JP2002201743A - 壁構造 - Google Patents

壁構造

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JP2002201743A JP2001000658A JP2001000658A JP2002201743A JP 2002201743 A JP2002201743 A JP 2002201743A JP 2001000658 A JP2001000658 A JP 2001000658A JP 2001000658 A JP2001000658 A JP 2001000658A JP 2002201743 A JP2002201743 A JP 2002201743A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋の主要構成要素の一つである大きな表面
積を有する壁体の一部を利用した簡単な操作をもって、
部屋の空間全体に照明を創作的に取り込むことができ、
しかも、人の行動に密着して明かりを自由にかつ微妙に
変化させることのできる壁構造を提供する。 【解決手段】 壁体Wの複数箇所に、壁裏面側に配設さ
れた照明器具5からの光が透過する開口部7を形成し、
各開口部7に、壁面Wの一部を構成する開閉操作自在な
可動壁部8を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋の主要構成要
素である仕切壁や固定壁等の壁面を利用した照明技術の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】部屋を照明する場合、一般的には、天井
又は壁面に照明器具を直接取付けて、部屋を直接照明す
る方向が採られている。この場合、照明器具に備えられ
た調光装置の操作によって、生活に合わせた複数の照明
シーンを現出することができるものであっても、照明器
具が取付けられた特定箇所を中心とした照明形態である
ため、その変化に自ずと限界があり、照明が単調になり
易い。
【0003】そこで、部屋照明の単調化を抑制する方法
として、従来では、壁体に、室内側に開口するクローゼ
ット等の収納部を形成し、この収納部の開口に、閉止時
に壁面の一部を構成する状態で左右一対の観音開き形式
の扉を取付けるとともに、前記収納部内の天板には、開
口から直接見えない状態で照明器具を配設し、更に、両
扉の開閉操作を検出するリミットスイッチの検出信号に
基いて照明器具を点灯、消灯制御するように構成したも
のが提案されている(例えば、実開平10−18573
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の壁構造では、両
扉を開き操作したとき、それに基いて収納部内の照明器
具が点灯されるものの、それは、収納部内での照明が主
体で、収納部の開口を通して部屋を間接照明する考えは
なく、しかも、壁面に構成される収納部は一つだけであ
るため、この収納部の間接照明だけでは部屋に与える変
化が少なく、通常、扉を閉めた状態で部屋の照明器具だ
けを使用するのが一般的である。
【0005】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、部屋の主要構成要素の
一つである大きな表面積を有する壁体の一部を利用した
簡単な操作をもって、部屋の空間全体に照明を創作的に
取り込むことができ、しかも、人の行動に密着して明か
りを自由にかつ微妙に変化させることのできる壁構造を
提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
壁構造の特徴構成は、壁体の複数箇所に、壁裏面側に配
設された照明器具からの光が透過する開口部を形成し、
各開口部に、壁面の一部を構成する開閉操作自在な可動
壁部を設けた点にある。
【0007】上記特徴構成によれば、壁体に設けた複数
の可動壁部を開き操作すると、壁裏面側に配設された照
明器具からの光が開口部を通して照射されるとともに、
その一部が可動壁部に当り、その当り角度によって違っ
た明るさの間接照明となり、しかも、可動壁部の操作に
連れて部屋の空間性と明るさが変化する。
【0008】更に、人によって操作する可動壁部の数や
操作量が異なるため、人それぞれの好みや慣性に基いた
雰囲気の異なる照明形態を容易に現出することができ
る。
【0009】従って、壁体の複数箇所に配設した可動壁
