JP2002240761A - 軽車両における遠隔ロック操作装置 - Google Patents
軽車両における遠隔ロック操作装置Info
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- JP2002240761A JP2002240761A JP2001042276A JP2001042276A JP2002240761A JP 2002240761 A JP2002240761 A JP 2002240761A JP 2001042276 A JP2001042276 A JP 2001042276A JP 2001042276 A JP2001042276 A JP 2001042276A JP 2002240761 A JP2002240761 A JP 2002240761A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽車両がルーフ等で囲まれた頑丈なキャビン
を持たなくても,遠隔ロック操作装置の赤外線受信部を
転倒等から効果的に保護できるようにして走行信頼性を
高め且つ該赤外線受信部に直射日光が当たりにくくして
通信信頼性を高める。さらに軽車両において要求される
赤外線受信部の指向範囲を,シートや後部車体の影響を
極力受けずに容易にカバーできるようにする。 【解決手段】 赤外線受信部Rは,ハンドルカバーHc
の,後方下向きに傾斜した後部外面20に設けられる。
を持たなくても,遠隔ロック操作装置の赤外線受信部を
転倒等から効果的に保護できるようにして走行信頼性を
高め且つ該赤外線受信部に直射日光が当たりにくくして
通信信頼性を高める。さらに軽車両において要求される
赤外線受信部の指向範囲を,シートや後部車体の影響を
極力受けずに容易にカバーできるようにする。 【解決手段】 赤外線受信部Rは,ハンドルカバーHc
の,後方下向きに傾斜した後部外面20に設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,キャビンを有しな
い軽車両における遠隔ロック操作装置に関する。尚,本
発明において「キャビンを有しない軽車両」とは,鞍乗
り型又は腰掛け式の二輪車,三輪車又は四輪車の何れで
もよく,また原動機の有無は問わない。例えば二輪車に
は,オートバイ,スクータ,自転車等が含まれる。
い軽車両における遠隔ロック操作装置に関する。尚,本
発明において「キャビンを有しない軽車両」とは,鞍乗
り型又は腰掛け式の二輪車,三輪車又は四輪車の何れで
もよく,また原動機の有無は問わない。例えば二輪車に
は,オートバイ,スクータ,自転車等が含まれる。
【0002】
【従来の技術】従来のオートバイ,スクータ等の軽車両
においては,盗難や悪戯の防止のための種々のロック機
構,例えばメインスタンドロック機構,ハンドルロック
機構,シートロック機構等が車体適所に設けられてお
り,これらロック機構は,車体側に設けたロック操作部
を乗員が直接キー操作することにより,任意にロック・
ロック解除できるようになっている。
においては,盗難や悪戯の防止のための種々のロック機
構,例えばメインスタンドロック機構,ハンドルロック
機構,シートロック機構等が車体適所に設けられてお
り,これらロック機構は,車体側に設けたロック操作部
を乗員が直接キー操作することにより,任意にロック・
ロック解除できるようになっている。
【0003】一方,近年の四輪自動車においては,赤外
線信号を用いた遠隔ロック操作装置によりドアロック機
構をキー無しでロック・ロック解除できるようにしたも
のが広く知られている。
線信号を用いた遠隔ロック操作装置によりドアロック機
構をキー無しでロック・ロック解除できるようにしたも
のが広く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで上記のような軽
車両におけるロック機構を,赤外線信号を用いた遠隔ロ
ック操作装置によりキー無しでロック・ロック解除でき
るようにすることが考えられる。
車両におけるロック機構を,赤外線信号を用いた遠隔ロ
ック操作装置によりキー無しでロック・ロック解除でき
るようにすることが考えられる。
【0005】この場合,上記軽車両は,四輪自動車と異
なり,ルーフやサイドドア等で周囲が広範囲に囲まれた
頑丈なキャビンを持たず,ハンドル部やその周辺部を含
