JP2002272995A - 遊技台のストッパーテコ - Google Patents

遊技台のストッパーテコ

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JP2002272995A JP2002027080A JP2002027080A JP2002272995A JP 2002272995 A JP2002272995 A JP 2002272995A JP 2002027080 A JP2002027080 A JP 2002027080A JP 2002027080 A JP2002027080 A JP 2002027080A JP 2002272995 A JP2002272995 A JP 2002272995A
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誠 田結
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパーテコの回動に伴う問題を防止する
事が出来るストッパーテコを提供すること。 【解決手段】 ストッパーテコ33は、当接面33aを
有する停止部33bと、停止部33bの根元部分から湾
曲して伸びるアーム33cと、停止部33bとアーム3
3cとの間にて遊技球を受ける凹状の玉受部33dと、
ストッパーテコ33の回動中心である軸部33eと、軸
部33eより後方に伸びるテコ部33fと、テコ部33
fに設けられてプランジャ37aが係止される係止軸部
33gとから構成されている。特に、玉受部33dの底
部33d1の右側には、軸部33eを中心とする円の接
線方向(即ち垂直方向)に、平坦面を形成する様に盛り
上げられた底上げ部33d2が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自身の回動により
遊技球の通過、又は通過の阻止を行う遊技台(パチンコ
機)のストッパーテコに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の入賞口に遊技球が入
った(入賞した)場合には、どの入賞口に入ったかをセ
ンサ(賞球スイッチ)によって検出するとともに、図1
2(b)に示すように、その遊技球(入賞球)をパチン
コ機の下部のセーフ玉通路P1に案内している。このセ
ーフ玉通路P1では、矢印B方向に回動しているストッ
パーテコP3によって、通路P1を閉鎖して遊技球を所
定の停止位置で停止させ、センサ(セーフ玉スイッチP
4)によってその遊技球を検知している。
【0003】そして、セーフ玉スイッチP4によって遊
技球を検知した場合には、1個の遊技球に対して、当該
賞球スイッチで検出した入賞口の種類に応じて、例えば
5個、10個又は15個の数の賞品球を払い出してい
る。それとともに、ストッパーテコP3を矢印A方向に
回動させて、遊技球を一旦凹状の球受部に受けた後に、
ストッパーテコを矢印B方向に回動させて、遊技球を球
受部から通路P1の下方に放出している。
【0004】この時、連続して入賞した場合には、複数
の遊技球が互いに接触した状態で通路P1に並ぶので、
ストッパーテコP3の1往復の動作で、遊技球は一つず
つ下方に放出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記ストッ
パーテコP3の上下方向(矢印A,B方向)の回動に関
連して、ストッパーテコに多少ガタがある場合、或いは
当接面にバリや凹凸がある場合など、のように予期せぬ
不具合があると次の遊技球がストッパーテコによって戻
り方向に弾かれ、パチンコ機の正常な動作が妨げられる
事があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、ストッパーテコの回動に伴う問題を防止する事が
出来るストッパーテコを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のストッ
パーテコは、自身の回動により、1つの遊技球を保留状
態又は放出状態にし、前記ストッパーテコが下方に回動
した位置では、当接面にて遊技球と当接して遊技球を保
留状態とし、上方に回動した位置では、前記当接面によ
る遊技球への当接を解除して放出状態にする停止部と、
前記ストッパーテコの回動の中心である軸部と、前記ス
トッパーテコが下方から上方に回動する際に前記遊技球
が戻り方向に弾かれないように、前記停止部の当接面の
下部を切り欠いて成る切り欠き部分と、を有するととも
に、前記切り欠き部分は、前記当接面の上部よりも、前
記軸部からの距離が短くなるように切り欠かれている。
