JP2003120522A - 流体機械用ピストンおよびその製造方法 - Google Patents
流体機械用ピストンおよびその製造方法Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体機械のハウジング側との摺動抵抗を低減
するとともにコストダウンを図ることができる流体機械
用ピストンを提供する。 【解決手段】 ピストン20は、金属製の連結部41
と、これに対して融着された樹脂製のピストン本体40
とを備えている。ピストン本体40は、圧縮機Cのハウ
ジングに形成されたシリンダボア12Aに収容されてい
る。連結部41はシュー21を介して斜板18に作動連
結されている。連結部41には、内周面11Aと当接す
ることでピストン本体40の軸線を中心としたピストン
20の回転を規制する回転規制部44が設けられてい
る。回転規制部44は、接続部45を介してピストン本
体40と一体形成されている。ピストン本体40と接続
部45と回転規制部44とは、同一の樹脂によって構成
されるとともに、同一のインサート成形工程によって同
時に形成される。
するとともにコストダウンを図ることができる流体機械
用ピストンを提供する。 【解決手段】 ピストン20は、金属製の連結部41
と、これに対して融着された樹脂製のピストン本体40
とを備えている。ピストン本体40は、圧縮機Cのハウ
ジングに形成されたシリンダボア12Aに収容されてい
る。連結部41はシュー21を介して斜板18に作動連
結されている。連結部41には、内周面11Aと当接す
ることでピストン本体40の軸線を中心としたピストン
20の回転を規制する回転規制部44が設けられてい
る。回転規制部44は、接続部45を介してピストン本
体40と一体形成されている。ピストン本体40と接続
部45と回転規制部44とは、同一の樹脂によって構成
されるとともに、同一のインサート成形工程によって同
時に形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製のピストン
本体と金属製の連結部とを備えた流体機械用ピストン及
びその製造方法に関するものである。
本体と金属製の連結部とを備えた流体機械用ピストン及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特開平9−2569
52号公報に開示された構成のように、圧縮機のシリン
ダボアに収容されたピストンのその軸線を中心とした回
転を規制するために、前記ピストンに対して回り止め部
(回転規制部)を設けたものが知られている。
52号公報に開示された構成のように、圧縮機のシリン
ダボアに収容されたピストンのその軸線を中心とした回
転を規制するために、前記ピストンに対して回り止め部
(回転規制部)を設けたものが知られている。
【0003】この回り止め部は、前記ピストンを駆動す
るための機構に該ピストンを作動連結するための連結部
(ピストン首部)において設けられている。前記回り止
め部が前記圧縮機のハウジングに当接することで、前記
ピストンの回転が規制される。この回転規制により、前
記連結部が前記駆動機構側に無用に接触することがなく
なり、その接触に伴なう振動や騒音の発生が防止され
る。一般に、前記回り止め部の表面には、前記ハウジン
グとの摺動抵抗を低減するためのコーティング等が施さ
れる。
るための機構に該ピストンを作動連結するための連結部
(ピストン首部)において設けられている。前記回り止
め部が前記圧縮機のハウジングに当接することで、前記
ピストンの回転が規制される。この回転規制により、前
記連結部が前記駆動機構側に無用に接触することがなく
なり、その接触に伴なう振動や騒音の発生が防止され
る。一般に、前記回り止め部の表面には、前記ハウジン
グとの摺動抵抗を低減するためのコーティング等が施さ
れる。
【0004】一方、ピストンの軽量化や、シリンダボア
との摺動抵抗低減のために、前記ピストンの前記シリン
ダボアに収容される部分(ピストン本体)を樹脂によっ
て形成した構成が知られている。この構成としては、例
えば、特開2000−274366号公報に開示された
ものが挙げられる。
との摺動抵抗低減のために、前記ピストンの前記シリン
ダボアに収容される部分(ピストン本体)を樹脂によっ
て形成した構成が知られている。この構成としては、例
えば、特開2000−274366号公報に開示された
ものが挙げられる。
【0005】この構成において、前記ピストン本体は、
前記ピストンを駆動するための機構に該ピストンを作動
連結するための連結部に対して、インサート成形によっ
て固定されている。
前記ピストンを駆動するための機構に該ピストンを作動
連結するための連結部に対して、インサート成形によっ
て固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−274366号公報に開示された構成では、前
述の回り止め部に相当する部分と前記ハウジングとの摺
動抵抗の低減に関する考慮がなされていない。例えば、
この構成において、前記回り止め部に相当する部分と前
記ハウジングとの摺動抵抗を低減するための手段を設け
る場合には、前記ピストン本体を前記連結部に対して固
定するための工程とは別の工程において設ける必要が生
じる。つまり、ピストン本体を樹脂製とすることによ
り、従来行われていたピストン本体へのコーティング工
程が省けてコストダウンが図れても、回り止め部を別工
程で形成するため、結局、前記ピストンを製造するため
の工程数の低減によるコストダウンを図ることが困難と
なる。しかも、この場合、前記摺動抵抗を低減するため
の手段が樹脂部となるにしても、その材料についても考
慮されていないことから、材料管理の面からもコストダ
ウンが図れない。
000−274366号公報に開示された構成では、前
述の回り止め部に相当する部分と前記ハウジングとの摺
動抵抗の低減に関する考慮がなされていない。例えば、
この構成において、前記回り止め部に相当する部分と前
記ハウジングとの摺動抵抗を低減するための手段を設け
る場合には、前記ピストン本体を前記連結部に対して固
定するための工程とは別の工程において設ける必要が生
じる。つまり、ピストン本体を樹脂製とすることによ
り、従来行われていたピストン本体へのコーティング工
程が省けてコストダウンが図れても、回り止め部を別工
程で形成するため、結局、前記ピストンを製造するため
の工程数の低減によるコストダウンを図ることが困難と
なる。しかも、この場合、前記摺動抵抗を低減するため
の手段が樹脂部となるにしても、その材料についても考
慮されていないことから、材料管理の面からもコストダ
ウンが図れない。
【0007】本発明の第1の目的は、流体機械のハウジ
ング側との摺動抵抗を低減するとともにコストダウンを
図ることができる流体機械用ピストンを提供することに
ある。また、第2の目的は、その製造方法を提供するこ
とにある。
ング側との摺動抵抗を低減するとともにコストダウンを
図ることができる流体機械用ピストンを提供することに
ある。また、第2の目的は、その製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の発明では、前記連結部が前記
ハウジング側の当接部に対して当接することを防止する
ための樹脂部と、前記ピストン本体とを、同一の樹脂に
よって構成している。
ために、請求項1に記載の発明では、前記連結部が前記
ハウジング側の当接部に対して当接することを防止する
ための樹脂部と、前記ピストン本体とを、同一の樹脂に
よって構成している。
【0009】この発明によれば、連結部に対してピスト
ン本体を設けるための工程と同じ工程において、樹脂部
を前記連結部に設けることが可能になる。この工程とし
ては、例えば、インサート成形によって前記ピストン本
体及び前記樹脂部を前記連結部に設ける工程等が挙げら
れる。この場合、例えば、連結部に対してピストン本体
を設ける工程とは別の工程において樹脂部を前記連結部
に設ける場合に比較して、流体機械用ピストンを製造す
るための工程数を減らすことができるため、コストダウ
ンを図ることが可能になる。
ン本体を設けるための工程と同じ工程において、樹脂部
を前記連結部に設けることが可能になる。この工程とし
ては、例えば、インサート成形によって前記ピストン本
体及び前記樹脂部を前記連結部に設ける工程等が挙げら
れる。この場合、例えば、連結部に対してピストン本体
を設ける工程とは別の工程において樹脂部を前記連結部
に設ける場合に比較して、流体機械用ピストンを製造す
