JP2002208237A - ハードディスクドライブ組立体 - Google Patents

ハードディスクドライブ組立体

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JP2002208237A
JP2002208237A JP2002008059A JP2002008059A JP2002208237A JP 2002208237 A JP2002208237 A JP 2002208237A JP 2002008059 A JP2002008059 A JP 2002008059A JP 2002008059 A JP2002008059 A JP 2002008059A JP 2002208237 A JP2002208237 A JP 2002208237A
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disk
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Frederick Mark Stefansky
フレデリック マーク ステファンスキー
Wallis A Dague
ウォーリス エイ デイグ
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Seagate Technology LLC
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    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクドライブ装置の高さを低減する。 【解決手段】 回転軸まわりに回転するハードディスク
と、読み書きヘッドを位置せしめるアクチュエータ組立
体とを有する。前記回転軸と平行な軸まわりに回転可能
で、一端にヘッドを支持し他端に平坦かつ前記回転軸と
平行な軸まわりに巻かれたボイスコイルを有するアクチ
ュエータアームと、前記回転軸に垂直な平面内にある平
坦な上面をもつ底部磁気戻り板と、該底部磁気戻り板の
上方に離間し平坦な下面をもつ頂部磁気戻り板と、前記
上面及び下面の何れかに取付けられた平坦な板形状を有
する一対の磁石とを備える。該磁石の一方が前記回転軸
に平行な第1の方向において前記戻り板の間でボイスコ
イルを通過する磁界を発生し、他方が前記回転軸に平行
な第1の方向とは反対の第2の方向でボイスコイルを通
過する磁界を発生させるボイスコイルモータ磁石組立体
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(継続出願の情報)本願は、1988年1
月25日付け米国特許出願第147,804号(現在、
米国特許第4,965,684号)の一部継続出願であ
る、係属中の米国特許出願第07/549,283号の
一部継続出願である。
【0002】(関連出願の相互参照) 1)名称:「ディスク駆動装置の制御装置の構造(DI
SK DRIVE SYSTEM CONTROLLE
R ARCHITECTURE)」。発明者:John
P.Squires、Tom A.Fiers及びL
ouis J.Shrinkle。1987年6月2日
付米国特許出願第057,289号(現在、米国特許第
4,979,056号)。 2)名称:「ディスク駆動装置のソフトウェア装置の構
造(DISK DRIVE SOFTWARE SYS
TEM ARCHITECTURE)」。発明者:Jo
hn P.Squires、Tom A.Fiers及
びLouisJ.Shrinkle。1990年2月2
3日付米国特許出願第488,386号(現在、放
棄)。 3)名称:「埋込み形リアルタイム診断モニタを用いた
ディスク駆動装置の制御装置の構造(DISK DRI
VE SYSTEM CONTROL ARCHITE
CTURE UTILIZING EMBEDED R
EAL−TIME DIAGNOSTIC MONIT
OR)」。発明者:John P.Squires。1
987年6月2日付米国特許出願第058,289号
(現在、放棄)の継続出願である、1989年10月1
8日付米国特許出願第423,719号(現在、米国特
許第4,979,055号)。 4)名称:「低電力ハードディスク駆動装置の構造(L
OW−POWER HARD DISK DRIVE
ARCHITECTURE)」。発明者:John
P.Squires及びLouis J.Shrink
le。1988年2月4日付米国特許出願第152,0
69号(現在、放棄)の継続出願である、1990年8
月7日付米国特許出願第564,693号。 5)名称:「多数の埋込み形直交サーボ磁界を用いたデ
ィスク駆動装置(DISK DRIVE SYSTEM
USING MULTIPLE EMBEDED Q
UADRATURE SERVO FIELDS)」。
発明者:Louis J.Shrinkle及びJoh
n P.Squires。1989年7月27日付米国
特許出願第386,504号。 6)名称:「ディスク駆動装置用磁気パーキング装置
(MAGNETIC PARKING DEVICE
FOR DISK DRIVE)」。発明者:Fred
erick Mark Stefansky。1988
年11月10日付米国特許出願第269,873号(現
在、放棄)の継続出願である、1991年1月22日付
米国特許第643,703号。 7)名称:「多数の超小型制御装置ハードディスク駆動
装置の制御構造(MULTIPLE MICRO CO
NTROLLER HARD DISK DRIVE
CONTROL ARCHITECTURE)」。発明
者:JohnP.Squires、Charles
M.Sander、Stanton M.Keeler
及びDonald W.Clay。1990年11月9
日付米国特許出願第07/611,141号。 これらの各関連出願は本願の譲受人に譲渡されており、
ここに援用する。
【0003】(発明の背景) (発明の分野)本発明はディスク駆動装置に関し、より
詳しくは、ハードディスク(固定ディスク)駆動装置に
関する。
【0004】(関連技術の説明)パーソナルコンピュー
タ、ポータブルコンピュータ及びラップトップ形コンピ
ュータの開発は、ディスク駆動装置のサイズの縮小及び
記憶容量の増大に拍車をかけている。既存のディスク駆
動装置のサイズ及び重量を更に減少させ且つ耐久性及び
記憶容量を更に増大させる試みは、まずまずの成功を収
めている。固定ディスクすなわちハードディスク駆動装
置のサイズ(特に高さ)及び重量、及び既存のハードデ
ィスク駆動装置が物理的衝撃及び/又は振動に耐え得な
いことは、固定ディスクをラップトップ形コンピュータ
に組み込むことを妨げる(より大きなポータブルコンピ
ュータに組み込むことさえも妨げる)要因となってい
る。
【0005】既存のディスク駆動装置には、多数の機械
部品が組み込まれている。また、ディスク駆動装置の各
部品は、該駆動装置の重量及び駆動装置が占拠する空間
の増大をもたらす。機械部品が多数になると、製造を困
難で高価なものとし且つ駆動装置の機械的故障の可能性
及び蓋然性を増大させる。重要なことは、機械部品の個
数が、物理的衝撃及び振動に耐え得る駆動装置の能力に
関係するということである。
【0006】物理的衝撃及び振動に対する抵抗性は、デ
ィスク(単一又は複数)、ヘッド(単数又は複数)及び
ディスク駆動装置の種々のベアリングを損傷から保護す
る上で重要である。特に、データの喪失を招くディスク
への損傷や駆動装置の寿命を終了させ、データの全体的
喪失を招くヘッド又はベアリングへの損傷を防止する必
要がある。しかしながら、従来のディスク駆動装置は物
理的衝撃に対する抵抗性が制限されている。物理的衝撃
に対する抵抗性は、ポータブルコンピュータの場合に最
も重要である。
【0007】慣用的な駆動装置では、ヘッド及びディス
クを支持するディスク駆動装置の機械部品の機械的歪み
すなわち撓みが、ヘッド(ヘッドは支持部品上の一点で
取り付けられている)を、ディスク(ディスクは支持部
品上の他点で取り付けられている)に対して移動させる
ことによるトラッキングの問題を引き起こす。ディスク
の上下面と関連するヘッドは、別々のヘッドが別々のシ
リンダ内に位置する点まで、ディスクに対して移動でき
る(1つのシリンダは、ディスクの上下面の同一トラッ
クを表す1つの垂直セグメントとして形成される)。こ
の問題は機械的オフトラックとして知られており、増大
するトラック密度により一層悪化する。
【0008】従来のディスク駆動装置の他の問題は、駆
動装置をシールして汚染物質から保護するのが困難なこ
とである。この困難性の一部は、ディスクが収容される
環境へのアクセス箇所が多数存在することにある。これ
らのアクセス箇所は、ディスクを回転させるモータへの
電流の供給、ディスクの情報の読取り(及びディスクへ
の情報の記録)を行うヘッドへの(及びヘッドからの)
データ信号の伝達、及び或る場合にはディスク(単数又
は複数)に対するヘッド(単数又は複数)の位置決めを
行うボイスコイルへの電流の供給を行うための電気回路
をディスク駆動装置の内部に導くのに利用されている。
【0009】従来のディスク駆動装置のこれらの欠点の
多くは、ディスクが収容されるケーシング(3次元ケー
シング又は「トイレットボウル」と呼ばれている)に起
因する。このようなケーシングは、鋳造金属(通常、ア
ルミニウム)からなる大型の3次元部片であり、ディス
クを収容する丸い部分をもつところから「トイレットボ
ウル」と呼ばれている。上方の板が、ケーシングの開放
頂部の全体をカバーし、ケーシングとのシールを形成す
る。
【0010】スピンドル(該スピンドル上でディスクが
回転する)が、これらのケーシング及びカバーの両者を
貫通し且つ支持されている。ケーシング及びカバーを通
るスピンドルの突出部が、汚染物質が侵入し得る箇所を
形成している。また、ディスクに対してヘッドを位置決
めするステッパモータを使用するディスク駆動装置で
は、ステッパモータがケーシングの外部に配置され、ス
テッパモータとケーシングとの間にシールを必要とす
る。
