JP2002243258A - 天井パネル構造体 - Google Patents
天井パネル構造体Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
パネル構造体を提供すること 【解決手段】 天井埋込型空気調和装置の吹出口の下流
側において天井に取付けられる天井パネル構造体は、天
井面に取付可能な直線状ベース部材320と直線状ベー
ス部材に係合される直線状カバー部材340とを有し、
ベース部材320の係合部が、ベース部材の幅方向に離
れた箇所で相互に反対側に一対の係合凹部334,33
1を備え、一方の凹部のうち天井面に近い方の側壁33
6が他方の凹部から遠い程天井面に近いように傾斜した
傾斜面336bを有し、カバー部材340の被係合部
が、ベース部材の係合凹部と係合する被係合突起部36
1,357bを、カバー部材の幅方向に離れた箇所で向
合って弾性的に近接・離間可能に備え、該突起部361
が一方の凹部334の天井面に近い側の壁部337の傾
斜面337bに沿って可動な案内部341aを有する。
Description
和装置(以下では、「天井埋込型空調装置」ともいう)
等の吹出口から吹出される空調空気による天井の汚れを
抑制するための技術に係る。
中央部に室内空気吸込口を備え周縁部に空調空気の吹出
口を備え、該空調装置の底部の中央部にある室内空気吸
込口から室内空気を吸込んで、熱交換器で暖めたり冷や
したりした後、該底部の周縁部にある吹出口から空調空
気として吹出す。
ようにほぼ天井面に沿う方向に吹出されるから天井面に
沿って流れ易く、該空気自体の汚れ又は該空調空気が噴
出される際巻きこむ室内空気の汚れに起因して、吹出口
の近くの天井面を汚す。空調装置を長期間使用している
と、この汚れは、無視し難い程見苦しいものになる。
て、吹出口における空調空気流の向きを変えるべく室内
空気の汚れ具合や冷暖房に応じて吹出通路内で且つ吹出
口の近傍にある風向板の傾きを調整すること(例えば、
特開平8−100942号公報)、天井面に沿った流れ
を形成しやすい吹出口の長手方向両端近傍における吹出
の向きや開口の大きさを変えること(例えば、特開平7
−324802号公報、特開平8−313042号公
報、特開平9−222237号公報)は提案されてい
る。
置の外枠すなわちフレームの一部をなすか該フレームに
取付けられた吹出口において空調空気流の流れを直接規
制・制御しようとするものであるけれども、流速・流量
の大きい吹出口において流れの全体を直接制御しようと
しても、空調空気流を天井面に向かわないようにしよう
とすると空調空気流が室内に十分には拡がらなくなる虞
れがあるなど必ずしも所期の効果を期待し難い虞れがあ
るだけでなく、流速・流量自体が変わると調整の変更を
要する虞れもある。
空気調和装置の吹出口から吹出した空調空気流を天井か
ら遠ざかる向きに転向させる働きをする段差や突起を空
調装置の外枠をなす化粧板に形成することが開示され、
実開昭62−120151号に対応する実願昭61−8
595号のマイクロフィルムには、同様な働きをする断
面「く」の字状の吹出ガイドを空調装置の外枠をなす化
粧板に設けることが開示されているけれども、これらの
技術も同様な問題が残る虞れがある。
調装置の使用現場における天井面の汚れの問題を解決す
るものではない。
に、鈍角に折り曲げた透明プラスチックフィルムを取付
ける試みもなされているけれども、吹出空気の流速が小
さいときにはまわり込みによってその外側の天井面が汚
れる虞れがあり、流速が大きいときは吹出空気流によっ
て断面「へ」の字状の斜めに垂下った転向部が空気流に
押されて逃げるように変形される虞れがある。
に円弧状湾曲部を形成して、天井面が汚れるのを抑制し
ようとすることも提案されている(実開平7−1284
7号公報)けれども、この場合にも、上述の従来の天井
埋込型空気調和装置の場合と同様な問題がある。なお、
空調ダクトの場合、吸込口がなく開口の全体が吹出口に
なっているので、吹出口から噴出された空調空気流の挙
動は、中央に吸込口を備え周縁に吹出口を備えた空調装
置の場合とは異なる。
井埋込型空調装置に対しても適用可能で且つ天井面が汚
れるのを最小限に抑えるべく、本発明者は、中央部に室
内空気吸込口を備え周縁部に空調空気の吹出口を備えた
天井埋込型空気調和装置の吹出口の下流側において天井
に取付けられるように構成され、空調装置の吹出口から
吹出した空調空気流を天井面から遠ざかる向きに転向さ
せることを目的として空調装置の吹出口から吹出した空
調空気流の一部を室内空気吸込口に戻すように空調空気
流を転向させるべく、該空気流に対して実質的に剛性の
転向誘導部を備えた天井パネル構造体であって、空気調
和装置の外側において天井に取付けられるように構成さ
れ、天井に対面する側とは反対側に係合部を備えた少な
くとも一つのベース部材であって、空気調和装置の少な
くとも一つの側縁に沿って延在するように天井面に一の
主面で取付可能な直線状ベース部材を含むものと、前記
少なくとも一つのベース部材の係合部に被係合部で係合
されて該ベース部材に固定されるように構成されたカバ
ー部材であって、直線状ベース部材に係合され長さの調
整可能な直線状カバー部材を含むものとを有する天井パ
ネル構造体を、特願2000−187145において、
提案した。この天井パネル構造体の基本思想及び空気流
の転向等のための形状等の大半は、そのまま、この発明
の基礎となるか又はこの発明においても適用可能なもの
である。
145に記載の発明の基本思想に基づいて、発明者は、
種々の形態の天井パネル構造体を試作し試用してきた。
この試作・試用の過程で、発明者は、天井面が必ずしも
完全な平面ではなくて相当程度のうねりがあることが少
なくないこと、及び天井パネル構造体の取付け位置を当
初の取付け位置からずらすような場合にベース部材に対
するカバー部材の着脱が不自然な姿勢でも容易であるこ
と等が適切な位置への天井パネル構造体の取付けのため
に望まれることに、気づいた。
において、当該発明を具現化した実施例として記載した
形態の天井パネル構造体では、天井のうねりの影響を受
け易かったりベース部材に対するカバー部材の着脱が必
ずしも容易でなかったりする面があり、特願2000−
187145の基本思想に基づきつつも、これらの点で
実施例に記載の天井パネル構造体(天井面にほぼ直角な
方向に延在した板状体の延在端近傍に係合部や被係合部
を備える)を改良することが望まれることが、分かっ
た。
あって、その第一の目的は、天井面がある程度うねって
いても、取付けが容易な天井パネル構造体を提供するこ
とにある。
るカバー部材の着脱が容易な天井パネル構造体を提供す
ることにある。
体は、前記第一の目的を達成すべく、中央部に室内空気
吸込口を備え周縁部に空調空気の吹出口を備えた天井埋
込型空気調和装置の吹出口の下流側において天井に取付
けられるように構成され、空気調和装置の吹出口から吹
出した空調空気流を天井から遠ざかる向きに転向させる
べく、該空気流に対して実質的に剛性の転向誘導部を備
えた天井パネル構造体であって、空気調和装置の外側に
おいて天井に取付けられるように構成され、天井に対面
する側とは反対側に係合部を備えたベース構造体であっ
て、空気調和装置の側縁に沿って延在するように天井面
に一の主面で取付可能な直線状ベース部材を含むもの
と、ベース構造体の係合部に被係合部で係合されて該ベ
ース構造体に固定されるように構成されたカバー構造体
であって、空気調和装置の吹出口から吹出した空調空気
流を天井から遠ざかる向きに転向させるべく該空気流に
対して実質的に剛性の転向誘導部を備え直線状ベース部
材に係合される直線状カバー部材を含むものとを有し、
直線状ベース部材の係合部が、該直線状ベース部材の幅
方向に離れた箇所で且つ相互に向合う側とは反対側に開
口した一対の係合凹部を備え、一方の凹部のうち天井面
に近い方の側壁が他方の凹部から遠いところほど天井面
に近接するように傾斜した傾斜面を有し、直線状カバー
部材の被係合部が、直線状ベース部材の一対の係合凹部
と係合する一対の被係合突起部を、該直線状カバー部材
の幅方向に離れた箇所において、相互に向合う側に弾性
的に近接・離間可能に備え、該突起部が前記一方の凹部
の天井面に近い側の壁部の傾斜面に沿って可動な案内部
を有する。
和装置の外側において天井に取付けられるように構成さ
れ、空調装置の吹出口から吹出した空調空気流を天井
(面)から遠ざかる向きに転向させるべく、該空気流に
対して実質的に剛性の転向誘導部を備えている」ので、
空気調和装置の外側において天井の所定位置に取付ける
だけで、転向誘導部によって空調装置の吹出口から吹出
した空調空気流を天井面から遠ざかる向きに転向させ、
空調空気の吹出口から吹出した空調空気が天井面にぶつ
かったり天井面に沿って拡がったりするのを最小限に抑
制し得るので、空調空気に含まれる固体又は液体等の微
粒子等により天井面が汚れるのを最小限に抑え得る。こ
こで、転向誘導部が空気流に対して実質的に剛性である
から、空調空気の流れが比較的強い場合でも、転向誘導
部は、空調空気流を所定の向きに転向させ得る。また、
天井パネル構造体は、空調装置の吹出口からある程度離
れて室内に開いた空間の天井面近傍に位置するので、空
調空気流は天井パネル構造体の転向誘導部に当たるまで
にある程度拡がり且つ当たった際にも下方に向かって拡
がり得るから、転向誘導部に当たった空調空気流が適度
に転向され得る。
表面を備え該案内面に沿って転向させる転向案内部分か
らなるけれども、風向きを大きく変え得るものであれ
ば、その詳細な又は具体的な形状はどのようなものでも
よい。なお、転向案内部により空調空気流の方向を大き
く変えるためには、典型的には、後述するように、事前
に流速を低減させ風圧を抑制しておくことが好ましい。
また、天井パネル構造体は、空調装置のまわり又は外側
のうち空調空気吹出口の下流側において天井面に取付け
られるものであるから、空調装置は、既に天井に配設さ
れているものでよく、本発明の天井パネル構造体は、既
存の天井埋込済の空調装置のまわりに配設されることに
より、該空調装置による天井の汚れが進行するのを避け
得るだけでなく、天井の汚れの一部を蔽うことにより、
汚れが目立たなくするのにも役立つ。
「空気調和装置の外側において天井に取付けられるよう
に構成され、天井に対面する側とは反対側に係合部を備
えたベース構造体であって、空気調和装置の側縁に沿っ
て延在するように天井面に一の主面で取付け可能な直線
状ベース部材と、ベース構造体の係合部に被係合部で係
合されて該ベース構造体に固定されるように構成された
カバー構造体であって、直線状ベース部材に係合される
直線状カバー部材を含むものと」が設けられているの
で、ベース部材をビス等の固定手段で天井面に取付け、
該取付け手段による取付け部を蔽うようにカバー部材を
ベース部材に被せて、カバー部材の被係合部をベース部
材の係合部に係合させればよいから、その取付けが、容
易に行われ易い。なお、ベース構造体は、典型的には、
直線状ベース部材とコーナーベース部材とを含み、カバ
ー構造体は、典型的には、直線状カバー部材とコーナー
カバー部材とを含む。但し、ベース構造体が一つの直線
状ベース部材からなりカバー構造体が一つの直線状カバ
ー部材からなっていてもよい。
カバー部材とは別個に設けたことにより、直線状ベース
部材のうち直線状カバー部材で蔽われる部分が、外観を
考慮することなく、ビス等により天井面に取付け易く且
つ直線状カバー部材に係合させやすい係合部を備えた構
造で形成され得る。その結果、直線状ベース部材の天井
面への取付を容易に行なうことが可能になり、最小限の
作業者(例えば一人)でも直線状ベース部材の取付を行
なうことが可能になる。また、直線状ベース部材の係合
部は直線状カバー部材によって実質的に隠され得るの
で、直線状ベース部材の係合部及び直線状カバー部材の
被係合部として、容易且つ強固に係合・固定されたり容
易に係合解除されたりするような所望の形状ないし構造
が選択され得るから、直線状ベース部材に対する直線状
カバー部材の係合・固定やその解除が容易に行われるよ
うにすることが可能になる。従って、直線状ベース部材
の天井面への取付及び直線状ベース部材への直線状カバ
ー部材の係合・固定の両方を最小限の作業者(例えば一
人)で行ない得、結果として、天井パネル構造体の天井
面への取付を最小限の作業者(例えば一人)で行い得る
ことになる。直線状カバー部材及び直線状ベース部材の
夫々は、単一ないし一体的な部材からなっていても、複
数の部材を組合せてなるものであってもよい。
「直線状カバー部材が空気調和装置の吹出口から吹出し
た空調空気流を天井から遠ざかる向きに転向させるべく
該空気流に対して実質的に剛性の転向誘導部を備える」
から、空調空気の流れを調整するための転向誘導部等の
空気流調整構造に伴う直線状カバー部材の厚み及び幅を
利用して、直線状ベース部材の係合部及び直線状カバー
部材の被係合部を直線状カバー部材の厚み及び幅の範囲
内に納めることが容易になるので、作業に適した係合部
及び被係合部にすることが可能になる。
部材に関して「一の主面で天井面に取付可能」とは、典
型的には、直線状ベース部材の一の主面が天井面に直接
接触する状態で天井面に取付けられることをいうけれど
も、場合によっては、一の主面から突出し天井面に向か
う突起部(脚部)が天井面に当接する状態で直線状ベー
ス部材が天井面に取付けられてもよい。また、「直線状
