JP2002263473A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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JP2002263473A
JP2002263473A JP2001065630A JP2001065630A JP2002263473A JP 2002263473 A JP2002263473 A JP 2002263473A JP 2001065630 A JP2001065630 A JP 2001065630A JP 2001065630 A JP2001065630 A JP 2001065630A JP 2002263473 A JP2002263473 A JP 2002263473A
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Japan
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nozzle
film forming
chamber
substrate
forming chamber
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JP2001065630A
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Tatsuya Sato
達哉 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ条件とノズル条件とを独立して制御
できる超微粒子用の成膜装置を提供する。 【解決手段】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
る成膜装置で、ガスが導入される減圧可能な成膜室と、
該成膜室に接続され前記エアロゾルの流れを形成するノ
ズルを配備した減圧可能なノズル室とを含み、成膜室と
ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は成膜室とノズ
ル室との圧力差を維持しかつ前記ノズルから放出される
超微粒子を通過させ得る開口部を有し、成膜室内には基
板をノズルと対向するように保持しかつノズルに対して
相対位置を変位可能な基板ホルダを配備し、基板に向か
う超微粒子の飛行を妨げないプラズマ発生手段として、
基板ホルダにプラズマ発生用電圧を印加するための電源
手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超微粒子を基板上に
成膜させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ジェットプリンティングシス
テムと称され、金属、セラミックス等の超微粒子をエア
ロゾル化し、微小なノズルを通して高速ビーム化し、こ
れを基板に向けて照射、衝突させることで、強固な皮膜
を形成する方法が知られている。この方法は、機能性材
料を成膜するとき、超微粒子の種類によっては被膜化し
た際に、その結晶構造を維持することが困難であり十分
な機能を発現できない場合があった。
【0003】上記成膜手法は、超微粒子のもつ運動エネ
ルギーの一部が基板へ衝突した際に熱エネルギーに変換
されて微粒子間あるいは基板−微粒子間を焼結させるこ
とを基本原理にしている。高い融点を有する酸化物材料
などの場合、溶融結合に十分な加熱温度を得るために、
超微粒子を数100m/sec以上の高速に加速する
と、超微粒子の結晶構造は基板に衝突すると同時に衝撃
力などにより大きな歪みが入ったり、又は粉砕されるこ
とで大きく変化するという欠点があった。
【0004】また、上記歪みを有する膜内に大きな応力
が発生して残留し、膜特性の低下や、基板からの剥離な
どの問題を招来した。さらに、超微粒子材料が金属の場
合、その表面は酸化膜などが形成されやすく充分な導電
率と基板への付着力を有する皮膜を得ることは困難であ
った。また、酸化物超微粒子材料の場合でも、その表面
への水分子の付着等があると超微粒子同士の結合力は低
下し、特性の良い膜を得ることは困難であった。
【0005】また、従来からプラズマ溶射法という技術
も知られている。この技術は高温プラズマガスを用いて
ノズルから基板に向かって微粒子を吹き付けて成膜する
手法である。この方法では、不活性ガスを電離させて生
じる高温、高速のプラズマジェットの中に、ガスによっ
て粒径数μm以上の微粒子を搬送、投入して供給された
微粒子を加熱すると同時に発生する高い圧力でノズルか
ら噴射、加速し基板に衝突させて成膜させる。上記高温
のプラズマジェットは、皮膜素材を噴射するためのガン
ヘッド内に設けられた陰極と陽極の間に高電圧を印加す
ることでアーク放電を発生し、導入した大気圧近くのガ
スを高温のプラズマにすることにより得られる。
【0006】しかし、発生するプラズマジェットの温度
は高いところでは30000℃に達し、堆積される微粒
子は、この高温プラズマにより融点近傍からそれ以上ま
で加熱され半溶融あるいは溶融状態となり、基板に向け
噴射される。従って、ノズルから噴射される微粒子の結
晶構造は破壊され、材料によっては構成原子の蒸気圧の
差からその組成も変化し、さらに基板上に付着するとき
に冷却され再結晶化する状態を制御することが困難で、
堆積された膜の結晶構造は元の微粒子の結晶構造から大
きく変化してしまうという問題点があった。
【0007】このため、従来では堆積物を元の超微粒子
材料の結晶構造にして特性を向上するために、堆積され
た膜を堆積中あるいは堆積後に再度高温で加熱する必要
があり、この熱処理が微細な機能部品やデバイス部品を
形成するための機能性材料の成膜や微細加工上の大きな
問題になっていた。さらに、超微粒子材料が金属の場合