む車体外観全体が外部に広く露出している。従ってその
ような車体の外面に赤外線受信部を設けるに当たって
は,その赤外線受信部が他物との衝接に因り簡単にダメ
ージを受けてしまうことのないようにすることが望まし
い。
なり,ルーフやサイドドア等で周囲が広範囲に囲まれた
頑丈なキャビンを持たず,ハンドル部やその周辺部を含
む車体外観全体が外部に広く露出している。従ってその
ような車体の外面に赤外線受信部を設けるに当たって
は,その赤外線受信部が他物との衝接に因り簡単にダメ
ージを受けてしまうことのないようにすることが望まし
い。
【0006】また上記軽車両において赤外線受信部に要
求される指向性は,乗車経路やシート開閉等の使い勝手
を考慮すると,概ね,図1に示す如く車両の左右ハンド
ルグリップの車体前後位置から後向きに見て車体縦中心
線に対して左右45度の範囲にあり,従って,赤外線受
信部の取付け位置は,該受信部がシートや後部車体の影
響を受けずに上記指向範囲を少なくともカバーできるよ
うな位置に設定されることが望ましい。
求される指向性は,乗車経路やシート開閉等の使い勝手
を考慮すると,概ね,図1に示す如く車両の左右ハンド
ルグリップの車体前後位置から後向きに見て車体縦中心
線に対して左右45度の範囲にあり,従って,赤外線受
信部の取付け位置は,該受信部がシートや後部車体の影
響を受けずに上記指向範囲を少なくともカバーできるよ
うな位置に設定されることが望ましい。
【0007】さらに上記赤外線受信部は,これに昼間の
直射日光が当たると,該受信部による受信信号中に日光
からのノイズ信号が混じってしまい,それだけ該受信部
の信号ノイズ比(SN比)が悪化して,赤外線送信器と
の間での通信信頼性が低下する虞れがある。従って赤外
線受信部の設置に当たっては,これに昼間の直射日光が
当たりにくくすることが望ましい。
直射日光が当たると,該受信部による受信信号中に日光
からのノイズ信号が混じってしまい,それだけ該受信部
の信号ノイズ比(SN比)が悪化して,赤外線送信器と
の間での通信信頼性が低下する虞れがある。従って赤外
線受信部の設置に当たっては,これに昼間の直射日光が
当たりにくくすることが望ましい。
【0008】本発明は,上記に鑑み提案されたもので,
上記要求を満足させる構造簡単な,軽車両における遠隔
ロック操作装置を提供することを目的とする。
上記要求を満足させる構造簡単な,軽車両における遠隔
ロック操作装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,本発明は,前輪操向用のバーハンドルと,このバー
ハンドルの中央部を覆うハンドルカバーとがシートより
も前側且つ上側に配備された,キャビンを有しない軽車
両における遠隔ロック操作装置であって,携帯可能な赤
外線送信器と,この送信器が発した赤外線信号を受信可
能な赤外線受信部と,車体に装備されるロック機構をロ
ック・ロック解除し得るロックアクチュエータと,赤外
線受信部が受信した赤外線信号に基づいてロックアクチ
ュエータを作動制御する制御装置とを備え,前記赤外線
受信部が,前記ハンドルカバーの,後方下向きに傾斜し
た後部外面に設けられることを特徴とする。
に,本発明は,前輪操向用のバーハンドルと,このバー
ハンドルの中央部を覆うハンドルカバーとがシートより
も前側且つ上側に配備された,キャビンを有しない軽車
両における遠隔ロック操作装置であって,携帯可能な赤
外線送信器と,この送信器が発した赤外線信号を受信可
能な赤外線受信部と,車体に装備されるロック機構をロ
ック・ロック解除し得るロックアクチュエータと,赤外
線受信部が受信した赤外線信号に基づいてロックアクチ
ュエータを作動制御する制御装置とを備え,前記赤外線
受信部が,前記ハンドルカバーの,後方下向きに傾斜し
た後部外面に設けられることを特徴とする。
【0010】この特徴によれば,軽車両がルーフ等で囲
まれた頑丈なキャビンを持たなくても,赤外線受信部
は,他物との衝接に因りダメージを受けにくいハンドル
カバーの後部外面に設けられるので,転倒等から赤外線
受信部を効果的に保護することができて走行信頼性を高
めることができる。しかも赤外線受信部は,ハンドルカ
バーの後傾した後部外面に配設されるため,この赤外線
受信部には昼間の直射日光が当たりにくくなり,これに
より,該受信部のSN比の悪化が効果的に抑えられて,