【0008】特に本発明では、ストッパーテコの停止部
の当接面が切り欠かれ、その切り欠き部分である当接面
の下部が、当接面の上部よりも、前記回動の中心である
軸部からの距離が短くなるように切り欠かれているの
で、例えストッパーテコに多少ガタがあっても、或いは
当接面にバリや凹凸があっても、次の遊技球が(ストッ
パーテコの停止部によって)戻り方向に弾かれる事がな
い。
【0009】請求項2に記載のストッパーテコは、請求
項1記載の発明に加えて、前記ストッパーテコが上方に
回動した場合には、放出状態となった遊技球を受け止
め、下方に回動した場合には、前記放出状態で受け止め
ていた遊技球を下流側に放出する球受部を有するととも
に、前記停止部が下方へ回動した際に、前記球受部に受
けられた遊技球に当接する次の遊技球が戻り方向に弾か
れないように、前記球受部が底上げされている。
【0010】つまり本発明によれば、仮に予期せぬ原因
で不具合があり、ストッパーテコの停止位置が適正な位
置よりずれることがあっても、球受部が底上げされてい
るので、ストッパーテコが下方に回動するときに、球受
部内の遊技球によって、次の遊技球が戻り方向に弾かれ
ることがない。
【0011】請求項3に記載の発明では、前記ストッパ
ーテコの球受部の底上げされた部分が、前記ストッパー
テコの回動中心に対してその接線方向に平坦面を形成す
るように盛り上げられている。つまり、ストッパーテコ
の球受部の底上げされた部分の形状として、ストッパー
テコの回動中心に対してその接線方向に平坦面を形成す
る形状を採用することができ、請求項1又は請求項2の
発明の効果に加えて一層、次の遊技球が戻り方向に弾か
れることがない。
【0012】請求項4に記載の発明では、前記ストッパ
ーテコは、遊技球を下流側に案内するとともに、前記遊
技球を所定の停止位置で停止させる通路に設けられてい
るので、遊技球を戻り方向に弾くことなく確実に停止さ
せ、下流側に案内することが出来る。
【0013】請求項5に記載の発明では、本発明のスト
ッパーテコを、カードによって遊技球の払い出しが行わ
れるCR機に用いられるものとすることができる。請求
項6に記載の発明では、本発明が実施される好適なスト
ッパーテコとして、ストッパーテコの回動中心である軸
部より後方に伸びるテコ部を備えたものを採用すること
が出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機(遊技
台)のストッパーテコの好適な実施例の形態の例(実施
例)について図面に基づいて説明する。(実施例)本実
施例が適用されるパチンコ機は、カードにて遊技球を払
い出すことができるいわゆるCR機である。尚、図2
は、CR機を表側から示したものであり、図3はその遊
技盤等を除いた部分を裏側から示したものである。
【0015】a)図2に示す様に、CR機は、カードユ
ニット1が側方に配置される遊技台2であり、遊技台2
の遊技盤3には、複数の入賞口5が設けられている。各
入賞口5には、入賞口5に入った(入賞した)遊技球
(入賞球)を検知するために、近接センサである賞球ス
イッチ7(図6参照)が配置されている。尚、どの入賞
口5に入ったかによって賞品球の数が異なるので、どの
賞球スイッチ7からの信号かに応じて、賞品球の数が設
定される。
【0016】図3に示す様に、CR機の裏側の上側に
は、遊技球を溜めるタンク11が設けられ、その下側に
は遊技球をタンク11から下流側に案内するタンクレー
ル13が設けられている。また、タンクレールの下流側
には、賞品球払出機構15が設けられるとともに、賞品
球払出機構15の下部には、賞品球を払い出すための排
出モータ16が配置されている。更に、遊技盤3の下側
の位置には、入賞口5から入った遊技球を下流側に案内
するセーフ玉通路17(案内通路)が設けられ、このセ
ーフ玉通路17に、入賞球をチェックするセーフ機構1
9が設けられている。
【0017】b)前記賞品球払出機構15は、図4
(a),(b)に示す様に、入賞口5に遊技球が入った
場合に駆動されて、入賞口5の種類に応じた個数の賞品
球を払い出す機構である。この賞品球払出機構15は、
タンクレール13からの遊技球(賞品球)を導入する賞
品球通路21と、回転して賞品球を1個づつ(賞品球通
路21を)通過させるモーターカム23と、モータカム
23を回転させる排出モータ16(図3参照)と、モー
ターカム23の回転を停止させるモーターカムストッパ
25と、モーターカムストッパ25を解除するために自
身のプランジャ25aを(図の下方に)駆動する排出ソ
レノイド27と、モーターカムストッパ25をかけるた
めにプランジャ25aを(図の上方に)付勢するバネ部