【0011】汚染物質がディスク駆動装置に侵入できる
箇所が存在することを認識し、慣用的なディスク駆動装
置の製造業者は、ブリーザフィルタ(呼吸フィルタ)を
設け、ディスクの回転によってディスク駆動装置がシー
ルのリークを通して空気を排出し且つブリーザフィルタ
のみを通して空気を取り入れるようにディスク駆動装置
を設計している。しかしながら、空気の流れが存在でき
るようにするにはブリーザフィルタにかなり粗いフィル
タを設けなくてはならず、従って濾紙を通って汚染物質
がディスク駆動装置に侵入する。
【0012】鋳造ケーシング、特に、ケーシングにより
支持される駆動装置のエレメントの取付け部の位置を正
確に製造することは困難である。取付け孔はケーシング
の鋳造後にドリル穿孔しなければならず、これらの取付
け孔はケーシングと整合すると同時に互いに整合しなけ
ればならない。しかしながら、もっと重要なことは、3
次元鋳造ケーシングが熱応力によって撓み、上記機械的
オフトラックの問題を引き起こすということである。
【0013】ボイスコイルを用いてアクチュエータアー
ムを枢動させ、ディスクに対してヘッドを位置決めする
慣用的なディスク駆動装置では、一端がアクチュエータ
アームに取り付けられ且つ他端がディスク駆動装置の固
定点に取り付けられたフレキシブル回路が、情報信号を
ヘッドに(及びヘッドから)伝達する。このようなフレ
キシブル回路の標準配向は、ディスクから離れる方向に
延びたループである。フレキシブル回路がアクチュエー
タに取り付けられる点とディスク駆動装置の端部との距
離は制限されており、従って、フレキシブル回路の弧す
なわち湾曲の半径は小さく、フレキシブル回路自体の長
さは制限される。従って、アクチュエータアームが枢動
するとフレキシブル回路の全体が移動し、該フレキシブ
ル回路によってアクチュエータアームにトルクが作用す
る。アクチュエータアームに作用するこのトルクは、シ
ーク作業を行うときに、ボイスコイルにより発生された
トルクに加算又は減算して補償しなければならない。フ
レキシブル回路によりアクチュエータに作用するトルク
がアクチュエータの位置によって変化するという事実か
ら、この補償は複雑である。
【0014】ディスク駆動装置が作動していないときに
ボイスコイルのアームを特定位置にロックするのに、種
々の形式のロッキング装置(ラッチ装置)が使用されて
いる。ラッチ装置の趨勢は、信頼性が得られるように別
々に組み立てられる高出力ユニットを用いることであ
る。しかしながら、高出力ラッチ装置は、ディスク駆動
装置又はコンピュータの他のあらゆる領域において好ま
しくない多量の熱を発生する。また、慣用的なラッチ装
置の作動は位置従属形である。かくして、ディスク駆動
装置及び該ディスク駆動装置が装着されるコンピュータ
の配向はラッチ装置の信頼性に影響を与える。信頼性が
このように位置に依存することは、ポータブルコンピュ
ータにとって満足できるものではない。
【0015】個々の磁気ディスクに利用できる非常に大
きな記憶容量及びインテル社の80386及び8048
6チップのようなマイクロプロセッサが作動する非常に
大きな速度では、ディスク駆動装置のデータアクセス時
間はシステムの全体的性能にとって重要である。多くの
場合、ディスクがデータにアクセスし且つマイクロプロ
セッサにデータを供給する速度は、システムの主性能の
困難な点である。ディスクアクセス時間の1つの重要な
ファクタは駆動装置の「シーク時間」であり、一般にシ
ーク時間とは、磁気ディスクの特定トラック位置にある
特定データにアクチュエータがアクセスする時間として
定義されている。一般に、全アクセス時間は、ディスク
の連続トラック間の弧状経路に沿って読取り/書込みヘ
ッドを移動させるときのアクチュエータモータの効率
と、制御電子部品のデータ処理能力との関数である。
【0016】(発明の要約)従って本発明の目的は、1
インチの高さ形状係数をもつ多プラッタ(ディスク)デ
ィスク駆動装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、物理的衝撃からの損傷に対する抵抗性をもつディ
スク駆動装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、大きなデータ記憶容量をもつ高さの小さなディスク
駆動装置を提供することにある。本発明の他の目的は、
ヘッドのあらゆる機械的オフトラッキングが機械的に最
小にされ且つ電子的に修正されるディスク駆動装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、単一の電気的
コネクタが、ディスクを収容した環境から該環境の外部
に全ての電流及びデータ信号を搬送し、且つ基板を介し
てこれらの電気信号を通信するヘッダが駆動装置の内部
と外部との間の通信のみを行うディスク駆動組立体を提
供することにある。本発明の更に他の目的は、改良され
たボイスコイルモータ、より詳しくは効率の良いアクチ
ュエータ位置決め機構をもつディスク駆動装置を提供す
ることにある。
【0017】本発明の上記及び他の目的は、ディスク駆
動装置において、ヘッド/ディスク組立体を有し、該ヘ
ッド/ディスク組立体が、上面及び下面をもつ基板と、
該基板の上面上に支持された、データを記憶するための
記憶手段と、2つのディスクからなる固体記憶手段と、
ディスクから情報を読取り且つ情報を書込むための相互
作用手段と、ディスク手段に対して相互作用手段を選択
的に位置決めするための、基板上に支持され且つ信号を
制御すべく応答するアクチュエータ手段と、ディスク、
相互作用手段及びアクチュエータ手段を封鎖すべく基板
に対してシール可能に取り付けられるカバーとを備え、
ディスク駆動装置が更に、アクチュエータ手段を制御す
る制御信号を発生し且つ相互作用手段に情報信号を供給
し且つ相互作用手段から情報信号を受けるための、基板
の前記下面に隣接するようにヘッド/ディスク組立体に
取り付けられた制御手段を有し、ヘッド/ディスク組立
体及び制御手段が約1インチの最大全高をもつディスク
駆動装置により達成される。
【0018】本発明の特別な長所は、本発明のディスク
駆動装置が、ほぼ同じ直径をもつディスクを用いた慣用
的なディスク駆動装置に比べて高さが小さいことであ
る。より詳しくは、本発明の3.5インチ単一プラッタ
及び多プラッタ駆動装置は、1インチの全高を有する。
更に、本発明のディスク駆動装置は軽量であり、1ポン
ドより僅かに重いに過ぎない。本発明の他の長所は、単
一の電気コネクタ(ヘッダ)によりケーシングの外部と
内部との間の全ての電気信号を伝達し、これにより、ケ
ーシング内の制御環境内に汚染物質が侵入する可能性を
低減できることにある。重要なことは、本発明のディス
ク駆動装置がブリーザフィルタを必要としないことであ
る。
【0019】本発明のディスク駆動装置の更に別の長所
は、該駆動装置がボイスコイルアクチュエータ組立体を
有し、該組立体が、記憶手段に関して複数の読取り/書
込みヘッドを取り付けるための手段と、前記ディスクに
対して複数の位置で前記取付け手段を位置決めするため
の手段とを備え、該位置決め手段が、ディスクの内径と
外径との間で比較的等しい効率を有していることにあ
る。
【0020】(好ましい実施例の説明)図1〜図24を
参照して、本発明によるディスク駆動装置を説明する。
例えばここに開示するディスク駆動装置は、磁気コーテ
ィングを備えた1枚又は2枚のハードディスクを有し、
且つウインチェスタ技術(Winchester te
chnology)を用いている。しかしながら、本発
明のディスク駆動装置は、種々の枚数のディスクを使用
でき、例えば光学ディスクのような他の形式のディスク
及び例えばレーザのような他の読取り/書込み技術を使
用できる。本発明のディスク駆動装置に使用されるディ
スクは3.75インチ程度の直径を有し、いわゆる「3
・1/2」ディスクと呼ばれているものである。本発明
のディスク駆動装置は、3.75インチより大きい(又
は小さい)他の直径のディスクにも適用できる。
【0021】本発明の第1、第2及び第3実施例のいず
れの実施例におけるディスク駆動装置も次のような概略
的寸法、すなわち1.0インチ(約2.54cm)の高
さ、5.75インチ(約14.61cm)の長さ及び
4.0インチ(約10.16cm)の幅を有する。全重
量は、第1実施例が1ポンドより僅かに重く、第2実施
例が1.3ポンド(約0.59kg)、第3実施例が
1.16ポンドである。かくして、本発明のディスク駆
動装置は、1/2の高さの5・1/4インチディスク駆
動装置のサイズの1/2である。重要なことは、本発明
のディスク駆動装置の重量が、20Mb容量の標準形3
・1/2インチディスク駆動装置の重量の約1/3〜1
/2程度であることである。第1実施例を40Mb容量
に、第2実施例を120Mb容量に、及び第3実施例を
約213Mbの記憶容量にフォーマット化するときに
は、サイズ及び重量を全く変えることなく、一層大きな
比例減力(proportional reducti
ons)が得られる。
【0022】縮尺通りではないが、図1、図14及び図
15は、ディスク駆動装置の長さ、幅及び高さの関係
(ディスク駆動装置の低い輪郭)を示している。より詳
しくは、本発明のディスク駆動装置の高さ「H」は1イ
ンチである。
【0023】(第1実施例及び共通の特徴)ディスク駆
動装置10に低い高さを与える第1実施例の1つの特徴
は、基板12及びカバー14の傾斜輪郭にある。この傾
斜輪郭は、ディスク駆動装置10の第1端部10aにお
いて基板12の下に特別な垂直空間を与え、且つディス
ク駆動装置10の第2端部10bにおいて基盤12とカ
バー14との間に特別な垂直空間を与える。この傾斜輪
郭を付与しないものとすると、基板12の上下に割り当
てられる空間は、ディスク駆動装置10の第1端部10
a及び第2端部10bにおいて最大になり、従ってディ
スク駆動装置の全高が増大してしまう。カバー14は基
板12に対してシール状態に取り付けられ、基板12と
カバー14との間に制御環境(制御された環境)を形成
する。基板12とカバー14との間のガスケット16
