JP2003113902A - ワイヤ類クランプ - Google Patents
ワイヤ類クランプInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で、取付作業が極めて簡単且つ容
易であり、しかも安価にできる上、振動によりワイヤが
緩むおそれがなく、例えば天井から吊り下げた照明器具
などの被吊持物を確実に支持し得る、至極安全なワイヤ
類クランプを提供することを目的とする。 【構成】 有頭ボルト2とこれに螺合されるナット3と
で構成する。有頭ボルト2には頭部4及び脚部5を貫通
するワイヤ類挿通孔7とワイヤ類挿通孔7から外周面に
貫通するスリット8とを形成し、脚部5の先端部11は
先細りに形成する。ナット3には、これを脚部5に締め
込むと脚部5の先端部11を受止めて縮径させる牽制部
13を設ける。
易であり、しかも安価にできる上、振動によりワイヤが
緩むおそれがなく、例えば天井から吊り下げた照明器具
などの被吊持物を確実に支持し得る、至極安全なワイヤ
類クランプを提供することを目的とする。 【構成】 有頭ボルト2とこれに螺合されるナット3と
で構成する。有頭ボルト2には頭部4及び脚部5を貫通
するワイヤ類挿通孔7とワイヤ類挿通孔7から外周面に
貫通するスリット8とを形成し、脚部5の先端部11は
先細りに形成する。ナット3には、これを脚部5に締め
込むと脚部5の先端部11を受止めて縮径させる牽制部
13を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ類をクラン
プするワイヤ類クランプに関する。
プするワイヤ類クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光灯などの照明器具、電線サポ
ート、電話線サポートなどを天井に吊るす吊持装置とし
ては全ネジボルトが用いられているが、全ネジボルトを
用いると、全ネジボルトの支持部に挿通される位置と照
明器具に挿通される位置を合わせることが困難であり、
場合によってはアングルなどのステーを現場に合わせで
増設しなけれならないという問題がある。
ート、電話線サポートなどを天井に吊るす吊持装置とし
ては全ネジボルトが用いられているが、全ネジボルトを
用いると、全ネジボルトの支持部に挿通される位置と照
明器具に挿通される位置を合わせることが困難であり、
場合によってはアングルなどのステーを現場に合わせで
増設しなけれならないという問題がある。
【0003】針金、ピアノ線、鋼線、ワイヤ、ロープ、
ケーブルなど(以下、ワイヤ類という。)を用いて照明
器具などを天井に吊り下げる技術によれば、この問題は
解決されるが、近年、このワイヤ類を用いて照明器具な
どを天井に吊るす技術において、例えば特表2000−
505535号公報や、特開平11−201237号公
報に記載されたワイヤ類クランプが用いられることがあ
る。
ケーブルなど(以下、ワイヤ類という。)を用いて照明
器具などを天井に吊り下げる技術によれば、この問題は
解決されるが、近年、このワイヤ類を用いて照明器具な
どを天井に吊るす技術において、例えば特表2000−
505535号公報や、特開平11−201237号公
報に記載されたワイヤ類クランプが用いられることがあ
る。
【0004】なお、ワイヤ類を用いて被吊持物を支持体
に吊持させる技術は、照明器具の吊持に限らず、電線、
電話線等の引込み線のサポートを吊持することにも応用
され、又、このワイヤ類クランプは、支持体に被吊持物
を吊持することの他に、ワイヤ類の継ぎ足し、ワイヤ類
の緊張などにも利用される。
に吊持させる技術は、照明器具の吊持に限らず、電線、
電話線等の引込み線のサポートを吊持することにも応用
され、又、このワイヤ類クランプは、支持体に被吊持物
を吊持することの他に、ワイヤ類の継ぎ足し、ワイヤ類
の緊張などにも利用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のワイ
ヤ類クランプは、構造が複雑で、取付作業が極めて繁雑
且つ困難であり、しかも高価である上、振動によりワイ
ヤ類が緩むことがあり、例えば天井から吊り下げた照明
器具などの被吊持物が落下するおそれがあり、至極危険
であるなどの問題がある。
ヤ類クランプは、構造が複雑で、取付作業が極めて繁雑
且つ困難であり、しかも高価である上、振動によりワイ
ヤ類が緩むことがあり、例えば天井から吊り下げた照明
器具などの被吊持物が落下するおそれがあり、至極危険
であるなどの問題がある。
【0006】本発明は、これら従来技術の課題を解決
し、構造が簡単で、取付作業が極めて簡単且つ容易であ
り、しかも安価にできる上、振動によりワイヤが緩むお
それがなく、例えば天井から吊り下げた照明器具などの
被吊持物を確実に支持し得る、至極安全なワイヤ類クラ
ンプを提供することを目的とする。
し、構造が簡単で、取付作業が極めて簡単且つ容易であ
り、しかも安価にできる上、振動によりワイヤが緩むお
それがなく、例えば天井から吊り下げた照明器具などの
被吊持物を確実に支持し得る、至極安全なワイヤ類クラ
ンプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のワイ
ヤ類クランプ(以下、本第1発明という)は、この目的
を達成するため、頭部、先端部が先細りに形成された脚
部、軸心に沿って前記頭部及び脚部を貫通するワイヤ類
挿通孔、及び前記脚部の先端から所定の長さにわたって
前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫通するスリットを有
する有頭ボルトと、該有頭ボルトに螺合される雌ネジ及
び前記脚部の先端部を受止める牽制部を有するナットと
からなり、前記ナットを有頭ボルトに締め込むことによ
り前記脚部の先端部を前記牽制部に受止め、前記脚部の
先端部を縮径させて前記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワ
イヤ類をクランプすることを特徴とするものである。
ヤ類クランプ(以下、本第1発明という)は、この目的
を達成するため、頭部、先端部が先細りに形成された脚
部、軸心に沿って前記頭部及び脚部を貫通するワイヤ類
挿通孔、及び前記脚部の先端から所定の長さにわたって
前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫通するスリットを有
する有頭ボルトと、該有頭ボルトに螺合される雌ネジ及
び前記脚部の先端部を受止める牽制部を有するナットと
からなり、前記ナットを有頭ボルトに締め込むことによ
り前記脚部の先端部を前記牽制部に受止め、前記脚部の
先端部を縮径させて前記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワ
イヤ類をクランプすることを特徴とするものである。
【0008】本第1発明によれば、ワイヤ類挿通孔にワ
イヤ類を挿通し、ナットを締め込むと、脚部の先端部の
径が次第に大きい部分を牽制部が受止め、脚部の先端が
次第に縮径される。これにより、ワイヤ類挿通孔が脚部
の先端側で縮径され、ワイヤ類に食い込むことにより、
ワイヤ類がクランプされる。
イヤ類を挿通し、ナットを締め込むと、脚部の先端部の
径が次第に大きい部分を牽制部が受止め、脚部の先端が
次第に縮径される。これにより、ワイヤ類挿通孔が脚部
の先端側で縮径され、ワイヤ類に食い込むことにより、
ワイヤ類がクランプされる。
【0009】そして、本第1発明によれば、有頭ボルト
と、この有頭ボルトに螺合されるナットとからなるの
で、部品点数が少なく、構造が簡単である上、ナットを
締め込むと前記テーパ軸と牽制部との接触圧が高められ
るので、ナットの緩解に対する摩擦が大きくなり、振動
によりナットが緩解するおそれがなくなるのである。
と、この有頭ボルトに螺合されるナットとからなるの
で、部品点数が少なく、構造が簡単である上、ナットを
締め込むと前記テーパ軸と牽制部との接触圧が高められ
るので、ナットの緩解に対する摩擦が大きくなり、振動
によりナットが緩解するおそれがなくなるのである。
【0010】以下、本発明のワイヤ類クランプを詳細に
説明する。先ず、前記ナットは、ワイヤ類の端部をクラ
ンプするためにはネジ孔の一端のみが開放された、いわ
ゆる袋ナットであってもよいが、ワイヤ類の中間部をク
ランプするために、有頭ボルトのワイヤ挿通孔と同軸状
に当該ナットを貫通するワイヤ挿通孔が形成されること
が好ましい。
説明する。先ず、前記ナットは、ワイヤ類の端部をクラ
ンプするためにはネジ孔の一端のみが開放された、いわ
ゆる袋ナットであってもよいが、ワイヤ類の中間部をク
ランプするために、有頭ボルトのワイヤ挿通孔と同軸状
に当該ナットを貫通するワイヤ挿通孔が形成されること
が好ましい。
【0011】前記有頭ボルトは、一般に有頭ボルトと呼
ばれるボルトと同じように、ネジ操作のために工具や手
でつかまれる頭部と外周面に雄ネジが形成される脚部と
を有するが、この一般的な有頭ボルトの構成に加えて、
その軸心に沿って頭部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通
孔と、脚部の先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ
類挿通孔から外周面に貫通するスリットとを備えてい
る。
ばれるボルトと同じように、ネジ操作のために工具や手
でつかまれる頭部と外周面に雄ネジが形成される脚部と
