JP2003019375A - ボタン付け用ミシン - Google Patents
ボタン付け用ミシンInfo
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Abstract
に行うことのできるボタン付け用ミシンを提供する。 【解決手段】 ボタン縫着後に保持手段12を最適な糸
残り長さが得られる糸切り位置に移動させて糸切りを実
行した後に保持手段12を受け渡し位置P2に移動させ
る標準モードと、ボタン縫着後に保持手段12を受け渡
し位置P2に移動させて糸切りを実行する高速モードと
のいずれか一方を選択するモード選択手段64と、モー
ド選択手段64からのモード信号に基づいて標準モード
と高速モードとを選択的に切り換えるとともに、切り換
えたモードに対応した動作制御を設定する制御部60と
を設ける。
Description
を移動しながらボタンを被縫製物に縫着し、ボタン縫着
後に糸を切断するのに好適なボタン付け用ミシンに関す
る。
タンを被縫製物に縫い付けることのできるボタン付け用
ミシンが知られている。
ミシン本体に、ボタン供給装置を付設することにより構
成されている。
ミシンであり、送り装置およびボタン縫着後に前記送り
装置によりボタンが縫い付けられた被縫製物を移動させ
て最適な糸残り長さになるように糸を切断する糸切り装
置を備えている。そして、送り装置は、ボタンを挟持す
るとともに被縫製物を保持する保持手段としての布押え
機構と、この布押え機構を移動させる送り手段としての
布送り機構とを有している。さらに、布押え機構は、被
縫製物を支持する支持板と、供給されるボタンをクラン
プするとともに被縫製物を押えるつかみ装置とを有して
おり、このつかみ装置には、ボタンを保持・開放可能な
ボタンクランプ機構が設けられている。また、布送り機
構は、布押え機構をX−Y方向に移動させるためのパル
スモータからなる2つの送り駆動モータを備えている。
さらにまた、糸切り装置は、ボタン縫着後に糸を切断す
る糸切り手段を構成するものであり、ミシンベッドの針
板の下部に固定配置された固定刃と、針板に回転自在に
支持されている可動刃とにより主として構成されてい
る。そして、可動刃は、糸切りソレノイドの駆動力によ
り駆動可能とされている。
を針心とボタンの中心とが一致する位置である受け渡し
位置において前記保持手段のボタンクランプ機構に供給
するためのものであり、多数のボタンを整列搬送するボ
タン搬送装置と、ボタン搬送装置の排出孔から排出され
るボタンを1つずつ受け取り位置で受け取って、この受
け取ったボタンを受け取り位置から受け渡し位置に移動
させた後、受け渡し位置において保持手段に受け渡すボ
タン転送機構とを有している。このボタン転送機構は、
ボタン搬送装置の排出孔から落下するように排出される
ボタンが載置される開閉可能な一対のシャッタ板と、こ
のシャッタ板の上方に配設され中心に対して拡縮可能な
3つ爪などからなる調心機構と、調心機構の中心の上方
に回転自在かつ昇降自在に配設されたワークアタッチメ
ントと、ボタンの糸通し孔に挿通されるキャリアピンが
自由端側に配設されボタンを受け取り位置からボタン受
け渡し位置に移動させるボタンキャリアとを有してい
る。なお、ボタンキャリアは、ボタンキャリア駆動モー
タの駆動力をもってキャリアピンの位置を、少なくとも
排出口の鉛直方向下方に位置する受け取り位置と、針落
ち位置およびボタンの中心の位置が一致する受け渡し位
置との間を往復移動できるように回動可能とされている
のが一般的である。
用ミシンによれば、まず、ボタンがボタン搬送装置によ
り搬送されて排出孔から自然落下により排出される。そ
して排出口から落下したボタンは、排出口の下方に配設
されている一対のシャッタ板の開閉部に載置されるとと
もに、調心機構の3つ爪が閉じることによってボタンを
中央によせて位置決めした後、ワークアタッチメントを
回転させながら下降させることにより、ボタンの糸通し
孔をキャリアピンに合わせて挿入する。その後、シャッ
タ板を開いてワークアタッチメントを上昇させることに
より、ボタンがボタンキャリアに渡される。
力をもってボタンキャリアを回転させることにより、キ
ャリアピンに挿通されたボタンを受け取り位置から受け
渡し位置へ向かって移動し、ボタンが受け渡し位置に到