(図4)がシールを形成する。制御環境を形成できるた
め、ブリーザフィルタを設ける必要がなくなり、本発明
のディスク駆動装置10に内部空気濾過装置を使用でき
る。ガスケット16により与えられるシールは、海面下
200フィート〜海面上10,000フィートの高度で
受ける圧力でディスク駆動装置10が作動する間にも安
定している。
【0024】図2に示すように、ディスク駆動装置10
の内部部品は、3つの相互関連グループ、すなわち、デ
ィスク20及びスピンモータ22と、ディスク20に対
してヘッド26を位置決めするアクチュエータ組立体2
4と、ヘッダ30、ブラケット32、反転フレキシブル
回路(reverse flex circuit)3
4及びラッチアーム38を枢動させるためのコイル36
からなるヘッダ組立体28とに分離される。
【0025】アクチュエータ組立体24は、アクチュエ
ータアーム40と、該アクチュエータアーム40の第1
端部に取り付けられたヘッド26(図4)と、枢着点に
関しアクチュエータアーム40の第1端部とは反対側の
第2端部に取り付けられたアクチュエータコイル42
と、磁石構造体44とを有する。磁石構造体44は磁石
46(図4)を支持しており、磁石構造44の構成部品
は、以下に詳述するように、磁石46により発生された
磁界の戻り経路が得られるように透磁性材料で形成され
ている。磁石構造体44及びアクチュエータコイル42
は、該コイル42を流れる電流が磁石46により形成さ
れる磁界を通り、アクチュエータアーム40を枢動させ
る力を発生するように配置される。アクチュエータコイ
ル42を逆向きに流れる電流は逆方向のトルクを発生
し、アクチュエータアーム40を枢動させ且つヘッド2
6を、ディスク20の内径48及び外径50を含むこれ
らの直径48、50間のあらゆる位置に位置決めする。
【0026】ボイスコイルを使用する慣用的なディスク
駆動装置では、ヘッダ30とアクチュエータアーム40
との間の領域にフレキシブル回路が設けられている。反
転フレキシブル回路34はディスク20の方向に湾曲し
ており、これによりラッチコイル36をヘッダ30とア
クチュエータアーム40との間に配置できる。
【0027】基板12の底部には、印刷回路組立体(す
なわち制御手段)52が取り付けられる。ヘッダ30
は、あらゆる電気信号を、印刷回路組立体52から、基
板12とカバー14との間の制御環境に搬送する。3本
のみのリード線を必要とするDCモータを用いていると
いう事実から、ヘッダ30は最少本数のピンを有する。
このようなモータは、本願の譲受人に譲渡された198
6年7月1日付米国特許第4,876,491号(名称
「ブラシレスDCモータの速度制御方法及び装置(ME
THOD AND APPARATUS FOR BU
RUSHLESSDC MOTOR SPEED CO
NTROL)」、発明者:P.Squires及びLo
uis J.Shrinkle)に開示されている。
【0028】次に、図3(該図3は、図2の3−3′線
に沿う断面図である)及び図5を参照して、低い全高を
もつディスク駆動装置を形成する本発明のディスク駆動
装置10の構造を説明する。図5に示すように、基板1
2は、該基板12の第1側部12c及び第2側部12d
に設けられた2本のレール54a、54bを有してい
る。これらのレール54a、54bは、基板12の取付
け面12eが、レール54a、54bが配置される面の
平面に対して或る角度をなして配置されるように構成さ
れている。基板12と支持面とのこの角度関係は、基板
12の第1端部12aにおける基板12の下の空間の方
が、第2端部12bにおける基板12の下の空間よりも
大きくなるようにする。印刷回路組立体52(該組立体
52には電気部品が取り付けられている)には小さな空
間のみが必要である。しかしながら、基板12の第1端
部12aには、印刷回路組立体52上にコネクタ56及
び電源プラグ58(これらは、両方共、印刷回路組立体
52より大きな空間が必要である)を設ける必要があ
る。基板12の傾斜は、該基板12の第1端部12aの
下に、コネクタ56及び電源プラグ58にとって必要な
垂直空間を形成する。コネクタ56は印刷回路組立体5
2とホストコンピュータ(図示せず)との間の接続を形
成し、電源プラグ58は印刷回路組立体52と外部電源
(図示せず)との間の接続を形成する。
【0029】逆に云えば、基板12の第1端部12aの
上方に配置される部品はディスク20のみであり、一
方、基板12の第2端部12bの上方にはアクチュエー
タ組立体24が配置される。アクチュエータ組立体24
はディスク20よりも大きな垂直空間を必要とし、基板
12の傾斜は、アクチュエータ組立体24を収容できる
ようにするため、基板12の第1端部12aの上方の空
間よりも大きな空間を第2端部12bの上方に形成す
る。図1に示すように、基板12と組み合わされるカバ
ー14の部分は基板12の角度と一致する角度を有して
おり、これにより、カバー14の頂部は支持面と平行に
なる。従って、基板12には傾斜が付されていても、デ
ィスク駆動装置10の輪郭は、平行四辺形ではなく、長
方形となる。
【0030】ディスク20は、支持面に対して平行で且
つ基板12の平面に対して或る角度を形成する平面内に
ある。基板12の取付け面12e上の全ての支持点は、
内部部品(例えばアクチュエータ組立体24)が、ディ
スク20の平面に対して平行な平面であってレール54
a、54bの支持点55により形成される平面内に配置
されるように設計される。
【0031】次に、図4〜図7に関連して、アクチュエ
ータ組立体24の構造及び作動を説明する。アクチュエ
ータ組立体24の機能は、アクチュエータアーム組立体
40を枢動させることにより、ディスク20の表面に対
してヘッド26を位置決めすること(より詳しくは、デ
ィスク20の個々のトラック上にヘッド26を位置決め
すること)にある。ヘッド26は、可撓性部材60によ
りアクチュエータアーム40上に支持されている。基板
12に固定されるベアリングカートリッジ62がアクチ
ュエータアーム40に挿入され、枢着点を形成する。ア
クチュエータアーム40は、クリップリング63により
ベアリングカートリッジ62に取り付けられる。エポキ
シの代わりにクリップリング63を使用することによ
り、組立て前にベアリングカートリッジ62を試験でき
且つアクチュエータアーム40とは独立して掃除でき
る。枢着点に関してヘッド26とは反対側において、ア
クチュエータアーム40にはアクチュエータコイル42
が設けられている。全ての部品が取り付けられたアクチ
ュエータアーム40は正確にバランスがとられる。すな
わち、枢着点の両側に等量の重量が付与され、これによ
り、ヘッド26の位置決めが、リニアな衝撃及び振動か
ら殆ど影響を受けることはない。
【0032】アーム組立体40の枢動に用いられる力は
ボイスコイル組立体より与えられる。ボイスコイル組立
体は、アクチュエータコイル42及び磁石構造体44を
備えている。磁石構造体44は、透磁性材料で形成され
た上下の板64、66と、同じく透磁性材料で形成され
た支柱68、70と、上方の板64に取り付けられた第
1及び第2磁石46a、46bとを有する。上下の板6
4、66は、支柱68、70と協働して、第1及び第2
磁石46a、46bにより形成される磁界の戻り経路
(returns)として機能する。重要なことは、支
柱68、70と上下の板64、66との間にエアギャッ
プが存在しないことであり、エアギャップが存在する
と、戻り経路に不連続性が形成され、磁界の強さを大幅
に低下させる。
【0033】第1及び第2磁石46a、46bは、上方
の板64に逆の磁極が取り付けられており(例えば、上
方の板64に、第1磁石46aのS極及び第2磁石46
bのN極が取り付けられている)、第1及び第2磁石4
6a、46bのそれぞれと下方の板66との間に第1及
び第2磁界 を形成する。第1及び第2磁界 は、3つの閉磁界ループ内に含まれる。第1閉磁界ルー
プは、第1磁石46aと下方の板66との間に位置し且
つ下方の板66と、第1支柱68と、上方の板64とに
より形成される戻り経路を通る。第2閉磁界ループは、
下方の板66及び該下方の板66と第2磁石46bとの
間を経て第1磁石46aから下方の板66へと通り、且
つ上方の板64を経て第2磁石46bから第1磁石46
aへと通る。第3閉磁界ループは、下方の板66と第2
磁石46bとの間に位置し且つ上方の板64と、第2支
柱70と、下方の板66とにより形成される戻り経路を
通る。戻り経路に磁界 を含めることにより、第1及び第2磁石46a、46b
のそれぞれと下方の板66との間の領域において各磁界
の強さが増大する。この領域の磁界の強さは、ボイスコ
イルがアクチュエータアーム40に作用するトルク、従
ってアクチュエータアーム40の回転速度及び駆動装置
のシーク時間に直接関係する。
【0034】アクチュエータコイル42は、該コイル4
2に、第1及び第2磁界 とは逆方向の電流が流れるように配置される。磁界中で
電流が流れるワイヤに作用する力は磁界の強さに比例
し、次式すなわち で表される。ここで、 は力、iは電流、 はワイヤの長さ、 は磁界である。アクチュエータコイル42に逆方向の電
流を流すと、それぞれの力 (図2)が得られ、これらの力 はアクチュエータアーム40を逆方向に枢動させる。
【0035】ヘッド26がディスク20の選択された内
径48と外径50との間のみを移動するように、アクチ
ュエータアーム40の枢動を制限するためのクラッシュ
ストッパが設けられている。外径クラッシュストッパ
は、支柱68に嵌合されるスリーブ76(図5)により
形成される。アクチュエータアーム40の枢動によって
ヘッド26がディスク20の外径50に配置されると、
アクチュエータアーム40の一部が外径クラッシュスト
ッパ76と接触し、これによりヘッド26がこれ以上移
動することが防止される。内径クラッシュストッパはラ
ッチ機構(図7)の一部により形成され、これについて
は後述する。
【0036】次に、図2、図4、図6及び図7を参照し
て、ヘッダ30からヘッド26及びアクチュエータ組立
体24に電気信号を搬送する反転フレキシブル回路34
