JP2003113348A - 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および複層塗膜 - Google Patents

光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および複層塗膜

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JP2003113348A
JP2003113348A JP2001308794A JP2001308794A JP2003113348A JP 2003113348 A JP2003113348 A JP 2003113348A JP 2001308794 A JP2001308794 A JP 2001308794A JP 2001308794 A JP2001308794 A JP 2001308794A JP 2003113348 A JP2003113348 A JP 2003113348A
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coating film
glitter
pigment
coating composition
coating
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Kenji Maruou
健志 丸王
Yoshikatsu Saito
義勝 斉藤
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーメタリック塗料において、緻密感を有
する金属調を維持しながら、塗膜を正面から見たハイラ
イト部、また塗膜を斜めにして見たシェード部ともに高
彩度感を発現する光輝性塗膜を形成する光輝性塗料組成
物、塗膜形成方法および複層塗膜を提供すること。 【解決手段】 着色された蒸着アルミニウムフレーク顔
料およびビヒクルを含有する光輝性塗料組成物、複層塗
膜を構成する層のうち少なくとも一層の形成に、上記の
光輝性塗料組成物を用いる塗膜形成方法および複層塗
膜。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光輝性塗料組成
物、塗膜形成方法および、この方法により得られる複層
塗膜に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体に意匠性を発現させる塗料と
して、特開平11−80620号公報には、適度な金属
面光沢を有する塗膜を形成することができるメタリック
塗料および、このメタリック塗料を用いた積層塗膜の形
成方法として、上記メタリック塗料が、蒸着金属膜を粉
砕して金属片とした光輝性顔料を含むことを特徴とする
方法が記載されている。
【0003】この特開平11−80620号公報に用い
ている蒸着金属膜を粉砕して金属片とした光輝性顔料を
用いたメタリック塗料では、緻密感を有する金属調を発
現することができるが、着色顔料を併用しカラーメタリ
ック塗料としたときに、塗膜を正面から見たハイライト
部、また塗膜を斜めにして見たシェード部ともに高彩度
感を得難いという問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、カラーメタリック塗料において、緻密感を有する金
属調を維持しながら、塗膜を正面から見たハイライト
部、また塗膜を斜めにして見たシェード部ともに高彩度
感を発現する光輝性塗膜を形成する光輝性塗料組成物、
塗膜形成方法および複層塗膜を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上述の課題
に鑑み鋭意研究した結果、本発明に至った。
【0006】1.着色された蒸着アルミニウムフレーク
顔料およびビヒクルを含有する光輝性塗料組成物。
【0007】2.上記着色された蒸着アルミニウムフレ
ーク顔料に付着させる着色顔料の量が、基材である蒸着
アルミニウムフレーク100質量部に対し、20〜50
0質量部である上記の光輝性塗料組成物。
【0008】3.上記基材である蒸着アルミニウムフレ
ークの平均粒子径(μm)をX軸、粒子平均厚み(μ
m)をY軸としたX−Y直交座標系において、A(3.
5,0.01),B(6,0.01),C(60,0.
1),D(35,0.1)の各点を結ぶ直線で囲まれた
範囲に調製された上記の光輝性塗料組成物。
【0009】4.上記各点を結ぶ直線で囲まれた範囲
が、A(3.5,0.01),B(6,0.01),E
(30,0.05),D(35,0.1)である上記の
光輝性塗料組成物。
【0010】5.上記着色された蒸着アルミニウムフレ
ーク顔料の含有量が、ビヒクル100固形分質量部に対
して、0.1〜50質量部である上記の光輝性塗料組成
物。
【0011】6.上記着色された蒸着アルミニウムフレ
ーク顔料の他に、さらに金属酸化物被覆アルミナフレー
ク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、グラファ
イト顔料、金属酸化物被覆マイカ顔料、および板状酸化
鉄顔料からなる群より選ばれた少なくとも1種の顔料を
含む上記の光輝性塗料組成物。
【0012】7.複層塗膜を構成する層のうち、少なく
