JP2003122575A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2003122575A
JP2003122575A JP2001314202A JP2001314202A JP2003122575A JP 2003122575 A JP2003122575 A JP 2003122575A JP 2001314202 A JP2001314202 A JP 2001314202A JP 2001314202 A JP2001314202 A JP 2001314202A JP 2003122575 A JP2003122575 A JP 2003122575A
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JP
Japan
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program
firmware
application
firmware application
backup
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JP2001314202A
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English (en)
Inventor
Hideaki Saito
秀明 斎藤
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NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Miyagi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなプログラムあるいはファームウェア・
アプリケーションをダウンロードする一方で、システム
の起動不能に迅速に対処可能な情報処理装置を得るこ
と。 【解決手段】 情報処理装置101は、コンソール端末
109から通信制御回路108を介してファームウェア
・アプリケーションのダウンロードを行い、これをマス
タプログラム112として格納する。装置が起動される
と第1の不揮発性メモリ104の起動情報111が読み
出され、これに応じてマスタプログラム112が読み出
されてCRCのチェックが行われる。正常であれば揮発
性メモリ107にマスタプログラム112が送られてシ
ステムが起動する。異常であれば動作の確認されている
バックアッププログラム113が読み出され、CRCが
チェックされた後、システムが起動する。また、システ
ム起動時に新たなファームウェアがダウンロードされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定のプログラムに
よってシステムの起動を行うようにした情報処理装置に
係わり、特に起動用のプログラムのより新しいものをダ
ウンロードして、起動される装置のバージョンアップを
行うようにした情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやモデム(変復
調装置)といった多くの情報処理装置は、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)等の読出専用のメモリにファーム
ウェアと呼ばれるプログラムを格納しており、これを使
用してその装置の起動を行うようになっている。たとえ
ばパーソナルコンピュータの場合にはBIOS(BasicI
nput/Output System)と呼ばれるOS(Operating Syst
em)内のハードウェアに依存する制御プログラム群がこ
れに該当する。
【0003】このようなファームウェアは、情報処理装
置自体の動作あるいはその基本的な動作を開始させるた
めに重要なプログラムである。このため、これを読出専
用の記録媒体に格納して書き替えを禁止し、装置の確実
な起動を確保する場合も多い。しかしながら、情報処理
装置の使用される環境は目まぐるしく変化しており、固
定されたファームウェアでは変化に十分対応できず、そ
の装置の価値を低下させてしまう恐れも多い。そこで一
般にファームウェアの書き替えによる装置の機能の向上
や不具合の解消が行われている。
【0004】図7は、ファームウェアのバージョンアッ
プを行うことのできる従来の情報処理装置の一例を示し
たものである。この情報処理装置11は、装置の各種制
御を行うCPU(中央処理装置)12を搭載している。
CPU12は、バス13を介して第1の不揮発性メモリ
14、第2の不揮発性メモリ15、揮発性メモリ16お
よび通信制御回路17と接続されている。通信制御回路
17はファームウェアをダウンロードするためのコンソ
ール端末18を接続している。第1の不揮発性メモリ1
4にはファームウェアのアプリケーションプログラム
(F/W AP:ファームウェア・アプリケーション)
21が格納されており、第2の不揮発性メモリ15には
装置のブート処理用のプログラム22が格納されてい
る。
【0005】この従来の情報処理装置では、ブート処理
用のプログラム22を実行することにより得られるファ
