JP2003109162A - エージェント装置 - Google Patents

エージェント装置

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JP2003109162A
JP2003109162A JP2001304717A JP2001304717A JP2003109162A JP 2003109162 A JP2003109162 A JP 2003109162A JP 2001304717 A JP2001304717 A JP 2001304717A JP 2001304717 A JP2001304717 A JP 2001304717A JP 2003109162 A JP2003109162 A JP 2003109162A
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智氣 窪田
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孝二 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 救急隊員の派遣が必要な緊急時に、的確な情
報を収集して提供することが可能なエージェント装置を
提供する。 【解決手段】 救命救急の知識をデータ化し、緊急時
に患者の状態を知るために救急隊員が通常行う質問を、
エージェントが行う緊急質問として予め用意しておく。
そして、車両から緊急通報(119番通報)をした後、
救急隊員が到着するまでの間に、エージェントが緊急質
問をし、患者から必要な情報を収集する。全ての質問が
終了したら、緊急連絡した救急機関に収集した患者の情
報を送信する。さらに、質問終了後、救急隊員が到着す
るまでの間、所定間隔で患者に問いかけることで、患者
の意識を保つようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエージェント装置に
係り、例えば、搭乗者の気分が悪くなった場合などの緊
急時に救急機関に通報を行うエージェント装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両内で運転者の具合が悪くなった場合
等の緊急時には、通常通り119番通報をすることにな
るが、必ずしも同伴者が居て通報するとは限らない。運
転者1人である場合には、運転者自信が自分の体の異常
を感じ通報する場合もある。このような緊急事態が発生
した場合に、緊急連絡用のスイッチを用意しておき、緊
急事態が発生したことを自動的に通報する緊急通報装置
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の緊急通報装置で
は、緊急事態が発生したことを救急機関に通報して、救
急隊員の派遣を要請するだけであった。このため、救急
隊員が現場に到着した時点で、運転者が意識を失ってし
まっていると、症状や状況等について聞き出すことがで
きなくなる。また、患者(救急車で運ばれる対象者)か
ら救急隊員が現在の状態を聞き出す行為は、救急隊員が
現場に到着しなければ行なうことができない。このよう
な救急問診行為は、専門知識に基づいた質問を行う必要
があり、たとえ同乗者がいたとしても適切な情報が得ら
れない可能性がある。
【0004】そこで本発明は上記課題を解決するために
なされたもので、救急隊員の派遣が必要な緊急時におい
て、的確な情報を収集して提供することが可能なエージ
ェント装置を提供することを第1の目的とする。また、
救急隊員が到着するまでの間にエージェントができうる
処置をほどこすことを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
では、救急隊員の派遣が必要な緊急時に、救急機関に対
して車両の現在位置と緊急事態の発生を緊急通報する緊
急通報手段と、前記緊急通報手段による通報をした場合
に、車室内に人工的な擬似生命体であるエージェントを
出現させ、搭乗者に対して搭乗者の状態を質問する質問
手段と、前記質問手段による質問に対する、搭乗者から
の回答を保存する回答保存手段と、前記保存した回答を
患者情報として出力する状態出力手段と、をエージェン
ト装置に具備させて前記目的を達成する。請求項2に記
載の発明では、請求項1に記載のエージェント装置にお
いて、前記質問手段は、搭乗者からの回答に応じて次の
質問が決まる救急質問項目について質問することを特徴
とする。請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の
エージェント装置において、前記状態出力手段は、前記
緊急通報先である救急機関に前記保存した回答を患者情
報として送信することを特徴とする。請求項4に記載の
発明では、請求項1に記載のエージェント装置におい
て、搭乗者に関する情報が格納された格納手段を備え、
前記質問手段は、前記格納手段に格納された情報につい
て正しいか否かを質問することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエージェント装置
における好適な実施の形態について、図1から図9を参
照して詳細に説明する。 (1)実施形態の概要 救命救急の知識をデータ化し、緊急時に患者の状態を知
るために救急隊員が通常行う質問を、エージェントが行
う緊急質問として予め用意しておく。そして、車両から
緊急通報(119番通報)をした後、救急隊員が到着す
るまでの間に、エージェントが緊急質問をし、患者から
必要な情報を収集する。全ての質問が終了したら、緊急
連絡した救急機関に収集した患者の情報を送信する。さ
らに、質問終了後、救急隊員が到着するまでの間、所定
間隔で患者に問いかけることで、患者の意識を保つよう
にする。緊急通報は運転者本人が緊急通報キーを選択す
る場合と、緊急事態検出装置で緊急事態を検出した場合
にエージェントが自動的に緊急通報する場合がある。そ
して、救急隊員が到着したら、収集した患者の状態情報
を救急隊員に告知する。告知は画面表示と音声で行い、
終了の指示(音声又は終了ボタンの選択)があるまで繰
り返す。告知の開始は、画面に表示した患者情報スイッ
チを救急隊員が選択することで開始し、又は、音声認識
装置で救急車のサイレン音を認識したら開始する。この
ように、緊急通報してから救急隊員が到着するまでの間
の時間を有効に活用して、少しでも早く患者(運転者)
から状態情報を聞き出し、救急隊員が的確な処置を行な
うための補助を行うことで、救急隊員の救急活動の効果
を上げることができる。
【0007】なお、本実施形態におけるエージェント
は、人工的な擬似生命体であり、その容姿(平面的画
像、ホログラフィ等の立体的画像等)が画像表示装置に
よって車両内に出現される。このエージェントの処理と
しては、車両自体、搭乗者、対向車等を含む車両の状況
判断と学習(状況の学習だけでなく運転者の応答や反応
等も含む)をし、各時点での車両状況とそれまでの学習
結果に基づいて、エージェントが運転者や車両に対して
様々なバリエーションをもった対応(行為=行動と音
声)をする。これにより運転者は、複数のエージェント
を車両内に自由に呼びだしてつき合う(コミュニケーシ
ョンする)ことが可能になり、車両内での環境を快適に
することができる。ここで、本実施形態における人工的
な擬似生命体(エージェント)とは、特定の人間、生
物、漫画のキャラクター等の同一性があり、その同一性
のある擬似生命体が、主体の同一性・連続性を保つよう
に出力(動作、音声により応答)を行うものである。ま
た、同一性・連続性は特有の個性を持つものとして表現
され、車室内に出現させる本実施形態のエージェント
は、同一の車両状況であっても、過去の学習内容に応じ
て発声する音声や画像などが異なる。このエージェント
の各種コミュニケーション行為として、緊急時通報や緊
急質問等の緊急時処理を行わせる。そしてエージェント
が行う緊急時処理を含めた各行為を複数のシナリオで構
成する。各シナリオは、エージェントによる一連の連続
