JPH08210679A - トンネル式クリーンルーム空調システム - Google Patents
トンネル式クリーンルーム空調システムInfo
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- JPH08210679A JPH08210679A JP7310599A JP31059995A JPH08210679A JP H08210679 A JPH08210679 A JP H08210679A JP 7310599 A JP7310599 A JP 7310599A JP 31059995 A JP31059995 A JP 31059995A JP H08210679 A JPH08210679 A JP H08210679A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/10—Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
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- Ventilation (AREA)
Abstract
流域に巻き込むことを防止すると共に、トンネル式クリ
ーンルーム内に部分的に発生する熱負荷に有効に対応す
る。 【解決手段】 トンネル式クリーンルームと、このトン
ネル式クリーンルームを垂れ壁により区画して形成され
た高い清浄度を必要とする高速流域と低速流域と、高速
流域に設けられたファンフィルタユニットと、低速流域
に設けられた短径方向に切断した断面ほぼ半楕円形状を
為すクリーンルーム用エアフィルタユニットと、高速流
域に設置された生産装置と、ファンフィルタユニット及
びクリーンルーム用エアフィルタユニットを介してトン
ネル式クリーンルームに清浄空気を送る空調機と、気液
相変化する冷媒が流通されるコイルと、このコイル内の
冷媒を冷却又は加熱する熱交換器ユニットとを有し、コ
イルは、生産装置の位置するファンフィルタユニットに
配置され、熱交換器ユニットは、トンネル式クリーンル
ームの外部に配置されているものである。
Description
機械工場、薬品製造工場等の無塵室或いは無菌室に適用
されるトンネル式クリーンルームの空調システムに関す
るものである。
の高集積化・超微細化に伴なう製造技術の高度化への対
応として超清浄度空間の必要性が増大し、クラス1〜1
00の清浄度を有するクリーンルームが要求されてい
る。この要求に応えるものとしては、垂直層流方式のク
リーンルームとトンネル式クリーンルームとがある。
天井の全面に高性能フィルタを施設すると共に、温湿度
を室全体として制御する必要があり、室内の生産装置毎
の温度制御の不均衡を起こす虞があった。これに対し、
トンネル式クリーンルームは、そのエリア分けにより作
業部毎に高精度に制御することができる可能性があると
いう利点を有する。
例えば、特開昭61−282742号公報に記載されて
いるものが知られている。これを図19により説明す
る。図に於て、1はトンネル式クリーンルームである。
このトンネル式クリーンルーム1には垂れ壁2により高
い清浄度を必要とする高速流域Aと境界域Cと低速流域
Bとが区画されている。
されている。この高性能フィルタ3は、トンネル状室内
の天井側に設けた給気チャンバ4に取り付けてある。高
性能フィルタ3の下方には、トンネル式クリーンルーム
1の床5上に配置された生産機械6が位置している。低
速流域B側の垂れ壁2と天井7との間には、吹出口8が
設けられている。この吹出口8は、2つの高性能フィル
タ9,10と、両高性能フィルタ9,10に清浄空気を
送る給気チャンバ11と、給気チャンバ11内に位置し
垂れ壁2よりの高性能フィルタ9の上部に設けたダンパ
12とで構成されている。
によって形成される。このトンネル式クリーンルーム1
によれば、高性能フィルタ3を介して高速流域Aの全域
に亘って清浄空気をほぼ鉛直下向きに0.3〜0.4m/
sec程度の速度で層流状に吹き出し、低速流域Bでは、
清浄空気を高性能フィルタ10を介して拡散的に0.0
5〜0.2m/sec程度の室内平均降下風速になるように
吹き出している。
けた高性能フィルタから清浄空気をほぼ鉛直下向きに
0.3〜0.4m/sec程度の速度で吹き出している。こ
の境界域Cに於ける高速流域Aの気流流れと同じ気流流
れを高性能フィルタ9とダンパ12によって形成するた