とも一層の形成に、上記の光輝性塗料組成物を用いる塗
膜形成方法。
【0013】8.基材上に、下塗り塗膜、中塗り塗膜、
光輝性塗膜、クリヤー上塗り塗膜を順次形成する複層塗
膜を形成する方法であって、前記光輝性塗膜が、上記の
光輝性塗料組成物により形成される塗膜形成方法。
【0014】9.上記クリヤー上塗り塗膜が、カルボキ
シル基含有ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含
む塗料から形成される上記の塗膜形成方法。
【0015】10.上記の塗膜形成方法により得られた
複層塗膜。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0017】[光輝性塗料組成物]本発明の光輝性塗料
組成物は、着色された蒸着アルミニウムフレーク顔料
(以下、「着色蒸着アルミニウムフレーク顔料」ともい
う。)およびビヒクルを含有する塗料である。上記着色
蒸着アルミニウムフレーク顔料は、蒸着アルミニウム膜
を細断してフレーク状にしたもの基材とし、この基材に
各種着色顔料を後述する方法を用いて付着させた顔料で
ある。
【0018】上記着色蒸着アルミニウムフレーク顔料
は、ベースフィルム上にアルミニウム膜を蒸着させ、ベ
ースフィルムを剥離した後、蒸着アルミニウム膜を細断
してフレーク状とした基材に、各種着色顔料を用いて付
着させることにより得られる。
【0019】上記着色蒸着アルミニウムフレーク顔料の
基材としての蒸着アルミニウムフレークは、蒸着アルミ
ニウム膜を細断してフレーク状としたものである。基材
として、好ましくは図1に示すように、平均粒子径(μ
m)をX軸、粒子平均厚み(μm)をY軸としたX−Y
直交座標系において、A(3.5,0.01),B
(6,0.01),C(60,0.1),D(35,
0.1)の各点を結ぶ直線で囲まれた範囲に調製された
ものであるため、光輝性塗膜中で均一に平行配向するこ
とにより、アルミニウムフレーク顔料の粒子感を感じな
い緻密性のある金属感光沢の意匠塗膜を満たす光輝性塗
膜を形成することができる。上記範囲を外れると、アル
ミニウムフレークの粒子感が目立つ緻密性のない金属感
メタリックの意匠塗膜を形成し、本発明の光輝感を発現
できない。より好ましくは、図1に示すように、A
(3.5,0.01),B(6,0.01),E(3
0,0.05),D(35,0.1)の上記各点を結ぶ
直線で囲まれた範囲である。
【0020】上記着色蒸着アルミニウムフレーク顔料
は、従来から自動車用の光輝性顔料として使用されるア
ルミニウムフレーク顔料に比べて、平均粒子径(μm)
/粒子平均厚み(μm)の比率であるアスペクト比率が
高いことが特徴である。
【0021】上記平均粒子径は、レーザー回折式粒度分
布測定装置により測定される粒径分布の50%値であ
る。また上記粒子平均厚み(μm)は、〔4000/水
面被覆面積(cm/g) 〕式により求められた値で
あり、その測定方法は例えば「アルミニウムハンドブッ
ク」(昭和47年4月15日発行第9版、社団法人 軽
金属協会;朝倉書店)第1243頁に記載されている。
【0022】従来のメタリック塗料に用いられているア
ルミニウムフレーク等は、アルミニウム粉やアルミニウ
ム箔をボールミル等で粉砕して得られるものであるが、
これらのアルミニウムフレークは比較的厚みが厚く、ま
た表面に凹凸を有しているので、このようなアルミニウ
ムフレークを面状に配向しても、表面がフラットになら
ず、本発明のようなアルミニウムフレークの粒子感を感
じない緻密性のある金属感光沢の意匠塗膜を満たす光輝
性塗膜は得られない。
【0023】上記基材としての蒸着アルミニウムフレー
クは、例えば、配向ポリプロピレン、結晶性ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックフ
ィルムをベースフィルムとして用い、その上に剥離剤を
塗布し、剥離剤の上にアルミニウム蒸着を行う。アルミ
ニウム蒸着後、蒸着アルミニウムの酸化を防止するた
め、例えば蒸着面の上にトップコート剤を塗布する。剥
離剤及びトップコート剤としては、例えば、アクリル樹
脂、ビニル樹脂、ニトロセルロース、セルロース樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、塩素化
エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、石油系樹脂等の樹
脂を用いることができる。
【0024】上記蒸着アルミニウム膜を上記ベースフィ
ルムから剥離し、これを細断することによりフレーク状
のアルミニウムとし、さらに分級することにより、平均
粒子径(μm)をX軸、粒子平均厚み(μm)をY軸と
したX−Y直交座標系において上記特定範囲とすること
ができる。なお、フレーク状のアルミニウムには剥離剤
及びトップコート剤が付着している場合があるが、これ
らは一般にメタリック塗料として使用する際の溶剤に溶
解される。
【0025】本発明の着色蒸着アルミニウムフレーク顔
料は、上記蒸着アルミニウムフレークを基材として、こ
の基材に各種着色顔料を付着させる。各種着色顔料を付
着させる方法として、特開平1−315470、特開平
9−40885、特開平9−124973、特開平9−
316357等に記載の方法を用いる。例えば、分散剤
