JP2003132094A - 設計変更支援システム、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
設計変更支援システム、プログラムおよび記録媒体Info
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Abstract
に対応した設計変更支援システムを提供する。 【解決手段】 製品を構成する部品に対する設計変更の
実行プロセスを支援するために、前記製品の部品構成を
管理する部品構成情報データベースと、設計変更による
可否評価を行う組織および/または担当者を前記製品と
関連付けて記憶する関係区情報データベースとを有し、
設計変更対象の前記部品に関する情報を入力し、入力さ
れた部品情報に基づいて前記部品構成情報データベース
を検索し、その部品を使用している製品を特定する。そ
の特定された製品に基づいて前記関係区情報データベー
スを検索し、前記部品の設計変更の可否評価を行う組織
および/または担当者を選択し、その選択した組織およ
び/または担当者に対して、前記部品の設計変更の可否
評価依頼を電子的に送信し、前記評価依頼先から評価結
果を受信する。
Description
テム、プログラムおよび記録媒体に関し、詳細には、製
品供給体制やサービス体制のグローバル化に対応した設
計変更支援システム、その設計変更支援システムの機能
を実行するプログラムおよびそのプログラムを記録した
記録媒体に関する。
国内や、北米、欧州等各国仕向け先に適した品揃えの拡
大が進んでいる。このため、同一メーカであっても、殆
どの部品構成が同じである類似製品が、国内外の複数の
拠点で、同時併行して生産されるケースが増加してい
る。また、製品開発の効率化、信頼性の向上、さらには
コストダウンを目的として、異なる機種間であっても、
ユニットや部品の共通化設計が行われている。
内外の複数の設計拠点で設計され、同様に国内外の複数
の生産拠点で生産されている。そして、販売された製品
のサービス体制も国内外の複数のサービス拠点に分散且
つ拡大している。このように、製品供給体制およびサー
ビス体制のグローバル化が進んでいる。
必要になったとき、その部品の設計者は、その設計変更
により影響を受けるすべての製品、すべての拠点を把握
し、これら拠点に設計変更の可否評価を依頼しなければ
ならない。図12は、従来の部品の設計変更から設計変
更のリリースまでの業務の流れを説明するための業務プ
ロセスのワークフローである。製品を変更/改良するに
は、設計者が設計変更指示書を作成し、部門内での審査
検印を経て、設計変更内容に対して、製品が申請・取得
している法規格との適合性の検討、生産技術者やサービ
ス技術者等が組立性と部品加工性の技術的/性能的な検
討、市場でのサービス性の検討、OEM対象製品であれ
ば、OEM契約に基づく事前承認の取得等の必要な検討
を紙情報によって伝達して、シリアルに検討を行う。そ
れらの検討結果に基づき、設計変更指示書が承認・リリ
ースされ、設計変更を実行・反映する指示・命令が関連
部署へ配布される。
製品供給体制およびサービス体制のグローバル化によ
り、設計者が設計変更対象部品を採用しているすべての
製品や、すべての生産拠点、サービス拠点を把握するこ
とは事実上不可能であるとともに、これらの関連部署で
の検討をシリアルにやっていたのでは、最終のリリース
までに膨大な時間がかかってしまう。
変更を行うために必要なワークフローを電子的に行い、
設計変更の効率化を図る図面処理システムが提案されて
いる。この従来技術では、設計変更の指示内容が記述さ
れた設計変更指示書の承認を受けるため、所定の検印者
・承認者にその設計変更指示書をシーケンシャルに電子
的に発行するワークフローが記載されている。しかし、
上述した製品供給体制やサービス体制のグローバル化に
対応して、設計変更により影響を受ける組織や担当者を
漏れなく、効率的に選択しなければならないという課題
の認識はなく、従ってその課題を解決するための手段も
記載されていない。
ものであって、製品供給体制やサービス体制の国内外へ
の分散・拡大だけでなく、日本国内または海外の単一国
内の複数拠点への分散・拡大も含むグローバル化に対応
した設計変更支援システム、その設計変更支援システム
