JP2002172182A - 建築防災システム - Google Patents
建築防災システムInfo
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- JP2002172182A JP2002172182A JP2000374999A JP2000374999A JP2002172182A JP 2002172182 A JP2002172182 A JP 2002172182A JP 2000374999 A JP2000374999 A JP 2000374999A JP 2000374999 A JP2000374999 A JP 2000374999A JP 2002172182 A JP2002172182 A JP 2002172182A
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Abstract
防災システムの信頼性を向上させ、無駄な水損事故を回
避する。 【解決手段】 建物の各階を所定床面積ごとに区画する
延焼防止用の防火設備として遮炎性能を有するウォータ
ーカーテンを形成するドレンチャー設備を採用し、その
ドレンチャー設備を、直近に位置するスプリンクラーヘ
ッド21aの作動に連動せしめて作動させる。ドレンチ
ャー設備の直近に位置するスプリンクラーヘッド21a
への分岐給水管23aに流水検知手段24を設け、その
流水検知手段24が流水を検知した際にドレンチャー設
備を作動させる。ドレンチャー設備とスプリンクラー設
備の給水系を兼用する。
Description
に適用する建築防災システム、特に火災時の初期消火と
延焼防止を図り得る有効な防災システムに関する。
より規模や用途によって種々の消火設備の設置が義務づ
けられ、大規模なオフィスビルや商業施設、医療福祉施
設、教育施設等においてはスプリンクラー設備の設置が
必要である。また、建築基準法の規定による様々な防火
設備も義務づけられ、延べ面積が1500m2を越える
建物では火災時の延焼防止のために床面積の合計150
0m2以内ごとに区画する必要もある。
は防火壁により形成されるが、プラニングの都合により
固定的な防火壁を設けられない場合には、火災時に自動
閉鎖される防火シャッタや防火スクリーンによって区画
を形成することが通常である。また、最近においては図
3に示すようなドレンチャー設備によるウォーターカー
テン(水幕)で防火区画を形成することも提案されてい
る(特開平7−155398号公報)。
井面にドレンチャーヘッド1を設置しておき、火災時に
はそこから散水することでウォーターカーテン2を形成
することにより、そのウォーターカーテン2によって防
火シャッタや防火スクリーンと同様の遮炎性能を確保し
てこれにより防火区画を形成するというものである。
ターカーテンで防火区画を形成することとすれば、防火
シャッタや防火スクリーンによる場合に比較して、シャ
ッタやスクリーンを巻き取るためのボックスが不要とな
るので天井裏空間を節約できる、防火シャッタや防火ス
クリーンによる場合よりも速やかに防火区画を形成でき
る、障害物による閉鎖障害が生じ得ない、避難や消防隊
による消火・救助活動に対して障害になることもない、
といった利点がある。
たシステムでは、防火区画を形成するためのドレンチャ
ー設備と、消火設備としてのスプリンクラー設備の給水
系を兼用し、かつスプリンクラー設備が作動した際には
自動的にドレンチャー設備を直ちに作動させて防火区画
を形成するようにしている。すなわち、図3に示すシス
テムでは、通常の湿式のスプリンクラー設備と同様に、
火災発生によりスプリンクラーヘッド3のいずれかが作
動すると、アラーム弁4から作動信号が制御盤5に出力
され、制御盤5はポンプ6を起動して主給水管7および
分岐給水管8を通してスプリンクラーヘッド3へ消火水
を圧送して所定時間の散水を行うが、それと同時に、制
御盤5は電磁弁9を開くことで一斉開放弁10を開放
し、ポンプ6からの消火水の一部を主給水管7からドレ
ンチャー用給水管11を通してドレンチャーヘッド1へ
送水し、これによりウォーターカーテン2を形成するの
である。
スプリンクラ設備とドレンチャー設備とがほぼ同時に作
動することにより、スプリンクラー設備によって初期消
火がなされると同時にドレンチャー設備によって延焼防
止が図られ、防災上は極めて有効であると考えられる
が、その反面、いずれかのスプリンクラーヘッド3が誤
作動した場合や、あるいはごく軽微な火災によりスプリ
ンクラーヘッド3が作動したものの瞬時に消火されたよ
うな場合であっても、直ちにドレンチャー設備が作動し
てウォーターカーテン2を形成するために多量の散水が
なされてしまい、それにより室内を水浸しにして無駄な
水損事故が生じてしまうことが不可避である。つまり、
上記のシステムは誤作動に対する信頼性の点ではやや難
があり、かつごく軽微な火災に対しては過剰設備である
