めにすること
で、着座部の硬度の変化が連続的になり、違和感がなく
なる。更に、凹部26の両端が第2のクッション体23
の側面に開口するようにすることで、凹部26の形成が
簡単に行え、また第1のクッション体22の着脱も容易
になり、更に前後方向にズレにくくなる。なお、第1の
クッション22および第3のクッション体24の凹部2
6、27への取り付けには貼着剤や接着剤を使用してい
ないので、健康上、環境上も有利であるが、貼着剤や接
着剤を用いて固定してもよい。
【0020】前記第1のクッション体22及び第2のク
ッション体23は軟質発泡ウレタンを成形または裁断し
てなり、第3のクッション体24は板状ゲルを用いてい
る。板状ゲルの材料としてはポリスチレン系樹脂とブチ
ルゴムを主体としたものの他にシリコン系やポリウレタ
ン系など粘弾性を有するものであればよい。
ッション体23は軟質発泡ウレタンを成形または裁断し
てなり、第3のクッション体24は板状ゲルを用いてい
る。板状ゲルの材料としてはポリスチレン系樹脂とブチ
ルゴムを主体としたものの他にシリコン系やポリウレタ
ン系など粘弾性を有するものであればよい。
【0021】そして、第1のクッション体22は、第2
のクッション体23よりも硬度は低く、厚さ(T1)は
着座部における第2のクッション体23の厚さ(T2)
よりも厚くされ、第3のクッション体24は、第2のク
ッション体23よりも硬度は高く、厚さ(T3)は着座
部における第2のクッション体の厚さ(T2)よりも薄
くされている。
のクッション体23よりも硬度は低く、厚さ(T1)は
着座部における第2のクッション体23の厚さ(T2)
よりも厚くされ、第3のクッション体24は、第2のク
ッション体23よりも硬度は高く、厚さ(T3)は着座
部における第2のクッション体の厚さ(T2)よりも薄
くされている。
【0022】具体的には、第1のクッション体22の硬
度は、25%圧縮荷重で0.05〜2.5N/cm2、
第2のクッション体23の硬度は、25%圧縮荷重で
0.3〜3.0N/cm2、第3のクッション体24の
硬度は、25%圧縮荷重で0.5〜70N/cm2とす
るのが好ましい。
度は、25%圧縮荷重で0.05〜2.5N/cm2、
第2のクッション体23の硬度は、25%圧縮荷重で
0.3〜3.0N/cm2、第3のクッション体24の
硬度は、25%圧縮荷重で0.5〜70N/cm2とす
るのが好ましい。
【0023】上記において、クッション体22,23,
24間の硬度差が大きいと着座した際に大腿部に違和感
を感じ易くなるので、第1のクッション体22と第2の
クッション体23との硬度の差は2.0N/cm2以内
とし、第2のクッション体23と第3のクッション体2
4との硬度の差は60N/cm2以内とするのが好まし
い。
24間の硬度差が大きいと着座した際に大腿部に違和感
を感じ易くなるので、第1のクッション体22と第2の
クッション体23との硬度の差は2.0N/cm2以内
とし、第2のクッション体23と第3のクッション体2
4との硬度の差は60N/cm2以内とするのが好まし
い。
【0024】また、第1のクッション体22の着座部の
垂直方向における厚さ(T1)は13〜55mm、第2
のクッション体23の着座部の垂直方向における厚さ
(T2)は3〜30mm、第3のクッション体24の着
座部の垂直方向における厚さ(T3)は1〜20mmと
する。なお、車椅子用のシートの場合、全体厚みは40
〜60mmが標準である。
垂直方向における厚さ(T1)は13〜55mm、第2
のクッション体23の着座部の垂直方向における厚さ
(T2)は3〜30mm、第3のクッション体24の着
座部の垂直方向における厚さ(T3)は1〜20mmと
する。なお、車椅子用のシートの場合、全体厚みは40
〜60mmが標準である。
【0025】以上の構成のクッション材に使用者が着座
すると、図5に示すように第1のクッション体22、第
2のクッション体23及び第3のクッション体24がそ
れぞれ適正な範囲で撓み、快適な座り心地が得られる。
すると、図5に示すように第1のクッション体22、第
2のクッション体23及び第3のクッション体24がそ
れぞれ適正な範囲で撓み、快適な座り心地が得られる。
【0026】図6(a)及び(b)は第1のクッション
体22の別実施例を示す断面図であり、第1のクッショ
ン体22としては、(a)に示すような座面の後側を突
出させたもの、或いは(b)に示すような中央部を凹ま
せたものなど使用者の体格に合わせたものを種々用意し
ておけば便利である。
体22の別実施例を示す断面図であり、第1のクッショ
ン体22としては、(a)に示すような座面の後側を突
出させたもの、或いは(b)に示すような中央部を凹ま
せたものなど使用者の体格に合わせたものを種々用意し
ておけば便利である。
【0027】また、図7(a)及び(b)は第3のクッ
ション体24の別実施例を示す裏面図であり、第3のク
ッション体24としては第1のクッション体22と同一
形状でもよいが、(a)に示すような複数の帯状、若し