には、充分な導電率と基板への付着力を有する皮膜を得
ることは困難であった。
【0008】さらに、従来から超微粒子を用いないPV
D、CVDによる薄膜形成方法も知られている。この方
法の場合は、原子、分子状態からの成長過程を経るた
め、酸化物セラミックス材料の場合など、高温での熱処
理が必要になることが多く、また、成膜レートも上記超
微粒子を用いた成膜過程より2桁以上低いため、厚さが
数μm以上の皮膜を得るのは実用上困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題点を解決す
る技術として、例えば、特許第2963993号では基
板に向けて超微粒子を噴射し堆積させて成膜するように
した超微粒子成膜法を開示している。この方法は、少な
くとも超微粒子が基板に衝突する以前においてこれら超
微粒子や基板に、イオン、原子、分子ビームや低温プラ
ズマなどの高エネルギー原子、分子である高速の高エネ
ルギービームを照射することにより、粒子径が10nm
から5μmの範囲にある金属及びセラミックスの上記超
微粒子材料を溶融或いは分解することなく、上記超微粒
子や基板の表面に付着した水分子等による汚染層や酸化
物層を除去したりアモルファス化することで活性化し、
超微粒子流が基板に低速度で衝突しても、低温状態で超
微粒子と基板若しくは超微粒子相互の強固な接合を実現
し、超微粒子の結晶性を保持して緻密で優れた物性と基
板への良好な密着性を有する薄い皮膜を形成するように
している。
【0010】しかしながら、上記方法に用いる成膜装置
は成膜室内にノズルが配備され、同一の排気系により減
圧状態を維持しているため、プラズマ状態がノズル条件
によって大幅に左右されるので制御が非常に困難であっ
た。
【0011】また、プラズマ発生用の放電電極がノズル
からの超微粒子が基板に入射するまでの経路内にある
と、超微粒子の衝撃により放電電極がブラストされ、汚
染物質として膜中に混入する虞がある。また、超微粒子
が付着した電極を定期的に取り出しメンテナンスするこ
とが必要となる。
【0012】本発明は、プラズマを発生させる成膜室と
ノズル条件を設定するノズル室を別々とし、かつ成膜室
とノズル室との圧力差を維持できるようにし、ノズル条
件とは独立してプラズマ条件を制御可能とした成膜装置
を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1に記
載の如く、エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜する成
膜装置であって、活性ガス若しくは不活性ガス、又は、
これら両者の混合ガスが導入される減圧可能な成膜室
と、該成膜室に接続され前記エアロゾルの流れを形成す
るノズルを配備した減圧可能なノズル室とを含み、前記
成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は
前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ前記
ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る開口
部を有し、前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対
向するように保持しかつノズルに対して相対位置を変位
可能な基板ホルダを配備し、前記基板に向かう前記超微
粒子の飛行を妨げないプラズマ発生手段として、前記基
板ホルダにプラズマ発生用電圧を印加するための電源手
段を設けた成膜装置により達成することができる。
【0014】また、上記目的は請求項2に記載の如く、
エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜する成膜装置であ
って、活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者
の混合ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室
に接続され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配
備した減圧可能なノズル室とを含み、前記成膜室と前記
ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は前記成膜室と
前記ノズル室との圧力差を維持しかつ前記ノズルから放
出される前記超微粒子を通過させ得る開口部を有し、前
記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するように
保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板ホ
ルダを配備し、前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を
妨げないプラズマ発生手段として、前記成膜室の周囲に
高周波誘導コイルが巻装されている成膜装置によっても
達成することができる。
【0015】また、上記目的は請求項3に記載の如く、
エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜する成膜装置であ
って、活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者
の混合ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室
に接続され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配
備した減圧可能なノズル室とを含み、前記成膜室と前記
ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は前記成膜室と
前記ノズル室との圧力差を維持しかつ前記ノズルから放
出される前記超微粒子を通過させ得る開口部を有し、前
記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するように
保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板ホ
ルダを配備し、前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を
妨げないプラズマ発生手段として、前記成膜室の周囲に
アンテナと該アンテナの外側に、電磁コイルを巻装した
ヘリコン波放電装置を併設した成膜装置によっても達成
することができる。
【0016】また、上記目的は請求項4に記載の如く、
エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜する成膜装置であ
って、活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者
の混合ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室
に接続され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配
備した減圧可能なノズル室とを含み、前記成膜室と前記
ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は前記成膜室と
前記ノズル室との圧力差を維持しかつ前記ノズルから放
出される前記超微粒子を通過させ得る開口部を有し、前
記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するように
保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板ホ
ルダを配備し、前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を
妨げないプラズマ発生手段として、前記成膜室側にマイ
クロ波導入用の窓を設けた成膜装置によっても達成する
ことができる。
【0017】また、上記目的は請求項5に記載の如く、
エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜する成膜装置であ
って、活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者
の混合ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室
に接続され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配
備した減圧可能なノズル室とを含み、前記成膜室と前記
ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は前記成膜室と
前記ノズル室との圧力差を維持しかつ前記ノズルから放
出される前記超微粒子を通過させ得る開口部を有し、前
記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するように
保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板ホ
ルダを配備し、前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を
妨げないプラズマ発生手段として、前記成膜室の周囲に
共鳴磁場を設けると共に該成膜室にマイクロ波放射装置
が接続されている成膜装置によって達成することができ
る。
【0018】また、上記目的は請求項6に記載の如く、
エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜する成膜装置であ
って、活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者
の混合ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室
に接続され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配
備した減圧可能なノズル室とを含み、前記成膜室と前記
ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔壁は前記成膜室と
前記ノズル室との圧力差を維持しかつ前記ノズルから放
出される前記超微粒子を通過させ得る開口部を有し、前
記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するように
保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板ホ
ルダを配備し、前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を
妨げないプラズマ発生手段として、前記成膜室の周囲に
リング状電極を設け該リング状電極に高周波電源が接続
されている成膜装置によっても達成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0020】図1は、第1実施例の成膜装置100につ
いて示している。本成膜装置100はエアロゾル中の超
微粒子を基板上に成膜させれる装置である。この成膜装
置100の成膜室2は、活性ガス若しくは不活性ガス、
又は、これら両者の混合ガスを導入するガス導入管1を
有すると共に、排気装置11により減圧可能とされてい
る。
【0021】上記成膜室2にはノズル室4が接続されて