め、境界域C側に位置する作業員からの発塵の巻き込み
を防止することができる。
2号公報に記載されてあるトンネル式クリーンルームで
ある。この場合には、高性能フィルタ13を天井側に施
設し、1つの吹出口14に境界域用14aと低速流域用
14bとを設けたものである。このトンネル式クリーン
ルームに於ても、図19と同様に境界域C側に位置する
作業員からの発塵の巻き込みを防止することができる。
ンネル式クリーンルームでは、ダンパ12によって境界
域Cの風速を調整するものであるため、ダンパ12の調
整に手間取ると共に、高性能フィルタ9,10がそれぞ
れ直線で形成され、高性能フィルタ9,10の為す角度
がかなり大きな角度を持つため、高性能フィルタ9,1
0の夫々から吹き出す気流により、新たな境界域ができ
る。それにより、境界域Cは、高性能フィルタ9の幅の
分だけ位置がずれたに過ぎないことになる可能性が大き
い。
ムでは、高性能フィルタ13から吹出口14内に動圧が
掛かるため、清浄空気は横向きの低速流域用14bより
も下向きの境界域用14aから出やすくなり、高速流域
Aの流速よりも速くなる可能性がある。その場合には、
境界域C側に位置する作業員からの発塵の巻き込みを防
止することができない。
調システムとしては、図21に示すものが知られてい
る。このシステムでは、高速流域Aの給気チャンバ4と
低速流域Bの給気チャンバ11と床下空間15とが配管
16により空調機(図示せず)に連絡され、床下空間1
5内の空気を、空調機の冷温水コイル及びファンに導い
た後、空調された空気を高速流域Aの給気チャンバ4と
低速流域Bの給気チャンバ11に供給し、フィルタ3及
び吹出口9,10からトンネル式クリーンルーム1内に
吹き出させることによりトンネル式クリーンルーム1内
の空気の空調及び浄化が行われている。
リーンルーム空調システムでは、一台の空調機によりト
ンネル式クリーンルーム1内の空調を行っているため、
トンネル式クリーンルーム1内に部分的に発生する熱負
荷に有効に対応することが困難であるという問題があっ
た。一方、クリーンルームとしては、例えば、実公平5
−38821号公報の第3図に示されている全面ラミナ
ーフロー方式や同じく第4図に示されているコンベンシ
ョナル方式が知られている。
は、整った層流となるが、天井チャンバーやフィルタ全
面設置を必要とし、天井が低く、高価となるという欠点
がある。又、コンベンショナル方式のものは、清浄空気
の吹出が一方向で局部的であるため、フィルタ側方に渦
流が発生し停滞して循環できず、清浄化できないという
欠点がある。
して、実公平5−38821号公報に記載される断面ほ
ぼ半円形状のクリーンルーム用エアフィルタや実開昭6
3−43620号公報に記載されるほぼ円弧状のクリー
ンルーム用エアフィルタのように、クリーンルーム用エ
アフィルタ面から放射状に気流を吹き出すものが提案さ
れている。
リーンルーム用エアフィルタから吹き出される気流は、
図22及び図23のように、フィルタ面17から矢印で
示すように放射線方向へ均等に吹き出される。速度をベ
クトルで表すと、フィルタ面17を出た直後のベクトル
の絶対長はどの位置も同一であり、フィルタ面17での
ベクトル密度もどの部位も同じである。
ム用エアフィルタを示し、図23は断面ほぼ半円形状ク
リーンルーム用エアフィルタを示す。ここで、図24に
示すように、このフィルタユニット18をクリーンルー
ム19に用い、気流分布を良好にする目的で床20には
全面パンチングパネル等が設けられて全面均一吸込とさ
れている。
ルタユニット18が取り付けられている。クリーンルー
ム19には、空調装置23がフィルタユニット18のサ
プライチャンバ22と床下空間24とを連絡し、清浄空
気を循環するようになっている。又、クリーンルーム1
9は、経済性のため、フィルタユニット18のフィルタ
列の設置ピッチを大きく取りたいので、図25のように
横長の室内に空気を送ることになる。
中心位置までの距離Wがクリーンルーム19の高さHよ
りも大きく設定されている。図25は、一点鎖線を対称
軸とみなし、壁の条件をなくして、鏡面展開すると、図
21と同義となる。以下、対称軸の右側だけを表示する
図22に基づいて説明する。
の鉛直方向(−Z方向)では、風速は、図27に示すよ
うに、吹出点26から離れるに従いその流体の部分(流
体要素)27が空間の拡がりと共に拡がり連続の式によ
り風速は減少する。然し、ある程度下方に進むと、床2