るための工程数を減らすことができるため、コストダウ
ンを図ることが可能になる。
【0010】なお、本発明においては、前記ピストン本
体及び前記樹脂部が同一工程において前記連結部に設け
られなくてもよい。例えば、前記ピストン本体と前記樹
脂部とが互いに別の工程において前記連結部に設けられ
る場合にも、前記ピストン本体と前記樹脂部とを構成す
る樹脂が同一であれば、前記両者の構成材料が互いに異
なる場合に比較して、前記両者を構成するための材料の
管理等が簡単になり、コストダウンを図ることが可能に
なる。
体及び前記樹脂部が同一工程において前記連結部に設け
られなくてもよい。例えば、前記ピストン本体と前記樹
脂部とが互いに別の工程において前記連結部に設けられ
る場合にも、前記ピストン本体と前記樹脂部とを構成す
る樹脂が同一であれば、前記両者の構成材料が互いに異
なる場合に比較して、前記両者を構成するための材料の
管理等が簡単になり、コストダウンを図ることが可能に
なる。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記流体機械は、回転軸の回転運動
に基づいて駆動されるカムプレートを備えている。前記
流体機械はまた、前記連結部に作動連結される前記カム
プレートを介して前記ピストン本体を前記シリンダボア
に沿って往復運動させる前記ピストン駆動部を備えてい
る。そして、前記樹脂部の少なくとも一部は、前記当接
部と当接することで、前記ピストン本体の軸線を中心と
した前記ピストン本体及び前記連結部の回転を規制する
回転規制部を構成している。
載の発明において、前記流体機械は、回転軸の回転運動
に基づいて駆動されるカムプレートを備えている。前記
流体機械はまた、前記連結部に作動連結される前記カム
プレートを介して前記ピストン本体を前記シリンダボア
に沿って往復運動させる前記ピストン駆動部を備えてい
る。そして、前記樹脂部の少なくとも一部は、前記当接
部と当接することで、前記ピストン本体の軸線を中心と
した前記ピストン本体及び前記連結部の回転を規制する
回転規制部を構成している。
【0012】この発明によれば、流体機械用ピストンの
ピストン本体の軸線を中心とした回転に基づく連結部と
前記ハウジング側の当接部との当接が前記樹脂部の少な
くとも一部によって構成された回転規制部によって防止
される。
ピストン本体の軸線を中心とした回転に基づく連結部と
前記ハウジング側の当接部との当接が前記樹脂部の少な
くとも一部によって構成された回転規制部によって防止
される。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の発明において、前記ピストン本体と前記樹
脂部とが一体形成されている。この発明によれば、ピス
トン本体と樹脂部とが別体とされた場合に比較して、前
記樹脂部の前記連結部に対する固定強度を大きく確保し
やすくなる。
は2に記載の発明において、前記ピストン本体と前記樹
脂部とが一体形成されている。この発明によれば、ピス
トン本体と樹脂部とが別体とされた場合に比較して、前
記樹脂部の前記連結部に対する固定強度を大きく確保し
やすくなる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれか一項に記載の発明において、前記樹脂部は、
前記連結部からの前記樹脂部の脱落を防止するために、
前記連結部の一部を抱え込むように形成されている。
のいずれか一項に記載の発明において、前記樹脂部は、
前記連結部からの前記樹脂部の脱落を防止するために、
前記連結部の一部を抱え込むように形成されている。
【0015】この発明によれば、連結部からの樹脂部の
脱落防止が可能になる。請求項5に記載の発明では、請
求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記
連結部及び前記樹脂部の一方に凹部を形成するととも
に、他方において前記凹部に係合する凸部を形成し、前
記凹部と前記凸部とを凹凸係合させた。
脱落防止が可能になる。請求項5に記載の発明では、請
求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記
連結部及び前記樹脂部の一方に凹部を形成するととも
に、他方において前記凹部に係合する凸部を形成し、前
記凹部と前記凸部とを凹凸係合させた。
【0016】この発明によれば、前記凹部と前記凸部と
の凹凸係合によって、連結部からの樹脂部の脱落を防止
することができる。請求項6に記載の発明では、請求項
1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記連結
部には孔が形成されている。また、前記樹脂部は、その
一部が前記孔に挿入されるとともに、前記孔の一方の開
口側に対応する部分と他方の開口側に対応する部分と
が、前記挿入された部分によって連結されている。
の凹凸係合によって、連結部からの樹脂部の脱落を防止
することができる。請求項6に記載の発明では、請求項
1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記連結
部には孔が形成されている。また、前記樹脂部は、その
一部が前記孔に挿入されるとともに、前記孔の一方の開
口側に対応する部分と他方の開口側に対応する部分と
が、前記挿入された部分によって連結されている。
【0017】この発明によれば、樹脂部は、前記孔の一
方の開口側に対応する部分と他方の開口側に対応する部
分との前記連結によって、連結部からの脱落が防止され
得るようになる。
方の開口側に対応する部分と他方の開口側に対応する部
分との前記連結によって、連結部からの脱落が防止され
得るようになる。
【0018】請求項7に記載の発明では、前記連結部が
前記ハウジングに対して当接することを防止するための
樹脂部と、前記ピストン本体とを、前記連結部をインサ
ート成形する工程において同時に形成するようにした。
前記ハウジングに対して当接することを防止するための
樹脂部と、前記ピストン本体とを、前記連結部をインサ
ート成形する工程において同時に形成するようにした。
【0019】この発明によれば、例えば、連結部に対し
てピストン本体を設ける工程とは別の工程において樹脂
部を前記連結部に設ける場合に比較して、流体機械用ピ
ストンを製造するための工程数を削減することができる
ため、コストダウンを図ることが可能になる。
てピストン本体を設ける工程とは別の工程において樹脂
部を前記連結部に設ける場合に比較して、流体機械用ピ
ストンを製造するための工程数を削減することができる
ため、コストダウンを図ることが可能になる。
【0020】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の発明において、二つの連結部を互いに接続した一体
の状態で、鍛造または鋳造により形成するようにした。
そして前記連結部の両側において、前記ピストン本体に
それぞれインサート成形するようにした。さらに前記ピ
ストン本体の外周面加工等を施した後、前記連結部を切
り離し、個々の流体機械用ピストンを形成するようにし
た。
載の発明において、二つの連結部を互いに接続した一体
の状態で、鍛造または鋳造により形成するようにした。
そして前記連結部の両側において、前記ピストン本体に
それぞれインサート成形するようにした。さらに前記ピ
ストン本体の外周面加工等を施した後、前記連結部を切
り離し、個々の流体機械用ピストンを形成するようにし
た。
【0021】この発明によれば、二つの流体機械用ピス
トンに対して同時に成形、加工ができ、一層コストダウ
ンを図ることが可能になる。
トンに対して同時に成形、加工ができ、一層コストダウ
ンを図ることが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態を図1〜図4に従って説明する。
の第1の実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0023】図1は、車両空調装置に適用される流体機
械としての片頭ピストン式可変容量型圧縮機(以下、単
に圧縮機という)Cを示したものである。なお、図1で
は、図面左方を圧縮機Cの前方、右方を後方としてい
る。
械としての片頭ピストン式可変容量型圧縮機(以下、単
に圧縮機という)Cを示したものである。なお、図1で
は、図面左方を圧縮機Cの前方、右方を後方としてい
る。
【0024】圧縮機Cにおいて、フロントハウジング1
1は、センタハウジングとしてのシリンダブロック12
の前端部に接合固定されている。リヤハウジング13
は、シリンダブロック12の後端部に弁形成体14を介
して接合固定されている。フロントハウジング11、シ
リンダブロック12及びリヤハウジング13は、圧縮機
Cのハウジングを構成する。前記ハウジング及び弁形成
体14は、フロントハウジング11、シリンダブロック
12及び弁形成体14を貫通してリヤハウジング13に
螺合された複数(図1では1本のみ図示)のボルト10
の締め付けによって接合固定されている。
1は、センタハウジングとしてのシリンダブロック12
の前端部に接合固定されている。リヤハウジング13
は、シリンダブロック12の後端部に弁形成体14を介
して接合固定されている。フロントハウジング11、シ
リンダブロック12及びリヤハウジング13は、圧縮機
Cのハウジングを構成する。前記ハウジング及び弁形成
体14は、フロントハウジング11、シリンダブロック
12及び弁形成体14を貫通してリヤハウジング13に
螺合された複数(図1では1本のみ図示)のボルト10
の締め付けによって接合固定されている。
【0025】クランク室15は、フロントハウジング1
1とシリンダブロック12とに囲まれて区画形成されて
いる。回転軸16は、クランク室15を通るようにフロ
ントハウジング11とシリンダブロック12との間で回
転可能に架設支持されている。図示しないが、回転軸1
6は、外部駆動源としての車両エンジンに電磁クラッチ
等のクラッチ機構を介して作動連結されている。
1とシリンダブロック12とに囲まれて区画形成されて
いる。回転軸16は、クランク室15を通るようにフロ
ントハウジング11とシリンダブロック12との間で回
転可能に架設支持されている。図示しないが、回転軸1
6は、外部駆動源としての車両エンジンに電磁クラッチ
等のクラッチ機構を介して作動連結されている。
【0026】回転支持体17は、クランク室15におい
て回転軸16に止着されている。カムプレートとしての
斜板18は、ヒンジ機構19を介して回転軸16と一体
回転可能であるとともに回転軸16の軸線Lに対して傾
動可能となるように連結されている。
て回転軸16に止着されている。カムプレートとしての
斜板18は、ヒンジ機構19を介して回転軸16と一体
回転可能であるとともに回転軸16の軸線Lに対して傾
動可能となるように連結されている。
【0027】シリンダボア12Aは、シリンダブロック
12において回転軸16の軸線L周りに複数(図面中に
は一個所のみ示す)が貫設形成されている。流体機械用
ピストンとしての複数の片頭型のピストン20は各シリ
ンダボア12Aに収容されている。ピストン20はシュ
ー21を介して斜板18に係留されている。従って、回
転軸16の回転運動は、斜板18及びシュー21を介し
て、ピストン20のシリンダボア12Aに沿った往復運
動に変換される。
12において回転軸16の軸線L周りに複数(図面中に
は一個所のみ示す)が貫設形成されている。流体機械用
ピストンとしての複数の片頭型のピストン20は各シリ
ンダボア12Aに収容されている。ピストン20はシュ
ー21を介して斜板18に係留されている。従って、回
転軸16の回転運動は、斜板18及びシュー21を介し
て、ピストン20のシリンダボア12Aに沿った往復運
動に変換される。
【0028】吸入室22及び吐出室23は、リヤハウジ
ング13にそれぞれ区画形成されている。吸入ポート2
4、吸入弁25、吐出ポート26及び吐出弁27は、そ
れぞれ弁形成体14に形成されている。そして、吸入室
22の冷媒ガスは、ピストン20の復動動作(図におけ
る右方から左方への移動動作)により吸入ポート24及
び吸入弁25を介してシリンダボア12Aに吸入され
る。シリンダボア12Aに吸入された冷媒ガスは、ピス
トン20の往動動作(図における左方から右方への移動
動作)により所定の圧力となるまで圧縮され、吐出ポー
ト26及び吐出弁27を介して吐出室23に吐出され
る。
ング13にそれぞれ区画形成されている。吸入ポート2
4、吸入弁25、吐出ポート26及び吐出弁27は、そ
れぞれ弁形成体14に形成されている。そして、吸入室
22の冷媒ガスは、ピストン20の復動動作(図におけ
る右方から左方への移動動作)により吸入ポート24及
び吸入弁25を介してシリンダボア12Aに吸入され
る。シリンダボア12Aに吸入された冷媒ガスは、ピス
トン20の往動動作(図における左方から右方への移動
動作)により所定の圧力となるまで圧縮され、吐出ポー
ト26及び吐出弁27を介して吐出室23に吐出され
る。
【0029】給気通路28は吐出室23とクランク室1
5とを接続する。抽気通路29はクランク室15と吸入
室22とを接続する。容量制御弁30は給気通路28の
途中に設けられている。感圧通路31は吸入室22と容
量制御弁30とを接続する。
5とを接続する。抽気通路29はクランク室15と吸入
室22とを接続する。容量制御弁30は給気通路28の
途中に設けられている。感圧通路31は吸入室22と容
量制御弁30とを接続する。
【0030】容量制御弁30は、感圧通路31を介して
導入される吸入圧にダイヤフラム30Aが感応すること
で、弁体30Bを開閉動作させて給気通路28の開度を
変更する。給気通路28の開度が変更されると、クラン
ク室15への吐出冷媒ガスの導入量が変更され、冷媒ガ
スの抽気通路29を介した吸入室22への逃がし量との
関係から、クランク室15の圧力が変更される。従っ
て、クランク室15の圧力とシリンダボア12Aの圧力
とのピストン20を介した差が変更され、斜板18の傾
角が変更される。その結果、ピストン20のストローク
量が変更され、吐出容量が調節される。
導入される吸入圧にダイヤフラム30Aが感応すること
で、弁体30Bを開閉動作させて給気通路28の開度を
変更する。給気通路28の開度が変更されると、クラン
ク室15への吐出冷媒ガスの導入量が変更され、冷媒ガ
スの抽気通路29を介した吸入室22への逃がし量との
関係から、クランク室15の圧力が変更される。従っ
て、クランク室15の圧力とシリンダボア12Aの圧力
とのピストン20を介した差が変更され、斜板18の傾
角が変更される。その結果、ピストン20のストローク
量が変更され、吐出容量が調節される。
【0031】本実施形態においては、回転軸16、回転
支持体17、斜板18、ヒンジ機構19及びシュー21
がピストン駆動部を構成する。次に、ピストン20の構
成について詳述する。
支持体17、斜板18、ヒンジ機構19及びシュー21
がピストン駆動部を構成する。次に、ピストン20の構
成について詳述する。
【0032】図1及び図2に示すように、ピストン20
は、シリンダボア12Aに収容される樹脂製のピストン
本体40と、斜板18の外周部にシュー21を介して連
結される金属製の連結部41とを備えている。ピストン
本体40と連結部41とは、ピストン20の軸線方向に
連結されている。
は、シリンダボア12Aに収容される樹脂製のピストン
本体40と、斜板18の外周部にシュー21を介して連
結される金属製の連結部41とを備えている。ピストン
本体40と連結部41とは、ピストン20の軸線方向に
連結されている。
【0033】ピストン本体40は、固体潤滑性を有する
フッ素樹脂によって構成されている。連結部41は、ア
ルミニウム合金から、鍛造や鋳造等によって製作されて
いる。連結部41を構成する材料としてアルミニウム合
金を用いているのはピストン20の軽量化のためであ
る。
フッ素樹脂によって構成されている。連結部41は、ア
ルミニウム合金から、鍛造や鋳造等によって製作されて
いる。連結部41を構成する材料としてアルミニウム合
金を用いているのはピストン20の軽量化のためであ
る。
【0034】連結部41にはシュー挿入部42が形成さ
れ、このシュー挿入部42内には、ピストン20の軸線
方向前後一対の凹球面状をなす受け面42Aが対向形成
されている。一対の半球状をなすシュー21は、斜板1
8の外周部の前後面を狭持するとともにシュー挿入部4
2内に収容され、それぞれ対応する受け面42Aによっ
て摺動自在に球面受けされている。従って、シュー21
は斜板18の前後面を摺動することで、回転軸16と一
体回転する斜板18の回転運動に基づいて、ピストン2
0をその軸線方向に往復運動させる。
れ、このシュー挿入部42内には、ピストン20の軸線
方向前後一対の凹球面状をなす受け面42Aが対向形成
されている。一対の半球状をなすシュー21は、斜板1
8の外周部の前後面を狭持するとともにシュー挿入部4
2内に収容され、それぞれ対応する受け面42Aによっ
て摺動自在に球面受けされている。従って、シュー21
は斜板18の前後面を摺動することで、回転軸16と一
体回転する斜板18の回転運動に基づいて、ピストン2
0をその軸線方向に往復運動させる。
【0035】インサート部43は連結部41に一体形成
されている(図1参照)。インサート部43は、その基
端側の径が先端側の径よりも小さく設定された円錐台状
に形成されている。
されている(図1参照)。インサート部43は、その基
端側の径が先端側の径よりも小さく設定された円錐台状
に形成されている。
【0036】ピストン本体40は、インサート部43を
内包するようにして連結部41に融着されている。ピス
トン本体40は、その中間部において肉抜き(肉盗み)
による軽量化処理が施されている。
内包するようにして連結部41に融着されている。ピス
トン本体40は、その中間部において肉抜き(肉盗み)
による軽量化処理が施されている。
【0037】前述したピストン20と斜板18とのシュ
ー21を介した連結構造は、ピストン20の自身の軸線
(すなわちピストン本体40の軸線)を中心とした回転
を許容する。本実施形態のピストン20においては、フ
ロントハウジング11の内周面11Aと当接することで
ピストン20の前記回転を規制するための回転規制部4
4が設けられている。回転規制部44は、ピストン20
が前記軸線を中心として中立位置から或る程度回転した
とき、その両端部分(ピストン本体40の周方向におけ
る両端側の部分)の一方がフロントハウジング11の内
周面11Aに当接するようになっている。内周面11A
は、前記ハウジング側の当接部として機能する。
ー21を介した連結構造は、ピストン20の自身の軸線
(すなわちピストン本体40の軸線)を中心とした回転
を許容する。本実施形態のピストン20においては、フ
ロントハウジング11の内周面11Aと当接することで
ピストン20の前記回転を規制するための回転規制部4
4が設けられている。回転規制部44は、ピストン20
が前記軸線を中心として中立位置から或る程度回転した
とき、その両端部分(ピストン本体40の周方向におけ
る両端側の部分)の一方がフロントハウジング11の内
周面11Aに当接するようになっている。内周面11A
は、前記ハウジング側の当接部として機能する。
【0038】回転規制部44は、接続部45を介してピ
ストン本体40と一体形成されるとともに、連結部41
に対して融着されている。すなわち、回転規制部44及
び接続部45は、ピストン本体40と同一の樹脂によっ
て構成されているとともに、連結部41が内周面11A
に対して当接することを防止するための樹脂部を構成す
る。回転規制部44は、前記ピストン20の回転によっ
て連結部41が直接フロントハウジング11の内周面1
1Aと当接しないように、連結部41の前端部(ピスト
ン本体40と反対側)において回転軸16と反対側の面
を樹脂が覆うように設けられている。
ストン本体40と一体形成されるとともに、連結部41
に対して融着されている。すなわち、回転規制部44及
び接続部45は、ピストン本体40と同一の樹脂によっ
て構成されているとともに、連結部41が内周面11A
に対して当接することを防止するための樹脂部を構成す
る。回転規制部44は、前記ピストン20の回転によっ
て連結部41が直接フロントハウジング11の内周面1
1Aと当接しないように、連結部41の前端部(ピスト
ン本体40と反対側)において回転軸16と反対側の面
を樹脂が覆うように設けられている。
【0039】図2及び図3に示すように、回転規制部4
4及び接続部45には、前記樹脂部の連結部41からの
脱落を防止するために、連結部41の一部を抱え込むよ
うに形成された脱落防止片44A,45Aがそれぞれ一
体形成されている。回転規制部44に設けられた脱落防
止片44Aは、連結部41に形成された凹部46に対し
て凹凸係合する凸部として機能する。なお、図3は、前
記軸線方向におけるシュー挿入部42の中間部付近にお
いて、連結部41及び接続部45を前記軸線に対して直
交する方向に切断した状態の断面図である(図1の3−
3線における断面図)。
4及び接続部45には、前記樹脂部の連結部41からの
脱落を防止するために、連結部41の一部を抱え込むよ
うに形成された脱落防止片44A,45Aがそれぞれ一
体形成されている。回転規制部44に設けられた脱落防
止片44Aは、連結部41に形成された凹部46に対し
て凹凸係合する凸部として機能する。なお、図3は、前
記軸線方向におけるシュー挿入部42の中間部付近にお
いて、連結部41及び接続部45を前記軸線に対して直
交する方向に切断した状態の断面図である(図1の3−
3線における断面図)。
【0040】図4は、連結部41のインサート成形工程
においてピストン本体40、回転規制部44及び接続部
45が形成された状態を示した図である。前記インサー
ト成形工程においては、二つの連結部41が互いに接続
された状態で一体形成されたものが、その両側におい
て、樹脂製のピストン本体40に対して、それぞれ前記
インサート成形が行われると同時に、回転規制部44及
び接続部45がピストン本体40に対して一体成形され
るようになっている。すなわち、本実施形態では、前記
インサート成形工程において、ピストン本体40、回転
規制部44及び接続部45は同時に形成される。図4に
は、互いに一体形成された二つの連結部41が切り離さ
れる前の状態が示されている。図4の状態から、二つの
連結部41の接続部分が切断(切り離し加工)され、そ
れぞれ別体のピストン20が形成される。連結部41は
鍛造や鋳造で形成された後、シュー挿入部42の受け面
42Aが加工されるようになっている。しかし、インサ
ート成形後に行われるピストン本体40の外周面加工等
とともに、この受け面42Aの加工を行うようにしても
よい。そして最後に前記切り離し加工がなされる。
においてピストン本体40、回転規制部44及び接続部
45が形成された状態を示した図である。前記インサー
ト成形工程においては、二つの連結部41が互いに接続
された状態で一体形成されたものが、その両側におい
て、樹脂製のピストン本体40に対して、それぞれ前記
インサート成形が行われると同時に、回転規制部44及
び接続部45がピストン本体40に対して一体成形され
るようになっている。すなわち、本実施形態では、前記
インサート成形工程において、ピストン本体40、回転
規制部44及び接続部45は同時に形成される。図4に
は、互いに一体形成された二つの連結部41が切り離さ
れる前の状態が示されている。図4の状態から、二つの
連結部41の接続部分が切断(切り離し加工)され、そ
れぞれ別体のピストン20が形成される。連結部41は
鍛造や鋳造で形成された後、シュー挿入部42の受け面
42Aが加工されるようになっている。しかし、インサ
ート成形後に行われるピストン本体40の外周面加工等
とともに、この受け面42Aの加工を行うようにしても
よい。そして最後に前記切り離し加工がなされる。
【0041】本実施形態では、以下のような効果を得る
ことができる。 (1) ピストン20において、フロントハウジング1
1の内周面11Aと当接することでピストン20の前記
回転を規制するための回転規制部44を設けた。これに
よれば、ピストン20の前記回転が規制されることで、
連結部41のシュー挿入部42付近の斜板18への干渉
が防止される。その結果、前記干渉による振動や騒音の
発生が防止される。
ことができる。 (1) ピストン20において、フロントハウジング1
1の内周面11Aと当接することでピストン20の前記
回転を規制するための回転規制部44を設けた。これに
よれば、ピストン20の前記回転が規制されることで、
連結部41のシュー挿入部42付近の斜板18への干渉
が防止される。その結果、前記干渉による振動や騒音の
発生が防止される。
【0042】(2) ピストン20のピストン本体40
の軸線を中心とした回転に基づく連結部41と内周面1
1Aとの当接が、前記樹脂部の一部を構成する回転規制
部44によって防止される。回転規制部44は、樹脂に
よって形成されているため、例えば、金属によって形成
された場合に比較して、内周面11Aと当接した場合に
生じる騒音が低減される。さらに、回転規制部44は、
固体潤滑性を有するフッ素樹脂によって形成されてい
る。したがって、回転規制部44が内周面11Aと当接
した場合の両者間の摺動抵抗は比較的低い。
の軸線を中心とした回転に基づく連結部41と内周面1
1Aとの当接が、前記樹脂部の一部を構成する回転規制
部44によって防止される。回転規制部44は、樹脂に
よって形成されているため、例えば、金属によって形成
された場合に比較して、内周面11Aと当接した場合に
生じる騒音が低減される。さらに、回転規制部44は、
固体潤滑性を有するフッ素樹脂によって形成されてい
る。したがって、回転規制部44が内周面11Aと当接
した場合の両者間の摺動抵抗は比較的低い。
【0043】(3) 前記樹脂部(回転規制部44及び
接続部45)とピストン本体40とを同一の樹脂によっ
て構成した。これによれば、連結部41に対してピスト
ン本体40を設けるための工程(本実施形態では前記イ
ンサート成形工程)と同じ工程において、前記樹脂部を
連結部41に設けることが可能になる。この場合、例え
ば、連結部に対してピストン本体を設ける工程とは別の
工程において樹脂部を前記連結部に設ける場合に比較し
て、ピストンを製造するための工程数を減らすことがで
きるため、コストダウンを図ることが可能になる。
接続部45)とピストン本体40とを同一の樹脂によっ
て構成した。これによれば、連結部41に対してピスト
ン本体40を設けるための工程(本実施形態では前記イ
ンサート成形工程)と同じ工程において、前記樹脂部を
連結部41に設けることが可能になる。この場合、例え
ば、連結部に対してピストン本体を設ける工程とは別の
工程において樹脂部を前記連結部に設ける場合に比較し
て、ピストンを製造するための工程数を減らすことがで
きるため、コストダウンを図ることが可能になる。
【0044】(4) 前記樹脂部(回転規制部44及び
接続部45)とピストン本体40とが一体形成されてい
る。これによれば、樹脂部とピストン本体とが別体とさ
れた場合に比較して、前記樹脂部の連結部41に対する
固定強度を大きく確保しやすくなる。また、インサート
成形によってピストン本体40及び前記樹脂部を連結部
41に設ける場合には、前記インサート成形に用いる金
型において、ピストン本体40用の湯口と前記樹脂部用
の湯口とを共用することが可能になる。
接続部45)とピストン本体40とが一体形成されてい
る。これによれば、樹脂部とピストン本体とが別体とさ
れた場合に比較して、前記樹脂部の連結部41に対する
固定強度を大きく確保しやすくなる。また、インサート
成形によってピストン本体40及び前記樹脂部を連結部
41に設ける場合には、前記インサート成形に用いる金
型において、ピストン本体40用の湯口と前記樹脂部用
の湯口とを共用することが可能になる。
【0045】(5) 前記樹脂部(回転規制部44及び
接続部45)は、連結部41からの前記樹脂部の脱落を
防止するために、連結部41の一部を抱え込むように形
成されている。これによれば、連結部41からの前記樹
脂部の脱落防止が可能になる。
接続部45)は、連結部41からの前記樹脂部の脱落を
防止するために、連結部41の一部を抱え込むように形
成されている。これによれば、連結部41からの前記樹
脂部の脱落防止が可能になる。
【0046】(6) 連結部41側に形成した凹部46
と、前記樹脂部側(回転規制部44)に形成した前記凸
部とを、互いに凹凸係合させた。これによれば、前記凹
凸係合によって、連結部41からの前記樹脂部の脱落を
防止することができる。
と、前記樹脂部側(回転規制部44)に形成した前記凸
部とを、互いに凹凸係合させた。これによれば、前記凹
凸係合によって、連結部41からの前記樹脂部の脱落を
防止することができる。
【0047】(7) 圧縮機Cは、連結部41とシュー
21を介して作動連結された斜板18の回転運動に基づ
いてピストン本体40をシリンダボア12Aに沿って往
復運動させる構成とされている。これによれば、斜板1
8の回転運動の影響(例えば斜板18とシュー21との
摺動による連れ回り)等によるピストン本体40の軸線
を中心としたピストン20の回転に基づく連結部41と
内周面11Aとの当接が、回転規制部44によって防止
される。
21を介して作動連結された斜板18の回転運動に基づ
いてピストン本体40をシリンダボア12Aに沿って往
復運動させる構成とされている。これによれば、斜板1
8の回転運動の影響(例えば斜板18とシュー21との
摺動による連れ回り)等によるピストン本体40の軸線
を中心としたピストン20の回転に基づく連結部41と
内周面11Aとの当接が、回転規制部44によって防止
される。
【0048】(8) 連結部41はアルミニウム(具体
的にはアルミニウム合金)によって構成されている。こ
れによれば、連結部を鉄によって構成した場合に比較し
て軽量化が容易になる。
的にはアルミニウム合金)によって構成されている。こ
れによれば、連結部を鉄によって構成した場合に比較し
て軽量化が容易になる。
【0049】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、第1の実施形態において主にピストンの構成を変更
したものであり、その他の点では第1の実施形態とほぼ
同様の構成になっている。従って、第1の実施形態と共
通する構成部分については図面上に同一符号を付して重
複した説明を省略する。
は、第1の実施形態において主にピストンの構成を変更
したものであり、その他の点では第1の実施形態とほぼ
同様の構成になっている。従って、第1の実施形態と共
通する構成部分については図面上に同一符号を付して重
複した説明を省略する。
【0050】図5は、本実施形態のピストン20の概要
を示す斜視図である。本実施形態のピストン20は、例
えば、冷媒として二酸化炭素を適用した比較的高圧な冷
媒圧縮を必要とする圧縮機に用いられるものである。
を示す斜視図である。本実施形態のピストン20は、例
えば、冷媒として二酸化炭素を適用した比較的高圧な冷
媒圧縮を必要とする圧縮機に用いられるものである。
【0051】図5及び図6に示すように、本実施形態の
ピストン20は、第1の実施形態のピストン20に比較
して、ピストン本体40のその直径に対する軸線方向の
長さの比率が高い、すなわち、細長い形状となってい
る。ピストン本体40は円柱状に形成され、肉抜き(肉
盗み)による軽量化処理は施されていない。
ピストン20は、第1の実施形態のピストン20に比較
して、ピストン本体40のその直径に対する軸線方向の
長さの比率が高い、すなわち、細長い形状となってい
る。ピストン本体40は円柱状に形成され、肉抜き(肉
盗み)による軽量化処理は施されていない。
【0052】本実施形態において、回転規制部44は、
連結部41の回転軸16と反対側の面のほぼ全体を覆う
ように設けられている。回転規制部44は、接続部45
を介してピストン本体40と一体形成されている。すな
わち、回転規制部44及び接続部45は、ピストン本体
40と同一の樹脂によって構成されている。本実施形態
においても、ピストン本体40、回転規制部44及び接
続部45は、連結部41のインサート成形工程におい
て、同時に形成される。
連結部41の回転軸16と反対側の面のほぼ全体を覆う
ように設けられている。回転規制部44は、接続部45
を介してピストン本体40と一体形成されている。すな
わち、回転規制部44及び接続部45は、ピストン本体
40と同一の樹脂によって構成されている。本実施形態
においても、ピストン本体40、回転規制部44及び接
続部45は、連結部41のインサート成形工程におい
て、同時に形成される。
【0053】図5及び図7に示すように、回転規制部4
4の図7における左右両端部分には、回転規制部44と
で連結部41を抱え込むように形成された延設部47が
設けられている。回転規制部44、接続部45及び延設
部47によって、連結部41が内周面11Aに対して当
接することを防止するための樹脂部が構成されている。
4の図7における左右両端部分には、回転規制部44と
で連結部41を抱え込むように形成された延設部47が
設けられている。回転規制部44、接続部45及び延設
部47によって、連結部41が内周面11Aに対して当
接することを防止するための樹脂部が構成されている。
【0054】回転規制部44及び延設部47は、連結部
41の前端部の一部を覆わないように形成されている。
そして、その回転規制部44及び延設部47によって覆
われていない部分の連結部41の表面(但し、前方を臨
む面を除く)は、回転規制部44及び延設部47の表面
の前方への延長面上に位置するように形成されている。
本実施形態においては、内周面11A上に、ピストン2
0がピストン本体40の軸線を中心として回転した場合
に回転規制部44のみと当接可能な突状部を設けること
などにより、前述の回転規制部44及び延設部47によ
って覆われていない部分の連結部41が前記ハウジング
側に当接しないようになっている。
41の前端部の一部を覆わないように形成されている。
そして、その回転規制部44及び延設部47によって覆
われていない部分の連結部41の表面(但し、前方を臨
む面を除く)は、回転規制部44及び延設部47の表面
の前方への延長面上に位置するように形成されている。
本実施形態においては、内周面11A上に、ピストン2
0がピストン本体40の軸線を中心として回転した場合
に回転規制部44のみと当接可能な突状部を設けること
などにより、前述の回転規制部44及び延設部47によ
って覆われていない部分の連結部41が前記ハウジング
側に当接しないようになっている。
【0055】本実施形態では、上記の(1)〜(5)、
(7)及び(8)と同様の効果を得ることができる。実
施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、以
下の様態としてもよい。
(7)及び(8)と同様の効果を得ることができる。実
施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、以
下の様態としてもよい。
【0056】○ 前記実施形態では、ピストン本体40
及び前記樹脂部を構成する樹脂をフッ素樹脂としたが、
これに限定されない。例えば、フェノール樹脂等を用い
てもよい。
及び前記樹脂部を構成する樹脂をフッ素樹脂としたが、
これに限定されない。例えば、フェノール樹脂等を用い
てもよい。
【0057】○ 前記実施形態において、前記ハウジン
グ側の当接部を、内周面11A以外の部分としてもよ
い。例えば、ボルト10を前記当接部とし、ボルト10
と回転規制部44との当接によりピストン本体40の軸
線を中心としたピストン20の回転が規制されるように
してもよい。
グ側の当接部を、内周面11A以外の部分としてもよ
い。例えば、ボルト10を前記当接部とし、ボルト10
と回転規制部44との当接によりピストン本体40の軸
線を中心としたピストン20の回転が規制されるように
してもよい。
【0058】○ 前記ピストン本体及び前記樹脂部は、
同一工程において前記連結部に設けられなくてもよい。
例えば、前記ピストン本体と前記樹脂部とが互いに別の
工程において前記連結部に設けられる場合にも、前記ピ
ストン本体と前記樹脂部とを構成する樹脂が同一であれ
ば、前記両者の構成材料が互いに異なる場合に比較し
て、前記両者を構成するための材料の管理等が簡単にな
り、コストダウンを図ることが可能になる。
同一工程において前記連結部に設けられなくてもよい。
例えば、前記ピストン本体と前記樹脂部とが互いに別の
工程において前記連結部に設けられる場合にも、前記ピ
ストン本体と前記樹脂部とを構成する樹脂が同一であれ
ば、前記両者の構成材料が互いに異なる場合に比較し
て、前記両者を構成するための材料の管理等が簡単にな
り、コストダウンを図ることが可能になる。
【0059】○ 第1の実施形態では、連結部41に設
けた凹部46と樹脂部(回転規制部44)に設けた凸部
(脱落防止片44A)とを凹凸係合させたが、連結部に
設けた凸部と樹脂部に設けた凹部とを凹凸係合させるよ
うにしてもよい。
けた凹部46と樹脂部(回転規制部44)に設けた凸部
(脱落防止片44A)とを凹凸係合させたが、連結部に
設けた凸部と樹脂部に設けた凹部とを凹凸係合させるよ
うにしてもよい。
【0060】○ 第1の実施形態において、例えば、図
10(a)に示すように、連結部41に孔50を形成
し、接続部45の、孔50の一方の開口側に対応する部
分と他方の開口側に対応する部分とを、孔50に挿入し
た孔内樹脂部51によって連結するようにしてもよい。
接続部45と孔内樹脂部51とは、一体形成されている
とともに、樹脂部を構成している。これによれば、孔5
0の一方の開口側に対応する部分と他方の開口側に対応
する部分との前記連結によって、連結部41からの前記
樹脂部の脱落を防止することができる。なお、図10
(a)は、図3の断面箇所に相当する箇所における断面
図である。
10(a)に示すように、連結部41に孔50を形成
し、接続部45の、孔50の一方の開口側に対応する部
分と他方の開口側に対応する部分とを、孔50に挿入し
た孔内樹脂部51によって連結するようにしてもよい。
接続部45と孔内樹脂部51とは、一体形成されている
とともに、樹脂部を構成している。これによれば、孔5
0の一方の開口側に対応する部分と他方の開口側に対応
する部分との前記連結によって、連結部41からの前記
樹脂部の脱落を防止することができる。なお、図10
(a)は、図3の断面箇所に相当する箇所における断面
図である。
【0061】○ 第1の実施形態において、例えば図1
0(b)に示すように、接続部45は、ピストン本体4
0の周方向(この図では図面左右方向)における中間部
分において、連結部41が露出するように形成されてい
てもよい。また、この場合、図10(c)及び(d)に
示すように、連結部41の前記露出部分において、連結
部41のボリュームを増加させて強度の向上を図るよう
にしてもよい。図10(c)の連結部41は、図10
(b)のものに比較して、回転軸16と反対側の部分の
みのボリュームが増加されている。また、図10(d)
の連結部41は、図10(c)のものに比較して、さら
に回転軸16側の部分のボリュームも増加されている。
なお、図10(b)〜(d)は、図3の断面箇所に相当
する箇所における断面図である。
0(b)に示すように、接続部45は、ピストン本体4
0の周方向(この図では図面左右方向)における中間部
分において、連結部41が露出するように形成されてい
てもよい。また、この場合、図10(c)及び(d)に
示すように、連結部41の前記露出部分において、連結
部41のボリュームを増加させて強度の向上を図るよう
にしてもよい。図10(c)の連結部41は、図10
(b)のものに比較して、回転軸16と反対側の部分の
みのボリュームが増加されている。また、図10(d)
の連結部41は、図10(c)のものに比較して、さら
に回転軸16側の部分のボリュームも増加されている。
なお、図10(b)〜(d)は、図3の断面箇所に相当
する箇所における断面図である。
【0062】○ 第1の実施形態において、例えば、図
11に示すように、連結部41のシュー挿入部42とピ
ストン本体40との間の部分の左右両側(図11におけ
る左右両側)に、接続部45とで連結部41を抱え込む
ように形成された延設部52を設けてもよい。延設部5
2は、連結部41の前記左右両側の面を覆うように設け
られている。これにより、接続部45の連結部41から
の脱落が防止される。なお、図11は、図4のa−a線
における断面に相当する断面である。
11に示すように、連結部41のシュー挿入部42とピ
ストン本体40との間の部分の左右両側(図11におけ
る左右両側)に、接続部45とで連結部41を抱え込む
ように形成された延設部52を設けてもよい。延設部5
2は、連結部41の前記左右両側の面を覆うように設け
られている。これにより、接続部45の連結部41から
の脱落が防止される。なお、図11は、図4のa−a線
における断面に相当する断面である。
【0063】○ 前記実施形態において、前記樹脂部と
ピストン本体40とは一体形成されていなくてもよい。
例えば、図12に示すような構成としてもよい。図12
の構成は、第1の実施形態のピストン20において、接
続部45を省略してピストン本体40と回転規制部44
とを別体とするとともに、脱落防止片44Aを省略した
ものである。また、前記構成においては、連結部41の
前端部において図面左右両端部分の図面上下方向につい
ての幅が第1の実施形態の連結部41に比較して大きく
設定されている。
ピストン本体40とは一体形成されていなくてもよい。
例えば、図12に示すような構成としてもよい。図12
の構成は、第1の実施形態のピストン20において、接
続部45を省略してピストン本体40と回転規制部44
とを別体とするとともに、脱落防止片44Aを省略した
ものである。また、前記構成においては、連結部41の
前端部において図面左右両端部分の図面上下方向につい
ての幅が第1の実施形態の連結部41に比較して大きく
設定されている。
【0064】○ 第2の実施形態において、回転規制部
44は、連結部41の回転軸16と反対側の面のほぼ全
体を覆うように設けられなくてもよい。例えば、図8及
び図9に示すように、回転規制部44を、前記ハウジン
グ側の当接部と当接し得る部分のみ、すなわち、連結部
41におけるその両端部分(ピストン本体40の周方向
における両端部分)を覆う部分のみとしてもよい。な
お、図9は、第2実施形態の図6の7−7線における断
面図(図7)に相当する断面図である。
44は、連結部41の回転軸16と反対側の面のほぼ全
体を覆うように設けられなくてもよい。例えば、図8及
び図9に示すように、回転規制部44を、前記ハウジン
グ側の当接部と当接し得る部分のみ、すなわち、連結部
41におけるその両端部分(ピストン本体40の周方向
における両端部分)を覆う部分のみとしてもよい。な
お、図9は、第2実施形態の図6の7−7線における断
面図(図7)に相当する断面図である。
【0065】○ 片頭型のピストンに圧縮動作を行なわ
せる片側式の圧縮機Cに代えて、クランク室を挟んで前
後両側に設けられたシリンダボアにおいて両頭型のピス
トンに圧縮動作を行なわせる両頭式の圧縮機を採用して
もよい。
せる片側式の圧縮機Cに代えて、クランク室を挟んで前
後両側に設けられたシリンダボアにおいて両頭型のピス
トンに圧縮動作を行なわせる両頭式の圧縮機を採用して
もよい。
【0066】○ 圧縮機Cを、カムプレート(斜板1
8)が回転軸16と一体回転する構成に代えて、カムプ
レートが回転軸に対して相対回転可能に支持されて揺動
するタイプ、例えば、揺動(ワッブル)式圧縮機として
もよい。
8)が回転軸16と一体回転する構成に代えて、カムプ
レートが回転軸に対して相対回転可能に支持されて揺動
するタイプ、例えば、揺動(ワッブル)式圧縮機として
もよい。
【0067】○ 圧縮機Cは、ピストン20のストロー
クが一定とされた構成の固定容量タイプであってもよ
い。 ○前記実施形態では、流体機械としての圧縮機Cに適用
したが、これに代えて、オイルポンプやエアーポンプ等
に適用してもよい。
クが一定とされた構成の固定容量タイプであってもよ
い。 ○前記実施形態では、流体機械としての圧縮機Cに適用
したが、これに代えて、オイルポンプやエアーポンプ等
に適用してもよい。
【0068】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 (1) 前記連結部はアルミニウムによって構成されて
いる請求項1〜6のいずれか一項に記載の流体機械用ピ
ストン。
思想について以下に記載する。 (1) 前記連結部はアルミニウムによって構成されて
いる請求項1〜6のいずれか一項に記載の流体機械用ピ
ストン。
【0069】(2) 前記カムプレートは、前記回転軸
に対して一体回転可能に支持されている請求項2に記載
の流体機械用ピストン。
に対して一体回転可能に支持されている請求項2に記載
の流体機械用ピストン。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜6に記
載の発明によれば、流体機械用ピストンにおいて、流体
機械のハウジング側との摺動抵抗を低減するとともにコ
ストダウンを図ることができる。また、請求項7および
8に記載の発明は、請求項1〜6に記載の発明の流体機
械用ピストンの製造に適している。
載の発明によれば、流体機械用ピストンにおいて、流体
機械のハウジング側との摺動抵抗を低減するとともにコ
ストダウンを図ることができる。また、請求項7および
8に記載の発明は、請求項1〜6に記載の発明の流体機
械用ピストンの製造に適している。
【図1】第1の実施形態の圧縮機の概要を示す模式断面
図。
図。
【図2】同じくピストンの概要を示す模式斜視図。
【図3】同じく連結部及び接続部の模式拡大断面図。
【図4】同じく連結部どうしが接続された状態のピスト
ンの模式断面図。
ンの模式断面図。
【図5】第2の実施形態のピストンの概要を示す模式断
面図。
面図。
【図6】同じくピストンの模式部分断面図。
【図7】図6の7−7線における模式拡大断面図。
【図8】別例のピストンを概要を示す模式斜視図。
【図9】別例のピストンの模式拡大断面図。
【図10】(a)〜(d)は別例の連結部及び接続部等
の模式拡大断面図。
の模式拡大断面図。
【図11】別例の連結部及び接続部等の模式拡大断面
図。
図。
【図12】(a)は別例のピストンの概要を示す模式断
面図、(b)は(a)のピストンを前方から見た状態の
連結部及び回転規制部のみを示す模式拡大正面図。
面図、(b)は(a)のピストンを前方から見た状態の
連結部及び回転規制部のみを示す模式拡大正面図。
10…当接部としてのボルト、11…フロントハウジン
グ、11A…当接部としての内周面、12…シリンダブ
ロック、12A…シリンダボア、13…リヤハウジング
(11,12及び13はハウジングを構成する)、16
…回転軸、17…回転支持体、18…カムプレートとし
ての斜板、19…ヒンジ機構、20…流体機械用ピスト
ンとしてのピストン、21…シュー(16,17,1
8,19及び21はピストン駆動部を構成する)、40
…ピストン本体、41…連結部、44…回転規制部、4
4A,45A…脱落防止片(44Aは凸部として機能す
る)、45…接続部、46…凹部、47,52…延設
部、50…孔、51…孔内樹脂部(44,44A,4
5,45A,47,51及び52は樹脂部を構成す
る)、C…流体機械としての片頭ピストン式可変容量型
圧縮機。
グ、11A…当接部としての内周面、12…シリンダブ
ロック、12A…シリンダボア、13…リヤハウジング
(11,12及び13はハウジングを構成する)、16
…回転軸、17…回転支持体、18…カムプレートとし
ての斜板、19…ヒンジ機構、20…流体機械用ピスト
ンとしてのピストン、21…シュー(16,17,1
8,19及び21はピストン駆動部を構成する)、40
…ピストン本体、41…連結部、44…回転規制部、4
4A,45A…脱落防止片(44Aは凸部として機能す
る)、45…接続部、46…凹部、47,52…延設
部、50…孔、51…孔内樹脂部(44,44A,4
5,45A,47,51及び52は樹脂部を構成す
る)、C…流体機械としての片頭ピストン式可変容量型
圧縮機。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3H003 AA03 AC03 AD03 CB00 CD01
3H076 AA06 BB26 BB38 BB41 BB50
CC20 CC31
Claims (8)
- 【請求項1】 流体機械のハウジングに形成されたシリ
ンダボアに収容される樹脂製のピストン本体と、 前記流体機械のピストン駆動部に対して作動連結される
金属製の連結部とを備えた流体機械用ピストンであっ
て、 前記連結部が前記ハウジング側の当接部に対して当接す
ることを防止するための樹脂部と、前記ピストン本体と
を、同一の樹脂によって構成した流体機械用ピストン。 - 【請求項2】前記流体機械は、回転軸の回転運動に基づ
いて駆動されるカムプレートを備えるとともに、前記連
結部に作動連結される該カムプレートを介して前記ピス
トン本体を前記シリンダボアに沿って往復運動させる前
記ピストン駆動部を備え、前記樹脂部の少なくとも一部
は、前記当接部と当接することで、前記ピストン本体の
軸線を中心とした前記ピストン本体及び前記連結部の回
転を規制する回転規制部を構成している請求項1に記載
の流体機械用ピストン。 - 【請求項3】 前記ピストン本体と前記樹脂部とが一体
形成されている請求項1または2に記載の流体機械用ピ
ストン。 - 【請求項4】 前記樹脂部は、前記連結部からの前記樹
脂部の脱落を防止するために、前記連結部の一部を抱え
込むように形成されている請求項1〜3のいずれか一項
に記載の流体機械用ピストン。 - 【請求項5】 前記連結部及び前記樹脂部の一方に凹部
を形成するとともに、他方において前記凹部に係合する
凸部を形成し、前記凹部と前記凸部とを凹凸係合させた
請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体機械用ピスト
ン。 - 【請求項6】 前記連結部には孔が形成され、前記樹脂
部は、その一部が前記孔に挿入されるとともに、前記孔
の一方の開口側に対応する部分と他方の開口側に対応す
る部分とが、前記挿入された部分によって連結されてい
る請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体機械用ピス
トン。 - 【請求項7】 流体機械のハウジングに形成されたシリ
ンダボアに収容される樹脂製のピストン本体と、 前記流体機械のピストン駆動部に対して作動連結される
金属製の連結部とを備えた流体機械用ピストンの製造方
法であって、 前記連結部が前記ハウジングに対して当接することを防
止するための樹脂部と、前記ピストン本体とを、前記連
結部をインサート成形する工程において同時に形成する
ようにした流体機械用ピストンの製造方法。 - 【請求項8】 前記連結部は、二つが接続状態で鍛造ま
たは鋳造により一体に形成されるとともに、前記連結部
の両側において前記ピストン本体にそれぞれインサート
成形され、前記ピストン本体の外周面加工等の終了後
に、前記連結部を個々に切り離す加工を施すようにした
ことを特徴とする請求項7に記載の流体機械用ピストン
の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001312760A JP2003120522A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 流体機械用ピストンおよびその製造方法 |
| US10/266,525 US6739236B2 (en) | 2001-10-10 | 2002-10-08 | Piston for fluid machine and method of manufacturing the same |
| DE10247029A DE10247029A1 (de) | 2001-10-10 | 2002-10-09 | Kolben für eine Fluidarbeitsmaschine und Verfahren zu dessen Herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001312760A JP2003120522A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 流体機械用ピストンおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003120522A true JP2003120522A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19131364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001312760A Pending JP2003120522A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 流体機械用ピストンおよびその製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6739236B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003120522A (ja) |
| DE (1) | DE10247029A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR20070081351A (ko) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | 한국델파이주식회사 | 차량의 냉매 압축기용 피스톤 제작방법 |
| JP2009544886A (ja) * | 2006-07-29 | 2009-12-17 | イグゼティック エムアーツェー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 環状ディスクとピストンとの連結のための装置 |
| WO2016027876A1 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-02-25 | Ntn株式会社 | 斜板式コンプレッサ用半球シューの製造方法および射出成形金型 |
| JP2016068531A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-09 | Ntn株式会社 | 斜板式コンプレッサ用半球シューの射出成形金型 |
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| JP4194350B2 (ja) * | 2002-11-26 | 2008-12-10 | サンデン株式会社 | 斜板式圧縮機 |
| WO2004055370A2 (de) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Luk Fahrzeug-Hydraulik Gmbh & Co. Kg | Axialkolbenmaschine |
| US7093529B2 (en) * | 2004-10-14 | 2006-08-22 | Delaware Capital Formation, Inc. | Composite piston |
| US20090193966A1 (en) * | 2008-02-06 | 2009-08-06 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Compressor Piston |
| JP2009264365A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-11-12 | Toyota Industries Corp | 可変容量型圧縮機 |
| US11773837B1 (en) * | 2022-06-03 | 2023-10-03 | T/CCI Manufacturing, L.L.C. | Compressor |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3695724B2 (ja) | 1996-03-19 | 2005-09-14 | カルソニックカンセイ株式会社 | 斜板式コンプレッサの片頭式ピストンの製造方法 |
| JP4032580B2 (ja) | 1999-01-20 | 2008-01-16 | 株式会社豊田自動織機 | 流体機械用のピストン |
| JP2001065452A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Toyota Autom Loom Works Ltd | ダイカストピストンおよびそれの製造方法 |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001312760A patent/JP2003120522A/ja active Pending
-
2002
- 2002-10-08 US US10/266,525 patent/US6739236B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-10-09 DE DE10247029A patent/DE10247029A1/de not_active Withdrawn
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| KR20070081351A (ko) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | 한국델파이주식회사 | 차량의 냉매 압축기용 피스톤 제작방법 |
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| WO2016027876A1 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-02-25 | Ntn株式会社 | 斜板式コンプレッサ用半球シューの製造方法および射出成形金型 |
| US10670074B2 (en) | 2014-08-22 | 2020-06-02 | Ntn Corporation | Method for producing semispherical shoe for swash plate compressor and injection molding die |
| JP2016068531A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-09 | Ntn株式会社 | 斜板式コンプレッサ用半球シューの射出成形金型 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6739236B2 (en) | 2004-05-25 |
| DE10247029A1 (de) | 2003-05-15 |
| US20030066419A1 (en) | 2003-04-10 |
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