JP2002256384A - 被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼 - Google Patents
被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼Info
- Publication number
- JP2002256384A JP2002256384A JP2001052474A JP2001052474A JP2002256384A JP 2002256384 A JP2002256384 A JP 2002256384A JP 2001052474 A JP2001052474 A JP 2001052474A JP 2001052474 A JP2001052474 A JP 2001052474A JP 2002256384 A JP2002256384 A JP 2002256384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- less
- crankshaft
- wear resistance
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
攻撃性も小さく,かつ低コストのクランクシャフト用鋼
及びこれを用いて作製されたクランクシャフトを提供す
る。 【解決手段】 重量%で,C:0.55〜0.61%,
Si:0.60%以下,Mn:1.00〜2.00%,
S:0.04〜0.35%,Cr:0.05〜0.5
0%, Al:0.005%未満, O:0.0020%
以下,残部Fe及び不可避不純物からなり,熱間鍛造後
の組織が初析フェライト分率3%以下のパーライト主体
であり,且つ厚みが20μm以下の硫化物系介在物を含
有することを特徴とする被削性及び耐摩耗性に優れたク
ランクシャフト用鋼である。
Description
り,被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼
及びこれを用いて作製されたクランクシャフトに関す
る。
は, 後述する図1に示すごとく,コネクティングロッ
ドとの連結部であるクランクピンと,シリンダーブロッ
クへの取付け部であるクランクジャーナルとを有する。
クランクシャフトの回転運動は,かかる連結部及び取り
付け部において,Al,Cu,Sn等を主体とした軸受
合金よりなる,すべり軸受により支えられている。ま
た,軸(クランクシャフトのピン,ジャーナル)と軸受
との間には,通常油膜を形成させて回転運動する。
は,エンジンの爆発力或いは回転慣性力により高い面圧
を高速で受ける。このため,スチール鍛造製のクランク
シャフトにおいては,従来クランクピンおよびクランク
ジャーナルにおける軸受との摺動部に,耐摩耗性あるい
は耐焼付性を向上させるため,高周波焼入れあるいは軟
窒化等の表面処理が施されている。
鍛造法により作製されている。前者の鋳造法は,鋳鉄を
溶解,鋳造し,これを切削加工して,クランクシャフト
の形状にする方法である。鋳造法によれば,鋳物は被削
性がよいので,切削加工し易く,また高周波焼入れも必
要がない。そのため,低コストで製造することができ
る。一方,後者のスチール鍛造法は,鋼材を溶解し,そ
のインゴットを圧延し,熱間において鍛造し,最終時点
で切削加工して,クランクシャフトの形状にする方法で
ある。また,耐摩耗性,耐焼付性向上のため,高周波焼
入れを施す必要がある。そのため,この方法は,コスト
が高い。
とき,鋳造法のクランクシャフトは,スチール鍛造法の
クランクシャフトに比べて騒音が大きい。その理由は,
鋳造法のクランクシャフトは,スチール鍛造のものに比
べて,剛性が低いためである。
ル鍛造のクランクシャフトの特長を生かしつつ,ピン,
ジャーナル部の高周波焼入が省略でき,被削性に優れた
低コストのクランクシャフトを得る開発に着目した。そ
のためには,耐摩耗性と被削性という相反する特性を有
した鋼材が必要である。
としては,特開平6−128690号,特開平10−1
37888号,及び特開2000−265242があ
る。特開平6−128690号は,鍛造用のクランクシ
ャフト用鋼に関するものであり,この鋼の組成は,重量
比にして,C:0.30〜0.60%,Si:0.05
〜1.00%,Mn:0.40〜1.50%,S:0.
04〜0.12%,V:0.10〜0.40%,Cr:
0.05〜0.50%,Ca:0.0005〜0.02
00%,Al:0.005〜0.018%を含有し,残
部Feならびに不純物元素からなり,かつAl2O3:
0.005%以下,SiO2:0.001%以下であ
る。そして,この鋼は,V炭化物の析出硬化により,フ
ェライト−パーライト組織が良好な耐摩耗性を発揮す
る。また,クランクシャフトにおけるクランクピン及び
クランクジャーナルの部分に高周波焼入れ及び軟質化処
理を施す必要がない。また,V炭化物の析出硬化によ
り,疲労強度が高い。
0号に開示された鍛造クランクシャフト用鋼は,比較的
多量のVを含有させないと,本来の良好な耐摩耗性を発
揮せず,コスト高を招いてしまう。コストの観点から
は,V等の高価な合金元素を極力含有させないことが望
まれる。
耐摩耗性を向上させる目的で,耐摩耗性に優れた熱間鍛
造部品の製造方法が開示されている。この製造方法を説
明すると,まず,C:0.40から0.60%,Si:
0.01から0.50%,Mn:0.3から2.0%,
Cr:0.01から2.00%,V:0.03から0.