部を動かすといった極めて簡単な操作でありながら、壁
面の複数箇所での動的変化を利用して部屋の空間全体に
照明を創作的に取り込むことができ、しかも、人の行動
に密着して部屋の明かりを自由にかつ微妙に変化させる
ことができる。
【0010】本発明の請求項2による壁構造の特徴構成
は、前記可動壁部の少なくとも一つが、開き姿勢に操作
されたとき、壁面構成形態とは用途の異なる他の使用形
態に切替えられるように構成されている点にある。
【0011】上記特徴構成によれば、開き姿勢に操作さ
れた少なくとも一つの可動壁部が、壁面構成形態とは用
途の異なる使用形態に切り替えられるから、可動壁部の
他目的化を図ることができるばかりでなく、人の好みに
よって動かされる可動壁部の頻度が、開き姿勢にある可
動壁部の使用形態によって更に変化し、より人の行動に
密着して部屋の明かりを自由にかつ微妙に変化させるこ
とができる。
【0012】本発明の請求項3による壁構造の特徴構成
は、前記可動壁部の周縁と壁体の開口部との間の少なく
とも一部に、可動壁部が閉じ姿勢にある状態で照明器具
からの光の透過を許容する透光部が形成されている点に
ある。
【0013】上記特徴構成によれば、可動壁部が閉じ姿
勢にあるときでも、可動壁部の周縁と壁体の開口部との
間の少なくとも一部に形成された透光部を通して、照明
器具の光りが透過するから、その局部的な照明自体が部
屋の雰囲気を左右する一つの選択的要素になるばかりで
なく、この局部的な照明によって各可動壁部の存在感と
共にそれらの各位置、大きさも強く認識させることがで
き、自分の好みに近い部屋の明かりを容易に現出するこ
とができる。
【0014】本発明の請求項4による壁構造の特徴構成
は、前記透光部が、閉じ姿勢にある可動壁部の周縁と壁
体の開口部との間の少なくとも一部に形成された指掛け
可能な貫通穴から構成されている点にある。
【0015】上記特徴構成によれば、閉じ姿勢にある可
動壁部を開き操作する際、この可動壁部の周縁と壁体の
開口部との間の少なくとも一部に形成された貫通穴から
漏れる光を、指掛け操作のための誘導光に利用すること
ができるとともに、貫通穴自体を操作凹部に兼用するこ
とができるから、構造の簡素化を図りながら所望の可動
壁部を確実、容易に開閉操作することができる。
【0016】本発明の請求項5による壁構造の特徴構成
は、前記貫通穴が、可動壁部の周縁に沿ってストライプ
状に形成されている点にある。
【0017】上記特徴構成によれば、可動壁部が閉じ姿
勢にあるとき、可動壁部の周縁に沿って貫通穴がストラ
イプ状に表れるから、各可動壁部の存在感と共にそれら
の各位置、大きさをより強く認識させることができ、自
分の好みに近い部屋の明かりを容易に現出することがで
きる。
【0018】本発明の請求項6による壁構造の特徴構成
は、前記可動壁部が開き姿勢にあるときの使用形態が、
テーブル板、腰掛け用座板、棚板等の家具又は建具構成
形態から構成されている点にある。
【0019】上記特徴構成によれば、人の好みによって
動かされる可動壁部の頻度が、テーブル板、腰掛け用座
板、棚板等の家具又は建具構成形態によって変化し、よ
り人の行動に密着して部屋の明かりを自由にかつ微妙に
変化させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜図9は、
部屋の主要構成要素である壁体Wを、自立可能な二つの
壁パネルW1,W2 と、それらよりも壁厚の薄い第3壁
パネルW3とから構成してある壁構造を示し、そのう
ち、第1・第2壁パネルW1、W2の各々は、垂木等で
枠組みした構造体1の表面に、化粧合板(例えば、軽量
化に優れたシナランバーコアボード)等の内壁板2を取
付けるとともに、構造体1の裏面には、ベニア等の外壁
板3を取付け、更に、構造体1の天井面には、ベニア等
の天板4を取付けて構成されているとともに、他の第3
壁パネルW3に形成された開口部7の一例である出入口
部7 Pには、縦軸芯Y周りで回転操作自在な回転扉Dが
設けられている。
【0021】また、壁裏面側である第1・第2壁パネル
W1、W2の壁内部空間Sの底部には、照明器具5を構
成する複数個のミニレフランプが上向き姿勢でパネル幅
方向に沿って所定ピッチで配設されているとともに、こ
のミニレフランプ5群の上部には、光を上方に均一に拡
散させるための乳白色のアクリル樹脂製のランプカバー
12が設けられている。