を有するが、この一般的な有頭ボルトの構成に加えて、
その軸心に沿って頭部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通
孔と、脚部の先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ
類挿通孔から外周面に貫通するスリットとを備えてい
る。
【0012】前記頭部の形状は特に限定されるものでは
ないが、市販されている有頭ボルトと同様に、周方向か
らボルトの回転を拘束できる形状であればよく、例えば
四角、六角、8角等の多角形頭に形成すればよく、特に
蝶形に形成すると、工具を用いずに手で有頭ボルトを持
ってナットの締め込みができるので有益である。
ないが、市販されている有頭ボルトと同様に、周方向か
らボルトの回転を拘束できる形状であればよく、例えば
四角、六角、8角等の多角形頭に形成すればよく、特に
蝶形に形成すると、工具を用いずに手で有頭ボルトを持
ってナットの締め込みができるので有益である。
【0013】前記ワイヤ挿通孔の内径は挿通されるワイ
ヤ類の径を考慮して設計すればよく、ワイヤ類の挿抜を
容易にするためにはこれに挿通されるワイヤ類との隙間
を大きくすればよく、短時間でこれに挿通されたワイヤ
類をクランプするためにはこれに挿通されるワイヤ類と
の隙間を小さくすればよい。又、ワイヤ挿通孔の内径を
規格化することにより、適度に種類を限定し、製造コス
トの削減を図るようにしてもよい。
ヤ類の径を考慮して設計すればよく、ワイヤ類の挿抜を
容易にするためにはこれに挿通されるワイヤ類との隙間
を大きくすればよく、短時間でこれに挿通されたワイヤ
類をクランプするためにはこれに挿通されるワイヤ類と
の隙間を小さくすればよい。又、ワイヤ挿通孔の内径を
規格化することにより、適度に種類を限定し、製造コス
トの削減を図るようにしてもよい。
【0014】なお、このワイヤ挿通孔の横断面形状は特
に限定されないが、例えばドリル加工により安価に形成
できる単純な円形に形成すればよい。
に限定されないが、例えばドリル加工により安価に形成
できる単純な円形に形成すればよい。
【0015】又、このワイヤ挿通孔に挿通されるワイヤ
類の材質は特に限定されず、麻、綿などの植物繊維、獣
毛等の動物繊維などの天然繊維、合成樹脂繊維、金属繊
維などを用いればよく、その組織も針金(ワイヤ)、ピ
アノ線などの単線であってもよく、ロープ、ケーブルな
どの撚線であってもよく、ネックレスチェーンなどの連
鎖線(チェーン)であってもよい。
類の材質は特に限定されず、麻、綿などの植物繊維、獣
毛等の動物繊維などの天然繊維、合成樹脂繊維、金属繊
維などを用いればよく、その組織も針金(ワイヤ)、ピ
アノ線などの単線であってもよく、ロープ、ケーブルな
どの撚線であってもよく、ネックレスチェーンなどの連
鎖線(チェーン)であってもよい。
【0016】脚部に形成されるスリットは、ワイヤ類挿
通孔から脚部の外周面に一方向のみに形成してもよい
が、ボルトの脚部をワイヤ類に均等に締め付けるため
に、ワイヤ挿通孔から脚部の外周面に放射状に形成する
ことが好ましく、例えば、軸方向から見て、ワイヤ類挿
通孔を中心にする一文字状、十文字状、*印状、米印状
などに配置することが好ましい。
通孔から脚部の外周面に一方向のみに形成してもよい
が、ボルトの脚部をワイヤ類に均等に締め付けるため
に、ワイヤ挿通孔から脚部の外周面に放射状に形成する
ことが好ましく、例えば、軸方向から見て、ワイヤ類挿
通孔を中心にする一文字状、十文字状、*印状、米印状
などに配置することが好ましい。
【0017】スリットの幅はワイヤ類挿通孔の径よりも
小さければよく、又、スリットの長さは、特に限定され
ないが、ナットを締め込んで脚部の先端でワイヤ挿通孔
が所定の径に縮径される程度まで脚部が弾性変形できる
ように設計してあればよい。
小さければよく、又、スリットの長さは、特に限定され
ないが、ナットを締め込んで脚部の先端でワイヤ挿通孔
が所定の径に縮径される程度まで脚部が弾性変形できる
ように設計してあればよい。
【0018】前記脚部の先端部は、先細りに形成されて
いればよく、クランプされるワイヤ類の径の範囲と、ク
ランプするために必要なナットの操作量(締め込み)と
を考慮してそのテーパ角を設計すればよいのである。
いればよく、クランプされるワイヤ類の径の範囲と、ク
ランプするために必要なナットの操作量(締め込み)と
を考慮してそのテーパ角を設計すればよいのである。
【0019】前記牽制部は脚部の先端部を受止め、ナッ
トを締め込んだ時に脚部の先端を縮径させることができ
る形状に形成する必要があり、例えば雌ネジ孔の奥端に
形成された段付面又は有頭ボルトの捻じ込み方向に細く
なるテーパ面の内周縁からなり、前記脚部の先端部の外
周面を受止めるように構成すれていれば良いのである。
トを締め込んだ時に脚部の先端を縮径させることができ
る形状に形成する必要があり、例えば雌ネジ孔の奥端に
形成された段付面又は有頭ボルトの捻じ込み方向に細く
なるテーパ面の内周縁からなり、前記脚部の先端部の外
周面を受止めるように構成すれていれば良いのである。
【0020】なお、この段付面又はテーパ面の内周縁に
は、例えばワイヤ類挿通孔などの穴ないし孔を連続さ
せ、牽制部に受止められた位置よりも先端側の脚部の部
分が牽制されないようにする必要がある。
は、例えばワイヤ類挿通孔などの穴ないし孔を連続さ
せ、牽制部に受止められた位置よりも先端側の脚部の部
分が牽制されないようにする必要がある。
【0021】ところで、本第1発明は、これに少なくと
も1本のワイヤ類を挿通することにより、建物の天井裏
などに固定された支持体に照明器具などの被吊持体を吊
持する吊持装置を構成することができる結果、例えばワ
イヤ類の一端部を支持体又は被吊持物に連結し、ワイヤ
類の他端部をクランプする本第1発明で被吊持体を下側
から受止めたり、支持体に本第1発明が下側から受止め
られたりする構成が採用される。
も1本のワイヤ類を挿通することにより、建物の天井裏
などに固定された支持体に照明器具などの被吊持体を吊
持する吊持装置を構成することができる結果、例えばワ
イヤ類の一端部を支持体又は被吊持物に連結し、ワイヤ
類の他端部をクランプする本第1発明で被吊持体を下側
から受止めたり、支持体に本第1発明が下側から受止め
られたりする構成が採用される。
【0022】ここで、前記有頭ボルトが支持体又は被吊
持物に接するように受止められる場合には、前記有頭ボ
ルトの頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに螺合
される調整ナットとが設けられ、前記ワイヤ類挿通孔が
調整ネジを貫通するように延長されていると、被吊持物
の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイ
ヤの位置を調整することにより調整できるとともに、調
整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるので、
前記調整ナットの締め具合を調整することによって被吊
持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
持物に接するように受止められる場合には、前記有頭ボ
ルトの頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに螺合
される調整ナットとが設けられ、前記ワイヤ類挿通孔が
調整ネジを貫通するように延長されていると、被吊持物
の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイ
ヤの位置を調整することにより調整できるとともに、調
整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるので、
前記調整ナットの締め具合を調整することによって被吊
持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
【0023】又、前記ナットが支持体又は被吊持物に接
するように受止められる場合には、前記ナットに同軸状
に連設された調整ネジと、この調整ネジに螺合される調
整ナットと、前記ナットのネジ穴からこの調整ネジを貫
通するワイヤ類挿通孔とが設けられていると、被吊持物
の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイ
ヤの位置を調整することにより調整できるとともに、調
整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるので、
前記調整ナットの締め具合を調整することによって被吊
持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
するように受止められる場合には、前記ナットに同軸状
に連設された調整ネジと、この調整ネジに螺合される調
整ナットと、前記ナットのネジ穴からこの調整ネジを貫
通するワイヤ類挿通孔とが設けられていると、被吊持物
の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイ
ヤの位置を調整することにより調整できるとともに、調
整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるので、
前記調整ナットの締め具合を調整することによって被吊