20%,N:0.0050から0.0200%(以上,
重量%),残部:鉄および不可避的不純物からなり,下
式Ceq=C+Si/7+Mn/5+Cr/9+1.5
Vによって表される炭素等量(Ceq)が0.80から
1.10%の範囲内の鋼を,1150から1300℃の
範囲内の加熱温度のもとで所望の部品形状に熱間鍛造し
て,鍛造まま部品を調製し,次いで,このようにして調
製した前記鍛造まま部品を,0.2から10℃/sec
の範囲内の冷却速度で空冷して,下記機械的性質を有
し,ブリネル硬さ(HB):250から290,降伏応
力(YP):600N/mm2以上,伸び(El):1
5%以上,且つ,フェライト面積率(fF)が5%以下
のパーライトを主体とする金属組織を有する粗部品を調
製し,次いで,この粗部品における他部品との嵌合い部
を,前記嵌合い部の表面粗さが5から25μmの範囲内
になるように仕上げ加工を施す。
%以下を達成しているため,ベアリングなどの他の部品
との嵌め合い部に生じるフレッチング摩耗を軽減するこ
とができ,耐摩耗性に優れる。また,焼入・焼戻及び切
削後の表面硬化処理を施す必要がなく,耐フレッチング
摩耗に優れた熱間鍛造部品の製造が可能となる。しかし
ながら,この特開平10−137888号に開示された
鍛造部品は,軸部表面粗さを粗くする必要があるため,
自動車エンジン等においては,たとえ軸(クランクシャ
フト)の摩耗は良好であっても,軸受の損傷,特に異常
摩耗を著しくしてしまうという問題がある。異常摩耗し
た軸受で運転が続けられると,ひいては軸の摩耗,焼付
きのトラブルに発展する危険がある。また,パーライト
主体の組織であるため,被削性に劣り,部品製造コスト
の増加を招くという問題もある。
は,耐摩耗性を向上させる目的で,耐摩耗性にすぐれた
熱間鍛造用非調質鋼が開示されている。この鋼の組成
は,重量基準で,C:0.40〜0.70%,Si:
0.50%以下,Mn:0.90〜1.80%,Cr:
0.05〜1.00%,s−Al:0.01〜0.04
5%,およびN:0.005〜0.025%を含有し,
必要に応じてPb:0.030%以下,S:0.20%
以下,Te:0.030%以下,Ca:0.01%以下
およびBi:0.30%以下から選んだ1種または2種
以上を含有し,残部がFeおよび不純物からなり,熱間
鍛造後の組織がフェライト+パーライトであり,初析フ
ェライト面積が10%以下であることを特徴とする。
成を適切に選ぶとともに初析フェライト面積率を一定値
以下に規制することにより,熱間鍛造後,焼入れ焼戻し
をする必要のない非調質鋼において,機械加工による成
形後に高周波焼入れや軟窒化などの表面処理を施さなく
ても,優れた耐摩耗性を示す。しかしながら,この特開
2000−265242号に開示された熱間鍛造用非調
質鋼は,AlおよびNを比較的多く含有しているため,
AlNおよびAl2O3といった相手攻撃性を示す硬質介
在物が多く存在する。自動車用エンジン等のクランクシ
ャフトは,すべり軸受との間に油膜を介して,摺動回転
するものであり,このような条件下における前記硬質介
在物の存在は,軸受の摩耗損傷を著しくしてしまい,ひ
いては軸の摩耗に及ぶといった問題がある。
性及び耐摩耗性に優れ,軸受に対しての攻撃性も小さ
く,かつ低コストのクランクシャフトを提供しようとす
るものである。
0.55〜0.61%,Si:0.60%以下 ,M
n:1.00〜2.00%, S:0.04〜0.35
%,Cr:0.05〜0.50%, Al:0.005
%未満, O:0.0020%以下,残部Fe及び不可
避不純物からなり,熱間鍛造後の組織が初析フェライト
分率3%以下のパーライト主体であり,且つ厚みが20
μm以下の硫化物系介在物を含有することを特徴とする
被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼であ
る。
ャフトにおける耐摩耗性と被削性という,相反する特性
の両立を,軸受の損傷低減にも配慮しつつ,低コストに
て達成するように鋭意研究を重ね,その結果,本発明に
至ったものである。 i)クランクシャフト用鋼の組織は,フェライト分率3
%以下のパーライト主体である。また,クランクシャフ
ト用鋼中のAl量を0.005%未満に規制しているた
め,硬質介在物生成が抑制される。このため,クランク
シャフトの耐摩耗性が向上し,また軸受の損傷も防ぐこ
とができる。 ii)クランクシャフト用鋼の中に,Sを0.04〜
0.35%含有させるとともに,Al量を0.005%
未満,O(酸素)量を0.0020%以下に規制するこ
