JP2003014575A - ブレーキ付き牽引ドーリー装置 - Google Patents
ブレーキ付き牽引ドーリー装置Info
- Publication number
- JP2003014575A JP2003014575A JP2001197876A JP2001197876A JP2003014575A JP 2003014575 A JP2003014575 A JP 2003014575A JP 2001197876 A JP2001197876 A JP 2001197876A JP 2001197876 A JP2001197876 A JP 2001197876A JP 2003014575 A JP2003014575 A JP 2003014575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skater
- brake
- pair
- guide rail
- wire rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両衝突試験装置において、牽引用ワイヤロー
プの咬合が解除された後、牽引ドーリー装置を速やかに
停止させることである。 【解決手段】4本のガイドローラ8が、ガイドレールG
の上側のフランジ部6aに冠着され、クランプ装置Cに
咬合された牽引用ワイヤロープWaが牽引されることに
よって走行されるスケータSの前端部に、ブレーキ装置
Bを装着し、前記スケータSに取付けらたトリガレバー
2をストライカ3に衝突させて、前記牽引用ワイヤロー
プWaの咬合を解除すると共に、一対のブレーキパッド
27をガイドレールGのフランジ部6aに圧接させる。
プの咬合が解除された後、牽引ドーリー装置を速やかに
停止させることである。 【解決手段】4本のガイドローラ8が、ガイドレールG
の上側のフランジ部6aに冠着され、クランプ装置Cに
咬合された牽引用ワイヤロープWaが牽引されることに
よって走行されるスケータSの前端部に、ブレーキ装置
Bを装着し、前記スケータSに取付けらたトリガレバー
2をストライカ3に衝突させて、前記牽引用ワイヤロー
プWaの咬合を解除すると共に、一対のブレーキパッド
27をガイドレールGのフランジ部6aに圧接させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両衝突試験装置
において、テスト車両を牽引走行させるためのブレーキ
付き牽引ドーリー装置に関するものである。
において、テスト車両を牽引走行させるためのブレーキ
付き牽引ドーリー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両衝突試験装置は、図12に示される
ように、エンドレスの牽引用ワイヤロープWaで牽引す
ることによって所定の速度で走行させたテスト車両T
を、衝突壁1に衝突させて、その損壊状況を試験した
り、撮影したりするための装置である。前記テスト車両
Tは、連結用ワイヤロープWbを介してスケータSに連
結されている。また、前記スケータSを構成するクラン
プ装置Cには、牽引用ワイヤロープWaが咬合されてい
る。そして、ウインチ(図示せず)等の駆動手段によっ
て牽引用ワイヤロープWaが牽引されることにより、前
記テスト車両Tは、前記スケータSに引っ張られて直進
走行される。前記テスト車両Tが所定の速度に達した時
点で、前記スケータSに取付けられたトリガレバー2
(図2参照)をストライカ3に衝突させて、連結用ワイ
ヤロープWbを切り離し、テスト車両Tのみを自走させ
て衝突壁1に衝突させる。前記牽引用ワイヤロープWa
は、前記連結用ワイヤロープWbが切り離された後、別
のストライカ(図示せず)に衝突して切り離される。な
お、図12において、4はピットである。
ように、エンドレスの牽引用ワイヤロープWaで牽引す
ることによって所定の速度で走行させたテスト車両T
を、衝突壁1に衝突させて、その損壊状況を試験した
り、撮影したりするための装置である。前記テスト車両
Tは、連結用ワイヤロープWbを介してスケータSに連
結されている。また、前記スケータSを構成するクラン
プ装置Cには、牽引用ワイヤロープWaが咬合されてい
る。そして、ウインチ(図示せず)等の駆動手段によっ
て牽引用ワイヤロープWaが牽引されることにより、前
記テスト車両Tは、前記スケータSに引っ張られて直進
走行される。前記テスト車両Tが所定の速度に達した時
点で、前記スケータSに取付けられたトリガレバー2
(図2参照)をストライカ3に衝突させて、連結用ワイ
ヤロープWbを切り離し、テスト車両Tのみを自走させ
て衝突壁1に衝突させる。前記牽引用ワイヤロープWa
は、前記連結用ワイヤロープWbが切り離された後、別
のストライカ(図示せず)に衝突して切り離される。な
お、図12において、4はピットである。
【0003】ここで、牽引用ワイヤロープWaが切り離
されたスケータSは、そのまま惰性走行し、衝突装置5
に衝突することによって停止させられる。このとき、ス
ケータSが高速で衝突装置5に衝突することにより、該
スケータSが損傷するおそれがある。これを防止するた
め、本出願人は、スケータSの前部に衝撃吸収体を取付
け、該衝撃吸収体に衝突エネルギーを吸収させることに
より、スケータSの損傷を防止する発明を特許出願した
(特願2000−49467号)。しかし、この発明で
は、衝突試験を行なうたびに前記衝撃吸収体を取付け、
更に、衝突試験の終了のたびに前記衝撃吸収体を取り外
す必要があるため、面倒であり、作業効率が悪い。
されたスケータSは、そのまま惰性走行し、衝突装置5
に衝突することによって停止させられる。このとき、ス
ケータSが高速で衝突装置5に衝突することにより、該
スケータSが損傷するおそれがある。これを防止するた
め、本出願人は、スケータSの前部に衝撃吸収体を取付
け、該衝撃吸収体に衝突エネルギーを吸収させることに
より、スケータSの損傷を防止する発明を特許出願した
(特願2000−49467号)。しかし、この発明で
は、衝突試験を行なうたびに前記衝撃吸収体を取付け、
更に、衝突試験の終了のたびに前記衝撃吸収体を取り外
す必要があるため、面倒であり、作業効率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、牽引用ワイヤロープの咬合が解除された
後、牽引ドーリー装置を速やかに停止させることを課題
としている。
具合に鑑み、牽引用ワイヤロープの咬合が解除された
後、牽引ドーリー装置を速やかに停止させることを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、ガイドレールの上面開口の
対向端部に、複数のガイドローラを介して冠着されるス
ケータと、該スケータに装着されたトリガレバーの回動
により、牽引用ワイヤロープに対して解除可能に咬合さ
れるクランプ装置とを備え、連結用ワイヤロープを介し
て前記スケータに連結されたテスト車両を前記ガイドレ
ールに沿って牽引する牽引ドーリー装置であって、前記
スケータの前後端の少なくとも一方には、前記牽引用ワ
イヤロープに対する前記クランプ装置の咬合解除後にお
いて、前記スケータにブレーキ力を生じさせるためのブ
レーキ装置が装着され、前記ブレーキ装置は、前記ガイ