した行為の内容を規定した複数のシナリオデータ(アプ
リケーションを含む)と、各シナリオデータを起動する
ための起動条件とにより規格化する。
【0008】(2)実施形態の詳細 図1は、本実施形態におけるエージェント装置の構成を
示すブロック図である。本実施形態は、コミュニケーシ
ョン機能全体を制御する全体処理部9を備えている。こ
の全体処理部9は、設定した目的地までの経路を探索し
て音声や画像表示により案内するナビゲーション処理部
10、エージェント処理部11、ナビゲーション処理部
10とエージェント処理部11に対する外部I/F部1
2、エージェント画像や地図画像等の画像出力や入力画
像を処理する画像処理部13、エージェント音声や経路
案内音声等の音声出力や入力される音声を制御する音声
制御部14、車両や運転者に関する各種状況の検出デー
タを処理する状況情報処理部15、入力制御部16及び
記憶装置制御部17を有している。
【0009】ナビゲーション処理部10とエージェント
処理部11は、データ処理及び各部の動作の制御を行う
CPU(中央処理装置)と、このCPUにデータバスや
制御バス等のバスラインで接続されたROM、RAM、
タイマ等を備えている。両処理部10、11はネットワ
ーク接続(車内LAN(Local Area Net
work))されており、互いの処理データを取得する
ことができるようになっている。本実施形態のエージェ
ント処理部11では、シナリオに従ってナビゲーション
用のデータ(目的地データや走行経路データ等)を情報
センタ等の外部装置から取得した場合や、シナリオに基
づくユーザとのコミュニケーションにより目的地を取得
した場合に、これらのデータをナビゲーション処理部1
0に供給するようになっている。ROMはCPUで制御
を行うための各種データやプログラムが予め格納された
リードオンリーメモリであり、RAMはCPUがワーキ
ングメモリとして使用するランダムアクセスメモリであ
る。
【0010】本実施形態のナビゲーション処理部10と
エージェント処理部11は、CPUがROMに格納され
た各種プログラムを読み込んで各種処理を実行するよう
になっている。なお、CPUは、記憶媒体駆動装置23
にセットされた外部の記憶媒体からコンピュータプログ
ラムを読み込んで、記憶装置29のエージェントデータ
30やナビゲーションデータ31、図示しないハードデ
ィスク等のその他の記憶装置に格納(インストール)
し、この記憶装置から必要なプログラム等をRAMに読
み込んで(ロードして)実行するようにしてもよい。ま
た、必要なプログラム等を記憶媒体駆動装置23からR
AMに直接読み込んで実行するようにしてもよい。
【0011】エージェント処理部11は、運転者との会
話を含めたエージェントの各種コミュニケーション動作
を、車両や運転者の各種状況(場面)を想定して予め作
成されたシナリオに従って行うようになっている。すな
わち、車速、時間、走行地域、気温、ガソリン残量、緊
急事態検出、等の各種状況をシナリオ起動条件とし、各
状況におけるエージェントの行動が、各状況毎にシナリ
オとして規定されている。各シナリオは、連続する複数
のシーンで構成されている。シーンは、シナリオのなか
の1つの場面であり、本実施形態における緊急通報後の
質問シナリオでは、エージェントが救急、救命に基づく
情報収集のための質問を行う各場面のシーンで構成され
ている。各シーンは、タイトル、リスト、吹き出し、背
景、その他の小単位(パーツ)でまとまっている。各シ
ーンは、シナリオに従って順次進行していき、シナリオ
によっては、特定のシーンで出される質問に対する運転
者の回答や車両の状況等によって、選択される複数のシ
ーンが存在する。すなわち、途中の回答に応じてシーン
が分岐するシナリオが存在する。シーンを含むシナリオ
のデータは後述するシナリオデータファイル302に格
納されている。いつどこでシナリオを実行するのかを規
定する情報(シナリオ起動条件)と、実行した場合にど
のような画面構成で、エージェントにどのような動作や
会話をさせ、ナビゲーション処理部10等のモジュール
に対してどのような指示を出し、イベントを受けとった
場合に次はどうするのか(どのシーンに移行するのか)
を規定するデータがシーン毎にまとまってシナリオデー
タファイル302のシナリオデータ1〜nとして格納さ
れている。本実施形態では、このように規格化されたシ
ナリオデータにより、救急救命の知識に基づいて患者の
状態情報を収集するための各種質問が緊急質問としてシ
ナリオデータ化されている。
【0012】図2は、エージェント処理部11の構成を
表したものである。この図2に示されるように、エージ
ェント処理部11は、状況判断部111、シナリオ実行
要求部112、シナリオ駆動部113、シナリオデータ
読み込み部114、描画処理部115、音声認識管理部
116、ユーザ入力受付部117を備えている。これら
各部111〜117は、エージェント処理部11が備え
るCPU及びROM等に格納された対応エンジン(ソフ
トウェア)により実現されるようになっている。状況判
断部111等の各部を構成するエンジンは、他のエンジ
ンにデータを伝達する場合に、対応するイベントを発行
する。各部111〜117が発行するイベントの中に
は、シーンを分岐するか否かを判断するイベントが含ま
れる。
【0013】状況判断部111は、時間、場所、各種入
力等の状況の変化を通知するAPI(Applicat
ion Programing Interface)
を備えている。状況判断部111は、(目的地設定等)
状況の変化に対応して、シナリオ実行要求判断部112
にイベントを発行する。シナリオ実行要求判断部112
は、状況判断結果をAPI関数で参照し、シナリオを実
行するか否かを判断する。シナリオを実行する場合はシ
ナリオ起動要求のイベントをシナリオ駆動113に対し
発行する。
【0014】シナリオ駆動部113は、シナリオ実行要
求部112で発行されたシナリオ起動要求のイベントに
対し、起動を行うか否かの判断をする。起動を行うと判
断した場合、シナリオ駆動部113は、シナリオデータ
の読み込みをシナリオデータ読み込み部114に依頼す
る。また、シナリオデータに従って描画のリクエスト、
キャラクタとの動作のリクエストを描画処理部115に
依頼する。また、シナリオデータに従って音声認識に使
用する辞書を音声認識管理部116に通知する。更に、
シナリオ駆動部113は、音声認識の結果や、ユーザ入
力によってシナリオを駆動(シーンの推移を管理)す
る。
【0015】シナリオデータ読み込み部114は、シナ
リオ駆動部113からのイベントの依頼に基づいて、シ
ナリオデータファイル302から該当するシナリオデー
タの読み込みを行う。また、シナリオ駆動部113から
のイベントの依頼により画像データの読み込みを行な
う。描画処理部115は、シナリオ駆動部113からの
イベントの依頼に基づいて、該当する場面の描画や、キ
ャラクタ(エージェント)の描画を行う。音声認識管理
部116は、音声認識部142への指示を統括する。例
えば、シナリオ駆動部113から通知される使用辞書の
指定を行う。音声認識部116は、音声認識部142に
おいて、指定した使用辞書による音声認識の結果がでた
ら、認識結果に対応するイベントをシナリオ駆動部11
3に対して発行する。ユーザ入力受付部117は、ユー
ザからの入力があったら、入力内容に対応するイベント
をシナリオ駆動部113に対して発行する。ユーザから
の入力は、入力制御部16からの情報により判断され
る。
【0016】本実施形態では、状況判断部111が緊急
事態検出のイベント又は緊急通報キーのイベントを発行
すると、シナリオ事項要求判断部112が救急質問シナ
リオの実行を要求するイベントをシナリオ駆動部113
に発行する。シナリオ駆動部113では、救急質問シナ
リオの読み込みをシナリオデータ読み込み部に要求する
イベントを発行し、読み込まれたシナリオデータに従っ
て、描画処理部115に描画のリクエストを発行し、音
声認識管理部116に音声認識のリクエストイベントを