とにより,クランクシャフトの被削性を改善することが
できる。 iii)S含有により生成したMnS等の硫化物系介在
物は,その厚みが大きい場合にクランクシャフトの耐摩
耗性を劣化させるが,厚みを20μm以下とすること
で,耐摩耗性を確保することができる。
鋼は,被削性及び耐摩耗性に優れ,軸受に対する攻撃性
も少なく,且つ低コストである。また,熱間鍛造後の焼
入れ・焼戻しが不要であり,耐摩耗性のための高周波焼
入れや軟窒化処理も不要である。また,被削性について
も良好である。以下に,クランクシャフト用鋼の各元素
量(重量%)の限定理由を示す。
る。Cが0.55%未満の場合には,鋼の強度及び耐摩
耗性が低下するため,Cは0.55%以上,好ましくは
0.57%以上とする必要がある。一方,Cが0.61
%を越える場合には,強度が必要以上に増加し,被削性
が低下するため,Cは0.61%以下,好ましくは0.
59%以下とする必要がある。
共に強度,耐摩耗性の向上にも有効な元素である。ただ
しSiが0.60%を越える場合には,被削性の低下を
招くため,Siは0.60%以下,好ましくは0.35
%以下とする必要がある。
共に鋼の強度確保及び耐摩耗性の向上に必要な元素であ
る。Mnが1.00%未満の場合には,強度および耐摩
耗性が低下するため,Mnは1.00%以上,好ましく
は1.20%以上とする必要がある。一方,Mnが2.
00%を越える場合には,ベイナイトやマルテンサイト
といった低温変態組織が生成し,被削性の低下を招くた
め,Mnは2.00%以下,好ましくは1.60%以下
とする必要がある。
Sが0.04%未満では,その効果が得られないため,
Sは0.04%以上,好ましくは0.13%以上とする
必要がある。反面,Sが0.35%を超える場合には,
鋼の強度および熱間加工性を損なうため,Sは0.35
%以下,好ましくは0.20%以下とする必要がある。
0.05%未満の場合には,その向上が期待できないた
め,Crは0.05%以上,好ましくは0.10%以上
とすることが必要である。一方,Crが0.50%を超
えると,被削性の低下を招くため,Crは0.50%以
下,好ましくは0.35%以下とする必要がある。
AlNを生成するため,極力低く抑える必要がある。A
lが0.005%以上の場合には,Al2O3およびA
lNの増加および粗大化を招き,耐摩耗性および被削性
を劣化させてしまうので,Alは0.005%未満とす
る必要がある。
の厚みが大きくなり,耐摩耗性を低下させるという問題
があるため,Oは0.0020%以下とする必要があ
る。
の組織は,耐摩耗性の点から初析フェライト分率3%以
下のパーライト主体とする必要がある。初析フェライト
分率が3%を超える場合には,耐摩耗性低下の問題が生
じる。
硫化物系介在物の厚みは,耐摩耗性の点から20μm以
下と規制する必要がある。硫化物系介在物の厚みが20
μmを超えると,耐摩耗性が低下してしまう。
ャフト用鋼に加えて,更に,重量%で, Bi:0.0
1〜0.30%, Pb:0.01〜0.30%,C
a:0.0003〜0.020%,Mg:0.0003
〜0.020%,及びREM:0.001〜0.10%
のグループから選ばれる1種または2種以上を含有して
いることが好ましい。これにより,更に鋼の被削性が向
上する。以下,各元素の臨界意義を説明する。
するためには0.01%以上,好ましくは0.02%以
上の含有が必要である。一方,Biを0.30%を超え
て含む場合にはその効果は飽和し,コスト高になるとと
もに,熱間加工性を損なうので,Biは0.30%以
下,好ましくは0.15%以下とする必要がある。
素で,その効果を発揮するためには0.01%以上,好
ましくは0.04%以上の含有が必要である。一方,P
bを0.30%を超えて含む場合にはその効果は飽和
し,かつ熱間加工性を損なうので,Pbは0.30%以
下,好ましくは0.25%以下とする必要がある。
果を発揮するためには0.0003%以上,好ましくは
0.0005%以上の含有が必要である。一方,0.0
20%を超えて含有させると,効果が飽和するととも
に,コスト高となるため,Caは0.020%以下とし
た。
せた場合に大きな被削性改善効果及び機械的性質の異方
性改善効果が得られる。その効果を得るためには,少な
くともMgは0.0003%以上,好ましくは0.00
05%以上必要であるが,必要以上に含有させてもその
効果は飽和状態となり無駄であるため,Mgは0.02
0%以下とした。
を発揮するためには0.001%以上,好ましくは0.