の機能を実行するプログラムおよびそのプログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的とする。
めに、本発明の請求項1の設計変更支援システムは、製
品を構成する部品に対する設計変更の実行プロセスを支
援するための設計変更支援システムにおいて、前記製品
の部品構成を管理する部品構成情報データベースと、設
計変更による可否評価を行う組織および/または担当者
を前記製品と関連付けて記憶する関係区情報データベー
スと、設計変更対象の前記部品に関する情報を入力する
変更部品情報入力手段と、入力された部品情報に基づい
て前記部品構成情報データベースを検索し、その部品を
使用している製品を特定する製品特定手段と、その特定
された製品に基づいて前記関係区情報データベースを検
索し、前記部品の設計変更の可否評価を行う組織および
/または担当者を選択する評価先選択手段と、前記評価
先選択手段で選択した組織および/または担当者に対し
て、前記部品の設計変更の可否評価依頼を電子的に送信
する送信手段と、前記評価依頼先の組織、および/また
は担当者による前記部品の設計変更の可否評価結果を受
信する受信手段とを備えることを特徴とする。
載の設計変更支援システムにおいて、前記関係区情報デ
ータベースは、部品の組立性、加工性、サービス性およ
び/または法規格の評価、および/または、製品のOE
M供給先への設計変更事前承認の要否を判定する組織お
よび/または担当者を前記製品と関連付けて記憶するこ
とを特徴とする。また、本発明の請求項3は、請求項1
または2に記載の設計変更支援システムにおいて、前記
評価先選択手段は、前記特定された製品に基づいて前記
関係区情報データベースから検索された前記部品の設計
変更の可否評価を行う組織および/または担当者を設計
者が任意に変更できないことを特徴とする。
または3に記載の設計変更支援システムにおいて、前記
送信手段は、前記評価先選択手段が選択した組織および
/または担当者に対して、設計変更の可否評価依頼を同
時に送信することを特徴とする。また、本発明の請求項
5は、請求項1、2、3または4に記載の設計変更支援
システムにおいて、前記関係区情報データベースは、設
計変更に対して総合的に評価を行う組織および/または
担当者を前記製品と関連付けて記憶し、前記送信手段
は、前記受信手段で受信した評価結果が矛盾した結果で
ある場合には、この矛盾した評価に対する総合評価を行
う組織および/または担当者を前記関係区情報データベ
ースから選択し、その選択された総合評価の評価頼先に
送信することを特徴とする。
2、3、4または5に記載の設計変更支援システムにお
いて、設計変更された図面と変更前の正式図面とを区別
して部品と関連付けて記憶する図面データデータベース
と、評価を依頼された評価先組織および/または担当者
が操作する端末からの指示で、評価依頼された評価対象
の部品の変更図面とそれに対する変更前の正式図面とを
前記図面データデータベースから読み出したときに、同
一の画面上に表示させる表示制御手段とを備えることを
特徴とする。また、本発明の請求項7は、請求項6に記
載の設計変更支援システムにおいて、前記表示制御手段
は、変更図面と変更前の正式図面とを識別できるように
表示することを特徴とする。また、本発明の請求項8
は、請求項6に記載の設計変更支援システムにおいて、
前記表示制御手段は、変更図面の変更部分を目立つよう
に強調し、変更前の正式図面と重ね合わせて表示するこ
とを特徴とする。
または8に記載の設計変更支援システムにおいて、前記
受信手段で受信した評価結果が設計変更可であるとき、
前記図面データデータベースに記憶した複数の変更図面
のうち、最新に記憶された図面を正式図面として更新す
る図面データ更新手段とを備えることを特徴とする。
至9のいずれか1に記載の設計変更支援システムにおい
て、前記部品に対する設計変更指示書をこの部品と関連
付けて記憶する設計変更指示書データベースと、設計変
更を実施・反映するために必要な伝達・指示を与える提
供先の組織を前記製品と関連付けて前記関係区情報デー
タベースに記憶し、前記受信手段で受信した評価結果が
設計変更可であるとき、前記製品特定手段でその部品に
対する製品を特定して、その特定された製品に対する設
計変更の伝達・指示を提供する組織を前記関係区情報デ
ータベースから選択する提供先選択手段と、前記部品に
対する設計変更指示書と設計変更した図面とを前記提供