発行する。なお、エージェント処理部11の各部では、
イベントを発行する場合と、API関数を用いる場合に
ついて説明したが、全てをイベント発行としてもよく、
また全てをAPI関数を使用するようにしてもよい。
【0017】図1において、外部I/F部12には、緊
急通報装置21と記憶媒体駆動装置23と通信制御部2
4が接続され、画像処理部13には表示装置27及び撮
像装置28が接続され、音声制御部14には音声出力装
置25及びマイク(音声取得手段)26が接続され、状
況情報処理部15には各種状況検出装置40が接続さ
れ、入力制御部16には入力装置22が接続されてる。
【0018】各種状況検出装置40は、現在位置検出装
置41と状況検出部42と緊急事態検出装置43を備え
ている。現在位置検出装置41は、車両の絶対位置(緯
度、経度による)を検出するためのものであり、人工衛
星を利用して車両の位置を測定するGPS(Globa
l Positioning System)受信装置
411と、方位センサ412と、舵角センサ413と、
距離センサ414と、路上に配置されたビーコンからの
位置情報を受信するビーコン受信装置415等が使用さ
れる。GPS受信装置411とビーコン受信装置415
は単独で位置測定が可能であるが、GPS受信装置41
1やビーコン受信装置415による受信が不可能な場所
では、方位センサ412、舵角センサ413及び距離セ
ンサ414の内、少なくとも1つを用いた推測航法によ
って現在位置を検出するようになっている。方位センサ
412は、例えば、地磁気を検出して車両の方位を求め
る地磁気センサ、車両の回転角速度を検出しその角速度
を積分して車両の方位を求めるガスレートジャイロや光
ファイバジャイロ等のジャイロ、左右の車輪センサを配
置しその出力パルス差(移動距離の差)により車両の旋
回を検出することで方位の変位量を算出するようにした
車輪センサ、等が使用される。舵角センサ413は、ス
テアリングの回転部に取り付けた光学的な回転センサや
回転抵抗ボリューム等を用いてステアリングの角度αを
検出する。距離センサ414は、例えば、車輪の回転数
を検出して計数し、または加速度を検出して2回積分す
るもの等の各種の方法が使用される。距離センサ414
と舵角センサ413は運転操作状況検出手段としても機
能する。
【0019】状況検出部42は、運転操作の状況を検出
する運転操作状況検出手段として機能するブレーキセン
サ421、車速センサ422、方向指示器検出器42
3、シフトレバセンサ424、サイドブレーキ(パーキ
ングブレーキ)センサ425を備えている。また、状況
検出部42は、機器操作の状況を検出する機器操作状況
検出手段として機能するエアコン検出器427、ワイパ
検出器428、オーディオ検出器429を備えている。
【0020】ブレーキセンサ421は、フットブレーキ
が踏み込み状態か否かを検出する。車速センサ422
は、車速を検出する。方向指示器検出器423は、運転
者が方向指示器の操作中であるか否か、及び方向指示器
が点滅中か否かを検出する。シフトレバセンサ424
は、運転者がシフトレバを操作中か否か、及びシフトレ
バ位置を検出する。サイドブレーキ(パーキングブレー
キ)センサ425は、運転者がサイドブレーキを操作中
か否か、及びサイドブレーキの状態(オンかオフか)を
検出する。
【0021】エアコン検出器427は、運転者がエアコ
ンの各種スイッチ等を操作中か否かを検出する。ワイパ
検出器428は、運転者がワイパの操作中か否かを検出
する。オーディオ検出器429は、運転者がラジオ、C
Dプレーヤ、カセットプーヤー等のオーディオ機器を操
作中か否か、及びオーディオ機器による音声が出力中か
否かを検出する。状況検出部42は、その他、機器操作
状況検出手段として、ヘッドランプやルームランプ等の
ランプ類の操作状況を検出するライト検出センサ、運転
者のシートベルト着脱操作を検出するシートベルト検出
センサ、その他のセンサを備えている。
【0022】緊急事態検出装置43は、ハザードスイッ
チセンサ431と衝突センサ432を備えている。ハザ
ードスイッチセンサ431は、ハザードスイッチのオ
ン、オフ状態を検出し、状況情報処理部15に供給する
ようになっている。状況情報処理部15では、ハザード
スイッチセンサ431からスイッチオン状態が所定時間
t以上継続した場合に緊急事態信号をエージェント処理
部11の状況判断部111に供給するようになってい
る。衝突センサ432は、車両が衝突したことを検出す
るセンサで、本実施形態では、エアバックが作動したこ
とを検出することで衝突を検出し、検出信号を状況情報
処理部15に供給するようになっている。
【0023】入力装置22は、運転者情報を運転者が入
力する場合や、本実施形態によるエージェントのその他
全ての問い合わせ等に対して運転者が応答するための1
つの手段でもある。入力装置22は、ナビゲーション処
理における走行開始時の現在地(出発地点)や目的地
(到達地点)、情報提供局へ渋滞情報等の情報の請求を
発信したい車両の所定の走行環境(発信条件)、車内で
使用される携帯電話のタイプ(型式)などを入力するた
めのものでもある。入力装置22には、タッチパネル
(スイッチとして機能)、キーボード、マウス、ライト
ペン、ジョイスティック、赤外線等によるリモコン、音
声認識装置などの各種の装置が使用可能である。また、
赤外線等を利用したリモコンと、リモコンから送信され
る各種信号を受信する受信部を備えてもよい。リモコン
には、画面上に表示されたカーソルの移動操作等を行う
ジョイスティックの他、メニュー指定キー(ボタン)、
テンキー等の各種キーが配置される。入力装置22は、
本実施形態において運転者が緊急通報をするための緊急
通報キーを備えている。本実施形態における緊急通報キ
ーは、専用のボタンを配置しているが、タッチパネルで
のキー配置としてもよい。入力制御部16は、入力装置
22による入力内容に対応するデータを検出しエージェ
ント処理部11やナビゲーション処理部10に供給す
る。入力制御部16は、運転者による入力操作中か否か
を検出することで機器操作状況検出手段として機能す
る。
【0024】緊急通報装置21は、緊急通報キーが選択
された場合や、緊急事態が検出された場合に、救急機関
との間で緊急の通信を確立するようになっている。救急
機関との通信は、電話回線、救急用の専用回線、インタ
ーネット等の各種通信回線の確立による。
【0025】記憶媒体駆動装置23は、ナビゲーション
処理部10やエージェント処理部11が各種処理を行う
ためのコンピュータプログラムを外部の記憶媒体から読
み込むのに使用される駆動装置である。記憶媒体に記録
されているコンピュータプログラムには、各種のプログ
ラムやデータ等が含まれる。ここで、記憶媒体とは、コ
ンピュータプログラムが記録される記憶媒体をいい、具
体的には、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードデ
ィスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、メモリチップや
ICカード等の半導体記憶媒体、CD−ROMやMO、
PD(相変化書換型光ディスク)等の光学的に情報が読
み取られる記憶媒体、紙カードや紙テープ等を用いた記
憶媒体、その他各種方法でコンピュータプログラムが記
録される記憶媒体が含まれる。
【0026】記憶媒体駆動装置23は、これらの各種記
憶媒体からコンピュータプログラムを読み込む他に、記
憶媒体がフロッピーディスクやICカード等のように書
き込み可能な記憶媒体である場合には、ナビゲーション
処理部10やエージェント処理部11のRAMや記憶装
置29のデータ等をその記憶媒体に書き込むことが可能
である。例えば、ICカードにエージェント機能に関す
る学習内容(学習項目データ、応答データ)や運転者情
報等のデータを記憶させ、他の車両を運転する場合でも
これらを記憶させたICカードからデータを読み出させ
て使用することで、自分の過去の応対の状況に応じて学
習した状態のエージェントとコミュニケーションするこ