送,受信部間での通信信頼性が高められる。またハンド
ルカバーは一般にシートや後部車体よりも高位置にある
ため,斯かるハンドルカバーの後部外面に赤外線受信部
を配設したことにより,軽車両において要求される赤外
線受信部の指向範囲を,シートや後部車体の影響を極力
受けずに容易にカバーすることができる。
まれた頑丈なキャビンを持たなくても,赤外線受信部
は,他物との衝接に因りダメージを受けにくいハンドル
カバーの後部外面に設けられるので,転倒等から赤外線
受信部を効果的に保護することができて走行信頼性を高
めることができる。しかも赤外線受信部は,ハンドルカ
バーの後傾した後部外面に配設されるため,この赤外線
受信部には昼間の直射日光が当たりにくくなり,これに
より,該受信部のSN比の悪化が効果的に抑えられて,
送,受信部間での通信信頼性が高められる。またハンド
ルカバーは一般にシートや後部車体よりも高位置にある
ため,斯かるハンドルカバーの後部外面に赤外線受信部
を配設したことにより,軽車両において要求される赤外
線受信部の指向範囲を,シートや後部車体の影響を極力
受けずに容易にカバーすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0012】添付図面において,図1〜図4は,本発明
をスクータに実施した一実施例を示すものであって,図
1はスクータの平面図,図2はスクータの側面図,図3
は,スクータのハンドルとその周辺部を斜め後方より見
た斜視図(図2の3矢視拡大図),図4は遠隔ロック操
作装置の概略構成図である。
をスクータに実施した一実施例を示すものであって,図
1はスクータの平面図,図2はスクータの側面図,図3
は,スクータのハンドルとその周辺部を斜め後方より見
た斜視図(図2の3矢視拡大図),図4は遠隔ロック操
作装置の概略構成図である。
【0013】先ず,図1,図2において,軽車両として
のスクータVは,その前,後輪Wf,Wr間に,乗員の
足を載せるステップSTを備えており,このステップS
Tの後端より立ち上がる後部車体としての金属製又は合
成樹脂製のリヤボディカバーFrの上部には,乗員が腰
掛けるシートSが配設される。このリヤボディカバーF
r内には,荷物収納用シートボックス(図示せず)が配
設されており,前記シートSは,これが該シートボック
スの開放上面を覆う閉じ位置と開き位置との間を開閉し
得るように,該シートボックス等に取付けられる。
のスクータVは,その前,後輪Wf,Wr間に,乗員の
足を載せるステップSTを備えており,このステップS
Tの後端より立ち上がる後部車体としての金属製又は合
成樹脂製のリヤボディカバーFrの上部には,乗員が腰
掛けるシートSが配設される。このリヤボディカバーF
r内には,荷物収納用シートボックス(図示せず)が配
設されており,前記シートSは,これが該シートボック
スの開放上面を覆う閉じ位置と開き位置との間を開閉し
得るように,該シートボックス等に取付けられる。
【0014】またスクータVは,その前輪Wfを操向軸
11を介して操向操作するためのバーハンドルHを備え
ている。この操向軸11は,図示しない前部車体フレー
ムのヘッドパイプに回転可能に支持されていて,前部車
体としての金属製又は合成樹脂製フロントボディカバー
Ffの内側,即ち後側を上下に且つ後傾姿勢で延びてい
る。その操向軸11の下部は,前輪Wfを回転自在に支
持すべく二股のフォーク状に形成される。またその操向
軸11の上端部は,バーハンドルHの中央部に結合さ
れ,該ハンドルHと操向軸11とはハンドル操作に応じ
て一体的に回動するようになっている。
11を介して操向操作するためのバーハンドルHを備え
ている。この操向軸11は,図示しない前部車体フレー
ムのヘッドパイプに回転可能に支持されていて,前部車
体としての金属製又は合成樹脂製フロントボディカバー
Ffの内側,即ち後側を上下に且つ後傾姿勢で延びてい
る。その操向軸11の下部は,前輪Wfを回転自在に支
持すべく二股のフォーク状に形成される。またその操向
軸11の上端部は,バーハンドルHの中央部に結合さ
れ,該ハンドルHと操向軸11とはハンドル操作に応じ
て一体的に回動するようになっている。
【0015】そのバーハンドルHの中央部および操向軸
11の上端部は,これらと一体的に回動する合成樹脂製
又は金属製のT字状ハンドルカバーHcにより体裁よく
覆われており,このハンドルカバーHcの左右両端部か