くは(b)に示すような作用する体圧分布に合わせた形
状でもよい。また、第2のクッション体23の裏面に凹
部27を設けず、第2のクッション体23の裏面に直接
第3のクッション体24を取り付けるようにしてもよ
い。
ション体24の別実施例を示す裏面図であり、第3のク
ッション体24としては第1のクッション体22と同一
形状でもよいが、(a)に示すような複数の帯状、若し
くは(b)に示すような作用する体圧分布に合わせた形
状でもよい。また、第2のクッション体23の裏面に凹
部27を設けず、第2のクッション体23の裏面に直接
第3のクッション体24を取り付けるようにしてもよ
い。
【0028】更に図示例では、本発明に係るクッション
材の最適な適用例として、車椅子を示したが、本発明に
係るクッション材は車椅子以外の椅子にも適用できる。
材の最適な適用例として、車椅子を示したが、本発明に
係るクッション材は車椅子以外の椅子にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係るクッ
ション材によれば、使用者の体重を支える着座部の構造
として、第1のクッション体、第2のクッション体及び
第3のクッション体を上から順に厚さ方向に積層した3
層構造とし、前記第1のクッション体は第2のクッショ
ン体よりも硬度は低く、厚さは着座部における第2のク
ッション体の厚さよりも厚くし、第3のクッション体は
第2のクッション体よりも硬度は高く、厚さは着座部に
おける第2のクッション体の厚さよりも薄くしたので、
クッション材の全体の厚みを一定範囲内に抑えるという
条件下で、使用者の体重の上下幅が大きくなっても、底
上げ感及び底付き感のない心地よい使用感を与えること
ができる。
ション材によれば、使用者の体重を支える着座部の構造
として、第1のクッション体、第2のクッション体及び
第3のクッション体を上から順に厚さ方向に積層した3
層構造とし、前記第1のクッション体は第2のクッショ
ン体よりも硬度は低く、厚さは着座部における第2のク
ッション体の厚さよりも厚くし、第3のクッション体は
第2のクッション体よりも硬度は高く、厚さは着座部に
おける第2のクッション体の厚さよりも薄くしたので、
クッション材の全体の厚みを一定範囲内に抑えるという
条件下で、使用者の体重の上下幅が大きくなっても、底
上げ感及び底付き感のない心地よい使用感を与えること
ができる。
【0030】更に、第2のクッション体の幅方向に第1
のクッションを着脱可能に保持する凹部を形成すれば、
使用者の体形や好みに応じて第1のクッション体を交換
することが簡単に行える。
のクッションを着脱可能に保持する凹部を形成すれば、
使用者の体形や好みに応じて第1のクッション体を交換
することが簡単に行える。
【0031】そして、前記凹部の形状を側面視で台形状
としその両端が第2のクッション体の側面に開口するよ
うにすれば、凹部の形成作業が楽になるとともに第1の
クッション体の着脱作業も楽になる。
としその両端が第2のクッション体の側面に開口するよ
うにすれば、凹部の形成作業が楽になるとともに第1の
クッション体の着脱作業も楽になる。
【0032】したがって、本発明に係るクッション材を
シートに用いた車椅子は、体重の軽い使用者から重い使
用者まで幅広く使用することができ、しかもシートの厚
みは所定の厚さ内に収まるので、極めて有効である。
シートに用いた車椅子は、体重の軽い使用者から重い使
用者まで幅広く使用することができ、しかもシートの厚
みは所定の厚さ内に収まるので、極めて有効である。
【図1】本発明に係るクッション材を適用した車椅子の
全体斜視図
全体斜視図
【図2】同クッション材の一部を切欠して示した平面図
【図3】同クッション材の断面図
【図4】同クッション材の分解図
【図5】使用状態を説明した図
【図6】(a)及び(b)は第1のクッション体の別実
施例を示す断面図
施例を示す断面図
【図7】(a)及び(b)は第3のクッション体の別実
施例を示す裏面図
施例を示す裏面図
【図8】従来のクッション材の断面図
1・・・シートパイプ、2・・・バックパイプ、3・・・ロアパイ
プ、4・・・クロスパイプ、5・・・アームレスト、6・・・小
径パイプ,7・・・フートレスト、8・・・前輪、9・・・後
輪、10・・・ホイール、11・・・クロスプレート、20・・
・クッション材、21・・・着座部、22・・・第1のクッシ
ョン体、23・・・第2のクッション体、24・・・第3のク
ッション体、25・・・カバー、26、27・・・凹部。
プ、4・・・クロスパイプ、5・・・アームレスト、6・・・小
径パイプ,7・・・フートレスト、8・・・前輪、9・・・後
輪、10・・・ホイール、11・・・クロスプレート、20・・
・クッション材、21・・・着座部、22・・・第1のクッシ
ョン体、23・・・第2のクッション体、24・・・第3のク
ッション体、25・・・カバー、26、27・・・凹部。
Claims (5)
- 【請求項1】 使用者の体重を集中的に受け止める着座