0の吸い込みにより隣り合った要素も下向きベクトルと
なり、流体要素27は拡大せず、一定速度となり床20
まで達する。
りとなる。先ず、最初に吹き出した流体要素28は、水
平方向(+X方向)には、境界層を別としても空間の拡
がりと共に拡がり、連続の式により風速は減少する。
又、境界層からの粘性の影響も少なからず受け、風速は
更に減少する。又、隣り合った流体要素28は、吸込条
件により−Z方向への力を受け、X軸方向に進むと壁2
5に当たって、吸込方向、−Z方向へ流れ、ベクトル方
向が変わる。
素28は、壁25面で下方に引かれ、速度も又非常に減
少しているので、図28に示すように負圧29となる。
これが渦30の核となり、天井21と壁25との隅部に
発生してしまう。これにより、水平方向の壁25ぎわの
流体要素28Aでは、図29に示すように、天井21に
沿って−X方向にベクトルが発生し、更に水平方向の風
速減少に勢いを付けて渦30の成長を促している。
隅部に渦30が大きく成長してしまい、定常的に存在す
ることになる。この渦30により、この中に入り込んだ
塵埃がなかなか排出されず、清浄化しずらくなる。
た風速ベクトルのかなりの部分のX成分が渦運動のエネ
ルギーとして使われてしまい、壁25にぶつかったX→
−Z成分に変化するベクトル量も減少する。その結果、
図30に示すように、壁25に近いエリアの−Z方向ベ
クトル量も減少し、このエリアの風速が遅くなり、クリ
ーンルーム19で必要な床上1500mmまでの−Z方
向ベクトル量分布が部屋全体として悪くなる。
くなる。本発明は斯かる従来の問題点を解決するために
為されたもので、その目的は、境界領域に位置する作業
員からの発塵を高速流域に巻き込むことを防止すると共
に、トンネル式クリーンルーム内に部分的に発生する熱
負荷に有効に対応することができるトンネル式クリーン
ルーム空調システムを提供することにある。
ネル式クリーンルームと、このトンネル式クリーンルー
ムを垂れ壁により区画して形成された高い清浄度を必要
とする高速流域と低速流域と、高速流域に設けられたフ
ァンフィルタユニットと、低速流域に設けられた短径方
向に切断した断面ほぼ半楕円形状を為すクリーンルーム
用エアフィルタユニットと、高速流域に設置された生産
装置と、ファンフィルタユニット及びクリーンルーム用
エアフィルタユニットを介してトンネル式クリーンルー
ムに清浄空気を送る空調機と、気液相変化する冷媒が流
通されるコイルと、このコイル内の冷媒を冷却又は加熱
する熱交換器ユニットとを有し、コイルは、生産装置の
位置するファンフィルタユニットに配置され、熱交換器
ユニットは、トンネル式クリーンルームの外部に配置さ
れているものである。
ンフィルタユニットが、フィルタダクトと垂れ壁の下端
とほぼ等しい高さに位置するものである。請求項3の発
明は、高速流域に設けたファンフィルタユニットは、軸
流型ファンとフィルタとを備えているものである。
域と低速流域との境界部の吹出速がほぼ等速になってい
るものである。請求項5の発明は、低速流域に設けた断
面円弧状のフィルタダクトは、作業域の高速流域と隣り
合うエリア部の吹出速度が高速流域から離れるに従って
低速になっているものである。
ては、熱交換器ユニットで冷却された気液相変化する冷
媒が、ファンフィルタユニットの上面に配置されるコイ
ルに循環され、このコイルで冷却された空気が、ファン
フィルタユニットにより高性能フィルタからトンネル式
クリーンルームの高速流域内に流入される。
は、高速流域では従来と同様に生産機械に向かって流れ
る高速層流を形成する。一方、低速流域と境界域では、
短径方向に切断した断面ほぼ半楕円形状を為すクリーン
ルーム用エアフィルタを備えたクリーンルーム用フィル
タユニットが、水平方向に対する曲率が垂直方向の曲率
より小さくなるため、水平方向の空間の拡がりに対し受
け持つ流体要素を増やすことができ、これにより、水平
方向に対する流体要素の空間への拡がりが少なくなり、
吹出からかなり遠くまで風速を持って負圧の発生が抑え
られる。
為すクリーンルーム用エアフィルタを備えたクリーンル
ーム用フィルタユニットが、下からの吸い込みがあるた
め、流体要素に対する空間の拡がりが少なく、ある程度
進むと、それ以上拡がらなくなるため、この部分は風速
を維持し易く、空間の他の部分に比べて早くなる傾向が
ある。そこで、他の部分と同じような空間の拡がりを持
たせるため、クリーンルーム用エアフィルタのフィルタ