ドレールの上面開口内に配置された状態で、前記スケー
タの前後の少なくとも一方に連結されるパンタグラフ状
のリンク装置と、前記ガイドレールの上面開口の幅方向
に沿って接近・離隔可能なように、前記リンク装置を構
成する各リンク板に連結された一対のブレーキパッド
と、該一対のブレーキパッドが離隔する方向に前記リン
ク装置を付勢させる付勢手段と、前記トリガレバーの非
回動時には、前記一対のブレーキパッドの接近状態を維
持すると共に、その回動時には、前記接近状態の維持を
解除して、前記一対のブレーキパッドを前記ガイドレー
ルの上面開口の対向端部に圧接させてブレーキ力を生じ
させる突張り手段とを備えていることを特徴としてい
る。
の請求項1に記載の発明は、ガイドレールの上面開口の
対向端部に、複数のガイドローラを介して冠着されるス
ケータと、該スケータに装着されたトリガレバーの回動
により、牽引用ワイヤロープに対して解除可能に咬合さ
れるクランプ装置とを備え、連結用ワイヤロープを介し
て前記スケータに連結されたテスト車両を前記ガイドレ
ールに沿って牽引する牽引ドーリー装置であって、前記
スケータの前後端の少なくとも一方には、前記牽引用ワ
イヤロープに対する前記クランプ装置の咬合解除後にお
いて、前記スケータにブレーキ力を生じさせるためのブ
レーキ装置が装着され、前記ブレーキ装置は、前記ガイ
ドレールの上面開口内に配置された状態で、前記スケー
タの前後の少なくとも一方に連結されるパンタグラフ状
のリンク装置と、前記ガイドレールの上面開口の幅方向
に沿って接近・離隔可能なように、前記リンク装置を構
成する各リンク板に連結された一対のブレーキパッド
と、該一対のブレーキパッドが離隔する方向に前記リン
ク装置を付勢させる付勢手段と、前記トリガレバーの非
回動時には、前記一対のブレーキパッドの接近状態を維
持すると共に、その回動時には、前記接近状態の維持を
解除して、前記一対のブレーキパッドを前記ガイドレー
ルの上面開口の対向端部に圧接させてブレーキ力を生じ
させる突張り手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0006】スケータには、連結用ワイヤロープを介し
てテスト車両が連結されていると共に、該スケータを構
成するクランプ装置には、解除可能にして牽引用ワイヤ
ロープが咬合されている。前記牽引用ワイヤロープを牽
引するとスケータが走行され、それに伴い、テスト車両
が直進走行される。ここで、スケータの前後端の少なく
とも一方にはブレーキ装置が装着されていて、該ブレー
キ装置を構成する一対のブレーキパッドは、付勢手段に
よってガイドレールに接近・離隔可能である。そして、
スケータがテスト車両を牽引して走行するとき、前記一
対のブレーキパッドは、突張り手段により、ガイドレー
ルから離隔されたまま保持されている。テスト車両の衝
突直前において、スケータに装着されたトリガレバーが
回動することによって、スケータとテスト車両との連結
が解除される。また、スケータのクランプ装置と牽引用
ワイヤロープとの咬合が解除されると共に、前記突張り
手段が解除される。このため、前記付勢手段により、一
対のブレーキパッドがガイドレールの幅方向に沿って接
近し、該ガイドレールを圧接する。この結果、牽引用ワ
イヤロープが切り離されて惰性走行するスケータにブレ
ーキ力が生じ、該スケータは速やかに停止させられる。
この発明では、スケータに装着されたブレーキ装置によ
って該スケータが停止させられるため、スケータを損傷
させることはない。また、従来のように、衝突試験のた
びに衝撃吸収体を取付けたり、取り外したりする必要が
なく、作業効率が良好である。
てテスト車両が連結されていると共に、該スケータを構
成するクランプ装置には、解除可能にして牽引用ワイヤ
ロープが咬合されている。前記牽引用ワイヤロープを牽
引するとスケータが走行され、それに伴い、テスト車両
が直進走行される。ここで、スケータの前後端の少なく
とも一方にはブレーキ装置が装着されていて、該ブレー
キ装置を構成する一対のブレーキパッドは、付勢手段に
よってガイドレールに接近・離隔可能である。そして、
スケータがテスト車両を牽引して走行するとき、前記一
対のブレーキパッドは、突張り手段により、ガイドレー
ルから離隔されたまま保持されている。テスト車両の衝
突直前において、スケータに装着されたトリガレバーが
回動することによって、スケータとテスト車両との連結
が解除される。また、スケータのクランプ装置と牽引用
ワイヤロープとの咬合が解除されると共に、前記突張り
手段が解除される。このため、前記付勢手段により、一
対のブレーキパッドがガイドレールの幅方向に沿って接
近し、該ガイドレールを圧接する。この結果、牽引用ワ
イヤロープが切り離されて惰性走行するスケータにブレ
ーキ力が生じ、該スケータは速やかに停止させられる。
この発明では、スケータに装着されたブレーキ装置によ
って該スケータが停止させられるため、スケータを損傷
させることはない。また、従来のように、衝突試験のた
びに衝撃吸収体を取付けたり、取り外したりする必要が
なく、作業効率が良好である。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明を前提として、前記トリガレバーは、前記ガイド
レールに取付けられたストライカに衝突することにより
回動されるように構成されていることを特徴としてい
る。このため、前記トリガレバーを確実に回動させるこ
とができる。
の発明を前提として、前記トリガレバーは、前記ガイド
レールに取付けられたストライカに衝突することにより
回動されるように構成されていることを特徴としてい
る。このため、前記トリガレバーを確実に回動させるこ
とができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明を前提として、前記突張り手段は、前記リ
ンク装置からスケータの長手方向に沿って延設され、前
記付勢手段により同方向に付勢されたロッドがストッパ
部材により突張り状態で係止された構成であり、前記ト
リガレバーの回動によって、前記ロッドと前記ストッパ
部材との係止状態が解除されることを特徴としている。
即ち、トリガレバーを回動させて、スケータのクランプ
装置と牽引用ワイヤロープとの咬合を解除させるのとほ
ぼ同時に、ブレーキ装置を構成する一対のブレーキパッ
ドをガイドレールに圧接させることができる。このた
め、スケータにおいて、牽引用ワイヤロープが切り離さ
れてから停止させられるまでの距離を最小にすることが
できる。
に記載の発明を前提として、前記突張り手段は、前記リ
ンク装置からスケータの長手方向に沿って延設され、前
記付勢手段により同方向に付勢されたロッドがストッパ
部材により突張り状態で係止された構成であり、前記ト
リガレバーの回動によって、前記ロッドと前記ストッパ
部材との係止状態が解除されることを特徴としている。
即ち、トリガレバーを回動させて、スケータのクランプ
装置と牽引用ワイヤロープとの咬合を解除させるのとほ
ぼ同時に、ブレーキ装置を構成する一対のブレーキパッ
ドをガイドレールに圧接させることができる。このた
め、スケータにおいて、牽引用ワイヤロープが切り離さ
れてから停止させられるまでの距離を最小にすることが