いる。このノズル室4は上記エアロゾルの流れを形成す
るノズル3を配備し、排気装置12により減圧可能とさ
れている。
【0022】上記成膜室2とノズル室4との間には隔壁
5が形成されている。この隔壁5には、上記成膜室2と
上記ノズル室4の圧力差を維持し、かつノズル3から放
出される超微粒子流6を通過させることができる開口部
7が形成されている。
【0023】上記成膜室2内には、基板8を上記ノズル
3と対向するように保持し、さらにノズル3に対して基
板8の相対位置を変位可能とすることができる基板ホル
ダ9が配備されている。
【0024】上記基板8に向かう超微粒子流6の飛行を
妨げないプラズマ発生手段として、上記基板ホルダ9に
プラズマ発生用電圧を印加するための電源手段10を有
している。
【0025】なお、電源手段10から基板ホルダ9に印
加される電圧は、放電開始電圧以上の電圧であれば、直
流、交流、中周波及び高周波、並びにこれらの重畳され
た電圧のいずれも用いることができる。
【0026】例えば、上記電源手段10を高周波電源と
し、導入ガスをAr等の不活性ガスとする。このとき、
成膜室2内は予め10−5Torr以下の圧力に真空排
気し、その後、Ar等の不活性ガスを10−4〜10
−3Torrの圧力で導入する。また、ノズル室4は超
微粒子を放出する前に、予め数Torr以下の圧力に真
空排気する。
【0027】上記成膜室2とノズル室4との間の隔壁5
の開口部7は、ノズル3から放出される超微粒子流6を
通過させ得る程度の小さなものであり、成膜室2とノズ
ル室4の圧力差は充分に維持できるように形成されてい
る。
【0028】ここで、上記電源手段10からの電圧を基
板ホルダ9に印加すると高周波プラズマPを発生させる
ことができる。その後、ノズル3を通してエアロゾル化
チャンバー13で発生させたエアロゾルを放出させて超
微粒子流6を形成する。このとき、超微粒子流6が基板
8に衝突する以前において、上記プラズマPからこれら
超微粒子流6および基板8にArイオンが照射され、超
微粒子流6の超微粒子および基板8の表面が活性化され
る。
【0029】活性化された超微粒子流6は、基板8に噴
射されて堆積膜を形成する。この時、ノズル3から噴射
される超微粒子流6の速度は、ノズル3の開口断面積や
エアロゾル化チャンバー13内の圧力で制御することが
できる。
【0030】本装置での成膜に際しては、基板ホルダ9
が図示されない駆動手段によりノズルに対して相対位置
を変位可能となっており超微粒子の入射位置をスキャン
することにより基板面内に均一な膜を作製することが可
能となる。
【0031】なお、前述のように成膜室2とノズル室4
の間には隔壁5が存在し、かつこの隔壁5の開口部7は
ノズル3から放出される超微粒子流6を通過させ得る程
度の小さなものであればよく、成膜室2とノズル室4と
の圧力差が充分に維持されエアロゾル化チャンバー13
の圧力を変えてノズル3からの超微粒子流6を制御して
も、成膜室2内の圧力は大幅な変化を起こさない開口サ
イズとされているため、安定したプラズマ状態を維持す
ることができる。
【0032】本第1実施例の成膜装置によれば、超微粒
子材料の基板8への吹き付けによる成膜エネルギー(運
動エネルギー)の供給と、プラズマPによる超微粒子活
性化エネルギーの供給が独立に行えるため、超微粒子材
料を溶融することなく活性化し、上記超微粒子と基板若
しくは超微粒子相互の結合を促進させ、超微粒子の結晶
性を保持したまま緻密で良好な膜物性と基板への良好な
密着性を有する堆積物を形成することができる。
【0033】本実施例による成膜装置100は、例え
ば、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化チタンやPZTなどのセ
ラミックスのエアロゾルを使用して成膜する際に特に有
利である。また、導入するガス種は不活性ガスに限ら
ず、酸化性、還元性などの活性ガスや、不活性ガスと活
性ガスの混合ガスを用いることができるので、反応性
(酸化、還元、窒化、塩化、炭素化反応など)の成膜も
他の条件と独立して制御可能で、超微粒子表面に反応層
を形成した後に堆積させて成膜することも可能である。
【0034】すなわち、図2に例示した素子の如く、本
装置で例えばAlのエアロゾルを用いて、酸化物層11
1(Al)を表面に形成したAl超微粒子112
の堆積によるMIM素子を好適に作製できる。また、S
iのエアロゾルを使用して、酸化物層(SiO)を表
面に形成したSi超微粒子の堆積によるMIS素子の作
製にも適用できる。
【0035】次に、図3は本発明の第2実施例の成膜装
置200について示している。本成膜装置200は図1
の成膜装置100に加えて、基板ホルダ9の背面側に磁
界発生手段21を配備しており、これにより超微粒子流
の経路上に直交電磁界が発生するように構成されてい
る。
【0036】なお、図1と同一部位には同一符号を付し
て、重複する説明は省略する。さらに、以下において実
施例で示す成膜装置の符号についても同様である。
【0037】電子は常に電界と磁界の両方に直行する方
向に運動しドリフト運動を行うため、電極に到達するま
での電子の移動距離を長くすることができる。このた
め、本成膜装置200では1個の電子によるガス分子へ
の衝突の機会を増すことによりプラズマを高密度化し、
これにより、活性化に必要なイオン密度を増すことがで
きる。
【0038】上記磁界発生手段21として、永久磁石、
電磁石のいずれも使用可能である。さらに、磁石の配置
を電子のドリフト運動の軌跡が1つの無終端の閉じた経
路を描くように配置した、いわゆるマグネトロン式にす
ると、プラズマ密度をより高密度化し活性化の効果を高
めることができる上に電子衝撃による基板温度の上昇を
防ぐことができる。
【0039】なお、このとき、磁界発生手段21はノズ
