JP2002248471A - 電解水生成装置 - Google Patents
電解水生成装置Info
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Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電解水の溶存水素濃度を目標溶存水素濃度に
できるだけ近づけるように積算電流値に応じた適切な印
加電流値を容易に演算する電解水生成装置を提供する。 【解決手段】 電解水生成装置は原水が供給される電解
槽10と、同電解槽10内に設けた電極14,15と、
同電極14,15間に電圧を印加する電源30を備え、
電極14,15間に印加する試験印加電流値と、これを
積算してなる積算値と、積算時点における溶存水素濃度
との関係を示す予め作成した特性を記憶する。電解水生
成装置は電気分解の開始時点から電流値を検出する毎に
検出した電流値の積算電流値を算出し、算出時点の積算
電流値と予め設定された目標溶存水素濃度と記憶した特
性とに基づいて印加電流値を演算し、この第1印加電流
値にて原水の電気分解を行う。
できるだけ近づけるように積算電流値に応じた適切な印
加電流値を容易に演算する電解水生成装置を提供する。 【解決手段】 電解水生成装置は原水が供給される電解
槽10と、同電解槽10内に設けた電極14,15と、
同電極14,15間に電圧を印加する電源30を備え、
電極14,15間に印加する試験印加電流値と、これを
積算してなる積算値と、積算時点における溶存水素濃度
との関係を示す予め作成した特性を記憶する。電解水生
成装置は電気分解の開始時点から電流値を検出する毎に
検出した電流値の積算電流値を算出し、算出時点の積算
電流値と予め設定された目標溶存水素濃度と記憶した特
性とに基づいて印加電流値を演算し、この第1印加電流
値にて原水の電気分解を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部給水源から供
給される原水を電解槽内で電気分解を行って酸性水とア
ルカリ水を生成する電解水生成装置に関し、特にアルカ
リ水の溶存水素量を測定する装置に関する。
給される原水を電解槽内で電気分解を行って酸性水とア
ルカリ水を生成する電解水生成装置に関し、特にアルカ
リ水の溶存水素量を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の電解水生成装置は、
外部給水源から供給される原水を電解槽の内部に収容し
た一対の電極間に電圧を付与することにより電気分解し
て酸性水とアルカリ水を生成するものが知られている。
外部給水源から供給される原水を電解槽の内部に収容し
た一対の電極間に電圧を付与することにより電気分解し
て酸性水とアルカリ水を生成するものが知られている。
【0003】このような電解水生成装置としては、例え
ば特開平11−64274号公報に示されるように、生
成された電解水のpHを算出し、この算出したpHが所
定値となるように電解電圧値、電解電流値または原水供
給量を調整し、所望のpHの電解水を生成するものがあ
る。ところが、アルカリ水を使用する場合には、pH以
外の物性(特性値)例えばアルカリ水の還元性を示す溶
存水素量に着目して生成されたアルカリ水を使用する方
がより望ましい場合もあるため、溶存水素量が所望の値
であるアルカリ水を生成する電解水生成装置が望まれて
いる。
ば特開平11−64274号公報に示されるように、生
成された電解水のpHを算出し、この算出したpHが所
定値となるように電解電圧値、電解電流値または原水供
給量を調整し、所望のpHの電解水を生成するものがあ
る。ところが、アルカリ水を使用する場合には、pH以
外の物性(特性値)例えばアルカリ水の還元性を示す溶
存水素量に着目して生成されたアルカリ水を使用する方
がより望ましい場合もあるため、溶存水素量が所望の値
であるアルカリ水を生成する電解水生成装置が望まれて
いる。
【0004】そこでこれを実現するために、市販の溶存
水素計を内蔵または外付けして設けてなり、この溶存水
素計からの溶存水素量を入力し、この入力した溶存水素
量が所定値となるように電解電圧値、電解電流値または
原水供給量を調整し、所望の溶存水素量であるアルカリ
水を生成する電解水生成装置が提案されている。
水素計を内蔵または外付けして設けてなり、この溶存水
素計からの溶存水素量を入力し、この入力した溶存水素
量が所定値となるように電解電圧値、電解電流値または
原水供給量を調整し、所望の溶存水素量であるアルカリ
水を生成する電解水生成装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような市
販の溶存水素計を設けた電解水生成装置においては、溶
存水素計が高価であるため電解水生成装置が高価になる
という問題があった。
販の溶存水素計を設けた電解水生成装置においては、溶
存水素計が高価であるため電解水生成装置が高価になる
という問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、生成したアルカリ
水の溶存水素量と相関関係にある特性値を検出してこの
検出値に応じて同溶存水素量を演算することにより、所
望の溶存水素量を生成することができる安価な電解水生
成装置を提供することにある。
水の溶存水素量と相関関係にある特性値を検出してこの
検出値に応じて同溶存水素量を演算することにより、所
望の溶存水素量を生成することができる安価な電解水生
成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、外部給水源から供給され
る原水をその内部に収容した一対の電極間に電圧を付与
することにより電気分解して酸性水とアルカリ水を生成
する電解槽を備えた電解水生成装置において、電解槽内
にて生成されるアルカリ水の酸化還元電位を検出する検
出手段と、予め測定して求めた酸化還元電位と溶存水素
量との相関関係を表す演算式またはテーブルを予め記憶
する記憶手段と、検出手段により検出した酸化還元電位
に応じて、演算式またはテーブルに基づき電解槽内にて
生成されるアルカリ水の溶存水素量を演算する演算手段
と、この演算手段により演算した溶存水素量が所定値に
なるように電極間に付与される電圧を調整する制御手段
を備えたことにある。(請求項1) 本発明の他の構成上の特徴は、外部給水源から供給され