達すると、ボタンは受け渡し位置で待機している布押え
機構のボタンクランプ機構によって保持される。そし
て、ボタンがボタンクランプ機構によって保持される
と、ボタンキャリアは、受け取り位置に復帰する。
り、針が上下して縫い目によりボタンを被縫製物に縫い
付けている際に、布送り機構によって布押え機構を所定
の縫製パターンに基づいて移動させることによって、ボ
タンに形成されている複数の糸通し孔に所定の順序で針
落ちが行われる。そして、ボタンを被縫製物に縫い付け
る縫製動作が終了したボタン縫着後には、布送り機構を
駆動させて被縫製物に逢着したボタンを最適な糸残り長
さが得られる(例えば、図5(B)に示す最終針落ち位
置に形成される糸の結節部から前記固定刃の刃部までの
距離Lをボタンの糸通し孔の心間が異なっても常に一定
にする)糸切り位置に移動させてから糸切りソレノイド
によって糸切り装置を駆動させることにより、糸の切断
が行われる。
せて布押え機構を針心とボタンの中心とが一致する受け
渡し位置に移動させることにより、ボタン供給装置によ
るつぎのボタン付けに供するボタンの供給を受けること
ができるように形成されている。
ンにおいては、ボタン縫着後に前記保持手段を糸切り位
置に移動させて糸切りを実行した後に前記保持手段を受
け渡し位置に移動させる標準モードと、サイクルタイム
を短縮させるための高速モードとを備えているのが一般
的である。
た従来のボタン付け用ミシンにおいては、標準モードに
おいては何ら問題はないものの、高速モード時において
は、ボタン供給装置のボタンを受け渡すタイミングが速
くなり、布送り機構が布押え機構を受け渡し位置に移動
させる前に、ボタン供給装置がボタンを受け渡し位置に
供給してしまうという問題点があった。
示すように、一方の標準モードにおいては、ミシン本体
側においてTA時間におけるミシンの最終針の上位置信
号から布送り機構が糸切り位置に到達するのに必要な移
動時間を見込んだTb時間後に糸切り動作のために糸切
りソレノイドを駆動し、その後布送り機構が受け渡し位
置に到達するのに必要な移動時間を見込んだTc時間後
にミシンモータの停止信号であるミシン停止信号をボタ
ン供給装置に出力している。そして、ボタン供給装置側
においては、ミシン停止信号を受け取ると、ボタンの引
っかかりを防止するためにシャッタ板の開閉動作に要す
る最小100ms程度のTd時間後にボタンキャリア駆
動モータを動作させてボタンを受け渡し位置に移動して
いる。
ードにおいては、送り駆動モータの駆動力によって移動
する布押え機構が受け渡し位置に移動した後で、ボタン
キャリアを受け取り位置から受け渡し位置に移動させる
ボタンキャリア駆動モータが駆動するので、ボタンキャ
リアから布送り機構のボタンクランプ機構へのボタンの
受け渡しが確実に行われることになる。
は、ボタン供給装置側において、ミシン停止信号を受け
取ると、シャッタ板の開閉動作を行わずに、最小10m
s程度のTd’時間後にボタンキャリア駆動モータを動
作させてボタンを受け渡し位置に移動している。
ードにおいては、送り駆動モータの駆動力によって移動
する布押え機構が受け渡し位置に移動する前に、ボタン
キャリアを受け取り位置から受け渡し位置に移動させる
ボタンキャリア駆動モータが駆動して受け取り位置にボ
タンが供給されるので、ボタンキャリアから布送り機構
のボタンクランプ機構へのボタンの受け渡しが安定して
行われないことになる。
も、ボタン縫着後に保持手段を糸切り位置に移動させて
糸切りを実行した後に保持手段を受け渡し位置に移動さ
せているので、高速モードにおいては、布送り機構が受
け渡し位置に移動する前に、ボタン供給装置のボタンキ
ャリアが受け渡し位置に到達してボタンを供給してしま
うことがある。
実際に停止してから出力するのではなく、ボタン供給装
置がミシン停止信号を受け取ってボタンを受け渡し位置
に移動するまでのタイムラグを見越して出力するように
なっている。
り、高速モードにおけるボタンの受け渡しを確実に行う
ことのできるボタン付け用ミシンを提供することを目的
とする。
ため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明のボタン付
け用ミシンの特徴は、ボタン縫着後に保持手段を最適な