ルからの超微粒子の飛行を妨げない位置に配置される。
このように構成することで、ノズルからの超微粒子は磁
界発生手段21に直接入射することがないため、磁界発
生手段21が超微粒子流6の衝撃により損傷することを
抑制することができる。
【0040】図4は、第3実施例の成膜装置300につ
いて示している。本成膜装置300では、成膜室2内の
プラズマ発生領域に、高周波誘導コイル31が巻装され
て高周波電源32に接続され、1〜50MHz、例え
ば、通常の商用周波数である13.56MHzを印加し
てガス導入管1から供給されるガスにプラズマを発生さ
せるようにされている。
【0041】そして、プラズマ中のイオンがノズル3か
らの超微粒子に照射されて、その表面を活性化若しくは
表面への化合物被膜(酸化膜、窒化膜など)を形成する
ようになっている。
【0042】本第3実施例の成膜装置300では、成膜
室2内には放電用電極が設けられておらず、即ち、電極
による超微粒子の散乱や電極汚れによるプラズマの不安
定化を抑制できる。
【0043】図5は、第4実施例の成膜装置400につ
いて示している。本成膜装置400では、成膜室2の外
側にアンテナ42を配設すると共に、更にその外側に電
磁コイル41を軸方向に連装させ、1〜50MHz、例
えば、13.56MHzの高周波をこのアンテナ42
、及び電磁コイル41に付与してヘリコン波を発生さ
せ、このヘリコン波の生起を介しガス導入管1から供給
されるガスに電離を生じさる。これによりプラズマを発
生させ、このプラズマ発生領域に於てプラズマ中のイオ
ンがノズル3からの超微粒子に照射されて、その表面を
活性化若しくは表面への化合物被膜(酸化膜、窒化膜な
ど)を形成するようしている。
【0044】本第4実施例の成膜装置400でも、成膜
室2内には放電用電極が設けられておらず、即ち、電極
による超微粒子の散乱や電極汚れによるプラズマの不安
定化を抑制することができる。
【0045】図6は、第5実施例の成膜装置500につ
いて示している。本成膜装置500では、成膜室2には
アルミナ・セラミックス又は石英等のマイクロ波導入用
の誘電体窓51、52が設けられている。
【0046】ガス導入管1からガスが成膜室2内に放出
されと同時併行的に、マイクロ波電源(図示せず)から
の周波数500MHz以上の、好ましくは2.45GH
zのマイクロ波を導波部(図示せず)に通し、ついで誘
電体窓51を介して成膜室2内に導入する。かくして、
成膜室2内に導入されたガスは、マイクロ波のエネルギ
ーにより励起されて解離し、中性ラジカル粒子、イオン
粒子、電子等が生成され、ガスにプラズマを発生させる
ようにされている。
【0047】そして、プラズマ中のイオンがノズル3か
らの超微粒子に照射されて、その表面を活性化若しくは
表面への化合物被膜(酸化膜、窒化膜など)を形成する
ようにされている。
【0048】本第5実施例の成膜装置500でも、成膜
室2内には放電用電極が設けられておらず、即ち、電極
による超微粒子の散乱や電極汚れによるプラズマの不安
定化を抑制できる。
【0049】図7は、第6実施例の成膜装置600につ
いて示している。本成膜装置600では、成膜室2にマ
イクロ波放射装置62を接続して、例えば、2.45G
Hzのマイクロ波を発生させ、更に、成膜室の外側に共
鳴磁場61の電磁コイルにより、例えば875ガウス等
の共鳴磁場を付与してプラズマを発生させる。このプラ
ズマ発生領域に於てプラズマ中のイオンがノズル3から
の超微粒子に照射されて、その表面を活性化若しくは表
面への化合物被膜(酸化膜、窒化膜など)を形成するよ
うにされている。
【0050】本第6実施例の成膜装置600でも、成膜
室2内には放電用電極が設けられておらず、即ち、電極
による超微粒子の散乱や電極汚れによるプラズマの不安
定化を抑制することができる。
【0051】図8は、第7実施例の成膜装置700につ
いて示している。本成膜装置700では、成膜室2の外
側にリング状の電極71、72を長手方向に連装して遊
嵌し、各々高周波電源73に接続して1〜50MHz、
例えば13.56MHzの商用周波数の通電を印加する
ように構成している。このようにすることにより、プラ
ズマを発生させ、このプラズマ発生領域に於てプラズマ
中のイオンがノズル3からの超微粒子に照射されて、そ
の表面を活性化若しくは表面への化合物被膜(酸化膜、
窒化膜など)を形成するようにされている。
【0052】本第7実施例の成膜装置700でも、成膜
室2内には放電用電極が設けられておらず、即ち、電極
による超微粒子の散乱や電極汚れによるプラズマの不安
定化を抑制することができる。
【0053】図9は、第8実施例の成膜装置800につ
いて示している。本成膜装置800では、成膜室2とノ
ズル室4との間に排気装置82により減圧可能な中間室
81を形成し、成膜室2と中間室81との間の隔壁5お
よび隔壁83には成膜室2とノズル室4の圧力差を維持
し、かつノズル3から放出される超微粒子流6を通過さ
せ得る開口部7および開口部84を形成している。ま
た、中間室81と排気装置82の間にはコンダクタンス
バルブなどの排気速度制御用手段85を備えている。
【0054】このように中間室81を成膜室2とノズル
室4の間に設けることにより、エアロゾル化チャンバー
13の圧力を変えてノズル3からの超微粒子流6を制御
しても、中間室81における排気速度を調整することに
より、成膜室2内の圧力の大幅な変化を回避でき、安定
したプラズマ状態を維持することができようになる。
【0055】本実施例による中間室を設ける構成は、前
述した実施例で示した成膜装置に適用することができ
る。
【0056】さらに、図10は前記実施例の成膜装置に
適用できる速度選別器90について示している。速度選
別器90は、幅Wのスリット92を有する半径rの円
板91と、幅Wのスリット94を有する半径rの円板