持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
【0024】又、本第1発明において、有頭ボルトが蝶
ボルトで構成されていると、工具を用いずに手で有頭ボ
ルトを持ってナットの締め込みができるので有益であ
り、又、ナットが蝶ナットで構成されていると、工具を
用いずに手でナットを持ってボルトの締め込みができる
ので有益である。
ボルトで構成されていると、工具を用いずに手で有頭ボ
ルトを持ってナットの締め込みができるので有益であ
り、又、ナットが蝶ナットで構成されていると、工具を
用いずに手でナットを持ってボルトの締め込みができる
ので有益である。
【0025】次に、本発明に係る第2のワイヤ類クラン
プ(以下、本第2発明という。)は、前記目的を達成す
るため、頭部、脚部、軸心に沿って当該頭部及び脚部を
貫通するワイヤ類挿通孔と、及び前記脚部の先端から所
定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫
通するスリットとを有する有頭ボルトと、この有頭ボル
トに螺合される雌ネジ及び前記脚部の先端外周部を受止
めるテーパ面を有するナットとからなり、前記ナットを
有頭ボルトに締め込むことにより前記脚部の先端部を前
記テーパ面に受止め、この脚部の先端部を縮径させて前
記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクランプする
ことを特徴とするものである。
プ(以下、本第2発明という。)は、前記目的を達成す
るため、頭部、脚部、軸心に沿って当該頭部及び脚部を
貫通するワイヤ類挿通孔と、及び前記脚部の先端から所
定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫
通するスリットとを有する有頭ボルトと、この有頭ボル
トに螺合される雌ネジ及び前記脚部の先端外周部を受止
めるテーパ面を有するナットとからなり、前記ナットを
有頭ボルトに締め込むことにより前記脚部の先端部を前
記テーパ面に受止め、この脚部の先端部を縮径させて前
記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクランプする
ことを特徴とするものである。
【0026】本第2発明によれば、ワイヤ類をワイヤ類
挿通孔に挿通し、ナットを有頭ボルトに締め込むと、前
記ナットのテーパ面に受止められた脚部の先端部が縮径
されてワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクランプ
する。
挿通孔に挿通し、ナットを有頭ボルトに締め込むと、前
記ナットのテーパ面に受止められた脚部の先端部が縮径
されてワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクランプ
する。
【0027】本第2発明においては、本第1発明と同様
に、部品点数が少なく、構造が簡単である上、ナットを
締め込むと前記テーパ軸と牽制部との接触圧が高められ
るので、ナットの緩解に対する摩擦が大きくなり、振動
によりナットが緩解するおそれがなくなる。
に、部品点数が少なく、構造が簡単である上、ナットを
締め込むと前記テーパ軸と牽制部との接触圧が高められ
るので、ナットの緩解に対する摩擦が大きくなり、振動
によりナットが緩解するおそれがなくなる。
【0028】以下、本第2発明を詳細に説明する。
【0029】本第2発明においては、テーパ面は、例え
ば雌ネジ孔に連続して形成すればよく、有頭ボルトをナ
ットに捻じ込むと有頭ボルトの脚部の先端外周部を受止
め、脚部の先端部を縮径させるように形成されていれば
よく、クランプされるワイヤ類の径の範囲と、クランプ
するために必要なナットの操作量(締め込み)とを考慮
してそのテーパ角を設計すればよいのである。
ば雌ネジ孔に連続して形成すればよく、有頭ボルトをナ
ットに捻じ込むと有頭ボルトの脚部の先端外周部を受止
め、脚部の先端部を縮径させるように形成されていれば
よく、クランプされるワイヤ類の径の範囲と、クランプ
するために必要なナットの操作量(締め込み)とを考慮
してそのテーパ角を設計すればよいのである。
【0030】このテーパ面に受止められる有頭ボルトの
先端外周部を先細りのテーパ面に形成するか否かは自由
である。
先端外周部を先細りのテーパ面に形成するか否かは自由
である。
【0031】本第2発明においては、本第1発明の場合
と同様に、例えばナットには有頭ボルトのワイヤ挿通孔
と同軸状に当該ナットを貫通するワイヤ挿通孔が形成さ
れているのが望ましく、又、有頭ボルトの脚部の先端外
周部に先細りテーパ面が形成されていると、ワイヤ類を
ワイヤ類挿通孔に挿通し、ナットを有頭ボルトに締め込
むと、前記ナットのテーパ面に受止められた脚部の先端
部が縮径されてワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類を
クランプする。
と同様に、例えばナットには有頭ボルトのワイヤ挿通孔
と同軸状に当該ナットを貫通するワイヤ挿通孔が形成さ
れているのが望ましく、又、有頭ボルトの脚部の先端外
周部に先細りテーパ面が形成されていると、ワイヤ類を
ワイヤ類挿通孔に挿通し、ナットを有頭ボルトに締め込
むと、前記ナットのテーパ面に受止められた脚部の先端
部が縮径されてワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類を
クランプする。
【0032】又、本第2発明においては、本第1発明の
場合と同様に、前記有頭ボルトが支持体又は被吊持物に
接するように受止められる場合には、前記有頭ボルトの
頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに螺合される
調整ナットとが設けられ、前記ワイヤ類挿通孔が調整ネ
ジを貫通するように延長されていると、被吊持物の吊り
下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイヤの位
置を調整することにより調整できるとともに、調整ナッ
トで支持体又は被吊持物が受け止められるので、前記調
整ナットの締め具合を調整することによって被吊持物の
吊り下げ高さを微調整できるのである。
場合と同様に、前記有頭ボルトが支持体又は被吊持物に
接するように受止められる場合には、前記有頭ボルトの
頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに螺合される
調整ナットとが設けられ、前記ワイヤ類挿通孔が調整ネ
ジを貫通するように延長されていると、被吊持物の吊り
下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイヤの位
置を調整することにより調整できるとともに、調整ナッ
トで支持体又は被吊持物が受け止められるので、前記調
整ナットの締め具合を調整することによって被吊持物の
吊り下げ高さを微調整できるのである。
【0033】更に、前記ナットが支持体又は被吊持物に
接するように受止められる場合には、前記ナットに同軸
状に連設された調整ネジと、この調整ネジに螺合される
調整ナットと、前記ナットのネジ穴からこの調整ネジを
貫通するワイヤ類挿通孔とが設けられていると、被吊持
物の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワ
イヤの位置を調整することにより調整できるとともに、
調整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるの
で、前記調整ナットの締め具合を調整することによって
被吊持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
接するように受止められる場合には、前記ナットに同軸
状に連設された調整ネジと、この調整ネジに螺合される
調整ナットと、前記ナットのネジ穴からこの調整ネジを
貫通するワイヤ類挿通孔とが設けられていると、被吊持
物の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワ
イヤの位置を調整することにより調整できるとともに、
調整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるの
で、前記調整ナットの締め具合を調整することによって
被吊持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
【0034】又、本第2発明において、有頭ボルトが蝶
ボルトで構成されていると、工具を用いずに手で有頭ボ
ルトを持ってナットの締め込みができるので有益であ
り、又、ナットが蝶ナットで構成されていると、工具を
用いずに手でナットを持ってボルトの締め込みができる
ので有益である。
ボルトで構成されていると、工具を用いずに手で有頭ボ
ルトを持ってナットの締め込みができるので有益であ
り、又、ナットが蝶ナットで構成されていると、工具を
用いずに手でナットを持ってボルトの締め込みができる
ので有益である。
【0035】次に、本発明に係る又他のワイヤ類クラン
プ(以下、本第3発明という。)は、前記目的を達成す
るため、頭部と、脚部と、軸心に沿って当該頭部及び脚
部を貫通するワイヤ類挿通孔と、前記脚部の先端から所
定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫
通するスリットとを有する有頭テーパボルトと、この有
頭テーパボルトに螺合されるナットからなることを特徴
とするものである。
プ(以下、本第3発明という。)は、前記目的を達成す
るため、頭部と、脚部と、軸心に沿って当該頭部及び脚
部を貫通するワイヤ類挿通孔と、前記脚部の先端から所
定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫
通するスリットとを有する有頭テーパボルトと、この有
頭テーパボルトに螺合されるナットからなることを特徴
とするものである。
【0036】本第3発明によれば、ワイヤ類をワイヤ類
挿通孔に挿通して有頭テーパボルトにナットを螺締する
と、有頭テーパボルトの脚先端部が縮径されてワイヤ類
をクランプする。
挿通孔に挿通して有頭テーパボルトにナットを螺締する
と、有頭テーパボルトの脚先端部が縮径されてワイヤ類
をクランプする。
【0037】本第3発明は、有頭テーパボルトと、この
有頭テーパボルトに螺合されるナットからなるので、本
第1発明や本第2発明と同様に、部品点数が少なく、構
造が簡単である上、ナットを締め込むと脚部とナットと
の接触圧が高められるので、ナットの緩解に対する摩擦
が大きくなり、振動によりナットが緩解するおそれがな
くなるのである。
有頭テーパボルトに螺合されるナットからなるので、本
第1発明や本第2発明と同様に、部品点数が少なく、構
造が簡単である上、ナットを締め込むと脚部とナットと
の接触圧が高められるので、ナットの緩解に対する摩擦
が大きくなり、振動によりナットが緩解するおそれがな
くなるのである。
【0038】本第3発明は、有頭テーパボルトの脚部が
先細りテーパネジ軸であること、ナットのネジ部が牽制
部を兼ねるのである。
先細りテーパネジ軸であること、ナットのネジ部が牽制
部を兼ねるのである。
【0039】即ち、本第3発明においては、有頭テーパ
ボルトの頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに螺
合される調整ナットとが設けられ、ワイヤ類挿通孔が調
整ネジを貫通するように延長されていると、被吊持物の
吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイヤ
の位置を調整することにより調整できるとともに、調整
ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるので、前
記調整ナットの締め具合を調整することによって被吊持
物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
ボルトの頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに螺
合される調整ナットとが設けられ、ワイヤ類挿通孔が調
整ネジを貫通するように延長されていると、被吊持物の
吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワイヤ
の位置を調整することにより調整できるとともに、調整
ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるので、前
記調整ナットの締め具合を調整することによって被吊持
物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
【0040】又、本第3発明においては、ナットに同軸
状に連設された調整ネジと、この調整ネジに螺合される
調整ナットと、前記ナットのネジ穴からこの調整ネジを
貫通するワイヤ類挿通孔とが設けられていると、被吊持
物の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワ
イヤの位置を調整することにより調整できるとともに、
調整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるの
で、前記調整ナットの締め具合を調整することによって
被吊持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
状に連設された調整ネジと、この調整ネジに螺合される
調整ナットと、前記ナットのネジ穴からこの調整ネジを
貫通するワイヤ類挿通孔とが設けられていると、被吊持
物の吊り下げ高さをワイヤ類クランプでクランプするワ
イヤの位置を調整することにより調整できるとともに、
調整ナットで支持体又は被吊持物が受け止められるの
で、前記調整ナットの締め具合を調整することによって
被吊持物の吊り下げ高さを微調整できるのである。
【0041】又、本第2発明において、有頭テーパボル
トがテーパ蝶ボルトで構成されていると、工具を用いず
に手で有頭テーパボルトを持ってナットの締め込みがで
きるので有益であり、又、ナットが蝶ナットで構成され
ていると、工具を用いずに手でナットを持ってボルトの
締め込みができるので有益である。
トがテーパ蝶ボルトで構成されていると、工具を用いず
に手で有頭テーパボルトを持ってナットの締め込みがで
きるので有益であり、又、ナットが蝶ナットで構成され
ていると、工具を用いずに手でナットを持ってボルトの
締め込みができるので有益である。
【0042】なお、本第1発明、又は本第2発明、若し
くは本第3発明とこれに挿通される少なくとも1本のワ
イヤ類からなる吊持装置により被吊持物を支持体に吊持
させる形態としては、前記ワイヤ類の上端が支持体に連
結され、被吊持物にワイヤ類が挿通され、被吊持物の下
側でワイヤ類をクランプするワイヤ類クランプが被吊持
物を受止める形態(以下、第1形態という。)、ワイヤ
類の上端部をクランプするワイヤ類クランプを、ワイヤ
類を挿通した支持体で下側から受止め、このワイヤ類の
下端部に被吊持物を連結する形態(以下、第2形態とい
う。)、上端部が支持体に連結されたワイヤ類の下端部
と、下端部が被吊持物に連結されたワイヤ類の上端部と
を共通のワイヤ類クランプにクランプさせる形態(以
下、第3形態という。)などが含まれる。
くは本第3発明とこれに挿通される少なくとも1本のワ
イヤ類からなる吊持装置により被吊持物を支持体に吊持
させる形態としては、前記ワイヤ類の上端が支持体に連
結され、被吊持物にワイヤ類が挿通され、被吊持物の下
側でワイヤ類をクランプするワイヤ類クランプが被吊持
物を受止める形態(以下、第1形態という。)、ワイヤ
類の上端部をクランプするワイヤ類クランプを、ワイヤ
類を挿通した支持体で下側から受止め、このワイヤ類の
下端部に被吊持物を連結する形態(以下、第2形態とい
う。)、上端部が支持体に連結されたワイヤ類の下端部
と、下端部が被吊持物に連結されたワイヤ類の上端部と
を共通のワイヤ類クランプにクランプさせる形態(以
下、第3形態という。)などが含まれる。
【0043】又、第1形態には、1本のワイヤ類の上端
部が支持体に連結され、このワイヤ類の下端部が被吊持
物に挿通され、この被吊持物の下方側で当該ワイヤ類を
クランプする前記ワイヤ類クランプに被吊持物が受止め
られる単線支持形態、複数本のワイヤ類の上端部が分散
して別個の又は共通の支持体に連結され、それらの下端
部が共通の被吊持物に分散して挿通され、被吊持物の下
側で各ワイヤ類の下端部を個別にクランプする複数のワ
イヤ類クランプに当該被吊持物が受止められる複線支持
形態、複数本のワイヤ類の上端部が分散して別個の又は
共通の支持体に連結され、それらの下端部が共通の被吊
持物に集中的に挿通され、被吊持物の下側でこれら複数
のワイヤ類の下端部をクランプする共通のワイヤ類クラ
ンプに当該被吊持物が受止められる集中型重複吊持形
態、複数のワイヤ類の上端部が共通の支持体の1箇所に
集中的に連結され、それらの下端部が別個の又は共通の
被吊持物に分散して挿通され、被吊持物の下側で各ワイ
ヤ類の下端部を個別にクランプする複数のワイヤ類クラ
ンプに当該被吊持物が受止められる分散型重複吊持形態
などが含まれる。
部が支持体に連結され、このワイヤ類の下端部が被吊持
物に挿通され、この被吊持物の下方側で当該ワイヤ類を
クランプする前記ワイヤ類クランプに被吊持物が受止め
られる単線支持形態、複数本のワイヤ類の上端部が分散
して別個の又は共通の支持体に連結され、それらの下端
部が共通の被吊持物に分散して挿通され、被吊持物の下
側で各ワイヤ類の下端部を個別にクランプする複数のワ
イヤ類クランプに当該被吊持物が受止められる複線支持
形態、複数本のワイヤ類の上端部が分散して別個の又は
共通の支持体に連結され、それらの下端部が共通の被吊
持物に集中的に挿通され、被吊持物の下側でこれら複数
のワイヤ類の下端部をクランプする共通のワイヤ類クラ
ンプに当該被吊持物が受止められる集中型重複吊持形
態、複数のワイヤ類の上端部が共通の支持体の1箇所に
集中的に連結され、それらの下端部が別個の又は共通の
被吊持物に分散して挿通され、被吊持物の下側で各ワイ
ヤ類の下端部を個別にクランプする複数のワイヤ類クラ
ンプに当該被吊持物が受止められる分散型重複吊持形態
などが含まれる。
【0044】第2形態には、ワイヤ類クランプに1本の
ワイヤ類の上端部がクランプされ、このワイヤ類の上端
部を支持体に挿通して当該ワイヤ類クランプを下側から
支持体で受止め、前記ワイヤ類の下端部に被吊持物を連
結する単線吊持形態、複数のワイヤ類クランプに複数本
のワイヤ類を個別にクランプさせ、各ワイヤ類を分散し
て支持部に挿通させることにより各ワイヤ類クランプを
分散して下側から支持部に受止めさせ、各ワイヤ類の下