とが可能になる。これにより、車両毎のエージェントで
はなく、運転者毎に固有な学習内容のエージェントを車
両内に出現させることが可能になる。また、シナリオや
メール等を記憶させておくこともできる。またICカー
ドにシナリオデータファイルを格納するようにしてもよ
い。これにより、ユーザ各自にとって固有のオリジナル
シナリオとすることが可能である。
【0027】通信制御部24は、各種無線通信機器から
なる例えば携帯電話が接続されるようになっている。通
信制御部24は、電話回線による通話の他、道路の混雑
状況や交通規制等の交通情報に関するデータなどを提供
する情報提供局との通信や、車内での通信カラオケのた
めに使用するカラオケデータを提供する情報提供局との
通信を行うことができるようになっている。また、通信
制御部24を介して、エージェント機能に関する学習デ
ータ、シナリオデータファイル等を送受信することも可
能である。本実施形態のエージェント処理部11では、
通信制御部24を介してシナリオが添付された電子メー
ルを受信することができるようになっている。また、エ
ージェント処理部11は、インターネット上のホームペ
ージを表示するブラウザソフトを備えており、通信制御
部24を介してホームページからシナリオを含めたデー
タをダウンロードすることができるようになっている。
なお、通信制御部24は、携帯電話等の無線通信機能を
内蔵するようにしてもよい。
【0028】音声出力装置25は、車内に配置された複
数のスピーカで構成され、音声制御部14で制御された
音声、例えば、音声による経路案内を行う場合の案内音
声や、エージェントによる運転者との通常のコミュニケ
ーション用の会話や本実施形態の運転者情報取得のため
の質問による音声や音が出力されるようになっている。
この音声出力装置25は、オーディオ用のスピーカと兼
用するようにしてもよい。音声出力装置25と音声制御
部14はエンジン処理部11と共に質問手段を構成し、
緊急通報がされた場合に、救急質問シナリオで規定され
た各シーン毎に、エージェントによる救急質問が出力さ
れる。
【0029】マイク26は、音声制御部14における音
声認識の対象となる音声、例えば、ナビゲーション処理
における目的地等の入力音声や、エージェントと運転者
の会話(運転者による応答を含む)等を入出力する音声
入力手段として機能する。このマイク26は、運転者の
音声を的確に収集するために指向性のある専用のマイク
が使用される。尚、音声出力装置25とマイク26とで
ハンズフリーユニットを形成させて、携帯電話を介さず
に、電話通信における通話を行えるようにしてもよい。
マイク26と音声認識部142は、運転者が同乗者と会
話中か否かを検出する会話検出手段として機能し、この
場合のマイク26、音声認識部142は、運転者の状況
を検出する状況検出手段として機能する。また、マイク
26と音声認識部142は、同乗者がいるか否かを会話
から検出することで同乗者検出手段として機能し、更
に、救急車両のサイレン音を認識して救急隊員が到着し
たことを認識する救急隊員到着検出手段として機能す
る。
【0030】表示装置27には、ナビゲーション処理部
10の処理による経路案内用の道路地図や各種画像情報
が表示されたり、エージェント処理部11によるエージ
ェントの各種行動(動画)及び画面構成の各パーツが表
示されたりするようになっている。また、撮像装置28
で撮像された車両内外の画像も画像処理部13で処理さ
れた後に表示されるようになっている。表示装置27で
は、本実施形態の救急質問シナリオに従って、救急隊員
の容姿をした救急隊員エージェントが救急質問をする際
に表示される複数の救急質問シーン画像や、質問が終了
した後救急隊員が到着するまでの間表示される呼びかけ
シーン画像や、救急隊員に収集した患者の情報情報を告
知する告知シーン画面などが表示されるようになってい
る。表示装置27は、液晶表示装置、CRT等の各種表
示装置が使用される。なお、この表示装置27は、例え
ばタッチパネル等の、前記入力装置22としての機能を
兼ね備えたものとすることができる。
【0031】撮像装置28は、画像を撮像するためのC
CD(電荷結合素子)を備えたカメラで構成されてお
り、運転者を撮像する車内カメラの他、車両前方、後
方、右側方、左側方を撮像する各車外カメラが配置され
ている。撮像装置28の各カメラにより撮像された画像
は、画像処理部13に供給され、画像認識等の処理が行
われ、各認識結果(同乗者の有無、運転者の認識等)を
エージェントのコミュニケーションに反映させるように
なっている。
【0032】記憶装置29は、記憶装置制御部17に接
続され、記憶制御装置17による制御のもとでデータや
プログラムの読み込み、書き込みが行われるようになっ
ている。記憶装置29には本実施形態による各種エージ
ェント機能やナビゲーション機能を実現するうえで必要
な各種データ(プログラムを含む)として、エージェン
トデータ30とナビゲーションデータ31が格納されて
いる。この記憶装置29には、例えば、フロッピーディ
スク、ハードディスク、CD−ROM、光ディスク、磁
気テープ、ICカード、光カード、DVD(digit
al versatile disc)等の各種記憶媒
体と、その駆動装置が使用される。この場合、例えば、
学習項目データ304、応答データ305、運転者情報
307、シナリオデータファイル302を持ち運びが可
能なICカードやフロッピーディスクで構成し、その他
のデータをDVDやハードディスクで構成するというよ
うに、複数種類の異なる記憶媒体と駆動装置で構成し、
駆動装置としてそれらの記憶媒体を用いるようにしても
よい。
【0033】エージェントデータ30には、エージェン
トプログラム301、シナリオデータファイル302、
音声データ303、学習項目データ304、音声データ
で構成される応答データ305、エージェントの容姿や
行動を画像表示するための画像データ306、運転者情
報307、患者情報308、その他のエージェントによ
る処理に必要な各種のデータが格納されている。
【0034】エージェントプログラム301には、エー
ジェント機能を実現するためのエージェント処理プログ
ラムが格納されている。例えば、各シナリオの起動条件
を満たしたか否かを判断する条件判断処理、条件判断処
理で起動条件を満たすと判断した場合に、当該起動条件
に対応するシナリオを起動し、そのシナリオデータに従
って前記エージェントに行為をさせるシナリオ実行処
理、その他の各種処理を実行する処理プログラムが格納
されている。
【0035】学習項目データ304及び応答データ30
5は、運転者の運転操作や応答によってエージェントが
学習した結果を格納するデータである。従って、学習項
目データ304と応答データ305は、各運転者毎にそ
のデータが格納・更新(学習)されるようになってい
る。学習項目データ304には、例えば、イグニッショ
ンした通算回数や1日のオン回数、前5回の燃料給油時
の燃料残量のデータ等のエージェントの学習対象となる
項目が格納される。この学習項目データ304に格納さ
れた学習内容に従って、例えば、イグニッションオン回
数に応じてエージェント出現時の挨拶内容が変化した
り、燃料残量が前5回の燃料残量の平均値以下になった
場合に、エージェントが給油の提案をする。応答データ
305には、エージェントの行為に対するユーザの応答
の履歴が所定のシナリオ毎に格納される。応答データ3
05には、応答日時と応答内容が、各応答項目毎に所定
回数分格納される。応答内容としては、無視された、拒
絶された、受容(容認)された、の各場合が音声認識や
入力装置22の入力結果から判断され、格納される。
【0036】シナリオデータファイル302には、各状
況、場面におけるエージェントの行為が規定されたシナ
リオのデータが格納されており、本実施形態の緊急通報
時に起動される救急質問シナリオも格納されている。本
実施形態におけるシナリオデータファイル302はDV
Dに格納されている。図3は、シナリオデータファイル