る原水をその内部に収容した一対の電極間に電圧を付与
することにより電気分解して酸性水とアルカリ水を生成
する電解槽を備えた電解水生成装置において、電解槽内
にて生成されるアルカリ水の表面張力を検出する検出手
段と、予め測定して求めた表面張力と溶存水素量との相
関関係を表す演算式またはテーブルを予め記憶する記憶
手段と、検出手段により検出した表面張力に応じて、演
算式またはテーブルに基づき電解槽内にて生成されるア
ルカリ水の溶存水素量を演算する演算手段と、該演算手
段により演算した溶存水素量が所定値になるように電極
間に付与される電圧を調整する制御手段を備えたことに
ある。(請求項4) 本発明の制御手段を、演算手段により演算した溶存水素
量が所定値になるように電極間に付与される電流を調整
する制御手段に置き換えてもよく(請求項2、請求項
5)、演算手段により演算した溶存水素量が所定値にな
るように電解槽に供給される原水の流量を調整する制御
手段に置き換えてもよい。(請求項3、請求項6) 本発明においては、演算手段により演算した溶存水素量
を表示器に表示する表示手段をさらに備えるようにして
もよい。(請求項7)
に、本発明の構成上の特徴は、外部給水源から供給され
る原水をその内部に収容した一対の電極間に電圧を付与
することにより電気分解して酸性水とアルカリ水を生成
する電解槽を備えた電解水生成装置において、電解槽内
にて生成されるアルカリ水の酸化還元電位を検出する検
出手段と、予め測定して求めた酸化還元電位と溶存水素
量との相関関係を表す演算式またはテーブルを予め記憶
する記憶手段と、検出手段により検出した酸化還元電位
に応じて、演算式またはテーブルに基づき電解槽内にて
生成されるアルカリ水の溶存水素量を演算する演算手段
と、この演算手段により演算した溶存水素量が所定値に
なるように電極間に付与される電圧を調整する制御手段
を備えたことにある。(請求項1) 本発明の他の構成上の特徴は、外部給水源から供給され
る原水をその内部に収容した一対の電極間に電圧を付与
することにより電気分解して酸性水とアルカリ水を生成
する電解槽を備えた電解水生成装置において、電解槽内
にて生成されるアルカリ水の表面張力を検出する検出手
段と、予め測定して求めた表面張力と溶存水素量との相
関関係を表す演算式またはテーブルを予め記憶する記憶
手段と、検出手段により検出した表面張力に応じて、演
算式またはテーブルに基づき電解槽内にて生成されるア
ルカリ水の溶存水素量を演算する演算手段と、該演算手
段により演算した溶存水素量が所定値になるように電極
間に付与される電圧を調整する制御手段を備えたことに
ある。(請求項4) 本発明の制御手段を、演算手段により演算した溶存水素
量が所定値になるように電極間に付与される電流を調整
する制御手段に置き換えてもよく(請求項2、請求項
5)、演算手段により演算した溶存水素量が所定値にな
るように電解槽に供給される原水の流量を調整する制御
手段に置き換えてもよい。(請求項3、請求項6) 本発明においては、演算手段により演算した溶存水素量
を表示器に表示する表示手段をさらに備えるようにして
もよい。(請求項7)
【0008】
【発明の作用・効果】本発明によれば、生成されたアル
カリ水の酸化還元電位(または表面張力)を検出し、こ
の検出値に応じて、酸化還元電位(または表面張力)と
溶存水素量との相関関係を表す先に記憶した演算式また
はテーブルに基づきアルカリ水の溶存水素量を演算し、
この演算した溶存水素量が所定値となるように、電解槽
に収容された電極間に付与される電圧、電流または電解
槽に供給される原水の流量を調整するので、所望の溶存
水素量であるアルカリ水が生成される。したがって、従
来のような高価な溶存水素計を用いる必要がなく、所望
の溶存水素量を精度よく生成する安価な電解水生成装置
を提供することができる。
カリ水の酸化還元電位(または表面張力)を検出し、こ
の検出値に応じて、酸化還元電位(または表面張力)と
溶存水素量との相関関係を表す先に記憶した演算式また
はテーブルに基づきアルカリ水の溶存水素量を演算し、
この演算した溶存水素量が所定値となるように、電解槽
に収容された電極間に付与される電圧、電流または電解
槽に供給される原水の流量を調整するので、所望の溶存
水素量であるアルカリ水が生成される。したがって、従
来のような高価な溶存水素計を用いる必要がなく、所望
の溶存水素量を精度よく生成する安価な電解水生成装置
を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】a.第1実施形態 以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図3を用いて説
明する。図1は電解水生成装置を概略的に示している。
明する。図1は電解水生成装置を概略的に示している。
【0010】この電解水生成装置は電解槽10を備えて
いる。電解槽10の内部は隔膜11によって一対の電極
室12,13に区画されており、両電極室12,13は
それぞれ給水管20を介して外部給水源(例えば水道)
に接続されている。給水管20には、上流(外部給水源
に近い方)から順番に減圧弁21と開閉弁であるウオー
ターバルブ22が設けられている。減圧弁21は外部給
水源からの原水(水道水)を減圧するためのものであ
り、ウオーターバルブ22は制御回路60により開閉
(オン・オフ)制御されている。これにより、ウオータ
ーバルブ22が開けられると、減圧された原水が給水管
20を介して電解槽10(両電極室12,13)に供給
される。
いる。電解槽10の内部は隔膜11によって一対の電極
室12,13に区画されており、両電極室12,13は
それぞれ給水管20を介して外部給水源(例えば水道)
に接続されている。給水管20には、上流(外部給水源
に近い方)から順番に減圧弁21と開閉弁であるウオー
ターバルブ22が設けられている。減圧弁21は外部給
水源からの原水(水道水)を減圧するためのものであ
り、ウオーターバルブ22は制御回路60により開閉
(オン・オフ)制御されている。これにより、ウオータ
ーバルブ22が開けられると、減圧された原水が給水管
20を介して電解槽10(両電極室12,13)に供給
される。
【0011】各電極室12,13には一対の電極14,
15が互いに対向するように収容され、これら両電極1
4,15間には定電圧電源である電源40からの直流電
圧が印加されて、各電極室12,13では前述のように