端部を共通の被吊持物に分散して連結する複線吊持形
態、複数のワイヤ類クランプに複数本のワイヤ類を個別
にクランプさせ、各ワイヤ類を分散して支持部に挿通さ
せることにより各ワイヤ類クランプを分散して下側から
支持部に受止めさせ、各ワイヤ類の下端部を共通の被吊
持物の1箇所に集中して連結する集中型重複吊持形態、
共通の前記ワイヤ類クランプに複数本のワイヤ類の上端
部をクランプさせ、複数のワイヤ類の上端部を支持体に
挿通して前記ワイヤ類クランプを下側から支持体で受止
め、前記ワイヤ類の下端部を共通の被吊持物に分散して
連結する分散型重複吊持形態などが含まれる。
ワイヤ類の上端部がクランプされ、このワイヤ類の上端
部を支持体に挿通して当該ワイヤ類クランプを下側から
支持体で受止め、前記ワイヤ類の下端部に被吊持物を連
結する単線吊持形態、複数のワイヤ類クランプに複数本
のワイヤ類を個別にクランプさせ、各ワイヤ類を分散し
て支持部に挿通させることにより各ワイヤ類クランプを
分散して下側から支持部に受止めさせ、各ワイヤ類の下
端部を共通の被吊持物に分散して連結する複線吊持形
態、複数のワイヤ類クランプに複数本のワイヤ類を個別
にクランプさせ、各ワイヤ類を分散して支持部に挿通さ
せることにより各ワイヤ類クランプを分散して下側から
支持部に受止めさせ、各ワイヤ類の下端部を共通の被吊
持物の1箇所に集中して連結する集中型重複吊持形態、
共通の前記ワイヤ類クランプに複数本のワイヤ類の上端
部をクランプさせ、複数のワイヤ類の上端部を支持体に
挿通して前記ワイヤ類クランプを下側から支持体で受止
め、前記ワイヤ類の下端部を共通の被吊持物に分散して
連結する分散型重複吊持形態などが含まれる。
【0045】第3形態には、支持体に連結されるワイヤ
類と被吊持物に連結されるワイヤ類とがそれぞれ1本で
ある単線中継形態、支持体に連結されるワイヤ類が複数
本で被吊持物に連結されるワイヤ類が1本の集中型中継
形態、支持体に連結されるワイヤ類が1本で被吊持体に
連結されるワイヤ類が複数本の分散型中継形態、支持体
に連結されるワイヤ類と被吊持物に連結されるワイヤ類
が共に複数本である結束型中継形態などが含まれる。
類と被吊持物に連結されるワイヤ類とがそれぞれ1本で
ある単線中継形態、支持体に連結されるワイヤ類が複数
本で被吊持物に連結されるワイヤ類が1本の集中型中継
形態、支持体に連結されるワイヤ類が1本で被吊持体に
連結されるワイヤ類が複数本の分散型中継形態、支持体
に連結されるワイヤ類と被吊持物に連結されるワイヤ類
が共に複数本である結束型中継形態などが含まれる。
【0046】ところで、前記第1吊持形態においては、
ワイヤ類クランプの有頭ボルトの頭部又はナットが被吊
持物を下側から受止めるが、この被吊持物を受止める有
頭ボルトの頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに
螺合される調整ナットとが設けられ、前記ワイヤ類挿通
孔が調整ネジを貫通するように延長されていると、この
調整ナットの位置を調整することによって簡単に被吊持
物の受止める位置を調整でき、例えば設置後にワイヤ類
が伸びて被吊持物を受止める位置が下がった場合に、調
整ナットの位置を高く調整することにより被吊持物の吊
り下げ高さを修正することができる。
ワイヤ類クランプの有頭ボルトの頭部又はナットが被吊
持物を下側から受止めるが、この被吊持物を受止める有
頭ボルトの頭部に同軸状に連設された調整ネジとこれに
螺合される調整ナットとが設けられ、前記ワイヤ類挿通
孔が調整ネジを貫通するように延長されていると、この
調整ナットの位置を調整することによって簡単に被吊持
物の受止める位置を調整でき、例えば設置後にワイヤ類
が伸びて被吊持物を受止める位置が下がった場合に、調
整ナットの位置を高く調整することにより被吊持物の吊
り下げ高さを修正することができる。
【0047】被吊持物をナットで受止める場合におい
て、ナットに同軸状に連設された調整ネジと、この調整
ネジに螺合される調整ナットと、前記ナットのネジ穴か
らこの調整ネジを貫通するワイヤ類挿通孔とが設けられ
ると、同様の作用ないし効果を得ることができる。
て、ナットに同軸状に連設された調整ネジと、この調整
ネジに螺合される調整ナットと、前記ナットのネジ穴か
らこの調整ネジを貫通するワイヤ類挿通孔とが設けられ
ると、同様の作用ないし効果を得ることができる。
【0048】本第1発明又は本第2発明若しくは本第3
発明のワイヤ類クランプを用いる緊張装置については、
ワイヤ類クランプがクランプするワイヤ類の形態として
吊持装置の第3吊持形態の場合と同様に多様な形態が考
えられる。
発明のワイヤ類クランプを用いる緊張装置については、
ワイヤ類クランプがクランプするワイヤ類の形態として
吊持装置の第3吊持形態の場合と同様に多様な形態が考
えられる。
【0049】
【作用】以上に説明したように、本第1発明は、頭部、
先端部が先細りに形成された脚部、軸心に沿って当該頭
部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔、及び前記脚部の
先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から
外周面に貫通するスリットとを有する有頭ボルトと、こ
の有頭ボルトに螺合される雌ネジ及び前記脚部の先端部
を受止める牽制部を有するナットとからなり、前記ナッ
トを有頭ボルトに締め込むことにより前記脚部の先端部
を前記牽制部に受止めて縮径させ、これにより前記ワイ
ヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクランプするので、
以下の作用を得ることができる。
先端部が先細りに形成された脚部、軸心に沿って当該頭
部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔、及び前記脚部の
先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から
外周面に貫通するスリットとを有する有頭ボルトと、こ
の有頭ボルトに螺合される雌ネジ及び前記脚部の先端部
を受止める牽制部を有するナットとからなり、前記ナッ
トを有頭ボルトに締め込むことにより前記脚部の先端部
を前記牽制部に受止めて縮径させ、これにより前記ワイ
ヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクランプするので、
以下の作用を得ることができる。
【0050】先ず、有頭ボルトとナットとの2つの部品
からなるので、部品点数が極めて少なく、構成が簡単
で、作業性が至極良好であるうえ、安価にできる、とい
う作用が得られる。
からなるので、部品点数が極めて少なく、構成が簡単
で、作業性が至極良好であるうえ、安価にできる、とい
う作用が得られる。
【0051】又、ナットを締め込むとテーパ軸と牽制部
との接触圧が高められるので、ナットの緩解に対する摩
擦が大きくなり、振動によりナットが緩解するおそれが
なく、被吊持物の落下等の事故を未然に防ぐ、という作
用が得られる。
との接触圧が高められるので、ナットの緩解に対する摩
擦が大きくなり、振動によりナットが緩解するおそれが
なく、被吊持物の落下等の事故を未然に防ぐ、という作
用が得られる。
【0052】次に、本第2発明は、頭部、脚部、軸心に
沿って当該頭部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔、及
び前記脚部の先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ
類挿通孔から外周面に貫通するスリットとを有する有頭
ボルトと、この有頭ボルトに螺合される雌ネジ及び前記
脚部の先端を受止めるテーパ面を有するナットとからな
り、前記ナットを有頭ボルトに締め込むことにより前記
脚部の先端部を前記テーパ面に受止めて縮径させ、これ
により前記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクラ
ンプするので、以下の作用を得ることができる。
沿って当該頭部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔、及
び前記脚部の先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ
類挿通孔から外周面に貫通するスリットとを有する有頭
ボルトと、この有頭ボルトに螺合される雌ネジ及び前記
脚部の先端を受止めるテーパ面を有するナットとからな
り、前記ナットを有頭ボルトに締め込むことにより前記
脚部の先端部を前記テーパ面に受止めて縮径させ、これ
により前記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクラ
ンプするので、以下の作用を得ることができる。
【0053】先ず、有頭ボルトとナットとの2つの部品
からなるので、部品点数が極めて少なく、構成が簡単
で、作業性が至極良好であるうえ、安価にできる、とい
う作用が得られる。
からなるので、部品点数が極めて少なく、構成が簡単
で、作業性が至極良好であるうえ、安価にできる、とい
う作用が得られる。
【0054】又、ナットを締め込むと前記テーパ面と有
頭ボルトの脚先端部との接触圧が高められるので、ナッ
トの緩解に対する摩擦が大きくなり、振動によりナット
が緩解するおそれがなく、被吊持物の落下等の事故を未
然に防ぐ、という作用が得られる。