先へ送信する提供手段とを備えることを特徴とする。
は、請求項1乃至10のいずれか1に記載の設計変更支
援システムの機能を実行するためのプログラムである。
また、本発明の請求項12の記録媒体は、請求項11に
記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
供給体制やサービス体制の国内外への分散・拡大だけで
なく、日本国内または海外の単一国内での複数拠点への
分散・拡大も含むグローバル化に対応して、設計者が設
計変更の対象となるすべての製品、すべての拠点を把握
していなくても設計変更の検討/指示を適切な内容で、
漏れなく、迅速に行うことができる。また、設計変更の
評価を同時併行で検討およびフィードバックを行えるの
で、各工程への実施・反映が迅速、確実に行えるように
なる。複数の評価先で異なる評価結果が出されたとき、
総合評価プロセスの運用で、検討結果が矛盾する回答の
判断・解決は関係する組織間の専門家同志のコミュニケ
ーションにより、最適、かつ迅速な処理を行える。
実施例を詳細に説明する。
システム(以下、本システムと呼ぶ)を運用するための
全体構成図である。設計部門は、市場で稼動している製
品、設計・生産の仕掛中の製品の設計品質上の問題・課
題から対策の依頼、指示を受けて、最適な設計変更内容
を検討・まとめて、設計変更指示書を作成する。この設
計変更指示書は、設計者が設計変更を実施反映したい製
品を指定し、目的、理由、内容等の設計変更指示書の指
定項目を入力して作成する。また、設計者は変更部品の
変更図面を作成して、設計変更指示書と対応して変更図
面を登録する。設計変更指示書と変更部品の内容により
部品構成情報と製品の検討組織とを参照して必要な検討
プロセスがデフォルトで設定・表示される。設計者は各
検討プロセスの要否を確認し、設計部門内の検印処理が
行われ、設定したワークフローにしたがって各検討依頼
の組織へ同時併行に検討依頼が行われる。
その内容に対する図面データ(変更図面と正式に登録さ
れている図面)を参照して、生産技術者、サービス技術
者等が組立性と部品加工性の技術的/性能的な検討、市
場でのサービス性の検討、製品が申請・取得している法
規格との適合性の検討、OEM対象製品であればOEM
契約に基づく事前承認の取得等の必要な検討を行い、そ
の結果を設計部門へ戻す。複数の評価先からの評価結果
のうちNG判定があれば、総合評価部門へ評価依頼を行
う。設定されたすべての検討が完了すると、承認・リリ
ースの権限を持つ組織・個人に依頼・処理され、実行・
反映を行う組織に指示・命令を伝達する。
更の処理と管理を行うために、設計変更に関わるすべて
のドキュメントはデータベースに登録され、公開され
る。また、必要なプロセスを適切な組織・個人に依頼・
指示をコントロールする関連区情報データベースを維持
管理する。この関連区情報データベースには生産・販売
対象の全製品に対し、製品を識別するコード、製品名、
仕向地等の体系化したキーワードの登録とワークフロー
の各プロセスを担当する組織・個人を新製品のリリース
ごとに登録し、組織変更、担当変更の度に改訂維持す
る。
評価があり、必要に応じて検討依頼するワークフローが
設定される。 (1)総合評価検討 部品の共通化が進み、国内外の複数生産拠点で、異なる
製品に同じ部品を使用しているが、各拠点ではそれぞれ
独自の生産準備・工程設定を行っている。そのため同一
の設計変更に対して、各拠点では組立性や加工性の検討
結果が異なる場合があり、その場合に総合的に評価し
て、調整・決定する「総合評価検討」のプロセスを設定
する。関連区情報データベース(DB)には、製品単位
に組立性と加工性のそれぞれの総合評価区が登録され
る。設計変更された製品により、その総合評価区は関連
区情報DBの総合評価区にデフォルト設定される。ま
た、設計変更内容から設計部門の判断で、技術検討区を
総合評価区に個別選択することもできる。各拠点の検討
結果にNG判定があった場合、設計変更指示書は自動的
に総合評価区に評価依頼が行われる。
象部品を共通使用する製品を特定し、関連区情報DBに
登録されている組立性検討区へ同時並行して検討依頼を
行う。設計者は組立性検討依頼を不要とすることはでき
ない。検討結果にNG(変更内容に追加・修正依頼)判
定があった場合は、拠点全体で総合的に調整・判断して