供給された原水が電気分解されて電解水が生成される。
電極(陽極)14を収容する電極室12では酸性電解水
(以下、酸性水)が生成され、電極(陰極)15を収容
する電極室13ではアルカリ性電解水(以下、アルカリ
水)が生成される。なお、電源40は、電極14,15
に対する電圧の印加方向(電極14,15間に流れる電
流の方向)を切り換えることができるように構成され、
その印加方向、電圧値などが制御回路60により制御さ
れている。また電源40として定電流電源を採用しても
よい。
15が互いに対向するように収容され、これら両電極1
4,15間には定電圧電源である電源40からの直流電
圧が印加されて、各電極室12,13では前述のように
供給された原水が電気分解されて電解水が生成される。
電極(陽極)14を収容する電極室12では酸性電解水
(以下、酸性水)が生成され、電極(陰極)15を収容
する電極室13ではアルカリ性電解水(以下、アルカリ
水)が生成される。なお、電源40は、電極14,15
に対する電圧の印加方向(電極14,15間に流れる電
流の方向)を切り換えることができるように構成され、
その印加方向、電圧値などが制御回路60により制御さ
れている。また電源40として定電流電源を採用しても
よい。
【0012】また、電源40と一対の電極14,15を
それぞれ接続する一対の導線の一方には、両電極14,
15間に流れる電流を検出し、検出した電流値を制御回
路60に出力する電流センサ70が設けられている。
それぞれ接続する一対の導線の一方には、両電極14,
15間に流れる電流を検出し、検出した電流値を制御回
路60に出力する電流センサ70が設けられている。
【0013】電解槽10の各電極室12,13には導出
管16,17がそれぞれ接続されている。各電極室1
2,13にてそれぞれ生成されたアルカリ水および酸性
水は、それぞれ導出管16,17から外部へ注出され
る。
管16,17がそれぞれ接続されている。各電極室1
2,13にてそれぞれ生成されたアルカリ水および酸性
水は、それぞれ導出管16,17から外部へ注出され
る。
【0014】導出管16には液体の酸化還元電位を検出
するための検出センサ80が設けられている。このセン
サ80は白金からなる作用電極と銀(Ag)−塩化銀(A
gCl)からなる基準電極を設けてなり、被測定物であ
るアルカリ水に浸した両電極の電位差を酸化還元電位と
して検出するものである。検出センサ80は制御回路6
0に接続されており、検出した酸化還元電位を制御回路
60に出力する。
するための検出センサ80が設けられている。このセン
サ80は白金からなる作用電極と銀(Ag)−塩化銀(A
gCl)からなる基準電極を設けてなり、被測定物であ
るアルカリ水に浸した両電極の電位差を酸化還元電位と
して検出するものである。検出センサ80は制御回路6
0に接続されており、検出した酸化還元電位を制御回路
60に出力する。
【0015】制御回路60には表示器90が接続されて
おり、表示器90は検出センサ80により検出した電解
水の物性(例えば溶存水素量)を表示するものである。
このとき表示器90には電解水の物性の数値を表示させ
てもよく、電解水の物性の大小、強弱などの程度を複数
段階に分けて表示させてもよい。
おり、表示器90は検出センサ80により検出した電解
水の物性(例えば溶存水素量)を表示するものである。
このとき表示器90には電解水の物性の数値を表示させ
てもよく、電解水の物性の大小、強弱などの程度を複数
段階に分けて表示させてもよい。
【0016】制御回路60には、表示ランプ群43及び
スイッチ群41からなる操作部45が接続されている。
なお操作部45は装置本体と別体または一体に構成すれ
ばよい。表示ランプ群43は制御回路60から表示制御
信号を受けて点灯制御されるものであり、生成水が生成
中であることを示すランプなどを有している。また、ス
イッチ群41は注出/停止スイッチ41a、溶存水素量
設定スイッチ41bからなり、注出/停止スイッチ41
aは装置本体内の各部に電解水生成の作動の開始、終了
を指示するための開始信号、終了信号を含む操作信号を
制御回路60に送出する。なお、この注出/停止スイッ
チ41aは使用者が一度押圧すればオン状態を保ち、再
度押圧するとオフ状態を保つよう構成されている。溶存
水素量設定スイッチ41bは、生成されるアルカリ水の
溶存水素量を所望の値に設定するためのものである。な
お本明細書中、溶存水素量とは電解水中に溶け込んでい
る水素の濃度のことをいう。
スイッチ群41からなる操作部45が接続されている。
なお操作部45は装置本体と別体または一体に構成すれ
ばよい。表示ランプ群43は制御回路60から表示制御
信号を受けて点灯制御されるものであり、生成水が生成
中であることを示すランプなどを有している。また、ス
イッチ群41は注出/停止スイッチ41a、溶存水素量
設定スイッチ41bからなり、注出/停止スイッチ41
aは装置本体内の各部に電解水生成の作動の開始、終了
を指示するための開始信号、終了信号を含む操作信号を
制御回路60に送出する。なお、この注出/停止スイッ
チ41aは使用者が一度押圧すればオン状態を保ち、再
度押圧するとオフ状態を保つよう構成されている。溶存
水素量設定スイッチ41bは、生成されるアルカリ水の
溶存水素量を所望の値に設定するためのものである。な
お本明細書中、溶存水素量とは電解水中に溶け込んでい
る水素の濃度のことをいう。
【0017】この電解水生成装置は、上述したようにウ
オーターバルブ22、電源40、表示ランプ群43、ス
イッチ群41、電流センサ70および表示器90に接続
された制御回路60を備えている。制御回路60はマイ
クロコンピュータ、記憶装置により構成され、ウオータ
ーバルブ22の開閉、電源40、表示ランプ群43及び
表示器90の作動制御を行う。
オーターバルブ22、電源40、表示ランプ群43、ス
イッチ群41、電流センサ70および表示器90に接続
された制御回路60を備えている。制御回路60はマイ
クロコンピュータ、記憶装置により構成され、ウオータ
ーバルブ22の開閉、電源40、表示ランプ群43及び
表示器90の作動制御を行う。
【0018】制御回路60内の記憶装置には、図2に示
すような曲線(演算式)が予め記憶されている。この曲
線は酸化還元電位と溶存水素量の相関関係を示すもので
あり、次のようにして作成したものである。蒸留水を生
成する蒸留水製造装置、酸化還元電位を測定する酸化還
元電位測定装置、および溶存水素量を測定する溶存水素