について説明する。反転フレキシブル回路34は3つの
部分に分けられる。第1部分80は電流をアクチュエー
タコイル42に搬送する。第2部分82は、電流搬送部
分80と第3データ搬送部分84とを分離する接地平面
である。データ搬送部分84は、ディスク20に情報を
記録すべく信号をヘッド26に供給し且つディスク20
からデータを読み取るときに、ヘッダ30を介してヘッ
ド26から印刷回路組立体52へと信号を搬送する。接
地平面82を設けることにより、さもなくば反転フレキ
シブル回路34の第1部分80を通る、アクチュエータ
コイル42に必要な大きな電流によって引き起こされる
虞れのある比較的弱いデータ信号との干渉が防止され
る。
【0037】反転フレキシブル回路34はヘッダ30の
ピン31aに電気的に接続されているけれども、ピン3
1aは反転フレキシブル回路34を位置決めする機能も
有している。より詳しくは、ブラケット32が反転フレ
キシブル回路34及びラッチコイル36を支持してい
る。ブラケット32は単一の取付け点86により基板1
2に取り付けられ、そして反転フレキシブル回路34お
よびピン31aの係合によって回転され位置決めされる
(後述するように、ラッチコイル36の位置決めは、ラ
ッチ機構の作動にとって重要である)。スチフナ(補強
材)88が、ピン31aと係合するフレキシブル回路3
4の領域及びブラケット32に取り付けられており、ブ
ラケット32を回転位置決めするのに必要な剛性を付与
し且つ反転フレキシブル回路34とピン31aとの係合
を容易にしている。反転フレキシブル回路34は、ヘッ
ダ30の領域において基板12の平面に対して平行であ
るが、ディスク20の方向に延びたループを形成し且つ
ヘッダ30をアクチュエータ組立体24に連結するよう
に、約90°のベンド(曲り部)を通っている。
【0038】反転フレキシブル回路34の第1部分80
は反転フレキシブル回路34がアクチュエータアーム4
0に接続される箇所で終端している。しかしながら、第
2及び第3部分82、84は、ベアリングカートリッジ
62を包囲するアクチュエータアーム40の肩部90の
周囲に巻き付けられている。肩部90の周囲への反転フ
レキシブル回路34の第2及び第3部分82、84の巻
付けは、反転フレキシブル回路34がヘッダ30のピン
31aと係合する領域において基板12に対面するフレ
キシブル回路34の側面(従って、ブラケット32から
アクチュエータアーム40へと延びた反転フレキシブル
回路34の湾曲部分の内側)で、電流搬送ワイヤへのア
クセスを与える。第1及び第2部分82、84が肩部9
0の周囲に巻き付けられると、電流搬送ワイヤが設けら
れた反転フレキシブル回路34の側面が該回路34の端
部で露出され、ヘッド26を反転フレキシブル回路34
に接続するワイヤ91の取付けを容易にする。もしも、
反転フレキシブル回路34が最初にアクチュエータアー
ム40と接触する箇所でワイヤ91を反転フレキシブル
回路34に接続するならば、反転フレキシブル回路34
の周囲にワイヤ90を巻き付けるか、反転フレキシブル
回路34を介しての接続を行うことが必要になり、これ
らは、ワイヤ91と反転フレキシブル回路34とを電気
的に接続する方法としては複雑で、好ましくないもので
ある。ボイスコイル組立体以外の手段によってアクチュ
エータアーム40に作用するあらゆるトルクは、ディス
ク20(より詳しくは、「ディスク駆動装置のソフトウ
ェア装置の構造(DISK DRIVE SOFTWA
RE SYSTEM ARCHITECTURE)」及
び「埋込み形リアルタイム診断モニタを用いたディスク
駆動装置の制御装置の構造(DISK DRIVE S
YSTEM CONTROL ARCHITECTUR
E UTILIZING EMBEDED REAL−
TIME DIAGNOSTIC MONITOR)」
という名称の上記特許で説明されたあらゆるシーク機能
に続くトラック)に対してヘッド26を位置決めするア
クチュエータ組立体24の機能に影響を与える。ボイス
コイル組立体により付与される力は、反転フレキシブル
回路34により付与される力を補償すべく制御しなけれ
ばならない。従って、反転フレキシブル回路34の湾曲
部の半径R(図7)をできる限り大きくして、反転フレ
キシブル回路34によりアクチュエータアーム40に加
えられるトルクを最小にする。実際には、反転フレキシ
ブル回路34の湾曲部の半径は、慣用的なフレキシブル
回路の湾曲部の半径の約2倍ほどの大きさである。ま
た、反転フレキシブル回路34は、アクチュエータアー
ム40が回転するときに本質的にリニアに移動するのに
対し、慣用的な反転フレキシブル回路はその湾曲部の全
体が曲がらなくてはならない。従って、反転フレキシブ
ル回路34がアクチュエータアーム40に作用するトル
クは、慣用的なフレキシブル回路がアクチュエータアー
ムに作用するトルクに比べ大幅に低下される。
【0039】反転フレキシブル回路34により得られる
他の長所は、慣用的なフレキシブル回路が配置される位
置にラッチコイル36を配置できることであり、これに
より、ラッチコイル36を、反転フレキシブル回路34
及びブラケット32と一体化できる。ヘッダ30からラ
ッチコイル36に導く別のワイヤは不要である。また、
この一体化された部品群の取付けは、個々の部品を取り
付ける場合よりも少ない工程数で済む。また、前述のよ
うに、反転フレキシブル回路34と、ブラケット32の
枢動位置を制御するスチフナ88とによってラッチコイ
ル36の厳格な位置決めがなされる。
【0040】基板12とカバー14との間のシールされ
た環境(シール環境)と、印刷回路組立体52との間の
あらゆる連結がヘッダ30により与えられる。反転フレ
キシブル回路34と係合するピン31aは、モータワイ
ヤコネクタ92とも係合する。ピン31bが基板12の
下に延びて、印刷回路組立体52上の後部入口コネクタ
(図示せず)と係合する。集積回路部品、個別回路部品
及び表面配線は、基板12とは反対側の印刷回路組立体
52上にあるので、後部入口コネクタが使用される。
【0041】次に、図4、図5及び図7を参照して、ヘ
ッド26がディスク20の内径48に位置決めされる方
向にアクチュエータアーム40をロックするためのラッ
チ機構について説明する。ディスク駆動装置10のパワ
ーダウン中、ディスク20の回転速度がヘッド26をデ
ィスク20上に下降させる速度まで低下する前に、制御
手段52は、アクチュエータ組立体24によってアクチ
ュエータアーム40を、ヘッド26がディスク20の内
径48の非データ領域上に来る位置に枢動させる。かく
して、ヘッド26は、ディスク20の内径48における
非データ領域上にのみ下降する。
【0042】電磁ラッチは、ラッチコイル36と、枢着
点94上で枢動し且つアクチュエータアーム40のラッ
チノッチ98と係合するフィンガ96を備えたラッチア
ーム38と、該ラッチアーム38をロック位置に押圧す
るためのばね100とを有する。
【0043】ラッチコイル36及び旋回板104を備え
た電磁石が、ばね100の力に抗してラッチアーム38
を非ロック位置に枢動させるのに使用される。ラッチコ
イル36は、外壁108及び中心磁極110を備えた捕
捉板106を有する。外壁108及び中心磁極110は
電磁石の逆の磁極を形成し、コイル(図示せず)に電流
を通すと、捕捉板106の磁界によって旋回板104を
引き付ける。旋回板104は、ラッチアーム38があら
ゆる方向に旋回できて、旋回板104が電磁石により捕
捉されるとラッチアーム38が外壁108と同一面(フ
ラッシュ)になるように、ラッチアーム38に取り付け
られる。旋回板104の捕捉及び保持の信頼性を高める
には、外壁108の全体と旋回板104との接触が必要
である。捕捉板106の中心磁極110には段が付され
ており、中心磁極110と旋回板104との間に僅かな
接触面積のみが存在するようになっている。この小さな
接触面積により、コイル(図示せず)の電流が遮断され
るとラッチコイル36が旋回板104を解放する。旋回
板104を短時間で捕捉できるようにするため、ラッチ
コイル36には高いDC電圧が印加される。この印加電
圧は、小さな捕捉維持レベルまで低下される。かくし
て、この構造は電力消費及び熱放散が小さい。また、ラ
ッチコイル36の電力消費が小さいにも係わらず、ラッ
チコイル36は、旋回板104の捕捉、保持及び解放に
高い信頼性を有している。
【0044】ばね100は、フィンガ96と係合するリ
ニアばねである。ばねの移動を小さくし、これにより一
定で大きいばね力を付与するため、ばね100は枢着点
94の外側に終端している。
【0045】フィンガ96は、内径クラッシュストッパ
としても機能する。フィンガ96は、アクチュエータア
ーム40の開口102の一縁部にあるノッチ98と係合
するように配置されているため、内径クラッシュストッ
パとして非常に適している。ラッチが非ラッチ位置にあ
るとき、フィンガ96と開口102の同じ縁部とが当接
することにより内径クラッシュストッパが形成される。
しかしながら、ラッチ位置への移動時のラッチアーム3
8の枢動は、枢着点94と開口102の縁部との間の距
離を短縮する。従って、ヘッド26を内径48を越えて
非データ領域まで移動させるには、アクチュエータアー
ム40が僅かに枢動する。
【0046】本発明の上記ディスク駆動装置10の構造
は、衝撃及び振動に対する優れた保護が得られる。より
詳しくは、本発明のディスク駆動装置10は、200G
の非作動衝撃に耐えることができ、且つ回復不可能なエ
ラーなくして、5Gの作動衝撃に耐えることができる。
5〜500Hzの範囲内での2Gの非作動振動が特定許
容限度である。回復不可能なデータのない作動振動は、
5〜500Hzの範囲に対して0.5Gに特定される。
【0047】ディスク20は、1インチ当たり1150
トラックのトラック密度で作動するアクチュエータ組立
体24の能力により、1面当たり752トラックを有す
る。かくして、1トラック当たり26ブロック且つ1ブ
ロック当たり512バイトを用いるものとすれば、第1
実施例のディスク駆動装置10は20メガバイトのフォ
ーマット化された容量を有することになる。アクチュエ