できる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明を前提として、前記ストッパ部材には、前記ロッ
ドとの係止状態が解除されたとき、抜け落ちることを防
ぐための抜け止め部が設けられていることを特徴として
いる。このため、ストッパ部材が落下するおそれがな
く、スケータの走行に支障をきたすことはない。
の発明を前提として、前記ストッパ部材には、前記ロッ
ドとの係止状態が解除されたとき、抜け落ちることを防
ぐための抜け止め部が設けられていることを特徴として
いる。このため、ストッパ部材が落下するおそれがな
く、スケータの走行に支障をきたすことはない。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明を前提として、前記一対のブ
レーキパッドは、スケータを構成するベース板の上側
で、前記複数のガイドローラとほぼ同一の高さ位置に取
付けられていることを特徴としている。このため、前記
突張り手段を構成する部材を、スケータのベース板の上
面に配設することができ、その構成を簡単なものにする
ことができる。
4のいずれかに記載の発明を前提として、前記一対のブ
レーキパッドは、スケータを構成するベース板の上側
で、前記複数のガイドローラとほぼ同一の高さ位置に取
付けられていることを特徴としている。このため、前記
突張り手段を構成する部材を、スケータのベース板の上
面に配設することができ、その構成を簡単なものにする
ことができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の発明を前提として、前記リンク装
置は、前記スケータに回動可能にしてピン連結された一
対の第1リンク板と、前記一対の第1リンク板の各先端
部に回動可能にしてピン連結された第2リンク板と、前
記一対の第2リンク板の各先端部を回動可能にしてピン
連結する支持ブロックとから成り、前記付勢手段は、前
記支持ブロックとスケータとを連結する引張りばねであ
ることを特徴としている。このため、ブレーキ装置の構
成を簡単なものにすることができる。
5のいずれかに記載の発明を前提として、前記リンク装
置は、前記スケータに回動可能にしてピン連結された一
対の第1リンク板と、前記一対の第1リンク板の各先端
部に回動可能にしてピン連結された第2リンク板と、前
記一対の第2リンク板の各先端部を回動可能にしてピン
連結する支持ブロックとから成り、前記付勢手段は、前
記支持ブロックとスケータとを連結する引張りばねであ
ることを特徴としている。このため、ブレーキ装置の構
成を簡単なものにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。なお、従来の技術で説明したもの
と同一の部材には、同一の符号を付すことにより、重複
を避けて説明する。図1は本発明に係るブレーキ付き牽
引ドーリー装置Aの全体正面図、図2は同じく平面図、
図3は同じく側面図、図4は同じく正面断面図、図5は
連結ブラケット11の部分の拡大断面図、図6は図2の
X−X線断面図である。本発明の実施例のブレーキ付き
牽引ドーリー装置Aは、図1ないし図3に示されるよう
に、ガイドレールGに冠着されるスケータSと、その前
端部に装着されたブレーキ装置Bとから構成されてい
る。最初に、本実施例のガイドレールGについて説明す
る。図3に示されるように、このガイドレールGは、一
対の溝形鋼6が、所定の間隔をおいて相対向して埋設さ
れたものである。各溝形鋼6における上下のフランジ部
6aには、幅方向に一定の間隔を有する開口部が設けら
れていて、その上面開口の部分にスケータSが冠着され
ている。そして、一対の溝形鋼6の間には、テスト車両
Tを牽引するためのエンドレスの牽引用ワイヤロープW
aが設置されている。ここで、図3において一方側の牽
引用ワイヤロープWaは、スケータSのクランプ装置C
にクランプされて、該スケータSを牽引走行させる部分
を示しており、他方側の牽引用ワイヤロープWaは、ウ
インチ(図示せず)等の駆動手段に戻る部分を示してい
る。
更に詳細に説明する。なお、従来の技術で説明したもの
と同一の部材には、同一の符号を付すことにより、重複
を避けて説明する。図1は本発明に係るブレーキ付き牽
引ドーリー装置Aの全体正面図、図2は同じく平面図、
図3は同じく側面図、図4は同じく正面断面図、図5は
連結ブラケット11の部分の拡大断面図、図6は図2の
X−X線断面図である。本発明の実施例のブレーキ付き
牽引ドーリー装置Aは、図1ないし図3に示されるよう
に、ガイドレールGに冠着されるスケータSと、その前
端部に装着されたブレーキ装置Bとから構成されてい
る。最初に、本実施例のガイドレールGについて説明す
る。図3に示されるように、このガイドレールGは、一
対の溝形鋼6が、所定の間隔をおいて相対向して埋設さ
れたものである。各溝形鋼6における上下のフランジ部
6aには、幅方向に一定の間隔を有する開口部が設けら
れていて、その上面開口の部分にスケータSが冠着され
ている。そして、一対の溝形鋼6の間には、テスト車両
Tを牽引するためのエンドレスの牽引用ワイヤロープW
aが設置されている。ここで、図3において一方側の牽
引用ワイヤロープWaは、スケータSのクランプ装置C
にクランプされて、該スケータSを牽引走行させる部分
を示しており、他方側の牽引用ワイヤロープWaは、ウ
インチ(図示せず)等の駆動手段に戻る部分を示してい
る。
【0013】次に、スケータSについて説明する。図1
及び図2に示されるように、本実施例のスケータSを構
成するベース板7の上面には、4本のガイドローラ8が
回転自在にして取付けられている。これらのガイドロー
ラ8は、前記ベース板7の長手方向(スケータSの前後
方向)の両端部で、しかも、幅方向の両端部に、前記ベ
ース板7から少し突出した状態で千鳥状に取付けられて
いる。これらのガイドローラ8が、各溝形鋼6のフラン
ジ部6aに嵌まり込むことにより、スケータSがガイド
レールGに冠着される。なお、図1において、9は、各
ガイドローラ8の部分を覆うためのカバー板である。
及び図2に示されるように、本実施例のスケータSを構
成するベース板7の上面には、4本のガイドローラ8が
回転自在にして取付けられている。これらのガイドロー
ラ8は、前記ベース板7の長手方向(スケータSの前後
方向)の両端部で、しかも、幅方向の両端部に、前記ベ
ース板7から少し突出した状態で千鳥状に取付けられて
いる。これらのガイドローラ8が、各溝形鋼6のフラン
ジ部6aに嵌まり込むことにより、スケータSがガイド
レールGに冠着される。なお、図1において、9は、各
ガイドローラ8の部分を覆うためのカバー板である。
【0014】図1及び図2に示されるように、前記スケ
ータSの前後方向のほぼ中央部よりも後方には、テスト
車両Tを連結する連結用ワイヤロープWbを引っ掛ける
ための一対の連結ブラケット11が、前記スケータSの
長手方向に沿って並列状態で固着されている。各連結ブ
ラケット11は、正面視において略「コ」の字状であ
り、それらの開口部分11aに連結用ワイヤロープWb
が収容される。そして、一対の連結ブラケット11の間
には、前記連結用ワイヤロープWbが抜け出ることを防
止するために、4枚の羽根体が相互に直交する形態で半
径方向に突設された羽根車12が、回転可能にして装着