糸残り長さが得られる糸切り位置に移動させて糸切りを
実行した後に保持手段を受け渡し位置に移動させる標準
モードと、ボタン縫着後に前記保持手段を受け渡し位置
に移動させて糸切りを実行する高速モードとのいずれか
一方を選択するモード選択手段と、モード選択手段から
のモード信号に基づいて標準モードと高速モードとを選
択的に切り換えるとともに、切り換えたモードに対応し
た動作制御を設定する制御部とを有する点にある。そし
て、このような構成を採用したことにより、高速モード
において、受け渡し位置で糸切りを行うことにより、ボ
タン縫着後における送り手段による保持手段の受け渡し
位置への移動動作を高速に行うことができるため、受け
渡し位置におけるボタン供給手段によるボタンの供給タ
イミングに、布送り機構を受け渡し位置に移動するタイ
ミングを間に合わせることができる。その結果、高速モ
ードにおける受け渡し位置でのボタンの受け渡しを確実
にできる。
用ミシンの特徴は、請求項1において、モード選択手段
がディップスイッチである点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、オペレータによる不用意
な操作や、オペレータの接触による誤操作などによる誤
作動の危険性を少なくすることができる。
態により説明する。
ミシンの実施形態を示すものである。
タンBを自動的に供給して、ボタンBを布などの被縫製
物に縫い付け、その後縫い目に連なる糸Tを切断するこ
とのできるものであり、図1に示すように、少なくとも
単環縫いを実行することのできる電子式サイクルミシン
からなるミシン本体2と、このミシン本体2の側方に配
設されたボタン供給手段としてのボタン供給装置3とを
有している。これらのミシン本体2およびボタン供給装
置3は、上面がほぼ平坦に形成されたミシンテーブル4
上に配設されている。そして、ボタン付け用ミシン1
は、図1下方に示す下側が、オペレータが縫製動作を実
行する際に、各種の操作および作業を行うために対峙す
る操作側OSとされており、図1上側が操作側OSに対
して反対側に位置する奥側BSとされている。
い被縫着物に縫い付けるためのものであり、図1に示す
ように、ミシンテーブル4上の所定の位置に取着される
ミシンベッド5と、ミシンベッド5の上方にミシンベッ
ド5と平行に延在するミシンアーム6と、シンベッド5
とミシンアーム6とを奥側BSで接続する脚柱部7とを
有する一般的なフレーム構造を有している。そして、ミ
シンアーム6の自由端側に位置するミシン頭部6aの下
面の所望の位置には、針Nがその長手方向を上下方向に
向けて配設されている。この針Nは、図2に示すよう
に、針棒8の下端部にその基端部が取着されている。そ
して、針棒8は、公知の如く、ミシンモータ9(図7)
によって回転駆動される駆動軸の回転に連動する針棒駆
動機構(共に図示せず)によって上下方向に所定のスト
ロークをもって往復運動可能とされている。さらに、ミ
シン本体2は、図2に示すように、送り装置10と糸切
り装置11とを有している。
に、ボタンBを挟持するとともに被縫製物を保持する保
持手段としての布押え機構12と、この布押え機構12
をボタンBの種類に応じて設定される所定の縫製パター
ンに基づいて移動させる送り手段としての布送り機構1
3とを有している。
た駆動板14と、ミシンベッド5の内部に配設された駆
動源、本実施形態においてはパルスモータからなる左右
一対の送り駆動モータ15L,15Rとを有している。
これらの送り駆動モータ15L,15Rは、その出力軸
15La,15Raの先端がミシンベッド5の上方に突
出されており、これらの出力軸15La,15Raと駆
動板14の基端部とは、偏心部材16、偏心軸17およ
びリンク部材18により構成された左右一対の駆動力伝
達機構によって連結されている。なお、駆動力伝達機構
としては、従来公知の各種の構成のものから選択使用で
きる。
8の他端に回転自在に連結支持されており、その先端部
がミシンベッド5の先端部側に位置するように、ミシン
ベッド5の上面に沿って延在するように配設されてい
る。この駆動板14のほぼ中央部分には、長手方向に沿
う長穴状のガイド孔19が形成されており、このガイド
孔19には、ミシンベッド5に対して支軸20を中心に