面の曲率を大きくする。
向に切断した断面ほぼ半楕円形状を為すクリーンルーム
用エアフィルタを備えたクリーンルーム用フィルタユニ
ットから均一な低速流を形成することができる。又、フ
ィルタユニット短径部分に多くの濾材面積を割り当てた
ので、境界域は他の低速域に比べて多風量を与えること
ができる。又、濾材を短径部で漸増させ放射状に気流吹
き出しをしているので、境界域では自然に高速流域から
離れるに従って高速流域と隣り合うエリア部分の吹出風
量が低速になっている。
らず、室内が安定した下向きの気流が得られる。
形態に基づいて説明する。
ネル式クリーンルーム空調システムの一実施の形態を示
す。図に於て、41はトンネル式クリーンルームであ
る。このトンネル式クリーンルーム41には垂れ壁42
により高い清浄度を必要とする高速流域Aと境界域Cと
低速流域Bとが区画されている。
流域Bの天井43側にトンネル式クリーンルーム41内
に清浄空気を吹き出すクリーンルーム用フィルタユニッ
ト49が取り付けられ、床44には全面に穿孔されたパ
ンチングメタルが施設されている。そして、天井空間4
6と床下空間45とは、空調機47を介して連絡してい
る。床上には生産機械48が配置されている。
は、図4に示すように、短径方向に切断した断面ほぼ半
楕円形状を為すクリーンルーム用エアフィルタ50と、
サプライヤチャンバ51とで構成されている。又、サプ
ライヤチャンバ51には、モータファン52が配設され
ている。高速流域Aには、ファンフィルタユニット53
が配置されている。このファンフィルタユニット53
は、図5及び図6に示すように、横断面正方形形状で筒
状のユニット本体54の下端開口部55には、ULPA
フィルタ,HEPAフィルタ等の高性能フィルタ56が
配置されている。
吸気用開口部59が形成され、この吸気用開口部59に
軸流型ファン60が配置されている。この軸流型ファン
60は、吸気用開口部59に嵌挿されるべルマウス61
を有している。べルマウス61の中央には、ボス部62
が配置され、ボス部62の外周に羽根63が固定されて
いる。
モータ64は、ブラケット65を介してべルマウス61
に固定されている。そして、ボス部62には、吸い込み
方向に向けて突出する先端先細り状の気流案内カバー6
6が装着されている。ユニット本体54の内周の上部に
は、内方に向けて突出し軸流型ファン60の回転により
発生する旋回流の旋回を抑制する複数の整流板67が固
定されている。
る吸音材68が装着されている。ユニット本体54の軸
流型ファン60の下方には、遮音板69が配置されてい
る。この遮音板69は、正方形状をしており、その中心
が軸流型ファン60の下方に位置されている。
音材70が装着されており、遮音板69は、ブラケット
72によりユニット本体54の内面に固定されている。
遮音板69の中心部には、下方に向けて窪む正方形状の
凹部73が形成されている。そして、凹部73の内周面
が、底面側に向けて傾斜する傾斜面74とされている。
は、矩形環状の外側遮音板75が配置されている。この
外側遮音板75は、その内周部が遮音板69に重なるよ
うに配置されている。そして、外側遮音板75には、グ
ラスウールから成る吸音材76が装着されている。
ト78とから成る、本出願人が先に完成させた、冷媒循
環マルチシステム(RCM)が装置されている。この冷
媒循環マルチシステムは、冷房時に蒸発器、暖房時に凝
縮器として働くコイル77を上方に、冷房時に凝縮器、
暖房時に蒸発器として働く熱交換器79と循環ポンプ8
0を組み込んだ熱交換器ユニット78を下方に配置し
て、これ等を循環配管81,82で結び、気液相変化す
る冷媒を封入して構成されている。
図7に示したように、冷媒液が循環ポンプ80を用いて
強制的にコイル77に供給され、コイル77で蒸発した
冷媒がガスとなり、蒸発圧力と凝縮圧力の差圧により熱
交換ユニット78の熱交換器79に戻され、冷水と熱交
換され凝縮される。そして、本実施の形態では、生産装
置48の位置するファンフィルタユニット53の上面に
は、図1に示した冷媒循環マルチシステムの気液相変化
する冷媒が流通されるコイル77が配置されている。こ
のコイル77で冷却された空気は、ファンフィルタユニ
ット53の軸流型ファン60からトンネル式クリーンル
ーム41内に流入させるようになっている。
には、図1に示した冷媒循環マルチシステムの熱交換器
ユニット78、即ち、気液相変化する冷媒を冷却する熱