されている。図4に示されるように、スケータSがテス
ト車両Tを牽引している状態において、いずれか1枚の
羽根体は、トリガレバー2の係止レバー部2a(図2参
照)に当接して係止されている。このとき、前記羽根車
12は回転不能である。しかも、前記係止レバー部2a
に係止された羽根体と隣接する羽根体が、連結ブラケッ
ト11の開口部分11aの入口部を閉塞しているため、
前記連結用ワイヤロープWbが前記開口部分11aから
抜け出ることはない。図5に示されるように、トリガレ
バー2が回動し、係止レバー部2aと羽根体との係止状
態が解除されると、前記羽根車12が回転可能となるた
め、連結用ワイヤロープWbを一対の連結ブラケット1
1の開口部分11aから離脱させることができる。一対
の連結ブラケット11から離脱した状態の連結用ワイヤ
ロープWbを、二点鎖線で示す。このとき、連結用ワイ
ヤロープWbが他の部材と干渉しないように、連結ブラ
ケット11の前部11bは上方に傾斜されている。な
お、図5において、13は、羽根車12を回転可能に支
持するための支承軸であり、14は、羽根車12との干
渉を避けるためにベース板7に設けられた逃し孔であ
る。
ータSの前後方向のほぼ中央部よりも後方には、テスト
車両Tを連結する連結用ワイヤロープWbを引っ掛ける
ための一対の連結ブラケット11が、前記スケータSの
長手方向に沿って並列状態で固着されている。各連結ブ
ラケット11は、正面視において略「コ」の字状であ
り、それらの開口部分11aに連結用ワイヤロープWb
が収容される。そして、一対の連結ブラケット11の間
には、前記連結用ワイヤロープWbが抜け出ることを防
止するために、4枚の羽根体が相互に直交する形態で半
径方向に突設された羽根車12が、回転可能にして装着
されている。図4に示されるように、スケータSがテス
ト車両Tを牽引している状態において、いずれか1枚の
羽根体は、トリガレバー2の係止レバー部2a(図2参
照)に当接して係止されている。このとき、前記羽根車
12は回転不能である。しかも、前記係止レバー部2a
に係止された羽根体と隣接する羽根体が、連結ブラケッ
ト11の開口部分11aの入口部を閉塞しているため、
前記連結用ワイヤロープWbが前記開口部分11aから
抜け出ることはない。図5に示されるように、トリガレ
バー2が回動し、係止レバー部2aと羽根体との係止状
態が解除されると、前記羽根車12が回転可能となるた
め、連結用ワイヤロープWbを一対の連結ブラケット1
1の開口部分11aから離脱させることができる。一対
の連結ブラケット11から離脱した状態の連結用ワイヤ
ロープWbを、二点鎖線で示す。このとき、連結用ワイ
ヤロープWbが他の部材と干渉しないように、連結ブラ
ケット11の前部11bは上方に傾斜されている。な
お、図5において、13は、羽根車12を回転可能に支
持するための支承軸であり、14は、羽根車12との干
渉を避けるためにベース板7に設けられた逃し孔であ
る。
【0015】図2及び図3に示されるように、一対の連
結ブラケット11の前方には、トリガレバー2が水平面
内で回動可能にして装着されている。そして、平面視に
おけるトリガレバー2の回動中心から、放射状に4つの
レバー部2a〜2dが、多段にして突出されている。即
ち、トリガレバー2におけるベース板7の上方部分に
は、前述した羽根車12のいずれかの羽根体を当接させ
て、前記羽根車12を回転不能に係止するための係止レ
バー部2aと、ストライカ3に衝突してトリガレバー2
全体を回動させるためベース板7から側方に突出された
衝突レバー部2bと、ブレーキ装置Bを構成する突張り
ロッド15(後述)の突張り状態を解除するためのブレ
ーキ解除レバー部2cが設けられている。同じく、ベー
ス板7の下方部分には、クランプ装置Cを構成する一対
の咬合体16a,16b を接近・離間させ、牽引用ワイヤ
ロープWaをクランプしたり、そのクランプ状態を解除
するためのカムレバー部2dが設けられている。このた
め、前記衝突レバー部2bがストライカ3に衝突してト
リガレバー2全体が回動させられると、それ以外のレバ
ー部(係止レバー部2a、ブレーキ解除レバー部2c、
カムレバー部2d)も同時に回動させられる。
結ブラケット11の前方には、トリガレバー2が水平面
内で回動可能にして装着されている。そして、平面視に
おけるトリガレバー2の回動中心から、放射状に4つの
レバー部2a〜2dが、多段にして突出されている。即
ち、トリガレバー2におけるベース板7の上方部分に
は、前述した羽根車12のいずれかの羽根体を当接させ
て、前記羽根車12を回転不能に係止するための係止レ
バー部2aと、ストライカ3に衝突してトリガレバー2
全体を回動させるためベース板7から側方に突出された
衝突レバー部2bと、ブレーキ装置Bを構成する突張り
ロッド15(後述)の突張り状態を解除するためのブレ
ーキ解除レバー部2cが設けられている。同じく、ベー
ス板7の下方部分には、クランプ装置Cを構成する一対
の咬合体16a,16b を接近・離間させ、牽引用ワイヤ
ロープWaをクランプしたり、そのクランプ状態を解除
するためのカムレバー部2dが設けられている。このた
め、前記衝突レバー部2bがストライカ3に衝突してト
リガレバー2全体が回動させられると、それ以外のレバ
ー部(係止レバー部2a、ブレーキ解除レバー部2c、
カムレバー部2d)も同時に回動させられる。
【0016】次に、クランプ装置Cについて説明する。
図6及び図7に示されるように、ベース板7の下方に
は、牽引用ワイヤロープWaをクランプして、スケータ
Sと前記牽引用ワイヤロープWaとを一体に連結するた
めのクランプ装置Cが配設されている。このクランプ装
置Cは、2本の固定ボルト17によりベース板7に固着
された第1咬合体16aと、該第1咬合体16aと相対
向し、しかも、支点ピン18により垂直面内で回動可能
に取付けられた第2咬合体16bとから構成されてい
る。第1及び第2の各咬合体16a,16b の間に配置さ
れた牽引用ワイヤロープWaは、第2咬合体16bの背
面部がトリガレバー2のカムレバー部2dによって押圧
され、該第2咬合体16bが、第1咬合体16aに接近
することにより、強固に挟み込まれる。このように、牽
引用ワイヤロープWaは、第1及び第2の各咬合体16
a,16b によってクランプされる。そして、図8に示さ
れるように、トリガレバー2の衝突レバー部2bがスト
ライカ3に衝突して回動されると、同時にカムレバー部
2dも回動され、第2咬合体16bが、第1咬合体16
aから離間される。このようにして、牽引用ワイヤロー
プWaは、クランプ装置Cから離脱して落下される。
図6及び図7に示されるように、ベース板7の下方に
は、牽引用ワイヤロープWaをクランプして、スケータ
Sと前記牽引用ワイヤロープWaとを一体に連結するた
めのクランプ装置Cが配設されている。このクランプ装
置Cは、2本の固定ボルト17によりベース板7に固着
された第1咬合体16aと、該第1咬合体16aと相対
向し、しかも、支点ピン18により垂直面内で回動可能
に取付けられた第2咬合体16bとから構成されてい
る。第1及び第2の各咬合体16a,16b の間に配置さ
れた牽引用ワイヤロープWaは、第2咬合体16bの背
面部がトリガレバー2のカムレバー部2dによって押圧