回転自在に支持されているガイド部材21がガイド孔1
9の長手方向に沿って摺動自在に嵌合されている。すな
わち、駆動板14は、ガイド部材21の支軸20を中心
として回転可能とされるとともに、ガイド部材21とガ
イド孔19により案内されることにより、ガイド孔19
の長手方向の範囲内において支軸20を中心に揺動可能
となるように構成されている。
ら支持する支持板22と、ボタンBをクランプするとと
もに被縫製物を押さえるつかみ装置23とを具備してい
る。そして、支持板22の基端部が前記駆動板14の先
端部に固定されており、この支持板22には、少なくと
も縫製状態において上下動する針Nが通過可能な板厚方
向に貫通する図示しない四角穴状の貫通孔が形成されて
いる。
部の上方にほぼ平行に延在する支持フレーム24と、こ
の支持フレーム24の先端部に配設されボタンBを保持
・開放可能な従来公知のボタンクランプ機構25とを有
している。そして、支持フレーム24は、その先端部が
上下動可能となるように、基端部が駆動板14の長手方
向のほぼ中央部分に回転自在に支持されている。また、
つかみ装置23は、図示しないばねの付勢力によって常
には下方に向かって付勢されており、この付勢力によっ
て、ボタンクランプ機構25が支持板22上に圧接さ
れ、被縫製物を挟持できるようになっている。さらに、
つかみ装置23は、図2および図4に示す押え上げソレ
ノイド26により駆動される押え上げリンク27、押え
上げレバー28を具備する押え上げ機構29によって、
前記付勢力に抗してつかみ装置23を上昇させて被縫製
物の挟持の解除が行われるように構成されている。
の駆動により、駆動板14がガイド孔19の長手方向の
範囲内において前後方向に移動するとともに支軸20を
中心として左右方向に揺動され、この駆動板14の移動
にともなって支持板22およびボタンクランプ機構25
も前後左右に移動する。
15Rが、それぞれ個別に回転方向および回転量が制御
されることにより、支持板22およびボタンクランプ機
構25が水平面内の任意の位置に移動する。
持されたボタンBの種類、大きさ、そして縫製パターン
に応じて、支持板22およびボタンクランプ機構25を
移動することにより、針Nが所定の順序でボタンBの糸
通し孔Ba(図5)に貫通し、単環縫い目が形成されて
ボタンBを被縫製物に縫い付けることができるように構
成されている。
糸T(図2)を切断する糸切り手段を構成するものであ
り、図4に示すように、本実施形態の糸切り装置11
は、針板30と、可動刃31と、固定刃32を主として
構成されている。そして、針板30は、前記支持板22
と対向するようにしてミシンベッド5の針落ち位置に固
定されており、そのほぼ中央部には、板厚方向に貫通す
る長穴状の針孔33が形成されている。また、固定刃3
2は、針板30の左右方向一端に対向して針板30の下
面に固定されており、可動刃31は、針板30に固定さ
れた可動刃支持軸34を中心に回転自在に支持されてい
る。そして、糸切り駆動機構35によって可動刃31を
固定刃32に向かって回動させることで、固定刃32と
可動刃31とが協働して被縫製物に連なる縫製後の糸T
を切断することができるようになっている。
は、図4に詳示するように、糸切りレバー36、糸切り
腕37および連結板38を有している。そして、糸切り
駆動機構35は、押え上げソレノイド26により駆動さ
れる押え上げリンク27に連動して、可動刃31を駆動
することができるようになっている。
ド26は、糸切り装置11を駆動する駆動源としての糸
切りソレノイド39を兼用しており、押え上げソレノイ
ド26の出力軸26aを後退動作させることにより、つ
かみ装置23を上昇させて被縫製物の挟持の解除を行う
押え上げ動作が行われるとともに、この押え上げ動作に
連動して可動刃31を駆動して被縫製物に連なる縫製後
の糸Tを切断する糸切り動作を行うことができるように
なっている。
ンBを図5(B)に示す針落ち位置とボタンBの中心の
位置とが一致する受け渡し位置P2において前記保持手
段のボタンクランプ機構25にボタンBを供給するため
のものであり、図1および図5に示すように、多数のボ
タンBを整列搬送するボタン搬送機構40と、ボタン搬
送機構40の排出口、詳しくは後述する第2排出口48
aから排出されるボタンBを1つずつ受け取り位置P1