材29と、払い出される賞品球を検知する排出スイッチ
31とを備えている。
【0018】一方、セーフ機構19は、図4(c),
(d)に示す様に、入賞口5に入った遊技球(入賞球)
を案内するセーフ玉通路17と、セーフ玉通路17を開
閉するストッパーテコ33と、ストッパーテコ33にて
停止させられた遊技球を検知するセーフ玉スイッチ35
と、セーフ玉通路17を開くために自身のプランジャ3
7aを(図の下方に)駆動してストッパーテコ33を回
動させるセーフ玉ソレノイド37と、セーフ玉通路17
を閉じるためにプランジャ37aを(図の上方に)付勢
してストッパーテコ33を回動させるバネ部材39とを
備えている。
【0019】前記ストッパーテコ33は、図5に示す様
に、遊技球に当接して停止させる当接面33aを有する
略四角形状の停止部33bと、停止部33bの根元部分
から斜め前方に湾曲して伸びるアーム33cと、停止部
33bとアーム33cとの間にて凹状とされて遊技球を
受ける玉受部33dと、ストッパーテコ33の回動中心
である軸部33eと、軸部33eより後方に伸びるテコ
部33fと、テコ部33fに設けられて前記セーフ玉ソ
レノイド37のプランジャ37aが係止される係止軸部
33gとから構成されている。
【0020】前記玉受部33dの底部33d1における
図の右側には、軸部33eを中心とする円の接線方向
(即ち図の垂直方向)に、平坦面を形成する様に盛り上
げられた底上げ部33d2が設けられている。つまり、
従来は、図の点線が底部であったが、この底部を埋める
様に底上げ部33d2が形成されている。
【0021】本実施例では、この底上げ部33d2の高
さは例えば1.5mmに設定されている。この数値は、
図7(a)に示す様に、遊技球がストッパーテコ33の
玉受部33dからセーフ玉通路17の下方に逃がされる
場合に、セーフ玉通路17の略くの字状に曲がる凸部1
7aに当たって引っかからない様に設定されたものであ
り、この様な不具合が生じない範囲で適宜底上げ部33
d2の高さを設定することができる。
【0022】また、当接面33aのうち、(遊技球を停
止させる場合に)遊技球が当接する当接部位SPより上
部33a1は、軸部33eを中心とする円形となる曲率
に形成されている。尚、図5の様に中心線を設定した場
合には、垂直位置より49゜の角度が当接部位SPであ
る。そして、当接部位SPより下部33a2は、前記上
部33a1の曲率の円よりも当接面33aが内側となる
様に、即ち、下方にゆくほど当接面33aと軸部33e
との距離が短くなる(切欠幅が大きくなる)様に、滑ら
かに切り欠かれている。
【0023】例えば、当接面33aの上部33a1を形
成する円弧の延長線と玉受部33dの上側面の延長線と
の交点をKP(図示せず)とすると、本実施例では、当
接部位SPと交点KPを結ぶ直線を、当接部位SPを軸
として0.5゜だけ下方に(即ち反時計方向に)傾けた
直線によって、停止部33bを切り欠く構成となってい
る。尚、この直線状に切り欠いた部分から玉受部33d
に至る部分は、R加工が施されている。
【0024】また、本実施例では、図4(c),(d)
に示す様に、ストッパーテコ33を(矢印A方向への回
動時に)所定位置で停止させるために、ストッパーピン
33hが取り付けられているが、このストッパーピン3
3hは、経時変化によって変形しない様に、金属(例え
ばアルミニウム合金)で作られている。
【0025】c)次に、本実施例の制御装置について説
明する。図1及び図6に示す様に、本実施例のパチンコ
機の賞品球払出装置を制御するために、具体的には、前
記賞品球払出機構15及びセーフ機構19等を制御する
ために、メイン制御回路(メイン基板)41とサブ制御
回路(サブ基板)43とが設けられている。
【0026】メイン制御回路41は、周知のCPU41
a、ROM41b、(出力ポートバッファを含む)RA
M41c、入出力部41d、及びそれらを接続するバス
ライン41eを備えたマイクロコンピュータとして構成
されている。この入出力部41dには、各賞球スイッチ
7や排出スイッチ31が接続され、その信号が入力され
る。また、入出力部41dには、サブ制御回路43から
賞球データ要求信号が入力されるとともに、賞球データ
及び賞球データ確定信号がサブ制御回路43に出力され
る。
【0027】このうち、前記賞球データ要求信号は、賞
球データをメイン制御回路41に対して要求するための
1ビットの信号であり、オフ(OFF)からオン(O
N)に切り替えられた場合に賞球データの要求がなされ
たことを示す。賞球データは、5個又は10個の賞品球
の数を示す4ビットの信号である。賞球データ確定信号
は、賞球データが出力されたことを示す1ビットの信号