らは,バーハンドルH両端の左,右ハンドルグリップH
gがそれぞれ延出している。そのハンドルカバーHcの
後部外面20は,後方下向きに傾斜しており,この後傾
したカバーHcの後部外面20に後述する赤外線受信部
Rが配設される。
11の上端部は,これらと一体的に回動する合成樹脂製
又は金属製のT字状ハンドルカバーHcにより体裁よく
覆われており,このハンドルカバーHcの左右両端部か
らは,バーハンドルH両端の左,右ハンドルグリップH
gがそれぞれ延出している。そのハンドルカバーHcの
後部外面20は,後方下向きに傾斜しており,この後傾
したカバーHcの後部外面20に後述する赤外線受信部
Rが配設される。
【0016】前記操向軸11の,ハンドルカバーHcよ
りも下側部分の後側は,ステップSTの前端部より一体
的に立ち上がる金属製又は合成樹脂製のインナーカバー
Iで覆われている。このインナーカバーIは,フロント
ボディカバーFfの背面側に着脱可能に結合され,該カ
バーFfの背面側とインナーカバーIとの間には,操向
軸11が通る車体空間が形成される。
りも下側部分の後側は,ステップSTの前端部より一体
的に立ち上がる金属製又は合成樹脂製のインナーカバー
Iで覆われている。このインナーカバーIは,フロント
ボディカバーFfの背面側に着脱可能に結合され,該カ
バーFfの背面側とインナーカバーIとの間には,操向
軸11が通る車体空間が形成される。
【0017】またスクータVの車体適所には,駐車時に
ハンドルHの回動を規制するためのハンドルロック機構
Lhと,起立位置と水平格納位置間で回動可能なメイン
スタンドMtを起立位置にロックするためのスタンドロ
ック機構Lmと,シートSを前記シートボックスの開放
上面を覆う閉じ位置にロックするためのシートロック機
構Lsとが設けられる。これらロック機構Lh,Lm,
Lsの構造は,従来公知であるので,その具体的な構造
説明を省略する。
ハンドルHの回動を規制するためのハンドルロック機構
Lhと,起立位置と水平格納位置間で回動可能なメイン
スタンドMtを起立位置にロックするためのスタンドロ
ック機構Lmと,シートSを前記シートボックスの開放
上面を覆う閉じ位置にロックするためのシートロック機
構Lsとが設けられる。これらロック機構Lh,Lm,
Lsの構造は,従来公知であるので,その具体的な構造
説明を省略する。
【0018】前記各ロック機構Lh,Lm,Lsから
は,それぞれ操作ワイヤWh,Wm,Wsが延びてお
り,これら操作ワイヤWh,Wm,Wsを介して各ロッ
ク機構Lh,Lm,Lsをロック・ロック解除するため
の共通一個の電動式ロックアクチュエータ1が車体適所
に設けられる。このロックアクチュエータ1は,本発明
の遠隔ロック操作装置Aの一部を構成するものであっ
て,車体適所に配備される制御装置としての電子制御回
路Cからの指令信号に応じてロック作動・アンロック作
動して,各ロック機構Lh,Lm,Lsをキー無しでロ
ック・ロック解除する。
は,それぞれ操作ワイヤWh,Wm,Wsが延びてお
り,これら操作ワイヤWh,Wm,Wsを介して各ロッ
ク機構Lh,Lm,Lsをロック・ロック解除するため
の共通一個の電動式ロックアクチュエータ1が車体適所
に設けられる。このロックアクチュエータ1は,本発明
の遠隔ロック操作装置Aの一部を構成するものであっ
て,車体適所に配備される制御装置としての電子制御回
路Cからの指令信号に応じてロック作動・アンロック作
動して,各ロック機構Lh,Lm,Lsをキー無しでロ
ック・ロック解除する。
【0019】前記遠隔ロック操作装置Aは,ロックアク
チュエータ1及び電子制御回路Cに加えて,乗員が携帯
可能な小型の赤外線送信器Tと,この送信器Tが発した
赤外線信号を受信し得るように前記ハンドルカバーHc
の後傾した後部外面20に設置した赤外線受信部Rとを
備えるものであり,その送信器Tには,ロック・ロック
解除を操作入力するための操作スイッチ2が付設される
と共に,特定のIDコードに対応した赤外線信号を該ス
イッチ2に対する操作入力に応じて送信し得る信号送信
部(図示せず)が内蔵される。尚,このような赤外線送
信器の構造は従来周知である。
チュエータ1及び電子制御回路Cに加えて,乗員が携帯
可能な小型の赤外線送信器Tと,この送信器Tが発した
赤外線信号を受信し得るように前記ハンドルカバーHc