頭ボルトの脚先端部との接触圧が高められるので、ナッ
トの緩解に対する摩擦が大きくなり、振動によりナット
が緩解するおそれがなく、被吊持物の落下等の事故を未
然に防ぐ、という作用が得られる。
【0055】次に、本第3発明は、頭部、脚部、軸心に
沿って当該頭部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔、及
び前記脚部の先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ
類挿通孔から外周面に貫通するスリットとを有する有頭
テーパボルトと、この有頭テーパボルトに螺合されるテ
ーパナットからなることを特徴とするので、以下の作用
が得られる。
沿って当該頭部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔、及
び前記脚部の先端から所定の長さにわたって前記ワイヤ
類挿通孔から外周面に貫通するスリットとを有する有頭
テーパボルトと、この有頭テーパボルトに螺合されるテ
ーパナットからなることを特徴とするので、以下の作用
が得られる。
【0056】先ず、有頭テーパボルトとテーパナットと
の2つの部品からなるので、部品点数が極めて少なく、
構成が簡単で、作業性が至極良好であるうえ、安価にで
きる、という作用が得られる。
の2つの部品からなるので、部品点数が極めて少なく、
構成が簡単で、作業性が至極良好であるうえ、安価にで
きる、という作用が得られる。
【0057】又、ナットを締め込むと有頭ボルトのテー
パ雄ネジとテーパナットのテーパ雌ネジとの接触圧が高
められるので、ナットの緩解に対する摩擦が大きくな
り、振動によりナットが緩解するおそれがなく、被吊持
物の落下等の事故を未然に防ぐ、という作用が得られ
る。
パ雄ネジとテーパナットのテーパ雌ネジとの接触圧が高
められるので、ナットの緩解に対する摩擦が大きくな
り、振動によりナットが緩解するおそれがなく、被吊持
物の落下等の事故を未然に防ぐ、という作用が得られ
る。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係るワイ
ヤ類クランプを図面に基づいて具体的に説明すると以下
の通りであるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
ヤ類クランプを図面に基づいて具体的に説明すると以下
の通りであるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0059】図1の断面図に示すように、本発明の一実
施例に係るワイヤ類クランプ1は、有頭ボルト2とナッ
ト3とからなり、この有頭ボルト2は例えば市販の六角
頭付き植込みボルトを加工したもので、六角頭4と、脚
部5と、必要に応じて設けた調整ネジ6と、頭部4、脚
部5及び調整ネジ6を貫通するワイヤ類挿通孔7と、脚
部5の先端から所定の長さにわたり、前記ワイヤ類挿通
孔7から脚部5の外周面に貫通するスリット8とを有し
ている。
施例に係るワイヤ類クランプ1は、有頭ボルト2とナッ
ト3とからなり、この有頭ボルト2は例えば市販の六角
頭付き植込みボルトを加工したもので、六角頭4と、脚
部5と、必要に応じて設けた調整ネジ6と、頭部4、脚
部5及び調整ネジ6を貫通するワイヤ類挿通孔7と、脚
部5の先端から所定の長さにわたり、前記ワイヤ類挿通
孔7から脚部5の外周面に貫通するスリット8とを有し
ている。
【0060】前記調整ネジ6には調整ナット9が螺合さ
れ、前記脚部5の外周面には雄ネジ10が形成され、そ
の先端部11は削細りのテーパ軸に形成されている。
れ、前記脚部5の外周面には雄ネジ10が形成され、そ
の先端部11は削細りのテーパ軸に形成されている。
【0061】前記ナット3は、前記脚部5の雄ネジ10
に螺合する雌ネジ12と、前記脚部5の先端部11を受
止める牽制部13とを有し、前記有頭ボルト2の脚部5
にネジ込むとこの牽制部13が脚部5の先端部11を締
め込み、ワイヤ類挿通孔7を縮径させて、当該ワイヤ類
挿通孔7に挿通したワイヤ類14をクランプする。
に螺合する雌ネジ12と、前記脚部5の先端部11を受
止める牽制部13とを有し、前記有頭ボルト2の脚部5
にネジ込むとこの牽制部13が脚部5の先端部11を締
め込み、ワイヤ類挿通孔7を縮径させて、当該ワイヤ類
挿通孔7に挿通したワイヤ類14をクランプする。
【0062】なお、前記スリット8はワイヤ類14を均
等にクランプできるように、軸方向から見て前記ワイヤ
類挿通孔7を中心に放射状に配置してあり、この実施例
では、軸方向から見てワイヤ類挿通孔7を中心にする十
文字状にスリット8が形成されている。
等にクランプできるように、軸方向から見て前記ワイヤ
類挿通孔7を中心に放射状に配置してあり、この実施例
では、軸方向から見てワイヤ類挿通孔7を中心にする十
文字状にスリット8が形成されている。
【0063】又、前記牽制部13は、雌ネジ12の下穴
加工により形成されたテーパ面15の内周縁からなり、
この内周縁よりネジ穴と反対側の端面に貫通するワイヤ
類挿通孔16が形成される。
加工により形成されたテーパ面15の内周縁からなり、
この内周縁よりネジ穴と反対側の端面に貫通するワイヤ
類挿通孔16が形成される。
【0064】即ち、前記脚部5の先端部11の外周面が
前記テーパ面15の内周縁に受止められ、このテーパ面
15の内周縁からなる牽制部13に受止められている部
分よりも先端側の脚部5の部分がワイヤ類挿通孔16に
突入し、有頭ボルト2のワイヤ類挿通孔7から脚部5の
先端側に突出するワイヤ類14はナット3のワイヤ類挿
通孔16を通ってナット3の外側に突き出るようにして
いる。
前記テーパ面15の内周縁に受止められ、このテーパ面
15の内周縁からなる牽制部13に受止められている部
分よりも先端側の脚部5の部分がワイヤ類挿通孔16に
突入し、有頭ボルト2のワイヤ類挿通孔7から脚部5の
先端側に突出するワイヤ類14はナット3のワイヤ類挿
通孔16を通ってナット3の外側に突き出るようにして
いる。
【0065】このワイヤ類クランプ1は部品点数として
は有頭ボルト2とナット3との2点を必須の構成要素と
するので、又、必要に応じて調整ナット9の1点が付加
される程度であり、部品点数が極めて少なく、構成が簡
単で、作業性が良好であるうえ、安価にできるのであ
り、特に、市販の頭付き植込みボルトにワイヤ類挿通孔
7、スリット8及び前記先端部11のテーパを加工する
場合は一層廉価にできる。
は有頭ボルト2とナット3との2点を必須の構成要素と
するので、又、必要に応じて調整ナット9の1点が付加
される程度であり、部品点数が極めて少なく、構成が簡
単で、作業性が良好であるうえ、安価にできるのであ
り、特に、市販の頭付き植込みボルトにワイヤ類挿通孔
7、スリット8及び前記先端部11のテーパを加工する
場合は一層廉価にできる。
【0066】更に、有頭ボルト2にナット3を捻じ込む
ことにより脚部5の先端部11と牽制部13との接触圧
が高められ、ナット3の緩解に対する摩擦が大きくなる
ので、振動が伝達してもナット3が緩むことはなく、被
吊持物の落下等の事故を確実に防ぐことができるのであ
る。
ことにより脚部5の先端部11と牽制部13との接触圧
が高められ、ナット3の緩解に対する摩擦が大きくなる
ので、振動が伝達してもナット3が緩むことはなく、被
吊持物の落下等の事故を確実に防ぐことができるのであ
る。
【0067】図2は本発明の他の実施例に係るワイヤ類
クランプの断面図であり、このワイヤ類クランプ1は調
整ネジ6が、有頭ボルト2に設けるのに代えて、ナット
3に連設されていることを除けば、図1に示したものと
同様に構成され、同様の作用ないし効果を得ることがで
きるので、重複説明を避けるため省略する。
クランプの断面図であり、このワイヤ類クランプ1は調
整ネジ6が、有頭ボルト2に設けるのに代えて、ナット
3に連設されていることを除けば、図1に示したものと
同様に構成され、同様の作用ないし効果を得ることがで
きるので、重複説明を避けるため省略する。
【0068】又、図3は本発明の他の実施例に係るワイ
ヤ類クランプの断面図であり、このワイヤ類クランプ1
の有頭ボルト2は脚部5の先端部11を平行ネジ軸に形
成している他は図1に示したものと同様であり、有頭ボ
ルト2にナット3を締め込むことにより、前記脚部5の
先端外周部を牽制部としてのテーパ面15に受止めるこ
とにより脚部5の先端部11を締め込み、ワイヤ類14
を脚部5の先端部11でクランプする。
ヤ類クランプの断面図であり、このワイヤ類クランプ1
の有頭ボルト2は脚部5の先端部11を平行ネジ軸に形
成している他は図1に示したものと同様であり、有頭ボ
ルト2にナット3を締め込むことにより、前記脚部5の
先端外周部を牽制部としてのテーパ面15に受止めるこ
とにより脚部5の先端部11を締め込み、ワイヤ類14
を脚部5の先端部11でクランプする。
【0069】その他の構成は図1に示すものと同様であ
り、同様の作用ないし効果を得ることができる。
り、同様の作用ないし効果を得ることができる。
【0070】なお、この実施例において、図2に示すよ
うに調整ネジ6をナット3に連設したり、図には示さな
いが調整ネジ6及び調整ナット9を省略したりしてもよ
いのである。
うに調整ネジ6をナット3に連設したり、図には示さな
いが調整ネジ6及び調整ナット9を省略したりしてもよ
いのである。
【0071】つまり、図1〜図3において、図1は有頭