005%以上の含有が必要である。一方,REMを0.
10%を超えて含有させても,効果が飽和するととも
に,コストアップを招くので,REMは0.10%以下
とした。
部を有するクランクシャフトにおいて,該クランクシャ
フトは,重量%で,C:0.55〜0.61%,Si:
0.60%以下 ,Mn:1.00〜2.00%, S:
0.04〜0.35%,Cr:0.05〜0.50%,
Al:0.005%未満,O:0.0020%以下,残
部Fe及び不可避不純物からなるクランクシャフト用鋼
を熱間鍛造してなる熱間鍛造品であって,該熱間鍛造品
の組織は,初析フェライト分率3%以下のパーライト主
体であり,且つ厚みが20μm以下の硫化物系介在物を
含有し,上記ピン部及び上記ジャーナル部におけるすべ
り軸受との摺動面は,表面粗さRzが1μm以下である
ことを特徴とする被削性及び耐摩耗性に優れたクランク
シャフトである。
の発明のクランクシャフト用鋼を用いて作製されたもの
である。
軸受との摺動円筒面の表面粗さRzは,1μm以下であ
る。 Rzが1μmを超えると,クランクシャフト及び
すべり軸受の耐摩耗性が劣化する。
ャフトで使用される上記クランクシャフト用鋼に加え
て,更に,重量%で, Bi:0.01〜0.30%,
Pb:0.01〜0.30%,Ca:0.0003〜
0.020%,Mg:0.0003〜0.020%,及
びREM:0.001〜0.10%のグループから選ば
れる1種または2種以上を含有していることが好まし
い。これにより,更にクランクシャフト用鋼の被削性が
向上する。本発明のクランクシャフトは,上記請求項2
のクランクシャフト用鋼を用いて作製することができ
る。
ト用鋼を準備し,以下の性能を評価した。クランクシャ
フト用鋼として,本発明の試料A〜I及び比較用の試料
J〜P,ならびに従来よりクランクシャフトに用いられ
ている非調質鋼(従来鋼)の試料Q及び従来鋳鉄の試料
Rを準備した。本発明の試料A〜Iのうち,試料A〜C
(第1発明品)は,重量%で,C:0.55〜0.61
%,Si:0.60%以下,Mn:1.00〜2.00
%, S:0.04〜0.35%,Cr:0.05〜
0.50%, Al:0.005%未満, O:0.00
20%以下,残部Fe及び不可避不純物からなる鋼であ
る。試料D〜Iは,更に,重量%で, Bi:0.01
〜0.30%, Pb:0.01〜0.30%,Ca:
0.0003〜0.020%,Mg:0.0003〜
0.020%,及びREM:0.001〜0.10%の
グループから選ばれる1種または2種以上を含む鋼であ
る。これらの成分を表1に示す。
溶製し,熱間圧延後,φ60mmに鍛伸した。その後,
1200℃にて30分加熱後,空冷の熱処理を行い,供
試材とした。この処理は,実際のクランクシャフト鍛造
工程を模擬したものであり,得られる硬さと組織は,自
動車エンジン用の実際のクランクシャフトの場合とほぼ
一致する。得られた供試材より,硬さ試験片,引張試験
片,切削試験片,熱間加工試験片を切り出し,試験に供
した。
硬さ計を用い,荷重30kgfにて測定した。また,硬
さ試験後に,研磨された試験片を光学顕微鏡で倍率:×
400で50視野観察し,硫化物系介在物の厚みを測定
した。なお,硫化物系介在物の厚みは,測定された値の
最大値をデータとして採用した。その後,試験片を3%
ナイタールにて腐食し,光学顕微鏡で倍率:×400で
ミクロ組織観察を行い,組織判定および50視野のポイ
ントカウンティング法によるフェライト分率の測定を行
った。
引張試験片にて,引張強さ,0.2%耐力,伸び,絞り
を測定した。
トの加工工程を想定し,超硬工具摩耗,切粉処理性,お
よびドリル寿命について行った。なお,これらの試験の
条件を表2に示した。
ブル試験機により,1200℃における高温引張試験を
行い,試験後の絞り値を測定した。
化物系介在物の厚みが20μm以下であり,組織が初析
フェライト分率3%以下のパーライト主体であって,
いずれの特性についても,従来鋼とほぼ同等であり,強
度および被削性の面で,クランクシャフトとしての使用
に適している。特に,第2発明鋼(試料D〜I)につい
ては,非常に優れた被削性を示す。これに対して,比較
鋼Jは,C量が本発明の範囲より低く,フェライト分率
が高くなり,強度面で劣る。比較鋼Kについては,Si
量が本発明の範囲より高く,被削性において劣る。比較
鋼Lについては,Mn量およびCr量が本発明の範囲よ
りも低いため,強度に劣るものであり,比較鋼Mについ
ては,逆にMn量およびCr量が本発明の範囲よりも高
いため,ベイナイト組織が混在し,被削性に劣る。比較
鋼Nについては,S量が本発明の範囲よりも低く,被削
性に劣るものであり,比較鋼Oについては,逆にS量が
本発明の範囲よりも高く,またO(酸素)量も本発明の
範囲よりも高いため,硫化物系介在物の厚みが大きく,
熱間加工性に劣る。比較鋼Pについては,Al量が本発
明の範囲よりも高く,被削性に劣るものである。
に組付け,耐摩耗性について測定した。測定に供する鋼
は,表1に示される,本発明にかかる試料A〜Iと,比
較用としての試料J〜P,および従来よりクランクシャ
フトに用いられている,非調質鋼(従来鋼)Qおよび従