ベース部材が空気調和装置の側縁に沿って延在する」と
は、典型的には、直線状側縁を有する空気調和装置の該
直線状側縁に平行に直線状ベース部材が延在することを
いうけれども、場合によっては、平行でなくてもよく、
また、空気調和装置の側縁が直線状でない場合には、該
側縁の平均的な延在方向とほぼ同様な方向に直線状ベー
ス部材が延在すればよい。更に、直線状ベース部材の係
合部に関して、「天井面に対面する側とは反対側」と
は、直線状ベース部材のうち天井面に対面する側とは反
対側の表面から所望の向きに突出した部分を含む趣旨で
あり、天井面と平行な面に限られない。
を転向させたり(空気流の流れの向きをかえること)該
空気流に抵抗付与を行なったり(空気流の流れ抵抗とな
って風圧を抑制し空気流を減速させること)該空気流を
案内したり(空気の流れを実際上妨げることなく流れの
方向を規定することで、流れの向きを変えない場合と徐
々に変える場合との両方を含む)するための構造は、典
型的には、直線状カバー部材の表面により与えられる。
直線状カバー部材が直線状ベース部材をほぼ完全に蔽う
場合には、カバー部材の表面だけがこの役割を果たす。
なお、直線状ベース部材の一部又は大半の部分が直線状
カバー部材によって蔽われることなく天井面のところで
露出していてもよい。そのような場合、空調空気の流れ
を調整する転向や抵抗付与(減速)や案内のための表面
形状は、部分的には、直線状ベース部材によっても与え
られ得る。この場合でも、直線状カバー部材は、転向誘
導部で空調空気流を調整するだけでなく、直線状ベース
部材を天井面に取付けるための取付構造部を覆い隠した
り、直線状ベース部材と直線状カバー部材との係合部を
実質上隠したりし得る。なお、転向機能を有する案内部
は、典型的には、多少なりとも、抵抗付与機能も有す
る。
「直線状ベース部材の係合部が、該直線状ベース部材の
幅方向に離れた箇所で且つ相互に向合う側とは反対側に
開口した一対の係合凹部を備え、直線状カバー部材の被
係合部が、直線状ベース部材の一対の係合凹部と係合す
る一対の被係合突起部を、該直線状カバー部材の幅方向
に離れた箇所において、相互に向合う側に備える」の
で、直線状ベース部材の一対の係合部やこれに係合され
る直線状カバー部材の一対の被係合部が直線状カバー部
材の陰に隠され得るだけでなく、直線状ベース部材の一
対の係合凹部のうちの前記他方の係合凹部に対して直線
状カバー部材の対応する被係合突起部が係合した状態
で、直線状ベース部材の前記一方の係合凹部に対して直
線状カバー部材の対応する被係合突起部の係合及び該係
合の解除を行うことにより、直線状ベース部材に対する
直線状カバー部材の係合及び該係合の解除を行い得る。
また、直線状ベース部材の一対の係合凹部が幅方向の逆
向きに開口しているので、凹部を規定する両側の壁部
(側壁)は直線状ベース部材の長手方向に沿って天井面
にほぼ平行に延在し得るから、該壁部(側壁)がある程
度は天井面のうねりに従って長手方向に沿ってうねるよ
うに変形され得るだけでなく、直線状カバー部材の一対
の係合突起部も幅方向の逆向きに突出しているので、該
係合突起部により形成される突条も直線状カバー部材の
長手方向に沿って天井面にほぼ平行に延在し得るから、
該突条が、比較的、天井面のうねりに従って長手方向に
沿ってうねるように変形され易い。その結果、天井面の
うねりは、該うねりに対応するような直線状ベース部材
及び直線状カバー部材の変形で実質的に吸収され易い。
換言すれば、天井面のうねりに応じて直線状ベース部材
がある程度うねっていても、直線状ベース部材の一対の
係合凹部のうちの前記一方とは反対側(すなわち他方)
の係合凹部に直線状カバー部材の対応する係合突起部を
強制的に嵌めこむことが可能となる。ここで、直線状ベ
ース部材の該他方の係合凹部に対する直線状カバー部材
の対応する被係合突起部の挿入が誘導又は案内されるよ
うに、該他方の係合凹部の一方の側壁が直線状カバー部
材の対応する被係合突起部を案内する案内面になった
り、被係合突起部が楔状の如く先細になっているか係合
凹部が開口側程大きくなるように開いていることが好ま
しい。
が前記他方の被係合部の近傍において、天井面とほぼ平
行に拡がった板状部を備える。これにより、被係合突起
部近傍において、天井のうねりに応じて直線状カバー部
材が長手方向に沿ってある程度曲げ変形可能になり易
い。なお、この板状部は、空調空気流に対する案内面と
して働きうる。
「直線状ベース部材の一方の係合凹部のうち天井面に近
い方の側壁(壁部)が他方の凹部から遠いところほど天
井面に近接するように傾斜した傾斜面を有し、直線状カ
バー部材の被係合部の一対の被係合突起部のうち前記一
方の係合凹部に対応する被係合突起部が前記一方の凹部
の天井面に近い側の壁部の傾斜面に沿って可動な案内部
を有する」ので、天井面がうねっているような場合に、
天井面のうねりにともなって直線状カバー部材が長手方
向にうねっていても、このうねりは、直線状ベース部材
の一方の係合凹部のうち天井に近い方の壁部の傾斜面に
対して直線状カバー部材の係合突起の案内部が天井面に
近接する向き又は天井面から離間する向きに変位するこ
とにより吸収され得る。従って、天井面にうねりがある
場合でも、直線状ベース部材に対する直線状カバー部材
の係合及び該係合の解除が容易でなくなるのを避け得
る。
部を形成する側壁のうち天井面から遠い方の側壁は、天
井面とほぼ平行であってもよいけれども、直線状ベース
部材の係合部に対する直線状カバー部材の被係合部の係
合を容易にするためには、天井面に対面する側とは反対
側に他方の凹部から遠いところほど天井面に近接するよ
うに傾斜した傾斜面を有することが好ましい。
ち前記他方の係合凹部に直線状カバー部材の対応する被
係合突起部を係合させた状態で、直線状カバー部材を直
線状ベース部材に向かって押付けるだけで、直線状ベー
ス部材の被係合突起部の天井面から遠い方の側壁のうち
天井面とは反対側の傾斜面に沿って被係合突起部の案内
部を移動させて被係合突起部に該傾斜面を乗り越えさ
せ、更に、該案内部を直線状カバー部材の前記一方の側
壁の傾斜面に係合させ、この係合の後、直線状カバー部
材に対する押付け力の付与を所望に応じて解除するだけ
で、直線状ベース部材に対する直線状カバー部材の係合
を達成し得る。なお、ここで、一方の係合凹部のうち天
井面に近い方の側壁は天井面から遠い方の側壁よりも他
方の係合凹部から遠いところまで延びている。
合凹部に対して直線状カバー部材の対応する一対の被係
合突起部が係合している状態で、直線状カバー部材を直
線状ベース部材に向かって押付けるだけで、一方の被係
合突起部の案内部を一方の係合凹部の傾斜面に沿って他
方の係合凹部から遠ざかる向きに移動させ、直線状カバ
ー部材の一対の被係合突起部間の距離を増大させること
が可能になり、所望に応じて、工具等を利用して、直線
状ベース部材に対する直線状カバー部材の係合を解除し
得る。
の夫々が該直線状ベース部材の延在方向に沿って該延在
方向の実質的に全長にわたって断続的に一列に延びてい
てもよいけれども、長手方向の一端から剥がすように係
合凹部と被係合突起部との係合を解除していくために
は、一対の係合凹部のうち少なくとも前記一方の係合凹
部は、従ってその側壁は、直線状ベース部材の長手方向
に連続的に延びていること(即ち凹部が直線状ベース部
材の長手方向に沿って延在した溝の形態であること)
が、好ましい。直線状カバー部材の対応する被係合突起
部についても同様である。この係合の解除のためには、
例えば、ドライバのような細長い工具の先端部分を利用
しても、天井面との干渉を避け得るように一辺が取手に
なる「く」の字状の形態で側壁が滑らかに湾曲した肉厚
のヘラのような工具を準備しておいてもよい。
字状の横断面形状の部分を有し、且つ一対の被係合突起
部のうち直線状ベース部材の一方の凹部に係合する前記
突起部が「U」の一方の脚部に形成され、転向誘導部が
「U」の他方の脚部に形成される。この場合、直線状ベ
ース部材の他方の凹部に直線状カバー部材の被係合突起
部が係合した状態で直線状カバー部材の「U」の底部を
押すことにより、直線状カバー部材の(一方の係合凹部
のいずれか一方の側壁の)傾斜面「U」に沿って「U」
の一方の脚部の先端の被係合突起部が「U」の他方の脚
部の先端から遠ざかる向きに移動され「U」の二つの脚
部の先端が開くことになる。すなわち、直線状カバー部
材が「U字状」の横断面形状の部分を有することによ
り、直線状ベース部材に対する直線状カバー部材の係合
やその解除のための直線状カバー部材の変形が容易に行
われ得、該係合及び係合解除が容易に行われ得る。な
お、「U」の脚部の長さは、転向誘導部が空気流の転向
作用を奏するに要するものであり、この横断面形状
「U」の部分は、転向誘導部としての高さを確保すると
共に直線状カバー部材の着脱を容易にしていることにな
る。
には、一対の凹部のうち空気調和装置の吹出口から遠い
方の凹部である。但し、天井面に垂直な向きの突出量を
比較的大きくとり得るような場合には、一対の凹部のう
ち空気調和装置の吹出口から近い方の凹部でもよい。
は、直線状ベース部材が、前記一の主面とは反対側の主
面において、空気調和装置のうち吹出口のある側縁に近
い幅方向端部に前記一の主面に略平行な空調空気流案内
面を備えると共に、幅方向に関して該案内面よりも空気
調和装置の側縁から遠い部位に前記他方の係合部を備
え、直線状カバー部材が、その幅方向内側端部に、直線
状ベース部材の前記他方の係合部と係合する前記他方の
被係合部を有し、該他方の被係合部のうち空気調和装置
の吹出口に向いた部分が、直線状ベース部材の案内面に
沿って流れた空調空気流の流速を低減させる抵抗として
働く抵抗付与突起部になっている。
合突起部がその反対側の表面部分においてそのまま、抵
抗付与突起部として機能し得る。なお、直線状カバー部
材は、該カバー部材の表面に沿って流れる空調空気の風
圧を抑制し流速を低減させる抵抗として働く別の抵抗付
与突起部を前記被係合突起部の反対側表面よりも下流側
で転向誘導部の上流側に更に有していてもよい。この場
合、典型的には、下流側の抵抗付与突起部の方が上流側
の抵抗付与突起部よりも大きな抵抗付与機能を有するよ
うに構成される。但し、逆でもよい。いずれにしても、
転向誘導部に流入する空調空気流の流速を低減させ風圧
を低下させておくことにより、転向誘導部にぶつかる空
気流が転向誘導部の案内面に沿って流れ易くなる。
空気吸込口を備え周縁部に空調空気の吹出口を備えてい
る限り、その外形形状すなわち天井に埋込まれた状態に
おいて空気調和装置が天井面に沿って拡がっている二次
元形状は、正方形や長方形のような矩形でも、円形など
他のどのような形状でもよい。勿論、空気調和装置は、
多少なりとも、天井面から突出した三次元形状を備えて
いるけれども、中央部に室内空気吸込口をそなえ周縁部
に空調空気の吹出口を備えている限りその三次元形状も
どのような形状でもよい。
いて多少なりとも外側に向かって空調空気を吹出すよう
に構成されている限り、周縁部の一部に吹出口があって
も、実際上ほぼ全周に吹出口があってもよい。例えば、
空気調和装置の天井面における平面形状が典型的なほぼ
矩形形状である場合、吹出口は、矩形の四辺のうちの一
辺のみに沿って形成されていても、平行な二辺に沿って
実際上平行に形成されていても、四辺の全てに沿って形
成されていてもよく、場合によっては、コーナー部のと
ころに吹出口があってもよい。
和装置の吹出口毎に、該吹出口から吹出す空調空気の流
れを転向させるように、転向誘導部を備えたカバー部材
を有する。従って、吹出口が一つだけ直線状にある場合
には、典型的には、カバー部材も一つの直線状カバー部
材からなる(勿論、一つの直線状カバー部材が複数の部
分を組合せてなるものでもよい)。この場合、典型的に
は、端部を蔽う端部キャップを両端につけることが好ま
しい。すなわち、この場合、天井パネル構造体は、好ま
しくは、直線状ベース部材の係合部と直線状カバー部材
の被係合部とが相互に係合した状態において、直線状ベ
ース構造体(典型的には直線状ベース材に一致する)及
び直線状カバー構造体(典型的には直線状カバー部材に
一致する)の長手方向端部のうちの少なくとも一方に被
せられる端部キャップを更に有する。但し、所望なら
ば、カバー部材として、直線状のカバー部材の端部に
(コーナーのところで曲がった)コーナーカバー部材が
さらに設けられていても、場合によっては、空気調和装
置の全周を取り囲むように、矩形又は四辺形等の如き閉
曲線を形成するように額縁状にカバー部材を備えていて
もよい。
空調装置の外形の形状や大きさ(サイズ)に応じた形状
及びサイズに形成される。従って、天井パネル構造体を
形成する直線状ベース部材及び直線状カバー部材は、長
さ調整可能に形成される。この長さ調整は、典型的に
は、長手方向に垂直な断面が同一形状を備えた直線状ベ
ース部材や直線状カバー部材を作業者が作業現場におい
て所望長さに鋸などで切断することにより行なわれる。
したがって、天井パネルを構成する直線状ベース部材や
直線状カバー部材の材料は、典型的には、プラスチック
材料からなり、典型的には、押出し成形により形成され
る。プラスチック材料としては、塩化ビニル樹脂が用い
られてもよいけれども環境汚染を最小限に抑えるために
は他の樹脂でもよい。但し、作業者が作業現場において
鋸などで切断可能である限り、金属や、木材又は金属と
プラスチックとの複合材料など他の材料でもよい。