計を用意する。
すような曲線(演算式)が予め記憶されている。この曲
線は酸化還元電位と溶存水素量の相関関係を示すもので
あり、次のようにして作成したものである。蒸留水を生
成する蒸留水製造装置、酸化還元電位を測定する酸化還
元電位測定装置、および溶存水素量を測定する溶存水素
計を用意する。
【0019】蒸留水製造装置により水道水を蒸留して蒸
留水を生成する。この蒸留水に塩化ナトリウム(NaC
l)を100mg/Lの割合で添加して水溶液を生成す
る。この割合は水道水に含まれる一般的な電解質の割合
に相当する。この水溶液に水素ガスを吹き込んで水素が
溶存する溶液を生成する。このとき、この溶液の溶存水
素量を溶存水素計により測定しながら水素ガスの吹き込
む量を調整することにより溶存水素量を所望の値に変化
させて、測定可能な範囲全体の各溶存水素量におけるこ
の溶液の酸化還元電位を酸化還元電位測定装置により測
定する。これらの測定値に基づいて酸化還元電位と溶存
水素量との相関関係を示す曲線を作成し、または演算式
を算出する。そしてこの曲線(演算式)を制御回路60
の記憶装置に記憶させる。なお、測定可能な範囲全体の
各溶存水素量における酸化還元電位をテーブルとして制
御回路60の記憶装置に記憶させるようにしてもよい。
留水を生成する。この蒸留水に塩化ナトリウム(NaC
l)を100mg/Lの割合で添加して水溶液を生成す
る。この割合は水道水に含まれる一般的な電解質の割合
に相当する。この水溶液に水素ガスを吹き込んで水素が
溶存する溶液を生成する。このとき、この溶液の溶存水
素量を溶存水素計により測定しながら水素ガスの吹き込
む量を調整することにより溶存水素量を所望の値に変化
させて、測定可能な範囲全体の各溶存水素量におけるこ
の溶液の酸化還元電位を酸化還元電位測定装置により測
定する。これらの測定値に基づいて酸化還元電位と溶存
水素量との相関関係を示す曲線を作成し、または演算式
を算出する。そしてこの曲線(演算式)を制御回路60
の記憶装置に記憶させる。なお、測定可能な範囲全体の
各溶存水素量における酸化還元電位をテーブルとして制
御回路60の記憶装置に記憶させるようにしてもよい。
【0020】また、酸化還元電位と溶存水素量の相関関
係を示す曲線を次のようにして作成してもよい。上記と
同様な構成の電解水生成装置、酸化還元電位を測定する
酸化還元電位測定装置および溶存水素量を測定する溶存
水素計を用意する。なお電解水生成装置は検出センサ8
0が搭載されていないものでもよい。
係を示す曲線を次のようにして作成してもよい。上記と
同様な構成の電解水生成装置、酸化還元電位を測定する
酸化還元電位測定装置および溶存水素量を測定する溶存
水素計を用意する。なお電解水生成装置は検出センサ8
0が搭載されていないものでもよい。
【0021】この電解水生成装置は、原水を電解槽に供
給し、電解槽内に収容した一対の電極間に電圧を印加し
てこの原水を電気分解する試験電気分解を行うことによ
り酸性水およびアルカリ水を生成している。このとき、
生成したアルカリ水の酸化還元電位と溶存水素量を酸化
還元電位測定装置および溶存水素計によりそれぞれ測定
する。そして、測定した溶存水素量に基づいて電解槽に
収容された電極間に付与される電圧、電流または電解槽
に供給される原水の流量を調整して生成されるアルカリ
水の溶存水素量を所望の値に変化させて、測定可能な範
囲全体の各溶存水素量における生成されたアルカリ水の
酸化還元電位を測定する。これらの測定値に基づいて生
成されたアルカリ水の酸化還元電位と溶存水素量との相
関関係を示す曲線を作成し、または演算式を算出する。
この曲線(演算式)を制御回路60の記憶装置に記憶さ
せる。なお、測定可能な範囲全体の各溶存水素量におけ
る酸化還元電位をテーブルとして制御回路60の記憶装
置に記憶させるようにしてもよい。
給し、電解槽内に収容した一対の電極間に電圧を印加し
てこの原水を電気分解する試験電気分解を行うことによ
り酸性水およびアルカリ水を生成している。このとき、
生成したアルカリ水の酸化還元電位と溶存水素量を酸化
還元電位測定装置および溶存水素計によりそれぞれ測定
する。そして、測定した溶存水素量に基づいて電解槽に
収容された電極間に付与される電圧、電流または電解槽
に供給される原水の流量を調整して生成されるアルカリ
水の溶存水素量を所望の値に変化させて、測定可能な範
囲全体の各溶存水素量における生成されたアルカリ水の
酸化還元電位を測定する。これらの測定値に基づいて生
成されたアルカリ水の酸化還元電位と溶存水素量との相
関関係を示す曲線を作成し、または演算式を算出する。
この曲線(演算式)を制御回路60の記憶装置に記憶さ
せる。なお、測定可能な範囲全体の各溶存水素量におけ
る酸化還元電位をテーブルとして制御回路60の記憶装
置に記憶させるようにしてもよい。
【0022】この曲線は電解水生成装置を使用する地域
毎に作成することが好ましく、これによりその地域の原
水を電気分解することにより生成されるアルカリ水の溶
存水素量の誤差をなくすことができる。
毎に作成することが好ましく、これによりその地域の原
水を電気分解することにより生成されるアルカリ水の溶
存水素量の誤差をなくすことができる。
【0023】次に、上記のように構成した電解水生成装
置による電解水の生成について説明する。制御回路60
のマイクロコンピュータは図3のルーチンを所定時間毎
に実行する。具体的には、制御回路60は、電源スイッ
チ(図示しない)が投入された後、注出/停止スイッチ
41aが押されてON状態となると電解水の生成を開始
する(ステップ110,120)。すなわち、制御回路
60はウオーターバルブ22を開いて電解槽10へ原水
の供給を開始し、電源40をオンして電解槽10内の一
対の電極14,15間に電圧の印加を開始する。制御回
路60は、次に注出/停止スイッチ41aが押されてO
FF状態となるまで電解水の生成を継続する(ステップ
100〜170)。
置による電解水の生成について説明する。制御回路60
のマイクロコンピュータは図3のルーチンを所定時間毎
に実行する。具体的には、制御回路60は、電源スイッ
チ(図示しない)が投入された後、注出/停止スイッチ
41aが押されてON状態となると電解水の生成を開始
する(ステップ110,120)。すなわち、制御回路
60はウオーターバルブ22を開いて電解槽10へ原水
の供給を開始し、電源40をオンして電解槽10内の一