交換器ユニット79が配置されている。循環配管82に
は、流量調整弁83が配置されており、この流量調整弁
83は、生産装置48に配置される温度検出器84から
の信号を入力する制御装置85により弁の開度が制御さ
れる。
発生する熱負荷を取り除くために冷媒循環マルチシステ
ムを用いるものであるから、暖房サイクルでの使用はな
い。次に、本実施の形態の作用を説明する。空調機47
を駆動して清浄空気をファンフィルタダクト53及びク
リーンルーム用フィルタユニット49へ供給することに
よって、トンネル式クリーンルーム41へ清浄空気を供
給する。
は、軸流型ファン60により吸気用開口部59から吸引
された空気が旋回流とされた後、この旋回流が、外周部
に於て整流板67に衝突し抑制され、下方に向かう流れ
になり、遮音板69と外側遮音板75との間を通過した
後、高性能フィルタ56に達し、高性能フィルタ56で
浄化された後、高速流域A内に0.3〜0.4m/secの
高速で吹き出される。
ット49からは、0.05〜0.2m/secの低速で清浄
空気が吹き出される。ここで、クリーンルーム用エアフ
ィルタユニット49の作用を、図8乃至図15により詳
述する。上述した図27に示す従来例に於けるX方向の
流体要素の距離による変化に着目し、図9に示すよう
に、クリーンルーム用フィルタユニット49のクリーン
ルーム用エアフィルタ50の短径方向に吹き出す領域5
0Aのフィルタ面50aの曲率を、従来の断面半円形状
のクリーンルーム用エアフィルタの曲率より小さくする
ことにより、即ち、−Z方向に並ぶ流体要素のベクトル
方向の−Z成分を半円断面より少しずつ増やすことで、
X方向の空間の拡がりに対し受け持つ流体要素87を増
やした。
の空間への拡がりが少なくなり、吹出からかなり遠くま
で風速を持って負圧の発生が抑えられる。一方、図10
に示すように、−Z方向でクリーンルーム用フィルタユ
ニット49のクリーンルーム用エアフィルタ50の直下
の長径方向に吹き出す領域50Bは、床44からの吸い
込みがあるため、流体要素88に対する空間の拡がりが
少なく、−Z方向にある程度進むと、それ以上拡がらな
くなる。
間の他の部分に比べて早くなる傾向がある。そこで、他
の部分と同じような空間の拡がりを持たせるため、クリ
ーンルーム用フィルタユニット49のクリーンルーム用
エアフィルタ50の直下の長径方向に吹き出す領域50
Bのフィルタ面50bの曲率を大きくする。これらの曲
率を満たすための形状は、図11に示すように、短径の
半径a<長径の半径bの縦長楕円形状が当てはまる。
及び図12により説明する。図11は、本実施の形態に
係るクリーンルーム用エアフィルタユニット49のクリ
ーンルーム用エアフィルタ50の基本構成を示す。図1
2は従来の断面半円径形状のクリーンルーム用エアフィ
ルタユニットを示す。図11及び図12に於て、短径の
半径をa、長径の半径をb、曲率を1/ρ、短径と楕円
曲線との交点、即ち、クリーンルーム用エアフィルタ5
0の短径方向に吹き出す領域50Aを(1/ρ)d、長
径と楕円曲線との交点、即ち、クリーンルーム用エアフ
ィルタ50の直下の長径方向に吹き出す領域50Bを
(1/ρ)c、半円形状のクリーンルーム用エアフィル
タ17の半径をr、半円形状のクリーンルーム用エアフ
ィルタ17の真下の吹出を(1/ρ)a、天井21と半
円形状クリーンルーム用エアフィルタ17の交点を(1
/ρ)bとすると、本実施の形態に係るクリーンルーム
用エアフィルタユニット49のクリーンルーム用エアフ
ィルタ50の縦長楕円形状は、(1/ρ)c>(1/
ρ)a>(1/ρ)d、且つa<bとなる。
ユニット49のクリーンルーム用エアフィルタ50の断
面を形成すれば、均等吹出、均等吸込の条件で低速域に
於て良好な気流分布を得ることができる。又、図16〜
図18に示すように、クリーンルーム用エアフィルタ5
0の短径方向に吹き出す領域50Aの濾材面積を増やし
たことで、境界域Cに多風量を与えている。これと放射
状に気流を吹き出していることで、境界域Cを低速域→
高速域にかけて風速を漸増させている。
フィルタ50の短径方向に吹き出す領域50Aを直線状
としている。図17では、クリーンルーム用エアフィル
タ50の短径方向に吹き出す領域50Aの濾材の密度5
0A1が他の濾材の密度50A2より密になっている。
図18では、クリーンルーム用エアフィルタ50の短径
方向に吹き出す領域50Aの濾材の折り高さ50A3が
他の濾材の折り高さ50A4より高くしてある。