ータ組立体24は、28msの平均シーク時間及び7m
sのトラック−トラック間シーク時間が得られる。平均
シーク時間は、トラックアドレスの可能性のある全ての
命令対の間のシークに必要な全時間を、アドレスされた
命令対の個数で除することにより決定される。
【0048】本発明のディスク駆動装置10の組立て
は、慣用的なディスク駆動装置の組立てよりも少ない工
程数で済む。先ずスピンモータ22及びディスク20を
基板12に取り付ける。次に、アクチュエータアーム4
0、ブラケット32、反転フレキシブル回路34及びラ
ッチコイル36を含む一体化されたアクチュエータ群
(これらの全てが予め組み立てられている)を装着す
る。次に、磁石構造体44を、その一方の取付け点に配
置し且つアクチュエータコイル42を保持するアクチュ
エータアーム40の部分が磁石構造体44の上方の板6
4と下方の板66との間に配置される位置まで枢動させ
る。次に、ラッチアーム38を枢着点に配置する。次
に、ディスク20をパック書き込みし、その後にカバー
14を取り付ける。最後に、クリーンルームの外部で、
印刷回路組立体52を取り付ける。
【0049】第2実施例 図8〜図12を参照して、本発明の第2実施例によるデ
ィスク駆動装置200を説明する。図8〜図12に示す
ように、ディスク駆動装置200のこの構造は、基板2
12及びカバー214を有する。ガスケット216は、
基板212とカバー214との間にシールされた制御環
境を形成する。基板212上には、スピンモータ222
により第1及び第2ディスク220、221が支持され
る。モータ222は基板212の凹部223内に取り付
けられ、これにより、下方のディスク221を基板21
2の上面にできる限り近接させることができる。
【0050】アクチュエータ組立体224はディスク2
20、221に対してヘッド226a〜226dを位置
決めする。ヘッド226a、226bは、それぞれ、デ
ィスク220の両面から情報を読み取り且つ両面に情報
を書き込み、ヘッド226c、226dは、それぞれ、
ディスク221の両面から情報を読み取り且つ両面に情
報を書き込む。下記の表1及び表2に、ディスク22
0、221及びヘッド226a〜226dの或る特性を
示す。
【0051】 表 1 ディスク数 2 データ面数 4 データシリンダ数(1面当たりのトラック) 1522 シリンダ 1トラック当たりのセクタ 40 フィジカル 39 アクセシブル 1セクタ当たりのバイト 662 1セクタ当たりのデータバイト 512 バイト データ当たりのデータ容量 30 メガバイト 表面(フォーマット化) 全データ容量(フォーマット化) 120 メガバイト
【0052】 表 2 ディスク直径 95 mm 3.75 インチ データトラックバンド幅 20.32 mm 0.8 インチ トラック密度 1850 トラック/インチ ビット密度(最大) 23,800 fci
【0053】印刷回路板228及び該印刷回路板228
に取り付けられた回路229を備えた制御装置(コント
ローラ)227が、スピンモータ222及びアクチュエ
ータ組立体224に制御信号を伝達し且つヘッド226
a〜226dにデータ信号を供給し且つヘッド226a
〜226dからデータを受ける。ヘッダ230は、制御
装置227と、基板212とカバー214との間の環境
との間の全ての電気的接続を与える。ヘッダ230は、
後で基板212に植設されるプラスチックヘッダ232
内に埋入された導電ピン231を有する。印刷回路板2
28の前方側面228a上に取り付けられた反対側の入
口コネクタ237はピン231を受け入れ、ピン231
は印刷回路板228を貫通してコネクタ237内に入
る。ブラケット237はフレキシブル回路233を支持
し、該フレキシブル回路233は、反転フレキシブル回
路ループ234と、フレキシブル回路233とピン23
1とを電気的に相互接続するコネクタ236とを備えて
いる。
【0054】図12を参照すると、アクチュエータ組立
体224は、枢動可能なアクチュエータアーム240及
びアクチュエータモータを有している。アクチュエータ
モータはいわゆるボイスコイルモータであり、該ボイス
コイルモータは、コイル242(アクチュエータアーム
240に設けられる)と、第1及び第2磁石246a、
246bと、上方の板264と、下方の板266と、第
1支柱268及び第2支柱270とを備えている。上下
の板264、266は、第1及び第2支柱268、27
0と協働して、第1及び第2磁石246a、246bに
より形成される磁界の戻り経路を形成する。ボイスコイ
ルモータの作動については、第1実施例に関連して前述
した通りである。
【0055】次に、図8〜図10を参照して、本発明の
第2実施例のディスク駆動装置200に、1インチの高
さのフォームファクタディスク駆動装置内の平行平面内
に横たわる2つのディスク220、221を設けること
を可能にする構造について説明する。本発明の第1実施
例では、基板12の傾斜輪郭が、完全包囲形電源コネク
タ58の使用を可能にした。より詳しくは、電源コネク
タ58は、ディスク駆動装置10の第1端部10a(該
第1端部10aでは、基板12の下に大きな空間が形成
され且つ基板12とカバー14の頂部との間に小さな空
間が形成されている)に設けられた。これに対し第2実
施例では、基板212が第1及び第2側方レール213
a、213bを有し、基板212の取付け面は支持点2
15a〜215gにより形成された平面に対して平行で
ある。基板212の下の空間は駆動装置200の両端部
で同じであり、第2実施例では傾斜輪郭は用いられてい
ない。第1実施例と比較すると、レール213a、21
3bの均一高さは、駆動装置10の第2端部10bにお
けるレール54a、54bに対する高さと同じである。
従って、基板212とカバー214との間の空間は、両
ディスク220、221が収容される側の駆動装置20
0の端部で大きくなっている。基板212とカバー21
4との間の空間がこのように大きいことと、モータ22
2を凹部223内に配置したこととが相まって、両ディ
スク220、221を実質的に平行な平面内に設けるこ
とを可能にする。
【0056】印刷回路板228は、ねじ254a〜25
4cにより基板212に取り付けられる。印刷回路板2
28と基板212との間には絶縁シート255が設けら
れ、基板212に対面する印刷回路板228の後面22
8b上に露出する半田付け箇所の短絡を防止する。印刷
回路板228は開口253を有し、凹部223がこの開
口253を通って突出する。
【0057】インターフェースコネクタ256及び電源
コネクタ258が存在する側の駆動装置200の端部に
おけるレール213a、213bの高さが小さいため、
電源コネクタ258から包囲の一部を除去する必要があ
る。かくして、電気コネクタ258のピン259は、該
ピン259と基板212との間の領域では包囲体260
によって保護されない。しかしながら、ピン259に取
り付けられるコネクタ自体は絶縁されているので、基板
212に対してピン259が短絡する危険はない。図1
1に示すように、コネクタ256、258とは反対側の
端部には、試験目的で使用される第3のコネクタ259
が設けられる。
【0058】次に、図11及び図12を参照して、アク
チュエータアーム240をロックするラッチ機構につい
て説明する。ラッチ機構は、第2支柱270に設けられ
た磁石組立体280と、アクチュエータアーム240に
取り付けられたラッチフィンガ283を備えたラッチア
ーム282とを有する。磁石組立体280はスロット2
84を有し、且つラッチフィンガ283がスロット28
4に入るときのみに磁界がラッチフィンガ283に影響
を与えるように、磁石(図示せず)により形成される磁
界を収容する。
【0059】磁石組立体280のスロット284内に設
けられた弾性エレメント285は、内径クラッシュスト
ッパとして機能する。第1支柱268上に設けられたス
リーブ288は、アクチュエータアーム240のタブ2
90と協働して、外径クラッシュストッパとして機能す
る。
【0060】表3は、ディスク駆動装置200の或る性
能特性を示す。 表 3 シーク時間 トラック−トラック 8 ミリ秒 平均 サブ−19 ミリ秒 最大 35 ミリ秒 平均待ち時間 8.8 ミリ秒 回転速度(±0.1%) 3399 RPM データ転送速度 媒体へ(媒体から) 1.5 メガバイト/秒 データ転送速度 媒体へ(媒体から) 4.0 メガバイト/秒 インターリーブ 1−対−1 バッファサイズ 64 キロバイト
【0061】全てのシーク時間は、公称DC入力電圧に
ついて決定される。平均シーク時間は、トラックアドレ
スの可能性のある全ての命令対の間のシークに要する全
時間を命令対の全数で除すことにより決定される。
【0062】表4は、ディスク駆動装置200の或る環
境特性を示す。 表 4 温度 作動 5°〜55° 非作動 −40℃〜60℃ 温度勾配 1時間当たり20℃(最大) 湿度 作動 8%〜80% (非凝縮) 非作動 8%〜80% (非凝縮) 最大湿球 26℃ 高度(対海面レベル) 作動 −200〜10,000 フィート 非作動(最大) 40,000 フィート
【0063】表5は、ディスク駆動装置200の衝撃及
び振動耐性を示す。衝撃は、11ミリ秒の時間をもつ1
/2正弦パルスを用いて測定し、振動は、1分間につき
1オクターブで変化する掃引正弦波を用いて測定した。 表 5 非作動衝撃 75G 非作動振動 5〜62Hz 0.020 インチ(全振幅) 63〜500Hz 4G (ピーク) 作動衝撃 5G (回復不可能なエラーなし) 作動振動 5〜27Hz 0.025 インチ(全振幅) 28〜500Hz 0.5G (ピーク) (回復不可能なエラーなし)
【0064】第3実施例 図13〜図24に関連して、本発明の第3実施例による
ディスク駆動装置300を説明する。図13〜図20に
示すように、ディスク駆動装置300の構造は、基板3
12及びカバー314を有し、これらの基板312及び
カバー314は全体的にアルミニウムで形成されてい
る。ガスケット316は、基板312とカバー314と
の間に、シールされて大気圧から実質的に隔絶された制