設計にフィードバックする総合評価区に評価依頼を行
う。
とする。関連区情報DBに部品単位に技術担当者を登録
し、新製品や設計変更がでるたびに関連区情報DBを更
新する。また、製品単位にも、生産準備を主管した部署
が加工性検討区として登録される。検討結果にNG(変
更内容に追加・修正依頼)判定があった場合は、拠点全
体で総合的に調整・判断して設計にフィードバックする
総合評価区に評価依頼が行われる。
合、その変更内容は製品単位の技術検討と併行してユニ
ット単位の技術検討を行う。
ステップ以降)に、関連区情報DBに担当者の登録を行
い、量産以降のステップの変更内容をサービス部品供給
やSE(サービスエンジニア)工程に反映する検討とフ
ィードバックを行う。
ations)検討区はBABT認証が必要な製品を関連区情
報DBに登録する。設計変更の対象にBABT取得認定
製品がある場合は、検討依頼が行われる。BABT検討
区は内容を確認し、BABTの認証機関から認定された
社内承認者が判定する。
ompatibility)、通信の申請・認可を行っている製品を
その法規格審査部門と対応付けて関連区情報DBへ登録
する。設計変更の製品の中に安全、EMC、通信の申請
をした製品があった場合、設計判断で検討依頼が行われ
る。
約によりOEM事前承認を必要とする場合がある。この
場合、OEM社内検討区はOEM供給の対象製品を判定
し、その製品と検討担当者とを対応付けて関連区情報D
Bへ登録する。設計変更の製品にOEM社内検討担当者
が登録されている場合、検討依頼された社内検討区は設
計変更内容とOEM契約から、OEM顧客への事前承認
依頼の要否を判断する。
システムの機能構成を説明するためのブロック図であ
る。図2において、本システムは、少なくとも変更部品
情報入力手段110、製品特定手段120、部品構成情
報データベース(DB)125、評価先選択手段13
0、関連区情報データベース(DB)135、送信手段
140、表示制御手段150、図面データデータベース
(DB)155、受信手段160、図面データ更新手段
170、提供先選択手段180、提供手段190、設計
変更指示書データベース(DB)195を含んでいる。
のデータベースについて説明する。部品構成情報データ
ベース(DB)125は、製品の部品構成を管理する部
品表であり、部番台帳と部品構成台帳の二つの情報で構
成され、製品および部品の生産管理とサービス管理のシ
ステムと直結したデータベースである。ここで、部番台
帳は、部品番号および図面の管理項目を定めた管理台帳
(部品履歴の永久管理台帳)であり、部品構成台帳は、
製品ごとの部品構成をユニットや組立の階層レベルで登
録し、部品の親子、手配単位、サービス単位、使用個数
等々を管理・リリースし、さらに生産管理やサービス管
理のシステムとデータ連携している。この部品構成情報
DB125は、新製品の量産化が決定し、技術試作以降
のステップに進む時に、設計部品表を出図・リリース
し、生産準備やサービス準備の具体的な投資や工程設定
を開始するために使われ、新製品の追加や設計変更指示
書のリリースによって、その都度更新され、生産・サー
ビスのシステムにもデータ更新・反映が行われる。生産
拠点ごとの工程を追加した生産部品表、生産管理の製品
構成に組込まれ、生産計画に基づく部品購入や製品組立
指示に使われる。また、サービス部品表に組込まれ、サ
ービス部品の購入・管理にも使われる。
は、CADや手書きで作成された図面原本(データまた
は紙)を統一したデータ形式に変換し、製品の部品およ
び組立に関する図面のすべての変更履歴を保管管理した
データベースである。設計者は、一つの図面に対して異
なる変更を複数回併行して行うことができ、CADで作
成・登録された複数の変更図面は検討図面として図面デ
ータDB155へ登録され、設計変更指示書と対応して
設計変更指示書DB195へ登録され、履歴管理されて
公開される。この変更された図面のうちリリース対象と
なった変更図面は、正式図面として図面データDB15
5へ登録される。この図面データデータDB155は、
製品、部品の製作、組立、検査等の基幹業務や関連の支
援業務、製品開発・改良の図面検討等々で各拠点のユー
ザに使われる。特に、本システムでは設計変更の事前検
討のワークフローを設定し、検討用図面として使用す
る。
ADから登録されるごとに、部品番号に対して登録順に