来鋳鉄Rである。これらのうち,試料A〜Qについて
は,真空溶解炉にて溶製し,熱間圧延した後,図1に示
すようなジャーナル部11とピン部12とを有するクラ
ンクシャフト1の形状に熱間鍛造した後,空冷した。こ
れらクランクシャフト鍛造品を,機械加工により仕上げ
て,試験に供した。なお,試料Qについて,ピン部およ
びジャーナル部に焼入れ硬化層深さ3mmとなる高周波
焼入処理を行ったものも用意した。また,試料Rは,J
ISで規定されている鋳鉄:FCD700−2であり,
鋳造によりクランクシャフト形状に鋳込んだ後,機械加
工により仕上げて,供試品とした。なお,本実施例にお
いては,いずれの供試品も,ピン部およびジャーナル部
の機械加工仕上げは,表面粗さRzが0.8μm以下と
なるようなラッピング仕上げとした。
よび各ジャーナルの摺動面を,表面粗さ計を用いて,ク
ランクシャフトの長手方向に10点平均粗さRzおよび
真直度の測定を行った。表面粗さRzは,各ピン部,各
ジャーナル部の中で測定された値の最大値を採用し,表
5に示した。
を,自動車エンジン用すべり軸受とともにエンジンに組
付け,エンジンを運転して行った。ジャーナル部11及
びピン部12におけるすべり軸受との円筒形状の摺動面
10には,運転時に,潤滑油を供給させるようにした。
なお,エンジンの運転条件,運転パターン,運転時間等
の各種試験条件については,供試品間で同一に設定して
行った。
各ジャーナルの真直度変化を再度測定し,試験前後での
真直度変化量から,軸摩耗量を算出した。すなわち,図
2に示すごとく,試験前のクランクシャフトの軸表面形
状31と,試験後の軸表面形状32とを測定し,すべり
軸受の幅Bに相当する部位の両者の変化量を算出して軸
磨耗量33を求めた。また,参考データとして,摩耗試
験の前後での各すべり軸受の重量変化量を測定し,軸受
摩耗量を算出した。これら軸摩耗量および軸受摩耗量の
結果は,各ピン部,各ジャーナル部の中で測定された値
の最大値を採用し,試料Rの結果を100とした場合の
指数表示で,表5に示した。
3において,左から順に,開発鋼(試料G)に高周波焼
入れをしない場合,従来鋼(試料Q)に高周波焼入れを
しない場合,従来鋼(試料Q)に高周波焼入れをした場
合,鋳物(試料R)である場合の軸及び軸受の摩耗量を
示した。これらの値は,鋳物資料Sを100とした時の
相対値で示した。
び各ジャーナル部を切断,研磨し,ビッカース硬さ計に
より,表面硬さ,内部硬さの測定を行った。その後,再
研磨して,光学顕微鏡で倍率:×400にて観察し,硫
化物介在物の厚み測定,3%ナイタールで腐食したミク
ロ組織観察による表層部の組織判定,およびポイントカ
ウンティング法によるフェライト分率の測定を行った。
表面硬さ,内部硬さ,フェライト分率については,各ピ
ン部,各ジャーナル部の中で測定された値の平均値を採
用し,硫化物の厚みについては, 各ピン部,各ジャー
ナル部の中で測定された値の最大値を採用し,表5に示
した。
物系介在物の厚みが20μm以下であり,組織が初析フ
ェライト分率3%以下のパーライト主体であって,軸摩
耗量,軸受摩耗量共に,従来鋼Qの高周波焼入品とほぼ
同等であり,従来鋳鉄Rに比べて優れている。これに対
して,比較鋼Jは,C量が本発明の範囲より低く,フェ
ライト分率が高くなり,軸摩耗量,軸受摩耗量共に劣る
ものであり,比較鋼Kは,Si量が本発明の範囲より高
く,軸摩耗量,軸受摩耗量の面では遜色ないが,実施形
態例1で示したとおり,被削性において劣る。比較鋼L
については,Mn量およびCr量が本発明の範囲よりも
低いため,硬さが低く,軸摩耗量に劣る。比較鋼Mにつ
いては,逆にMn量およびCr量が本発明の範囲よりも
高いため,ベイナイト組織が混在し,軸摩耗量,軸受摩
耗量共に劣る。比較鋼Nについては,S量が本発明の範
囲よりも低く,軸摩耗量,軸受摩耗量の面では遜色ない
が,実施形態例1で示したとおり,被削性に劣るもので
あり,比較鋼Oについては,逆にS量が本発明の範囲よ
りも高く,またO(酸素)量も本発明の範囲よりも高い
ため,硫化物系介在物の厚みが大きく,軸摩耗量,軸受
摩耗量共に劣る。比較鋼Pについては,Al量が本発明
の範囲よりも高く,軸摩耗量,軸受摩耗量共に劣るもの
である。また,従来鋼Qについては,フェライト分率が
高く,高周波焼入を実施しない場合において,軸摩耗
量,軸受摩耗量共に劣っている。
ナル部の表面粗さRzを変化させて試作したクランクシ
ャフトをエンジンに組付け,耐摩耗性について測定する
ことにより,本発明の効果を,更に明らかにする。測定
に供する鋼は,表1に示される,本発明にかかる試料A
であり,真空溶解炉にて溶製し,熱間圧延した後,図1
に示すようなクランクシャフト形状に熱間鍛造後,空冷
したもの(供試品1)と,熱間鍛造後,直ちに900℃
に昇温した熱処理炉内に鍛造品を挿入して,10分間保
持後,毎分0.5℃の割合で徐冷したもの(供試品2)
を作製した。これらクランクシャフト鍛造品を,機械加
工により仕上げて,試験に供した。
ランクシャフトについては,ピン部およびジャーナル部
の機械加工仕上げを,表面粗さRzが0.8μm以下と