御環境を形成する。以下に更に詳細に説明するように、
エラストマ材料/金属ガスケットは、第3実施例による
ディスク駆動装置300に優れたシールを形成する。基
板312上には第1及び第2ディスク320、321が
支持され且つスピンモータ322により回転される。該
スピンモータ322は基板312の凹部323内に取り
付けられ、これにより下方のディスク321を基板31
2の上面にできる限り近接させることができる。
【0065】ガスケット316は、ディスク駆動装置3
00に優れたシール特性を与え且つ組立てを容易にする
ユニークなエラストマ材料/金属構造をもつように形成
される。一般に、気密シールされるディスク駆動装置
は、全体がエラストマ材料で形成される。図13及び図
19に示すように、ガスケット316は、2つのエラス
トマ材料層3181、3182の間にサンドイッチされた
金属層317を有する。一実施例では、金属層317は
ステンレス鋼で形成され、エラストマ材料層3181
3182はブチルゴムで形成されている。ガスケット3
16のこの構造は、駆動装置300の製造時の組立てを
容易にする。なぜならば、金属層317により与えられ
る剛性により、純粋にエラストマ材料からなるガスケッ
トを用いた駆動装置よりも、基板上にガスケット構造体
を容易に座合させることができるからである。また、ガ
スケット316は、カバー314と基板312との間に
気密シールされた制御環境のためのシールを形成する。
この点で、ガスケット316は純粋にエラストマ材料か
らなるガスケットよりも優れた横方向強さを有する。ブ
チルゴムのような高弾性係数の材料を用いることにより
得られる剛性の付加は、サンドイッチされたステンレス
鋼と協働して、「ブローアウト」として知られている現
象に対する駆動装置の抵抗性を向上させる(ブローアウ
トとは、気密シールされた環境内の圧力に対する外部圧
力の変化によって、気密シールされた駆動装置の慣用的
なエラストマガスケットの変形を引き起こす現象であ
る)。
【0066】アクチュエータ組立体324はディスク3
20、321に対してヘッド326a〜326dを位置
決めする。すなわち、ヘッド326a、326bはディ
スク320への情報の読取り及び書込みを行い、ヘッド
326c、326dはディスク321への情報の読取り
及び書込みを行う。ディスク320、321は、140
0エルステッド(Oe)の強さをもつ板状磁気ディスク
で構成される。下記の表6は、ディスク320、321
及びヘッド326a〜326dの或る特性を示す。ヘッ
ド326a〜326dは薄フィルムで構成でき、エアベ
アリングヘッドは、約7.5ミクロンのギャップ幅、約
0.4ミクロンのギャップ長及び約5グラムのヘッドグ
ラム荷重で、4.3マイクロインチの最小飛行高さ(m
inimum flying height)で作動で
きる。
【0067】 表 6 ディスク数 2 データ面数 4 データシリンダ数 2124 シリンダ (1面当たりのトラック) 1トラック当たりのセクタ 50 フィジカル 49 アクセシブル 1セクタ当たりのバイト 668 バイト 1セクタ当たりのデータバイト 512 バイト データ当たりのデータ容量 53.3 メガバイト 表面(フォーマット化) 全データ容量(フォーマット化) 213.2 メガバイト ディスク直径 95 mm 3.74 インチ データトラックバンド幅 0.84 インチ トラック密度 2496 トラック/インチ ビット密度(最大) 30,452 fci
【0068】印刷回路板328及び該板328上に取り
付けられた回路を備えた制御装置327は、スピンモー
タ322及びアクチュエータ組立体324に制御信号を
与え、且つヘッド326a〜326d、アクチュエータ
組立体324及びスピンモータ322にデータ信号を供
給し及びこれらからデータ信号を受け取る。ヘッダ33
0は、基板312に植設されるプラスチックヘッダ33
5内に埋設された導電ピン331を有している。ブラケ
ット332はフレキシブル回路333を支持しており、
該フレキシブル回路333は、反転フレキシブル回路ル
ープ334と、フレキシブル回路333とピン331と
を電気的相互接続するコネクタ336とを備えている。
【0069】制御装置327には、「多数の超小型制御
装置ハードディスク構造(MULTIPLE MICR
O CONTROLLER HARD DISK AR
CHITECTURE)」という名称に係る前述の米国
特許出願に記載された装置を組み込むことができる。本
発明のこの第3実施例は、幾つかの異なるファクタを組
み込むことにより、第1実施例及び第2実施例のディス
ク駆動装置と同じ物理的形態のファクタ内で記憶容量を
大幅に増大できる。より詳しくは、本発明に使用する読
取り/書込みヘッドは、慣用的なエアベアリングヘッド
であるけれども、いわゆる70%スライダを用いている
(70%スライダでは、ヘッド及びスライダの寸法が第
1実施例及び第2実施例のディスク駆動装置に用いたス
ライダより約30%だけ小さくなっている)。また、ヘ
ッドのギャップ幅は約7.5ミクロンに減少され、ギャ
ップ長は0.4ミクロンである。更に、記憶媒体が14
00エルステッドの強さの板状ディスクに増強され、ト
ラック密度が2496トラック/インチに増大されるた
め、上記制御装置の構造は、49個のセクタを用い且つ
20メガバイト/秒のデータ速度を与えて、ディスク駆
動装置の記憶容量を約213メガバイトまで増大でき
る。
【0070】印刷回路板328は取付けねじ(図示せ
ず)により基板312に取り付けられ、基板312に対
面する印刷回路板328の後面328b上に露出する半
田付け箇所の短絡を防止すべく、印刷回路板328と基
板312との間には絶縁シート(シート255と同様な
シートであるが、図示せず)を設けることができる。印
刷回路板328は開口353を有し、凹部323が開口
353を通って突出する。
【0071】第3実施例のディスク駆動装置は第2実施
例60のディスク駆動装置200と同様な構造を有し、
2つのディスク320、321を、高さが1インチで、
3・1/2インチの形状係数をもつディスク駆動装置内
の平行平面内に配置できるようにしている。本発明の第
1実施例では、基板12の傾斜輪郭により、完全包囲形
電源コネクタ58の使用を可能にした。これに対し第3
実施例では、第1実施例におけるように、基板312が
第1及び第2側方レール313a、313bを有し、基
板312の取付け面は支持点315a〜315gにより
形成された平面に対して平行である。基板312の下の
空間は駆動装置300の両端部で同じであり、かくして
第3実施例では傾斜輪郭が用いられていない。第3実施
例では:第2実施例と同様に、モータ322を凹部32
3内に配置することにより、両ディスク320、321
を実質的に平行な平面内に配置できるようになってい
る。印刷回路板328には、第2実施例に使用したもの
と同じインターフェースコネクタ、電源コネクタ及び試
験用コネクタを設けることができる。
【0072】次に、図14、図18及び図20に関連し
て、アクチュエータ組立体324の特定構造、作動及び
特徴について説明する。アクチュエータ組立体324の
機能は、アクチュエータアーム組立体340を枢動させ
ることによりディスク320、321の表面に対してヘ
ッド326を位置決めすることにあり、より詳しくは、
ディスク320、321上の個々のトラック上にヘッド
326を位置決めすることにある。ヘッド326は荷重
梁(ロードビーム)によりアクチュエータアーム340
上に支持されている。取付け領域312aにおいて基板
312に固定されたベアリングカートリッジ362は、
アクチュエータアーム340内に挿入され、該アーム3
40が枢着点「A」(図20)の回りで回転できるよう
にしている。アクチュエータアーム340は、クリップ
リング363によりベアリングカートリッジ362に取
り付けられる。前述のように、エポキシの代わりにクリ
ップリング363を使用することにより、組立て前にベ
アリングカートリッジ362を試験でき且つアクチュエ
ータアーム340とは独立して掃除することができる。
かくして、後述のように、ヘッド326は、ボイスコイ
ルモータにより、最内方のデータトラック295と最外
方のデータトラック296との間の任意の個個のデータ
トラックにおける弧状経路に沿って位置決めされる。
【0073】アーム組立体340の枢動に用いられる力
は、コイル324(アクチュエータアーム340−1、
340−2上に設けられている)、第1及び第2磁石3
46a、346b、上方の板364、下方の板366、
支持板368及びラッチ本体370からなるいわゆるボ
イスコイルモータにより付与される。アクチュエータ組
立体324は、アーム組立体340の全回転移動範囲に
亘って該アーム340に比較的一定の大きさのトルクを
付与することによりアクチュエータの効率を向上させる
ユニークなコイル/磁石設計を構成している。上下の板
364、366は、第1支柱368及びラッチ本体37
0と協働して、第1及び第2磁石346a、346bに
より与えられる磁界の戻り経路を形成する(ボイスコイ
ルモータの全体的作動は、第1及び第2実施例に関連し
て前述した通りである)。支柱368と、ラッチ本体3
70と、上下の板364、366の両方との間にエアギ
ャップが存在しないことが重要である。エアギャップが
存在すると、戻り経路に不連続部が形成され、磁界の強
さが大幅に低下する。
【0074】第1及び第2磁石346a、346bは双
極性(バイポーラ)であり、各磁極が第1及び第2領域
3461、3462を備えている。上方の板364には逆
の磁極が取り付けられ(例えば、上方の板364には、
第1磁石346aのS極及び第2磁石346bのN極が
取付けられる)、第1及び第2磁石346a、346b
のそれぞれと下方の板366との間に第1及び第2磁界 を形成する。第1及び第2磁界B1、B2は、上方の板3
64、下方の板366、支柱368及びラッチ本体37
0により形成される閉磁界ループ内に包囲される。アク
チュエータコイル342は、第1及び第2磁界 における電流方向とは逆方向に電流が流れるように位置