リビジョンを付け、履歴管理を行う。最初に登録される
検討図面は、Rev.1となり、Rev.1に対して変更した図面
が登録されるとRev.2となりリビジョンが更新される。
一つの図面で検討が繰り返し行われ、リビジョンが複数
登録された検討図面は、設計変更指示書の承認・リリー
スで、最終確定したリビジョンの図面が正式図面とな
り、図面データDB155へ登録される。正式図面とす
るには、確定した検討図面のデータをそのままにし、図
面属性情報のフラグを検討から正式に切替えるだけであ
る。部品番号とサフィックスですべての正式図面の履歴
管理を行い、旧図面と最新版図面とを識別して、誤使用
を防止し、常に必要な正式図面が利用できる保証をして
いる。
は、設計・生産の業務プロセスおよびシステムで、必要
な製品管理を行うために、製品とその管理項目を登録・
維持し、部品構成情報DB125と連携して製品管理の
マスターとし、組織変更や人事異動に適切・迅速に更新
される(図3参照)。この関連区情報DB135は、個
別設計変更の必要な事前検討プロセスを適切に行うため
のワークフローのシステム制御に使用する。例えば、図
面変更有りのときには、加工技術検討を依頼し、製品が
OEMブランドであれば、OEM検討を行って承認を依
頼する等の各種事前検討依頼をする/しないの判断に使
われる。また、個別設計変更を実施・反映する必要な部
署に漏れなく伝達・指示するために、各プロセスの内部
詳細ワークフローが設定されている。
は、次のものがある。 ・製品の種類を区分し、分類する ブランド、仕向地、製品セグメント ・設計変更処理ワークフローを処理する製品別担当区 製品責任区、設計区、技術区、サービス区等 ・設計変更処理ワークフローを処理する製品別担当者
(必要に応じて登録) 担当区の窓口担当者 業種別の部品技術者→プレス、モールド ・リリース情報の製品別提供先、提供形態 資材区、検査区、紙または電子、CD−ROM ・利用権限の設定・管理 ID登録、作成・編集・承認・閲覧の権限
5は、図面および部品構成を変更し、製品に指示・反映
する場合に、変更履歴の指示・管理を100%保証する
ため、必ず作成を義務付けているドキュメントおよび図
面データからなる設計変更指示書を保管管理するデータ
ベースである。この設計変更指示書は、設計変更を指示
し、製品へ実施・反映するアクションを行うための指示
・命令文書として使われる。指示書を基準に、図面およ
び関連技術情報が統合管理されており、実施・反映の業
務を行うユーザは設計変更指示書を任意に指定し、必要
な関連情報を容易に検索または出力して業務を実行す
る。この設計指示書には、設計変更の目的、理由、実施
時期、審査、承認等を記述したドキュメント(設計変更
指示書A票)と、新旧の部品構成、実施・反映対象の製
品(実施機種)等の具体的な部品に対する変更指示内容
(設計変更指示書B票)とからなっている。
システムの処理手順を説明するフローチャートである。
この処理手順を用いて上述した各機能(変更部品情報入
力手段110、製品特定手段120、評価先選択手段1
30、送信手段140、表示制御手段150、受信手段
160、図面データ更新手段170、提供先選択手段1
80、提供手段190)を説明する。
掛中の製品に対する設計品質上の問題・課題から対策の
依頼、指示を受けて、設計者は最適な設計変更内容を検
討・まとめて、設計変更指示書の作成を行う。変更部品
情報入力手段110では、設計者は設計変更を実施反映
したい製品を指定し、目的、理由、内容等の設計変更指
示書の指定項目を設計変更指示書A票として入力する
(ステップS10)。さらに、図5のような画面から変
更部品を選択し、図6のような部品変更の新旧構成を入
力して設計変更指示書B票を作成する(ステップS1
1)。また、CADシステムで変更図面を作成し、図面
データDB155へ登録しておく。この変更部品の新旧
構成と変更図面は登録により、設計変更指示書と対応し
て設計変更指示書DB195へ登録・格納される。
B195に格納された今変更対象としている設計変更指
示書の変更部品の新旧構成から部品構成情報DB125
を検索して、この変更部品を使用しているすべての製品
を特定する(ステップS12)。評価先選択手段130
は、関連区情報DB135を参照して、ここで特定され
た製品に必要な評価先を抽出する。抽出された評価先へ
の検討プロセスがデフォルトで設定・表示され、設計者