【0022】更に、前記内壁板2と外壁板3とのうち、
少なくとも外壁板3の内面には、照明を引き立てる効果
を発揮するために白色の塗装が施されているとともに、
前記天板4の下側面にも白色の塗装が施されていて、照
り返し効果を出すことで均一な光りが上方にまで届くよ
うに構成されている。
【0023】そして、前記第1壁パネルW1の内壁板2
の複数箇所(当該実施形態では7箇所)、及び、第2壁
パネルW2の内壁板2の複数箇所(当該実施形態では7
箇所)には、壁内部空間Sの底部に配設された照明器具
5からの光が間接光として透過(通過)する開口部7が
形成されているとともに、各開口部7には、両壁パネル
W1、W2の壁面の一部を形成する開閉操作自在な非透
光性( 遮光性) の可動壁部8が設けられている。
【0024】そのうち、複数の可動壁部8が、開き姿勢
に操作されたとき、壁面構成形態とは用途の異なる他の
使用形態である家具又は建具構成形態に切替えられるよ
うに構成されているとともに、各開口部7とそれを閉止
する各可動壁部8の周縁との間の少なくとも一部には、
可動壁部8が閉じ姿勢にある状態で照明器具5からの光
の透過又は通過を許容する透光部11が形成されてい
る。
【0025】つまり、前記第1壁パネルW1には、開口
部7としての第1〜第7開口部7A〜7G、これを開閉
する可動壁部8としての第1〜第7可動壁部8A〜8
G、収納部6としての第1〜第7収納部6A〜6G、及
び、透光部11としての第1〜第7貫通穴11A〜11
Gが装備されていて、複数の家具又は建具構成形態を選
択的に現出操作自在な家具又は建具ユニットに構成され
ている。
【0026】前記第1 可動壁部8Aは、第1壁パネルW
1に対して下辺側の水平軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢(閉じ姿勢)から水平
姿勢に開き操作されたとき、家具又は建具構成形態の一
例であるテーブル板として使用される又は機能するよう
に構成されているとともに、この第1 可動壁部8Aに対
応する内壁板2の裏面側には、第1 開口部7Aを通して
前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂(アクリル樹
脂等)製又はガラス製の第1収納ケース9Aを取付け
て、第1 可動壁部8Aで開閉される透光性の第1 収納部
6Aが構成されている。
【0027】また、前記第1貫通穴(透光穴)11A
は、閉じ姿勢にある第1 可動壁部8Aの上側辺と第1 開
口部7Aの上側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0028】前記第2可動壁部8Bは、第1壁パネルW
1に対して下辺側の水平軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢から水平姿勢に開き操
作されたとき、家具又は建具構成形態の一例である腰掛
け用座板として使用される又は機能するように構成され
ているとともに、この第2可動壁部8Bに対応する内壁
板2の裏面側には、第2開口部7Bを通して前方に開口
する透明又は半透明な合成樹脂(アクリル樹脂等)製又
はガラス製の第2収納ケース9Bを取付けて、第2可動
壁部8Bで開閉される透光性の第2収納部6Bが構成さ
れている。
【0029】また、前記第2貫通穴(透光穴)11B
は、閉じ姿勢にある第2可動壁部8Bの上側辺と第2開
口部7Bの上側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0030】前記第3可動壁部8Cは、第1壁パネルW
1に対して左辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢から前方側に所定角度
(120度)だけ開き操作されたとき、開き姿勢にある
第2可動壁部8Bを下方から載置支持する家具又は建具
構成形態の一例である脚板として使用される又は機能す
るように構成されているとともに、この第3可動壁部8
Cに対応する内壁板2の裏面側には、第3開口部7Cを
通して前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂(アク
リル樹脂等)製又はガラス製の第3収納ケース9Cを取
付けて、第3可動壁部8Cで開閉される透光性の第3収
納部6Cが構成されている。
【0031】また、前記第3貫通穴(透光穴)11C