込んだ天井面のうち空調装置の周囲ないしまわりのスペ
ースの大きさやに応じて、典型的には、空調装置の外周
部の近傍において天井面に取付けられていることのある
電気配線の取出口や煙感知機の如き各種の検出機器等の
障害物ないし妨害部品を避けるように、空調装置のまわ
りに取付けられる。したがって、天井パネル構造体は、
典型的には、該天井パネル構造体を形成する直線状ベー
ス部材等の幅も調整可能である。空気調和装置の一辺は
2m近くに達することもあるから、2m程度の長さにわ
たって幅が容易に調整され得るようにするために、直線
状ベース部材は、典型的には、長手方向に沿って弱化部
分を備え、所望に応じて、該弱化部分に沿ってカッタな
どで切込を入れて幅方向の一部を除去することによりそ
の幅が調整可能である。このような弱化部分は、典型的
には、長手方向に沿って溝などである。ここで、溝は、
美観などの観点から、典型的には、裏側すなわち天井面
に対面する側に形成される。
ル構造体では、直線状ベース部材が、空気調和装置の少
なくとも一つの直線状側縁に沿って延在するように天井
の下面に一の主面で取付可能で長さ及び幅が調整可能な
直線状ベース部材を含み、カバー部材が該直線状ベース
部材に係合され長さが調整可能な直線状カバー部材を含
む。
ることにより、直線状ベース部材を空調装置の近くにあ
る妨害部品を避けて配置することが可能になる。また、
空調装置の空調空気の吹出口の長さまたは空調装置のう
ち該吹出口に平行に延びた辺のサイズに応じて、直線状
ベース部材及び直線状カバー部材の長さを作業現場で調
整して天井パネル構造体を取付けることが可能になる。
構造体では、前記ベース構造体が、空気調和装置のコー
ナー部の外側に位置するように直線状ベース部材の端部
に隣接するところにおいて天井面に一の主面で取付可能
なコーナーベース部材を含み、前記カバー構造体が、直
線状カバー部材の端部に隣接するところにおいてコーナ
ーベース部材に係合されるコーナーカバー部材を含む。
ど空気調和装置の外周のうち少なくとも二辺のまわり、
典型的には全周を天井パネル構造体で取り囲み得る。
状ベース部材及び直線状カバー部材の端部に被さって係
合されるように構成されている。ここで、「被さる」と
は、天井面に対して下側から順次重ねた状態を指す。但
し、コーナーベース部材は、その側縁が、直線状ベース
部材及び直線状カバー部材の隣接端部のうちの少なくと
も一方よりも天井面に近い側に位置していたり、直線状
ベース部材と実質的に同じ高さのところに位置していて
もよい。
び直線状カバー部材の端部に被さる場合、典型的には、
コーナーベース部材が、空気調和装置の吹出口から吹出
した空調空気流を天井から遠ざかる向きに転向させるべ
く該空気流に対して実質的に剛性の転向誘導部の一部を
有し、コーナーカバー部材が、ほぼU字状の横断面を備
え、「U」の一方の脚部の内向きの被係合部でコーナー
ベース部材の外側壁の外向きの係合部に係合され、
「U」の底部の内面でコーナーベース部材の転向誘導部
の延在端に当接するこの場合、コーナーベース部材は、
典型的には、該コーナーベース部材の表面に沿って流れ
る空調空気流の流速を低減させる抵抗として働く抵抗付
与突起部を転向誘導部の上流側に有する。この場合、コ
ーナーベース部材に対するコーナーカバー部材の係合解
除が容易に行われ易い。
は、中央部に室内空気吸込口を備え周縁部に空調空気の
吹出口を備えた天井埋込型空気調和装置の吹出口の下流
側において天井に取付けられるように構成され、空気調
和装置の吹出口から吹出した空調空気流を天井から遠ざ
かる向きに転向させるべく、該空気流に対して実質的に
剛性の転向誘導部を備えた天井パネル構造体であって、
空気調和装置の直線状側縁の各々に沿って延在するよう
に天井面に一の主面で取付可能で延在方向の長さ及び幅
が調整可能なベース部材であって、前記一の主面とは反
対側に係合部を備えたものと、前記ベース部材の係合部
に被係合部で係合されて該ベース部材に固定されるよう
に構成され長さ調整が可能なカバー部材であって、空気
調和装置の吹出口から吹出した空調空気流を天井から遠
ざかる向きに転向させるべく、該空気流に対して実質的
に剛性の転向誘導部を備えたものとを有し、直線状ベー
ス部材の係合部が該直線状ベース部材の幅方向に離れた
箇所において相互に向合う側とは反対側に開口し該直線
状ベース部材の延在方向に延在した一対の係合凹部を備
え一方の凹部のうち天井面に近い方の側壁が他方の凹部
から遠いところほど天井面に近接するように傾斜し、直
線状カバー部材の被係合部が、直線状ベース部材の一対
の係合凹部と係合する一対の被係合突起部を、該直線状
カバー部材の幅方向に離れた箇所において、相互に向合
う状態で備え、該被係合突起部が前記一方の凹部の天井
面に近い側の壁部の傾斜面に沿って可動な案内部を有す
るた直線状パネル構造体、及び該直線状パネル構造体の
隣接端部間に位置し該直線状パネル構造体の隣接端部に
係合されるコーナーパネル構造体を具備する。
出口の近くの天井面の汚れを覆い隠し得る限り、天井パ
ネル構造体を形成するベース部材及びカバー部材のうち
の少なくとも一部または全体が透明又は半透明材料から
なっていてもよいけれども、既に配設してある天井埋込
型空調装置の吹出口の近くの天井面の汚れを確実に覆い
隠すためには、ベース部材及びカバー部材は、典型的に
は、実質上不透明な材料からなることが好ましい。但
し、天井面がまだ汚れていないような場合や新たに空調
装置を天井面に取付けたような場合には、少なくとも一
部が透明又は半透明材料からなっていてもよい。
部に室内空気吸込口を備え周縁部に空調空気の吹出口を
備えた天井埋込型空気調和装置の吹出口の下流側におい
て天井に取付けられることを前提として説明した。しか
しながら、以上のような天井パネル構造体の特徴は、該
天井パネル構造体が天井埋込型空気調和装置の代わりに
空調空気吹出口のみを備えた空調空気吹出装置(吸込口
がなく開口の実質上全体が吹出口になっている空調ダク
ト)の空調空気吹出口の下流側において天井に取付けら
れる場合にも、程度の差はあれ、有効であり、本発明の
天井パネル構造体は、天井取付型の空調空気吹出装置に
も適用され得る。
添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明す
る。
込型空調装置200を下面から見た状態(図1の
(a))と、本発明の一実施例の天井パネル構造体31
0(図1の(b))を、該空調装置200のまわりにお
いて天井面201に取付けた状態(図1の(c))と
が、示されている。
な四本の直線状パネル構造体311と四つのコーナーパ
ネル構造体312とを有し、各コーナーパネル構造体3
12は、該コーナーパネル構造体312に隣接する直線
状パネル構造体311,311を夫々の隣接端部で接続
する。
な縦長の長方形の外周形状のもの200aの場合には、
天井パネル構造体310は図1の(c)において想像線
310aで示したように縦長の長方形状に組立てられ
る。一方、空調装置200が図1の(f)に示すような
横長の長方形の外周形状のもの200bの場合には、天
井パネル構造体310は図1の(c)において想像線3
10bで示したように横長の長方形状に組立てられる。
なお、空調装置200が図1の(d)に示したように
(a)の場合と同様に正方形状のもの200cの場合に
は、図1の(c)において、実線で示したままの形状で
よい(一辺のサイズは必要に応じて増減する)。
構造体311は、図5から図9に示したように、プラス
チック材料製の直線状ベース部材320(図5から図7
参照)と、該直線状ベース部材320に結合されるプラ
スチック材料製の直線状カバー部材340(図5及び図
8から図9参照)とからなる。以下の実施例では、具体
的なサイズを例示しているけれども、これらは典型的な
好ましい一例であって、本発明をこれらのサイズや形状
又は同程度のサイズや類似の形状に限定しようとするも
のではない。
7の(a)及び(b)に示したように、幅W1が20c
m程度で長さL1が最大で200cm程度の板状部32
1を有する。板状部321は、厚さD1(図7の
(b))が3mm程度の主板状部分322と、該主板状
部分322の一方の主面(天井面201に対面する側の
面すなわち裏面)323とほぼ面一の主面324を備え
ると共に主板状部分322の一端325から一体的に延
在し厚さD2が2mm程度(より詳しくは、例えば、
2.2〜2.3mm程度)で幅W2が10cm程度の案
内板状部分326とからなる。主板状部分322及び案
内板状部分326のうちの少なくとも一方が、幅方向内
側端部(図7の(a)や(b)において右側の端部)に
近づく程薄くなるような厚みを有していても、主板状部
分322と案内板状部分326とが同じ厚さでもよい。
長手方向の全長にわたって延在した溝327が例えば1
cm間隔で形成されている。この間隔は、より大きくて
も小さくてもよく、所望ならば、不均一な間隔でもよ
い。従って、例えば、取付作業者は、取付け現場におい
て、該溝327のうちの所望の溝に沿ってカッタナイフ
等の刃物の先端で更に切込みを入れることにより、案内
板状部分326の幅W2、従ってベース部材320の幅
W1を、取付現場で且つ作業者が一人で調整可能であ
る。溝327に沿って分離しやすいように且つ通常の取
扱いでは分離されたり割れやヒビが入る虞れがない程度
に、案内板状部分326が弱化され得る限り、溝327
の幅や深さや断面形状はどのようなものでもよい。この
例では、板状部321の案内板状部分326の他方の主
面即ち表側面328にも、溝327と同様な溝327a
が形成されており、例えば、搬送時等に傷付き易い縁部
が、所望ならば、使用前に、該溝327aで切り離され
て使用される。この溝327aは、なくてもよい。
裏面324には、更に、溝327と同様な深さで該溝3
27よりも幅広の凹部327cが幅方向に等間隔に且つ
長手方向の全長にわたって形成されている。この凹部3
27cは、後述の端部キャップ450(図19参照)と
の係合に利用される。また、案内板状部分326の表面
328には、高さが0.1mmのオーダーの小さな突起
327dが案内板状部分326の幅方向に等間隔に且つ
長手方向の全長にわたって形成されている。この意匠用
の突起327dもある程度は空気流に対する抵抗として
働く。但し、この突起327dはなくてもよい。
溝327aの近傍には、図6並びに図7の(a)及び
(b)において想像線で誇張して示したような突条ない
し突起327eが形成されていてもよい。この突起32
7eは、上述の突起327dよりも背が高く(例えば、
高さが2mm程度で幅が1mm程度)、直線状パネル構
造体311が標準幅で天井面201に取付けられる場合
に標準的な位置決めのために用いられる。すなわち、直
線状ベース部材320がそのまま又は溝327aに沿っ
て切断されて標準幅(実質的に最大幅)で用いられる場
合、案内板状部分326のうち突起327eよりも先端
側の部分又は溝327aと突起327eとの間の先端部
分326aが、空調装置200の外枠ないし化粧板部分
と天井面201との間に挿入され、突起327eが空調
装置200の化粧板部分の外側縁に当接して、直線状ベ
ース部材320の位置決めが行われ、従って、直線状パ
ネル構造体311の位置決めが行われることになる。但
し、この想像線で示した位置決め用突条327eは、な
くてもよい。また、先端部分326a等を空調装置20
0の外枠ないし化粧板部分と天井面201との間に挿入
する代わりに、図16に示したように、空調装置200
の外枠ないし化粧板部分の外側面に単に当接させてもよ
い。
ち、他方の主面すなわち表側面329には、カバー部材
340の一端の被係合部としてのカギ形被係合部357
(図8及び図9)が嵌まり込む係合部としての係合凹部
331を規定する突起部330が形成されている。係合
凹部331には突起部330が随伴しているので、突起
部330を係合突起部ともいう。また、この明細書にお
いて、係合関係を実現する一方を「係合部」と呼ぶとき
他方を「被係合部」と呼んでいるものであって、「係合
部」と「被係合部」とを区別することなく、両者を係合
部又は被係合部と呼ぶこともある。ここで言及している
係合要素331,357とは異なる要素間の係合関係に
ついても同様である。この突起部330は、案内板状部
分326の案内面をなす主面328と協働して幅方向内
側に向かって開口した凹部331を形成すべく主面32
8,329から突出した湾曲突出壁部332を有する。
突起部330の係合凹部331及び湾曲突出壁部332
は、直線状ベース部材320の全長にわたって連続的に
延在している。但し、所望ならば、湾曲突出壁部332
が長手方向に沿って所望の長さを有し、等間隔に且つ一
列に配置されて、全体として直線状ベース部材320の
全長にわたってほぼ連続的に延びる係合凹部331を規
定していてもよい。
ベース部材320の幅方向の外側端部333には、幅方
向外向きで且つ天井面に向かう向きに開口した係合凹部
334を形成するように主面328から突出した係合突
起335が形成されている。係合凹部334や係合突起
335も直線状ベース部材320の長手方向の全長にわ
たって延在している。この明細書において、直線状パネ
ル構造体311や直線状ベース部材320や直線状カバ
ー部材340に関して、幅方向の「外側(又は外向
き)」及び「内側(又は内向き)」とは、夫々、直線状
パネル構造体311や直線状ベース部材320や直線状
カバー部材340が空気調和装置200に対して所定の