であり、OFFからONに切り替えられた場合に賞球デ
ータの出力が完了したことを示す。
【0028】尚、ROM41bには、どの賞球スイッチ
7がONになると、賞球が(例えば5個又は10個のう
ち)幾つであるかという賞球データが記憶されているの
で、ある賞球スイッチ7がONになると、その賞球スイ
ッチ7に対応した賞球データが検索され、今回の賞球デ
ータとして、一旦RAM41cに記憶される。
【0029】一方、サブ制御回路43も、周知のCPU
43a、ROM43b、(出力ポートバッファを含む)
RAM43c、入出力部43d、及びそれらを接続する
バスライン43eを備えたマイクロコンピュータとして
構成されている。この入出力部43dには、セーフ玉ス
イッチ35が接続されてその信号が入力されるととも
に、排出ソレノイド27、排出モータ16、セーフ玉ソ
レノイド37が接続され、それらに制御信号が送られ
る。また、サブ制御回路43からメイン制御回路41
に、前記賞球データ要求信号が出力されるとともに、前
記賞球データ及び賞球データ確定信号がメイン制御回路
41から入力される。
【0030】d)次に、本実施例の動作を説明する。 入賞口5に遊技球が入賞する前は、前記賞品球払出機
構15及びセーフ機構19は、図4(a),(c)に示
す様な保留状態に設定されている。つまり、賞品球払出
機構15においては、排出ソレノイド27がOFFの状
態であり、バネ部材29の上方への付勢力によって、モ
ーターカムストッパ25が駆動されて、モーターカム2
3の回動が止められている。これにより、賞品球通路2
1が閉鎖されているので、賞品球通路21に多くの遊技
球が滞留している状態となっている。
【0031】一方、セーフ機構19においては、セーフ
玉ソレノイド37がOFFの状態であり、バネ部材39
の上方への付勢力によって、ストッパーテコ33の停止
部33bは、下方(矢印B方向)に回動した状態で停止
している。これにより、セーフ玉通路17は閉鎖されて
いる。
【0032】次に、入賞口5に遊技球が入賞すると、
その遊技球の入賞は賞球スイッチ7によって検出され、
この賞球スイッチ7からの信号は、メイン制御回路41
に入力される。メイン制御回路41のROM41bに
は、各賞球スイッチ7に対応して何個の賞品球を出すか
という賞球データが記憶されているので、入力された信
号に応じてROM41bから読み出された賞球データ
は、一旦RAM41cに記憶される。
【0033】次に、入賞口5に入賞した遊技球が、遊
技盤3の裏側の通路を通ってセーフ玉通路17に案内さ
れると、その遊技球は、セーフ機構19のストッパーテ
コ33によって止められる。つまり、図7(a)に示す
様に、遊技球は、ストッパーテコ33の停止部33bの
当接面33aの最も先端側である当接部位SPに当接し
て停止する。
【0034】そして、この位置で停止した遊技球は、
セーフ玉スイッチ35によって検出され、その信号はサ
ブ制御回路43に入力される。このセーフ玉スイッチ3
5からの信号が入力すると、サブ制御回路43からメイ
ン制御回路41に、賞球データ要求信号が出力される
(賞球データ要求信号をONする)。
【0035】メイン制御回路41では、賞球データ要求
信号がONされたことを確認すると、RAM41cに記
憶した賞球データを、サブ制御回路43に出力する。つ
まり、セーフ玉スイッチ35による1つの遊技球の検出
に対し、1つの賞球データ(例えば5個の賞品球という
データ)を出力する。そして、この賞球データの出力後
に、サブ制御回路43に対し、今回の賞球データを全て
出力したことを示すために、賞球データ確定信号をサブ
制御回路43に出力する(賞球データ確定信号をONす
る)。
【0036】サブ制御回路43では、賞球データ確定
信号がONされたことを確認すると、その時点の賞球デ
ータを読み込む。その後、賞球データ要求信号をOFF
する。メイン制御回路41は、賞球データ要求信号のO
FFを確認すると、RAM41cに記憶している賞球デ
ータをクリアするとともに、賞球データ確定信号をOF
Fする。
【0037】次に、サブ制御回路43は、排出処理を
行なう。つまり、前記賞品球払出機構15及びセーフ機
構19を、図4(b),(d)に示す様な放出状態に制
御する。具体的には、賞品球払出機構15においては、
排出ソレノイド27をONして、モーターカムストッパ
25を解除するとともに、排出モータ16を駆動してモ
ーターカム23を回動させて、前記賞球データの個数分
の遊技球を通過させて、賞品球として排出する。尚、こ
の排出後は、前記保留状態に戻す。
【0038】一方、セーフ機構19においては、セーフ
玉ソレノイド37をONして、ストッパーテコ33の停