部を一部に備えたクッション材において、前記着座部は
第1のクッション体、第2のクッション体及び第3のク
ッション体を厚さ方向に順に積層して構成され、前記第
1のクッション体は第2のクッション体よりも硬度は低
く厚さは着座部における第2のクッション体の厚さより
も厚くされ、前記第3のクッション体は第2のクッショ
ン体よりも硬度は高く厚さは着座部における第2のクッ
ション体の厚さよりも薄くされていることを特徴とする
クッション材。 - 【請求項2】 請求項1に記載のクッション材におい
て、前記第2のクッション体の硬度は、25%圧縮荷重
で0.3〜3.0N/cm2であり、前記第1のクッシ
ョン体の硬度は、25%圧縮荷重で0.05〜2.5N
/cm2であり、前記第3のクッション体の硬度は、2
5%圧縮荷重で0.5〜70N/cm2であることを特
徴とするクッション材。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のクッシ
ョン材において、前記第2のクッション体及び第1のク
ッション体は発泡ウレタンからなり、第3のクッション
体は板状ゲルからなることを特徴とするクッション材。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
クッション材において、前記第2のクッション体の上面
には側面視で台形状をなす凹部が幅方向に亘って形成さ
れ、この凹部に側面視で台形状をなす第1のクッション
体が着脱自在に取り付けられることを特徴とするクッシ
ョン材。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
クッション材をシートとして用いたことを特徴とする車
椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000268523A JP2002165676A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | クッション材およびこのクッション材を備えた車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000268523A JP2002165676A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | クッション材およびこのクッション材を備えた車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002165676A true JP2002165676A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18755294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000268523A Pending JP2002165676A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | クッション材およびこのクッション材を備えた車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002165676A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004121829A (ja) * | 2002-08-02 | 2004-04-22 | Toray Ind Inc | 中入れ材 |
| JP2004174136A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-24 | Aron Kasei Co Ltd | クッション芯材およびクッション材 |
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| WO2005122834A1 (ja) * | 2004-06-15 | 2005-12-29 | Bridgestone Corporation | 車両用シートクッションパッド、車両用シートバックパッド及び車両用シート |
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| JP2016106831A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 株式会社東洋シート | クッション体 |
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-
2000
- 2000-09-05 JP JP2000268523A patent/JP2002165676A/ja active Pending
Cited By (11)
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