向きで配置された場合に、空気調和装置200から遠い
側(離れる向き)及び近い側(近づく向き)をいう。突
起部335は、図5の(b)や図7の(b)のような横
断面で見て、主板状部分322から離間するほど幅方向
内側に位置する(言換えると、主板状部分322に近接
するほど幅方向外側に位置する)ように主面328から
突出した基部側傾斜部ないし傾斜案内部336と、該基
部側係合部336との間に凹部334を形成するように
基部側傾斜部336の直線状延在端から下に凸に湾曲し
た半円状湾曲部336aと、この半円状湾曲部336a
の湾曲端から基部側傾斜部336とほぼ平行に傾斜して
延びた先端側傾斜部337とを有する。後述のように、
カバー部材340の被係合部に対する係合やその解除に
際して、幅方向内側の凹部331から遠いところほど天
井面201に近接するように傾斜した天井側壁部すなわ
ち基部側傾斜部336の内面336bはF1,F2方向
の係合及び同解除の案内面になっている。また、先端側
傾斜部337の幅方向外側端部ないし先端部337aは
基部側傾斜部336の端部に対応する主板状部分322
の幅方向外側端部333よりも幅方向内側に位置し、先
端側傾斜部337の外側表面(天井面201に対面する
側とは反対側の表面)337bは、凹部331から遠い
ところほど天井面201に近接するように傾斜し、カバ
ー部材340の係合の際、F2方向の案内面になってい
る。
中央部には、長手方向に沿って延在した突起338が形
成され、裏面323には凹部339が形成されている。
なお、図7の(b)からもわかるように、直線状ベース
部材320の長手方向に垂直な断面形状は、長手方向の
全域において同一である。後述の直線状カバー部材34
0についても同様である。
ス等の軸部を通すためのビス孔Hが形成されている。天
井面においてビス取付け位置を選択可能なように、孔H
は長孔になっている。孔Hは、ビスの頭部が嵌るように
周縁部が斜面化された凹部を備えていてもよく、直線状
カバー部材340との係合を妨げない限り、主板状部3
22の幅方向の異なる部分に形成されていてもよい。直
線状ベース部材320のうち主板状部322は、次に説
明する直線状カバー部材340により下側から覆われ、
表面329が隠される板状部である。従って、主板状部
322に取付けられたビス等の頭部は、直線状カバー部
材340によって隠されることになる。
たように、幅W3がベース部材320の主板状部分32
2の幅と同程度で長さL3がベース部材320の長さL
1と実際上同一(L3=L1)の細長いプラスチック部
材からなる。この明細書において、特に断らない限り、
「上」及び「下」とは、夫々、天井パネル構造体が天井
面に取付けられた状態において、天井面に近い又は近接
する側及び天井面から遠い又は離間する側をいう。カバ
ー部材340は、図9の(b)に示したように、天井面
に近接する側(上側)程幅方向外側に位置するように僅
かに傾斜してほぼ上下に延びる上下ないし垂直方向傾斜
端壁部341と、この端壁部ないし側壁部341の下端
342からほぼ水平に延びた下端案内部343と、下端
案内部343の内側端部344から実質的に直角に上下
方向に延びた短い上下方向ないし垂直壁部345と、こ
の垂直壁部345の上端346から下流側に凸に湾曲し
た転向誘導部としての転向案内部347と、この転向案
内部347の上流端348から一体的に上流側に延在し
空調空気流に対して抵抗となって該空気流を減速する下
及び上流側に凸の半円筒状の抵抗付与突起部349と、
この抵抗付与突起部349の上流端350から一体的に
上流側に延び僅かに上に凸の上流側湾曲案内部351
と、この上流側湾曲案内部351の上流端352から実
際上水平に延びた上流側水平案内部353と、この水平
案内部353の上流側(幅方向内側)端に連続的に形成
されベース部材320の幅方向内側の係合凹部331に
係合される被係合部としてのカギ形端部357とを有す
る。
と、ほぼ水平な壁部357bと、ほぼ上下方向の傾斜壁
部357cと、ベース部材320の係合部330の幅方
向内向きに開口した係合凹部331に嵌り合うほぼ水平
で断面が楔形ないし先細の小突起部357dとを有す
る。換言すれば、カギ形端部357の壁部357a〜3
57dにより形成され幅方向外向きに開口した凹部35
8に、ベース部材320の係合突起部330の湾曲突出
壁部332が嵌り込む。図5の(b)に示したような組
立状態においては、カギ形端部357は、壁部357c
及び357bにより抵抗付与小突起部359を形成して
いる。小突起部359は、空調空気流に対して抵抗とな
って該空気流を減速する抵抗付与突起部として働き得る
限り、壁部357c及び壁部357bの表面の横断面形
状は、楕円の一部など他の形状でもよい。同様に、小突
起部359の下向きの高さは、典型的な一例では、例え
ば、5mm程度〜1cm程度であるけれども、小突起部
359が抵抗付与突起部として働き得る限り、1cm程
度より高くても5mm程度より低くてもよい。
の近傍部分及び上流側水平案内部分353の下流端35
2の近傍部分の裏面、すなわち図9の(b)に示した上
面354には、ベース部材320の主板状部分322の
下側主面329に当接する脚部355,356が形成さ
れている。この例では、脚部355は二本の脚部部分3
55a,355bからなり、脚部355,356の間の
凹部には、ベース部材320の凸部338が嵌り込む。
なお、脚部355はなくてもよい。
流れ抵抗を与えると共に流れ方向を大きく変える上流部
分347aと、上端347cにおいて上流部分347a
の下端と滑らかにつながった後水平に近い角度で延び流
れ抵抗を与えると共に流れ方向を大きく変えて流れを空
調装置200の中央側に且つ下向きに案内する下流側部
分347bとを有し、下流側部分347bは下流端34
6で垂直壁部345に滑らかにつながっている。ここ
で、案内部351の端部350から水平壁部343の下
端までの上下方向の高さは、例えば、4cm〜5cm程
度である。但し、より大きくても(例えば10cm若し
くはそれ以上でも)、より小さくても(例えば2cm〜
3cm程度)でもよい。
ように、直線状カバー部材340は、横断面がほぼ
「U」字状の部分340uを、その幅方向外側に備え
る。すなわち、U字状部分340uにおいては、水平案
内部343が「U」の底部に、下流側の上下方向傾斜端
壁部341が「U」の一方の脚部に、そして短い垂直壁
部345と転向案内部347と半円筒状抵抗付与突起部
349とが全体として他方の脚部になっている。二つの
脚部341と345,347,349との間に空洞34
0sを備えたU字状形態ないし構造は、脚部の上端の間
の距離を材料の弾性の範囲内で増減可能にし、外側脚部
341の先端部341aは、内側脚部の上端に対して、
B1,B2方向に離間又は近接されるように弾性的に変
位可能である。
する上下方向傾斜壁部341は、その上側端部(天井側
端部)341aに、幅方向内向きに突出した突起部36
1を有する。この突起部361は、ベース部材320の
係合凹部334に係合される被係合部363として働
く。ここで、カバー部材340の壁部341と突起部3
61とにより形成される凹部362が、ベース部材32
0の突起部337に係合される被係合部363として働
くとみなしても凹部362及び突起部361の両方が被
係合部363であるとみなしてもよい。
9の(b)に示した例では、幅方向内側ほど下方に位置
するように傾斜しているけれども、突起部361は、図
9の(c)において突起部分を拡大して符号361aで
示したように、幅方向内向きにほぼ水平方向に突出した
下側面を備えていても、また、場合によっては、(c)
において想像線361bで示したように、係合解除を容
易化すべく、幅方向内側ほど上方に位置するように上向
きに傾斜した下側面(被係合面)を備えていてもよい。
また、突起361は、カバー部材340の係止を可能に
する限り、短くてもよく、その長さは、例えば1mm程
度でも、より短くてもよい。
0の幅方向内側に位置し楔形被係合突起部357dを備
えたカギ形被係合部357が直線状ベース部材320の
幅方向内側の係合部330の係合凹部331に係合し、
且つカバー部材340の幅方向外側の上下方向傾斜壁部
341の上端341a又は突起部361の上側面が案内
部としてベース部材320の係合部335の傾斜壁部3
37の傾斜面337bに当接した状態で、カバー部材3
40の水平壁部343を上向きV2に押上げることによ
り、カバー部材340の壁部341がB1方向に拡がる
ように該壁部341,343,345,347,349
からなるU字状部分340uを全体として弾性的に撓ま
せて、カバー部材340の幅方向外側の上下方向傾斜壁
部341の上端の案内部ないし摺接部341aをベース
部材320の係合部335の傾斜壁部337の傾斜面3
37bに沿ってF1方向に移動させる。内向き突起部3
61が傾斜壁部337の先端337aよりも幅方向外側
まで移動すると突起部361がベース部材320の傾斜
壁部336に当たる。この状態で、カバー部材340を
押し上げる力を弱めるか解除すると、カバー部材340
の壁部341は、U字状部分340uの壁部341,3
43,345,347,349の弾性力によりB2方向
に変形して元の形に戻る。これにより、カバー部材34
0は、被係合部363の突起部361がベース部材32
0の係合凹部334に嵌り、凹部362がベース部材3
20の突起部337に嵌るように、ベース部材320の
係合部335に係合される。この係合動作ないし操作
は、直線状ベース部材320及び直線状カバー部材34
0の長手方向の全域で実質的に同時に行わせても、長手
方向の一端から他端に向かって順次進行させてもよい。
作をさせればよい。すなわち、カバー部材340の壁部
341がB1方向に拡がるように壁部343等をV2方
向に押し上げて壁部341,343,345,347,
349からなるU字状部分340uを全体としてB1方
向に弾性的に撓ませることにより、係合部335と被係
合部363との係合を解除させ、その状態で、カバー部
材340の壁部341を下向きV1に引けば良い。これ
により、ベース部材320の係合部335とカバー部材
340の被係合部363との係合が完全に解除されるか
ら、次に、ベース部材320の係合部330とカバー部
材340の被係合部357との係合を解除すれば良い。
分340uをB1方向に拡げるのに比較的大きな力を要
するような場合には、直線状カバー部材340の長手方
向の一端近傍において壁部343等を押し上げて端部3
41aを傾斜壁部336の傾斜面336bに沿ってF1
方向すなわちB1方向に拡げた状態で、ドライバ(ねじ
回し)のような細長い棒状部分やストリップ状(薄片
状)部分を備えた適切な工具の先端部を係合部335の
傾斜壁部337の先端部337aと被係合部363の被
係合突起部361との間に生じた間隙に挿入し、ベース
部材320及びカバー部材340の長手方向に沿って該
工具を他端側に移動させることにより、係合部335,
363をあたかも剥離するようなやり方で係合を完全に
解除するようにしてもよい。図9の(c)に示したよう
な突起部371a,371bの場合には、係合の解除
は、より容易になる。なお、ベース部材320の係合部
335の係合凹部334は、確実な係合を保証しつつ係
合解除を容易にすべく、下側壁部337の内面が、水平
に延びていても、図7の(c)に示したように外側ほど
下方に位置するように傾斜していてもよい。
に拡大して示したように、カバー部材320の傾斜壁部
336の傾斜面336bに段差部336cを形成してお
いて、カバー部材340のU字状部分340uの壁部3
41をV2方向に押してF1すなわちB1方向に拡げる
際、壁部341の先端の突起部361を例えば長手方向
の全域において一旦段差部336cに係合させ、その
後、カバー部材340の端壁部341をV1方向に引く
ことにより、カバー部材340の被係合部363をベー
ス部材320の係合部335から完全に係合解除させる
ようにしてもよい。なお、図7の(d)において、想像
線337aは、拡大図では図示領域よりも下方に位置す
る短い傾斜壁部337の先端部の幅方向位置を示す。
は、ベース部材320の短い傾斜壁部337及び長い傾
斜壁部336がカバー部材340の被係合部363を案
内し、係合解除に際しては、ベース部材320の長い傾
斜壁部336がカバー部材340の被係合部363を案
内するので、ベース部材320とカバー部材340との
係合及びその解除が、作業者一人でも且つ天井を向いた
不自然な姿勢でも比較的容易に行われ得る。
を形成・取付する場合には、まず、直線状ベース部材3
20を取付場所に応じた所定幅W1x(図2)及び所定
長さL1に形成しておく。ここで、所定幅とは、典型的
には、可能な限り大きい幅である。この幅を大きく採っ
ておくことにより、空調装置200から吹出し天井パネ
ル構造体で転向等された空調空気流が天井面201に沿
って流れるのを最小限に抑制することが可能になる。
2で示したように、天井面201のうち空調装置200
の取付部に比較的近いところに、煙感知装置や配電取出
口やダウンライトのような天井既存妨害部品ないし障害
物202が取付けられたり形成されていることがある。
そのような場合には、妨害部品202を避けるように、
該部品202と空調装置200との間に残された幅W3
に応じて、該幅W3に合うように、直線状ベース部材3
20の幅W1xを調整する。典型的には、W1xはW3