止部33bを上方(矢印A方向)に回動させ、玉受部3
3dに遊技球を受ける。その後、セーフ玉ソレノイド3
7はOFFされるので、バネ部材39の付勢力によっ
て、ストッパーテコ33は矢印B方向に回動して、前記
保留状態に戻る。そして、この保留状態に戻る動作によ
って、玉受部33dに受けられた遊技球は下方に放出さ
れる。
【0039】つまり、ストッパーテコ33が矢印A,B
方向に1往復することによって、1つの遊技球がセーフ
玉通路17を通過することになる。 ここで、ストッパーテコ33の動作を更に詳しく説明
する。図7(a)に示す様に、保留状態では、遊技球は
ストッパーテコ33の当接面33aの当接部位SPに接
触して停止している。
【0040】次に、図7(b)に示す様に、放出状態と
するために、ストッパーテコ33が矢印A方向に回動す
ると、その動きに応じて当接面33aも回動するので、
遊技球は、当接面33aの下部33a2に沿って、玉受
部33d側に移動を開始する。このとき、当接面33a
の当接部位SPより下部33a2は、下端にゆくほど切
欠幅が大きくなる様に滑らかに切り欠かれているので、
ストッパーテコ33に多少ガタがあっても遊技球は戻り
方向に弾かれることがない。
【0041】次に、図7(c)に示す様に、ストッパー
テコ33が(図7(b)に示す状態よりも)更に矢印A
方向に回動することにより、遊技球は玉受部33dに完
全に受けられる。このとき、遊技球は玉受部33dの底
上げ部33d2に当接するので、それほど深く入り込ま
ない。つまり、玉受部33d内の遊技球は、従来よりは
底上げ部33d2の分だけやや図の左側に位置し、それ
によって、この遊技球に当接する次の遊技球も、従来よ
り多少戻り方向に位置することになる。
【0042】その後、図7(a)に示す様に、ストッパ
ーテコ33が矢印B方向に回動すると、停止部33bの
当接面33aは、玉受部33d内の遊技球と次の遊技球
との間方向に回動し、次の遊技球の前進を阻止する。そ
れとともに、玉受部33d内の遊技球が下流側に放出さ
れる。
【0043】つまり、次の遊技球は、底上げ部33d2
によって持ち上げられた玉受部33d内の遊技球によっ
て、セーフ玉通路17の戻り方向に押されて戻り方向に
移動しているので、ストッパーテコ33にガタがある場
合でも、停止部33bの矢印B方向の回動の軌跡より外
側に位置する。そのため、次の遊技球は、戻り方向に弾
かれることがない。
【0044】従って、上述した動作により、次の遊技球
が弾かれることなく、順次遊技球がセーフ玉通路17の
下方に送られることになる。 e)次に、上述した本実施例の動作のうち、メイン制御
回路41及びサブ制御回路43における処理を、図8〜
図10のフローチャート及び図11のタイムチャートに
基づいて、詳細に説明する。
【0045】まず、図8及び図11(a)に基づい
て、全体の制御処理について説明する。図8のステップ
100では、遊技球の入賞を、賞球スイッチ7によって
検出する。そして、検出した賞球スイッチ7の種類に応
じて、払い出す賞品球が5個であることを示す5個デー
タか、又は10個であることを示す10個データかを区
別して、メイン制御回路41のRAM41cに記憶す
る。尚、15個のデータを示す信号は特に設定されてい
ないが、これは、後述する様に、セーフ玉スイッチ35
に対応する賞品スイッチ7の信号がない場合は、最大の
15個排出される様に設定されているからである。
【0046】続くステップ110では、セーフ機構19
に導かれた入賞球を、セーフ玉スイッチ35によって検
知する。続くステップ120では、セーフ玉スイッチ3
5によって検知した入賞球に対応して、サブ制御回路4
3からメイン制御回路41に、時刻t1(図11(a)
参照以下同様)にて、賞球データ要求信号を出力(O
N)することによって、賞球データを要求する。尚、こ
の賞球データ要求信号は、時刻t1から約10ms経過
した(時刻t4)後の時刻t5にOFFされる。
【0047】続くステップ130では、メイン制御回路
41からサブ制御回路43に、時刻t2にて、賞球デー
タを出力し、時刻t3にて、賞球データ確定信号を出力
(ON)する。尚、この例では、賞球データは、賞球デ
ータ要求信号のOFF後の時刻t6にOFFされ、賞球
データ確定信号は、賞球データのOFFの信号動作を受
けてそのOFF後の時刻t7にOFFされる。
【0048】続くステップ140では、サブ制御回路4
3からの制御信号により、賞品球払出機構15を駆動し
て、賞品球を排出する。つまり、賞球データ確定信号の
OFF後の時刻t8に排出ソレノイド27をONし、必
要な賞品球を払い出した所定期間後の時刻t9に排出ソ