で各種着色顔料を被覆した後、非極性溶媒中で基材と撹
拌混合することにより、上記基材に付着させる方法が好
ましい。上記分散剤としては、安息香酸、安息香酸ビニ
ル、サリチル酸、アントラニル酸、m−アミノ安息香
酸、p−アミノ安息香酸、3−アミノ−4−メチル安息
香酸、3,4−ジアミノ安息香酸、p−アミノサリチル
酸、1−ナフトエ酸、ケイ皮酸、アミノケイ皮酸等の芳
香族カルボン酸;エチレンジアミン、トリメチレンジア
ミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、1,7−ジアミノへプタ
ン、1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジアミノデ
カン、1,12−ジアミノドデカン、o−フエニレンジ
アミン、m−フェニレンジアミン、p−フエニレンジア
ミン、1,8−ジアミノナフタレン、1,2−ジアミノ
シクロヘキサン、ステアリルプロピレンジアミン、N−
β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン等のアミノ化合物;アルミ
ニウムもしくはチタニウムキレート化合物等が使用され
る。
【0026】基材アルミニウムフレークに付着させた着
色顔料は、in−situ重合により重合されたポリマ
ーで被覆することにより固定される。ここでin−si
tu重合とは、着色アルミニウムフレーク顔料を製造す
る工程の中で重合性モノマーを重合させてポリマー化す
ることを意味し、具体的には着色顔料を付着させた基材
アルミニウムフレークを溶剤に分散させたスラリーに重
合性モノマーを添加し、撹拌混合しながら重合開始剤を
添加し、重合させて基材アルミニウムフレーク表面にポ
リマーを析出させる方法が例示され得る。
【0027】被覆させるポリマーは例えば次に示すよう
な重合性モノマーから合成される:アクリル酸、メタク
リル酸、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アク
リル酸ステアリル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシ
ブチル、アクリル酸2−メトキシエチル、アクリル酸2
−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ブチル、メタク
リル酸オクチル、1,4−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9
−ノナンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアク
リレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチ
ロールメタンテトラアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、トリスアクリロキシエチルホスフ
ェート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレー
ト、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、
ジビニルベンゼン、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、マレイン酸、
クロトン酸、イタコン酸、、シクロヘキセンビニルモノ
オキサイド、ジビニルベンゼンモノオキサイド。
【0028】上記着色された蒸着アルミニウムフレーク
顔料に付着させる着色顔料の量は、基材である蒸着アル
ミニウムフレーク100質量部に対し、好ましくは20
〜500質量部である。付着させる着色顔料の量が、2
0質量部未満では高彩度感が低下する恐れがあり、50
0質量部を超えると緻密感を有する金属感が低下する恐
れがある。より好ましくは50〜300質量部である。
また付着させる樹脂成分は基材100質量部に対し、好
ましくは20〜200質量部である。付着させる樹脂の
量が、20質量部未満では耐候性が低下する恐れがあ
り、200質量部を超えると仕上がり外観が低下する恐
れがある。より好ましくは30〜100質量部である。
着色蒸着アルミニウムフレーク顔料の全体の中で、着色
顔料層と樹脂層の合計を、好ましくは0.03〜0.5
μmに調整する。着色顔料層と樹脂層の合計が、0.0
3μm未満では高彩度感および耐候性が低下する恐れが
あり、0.5μmを超えると緻密感を有する金属感および
仕上がり外観が低下する恐れがある。より好ましくは
0.03〜0.3μmである。
【0029】上記付着させる着色顔料としては、好まし
くはフタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、
ジケトピロロピロール、キナクリドンレッド、イソイン
ドリノンイエロー、銅アゾメチン錯体、ペリレンマルー
ン、ジオキサジンバイオレット、酸化鉄、インダンスレ
ンブルー等である。
【0030】上記着色された蒸着アルミニウムフレーク
顔料の含有量は、ビヒクル100固形分質量部に対し
て、好ましくは0.1〜50質量部である。上記着色蒸
着アルミニウムフレーク顔料の含有量が、0.1質量部
未満では、高彩度の緻密金属光沢感を満たす光輝性塗膜