に近い大きさ(W1x〜W3)で且つW3よりも小さい
(W1x<W3)。なお、天井面201の強度や各種妨
害部品202の取付構造及び取付作業の便宜や該部品2
02の機能や保守上の便宜からして、各種の妨害部品2
02と空調装置200との間に隙間が実際上ない状態で
該部品202が天井面201に取付けられることは、実
際上あり得ないから、通常は、ある程度の幅の取付領域
があることは、期待し得る。従って、ベース部材320
の板状部321の主板状部分322の外側端面333か
ら案内板状部分326の溝327のうち幅方向にみて最
も外側の溝327bまでの幅W10(図7の(b))
を、このような点を考慮した大きさ(可能性ある最小
幅)にしておけばよい。ここで、W10≦W1xであ
る。なお、図2では、四方に部品202を示したけれど
も、このようなことは異例で、通常は、あっても一ヶ所
か、多くても二箇所程度である。
るためには、幅がW3以下で最大になるような位置にあ
る溝327のところで案内板状部分326にカットを入
れて折ればよい。なお、案内板状部分326の幅方向内
側縁部を天井面201と空調装置200の外枠ないし化
粧板部との間に挿入する場合には、その挿入長分だけベ
ース部材320の幅を大きくしておけばよい。
312の使用を考慮して、直線状ベース部材320及び
直線状カバー部材340を所定の長さに、鋸等で切断す
る。なお、空調装置200のサイズが比較的標準化され
ているときには、複数種類の長さのものを予め準備して
おき、適合しない場合にのみ、切断するようにしてもよ
い。
は、まず、直線状ベース部材320を所望位置に支えた
状態でビス孔Hにビスを挿し天井201にビスをねじ込
んでとめる。直線状ベース部材320は、薄いものであ
るから比較的軽いので、最低2箇所をビスでとめるだけ
で、実際上天井面201に仮固定され得る。従って、三
本目以降のビス止めでは、作業者が直線状ベース部材3
20を支える必要がないので、三本目以降のビス止め
は、作業者が天井面201に対して不自然な姿勢をとる
状態でも容易に行われ得る。特に、直線状ベース部材3
20の案内板状部分326の幅方向内側縁部を天井面2
01と空調装置200の外枠との間に挿入する場合に
は、一箇所のビス止めでも仮固定可能である。
内側)の係合部330の係合凹部331にカバー部材3
40の上流側(幅方向内側)の被係合部357の楔形の
被係合突起部357dを係合させた状態で、ベース部材
320の下流側(幅方向外側)の係合部335にカバー
部材340の下流側(幅方向外側)の被係合部363を
上述のようにして、係合させる。
パネル構造体312について、図10から図14に基づ
いて説明する。コーナーパネル構造体312は、図10
から図14に示したように、プラスチック材料製のコー
ナーベース部材370(図10から図13参照)と、該
コーナーベース部材370に結合されるプラスチック材
料製のコーナーカバー部材390(図10から図11及
び図14参照)とからなる。
構造体312では、コーナーベース部材370が、直線
状パネル構造体311の長手方向端部に、被せられて係
合せしめられるように構成され(図15から図17参
照)、コーナーベース部材370自体が、直線状パネル
構造体311とほぼ同様な流れ案内、抵抗付与及び転向
機能を備えた表面形状を有する。
コーナーベース部材370は、直線状パネル構造体31
1の長手方向端部311a,311a(図5、図15及
び図16参照)を蔽うべく該端部311a,311aに
下側から被せられるように、上側表面371が直角な二
側縁382a,382bにおいて直線状パネル構造体3
11の下側表面と実質上相補的形状を備える(図17及
び図12参照)。なお、図12の(a)からわかるとお
り、コーナーベース部材370の壁372は、一部を除
き、典型的には、例えば、2〜3mm程度の実際上一様
な厚さを有する。従って、壁372の下側表面373
も、直線状パネル構造体311の表面と略同様な形状に
なり、空調空気流に対しては、実際上同様な案内や抵抗
付与や転向機能を有する。
ース本体部380と、該本体部380と一体的なコーナ
ーベース外枠部384とからなり、コーナーベース本体
部380は、典型的にはほぼ一様な厚さでほぼ正方形の
平面形状を有する板状体からなり、正方形の一つの隅部
381aが円弧状に湾曲している。
湾曲した隅部381aと正方形状に切欠かれた対向隅部
381bを通る対角線Dを含み且つ本体部380の平面
(図12の(b)の面)に対して直角な平面に関して鏡
映対称な形状を有する。隅部381bを含む辺ないし縁
部382a,382bは隣接する直線状パネル構造体3
11の端縁311a,311aに重なり、湾曲隅部38
1aを含む辺ないし縁部382c,382dはコーナー
ベース外枠部384に一体的に繋がっている。
ネル構造体311の直線状ベース部材320の案内板部
分326の下側表面328に重なる平面状表面部分37
4uを備えた平板状部分374と、直線状パネル構造体
311の直線状カバー部材340の抵抗付与突起部35
9の表面に重なる相補的形状の凹状表面部分375uを
備えた下方に凸の上流側の抵抗付与突起部375と、直
線状カバー部材340の平板状部353及び上流側湾曲
案内部351の表面に丁度重なる相補的形状の湾曲表面
部分376uを備えた上流側湾曲案内部376と、直線
状カバー部材340の抵抗付与突起部349の表面に丁
度重なる相補的形状の凹状表面部分377uを備えた断
面円弧状で下方に凸の抵抗付与突起部377と、直線状
カバー部材340の転向案内部347のうち上流側表面
347aに丁度重なる相補的形状の凸状湾曲表面部分3
78uを備えた凹状転向誘導部の一部としての上流側転
向案内部分378とを有する。各部分375,376,
377,378は、図12の(b)の平面図(厳密には
底面図)でみて、夫々の縁部382a及び382bから
該縁部382a及び382bの延在方向に対して直角に
直線的に延びた部分375a,376a,377a,3
78a及び375b,376b,377b,378b
と、該直線状延在部分を滑らかにつなぐ円弧状部分37
5c,376c,377c,378cとを有する。
本体部380の面がほぼ天井面201に平行になるよう
にその裏面(上面)371から突出したリブ状の脚部3
83を有する。図13に示した例では、この脚部383
は、三本の脚部383p,383q,383rからな
る。各脚部383p,383q,383rは、図13の
平面で見てL字状に延びており、脚部383p,383
qは、対角線Dと交差する領域において円弧状に湾曲し
ている。脚部383の数はより多くても、より少なくて
もよく、また、連続的である代わりに、断続的に分布し
ていてもよい。
側の案内面を与える平板状部374は、ほぼ正方形で、
本体部380の湾曲円弧状隅部381aに対応する側に
同様な湾曲円弧状隅部374r(但し円弧の半径がより
小さい)を有し、本体部380の切欠付隅部381bに
対応する隅部で切欠線374a,374bに沿った切欠
部374cを有する。平板状部374は、更に、切欠部
374cのところにおいて、上面374u側に突出した
正方形状脚部383sを有する。正方形状脚部383s
は、正方形の二側縁で平板状部374aの切欠縁部37
4a,374bに一体的に繋がり、他の脚部383p,
383q,383rと協働して天井面201に対するコ
ーナーベース部材380の脚面ないし当接平面を規定し
ている。
374uに、直線状パネル構造体311の直線状ベース
部材320の案内板状部326の溝327と同様にサイ
ズ調整のための切断を容易化する弱化部を与える溝37
4gを等間隔に有し、下面374dに、直線状ベース部
材320の案内板状部326の突条327cと同様な突
条374pを等間隔に有する。
状パネル構造体311の端縁311aに重なる縁部38
2a,382bの近傍以外の部分において、上流側転向
案内部分378の端部から連続的に延在しコーナーカバ
ー部材390を支える延在端(下端)378tを備えた
支持壁部分378sを備える。支持壁部分378sの端
部378wと転向案内部の上流側案内部分378の下端
378uとの間には、切欠部378fが形成されてい
る。この切欠部378fは、直線状パネル構造体311
に対してコーナーベース部材370が重ねられる際、直
線状パネル構造体311の端部311aにおいて、転向
案内部347の下流側部分347bや垂直案内部345
が下方に僅かに突出するのを許容する(図17の
(a))。
ベース本体380の延在面と平行な平面(図12の
(b)等)で見て、湾曲隅部381aで繋がった本体3
80の二側縁382c,382dにおいてほぼL字状に
直角に延びる外枠本体部385を有する。すなわち、外
枠本体部385は、辺382a及び382bと平行に延
在した直線状部分385b及び385aと、二つの直線
状部分385a,385bの間の円弧状部分385cと
からなる。外枠本体部385の各部分385a,385
b及び385cは、夫々、下端において、水平連結部3
86の対応する直線状部分386a,386b及び円弧
状部分386cを介して、コーナーベース本体部380
の垂直延設壁378sの直線状部分378sa,378
sb及び円弧状部分378scに一体的に結合されてい
る。水平連結部386の端面386at,386bt
(図示せず)も端面378wと実質的に面一になるよう
に切欠かれている。外枠本体部385は、直線状パネル
構造体311の直線状カバー部材340の上下方向傾斜
壁部341と同様に、天井面201に近接するほど空調
装置200から遠いところ(外側)に位置するように、
下端から上端に向かって僅かに末広がりに傾斜してお
り、その上端部に幅広の脚部387を備える。上端が天
井面201に当接する脚部387も、直線状部分387
a,387b及びその間の円弧状部分387cからなる
L字状の平面形状を有する。384hは、コーナーベー
ス部材370の取付用のビス孔であり、384gは、該
ビス孔384hを介するビスの取付け/取外しのための
ドライバの如き工具の挿入用凹部、384sは凹部38
4gを規定する部分円筒状壁部である。なお、天井の裏
側の支持枠に対する位置合せを等を考慮することなく天
井面201に対する天井パネル構造体310の取付け位
置の自由度を高めるためには、各ビス孔は、図12の
(b)及び図13において一箇所の孔について想像線で
例示したように、長孔ないし長円形の孔384hiであ
ることが好ましい。その場合、当然ながら、凹部384
gi及びビス取付工具挿入用凹部形成壁部384siも
想像線で示したように長円状に形成される。
は、「L」の両辺を規定する直線状部分387a,38
7bの自由端部387ae,387beが、夫々、隣接
する直線状パネル構造体311の直線状ベース部材32
0の端縁333に係合するように、コーナーベース本体
部380の縁部382a,382bに一致するところま
で、延在している。なお、図17の(b)に示したよう
に、脚部387の自由端部387aeや387be(図
示せず)が、端面386atや386bt(図示せず)
とほぼ面一のところで切欠かれていてもよい。また、コ
ーナーベース外枠部384の本体部385は、直線状パ
ネル構造体311の直線状カバー部材340のU字状部
分340uの二つの脚部を形成する壁部341,347
間の凹部に僅かに挿設されるように、直線状部分385
a,385bの自由端部385ae,385beから突
出した薄肉突出端部385at,385btを有する。
但し、この薄肉突出部385at,385btは、コー
ナーベース部材370の装着の容易性を妨げる虞れがあ
るから、ないほうが好ましい場合も少なくなく、突出部
385at,385btを設ける場合でも、コーナーベ
ース部材の着脱を容易にすべく、誇張して図示したもの
よりも長さを最小限に止めたり角部を斜めに切欠いてお
くことが好ましい。図17の(a)では、薄肉突出部3
85atがある場合の例を、(b)では、薄肉突出部3
85atがない場合の例を示している。コーナーベース
外枠部384は、更に、その本体部385の外側面に、
コーナーカバー部材390が係合される係合凹部389
(図11)を有する。図12の(c)に示した例では、
両端の係合凹部389a,389b(図示せず)は、外
枠本体部385の自由端部の切欠部になっており、中間
の切欠部389c,389d(図示せず)は開口の形態
である。但し、コーナーカバー部材390の着脱を容易
にすべく、切欠部389c,389dは浅い溝になって
いても、更に、二つの切欠又は溝のうち一つはなくても
よい。配置は、数に応じて適宜決めればよく、両端の係
合凹部389a,389b(図示せず)も、一側で開口
した切欠部の代わりに全周に壁部のある開口部であって
もよい。
11及び図10からわかるとおり、全体としてほぼL字
状の形状を備え横断面がU字状の(但し「U」の一方の
脚部が「U」の他方の脚部よりはるかに短い)コーナー
カバー本体部391を有し、該本体部391は、ほぼL
字状の長い外側壁部392と、該外側壁部392の一端
(下端)から該外側壁部392に対してほぼ直角(僅か
に鈍角)に延びたほぼL字状の端壁部393と、該端壁
部393の一端(内側端)から該端壁部393に対して
ほぼ直角に延びたほぼL字状の短い内側壁部394とを
有する。より詳しくは、図14に示したように、外側壁
部392,端壁部393及び内側壁部394は、夫々、
二つの直線状壁部分392a,393a,394a及び
392b,393b,394bと、該二つの直線状壁部