決めされる。両磁石346a、346b間のこの領域に
おける磁界の強さは、ボイスコイルがアクチュエータア
ーム340に作用するトルク、従ってアクチュエータア
ーム340の回転速度及び駆動装置のシーク時間に直接
関連する。
【0075】磁界中で電流が流れるワイヤに作用する力
は磁界の強さに比例し、次式すなわち で表される。ここで、 は力、iは電流、 はワイヤの長さ、 は磁界である。アクチュエータコイル342に逆方向の
電流を流すと、それぞれの力 (図17)が得られ、これらの力 はアクチュエータアーム340を、ベアリング組立体3
62の中心を通る軸線の回りで逆方向に枢動させる。
【0076】アクチュエータアーム340はマグネシウ
ムで作ることができる。該アクチュエータアーム340
は、これに取り付けられる全ての部品を含めて、枢着点
の両側に等しい重量をもつようにバランスがとられ、ヘ
ッド362の位置決めがリニアな衝撃及び振動を殆ど受
けないようにする。
【0077】慣用的なディスク駆動装置のボイスコイル
モータの試験は、アクチュエータ磁石の外周部での磁界
の強さがアクチュエータ磁石の中央部での磁界の強さよ
り小さいことを示している。これは、多分、図16に磁
界ベクトルB1、B2で示すように、磁石346a、34
6bの中央部の近くでの両板364、366間の磁界の
方向が本質的に垂直であることによると考えられる。一
方が領域3461、3462の間の分割線から磁石(側面
347−1、342−2)の周囲に向かって外方に移動
すると、磁束の方向は磁石346a、346bの表面に
対して垂直でなくなる。これは、アームが最内方のトラ
ック295から最外方のトラック296に向かって移動
するときに、ボイスコイルモータがアクチュエータアー
ム340に作用するトルクを低下させる効果をもつ。図
21、図22及び図23は、アクチュエータアーム34
0がヘッド326を内径トラック295及び外径トラッ
ク296に位置決めするときに、本発明の第1実施例及
び第2実施例におけるボイスコイルモータにより発生さ
れるトルクが減少する状態を示すものである(第1実施
例の場合を図21に、第2実施例の場合を図22及び図
23に示す)。図21は、制御装置28からのシーク命
令に応答してアーム40が加速されるときに、本発明の
第1実施例のディスク駆動装置のアクチュエータアーム
40に加えられるトルクを示すグラフである。図21に
示すように、ヘッド26の内径位置及び外径位置におい
て記録された損失(ロス)は、試験した駆動装置につい
て約6%である。多数の同様な駆動装置について実験し
た結果、損失は、一般に、内径及び外径において約10
%である。
【0078】図22及び図23は、本発明の第2実施例
のディスク駆動装置のアクチュエータアーム240の加
速時に、ディスク220の内径トラック及び外径トラッ
クにおいて加えられるトルク間の関係を示すものであ
る。これらの図面に示すように、試験した2つの駆動装
置の損失は、ディスクの内径及び外径においてそれぞれ
約12%及び10%であることを示している。
【0079】本発明の第3実施例のアクチュエータにつ
いてより高い効率を与えるため、コイル324及び磁石
364a、346bは、磁界 の存在時のコイル324の高効率領域及び磁石346
a、346bの周囲縁部における高磁界強さの両方が得
られるように設計されている。
【0080】図20は、上方の板364を取り外した状
態の、コイル324とアクチュエータ磁石346bとの
間の関係を示す詳細図である。磁石346bに関連して
述べる以下の原理は、上方の板364に設けられた磁石
346aにも等しく適用されることを理解すべきであ
る。内径部及び外径部におけるトルク損失を補償するた
め、磁石346bの表面領域は、本発明の第1及び第2
実施例に示すアクチュエータ磁石に比べ明らかに増大さ
れている。より詳しくは、磁石346bは、該磁石34
6bのそれぞれの端部347−1、347−2において
大きな表面積を有し、ヘッド326がディスク320の
内径295又は外径296にあるときに、前記大きな表
面積上にコイル部分3241、3242が位置決めされ
る。アクチュエータ340の回転軸線に近接して配置さ
れた磁石縁部348の曲率は極めて顕著であり、磁石3
46bの縁部347−1、347−2とアクチュエータ
本体340の回転軸線との間の領域3491、3492
形成する。磁石縁部348の弧状形状は、該縁部348
がコイル324の縁部3243、3244に関してほぼ接
線の関係をなすように形成され、且つ磁石346bに隣
接する「B」に関して一定の半径「X」をもつように形
成される。一態様においては、半径「X」は約0.38
7インチである。磁石346bも外縁部345を有し、
該外縁部345は、磁石346bの領域3461、34
2の分割部において一定角度で出合う第1及び第2縁
部3451、3452を有する。第2実施例では、図12
の試験から分かるように、コイル242の直線状で湾曲
していない部分のみが磁石246a、246b上に横た
わる。本発明の第3実施例では、コイル324は、より
大きいコイル領域が磁石346の主要面上に設けられる
ように修正されている。より詳しくは、本発明の第2実
施例のディスク駆動装置では約35%のコイル領域が利
用されるのに対し、第3実施例では利用されるコイル領
域が約43%まで増大されている。かくして、磁界 には、大きなコイル領域が与えられ、従って第3実施例
のボイスコイルモータの効率が高められ、アクチュエー
タアーム340に大きなトルクが作用する。より詳しく
は、この実施例では、磁石346a、346bの形状の
改良及びコイル342の形状の改良により、アクチュエ
ータの枢着点「A」の近くに小さな湾曲領域を与えて、
コイルの利用可能領域が約43%まで増大される。ま
た、磁石端部347−1、347−2の近くの磁石34
6bの大きな表面積により付与される大きな磁界強さの
ため、本発明の第1及び第2実施例における加速トルク
の低下が緩和される。図24に示す加速トルクは、図2
1〜図23に示す加速トルクより「直線性」が大きい。
すなわち、第3実施例のボイスコイルモータのトルク曲
線は、内径と外径との間でほぼ直線であり、図21〜図
23に示す曲線よりも弧状の度合いが小さい。内径及び
外径にヘッドを位置決めすることに関連する磁束及びト
ルクの損失が著しく低減され、図24に関連して試験さ
れた駆動装置ではトルクの全損失は約3%である。
【0081】本発明の第3実施例のアクチュエータの設
計により、アクセス時間が約4.7%改善される。一般
に、ハードディスク駆動装置のシーク時間仕様は、駆動
装置の最小期待効率に関連して決定される。すなわち、
慣用的な駆動装置では、所与の駆動装置の期待シークプ
ロファイルを得るのに、ディスクの最内方トラックと最
外方トラックとの間の所与の駆動装置についての最小ア
クチュエータトルク定数(Kt)が使用される。図25
に示すように、主としてアクチュエータ磁石の周縁部に
生じる損失によってシーク時間が長くなり、磁石の中央
領域に発生する高トルクの利益が失われる。
【0082】一般に、アクチュエータのディスクアクセ
スは制御手段により制御される3つのセグメント、すな
わち、トラックに向かうアクチュエータの全加速と、ト
ラック近くの特定領域(一般に、1/4トラック幅)内
の位置に向かうアクチュエータの制御された減速と、所
望のトラック上にヘッドを正確に位置決めするための位
置決めループとに分けられる。未処理の平均アクセス時
間(raw average access tim
e)は、アクチュエータの加速及び減速からなるものと
して定義される。平均アクセス時間の有効な改善は、数
学的に次のように示すことができる。図13〜図20に
示すような駆動装置の未処理の平均アクセス時間は、
【0083】 γ=(1+Va/Vd)(2θs・JR/Kt・Va1/2 で求められる。ここで、 θs=アクチュエータの始動から終了までの移動距離
(rad)(一般に、全ストロークの1/3、0.07
rad)、 J=移動するアクチュエータの極慣性(23.0×10
-6lbs2)、 R=コイルの抵抗(Ω)(25Ω)、 Kt=モータのトルク定数(一般に、0.7lb/am
p)、 Va=アクチュエータを加速させるのに加えられる電圧
(9.5V)、 Vd=アクチュエータを減速させるのに加えられる電圧
(5V)である。明瞭化のため、上記式はコイルのイン
ダクタンス効果及びバックEMFを無視し且つ制御され
た減速であると仮定している。
【0084】上記数値を入れて計算した全アクセス時間
は、10.09msである。トルク定数、例えばアクチ
ュエータアームの全ストロークに亘る磁界の「直線性」
を改善することにより、駆動装置のアクセス時間の改善
は以下の分析に示すようになる。定数Ktを除く全ての
変数を適用することにより、トルク式は次のように簡単
化される。
【0085】γ=K1・(K2/K1) ここで、 K1=1+Va/Vd、及び、 K2=2θs・JR/Va γ=K1・(K2/K1) =K1・(K21/2・(1/K1)と表現できるから、K
=K1・(K21/2とすれば、γ=K・(1/K1)とな
る。ここで、トルク定数Ktが10%のファクタで増大
するものとすれば、 γ=K・{1/(1.1・Kt1/2} =K・{1/(1.1)1/2・Kt 1/2} =0.953K・(1/Kt 1/2
【0086】かくして、トルク定数が10%改善される
毎に、アクセス時間γの4.7%の改善を図ることがで
きる。従って、ボイスコイル磁石の表面積及び該ボイス
コイル磁石により形成される磁界中のコイル領域を増大
させることにより全最小トルク定数を増大させることに
よって、駆動装置の平均シーク時間も同様に減少させる
ことができる。
【0087】アクチュエータアーム340の枢動を制限
して、ヘッド326がディスク320の選択された内径
295と外径320との間のみを移動できるようにする
ためのクラッシュストッパが設けられている。外径クラ
ッシュストッパは、支柱368に嵌着されるスリーブ3
76(図16、図17及び図20)により形成される。
アクチュエータアーム340の枢動によってヘッド32
6がディスク320の外径296に配置されるとき、ア