は各検討プロセスの要否を確認し、必要な場合は検討プ
ロセスの修正を行う(ステップS13)。検討プロセス
の要否は、図7に示したように「検討要否確認」ボタン
を押すことにより確認できる。このとき必要であれば要
否の修正もできる。次に、検討が要となった評価につい
ては、その製品について関連区情報DB135を参照し
て評価先の一覧を表示させる(例えば、組立性検討に対
して図8参照)。この評価先の一覧から各組織の検討担
当者やリーダを設定する。ここで、関連組織に漏れなく
可否評価を行わせるために表示された一覧のすべての組
織について設定する。
正が完了し、検印処理が行われると設定したワークフロ
ーにしたがって同時併行で各評価先へ検討依頼を行う
(ステップS14)。
示書ごとのワークフローと最新状態を進度一覧ですべて
のユーザが随時、閲覧できる。受信手段160は、同種
類の検討(例えば、加工性検討で部品を共通使用する複
数拠点で併行検討)が複数の組織で行われ、OKとNG
の両方の判定結果を受信した場合には、設計者がその内
容の変更を検討し、設計変更を変更したときには必要に
応じて、再度の検討依頼を行う。この場合には、既に設
定されているワークフローの繰り返しではなく、NGと
判定したプロセスの回答の優先順位付、他のプロセスの
進度状況(検討完了か否か)、変更内容の影響度等から
再検討のワークフローを設定する。このため、予め、関
連区情報DB135に総合評価を担当する組織を設定す
ることにより、矛盾する判定結果が出た場合には、ワー
クフローに総合評価のプロセスが自動的に追加され、検
討依頼がその総合評価先へ送信手段140から送信され
る(ステップS15)。このように総合評価のプロセス
を追加することによって、同種類の検討を行う複数の組
織間をまとめ、総合的に適切な回答を迅速に得ることが
できる。
内容を図面に対応して図形や数値、文書等を朱書きした
り、朱書きを図面と重ね合せて閲覧する。朱書きデータ
は、設計変更指示書の子文書として設計変更指示書DB
195に登録される。これにより、相互に情報の交換、
確認を容易に、迅速に行うことができる。
数検討で評価結果がすべてOKを受信すると、設計変更
指示書の審査・承認を行うプロセスへ進む(ステップS
16)。図面データ更新手段170は、この承認が行わ
れると、リビジョンが複数登録された検討図面から最終
確定の図面のリビジョンが正式図面として図面データD
B155へ登録される。リリースされると、提供先選択
手段180は、設計変更の指示を伝達する提供先の組織
を関連区情報DB135から選択する(ステップS1
7)。提供手段190は、その提供先の組織に対して設
計変更指示書をリリース指示書として送信して、設計変
更の伝達を行う(ステップS18)。
る。評価先や関連部門のユーザが変更図面を閲覧すると
きには、図9のように設計変更指示書を表示させ、その
画面で「変更構成」ボタンを押して、図面リストの部品
情報から部品番号を選択し、「図面検索」を指示するこ
とにより図面データDB155の変更図面を容易に検索
・表示することができる。
所を強調するマークアップ、新旧図面を重ねて変更箇
所、変更内容を容易に識別表示するドキュメント比較、
検討結果で作成された図面修正の朱書き等の表示を行う
ことができる。これにより漏れのない確認やフィードバ
ックが行えるので、図面検討の業務を確実に行える。
0のように新図面と旧図面を検索して、重ね合わせて新
旧の変更部分だけを目立つ色で強調する(図中「ドキュ
メント比較用バーズアイ」のウインドウ参照)ことによ
って、変更箇所の位置を瞬時に確認できる。また、その
新旧図面を連動させて拡大表示させ、変更内容の詳細内
容を確認することができる(図中新旧の拡大された図面
参照)。
ヤを重ねた状態で、レイヤに対して朱書きを行い、その
朱書きデータは設計変更指示書の子文書として設計変更
指示書DB195に登録される。図11のように設計者
は、この朱書き機能を利用して、紙図面で変更箇所に赤
ペンをするイメージで、変更箇所を強調するマークアッ
プを行い、検討依頼内容が一目で見えるようにできる。
に限定されたものではない。上述した実施の形態の設計
変更支援システムを構成する各機能をそれぞれプログラ
ム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込
んでおき、このCD−ROMをCD−ROMドライブの