が得られない恐れがあり、50質量部を超えると塗膜の
平滑性が得られない恐れがある。より好ましくは、1〜
30質量部である。
【0031】一方、本発明の光輝性塗料組成物に含まれ
るビヒクルは、上記着色蒸着アルミニウムフレーク顔料
を分散するものであって、塗膜形成用樹脂と必要に応じ
て架橋剤とから構成される。
【0032】上記ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂と
しては、例えば、(a)アクリル樹脂、(b)ポリエス
テル樹脂、(c)アルキド樹脂、(d)フッ素樹脂、
(e)エポキシ樹脂、(f)ポリウレタン樹脂、(g)
ポリエーテル樹脂等が挙げられ、これらは、単独または
2種以上を組み合わせて使用することができる。特に、
アクリル樹脂およびポリエステル樹脂が好ましく用いら
れる。
【0033】上記(a)アクリル樹脂としては、アクリ
ル系モノマーと他のエチレン性不飽和モノマーとの共重
合体が挙げられる。上記共重合に使用し得るアクリル系
モノマーとしては、アクリル酸またはメタクリル酸のメ
チル、エチル、プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t
−ブチル、2−エチルヘキシル、ラウリル、フェニル、
ベンジル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロ
ピル等のエステル化物類、アクリル酸またはメタクリル
酸2−ヒドロキシエチルのカプロラクトンの開環付加物
類、アクリル酸またはメタクリル酸グリシジル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミドおよびN−メチロールアク
リルアミド、多価アルコールの(メタ)アクリル酸エス
テル等が挙げられる。これらと共重合可能な上記他のエ
チレン性不飽和モノマーとしては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、イタコン酸、マレイン酸、酢酸ビニル等が
挙げられる。
【0034】上記(b)ポリエステル樹脂としては、飽
和ポリエステル樹脂や不飽和ポリエステル樹脂が挙げら
れ、例えば、多塩基酸と多価アルコールを加熱縮合して
得られた縮合物が挙げられる。多塩基酸としては、飽和
多塩基酸、不飽和多塩基酸が挙げられ、飽和多塩基酸と
しては、例えば、無水フタル酸、テレフタル酸、コハク
酸等が挙げられ、不飽和多塩基酸としては、例えば、マ
レイン酸、無水マレイン酸、フマル酸等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、二価アルコール、三
価アルコール等が挙げられ、二価アルコールとしては、
例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール等
が挙げられ、三価アルコールとしては、例えば、グリセ
リン、トリメチロールプロパン等が挙げられる。
【0035】上記アルキド樹脂(c)としては、上記多
塩基酸と多価アルコールにさらに油脂・油脂脂肪酸(大
豆油、アマニ油、ヤシ油、ステアリン酸等)、天然樹脂
(ロジン、コハク等)等の変性剤を反応させて変性させ
ることによって得られたアルキド樹脂を用いることがで
きる。
【0036】上記フッ素樹脂(d)としては、フッ化ビ
ニリデン樹脂、四フッ化エチレン樹脂のいずれかまたは
これらの混合体、フルオロオレフィンとヒドロキシ基含
有の重合性化合およびその他の共重合可能なビニル系化
合物からなる単量体を共重合させて得られる各種フッ素
系共重合体からなる樹脂を挙げることができる。
【0037】上記エポキシ樹脂(e)としては、ビスフ
ェノールとエピクロルヒドリンの反応によって得られる
樹脂等を挙げることができる。ビスフェノールとして
は、例えば、ビスフェノールA、F等が挙げられる。上
記ビスフェノール型エポキシ樹脂としては、例えば、エ
ピコート828、エピコート1001、エピコート10
04、エピコート1007、エピコート1009(いず
れも商品名、シェルケミカル社製)等が挙げられ、また
これらを適当な鎖延長剤を用いて鎖延長したものも用い
ることができる。
【0038】上記ポリウレタン樹脂(f)としては、ア
クリル、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーボネー
ト等の各種ポリオール成分とポリイソシアネート化合物
との反応によって得られるウレタン結合を有する樹脂を
挙げることができる。上記ポリイソシアネート化合物と
しては、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−
TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6
−TDI)、およびその混合物(TDI)、ジフェニル
メタン−4,4’−ジイソシアネート(4,4’−MD
I)、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシアネート
(2,4’−MDI)、およびその混合物(MDI)、
ナフタレン−1,5−ジイソシアネート(NDI)、
3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシ
アネート(TODI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、ジシクロへキシルメタン・ジイソシアネー
ト(水素化HDI)、イソホロンジイソシアネート(I
PDI)、へキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、水素化キシリレンジイソシアネート(HXDI)
等を挙げることができる。
【0039】上記ポリエーテル樹脂(g)としては、エ
ーテル結合を有する重合体または共重合体であり、ポリ
オキシエチレン系ポリエーテル、ポリオキシプロピレン
系ポリエーテル、もしくはポリオキシブチレン系ポリエ
ーテル、またはビスフェノールAもしくはビスフェノー
ルFなどの芳香族ポリヒドロキシ化合物から誘導される
ポリエーテル等の1分子当たりに少なくとも2個の水酸
基を有するポリエーテル樹脂が挙げられる。また上記ポ
リエーテル樹脂とコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット
酸等の多価カルボン酸類、または、これらの酸無水物等
の反応性誘導体とを反応させて得られるカルボキシル基
含有ポリエーテル樹脂が挙げられる。
【0040】また、上記塗膜形成用樹脂には、硬化性を
有するタイプとラッカータイプがあるが、通常硬化性を
有するタイプのものが使用される。硬化性を有するタイ
プの場合には、アミノ樹脂、(ブロック)ポリイソシア
ネート化合物、アミン系、ポリアミド系、多価カルボン
酸等の架橋剤と混合して用いられ、加熱または常温で硬
化反応を進行させることができる。また、硬化性を有し
ないラッカータイプの塗膜形成用樹脂と硬化性を有する
タイプとを併用することも可能である。
【0041】上記ビヒクルが架橋剤を含む場合、塗膜形
成用樹脂と架橋剤との割合としては、固形分換算で塗膜
形成用樹脂が90〜50質量%、架橋剤が10〜50質
量%であり、好ましくは塗膜形成用樹脂が85〜60質
量%であり、架橋剤が15〜40質量%である。架橋剤
が10質量%未満では(塗膜形成用樹脂が90質量%を
超えると)、塗膜中の架橋が十分でない。一方、架橋剤
が50質量%を超えると(塗膜形成用樹脂が50質量%
未満では)、塗料組成物の貯蔵安定性が低下するととも
に硬化速度が大きくなるため、塗膜外観が悪くなる。
【0042】本発明の光輝性塗料組成物では、上記着色
蒸着アルミニウムフレーク顔料以外に、その他の光輝性
顔料および着色顔料を含有することができる。
【0043】その他の光輝性顔料としては、好ましくは
金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆
シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、金属酸化物被
覆マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフ
レーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっきガラスフレー
ク顔料、金属酸化物被覆ガラスフレーク顔料、ホログラ
ム顔料およびコレステリック液晶ポリマーからなるフレ
ーク状顔料からなる群より選ばれた少なくとも1種の顔
料が挙げられ、より好ましくは金属酸化物被覆アルミナ
フレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、グ
ラファイト顔料、金属酸化物被覆マイカ顔料、および板
状酸化鉄顔料からなる群より選ばれた少なくとも1種の
顔料が挙げられる。
【0044】また必要に応じて光輝性塗料組成物に含ま
れる着色顔料として、従来から塗料用として常用されて
いるものが挙げられ、このようなものとして、有機顔料
としては、例えば、アゾレーキ系顔料、フタロシアニン
系顔料、インジゴ系顔料、ペリレン系顔料、キノフタロ
ン系顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔料、
イソインドリノン系顔料、金属錯体顔料等が挙げられ、
また、無機顔料としては、例えば、黄色酸化鉄、ベンガ
ラ、二酸化チタン、カーボンブラックが挙げられる。
【0045】本発明の光輝性塗料組成物は、上記成分の
他に、脂肪族アミドの潤滑分散体であるポリアミドワッ
クスや酸化ポリエチレンを主体としたコロイド状分散体
であるポリエチレンワックス、沈降防止剤、硬化触媒、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シリコーン
や有機高分子等の表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消
泡剤、架橋性重合体粒子(ミクロゲル)等を適宜添加し
て含有することができる。これらの添加剤は、通常、上
記ビヒクル100質量部(固形分基準)に対して例え
ば、それぞれ15質量部以下の割合で配合することによ
り、塗料や塗膜の性能を改善することができる。
【0046】本発明の光輝性塗料組成物は、上記構成成
分を、通常、溶剤に溶解または分散した態様で提供され
る。溶剤としては、ビヒクルを溶解または分散するもの
であればよく、有機溶剤および/または水を使用し得