ームウェアのダウンロードモードでコンソール端末18
が所定のタイミングでファームウェアをダウンロードす
る。ダウンロードされたファームウェアは、第1の不揮
発性メモリ14内のファームウェア・アプリケーション
21を上書きする。この後、通常モードに切り替わって
ブート処理用のプログラム22により装置の起動が行わ
れる。そして、上書きにより更新されたファームウェア
・アプリケーション21が起動される。
【0006】ところが、このような従来の情報処理装置
11では、新しいバージョンのファームウェア・アプリ
ケーション21に何らかの不具合があると、システムが
起動不能になるという問題を発生させた。
【0007】そこで、特開2000−39993号公報
では、ダウンロードした新しいファームウェア・アプリ
ケーションと旧ファームウェア・アプリケーションを、
アドレスの切り替えが可能な別々の記憶領域に格納する
ようになっている。そして、新しいファームウェア・ア
プリケーションの起動時の動作を監視する監視時間を計
時するタイマを用いて、新たなファームウェア・アプリ
ケーションが起動されてから一定時間の間、新たなファ
ームウェア・アプリケーションの監視を行う。そして、
この一定時間の間に障害が検出された場合にはアドレス
の切り替えを行って新しいファームウェア・アプリケー
ションの代わりに旧ファームウェア・アプリケーション
が選択される。したがって、これ以後はその旧ファーム
ウェア・アプリケーションを使用した装置の動作あるい
はシステムの運用が可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダウンロー
ドした新たなファームウェア・アプリケーションにダウ
ンロード時のエラー等の何らかの問題があるとしても、
そのファームウェア・アプリケーションが起動してから
直ちに何らかの障害が発生するとは限らない。そこで特
開2000−39993号公報では新たなファームウェ
ア・アプリケーションが起動されてから一定時間の間、
この監視を行って何らかの問題があるときには旧ファー
ムウェア・アプリケーションを選択するようにしてい
る。したがって、この監視時間を短く設定すると十分な
監視ができないという問題がある。また、監視時間を長
くすると、その間は旧ファームウェア・アプリケーショ
ンを選択し直す可能性があるので、情報処理装置の実際
の運用に問題を生じさせる。
【0009】そこで本発明の目的は、新たなプログラム
あるいはファームウェア・アプリケーションをダウンロ
ードする一方で、システムの起動不能に迅速に対処可能
な情報処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)現在運用されているプログラムを用いてその
プログラムを更新した後のプログラムをダウンロードす
るプログラムダウンロード手段と、(ロ)このプログラ
ムダウンロード手段によってダウンロードされた現時点
のプログラムをマスタプログラムとして格納するマスタ
プログラム格納手段と、(ハ)プログラムダウンロード
手段によってマスタプログラムのダウンロード時に用い
たプログラムをバックアッププログラムとして格納する
バックアッププログラム格納手段と、(ニ)システムの
起動時にマスタプログラム格納手段に格納されたマスタ
プログラムとバックアッププログラム格納手段に格納さ
れたバックアッププログラムのいずれを起動するかを指
示する起動指示手段と、(ホ)この起動指示手段によっ
て指示されたプログラムの符号誤りをチェックする符号
誤りチェック手段と、(ヘ)この符号誤りチェック手段
のチェックによって誤りが検出されたときそのプログラ
ムがマスタプログラムであったときには起動指示手段の
指示をバックアッププログラムによる起動に変更する指
示変更手段と、(ト)この指示変更手段によって変更さ
れたバックアッププログラムでシステムの起動を行うシ
ステム再起動手段とを情報処理装置に具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、現在運
用されているプログラムを用いて更新後の新しいプログ
ラムをダウンロードするので、ブート処理で画一的なダ
ウンロードを行うよりもダウンロードの手法等を必要に
応じて適宜変更できるという利点がある。また、起動指
示手段によって指示されたプログラムの符号誤りをチェ
ックして誤りが検出されたときそのプログラムがマスタ
側であったときには起動指示手段の指示をバックアップ
側に変更するので、従来のように監視時間が不要であ
り、短時間にシステムを起動するプログラムを確定する
ことができる。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)現在起動
しているファームウェア・アプリケーションを用いてそ
のファームウェア・アプリケーションを更新した後のフ
ァームウェア・アプリケーションをダウンロードするフ
ァームウェア・アプリケーションダウンロード手段と、
(ロ)このファームウェア・アプリケーションダウンロ
ード手段によってダウンロードされた現時点のファーム
ウェア・アプリケーションをマスタファームウェア・ア
プリケーションとして格納するマスタファームウェア・