され、該第2咬合体16bが、第1咬合体16aに接近
することにより、強固に挟み込まれる。このように、牽
引用ワイヤロープWaは、第1及び第2の各咬合体16
a,16b によってクランプされる。そして、図8に示さ
れるように、トリガレバー2の衝突レバー部2bがスト
ライカ3に衝突して回動されると、同時にカムレバー部
2dも回動され、第2咬合体16bが、第1咬合体16
aから離間される。このようにして、牽引用ワイヤロー
プWaは、クランプ装置Cから離脱して落下される。
【0017】次に、ブレーキ装置Bについて説明する。
図9に示されるように、スケータSの前端部にはブレー
キ装置Bが装着されている。即ち、スケータSを構成す
るベース板7の前端部に固着された支持ブラケット19
の上面部と下面部には、一対の第1リンク板21の後端
部が、各支点ピン22により水平面内で回動可能にして
取付けられている。各第1リンク板21の先端部でそれ
らの上面には、それぞれ一対の第2リンク板23の後端
部が、各支点ピン24により水平面内で回動可能にして
取付けられている。そして、各第2リンク板23の先端
部は、支点ピン25により、水平面内で回動可能にして
支持ブロック26に取付けられている。このように、第
1及び第2の各リンク板21,23、及び各支点ピン2
2,24,25により、パンタグラフ状のリンク装置L
が形成されていて、前記第1及び第2の各リンク板2
1,23は、ガイドレールGの幅方向に沿って相互に接
近・離隔が可能である。そして、第1及び第2の各リン
ク板21,23の接続部分には、それぞれブレーキパッ
ド27が取付けられている。一対のブレーキパッド27
は、溝形鋼6の上側のフランジ部6aと相対向して配置
されている。そして、一対のブレーキパッド27におい
て、前記フランジ部6aと対向する部分には、該フラン
ジ部6aに対応する略V字状の圧接溝部27aが形成さ
れている(図3参照)。
図9に示されるように、スケータSの前端部にはブレー
キ装置Bが装着されている。即ち、スケータSを構成す
るベース板7の前端部に固着された支持ブラケット19
の上面部と下面部には、一対の第1リンク板21の後端
部が、各支点ピン22により水平面内で回動可能にして
取付けられている。各第1リンク板21の先端部でそれ
らの上面には、それぞれ一対の第2リンク板23の後端
部が、各支点ピン24により水平面内で回動可能にして
取付けられている。そして、各第2リンク板23の先端
部は、支点ピン25により、水平面内で回動可能にして
支持ブロック26に取付けられている。このように、第
1及び第2の各リンク板21,23、及び各支点ピン2
2,24,25により、パンタグラフ状のリンク装置L
が形成されていて、前記第1及び第2の各リンク板2
1,23は、ガイドレールGの幅方向に沿って相互に接
近・離隔が可能である。そして、第1及び第2の各リン
ク板21,23の接続部分には、それぞれブレーキパッ
ド27が取付けられている。一対のブレーキパッド27
は、溝形鋼6の上側のフランジ部6aと相対向して配置
されている。そして、一対のブレーキパッド27におい
て、前記フランジ部6aと対向する部分には、該フラン
ジ部6aに対応する略V字状の圧接溝部27aが形成さ
れている(図3参照)。
【0018】図6及び図9に示されるように、前記支持
ブロック26の背面部には、その後方に向かって突張り
ロッド15が延設されている。この突張りロッド15
は、ベース板7の上面に、所定の間隔をおいて立設され
た2個のガイドブロック28の各挿通孔28aに挿通さ
れている。そして、前記突張りロッド15の後端部は、
後側のガイドブロック28から突出されている。また、
前記支持ブラケット19と前記支持ブロック26との間
には、それらの上下に各引張りばね29が弾装されてい
る。このため、一対のブレーキパッド27は、ガイドレ
ールGの幅方向に沿って常に離隔する方向に付勢されて
いる。
ブロック26の背面部には、その後方に向かって突張り
ロッド15が延設されている。この突張りロッド15
は、ベース板7の上面に、所定の間隔をおいて立設され
た2個のガイドブロック28の各挿通孔28aに挿通さ
れている。そして、前記突張りロッド15の後端部は、
後側のガイドブロック28から突出されている。また、
前記支持ブラケット19と前記支持ブロック26との間
には、それらの上下に各引張りばね29が弾装されてい
る。このため、一対のブレーキパッド27は、ガイドレ
ールGの幅方向に沿って常に離隔する方向に付勢されて
いる。
【0019】そして、後側のガイドブロック28の後方
で、ベース板7の上面には、一対の支持部材31が、前
記突張りロッド15の外径よりも広い間隔(換言すれ
ば、突張りロッド15を通過させることができる間隔)
を有して立設されている。前記各支持部材31には、前
記突張りロッド15の長手方向と直交する方向(ガイド
レールGの幅方向)に沿って貫通孔31aが設けられて
いて、該貫通孔31aにストッパ部材32が挿通されて
いる。このストッパ部材32の先端部には、トリガレバ
ー2のブレーキ解除レバー部2cと係止される係止板3
3が取付けられていると共に、前記ストッパ部材32の
後部には、前記突張りロッド15を通過させるためのロ
ッド通過溝部32aと、前記支持部材31に当接させて
停止させるために上方に張り出した抜け止め用突片32
bが設けられている。前記ストッパ部材32は、ガイド
レールGの幅方向に沿ってベース板7の上面に形成され
たガイド溝34に、スライド可能にして装着されてい
る。
で、ベース板7の上面には、一対の支持部材31が、前
記突張りロッド15の外径よりも広い間隔(換言すれ
ば、突張りロッド15を通過させることができる間隔)
を有して立設されている。前記各支持部材31には、前
記突張りロッド15の長手方向と直交する方向(ガイド
レールGの幅方向)に沿って貫通孔31aが設けられて
いて、該貫通孔31aにストッパ部材32が挿通されて
いる。このストッパ部材32の先端部には、トリガレバ
ー2のブレーキ解除レバー部2cと係止される係止板3
3が取付けられていると共に、前記ストッパ部材32の
後部には、前記突張りロッド15を通過させるためのロ
ッド通過溝部32aと、前記支持部材31に当接させて
停止させるために上方に張り出した抜け止め用突片32
bが設けられている。前記ストッパ部材32は、ガイド
レールGの幅方向に沿ってベース板7の上面に形成され
たガイド溝34に、スライド可能にして装着されてい
る。
【0020】図3及び図9に示されるように、スケータ
Sがテスト車両Tを連結している状態で、一対の支持部
材31の隙間は、前記ストッパ部材32によって閉塞さ
れている。このため、前記突張りロッド15は、各引張
りばね29の弾性復元力に抗して突張ったまま静止状態
を呈していて、一対のブレーキパッド27は、ガイドレ
ールGを構成する溝形鋼6の上側のフランジ部6aから
少し離れた位置に配置されている。トリガレバー2が回
動されると、ブレーキ解除レバー部2cも一体となって
回動される。それに伴い、ストッパ部材32がガイドレ
ールGの幅方向に沿ってスライドされ、一対の支持部材
31の隙間にストッパ部材32のロッド通過溝部32a
が配置される。すると、図11に示されるように、スト
ッパ部材32によって閉塞されていた一対の支持部材3