ボルト2に調整ネジ6が連設され、これに調整ナット9
を螺合したものであり、又、図2はナット3に調整ネジ
6を連設し、これに調製ナット9を螺合したものであ
り、図1と図2のボルト、ナットが平行ネジであるのに
対して図3はテーパネジであるという点において異なる
のである。
ボルト2に調整ネジ6が連設され、これに調整ナット9
を螺合したものであり、又、図2はナット3に調整ネジ
6を連設し、これに調製ナット9を螺合したものであ
り、図1と図2のボルト、ナットが平行ネジであるのに
対して図3はテーパネジであるという点において異なる
のである。
【0072】更に、図4に示すワイヤ類クランプは本発
明の更に他の実施例に係るものであり、このワイヤ類ク
ランプ1は、有頭テーパボルトからなる有頭ボルト2
と、テーパナットからなるナット3で構成されている他
は図1に示すものと同様に構成されている。この有頭テ
ーパボルト2の脚部5は少なくとも先端部11にテーパ
雄ネジが形成され、このテーパ雄ネジにテーパナット3
を捻じ込むことにより脚部5の先端部11が縮径され、
ワイヤ類挿通孔7に挿通されたワイヤ類14をクランプ
する。
明の更に他の実施例に係るものであり、このワイヤ類ク
ランプ1は、有頭テーパボルトからなる有頭ボルト2
と、テーパナットからなるナット3で構成されている他
は図1に示すものと同様に構成されている。この有頭テ
ーパボルト2の脚部5は少なくとも先端部11にテーパ
雄ネジが形成され、このテーパ雄ネジにテーパナット3
を捻じ込むことにより脚部5の先端部11が縮径され、
ワイヤ類挿通孔7に挿通されたワイヤ類14をクランプ
する。
【0073】このワイヤ類クランプのその他の構成は図
1に示したものと同様であり、同様の作用ないし効果が
得られる。又、前記調節ネジ6をナット3に連設した
り、調節ネジ6及び調節ナット9を省略したりしてもよ
いのである。
1に示したものと同様であり、同様の作用ないし効果が
得られる。又、前記調節ネジ6をナット3に連設した
り、調節ネジ6及び調節ナット9を省略したりしてもよ
いのである。
【0074】図5は前記本発明の一実施例に係るワイヤ
類クランプを用いる吊持装置の構成図であり、この吊持
装置は図1に示すワイヤ類クランプ1と、これに挿通さ
れた1本のワイヤ類14とで構成されている。
類クランプを用いる吊持装置の構成図であり、この吊持
装置は図1に示すワイヤ類クランプ1と、これに挿通さ
れた1本のワイヤ類14とで構成されている。
【0075】前記ワイヤ類14の上端部は丸く折返さ
れ、その先端部を金具17により拘束することにより乳
輪18が形成され、この乳輪18に支持体19が挿通、
支持される。
れ、その先端部を金具17により拘束することにより乳
輪18が形成され、この乳輪18に支持体19が挿通、
支持される。
【0076】このワイヤ類14は被吊持物20に挿通さ
れ、この被吊持物20よりも下側でワイヤ類14をクラ
ンプするワイヤ類クランプ1がこの被吊持物20を下か
ら受止める。
れ、この被吊持物20よりも下側でワイヤ類14をクラ
ンプするワイヤ類クランプ1がこの被吊持物20を下か
ら受止める。
【0077】このワイヤ類クランプ1の高さは、ワイヤ
類クランプ1でクランプするワイヤ類14の位置を調整
することにより正確に調整することができるのであり、
又、ワイヤ類クランプ1に対する被吊持物20の吊り下
げ高さは、被吊持物20を受止めるワイヤ類クランプ1
の調整ナット9の位置を調整することにより簡単に、か
つ正確に調整することができる。
類クランプ1でクランプするワイヤ類14の位置を調整
することにより正確に調整することができるのであり、
又、ワイヤ類クランプ1に対する被吊持物20の吊り下
げ高さは、被吊持物20を受止めるワイヤ類クランプ1
の調整ナット9の位置を調整することにより簡単に、か
つ正確に調整することができる。
【0078】図6は本発明の他の実施例を適用した例え
ば直管型蛍光灯灯具の吊持装置の斜視図であり、天井に
分散してネジ込んだヒートンからなる1対の支持体19
に2本のワイヤ類14の上端部を連結し、各ワイヤ類1
4の下端部をそれぞれ直管型蛍光灯灯具からなる被吊持
物20の天井板に分散して挿通し、その天井板を下側か
ら各ワイヤ類14の下端部をクランプするワイヤ類クラ
ンプ1で受止めるようにしている。各ワイヤ類クランプ
1としては図1ないし図4のいずれに示したものを用い
てもよい。
ば直管型蛍光灯灯具の吊持装置の斜視図であり、天井に
分散してネジ込んだヒートンからなる1対の支持体19
に2本のワイヤ類14の上端部を連結し、各ワイヤ類1
4の下端部をそれぞれ直管型蛍光灯灯具からなる被吊持
物20の天井板に分散して挿通し、その天井板を下側か
ら各ワイヤ類14の下端部をクランプするワイヤ類クラ
ンプ1で受止めるようにしている。各ワイヤ類クランプ
1としては図1ないし図4のいずれに示したものを用い
てもよい。
【0079】
【発明の効果】以上に説明したように、本第1発明にお
いては、ワイヤ類挿通孔と、スリットとが形成され、脚
部の先端を先細りに形成した有頭ボルトと、その脚部に
螺合し、締め込むことにより有頭ボルトの脚部の先端部
を縮径させるナットとからなるので、部品点数が極めて
少なく、構成が至極簡単で、取付作業が極めて簡単且つ
容易であるうえ、至極廉価なのであり、又、ナットを締
め込むことにより、有頭ボルトの脚部の先端部とこれを
受止めるナットの牽制部との接触圧が高められるので、
有頭ボルトからナットが緩解することに対する摩擦が極
めて大きく、ナットが振動などによって緩解することが
防止される結果、被吊持物などの落下が防止され、至極
安全であるなどの効果を奏するのである。
いては、ワイヤ類挿通孔と、スリットとが形成され、脚
部の先端を先細りに形成した有頭ボルトと、その脚部に
螺合し、締め込むことにより有頭ボルトの脚部の先端部
を縮径させるナットとからなるので、部品点数が極めて
少なく、構成が至極簡単で、取付作業が極めて簡単且つ
容易であるうえ、至極廉価なのであり、又、ナットを締
め込むことにより、有頭ボルトの脚部の先端部とこれを
受止めるナットの牽制部との接触圧が高められるので、
有頭ボルトからナットが緩解することに対する摩擦が極
めて大きく、ナットが振動などによって緩解することが
防止される結果、被吊持物などの落下が防止され、至極
安全であるなどの効果を奏するのである。
【0080】又、本第2発明においては、ワイヤ類挿通
孔とスリットとが形成された有頭ボルトと、この有頭ボ
ルトに螺合され、当該有頭ボルトの脚部の先端外周部を
受止めるテーパ面からなる牽制部を設けたナットとで構
成されているので、部品点数が極めて少なく、構成が至
極簡単で、取付作業が極めて簡単且つ容易であるうえ、
至極廉価なのであり、又、ナットを締め込むことによ
り、有頭ボルトの脚部の先端外周部とテーパ面との接触
圧が高められるので、有頭ボルトからナットが緩解する
ことに対する摩擦が極めて大きく、ナットが振動などに
よって緩解することが防止される結果、被吊持物などの
落下が防止され、至極安全であるなどの効果を奏するの
である。
孔とスリットとが形成された有頭ボルトと、この有頭ボ
ルトに螺合され、当該有頭ボルトの脚部の先端外周部を
受止めるテーパ面からなる牽制部を設けたナットとで構
成されているので、部品点数が極めて少なく、構成が至
極簡単で、取付作業が極めて簡単且つ容易であるうえ、
至極廉価なのであり、又、ナットを締め込むことによ
り、有頭ボルトの脚部の先端外周部とテーパ面との接触
圧が高められるので、有頭ボルトからナットが緩解する
ことに対する摩擦が極めて大きく、ナットが振動などに
よって緩解することが防止される結果、被吊持物などの
落下が防止され、至極安全であるなどの効果を奏するの
である。
【0081】次に、本第3発明においては、ワイヤ類挿
通孔とスリットとが形成された有頭テーパボルトとこれ
に螺合されるナットとで構成されるので、部品点数が極
めて少なく、構成が至極簡単で、取付作業が極めて簡単
且つ容易であるうえ、至極廉価なのであり、又、ナット
を締め込むことにより、有頭テーパボルトの脚部とナッ
トとの接触圧が高められるので、有頭テーパボルトから
ナットが緩解することに対する摩擦が極めて大きく、ナ
ットが振動などによって緩解することが防止される結
果、被吊持物などの落下が防止され、至極安全であるな
どの効果を奏するのである。
通孔とスリットとが形成された有頭テーパボルトとこれ
に螺合されるナットとで構成されるので、部品点数が極
めて少なく、構成が至極簡単で、取付作業が極めて簡単
且つ容易であるうえ、至極廉価なのであり、又、ナット
を締め込むことにより、有頭テーパボルトの脚部とナッ
トとの接触圧が高められるので、有頭テーパボルトから
ナットが緩解することに対する摩擦が極めて大きく、ナ
ットが振動などによって緩解することが防止される結
果、被吊持物などの落下が防止され、至極安全であるな
どの効果を奏するのである。
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図2は、本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】図3は、本発明の更に他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図4】図4は、本発明の更に又他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図5】図5は、本発明の一実施例のワイヤ類クランプ
を用いる吊持装置の構成図である。
を用いる吊持装置の構成図である。
【図6】図6は、本発明の一実施例のワイヤ類クランプ
を用いる吊持装置の構成図である。
を用いる吊持装置の構成図である。
1 ワイヤ類クランプ
2 有頭ボルト
3 ナット
4 頭部
5 脚部
6 調整ネジ
7 ワイヤ類挿通孔
8 スリット
9 調整ナット
11 先端部
13 牽制部
14 ワイヤ類
15 テーパ面
16 ワイヤ類挿通孔
Claims (19)
- 【請求項1】 頭部、先端部が先細りに形成された脚
部、軸心に沿って前記頭部及び脚部を貫通するワイヤ類
挿通孔、及び前記脚部の先端から所定の長さにわたって
前記ワイヤ類挿通孔から外周面に貫通するスリットを有
する有頭ボルトと、該有頭ボルトに螺合される雌ネジ及
び前記脚部の先端部を受止める牽制部を有するナットと
からなり、前記ナットを有頭ボルトに締め込むことによ
り前記脚部の先端部を前記牽制部に受止め、前記脚部の
先端部を縮径させて前記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワ
イヤ類をクランプすることを特徴とするワイヤ類クラン
プ。 - 【請求項2】 ナットには有頭ボルトのワイヤ挿通孔と
同軸状に貫通するワイヤ挿通孔が形成されている請求項
1に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項3】 牽制部が雌ネジ孔の奥端に形成された段
付面又は有頭ボルトの捻じ込み方向に細くなるテーパ面
の内周縁からなり、脚部の先端部の外周面を受止める請
求項1又は2に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項4】 有頭ボルトの頭部に同軸状に連設された
調整ネジとこれに螺合される調整ナットとが設けられ、
ワイヤ類挿通孔が調整ネジを貫通するように延長されて
いる請求項1ないし3のいずれか1項に記載のワイヤ類
クランプ。 - 【請求項5】 ナットに同軸状に連設された調整ネジ
と、この調整ネジに螺合される調整ナットと、前記ナッ
トのネジ穴からこの調整ネジを貫通するワイヤ類挿通孔
とが設けられている請求項1ないし3のいずれか1項に
記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項6】 有頭ボルトが蝶ボルトからなる請求項1
ないし5のいずれか1項に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項7】 ナットが蝶ナットからなる請求項1ない
し6のいずれか1項に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項8】 頭部、脚部、軸心に沿って当該頭部及び
脚部を貫通するワイヤ類挿通孔と、及び前記脚部の先端
から所定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から外周
面に貫通するスリットとを有する有頭ボルトと、この有
頭ボルトに螺合される雌ネジ及び前記脚部の先端外周部
を受止めるテーパ面を有するナットとからなり、前記ナ
ットを有頭ボルトに締め込むことにより前記脚部の先端
部を前記テーパ面に受止め、この脚部の先端部を縮径さ
せて前記ワイヤ類挿通孔に挿通されたワイヤ類をクラン
プすることを特徴とするワイヤ類クランプ。 - 【請求項9】 ナットには有頭ボルトのワイヤ挿通孔と
同軸状に当該ナットを貫通するワイヤ挿通孔が形成され
ている請求項8に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項10】 有頭ボルトの脚部の先端外周部に先細
りテーパ面が形成されている請求項8又は9に記載のワ
イヤ類クランプ。 - 【請求項11】 有頭ボルトの頭部に同軸状に連設され
た調整ネジとこれに螺合される調整ナットとが設けら
れ、ワイヤ類挿通孔が調整ネジを貫通するように延長さ
れている請求項8ないし10のいずれか1項に記載のワ
イヤ類クランプ。 - 【請求項12】 ナットに同軸状に連設された調整ネジ
と、この調整ネジに螺合される調整ナットと、前記ナッ
トのネジ穴からこの調整ネジを貫通するワイヤ類挿通孔
とが設けられている請求項8ないし10のいずれか1項
に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項13】 有頭ボルトが蝶ボルトからなる請求項
8ないし12のいずれか1項に記載のワイヤ類クラン
プ。 - 【請求項14】 ナットが蝶ナットからなる請求項8な
いし13に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項15】 頭部と、脚部と、軸心に沿って当該頭
部及び脚部を貫通するワイヤ類挿通孔と、前記脚部の先
端から所定の長さにわたって前記ワイヤ類挿通孔から外
周面に貫通するスリットとを有する有頭テーパボルト
と、この有頭テーパボルトに螺合されるナットからなる
ことを特徴とするワイヤ類クランプ。 - 【請求項16】 有頭テーパボルトの頭部に同軸状に連
設された調整ネジとこれに螺合される調整ナットとが設
けられ、ワイヤ類挿通孔が調整ネジを貫通するように延
長されている請求項15に記載のワイヤ類クランプ。 - 【請求項17】 ナットに同軸状に連設された調整ネジ
と、この調整ネジに螺合される調整ナットと、前記ナッ
トのネジ穴からこの調整ネジを貫通するワイヤ類挿通孔
とが設けられている請求項15に記載のワイヤ類クラン
プ。 - 【請求項18】 有頭テーパボルトがテーパ蝶ボルトか
らなる請求項15ないし17のいずれか1項に記載のワ
イヤ類クランプ。 - 【請求項19】 ナットが蝶ナットからなる請求項15
ないし18のいずれか1項に記載のワイヤ類クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001309469A JP2003113902A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | ワイヤ類クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001309469A JP2003113902A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | ワイヤ類クランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003113902A true JP2003113902A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19128614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001309469A Pending JP2003113902A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | ワイヤ類クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003113902A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010237170A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ngk Insulators Ltd | 把持治具、並びに、それを用いた計測装置および把持装置 |
| CN104438389A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-03-25 | 芜湖杰诺科技有限公司 | 一种线材抽线装置专用锁紧装置 |
| KR101597353B1 (ko) * | 2015-06-26 | 2016-02-26 | 제룡산업 주식회사 | 절연관통형 리드선 접속용 커넥터 |
-
2001
- 2001-10-05 JP JP2001309469A patent/JP2003113902A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010237170A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ngk Insulators Ltd | 把持治具、並びに、それを用いた計測装置および把持装置 |
| US8511659B2 (en) | 2009-03-31 | 2013-08-20 | Ngk Insulators, Ltd. | Holding jig, measurement device and holding device using the same |
| CN104438389A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-03-25 | 芜湖杰诺科技有限公司 | 一种线材抽线装置专用锁紧装置 |
| KR101597353B1 (ko) * | 2015-06-26 | 2016-02-26 | 제룡산업 주식회사 | 절연관통형 리드선 접속용 커넥터 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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