る。有機溶剤としては、塗料分野において通常用いられ
るものを挙げることができる。例えば、トルエン、キシ
レン等の炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、酢酸エチル、セロソルブアセテート、ブチ
ルセロソルブ等のエステル類、アルコール類等を例示で
きる。環境面の観点から有機溶剤の使用が規制されてい
る場合には、水を用いることが好ましい。この場合、適
量の親水性有機溶剤を含有させてもよい。
【0047】[塗膜形成方法]本発明の塗膜形成方法
は、基材に複層塗膜を形成する方法であって、この複層
塗膜を構成する層のうち、少なくとも一層の形成に、上
記光輝性塗料組成物を用いる塗膜形成方法である。この
複層塗膜としては、例えば、下塗り塗膜の上に上記光輝
性塗料組成物を用いて上塗り塗膜を形成したものや、こ
の上塗り塗膜の上にクリヤー塗膜を形成したものを例示
できる。また上記複層塗膜が、下塗り塗膜、中塗り塗
膜、光輝性塗膜、さらにクリヤー上塗り塗膜からなり、
この光輝性塗膜が、上記光輝性塗料組成物により形成さ
れることが好ましい。
【0048】上記基材としては、限定されるものではな
く、鉄、アルミニウム、銅またはこれらの合金等の金属
類;ガラス、セメント、コンクリート等の無機材料;ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂類や各種のFRP等の
プラスチック材料;木材、繊維材料(紙、布等)等の天
然または合成材料等並びにこれらの加工品が挙げられ
る。
【0049】本発明の塗膜形成方法においては、上記基
材に直接または下地塗膜を介して先の光輝性塗料組成物
を塗装するが、基材が自動車車体および部品等の場合
は、予め上記基材に化成処理、電着塗装、スプレー塗
装、粉体塗装等により下塗り塗装を施しておくのが好ま
しい。
【0050】中塗り塗装を行わず、下塗り塗装の施され
た下塗り塗膜の上に光輝性塗膜を直接形成する場合に
は、ウェットオンウェット(W/W)、またはウェット
オンドライ(W/D)により形成することができる。
【0051】上記W/Wとは、下層の塗膜を形成した
後、風乾等により乾燥し、未硬化状態または半硬化状態
の下層の塗膜に、上層の塗膜を形成する方法であり、こ
れに対して、上記W/Dとは、下層の塗膜を焼き付けて
硬化させた下層の塗膜に、上層の塗膜を形成する方法で
ある。
【0052】また各塗膜を複数回塗装することも可能で
ある。なお塗膜を焼き付ける場合は、80〜160℃で
所定時間焼き付けを行う。光輝性塗膜の乾燥膜厚は、5
〜30μmが好ましく、より好ましくは10〜20μm
である。
【0053】本発明では上記基材に対して光輝性塗膜を
形成する前に、中塗り塗膜を形成することができる。中
塗り塗膜の下層に、下塗り塗膜を形成する場合は、下塗
り塗膜とはW/Dにより、中塗り塗膜を形成することが
好ましい。中塗り塗膜は、溶剤型塗料、水性塗料または
粉体型塗料により形成してもよい。なお中塗り塗膜の形
成に用いる塗料のビヒクル、顔料および必要に応じて加
える添加剤等は上記光輝性塗料組成物のところで例示し
たものを使用できる。
【0054】上記中塗り塗膜の乾燥膜厚は、20〜10
0μmが好ましく、この範囲を外れると塗膜外観が低下
する恐れがある。より好ましくは30〜50μmであ
る。
【0055】次いで、上記中塗り塗膜の上に、上記光輝
性塗料組成物を用いて光輝性塗膜を形成する。この光輝
性塗膜は、上記中塗り塗膜の上に上記W/Dにより形成
することが好ましい。光輝性塗膜の乾燥膜厚は、5〜3
0μmが好ましく、より好ましくは10〜20μmであ
る。
【0056】さらに上記光輝性塗膜上には、トップコー
ト層として、上記クリヤー上塗り塗膜を少なくとも一層
形成する。上記光輝性塗膜中に光輝性顔料が多く含まれ
る場合には、クリヤー塗料を2層以上塗装すると、表面
の平滑感を向上させることができる。クリヤー上塗り塗
膜の形成は、上記W/Wを用いることが好ましい。ま
た、クリヤー塗料を複数回塗装する場合には、最終のク
リヤー塗料を塗装した後で同時に焼き付ければよく、初
期にクリヤー塗料を塗装した段階では完全に硬化させな
くてもよい。クリヤー上塗り塗膜の乾燥膜厚は、20〜
100μmが好ましく、この範囲を外れると塗膜外観が
低下する恐れがある。より好ましくは30〜50μmで
ある。
【0057】このクリヤー上塗り塗膜としては、一般的
なクリヤー塗料を用いることができ、さらには半透明感
を付与した、いわゆる濁りクリヤー塗膜を用いてもよ
い。また、クリヤー上塗り塗膜は、溶剤型塗料、水性塗
料または粉体型塗料から形成してもよい。溶剤型塗料ま
たは水性塗料としては、一液型塗料を用いてもよいし、
二液型ウレタン樹脂等のような二液型塗料を用いてもよ
い。光輝性塗膜の上にクリヤー上塗り塗膜を形成するこ
とにより、光沢向上および光輝性顔料の損傷を防止する
ことができる。上記クリヤー塗料としては、上塗り用と
して一般に使用されているものを用いることができ、上
記の熱硬化性樹脂と架橋剤とを混合したものを用いるこ
とができる。特に、特公平8−19315号公報に記載
されたカルボキシル基含有ポリマーとエポキシ基含有ポ
リマーとを含有する塗料が、酸性雨対策およびW/Wで
光輝性塗膜に塗装した際に、光輝性塗膜における光輝性
顔料の配向を乱さないという観点から好ましく用いられ