ような媒体駆動装置を搭載したコンピュータに装着し
て、これらのプログラムをそれぞれのコンピュータのメ
モリあるいは記憶装置に格納し、それを実行することに
よって、本発明の目的を達成することができる。
ば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例え
ば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例
えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれ
であってもよい。
き、オペレーティングシステム等が実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって上述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれる。
ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリにロードさ
れ、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって、上述した
実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
ュータの磁気ディスク等の記憶装置に格納しておき、通
信網で接続されたユーザのコンピュータからダウンロー
ドさせたり、またサーバコンピュータから配信等の形式
で頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も
本発明の記録媒体に含まれる。
製品供給体制やサービス体制の国内外への分散・拡大だ
けでなく、日本国内または海外の単一国内の複数拠点へ
の分散・拡大も含むグローバル化に対応して、設計者が
設計変更の対象となるすべての製品、すべての拠点を把
握していなくても設計変更の検討/指示を適切な内容
で、漏れなく、迅速に行うことができる。
よびフィードバックを行えるので、各工程への実施・反
映が迅速、確実に行えるようになる。複数の評価先で異
なる評価結果が出されたとき、総合評価プロセスの運用
で、検討結果が矛盾する回答の判断・解決は関係する組
織間の専門家同志のコミュニケーションにより、最適、
かつ迅速な処理を行える。
運用するための全体構成図である。
機能構成を説明するためのブロック図である。
処理手順を説明するフローチャートである。
する画面例である。
の指示画面例である。
である。
面例である。
ースまでの業務の流れを説明するための業務プロセスの
ワークフローである。
段、125…部品構成情報データベース(DB)、13
0…評価先選択手段、135…関連区情報データベース
(DB)、140…送信手段、150…表示制御手段、
155…図面データデータベース(DB)、160…受
信手段、170…図面データ更新手段、180…提供先
選択手段、190…提供手段、195…設計変更指示書
データベース(DB)。
Claims (12)
- 【請求項1】 製品を構成する部品に対する設計変更の
実行プロセスを支援するための設計変更支援システムに
おいて、前記製品の部品構成を管理する部品構成情報デ
ータベースと、設計変更による可否評価を行う組織およ
び/または担当者を前記製品と関連付けて記憶する関係
区情報データベースと、設計変更対象の前記部品に関す
る情報を入力する変更部品情報入力手段と、入力された
部品情報に基づいて前記部品構成情報データベースを検
索し、その部品を使用している製品を特定する製品特定
手段と、その特定された製品に基づいて前記関係区情報
データベースを検索し、前記部品の設計変更の可否評価
を行う組織および/または担当者を選択する評価先選択
手段と、前記評価先選択手段で選択した組織および/ま
たは担当者に対して、前記部品の設計変更の可否評価依
頼を電子的に送信する送信手段と、前記評価依頼先の組
織、および/または担当者による前記部品の設計変更の
可否評価結果を受信する受信手段とを備えることを特徴
とする設計変更支援システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の設計変更支援システム
において、前記関係区情報データベースは、部品の組立
性、加工性、サービス性および/または法規格の評価、