302のデータ構造とデータ内容を概念的に表したもの
である。シナリオデータファイル302は、各シーンを
規定する複数のシナリオデータがまとまって1つのファ
イルを構成している。シナリオデータファイル302に
は、ファイルヘッダ、シナリオ管理テーブル、自動起動
条件テーブル、手動起動可能シナリオ一覧、各シナリオ
データ1〜n、及び追加リソースデータから構成されて
いる。
【0037】ファイルヘッダは、シナリオデータファイ
ルのヘッダで、ファイルに関する情報が格納されてい
る。シナリオ管理テーブルは、シナリオデータファイル
に収録されているシナリオデータを管理するためのデー
タ、例えば、各シナリオデータを実行する場合の優先順
位等のデータが格納されている。
【0038】自動起動条件テーブルは、シナリオデータ
ファイルに収録されているシナリオデータを自動で起動
する条件データが各シナリオデータ毎に規定され格納さ
れている。自動起動条件として、例えば、特定地点Aか
ら所定距離の地点に到達した場合に実行する特定シナリ
オについての特定地点と距離データや、起動時にエージ
ェントが挨拶するシナリオを実行するための条件として
のイグニッションオン、起動してから所定時間経過等の
各種自動起動条件が格納されている。また、自動起動を
禁止する自動起動禁止条件として、例えば、(A)手動
起動を優先する、(B)別のシナリオを実行中は自動起
動しない、(C)例えば30分以内に実行したことがあ
るシナリオは起動しない、(D)音楽を聞いている場合
は起動しない、(E)カーブを右左折中(ステアリング
操作中)には起動しない、(F)急減速中もしくは急加
速中は起動しない、(G)同乗者と会話しているときは
起動しない、(H)ナビゲーション装置、オーディオ装
置、エアコン装置、シフトレバ、サイドブレーキ、ワイ
パー、方向指示器等の各種機器の操作中は起動しない、
(I)オーディオの使用中は起動しない(音楽や放送を
聞いている障害とならないための条件:オーディオがオ
ンでないこと)、(J)ナビゲーション処理部10によ
る走行経路の案内ガイダンス中は起動しない等の自動起
動禁止条件についても格納されている。但し、これらの
自動起動禁止条件を満たす場合であっても、本実施形態
による緊急通報時の救急質問シナリオ等は自動起動する
ように、優先順位がシナリオ管理テーブルで規定されて
いる。この自動起動禁止条件は、各シナリオに共通して
適用される条件と、個別のシナリオに適用される条件と
がある。
【0039】本実施形態における、運転者情報を収集す
るためにエージェントが質問をする場合の質問シナリオ
を起動する条件としては、運転者の負荷状態が低負荷状
態であると判断できるための条件として、以下の条件や
その他の条件が規定されている。 (a)1時間以内に質問をするシナリオを実行していな
い(頻繁に質問しすぎないようにするための条件) (b)イグニッションオンから15分以上経過している
(運転し始めた直後ではない) (c)車内に会話がない(マイク26からの集音によ
る) (d)直線道路(ナビゲーションデータ31と現在位置
から検出)で、速度変化が所定時間無い。 (e)信号待ちをしている(ナビゲーションデータ3
1、現在位置、車速から判定) これらの質問起動条件は、起動のための必須条件かいず
れか1つを満たせばよい条件かなどについて決められて
いる。例えば、上記(a)〜(e)の条件に限ると、
(a)〜(c)を全て満たし、(d)か(e)を満たし
た場合に質問シナリオの起動条件がみたされ、質問シナ
リオが起動される。この場合でも、上記自動起動禁止条
件(A)〜が該当する場合には、質問シナリオの起動は
禁止される。なお、質問起動条件を含め、自動起動条件
に基づく起動判定ルーチンは、例えば、1秒毎にポーリ
ング処理されるようになっている。
【0040】上記した各条件のうち、条件(E)、
(F)、(H)、(J)、(d)、(e)により運転操
作に対する負荷が判断され、条件(C)、(D)、
(G)、(I)、(J)、(a)、(b)、(c)、に
より運転者が感じる煩わしさの程度が判断される。
【0041】手動起動可能シナリオ一覧は、シナリオデ
ータファイルに収録されているシナリオデータの中の手
動で起動することが可能なシナリオの一覧データが格納
されている。追加リソースデータは、記憶装置の拡張用
としてシナリオデータに付加するための音声データや画
像データ等が格納されている。
【0042】各シナリオデータ1〜nは、シナリオヘッ
ダ、音声認識辞書DB、画像データ管理テーブル、シー
ン管理テーブル、各シーンデータ1〜m、実画像データ
で構成されている。各シナリオは複数のシーンで構成さ
れる。シナリオヘッダは、シナリオデータのヘッダセク
ションで、シナリオに関する情報が格納されている。音
声認識辞書DBは、シナリオで使用する音声認識辞書の
DBで、音声認識辞書データが格納されている。画像デ
ータ管理テーブルは、シナリオで使用する画像を指定す
るためのデータが格納されている。エージェントの画像
は画像データ306に格納され、シナリオに固有の画像
はシナリオデータ末尾の実画像データに格納されてい
る。シーン管理テーブルには、シナリオに収録されてい
るシーンデータを管理するためのデータが格納されてい
る。
【0043】各シーンデータ1〜mは、シーンヘッダ、
画面構成データ、キャラクタ動作指示データ、各種処理
指示データ、シーン分岐テーブルから構成されている。
シーンヘッダは、シーンデータのヘッダセクションで、
シーンに関する情報とシーンデータに属する各データセ
クションを管理するデータが格納されている。画面構成
データは、当該シーンで表示する画面構成を規定するセ
クションで、表示装置27上に表示する画面構成の各パ
ーツのデータが格納されている。キャラクタ動作指示デ
ータは、当該シーンにおけるキャラクタの動作指示と話
す内容に関する指示データ(使用する音声データ303
を指示するデータ)が格納されている。各種処理指示デ
ータは、当該シーンで他モジュール(例えばナビ)に処
理指示依頼を行うデータが格納されている。シーン分岐
テーブルは、当該シーンから次のシーンへの分岐情報が
格納されているセクションで、あるシーンにおいてイベ
ントを受け取ったときの次のシーンを規定するデータが
格納されている。
【0044】図4は、シーンデータに基づいて表示装置
27に表示されるシーン画面の一例を表したものであ
る。この図4に示されるシーン画面は、未入力の運転者
情報である趣味嗜好(食事)を取得するために運転者に
質問をする質問シナリオのシーン画面(シーン番号0x
0001)である。シーン画面は、図4に示されるよう
に、エージェントの画像(静止画、動画)が表示される
エージェント表示画面51、エージェントの音声に対応
した文字が表示される吹き出し画面52、タイトル画面
53、及び、各シーン固有の画像データ(実画像データ
の画像や回答選択ボタン等)が表示されるシーン表示画
面54から構成されている。
【0045】エージェント処理部11は、趣味嗜好(食
事)の質問シナリオを起動すると、最初にシーンヘッダ
で指定されるシーンの画面構成データをシナリオデータ
ファイル302から読み出してシーン画面を表示装置2
7に表示すると共に、質問文に相当する質問音声を音声
出力装置25から出力するようになっている。図4
(a)の質問シナリオのシーン画面では、吹き出し画面
52に「どのジャンルの食事が好きですか?」と表示さ
れる。なお、吹き出し画面52の表示に対応する音声を
音声出力装置25から出力されるようになっている。ま
た、図4(a)のシーン画面におけるシーン表示画面5
4には、4つの回答選択ボタン54aの「和食」、「洋
食」、「中華」、「特に無し」が表示されている。
【0046】この運転者に対する質問のシーンには、シ
ーン管理テーブルに従って、運転者の回答に応じた複数
のシーンが分岐して続くようになっている。すなわち、
図4(a)のシーン画面(シーン番号0x0001)で
運転者が回答選択ボタン「和食」を選択すると、エージ
ェント処理部11は、回答に応じたシーン画面(b)に