る。また、これらのクリヤー塗料は、必要に応じて、そ
の透明性を損なわない範囲で、着色顔料、体質顔料、改
質剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、分散剤、消泡剤等
の添加剤を含むことができる。
【0058】[複層塗膜]本発明の複層塗膜は、先の塗
膜形成方法により得られるものであり、基材上に形成さ
れたものであって、複層塗膜を構成する層のうち、少な
くとも一層が先の光輝性塗料組成物を用いて形成された
光輝性塗膜である。好ましくは、上記複層塗膜が、下塗
り塗膜、中塗り塗膜、次いで光輝性塗膜、さらにクリヤ
ー上塗り塗膜から形成されているものである。
【0059】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例を挙げて
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
のみ限定されるものではない。なお、配合量は特に断り
のないかぎり質量部を表す。また原材料、塗料、機器の
名称は、特に断りのない限り商品名を表す。
【0060】[実施例1〜14,比較例1〜2] [基材の調製]ダル鋼板(長さ300mm、幅100m
mおよび厚さ0.8mm)を燐酸亜鉛処理剤(商品名:
「サーフダインSD2000」、日本ペイント社製)を
使用して化成処理した後、カチオン電着塗料(商品名:
「パワートップU−50」、日本ペイント社製)を乾燥
膜厚が25μmとなるように電着塗装した。次いで、1
60℃で30分間焼き付けた後、中塗り塗料(「オルガ
S−90シーラー」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が
40μmとなるようにエアースプレー塗装し、140℃
で30分間焼き付け、中塗り塗膜を形成し、基材を得
た。
【0061】[光輝性塗料組成物の調製]アクリル樹脂
(スチレン/メチルメタクリレート/エチルメタクリレ
ート/ヒドロキシエチルメタクリレート/メタクリル酸
の共重合体、数平均分子量約20,000、水酸基価4
5、酸価15、固形分50質量%)と、メラミン樹脂
(商品名:「ユーバン20SE」、三井化学社製、固形
分60質量%)とを80:20の固形分質量比で配合し
て得たビヒクルに対し、表1に示した着色蒸着アルミニ
ウムフレーク顔料、さらに必要により、その他の顔料を
表1に示す割合で配合した。次いで、有機溶剤(トルエ
ン/キシレン/酢酸エチル/酢酸ブチルの質量比=70
/15/10/5)とともに攪拌機により塗装適正粘度
になるように攪拌混合し、光輝性塗料を調製した。
【0062】ここで、着色顔料がフタロシアニンブルー
の場合には、蒸着アルミニウムフレーク100質量部に
対して、フタロシアニンブルー50質量部を用いた。着
色顔料がジケトピロロピロールレッドの場合には、蒸着
アルミニウムフレーク100質量部に対して、ジケトピ
ロロピロールレッド400質量部を用いた。
【0063】比較例1では、着色されていない蒸着アル
ミニウムフレークと、着色顔料とをビヒクルと混合し
た。
【0064】[クリヤー塗料]クリヤー塗料は、以下の
塗料を使用した。 A…アクリル樹脂系溶剤型クリヤー塗料(商品名:「ス
ーパーラックO−130クリヤー」、日本ペイント社
製)、 B…カルボキシル基含有ポリマーとエポキシ基含有ポリ
マーのブレンドからなる溶剤型クリヤー塗料(商品名:
「マックフローO−520クリヤー」、日本ペイント社
製)の2種類である。
【0065】[複層塗膜の形成]基材の被塗面に、表1
に示す光輝性塗料組成物により光輝性塗膜を乾燥膜厚が
20μmとなるよう塗装し形成した。次いでW/Wで、
クリヤー上塗り塗膜を乾燥膜厚が50μmとなるように
塗装し複層塗膜を形成した。焼付条件は、140℃で、
20分であった。得られた塗膜の下記評価項目につい
て、下記評価方法で評価した。結果を表1に示す。
【0066】[評価方法] 緻密感:試験板を、ほぼ真正面(ハイライト部)で見た
場合の光輝感を目視で評価した。 3…着色蒸着アルミニウムフレーク顔料の粒子感を感じ
ず、緻密性のある金属感光沢が顕著にあり 2…着色蒸着アルミニウムフレーク顔料の粒子感を感じ
ず、緻密性のある金属感光沢が少しあり 1…着色蒸着アルミニウムフレーク顔料の粒子感が目立
ち、緻密性のある金属感光沢なし
【0067】彩度:試験板をほぼ真上から見た場合およ
び斜め(シェード部)から見た場合の、目視による彩度
(良好:色濁りの少ない)を評価した。 4…色濁りがなく彩やかである 3…色濁りが殆どなく彩やかである 2…やや色濁りが認められる 1…色濁りが認められる
【0068】
【表1】
【0069】表1の結果から明らかのように、本実施例
は、本発明の光輝性塗料組成物を用いた塗膜形成方法に
より複層塗膜を形成したもので、着色蒸着アルミニウム
フレーク顔料の粒子感を感じず、緻密性のある金属調を
維持しながら、塗膜を正面から見たハイライト部、また
塗膜を斜めにして見たシェード部ともに高彩度感を発現
した複層塗膜が得られた。
【0070】一方、比較例では、上記実施例で得られた
ような複層塗膜は得られなかった。
【0071】
【発明の効果】本発明の光輝性塗料組成物は、着色され
た蒸着アルミニウムフレーク顔料およびビヒクルを含有