93が図11のごとく位相角φで距離Lを隔てて同一
の回転軸95に結合されており、角速度ωで回転するも
のである。
【0057】図12は、図5に示した第4実施例の成膜
装置400に、上記速度選別器90を適用した例を示し
ている。この成膜装置400で成膜時には、図12に示
すように、ノズル室4内において回転軸95は超微粒子
流6とは平行となるように設定され、図示されない回転
導入手段により回転される。ここで、スリット92を通
過した超微粒子流6は、時間t後に円板93のところに
到達する。そのときスリット94がちょうどそこに来て
いれば超微粒子流6はスリット94を通過することがで
きる。
【0058】超微粒子流6の速度をV、円板間の距離を
L、円板91と円板93がなす位相角をφ、円板の回
転角速度をωとすると、 t=L/V=φ/ω の関係が成り立つ。
【0059】実際にはスリット94には幅Wがあるの
で、φにもある幅が生じて、通過する速度Vには、 (ωL/φmax)<v<(ωL/φmin) (1) の範囲のものが入ってくる。
【0060】円板の半径をrとすると、 φmin=φ−(W/r)、および、φmax=φ
+(W/r) となる。
【0061】これにより、上記(1)式の範囲の速度に
限定された超微粒子流がプラズマ中を通過するため、プ
ラズマとの相互作用時間は速度範囲に相当する時間範囲
に限定される。これは、超微粒子表面にプラズマ反応に
より反応層を一定の厚さだけ形成する場合に都合が良
い。
【0062】特に、Alのエアロゾルを使用し、酸化物
層(Al)を表面に形成したAl超微粒子の堆積
によるMIM素子の作製、あるいはSiのエアロゾルを
使用し、酸化物層(SiO)を表面に形成したSi超
微粒子の堆積によるMIS素子の作製において有効であ
る。
【0063】なお、成膜の効率を上げるために、円板に
複数のスリットを設けて超微粒子流が通過できる箇所を
複数にしても、勿論よい。
【0064】また、ここではノズル室4内に本速度選別
器90を配置する場合について説明したが、成膜室2内
に配置した場合でも充分に機能させることができる。
【0065】さらに、図13も実施例の成膜装置に適用
できる他の速度選別器900について示している。この
速度選別器900は、幅Wのスリット102を有する半
径r の円板101を結合した回転円筒105と、幅W
のスリット104を有する半径rの円板103を結合
した回転軸106が、図14のごとく円板同士の位相角
φの状態で、距離Lを隔てて同軸上に配置されてお
り、同一方向に角速度ωで回転するものである。
【0066】また、回転円筒105と回転軸106は図
示されない別々の回転導入手段により回転しており独立
して駆動することができるようになっている。
【0067】図15は、図5に示した第4実施例の成膜
装置400に上記速度選別器900を適用した例を示し
ている。この成膜装置400で成膜時には、図15に示
すように、ノズル室4内において回転円筒105および
回転軸106は超微粒子流6とは平行となるように設定
され、図示されない回転導入手段により回転される。こ
こで、スリット102を通過した超微粒子流6は、時間
t後に円板103のところに到達する。そのときスリッ
ト104がちょうどそこに来ていれば超微粒子流6はス
リット104を通過することができる。
【0068】超微粒子流6の速度をV、円板間の距離を
L、円板91と円板93がなす位相角をφ、円板の回
転角速度をωとすると t=L/v=φ/ω の関係が成り立つ。
【0069】実際にはスリット104には幅Wがあるの
で、φにもある幅が生じて、通過する速度Vは、 (ωL/φmax)<v<(ωL/φmin) (2) の範囲のものが入ってくる。
【0070】円板の半径をrとすると、 φmin=φ−(W/r)、および、φmax=φ
+(W/r) となる。
【0071】これにより、上記(2)式の範囲の速度に
限定された超微粒子流がプラズマ中を通過するため、プ
ラズマとの相互作用時間は速度範囲に相当する時間範囲
に限定される。これは、超微粒子表面にプラズマ反応に
より反応層を一定の厚さだけ形成する場合に都合が良
い。
【0072】特に、Alのエアロゾルを使用し、酸化物
層(Al)を表面に形成したAl超微粒子の堆積
によるMIM素子の作製、あるいはSiのエアロゾルを
使用し、酸化物層(SiO)を表面に形成したSi超
微粒子の堆積によるMIS素子の作製において有効であ
る。
【0073】ここで本速度選別器900の場合は、回転
円筒と回転軸は独立しており別々の回転導入手段で回転
させることが可能であるため、円板同士の位相角φ
任意に設定できる。これにより、設定したい速度範囲毎
に装置内を大気圧として速度選別器を交換する必要がな
く、1つの速度選別器でプラズマ中を通過する時間範囲
を自由に選択することが可能となる。
【0074】なお、成膜の効率を上げるために、円板に
複数のスリットを設けて超微粒子流が通過できる箇所を
複数にしても、勿論よい。
【0075】また、ここではノズル室4内に本速度選別
器900を配置する場合について説明したが、成膜室2
内に配置した場合でも充分に機能させることができる。
【0076】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、本発明によれば、超微粒子材料を基板へ吹き付ける
際の成膜エネルギーの供給と、プラズマによる超微粒子
活性化エネルギーの供給を独立して制御できる。よっ
て、超微粒子材料を溶融することなく活性化し、超微粒
子と基板若しくは超微粒子相互の結合を促進させ、超微
粒子の結晶性を保持したまま緻密で良好な膜物性と、基
板への良好な密着性を有する堆積物を基板上に形成でき
る成膜装置として提供できる。
【0078】さらに、成膜室内に放電用電極を設けない
構成とした場合には、電極による超微粒子の散乱や電極
汚れによるプラズマの不安定化を抑制した成膜装置とし