は、閉じ姿勢にある第3可動壁部8Cの右側辺の上部
(一部)と第3開口部7Cの右側縁部分との間に沿って
指掛け可能な幅でストライプ状に形成されている。
【0032】前記第4可動壁部8Dは、第1壁パネルW
1に対して右辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、家具又は建具構成形態の一例である上部の第4収納
部6Dの扉体として使用される又は機能するように構成
されているとともに、前記第4収納部6Dは、第4可動
壁部8Dに対応する内壁板2の裏面側に、第4開口部7
Dを通して前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂
(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第4収納ケース9
Dを取付けて構成されている。
【0033】また、前記第4貫通穴(透光穴)11D
は、閉じ姿勢にある第4可動壁部8Dの左側辺と第4開
口部7Dの左側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0034】前記第5可動壁部8Eは、第1壁パネルW
1に対して下辺側の横軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢から水平姿勢に開き操
作されたとき、家具又は建具構成形態の一例である棚板
として使用される又は機能するように構成されていると
ともに、この第5可動壁部8Eに対応する内壁板2の裏
面側には、第5開口部7Eを通して前方に開口する透明
又は半透明な合成樹脂(アクリル樹脂等)製又はガラス
製の第5収納ケース9Eを取付けて、第5可動壁部8E
で開閉される透光性の第5収納部6Eが構成されてい
る。
【0035】また、前記第5貫通穴(透光穴)11E
は、閉じ姿勢にある第5可動壁部8Eの上側辺と第5開
口部7Eの上側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0036】前記第6可動壁部8Fは、第1壁パネルW
1に対して右辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、家具又は建具構成形態の一例である縦長の第6収納
部6Fの扉体として使用される又は機能するように構成
されているとともに、前記第6収納部6Fは、第6可動
壁部8Fに対応する内壁板2の裏面側に、第6開口部7
Fを通して前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂
(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第6収納ケース9
Fを取付けて構成されている。
【0037】また、前記第6貫通穴(透光穴)11F
は、閉じ姿勢にある第6可動壁部8Fの左側辺と第6開
口部7Fの左側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0038】前記第7可動壁部8Gは、第1壁パネルW
1に対して左辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、家具又は建具構成形態の一例である横長の第7収納
部6Gの扉体として使用される又は機能するように構成
されているとともに、前記第7収納部6Gは、第7可動
壁部8Gに対応する内壁板2の裏面側に、第7開口部7
Gを通して前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂
(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第7収納ケース9
Gを取付けて構成されている。
【0039】また、前記第7貫通穴(透光穴)11G
は、閉じ姿勢にある第7可動壁部8Gの右側辺と第7開
口部7Gの右側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0040】次に、前記第2壁パネルW2には、開口部
7としての第8〜第14開口部7H〜7N、これを開閉
する可動壁部8としての第8〜第14可動壁部8H〜8
N、収納部6としての第8〜第14収納部6H〜6N、
及び、透光部11としての第8〜第14貫通穴11H〜
11Nが装備されていて、複数の家具又は建具構成形態