の後傾した後部外面20に設置した赤外線受信部Rとを
備えるものであり,その送信器Tには,ロック・ロック
解除を操作入力するための操作スイッチ2が付設される
と共に,特定のIDコードに対応した赤外線信号を該ス
イッチ2に対する操作入力に応じて送信し得る信号送信
部(図示せず)が内蔵される。尚,このような赤外線送
信器の構造は従来周知である。
【0020】前記電子制御回路Cは,CPUやメモリを
含む信号判断部C1を有しており,この信号判断部C1
は,赤外線受信部Rが受信した赤外線信号の正否,即ち
その受信信号のIDコードが予め記憶された特定のID
コードと一致するか否かを照合判断するID照合手段
と,この照合手段が受信信号を正規の赤外線信号である
(上記IDコードが一致した)と判断するのに応じてロ
ックアクチュエータ1に作動指令信号を出力する指令信
号出力手段とを備える。
含む信号判断部C1を有しており,この信号判断部C1
は,赤外線受信部Rが受信した赤外線信号の正否,即ち
その受信信号のIDコードが予め記憶された特定のID
コードと一致するか否かを照合判断するID照合手段
と,この照合手段が受信信号を正規の赤外線信号である
(上記IDコードが一致した)と判断するのに応じてロ
ックアクチュエータ1に作動指令信号を出力する指令信
号出力手段とを備える。
【0021】また前記電子制御回路Cには,これにバッ
テリBの電力を供給する第1の通電回路3と,メインス
イッチSw及びメインリレーReを有するリレー回路4
とが接続され,このリレー回路4により,バッテリBと
車載の各電装システム(エンジン始動回路を含む)との
間を結ぶ第2の通電回路5を開閉して各電装システムへ
の通電制御を行う。
テリBの電力を供給する第1の通電回路3と,メインス
イッチSw及びメインリレーReを有するリレー回路4
とが接続され,このリレー回路4により,バッテリBと
車載の各電装システム(エンジン始動回路を含む)との
間を結ぶ第2の通電回路5を開閉して各電装システムへ
の通電制御を行う。
【0022】次に前記実施例の作用を説明する。
【0023】いま,スクータVが駐車状態にあって,ロ
ックアクチュエータ1がロック作動状態にあることによ
り,ハンドルロック機構Lh,スタンドロック機構Lm
及びシートロック機構Lsが全てロック状態に保持され
ているとする。
ックアクチュエータ1がロック作動状態にあることによ
り,ハンドルロック機構Lh,スタンドロック機構Lm
及びシートロック機構Lsが全てロック状態に保持され
ているとする。
【0024】この状態で,赤外線送信器Tから赤外線受
信部Rに向けて赤外線信号が発せられ,これが赤外線受
信部Rで受信されると,電子制御回路Cの信号判断部C
1においては,受信信号の正否,即ちその受信信号のI
Dコードが予め記憶された特定のIDコードと一致する
か否かが照合判断され,正規の赤外線信号である(上記
IDコードが一致した)と判断された場合にはロックア
クチュエータ1に作動指令信号が出力されて,該アクチ
ュエータ1をロック状態からアンロック状態に切換作動
させ,かくして,ハンドルロック機構Lh,スタンドロ
ック機構Lm及びシートロック機構Lsが一斉にロック
解除される。これと同時に,電子制御回路Cは,前記メ
インリレーReを通電許可状態にする。
信部Rに向けて赤外線信号が発せられ,これが赤外線受
信部Rで受信されると,電子制御回路Cの信号判断部C
1においては,受信信号の正否,即ちその受信信号のI
Dコードが予め記憶された特定のIDコードと一致する
か否かが照合判断され,正規の赤外線信号である(上記
IDコードが一致した)と判断された場合にはロックア
クチュエータ1に作動指令信号が出力されて,該アクチ
ュエータ1をロック状態からアンロック状態に切換作動
させ,かくして,ハンドルロック機構Lh,スタンドロ
ック機構Lm及びシートロック機構Lsが一斉にロック
解除される。これと同時に,電子制御回路Cは,前記メ
インリレーReを通電許可状態にする。
【0025】そこでメインスイッチSwをオフからオン
に切換えると,メインリレーReをオンさせることがで
きるため,エンジン始動回路を含む前記各電装システム
への通電が可能な状態となる。従ってこの状態で,図示
しない始動スイッチをオンすれば,エンジン始動回路へ
通電がなされてエンジンを始動させることができ,その
始動完了と共に,スクータVは走行可能な状態となる。