1の隙間が開放され、各引張りばね29の弾性復元力に
より、突張りロッド15が押し下げられる。この結果、
一対のブレーキパッド27がガイドレールGの幅方向に
沿って相互に離隔し、溝形鋼6の上側のフランジ部6a
に圧接される。こうすることによって、スケータSにブ
レーキ力が作用する。なお、図9において、35は、ト
リガレバー2が過度に回動することを防止するためのス
トッパピンである。
Sがテスト車両Tを連結している状態で、一対の支持部
材31の隙間は、前記ストッパ部材32によって閉塞さ
れている。このため、前記突張りロッド15は、各引張
りばね29の弾性復元力に抗して突張ったまま静止状態
を呈していて、一対のブレーキパッド27は、ガイドレ
ールGを構成する溝形鋼6の上側のフランジ部6aから
少し離れた位置に配置されている。トリガレバー2が回
動されると、ブレーキ解除レバー部2cも一体となって
回動される。それに伴い、ストッパ部材32がガイドレ
ールGの幅方向に沿ってスライドされ、一対の支持部材
31の隙間にストッパ部材32のロッド通過溝部32a
が配置される。すると、図11に示されるように、スト
ッパ部材32によって閉塞されていた一対の支持部材3
1の隙間が開放され、各引張りばね29の弾性復元力に
より、突張りロッド15が押し下げられる。この結果、
一対のブレーキパッド27がガイドレールGの幅方向に
沿って相互に離隔し、溝形鋼6の上側のフランジ部6a
に圧接される。こうすることによって、スケータSにブ
レーキ力が作用する。なお、図9において、35は、ト
リガレバー2が過度に回動することを防止するためのス
トッパピンである。
【0021】本発明に係るブレーキ付き牽引ドーリー装
置Aの作用について説明する。図10に示されるよう
に、ガイドレールGにおける走行開始位置に、スケータ
Sが冠着され、該スケータSのクランプ装置Cに牽引用
ワイヤロープWaがクランプされると共に、連結用ワイ
ヤロープWbを介して前記スケータSとテスト車両Tと
が連結される。このとき、ブレーキ装置Bを構成する一
対のブレーキパッド27は、その突張りロッド15がス
トッパ部材32によって係止されているため、ガイドレ
ールGの上側のフランジ部6aよりも離隔されている
(図3参照)。即ち、前記スケータSにブレーキ力は作
用していない。ウインチ(図示せず)等の駆動手段によ
り、前記牽引用ワイヤロープWaを牽引し、スケータS
を走行させる。テスト車両Tは、前記スケータSに引っ
張られて、ガイドレールG上を直進走行される。
置Aの作用について説明する。図10に示されるよう
に、ガイドレールGにおける走行開始位置に、スケータ
Sが冠着され、該スケータSのクランプ装置Cに牽引用
ワイヤロープWaがクランプされると共に、連結用ワイ
ヤロープWbを介して前記スケータSとテスト車両Tと
が連結される。このとき、ブレーキ装置Bを構成する一
対のブレーキパッド27は、その突張りロッド15がス
トッパ部材32によって係止されているため、ガイドレ
ールGの上側のフランジ部6aよりも離隔されている
(図3参照)。即ち、前記スケータSにブレーキ力は作
用していない。ウインチ(図示せず)等の駆動手段によ
り、前記牽引用ワイヤロープWaを牽引し、スケータS
を走行させる。テスト車両Tは、前記スケータSに引っ
張られて、ガイドレールG上を直進走行される。
【0022】スケータSが所定の位置まで走行される
と、該スケータSに取付けられたトリガレバー2の衝突
レバー部2bが、ガイドレールGの上面に取付けられた
ストライカ3と衝突し、トリガレバー2が回動させられ
る。同時に係止レバー部2a及びカムレバー部2dも回
動させられる。すると、図5に示されるように、羽根車
12が回転可能となって連結ブラケット11の開口部分
11aが開放され、前記連結ブラケット11から連結用
ワイヤロープWbが離脱する。このため、テスト車両T
が自走して、衝突壁1に衝突される。そして、図7及び
図8に示されるように、第1咬合体16aに対して、第
2咬合体16bが離間するため、牽引用ワイヤロープW
aが落下する。この結果、スケータSは惰性走行する。
と、該スケータSに取付けられたトリガレバー2の衝突
レバー部2bが、ガイドレールGの上面に取付けられた
ストライカ3と衝突し、トリガレバー2が回動させられ
る。同時に係止レバー部2a及びカムレバー部2dも回
動させられる。すると、図5に示されるように、羽根車
12が回転可能となって連結ブラケット11の開口部分
11aが開放され、前記連結ブラケット11から連結用
ワイヤロープWbが離脱する。このため、テスト車両T
が自走して、衝突壁1に衝突される。そして、図7及び
図8に示されるように、第1咬合体16aに対して、第
2咬合体16bが離間するため、牽引用ワイヤロープW
aが落下する。この結果、スケータSは惰性走行する。
【0023】前記トリガレバー2の回動と同時に、ブレ
ーキ装置Bを構成する突張りロッド15の突張り状態が
解除され、一対のブレーキパッド27は、各引張りばね
29の弾性復元力により、相互に離隔し、ガイドレール
Gの上側のフランジ部6aを圧接する。このため、スケ
ータSにブレーキ力が作用し、該スケータSは速やかに
停止させられる。
ーキ装置Bを構成する突張りロッド15の突張り状態が
解除され、一対のブレーキパッド27は、各引張りばね
29の弾性復元力により、相互に離隔し、ガイドレール
Gの上側のフランジ部6aを圧接する。このため、スケ
ータSにブレーキ力が作用し、該スケータSは速やかに
停止させられる。
【0024】本実施例のブレーキ付き牽引ドーリー装置
Aでは、ブレーキ装置Bを構成する一対のブレーキパッ
ド27と4本のガイドローラ8は、ほぼ同一の高さ位置
で、しかも、スケータSのベース板7の上側に取付けら
れている。このため、支持ブロック26から延設された
突張りロッド15を係止するための部材を、すべて前記
ベース板7の上面に配設することができ、その構成を簡
単にすることができるという利点がある。しかし、前記
一対のブレーキパッド27と4本のガイドローラ8を、
ベース板7の下側に配設しても構わない。
Aでは、ブレーキ装置Bを構成する一対のブレーキパッ
ド27と4本のガイドローラ8は、ほぼ同一の高さ位置
で、しかも、スケータSのベース板7の上側に取付けら
れている。このため、支持ブロック26から延設された
突張りロッド15を係止するための部材を、すべて前記
ベース板7の上面に配設することができ、その構成を簡
単にすることができるという利点がある。しかし、前記
一対のブレーキパッド27と4本のガイドローラ8を、
ベース板7の下側に配設しても構わない。
【0025】また、本実施例のブレーキ付き牽引ドーリ
ー装置Aでは、ブレーキ装置BがスケータSの前側に装
着された形態である。しかし、該ブレーキ装置Bを、ス
ケータSの後側に装着しても構わない。また、ブレーキ
装置Bを、スケータSの前側と後側の両方に装着しても
構わない。
ー装置Aでは、ブレーキ装置BがスケータSの前側に装
着された形態である。しかし、該ブレーキ装置Bを、ス
ケータSの後側に装着しても構わない。また、ブレーキ
装置Bを、スケータSの前側と後側の両方に装着しても
構わない。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るブレーキ付き牽引ドーリー