を選択的に現出操作自在な家具又は建具ユニットに構成
されている。
【0041】前記第8可動壁部8Hは、第2壁パネルW
2に対して左辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、家具又は建具構成形態の一例である上部の第8収納
部6Hの扉体として使用される又は機能するように構成
されているとともに、前記第8収納部6Hは、第8可動
壁部8Hに対応する内壁板2の裏面側に、第8開口部7
Hを通して前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂
(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第8収納ケース9
Hを取付けて構成されている。
【0042】また、前記第8収納ケース9H内には、装
飾品等を載置する透明又は半透明な合成樹脂(アクリル
樹脂等)製又はガラス製の棚板10が脱着自在に設けら
れているとともに、前記第8貫通穴(透光穴)11H
が、閉じ姿勢にある第8可動壁部8Hの右側辺と第8開
口部7Hの右側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0043】前記第9可動壁部8Iは、第2壁パネルW
2に対して右辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢から前方側に所定角度
(900度)だけ開き操作されたとき、開き姿勢にある
テーブル板としての第1可動壁部8Aを下方から載置支
持する家具又は建具構成形態の一例である脚板として使
用される又は機能するように構成されているとともに、
この第9可動壁部8Iに対応する内壁板2の裏面側に
は、第9開口部7Iを通して前方に開口する透明又は半
透明な合成樹脂(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第
9収納ケース9Iを取付けて、第9可動壁部8Iで開閉
される透光性の第9収納部6Iが構成されている。
【0044】また、前記第9貫通穴(透光穴)11I
は、閉じ姿勢にある第9可動壁部8Iの左側辺と第9開
口部7Iの左側縁との間に沿って指掛け可能な幅でスト
ライプ状に形成されている。
【0045】前記第10可動壁部8Jは、第2壁パネル
W2に対して下辺側の水平軸芯周りで揺動開閉自在で、
かつ、壁面構成形態である鉛直姿勢から水平姿勢に開き
操作されたとき、家具又は建具構成形態の一例である腰
掛け用座板として使用される又は機能するように構成さ
れているとともに、この第10可動壁部8Jに対応する
内壁板2の裏面側には、第10開口部7Jを通して前方
に開口する透明又は半透明な合成樹脂(アクリル樹脂
等)製又はガラス製の第10収納ケース9Jを取付け
て、第10可動壁部8Jで開閉される透光性の第10収
納部6Jが構成されている。
【0046】また、前記第10貫通穴(透光穴)11J
は、閉じ姿勢にある第10可動壁部8Jの上側辺と第1
0開口部7Jの上側縁との間に沿って指掛け可能な幅で
ストライプ状に形成されている。
【0047】前記第11可動壁部8Kは、第2壁パネル
W2に対して右辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢から前方側に所定角度
(120度)だけ開き操作したとき、開き姿勢にある第
10可動壁部8Jを下方から載置支持する家具又は建具
構成形態の一例である脚板として使用される又は機能す
るように構成されているとともに、この第11可動壁部
8Kに対応する内壁板2の裏面側には、第11開口部7
Kを通して前方に開口する透明又は半透明な合成樹脂
(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第11収納ケース
9Kを取付けて、第11可動壁部8Kで開閉される透光
性の第11収納部6Kが構成されている。
【0048】また、前記第11貫通穴(透光穴)11K
は、閉じ姿勢にある第11可動壁部8Kの左側辺の上部
(一部)とこれに対応する第11開口部7Kの左側縁部
分との間に沿って指掛け可能な幅でストライプ状に形成
されている。
【0049】前記第12可動壁部8Lは、第2壁パネル
W2に対して左辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、家具又は建具構成形態の一例である縦長の第12収