に切換えると,メインリレーReをオンさせることがで
きるため,エンジン始動回路を含む前記各電装システム
への通電が可能な状態となる。従ってこの状態で,図示
しない始動スイッチをオンすれば,エンジン始動回路へ
通電がなされてエンジンを始動させることができ,その
始動完了と共に,スクータVは走行可能な状態となる。
【0026】また運転状態にあるエンジンを停止させる
場合は,メインスイッチSwをオンからオフに切換え
る。これによりエンジンの電気系統への通電が遮断され
てエンジンが停止する。そして,この状態より再度,赤
外線送信器Tから赤外線信号を赤外線受信部Rに向けて
送信すると,電子制御回路Cの信号判断部C1において
は,前述のようにして受信信号の正否が照合判断され,
正規の赤外線信号であると判断された場合にはロックア
クチュエータ1に作動指令信号が出力されて,該アクチ
ュエータ1をアンロック状態からロック状態に切換作動
させ,かくして,ハンドルロック機構Lh,スタンドロ
ック機構Lm及びシートロック機構Lsが一斉にロック
される。これと同時に,電子制御回路Cは,前記メイン
リレーReを通電不許可状態にするため,メインスイッ
チSwをオンしてもメインリレーReがオンすることは
ない。
場合は,メインスイッチSwをオンからオフに切換え
る。これによりエンジンの電気系統への通電が遮断され
てエンジンが停止する。そして,この状態より再度,赤
外線送信器Tから赤外線信号を赤外線受信部Rに向けて
送信すると,電子制御回路Cの信号判断部C1において
は,前述のようにして受信信号の正否が照合判断され,
正規の赤外線信号であると判断された場合にはロックア
クチュエータ1に作動指令信号が出力されて,該アクチ
ュエータ1をアンロック状態からロック状態に切換作動
させ,かくして,ハンドルロック機構Lh,スタンドロ
ック機構Lm及びシートロック機構Lsが一斉にロック
される。これと同時に,電子制御回路Cは,前記メイン
リレーReを通電不許可状態にするため,メインスイッ
チSwをオンしてもメインリレーReがオンすることは
ない。
【0027】ところで上記スクータVにおいては,ルー
フ等で囲まれた頑丈なキャビンが無いが,上記遠隔ロッ
ク操作装置Aの赤外線受信部Rは,他物との衝接に因り
ダメージを受けにくいハンドルカバーHcの後部外面2
0に設けられているため,転倒等から赤外線受信部Rを
効果的に保護することができ,走行信頼性が高められ
る。しかもその赤外線受信部Rは,ハンドルカバーHc
の後傾した後部外面20に配設されるため,この赤外線
受信部Rには昼間の直射日光が当たりにくくなり,これ
により,該受信部RのSN比の悪化が効果的に抑えられ
て,送,受信部間での通信信頼性が高められる。
フ等で囲まれた頑丈なキャビンが無いが,上記遠隔ロッ
ク操作装置Aの赤外線受信部Rは,他物との衝接に因り
ダメージを受けにくいハンドルカバーHcの後部外面2
0に設けられているため,転倒等から赤外線受信部Rを
効果的に保護することができ,走行信頼性が高められ
る。しかもその赤外線受信部Rは,ハンドルカバーHc
の後傾した後部外面20に配設されるため,この赤外線
受信部Rには昼間の直射日光が当たりにくくなり,これ
により,該受信部RのSN比の悪化が効果的に抑えられ
て,送,受信部間での通信信頼性が高められる。
【0028】またスクータVにおいて赤外線受信部Rに
要求される指向性は,乗車経路やシート開閉等の使い勝
手を考慮すると,概ね,図1に示す如く車両の左右ハン
ドルグリップHgの車体前後位置から後向きに見て車体
縦中心線に対して左右45度の範囲にあると考えられる
ため,赤外線受信部Rの取付け位置は,該受信部がシー
トSや後部車体の影響を受けずに上記指向範囲をカバー
できるような位置に設定されることが望ましいが,本実
施例のようにシートSや後部車体Frよりも前側で且つ
上側に位置するハンドルカバーHcの後部外面20に赤
外線受信部Rを配設したことにより,該受信部Rよりも
後方側の受信障害物を極力無くしてその受信性能が高め
ることができ,従ってスクータVに要求される赤外線受
信部の指向範囲を,シートSや後部車体Frの影響を受
けることなく容易にカバー可能となる。
要求される指向性は,乗車経路やシート開閉等の使い勝
手を考慮すると,概ね,図1に示す如く車両の左右ハン
ドルグリップHgの車体前後位置から後向きに見て車体