対の電極14,15間に電圧の印加を開始する。制御回
路60は、次に注出/停止スイッチ41aが押されてO
FF状態となるまで電解水の生成を継続する(ステップ
100〜170)。
【0024】電解水の生成中においては、制御回路60
は、所定時間毎に検出センサ80により検出した酸化還
元電位を入力し(ステップ130)、この入力した酸化
還元電位と記憶装置にすでに記憶してある曲線に基づい
て入力した時点の溶存水素量を演算する(ステップ14
0)。そして、制御回路60は、演算した溶存水素量を
数値としてまたは複数段階に分けたいずれの段階(程
度)にあるかを表示器90に表示する(ステップ15
0)。
は、所定時間毎に検出センサ80により検出した酸化還
元電位を入力し(ステップ130)、この入力した酸化
還元電位と記憶装置にすでに記憶してある曲線に基づい
て入力した時点の溶存水素量を演算する(ステップ14
0)。そして、制御回路60は、演算した溶存水素量を
数値としてまたは複数段階に分けたいずれの段階(程
度)にあるかを表示器90に表示する(ステップ15
0)。
【0025】また制御回路60は、演算した時点の溶存
水素量が溶存水素量設定スイッチ41bにより予め設定
した所望の溶存水素量となるように、電流センサ70に
より検出した電解電流値をフィードバック制御して調整
している(ステップ160)。すなわち、演算した溶存
水素量が所定値より小さければ、電解電流値を増加させ
ることにより溶存水素量を増加させ、演算した溶存水素
量が所定値より大きければ、電解電流値を減少させるこ
とにより溶存水素量を減少させている。また、制御回路
60は、電源40により検出した電解電圧値をフィード
バック制御して調整してもよい。すなわち、演算した溶
存水素量が所定値より小さければ、電解電圧値を増加さ
せることにより溶存水素量を増加させ、演算した溶存水
素量が所定値より大きければ、電解電圧値を減少させる
ことにより溶存水素量を減少させている。また、制御回
路60は、給水管20に設けて原水の流量を検出する流
量センサ(図示しない)により検出した原水の流量をフ
ィードバック制御して調整してもよい。すなわち、演算
した溶存水素量が所定値より小さければ、原水の流量を
減少させることにより溶存水素量を増加させ、演算した
溶存水素量が所定値より大きければ、原水の流量を増加
させることにより溶存水素量を減少させている。
水素量が溶存水素量設定スイッチ41bにより予め設定
した所望の溶存水素量となるように、電流センサ70に
より検出した電解電流値をフィードバック制御して調整
している(ステップ160)。すなわち、演算した溶存
水素量が所定値より小さければ、電解電流値を増加させ
ることにより溶存水素量を増加させ、演算した溶存水素
量が所定値より大きければ、電解電流値を減少させるこ
とにより溶存水素量を減少させている。また、制御回路
60は、電源40により検出した電解電圧値をフィード
バック制御して調整してもよい。すなわち、演算した溶
存水素量が所定値より小さければ、電解電圧値を増加さ
せることにより溶存水素量を増加させ、演算した溶存水
素量が所定値より大きければ、電解電圧値を減少させる
ことにより溶存水素量を減少させている。また、制御回
路60は、給水管20に設けて原水の流量を検出する流
量センサ(図示しない)により検出した原水の流量をフ
ィードバック制御して調整してもよい。すなわち、演算
した溶存水素量が所定値より小さければ、原水の流量を
減少させることにより溶存水素量を増加させ、演算した
溶存水素量が所定値より大きければ、原水の流量を増加
させることにより溶存水素量を減少させている。
【0026】このような電解水の生成中に注出/停止ス
イッチ41aが押されると、制御回路60は電解水の生
成を停止する(ステップ110,180)。すなわち、
ウオーターバルブ22を閉じて電解槽10への原水の供
給を停止し、電源40をオフして電解槽10内の一対の
電極14,15間への電圧の印加を停止する。これによ
り原水の電気分解を停止して電解水の生成を停止する。
イッチ41aが押されると、制御回路60は電解水の生
成を停止する(ステップ110,180)。すなわち、
ウオーターバルブ22を閉じて電解槽10への原水の供
給を停止し、電源40をオフして電解槽10内の一対の
電極14,15間への電圧の印加を停止する。これによ
り原水の電気分解を停止して電解水の生成を停止する。
【0027】以上説明したように、本第1実施形態にお
いては、生成されたアルカリ水の酸化還元電位を比較的
安価な検出センサ80により検出し、この検出した酸化
還元電位とすでに記憶されている曲線(演算式)に基づ
いて溶存水素量を演算し(ステップ140)、この演算
した溶存水素量が所定値となるように、電解槽10に収
容された電極14,15間に付与される電解電流値、電
解電圧値または電解槽10に供給される原水の流量を調
整するので(ステップ160)、所望の溶存水素量であ
るアルカリ水が生成される。したがって、従来のような
高価な溶存水素計を用いる必要がなく、所望の溶存水素
量を精度よく生成する安価な電解水生成装置を提供する
ことができる。
いては、生成されたアルカリ水の酸化還元電位を比較的
安価な検出センサ80により検出し、この検出した酸化
還元電位とすでに記憶されている曲線(演算式)に基づ
いて溶存水素量を演算し(ステップ140)、この演算
した溶存水素量が所定値となるように、電解槽10に収
容された電極14,15間に付与される電解電流値、電
解電圧値または電解槽10に供給される原水の流量を調
整するので(ステップ160)、所望の溶存水素量であ
るアルカリ水が生成される。したがって、従来のような
高価な溶存水素計を用いる必要がなく、所望の溶存水素
量を精度よく生成する安価な電解水生成装置を提供する
ことができる。
【0028】b.第2実施形態 以下、本発明の第2実施形態を図4乃至図6を用いて説
明する。図4は電解水生成装置を概略的に示している。
なお、第1実施形態と同様なものには同一符号を付し
て、その説明を省略する。
明する。図4は電解水生成装置を概略的に示している。
なお、第1実施形態と同様なものには同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0029】この電解水生成装置は、第1実施形態によ
る装置に設けたアルカリ水の酸化還元電位を検出する検
出センサ80に代えて、生成されたアルカリ水の表面張