アプリケーション格納手段と、(ハ)ファームウェア・
アプリケーションダウンロード手段によってマスタファ
ームウェア・アプリケーションのダウンロード時に用い
たファームウェア・アプリケーションをバックアップフ
ァームウェア・アプリケーションとして格納するバック
アップファームウェア・アプリケーション格納手段と、
(ニ)システムの起動時にマスタファームウェア・アプ
リケーション格納手段に格納されたマスタファームウェ
ア・アプリケーションとバックアップファームウェア・
アプリケーション格納手段に格納されたバックアップフ
ァームウェア・アプリケーションのいずれを起動するか
を指示する起動指示手段と、(ホ)この起動指示手段に
よって指示されたファームウェア・アプリケーションの
符号誤りをチェックする符号誤りチェック手段と、
(ヘ)この符号誤りチェック手段のチェックによって誤
りが検出されたときそのファームウェア・アプリケーシ
ョンがマスタファームウェア・アプリケーションであっ
たときには起動指示手段の指示をバックアップファーム
ウェア・アプリケーションによる起動に変更する指示変
更手段と、(ト)この指示変更手段によって変更された
バックアップファームウェア・アプリケーションでシス
テムの起動を行うシステム再起動手段とを情報処理装置
に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、現在運
用されているファームウェア・アプリケーションを用い
て更新後の新しいファームウェア・アプリケーションを
ダウンロードするので、ブート処理で画一的なダウンロ
ードを行うよりもダウンロードの手法等を必要に応じて
適宜変更できるという利点がある。また、起動指示手段
によって指示されたファームウェア・アプリケーション
の符号誤りをチェックして誤りが検出されたときそのフ
ァームウェア・アプリケーションがマスタ側であったと
きには起動指示手段の指示をバックアップ側に変更する
ので、従来のように監視時間が不要であり、短時間にシ
ステムを起動するファームウェア・アプリケーションを
確定することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
情報処理装置で、符号誤りチェック手段によるチェック
によって符号誤りが検出されなかったときそのファーム
ウェア・アプリケーションをファームウェア・アプリケ
ーション起動用の領域に移動してそのファームウェア・
アプリケーションを実行するファームウェア・アプリケ
ーション実行手段を具備することを特徴としている。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、ダウン
ロードしたファームウェア・アプリケーションをファー
ムウェア・アプリケーション起動用の領域に移動してそ
のファームウェア・アプリケーションを実行する。した
がって、メモリ領域を貯蔵用と実行用に使い分けること
でコストとパーフォーマンスの調和をとることができ
る。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項2または
請求項3記載の情報処理装置で、符号誤りチェック手段
のチェックによって誤りが検出されたときそのファーム
ウェア・アプリケーションがバックアップファームウェ
ア・アプリケーションであったときには起動の失敗を通
知する通知手段を具備することを特徴としている。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、符号誤
りチェック手段のチェックによって誤りが検出されたと
きそのファームウェア・アプリケーションがバックアッ
プファームウェア・アプリケーションであったときに
は、ハードウェアの障害あるいは起動が確実に行われる
ことを前提としたファームウェア・アプリケーションに
障害があることになるので、起動の失敗を何らかの手段
によって通知することにしており、障害の早期復旧を図
っている。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の情報処理装置で、符号誤りチェック手段
はCRCであることを特徴としている。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、符号誤
りのチェックの手法の一例を示している。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項2記載の
情報処理装置で、所定の不揮発性メモリにブート処理用
プログラムが格納されており、このブート処理用プログ
ラムの起動によって、符号誤りチェック手段は起動指示
手段によって指示されたファームウェア・アプリケーシ
ョンの符号誤りをチェックすることを特徴としている。
【0021】すなわち請求項6記載の発明では、ブート
処理用プログラムでどのファームウェア・アプリケーシ
ョンを起動するかの判別を行うことにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】
【0023】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例における情報処理