分の間においてこれらをつなぐ円弧状湾曲壁部分392
c,393c,394cとを有する。外側壁部392
は、その上端の内縁に、コーナーベース部材370の切
欠部389に係合する被係合突起部395を有する。図
示の例では、突起部395は、切欠部389a,389
b(図示せず),389c,389dと夫々係合すべく
外側壁部392に対して鋭角に突出した実質的に同一形
状の突起部395a,395b及びほぼ直角に突出した
実質的に同一形状の395c,395dからなる。但
し、所望ならば、コーナーカバー部材390の取外しを
容易にすべく、突起部395c,395dのうちの一つ
はなくてもよく、また、内側の突起部395cや395
dは、係合解除を容易化すべく、図14の(c)に示し
たように、外側壁部392に対して鈍角をなす湾曲突起
部395fの形態でもよい。
の内面には、薄い側壁396が内側壁部394に対して
ほぼ一定の間隔をおいて、L字状に延在している。39
6rは側壁396を支えるリブである。なお、側壁39
6は、コーナーカバー本体部394が、隣接する直線状
パネル構造体311に被さる領域よりも手前で終ってい
る。この内部側壁396は、なくてもよい。コーナーカ
バー本体部391の端壁393は、コーナーカバー部材
390がコーナーベース部材370に被せられた際、コ
ーナーベース部材370の延長壁部378sの下端37
8tに当接する。
側壁部394は、該壁部394の上部に外側(Uの内
側)に曲がった帯状縁部394uを有する。この帯状縁
部394uは、コーナーカバー部材390がコーナーベ
ース部材370に被せられた際、コーナーベース部材3
70の湾曲転向壁部378の下端から延びた延長壁部3
78に対して狭い間隙を介して対面し、転向案内部の下
流側部分として機能する。なお、このL字状の帯状縁部
394uは、長手方向の両端部に突出壁部394ut,
394utを備える。内側壁部394の突出壁部394
ut,394utは、コーナーベース部材370が直線
状パネル構造体311の隣接端部311aに被せられた
状態で、更にコーナーカバー部材390を被せる際、直
線状パネル構造体311の隣接端部311aのうちコー
ナーベース部材370の切欠部378fからのところに
露出する転向案内部347の下流側部分347bに係合
する。但し、この突出壁部394utはなくてもよく、
壁部394utのある例が図17の(a)に、壁部39
4utのない例が(b)に示されている。
直線状パネル構造体311,311が所定長且つ所定幅
で所定位置に取り付けられた後、直線状パネル構造体3
11,311に重ねるように取付けられる。すなわち、
まず、相互に直角に延びた直線状パネル構造体311,
311の隣接端部311a,311aの上に、コーナー
ベース部材370が、その縁部382a,382bで重
なるように、取付けられる。このときコーナーベース部
材370の縁部382a,382bの夫々と直線状パネ
ル構造体311,311の隣接端部311a,311a
との重なり部の長さは、切欠378fで切欠かれた端部
378wや脚部383の端部と対応縁部382a,38
2bとの間の距離LE以下になるように選択される。換
言すれば、少なくとも最小限の重合があり且つ該重合が
LE以下であればよく、この長さLEが直線状パネル構
造体311の長さについての最大許容誤差(厳密にはそ
の1/2)になる。コーナーベース部材370を直線状
パネル構造体311に対して下側から重ねると、コーナ
ーベース部材370は、壁部374,375,376,
377,378が直線状パネル構造体311の相補的形
状の壁部326,357,351及び353,349,
347aに夫々当接し脚部383が天井面201に当接
すると共に、外枠部384の脚部387が直線状パネル
構造体311の端部333に係合する(図17参照)。
ここで、薄板状突出部385at,385btがある場
合には、例えば、コーナーカバー部材370の対角線D
方向の内側隅部381bよりも外側隅部381aを天井
面201に近付けるように傾け且つ対角線D方向の外側
から薄板状突出部385at,385btを嵌めこみつ
つ外枠部384の脚部387,387を直線状パネル構
造体311,311の隣接端部311a,311aに係
合させ、次に、内側隅部381bを天井面201に近接
させて、上記の重ね合せを行う。次に、前述のようにし
て、コーナーカバー部材390をコーナーカバー部材3
70に重ねて、コーナーカバー部材390の被係合突起
部395をコーナーベース部材370の係合凹部389
に係合させる。
310の天井面201への取付けについて、説明する。
01に、障害物202があるかどうかをチェックする。
例えば、図4の(a)に示したように、図2の位置Gに
障害物202aがあるとする。空調装置200の隣接側
縁から障害物202aの外縁までの距離W3に応じて、
この右辺に配置すべき直線状パネル構造体311R(以
下では右辺に配置する関連部材や要素について符号の最
後にRを付ける)の幅W1xが、W1x≦W3になるよ
うに、直線状パネル構造体311Rを構成する直線状ベ
ース部材320Rの幅を調整する(図4)。この調整に
際しては、直線状ベース部材320Rの案内板状部32
6Rに多数形成されている溝327のうち、適切な位置
にある溝に沿って、直線状ベース部材320Rを切断す
る。この切断は、溝327に沿ってカッタなどで切込を
入れ、該切込に沿って折り曲げることによって、容易に
行われ得る。この例では、図4に示したように、障害物
202aが充分遠くにあり、直線状ベース部材20R
は、標準的な最大幅になるように一番外の溝327a
(図6等)に沿って切断されるか又は切断されることな
くそのまま使用(適用)されている。空調装置200の
周囲の天井面201には、他には障害物202はないと
仮定する。なお、他の位置にも障害物202がある場合
には、その位置に応じて、対応する箇所に配置する直線
状パネル構造体311の直線状ベース部材320の幅を
溝327を利用して調整すればよい。
1L,311U,311Dの長さを調整する。すなわ
ち、各直線状パネル構造体311R,311L,311
U,311Dを、空調装置200のうち夫々が並設され
るべき側縁部の長さに切断する。なお、直線状パネル構
造体311(例えば311Uや311D)の幅方向内側
端部の一部を空調装置200の側壁(化粧板等)と天井
面との間に挿入する場合には、コーナーパネル構造体3
12(例えば312RUや312RD)の図4の上下方
向位置もずれるので、隣接する直線状パネル構造体31
1(例えば311Uや311D)の幅方向内側端部の挿
入長に応じて、直線状パネル構造体311(例えば31
1R)の長さを適宜調整すればよい。他の部分について
も、同様にして、直線状パネル構造体311及びコーナ
ーパネル構造体312のサイズを調整すればよい。但
し、この例では、標準幅で且つ幅方向端部を空調装置と
天井面との間挿入しないので、溝に沿った切欠きは不要
である。
幅及び長さに応じた所定位置において天井面201に取
りつけ、更に、コーナーパネル構造体312を直線状パ
ネル構造体311の縁部311aに重ねて所定の角部に
取付ければよい。ここで、各直線状パネル構造体311
の取付けに際しては、夫々の直線状ベース部材320を
天井面201に少数(例えば2〜3本程度)のビスなど
で長孔に仮固定し、次に直線状カバー部材340を一対
の被係合部が直線状ベース部材320の一対の係合部に
係合されるように前述のようにして取付ける。更に、コ
ーナーパネル構造体312のコーナーベース部材370
を四つの直線状パネル構造体311R,311L,31
1D,311Uのうち隣接する直線状パネル構造体の縁
部に被せてビスなどで天井面201に仮固定する。この
ようにして、四つのコーナーベース部材370を仮固定
した状態で、全体の配置を床面から確認する。
方向位置が適正でない場合には、当該直線状パネル構造
体311に重なり仮固定された両端のコーナーベース部
材312を取外した後、当該直線状パネル構造体311
の直線状カバー部材340を直線状ベース部材320か
ら外す。このとき、直線状カバー部材340のU字状部
分340uを天井面201側に押付けて被係合突起部3
61のある「U」の脚部341を傾斜面336bに沿っ
て拡げて前述のようにして外せばよい。なお、直線状カ
バー部材340及び直線状ベース部材320は両方共に
押出し成形で形成される形状(横断面が一定の形状)を
有するので、直線状カバー部材340を長手方向に沿っ
て抜く(押す)ことにより係合を解除してもよい。次
に、ビスを緩めて直線状ベース部材320の仮固定位置
をずらして、再度、直線状カバー部材340及びコーナ
ーベース部材370を重ねて仮固定する。なお、コーナ
ーベース部材370を外した状態で又は一部のコーナー
ベース部材370を仮固定したまま、仮固定した直線状
パネル構造体311の長手方向端部をハンマーなどでた
たくことにより、長孔を介してビスにより仮固定された
直線状パネル構造体の位置調整を行うようにしてもよ
い。このようにして、各直線状パネル構造体311の
幅、長さ及び取付け位置が確定されると、再度、直線状
カバー部材340を外して、各直線状ベース部材320
を天井面201に対して所定数の箇所でビス止めすると
共に対応する直線状カバー部材340を該直線状ベース
部材320に係合させて固定して、四箇所の直線状パネ
ル構造体311の取付けを完了する。次に、必要に応じ
て所定サイズに調整されたコーナーベース部材370を
直線状パネル構造体311,311の隣接端部に重ね合
わせて天井面201に固定する。そして、最後に、四箇
所のコーナーベース部材370にコーナーカバー部材3
90を被せ係合させることにより、コーナーパネル構造
体312を完成させることにより、天井パネル構造体3
10の取付けが完了する。このようにして組付けた状態
を、斜視図で見ると、例えば、図3に示したように見え
る。
が取付けられるべき天井面201は、必ずしも理想的な
平面ではなく、多少なりとも平面からずれてうねってい
る。空調装置200のサイズが大きくて直線状パネル構
造体311の長さが2m程度になるような場合、このよ
うな天井面201の上下方向へのうねりは無視し難くな
る。すなわち、うねった天井面201への取付けられる
場合でも、この直線状ベース部材320では、大半が平
板状部分からなり且つ該平板状部分に対して突出した部
分の突出長が比較的短く且つその幅が比較的細く更に突
出部が直線状ベース部材320の全長にわたって延在し
ているので、直線状ベース部材320が図6においてQ
1,Q2方向に比較的撓みやすい。したがって、直線状
ベース部材320の長手方向に沿って天井面201にう
ねりがある場合でも、直線状ベース部材320が天井面
201のうねりにほぼ沿うように取付けられ得る。
状ベース部材320に対して直線状カバー部材340を
係合・固定するに際しては、案内板状部分326の平面
328に沿って内側に向かって大きく開口した直線状ベ
ース部材320の係合凹部331に対して、外側に向か
って先端が楔状に先細になった直線状カバー部材340
の被係合突起部357dをまず嵌めこむ。このとき、被
係合突起部357dを直線状ベース部材320の案内板
状部分326の平面328に沿って幅方向外向きに押し
込む(引く)ことにより、直線状ベース部材320が多
少ある程度うねっていても先細の被係合突起部357d
が大きく開口した係合凹部331に確実に嵌めこまれ得
る。なお、直線状カバー部材340の被係合突起部35
7d及び直線状ベース部材320の係合凹部331の突
出壁部332が両方共に長手方向に沿って連続的に延在
しているから、仮に、部分的に嵌り難い箇所があって
も、連続的に隣接する箇所の係合箇所の係合の進行(凹
部に対して突起の嵌合長が深くなること)に伴って、直
線状カバー部材340の被係合部357の部分も長手方
向に多少うねるようにQ1,Q2方向に変形されて(図
8参照)、当該箇所でも嵌合が開始・進行され得る。こ
こで、直線状カバー部材340の被係合部357は単な
る平板と比較すると長手方向にうねるような撓みは生じ
にくいけれども、ほぼ平板状の部分353,351に対
して直角な向きの突出長は比較的小さいから、ある程度
うねるような多少の撓みは生じ得ることになる。なお、
係合凹部331が幅方向内側程大きくなるように開口し
ているときは被係合突起部357dは先細ないし楔形で
なくてもよく、被係合突起部357dが先細ないし楔形
のときは係合凹部331は幅方向に一定の大きさで開口
していてもよい。
7dの係合が完了すると、次に、直線状ベース部材32
0の幅方向外側の係合凹部334に対して直線状カバー
部材340の幅方向外側の被係合突起部361を係合さ
せる。このとき、係合凹部334に対する突起部361
の上下方向の位置には、実際上、上側傾斜面336bの
長さに対応する高さ分だけの自由度があるので、多少の
うねりは、この上下方向の位置のバラツキとして吸収さ
れ得る。しかも、上下方向位置のズレに伴う被係合突起
部361の幅方向の位置のズレは、直線状カバー部材3
40のU字状部分340uのB1,B2方向の撓みとし
て吸収され得る。
ても、直線状ベース部材320と直線状カバー部材34
0とは、確実に係合されて、直線状パネル構造体311
が組立てられ得る。なお、コーナーパネル構造体312
のサイズ程度の範囲では、天井面201のうねりは実際
上無視され得る。
る天井パネル構造体210の働きを、図18及び図4に