分岐して表示される。このシーン画面(b)では、選択
された「和食」がタイトル画面53に表示されると共
に、吹き出し画面には「和食が好きなのですね。」と表
示され、なお、分岐後の和食のシーン画面では、和食の
実画像がシナリオデータから読み出され、シーン表示画
面54に表示される。そしてエージェント処理部11に
より、運転者の回答、例えば、「和食」が運転者情報と
して、運転者情報307の趣味嗜好データに格納される
ようになっている。本実施形態の救急質問シナリオの場
合には、各シーン毎に患者の状態等に関する救急質問が
され、その質問に対する各回答が患者情報310に格納
されるようになっている。このようにして、シナリオに
規定された各シーン画像と音声が最後のシーンまで連続
的に順次表示、出力されることで、1シナリオにおける
エージェントの行為が完了することになる。
【0047】記憶装置29(図1)の音声データ303
には、選択されたシナリオのシーンに従って、エージェ
ントが運転者と会話等を行うための音声データが格納さ
れている。エージェントによる会話の音声データは、本
実施形態による、エージェントの救急質問の音声データ
も格納されている。音声データ303の各データは、シ
ーンデータのキャラクタ動作指示データにより指定され
る。
【0048】画像データ306には、シナリオにより指
定された各シーンで使用されるエージェントの状態を表
す静止画像や、動作を表す動画(アニメーション)等が
格納されている。例えば、エージェントがお辞儀をする
動画、うなずく動画、右手を挙げる動画等が格納されて
いる。これらの各静止画像や動画には画像コードが付け
られている。画像データ306に格納されるエージェン
トの容姿としては、人間(男性、女性)的な容姿である
必要はない。例えば、非人間型のエージェントとして、
タコや、ひよこ、犬、猫、カエル、ネズミ等の動物自体
の容姿や、人間的に図案化(イラスト化)した動物の容
姿であってもよく、更にロボット的な容姿や、フロアス
タンドや木などの容姿や、特定のキャラクタの容姿等で
あってもよい。またエージェントの年齢としても一定で
ある必要がなく、エージェントの学習機能として、最初
は子供の容姿とし、時間の経過と共に成長していき容姿
が変化していく(大人の容姿に変化し、更に老人の容姿
に変化していく)ようにしてもよい。画像データ306
には、これらの各種エージェントの容姿の画像が格納さ
れており、運転者の好みによって入力装置22等から選
択することができるようになっている。
【0049】運転者情報307は、運転者に関する情報
で、エージェントによる行為をより運転者の希望や趣味
嗜好に合ったものとするために利用される。図5は運転
者情報307の構成を概念的に表したものである。この
図5に例示されるように、運転者情報307には、運転
者のID(識別情報)、名前、年齢、性別、結婚(既婚
か未婚か)、子供(有無、人数、年齢)からなる運転者
基礎データと、趣味嗜好データと、図示しない健康管理
データが格納されるようになっている。趣味嗜好データ
としては、スポーツ、飲食、旅行等の大項目と、これら
大項目の概念に含まれる詳細項目とから構成されてい
る。例えば、大項目スポーツには、好きなサッカーチー
ム、好きな野球の球団、ゴルフに対する興味等の詳細な
データが格納されるようになっている。健康管理データ
には、健康管理上のデータで、持病がある場合にその病
名や症状、かかりつけの病院名等が格納される。本実施
形態では、これらの各運転者情報には優先順位が決めら
れており、エージェントは、未だ格納されていない運転
者情報のうち優先順位が高い順に運転者に質問をするよ
うになっている。運転者基礎データは、趣味嗜好データ
よりも優先順位が高くなっている。
【0050】運転者情報307は、その車両を運転する
運転者が複数存在する場合には、各運転者毎に作成され
る。そして、運転者を特定して該当する運転者情報が使
用される。運転者の特定は、例えば、イグニッションオ
ン時に、全運転者に共通するエージェントが登場して運
転者の問い合わせをし、その回答から特定する。運転者
の問い合わせは、入力済み運転者の氏名とその他を選択
するボタンを表示装置に表示し、選択を促す音声を出力
する。その他が選択された場合には新規ユーザ登録画面
を表示する。なお、体重、運転席(シート)の固定位置
(前後位置、背もたれの角度)、ルームミラーの角度、
視線の高さ、顔写真をデジタル化したデータ、音声の特
徴パラメータ等の運転者固有の情報を少なくとも1つ運
転者情報307に格納しておき、これらの情報から運転
者を特定するようにしてもよい。
【0051】患者情報308には、緊急通報時の救急質
問シナリオに従ってエージェントが患者に質問した内容
に対する患者の回答が格納される。この患者情報308
に格納された患者情報は、緊急通報装置21、又は通信
制御部24を介して緊急通報をした救急機関に送信され
ると共に、救急隊員が到着した後の告知情報となる。
【0052】ナビゲーションデータ31には、経路案内
等で使用される各種データファイルとして、通信地域デ
ータファイル、描画地図データファイル、交差点データ
ファイル、ノードデータファイル、道路データファイ
ル、探索データファイル、写真データファイル等の各種
データが格納されている。
【0053】通信地域データファイルには、通信制御部
24に接続され又は無接続で車内において使用される携
帯電話が、車内から通信できる地域を表示装置27に表
示したり、その通信できる地域を経路探索の際に使用す
るための通信地域データが、携帯電話のタイプ別に格納
されている。描画地図データファイルには、表示装置2
7に描画される描画地図データが格納されている。この
描画地図データは、階層化された地図、例えば最上位層
から日本、関東地方、東京、神田といった階層ごとの地
図データが格納されている。各階層の地図データは、そ
れぞれ地図コードが付されている。
【0054】交差点データファイルには、各交差点を特
定する交差点番号、交差点名、交差点の座標(緯度と経
度)、その交差点が始点や終点になっている道路の番
号、および信号の有無などが交差点データとして格納さ
れている。ノードデータファイルには、各道路における
各地点の座標を指定する緯度、経度などの情報からなる
ノードデータが格納されている。すなわち、このノード
データは、道路上の一地点に関するデータであり、ノー
ド間を接続するものをアークと呼ぶと、複数のノード列
のそれぞれの間をアークで接続することによって道路が
表現される。道路データファイルには、各道路を特定す
る道路番号、始点や終点となる交差点番号、同じ始点や
終点を持つ道路の道路番号、道路の太さ、進入禁止等の
禁止情報、後述の写真データの写真番号などが格納され
ている。交差点データファイル、ノードデータファイ
ル、道路データファイルにそれぞれ格納された交差点デ
ータ、ノードデータ、道路データからなる道路網データ
は、経路探索に使用される。
【0055】探索データファイルには、経路探索により
生成された経路を構成する交差点列データ、ノード列デ
ータなどが格納されている。交差点列データは、交差点
名、交差点番号、その交差点の特徴的風景を写した写真
番号、曲がり角、距離等の情報からなる。また、ノード
列データは、そのノードの位置を表す東経、北緯などの
情報からなる。写真データファイルには、各交差点や直
進中に見える特徴的な風景等を撮影した写真が、その写
真番号と対応してデジタル、アナログ、またはネガフィ
ルムの形式で格納されている。
【0056】次にこのように構成されたエージェント装
置の動作について説明する。図6は、緊急通報から救急
隊員エージェントを起動するまでの処理を表したフロー
チャートである。エージェント処理部11は、車両等の
状態が各シナリオの自動起動条件を満たすか否かを監視
している。そして、エージェント処理部11は、緊急通
報キーが選択された場合、緊急事態検出装置43のハザ
ードスイッチのオン状態が所定時間t以上継続した場
合、及び、衝突センサ432から衝突検出信号が出力さ
れた場合に、緊急通報の必要性ありと判断して、緊急通