装置の構成を表わしたものである。この情報処理装置1
01は、装置の各種制御を行うCPU102を搭載して
いる。CPU102は、バス103を介して第1〜第3
の不揮発性メモリ104〜106と、揮発性メモリ10
7および通信制御回路108と接続されている。通信制
御回路108はファームウェアをダウンロードするため
のコンソール端末109を接続している。ここで第1の
不揮発性メモリ104には、起動情報111が格納され
ている。第2の不揮発性メモリ105には、ファームウ
ェアのアプリケーションプログラム(F/W AP:フ
ァームウェア・アプリケーション)のマスタ(以下、マ
スタプログラム112という。)と、ファームウェア・
アプリケーションのバックアップ・アプリケーション
(以下、バックアッププログラム113という。)が格
納されている。第3の不揮発性メモリ106には装置の
ブート処理用のプログラム114が格納されている。
【0025】このうちブート処理用のプログラム114
は、システムの起動時に最初に起動されるプログラムで
ある。このブート処理用のプログラム114の起動によ
って、第1の不揮発性メモリ104に格納されている起
動情報111が読み出される。この起動情報111に従
って、第2の不揮発性メモリ105に格納されたマスタ
プログラム112もしくはバックアッププログラム11
3が揮発性メモリ107に転送される。
【0026】ところで、マスタプログラム112は揮発
性メモリ107上で動作するファームウェア・アプリケ
ーションであり、これによりシステムの制御や監視等の
機能が実現する。また、マスタプログラム112あるい
はバックアッププログラム113が実行されている状態
で、通信制御回路108を介してコンソール端末109
からバージョンアップされたファームウェア・アプリケ
ーションがダウンロードされるようになっている。
【0027】バックアッププログラム113も揮発性メ
モリ107上で動作するファームウェアであるが、その
起動が確認されている点で新たにダウンロードされたマ
スタプログラム112と異なる。
【0028】図2は、第1の不揮発性メモリに格納され
ている起動情報を示したものである。起動情報111
は、アドレス“0000”から開始する起動フラグ12
1と、アドレス“0004”から開始する起動アドレス
122によって構成されている。起動フラグ121は、
図1に示した揮発性メモリ107に格納されているファ
ームウェア・アプリケーションがマスタプログラム11
2であるかバックアッププログラム113であるかを表
わすものである。本実施例では、起動フラグ121が
“0”となっているときにはマスタプログラム112が
起動されたことを表わし、起動フラグ121が“1”と
なっているときにはバックアッププログラム113が起
動されたことを表わす。
【0029】起動アドレス122は、マスタプログラム
112とバックアッププログラム113の第2の不揮発
性メモリ105における先頭アドレスを示している。こ
れらの先頭アドレスはプログラムの容量に応じて変動し
ないように固定値として割り振られている。マスタプロ
グラム112についての先頭アドレスは“ADR1”で
あり、バックアッププログラム113についての先頭ア
ドレスは“ADR2”であるとする。
【0030】図3および図4は、本実施例の情報処理装
置におけるブート処理の流れを表わしたものである。図
1に示す情報処理装置101を起動すると、CPU10
2はまず第1の不揮発性メモリ104に格納されている
起動情報111を読んで起動アドレス122から該当す
るファームウェア・アプリケーションのアドレスを読み
出す(図3ステップS201)。たとえば起動フラグ1
21が“0”となっているときにはマスタプログラム1
12が起動されたことを表わしているので、起動アドレ
ス“ADR1”を読み出すことになる。一方、起動フラ
グ121が“1”となっているときにはバックアッププ
ログラム113が起動されたことを表わしているので、
起動アドレス“ADR2”を読み出すことになる。
【0031】次にCPU102は、その起動アドレスに
格納されているファームウェア・アプリケーションにつ
いてのCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検
査)のチェックを行う(ステップS202)。この結果
が正常であれば(ステップS203:Y)、起動アドレ
ス122として示されているアドレス(アドレス“AD
1”または“ADR2”)を先頭アドレスとするファー
ムウェア・アプリケーションを揮発性メモリ107にコ
ピーする(ステップS204)。そして、この揮発性メ
モリ107に格納されたファームウェア・アプリケーシ
ョンに制御を移すことになる(ステップS205)。
【0032】すなわち、ステップS201で起動フラグ
121が“0”となっているときにはマスタプログラム
112が起動されたことを表わすので、揮発性メモリ1
07にマスタプログラム112がファームウェア・アプ
リケーションとしてコピーされることになり、このマス
タプログラム112に制御が移されることになる。ま
た、ステップS201で起動フラグ121が“1”とな