力を検出する検出センサ180を設けたものである。検
出センサ180は注出管181を介して導出管16に接
続されている。注出管181には電磁弁182が設けら
れており、電磁弁182が開かれると導出管16内のア
ルカリ水は注出管181を介して検出センサ180に送
出される。検出センサ180は、液体の表面張力を検出
するものであり、例えば注出管181の先端から自然落
下させたアルカリ水の液滴を撮影してその画像に基づい
て液滴の体積または重量を演算し、この演算値に基づい
て表面張力を算出して検出するものである。検出センサ
180は制御回路60に接続されており、検出した表面
張力を制御回路60に出力する。制御回路60には電磁
弁182も接続されており、制御回路60は電磁弁18
2を開閉制御している。
る装置に設けたアルカリ水の酸化還元電位を検出する検
出センサ80に代えて、生成されたアルカリ水の表面張
力を検出する検出センサ180を設けたものである。検
出センサ180は注出管181を介して導出管16に接
続されている。注出管181には電磁弁182が設けら
れており、電磁弁182が開かれると導出管16内のア
ルカリ水は注出管181を介して検出センサ180に送
出される。検出センサ180は、液体の表面張力を検出
するものであり、例えば注出管181の先端から自然落
下させたアルカリ水の液滴を撮影してその画像に基づい
て液滴の体積または重量を演算し、この演算値に基づい
て表面張力を算出して検出するものである。検出センサ
180は制御回路60に接続されており、検出した表面
張力を制御回路60に出力する。制御回路60には電磁
弁182も接続されており、制御回路60は電磁弁18
2を開閉制御している。
【0030】制御回路60内の記憶装置には、図5に示
すような曲線(演算式)が予め記憶されている。この曲
線は表面張力と溶存水素量の相関関係を示すものであ
り、次のようにして作成したものである。上記と同様な
構成の電解水生成装置、蒸留水を生成する蒸留水製造装
置、表面張力を測定する表面張力計および溶存水素量を
測定する溶存水素計を用意する。なお電解水生成装置は
検出センサ180が搭載されていないものでもよい。
すような曲線(演算式)が予め記憶されている。この曲
線は表面張力と溶存水素量の相関関係を示すものであ
り、次のようにして作成したものである。上記と同様な
構成の電解水生成装置、蒸留水を生成する蒸留水製造装
置、表面張力を測定する表面張力計および溶存水素量を
測定する溶存水素計を用意する。なお電解水生成装置は
検出センサ180が搭載されていないものでもよい。
【0031】蒸留水製造装置により原水(水道水)を蒸
留して蒸留水を生成する。この蒸留水に塩化ナトリウム
(NaCl)を100mg/Lの割合で添加して水溶液
を生成する。この割合は水道水に含まれる一般的な電解
質の割合に相当する。この水溶液を電解水生成装置に供
給する。電解水生成装置は、供給された水溶液を電解槽
に供給し、電解槽内に収容した一対の電極間に電圧を印
加してこの水溶液を電気分解する試験電気分解を行うこ
とにより酸性水およびアルカリ水を生成している。この
とき、生成したアルカリ水の表面張力と溶存水素量を表
面張力計および溶存水素計によりそれぞれ測定する。そ
して、測定した溶存水素量に基づいて電解槽に収容され
た電極間に付与される電圧、電流または電解槽に供給さ
れる水溶液の流量を調整して生成されるアルカリ水の溶
存水素量を所望の値に変化させて、測定可能な範囲全体
の各溶存水素量における生成されたアルカリ水の表面張
力を測定する。これらの測定値に基づいて生成されたア
ルカリ水の溶存水素量と表面張力との相関関係を示す曲
線を作成し、または演算式を算出する。この曲線(演算
式)を制御回路60の記憶装置に記憶させる。なお、測
定可能な範囲全体の各溶存水素量における表面張力をテ
ーブルとして制御回路60の記憶装置に記憶させるよう
にしてもよい。
留して蒸留水を生成する。この蒸留水に塩化ナトリウム
(NaCl)を100mg/Lの割合で添加して水溶液
を生成する。この割合は水道水に含まれる一般的な電解
質の割合に相当する。この水溶液を電解水生成装置に供
給する。電解水生成装置は、供給された水溶液を電解槽
に供給し、電解槽内に収容した一対の電極間に電圧を印
加してこの水溶液を電気分解する試験電気分解を行うこ
とにより酸性水およびアルカリ水を生成している。この
とき、生成したアルカリ水の表面張力と溶存水素量を表
面張力計および溶存水素計によりそれぞれ測定する。そ
して、測定した溶存水素量に基づいて電解槽に収容され
た電極間に付与される電圧、電流または電解槽に供給さ
れる水溶液の流量を調整して生成されるアルカリ水の溶
存水素量を所望の値に変化させて、測定可能な範囲全体
の各溶存水素量における生成されたアルカリ水の表面張
力を測定する。これらの測定値に基づいて生成されたア
ルカリ水の溶存水素量と表面張力との相関関係を示す曲
線を作成し、または演算式を算出する。この曲線(演算
式)を制御回路60の記憶装置に記憶させる。なお、測
定可能な範囲全体の各溶存水素量における表面張力をテ
ーブルとして制御回路60の記憶装置に記憶させるよう
にしてもよい。
【0032】また、表面張力と溶存水素量の相関関係を
示す曲線を、上記のように原水を蒸留したものを電気分
解するのではなく、原水をそのまま電気分解することに
より作成するようにしてもよい。このとき、曲線は電解
水生成装置を使用する地域毎に作成することが好まし
く、これによりその地域の原水を電気分解することによ
り生成されるアルカリ水の溶存水素量の誤差をなくすこ
とができる。
示す曲線を、上記のように原水を蒸留したものを電気分
解するのではなく、原水をそのまま電気分解することに
より作成するようにしてもよい。このとき、曲線は電解
水生成装置を使用する地域毎に作成することが好まし
く、これによりその地域の原水を電気分解することによ
り生成されるアルカリ水の溶存水素量の誤差をなくすこ
とができる。
【0033】次に、上記のように構成した電解水生成装
置による電解水の生成について説明する。第2実施形態
による電解水生成装置においては、第1実施形態と同様
に制御回路60のマイクロコンピュータが図3のルーチ
ンを所定時間毎に実行する。
置による電解水の生成について説明する。第2実施形態
による電解水生成装置においては、第1実施形態と同様
に制御回路60のマイクロコンピュータが図3のルーチ
ンを所定時間毎に実行する。