ともいえる。
性を十分に確保しつつより信頼性に優れる有効な建築防
災システムを提供することを目的とする。
リンクラー設備を備える建物に適用する防災システムで
あって、当該建物の各階を所定床面積ごとに区画する延
焼防止用の防火設備として遮炎性能を有するウォーター
カーテンを形成するドレンチャー設備を採用し、該ドレ
ンチャー設備をその直近に位置するスプリンクラーヘッ
ドの作動に連動せしめて作動させる構成としたものであ
る。
の直近に位置するスプリンクラーヘッドへの分岐給水管
に流水検知手段を設け、該流水検知手段が該分岐給水管
における流水を検知した際に前記ドレンチャー設備を作
動させる構成としたものである。
と前記スプリンクラー設備の給水系を兼用するものであ
る。
ステムの実施形態を示すもので、図1は概略構成図、図
2は動作を示す図である。本実施形態の防災システム
は、図3に示した従来のシステムと同様に火災発生時に
はドレンチャー設備によるウォーターカーテン20(図
2(c),(d)参照)を形成するものであるが、その
ウォーターカーテン20を建築基準法で規定されている
「特定防火設備」の性能を有する防火区画として機能せ
しめるものであり、かつ、図示は省略しているがそのド
レンチャー設備とスプリンクラー設備の給水系を兼用す
るようにしたものである。
井面に多数設置されたスプリンクラーヘッド、22は廊
下の天井に配管された主給水管、23はスプリンクラー
ヘッド21用の分岐給水管であり、これらは図示しない
ポンプ(スプリンクラーポンプおよびドレンチャーポン
プを兼ねる)や水槽、関連諸機器とともに通常の湿式の
スプリンクラー設備を構成しているものである。
防火区画の両側においてその直近に位置するもの(図示
例のものでは防火区画に沿って1列をなすように配置さ
れている4つのスプリンクラーヘッド21a)は他のも
のとは独立した分岐給水管23aに接続されており、そ
の分岐給水管23aと主給水管22との分岐点には流水
検知手段24が介装されている。流水検知手段24はそ
こでの流水の有無を検知することでドレンチャー設備を
作動させるものであって、実質的にアラーム弁と同様に
機能するものである。
れたドレンチャーヘッド、26はそれらドレンチャーヘ
ッド25用の分岐給水管である。この分岐給水管26も
上記の主給水管22から分岐されており、その分岐点に
は開放弁27が設けられている。その開放弁27として
は電磁弁あるいは電動弁が用いられ、これは常時閉とさ
れているが上記の流水検知手段24が流水を検知した場
合には自動的に開かれてドレンチャーヘッド25からの
散水を開始するようになっている。
照して説明する。(a)に示すように居室内において火
災が発生した場合、その直上位置にあるスプリンクラー
ヘッド21が作動して初期消火が行われる。この際、開
放弁27は閉じられたままであってドレンチャーヘッド
25が作動することはないが、この段階では防火区画を
形成する必要もないので支障はない。
ーヘッド21が作動することのみで殆どの場合(80%
程度)はそのまま鎮火してしまうが、鎮火せずに火災が
拡大した場合には(b)に示すように隣接しているスプ
リンクラーヘッド21が順次作動していく。仮に3個の
スプリンクラーヘッド21が作動したとすると鎮火率は
98%程度にも達するが、さらに火災が拡大して(c)
に示すように防火区画の直近のスプリンクラーヘッド2
1aが作動したとすると、そのことが流水検知手段24
により検知され、流水検知手段24はその検知信号を制
御装置(図示せず)に出力し、制御装置は開放弁27に
操作信号を出力してこれを開放する。これによりドレン
チャーヘッド25からの散水が開始されて(c),
(d)に示すように直ちにウォーターカーテン20が形
成され、これにより防火区画が形成されてそれより先へ
の延焼が確実に防止される。ウォーターカーテン20に
よる防火区画の内側では火災拡大に伴って他のスプリン
クラーヘッド21、21aが作動していくが、6個以内
の作動でほぼ100%の鎮火率が得られる。勿論、ドレ
ンチャーヘッド25からの散水も消火に大きく寄与する
ことになる。
リンクラー設備による初期消火で鎮火が見込める場合、
つまり防火区画を形成するまでもない段階においては防
火区画が形成されることはなく、火災が拡大して防火区
画の形成が必要となった段階ではじめてドレンチャー設
備が作動してウォーターカーテン20による防火区画を
形成して延焼を有効に防止するものである。
示した従来のシステムのようにごく軽微な火災において
もドレンチャー設備が作動してしまうことによる無駄な
水損事故を回避できるし、スプリンクラーヘッド21の
誤作動によるドレンチャー設備の誤作動も大幅に低減さ
せることができる。勿論、軽微な火災とはいえそれが防
火区画の近傍で発生した場合には、防火区画の直近のス
プリンクラーヘッド21aの作動とともにドレンチャー