流域との境界部の吹出速が、ほぼ等速となり、境界域C
での乱れによる渦は殆ど発生しなくなる。以上のよう
に、クリーンルーム用フィルタユニット49のクリーン
ルーム用エアフィルタ50から吹き出された清浄空気
は、垂れ壁42に流体要素87で表される気流がぶつか
ると、高速流域Aの速度とほぼ同等或いはやや遅めの速
度となって、図9のように、垂れ壁42に沿って境界域
Cへ降下するため、高速流域Aと境界域Cとの間では、
下向きの安定した気流が形成され、上昇気流が発生しな
い。
で配置した乱流方式や、図19及び図20に示す局所方
式に比べて、天井43近傍での渦発生がなく、清浄機能
の向上を図ることができる。又、曲率を工夫することに
より、高速流域と隣り合う作業域エリアの一部風速を、
高速流域から離れるに従い徐々に低速流になるように分
布させることもできる。これにより、境界域Cでの乱れ
による渦は殆ど大きくなる。
高速流域A内に巻き込むことがない。而も、従来のよう
に、ダンパを操作するという煩雑な操作を必要としない
ためトンネル式のクリーンルームの管理が容易である。
又、上述したファンフィルタユニット53では、軸流型
ファン60の使用により軸流型ファン60の外方に向け
て旋回流が発生するが、この旋回流が、外周部に於てユ
ニット本体54の内周の上部に配置される複数の整流板
67に衝突し抑制され、下方に向かう流れになり、高性
能フィルタ56を介して室内に吹き出されるため、高性
能フィルタ56からの吐出風速分布を均一にすることが
できる。
なくなるため、吐出抵抗が増大することを防止できる。
更に、軸流型ファン60と高性能フィルタ56との間に
配置される遮音板69により、軸流型ファン60から発
生する騒音を確実に遮音することができる。又、上述し
たファンフィルタユニット53では、ユニット本体54
を横断面正方形形状にし、その中心に軸流型ファン60
及び正方形状の遮音板69の中心を配置したので、高性
能フィルタ56の四方から同一条件で空気が吐出される
ことになり、高性能フィルタ56からの吐出風速分布を
より均一にすることができる。
窪む正方形状の凹部73を形成し、凹部73の内周面を
底面側に向けて傾斜したので、凹部73の底面に衝突し
た空気が、傾斜面74に案内されて外側に向けて円滑に
流れ気流が乱されることがなくなり、高性能フィルタ5
6からの吐出風速分布をより均一にすることができる。
又、上述したファンフィルタユニット53では、ユニッ
ト本体54の遮音板69の下方に、外側遮音板75の内
周が重なるように配置したので、軸流型ファン60から
発生する騒音が直接高性能フィルタ56に達することが
防止され、消音効果を向上することができる。
流案内カバー36を配置したので、空気の流れが円滑に
なり、軸流型ファン60の騒音を低減し、又、軸流型フ
ァン60の効率を向上することができる。尚、ファンフ
ィルタユニットは、図示するものに限らず、ファンと高
性能フィルタとが組み合わされたものであれば如何なる
ものでも良い。
調システムでは、床下空間45内の空気を、循環ダクト
86により天井空間46に導びき、天井空間46からフ
ァンフィルタユニット53に導びいた後、軸流型ファン
60により高性能フィルタ56から高速流域A内に供給
すると共に、生産装置48が配置されている箇所に於て
は、冷媒循環マルチシステムの気液相変化する冷媒が流
通されるコイル77が配置されており、コイル77によ
り冷却された空気を、ファンフィルタユニット53によ
り高性能フィルタ56から高速流域A内に供給する。
ム空調システムでは、トンネル式クリーンルーム41の
高速流域Aに配置されるファンフィルタユニット53の
上面に、気液相変化する冷媒が流通されるコイル77で
冷却された空気をファンフィルタユニット53からトン
ネル式クリーンルーム41内に流入させるようにしたの
で、コイル77の配置位置を選択することによりトンネ
ル式クリーンルーム41内に部分的に発生する熱負荷に
有効に対応することができる。
ル77を設置するだけで良いので、非常にコンパクトで
あり、生産装置48が配置される熱負荷が大きい位置の
上方のファンフィルタユニット53に配置することによ
り、トンネル式クリーンルーム41内に部分的に発生す
る熱負荷を有効に解消することができる。
調システムでは、ファンフィルタユニット53にコイル
77を配置し、各コイル77を、制御装置85により温
度制御するようにしたので、トンネル式クリーンルーム