装置は、複数のガイドローラを介してガイドレールに冠
着されるスケータと、該スケータに装着されたトリガレ
バーの回動により、牽引用ワイヤロープに対して解除可
能に咬合されるクランプ装置とを備え、連結用ワイヤロ
ープを介して連結されたテスト車両を牽引して走行させ
るための牽引ドーリー装置であって、前記牽引用ワイヤ
ロープの咬合解除後に前記スケータにブレーキ力を生じ
させるためのブレーキ装置が装着されていることを特徴
としている。このため、トリガレバーが回動され、前記
スケータに牽引用ワイヤロープの牽引力が作用しなくな
った直後に、該スケータにブレーキ力を作用させること
ができる。この結果、前記スケータは速やかに停止さ
れ、該スケータを損傷させることはない。
装置は、複数のガイドローラを介してガイドレールに冠
着されるスケータと、該スケータに装着されたトリガレ
バーの回動により、牽引用ワイヤロープに対して解除可
能に咬合されるクランプ装置とを備え、連結用ワイヤロ
ープを介して連結されたテスト車両を牽引して走行させ
るための牽引ドーリー装置であって、前記牽引用ワイヤ
ロープの咬合解除後に前記スケータにブレーキ力を生じ
させるためのブレーキ装置が装着されていることを特徴
としている。このため、トリガレバーが回動され、前記
スケータに牽引用ワイヤロープの牽引力が作用しなくな
った直後に、該スケータにブレーキ力を作用させること
ができる。この結果、前記スケータは速やかに停止さ
れ、該スケータを損傷させることはない。
【図1】本発明に係るブレーキ付き牽引ドーリー装置A
の全体正面図である。
の全体正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく正面断面図である。
【図5】連結ブラケット11の部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図6】図2のX−X線断面図である。
【図7】クランプ装置Cが、牽引用ワイヤロープWaを
クランプした状態を示す図である。
クランプした状態を示す図である。
【図8】クランプ装置Cを構成する一対の咬合体16a,
16b が離隔され、牽引用ワイヤロープWaが落下した
状態を示す図である。
16b が離隔され、牽引用ワイヤロープWaが落下した
状態を示す図である。
【図9】ブレーキ装置Bの平面図である。
【図10】ブレーキ付き牽引ドーリー装置Aが、テスト
車両Tを牽引して走行する状態の作用説明図である。
車両Tを牽引して走行する状態の作用説明図である。
【図11】一対のブレーキパッド27が、ガイドレール
Gのフランジ部6aを圧接する状態の作用説明図であ
る。
Gのフランジ部6aを圧接する状態の作用説明図であ
る。
【図12】車両衝突試験装置の概略正面図である。
A:ブレーキ付き牽引ドーリー装置
B:ブレーキ装置
C:クランプ装置
G:ガイドレール
L:リンク装置
S:スケータ
T:テスト車両
Wa:牽引用ワイヤロープ
Wb:連結用ワイヤロープ
2:トリガレバー
3:ストライカ
6a:フランジ部(対向端部)
7:ベース板
8:ガイドローラ
15:突張りロッド(ロッド)
21:第1リンク板
22,24,25:支点ピン(ピン)
23:第2リンク板
26:支持ブロック
27:ブレーキパッド
29:引張りばね(付勢手段)
32:ストッパ部材
32b:抜け止め用突片(抜け止め部)
Claims (6)
- 【請求項1】 ガイドレールの上面開口の対向端部に、
複数のガイドローラを介して冠着されるスケータと、該
スケータに装着されたトリガレバーの回動により、牽引
用ワイヤロープに対して解除可能に咬合されるクランプ
装置とを備え、連結用ワイヤロープを介して前記スケー
タに連結されたテスト車両を前記ガイドレールに沿って
牽引する牽引ドーリー装置であって、 前記スケータの前後端の少なくとも一方には、前記牽引
用ワイヤロープに対する前記クランプ装置の咬合解除後
において、前記スケータにブレーキ力を生じさせるため
のブレーキ装置が装着され、 前記ブレーキ装置は、前記ガイドレールの上面開口内に
配置された状態で、前記スケータの前後の少なくとも一
方に連結されるパンタグラフ状のリンク装置と、前記ガ
イドレールの上面開口の幅方向に沿って接近・離隔可能
なように、前記リンク装置を構成する各リンク板に連結
された一対のブレーキパッドと、該一対のブレーキパッ
ドが離隔する方向に前記リンク装置を付勢させる付勢手
段と、前記トリガレバーの非回動時には、前記一対のブ
レーキパッドの接近状態を維持すると共に、その回動時
には、前記接近状態の維持を解除して、前記一対のブレ
ーキパッドを前記ガイドレールの上面開口の対向端部に
圧接させてブレーキ力を生じさせる突張り手段とを備え
ていることを特徴とするブレーキ付き牽引ドーリー装
置。 - 【請求項2】 前記トリガレバーは、前記ガイドレール
に取付けられたストライカに衝突することにより回動さ
れるように構成されていることを特徴とする請求項1に
記載のブレーキ付き牽引ドーリー装置。 - 【請求項3】 前記突張り手段は、前記リンク装置から
スケータの長手方向に沿って延設され、前記付勢手段に
より同方向に付勢されたロッドがストッパ部材により突
張り状態で係止された構成であり、前記トリガレバーの
回動によって、前記ロッドと前記ストッパ部材との係止
状態が解除されることを特徴とする請求項1又は2に記
載のブレーキ付き牽引ドーリー装置。 - 【請求項4】 前記ストッパ部材には、前記ロッドとの
係止状態が解除されたとき、抜け落ちることを防ぐため
の抜け止め部が設けられていることを特徴とする請求項
3に記載のブレーキ付き牽引ドーリー装置。 - 【請求項5】 前記一対のブレーキパッドは、スケータ
を構成するベース板の上側で、前記複数のガイドローラ
とほぼ同一の高さ位置に取付けられていることを特徴と
する請求項1ないし4のいずれかに記載のブレーキ付き
牽引ドーリー装置。 - 【請求項6】 前記リンク装置は、前記スケータに回動
可能にしてピン連結された一対の第1リンク板と、前記
一対の第1リンク板の各先端部に回動可能にしてピン連
結された第2リンク板と、前記一対の第2リンク板の各
先端部を回動可能にしてピン連結する支持ブロックとか
ら成り、前記付勢手段は、前記支持ブロックとスケータ
とを連結する引張りばねであることを特徴とする請求項
1ないし5のいずれかに記載のブレーキ付き牽引ドーリ
ー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001197876A JP2003014575A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ブレーキ付き牽引ドーリー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001197876A JP2003014575A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ブレーキ付き牽引ドーリー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003014575A true JP2003014575A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19035410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001197876A Pending JP2003014575A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ブレーキ付き牽引ドーリー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003014575A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100437073C (zh) * | 2004-05-21 | 2008-11-26 | 比亚迪股份有限公司 | 牵引小车 |