基づいて、説明する。
てほぼ矩形(正方形状)の空調装置200は、矩形の中
央に室内空気吸込口210を、四辺ないし四つの側縁の
近傍に空調空気吹出口211を有する。すなわち、図1
8に示したように、空調装置200は、中央管路205
内に位置するモータ駆動のファン212により、中央の
室内空気吸込口210から室207内の空気をK1方向
に吸込み、この室内空気を中央管路205と外側の吹出
管路206との間に位置する全体としてほぼ筒状の室内
用熱交換器213に向かってK2方向に流し、熱交換器
213の伝熱管や伝熱フィンの間を通るとき該熱交換器
213の伝熱管内を流れる熱媒体によって室内空気を加
温(暖房の場合)又は冷却(冷房の場合)した後、吹出
管路206の出口の空調用空気吹出口211において所
望形状の化粧板又は周壁ないし側壁214や風向調整板
215などにより風向きを調整して、該吹出口211か
らほぼ天井面201に平行でやや下向きに外側に向かっ
てK3方向に空調空気を吹出す。なお、熱交換器213
を通過する空気流の入口などには室内空気の汚れ(微粒
子など)をある程度取除き得るフィルタが設けられてい
る。
やや下向きにK3方向に吹出した空調用空気流のうち最
上層の部分は、天井パネル構造体310の直線状パネル
構造体311の直線状ベース部材20の案内用平板状部
326に沿って、ほぼ天井面201と平行に流れる。こ
の流れは、次に、直線状カバー部材340の抵抗付与突
起部359に当たって風圧が抑制されて流速が低下する
と共に、突起部359の表面に略沿って拡がりながら流
れる。抵抗付与突起部359を越えた空調空気流は、直
線状カバー部材340の僅かに下方に湾曲した案内面を
有する案内部351に沿って流れた後、抵抗付与突出部
349にぶつかって、更に大きく風圧が抑制され減速さ
れる。減速に伴い徐々に拡がりながら抵抗付与突起部3
49を越えた空調空気流は、次に、湾曲して下方に急激
に突出した(下方に大きく垂下った)転向案内壁部34
7で、大きく転向されて吹出口から出たときの当初の流
れ方向から90度程度またはそれ以上転向された流れS
1になる。従って、流れの一部が下端部343を越えて
も実際上斜め下向きに流れる。
び向きの変化は、主として、直線状パネル構造体311
の表面近傍の流れに生じる典型的な現象であり、直線状
パネル構造体311の表面から離れた流れほど、直線状
パネル構造体311の表面形状の変化により直接的に受
ける影響は小さくなるけれども、パネル構造体311側
に隣接して位置する空調用空気流に生じる上述のような
変化は、多少の差こそあれ、その下層に流れにも影響を
与えて、同様に、減速されて拡がり且つ下向きに転向さ
れた流れS2を形成する。
空気が吸込口210から常にK1方向に吸込まれている
から、下方に転向された空調用空気流の一部は、図18
において、S3で示したような循環流を与える。この循
環流S3は、過剰になると、所謂ショートサーキットな
いしショートカットとして空調装置200の空調の効率
を大幅に低下させることになるけれども、ごく一部の空
調空気流が循環流S3としてK1方向の吸込用室内空気
流S4に混ざりこむことは、許容されてもよい。
述の転向流S1,S2などとあいまって、空調空気流の
大半が図18の流れS5のように、室内に所望の形態で
拡がっていくことを助けることになる。
造体311の直線状カバー部材340の最下端部343
を越えてその外側の天井面201aに当たるように流れ
るのを、最小限に抑制し得る。従って、天井面201
が、空調空気流に含まれる固体又は液体などの微粒子に
よって汚される虞れを最小限に抑え得る。
1の役割について、説明したけれども、コーナーパネル
構造体312も、直線状パネル構造体311と実際上同
様な断面形状ないし外形または輪郭を有するから、直線
状パネル構造体311と同様に働く。特に、この例のよ
うに、四辺に吹出口211がある場合、コーナーパネル
構造体312を欠き隣接する二つの直線状パネル構造体
311,311の間のコーナーパネル構造体312の部
分に間隙があると仮定すると、直線状パネル構造体31
1によって抵抗を受けて拡がった空調空気流の一部が直
線状パネル構造体311の両端近傍部分からコーナーパ
ネル構造体312の欠如した間隙に流れる虞れがあるだ
けでなく、このような流れが一旦形成されると間隙を通
る流れが更に強くなり易い虞れがあるけれども、コーナ
ーパネル構造体312がそのような間隙を排除している
から、閉じた四辺形状の天井パネル構造体310は、全
体として、天井面201に向かう空調用空気流を最小限
にし得る。
の平行な二辺や一辺だけに限られているような空調装置
の場合、該吹出口に向合ったところにのみ、好ましくは
吹出口の長さよりも十分に長い範囲にわたって、直線状
パネル構造体を取りつけてもよい。但し、所望ならば、
この場合にも、直線状パネル構造体の一端又は両端にコ
ーナーパネル構造体をとりつけても、場合によっては、
上述のような間隙をなくすべく、吹出口の数にかかわら
ず、閉じた四辺形状の天井パネル構造体にしてもよい。
は、直線状パネル構造体311の両端に、図19に示し
たような端部キャップ450を被せる。なお、図19に
示した端部キャップ450は、直線状パネル構造体31
1の一端(風の流れ方向の下流側に向かってみて左端)
側に取付けられるものであって、右端側に取付けられる
ものは、当然ながら、図19に示した端部キャップ45
0に対して鏡映対称な形状を有するので、ここでは、説
明を省略する。
端壁部470の内表面から突出した壁部や突起を有し、
直線状パネル構造体311の端部311a(図5の
(a)参照)に被さるように嵌る形状を有する。すなわ
ち、端部キャップ450の各下側壁部451,452,
453,454は、コーナーパネル構造体312のコー
ナーベース部材320の壁部374,375a,376
a,377aと実質的に同一の形状を有する。また、下
側壁部455,456,457,458,459は、直
線状パネル構造体311の壁部347,345,34
3,341,333の外表面と相補的形状の内表面を有
する。また、壁部458,459の間には、凹状壁部4
58aが形成され、該凹状壁部458aの内向きに凸の
内面部が直線状パネル構造体311の直線状カバー部材
340の先端部341近傍の斜面部及び直線状ベース部
材320の斜面部336bにより形成される凹面部に当
接する(直線状パネル構造体311の形状については例
えば図5の(b)参照)。壁部451の内表面には、直
線状パネル構造体311の幅調整に応じて幅方向長さを
調整可能にする溝451gが等間隔に形成されている。
上側突起部460は、直線状パネル構造体311の上面
の凹部327cに係合する。なお、直線状パネル構造体
311の切断端部が長手方向に対して直角方向から多少
ずれているような場合でもこの端部にある程度沿い得る
ように、突起部460の幅は凹部327cの幅よりも多
少小さく、また突起部460の長さが比較的長く且つ先
細になるようにテーパが切られている。直線状パネル構
造体311のベース部材320及びカバー部材340の
長さの多少の相違も、端部キャップ450の壁部451
〜459により隠され得る。この例では、三つの上側突
起部460があるけれども、突起部460の数はより多
くても、より少なくてもよい。端壁470には、更に、
直線状パネル構造体311の直線状カバー部材340の
U字状部分340u内の凹部のうち、部分円筒状壁部3
49の内側の凹部に嵌る円筒状突起部461、壁部34
5,343及び341の下端近傍部分により規定される
下部の凹部に嵌る長方形の筒状の横断面の突起部46
2、並びに壁部336及び直線状ベース部材320の主
板状部322により規定される三角形状のスペースない
し間隙に嵌る三角筒状横断面の突起部463を有する。
称な他端側端部キャップは、直線状パネル構造体311
を所定位置において天井面201に取付けた後、該パネ
ル構造体311の幅に適合するようにサイズ調整された
状態で、直線状パネル構造体311の両端部に被せられ
て、直線状パネル構造体装置を形成し得る。端部キャッ
プ450の下側壁部451は先端451aで切欠かれて
おり、端壁部470のうち先端451aよりも上流側の
細い部分は空調装置200の外枠(化粧板等)と天井面
との間に挿入可能である。直線状パネル構造体311の
ベース部材320の表面328に突起327e(図6等
の想像線)が形成される場合、切欠端451aは典型的
には突起部327eの下流側面に当接する。なお、端部
キャップのところから直線状パネル構造体311の長手
方向に沿う方向に流れ出す空気流を抑制するためには、
所望ならば、壁部451〜456が、コーナーベース部
材370の対応する壁部と同様に、端壁部470に近接
する側ほど上流側に位置するように湾曲させておいても
よい。
すなわち311や312が中央部に室内空気吸込口21
0を備え周縁部に空調空気の吹出口211を備えた天井
埋込型空気調和装置200の吹出口211の下流側にお
いて天井201に取付けられることを前提として説明し
た。しかしながら、以上のような天井パネル構造体31
0すなわち311や312等の特徴は、該天井パネル構
造体310が天井埋込型空気調和装置200の代わりに
空調空気吹出口211のみを備えた(天井面201のと
ころに空調空気吸込口を欠く)空調空気吹出装置の空調
空気吹出口211の下流側において天井面に取付けられ
る(埋め込まれる)場合にも、吸込口210に空調空気
の一部を戻す点を除き、全て有効であり、本発明の天井
パネル構造体は、天井面の汚れ抑制のために、天井取付
型ないし天井埋込型で天井面で吹出口が開口した空調空
気吹出装置(吸込口がなく開口の実質上全体が吹出口に
なっている空調ダクト)にも適用され得る。このような
空調空気吹出装置の典型としては、例えば、アネモとし
て知られる同心円状(同心環状)の複数の吹出口を備え
たものがある。このような円形の外周を備えたものの場
合、所望ならば、方形の天井パネル構造体の内縁と円形
の空調空気吹出装置との間の天井面を蔽うように別の案
内板などを付加してもよい。
りつけることを示した説明図で、(a)は正方形状の空
調装置の一例の底面(天井面に装着した状態を下から見
た)説明図、(b)は(a)の空調装置に用いられる本
発明による好ましい一実施例の天井パネル構造体の底面
説明図、(c)は空調装置の平面(底面)形状に応じて
天井パネル構造体の形状を調整することを示した説明
図、(d),(e)及び(f)は天井パネル構造体が適
用される種々の形状やタイプの空調装置の例の底面説明
図。
パネル構造体の形状やサイズを調整することを示した底
面説明図。
造体を斜め下から見た斜視説明図。
造体を示したもので、(a)は一部破断底面説明図、
(b)は(a)の矢印IVB方向の側面説明図。
ネル構造体を示したもので、(a)は底面説明図、
(b)は(a)のVB−VB線断面説明図。
ベース部材の斜視説明図。
は底面説明図、(b)は(a)のVIIB−VIIB線
断面説明図、(c)は幅方向外側の係合凹部の変形例の
断面説明図、(d)は傾斜面部の一部の変形例の断面説
明図。
カバー部材の斜視説明図。
(a)は底面説明図、(b)は(a)のIXB−IXB
線断面説明図、(c)は幅方向外側の被係合突起部の変
形例の断面説明図。
ーパネル構造体を示したもので、(a)は(b)の矢印
XA方向に見た側面説明図、(b)は(a)の矢印XB
方向に見た底面説明図。
コーナーベース部材及びコーナーカバー部材を示したも
ので、(a)はコ−ナーベース部材の斜視説明図、
(b)はコーナーカバー部材の斜視説明図。
で、(a)は(b)の矢印XIIA方向に見た側面説明
図、(b)は(a)の矢印XIIB方向に見た底面(表
面)説明図、(c)は(b)の矢印XIIC方向にみた
側面説明図。
説明図。
コーナーカバー部材を示したもので、(a)は(b)の
矢印XIVA方向に見た側面説明図、(b)は(a)の
矢印XIVB方向に見た底面説明図、(c)は被係合突
起の変形例の説明図。
カバー部材の取付を説明するための、斜め下から見た、
斜視説明図。
の底面説明図。
とが重なった状態を示したもので、(a)は図16のX
VIIA−XVIIA線断面説明図(但し、直線状パネ
ル構造体311Dは示されていない)、(b)は(a)
の変形例についての(a)と同様な断面説明図。
構造体による空調空気流の流れ調整状態を説明する模式
的断面説明図。
該直線状パネル構造体の端部に取付けて直線状パネル構
造体装置を形成するための端部キャップを示したもの
で、(a)は平面(上面)説明図、(b)は正面説明
図、(c)は底面説明図、(d)は右側面説明図、
(e)は背面説明図、(f)は左側面説明図。
線状パネル構造体 312,312LD,312LU,312RD,312
RU コーナーパネル構造体 320 直線状ベース部材 321 板状部 322 主板状部分 326 案内板状部分 327 溝(弱化部) 330,335 係合部 331,334 係合凹部 336,337 側壁 336b,337b 傾斜面 357,363 被係合部 357d,361 被係合突起 340 直線状カバー部材 341a 案内部 347 転向案内部(転向誘導部) 349 抵抗付与突起部 351 湾曲案内部 370 コーナーベース部材 390 コーナーカバー部材 450 端部キャップ K1,K2,K3 流れ方向 L1 長さ S1,S2,S3 空気流 W1,W2,W3 幅
Claims (16)