報装置21を介して救急機関(119番)に通報する
(ステップ11)。
【0057】次いでエージェント処理部11は、車両が
安全な場所にあるか否かを判断する(ステップ12)。
本実施形態では、緊急通報を行った後に一定時間車両が
移動しなければ(一定時間車速=0km/hならば)、
エージェント処理部11は車両が安全な場所にあると判
断し(ステップ12;Y)、救急隊員エージェントを起
動させて(ステップ14)処理を終了する。一方、車両
が安全な場所にあると判断できない場合(ステップ1
2;Y)、運転者により車両が移動されるのをまち(ス
テップ13)、ステップ12に戻って安全性についての
判断を継続する。
【0058】図7は、救急隊員エージェントが行う救急
質問シナリオの流れを表したフローチャートである。救
急質問シナリオが実行されると、まず最初のシーンで緊
急隊員エージェントが表示装置27画面上に登場して自
己紹介をする(ステップ21)。そして、次のシーンに
移行し、救急質問による患者の情報収集を行う(ステッ
プ22〜26)。救急質問による質問項目としては、例
えば、名前、年齢、性別、住所、行きつけの病院、症
状、血液型などが対象になっており、これら各質問項目
に対応したシーンが規定されている。
【0059】エージェント処理部11は、救急質問によ
って収集すべき情報が運転者情報307に格納されてい
るか否かを確認する(ステップ22)。質問項目の回答
が運転者情報307に格納されている場合(ステップ2
2;Y)、救急隊員エージェントは、搭乗者が「はい」
(肯定)又は「いいえ」(否定)で回答できる形式の質
問をし、確認する。例えば、運転者情報307に住所情
報として”東京都新宿区西新宿8−?−x”が格納され
ている場合、救急隊員エージェントは、「○○さんの住
所は東京都新宿区西新宿8−?−xですか?」というよ
うに、はい、いいえ、で回答できる形式の質問をする。
このように、運転者情報307に格納されている情報に
ついて、「はい」「いいえ」で回答できる確認形式の質
問をするので、患者の負担を少なくすることができる。
【0060】一方、収集すべき情報が運転者情報307
に格納されていない場合(ステップ22;N)、及び、
ステップ23における確認で「いいえ」等の否定回答が
された場合(ステップ23;いいえ)、合救急隊員エー
ジェントは該当質問項目に対応する救急質問をする(ス
テップ24)。例えば、質問項目が住所情報であれば
「○○さんの住所を教えてください」といった救急質問
を行う。これらの質問項目に対する確認(ステップ2
3)や質問(ステップ24)は、救急隊員の音声出力
と、シーン画面の吹き出し画面52に文章表示で出力さ
れる。なお、緊急隊員エージェントによる確認(ステッ
プ23)に対して一定時間回答がない場合にはステップ
24の質問をし、ステップ24の質問に対して一定時間
回答が無い場合にはステップ25をとばしてステップ2
6に移行する。
【0061】そして、質問項目に対する確認内容、及び
救急質問に対する回答を記録する(ステップ25)。こ
の回答の記録は、主として音声データの録音により行わ
れる。そして、到着した救急隊員に告知する場合には、
エージェントの音声と、回答の録音音声とをつないで出
力する。例えば、「○○さんの住所は」をエージェント
の合成音声で出力し、記憶された情報「東京都渋谷区
…」を出力し、音声「です」を出力する。
【0062】次に、エージェント処理部11は、緊急質
問項目の全てについての質問が終了したか判断し(ステ
ップ26)、終了していなければステップ22に戻って
次の質問項目の救急質問により患者情報の収集を継続す
る。一方、全ての質問が終了すると(ステップ26;
Y)、エージェント処理部11は、収集した患者情報
を、緊急通報した救急機関に緊急通報装置21、又は通
信制御部24を介して送信(ステップ27)した後に処
理を終了する。
【0063】図8は、患者情報を救急質問シナリオに従
って収集した後に起動する呼びかけシナリオのうちの1
つのシーン画面を表したものである。なお、この呼びか
けシナリオは、救急質問シナリオに組み込んでもよい。
すなわち、呼びかけシナリオの各シーンを、救急質問シ
ナリオの最後のシーンに続くシーンとしてもよい。図8
に示されるように、呼びかけシナリオでは、救急質問シ
ナリオによる患者情報の終了が完了した後も、救急隊員
エージェント51aが、患者の意識を保つ(覚醒状態を
維持させる)ために、音声出力装置25から呼びかけを
出力する。この呼びかけは、患者が意識を失うのを回避
することが目的なので、救急隊員エージェントの音声出
力が中心になるが、図8に例示するように、吹き出し画
面52にも呼びかけを文章でも表示する。そして、患者
の視覚による意識維持のために、救急隊員エージェント
51aを静止画ではなく、動画により患者の注意を引く
ような大きめの動作をする。
【0064】救急隊員エージェント51aが音声による
呼びかけに対して、患者からの返事を音声認識部142
で認識した場合には、呼びかけを連呼せずに、所定時間
(例えば、1分間)経過した後に次の呼びかけを行うよ
うにする。呼びかけは、患者の応答(返事)が無い場合
には同一の呼びかけ(図8の例では「○○さんしっかり
してください」)を連呼し、応答があった場合には「も
うすぐ救急車がきますよ。大丈夫ですか」等の別の呼び
かけを行う。この場合も吹き出し画面52の内容も呼び
かけの変更に対応して変更する。なお、音声認識部14
2により、同乗者等の第三者による呼びかけを認識した
場合には、救急隊員エージェントによる呼びかけは行わ
ない。
【0065】救急隊員エージェントによる呼びかけをし
ている間、エージェント処理部11は、緊急通報をして
からの時間を計測しており、ナビゲーションデータ31
による救急機関の所在地から車両までの走行距離を求
め、救急車両が到着するまでの予想時間を算出して、シ
ーン表示画面54に到着予想時間54dが表示される。
この到着予想時間を表示すると共に、到着予想時間によ
る呼びかけを行うことで、患者を勇気づけることができ
る。
【0066】呼びかけシナリオにおける全シーン画面に
は、シーン表示画面54に患者情報キー54が表示され
るようになっている。この患者情報キー54eが選択
(押下又は音声入力による)されると、エージェント処
理部11は、救急質問シナリオによって収集した患者情
報を出力する。
【0067】図9は、患者情報を出力する患者情報告知
シナリオによるシーン画面を表したものである。この患
者情報告知シナリオは、図8の患者情報キー54eが選
択された場合、及び、救急車のサイレン音を音声認識部
142で認識した場合に起動される。患者情報告知シナ
リオでは、図9に示されるように、エージェント処理部
11は、例えば救急隊員エージェント51aの音声でス
ピーカ25から、患者情報308に格納した患者情報の
内容を順次読み上げることで到着した救急隊員に告知す
る。このシーン画面では、図9に示されるように、エー
ジェント処理部11は、緊急隊員エージェントの音声内
容に対応する文字を吹き出し画面52に表示するととも
に、シーン表示画面54には、収集した全内容を画面表
示可能な数の範囲毎に順次表示する。シーン表示画面5
4fには、終了キー54gが表示されており、エージェ
ント処理部11は、救急隊員によって終了キー54gが
選択されるまで、収集した患者情報の音声告知と画面表
示告知を繰り返し行う。
【0068】なお、エージェント処理部11で収集して
患者情報308に格納されている患者情報は、救急隊員
の要求操作により、記憶媒体駆動装置23を介してフロ
ッピーディスクやICカード等に複写できるようにして
もよい。
【0069】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、緊急状態の通報した後に緊急質問シナリオを起動す
ることで、救急知識に基づいた適切な救急質問を行い、
その回答から患者の状態などの患者情報を収集をするの
で、救急隊員が到着した時点で適切な患者情報を直ちに