レノイド27をOFFする。
【0049】続くステップ150では、サブ制御回路4
3からの制御信号により、セーフ機構19を駆動して、
入賞球を排出する。つまり、排出ソレノイド27のOF
F後の時刻t10にセーフ玉ソレノイド37をONし、入
賞球を排出するのに必要な所定期間後の時刻t11にセー
フ玉ソレノイド37をOFFし、一旦本処理を終了す
る。
【0050】次に、図9に基づいて、メイン制御回路
41における制御処理について説明する。特に、本実施
例では、賞球データが複数ある場合には、賞品球の少な
いものから順に払い出す処理を行なう。ステップ200
では、サブ制御回路43からの賞球データ要求信号が入
力(ON)したか否かを判定する。ここで肯定判断され
るとステップ210に進み、一方否定判断されるとステ
ップ260に進む。
【0051】ステップ210では、メイン制御回路41
に記憶されている賞球データを検索し、5個データがあ
るか否か、即ち賞品球の数が5個のデータがあるか否か
を確認する。ここで肯定判断されるとステップ215に
進み、一方否定判断されるとステップ220に進む。
【0052】ステップ215では、5個の賞球データを
示す信号を、出力ポートバッファに記憶する。尚、これ
にともなって、RAM41cに記憶されている当該5個
データは消去される。一方、ステップ220では、前記
ステップ210と同様に、メイン制御回路41に記憶さ
れている賞球データを検索し、10個データがあるか否
か、即ち賞品球の数が10個のデータがあるか否かを確
認する。ここで肯定判断されるとステップ225に進
み、一方否定判断されるとステップ230に進む。
【0053】ステップ225では、10個の賞球データ
を示す信号を、出力ポートバッファに記憶する。尚、こ
れにともなって、RAM41cに記憶されている当該1
0個データは消去される。一方、ステップ230では、
セーフ玉スイッチ35にて入賞球が検知されたにもかか
わらず、5個データ及び10個データのいずれも記憶さ
れていないので、当該入賞球に対応した賞品球は15個
であるとみなし、15個の賞球データを示す信号を、出
力ポートバッファに記憶する。
【0054】続くステップ240では、出力ポートバッ
ファの内容である賞球データをサブ制御回路43に出力
する。続くステップ250では、賞球データ確定信号を
ONにしてサブ制御回路43に出力する。続くステップ
260では、出力ポートバッファの内容をクリアする。
続くステップ270では、賞球データ確定信号をOFF
にし、一旦本処理を終了する。以下、同様な処理を、セ
ーフ玉スイッチ35にて入賞球を検知した毎に繰り返し
実行することにより、最も少ない5個の賞品球より順
に、即ち全ての5個データの処理の終わるまでは、次の
10個データの処理に進まない様にして、順次少ない賞
品球より払い出すことができる。
【0055】次に、図10に基づいて、サブ制御回路
43における制御処理について説明する。ステップ30
0では、セーフ玉スイッチ35からの信号に基づいて、
入賞球があるか否かを判定する。ここで肯定判断される
とステップ310に進み、一方否定判断されるとそのま
ま一旦本処理を終了する。
【0056】ステップ310では、賞球データ要求信号
をONにしてメイン制御回路41に出力する。続くステ
ップ320では、メイン制御回路41からの賞球データ
確定信号があるか否かを判定し、ここで肯定判断される
まで待機する。続くステップ330では、メイン制御回
路41から出力された賞球データを読み込む。続くステ
ップ340では、賞球データ要求信号をOFFする。続
くステップ350では、賞球データに応じた数の賞品球
を排出する。
【0057】続くステップ360では、入賞球を排出
し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施例では、
サブ制御回路43からメイン制御回路41に賞球データ
要求信号が出力(ON)された場合には、メイン制御回
路41からサブ制御回路43に賞球データを出力すると
ともに、賞球データの出力後に賞球データ確定信号を出
力(ON)している。そして、サブ制御回路が43が、
この賞球データ確定信号を確認した場合には、その時点
での賞球データを読み込んでいる。つまり、賞球データ
は、サブ制御回路43によって賞球データ確定信号が確
認された直後に読み込まれる。
【0058】そのため、賞球データ要求信号のONから
賞球データの読み込みまでに、従来の様に所定の時間待
機する必要がなくなるので、データ処理の時間が短くな
り、賞品球の排出動作時間が短縮されるという顕著な効
果を奏する。例えば、図11に示す様に、本実施例で
は、賞球データ要求信号のONの期間が約10msであ