および/または、製品のOEM供給先への設計変更事前
承認の要否を判定する組織および/または担当者を前記
製品と関連付けて記憶することを特徴とする設計変更支
援システム。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の設計変更支援
システムにおいて、前記評価先選択手段は、前記特定さ
れた製品に基づいて前記関係区情報データベースから検
索された前記部品の設計変更の可否評価を行う組織およ
び/または担当者を設計者が任意に変更できないことを
特徴とする設計変更支援システム。 - 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の設計変更
支援システムにおいて、前記送信手段は、前記評価先選
択手段が選択した組織および/または担当者に対して、
設計変更の可否評価依頼を同時に送信することを特徴と
する設計変更支援システム。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載の設計
変更支援システムにおいて、前記関係区情報データベー
スは、設計変更に対して総合的に評価を行う組織および
/または担当者を前記製品と関連付けて記憶し、前記送
信手段は、前記受信手段で受信した評価結果が矛盾した
結果である場合には、この矛盾した評価に対する総合評
価を行う組織および/または担当者を前記関係区情報デ
ータベースから選択し、その選択された総合評価の評価
頼先に送信することを特徴とする設計変更支援システ
ム。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5に記載の
設計変更支援システムにおいて、設計変更された図面と
変更前の正式図面とを区別して部品と関連付けて記憶す
る図面データデータベースと、評価を依頼された評価先
組織および/または担当者が操作する端末からの指示
で、評価依頼された評価対象の部品の変更図面とそれに
対する変更前の正式図面とを前記図面データデータベー
スから読み出したときに、同一の画面上に表示させる表
示制御手段とを備えることを特徴とする設計変更支援シ
ステム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の設計変更支援システム
において、前記表示制御手段は、変更図面と変更前の正
式図面とを識別できるように表示することを特徴とする
設計変更支援システム。 - 【請求項8】 請求項6に記載の設計変更支援システム
において、前記表示制御手段は、変更図面の変更部分を
目立つように強調し、変更前の正式図面と重ね合わせて
表示することを特徴とする設計変更支援システム。 - 【請求項9】 請求項6、7または8に記載の設計変更
支援システムにおいて、前記受信手段で受信した評価結
果が設計変更可であるとき、前記図面データデータベー
スに記憶した複数の変更図面のうち、最新に記憶された
図面を正式図面として更新する図面データ更新手段とを
備えることを特徴とする設計変更支援システム。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1に記載の
設計変更支援システムにおいて、前記部品に対する設計
変更指示書をこの部品と関連付けて記憶する設計変更指
示書データベースと、設計変更を実施・反映するために
必要な伝達・指示を与える提供先の組織を前記製品と関
連付けて前記関係区情報データベースに記憶し、前記受
信手段で受信した評価結果が設計変更可であるとき、前
記製品特定手段でその部品に対する製品を特定して、そ
の特定された製品に対する設計変更の伝達・指示を提供
する組織を前記関係区情報データベースから選択する提
供先選択手段と、前記部品に対する設計変更指示書と設
計変更した図面とを前記提供先へ送信する提供手段とを
備えることを特徴とする設計変更支援システム。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1に記載
の設計変更支援システムの機能を実行するためのプログ
ラム。 - 【請求項12】 請求項11に記載のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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