で受け取って、この受け取ったボタンBを受け取り位置
P1から受け渡し位置P2に移動させた後、受け渡し位
置P2において保持手段のボタンクランプ機構25に受
け渡すボタン転送機構41とを有している。
ように、ミシン本体2から最も離れた図5右側にボタン
供給部42が配設されており、このボタン供給部42の
ミシン本体2側には、ボタンBの送出口42aが設けら
れている。そして、ボタン供給部42の左側には、パル
スモータなどからなる第1回転板駆動モータ43の駆動
力によって90度毎に間欠回転運動を行う円板状の第1
回転板44が配設されており、この第1回転板44の下
方には、第1支持板45が配設されている。そして、第
1回転板44の外周部には、第1回転板44の中心位置
から等距離位置に等角度分配置された4つの切欠部44
aが形成されている。そして、前記送出口42aから送
出されて落下するボタンBを、第1回転板44に形成さ
れた切欠部44a内に1個づつ嵌入してその下面を第1
支持板45によって支持するとともに、第1回転板44
の回転によって、切欠部44a内に嵌入したボタンBを
第1水平弧状経路46に沿って移動できるように構成さ
れている。
位置には、第1水平弧状経路46上を移動するボタンB
を下方に排出する第1排出口45aが設けられており、
第1支持板45上を第1水平弧状経路46に沿って移動
するボタンBは、第1水平弧状経路46の途中、詳しく
はボタンBが送出口42aから180度回転したミシン
本体2側に移動した時点で、第1支持板45の第1排出
口45aから下方へ落下するように構成されている。
板駆動モータ43の駆動力が図示しない歯車列あるいは
ベルトなどにより伝達されて第1回転板44に連動して
回転運動を行う円板状の第2回転板47が配設されてお
り、この第2回転板47の下方には、第2支持板48が
配設されている。そして、第2回転板47の外周部近傍
には、第2回転板47の中心位置から等距離位置に等角
度分配置された複数、本実施形態においては8つのボタ
ン挿入孔47aが形成されている。そして、前記第1排
出口45aから落下するボタンBを、第1回転板44に
連動して45度毎に間欠回転運動する第2回転板47に
形成されたボタン挿入孔47a内に1個づつ嵌入してそ
の下面を第2支持板48によって支持するとともに、第
2回転板47の回転によって、ボタン挿入孔47a内に
嵌入したボタンBを第2水平弧状経路49に沿って移動
できるように構成されている。また、第2支持板48の
ミシン本体2側の位置には、第2水平弧状経路49上を
移動するボタンBを下方に排出する第2排出口48aが
設けられており、第2支持板48上を第2水平弧状経路
49に沿って移動するボタンBは、第2水平弧状経路4
9の途中、詳しくはボタンBが第1排出口45aから1
80度回転したミシン本体2側に移動した時点で、第2
支持板48の第2排出口48aから下方へ落下するよう
に構成されている。この第2排出口48aの配設位置が
ボタン転送機構41によるボタンBの受け取り位置P1
とされている。なお、第2回転板47は、第1回転板駆
動モータ43とは個別に配設された第1回転板駆動モー
タ43と同様の駆動モータによって回転を制御してもよ
い。
うに、ボタン搬送機構40の第2排出口48aから落下
するように排出されるボタンBが載置される開閉可能な
一対のシャッタ板51と、このシャッタ板51の上方に
配設され中心に対して拡縮可能な3つ爪などからなる調
心機構52と、調心機構52の中心の上方に回転自在か
つ昇降自在に配設されたワークアタッチメント53と、
自由端側にボタンBの糸通し孔Baに挿通されるボタン
Bの糸通し孔Baと同数のキャリアピン54が配設され
パルスモータなどからなるボタンキャリア駆動モータ5
5(図7)の駆動力をもってボタンBを受け取り位置P
1からボタンB受け渡し位置P2に移動させるボタンキ
ャリア56とを有している。なお、ワークアタッチメン
ト53は、回転用モータ57および昇降用エアシリンダ
58の駆動力をもって回転自在かつ昇降自在とされてい
る。
のシャッタ板51が閉状態で前記第2排出口48aの下
方に位置しており、第2排出口48aから落下するボタ
ンBは、閉状態のシャッタ板51上に落下し、その後調
心機構52によって、ボタンBはシャッタ板51上にお