っているときにはバックアッププログラム113が起動
されたことを表わすので、揮発性メモリ107にバック
アッププログラム113がファームウェア・アプリケー
ションとしてコピーされることになり、このバックアッ
ププログラム113に制御が移されることになる。
【0033】一方、ステップS203でCRCのチェッ
クが正常ではないと判別された場合には(N)、図2に
示した起動情報111から起動フラグ121が読み出さ
れる(ステップS206)。CPU102(図1)は、
この起動フラグ121が“1”となっているか、すなわ
ちバックアッププログラム113を起動アドレスとして
指定しているかどうかをチェックする(ステップS20
7)。そうである場合には(Y)、データの構成が正常
なはずのバックアッププログラム113にエラーが検出
されたことになる。そこで、ファームウェアの起動が失
敗であることを情報処理装置101の図示しないディス
プレイ等に通知して(ステップS208)、処理を終了
させる(エンド)。
【0034】一方、CRCのチェックが異常で(ステッ
プS203:N)、かつ起動フラグ121がマスタ起動
を示していた場合には(ステップS207:N)、起動
アドレス122がマスタプログラム112の起動アドレ
ス“ADR1”となっているはずであるので、これをチ
ェックする(図4ステップS209)。なっていれば、
情報処理装置101の起動をバックアッププログラム1
13に切り替えるために、図2に示す起動情報111の
起動アドレス122にバックアッププログラム113の
起動アドレス“ADR2”を書き込む(ステップS21
0)。そして、起動フラグ121としてバックアッププ
ログラム113を指定するための“1”を書き込む(ス
テップS211)。そして、処理をステップS201に
戻すことになる。
【0035】すなわち、この場合にはダウンロードして
第2の不揮発性メモリ105に格納したマスタプログラ
ム112のCRCのチェックが異常であるので、これを
揮発性メモリ107にコピーするまでもなく、起動フラ
グ121をバックアッププログラム113側に変更して
バックアッププログラム113の起動を行うようにし、
情報処理装置101の起動を確実に行えるようにしてい
る。この場合、バックアッププログラム113のCRC
が正常であれば(ステップS203:Y)、揮発性メモ
リ107にバックアッププログラム113がファームウ
ェアとしてコピーされ(ステップS204)、このバッ
クアッププログラム113に制御が移されることになる
からである(ステップS205)。
【0036】最後に、CRCのチェックが異常で(ステ
ップS203)、かつ起動フラグ121がマスタ起動を
示しており(ステップS207:N)、起動アドレス1
22がマスタプログラム112の起動アドレス“ADR
1”となっているはずであるのにこれ以外のアドレスで
あった場合(ステップS209:N)の処理を説明す
る。この場合には、2つの原因が考えられる。起動アド
レス122としてバックアッププログラム113の起動
アドレス“ADR2”が間違って書き込まれている場合
と、双方の起動アドレス“ADR1”、“ADR2”以外
のアドレスが間違って書き込まれている場合である。そ
こで、この場合には正しい起動アドレス“ADR1”を
書き込んで(ステップS212)、処理をステップS2
11に進める。
【0037】図5は、本実施例のファームウェア・アプ
リケーションの1つの機能としてのダウンロード処理の
流れを表わしたものである。図1に示したCPU102
は、図2に示した起動情報111から起動アドレス12
2を読み出す(ステップS231)。そして、この起動
アドレス122がマスタプログラム112についての先
頭アドレスであるかどうかをチェックする(ステップS
232)。起動アドレス122がマスタプログラム11
2についての先頭アドレスとしての“ADR1”である
場合には(Y)、バックアッププログラム113につい
ての先頭アドレス“ADR2”に新しいファームウェア
・アプリケーションをダウンロードしてその内容を置き
換える(ステップS233)。そして、起動情報の起動
アドレス122(図2)にアドレス“ADR2”を書き
込む(ステップS234)。これは次のマスタプログラ
ムとしてこれを読み出すためである。そして、起動情報
の起動フラグ121(図2)にマスタプログラム112
による起動を示す値“0”を書き込む(ステップS23
5)。
【0038】一方、起動アドレス122がマスタプログ
ラム112についての先頭アドレスではなくバックアッ
ププログラム113についてのものであった場合には、
現在のマスタプログラム112を書き替える必要があ
る。そこで、このマスタプログラム112の起動アドレ
ス“ADR1”を先頭アドレスとして、新しいファーム
ウェア・アプリケーションをダウンロードする(ステッ
プS236)。そして、このときの起動情報111にお
ける起動アドレス122に、マスタプログラム112の
起動アドレス“ADR1”を書き込むことになる。(ス
テップS237)。この後、ステップS235の処理を
行って、ダウンロード処理を終了させる(エンド)。
【0039】このように、現在起動しているファームウ