縦中心線に対して左右45度の範囲にあると考えられる
ため,赤外線受信部Rの取付け位置は,該受信部がシー
トSや後部車体の影響を受けずに上記指向範囲をカバー
できるような位置に設定されることが望ましいが,本実
施例のようにシートSや後部車体Frよりも前側で且つ
上側に位置するハンドルカバーHcの後部外面20に赤
外線受信部Rを配設したことにより,該受信部Rよりも
後方側の受信障害物を極力無くしてその受信性能が高め
ることができ,従ってスクータVに要求される赤外線受
信部の指向範囲を,シートSや後部車体Frの影響を受
けることなく容易にカバー可能となる。
【0029】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されるものでなく,種々の小設計
変更を行うことが可能である。例えば,前記実施例で
は,複数のロック機構Lw,Lh,Lsを共通一個のロ
ックアクチュエータ1で一斉にロック・ロック解除する
ようにしたものを示したが,本発明では,複数のロック
機構Lw,Lh,Lsをそれぞれ専用のロックアクチュ
エータによりロック・ロック解除するようにしてもよ
い。
明は前記実施例に限定されるものでなく,種々の小設計
変更を行うことが可能である。例えば,前記実施例で
は,複数のロック機構Lw,Lh,Lsを共通一個のロ
ックアクチュエータ1で一斉にロック・ロック解除する
ようにしたものを示したが,本発明では,複数のロック
機構Lw,Lh,Lsをそれぞれ専用のロックアクチュ
エータによりロック・ロック解除するようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,軽車両が
ルーフ等で囲まれた頑丈なキャビンを持たなくても,遠
隔ロック操作装置の赤外線受信部は,他物との衝接に因
りダメージを受けにくいハンドルカバーの後傾した後部
外面に設けられるので,転倒等から赤外線受信部を効果
的に保護することができて走行信頼性を高めることがで
き,しかもその赤外線受信部には昼間の直射日光が当た
りにくくなるため,該受信部のSN比の悪化が効果的に
抑えられて,送,受信部間での通信信頼性を高めること
ができる。またハンドルカバーは一般にシートや後部車
体よりも高位置にあるため,斯かるハンドルカバーの後
部外面に赤外線受信部を配したことで,軽車両において
要求される赤外線受信部の指向範囲を,シートや後部車
体の影響を極力受けずに容易にカバー可能となる。
ルーフ等で囲まれた頑丈なキャビンを持たなくても,遠
隔ロック操作装置の赤外線受信部は,他物との衝接に因
りダメージを受けにくいハンドルカバーの後傾した後部
外面に設けられるので,転倒等から赤外線受信部を効果
的に保護することができて走行信頼性を高めることがで
き,しかもその赤外線受信部には昼間の直射日光が当た
りにくくなるため,該受信部のSN比の悪化が効果的に
抑えられて,送,受信部間での通信信頼性を高めること
ができる。またハンドルカバーは一般にシートや後部車
体よりも高位置にあるため,斯かるハンドルカバーの後
部外面に赤外線受信部を配したことで,軽車両において
要求される赤外線受信部の指向範囲を,シートや後部車
体の影響を極力受けずに容易にカバー可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るスクータの平面図
【図2】前記スクータの側面図
【図3】前記スクータのハンドルとその周辺部を斜め後
方より見た斜視図(図2の3矢視拡大図)
方より見た斜視図(図2の3矢視拡大図)
【図4】遠隔ロック操作装置の概略構成図
1 ロックアクチュエータ 20 後部外面 C 電子制御回路(制御装置) H バーハンドル Hc ハンドルカバー Lh ハンドルロック機構(ロック機構) Lm スタンドロック機構(ロック機構) Ls シートロック機構(ロック機構) S シート T 赤外線送信器 R 赤外線受信部 Wf 前輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62J 39/00 B62J 39/00 J E05B 49/00 E05B 49/00 M 65/12 65/12 Y
Claims (1)
- 【請求項1】 前輪(Wf)操向用のバーハンドル
(H)と,このバーハンドル(H)の中央部を覆うハン
ドルカバー(Hc)とがシート(S)よりも前側且つ上
