JP2002192039A - 接着剤塗布用ローラ及びその接着剤除去方法 - Google Patents

接着剤塗布用ローラ及びその接着剤除去方法

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JP2002192039A
JP2002192039A JP2000395586A JP2000395586A JP2002192039A JP 2002192039 A JP2002192039 A JP 2002192039A JP 2000395586 A JP2000395586 A JP 2000395586A JP 2000395586 A JP2000395586 A JP 2000395586A JP 2002192039 A JP2002192039 A JP 2002192039A
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roller
sheet
rubber
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JP2000395586A
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Juichiro Kawagoe
十一郎 川越
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Misawa Ceramics Corp
Original Assignee
Misawa Ceramics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤を簡単に除去することができる接着剤
塗布用ローラ及びローラの接着剤除去方法を提供する。 【解決手段】 ゴム製シート21にマグネットシート2
5を接着した積層シート20を、ゴム製シートを表面側
にして接着剤塗布用ローラ本体11及びドクターローラ
本体31の表面に着脱自在に貼りつけた構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接着剤を塗布す
る接着剤塗布用ローラ及びその接着剤除去方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工場のラインで板材等を効率よく
接着加工するため、接着するものの表面に接着剤を塗布
する接着剤塗布用ローラ装置がある。この種塗布用ロー
ラはステンレス製でできており接着剤が接着し易く、接
着作業終了後は塗布用ローラ表面に付着している接着剤
を速やかに除去しないと接着剤がローラ表面で固化接着
し除去が困難になる問題もある。さらに、ローラがライ
ン上に組み込まれている場合や大型設備の場合には、接
着剤除去のためのローラ取り外し作業及びその後のロー
ラ取付作業が煩雑であり、しかも接着剤除去装置のよう
な機械を用いる接着剤除去も困難なため、従来ではロー
ラを外すことなく水洗等により人手を掛けて行ってい
る。
【0003】また、ローラの円筒表面は、接着剤が塗布
面に適量付着し易いよう回転方向と平行に多数の溝が刻
まれており、その溝に接着剤が入り込んでいるため、人
手を掛けても接着剤の除去に時間が掛かる。また接着剤
の除去作業には、ローラを回転させるために危険であ
り、しかも接着剤が人体に付着して汚れやすいものであ
る。さらに、接着剤除去作業の際には多量の水を使用す
るため、接着剤の混入した廃水が発生することになり、
その廃水から接着剤固形分や微細顔料等を除去する処理
にも費用が掛かる問題がある。
【0004】このような塗布用ローラに付着した接着剤
を除去しやすくする手段として、例えばフッ素樹脂(商
品名テフロン(登録商標)等)被膜等により予めローラ
表面を被覆することも考えられるが、接着剤には炭酸カ
ルシウム剤等の添加物が含まれているので、添加物によ
ってはローラ表面の皮膜を削り取ってしまうことがあ
り、そうすると再度被膜を形成し直す等、非常に煩雑と
なって不用意なコスト高を招きやすいので、採用し難い
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、ローラ表面の接着剤を簡単に除去
することができる接着剤塗布用ローラ及びその接着剤除
去方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、ゴム製シートにマグネットシートを接着した積層
シートを、ゴム製シートを表面側にして接着剤塗布用ロ
ーラ本体の表面に着脱自在に貼りつけた構造としたこと
を特徴とする接着剤塗布用ローラに係る。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1におけ
るゴム製シートの表面に、回転方向に平行な多数の条溝