納部6Lの扉体として使用される又は機能するように構
成されているとともに、前記第12収納部6Lは、第1
2可動壁部8Lに対応する内壁板2の裏面側に、第12
開口部7Lを通して前方に開口する透明又は半透明な合
成樹脂(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第12収納
ケース9Lを取付けて構成されている。
【0050】前記第12貫通穴(透光穴)11Lは、閉
じ姿勢にある第12可動壁部8Lの右側辺と第12開口
部7Lの右側縁との間に沿って指掛け可能な幅でストラ
イプ状に形成されている。
【0051】前記第13可動壁部8Mは、第2壁パネル
W2に対して下辺側の横軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、壁面構成形態である鉛直姿勢から水平姿勢に開き操
作されたとき、家具又は建具構成形態の一例である棚板
として使用される又は機能するように構成されていると
ともに、この第13可動壁部8Mに対応する内壁板2の
裏面側には、第13開口部7Mを通して前方に開口する
透明又は半透明な合成樹脂(アクリル樹脂等)製又はガ
ラス製の第13収納ケース9Mを取付けて、第13可動
壁部8Mで開閉される透光性の第13収納部6Mが構成
されている。
【0052】前記第13貫通穴(透光穴)11Mは、閉
じ姿勢にある第13可動壁部8Mの上側辺と第13開口
部7Mの上側縁との間に沿って指掛け可能な幅でストラ
イプ状に形成されている。
【0053】前記第14可動壁部8Nは、第2壁パネル
W2に対して左辺側の縦軸芯周りで揺動開閉自在で、か
つ、家具又は建具構成形態の一例である縦長の第14収
納部6Nの扉体として使用される又は機能するように構
成されているとともに、前記第14収納部6Nは、第1
4可動壁部8Nに対応する内壁板2の裏面側に、第14
開口部7Nを通して前方に開口する透明又は半透明な合
成樹脂(アクリル樹脂等)製又はガラス製の第14収納
ケース9Nを取付けて構成されている。
【0054】前記第14貫通穴(透光穴)11Nは、閉
じ姿勢にある第14可動壁部8Nの右側辺と第14開口
部7Nの右側縁との間に沿って指掛け可能な幅でストラ
イプ状に形成されている。
【0055】前記第3壁パネルW3は、図7〜図9に示
すように、垂木等で枠組みした構造体1の表裏両面に、
化粧合板(例えば、軽量化に優れたシナランバーコアボ
ード)等の内壁板2を取付けて構成されているととも
に、両内壁板2に亘って形成された出入口部7 Pの周縁
のうち、左右の縦框部には、閉じ姿勢にある回転扉Dの
端面に向かって開口する壁内部空間Sの一例である凹部
S1が形成されている。
【0056】前記各凹部S1内には、照明器具5 の一例
である蛍光灯(例えば、商品名 シームレスライン)が
上下方向姿勢で配設されているとともに、各凹部S1の
開口位置には、光を出入口部7 Pに向かって均一に拡散
させるための乳白色のアクリル樹脂製のランプカバー1
5 が設けられていて、前記出入口部7 Pが、各凹部S1
に配設された照明器具5からの光が直接光又は間接光と
して透過(通過)する開口部7に構成されている。
【0057】そして、前記回転扉Dが、第3壁パネルW
3の壁面の一部を形成する開閉操作自在な非透光性( 遮
光性) の第15可動壁部8Pに兼用構成されている、換
言すれば、壁面構成形態と家具又は建具構成形態とに切
替操作自在な第15可動壁部8Pに兼用構成されている
とともに、出入口部7 Pの縦框部と閉じ姿勢にある回転
扉Dの端面(周縁)との間には、回転扉Dが閉じ姿勢に
ある状態で照明器具5からの光の透過又は通過を許容す
る透光部11としての第15貫通穴(透光穴)11Pが
形成されている。
【0058】前記第15貫通穴11Pは、閉じ姿勢にあ
る回転扉Dの左右両側辺と出入口部7 Pの両縦框部との
間にそれぞれ沿って指掛け可能な幅でストライプ状に形
成されている。
【0059】前記第3壁パネルW3には、開口部7とし
ての出入口部7P、これを開閉する可動壁部8としての
回転扉D、及び、透光部11としての第15貫通穴11
Pが装備されていて、家具又は建具構成形態を選択的に
現出操作自在な家具又は建具ユニットに構成されてい
る。
【0060】また、前記回転扉D及び縦軸芯周りで揺動
開閉自在な比較的大きな可動壁部8F,8Lを開き姿勢