クチュエータアーム340−2の一部242が外径クラ
ッシュストッパ376と接触し、これにより、ヘッド3
26が更に枢動することが防止される。内径クラッシュ
ストッパはラッチ機構の一部により形成され、これにつ
いては後述する。
【0088】次に、図14〜図20に関連して、アクチ
ュエータアーム340をロックするためのラッチ機構を
説明する。本発明のディスク駆動装置の第3実施例のラ
ッチ機構は、ボイスコイルアクチュエータ磁石346
a、346bの力を利用して、アクチュエータをラッチ
する磁気保持力を与える。
【0089】図14〜図20から分かるように、ラッチ
アーム340−1には、透磁性材料で形成された捕捉ピ
ン130が設けられている。ラッチ支持構造体270
は、アクチュエータ磁石346a、346bにより形成
される磁気回路がラッチ支持構造体270を通る磁束経
路を形成するように構成される。構造体270には、空
隙398−1〜398−4が形成され、磁束が磁石34
6a、346bからエアギャップ399に通り得るよう
にしている。より詳しくは、エアギャップ399は約
0.012インチの幅Wを有する。捕捉ピン130は全
体として「T」形であり、アクチュエータラッチアーム
340−1のボアに通され且つスナップリング(図示せ
ず)によりボアに固定される部分131を備えている。
磁石346a、346bにより形成され且つ支持構造体
270を通る磁束は、該磁束がギャップ399に出合う
ときに縁取り効果(fringing effect)
を呈する。アクチュエータ340が、ヘッド326を内
径295のランディングゾーン上に位置決めするとき、
捕捉ピン130が引っ張られて、構造体270のタブ3
98a、398bに当接する。ピン130がタブ398
a、398bと係合すると、磁石346a、346bに
より形成される磁束がピン130を通り、該ピン130
を、構造体270及び磁石346a、346bにより形
成される磁気回路の一部にする。
【0090】このラッチ機構により得られるラッチ力は
50〜60インチグラムである。ラッチ力の大きさは、
ギャップ399の周囲を縁取りする磁束と平行な磁束経
路を形成すべく、ギャップ399を横切る短絡部375
(図16)を設けることにより調節される。一般的に
は、アクチュエータの必要な磁気ラッチ力及び解放力を
付与するのにラッチ磁石を付加する必要はない。アクチ
ュエータ組立体324は、アクチュエータアーム340
をそのラッチ位置から解放させるのに充分な力を発生で
きる。ラッチ力の強さは、75Gまでの非作動衝撃下で
アクチュエータを捕捉位置に保持するのに充分なもので
ある。
【0091】表8は、ディスク駆動装置300の或る性
能特性を示す。 表 8 シーク時間 トラック−トラック 3 ミリ秒 平均 19 ミリ秒 最大 25 ミリ秒 回転速度(±0.1%) 4491 RPM データ転送速度 媒体へ(媒体から) 20 メガバイト/秒 インターリーブ 1−対−1 表9は、ディスク駆動装置300の或る環境特性を示
す。
【0092】 表 9 温度 作動 5°〜55° 非作動 −40℃〜60℃ 温度勾配 1時間当たり20℃(最大) 湿度 作動 8%〜80% (非凝縮) 非作動 8%〜80% (非凝縮) 最大湿球 26℃ 高度(対海面レベル) 作動 −200〜10,000 フィート 非作動(最大) 40,000 フィート
【0093】表10は、ディスク駆動装置200の衝撃
及び振動耐性を示す。衝撃は、11ミリ秒の時間をもつ
1/2正弦パルスを用いて測定し、振動は、1分間につ
き1オクターブで変化する掃引正弦波を用いて測定し
た。 表 10 非作動衝撃 75G 非作動振動 63〜500Hz 4G (ピーク) 作動衝撃 5G (回復不可能なエラーなし) 作動振動 28〜500Hz 0.5G (ピーク) (回復不可能なエラーなし)
【0094】好ましい実施例についての上記説明から、
当業者には、本発明のディスク駆動装置の特徴及び長所
が明らかになったであろう。例えば、当業者には、上記
本発明のディスク駆動装置の構造を、3・1/2インチ
より小さい(又は大きい)ディスクをもつディスク駆動
装置に使用できる寸法に変更できることに気づくであろ
う。かくして、特許請求の範囲の記載は、本発明の範囲
内のあらゆる変更及び均等物をカバーするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク駆動装置の第1実施例を
示す斜視図である。
【図2】本発明によるディスク駆動装置の第1実施例の
カバーを取り外した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の3−3′線に沿う断面図である。
【図4】本発明によるディスク駆動装置の第1実施例を
示す分解図である。
【図5】本発明によるディスク駆動装置の第1実施例を
示す端面図である。
【図6】アクチュエータ組立体を示す図面である。
【図7】ラッチ機構を示す図面である。
【図8】本発明によるディスク駆動装置の第2実施例の
カバーを取り外した状態を示す斜視図である。
【図9】本発明によるディスク駆動装置の第2実施例を
示す分解図である。
【図10】本発明によるディスク駆動装置の第2実施例
の印刷回路板及び基板を示す分解斜視底面図である。
【図11】本発明によるディスク駆動装置の第2実施例
を示す端面図である。
【図12】本発明の第2実施例に使用されるアクチュエ
ータ及びラッチ機構の一部を示す分解斜視図である。
【図13】本発明によるディスク駆動装置の第3実施例
を示す分解斜視図である。
【図14】本発明によるディスク駆動装置の第3実施例
を示す平面図である。
【図15】図14の15−15線に沿う断面図である。
【図16】本発明のディスク駆動装置の第3実施例のア
クチュエータ組立体の部分分解図である。
【図17】本発明の第3実施例のアクチュエータ組立体
の部分平面図である。
【図18】図17の18−18線に沿う断面図である。
【図19】図13の19−19線に沿うガスケット/カ
バー組立体の拡大断面図である。
【図20】本発明の第3実施例のアクチュエータ組立体
の上方の板及び上方の磁石を取り外し、該組立体内に使
用されるアクチュエータコイルとアクチュエータ磁石と
の間の関係を詳細に示すアクチュエータ組立体の平面図
である。
【図21】本発明のディスク駆動装置の第1実施例のボ
イスコイルモータが、ディスクの内径から外径に至るア
クチュエータの全移動ストロークに亘って、アクチュエ
ータアームに作用するトルクの相対的大きさを示すグラ
フである。
【図22】本発明のディスク駆動装置の第2実施例のボ
イスコイルモータが、アクチュエータの全移動ストロー
クに亘って、アクチュエータアームに作用するトルクの
相対的大きさを示すグラフである。
【図23】本発明のディスク駆動装置の第2実施例のボ
イスコイルモータが、アクチュエータの全移動ストロー
クに亘って、アクチュエータアームに作用するトルクの
相対的大きさを示すグラフである。
【図24】本発明のディスク駆動装置の第3実施例のボ
イスコイルモータが、アクチュエータの全移動ストロー
クに亘って、アクチュエータアームに作用するトルクの
相対的大きさを示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月15日(2002.2.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイグ ウォーリス エイ アメリカ合衆国 コロラド州 80027 ル イスヴィル マナーウッド レーン 673 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 CC12 EE21 GG25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、回転軸のまわりに回転するため
    前記基板上に回転可能に設置された1つ以上のハードデ
    ィスクと、各ディスクに隣接して回転可能に設置され、
    各ディスク上の選択可能な半径方向の位置に複数の読取
    り/書込みヘッドを位置せしめるアクチュエータ組立体
    とを有するハードディスクドライブ組立体において、 前記回転軸と平行な軸まわりに回転するため前記基板に
    旋回可能に支持されたアクチュエータアームであって、
    該アームが、その一端に前記ヘッドを支持すると共に、
    他端に略平坦かつ前記回転軸と平行な軸まわりに巻かれ
    たボイスコイルを有する、アクチュエータアームと、 前記回転軸に垂直な平面内にある略平坦な上面をもつ底
    部磁気戻り板と、該底部磁気戻り板の上方に離間し略平
    坦な下面をもつ頂部磁気戻り板と、前記上面および下面
    のいずれかに取り付けられた略平坦な板形状を有する一
    対の磁石とを備え、該磁石の一方が前記回転軸に平行な
    第1の方向において前記戻り板の間で前記ボイスコイル
    を通過する磁界を発生し、該磁石の他方が前記回転軸に
    平行な第1の方向とは反対の第2の方向で前記ボイスコ
    イルを通過する磁界を発生させる、ボイスコイルモータ
    磁石組立体と、 を備えたハードディスクドライブ組立体。
  2. 【請求項2】 前記ボイスコイルモータ磁石組立体は、
    ドライブ組立体中に組み立てられた1つのユニットとし
    て前記基板上のボスに固定されかつその中に前記ボイス
    コイルを差し込むために該ボイスコイルに向け前記回転
    軸と平行な軸上で前記ボスのまわりに回転されたもので
    ある、請求項1に記載のハードディスクドライブ組立
    体。
  3. 【請求項3】 前記一対の磁石を前記頂部戻り板の下面
    に取り付けた、請求項1または2に記載のハードディス
    クドライブ組立体。
  4. 【請求項4】 前記底部磁気戻り板と頂部磁気戻り板と
    の間に、透磁性材料で形成した支柱を設けた、請求項1
    から3のいずれか一項に記載のハードディスクドライブ
    組立体。
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