なるよう,ラッピング仕上げし,供試品1のクランクシ
ャフトについては,ピン部およびジャーナル部の機械加
工仕上げを,表面粗さRz:0.8μm以下(供試品1
−1),表面粗さRz:2.0〜3.0μm(供試品1
−2),表面粗さRz:4.0〜5.0μm(供試品1
−3)となるよう,種々変化させた。
および各ジャーナル部の摺動面を,表面粗さ計を用い
て,クランクシャフトの長手方向に10点平均粗さ:R
z(試験前の軸粗さ)および真直度の測定を行った。な
おRzは,各ピン部,ジャーナル部の中で測定された値
の最大値を採用し,表6に示した。
を,自動車エンジン用すべり軸受とともにエンジンに組
付け,エンジンを運転して行った。ジャーナル部11及
びピン部12におけるすべり軸受との摺動面10には,
運転時に,潤滑油を供給させるようにした。なお,エン
ジンの運転条件,運転パターン,運転時間等の各種試験
条件については,供試品間で同一に設定して行った。
と同様の方法にて測定した。すなわち,上記摩耗試験後
に,供試品の各ピン部および各ジャーナル部の真直度変
化を再度測定し,試験前後での真直度変化量から,軸摩
耗量を算出した(図2参照)。また,参考データとし
て,摩耗試験の前後での各軸受の重量変化量を測定し,
この重量変化量から軸受摩耗量を算出した。これら軸摩
耗量および軸受摩耗量の結果は,各ピン部,各ジャーナ
ル部の中で測定された値の最大値を採用し,実施形態例
2における試料Rの結果を100とした場合の指数表示
で,表6に示した。
び各ジャーナル部を切断,研磨し,ビッカース硬さ計に
より,表面硬さ,内部硬さの測定を行った。その後,再
研磨して,光学顕微鏡で倍率:×400にて観察し,硫
化物介在物の厚み測定,3%ナイタールで腐食したミク
ロ組織観察による表層部の組織判定,およびポイントカ
ウンティング法によるフェライト分率の測定を行った。
表面硬さ,内部硬さ,フェライト分率については,各ピ
ン部,各ジャーナル部の中で測定された値の平均値を採
用し,硫化物の厚みについては, 各ピン部,各ジャー
ナル部の中で測定された値の最大値を採用し,表6に示
した。
供試品1−2,1−3のように,軸の表面粗さRzが1
μm超えて大きくなったり,供試品2のように,フェラ
イト分率が3%を超えると,軸摩耗量および軸受摩耗量
が劣化することが明らかである。硫化物介在物厚みが2
0μm未満の場合には,軸の耐磨耗性が低下しない。す
なわち,本発明においては,鋼の成分範囲,フェライト
分率,硫化物系介在物の厚み,軸の表面粗さRzが,本
発明の請求範囲内にあるときに,優れた耐摩耗性と被削
性を示すのである。
優れ,軸受に対しての攻撃性も小さく,かつ低コストの
クランクシャフト用鋼及びこれを用いて作製されたクラ
ンクシャフトを提供することができる。
の正面図。
法の概略図。
示す説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量%で,C:0.55〜0.61%,
Si:0.60%以下 ,Mn:1.00〜2.00
%, S:0.04〜0.35%,Cr:0.05〜
0.50%, Al:0.005%未満, O:0.00
20%以下,残部Fe及び不可避不純物からなり,熱間
鍛造後の組織が初析フェライト分率3%以下のパーライ
ト主体であり,且つ厚みが20μm以下の硫化物系介在
物を含有することを特徴とする被削性及び耐摩耗性に優
れたクランクシャフト用鋼。 - 【請求項2】 請求項1のクランクシャフト用鋼に加え
て,更に,重量%で, Bi:0.01〜0.30%,
Pb:0.01〜0.30%,Ca:0.0003〜
0.020%,Mg:0.0003〜0.020%,及
びREM:0.001〜0.10%のグループから選ば
れる1種または2種以上を含有していることを特徴とす
るクランクシャフト用鋼。 - 【請求項3】 ピン部及びジャーナル部を有するクラン
クシャフトにおいて,該クランクシャフトは,重量%
で,C:0.55〜0.61%,Si:0.60%以下
,Mn:1.00〜2.00%, S:0.04〜0.
35%,Cr:0.05〜0.50%,Al:0.00
5%未満,O:0.0020%以下,残部Fe及び不可
避不純物からなるクランクシャフト用鋼を熱間鍛造して
なる熱間鍛造品であって,該熱間鍛造品の組織は,初析
フェライト分率3%以下のパーライト主体であり,且つ
厚みが20μm以下の硫化物系介在物を含有し,上記ピ
ン部及び上記ジャーナル部におけるすべり軸受との摺動
面は,表面粗さRzが1μm以下であることを特徴とす
る被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト。 - 【請求項4】 請求項3のクランクシャフトで使用され
る上記クランクシャフト用鋼に加えて,更に,重量%
で, Bi:0.01〜0.30%, Pb:0.01〜
0.30%,Ca:0.0003〜0.020%,M
g:0.0003〜0.020%,及びREM:0.0
01〜0.10%のグループから選ばれる1種または2