ヘッド25も直ちに作動して防火区画を形成するから、
他の区画への延焼を確実に防止することができる。
近のスプリンクラーヘッド21aへの分岐給水管23a
に流水検知手段24を設置し、それが流水を検知したこ
とでスプリンクラーヘッド21aの作動を検知してドレ
ンチャーヘッド25を作動させる構成としたので、ドレ
ンチャー設備を簡便な構成でかつ適切なタイミングで確
実に作動させることができ、十分な信頼性を確保できる
ものである。ただし、本発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、直近のスプリンクラーヘッド21aの
作動を検知してそれに基づきドレンチャー設備を作動さ
せるように構成する限りにおいて適宜の設計的変更が可
能である。勿論、スプリンクラーヘッド21,21aや
ドレンチャーヘッド25の配置、主給水管22および分
岐給水管23,23a、26の配管経路等は、建物の規
模や形態に応じて適宜設計すれば良い。
ー設備とドレンチャー設備の給水系を兼用し、実際上は
スプリンクラー設備の主給水管22に開放弁27を介し
て分岐給水管26を分岐接続してそれにドレンチャーヘ
ッド25を取り付けただけの構成であるので、スプリン
クラー設備とドレンチャー設備を独立に設置する場合に
比較すれば大幅なコスト削減を図ることができるし、ス
プリンクラー設備のみを備えている既設建物に対して軽
微な改修工事を施すのみで本防災システムに改修するこ
とが可能である。ただし、本発明は必要であればスプリ
ンクラー設備とドレンチャー設備を独立に設置すること
も妨げるものではなく、その場合は、防火区画の直近の
スプリンクラーヘッド21aの作動信号を検知してそれ
をドレンチャー設備を作動させるための操作信号として
送出するように構成すれば良い。
ためのドレンチャー設備を、その直近に位置するスプリ
ンクラーヘッドの作動に連動せしめて作動させる構成と
したので、スプリンクラー設備による初期消火で鎮火が
見込めて防火区画を形成するまでもない段階においては
防火区画が形成されることはなく、火災が拡大して防火
区画の形成が必要となった段階で、あるいは防火区画の
近傍で火災が発生した場合には、ドレンチャー設備が自
動的に作動して防火区画を形成するので、確実な延焼防
止効果が得られて防災上の安全性を支障なく確保できる
ことはいうに及ばず、従来のこの種のシステムのように
ごく軽微な火災においてもドレンチャー設備が作動して
しまうことによる無駄な水損事故を回避できるし、スプ
リンクラーヘッドの誤作動によるドレンチャー設備の誤
作動も大幅に低減させることができ、したがって従来の
システムに比較して消火・防火設備としての信頼性を高
めることができるとともに、過剰設備となることもな
く、極めて有効である。
近に位置するスプリンクラーヘッドへの分岐給水管に流
水検知手段を設け、その流水検知手段によりスプリンク
ラーヘッドの作動を検知してドレンチャー設備を作動さ
せる構成としたので、スプリンクラーヘッドの作動検知
とドレンチャー設備の作動開始を簡便な構成で確実に行
うことができ、十分な信頼性を確保することができる。
プリンクラー設備の給水系を兼用するので、それらを独
立に設置する場合に比較すれば大幅なコスト削減を図る
ことができ、スプリンクラー設備のみを備えている既設
建物に対して軽微な改修工事を施すのみで本発明の防災
システムに改修することが可能である。
構成を示す平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 スプリンクラー設備を備える建物に適用
する防災システムであって、当該建物の各階を所定床面
積ごとに区画する延焼防止用の防火設備として遮炎性能
を有するウォーターカーテンを形成するドレンチャー設
備を採用し、該ドレンチャー設備をその直近に位置する
スプリンクラーヘッドの作動に連動せしめて作動させる
構成としたことを特徴とする建築防災システム。 - 【請求項2】 前記ドレンチャー設備の直近に位置する
スプリンクラーヘッドへの分岐給水管に流水検知手段を
設け、該流水検知手段が該分岐給水管における流水を検
知した際に前記ドレンチャー設備を作動させる構成とし
たことを特徴とする請求項1記載の建築防災システム。 - 【請求項3】 前記ドレンチャー設備と前記スプリンク
ラー設備の給水系を兼用することを特徴とする請求項1
または2記載の建築防災システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374999A JP3837653B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 建築防災システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374999A JP3837653B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 建築防災システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172182A true JP2002172182A (ja) | 2002-06-18 |