に選択的に操作することにより、室内を人の好みに応じ
て小割形成することができる。
【0061】〔実施例〕前記第1・第2壁パネルW1、
W2の各々は、幅が1220mm、高さが2100m
m、奥行きが318mmに構成されている。また、第1
・第2壁パネルW1、W2の構造体1を構成する垂木は
30mm×45mmのものを使用し、内壁板2の厚みは
18mm、各貫通穴(透光穴)11の幅(隙間)は20
mmにそれぞれ設定されているとともに、ランプカバー
12の厚みは3mmで、足元からの高さが400mmに
設定されている。
【0062】前記第3壁パネルW3は、幅が4200m
m、高さが2100mm、奥行きが57mmに構成され
ているとともに、内壁板2の厚みは4mm、各貫通穴
(透光穴)11の幅(隙間)は20mm、ランプカバー
15の厚みは3mmにそれぞれ設定されている。
【0063】尚、前記第1・第2壁パネルW1、W2の
各々を1220mm×2100mm×318mmのユニ
ット家具として製作することにより、持ち運んで任意の
箇所に設置することができる。また、前記第1・第2壁
パネルW1、W2の高さは、施工現場の天井高さや使用
目的等に応じて任意に設定することができる。
【0064】〔第2実施形態〕上述の第1実施形態で
は、椅子を構成するにあたって、腰掛け用座板として使
用される第2可動壁部8Bと、この第2可動壁部8Bを
載置支持するための脚板として使用される第3可動壁部
8Cとの組合せから構成したが、図10、図11に示す
ように、第1壁パネルW1に、上辺から少し下方に偏位
した横軸芯周りで揺動開閉自在で、かつ、壁面構成形態
である鉛直姿勢から水平姿勢に開き操作されたとき、家
具又は建具構成形態の一例である腰掛け用座板として使
用される又は機能する第2可動壁部8Bを取付けるとと
もに、この第2可動壁部8Bの背面に、起伏揺動自在な
脚部材15を取付けて構成してもよい。
【0065】要するに、腰掛け用座板として使用される
第2可動壁部8Bや第10可動壁部8J、或いは、テー
ブル板として使用される第1 可動壁部8Aの支持構造と
しては種々変更可能である。尚、その他の構成は、第1
実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成
箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの
説明は省略する。
【0066】〔第3実施形態〕上述の第1実施形態で
は、可動壁部8が閉じ姿勢にある状態で照明器具5から
の光の透過又は通過を許容する透光部11を、閉じ姿勢
にある可動壁部8 の周縁と壁体Wの開口部7 との間の少
なくとも一部に形成され貫通穴(11A〜11P)から
構成したが、図12に示すように、各貫通穴(11A〜
11P)と同じ大きさの透明又は半透明な合成樹脂製の
透光体11Qから構成して、この透光体11Qを、可動
壁部8の周縁又は開口部7 の周縁の特定箇所に取付けて
もよい。
【0067】また、前記透光体11Qには、可動壁部8
を開閉操作するための凹部11aが形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同
一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同
一の番号を付記してそれの説明は省略する。
【0068】〔その他の実施形態〕 (1)上述の第1実施形態では、前記壁体Wを、ユニッ
ト家具又は建具として取扱いが可能な壁パネルW1,W
2,W3から構成したが、壁体Wとしては、躯体の一部
となる固定壁の一部又は全部であってもよい。例えば、
部屋に面する壁面を利用して造り付ける場合では、壁面
を白色に塗装し、この箇所に垂木等で枠組みした構造体
1を取付けた後、この構造体1の表面に、シナランバー
コアボード等の内壁板2を取付ける。要するに、前記壁
体Wとしては、壁裏面側(室内壁面よりも裏面側に位置
すればよい)に配設された照明器具5からの光が透過す
る複数の開口部7を形成可能な大きさを備えていればよ
い。
【0069】(2)上述の第1実施形態では、照明器具
5を複数個のミニレフランプ又は蛍光灯から構成した
が、白熱球等の他の光源から構成してもよい。
【0070】(3)上述の第1実施形態では、前記貫通
穴11A〜11Pを、閉じ姿勢にある可動壁部8 の一側
縁とそれに対応する開口部7 の一側縁との間にストライ