ェア・アプリケーションが正常であるという前提で、最
新のファームウェア・アプリケーションのダウンロード
を行う。そして、次にこの新しくダウンロードしたファ
ームウェア・アプリケーションをマスタプログラム11
2として起動できるように、起動情報の起動フラグ12
1にマスタプログラム112による起動を示す値“0”
を書き込むことになる(ステップS235)。
【0040】図6は、このような情報処理装置の正常動
作時および異常動作時における本実施例でのCPUのア
ドレス空間を示したものである。システムの起動時に図
1に示したCPU102は揮発性メモリ107および第
1〜第3の不揮発性メモリ104〜106のそれぞれを
アドレス空間内に割り付ける。システムが起動される
と、まず第3の不揮発性メモリ106に格納されたブー
ト処理用のプログラム114が起動される。そして、第
1の不揮発性メモリ104から起動情報111が読み出
される。
【0041】正常起動時では、CPU102は同図
(a)に示すように読み出した起動情報111に従って
第2の不揮発性メモリ105に格納されたマスタプログ
ラム112を揮発性メモリ107に転送する。そして、
そのCRCをチェックする。CRCのチェックが正常で
あれば、マスタプログラム112を揮発性メモリ107
に転送する。この場合には、揮発性メモリ107に転送
したファームウェア・アプリケーションのスタートアド
レスにジャンプすることでマスタプログラム112に処
理が移行する
【0042】一方、CRCのチェックで異常が検出され
たときには、同図(b)に示すように起動情報111を
バックアップ起動に書き替える。そして、第2の不揮発
性メモリ105に格納されているバックアッププログラ
ム113を揮発性メモリ107に転送する。そして、揮
発性メモリ107に転送したファームウェア・アプリケ
ーションのスタートアドレスにジャンプすることでバッ
クアッププログラム113に処理が移行することにな
る。
【0043】なお、実施例ではCRCを使用して、コピ
ー前のファームウェア・アプリケーションの符号誤りの
有無を調べたが、他の同様の手法でこれを調べてそのフ
ァームウェア・アプリケーションでシステムを起動させ
るかどうかを判別することができることはもちろんであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したようにすなわち請求項1〜
請求項6記載の発明によれば、現在運用されているプロ
グラムあるいはファームウェア・アプリケーションを用
いて更新後の新しいプログラムあるいはファームウェア
・アプリケーションをダウンロードするので、ブート処
理で画一的なダウンロードを行うよりもダウンロードの
手法等を必要に応じて適宜変更できるという利点があ
る。また、起動指示手段によって指示されたプログラム
あるいはファームウェア・アプリケーションの符号誤り
をチェックして誤りが検出されたときそのプログラムが
マスタ側であったときには起動指示手段の指示をバック
アップ側に変更するので、従来のように監視時間が不要
であり、短時間にシステムを起動するプログラムあるい
はファームウェア・アプリケーションを確定することが
できる。
【0045】また請求項4記載の発明によれば、請求項
2または請求項3記載の情報処理装置で、符号誤りチェ
ック手段のチェックによって誤りが検出されたときその
ファームウェア・アプリケーションがバックアップファ
ームウェア・アプリケーションであったときには、ハー
ドウェアの障害あるいは起動が確実に行われることを前
提としたファームウェア・アプリケーションに障害があ
ることになる。そこで起動の失敗を何らかの手段によっ
て通知することにし、障害の早期復旧を可能にしてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理装置の構成
を表わしたブロック図である。
【図2】第1の不揮発性メモリに格納されている起動情
報を示した説明図である。
【図3】本実施例の情報処理装置におけるブート処理の
流れの前半を表わした流れ図である。
【図4】本実施例の情報処理装置におけるブート処理の
流れの後半を表わした流れ図である。
【図5】ファームウェア・アプリケーションの1つの機
能としてのダウンロード処理の流れを表わした流れ図で
ある。
【図6】情報処理装置の正常動作時および異常動作時に
おける本実施例でのCPUのアドレス空間を示した説明
図である。
【図7】ファームウェアのバージョンアップを行うこと
のできる従来の情報処理装置の一例を示したブロック図
である。
【符号の説明】
102 CPU 104 第1の不揮発性メモリ 105 第2の不揮発性メモリ 106 第3の不揮発性メモリ 107 揮発性メモリ 108 通信制御回路 109 コンソール端末 111 起動情報 112 マスタプログラム(マスタファームウェア・ア
プリケーション) 113 バックアッププログラム(バックアップファー
ムウェア・アプリケーション) 114 ブート処理用のプログラム 121 起動フラグ 122 起動アドレス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在運用されているプログラムを用いて