41内に部分的に発生する熱負荷に有効に対応すること
ができる。例えば、図7に示すように、配管82に設け
た流量調整弁83の開度は、生産装置48に取り付けた
温度検知器84からの信号に基づいて制御装置85が比
例制御することにより調整される。
空調システムでは、コイル77には、気液相変化する冷
媒のみが循環されるため、水配管が無くなり、漏水の虞
を解消することができる。図13は、図1に示すトンネ
ル式のトンネル式クリーンルームの変形例を示す。本実
施の形態では、ファンフィルタダクト53が、天井43
側に設けられたものである。
用効果を奏することができる。本発明に於て、クリーン
ルーム用エアフィルタは、例えば、図14に示すよう
に、所定の長さにされたクリーンルーム用エアフィルタ
50をパッキング94を介して枠体95で連結すると共
に開口側を支持部材96で閉鎖したダクト97にしても
良い。このクリーンルーム用エアフィルタダクトの基本
構成は、クリーンルーム用エアフィルタの構造以外は特
開昭63−294440号公報に開示されるものと同様
である。
ーム用エアフィルタの外側を保護カバー98で覆っても
良い。更に又、本発明で使用されるクリーンルーム用エ
アフィルタは、例えば、実公平5−38821号公報に
記載されるように、複数に分割したものを連結したもの
でも或いは一つのものでも良い。
ンネル式クリーンルーム空調システムでは、従来のトン
ネル式のトンネル式クリーンルームのように境界域にダ
ンパを設けて低速流域との流速を調整するという複雑な
操作が不要となる。又、ダンパによる切替装置を必要と
しないので、装置が簡単となる。
置に近い位置に設けられるので、ファンの全圧力が有効
に働き塵埃減衰時間が短くなり、即ち、生産装置に発生
する渦領域に於ける塵埃濃度大の領域が小さくなり、浄
化能力が大きくなる。又、生産装置から発生する熱負荷
に有効に対応することができる。
ム空調システムの一実施の形態を示す説明図である。
空調システムの一部を取り去った斜視図ある。
空調システムの清浄空気の流れを示す説明図である。
フィルタユニットを示す斜視図である。
フィルタユニットを示す断面図である。
統図である。
リーンルーム用フィルタユニットの吹き出しに関する説
明図である。
トの短径方向の吹き出しに関する説明図である。
ットの長径方向の吹き出しに関する説明図である。
ットの基本構成を示す説明図である。
ルタユニットの基本構成を示す説明図である。
システムの別の実施の形態を示す説明図である。
ットの別の実施の形態を示す説明図である。
ットの別の実施の形態を示す説明図である。
形状のクリーンルーム用エアフィルタの説明図である。
形状のクリーンルーム用エアフィルタの説明図である。
形状のクリーンルーム用エアフィルタの説明図である。
図である。
明図である。
明図である。
用エアフィルタの説明図である。
フィルタの説明図である。
アフィルタを用いたクリーンルームの説明図である。
アフィルタを用いたクリーンルームの説明図である。
ィルタの垂直方向の吹き出し状態を示す説明図である。
ィルタの水平方向の吹き出し状態を示す説明図である。
ィルタの水平方向の吹き出し状態を示す説明図である。
ィルタの水平方向の吹き出し状態を示す説明図である。
ィルタの水平方向の吹き出し状態を示す説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 トンネル式クリーンルームと、このトン
ネル式クリーンルームを垂れ壁により区画して形成され
た高い清浄度を必要とする高速流域と低速流域と、高速
流域に設けられたファンフィルタユニットと、低速流域
に設けられた短径方向に切断した断面ほぼ半楕円形状を
為すクリーンルーム用エアフィルタユニットと、高速流
域に設置された生産装置と、ファンフィルタユニット及
びクリーンルーム用エアフィルタユニットを介してトン
ネル式クリーンルームに清浄空気を送る空調機と、気液
相変化する冷媒が流通されるコイルと、このコイル内の
冷媒を冷却又は加熱する熱交換器ユニットとを有し、 コイルは、生産装置の位置するファンフィルタユニット
に配置され、熱交換器ユニットは、トンネル式クリーン
ルームの外部に配置されていることを特徴とするトンネ
ル式クリーンルーム空調システム。 - 【請求項2】 高速流域に設けたファンフィルタユニッ
トが、フィルタダクトと垂れ壁の下端とほぼ等しい高さ
に位置することを特徴とする請求項1記載のトンネル式