| JP3837653B2 JP3837653B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=18844084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000374999A Expired - Fee Related JP3837653B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 建築防災システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3837653B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108325131A (zh) * | 2018-03-09 | 2018-07-27 | 中国市政工程西北设计研究院有限公司 | 自动灭火喷水系统支管小时关断阀 |
| RU203327U1 (ru) * | 2020-12-04 | 2021-03-31 | Общество с ограниченной ответственностью "Научно-производственное предприятие "Шахтпожсервис" | Установка автоматического пожаротушения |
| RU2754440C1 (ru) * | 2020-10-29 | 2021-09-02 | Общество с ограниченной ответственностью НПО «Современные пожарные технологии» | Быстродействующая автоматическая пожаротушащая система |
| RU2754439C1 (ru) * | 2020-10-29 | 2021-09-02 | Общество с ограниченной ответственностью НПО «Современные пожарные технологии» | Запорно-пусковое устройство быстродействующей автоматической пожаротушащей системы |
| CN117019444A (zh) * | 2023-06-30 | 2023-11-10 | 北京科技大学 | 建筑外立面喷淋控制方法、装置、设备、介质及产品 |
-
2000
- 2000-12-08 JP JP2000374999A patent/JP3837653B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| RU2754440C1 (ru) * | 2020-10-29 | 2021-09-02 | Общество с ограниченной ответственностью НПО «Современные пожарные технологии» | Быстродействующая автоматическая пожаротушащая система |
| RU2754439C1 (ru) * | 2020-10-29 | 2021-09-02 | Общество с ограниченной ответственностью НПО «Современные пожарные технологии» | Запорно-пусковое устройство быстродействующей автоматической пожаротушащей системы |
| RU203327U1 (ru) * | 2020-12-04 | 2021-03-31 | Общество с ограниченной ответственностью "Научно-производственное предприятие "Шахтпожсервис" | Установка автоматического пожаротушения |
| CN117019444A (zh) * | 2023-06-30 | 2023-11-10 | 北京科技大学 | 建筑外立面喷淋控制方法、装置、设备、介质及产品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3837653B2 (ja) | 2006-10-25 |
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