    そのプログラムを更新した後のプログラムをダウンロー
    ドするプログラムダウンロード手段と、 このプログラムダウンロード手段によってダウンロード
    された現時点のプログラムをマスタプログラムとして格
    納するマスタプログラム格納手段と、 前記プログラムダウンロード手段によって前記マスタプ
    ログラムのダウンロード時に用いたプログラムをバック
    アッププログラムとして格納するバックアッププログラ
    ム格納手段と、 システムの起動時に前記マスタプログラム格納手段に格
    納されたマスタプログラムとバックアッププログラム格
    納手段に格納されたバックアッププログラムのいずれを
    起動するかを指示する起動指示手段と、 この起動指示手段によって指示されたプログラムの符号
    誤りをチェックする符号誤りチェック手段と、 この符号誤りチェック手段のチェックによって誤りが検
    出されたときそのプログラムがマスタプログラムであっ
    たときには前記起動指示手段の指示をバックアッププロ
    グラムによる起動に変更する指示変更手段と、 この指示変更手段によって変更されたバックアッププロ
    グラムでシステムの起動を行うシステム再起動手段とを
    具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 現在起動しているファームウェア・アプ
    リケーションを用いてそのファームウェア・アプリケー
    ションを更新した後のファームウェア・アプリケーショ
    ンをダウンロードするファームウェア・アプリケーショ
    ンダウンロード手段と、 このファームウェア・アプリケーションダウンロード手
    段によってダウンロードされた現時点のファームウェア
    ・アプリケーションをマスタファームウェア・アプリケ
    ーションとして格納するマスタファームウェア・アプリ
    ケーション格納手段と、 前記ファームウェア・アプリケーションダウンロード手
    段によって前記マスタファームウェア・アプリケーショ
    ンのダウンロード時に用いたファームウェア・アプリケ
    ーションをバックアップファームウェア・アプリケーシ
    ョンとして格納するバックアップファームウェア・アプ
    リケーション格納手段と、 システムの起動時に前記マスタファームウェア・アプリ
    ケーション格納手段に格納されたマスタファームウェア
    ・アプリケーションとバックアップファームウェア・ア
    プリケーション格納手段に格納されたバックアップファ
    ームウェア・アプリケーションのいずれを起動するかを
    指示する起動指示手段と、 この起動指示手段によって指示されたファームウェア・
    アプリケーションの符号誤りをチェックする符号誤りチ
    ェック手段と、 この符号誤りチェック手段のチェックによって誤りが検
    出されたときそのファームウェア・アプリケーションが
    マスタファームウェア・アプリケーションであったとき
    には前記起動指示手段の指示をバックアップファームウ
    ェア・アプリケーションによる起動に変更する指示変更
    手段と、 この指示変更手段によって変更されたバックアップファ
    ームウェア・アプリケーションでシステムの起動を行う
    システム再起動手段とを具備することを特徴とする情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記符号誤りチェック手段によるチェッ
    クによって符号誤りが検出されなかったときそのファー
    ムウェア・アプリケーションをファームウェア・アプリ
    ケーション起動用の領域に移動してそのファームウェア
    ・アプリケーションを実行するファームウェア・アプリ
    ケーション実行手段を具備することを特徴とする請求項
    2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記符号誤りチェック手段のチェックに
    よって誤りが検出されたときそのファームウェア・アプ
    リケーションがバックアップファームウェア・アプリケ
    ーションであったときには起動の失敗を通知する通知手
    段を具備することを特徴とする請求項2または請求項3
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記符号誤りチェック手段はCRC(Cy
    clic Redundancy Check)であることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 所定の不揮発性メモリにブート処理用プ
    ログラムが格納されており、このブート処理用プログラ
    ムの起動によって、前記符号誤りチェック手段は前記起
    動指示手段によって指示されたファームウェア・アプリ
    ケーションの符号誤りをチェックすることを特徴とする
    請求項2記載の情報処理装置。
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