側に配備された,キャビンを有しない軽車両における遠
隔ロック操作装置であって,携帯可能な赤外線送信器
(T)と,この送信器(T)が発した赤外線信号を受信
可能な赤外線受信部(R)と,車体に装備されるロック
機構(Ls,Lh,Lm)をロック・ロック解除し得る
ロックアクチュエータ(1)と,赤外線受信部(R)が
受信した赤外線信号に基づいてロックアクチュエータ
(1)を作動制御する制御装置(C)とを備え,前記赤
外線受信部(R)は,前記ハンドルカバー(Hc)の,
後方下向きに傾斜した後部外面(20)に設けられるこ
とを特徴とする,軽車両における遠隔ロック操作装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001042276A JP2002240761A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 軽車両における遠隔ロック操作装置 |
| TW091101915A TWI236987B (en) | 2001-02-19 | 2002-02-04 | Remote lock operation apparatus for light vehicle |
| DE60210690T DE60210690T2 (de) | 2001-02-19 | 2002-02-07 | Ferngesteuerte Verriegelungsvorrichtung für leichte Fahrzeuge |
| EP02002775A EP1232918B1 (en) | 2001-02-19 | 2002-02-07 | Remote lock operation apparatus for light vehicle |
| ES02002775T ES2263697T3 (es) | 2001-02-19 | 2002-02-07 | Aparato de operacion de bloqueo a distancia para un vehiculo ligero. |
| CNB021047561A CN1257072C (zh) | 2001-02-19 | 2002-02-10 | 用于轻型车辆的遥控锁定操作装置 |
| MYPI20020523A MY135157A (en) | 2001-02-19 | 2002-02-15 | Remote lock operation apparatus for light vehicle |
| US10/076,649 US6806587B2 (en) | 2001-02-19 | 2002-02-19 | Remote lock operation apparatus for light vehicle |
| KR10-2002-0008677A KR100489774B1 (ko) | 2001-02-19 | 2002-02-19 | 경량차의 원격 로크 조작 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001042276A JP2002240761A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 軽車両における遠隔ロック操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002240761A true JP2002240761A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18904599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001042276A Pending JP2002240761A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 軽車両における遠隔ロック操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002240761A (ja) |
-
2001
- 2001-02-19 JP JP2001042276A patent/JP2002240761A/ja active Pending
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