種以上を含有していることを特徴とするクランクシャフ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001052474A JP4507422B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001052474A JP4507422B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002256384A true JP2002256384A (ja) | 2002-09-11 |
| JP4507422B2 JP4507422B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=18913097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001052474A Expired - Fee Related JP4507422B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4507422B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007085290A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Ntn Corp | プランジャ駆動構造 |
| US8267590B2 (en) | 2005-09-26 | 2012-09-18 | Ntn Corporation | Plunger driving structure |
| US9239075B2 (en) | 2010-06-16 | 2016-01-19 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Forged crankshaft |
| JP2016098409A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 新日鐵住金株式会社 | 熱間鍛造品 |
| WO2017199442A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 新日鐵住金株式会社 | 熱間鍛造品 |
| CN115537663A (zh) * | 2022-10-13 | 2022-12-30 | 宝武杰富意特殊钢有限公司 | 高硅高氮非调质钢及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102018125617A1 (de) * | 2018-10-16 | 2020-04-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kurbelwelle |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11350065A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Daido Steel Co Ltd | 旋削加工性に優れた熱間鍛造用非調質鋼 |
| JP2000265242A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-26 | Daido Steel Co Ltd | 耐摩耗性にすぐれた熱間鍛造用非調質鋼 |
| JP2000328193A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-28 | Kobe Steel Ltd | 耐摩耗性に優れた熱間鍛造用非調質鋼 |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052474A patent/JP4507422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11350065A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Daido Steel Co Ltd | 旋削加工性に優れた熱間鍛造用非調質鋼 |
| JP2000265242A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-26 | Daido Steel Co Ltd | 耐摩耗性にすぐれた熱間鍛造用非調質鋼 |
| JP2000328193A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-28 | Kobe Steel Ltd | 耐摩耗性に優れた熱間鍛造用非調質鋼 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007085290A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Ntn Corp | プランジャ駆動構造 |
| US8267590B2 (en) | 2005-09-26 | 2012-09-18 | Ntn Corporation | Plunger driving structure |