が刻まれていることを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3の発明は、表面をゴム製
シートとした接着剤塗布用ローラ表面からの接着剤除去
に際し、接着剤の乾燥固化後にローラ表面から接着剤を
剥離するように除去することを特徴とする接着剤塗布用
ローラの接着剤除去方法に係る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る接
着剤塗布用ローラを示す斜視図、図2は積層シートの一
部を示す斜視図、図3は接着剤塗布用ローラの使用状態
を示す概略側面図である。
【0010】図1に示すこの発明の一実施例に係る接着
剤塗布用ローラ10は、ローラ本体11と、その表面に
着脱自在に貼りつけられる積層シート20とよりなる。
ローラ本体11は、所要サイズの円筒状からなって、少
なくとも表面が磁石に対して吸引性を発揮する材質、例
えば鉄等からなる。この例のローラ本体11は、全体が
鋼製からなって中心部に回転軸嵌入孔12が形成されて
いる。
【0011】積層シート20は、図2からも分るように
ゴム製シート21の裏面にマグネットシート25を接着
積層したものであり、前記ローラ本体11表面に被覆可
能なサイズとなっている。
【0012】ゴム製シート21は、所要厚みのゴムシー
トからなり、ゴム製とすることによって接着剤、特には
水系接着剤が付着し難くなる。ゴムの種類は、天然ゴム
又は合成ゴム等塗布する接着剤の接着性が小さい適宜種
類とされるが、特に天然ゴムは接着剤との接着性が小さ
くマグネットシートとの接着性が良いため好ましい。
【0013】ゴム製シートの表面は平面等接着剤の塗布
に適する適宜面とされるが、この実施例における接着剤
塗布用ローラ10のゴム製シート21は、その表面に接
着剤塗布用ローラ10の回転方向に平行となる多数の条
溝22が形成されている。この条溝22は、接着剤塗布
用ローラ10表面に適量の接着剤を確実に保持するとと
もに、効率よく塗布面に塗布できるようにするものであ
る。また、条溝22内底面のコーナー部22aは、面取
りのされた曲面形状とするのが、接着剤を剥がれやすく
できるため、より好ましい。
【0014】マグネットシート25は、この積層シート
20を前記ローラ本体11の表面に磁力により着脱可能
にするためのものであって、ゴムや合成樹脂等に磁気粉
を混入したものからなり、前記ゴム製シート21の裏面
に対して接着可能な材質が選択される。符号29は接着
剤層である。
【0015】また、前記ゴム製シート21及びマグネッ
トシート25は、ローラ本体11表面に追従できる可撓
性を有するように、厚み及び材質が設定される。この例
では、溝幅1.0mm、溝深さ2.0mmの条溝22が
3.0mm間隔で表面に形成された3.0mm厚の天然
ゴム製シート21の裏面に、ゴム系接着剤層29を介し
て0.8mm厚のゴム系マグネットシート25が積層接
着された可撓性を有するものとなっている。なお、前記
積層シート20の製作は、前記ゴム製シート21とマグ
ネットシート25を平板上で接着する他、前記ローラ本
体11表面あるいは所定の円筒面に巻きつけて積層接着
することにより行うことができる。
【0016】このようにしてなる前記接着剤塗布用ロー
ラ10は、図3に示すように、接着剤塗布装置60の送
りローラ55上方にドクターローラ30と近接した状態
で互いの軸方向を平行にして回転可能に取り付けられ
る。前記ドクターローラ30は、塗布用ローラ10の表
面に接着剤Bを均一に付着させるためのものであって、
この例では円筒状のドクターローラ本体31表面に、条
溝のない1.5mm厚の平板状天然ゴム製シート41に
0.8mm厚のゴム系マグネットシート45を接着した
積層シート40を巻きつけた構成からなり、前記ゴム製
シート41によって接着剤が付着し難いようになってい
る。前記送りローラ55は、その上に載置された接着剤
被塗布物Pを搬送させるためのものである。なお、前記
接着剤塗布用ローラ10と送りローラ55間の間隔は、
接着剤塗布用ローラ10表面の接着剤Bが被塗布物Pの
表面に接触するように設定される。また、厚みの異なる
被塗布物に対しても適用できるように、接着剤塗布用ロ
ーラ10を上下調節できるようにしておいてもよい。
【0017】前記接着剤塗布用ローラ10とドクターロ
ーラ30間の上側には粘性のある接着剤Bが貯められ、
その状態で両ローラ10,30が下向きに矢印方向へ回
転する。それにより、接着剤塗布用ローラ10の回転方
向側のゴム製シート21表面に接着剤Baが付着する。
その際、ゴム製シート21表面には条溝22が形成され
ているため、良好に接着剤Baが付着保持される。そし
て、さらなる接着剤塗布用ローラ10の回転により該接
着剤塗布用ローラ10のゴム製シート21表面の接着剤
Baが被塗布物P表面と接触することにより、接着剤B
aが被塗布物P表面に連続的に塗布される。
【0018】次に、前記接着剤塗布用ローラ10及びド
クターローラ30の使用後における接着剤除去方法につ
いて説明する。前記接着剤塗布用ローラ10及びドクタ
ーローラ30のゴム製シート21及び41表面に付着し
て残った接着剤B,Baは、放置又は強制乾燥等させ乾
燥固化によって一連の膜状とする。そうすることによ
り、前記のようにゴム製シート21及び41が接着剤
B,Baの接着し難いものであるため、乾燥固化後の接
着剤を接着剤塗布用ローラ10及びドクターローラ30
表面から剥離するようにして容易にかつ完全に除去する
ことができる。その際、前記接着剤B,Baは固化によ
って粘性が消失しているため、作業者に付着することが
ない。
【0019】また、前記積層シート20や40を消耗等
により交換する場合には、前記積層シート20や40を
ローラ本体11や31から磁力に抗してやや強引に引っ
張ることにより、ローラ本体11や31から積層シート
20や40を剥がすことができ、その後に新たな積層シ
ート20や40をローラ本体11や31表面にマグネッ
トシート25や45の磁力を利用して吸着固定させるこ
とにより巻き付ければよい。
【0020】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明の接着剤塗布用ローラによれば、接着剤塗布用ロー
ラの表面を接着剤、特には水系接着剤が接着し難いゴム
製シートとしたため、接着剤が乾燥固化した状態で剥離
させて容易に除去することができる。又、剥離した接着
剤のみ固めることができるので、産業廃棄物として分別
処分することも簡単になる。さらにまた、ゴム製シート
の裏側にマグネットシートを積層接着した積層シート
を、ゴム製シートを表面側にしてローラ本体表面に設け
たため、マグネットシートの磁力によりローラ表面への
着脱が容易となり、交換等のメンテナンスが行いやすい
利点がある。
【0021】又、請求項2の発明によれば、前記接着剤
塗布用ローラがゴム製シートの表面に回転方向に平行な
多数の条溝を設けたものであるため、接着剤を均一且つ
確実に保持するとともに、効率よく塗布面に塗布するこ
とができる。
【0022】さらに、請求項3の発明によれば、接着
剤、水系接着剤の接着しにくいゴム製シート面上で接着
剤を固化させた後にローラ表面から剥離するようにして
除去するため、作業修了後そのまま放置して乾燥させ、
翌日始業前に剥離することもできる等、少ない労力で非
常に容易かつ完全に接着剤を除去することができる。ま
た、接着剤の除去に際して固化した接着剤を扱うので作
業者に接着剤が付着することもなく、水などの除去補助
剤が不要となり廃水処理も不要になり作業が大幅に簡素
化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る接着剤塗布用ローラ
を示す斜視図である。
【図2】積層シートの一部を示す斜視図である。
【図3】接着剤塗布用ローラの使用状態を示す概略側面
図である。
【符号の説明】
10 接着剤塗布用ローラ 11 ローラ本体 20,40 積層シート 21,41 ゴム製シート 22 条溝 25,45 マグネットシート 30 ドクターローラ B,Ba 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム製シートにマグネットシートを接着
    した積層シートを、ゴム製シートを表面側にして接着剤
    塗布用ローラ本体の表面に着脱自在に貼りつけた構造と
    したことを特徴とする接着剤塗布用ローラ。
  2. 【請求項2】 ゴム製シートの表面は回転方向に平行な
    多数の条溝が刻まれていることを特徴とする請求項1記
    載の接着剤塗布用ロ−ラ。
  3. 【請求項3】 表面をゴム製シートとした接着剤塗布用
    ローラ表面からの接着剤除去に際し、接着剤の乾燥固化
    後にローラ表面から接着剤を剥離するように除去するこ
    とを特徴とする接着剤塗布用ローラの接着剤除去方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517692A (ja) * 2004-01-15 2007-07-05 カーベーアー−ジオリ ソシエテ アノニム 凹版印刷機用インキ供給システム
WO2010137853A3 (ko) * 2009-05-26 2011-03-10 Kim Hyeong Pyo 금속 도장용 롤러
CN106216164A (zh) * 2016-08-29 2016-12-14 贵州苗仁堂制药有限责任公司 一种涂布辊

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