り、従来の約50msと比較して40msも短くなって
いるので、賞品球及び入賞球の排出が完了するまでの時
間も短縮されることになる。また、1個の入賞球に対し
て約40ms短縮できるのであるから、例えば1回の大
当りでは約10×16=約160個であるので、160
×40=6400ms(=6.4秒)短縮でき、更に、
1日10回大当りとすると1台につき64秒短縮できる
ことになる。従って、パチンコ機を500台備えた店で
は、64×500=32000秒(=約533分=約
8.8時間)もパチンコ機の稼働時間を増やすことがで
きるという利点がある。
【0059】また、ノイズや、メイン制御回路41のC
PU41aの暴走等が発生しても、賞球データ確定信号
を確認した後に賞球データを読み込むという構成である
ので、異常な賞球データをそのまま読み込むという危険
性が低減するという利点がある。
【0060】更に、本実施例では、複数の賞球データが
ある場合には、賞品球の個数が少ない賞球データを検索
し、少ない賞品球のものから順次払い出している。従っ
て、仮に、賞品球の払い出しの途中で停電等のトラブル
が発生してRAM41cに記憶してあった賞球データが
消失し、そのため、最大の15個を払い出さなければな
らない事態になったとしても、店側の損害をかなり低減
することができる。つまり、トラブル発生時に、まだ払
い出しが済んでいない賞球データの賞品球は、比較的賞
品球の多いものと考えられるので、たとえ、残りの各入
賞球に応じて15個づつ払い出したとしても、(払い出
すべき)正確な賞品球の個数を超えて払い出される賞品
球をできる限り少なくすることができるという効果があ
る。
【0061】以上詳述した様に、本発明のパチンコ機の
賞品球払出装置では、メイン制御回路は、賞球データを
サブ制御回路に出力するとともに、賞球データの出力を
確認する賞球データ確定信号をサブ制御回路に出力する
ので、データ処理に時間が短くなり、賞品球の排出動作
時間が短縮されるという顕著な効果を奏する。
【0062】また、ノイズや、メイン制御回路のCPU
の暴走等が発生しても、賞球データ確定信号を確認した
後に賞球データを読み込むので、異常な賞球データをそ
のまま読み込むという危険性が低減し、データの信頼性
が向上するという利点がある。
【0063】また、賞品球の個数の少ない賞球データの
方をより早く払い出す場合には、万一賞球データが消失
した場合でも、より正確な個数に近い賞品球を払い出す
ことができる。 e)次に、本実施例のストッパーテコの奏する効果を説
明する。
【0064】本実施例では、ストッパーテコ33の玉受
部33dの底部33d1に底上げ部33d2が設けられて
いるので、複数の遊技球がセーフ玉通路17にて停止し
ている場合に、ストッパーテコ33が矢印B方向に回動
するときに、ストッパーテコ33に多少ガタがあって
も、玉受部33d内の遊技球に当接する次の遊技球が、
その停止部33bの(下端側を含む)先端部分或は玉受
部33d内の遊技球によって、戻り方向に弾かれること
がない。よって、セーフ玉スイッチ35によって、同じ
遊技球が再度検出されることがない。
【0065】また、ストッパーピン33hは金属で形成
されているので、通常ではストッパーピン33hが変形
することはないが、仮に予期せぬ原因でストッパーピン
33hに不具合があり、それによって、ストッパーテコ
33の停止位置が適正な位置より矢印A方向にずれるこ
とがあっても、本実施例では、ストッパーテコ33の玉
受部33dの底部33d1に底上げ部33d2が設けられ
ているので、ストッパーテコ33が矢印B方向に回動す
るときに、玉受部33d内の遊技球によって、次の遊技
球が戻り方向に弾かれることがない。よって、セーフ玉
スイッチ35によって、同じ遊技球が再度検出されるこ
とがない。
【0066】そのため、セーフ玉スイッチ35と賞球ス
イッチ7の出力とが一致するので、常に適正な個数の賞
品球が払い出されるという顕著な効果を奏する。更に、
底上げ部33d2は、軸部33eを中心とする円の接線
方向に形成されているので、玉受部33dに受けられた
遊技球を適度に持ち上げて好適に保持できるとともに、
遊技球の放出性にも優れている。
【0067】その上、本実施例では、ストッパーテコ3
3の当接面33aの当接部位SPより下部33a2は、
下端にゆくほど切欠幅が大きくなる様に滑らかに切り欠
かれているので、ストッパーテコ33が矢印A方向に回
動する際には、ストッパーテコ33に多少ガタがあって
も或は当接面33aにバリや凹凸があっても、遊技球は
(下部33a2によって)戻り方向に弾かれることがな
い。よって、この場合も、セーフ玉スイッチ35によっ