いて保持されるとともに、ボタンBの中心とシャッタ板
51の開閉部の中心とが一致されるようになっている。
これにより、ボタンBの中心は、シャッタ板51の下方
で待機しているボタンキャリア56のキャリアピン54
の中心とも一致するようになっている。また、ボタンB
の中心とシャッタ板51の開閉部の中心とが一致する
と、シャッタ板51が開き回転用モータ57および昇降
用エアシリンダ58の作動により、第2排出口48aの
上方に待機しているワークアタッチメント53が回転し
つつ下降し、ボタンBを押し下げながら回転させるよう
になっている。これにより、シャッタ板51の下方で待
機しているボタンキャリア56のキャリアピン54にボ
タンBの糸通し孔Baが挿入される。ここで、ボタンB
の糸通し孔Baがボタンキャリア56のキャリアピン5
4に挿入されると、ボタンBが調心機構52の図示しな
い3つ爪より下方に位置するため、ボタンBの外周縁を
中心に向かって付勢している3爪は閉じてボタンBの糸
通し孔Baがボタンキャリア56のキャリアピン54に
挿入されたことを図示しないセンサで検知し、この検知
信号に基づいてシャッタ板51の閉動作およびワークア
タッチメント53の上昇動作を行うように構成されてい
る。その後、ボタンBは、ボタンキャリア駆動モータ5
5の駆動力によるボタンキャリア56の回転により、受
け取り位置P1から受け渡し位置P2に転送され、受け
渡し位置P2においてボタンクランプ機構25によって
保持されるようになっている。そして、ボタンBがボタ
ンクランプ機構25によって保持されると、ボタンキャ
リア56は、受け取り位置P1に復帰し、ミシン本体2
の動作によりボタン付けが実行されるようになってい
る。
ブロック図により説明する。
け用ミシン1の制御をつかさどる制御部60は、少なく
ともCPU61と、適宜な容量のROM、RAMなどに
より形成されたメモリ62とを有している。そして、制
御部60には、少なくともミシンモータ9、送り駆動モ
ータ15L,15R、押え上げソレノイド26、第1回
転板駆動モータ43、ボタンキャリア駆動モータ55、
回転用モータ57、昇降用エアシリンダ58、操作パネ
ル63、図示しない縫製開始スイッチとしての起動ペダ
ルなどが電気的に接続されている。また、操作パネル6
3には、少なくとも標準モードと高速モードとのいずれ
か一方を選択するモード選択手段としてのディップスイ
ッチ64や、図示しない電源スイッチ、動作表示や縫製
動作の設定に用いる絵表示、入力キーなどを具備するタ
ッチパネル、縫製パターン選択スイッチなどの各種のス
イッチ類、LEDなどの各種の表示灯などが配設されて
いる。なお、モード選択手段としては、ディップスイッ
チ64に限らず、押しボタンスイッチ、ロータリースイ
ッチなどの各種のスイッチから選択使用できるが、オペ
レータによる不用意な操作や、オペレータの接触による
誤操作などによる誤動作の危険性が少ないという意味で
ディップスイッチ64を用いることが好ましい。
択手段としてのディップスイッチ64からのモード信号
に基づいて標準モードと高速モードとを選択的に切り換
えるとともに、切り換えたモードに対応した動作制御を
設定するための動作プログラムが記憶されるようになっ
ている。この動作プログラムとしては、標準モードを行
うためのボタン縫着後に前記保持手段としての布押え機
構12を最適な糸切り後の糸残り長さが得られる糸切り
位置に移動させて糸切りを実行した後に布押え機構12
を受け渡し位置P2に移動させる動作制御を設定するプ
ログラムや、高速モードを行うためのボタン縫着後に布
押え機構12を受け渡し位置P2に移動させて糸切りを
実行させる動作制御を設定するプログラムを例示でき
る。この高速モードにおける動作タイミングについては
後述する。
ン1の電源投入時のイニシャライズ動作を行うプログラ
ムや、縫製動作などに必要な各種のデータおよびプログ
ラムなども記憶されるようになっている。
ミシン1と同様とされているので、その詳しい説明は省
略する。
の作用について説明する。
る標準モードのボタン付け動作は、従来と同様とされて
いるので、その詳しい説明は省略し、本発明の要旨にか
かわる部分についてのみ説明する。
による縫製開始前までの動作について図8に示すフロー
チャートにより説明する。