プ状に形成したが、この貫通穴11A〜11Pは、閉じ
姿勢にある可動壁部8 の周縁と壁体Wの開口部7との間
の少なくとも一部に形成されていればよい。
【0071】(4)上述の第1実施形態では、可動壁部
8に対応する内壁板2の裏面側に、開口部7を通して前
方に開口する透明又は半透明な合成樹脂(アクリル樹脂
等)製又はガラス製の収納ケース9を取付けて、全体が
透光性の収納部6を構成したが、この収納部6の必要と
する部位だけを透光可能に構成してもよい。
【0072】(5)上述の第1実施形態では、壁体Wの
開口部7の全てに収納ケース9を取付けて、各開口部7
毎に収納部6を区画形成したが、最小限必要とする開口
部7のみに収納ケース9を取付けてもよく、また、複数
の開口部7を一つの収納部6で纏めて構成してもよい。
【0073】(6)上述の第1実施形態では、可動壁部
8の外寸法を開口部7の内寸法よりも所定寸法だけ短く
形成して、各開口部7とそれを閉止する各可動壁部8の
周縁との間の少なくとも一部に、可動壁部8が閉じ姿勢
にある状態で照明器具5からの光の透過又は通過を許容
する透光部11として、指掛け可能な幅でストライプ状
の貫通穴(隙間)を形成したが、この構成に限定される
ものではなく、例えば、可動壁部8の外寸法を、開閉可
能な範囲で開口部7の内寸法に近い寸法に形成するとと
もに、この可動壁部8自体に、前記透光部11としての
スリット状等の貫通孔を形成してもよい。また、上述の
第1実施形態では、透光部11をストライプ状(縞状、
筋状、条状を含む)に形成したが、この形状に限定され
るものではなく、連続又は断続する任意の形状に形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁構造の第1実施形態を示し、第1〜
第14貫通穴11A〜11Nからの透光状態図を分離掲
載した全体の斜視図
【図2】第1〜第14可動壁部8A〜8Nを開き操作し
たときの斜視図
【図3】要部の開き操作手順を示す斜視図
【図4】第1〜第14収納部6A〜6Nを示す斜視図
【図5】可動壁部が閉じ姿勢にあるときの拡大断面図
【図6】可動壁部が開き姿勢にあるときの拡大断面図
【図7】第15貫通穴11Pからの透光状態図を分離掲
載した第3壁パネルの斜視図
【図8】回転扉を開き操作したときの第3壁パネルの斜
視図
【図9】第3壁パネルの要部の水平拡大断面図
【図10】本発明の壁構造の第2実施形態を示し、可動
壁部が閉じ姿勢にあるときの要部の斜視図
【図11】可動壁部が開き姿勢にあるときの要部の斜視
【図12】本発明の壁構造の第3実施形態を示す要部の
拡大正面図
【符号の説明】
W 壁体 W1 第1壁パネル W2 第2壁パネル W3 第3壁パネル 5 照明器具 7 開口部 7A〜7N 第1〜第14開口部 7P 出入口部 8 可動壁部 8A〜8P 第1〜第15可動壁部 11 透光部 11A〜11P 第1〜第15貫通穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体の複数箇所に、壁裏面側に配設され
    た照明器具からの光が透過する開口部を形成し、各開口
    部に、壁面の一部を構成する開閉操作自在な可動壁部を
    設けてある壁構造。
  2. 【請求項2】 前記可動壁部の少なくとも一つが、開き
    姿勢に操作されたとき、壁面構成形態とは用途の異なる
    他の使用形態に切替えられるように構成されている請求
    項1記載の壁構造。
  3. 【請求項3】 前記可動壁部の周縁と壁体の開口部との
    間の少なくとも一部に、可動壁部が閉じ姿勢にある状態
    で照明器具からの光の透過を許容する透光部が形成され
    ている請求項1又は2記載の壁構造。
  4. 【請求項4】 前記透光部が、閉じ姿勢にある可動壁部
    の周縁と壁体の開口部との間の少なくとも一部に形成さ
    れた指掛け可能な貫通穴から構成されている請求項3記
    載の壁構造。
  5. 【請求項5】 前記貫通穴が、可動壁部の周縁に沿って
    ストライプ状に形成されている請求項4記載の壁構造。
  6. 【請求項6】 前記開き姿勢にある可動壁部の使用形態
    が、テーブル板、腰掛け用座板、棚板等の家具又は建具
    構成形態である請求項2〜5のいずれか1項に記載の壁
    構造。
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