| CN103115780A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-22 | 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 | 汽车碰撞试验牵引小车 |
| CN105857318A (zh) * | 2016-05-06 | 2016-08-17 | 安徽恒源煤电股份有限公司 | 多水平斜巷双绳无极绳连续牵引系统 |
| CN106092602A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-11-09 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 电机伺服控制侧面碰撞模拟试验台 |
| CN107870096A (zh) * | 2017-11-02 | 2018-04-03 | 西南交通大学 | 一种牵引式高速列车碰撞试验台 |
| GB2563723A (en) * | 2017-04-20 | 2018-12-26 | Ford Global Tech Llc | Frontal offset impact test system and method |
| CN113532880A (zh) * | 2021-07-21 | 2021-10-22 | 华南农业大学 | 撞刹式拖挂车制动性能检测装置及其工作实现方法 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001197876A patent/JP2003014575A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100437073C (zh) * | 2004-05-21 | 2008-11-26 | 比亚迪股份有限公司 | 牵引小车 |
| CN103115780A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-22 | 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 | 汽车碰撞试验牵引小车 |
| CN103115780B (zh) * | 2013-01-18 | 2015-08-05 | 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 | 汽车碰撞试验牵引小车 |
| CN105857318A (zh) * | 2016-05-06 | 2016-08-17 | 安徽恒源煤电股份有限公司 | 多水平斜巷双绳无极绳连续牵引系统 |
| CN106092602A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-11-09 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 电机伺服控制侧面碰撞模拟试验台 |
| GB2563723A (en) * | 2017-04-20 | 2018-12-26 | Ford Global Tech Llc | Frontal offset impact test system and method |
| CN107870096A (zh) * | 2017-11-02 | 2018-04-03 | 西南交通大学 | 一种牵引式高速列车碰撞试验台 |
| CN113532880A (zh) * | 2021-07-21 | 2021-10-22 | 华南农业大学 | 撞刹式拖挂车制动性能检测装置及其工作实现方法 |
| CN113532880B (zh) * | 2021-07-21 | 2022-09-20 | 华南农业大学 | 撞刹式拖挂车制动性能检测装置及其工作实现方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6997036B2 (en) | Vehicle impact testing device | |
| CN107870096B (zh) | 一种牵引式高速列车碰撞试验台及其试验方法 | |
| US5967051A (en) | Vehicle human amusement ride track with centering arrangement | |
| JP2012242251A (ja) | 車両衝突試験装置の牽引装置 | |
| JPH09133604A (ja) | 車両の衝突試験用牽引ドーリ | |
| JP3948195B2 (ja) | テスト車両のオフセット正面衝突試験方法、及びこの方法の実施に用いるスケータ | |
| JP2003028751A (ja) | 牽引ドーリー装置 | |
| JP2004012437A (ja) | 後側ドーリー装置 | |
| JP4214854B2 (ja) | 後側ドーリー装置のブレーキ装置 | |
| JPH11118660A (ja) | 車両衝突試験装置における非常停止装置 | |
| JP2003065396A (ja) | 牽引ドーリー装置 | |
| JP4104929B2 (ja) | ストライカーを備えたブレーキ装置 | |
| JP4454892B2 (ja) | 車両衝突試験装置 | |
| JPH0854312A (ja) | ワイヤーロープ方式牽引装置における牽引ドーリーへのワイヤーロープ装着方法 | |
| JPH11352007A (ja) | 車両衝突試験装置におけるクランプ装置 | |
| JP2004291716A (ja) | インクライン台車のブレーキ装置 | |
| CN210652539U (zh) | 防滚落地跑轮固定架 | |
| JPH08122200A (ja) | 衝突実験装置のけん引ドーリ | |
| JP3926693B2 (ja) | ドーリー装置 | |
| JP3967204B2 (ja) | 分割式ブレーキ装置 | |
| JP2023046096A (ja) | 車両衝突試験装置 | |
| JP2003021574A (ja) | 車両衝突試験装置 | |
| JP2003065889A (ja) | 車両衝突試験装置の牽引ドーリー装置 | |
| JP2005061881A (ja) | 車両衝突試験装置用ドーリー装置 | |
| JP3381430B2 (ja) | 車両衝突試験装置におけるクランパーの戻り止め装置 |