施形態のボタン付け用ミシン1による縫製開始前までの
動作は、ステップST01において、図示しない縫製準備
完了スイッチがON操作されたか否かを判断し、ON操
作されていない場合には、ステップST01の判断がON
操作されるまで待機する。
作されている場合には、ステップST02に進行し、ステ
ップST02においてディップスイッチ64が標準モード
か否かを判断し、標準モードの場合には、つぎのステッ
プST03に進行し、モードを標準モードに切り換えると
ともに、メモリ62に記憶されている標準モードの動作
制御を行うプログラムに基づいて、各部の動作制御を標
準モード、詳しくはボタン縫着後に保持手段としての布
押え機構12を糸切り位置に移動させて糸切りを実行し
た後に布押え機構12を受け渡し位置P2に移動させる
動作に対応するように設定し、つぎのステップST05に
進行する。
ードの場合には、つぎのステップST04に進行し、モー
ドを高速モードに切り換えるとともに、メモリ62に記
憶されている高速モードの動作制御を行うプログラムに
基づいて、各部の動作制御を高速モード、詳しくはボタ
ン縫着後に布押え機構12を受け渡し位置P2に移動さ
せて糸切りを実行する動作に対応するように設定し、つ
ぎのステップST05に進行する。
ない縫製スタートスイッチがON操作されたか否かを判
断し、ON操作されていない場合には、ステップST05
の判断がON操作されるまで待機する。
作されている場合には、つぎのステップST06に進行
し、縫製、詳しくはボタン付け、糸切り、ボタン供給の
それぞれの一連の動作を実行して終了する。
1による高速モードにおける動作タイミングについて図
9に示すタイミングチャートにより説明する。
本実施形態のボタン付け用ミシンの高速モードにおいて
は、ミシン本体2側において、TA時間におけるミシン
の最終針の上位置信号から、布送り機構13が受け渡し
位置P2に到達するのに必要な移動時間を見込んだTb
時間後に糸切り動作のために糸切りソレノイド39およ
びミシンモータ9の停止信号であるミシン停止信号をボ
タン供給装置3に出力している。そして、ボタン供給装
置3側においては、ミシン停止信号を受け取ると、シャ
ッタ板51の開閉動作を行わずに、最小10ms程度の
Td’時間後にボタンキャリア駆動モータ55を動作さ
せてボタンを受け渡し位置P2に移動している。
間におけるミシンの最終針の上位置信号から、Tb+T
d’時間後にボタンキャリア駆動モータ55が駆動する
のに対して、従来は、TA時間におけるミシンの最終針
の上位置信号から、Tb+Tc+Td’時間後にボタン
キャリア駆動モータが駆動している。
タン付け用ミシン1の高速モードにおいては、送り駆動
モータ15L,15Rの駆動力によって移動する布押え
機構12が受け渡し位置P2に移動した後に、糸切り装
置11を駆動する糸切りソレノイド39と、ボタンキャ
リア56を受け取り位置P1から受け渡し位置P2に移
動させるボタンキャリア駆動モータ55が駆動するの
で、ボタンキャリア56から布送り機構13のボタンク
ランプ機構25へのボタンBの受け渡しが確実に行われ
ることになる。
シン1の高速モードによれば、図9に示すように、送り
駆動モータ15L,15Rの駆動力によって移動する布
押え機構12が受け渡し位置P2に移動した後で、ボタ
ンキャリア56が受け取り位置P1から受け渡し位置P
2に移動するので、ボタンキャリア56から布送り機構
13のボタンクランプ機構25へのボタンBの受け渡し
が確実に行われることになる。
シン1によれば、制御部60がモード選択手段としての
ディップスイッチ64からのモード信号に基づいて標準
モードと高速モードとを切り換えることができるととも
に、高速モードにおいて、受け渡し位置P2で糸切りを
行うことにより、ボタン縫着後における送り手段として
の布送り機構13による保持手段としての布押え機構1
2の受け渡し位置P2への移動動作を高速に行うことが
できるため、受け渡し位置P2におけるボタン供給手段
としてのボタン供給装置3によるボタンBの供給タイミ
ングに、布送り機構13を受け渡し位置P2に移動する
タイミングを確実に間に合わせることができる。その結
果、高速モードにおける受け渡し位置P2でのボタンB
の受け渡し、詳しくはボタンBのボタンキャリア56か