て、同じ遊技球が再度検出されることがない。
【0068】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のCR機の制御装置を示す概略構成図
である。
【図2】 実施例のCR機の表側を示す正面図である。
【図3】 実施例のCR機の裏側の一部を破断して示す
説明図である。
【図4】 実施例の賞品球払出機構及びセーフ機構の説
明図を示し、(a)は賞品球払出機構の保留状態、
(b)はその放出状態、(c)はセーフ機構の保留状
態、(d)はその放出状態を示している。
【図5】 実施例のストッパーテコを示す正面図であ
る。
【図6】 実施例の制御装置を示すブロック図である。
【図7】 実施例のストッパーテコの動作を示す説明図
である。
【図8】 実施例の制御処理全体を示すフローチャート
である。
【図9】 実施例のメイン制御回路側の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 実施例のサブ制御回路側の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 (a)は実施例のタイムチャート、(b)
は従来例のタイムチャートである。
【図12】 従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
5・・・入賞口 7・・・賞球スイッチ 15・・・賞品球払出機構 17・・・セーフ玉通路 19・・・セーフ機構 21・・・賞品球通路 27・・・排出ソレノイド 33・・・ストッパーテコ 35・・・セーフ玉スイッチ 37・・・セーフ玉ソレノイド 41・・・メイン制御回路 43・・・サブ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 BA13 BA17 BA55 BA60 BA63 BA68 BA88 BB07 BB11 EA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自身の回動により、1つの遊技球を保留
    状態又は放出状態にするストッパーテコにおいて、 前記ストッパーテコが下方に回動した位置では、当接面
    にて遊技球と当接して前記遊技球を前記保留状態とし、
    上方に回動した位置では、前記当接面による前記遊技球
    への当接を解除して前記放出状態にする停止部と、 前記ストッパーテコの回動の中心である軸部と、 前記ストッパーテコが下方から上方に回動する際に前記
    遊技球が戻り方向に弾かれないように、前記停止部の当
    接面の下部を切り欠いて成る切り欠き部分と、を有する
    とともに、 前記切り欠き部分は、前記当接面の上部よりも、前記軸
    部からの距離が短くなるように切り欠かれていることを
    特徴とするストッパーテコ。
  2. 【請求項2】 前記ストッパーテコが上方に回動した場
    合には、前記放出状態となった遊技球を受け止め、下方
    に回動した場合には、前記放出状態で受け止めていた遊
    技球を下流側に放出する球受部を有するとともに、 前記停止部が下方へ回動した際に、前記球受部に受けら
    れた遊技球に当接する次の遊技球が戻り方向に弾かれな
    いように、前記球受部を底上げしたことを特徴とする前
    記請求項1に記載のストッパーテコ。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーテコの球受部の底上げさ
    れた部分は、前記ストッパーテコの回動中心に対してそ
    の接線方向に平坦面を形成するように盛り上げられてい
    ることを特徴とする前記請求項2に記載のストッパーテ
    コ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパーテコは、遊技球を下流側
    に案内するとともに、前記遊技球を所定の停止位置で停
    止させる通路に設けられていることを特徴とする前記請
    求項1〜3のいずれかに記載のストッパーテコ。
  5. 【請求項5】 前記ストッパーテコは、カードによって
    遊技球の払い出しが行われるCR機に用いられることを
    特徴とする前記請求項1〜4のいずれかに記載のストッ
    パーテコ。
  6. 【請求項6】 前記ストッパーテコは、前記軸部より後
    方に伸びるテコ部を備えることを特徴とすることを特徴
    とする前記請求項1〜5のいずれかに記載のストッパー
    テコ。
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