【0034】ただし、ステップ130およびステップ1
40の代わりにそれぞれステップ210およびステップ
220の処理を実行して溶存水素量を演算する。具体的
には、電解水の生成中において制御回路60は、所定時
間毎に検出センサ180により検出した表面張力を入力
し、この入力した表面張力と記憶装置にすでに記憶して
ある曲線に基づいて入力した時点の溶存水素量を演算す
る。また、ステップ160において、制御回路60は演
算した時点の溶存水素量が溶存水素量設定スイッチ41
bにより予め設定した所望の溶存水素量となるように、
第1実施形態と同様に電解電流値、電解電圧値または原
水の供給量をフィードバック制御して調整している。
40の代わりにそれぞれステップ210およびステップ
220の処理を実行して溶存水素量を演算する。具体的
には、電解水の生成中において制御回路60は、所定時
間毎に検出センサ180により検出した表面張力を入力
し、この入力した表面張力と記憶装置にすでに記憶して
ある曲線に基づいて入力した時点の溶存水素量を演算す
る。また、ステップ160において、制御回路60は演
算した時点の溶存水素量が溶存水素量設定スイッチ41
bにより予め設定した所望の溶存水素量となるように、
第1実施形態と同様に電解電流値、電解電圧値または原
水の供給量をフィードバック制御して調整している。
【0035】以上説明したように、本第2実施形態にお
いても、生成されたアルカリ水の表面張力を比較的安価
な検出センサ180により検出し、この検出した表面張
力とすでに記憶されている曲線(演算式)に基づいて溶
存水素量を演算し(ステップ220)、この演算した溶
存水素量が所定値となるように、電解槽10に収容され
た電極14,15間に付与される電解電流値、電解電圧
値または電解槽10に供給される原水の流量を調整する
ので(ステップ160)、所望の溶存水素量であるアル
カリ水が生成される。したがって、従来のような高価な
溶存水素計を用いる必要がなく、所望の溶存水素量を精
度よく生成する安価な電解水生成装置を提供することが
できる。
いても、生成されたアルカリ水の表面張力を比較的安価
な検出センサ180により検出し、この検出した表面張
力とすでに記憶されている曲線(演算式)に基づいて溶
存水素量を演算し(ステップ220)、この演算した溶
存水素量が所定値となるように、電解槽10に収容され
た電極14,15間に付与される電解電流値、電解電圧
値または電解槽10に供給される原水の流量を調整する
ので(ステップ160)、所望の溶存水素量であるアル
カリ水が生成される。したがって、従来のような高価な
溶存水素計を用いる必要がなく、所望の溶存水素量を精
度よく生成する安価な電解水生成装置を提供することが
できる。
【0036】なお本発明は、上記各実施形態のような有
隔膜形式のものに適用したが、無隔膜形式のものにも適
用できる。
隔膜形式のものに適用したが、無隔膜形式のものにも適
用できる。
【0037】また本発明は、電気分解を促進させる電解
促進剤として、例えば無機塩水溶液を添加する電解促進
剤供給手段を設けたものにも適用できる。
促進剤として、例えば無機塩水溶液を添加する電解促進
剤供給手段を設けたものにも適用できる。
【0038】また本発明は、両電極14,15を均等に
消耗させるために電極14,15に対して所定時間毎に
互いに逆方向に電圧を印加したり、電極14,15に付
着したスケールを取り除くために電極14,15に対し
てそれまでとは逆方向に電圧を印加したりする場合に
も、適用することができる。この場合、両導出管16,
17に検出センサ80(または検出センサ180)をそ
れぞれ取り付けて、アルカリ水が導出されている導出管
の検出センサを選択してその検出値を用いて溶存水素量
を算出するようにすればよい。また、導出管16にのみ
検出センサ80(または検出センサ180)を取り付け
るとともに、導出管16にのみアルカリ水を導出する切
り換え機構を設けるようにすればよい。この切り換え機
構は、電極室12,13と検出センサの間に設けられ
て、電極14,15に印加する電圧の向きに応じて電極
室12,13を導出管16,17に切り換え可能に連通
して、導出管16からはアルカリ水のみが導出するもの
である。
消耗させるために電極14,15に対して所定時間毎に
互いに逆方向に電圧を印加したり、電極14,15に付
着したスケールを取り除くために電極14,15に対し
てそれまでとは逆方向に電圧を印加したりする場合に
も、適用することができる。この場合、両導出管16,
17に検出センサ80(または検出センサ180)をそ
れぞれ取り付けて、アルカリ水が導出されている導出管
の検出センサを選択してその検出値を用いて溶存水素量
を算出するようにすればよい。また、導出管16にのみ
検出センサ80(または検出センサ180)を取り付け
るとともに、導出管16にのみアルカリ水を導出する切
り換え機構を設けるようにすればよい。この切り換え機
構は、電極室12,13と検出センサの間に設けられ
て、電極14,15に印加する電圧の向きに応じて電極
室12,13を導出管16,17に切り換え可能に連通
して、導出管16からはアルカリ水のみが導出するもの
である。
【図1】 本発明の第1実施形態による電解水生成装置
を概略的に示す全体構成図である。
を概略的に示す全体構成図である。
【図2】 図1に示した制御回路の記憶装置に記憶され
た酸化還元電位と溶存水素量との相関関係を示す曲線
(特性)である。
た酸化還元電位と溶存水素量との相関関係を示す曲線
(特性)である。
【図3】 図1に示した制御回路(マイクロコンピュー
タ)により実行されるフローチャートである。
タ)により実行されるフローチャートである。
【図4】 本発明の第2実施形態による電解水生成装置
を概略的に示す全体構成図である。
を概略的に示す全体構成図である。
【図5】 図4に示した制御回路の記憶装置に記憶され
た表面張力と溶存水素量との相関関係を示す曲線(特
性)である。
た表面張力と溶存水素量との相関関係を示す曲線(特
性)である。
【図6】 図4に示した制御回路(マイクロコンピュー
タ)により実行されるフローチャートの一部分である。
タ)により実行されるフローチャートの一部分である。
10…電解槽、14,15…電極、16,17…導出
管、40…電源、60…制御回路、70…電流センサ、
80,180…検出センサ、90…表示器。
管、40…電源、60…制御回路、70…電流センサ、
80,180…検出センサ、90…表示器。