らボタンクランプ機構25への受け渡しを確実にでき
る。
は、糸切り位置で糸切りした場合よりも糸切り後の糸残
り長さは長くなる。
によれば、モード選択手段がディップスイッチ64によ
り形成されているため、オペレータによる不用意な操作
や、オペレータの接触による誤操作などによる誤作動の
危険性を少なくすることができる。
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
明のボタン付け用ミシンによれば、高速モードにおける
受け渡し位置でのボタンの受け渡しを確実にできるなど
の極めて優れた効果を奏する。
用ミシンによれば、オペレータによる不用意な操作や、
オペレータの接触による誤操作などによる誤作動の危険
性を少なくすることができるなどの極めて優れた効果を
奏する。
の全体構成の要部を示す外観斜視図
装置の要部の外観斜視図
駆動機構の要部の斜視図
の正面図
の制御部の一例を示すブロック図
前までの要部の動作を示すフローチャート
ドにおける動作タイミングを示すタイミングチャート
よび高速モードにおける動作タイミングを示すタイミン
グチャート
Claims (2)
- 【請求項1】 ボタンおよびこのボタンを縫い付ける被
縫製物を保持可能な保持手段と、前記保持手段を所定の
縫製パターンに基づいて移動させる送り手段と、ボタン
縫着後に糸を切断する糸切り手段と、糸切り後にボタン
を針心とボタンの中心とが一致する受け渡し位置におい
て前記保持手段に供給するボタン供給手段とを有するボ
タン付け用ミシンにおいて、 ボタン縫着後に前記保持手段を最適な糸残り長さが得ら
れる糸切り位置に移動させて糸切りを実行した後に前記
保持手段を受け渡し位置に移動させる標準モードと、ボ
タン縫着後に前記保持手段を受け渡し位置に移動させて
糸切りを実行する高速モードとのいずれか一方を選択す
るモード選択手段と、 前記モード選択手段からのモード信号に基づいて標準モ
ードと高速モードとを選択的に切り換えるとともに、切
り換えたモードに対応した動作制御を設定する制御部と
を有することを特徴とするボタン付け用ミシン。 - 【請求項2】 前記モード選択手段がディップスイッチ
であることを特徴とする請求項1に記載のボタン付け用
ミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208918A JP4739587B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | ボタン付け用ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208918A JP4739587B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | ボタン付け用ミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003019375A true JP2003019375A (ja) | 2003-01-21 |
| JP4739587B2 JP4739587B2 (ja) | 2011-08-03 |
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|---|---|---|---|
| JP2001208918A Expired - Fee Related JP4739587B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | ボタン付け用ミシン |
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|---|---|
| JP (1) | JP4739587B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001208918A patent/JP4739587B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JP4739587B2 (ja) | 2011-08-03 |
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