- 【請求項1】 中央部に室内空気吸込口を備え周縁部に
空調空気の吹出口を備えた天井埋込型空気調和装置の吹
出口の下流側において天井に取付けられるように構成さ
れ、空気調和装置の吹出口から吹出した空調空気流を天
井から遠ざかる向きに転向させるべく、該空気流に対し
て実質的に剛性の転向誘導部を備えた天井パネル構造体
であって、 空気調和装置の外側において天井に取付けられるように
構成され、天井に対面する側とは反対側に係合部を備え
たベース構造体であって、空気調和装置の側縁に沿って
延在するように天井面に一の主面で取付可能な直線状ベ
ース部材を含むものと、 ベース構造体の係合部に被係合部で係合されて該ベース
構造体に固定されるように構成されたカバー構造体であ
って、空気調和装置の吹出口から吹出した空調空気流を
天井から遠ざかる向きに転向させるべく該空気流に対し
て実質的に剛性の転向誘導部を備え直線状ベース部材に
係合される直線状カバー部材を含むものとを有し、 直線状ベース部材の係合部が、該直線状ベース部材の幅
方向に離れた箇所で且つ相互に向合う側とは反対側に開
口した一対の係合凹部を備え、一方の凹部のうち天井面
に近い方の側壁が他方の凹部から遠いところほど天井面
に近接するように傾斜した傾斜面を有し、 直線状カバー部材の被係合部が、直線状ベース部材の一
対の係合凹部と係合する一対の被係合突起部を、該直線
状カバー部材の幅方向に離れた箇所において、相互に向
合う側に弾性的に近接・離間可能に備え、該突起部が前
記一方の凹部の天井面に近い側の壁部の傾斜面に沿って
可動な案内部を有する天井パネル構造体。 - 【請求項2】 直線状カバー部材が、ほぼU字状の横断
面形状を有し、且つ一対の被係合突起部のうち直線状ベ
ース部材の一方の凹部に係合する前記突起部が「U」の
一方の脚部に形成され、転向誘導部が「U」の他方の脚
部に形成されている請求項1に記載の天井パネル構造
体。 - 【請求項3】 直線状ベース部材の前記一方の凹部を形
成する側壁のうち天井面から遠い方の側壁が、天井面に
対面する側とは反対側に他方の凹部から遠いところほど
天井面に近接するように傾斜している請求項2に記載の
天井パネル構造体。 - 【請求項4】 直線状ベース部材の一対の係合凹部の夫
々が該ベース部材の延在方向に沿って該延在方向の実質
的に全長にわたって連続的に延びている請求項1から3
までのいずれか一つの項に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項5】 前記一方の凹部が一対の凹部のうち空気
調和装置の吹出口から遠い方の凹部である請求項1から
4までのいずれか一つの項に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項6】 直線状ベース部材が、前記一の主面とは
反対側において、空気調和装置のうち吹出口のある側縁
に近い幅方向端部に前記一の主面に略平行な空調空気流
案内面を備えると共に、幅方向に関して該案内面よりも
空気調和装置の側縁から遠い部位に前記他方の係合部を
備え、 直線状カバー部材が、その幅方向内側端部に、直線状ベ
ース部材の前記他方の係合部と係合する前記他方の被係
合部を有し、該他方の被係合部のうち空気調和装置の吹
出口に向いた部分が、直線状ベース部材の案内面に沿っ
て流れた空調空気流の流速を低減させる抵抗として働く
抵抗付与突起部になっている請求項5に記載の天井パネ
ル構造体。 - 【請求項7】 直線状カバー部材が前記他方の被係合部
の近傍において、天井面とほぼ平行に拡がった板状部を
備える請求項6に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項8】 直線状ベース部材及び直線状カバー部材
がプラスチック材料の押出し成形により形成されるよう
に構成されている請求項1から7までのいずれか一つの
項に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項9】直線状パネル構造体の直線状ベース部材
は、長さ及び幅が調整可能であり、直線状ベース部材
は、長さが調整可能であるる請求項1から8までのいず
れか一つの項に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項10】 前記ベース構造体が、空気調和装置の
コーナー部の外側に位置するように直線状ベース部材の
端部に隣接するところにおいて天井面に一の主面で取付
可能なコーナーベース部材を含み、 前記カバー構造体が、直線状カバー部材の端部に隣接す
るところにおいてコーナーベース部材に係合されるコー
ナーカバー部材を含む請求項1から9までのいずれか一
つの項に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項11】 コーナーベース部材が、直線状ベース
部材及び直線状カバー部材の端部に被さって係合される
ように構成されている請求項10に記載の天井パネル構
造体。 - 【請求項12】 コーナーベース部材が、空気調和装置
の吹出口から吹出した空調空気流を天井から遠ざかる向
きに転向させるべく該空気流に対して実質的に剛性の転
向誘導部の一部を有し、 コーナーカバー部材が、ほぼU字状の横断面を備え、
「U」の一方の脚部の内向きの被係合部でコーナーベー
ス部材の外側壁の外向きの係合部に係合され、「U」の
底部の内面でコーナーベース部材の転向誘導部の延在端
に当接している請求項10又は11に記載の天井パネル
構造体。 - 【請求項13】 コーナーベース部材は、該コーナーベ
ース部材の表面に沿って流れる空調空気流の流速を低減
させる抵抗として働く抵抗付与突起部を転向誘導部の上
流側に有する請求項12に記載の天井パネル構造体。 - 【請求項14】 直線状ベース部材の係合部と直線状カ
バー部材の被係合部とが相互に係合した状態において、
直線状ベース構造体及び直線状カバー構造体の長手方向
端部のうちの少なくとも一方に被せられる端部キャップ
を更に有する請求項1から9までのいずれか一つの項に
記載の天井パネル構造体。 - 【請求項15】 中央部に室内空気吸込口を備え周縁部
に空調空気の吹出口を備えた天井埋込型空気調和装置の
吹出口の下流側において天井に取付けられるように構成
され、空気調和装置の吹出口から吹出した空調空気流を
天井から遠ざかる向きに転向させるべく、該空気流に対
して実質的に剛性の転向誘導部を備えた天井パネル構造
体であって、 空気調和装置の直線状側縁の各々に沿って延在するよう
に天井面に一の主面で取付可能で延在方向の長さ及び幅
が調整可能なベース部材であって、前記一の主面とは反
対側に係合部を備えたものと、前記ベース部材の係合部
に被係合部で係合されて該ベース部材に固定されるよう
に構成され長さ調整が可能なカバー部材であって、空気
調和装置の吹出口から吹出した空調空気流を天井から遠
ざかる向きに転向させるべく、該空気流に対して実質的
に剛性の転向誘導部を備えたものとを有し、直線状ベー
ス部材の係合部が該直線状ベース部材の幅方向に離れた
箇所において相互に向合う側とは反対側に開口し該直線
状ベース部材の延在方向に延在した一対の係合凹部を備
え一方の凹部のうち天井面に近い方の側壁が他方の凹部
から遠いところほど天井面に近接するように傾斜し、直
線状カバー部材の被係合部が、直線状ベース部材の一対
の係合凹部と係合する一対の被係合突起部を、該直線状
カバー部材の幅方向に離れた箇所において、相互に向合
う状態で備え、該被係合突起部が前記一方の凹部の天井
面に近い側の壁部の傾斜面に沿って可動な案内部を有す
るた直線状パネル構造体、及び該直線状パネル構造体の
隣接端部間に位置し該直線状パネル構造体の隣接端部に
係合されるコーナーパネル構造体を具備する天井パネル
構造体。 - 【請求項16】 請求項1から15までのいずれか一つ
の項に記載の天井パネル構造体であって、天井パネル構
造体が天井埋込型空気調和装置の代わりに空調空気吹出
口のみを備えた空調空気吹出装置の空調空気吹出口の下
流側において天井に取付けられるように構成されている
天井パネル構造体。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001045391A JP4557446B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 天井パネル構造体 |
| US09/873,346 US6802361B2 (en) | 2000-06-22 | 2001-06-05 | Ceiling panel structure for a ceiling-mounted air-conditioning apparatus or the like |
| SG200103383A SG91928A1 (en) | 2000-06-22 | 2001-06-07 | A ceiling panel structure for a ceiling-mounted air-conditioning apparatus or the like |
| AU53983/01A AU775657B2 (en) | 2000-06-22 | 2001-06-21 | A ceiling panel structure for a ceiling-mounted air-conditioning apparatus or the like |
| CN01118847A CN1330250A (zh) | 2000-06-22 | 2001-06-22 | 用于安装在天花板上的空调设备之类的装置上的天花板构件 |
| HK02101774.8A HK1040108A1 (zh) | 2000-06-22 | 2002-03-07 | 用於安裝在天花板上的空調設備之類的裝置上的天花板構件 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001045391A JP4557446B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 天井パネル構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4557446B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101442109B1 (ko) | 2008-01-22 | 2014-09-18 | 엘지전자 주식회사 | 천장형 공기조화기 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06159787A (ja) * | 1992-11-25 | 1994-06-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| JPH08210679A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-08-20 | Sanki Eng Co Ltd | トンネル式クリーンルーム空調システム |
| JP2000130807A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-05-12 | Daikin Ind Ltd | 吸気・送風装置 |
| JP2002005470A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Air Techno Kk | 天井埋込型空気調和装置用の天井パネル構造体 |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001045391A patent/JP4557446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06159787A (ja) * | 1992-11-25 | 1994-06-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| JPH08210679A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-08-20 | Sanki Eng Co Ltd | トンネル式クリーンルーム空調システム |
| JP2000130807A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-05-12 | Daikin Ind Ltd | 吸気・送風装置 |
| JP2002005470A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Air Techno Kk | 天井埋込型空気調和装置用の天井パネル構造体 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101442109B1 (ko) | 2008-01-22 | 2014-09-18 | 엘지전자 주식회사 | 천장형 공기조화기 |
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|---|---|
| JP4557446B2 (ja) | 2010-10-06 |
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