| US9239075B2 (en) | 2010-06-16 | 2016-01-19 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Forged crankshaft |
| JP2016098409A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 新日鐵住金株式会社 | 熱間鍛造品 |
| WO2017199442A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 新日鐵住金株式会社 | 熱間鍛造品 |
| CN109154042A (zh) * | 2016-05-20 | 2019-01-04 | 新日铁住金株式会社 | 热锻品 |
| US10975452B2 (en) | 2016-05-20 | 2021-04-13 | Nippon Steel Corporation | Hot forged product |
| CN115537663A (zh) * | 2022-10-13 | 2022-12-30 | 宝武杰富意特殊钢有限公司 | 高硅高氮非调质钢及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4507422B2 (ja) | 2010-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4956146B2 (ja) | 鍛造性と結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼鋼およびその製造方法並びに浸炭部品 | |
| US10370747B2 (en) | Nitrided component | |
| JP6241136B2 (ja) | 肌焼鋼鋼材 | |
| JP7464821B2 (ja) | 軸受軌道用鋼材、および軸受軌道 | |
| JP6561816B2 (ja) | クランクシャフト及びその製造方法 | |
| JP7464822B2 (ja) | 軸受軌道用鋼材、および軸受軌道 | |
| JP5886119B2 (ja) | 肌焼鋼鋼材 | |
| JP4384592B2 (ja) | 高温浸炭特性と熱間鍛造性に優れた浸炭用圧延鋼材 | |
| WO2016035519A1 (ja) | 非調質型軟窒化部品 | |
| JP3713975B2 (ja) | 軸受用鋼 | |
| WO2019230938A1 (ja) | スチールピストン | |
| KR100370454B1 (ko) | 내연기관용 자기 윤활 피스톤 링 재료와 피스톤 링 | |
| JP4507422B2 (ja) | 被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼 | |
| US12352309B2 (en) | Crankshaft | |
| JP3491612B2 (ja) | 被削性及び耐摩耗性に優れたクランクシャフト用鋼 | |
| JP2017133052A (ja) | 浸炭時の粗大粒防止特性と疲労特性と被削性に優れた肌焼鋼およびその製造方法 | |
| CN109154042A (zh) | 热锻品 | |
| JP2011032537A (ja) | 窒化用鋼および窒化部品 | |
| JP4066307B2 (ja) | 自己潤滑性を有する内燃機関用ピストンリング材およびピストンリング | |
| WO2016158375A1 (ja) | 浸炭窒化用鋼材および浸炭窒化部品 | |
| WO2020050053A1 (ja) | 摺動部品用鋼材及びその製造方法 | |
| JP7323850B2 (ja) | 鋼材及び浸炭鋼部品 | |
| JP7833111B2 (ja) | クランクシャフト及びクランクシャフトの製造方法 | |
| JP2007107046A (ja) | 高周波焼入れ用鋼材 | |
| KR102825099B1 (ko) | 강재, 및, 그 강재를 소재로 하는 크랭크 샤프트 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071016 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091224 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100112 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100219 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100413 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100426 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |