JP2002362829A - 折畳部の咥え装置 - Google Patents
折畳部の咥え装置Info
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 20
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/16—Rotary folders
- B65H45/162—Rotary folders with folding jaw cylinders
- B65H45/163—Details of folding jaws therefor
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷面にオフセットが生じず、紙面の汚れを
なくした良好な印刷品質を保ち、折帳が咥え装置から抜
け落ちることのないようにする。 【解決手段】 輪転機の折畳部で、鋸胴と折胴との間に
案内された連続紙を、その先行側を折胴に設けた保持機
構で保持して折胴の回転によって折胴外周面に巻き付け
つつ折胴外周面に沿って案内し、切断機構によって予め
定められた長さに切断し、被切断紙を折胴外周面に沿っ
て適宜位置まで案内し、被切断紙の先行側を保持から解
放するとともに差し刃8で咥え胴3内に突出し、差し刃
8及び差し刃8で突き出された切断紙W1を咥えること
によって、被切断紙W1を折り畳む、咥え胴3に設けた
咥え装置9において、咥え胴外周面に軸線と平行に設け
た開口部10と、開口部10の内壁端部に、薄板状弾性
体よりなるあご部11と、薄板状弾性体よりなる可動板
13を備えた咥え手段12とを備えて構成される。
なくした良好な印刷品質を保ち、折帳が咥え装置から抜
け落ちることのないようにする。 【解決手段】 輪転機の折畳部で、鋸胴と折胴との間に
案内された連続紙を、その先行側を折胴に設けた保持機
構で保持して折胴の回転によって折胴外周面に巻き付け
つつ折胴外周面に沿って案内し、切断機構によって予め
定められた長さに切断し、被切断紙を折胴外周面に沿っ
て適宜位置まで案内し、被切断紙の先行側を保持から解
放するとともに差し刃8で咥え胴3内に突出し、差し刃
8及び差し刃8で突き出された切断紙W1を咥えること
によって、被切断紙W1を折り畳む、咥え胴3に設けた
咥え装置9において、咥え胴外周面に軸線と平行に設け
た開口部10と、開口部10の内壁端部に、薄板状弾性
体よりなるあご部11と、薄板状弾性体よりなる可動板
13を備えた咥え手段12とを備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷面にオフセッ
トが生じず、紙面の汚れをなくした良好な印刷品質を保
ち、折帳が咥え装置から抜け落ちることのない輪転機の
折畳部に設けられた咥え胴の咥え装置に関する。
トが生じず、紙面の汚れをなくした良好な印刷品質を保
ち、折帳が咥え装置から抜け落ちることのない輪転機の
折畳部に設けられた咥え胴の咥え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】輪転機の折畳部で、案内された連続紙を
折胴外周面に巻き付けつつ、適宜の長さに切断し、切断
された折胴外周面に沿って案内された紙を、折胴に設け
られた差し刃により折胴に近接して設けられた咥え胴内
に突き出し、差し刃及び差し刃で突き出された紙を咥え
ることによって、前記切断した紙を折胴の中心線と平行
に折り畳む、咥え胴に設けた咥え装置については、特開
昭54−63904号公報及び実開昭60−19336
5号公報に示されるものが公知である。
折胴外周面に巻き付けつつ、適宜の長さに切断し、切断
された折胴外周面に沿って案内された紙を、折胴に設け
られた差し刃により折胴に近接して設けられた咥え胴内
に突き出し、差し刃及び差し刃で突き出された紙を咥え
ることによって、前記切断した紙を折胴の中心線と平行
に折り畳む、咥え胴に設けた咥え装置については、特開
昭54−63904号公報及び実開昭60−19336
5号公報に示されるものが公知である。
【0003】特開昭54−63904号公報には、折胴
の差し刃と近接対向する位置にある咥え胴外周面上の開
口部で、回転方向の先行側壁面先端に設けられた固定あ
ご部と、前記開口部内で固定あご部と対向して、前記差
し刃で突き出された紙を固定あご部との間に咥えるため
に、紙を咥える位置とそうでない位置とを移動可能な可
動板と、可動板の前記差し刃及び差し刃で突き出された
紙を咥える側の面に、その面から突き出すように設けら
れ、固定あご部との間に紙を咥えるゴム弾性体からなる
条片とで構成される咥え装置が示されている(以下「第
1従来技術」という)。
の差し刃と近接対向する位置にある咥え胴外周面上の開
口部で、回転方向の先行側壁面先端に設けられた固定あ
ご部と、前記開口部内で固定あご部と対向して、前記差
し刃で突き出された紙を固定あご部との間に咥えるため
に、紙を咥える位置とそうでない位置とを移動可能な可
動板と、可動板の前記差し刃及び差し刃で突き出された
紙を咥える側の面に、その面から突き出すように設けら
れ、固定あご部との間に紙を咥えるゴム弾性体からなる
条片とで構成される咥え装置が示されている(以下「第
1従来技術」という)。
【0004】実開昭60−193365号公報の全文明
細書には、折胴の差し刃と近接対向する位置にある咥え
胴外周面上の開口部で、回転方向の後方側壁面先端に設
けられた固定あご部と、前記開口部内で固定あご部と対
向して、前記差し刃で突き出された紙を固定あご部との
間に咥えるために、紙を咥える位置とそうでない位置と
を移動可能な平板よりなる可動板とで構成される咥え装
置が示されている(以下「第2従来技術」という)。
細書には、折胴の差し刃と近接対向する位置にある咥え
胴外周面上の開口部で、回転方向の後方側壁面先端に設
けられた固定あご部と、前記開口部内で固定あご部と対
向して、前記差し刃で突き出された紙を固定あご部との
間に咥えるために、紙を咥える位置とそうでない位置と
を移動可能な平板よりなる可動板とで構成される咥え装
置が示されている(以下「第2従来技術」という)。
【0005】更に、当該実開昭60−193365号公
報の全文明細書には、前記第2従来技術に示された固定
あご部と、平板よりなる可動板とを有する咥え手段に、
可動板とは別に、可動板を貫通して固定あご部に対向し
て設けられ、差し刃で突き出された紙を固定あご部に押
し付けるピンと、そのピンに押し付け力を伝達する板ば
ねとを設けた咥え装置とピンに対向する位置が切り欠か
れた差し刃が示されている(以下「第3従来技術」とい
う)。
報の全文明細書には、前記第2従来技術に示された固定
あご部と、平板よりなる可動板とを有する咥え手段に、
可動板とは別に、可動板を貫通して固定あご部に対向し
て設けられ、差し刃で突き出された紙を固定あご部に押
し付けるピンと、そのピンに押し付け力を伝達する板ば
ねとを設けた咥え装置とピンに対向する位置が切り欠か
れた差し刃が示されている(以下「第3従来技術」とい
う)。
【0006】他方、通常咥え装置は、固定あご部と可動
板によって紙を咥える際に咥える紙の厚さの相違への対
応及び差し刃を咥え装置から抜き出した後に生じる差し
刃厚さ分の緩み解消が可能なように、可動板側の支持部
などにばねなどの反発部材を介在させた構成になってい
る。
板によって紙を咥える際に咥える紙の厚さの相違への対
応及び差し刃を咥え装置から抜き出した後に生じる差し
刃厚さ分の緩み解消が可能なように、可動板側の支持部
などにばねなどの反発部材を介在させた構成になってい
る。
【0007】上記記述の各従来技術では、折胴外周面に
案内された連続紙は、その先行側を折胴に設けた保持機
構で保持され、折胴の回転によって折胴外周面に巻き付
けられながら折胴外周面に沿って案内される。次に、切
断機構により予め定められた長さに切断される。更に被
切断紙は、折胴外周面に沿って案内され、適宜位置にて
先行側を保持から解放されながら折胴に設けた差し刃で
咥え胴内に突き出される。
案内された連続紙は、その先行側を折胴に設けた保持機
構で保持され、折胴の回転によって折胴外周面に巻き付
けられながら折胴外周面に沿って案内される。次に、切
断機構により予め定められた長さに切断される。更に被
切断紙は、折胴外周面に沿って案内され、適宜位置にて
先行側を保持から解放されながら折胴に設けた差し刃で
咥え胴内に突き出される。
【0008】この突き出された差し刃及び紙は、差し刃
と対向する咥え胴の開口部内で固定あご部及び可動板に
より咥えられる。
と対向する咥え胴の開口部内で固定あご部及び可動板に
より咥えられる。
【0009】このとき、第1従来技術においては、可動
板の紙を咥える側の面に設けられる弾性体の条片は、移
動可能な可動板が角変位することにより圧縮されて紙を
差し刃との間に押し付けた状態になっている。
板の紙を咥える側の面に設けられる弾性体の条片は、移
動可能な可動板が角変位することにより圧縮されて紙を
差し刃との間に押し付けた状態になっている。
【0010】次に、折胴の差し刃は、固定あご部と可動
板の間から抜き出され、被切断紙は折胴の中心線と平行
に折り畳まれる。
板の間から抜き出され、被切断紙は折胴の中心線と平行
に折り畳まれる。
【0011】前記差し刃が抜き出されるときに、差し刃
で突き出された差し刃の両側に位置する紙の間に空間が
できるが、この空間は圧縮されて紙を押さえていた弾性
体の条片の反発力及び可動板側に設けた反発部材の作用
により閉じられ、完全に咥え胴の固定あご部と可動板と
により咥えられる。
で突き出された差し刃の両側に位置する紙の間に空間が
できるが、この空間は圧縮されて紙を押さえていた弾性
体の条片の反発力及び可動板側に設けた反発部材の作用
により閉じられ、完全に咥え胴の固定あご部と可動板と
により咥えられる。
【0012】また、第2従来技術においては、固定あご
部と可動板とで差し刃及び紙を咥えた後、差し刃が抜き
出されるときに、差し刃で突き出された差し刃の両側に
位置する紙の間に空間ができるが、この空間は、可動板
側に設けた反発部材の作用により閉じられ、完全に咥え
胴の固定あご部と可動板とにより咥えられ、被切断紙は
折胴の中心線と平行に折り畳まれる。
部と可動板とで差し刃及び紙を咥えた後、差し刃が抜き
出されるときに、差し刃で突き出された差し刃の両側に
位置する紙の間に空間ができるが、この空間は、可動板
側に設けた反発部材の作用により閉じられ、完全に咥え
胴の固定あご部と可動板とにより咥えられ、被切断紙は
折胴の中心線と平行に折り畳まれる。
【0013】また、第3従来技術においては、固定あご
部と可動板とで差し刃及び差し刃の両側の紙を咥え、更
に板ばねのたわみによる反発力により固定あご部と可動
板との間の紙を直接固定あご部にピンで押し付ける。
部と可動板とで差し刃及び差し刃の両側の紙を咥え、更
に板ばねのたわみによる反発力により固定あご部と可動
板との間の紙を直接固定あご部にピンで押し付ける。
【0014】次に、差し刃が抜き出されるときに、差し
刃で突き出された差し刃の両側に位置する紙の間に空間
ができるが、この空間は、可動板側に設けた反発部材の
作用により閉じられ、完全に咥え胴の固定あご部と可動
板により咥えられるとともに、板ばねの反発力で紙を押
し付けているピンは、そのまま固定あご部に紙を押し付
けながら、被切断紙は、折胴の中心線と平行に折り畳ま
れる。
刃で突き出された差し刃の両側に位置する紙の間に空間
ができるが、この空間は、可動板側に設けた反発部材の
作用により閉じられ、完全に咥え胴の固定あご部と可動
板により咥えられるとともに、板ばねの反発力で紙を押
し付けているピンは、そのまま固定あご部に紙を押し付
けながら、被切断紙は、折胴の中心線と平行に折り畳ま
れる。
【0015】以上のように、それぞれの従来技術の咥え
装置により折り畳まれた紙は、その後、咥え胴の咥え装
置に咥えられながら咥え胴を回転し、咥え胴の外周面に
沿って咥え胴の回転とともに案内され、適宜位置にて咥
えから解放され、下流側の排出機構に引き渡される。
装置により折り畳まれた紙は、その後、咥え胴の咥え装
置に咥えられながら咥え胴を回転し、咥え胴の外周面に
沿って咥え胴の回転とともに案内され、適宜位置にて咥
えから解放され、下流側の排出機構に引き渡される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記説明の従来技術に
は、幾つかの解決すべき課題があった。すなわち、第
1、第2及び第3従来技術においては、差し刃が被切断
紙を咥え胴の固定あご部と可動板との間に突き出すとき
に、固定あご部と差し刃間に挟まれた紙は逃げ場がな
く、差し刃と固定あご部にしごかれながら紙が折り畳ま
れるので、この紙の両面が汚れるとともに、重なり合っ
た紙が押し付けられることにより、それぞれ向かい合わ
せの印刷面が写る、セットオフが生じ、紙面が汚れた。
は、幾つかの解決すべき課題があった。すなわち、第
1、第2及び第3従来技術においては、差し刃が被切断
紙を咥え胴の固定あご部と可動板との間に突き出すとき
に、固定あご部と差し刃間に挟まれた紙は逃げ場がな
く、差し刃と固定あご部にしごかれながら紙が折り畳ま
れるので、この紙の両面が汚れるとともに、重なり合っ
た紙が押し付けられることにより、それぞれ向かい合わ
せの印刷面が写る、セットオフが生じ、紙面が汚れた。
【0017】また、切断され、折り畳まれた紙を咥えて
咥え胴が回転し、咥え胴の回転とともに咥え胴の外周面
に沿って案内される際、紙の折り畳まれた端部を咥えた
状態で、自由端を咥え胴の回転方向上流側にたなびかせ
て紙が移動するので、咥え胴の回転方向と逆向きの力が
咥え部に作用した。
咥え胴が回転し、咥え胴の回転とともに咥え胴の外周面
に沿って案内される際、紙の折り畳まれた端部を咥えた
状態で、自由端を咥え胴の回転方向上流側にたなびかせ
て紙が移動するので、咥え胴の回転方向と逆向きの力が
咥え部に作用した。
【0018】この力がかかることにより、第1従来技術
おいては、可動板側に設けた反発部材の力に抗して可動
板が固定あご部から隔離され、固定あご部と咥えられて
いる紙の間に隙間が生じ、また、第2従来技術おいて
は、折り畳まれる紙の咥えられている紙の端部は固定あ
ご部を支点に、てこのように作用し、可動板側に設けた
反発部材の力に抗して可動板を固定あご部から隔離する
方向にこじあけるので、紙抜けが生じる場合があった。
おいては、可動板側に設けた反発部材の力に抗して可動
板が固定あご部から隔離され、固定あご部と咥えられて
いる紙の間に隙間が生じ、また、第2従来技術おいて
は、折り畳まれる紙の咥えられている紙の端部は固定あ
ご部を支点に、てこのように作用し、可動板側に設けた
反発部材の力に抗して可動板を固定あご部から隔離する
方向にこじあけるので、紙抜けが生じる場合があった。
【0019】また、第2従来技術のように、固定あご部
と平板の可動板で差し刃と紙を咥えたときに、差し刃を
抜き出す際に、固定あご部と平板の可動板のいずれにも
紙のすべりを抑えようとする抵抗になるものがないの
で、紙が差し刃とともに咥え胴の外へ引き出され折り畳
まれる紙のみだれが生じた。
と平板の可動板で差し刃と紙を咥えたときに、差し刃を
抜き出す際に、固定あご部と平板の可動板のいずれにも
紙のすべりを抑えようとする抵抗になるものがないの
で、紙が差し刃とともに咥え胴の外へ引き出され折り畳
まれる紙のみだれが生じた。
【0020】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、前記従来の技術がかかえていた課題を一挙に解決
しようとするもので、差し刃が被切断紙を固定あご部と
可動板との間に突き出すときに生じる紙面の汚れをなく
し、差し刃が咥え装置から抜き出すときの紙のみだれを
防ぎ、また、折り畳まれた紙を咥えながら咥え胴を回転
して次に案内する際、紙が抜けることのない折畳部の咥
え装置を提供することを目的としている。
あり、前記従来の技術がかかえていた課題を一挙に解決
しようとするもので、差し刃が被切断紙を固定あご部と
可動板との間に突き出すときに生じる紙面の汚れをなく
し、差し刃が咥え装置から抜き出すときの紙のみだれを
防ぎ、また、折り畳まれた紙を咥えながら咥え胴を回転
して次に案内する際、紙が抜けることのない折畳部の咥
え装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の折畳部
の咥え装置は、輪転機の折畳部で、鋸胴と折胴と咥え胴
を平行に設け、鋸胴と折胴との間に案内された連続紙
を、その先行側を折胴に設けた保持機構で保持して折胴
の回転によって折胴外周面に巻き付けつつ折胴外周面に
沿って案内し、鋸胴と折胴とに設けられた切断機構の共
同作用によって予め定められた長さに切断し、更にこの
被切断紙を折胴外周面に沿って適宜位置まで案内し、被
切断紙の先行側を保持から解放するとともに折胴に設け
た差し刃機構の差し刃で咥え胴内に突き出し、この差し
刃及び差し刃で突き出された紙を咥えることによって、
前記被切断紙を折胴の中心線と平行に折り畳む、咥え胴
に設けた咥え装置において、回転によって折胴の差し刃
と近接対向する咥え胴外周面に軸線と平行に設けた少な
くとも1つの開口部と、開口部の内壁端部に、開口部と
平行に取り付けられた、少なくとも1つの薄板状弾性体
よりなるあご部と、あご部と対向して平行に設けられ、
あご部との間に前記差し刃及び差し刃で突き出された紙
を咥える位置とそうでない位置とに移動可能である少な
くとも1つの薄板状弾性体よりなる可動板を備えた咥え
手段とを有し、折胴の差し刃及び差し刃で咥え胴内に突
き出された紙を、薄板状弾性体よりなる、あご部及び可
動板で咥え、折り畳むことを特徴としている。
の咥え装置は、輪転機の折畳部で、鋸胴と折胴と咥え胴
を平行に設け、鋸胴と折胴との間に案内された連続紙
を、その先行側を折胴に設けた保持機構で保持して折胴
の回転によって折胴外周面に巻き付けつつ折胴外周面に
沿って案内し、鋸胴と折胴とに設けられた切断機構の共
同作用によって予め定められた長さに切断し、更にこの
被切断紙を折胴外周面に沿って適宜位置まで案内し、被
切断紙の先行側を保持から解放するとともに折胴に設け
た差し刃機構の差し刃で咥え胴内に突き出し、この差し
刃及び差し刃で突き出された紙を咥えることによって、
前記被切断紙を折胴の中心線と平行に折り畳む、咥え胴
に設けた咥え装置において、回転によって折胴の差し刃
と近接対向する咥え胴外周面に軸線と平行に設けた少な
くとも1つの開口部と、開口部の内壁端部に、開口部と
平行に取り付けられた、少なくとも1つの薄板状弾性体
よりなるあご部と、あご部と対向して平行に設けられ、
あご部との間に前記差し刃及び差し刃で突き出された紙
を咥える位置とそうでない位置とに移動可能である少な
くとも1つの薄板状弾性体よりなる可動板を備えた咥え
手段とを有し、折胴の差し刃及び差し刃で咥え胴内に突
き出された紙を、薄板状弾性体よりなる、あご部及び可
動板で咥え、折り畳むことを特徴としている。
【0022】そして、咥え手段の可動板の紙を咥える面
及びあご部の紙を咥える面の両方又はいずれか一方に摩
擦係数の大きい材質で滑り止めが設けられている。
及びあご部の紙を咥える面の両方又はいずれか一方に摩
擦係数の大きい材質で滑り止めが設けられている。
【0023】折胴の差し刃及び差し刃で咥え胴内に突き
出された紙を、弾力性のある薄板状部材のあご部及び可
動板で咥える構成により、紙に対する押し付け力が緩和
し、また紙を咥えているあご部と可動板とが発生するた
わみに対して相互に追従変形する。
出された紙を、弾力性のある薄板状部材のあご部及び可
動板で咥える構成により、紙に対する押し付け力が緩和
し、また紙を咥えているあご部と可動板とが発生するた
わみに対して相互に追従変形する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る折畳部の咥え装置の
一つの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
一つの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0025】図1は本発明の咥え装置の差し刃挿入時の
部分概略断面図、図2は本発明の咥え装置の差し刃抜き
出し時の部分概略断面図、図3は本発明の咥え装置の一
つの形態を実施した折畳部の概略図、図4と図5は本発
明の咥え装置により紙を折り畳む動作説明概略図、図6
は本発明の咥え装置の咥え胴外周面折帳案内時の部分概
略断面図を示している。
部分概略断面図、図2は本発明の咥え装置の差し刃抜き
出し時の部分概略断面図、図3は本発明の咥え装置の一
つの形態を実施した折畳部の概略図、図4と図5は本発
明の咥え装置により紙を折り畳む動作説明概略図、図6
は本発明の咥え装置の咥え胴外周面折帳案内時の部分概
略断面図を示している。
【0026】本発明の一つの形態を実施した輪転機の折
畳部としては、図3に示されているように、互いに平行
に設けられているとともに互いに対向する外周面が同一
方向へ同期して回転されるようにされた鋸胴1、折胴2
及び咥え胴3を備えている。
畳部としては、図3に示されているように、互いに平行
に設けられているとともに互いに対向する外周面が同一
方向へ同期して回転されるようにされた鋸胴1、折胴2
及び咥え胴3を備えている。
【0027】鋸胴1には、後に説明する折胴2に設けら
れた鋸刃受け4とともに切断機構6を構成する鋸刃5
が、その外周面の180度位相を違えた位置にそれぞれ
設けられている。
れた鋸刃受け4とともに切断機構6を構成する鋸刃5
が、その外周面の180度位相を違えた位置にそれぞれ
設けられている。
【0028】折胴2には、前記鋸刃5とともに切断機構
6を構成する鋸刃受け4がその外周面を5等分した各位
置で、かつ鋸胴1の鋸刃5の間隔と同一間隔位置に設け
られるとともに、折胴2の回転方向において鋸刃受け4
の上流側近傍に保持機構である針7が折胴2の紙幅方向
に複数設けられ、更に各鋸刃受け4相互の中間であっ
て、かつ外周面を5等分した各位置に、差し刃機構の差
し刃8が設けられている。
6を構成する鋸刃受け4がその外周面を5等分した各位
置で、かつ鋸胴1の鋸刃5の間隔と同一間隔位置に設け
られるとともに、折胴2の回転方向において鋸刃受け4
の上流側近傍に保持機構である針7が折胴2の紙幅方向
に複数設けられ、更に各鋸刃受け4相互の中間であっ
て、かつ外周面を5等分した各位置に、差し刃機構の差
し刃8が設けられている。
【0029】そして、折胴2が、その外周面を鋸胴1の
外周面と近接して相対するとともに、咥え胴3の外周面
と近接して相対するように、鋸胴1と咥え胴3の間に配
置されており、鋸胴1の鋸刃5と折胴2の鋸刃受け4と
がそれぞれ順次両胴外周面の近接対向位置で対向し、ま
た、折胴2の差し刃機構の差し刃8と咥え胴3の本発明
に係る咥え装置9とがそれぞれ順次両胴外周面の近接対
向位置で対向し、それぞれ対向面の回転方向が同一の向
きで同期して回転するように設けられている。
外周面と近接して相対するとともに、咥え胴3の外周面
と近接して相対するように、鋸胴1と咥え胴3の間に配
置されており、鋸胴1の鋸刃5と折胴2の鋸刃受け4と
がそれぞれ順次両胴外周面の近接対向位置で対向し、ま
た、折胴2の差し刃機構の差し刃8と咥え胴3の本発明
に係る咥え装置9とがそれぞれ順次両胴外周面の近接対
向位置で対向し、それぞれ対向面の回転方向が同一の向
きで同期して回転するように設けられている。
【0030】咥え胴3に設けられる本発明に係る咥え装
置9は、図1及び図2に示されているように、咥え胴3
外周面の開口部10と、あご部11と、咥え手段12と
を備えて構成されている。
置9は、図1及び図2に示されているように、咥え胴3
外周面の開口部10と、あご部11と、咥え手段12と
を備えて構成されている。
【0031】 開口部10について 開口部10は、回転によって折胴2の差し刃機構の差し
刃8と近接対向する咥え胴3の外周面に位置し、図示の
実施の形態では差し刃8の個数と同じに、咥え胴3の軸
線と平行に設けた空間であり、この開口部10に後に説
明するあご部11及び咥え手段12がおさまっている。
刃8と近接対向する咥え胴3の外周面に位置し、図示の
実施の形態では差し刃8の個数と同じに、咥え胴3の軸
線と平行に設けた空間であり、この開口部10に後に説
明するあご部11及び咥え手段12がおさまっている。
【0032】 あご部11について あご部11は、前記開口部10の咥え胴3の回転方向の
先行側壁面先端に、開口部10と平行に紙幅方向に連続
に取り付けられ、後ほど作用動作で説明する折胴2に設
けられた差し刃機構で折胴2外周面の近接対向する位置
の咥え胴3の開口部10内に突き出された差し刃8及び
差し刃8で突き出された紙を後で説明する可動板13と
共同して咥えることが可能なように、咥え胴3の半径方
向と平行な面を有する薄板状の弾性体である板ばねから
なっている。このあご部11の紙に接する面には、摩擦
係数の大きい材質、例えば硬質ゴムの滑り止め17が設
けられている。なお、このあご部11は、紙幅方向に適
宜に分割されて設けられていてもよい。
先行側壁面先端に、開口部10と平行に紙幅方向に連続
に取り付けられ、後ほど作用動作で説明する折胴2に設
けられた差し刃機構で折胴2外周面の近接対向する位置
の咥え胴3の開口部10内に突き出された差し刃8及び
差し刃8で突き出された紙を後で説明する可動板13と
共同して咥えることが可能なように、咥え胴3の半径方
向と平行な面を有する薄板状の弾性体である板ばねから
なっている。このあご部11の紙に接する面には、摩擦
係数の大きい材質、例えば硬質ゴムの滑り止め17が設
けられている。なお、このあご部11は、紙幅方向に適
宜に分割されて設けられていてもよい。
【0033】 咥え手段12について 咥え手段12は、あご部11と共同して差し刃8及び差
し刃8で突き出された紙を咥える可動板13、可動板1
3の基部を固定するブラケット14及びブラケット14
が取り付けられ、このブラケット14を介して、可動板
13をあご部11と共同して紙を咥える位置とそうでな
い位置との間で移動させる駆動伝達軸15とを備えて構
成される。
し刃8で突き出された紙を咥える可動板13、可動板1
3の基部を固定するブラケット14及びブラケット14
が取り付けられ、このブラケット14を介して、可動板
13をあご部11と共同して紙を咥える位置とそうでな
い位置との間で移動させる駆動伝達軸15とを備えて構
成される。
【0034】前記可動板13は、あご部11と対向して
平行に、紙幅方向に連続に取り付けられ、薄板状の弾性
体である板ばねよりなっている。この可動板13の紙に
接する面には、摩擦係数の大きい材質、例えば硬質ゴム
の滑り止め18が設けられている。
平行に、紙幅方向に連続に取り付けられ、薄板状の弾性
体である板ばねよりなっている。この可動板13の紙に
接する面には、摩擦係数の大きい材質、例えば硬質ゴム
の滑り止め18が設けられている。
【0035】前記ブラケット14は、可動板13の咥え
胴3中心側を固定するべく可動板13と平行に紙幅方向
に設けられている。
胴3中心側を固定するべく可動板13と平行に紙幅方向
に設けられている。
【0036】前記駆動伝達軸15は、中間部に前記ブラ
ケット14が取り付けられ、咥え胴3の開口部10内に
軸線と平行に、軸の両側を軸受けで回転可能に設置さ
れ、また、咥え胴3側面から突出した端部に取り付けら
れたアームを介してコロが設けられ、咥え胴3側面に設
けられた固定カムにコロが案内されて角変位を行うよう
になっている。
ケット14が取り付けられ、咥え胴3の開口部10内に
軸線と平行に、軸の両側を軸受けで回転可能に設置さ
れ、また、咥え胴3側面から突出した端部に取り付けら
れたアームを介してコロが設けられ、咥え胴3側面に設
けられた固定カムにコロが案内されて角変位を行うよう
になっている。
【0037】なお、可動板13及びブラケット14も、
紙幅方向に適宜に分割されて設けられていてもよい。た
だし、可動板13はあご部11の長さに合わせた方が、
咥えるのに、より効果的である。
紙幅方向に適宜に分割されて設けられていてもよい。た
だし、可動板13はあご部11の長さに合わせた方が、
咥えるのに、より効果的である。
【0038】上記のように構成された本発明に係る折畳
部の咥え装置の作用動作を次に説明する。
部の咥え装置の作用動作を次に説明する。
【0039】以上の記載の構成によれば、折畳部16の
稼動により、鋸胴1、折胴2、咥え胴3が、前述したよ
うに同期して回転(回転方向は図3の矢印参照)する。
稼動により、鋸胴1、折胴2、咥え胴3が、前述したよ
うに同期して回転(回転方向は図3の矢印参照)する。
【0040】そして、図示しない適宜の上流装置によっ
て、鋸胴1の外周面と折胴2の外周面との近接対向位置
に連続紙Wが送り込まれる。この連続紙Wは、折胴2の
外周面から突き出した針7に突き刺されて紙幅方向の複
数個所を保持され、その保持された位置のすぐ下流側
を、鋸刃5が鋸刃受け4に咬み込むことによって切断さ
れる。
て、鋸胴1の外周面と折胴2の外周面との近接対向位置
に連続紙Wが送り込まれる。この連続紙Wは、折胴2の
外周面から突き出した針7に突き刺されて紙幅方向の複
数個所を保持され、その保持された位置のすぐ下流側
を、鋸刃5が鋸刃受け4に咬み込むことによって切断さ
れる。
【0041】針7に保持された連続紙Wは、折胴2の回
転によって後続が鋸胴1の外周面と折胴2の外周面との
近接対向位置を通過し、折胴2に巻き込まれながら案内
され、折胴2が5分の1回転すると、鋸胴1の外周面と
折胴2の外周面との近接対向位置を通過中の部分が、再
度折胴2の外周面から突き出した針7に突き刺されて紙
幅方向の複数個所を保持され、その保持された位置のす
ぐ下流側を、鋸胴1が鋸刃受け4に咬み込むことによっ
て切断され、先行の部分が切断された被切断紙W1とし
て形成される(図3参照)。以後、鋸胴1の外周面と折
胴2の外周面との近接対向位置では、上記の通りの連続
紙Wの保持と切断とが繰り返される。
転によって後続が鋸胴1の外周面と折胴2の外周面との
近接対向位置を通過し、折胴2に巻き込まれながら案内
され、折胴2が5分の1回転すると、鋸胴1の外周面と
折胴2の外周面との近接対向位置を通過中の部分が、再
度折胴2の外周面から突き出した針7に突き刺されて紙
幅方向の複数個所を保持され、その保持された位置のす
ぐ下流側を、鋸胴1が鋸刃受け4に咬み込むことによっ
て切断され、先行の部分が切断された被切断紙W1とし
て形成される(図3参照)。以後、鋸胴1の外周面と折
胴2の外周面との近接対向位置では、上記の通りの連続
紙Wの保持と切断とが繰り返される。
【0042】折胴2の針7に保持された被切断紙W1
は、折胴2の回転に従ってその針保持部が折胴2の外周
面と咥え胴3の外周面との近接対向位置を通過する。そ
して、図4(a)に示されるように、被切断紙W1の長
手方向の中央部が折胴2の外周面と咥え胴3の外周面と
の近接対向位置に至り、差し刃8が被切断紙W1を介し
て咥え胴3の咥え装置9と対向すると、針7が折胴2の
外周面から内側に埋没し、これによって被切断紙W1を
保持から解放する。
は、折胴2の回転に従ってその針保持部が折胴2の外周
面と咥え胴3の外周面との近接対向位置を通過する。そ
して、図4(a)に示されるように、被切断紙W1の長
手方向の中央部が折胴2の外周面と咥え胴3の外周面と
の近接対向位置に至り、差し刃8が被切断紙W1を介し
て咥え胴3の咥え装置9と対向すると、針7が折胴2の
外周面から内側に埋没し、これによって被切断紙W1を
保持から解放する。
【0043】また、図4(b)に示されるように、差し
刃8が折胴2の外周面から外側に突出して、被切断紙W
1の略中央部を突き出し、前記咥え装置9のあご部11
と可動板13との間に差し入れる。
刃8が折胴2の外周面から外側に突出して、被切断紙W
1の略中央部を突き出し、前記咥え装置9のあご部11
と可動板13との間に差し入れる。
【0044】差し刃8によって、被切断紙W1の略中央
部が咥え胴3のあご部11と可動板13との間に突き出
され、図1図示のごとく、可動板13が、突き出された
差し刃8をその両側の紙とともに、あご部11に押し付
けた状態を形成する。
部が咥え胴3のあご部11と可動板13との間に突き出
され、図1図示のごとく、可動板13が、突き出された
差し刃8をその両側の紙とともに、あご部11に押し付
けた状態を形成する。
【0045】咥え胴3の咥え装置9は、差し刃機構の差
し刃8によって被切断紙W1の略中央部が咥え装置9の
あご部11と可動板13との間に差し入れられると、図
5(a)に示されるように、駆動伝達軸15が固定カム
により矢印方向に角変位し、可動板13をあご部11に
向けて移動変位して咥え手段12を閉じ、差し刃8及び
差し刃8で突き出された被切断紙W1を、あご部11及
び可動板13が弾性変形した状態で咥える。
し刃8によって被切断紙W1の略中央部が咥え装置9の
あご部11と可動板13との間に差し入れられると、図
5(a)に示されるように、駆動伝達軸15が固定カム
により矢印方向に角変位し、可動板13をあご部11に
向けて移動変位して咥え手段12を閉じ、差し刃8及び
差し刃8で突き出された被切断紙W1を、あご部11及
び可動板13が弾性変形した状態で咥える。
【0046】次に、図5(b)に示されるように、折胴
2の差し刃8が被切断紙W1から抜き出されることによ
り、あご部11と可動板13は、弾性変形を僅かに戻し
て被切断紙W1だけをしっかり咥え込み、被切断紙W1
は、折胴2の中心線と平行に折り畳まれ、折帳W2とな
る。
2の差し刃8が被切断紙W1から抜き出されることによ
り、あご部11と可動板13は、弾性変形を僅かに戻し
て被切断紙W1だけをしっかり咥え込み、被切断紙W1
は、折胴2の中心線と平行に折り畳まれ、折帳W2とな
る。
【0047】すなわち、差し刃8が被切断紙W1を咥え
胴3のあご部11と可動板13との間に突き出すとき
に、差し刃8とあご部11と間の被切断紙W1に差し刃
8の厚さ方向の押し付け力がかかる。この押し付け力
は、紙の外側にあるあご部11にかかる。
胴3のあご部11と可動板13との間に突き出すとき
に、差し刃8とあご部11と間の被切断紙W1に差し刃
8の厚さ方向の押し付け力がかかる。この押し付け力
は、紙の外側にあるあご部11にかかる。