て提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図2】MIM素子について説明している図である。
【図3】第2実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図4】第3実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図5】第4実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図6】第5実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図7】第6実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図8】第7実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図9】第8実施例の成膜装置について示している図で
ある。
【図10】実施例の成膜装置に適用できる速度選別器に
ついて示している図である。
【図11】図10の速度選別器の円板について示す図で
ある。
【図12】第4実施例の成膜装置に速度選別器を適用し
た例を示す図である。
【図13】実施例の成膜装置に適用できる他の速度選別
器について示している図である。
【図14】図13の速度選別器の円板について示す図で
ある。
【図15】第4実施例の成膜装置に他の速度選別器を適
用した例を示す図である。
【符号の説明】
1 ガス導入管 2 成膜室 3 ノズル 4 ノズル室 5 隔壁 6 超微粒子流 7 開口部 8 基板 9 基板ホルダ 10 電源手段 11 排気装置 12 排気装置 100 成膜装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 1/46 H05H 1/46 L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
    る成膜装置であって、 活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者の混合
    ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室に接続
    され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配備した
    減圧可能なノズル室とを含み、 前記成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔
    壁は前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ
    前記ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る
    開口部を有し、 前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するよう
    に保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板
    ホルダを配備し、 前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を妨げないプラズ
    マ発生手段として、前記基板ホルダにプラズマ発生用電
    圧を印加するための電源手段を設けた、ことを特徴とす
    る成膜装置。
  2. 【請求項2】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
    る成膜装置であって、 活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者の混合
    ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室に接続
    され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配備した
    減圧可能なノズル室とを含み、 前記成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔
    壁は前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ
    前記ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る
    開口部を有し、 前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するよう
    に保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板
    ホルダを配備し、 前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を妨げないプラズ
    マ発生手段として、前記成膜室の周囲に高周波誘導コイ
    ルが巻装されている、ことを特徴とする成膜装置。
  3. 【請求項3】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
    る成膜装置であって、 活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者の混合
    ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室に接続
    され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配備した