クリーンルーム空調システム。 - 【請求項3】 高速流域に設けたファンフィルタユニッ
トは、軸流型ファン或いは遠心ファンとフィルタとを備
えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
トンネル式クリーンルーム空調システム。 - 【請求項4】 垂れ壁の下方の高速流域と低速流域との
境界部の吹出速がほぼ等速になっていることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のトンネル式ク
リーンルーム空調システム。 - 【請求項5】 低速流域に設けた断面円弧状のフィルタ
ダクトは、作業域の高速流域と隣り合うエリア部分の吹
出速度が高速流域から離れるに従って低速になっている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載
のトンネル式クリーンルーム空調システム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31059995A JP3555793B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-29 | トンネル式クリーンルーム空調システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP6-295304 | 1994-11-29 | ||
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08210679A true JPH08210679A (ja) | 1996-08-20 |
| JP3555793B2 JP3555793B2 (ja) | 2004-08-18 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3555793B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10311556A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-11-24 | Sanki Eng Co Ltd | 空調方法及び空調装置 |
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| JP2002243258A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Air Techno Kk | 天井パネル構造体 |
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| JP2006112755A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Shimizu Corp | 局所清浄化空調システム |
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| JP2007260655A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Nippon Muki Co Ltd | ファン付フィルタユニット |
| JP2011252633A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | T Hasegawa Co Ltd | におい除去システム |
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|---|---|---|---|---|
| KR101988343B1 (ko) * | 2013-03-05 | 2019-06-12 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 송풍장치 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP31059995A patent/JP3555793B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3555793B2 (ja) | 2004-08-18 |
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