【0048】しかし、あご部11は、板ばねでできてい
るので、あご部11が外側方向に弾性変形してたわみ、
折り畳まれようとしている紙にとっての逃げ場となり、
板ばねのたわみだけの押し付け力となり、それぞれ隣り
合わせの印刷面に必要以上の力がかからず、セットオフ
による汚れが生じることはない。
るので、あご部11が外側方向に弾性変形してたわみ、
折り畳まれようとしている紙にとっての逃げ場となり、
板ばねのたわみだけの押し付け力となり、それぞれ隣り
合わせの印刷面に必要以上の力がかからず、セットオフ
による汚れが生じることはない。
【0049】そして、図2に示されているように、差し
刃8が抜き出され、折り畳まれようとする被切断紙W1
から離れる際、あご部11及び可動板13の適宜な押し
付け力並びにあご部11及び可動板13の紙との接触面
に設けた滑り止め17、18の抵抗により、折り畳まれ
ようとしている被切断紙W1が差し刃8と一緒に咥え胴
3の外周面の外に引き出されるのが防がれ、紙の縁がそ
ろった状態で折り畳まれる。
刃8が抜き出され、折り畳まれようとする被切断紙W1
から離れる際、あご部11及び可動板13の適宜な押し
付け力並びにあご部11及び可動板13の紙との接触面
に設けた滑り止め17、18の抵抗により、折り畳まれ
ようとしている被切断紙W1が差し刃8と一緒に咥え胴
3の外周面の外に引き出されるのが防がれ、紙の縁がそ
ろった状態で折り畳まれる。
【0050】差し刃8が抜き出された後、あご部11と
可動板13は、弾性変形によるたわみを僅かに戻して、
適宜な力で折り畳まれた被切断紙W1の折帳W2を咥え
ている。
可動板13は、弾性変形によるたわみを僅かに戻して、
適宜な力で折り畳まれた被切断紙W1の折帳W2を咥え
ている。
【0051】次に、図3、図6に示されているように、
咥え装置9は、折帳W2を咥え、咥え胴3が回転して、
咥え胴3の回転とともに折帳W2は、咥え胴3の外周面
に沿って案内される。
咥え装置9は、折帳W2を咥え、咥え胴3が回転して、
咥え胴3の回転とともに折帳W2は、咥え胴3の外周面
に沿って案内される。
【0052】このとき、咥え装置9は折帳W2の端部を
咥えた状態で、自由端を咥え胴3の回転方向上流側にた
なびかせて咥え胴3外周に沿って移動させるので、咥え
装置9に、折帳W2を介して、咥え胴3の回転方向上流
側に向かう力、つまり回転方向と逆向きの力がかかり、
可動板13をあご部11から隔離させようとする。
咥えた状態で、自由端を咥え胴3の回転方向上流側にた
なびかせて咥え胴3外周に沿って移動させるので、咥え
装置9に、折帳W2を介して、咥え胴3の回転方向上流
側に向かう力、つまり回転方向と逆向きの力がかかり、
可動板13をあご部11から隔離させようとする。
【0053】しかし、折帳W2の端部の両端を板ばねよ
りなるあご部11と可動板13とが弾性変形してたわん
だ状態で咥えており、可動板13が咥える方向と逆方向
にたわんだとしても、折帳W2を共に咥えているあご部
11が可動板13のたわみに追従するので、あご部11
と可動板13の間が開かず、折帳W2は常に両側より適
宜の押し付け力により咥えられ、抜け落ちることはな
い。
りなるあご部11と可動板13とが弾性変形してたわん
だ状態で咥えており、可動板13が咥える方向と逆方向
にたわんだとしても、折帳W2を共に咥えているあご部
11が可動板13のたわみに追従するので、あご部11
と可動板13の間が開かず、折帳W2は常に両側より適
宜の押し付け力により咥えられ、抜け落ちることはな
い。
【0054】そして、折帳W2は、咥え胴3の外周面に
沿って案内された後、咥え胴3が折胴2との近接対向位
置、つまり咥え位置から略5分の3だけ回転すると可動
板13があご部11から離れる向きに移動し、咥え手段
12を開いて折帳W2を下流側の排出機構を引き渡す。
沿って案内された後、咥え胴3が折胴2との近接対向位
置、つまり咥え位置から略5分の3だけ回転すると可動
板13があご部11から離れる向きに移動し、咥え手段
12を開いて折帳W2を下流側の排出機構を引き渡す。
【0055】このように折胴2と咥え胴3による作用
が、前記鋸胴1と折胴2との連続作用に引き続いて連続
的に行われ、折り畳みが続けられる。
が、前記鋸胴1と折胴2との連続作用に引き続いて連続
的に行われ、折り畳みが続けられる。
【0056】この実施の形態では、咥え装置9のあご部
11を、開口部10の咥え胴3の回転方向の先行側壁面
先端に設けた例を示したが、開口部10の咥え胴3の回
転方向の後方側壁面先端に設けてもよい。
11を、開口部10の咥え胴3の回転方向の先行側壁面
先端に設けた例を示したが、開口部10の咥え胴3の回
転方向の後方側壁面先端に設けてもよい。
【0057】以上説明した折胴2は、鋸胴1、折胴2、
咥え胴3の直径を略2対5対5として例示されているも
ので、各胴の直径比はこれに限定されるものではない。
咥え胴3の直径を略2対5対5として例示されているも
ので、各胴の直径比はこれに限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、咥
え胴の咥え装置のあご部と可動板を薄板状弾性体とし
て、折胴より案内される被切断紙を折り畳むために両側
から咥えることにより、差し刃が被切断紙をあご部と可
動板との間に突き出すときに、あご部が差し刃の厚さ方
向の力に対応して弾性変形するため紙に対する押し付け
力が緩和され、紙がしごかれないので、印刷面にオフセ
ットが生じず、紙面の汚れをなくし印刷品質を良好に保
つことが可能となった。
え胴の咥え装置のあご部と可動板を薄板状弾性体とし
て、折胴より案内される被切断紙を折り畳むために両側
から咥えることにより、差し刃が被切断紙をあご部と可