するを含有しているため、この塗料により形成された複
層塗膜は、アルミニウムフレーク顔料の粒子感を感じ
ず、緻密性のある金属調を発現するとともに、塗膜を正
面から見たハイライト部、また塗膜を斜めにして見たシ
ェード部ともに高彩度感を発現することが可能である。
【0072】本発明の複層塗膜は、上記光輝感を呈する
ため、自動車、二輪車等の乗物外板、これらの部品、各
種容器外面、コイルコーティング、家具、家電業界、通
信業界等の光輝性が要求される分野において好ましく使
用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アルミニウムフレーク顔料の平均粒子径(μ
m)をX軸、粒子平均厚み(μm)をY軸としたX−Y
直交座標系の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 3/04 C09C 3/04 3/06 3/06 3/08 3/08 C09D 5/29 C09D 5/29 7/12 7/12 Fターム(参考) 4J037 AA01 AA15 AA18 AA24 AA26 AA30 CA03 CA09 CB00 DD05 EE03 EE04 EE23 FF02 4J038 CB082 CD091 CG001 DB001 DD001 DD072 DD121 DF001 DG001 HA036 HA06 HA216 HA446 HA546 KA08 KA15 KA20 NA01 NA17 PA19 PB07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色された蒸着アルミニウムフレーク顔
    料およびビヒクルを含有する光輝性塗料組成物。
  2. 【請求項2】 前記着色された蒸着アルミニウムフレー
    ク顔料に付着させる着色顔料の量が、基材である蒸着ア
    ルミニウムフレーク100質量部に対し、20〜500
    質量部である請求項1記載の光輝性塗料組成物。
  3. 【請求項3】 前記基材である蒸着アルミニウムフレー
    クの平均粒子径(μm)をX軸、粒子平均厚み(μm)
    をY軸としたX−Y直交座標系において、A(3.5,
    0.01),B(6,0.01),C(60,0.
    1),D(35,0.1)の各点を結ぶ直線で囲まれた
    範囲に調製された請求項1または2記載の光輝性塗料組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記各点を結ぶ直線で囲まれた範囲が、
    A(3.5,0.01),B(6,0.01),E(3
    0,0.05),D(35,0.1)である請求項1か
    ら3いずれか1項記載の光輝性塗料組成物。
  5. 【請求項5】 前記着色された蒸着アルミニウムフレー
    ク顔料の含有量が、ビヒクル100固形分質量部に対し
    て、0.1〜50質量部である請求項1から4いずれか
    1項記載の光輝性塗料組成物。
  6. 【請求項6】 前記着色された蒸着アルミニウムフレー
    ク顔料の他に、さらに金属酸化物被覆アルミナフレーク
    顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、グラファイ
    ト顔料、金属酸化物被覆マイカ顔料、および板状酸化鉄
    顔料からなる群より選ばれた少なくとも1種の顔料を含
    む請求項1から5いずれか1項記載の光輝性塗料組成
    物。
  7. 【請求項7】 複層塗膜を構成する層のうち、少なくと
    も一層の形成に、請求項1から6いずれか1項記載の光
    輝性塗料組成物を用いる塗膜形成方法。
  8. 【請求項8】 基材上に、下塗り塗膜、中塗り塗膜、光
    輝性塗膜、クリヤー上塗り塗膜を順次形成する複層塗膜
    を形成する方法であって、前記光輝性塗膜が、請求項1
    から6いずれか1項記載の光輝性塗料組成物により形成
    される塗膜形成方法。
  9. 【請求項9】 前記クリヤー上塗り塗膜が、カルボキシ
    ル基含有ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含む
    塗料から形成される請求項8記載の塗膜形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項7から9いずれか1項記載の塗
    膜形成方法により得られた複層塗膜。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101097A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Kokuyo Co Ltd 家具及び家具の製造方法
JP2011525557A (ja) * 2008-06-24 2011-09-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 顔料混合物
JP2011231195A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物及び塗膜形成方法

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