Claims (7)
- 【請求項1】外部給水源から供給される原水をその内部
に収容した一対の電極間に電圧を付与することにより電
気分解して酸性水とアルカリ水を生成する電解槽を備え
た電解水生成装置において、 前記電解槽内にて生成されるアルカリ水の酸化還元電位
を検出する検出手段と、 予め測定して求めた前記酸化還元電位と溶存水素量との
相関関係を表す演算式またはテーブルを予め記憶する記
憶手段と、 前記検出手段により検出した酸化還元電位に応じて、前
記演算式またはテーブルに基づき前記電解槽内にて生成
されるアルカリ水の溶存水素量を演算する演算手段と、 該演算手段により演算した溶存水素量が所定値になるよ
うに前記電極間に付与される電圧を調整する制御手段を
備えたことを特徴とする電解水生成装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の前記制御手段を、前記演
算手段により演算した溶存水素量が所定値になるように
前記電極間に付与される電流を調整する制御手段に置き
換えたことを特徴とする電解水生成装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の前記制御手段を、前記演
算手段により演算した溶存水素量が所定値になるように
前記電解槽に供給される原水の流量を調整する制御手段
に置き換えたことを特徴とする電解水生成装置。 - 【請求項4】外部給水源から供給される原水をその内部
に収容した一対の電極間に電圧を付与することにより電
気分解して酸性水とアルカリ水を生成する電解槽を備え
た電解水生成装置において、 前記電解槽内にて生成されるアルカリ水の表面張力を検
出する検出手段と、予め測定して求めた前記表面張力と
溶存水素量との相関関係を表す演算式またはテーブルを
予め記憶する記憶手段と、 前記検出手段により検出した表面張力に応じて、前記演
算式またはテーブルに基づき前記電解槽内にて生成され
るアルカリ水の溶存水素量を演算する演算手段と、 該演算手段により演算した溶存水素量が所定値になるよ
うに前記電極間に付与される電圧を調整する制御手段を
備えたことを特徴とする電解水生成装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の前記制御手段を、前記演
算手段により演算した溶存水素量が所定値になるように
前記電極間に付与される電流を調整する制御手段に置き
換えたことを特徴とする電解水生成装置。 - 【請求項6】請求項4に記載の前記制御手段を、前記演
算手段により演算した溶存水素量が所定値になるように
前記電解槽に供給される原水の流量を調整する制御手段
に置き換えたことを特徴とする電解水生成装置。 - 【請求項7】前記演算手段により演算した溶存水素量を
表示器に表示する表示手段をさらに備えたことを特徴と
する請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電解
水生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001048644A JP2002248471A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001048644A JP2002248471A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 電解水生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002248471A true JP2002248471A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18909878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001048644A Pending JP2002248471A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 電解水生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002248471A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015003313A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | 株式会社日本トリム | 透析液調製用水の製造装置 |
| JP2015087221A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 株式会社日本トリム | 溶存水素濃度測定方法及び電解水生成装置 |
| JP2016165667A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
| JP2017209600A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社フラックス | 水素水製造装置及び溶存水素量表示方法 |
| JP2019013873A (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-31 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001048644A patent/JP2002248471A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| JP2015087221A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 株式会社日本トリム | 溶存水素濃度測定方法及び電解水生成装置 |
| JP2016165667A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
| JP2017209600A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社フラックス | 水素水製造装置及び溶存水素量表示方法 |
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