提供することができる。また、救急隊員エージェントが
患者にたいして救急質問をすることにより、また、救急
質問が終了した後も患者を呼びかけることにより、患者
が意識を失わずに覚醒状態の時間を長くすることができ
る。
【0070】また、本実施形態では、救急質問シナリオ
が終了した後にエージェント処理部11は、収集した患
者情報を通信制御部24又は緊急通報装置21から救急
機関に送信するようにした。従って救急機関は受診した
患者情報を、現場到着前に救急車に送信することができ
る。これにより、救急隊員は現場に到着する前に、患者
の状態を知ることができ、必要な準備を整えることがで
きる。
【0071】以上、本発明のエージェント装置の実施形
態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限
定されるものではなく、各請求項に記載した範囲におい
て各種の変形を行うことが可能である。例えば、説明し
た実施形態では、運転者情報307に格納されている質
問項目については確認の質問をする(ステップ23)場
合について説明したが、運転者との対話(質問シナリオ
による)により収集した運転者情報については、改めて
確認や質問を行わないようにしてもよい。または、運転
者情報307に格納されている質問項目についての確認
は、格納されていない質問項目や運転者情報307の格
納対象以外の質問項目の救急質問が終了した後に確認を
するようにしてもよい。
【0072】また、説明した実施形態では、緊急隊員エ
ージェントが救急隊員に対して一方的に収集した患者情
報を告知する場合について説明した。これに対して、収
集した患者情報に基づいて、救急隊員からの患者の状態
等に対するの質問に対して救急隊員エージェントが回答
する、回答シナリオを作成しておき、救急隊員の問いか
けにより起動するようにしてもよい。
【0073】本実施形態では、救急機関としての消防署
に119番通報をする場合について説明したが、独自の
救急センタに緊急通報をするようにしてもよい。この場
合、救急通報を受けた救急センタから、119番に通報
する。救急センタからの119番通報は、緊急通報の受
信後ただちに行ってもよく、救急隊員エージェントが収
集した患者情報を受信し、その患者情報を検討した後に
119番通報するようにしてもよい。
【0074】また、本実施形態では緊急シナリオ(救急
質問シナリオ、呼びかけシナリオ、告知シナリオ)を含
めたシナリオデータファイル302をDVDに格納する
場合について説明したが、緊急時シナリオについては、
緊急通報先(救急機関や救急センタ)から通信により受
信して実行するようにしてもよい。
【0075】なお、本実施形態では処理されないが、緊
急通報装置21での緊急通報により、撮像装置28で車
両内の状態を撮像して記憶装置30に保存するようにし
てもよい。これにより、緊急通報後の患者の状態を実画
像により確認することができ、救急活動の重要な患者デ
ータとして使用できる。この画像データは、患者情報3
08に格納され、質問シナリオにより収集した患者情報
と共に、記憶媒体駆動装置23から所定の記憶媒体に複
写出力して救急隊員が病院等に持ち帰ることが可能であ
る。
【0076】緊急通報をした後一定時間の間、表示装置
27の表示画面上に、救急隊員エージェントを手動で起
動する(緊急シナリオの起動)、救急隊員エージェント
起動キーを画面表示するようにしてもよい。この起動キ
ーは、エージェントメニューで表示されるようにしても
よい。これにより、緊急シナリオを最後まで完了しなか
った場合でも、患者(運転者)等は再び救急隊員エージ
ェントを呼び出して、もう一度シナリオをやり直すこと
ができるようになる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、救急隊員の派遣が必要
な緊急時において、的確な情報を収集して提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるエージェント装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】同上、エージェント装置におけるエージェント
処理部の構成図である。
【図3】同上、エージェント装置におけるシナリオデー
タファイルのデータ構造とデータ内容を概念的に表した
説明図である。
【図4】同上、シナリオのシーンデータ基づいて表示装
置に表示されるシーン画面を表した説明図である。
【図5】同上、エージェント装置における運転者情報の
構成を概念的に表した説明図である。
【図6】同上、エージェント装置において、緊急通報か
ら救急隊員エージェントを起動するまでの処理を表した
フローチャートである。
【図7】同上、エージェント装置において、救急隊員エ
ージェントが行う救急質問シナリオの流れを表したフロ
ーチャートである。
【図8】同上、エージェント装置おいて、患者情報を救
急質問シナリオに従って収集した後に起動する呼びかけ
シナリオのうちの1つのシーン画面を表した説明図であ
る。
【図9】同上、エージェント装置において、患者情報を
出力する患者情報告知シナリオによるシーン画面を表し
た説明図である。
【符号の説明】
9 全体処理部 10 ナビゲーション処理部 11 エージェント処理部 12 外部I/F部 13 画像処理部 14 音声制御部 15 状況情報処理部 16 入力制御部 17 記憶装置制御部 21 緊急通報装置 22 入力装置 24 通信制御部 25 音声出力装置 26 マイク 27 表示装置 28 撮像装置 29 記憶装置 30 エージェントデータ 31 ナビゲーションデータ 40 各種状況検出装置 41 現在位置検出装置 42 状況検出部 43 緊急事態検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 和英 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AC12 AC18 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA24 AA25 AA37 BB21 BB32 BB64 BB65 BB73 BB74 DD03 DD14 DD31 EE05 EE16 FF01 FF05 FF17 FF19 FF20 GG07 GG11 GG19 GG70 5H180 AA01 EE08 EE15 FF04 FF05 FF10 FF13 FF25 FF27 FF33 FF40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 救急隊員の派遣が必要な緊急時に、救急
    機関に対して車両の現在位置と緊急事態の発生を緊急通
    報する緊急通報手段と、 前記緊急通報手段による通報をした場合に、車室内に人
    工的な擬似生命体であるエージェントを出現させ、搭乗
    者に対して搭乗者の状態を質問する質問手段と、 前記質問手段による質問に対する、搭乗者からの回答を
    保存する回答保存手段と、 前記保存した回答を患者情報として出力する状態出力手
    段と、を具備することを特徴とするエージェント装置。
  2. 【請求項2】 前記質問手段は、搭乗者からの回答に応
    じて次の質問が決まる救急質問項目について質問するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエージェント装置。
  3. 【請求項3】 前記状態出力手段は、前記緊急通報先で
    ある救急機関に前記保存した回答を患者情報として送信
    することを特徴とする請求項1に記載のエージェント装
    置。
  4. 【請求項4】 搭乗者に関する情報が格納された格納手
    段を備え、 前記質問手段は、前記格納手段に格納された情報につい
    て正しいか否かを質問することを特徴とする請求項1に
    記載のエージェント装置。
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