動板との間に突き出すときに、あご部が差し刃の厚さ方
向の力に対応して弾性変形するため紙に対する押し付け
力が緩和され、紙がしごかれないので、印刷面にオフセ
ットが生じず、紙面の汚れをなくし印刷品質を良好に保
つことが可能となった。
【0059】また、咥え胴の咥え装置のあご部と可動板
を薄板状の弾性体として、折り畳まれた折帳の端部を両
側から咥え、咥え胴の外周面に沿って案内することによ
り、折帳の端部を咥えた状態で自由端を咥え胴の回転方
向上流側になびかせて咥え胴外周を移動するときに、咥
え胴の回転方向の開口部後行側に位置する咥え装置の可
動板に、咥え胴の回転方向と逆向きの力が作用し、この
力によって可動板がたわんだとしても、共に咥えている
あご部が可動板のたわみに追従するので、また、咥え胴
の回転方向の開口部後行側にあご部を設けた場合には、
前記咥え胴の回転方向と逆向きの力によりあご部がたわ
んだとしても、共に咥えている可動板があご部のたわみ
に追従するので、あご部及び可動板と折帳の接触面に隙
間が生じず、常に折帳はあご部と可動板とで適宜の力で
咥えられ、折帳が咥え装置から抜け落ちることを防止で
きた。
を薄板状の弾性体として、折り畳まれた折帳の端部を両
側から咥え、咥え胴の外周面に沿って案内することによ
り、折帳の端部を咥えた状態で自由端を咥え胴の回転方
向上流側になびかせて咥え胴外周を移動するときに、咥
え胴の回転方向の開口部後行側に位置する咥え装置の可
動板に、咥え胴の回転方向と逆向きの力が作用し、この
力によって可動板がたわんだとしても、共に咥えている
あご部が可動板のたわみに追従するので、また、咥え胴
の回転方向の開口部後行側にあご部を設けた場合には、
前記咥え胴の回転方向と逆向きの力によりあご部がたわ
んだとしても、共に咥えている可動板があご部のたわみ
に追従するので、あご部及び可動板と折帳の接触面に隙
間が生じず、常に折帳はあご部と可動板とで適宜の力で
咥えられ、折帳が咥え装置から抜け落ちることを防止で
きた。
【0060】また、請求項2の発明では、あご部及び可
動板の両方又はいずれか一方の紙との接触面に滑り止め
を設けたことにより、差し刃が咥え装置から抜け出すと
きに、咥えられている紙が差し刃と一緒に引き出される
ことに起因する紙の乱れを防止できるので、紙の縁がそ
ろった状態で折り畳むことが容易となった。
動板の両方又はいずれか一方の紙との接触面に滑り止め
を設けたことにより、差し刃が咥え装置から抜け出すと
きに、咥えられている紙が差し刃と一緒に引き出される
ことに起因する紙の乱れを防止できるので、紙の縁がそ
ろった状態で折り畳むことが容易となった。
【図1】本発明の咥え装置の差し刃挿入時の部分概略断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の咥え装置の差し刃抜き出し時の部分概
略断面図である。
略断面図である。
【図3】本発明の咥え装置の一つの形態を実施した折畳
部の概略図である。
部の概略図である。
【図4】本発明の咥え装置により紙を折り畳む動作説明
概略図である。
概略図である。
【図5】本発明の咥え装置により紙を折り畳む動作説明
概略図である。
概略図である。
【図6】本発明の咥え装置の咥え胴外周面折帳案内時の
部分概略断面図である。
部分概略断面図である。
1 鋸胴 2 折胴 3 咥え胴 4 鋸刃受け 5 鋸刃 6 切断機構 7 針 8 差し刃 9 咥え装置 10 開口部 11 あご部 12 咥え手段 13 可動板 14 ブラケット 15 駆動伝達軸 16 折畳部 17、18 滑り止め W 連続紙 W1 被切断紙 W2 折帳
フロントページの続き (72)発明者 南場 武夫 神奈川県横浜市港北区高田町252−66 (72)発明者 長谷川 俊雄 神奈川県川崎市中原区木月362−305 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB02 BA03 CC14 CC20 CC33
Claims (2)
- 【請求項1】 輪転機の折畳部で、鋸胴と折胴と咥え胴
を平行に設け、鋸胴と折胴との間に案内された連続紙
を、その先行側を折胴に設けた保持機構で保持して折胴
の回転によって折胴外周面に巻き付けつつ折胴外周面に
沿って案内し、鋸胴と折胴とに設けられた切断機構の共
同作用によって予め定められた長さに切断し、更にこの
被切断紙を折胴外周面に沿って適宜位置まで案内し、被
切断紙の先行側を保持から解放するとともに折胴に設け
た差し刃機構の差し刃で咥え胴内に突き出し、この差し
刃及び差し刃で突き出された紙を咥えることによって、
前記被切断紙を折胴の中心線と平行に折り畳む、咥え胴
に設けた咥え装置において、 回転によって折胴の差し刃と近接対向する咥え胴外周面
に軸線と平行に設けた少なくとも1つの開口部と、 開口部の内壁端部に、開口部と平行に取り付けられた、
少なくとも1つの薄板状弾性体よりなるあご部と、 あご部と対向して平行に設けられ、あご部との間に前記
差し刃及び差し刃で突き出された紙を咥える位置とそう
でない位置とに移動可能である少なくとも1つの薄板状
弾性体よりなる可動板を備えた咥え手段とを有し、 折胴の差し刃及び差し刃で咥え胴内に突き出された紙
を、薄板状弾性体よりなる、あご部及び可動板で咥え、
折り畳むことを特徴とする折畳部の咥え装置。 - 【請求項2】 咥え手段の可動板の紙を咥える面及びあ
ご部の紙を咥える面の両方又はいずれか一方に摩擦係数
の大きい材質で滑り止めを設けたことを特徴とする請求
項1に記載の折畳部の咥え装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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