    減圧可能なノズル室とを含み、 前記成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔
    壁は前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ
    前記ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る
    開口部を有し、 前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するよう
    に保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板
    ホルダを配備し、 前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を妨げないプラズ
    マ発生手段として、前記成膜室の周囲にアンテナと該ア
    ンテナの外側に、電磁コイルを巻装したヘリコン波放電
    装置を併設した、ことを特徴とする成膜装置。
  4. 【請求項4】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
    る成膜装置であって、 活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者の混合
    ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室に接続
    され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配備した
    減圧可能なノズル室とを含み、 前記成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔
    壁は前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ
    前記ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る
    開口部を有し、 前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するよう
    に保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板
    ホルダを配備し、 前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を妨げないプラズ
    マ発生手段として、前記成膜室側にマイクロ波導入用の
    窓を設けた、ことを特徴とする成膜装置。
  5. 【請求項5】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
    る成膜装置であって、 活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者の混合
    ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室に接続
    され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配備した
    減圧可能なノズル室とを含み、 前記成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔
    壁は前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ
    前記ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る
    開口部を有し、 前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するよう
    に保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板
    ホルダを配備し、 前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を妨げないプラズ
    マ発生手段として、前記成膜室の周囲に共鳴磁場を設け
    ると共に該成膜室にマイクロ波放射装置が接続されてい
    る、ことを特徴とする成膜装置。
  6. 【請求項6】 エアロゾル中の超微粒子を基板に成膜す
    る成膜装置であって、 活性ガス若しくは不活性ガス、又は、これら両者の混合
    ガスが導入される減圧可能な成膜室と、該成膜室に接続
    され前記エアロゾルの流れを形成するノズルを配備した
    減圧可能なノズル室とを含み、 前記成膜室と前記ノズル室との間に隔壁を形成し、該隔
    壁は前記成膜室と前記ノズル室との圧力差を維持しかつ
    前記ノズルから放出される前記超微粒子を通過させ得る
    開口部を有し、 前記成膜室内には前記基板を前記ノズルと対向するよう
    に保持しかつノズルに対して相対位置を変位可能な基板
    ホルダを配備し、 前記基板に向かう前記超微粒子の飛行を妨げないプラズ
    マ発生手段として、前記成膜室の周囲にリング状電極を
    設け該リング状電極に高周波電源が接続されている、こ
    とを特徴とする成膜装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210106619A (ko) * 2020-02-20 2021-08-31 세메스 주식회사 에어로졸 증착 장치

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